JPH11188890A - 液体補充方法及び該方法を用いた液体吐出記録装置 - Google Patents

液体補充方法及び該方法を用いた液体吐出記録装置

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JPH11188890A
JPH11188890A JP10261797A JP26179798A JPH11188890A JP H11188890 A JPH11188890 A JP H11188890A JP 10261797 A JP10261797 A JP 10261797A JP 26179798 A JP26179798 A JP 26179798A JP H11188890 A JPH11188890 A JP H11188890A
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tube
tank
ink
sub
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JP10261797A
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Toshiro Sugiyama
敏郎 杉山
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Canon Inc
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の液体供給経路を備える液体供給機構へ
の液体の補充を容易かつ効率的に行う。 【解決手段】 サブタンク12を経由してメインタンク
13から印字ヘッド11へインクを供給する供給経路が
6つ設けられている。これらの供給経路は第1群81と
第2群82とに分けられ、それぞれの群ごとに、サブタ
ンク12内に負圧を発生させるための負圧発生用チュー
ブポンプ19a,19bが設けられている。サブタンク
12にインクを補充する際には、補充が必要なサブタン
ク12が属する供給経路についてヘッドチューブ密閉弁
25を閉じるとともに負圧チューブ密閉弁26を開き、
負圧発生用チューブポンプ19a,19bを駆動し、そ
のサブタンク12内を減圧することによってインクの補
充を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の異なる
液体を供給可能とする液体供給機構における液体補充方
法、及び該方法を利用して液体を吐出して記録を行う液
体吐出記録装置に関し、具体的には、メインタンクに収
容されたインクを一時的にサブタンクに保持し、サブタ
ンクから印字ヘッドにインクを供給するとともに、サブ
タンク内のインクがなくなったらメインタンクからサブ
タンクにインクを補充するカラーインクジェット記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体供給経路による液体の供給に関する
技術は様々な分野で利用されているが、その一例とし
て、記録ヘッドからインク液滴を吐出して被記録媒体に
記録を行う液体供給装置としてのインクジェット記録装
置が挙げられる。
【0003】インクジェット記録装置は品位の高い画像
を高速、低騒音で記録することができるとともに、カラ
ー画像をも容易に得ることができるという利点があり、
近年では例えばポスター出力などの大きい紙サイズの記
録や、記録ボリュームが大きい装置にも利用されるよう
になってきている。
【0004】ここで、インクジェット記録装置はインク
を吐出して記録を行うものなので、記録ヘッドには、吐
出により消費されたインクを常時供給する必要がある。
この記録ヘッドへのインク供給方式としては、特にイン
ク消費量の多い装置の場合、大容量のタンクが記録装置
本体と一体的に装着され、そのタンクからヘッドカート
リッジまでの間にチューブ等の管でインク流路を構成す
るとともに、インク流路中にヘッドカートリッジにイン
クを送り込む為の機構を設け、この機構によりインクを
補充する方式が一般的に知られている。インクを送り込
む為の機構の具体例としては、チューブポンプのよう
に、チューブを押し潰してインクを送る機構を用いるこ
とができる。
【0005】ところで、上述のように大量のインクを使
用するインクジェット記録装置においても、装置の小型
化が求められるとともに、より一層の高階調、高画質化
を高速で行うことが求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の方
式では、例えばカラー記録等、複数種類の記録液を使用
する場合、各色毎に独立してチューブポンプなどのイン
クを送る機構を設ける必要があり、特に多くの色を利用
する場合などには供給ユニットの大型化を招き、ひいて
は記録装置全体が大型のものになってしまうという恐れ
がある。
【0007】加えて、上述の方式では、機構内をインク
が通過する為、ゴミ等を確実に除去することは困難であ
った。そこで、特に高画質を実現するために吐出口径を
小さくするような場合には、これらのゴミが記録ヘッド
のノズルに付着して固化し、目詰まりするなどの恐れが
あり、それを解消するためにはゴミを除去するためのフ
ィルターなどの特別の構成を設ける必要があった。
【0008】本出願人は、特開平10−6521号公報
において、インクを送り出すための機構をインク供給経
路とは独立に設けることで、ゴミの除去に対する課題を
解決し、液体供給経路内での液体の供給を容易かつ確実
に行う液体供給方法及び液体供給装置を提案している。
【0009】本発明は、上述の提案をもとに本発明者に
よる更なる鋭意研究の結果想起されたものであり、その
目的は、複数の液体供給経路を備える液体供給機構への
液体の補充を、容易かつ高速に行う液体補充方法を提供
することである。
【0010】また、本発明の他の目的は、ゴミの混入の
恐れがなく、供給ユニットを小型化すると同時に、長期
間で見た場合の印字時間に占めるインク補充時間を短縮
することで高速記録を実現する液体吐出記録装置を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液体補充方法は、一時的に液体を保有し、
大気を導入することで前記液体を供給するサブタンクが
設けられた液体供給経路を3つ以上備える液体供給機構
への液体補充方法であって、前記サブタンクに液体を補
充するための負圧発生手段を複数かつ前記液体供給経路
の数より少ない数だけ用意するとともに、前記複数の液
体供給経路を前記負圧発生手段の数に応じた群に分け、
各群の中で最も液体が消費されたサブタンクをそれぞれ
密閉空間とし、各群に対応する前記負圧発生手段により
それぞれ密閉空間とされたサブタンク内を減圧しつつ液
体を補充することを特徴とする。
【0012】また、本発明の液体吐出記録装置は、液体
を吐出して記録を行なうための液体吐出ヘッドと、前記
液体吐出ヘッドに供給するための液体を収容するメイン
タンクと、前記液体吐出ヘッドとメインタンクとの間に
設けられ一時的に液体を保持するとともに大気を導入す
ることで前記ヘッドへ液体を供給するサブタンクと、を
備える液体供給経路を少なくとも3つ以上有し、互いに
種類の異なる液体を吐出可能な液体吐出記録装置におい
て、前記メインタンクから前記サブタンクに液体を補充
するために前記サブタンク内を減圧する負圧発生手段を
複数かつ前記液体供給経路の数より少ない数だけ備え、
前記複数の液体供給経路はそれぞれ前記サブタンクを密
閉空間にするための密閉手段を備えるとともに、前記負
圧発生手段の数に応じた群に分けられ、各群の中で最も
液体が消費されたサブタンクに対して対応する前記負圧
発生手段による液体の補充が行われることを特徴とす
る。
【0013】上記のとおり構成された本発明では、液体
供給経路中の液体は、サブタンクを経由して下流側に供
給される。サブタンクに液体を補充する際にはサブタン
クを大気に対して密閉し、液体供給経路とは異なる経路
に設けられた負圧発生手段を用いて減圧することで、サ
ブタンクに液体供給経路の上流側から液体が補充される
ので、液体供給経路の構成が簡単でありながらも安定し
た液体の補充を実現できる。
【0014】加えて、本発明では負圧発生手段に対応す
る群に分けられた複数の液体供給経路のうち、各群にお
いて最も液体消費量の多い供給経路を選び出し、選び出
された供給経路にそれぞれ対応する負圧発生手段を用い
て同時に液体を補充することが可能になるため、効率的
な液体の補充が行なえ、液体の補充に要する時間を短縮
化することができる。
【0015】この時、特に負圧発生手段はサブタンク内
の空気のみを排出することで、負圧発生手段の負圧発生
力のロスを最小限に抑え、液体の補充時間を短縮するこ
とが出来る。また、それぞれの液体供給経路に設けられ
たサブタンクの液量を検知し、いずれか一つのサブタン
クの液量が所定量を下回ったときに液体を補充すること
で、より効率のよい液体補充を実現することができる。
【0016】また、本発明の液体補充方法を、液体供給
経路の下流端に液体吐出ヘッドを設けた液体吐出記録装
置に適用することによって、液体供給経路中に発生する
異物が少なくなるので、液体吐出ヘッドのノズルの目詰
まりも発生しにくくなる。
【0017】なお、本発明でいう密閉とは、外部雰囲気
に対しての密閉である。つまり、液体供給経路の下流端
では液体吐出ヘッドなど何らかのかたちで外部雰囲気に
対して開放されているが、この部分との接続を絶てば、
サブタンクが他の部分と接続されていても本発明でいう
密閉である。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1および図2は、それぞれ本発明のイン
クジェット記録装置の一実施形態の平面図および正面図
である。
【0020】本実施形態のインクジェット記録装置で
は、複数の印字ヘッド11を搭載するキャリッジ1が、
2つの側板2a、2bに支持されたガイドレール3に矢
印A方向に摺動自在に設けられている。キャリッジ1に
は、2つのプーリ間に掛け回されたタイミングベルト4
の一部位が結合されており、一方のプーリをキャリッジ
モータ5によって正回転および逆回転させることで、キ
ャリッジ1が矢印A方向に往復移動される構成となって
いる。
【0021】各印字ヘッド11は、それぞれインクを吐
出するノズル(不図示)と、ノズル内のインクを加熱し
てノズル内部のインクを膜沸騰させるための発熱素子
(不図示)とを有する。発熱素子を駆動してノズル内の
インクを膜沸騰させると、ノズル内に気泡が生じ、その
気泡の成長に伴い、ノズルからインクが吐出される。
【0022】また、印字ヘッド11による印字対象とな
る被記録媒体は、不図示の被記録媒体搬送機構により、
印字ヘッド11のノズルに対向する位置に搬送される。
【0023】記録装置本体の下部には、印字ヘッド11
の数に対応した複数のメインタンク13が設けられる。
これらメインタンク13は、それぞれ異なる色のインク
を収容している。また、キャリッジ1にも、印字ヘッド
11の数に対応した複数のサブタンク12が搭載されて
いる。メインタンク13とサブタンク12とはタンクチ
ューブ20によってそれぞれ接続され、サブタンク12
と印字ヘッド11とはヘッドチューブ21によってそれ
ぞれ接続されている。サブタンク12には、その内部に
保持されるインク残量を検知するインク残量検出手段
(不図示)が設けられている。
【0024】本実施形態では、メインタンク13、サブ
タンク12および印字ヘッド11の数は6個であり、そ
れぞれ異なる色のインク(シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラック、シアン淡色、マゼンタ淡色)が収容ある
いは供給される。
【0025】また、このインクジェット記録装置には、
印字ヘッド11の吐出特性を維持するための回復機構
と、前記サブタンクへインクを補給するための補給機構
とを備えた回復・供給ユニット6が設けられている。回
復・供給ユニット6には、回復機構として、印字ヘッド
11のノズルの開口面である吐出口面を密閉するための
キャップ部と、インク吐出面を払拭するワイパーブレー
ドと、印字ヘッド内のインクを強制的に吸引するための
吸引手段とを備えるとともに、補給機構として、サブタ
ンクにインクを補充する際にサブタンク内に負圧を発生
させるための負圧発生手段を備え、これらを駆動する駆
動系等(いずれも不図示)を有する。
【0026】ここで、本実施形態のインクジェット記録
装置のインク経路について、図3を参照して説明する。
なお、インク経路は各色ごとに設けられているが、それ
ぞれのインク経路はいずれも同じであるので、以下では
1色のインク経路について説明する。
【0027】メインタンク13は、タンクチューブ20
によってサブタンク12と接続されている。タンクチュ
ーブ20の、サブタンク12と接続される側の端部はサ
ブタンク12内に挿入されており、その先端には、サブ
タンク12内への異物の流入を防止するフィルタが取り
付けられている。サブタンク12の上部には、不図示の
駆動源で駆動される大気開放弁24が設けられている。
【0028】サブタンク12は、その底部において、ヘ
ッドチューブ21によって印字ヘッド11と接続され、
サブタンク12から印字ヘッド11へのインクの供給
は、印字ヘッド11のノズルでの毛管現象によってなさ
れる。ここで、サブタンク12内のインクの液面に対し
て印字ヘッド11の位置が低いと、印字ヘッド11のノ
ズルからインクが漏れ出てしまうので、印字ヘッド11
は、サブタンク12内の最大インク液面高さよりも高い
位置に配置される。同様に、メインタンク13からサブ
タンク12への不用意なインクの導出を防止するため、
メインタンク12はサブタンク12内の最小インク液面
高さよりも低い位置に配置される。
【0029】ヘッドチューブ21には、ヘッドチューブ
21を押し潰すことでサブタンク12と印字ヘッド11
との間のインク経路を閉鎖するヘッドチューブ密閉弁2
5が設けられている。
【0030】回復・供給ユニット6は、印字ヘッド11
の移動範囲内で、かつ、被記録媒体の記録領域外に設け
られている。回復・供給ユニット6のキャップ16は、
矢印B方向に移動可能に設けられており、吸引チューブ
22によって廃インクタンク14に接続されている。吸
引チューブ22には回復用チューブポンプ18が設けら
れており、キャップ16で印字ヘッド11をキャッピン
グした状態で回復用チューブポンプ18を駆動すること
で、印字ヘッド11内のインクはキャップ16に吸引さ
れ、吸引チューブ22を介して廃インクタンク14に収
容される。
【0031】廃インクタンク14とサブタンク12と
は、負圧チューブ23によって接続されている。負圧チ
ューブ23は、サブタンク12の上端部でサブタンク1
2と接続される。また、負圧チューブ23の中間部に
は、負圧チューブ密閉弁26および負圧発生用チューブ
ポンプ19が介装される。負圧発生用チューブポンプ1
9は回復・供給ユニット6に設けられる。負圧チューブ
密閉弁26を開いた状態で負圧発生用チューブポンプ1
9を駆動することで、サブタンク12内の空気が吸引さ
れ、負圧チューブ23を通って廃インクタンク14の開
口部14aから外部に排出される。
【0032】ここで、図3に示したインク経路における
インクの概略の流れについて説明する。
【0033】記録動作は、負圧チューブ密閉弁26を閉
じた状態で、キャリッジ1の往復移動による印字ヘッド
11の走査と、被記録媒体のピッチ送りとを繰り返しな
がら、印字ヘッド11からインクを吐出させて行われ
る。印字ヘッド11からのインクの吐出に伴ってサブタ
ンク12内のインクが消費され、サブタンク12内のイ
ンク残量が少なくなると、これがインク残量検出手段で
検出される。このことが検出されると、その時点で記録
を行っている被記録媒体への記録を一時的に停止した
後、印字ヘッド11はキャップ16と対向する位置に移
動され、キャップ16により印字ヘッド11をキャッピ
ングする。次いで、ヘッドチューブ密閉弁25および大
気開放弁24を閉じるとともに、負圧チューブ密閉弁2
6を開き、インク供給経路中においてサブタンク12を
密閉空間とする。
【0034】この状態で負圧発生用ポンプ19を駆動す
ると、負圧チューブ23を介してサブタンク12内の空
気が排出され、サブタンク12内には負圧が発生し、サ
ブタンク12は密閉減圧空間とされる。これにより、メ
インタンク13内のインクが、タンクチューブ20を通
ってサブタンク12に補充される。
【0035】サブタンク12がインクで満たされ、これ
がインク残量検出手段で検出されたら、大気開放弁24
を開いてサブタンク12の減圧状態を解除するととも
に、ヘッドチューブ密閉弁25を開き、負圧チューブ密
閉弁26を閉じ、負圧発生用ポンプ19を停止した後、
記録動作を再開する。
【0036】このように、メインタンク13からサブタ
ンク12へのインクの補充は、サブタンク12内に負圧
を発生させ、その負圧を利用して行っているので、メイ
ンタンク13とサブタンク12との間にインクを送り出
すための機構を設ける必要はない。その結果、インク供
給経路の構成が簡単になり、インク供給経路で発生する
ゴミ等の異物も少なくなるので、安定したインク補充が
実現される。
【0037】なお、インク経路は各色ごとに同じ構成で
あると先に述べたが、正確には、回復用チューブポンプ
18および負圧発生用チューブポンプ19は各色ごとに
は設けられていない。本実施形態では、3つの回復用チ
ューブポンプ18と2つの負圧発生用チューブポンプ1
9とを設け、これらを必要に応じて切り換えて使用して
いる。
【0038】ここで、サブタンク12へのインクの補充
に関する部分の概略の構成について、図4を参照して説
明する。図4は、本実施形態のインクジェット記録装置
の、サブタンクへのインク補充に関わる概略ブロック図
である。
【0039】図4に示すように、6つの印字ヘッド11
とサブタンク12との組を第1群81と第2群82とに
分け、各群ごとに負圧発生用チューブポンプ19a,1
9bを割り当てている。それに伴い、第1群81の各サ
ブタンク12に接続された負圧チューブ23は途中で1
本に合流して負圧発生用チューブポンプ19aに接続さ
れ、第2群82の各サブタンク12に接続された負圧チ
ューブ23も途中で1本に合流して負圧発生用チューブ
ポンプ19bに接続される。
【0040】また、ヘッドチューブ密閉弁25および負
圧チューブ密閉弁26の開閉動作を行うための弁設定機
構90a,90bが各群ごとに設けられており、インク
を補充する際には、それぞれの群の中でいずれか1つの
インク経路のヘッドチューブ密閉弁25が閉じられると
ともに、負圧チューブ密閉弁26が開かれる。さらに、
本実施形態では各印字ヘッド11にドットカウンタ(不
図示)が設けられている。
【0041】なお、図4において、チューブポンプ選択
機構60は、同一の駆動源を用いる負圧発生用チューブ
ポンプ19a,19bと回復用チューブポンプ(図4で
は不図示)との選択を行なうものであり、詳細は後述す
る。なお、後述する液体補充動作において、1色のみが
常時大量に消費されるような場合には、負圧発生用チュ
ーブポンプ19a,19bのいずれか一方のみを駆動す
ることもできるように、選択機構の構成を変更すること
が望ましい。
【0042】以下に、回復・供給ユニット6について詳
細に説明する。
【0043】図5は、図1に示した回復・供給ユニット
の左側面図である。図5に示すように、回復・供給ユニ
ット6は、印字ヘッド11をキャッピングするためのキ
ャップ機構CPと、上述した回復用チューブポンプおよ
び負圧発生用チューブポンプを含むチューブポンプ機構
TPと、チューブ密閉弁を駆動するためのチューブ弁機
構TVと、印字ヘッド11の吐出口面を払拭するための
ワイパー機構WPとを有する。
【0044】まず、キャップ機構CPについて、図6お
よび図7を参照して説明する。図6はキャップ機構の上
面図であり、図7はキャップ機構の右側面図である。
【0045】図6および図7に示すように、回復・供給
ユニット6の左側板30と右側板31とには、キャップ
クラッチ軸32、キャップカム軸33が回転自在に軸支
されるとともに、キャップレバー軸34が固定されてい
る。
【0046】キャップクラッチ軸32には、キャップ用
電磁クラッチ35が右側板31に固定されて設けられて
いる。キャップ用電磁クラッチ35は、ギア部35aと
電磁コイル部35bとで構成されている。ギア部35a
には、右側板31に固定されたステップモータ28の回
転が、ステップモータ28の回転軸に圧入されたピニオ
ンギア29、および右側板31に回転自在に軸支された
二段歯車である第1キャップギア36を介して伝達され
る。電磁コイル部35bに電流を流すと、キャップクラ
ッチ軸32にギア部35aの回転が伝達され、電流をO
FFするとギア部35aの回転はキャップクラッチ軸3
2に伝達されない。
【0047】キャップクラッチ軸32の左側板30側の
端部には、第2キャップギア37が固定されている。第
2キャップギア37は、左側板30に回転自在に軸支さ
れた二段歯車である第3キャップギア38を介して、キ
ャップカム軸33の左側板30側の端部に固定された第
4キャップギア39と噛み合い、キャップクラッチ軸3
2の回転がキャップカム軸33に伝達される。
【0048】キャップカム軸33には、センサフラッグ
40と、後述する2つのキャップレバー43a,43b
をそれぞれ揺動させるための2つのキャップカム41が
固定されている。センサフラッグ40は、径方向に突出
する突出部を有する板状の部材であり、フォトセンサ等
のキャップセンサ42がこの突出部を検出することで、
キャップカム41の位相が検出される。
【0049】キャップレバー軸34の、各キャップカム
41と対向する位置には、それぞれL字形のキャップレ
バー43a,43bが回動自在に設けられている。各キ
ャップレバー43a,43bの水平方向に延出する一端
部には、それぞれ3つずつのキャップ16a,16bが
設けられ、各キャップレバー43a,43bの下向きに
延出する他端部は、それぞれキャップばね44によって
キャップカム41に向けて付勢されている。これによ
り、キャップカム軸33の回転によりキャップカム41
が回転すると、その位相に応じてキャップレバー43
a,43bが図7に示した矢印C方向に回動し、キャッ
プ16a,16bによる印字ヘッド11のキャッピング
およびその解除が行われる。
【0050】キャップ機構CPの動作について説明す
る。
【0051】まず、キャップ用電磁クラッチ35をON
させ、ステップモータ28を図7の矢印D方向に回転さ
せる。ステップモータ28の回転は、ピニオンギア2
9、第1キャップギア36、キャップ用電磁クラッチ3
5、キャップクラッチ軸32、第2キャップギア37、
第3キャップギア38、第4キャップギア39、キャッ
プカム軸33へと伝達され、キャップカム41は図7の
矢印E方向に回動する。キャップレバー43a,43b
はキャップカム41により付勢されているので、キャッ
プカム41の回動に伴ってキャップレバー43a,43
bがキャップレバー軸34を中心として回動し、キャッ
プ16a,16bが印字ヘッド11に向けて上昇する。
この回動は、キャップセンサ42がセンサフラッグ40
の突出部を検出するまで続けられ、キャップセンサ42
がセンサフラッグ40の突出部を検出したらステップモ
ータ29が停止され、キャップ用電磁クラッチ35がO
FFされる。
【0052】これにより、キャップレバー43a,43
bは図7の実線で示した姿勢となり、キャップ16a,
16bによる印字ヘッド11のキャッピングがなされ
る。このとき、キャップカム41とキャップレバー43
a,43bとは接触しておらず、キャップばね44のば
ね力でキャップ16a,16bは印字ヘッド11を押圧
することになる。ここで、キャップ16a,16bはゴ
ム等の弾性部材で形成されており、図8に示すように、
印字ヘッド11との当接面にはリブ17が形成されてい
るため、キャップ16a,16bが印字ヘッド11に押
圧されることによりリブ17が潰れ、印字ヘッド11の
吐出口(不図示)を密閉することができる。
【0053】一方、キャップ16a,16bによるキャ
ッピングの解除動作は、以下のようにして行われる。上
述したキャップ動作と同様に、キャップ用電磁クラッチ
35をONさせ、ステップモータ28を図7の矢印D方
向に回転させると、キャップカム41は矢印E方向に回
転する。そして、キャップセンサ42がセンサフラッグ
40の突出部を検出してから所定の設定値だけキャップ
カム41が回動したらステップモータ28を停止させ、
キャップ用電磁クラッチ35をOFFする。この設定値
は、キャップカム41がキャップばね44の付勢力に抗
してキャップレバー43a,43bを押圧し、キャップ
16a,16bを完全に押し下げる量に、予め設定され
ている。この状態では、図7に二点鎖線で示すように、
キャップ16a,16bは印字ヘッド11から完全に退
避している。
【0054】なお、キャップレバー43a,43bは2
つ設けられているが、それぞれの動作は全く同様であ
る。また、一方のキャップレバー43bに設けられた3
つのキャップ16bにはそれぞれ吸引チューブ22が接
続され、これらのキャップ16bは印字ヘッド11の回
復動作に使用される。
【0055】次に、図5に示したチューブポンプ機構T
Pについて説明する。図9は、図5に示したチューブポ
ンプ機構の一部を断面で示した上面図である。また、図
10は図9に示したチューブポンプ機構の駆動機構部の
右側面図であり、図11は図9に示したチューブポンプ
の縦断面図である。
【0056】図9および図10に示すように、上述した
ステップモータ28の回転軸に圧入されたピニオンギア
29には、右側板31に回転自在に軸支された二段歯車
である第1ポンプギア61が噛み合っている。左側板3
0と右側板31とには、第1ポンプ軸62が回転自在に
軸支されている。第1ポンプ軸62には、一方向クラッ
チを有し第1ポンプ軸62が回転していない状態では図
10の矢印F方向には空転し、F方向と逆方向には噛み
合い、第1ポンプギア61と噛み合う第2ポンプギア6
3が設けられており、ステップモータ28の回転は、第
1ポンプギア61を介して第2ポンプギア63に伝達さ
れる。
【0057】第1ポンプ軸62には、図9に示すように
5つのチューブポンプ50a,50b,50c,50
d,50eが設けられている。チューブポンプ50a〜
50eは、図11に示すように、流体が通過するポンプ
チューブ51と、チューブポンプ51を受けるチューブ
受け52と、チューブ受け52との間でチューブポンプ
51を押し潰しつつ回転移動されるコロ53を保持する
コロ保持部材54とを有する。
【0058】コロ保持部材54は第1ポンプ軸62に固
定されており、同一円周上に等角度間隔で4つのコロ5
3を回転自在に保持している。チューブ受け52は、図
9および図11に示すように、左側板30および右側板
31に固定された第2ポンプ軸65に回動自在に支持さ
れ、ベース板46との間に設けられたポンプばね66に
より、第2ポンプ軸65を中心に上向きに付勢されてい
る。また、チューブ受け52は、コロ保持部材54と対
向する部位に、図12に示すように円弧状の凹部52a
を有し、この凹部52a上でポンプチューブ51を支持
している。チューブ受け52はポンプばね66により上
向きに付勢されているので、ポンプチューブ51は、コ
ロ53とチューブ受け52の凹部52aとに押し潰され
た状態でチューブ受け52とコロ保持部材54との間に
保持される。
【0059】上記構成に基づき、ステップモータ28を
図10の矢印G方向すなわちキャップ機構の動作時の回
転方向と逆の方向に回転させると、その回転は、ピニオ
ンギア29、第1ポンプギア61を介して第2ポンプギ
ア63に伝達される。ここで、第2ポンプギア63には
一方向クラッチが設けられているが、このときの第2ポ
ンプギア63の回転方向は、この一方向クラッチが作用
する回転方向であるので、第2ポンプギア63の回転は
第1ポンプ軸62に伝達され、コロ保持部材54は図1
1の矢印H方向に回転する。
【0060】コロ保持部材54の回転に伴って、コロ5
3はポンプチューブ51を押し潰しながらポンプチュー
ブ51上を回転移動する。これによりポンプチューブ5
1がしごかれ、ポンプチューブ51内の流体はポンプチ
ューブ51のしごき方向に送り出され、上流側に負圧を
発生させる。
【0061】上述したように、本実施形態では5つのチ
ューブポンプ50a〜50eを有するが、図9において
左側の3つのチューブポンプ50c〜50eを印字ヘッ
ド11(図3参照)の回復のために用いるとともに、右
側2つのチューブポンプ50a,50bをサブタンク1
2(図3参照)へのインク補充のために用い、これらを
場合に応じて切り替えている。
【0062】つまり、チューブポンプ50c〜50e
は、図3に示した回復用チューブポンプ18として機能
し、チューブポンプ50a,50bは、図3に示した負
圧発生用チューブポンプ19として機能する。これに伴
い、回復用のチューブポンプ50c〜50eのポンプチ
ューブ51の両端には、ジョイント部材を介して吸引チ
ューブ22(図3参照)が接続され、インク補充用のチ
ューブポンプ50a,50bのポンプチューブ51の両
端には、ジョイント部材を介して負圧チューブ23(図
3参照)が接続されている。
【0063】以下に、各チューブポンプの選択機構(図
4のチューブポンプ選択機構60)について、図9〜図
11を参照して説明する。
【0064】左側板30と右側板31とに回転自在に軸
支された第1中間軸66の、右側板31側の端部には、
第1ポンプギア61と噛み合う第1中間ギア67が固定
されている。第1中間軸66の左側板30側の端部に
は、二段歯車である第2中間ギア68が固定されてい
る。
【0065】左側板30と右側板31とに回転自在に軸
支されたポンプクラッチ軸69の左側板側30の端部に
は、第2中間ギア68と噛み合うギア部70aを有する
ポンプ選択用電磁クラッチ70が設けられている。この
ポンプ選択用電磁クラッチ70は、上述したキャップ機
構に用いられているキャップ用電磁クラッチ35(図6
参照)と同様の構成であり、ポンプ選択用電磁クラッチ
70に電流を流すことにより、ギア部70aの回転がポ
ンプクラッチ軸69に伝達される。
【0066】ポンプクラッチ軸69の右側板31側の端
部には第2ポンプギア71が固定されており、この第2
ポンプギア71は、第3ポンプギア72を介して、左側
板30と右側板31とに回転自在に軸支されたポンプカ
ム軸73に固定された第4ポンプギア74と噛み合って
いる。ポンプカム軸73には、上記チューブポンプ50
a〜50eに対応して5つのポンプカム75が、それぞ
れ所定の位相で固定されている。ポンプカム75は、ポ
ンプカム軸73とともに回転してチューブ受け52を押
圧し、ポンプばね66の付勢力に抗してチューブ受け5
2を押し下げることで、チューブ受け52へのコロ53
の押圧を解除するように構成されている。
【0067】また、ポンプカム軸73にはキャップ機構
と同様のセンサフラッグ76が固定されており、このセ
ンサフラッグ76の突出部をポンプセンサ77が検出す
ることにより、ポンプカム75の位相を検出することが
できる。
【0068】上記構成に基づき、ポンプ選択用電磁クラ
ッチ70をONし、ステップモータ28を図10の矢印
D方向に回転させると、その回転は、ピニオンギア2
9、第1ポンプギア61、第1中間ギア67、第1中間
軸66、第2中間ギア68、ポンプ選択用電磁クラッチ
70、ポンプクラッチ軸69、第2ポンプギア71、第
3ポンプギア72、第4ポンプギア74、ポンプカム軸
73へと伝達されて、ポンプカム75が図11の矢印I
方向に回転する。これによりポンプカム75がチューブ
受け52を押し下げ、チューブ受け52へのコロ53の
押圧が解除される。このとき、第1ポンプギア61の回
転により第2ポンプギア63が回転されるが、第2ポン
プギア63に設けられた一方向クラッチの働きにより、
第2ポンプギア63の回転は第1ポンプ軸62には伝達
されず、チューブポンプ50a〜50eは駆動されな
い。
【0069】各ポンプカム75は、それぞれポンプカム
軸73に対して所定の位相で設けられており、その位相
により任意にチューブポンプ50a〜50eを選択する
ことができる。ここでいう選択とは、チューブポンプ5
0a〜50eがポンプとして機能できる状態、つまり、
ポンプカム75がチューブ受け52に作用しておらず、
ポンプチューブ51がコロ53とチューブ受け52との
間で押し潰されている状態とすることをいう。
【0070】ポンプカム75の位相の検出は、上述した
キャップ機構におけるキャップカム41(図7参照)の
位相の検出と同様である。すなわち、ポンプセンサ77
がセンサフラッグ76を検出してから所定の設定量だけ
回動させた時点でステップモータ28を停止させ、ポン
プ選択用電磁クラッチ70をOFFするように制御され
る。この設定値は、各ポンプカム75がチューブ受け5
2を押し下げ、ポンプチューブ51へのコロ53の押圧
を解除する量に予め設定されており、表1に示すよう
に、5ポイント設けてある。
【0071】
【表1】 表1において、ポンプa〜eは、それぞれ図9に示した
チューブポンプ50a〜50eを指す。
【0072】以上説明したように本実施形態では、5つ
のチューブポンプ50a〜50eは全てステップモータ
29で行われるので、複数のチューブポンプを同時に駆
動する場合であっても省力化が図られる。しかも、駆動
するチューブポンプ50a〜50eの選択は、上述した
カム機構によりチューブ受け52の位置を変位させるだ
けでよいので、簡単に選択可能である。
【0073】次に、図5に示したチューブ弁機構TVに
ついて説明する。図13は、図5に示したチューブ弁機
構の上面図である。
【0074】図13に示すように、チューブ弁機構に
は、6つのサブタンク12(図3参照)ごとに、ヘッド
チューブ21(図3参照)を密閉するためのものと負圧
チューブ23(図3参照)を密閉するためのものとのが
1つずつ、合計12個のチューブ弁80が設けられてい
る。各チューブ弁80は、シアン、ブランク、マゼンタ
の各色のサブタンクに対応する第1群81と、淡色マゼ
ンタ、イエロー、淡色シアンの各色のサブタンクに対応
する第2群82とに分けられ、第1群81と第2群82
とは別々に駆動される。また、第1群81は補充用のチ
ューブポンプ50a(図9参照)の動作に対応して駆動
され、第2群82は補充用のチューブポンプ50b(図
9参照)の動作に対応して駆動される。
【0075】各チューブ弁80自体の構造は第1群81
も第2群82も同様であり、以下に、チューブ弁80の
構造について説明する。
【0076】図14は第2群のチューブ弁の近傍の左側
面図であり、図15は第1群のチューブ弁の近傍の左側
面図である。図13に示したように、左側板30と右側
板31とには、チューブ弁支持軸83が固定され、この
チューブ弁支持軸83に、図14および図15に示すよ
うに、各チューブ弁80を構成する12個のチューブ弁
レバー84が回転自在に軸支されている。チューブ弁レ
バー84はチューブ弁支持軸83に軸支された水平部
と、水平部の一端部から下方に延びた垂直部とを有す
る。
【0077】水平部の先端には、キャリッジ1に向けて
突出する凸部84aが設けられる。また、垂直部は、チ
ューブ弁ばね85により、後述する第1群カム87(図
15参照)あるいは第2群カム86(図14参照)に向
けて付勢され、チューブ弁ばね85の付勢力によりチュ
ーブ弁レバー84がチューブ弁支持軸83回りに回動す
ることによって、凸部84aが上方に移動される構成と
なっている。
【0078】一方、キャリッジ1の各チューブ弁レバー
84に対応する位置には、それぞれチューブ押圧部材8
8が設けられている。チューブ押圧部材88は、固定部
88aにおいて弾性的に片持ち支持された板状の部材で
あり、チューブ弁レバー84の凸部84aにより先端部
が押し上げられることでヘッドチューブ21あるいは負
圧チューブ23を押し潰し、その流路を密閉する。すな
わち、同じサブタンク12においては、一方のチューブ
弁レバー84とチューブ押圧部材88との組がヘッドチ
ューブ密閉弁25(図3参照)として機能し、他方のチ
ューブ弁レバー84とチューブ押圧部材88との組が負
圧チューブ密閉弁26(図3参照)として機能する。
【0079】ここで、第2群81の駆動機構(図4の弁
設定機構90b)について説明する。図13に示すよう
に、左側板30と右側板31とには第2群クラッチ軸9
1が回転自在に軸支されている。第2群クラッチ軸91
には、上述した第2中間ギア68と噛み合うギア部92
aを有する第2群用電磁クラッチ92が設けられてい
る。第2群用電磁クラッチ92は、上述したキャップ用
電磁クラッチ35(図6参照)と同様の構成であり、電
流を流すことにより、ギア部92aの回転を第2群クラ
ッチ軸91に伝達することができる。
【0080】第2群クラッチ軸91の右側板31側の端
部には、プーリ93が固定されている。このプーリ93
には、右側板31に回転自在に軸支されたもう1つのプ
ーリ94との間で、タイミングベルト95が掛け回され
ている。プーリ94のギア部には、左側板30と右側板
31とに回転自在に軸支された第2群駆動軸96に固定
された第2群第1ギア97が噛み合っている。
【0081】第2群駆動軸96には、第2群82の各チ
ューブ弁80に対応して6つの第2群第2ギア98が固
定されている。また、左側板30と右側板31とには、
チューブ弁カム軸99が回転自在に軸支されている。図
14に示すように、チューブ弁カム軸99には、それぞ
れ第2群第2ギア98と噛み合うギア部86aを有する
6つの第2群カム86(図14では1つのみ示す)が回
転自在に軸支されており、第2群カム86の回転がチュ
ーブ弁レバー84に作用し、チューブ弁レバー84を動
作させる。
【0082】図14に示すように、第2群カム86に
は、突出部が一体的に設けられたセンサフラッグ100
が設けられ、センサフラッグ100の突出部を第2群セ
ンサ101で検出することで、第2群カム86の位相を
検出することができる。
【0083】上記構成に基づき、第2群用電磁クラッチ
92をONし、ステップモータ28を図10に示した矢
印D方向に回転させると、その回転は、ピニオンギア2
9、第1ポンプギア61、第1中間ギア67、第1中間
軸66、第2中間ギア68、第2群用電磁クラッチ9
2、第2群クラッチ軸91、プーリ93,94およびタ
イミングベルト95、第2群第1ギア97、第2群駆動
軸96、第2群第2ギア98へと伝達され、第2群カム
86は図14の矢印J方向に回動する。この回動は、第
2群センサ101がセンサフラッグ100を検出してか
ら所定量だけ回動したときに停止させるように制御され
る。
【0084】この状態では、第2群カム86は図14に
二点鎖線で示した姿勢となり、チューブ弁レバー84と
は接触しない。従って、チューブ弁レバー84は、チュ
ーブ弁ばね85の付勢力によってチューブ弁支持軸83
回りに回動し、チューブ弁レバー84の凸部84aはチ
ューブ押圧部材88の先端部を持ち上げる。これによ
り、ヘッドチューブ21あるいは負圧チューブ23が押
し潰され、その流路が閉鎖される。
【0085】各第2群カム86は、互いに所定の角度だ
け位相をずらして第2群第2ギア98と噛み合ってい
る。そして、第2群カム86の所定の回動設定量によ
り、表2に示すようにモードを設定している。
【0086】
【表2】 表2において、「−」は弁が閉じられることを示し、
「○」は弁が開放されていることを示す。このように、
第2群カムの回動角により、淡色マゼンタ、イエロー、
淡色シアンの各インク色のチューブ弁80の状態を設定
している。
【0087】次に、第1群81の駆動機構(図4の弁設
定機構90a)について説明する。図13に示すよう
に、左側板30と右側板31とには第1群クラッチ軸1
02が回転自在に軸支されている。第1群クラッチ軸1
02には、上述した第1中間ギア67と噛み合うギア部
103aを有する第1群用電磁クラッチ103が設けら
れている。第1群用電磁クラッチ103は、上述したキ
ャップ用電磁クラッチ35(図6参照)と同様の構成で
あり、電流を流すことにより、ギア部103aの回転を
第1群クラッチ軸102に伝達することができる。
【0088】第1群クラッチ軸102の左側板30側の
端部には、プーリ104が固定されている。このプーリ
104には、左側板30に回転自在に軸支されたもう1
つのプーリ105との間で、タイミングベルト106が
掛け回されている。プーリ105のギア部には、チュー
ブ弁カム軸99に固定された第1群第1ギア107が噛
み合っている。
【0089】チューブ弁カム軸99には、第1群81の
各チューブ弁80に対応して、図15に示すように6つ
の第1群カム87(図15では1つのみ示す)が固定さ
れており、第1群カム87の回転が第1群81のチュー
ブ弁レバー84に作用し、そのチューブ弁レバー84を
動作させる。さらに、図13に示すように、チューブ弁
カム軸99には、突出部が一体的に設けられたセンサフ
ラッグ108が設けられ、センサフラッグ108の突出
部を第1群センサ109で検出することで、第1群カム
87の位相を検出することができる。
【0090】上記構成に基づき、第1群用電磁クラッチ
103をONし、ステップモータ28を図10に示した
矢印D方向に回転させると、その回転は、ピニオンギア
29、第1ポンプギア61、第1中間ギア67、第1群
用電磁クラッチ103、第1群クラッチ軸102、プー
リ104,105およびタイミングベルト106、第1
群第1ギア107、チューブ弁カム軸99へと伝達さ
れ、第1群カム87は図15の矢印K方向に回動する。
この回動は、第1群センサ109がセンサフラッグ10
8を検出してから所定量だけ回動したときに停止させる
ように制御される。
【0091】この状態では、第1群カム87は図15に
二点鎖線で示した姿勢となり、チューブ弁レバー84と
は接触しない。従って、チューブ弁レバー84は、チュ
ーブ弁ばね85の付勢力によってチューブ弁支持軸83
回りに回動し、チューブ弁レバー84の凸部84aはチ
ューブ押圧部材88の先端部を持ち上げる。これによ
り、ヘッドチューブ21あるいは負圧チューブ23が押
し潰され、その流路が閉鎖される。
【0092】第1群カム87は、互いに所定の角度だけ
位相をずらしてチューブ弁カム軸99に固定されてい
る。そして、第1群カム87の所定の回動設定量によ
り、表3に示すようにモードを設定している。
【0093】
【表3】 表3において、「−」は弁が閉じられることを示し、
「○」は弁が開放されていることを示す。このように、
第1群カムの回動角により、シアン、ブラック、マゼン
タの各インク色のチューブ弁80の状態を設定してい
る。
【0094】以上説明したように、ヘッドチューブ21
および負圧チューブ23の流路の開閉の設定は、上述し
たカム機構によりチューブ弁レバー84を変位させ、チ
ューブ押圧部材88を介してヘッドチューブ21および
負圧チューブ23を押し潰したり開放するだけでよいの
で、簡単に設定可能である。
【0095】次に、図5に示したワイパー機構WPにつ
いて説明する。図16は、図5に示したワイパー機構の
上面図である。また、図17は図16に示したワイパー
機構の左側面図であり、図18は図16に示したワイパ
ー機構のワイパーブレード部分の正面図である。
【0096】左側板30と右側板31とにはワイパーク
ラッチ軸110が回転自在に軸支されている。ワイパー
クラッチ軸110には、上述した第2ポンプギア63と
噛み合うギア部111aを有するワイパー用電磁クラッ
チ111が設けられている。ワイパー用電磁クラッチ1
11は、上述したキャップ用電磁クラッチ35(図6参
照)と同様の構成であり、電流を流すことにより、ギア
部111aの回転をワイパークラッチ軸110に伝達す
ることができる。
【0097】ワイパークラッチ軸110の左側板30側
の端部には、第1ワイパーギア112が固定されてい
る。第1ワイパーギア112には、左側板30に回転自
在に軸支された二段歯車である第2ワイパーギア113
の一方のギアが噛み合い、さらに第2ワイパーギア11
3の他方のギアは、同じく左側板30に回転自在に軸支
された二段歯車である第3ワイパーギア114の一方の
ギアと噛み合っている。第3ワイパーギア114の他方
のギアはかさ歯車である。
【0098】左側板30に固定されたワイパーケース1
20には、二段歯車である第4ワイパーギア123が回
転自在に軸支されている。第4ワイパーギア123も、
一方のギアがかさ歯車であり、このかさ歯車が第3ワイ
パーギア114のかさ歯車と噛み合っている。これによ
り、互いに直交する二軸間に回転が伝達される。ワイパ
ーケース120には、ワイパー回転軸121が回転自在
に軸支され、このワイパー回転軸121に固定された第
5ワイパーギア122が、第4ワイパーギア123の他
方のギアと噛み合っている。
【0099】ワイパー回転軸121にはワイパーブレー
ド保持部材124が固定されている。ワイパーブレード
保持部材124には、図18に示すように、3つのワイ
パーブレード125が、ワイパー回転軸121に対して
等角度間隔で固定されている。ワイパーブレード125
は、印字ヘッド11の吐出口面を払拭するためのもので
あり、ゴム等の弾性部材で薄板状に形成されている。ま
た、ワイパーブレード保持部材124にはセンサフラッ
グ126が固定されており、このセンサフラッグ126
を、ワイパーケース120に固定されたワイパーセンサ
127で検出することで、ワイパーブレード125の位
相を検出することができる。
【0100】ワイパーケース120の底面には、ブレー
ドクリーナ128が固定されている。ブレードクリーナ
128はインクを吸収する吸収体で形成され、ワイパー
回転軸121の回転によりワイパーブレード125が最
も下方に位置したときに、ワイパーブレード125の先
端部と当接する位置に設けられる。
【0101】上記構成に基づき、ワイパー用電磁クラッ
チ111をONし、ステップモータ28を図10に示し
た矢印G方向に回転させると、その回転は、ピニオンギ
ア29、第1ポンプギア61、第2ポンプギア63、ワ
イパー用電磁クラッチ111、ワイパークラッチ軸11
0、第1ワイパーギア112、第2ワイパーギア11
3、第3ワイパーギア114、第4ワイパーギア12
3、第5ワイパーギア122、ワイパー回転軸121へ
と伝達され、ワイパーブレード125が図18の矢印L
方向に回動する。そして、ワイパーセンサ127がセン
サフラッグ126を検出した位置でステップモータ28
が停止され、ワイパー用電磁クラッチ111がOFFさ
れる。
【0102】その後、図19に示すように、キャリッジ
1を矢印P方向に等速で移動させ、それと同期してワイ
パーブレード125を矢印L方向に等速で回転させる。
これにより、図19(b)に示すように、ワイパーブレ
ード125で印字ヘッド11の吐出口面11aが払拭さ
れる。
【0103】ここで、キャリッジ1の移動速度およびワ
イパーブレード125の回転速度は、1つのワイパーブ
レード125がワイパー回転軸121の上方で1つの印
字ヘッド11の吐出口面11aを払拭した後、次のワイ
パーブレード125がワイパー回転軸121の上方に移
動するまでの間に、次の印字ヘッド11がワイパー回転
軸121の上方に移動するように設定されている。従っ
て、本実施形態では、ワイパー回転軸121が1回転す
ることにより、それぞれ異なるワイパーブレード125
で3つの印字ヘッド11が払拭され、ワイパー回転軸1
21が2回転すると全ての印字ヘッド11が払拭され
る。印字ヘッド11を払拭したワイパーブレード125
は、ワイパー回転軸121の回転によりブレードクリー
ナ128と当接され、ここで、ワイパーブレード125
に付着したインク等が取り除かれる。
【0104】なお、ワイパーセンサ127がセンサフラ
ッグ126を検出した時点でのワイパーブレード125
の姿勢は図19(a)に示したように1つのワイパーブ
レード125がブレードクリーナ128に当接した姿勢
であり、ワイパー動作を行わない場合は、ワイパーセン
サ127がセンサフラッグ126を検出した状態で保持
することにより、ワイパーブレード125は印字ヘッド
11と当接することはない。
【0105】以上、本実施形態の回復・供給ユニット6
について説明したが、この回復・供給ユニット6によ
る、サブタンク12へのインク補充動作について、図2
0および図21を参照しつつ説明する。
【0106】図20は、図15等に示した本実施形態の
回復・供給ユニットの電気系の主要部のブロック図であ
り、図21は、サブタンクへのインクの補充動作のフロ
ーチャートである。
【0107】図20において、CPU200は、各サブ
タンク内に設けられたインク量検出手段201、及び各
印字ヘッドの印字吐出発数をそれぞれカウントするドッ
トカウンタ203及びカウント数を記録するドットカウ
ントメモリ202によるサブタンク内のインク残量検出
手段202の検出結果に基づいて、ステップモータ2
8、キャップ用電磁クラッチ35、ポンプ選択用電磁ク
ラッチ70、第1群用電磁クラッチ103および第2群
用電磁クラッチ92を制御してインクの補充動作を行わ
せるものである。
【0108】まず、CPU200は、各インク残量検出
手段202からの信号により、補充すべきインクが複数
色であるか否かを判断する(ステップ301)。
【0109】そのとき、補充すべきインクが1色である
場合には、インクを補充するサブタンク12が第1群8
1に属するものか第2群82に属するものかを判断し
(ステップ303)、第1群81の場合には、第2群8
2のインク残量検出手段201の信号からインク消費量
の最も多い、すなわち、第2群82のドットカウントメ
モリ202の中で最もカウント数の大きい液体供給経路
のサブタンク12を組み合わせて補充するように決定す
る(ステップ307a)。そして、補充するインクの色
に合わせて第1群81のチューブ弁80、第2群82の
チューブ弁80を設定し(ステップ304、306)、
チューブポンプ50aを選択する(ステップ305)。
インクを補充するサブタンク12が第2群82に属する
場合も、同様にして第1群81の中から組み合わせて補
充するサブタンク12を決定し、第1群81、第2群8
2のチューブ弁及びチューブポンプの設定を行なう。
【0110】ここで、本実施形態の場合、ドットカウン
トメモリ202は印字ヘッド11の色ごとにその値を保
持可能で、印字ヘッド11が吐出するごとに積算し、メ
モリーするように構成されている。これにより、各サブ
タンク12の残インク量を推定することができる。そし
て、補充動作が終了した後、補充されたインク供給経路
に備えられたドットカウントメモリは0にリセットされ
る。
【0111】一方、補充すべきインクが複数色である場
合(ステップ301により判断)には、補充動作を2回
ないし3回組み合わせていく。
【0112】このとき、第1群81及び第2群82の両
方にインクを補充すべきサブタンクが存在する場合は、
それらを組み合わせて同時補充を行ない(ステップ30
2により判断)、同一の群に存在する場合は、前述の1
色を補充するときのように、それぞれ異なる群(第2群
82)の3つのサブタンクの中から、最も液体消費量の
多いサブインクタンクを選んで組み合わせ(ステップ3
07a、b)、同時補充を行なう。
【0113】補充すべきサブタンクの数により、それぞ
れ上述したシーケンスによってチューブポンプ50a,
50bを設定した後は、液体が補充されるサブタンク1
2に設けられている大気開放弁24を閉鎖し(ステップ
311a、311b)、選択されたチューブポンプ50
a,50bを駆動する(ステップ312)。これによ
り、所定のサブタンク12にインクが補充される。そし
て、インクを補充したサブタンク12がインクで満たさ
れたことがインク量検出手段201で検出されたら(ス
テップS313a、313b)、満たされた方の大気開
放弁24を開放する(ステップ314)。このとき、満
たされた方のサブインクタンク12は大気に開放される
ため、液体の補充は止まるが、満たされていないサブタ
ンク12は密閉状態を保持しており、液体の補充は行な
われている。そして、最後まで補充を続けている側のサ
ブタンク12がインクで満たされたことがインク量検出
手段201で検出されたら(ステップ317)、その大
気開放弁24を開放して(ステップ318)、チューブ
ポンプ50a,50bを停止する(ステップ315)。
【0114】これで、1つまたは2つのサブタンク12
にインクが満たされる。そして更に、インクの補充が必
要なサブタンク12があるか否かを判断し(ステップ3
16)、なければインクの補充動作を終了するが、あれ
ば上述した一連の動作を繰り返す。
【0115】このように、インクの補充が必要なサブタ
ンク12に応じて、各チューブ弁80を設定し、チュー
ブポンプ50a,50bを駆動し、各サブタンク12の
大気開放弁24の動作をインク量検出手段201の検出
結果に合わせることで、各サブタンク12に個別にイン
クを補充することができる。その結果、インクの補充に
際しサブタンク12内に負圧を発生させるための負圧発
生手段をサブタンク12ごとに設ける必要がなくなるの
で、回復・供給ユニット6の小型化が達成され、ひいて
はインクジェット記録装置全体を小型化することができ
るようになる。
【0116】さらに、いかなるインク補充動作の場合に
おいても、常に、第1群81、第2群82の各群内での
インク消費量が最も多いサブタンク12に同時にインク
補充ができるため、インク補充の効率化を図ることがで
き、インク補充動作の回数の低減と、インク補充のため
の印字待ち時間の低減を図ることができる。
【0117】以上の動作について、イエローと、ブラッ
クと、マゼンタのインクを供給する場合について、具体
的に説明する。ここで、前述したように、ブラックおよ
びマゼンタのサブタンクは第2群82に属し、イエロー
のサブタンクは第1群81に属する。
【0118】まず、CPU200は、第1回目の補充動
作として、ブラックとイエローの同時補給を選択する。
すると、CPU200は、第1群81のチューブ弁80
を、イエロー補充モードに設定するように制御する。そ
の設定は、上述したように、第1群用電磁クラッチ10
3をONし、ステップモータ28を回転させ、第1群セ
ンサ109の検出信号により第1群カム87(図15参
照)の回動角を表2のように90°とする。
【0119】次いで、CPU200は、第2群82のチ
ューブ弁80を、ブラック補充モードに設定するように
制御する。その設定は、上述したように、第2群用電磁
クラッチ92をONし、ステップモータ28を回転さ
せ、第2群センサ101の検出信号により第2群カム8
6(図14参照)の回動角を表3のように90°とす
る。
【0120】次いで、CPU200は、補充用の両チュ
ーブポンプ50a,50bの選択を設定するように制御
する。その設定は、上述したように、ポンプ選択用電磁
クラッチ70をONし、ステップモータ28を回転さ
せ、ポンプセンサ77の検出信号によりポンプカム75
(図9参照)の回動角を表1のように90°とする。そ
して、大気開放弁24を閉じれば、イエローおよびブラ
ックのサブタンク12は密閉状態となる。
【0121】この状態で、CPU200はチューブポン
プ50a,50bを駆動するように制御する。これによ
り、イエローおよびブラックのサブタンク12内が負圧
となり、それぞれメインタンク13からインクが補充さ
れる。このチューブポンプ50a,50bの駆動は、イ
エローおよびブラックのサブタンク12にインクが満た
されたことがインク残量検知センサで検出されるまで続
けられ、これが検出されたら、大気開放弁24を開いて
チューブポンプ50a,50bを停止させる。以上で第
1回目の補充動作が終了する。
【0122】第1回目の補充動作が終了したら、CPU
200は、第2回目の補充動作を行うかどうかを判断す
る。ここではシアンのインクの補充が残っているため、
再び始めのステップに戻る。シアンのインクを保持する
サブタンク12は第1群81に属するため、CPU20
0は、第2群82の3つのインク供給経路のうち、ドッ
トカウントメモリ202の中で最もカウント数の大きい
液体供給経路のサブタンク12を組み合わせて補充する
ように決定する(ステップ307a)。
【0123】ここでは、既にイエローのインクは補充さ
れているので、淡色マゼンタか淡色シアンが組み合わせ
の候補となる。同時に補充する組み合わせが決定する
と、以降は第1回目の補充動作と同様に、大気開放弁2
4を閉じてチューブポンプ50aを駆動し、シアン及び
シアンと同時に補充されるインクのサブタンク12がイ
ンクで満たされたら、大気開放弁24を閉じてチューブ
ポンプ50aを停止させる。これにより、全てのインク
の補充動作が完了する。
【0124】本実施形態のように、ブラック、シアン、
マゼンタ、イエロー、淡マゼンタ、淡シアンの各色のイ
ンクを用いたカラー印字の場合、一般的には、ブラック
のインクとイエローのインクの消費量が他の色のインク
よりも多い。従って、ブラックとイエローとは、ほぼ同
じ時期に補充が必要となる場合が多い。そこで、本実施
形態のように、ブラックとイエローとを互いに異なる群
に分けることで、ブラックとイエローとの補充タイミン
グが同じになっても、両方を同時に補充することができ
るので、インクをより効果的に補充することができる。
このように、消費量の多いインクが予め決まっている場
合には、それらを互いに異なる群に設定することが望ま
しい。
【0125】本実施形態では、6つのサブタンク12を
2つの群に分け、各群ごとに負圧発生手段であるチュー
ブポンプ50a,50bを設けたが、サブタンク12を
必ずしも2つの群に分ける必要はなく、サブタンクを含
む液体供給経路の数より少ない数の範囲内で、適当な数
の負圧発生手段を設け、負圧発生手段の数に対応する数
だけ群を設けてもよい。ただし、負圧発生手段が一つの
場合には、同時に複数のインクの補充を行なうことがで
きないので、インク補充の効率化の観点から、2つ以上
設けることが求められる。最適な負圧発生手段の数(す
なわち群の数)は、インクジェット記録装置が許容でき
る容積とインク補充効率とを考慮して設計するのが好ま
しい。
【0126】また、それぞれの群に所属する液体供給経
路の数は全て同じである必要はなく、例えば本実施例の
ような6種類の異なるインク、あるいはインクとインク
に対して反応する処理液などの液体を使用する場合であ
っても、そのうちの1種類の使用量が極端に多ければ、
その種類の液体を供給する液体供給経路のみを単独の群
として扱ってもよい。
【0127】なお、上述の実施形態は、各サブタンク1
2へのインク補充は、印字動作を行なっていないときに
限られるが、停止時間をより少なくするために、サブタ
ンク12の構成を変更した変形例について、図22、及
び図23を用いて説明する。
【0128】図22は、本発明の第1の実施形態のイン
ク供給路の変形例を示す説明図であり、図23は図22
に示した変形例の、サブインクタンクへのインク補充に
関わる部分の概略ブロック図である。本変形例では、印
字中でもインク補充を行なうことが出きる点が上述の実
施例と異なっており、本願発明の液体供給方法と組み合
わせることにより、より一層のインク補給の効率化を図
ることができるものである。
【0129】なお、以下の説明では、上述の実施例と同
様の機能を有するものについては同一の符号を付し、そ
の説明は省略する。
【0130】まず、本変形例におけるインクの全体的な
流れについて説明する。
【0131】図22において、メインタンク13からタ
ンクチューブ20を通して、密閉タンク401にインク
が補充される。その後、密閉タンク401からCSチュ
ーブ404を通して、サブタンク12にインクが補充さ
れる。そして、密閉タンク401から密閉タンクチュー
ブ406、サブタンク12からサブタンクチューブ40
7を通してエアバッファ402にインクが供給される。
【0132】そして、エアバッファ402より印字ヘッ
ド11へは、ヘッドチューブ21を通してインクが供給
される。
【0133】以下に、図22を用いてインクの流れを詳
細に説明する。
【0134】始めに、密閉タンク401にインクを供給
する場合に関して説明する。
【0135】大気開放弁24、ACチューブ密閉弁40
3、及びCSチューブ密閉弁405を駆動させ、密閉タ
ンク401内を密閉する。そして、負圧発生用チューブ
ポンプ19を駆動させれば、密閉タンク401内は負圧
になり、メインタンク13内のインクをタンクチューブ
20を通して密閉タンク401に補充することができ
る。
【0136】そして、メインタンク2から密閉タンク4
01へのインク補充動作により、インク残量検知センサ
201がfull検知をしたら、大気開放弁24を開放
して、密閉タンク401を大気に対して開放する。これ
によりインクの流れは止まり、その後、負圧発生用チュ
ーブポンプ19に停止信号が出されて負圧発生用チュー
ブポンプ19が停止される。また、負圧発生用チューブ
ポンプ19の他端は、廃インクタンク14に挿入されて
いる。
【0137】次に、ACチューブ密閉弁403及びCS
チューブ密閉弁405を開くと、インクの自重により、
密閉タンク401内のインクは、CSチューブ404を
通ってサブタンク12に入る。その後、密閉タンク40
1内のインクの液面高さとサブタンク12内のインクの
液面高さとが同一になるまで、密閉タンク401内のイ
ンクはサブタンク12内へ流れる。
【0138】ここで、CSチューブ404内にインクと
空気(気泡)が混在した場合には、CSチューブ404
内をインクが流れにくい、または流れない場合がある。
【0139】この場合には、大気開放弁24及びACチ
ューブ密閉弁403を閉じた後に、負圧発生用チューブ
ポンプ19を図示反時計回りに駆動させることにより、
密閉タンク401ないが正圧になり密閉タンク401内
のインクがCSチューブ内に押し出される。すると、C
Sチューブ404内に存在していた空気(気泡)が、サ
ブタンク12内に押し出される。その後、負圧発生用ポ
ンプ19を停止させ、大気開放弁24及びACチューブ
密閉弁403を開放する。その結果、CSチューブ40
4内はインクで満たされ、密閉タンク401内のインク
の液面高さとサブタンク12内のインクの液面高さとが
同一になるまで、密閉タンク401内のインクがCSチ
ューブ404を通してサブタンク12内へ流れる。ま
た、サブタンク12には大気開放口が設けられ、サブタ
ンク12の内部は大気に開放されている。サブタンク1
2内に押し出された空気(気泡)は、大気開放口から大
気中に放出可能であり、それによりサブタンク12内は
大気圧に保たれる。
【0140】密閉タンク401内のインクの液面高さと
サブタンク12内のインクの液面高さとが同一になった
後、密閉タンク401内のインクの液面高さが、密閉タ
ンク401内のインク残量検知センサ201によりem
pty検知されると、再度、密閉タンク401へのイン
ク補充動作が行われる。
【0141】上記インク補充動作が繰り返されること
で、密閉タンク401内及びサブタンク12内のインク
の液面高さは、インク残量検知センサ201のfull
ラインとemptyラインとの間に保たれる。
【0142】次に、サブタンク12からエアバッファ4
02へのインク供給動作について説明する。
【0143】まず、大気開放弁24、CSチューブ密閉
弁405及びヘッドチューブ密閉弁25を閉じる。その
後、負圧発生用チューブポンプ19を駆動させると、密
閉タンク401内は負圧となる。すると、密閉タンク4
01内が負圧となり、その結果、エアバッファ402及
びサブタンクチューブ407内が負圧となる。
【0144】すると、サブタンク12内のインクは、サ
ブタンクチューブ407を通って、エアバッファ402
に供給され、その後、密閉タンクチューブ406を通っ
て密閉タンク401内に入る。
【0145】またこのとき、タンクチューブ20内も負
圧となるため、メインタンク13から密閉タンク401
へインクの供給も行われる。そして、負圧発生用チュー
ブポンプ19を停止させる。
【0146】その後、大気開放弁24及びCSチューブ
開放弁405を開放する。
【0147】ここで、サブタンクチューブ407、エア
バッファ402及び密閉タンクチューブ406をインク
が流れる場合の流路抵抗は、タンクチューブ20をイン
クが流れる流路抵抗より小さい構成となっているため、
確実にエアバッファ402にインクを供給することが可
能となっている。
【0148】次に、エアバッファ402から印字ヘッド
11へのインク供給動作について説明する。
【0149】まず、印字ヘッド11をキャップ16でキ
ャッピングする。そして、回復用チューブポンプ18を
駆動させると、回復用チューブポンプ18とチューブに
より接続されているキャップ16内は負圧となる。する
と、エアバッファ402内のインクは、ヘッドチューブ
21を通って印字ヘッド11へ供給され、印字ヘッド1
1のノズルを満たす。その後、回復用チューブポンプ1
8を停止した後に、キャップ16を開放する。このと
き、印字ヘッド11のノズルにはメニスカスが形成され
ているため、印字ヘッド11のノズル面と密閉タンク4
01及びサブタンク12内のインクの液面高さが存在し
てもインクを保持することができる。ここで、キャップ
16内に吸引されたインクは、吸引チューブ22内を通
り、廃インクタンク14内に収容される。
【0150】このようにして、図22に示すインク経路
内にインクを補充することにより、印字ヘッド11より
インクを吐出することが可能となる。
【0151】また、印字ヘッド11の印字動作あるいは
回復吸引動作により、印字ヘッド11からインクが放出
した場合は、毛管現象によりインクがサブタンク12か
ら印字ヘッド11へ流れ、常に印字ヘッド11のノズル
のメニスカスは保持される。そして、サブタンク12内
の液面は下がっていくが、サブタンク12と密閉タンク
401とは、インクの自重により液面高さが同一になる
ように作用するので、密閉タンク401からサブタンク
12にインクが供給されることになる。
【0152】そして、印字などによりインクを消費する
と、密閉タンク401のインク残量検知センサ201が
emptyを検知し、インクの補充動作が行われる。
【0153】このインク補充動作は、上述した例に示し
た動作と同様である。つまり、本変形例では上述した例
のサブタンク12にかえて密閉タンク401にインクを
補充し、ヘッドチューブ密閉弁25は閉じず、その代り
にACチューブ密閉弁403及びCSチューブ密閉弁4
05を閉じて、密閉タンク401を密閉する構成とな
る。従って、キャリッジ1がどのポジションにあろうと
インク補充動作が行え、サブタンク12の作用により印
字ヘッド11へのインク供給が可能になるので、印字中
でもインク補充が行えるようになる。
【0154】また、上述した例で示したように、各サブ
タンク12、密閉タンク401、メインタンク12(接
続されるチューブも含む)の組を第1群81、第2群8
2に分け、それぞれの群ごとに負圧発生手段を設け、さ
らに各印字ヘッド11用のドットカウンタとメモリによ
り、各密閉タンク401(サブタンク12)のインク消
費量を管理しているので、常に、それぞれの群でインク
消費量の一番多いものを組み合わせて同時補充できる。
【0155】次に、密閉タンク401へのインク補充動
作について説明する。なお、チューブ弁の動作は上述し
た例と同様である。また、動作のフローチャート及びブ
ロック図も上述した例と同様であるので、以下の説明で
は上述した例の説明に用いた図を参照する。
【0156】まず、補充すべきインクが1色である場合
には、インクを補充する密閉タンク401が第1群81
に属するものか第2群82に属するものかを判断し(ス
テップ303)、第1群81の場合には、CPU200
は、第1群81と違う群(第2群82)の2つの密閉タ
ンク401のドットカウントメモリを呼び出し、その中
で一番多い密閉タンク401を組み合わせて(ステップ
307a)、補充するよう決定する。そして、補充する
インクの色に合わせて第1群81のチューブ弁80、第
2群82のチューブ弁80を設定し(ステップ304、
ステップ306)、チューブポンプ50aを選択する
(ステップ305)。
【0157】第2群82の場合にも、CPU200は、
第2群82とは違う群(第1群81)の2つの密閉タン
ク401のドットカウントメモリを呼び出し、その中で
一番多い密閉タンク401を組み合わせて(ステップ3
07b)、補充するよう決定する。そして、補充するイ
ンクの色に合わせて第1群81のチューブ弁80、第2
群82のチューブ弁80を設定し(ステップ304、ス
テップ306)、チューブポンプ50aを選択する(ス
テップ305)。
【0158】このドットカウントメモリは、上述した例
と同様で、各インクの色ごとにインクの消費量を把握す
ることができ、各密閉タンク401のインク残量を推定
することができる。それから、インク補充が終わると、
ドットカウントメモリを0にする。
【0159】一方、補充すべきインクが複数色である場
合には(ステップ301により判断)、補充動作を2回
ないし3回組み合わせていく。
【0160】このとき、第1群81及び第2群82の両
方に補充すべきインクがある場合には、その補充インク
を組み合わせて同時補充を行い(ステップ302により
判断)、片方にしかない場合でも、補充するインクが1
色の場合で説明したように、違う群(第2群82)の2
つの密閉タンク401のドットカウントメモリを呼び出
し、その中で一番多い密閉タンク401を組み合わせて
(ステップ307a、307b)、同時補充を行う。こ
のように、いかなるインク補充動作の場合でも、常に第
1群81及び第2群82のそれぞれの群でのインク消費
量が一番多い密閉タンク401に同時に補充ができるた
め、インク補充の効率化が図られる。
【0161】そして、チューブポンプ50a,50bを
設定し、次に、密閉タンク401に設けられている大気
開放弁24を閉鎖し(ステップ311a、311b)、
チューブポンプ50a,50bを駆動する(ステップ3
12)。これにより、所定の密閉タンク401にインク
が補充される。インクが補充された密閉タンク401が
インクで満たされたことがインク残量検知センサ201
で検出されたら(ステップ313a、313b)満たさ
れた側の密閉タンク401の大気開放弁24を開放する
(ステップ314a、314b)。そうすると、密閉タ
ンク401は大気に開放されるので、負圧はなくなり、
チューブポンプ50a,50bの駆動に関係なくインク
の補充が停止される。この状態では、インク残量検知セ
ンサ201が検出されていない側の密閉タンク401の
大気開放弁24は閉鎖されているので、インク補充は行
われている。そして、別側の密閉タンク401がインク
で満たされたことがインク残量検知センサ201で検出
されたら(ステップ317)、その大気開放弁24を開
放して(ステップ318)、チューブポンプ50a,5
0bを停止する(ステップ315)。そして、CSチュ
ーブ密閉弁405及びACチューブ密閉弁403を開け
ると、インクの自重により、CSチューブ密閉弁405
を通ってサブタンク12にインクが供給される。
【0162】これで、1つまたは2つのサブタンク12
にインクが満たされる。そして更に、インクの補充が必
要な密閉タンク401があるか否かを判断し(ステップ
316)、なければインクの補充動作を終了するが、あ
れば上述した一連の動作を繰り返す。
【0163】このように、インクの補充が必要な密閉タ
ンク401(サブタンク12)に応じて各チューブ弁8
0を設定し、チューブポンプ50a,50bを駆動し、
各サブタンク12の大気開放弁24の動作をインク残量
検知センサ201に合わせることで、各密閉タンク40
1(サブタンク12)に個別にインクを補充することが
できる。その結果、インクの補充に際し密閉タンク40
1内に負圧を発生させるための負圧発生手段を密閉タン
ク401ごとに設けないでよい回復・供給ユニット6を
提供することができる。そして、いかなるインク補充動
作の場合でも、常に、第1群81及び第2群82のそれ
ぞれの群でのインク消費量が一番多い密閉タンク401
(サブタンク12)に同時に補充ができるため、インク
補充の効率化が図られ、インク補充の回数を少なくする
ことができる。
【0164】このような、印字中でもインク補充が可能
なインク経路形態であっても、インク補充の回数を少な
くすることは、電力の省力化、部品の摩耗の軽減化とい
うメリットがある。
【0165】以上説明したように、本発明によれば、複
数の液体供給経路に対して1つの負圧発生手段を共有す
ることにより装置全体を小型化すると共に、液体補充時
には負圧発生手段の数に応じて分けられた群の中で最も
液体の消費量の多いサブタンクを有する液体供給経路の
それぞれに対して同時に液体を充填することができるの
で、液体補充の効率化が図れるとともに、インク補充の
回数を減らすことができるので、インク補充のために装
置が停止している時間を少なくすることができる。
【0166】また、サブタンクに液体を補充する際には
サブタンクを大気に対して密閉し、液体供給経路とは異
なる経路に設けられた負圧発生手段を用いて減圧するこ
とで、サブタンクに液体供給経路の上流側から液体が補
充されるので、液体供給経路の構成が簡単でありながら
も安定した液体の補充を実現できる。
【0167】なお、上述の各実施例ではサブタンクの液
体の残量を検知するためにドットカウントを利用した残
量検出を行なっているが、残量検知の方法としてはこの
方法に限られることなく、サブタンク内に電極を設ける
など、周知の構成を利用できる。
【0168】さらに、上記の実施例ではインクジェット
記録装置を例に挙げて説明したが、本発明はインクジェ
ット記録装置のみに適用されるものではなく、他の用途
として、記録ヘッド以外の液体消費部材への液体供給に
も適用することができる。また、使用できる液体もイン
クや前処理液に限定されるものではなく、油性のもので
あっても構わない。特に、供給経路中における異物の混
入を避けることが望ましい液体の供給に好適である。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ブタンクに液体を補充する際にはサブタンクを大気に対
して密閉し、負圧発生手段を用いて減圧することで、サ
ブタンクに液体供給経路の上流側から液体が補充される
ので、簡単な構成で安定した液体の補充を行うことがで
きる。また、複数の液体供給経路を負圧発生手段に対応
する群に分けているので、各液体供給経路のうち各群に
おいて最も液体消費量の多い液体供給経路を選択し、各
群ごとに同時に液体を補充することができる。その結
果、液体の補充を効率的に行え、液体の補充に要する時
間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施形態
の平面図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置の正面図
である。
【図3】図1および図2に示したインクジェット記録装
置のインク経路を説明するための図である。
【図4】図1および図2に示したインクジェット記録装
置の、サブタンクへのインクの補充に関わる部分の概略
ブロック図である。
【図5】図1および図2に示したインクジェット記録装
置の回復・供給ユニットの左側面図である。
【図6】図5に示したキャップ機構の上面図である。
【図7】図5に示したキャップ機構の右側面図である。
【図8】ヘッドキャップの拡大断面図である。
【図9】図5に示したチューブポンプ機構の一部を断面
で示した上面図である。
【図10】図9に示したチューブポンプ機構の右側面図
である。
【図11】図9に示したチューブポンプの縦断面図であ
る。
【図12】図11に示したチューブ受けの側面図であ
る。
【図13】図5に示したチューブ弁機構の上面図であ
る。
【図14】図13に示した第2群のチューブ弁の近傍の
左側面図である。
【図15】図13に示した第1群のチューブ弁の近傍の
左側面図である。
【図16】図5に示したワイパー機構の上面図である。
【図17】図16に示したワイパー機構の左側面図であ
る。
【図18】図16に示したワイパー機構のワイパーブレ
ード部分の正面図である。
【図19】図16〜図18に示したワイパー機構の動作
を説明するための図である。
【図20】図5等に示した回復・供給ユニットの電気系
の主要部のブロック図である。
【図21】サブタンクへのインクの補充動作のフローチ
ャートである。
【図22】本発明の液体供給装置の変形例のインク経路
を説明するための図である。
【図23】図22に示したインクジェット記録装置の、
サブタンクへのインクの補充に関わる部分の概略ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 3 ガイドレール 5 キャリッジモータ 6 回復・供給ユニット 11 印字ヘッド 12 サブタンク 13 メインタンク 14 廃インクタンク 16 キャップ 18 回復用チューブポンプ 19,19a,19b 負圧発生用チューブポンプ 20 タンクチューブ 21 ヘッドチューブ 22 吸引チューブ 23 負圧チューブ 24 大気開放弁 25 ヘッドチューブ密閉弁 26 負圧チューブ密閉弁 28 ステップモータ 50a〜50e チューブポンプ 51 ポンプチューブ 52 チューブ受け 53 コロ 66 ポンプばね 60 チューブポンプ選択機構 75 ポンプカム 80 チューブ弁 81 第1群 82 第2群 84 チューブ弁レバー 85 チューブ弁ばね 86 第2群カム 87 第1群カム 88 チューブ押圧部材 90a,90b 弁設定機構

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一時的に液体を保有し、大気を導入する
    ことで前記液体を供給するサブタンクが設けられた液体
    供給経路を3つ以上備える液体供給機構への液体補充方
    法であって、 前記サブタンクに液体を補充するための負圧発生手段を
    複数かつ前記液体供給経路の数より少ない数だけ用意す
    るとともに、前記複数の液体供給経路を前記負圧発生手
    段の数に応じた群に分け、 各群の中で最も液体が消費されたサブタンクをそれぞれ
    密閉空間とし、前記各群に対応する前記負圧発生手段に
    よりそれぞれ密閉空間とされたサブタンク内を減圧しつ
    つ液体を補充することを特徴とする液体補充方法。
  2. 【請求項2】 前記液体の補充は、前記複数の液体供給
    経路に備えられたサブタンク内のうち、少なくとも一つ
    のサブタンクの液体残量が所定量を下回ることにより行
    われることを特徴とする請求項1に記載の液体補充方
    法。
  3. 【請求項3】 前記液体の補充のあとに、補充を終えた
    サブタンクを大気に対して開放させることを特徴とする
    請求項1に記載の液体補充方法。
  4. 【請求項4】 前記負圧発生手段による液体が補充され
    るサブタンク内の減圧は、それぞれの負圧発生手段が対
    応するサブタンク内の空気を排出することで行われるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の液体補充方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の液体供給経路のうち液体の消
    費量が多い2つの液体供給経路を、それぞれ互いに異な
    る群に分けることを特徴とする請求項1に記載の液体補
    充方法。
  6. 【請求項6】 液体を吐出して記録を行なうための液体
    吐出ヘッドと、 前記液体吐出ヘッドに供給するための液体を収容するメ
    インタンクと、 前記液体吐出ヘッドとメインタンクとの間に設けられ一
    時的に液体を保持するとともに大気を導入することで前
    記ヘッドへ液体を供給するサブタンクと、を備える液体
    供給経路を少なくとも3つ以上有し、互いに種類の異な
    る液体を吐出可能な液体吐出記録装置において、 前記メインタンクから前記サブタンクに液体を補充する
    ために前記サブタンク内を減圧する負圧発生手段を複数
    かつ前記液体供給経路の数より少ない数だけ備え、 前記複数の液体供給経路はそれぞれ前記サブタンクを密
    閉空間にするための密閉手段を備えるとともに、前記負
    圧発生手段の数に応じた群に分けられ、 各群の中で最も液体が消費されたサブタンクに対して対
    応する前記負圧発生手段による液体の補充が行われるこ
    とを特徴とする液体吐出記録装置。
  7. 【請求項7】前記複数の液体供給経路のうち、液体の消
    費量が多い2つの液体供給経路は、それぞれ互いに異な
    る群に分けられていることを特徴とする請求項6に記載
    の液体吐出記録装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の負圧発生手段はそれぞれ対応
    する群の液体供給経路とは異なる経路に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出記録装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の負圧発生手段は、それぞれ対
    応する群の液体供給経路に備えられたサブタンク内の空
    気を排出可能なポンプであることを特徴とする請求項6
    に記載の液体吐出記録装置。
  10. 【請求項10】 前記負圧発生手段は、該負圧発生手段
    の数に分けられた液体供給経路のうち対応する液体供給
    経路のサブタンクにそれぞれ接続するチューブに設けら
    れたポンプチューブと、前記ポンプチューブを受けるチ
    ューブ受けと、前記チューブ受けとの間で前記ポンプチ
    ューブを挟み前記ポンプチューブ上を前記ポンプチュー
    ブに沿って移動可能に設けられたコロ部材と、前記チュ
    ーブ受けを前記コロ部材に向けて付勢するチューブ受け
    付勢部材とを有するチューブポンプであることを特徴と
    する請求項9に記載の液体吐出記録装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の液体供給経路は、対応する
    サブタンク内の液体残量が所定量以下であるかどうかを
    検出するための検出手段をそれぞれ備えることを特徴と
    する請求項6に記載の液体吐出記録装置。
  12. 【請求項12】 前記検出手段は、前記各印字ヘッドの
    印字吐出発数をカウントするドットカウンタとそれを記
    憶させるメモリとを備えることを特徴とする請求項11
    に記載の液体吐出記録装置。
  13. 【請求項13】 前記サブタンクから前記記録ヘッドへ
    の液体供給経路はチューブであり、前記密閉手段は、該
    チューブを押圧可能に弾性支持されたチューブ押圧部材
    と、前記チューブ押圧部材に向けて移動可能に設けられ
    たチューブ弁レバーと、前記チューブ弁レバーを前記チ
    ューブ押圧部材に向けて付勢するレバー付勢部材とを備
    え、前記チューブを外側から押し潰すことで前記チュー
    ブ内の流路を塞ぐチューブ弁であることを特徴とする請
    求項6に記載の液体吐出記録装置。
  14. 【請求項14】 液体が補充されるサブタンクに応じ
    て、前記付勢部材の付勢力に抗して前記チューブ弁レバ
    ーを移動させるチューブ弁カム機構を有する弁設定手段
    を備えることを特徴とする請求項13に記載の液体吐出
    記録装置。
  15. 【請求項15】 前記サブタンクは対応するメインタン
    ク及び負圧発生手段と連通しメインタンクから液体の補
    充を受ける第1室と、前記第1室と連通路を介して連通
    するとともに前記記録ヘッドと連通し大気を導入するこ
    とで前記記録ヘッドへ液体を供給する第2室と、前記連
    通路を封鎖可能な通路封鎖手段と、を備えることを特徴
    とする請求項6に記載の液体吐出記録装置。
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