JPH11189148A - 四輪駆動車の走行制御装置 - Google Patents
四輪駆動車の走行制御装置Info
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- JPH11189148A JPH11189148A JP12427798A JP12427798A JPH11189148A JP H11189148 A JPH11189148 A JP H11189148A JP 12427798 A JP12427798 A JP 12427798A JP 12427798 A JP12427798 A JP 12427798A JP H11189148 A JPH11189148 A JP H11189148A
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Abstract
車において、エンジンブレーキ時に少くとも一輪が非接
地状態となっても、車両に対し適切に制動作動を行ない
得る走行制御装置を提供する。 【解決手段】 センタディファレンシャルDCを介して
連結される各車輪に対し、夫々独立して制動力を付与す
る制動力制御手段BCと、車輪速度検出手段WSの検出
車輪速度に基づき各車輪の内の少くとも一つの車輪が非
接地状態にあるか否かを判定する非接地状態判定手段N
Cと、車両のエンジンブレーキ状態を判定するエンジン
ブレーキ判定手段EBを有する。そして制動力制御手段
BCは、エンジンブレーキ状態にあって、且つ前記車輪
が非接地状態にあると判定したときに、少くとも一つの
車輪に対して制動力を付与する。更に、下り坂路判定手
段GDを設け、車両の走行路面が下り坂路であるという
条件を付加してもよい。
Description
が駆動輪であってセンタディファレンシャルを備えた四
輪駆動車において、エンジンブレーキ時に安定した走行
状態を維持し得るように制御する走行制御装置に係る。
あり、前輪駆動車又は後輪駆動車では、前輪又は後輪の
何れかが内燃機関に連結され直接駆動される駆動輪とな
っており、他方が内燃機関に連結されない従動輪となっ
ている。これに対し、前後輪の全てが駆動輪の車両は四
輪駆動車(4WD)と称呼される。四輪駆動車としては
パートタイム、フルタイム等種々の方式のものがある
が、フルタイム方式においては、前後輪の全てがフロン
トディファレンシャル(前輪側差動装置)、リヤディフ
ァレンシャル(後輪側差動装置)、並びにセンタディフ
ァレンシャル(センタ差動装置)を介して連結されてい
る。
輪が空転し、所謂加速スリップが生ずるのを防止するた
め、駆動輪に対する駆動力を制限し適切な回転力とする
加速スリップ制御装置、所謂トラクション制御装置が普
及しており、例えば特開平8−133054号公報に開
示されている。
いては、四輪駆動で走行中の車両が旋回するときには、
前輪と後輪の間に生じる回転差のため、コーナリング走
行が困難となる。この現象はタイトコーナブレーキング
現象と呼ばれている。これに対し、フルタイム方式の四
輪駆動車においては、センタディファレンシャルによっ
て、変速機を介して伝達される駆動力が前後輪に効率的
に分配されると共に、車両旋回時の前後輪の回転差が吸
収されるので、円滑なコーナリングが可能となる。然し
乍ら、センタディファレンシャルの存在によって、新た
な問題も惹起する。即ち、前後輪のうちの一つの車輪が
空転すると他の車輪も駆動力が全く発生しなくなる。こ
の対策として、手動操作等によってセンタディファレン
シャルをロックするセンタデフロック機構が設けられた
ものである。
方式の四輪駆動車において、センタデフロック機構によ
ってセンタディファレンシャルがロックされると、タイ
トコーナブレーキング現象を惹起することになるので、
当然ながら車両の旋回運動が困難となる。従って、車両
の旋回時には、車両の運転者は十分な減速を行なう必要
がある。これに対し、単にセンタデフロック機構を排除
しただけでは、前述のように、前後輪の何れかの車輪が
空転したときの対応が困難となる。このため、センタデ
フロック機構を排除する場合には、車輪空転時の対策が
必要となる。
ければ、ぬかるみからの脱出は可能となる。しかし、車
両が例えば未舗装の急峻な下り坂路をエンジンブレーキ
を効かせながら走行しているときに車輪の一つが路面か
ら離れると、センタディファレンシャルの差動機能によ
り、各車輪に対し制動方向に働くべきエンジントルク
は、接地状態の車輪(以下、接地輪という)ではなく非
接地状態で空転中の車輪(以下、非接地輪という。尚、
この非接地輪は、必ずしも完全に路面から離れている車
輪に限らず、路面に対し実質的に車体の荷重が伝達され
ない状態にある車輪をいう)に伝達されることになり、
この非接地輪が逆回転する方向にエンジントルクが用い
られる。また、下り坂路でない場合にもエンジンブレー
キが作動することがあり得る。何れにしても、エンジン
ブレーキ時に何らかの対策が必要となるが、エンジンブ
レーキ時の車両の荷重移動に着目すれば、車両前方の車
輪に対しエンジンブレーキに相当する制動力を付与する
とよい。あるいは、非接地輪に制動力を付与し、他の車
輪に対しエンジンブレーキを適切に効かせるように制御
することとしてもよい。
接地輪は前述のように逆回転するため、車両進行方向の
車輪速度を正とすると、非接地輪の車輪速度は負の値に
なる。しかし、車輪速度検出手段たる車輪速度センサは
一般的に回転方向の識別は不可能であり、正転と逆転を
区別できないため、その出力信号は車輪の逆転時にも車
輪速度は正の値として出力されることになり、非接地輪
が接地状態と誤判定され、その結果、非接地輪又は車両
前方の車輪に対し所期の制動力を付与し得なくなるおそ
れがある。これに対しては、更に、回転方向の識別を可
能とする手段を講ずることも可能ではあるが、装置ある
いは制御が複雑になる。
動輪であってセンタディファレンシャルを備えた四輪駆
動車において、エンジンブレーキ時に少くとも一輪が非
接地状態となっても、車両に対し適切に制動作動を行な
い得る走行制御装置を提供することを課題とする。
輪であってセンタディファレンシャルを備えた四輪駆動
車に関し、エンジンブレーキ時における少くとも一輪の
非接地状態及び接地状態を容易且つ確実に判定し得るよ
うにすることを課題とする。
め、本発明は、請求項1に記載のように、車両の前方の
各車輪に連結されたフロントディファレンシャル、後方
の各車輪に連結されたリヤディファレンシャル、該リヤ
ディファレンシャル及び前記フロントディファレンシャ
ルに連結するセンタディファレンシャルを備えると共
に、前記車両の前方及び後方の各車輪に付与する制動力
を夫々独立して制御する制動力制御手段とを備えた四輪
駆動車の走行制御装置において、前記車両の各車輪の車
輪速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出
手段の検出車輪速度に基づき前記車両の各車輪の内の少
くとも一つの車輪が非接地状態にあるか否かを判定する
非接地状態判定手段と、前記車両のエンジンブレーキ状
態を判定するエンジンブレーキ判定手段とを備え、前記
エンジンブレーキ判定手段がエンジンブレーキ状態と判
定し、且つ前記非接地状態判定手段が、前記少くとも一
つの車輪が非接地状態にあると判定したときに、前記制
動力制御手段が、前記非接地状態の車輪を含む全ての車
輪の内の少くとも一つの車輪に対して制動力を付与する
ように構成したものである。
に、車両の前方の各車輪に連結されたフロントディファ
レンシャル、後方の各車輪に連結されたリヤディファレ
ンシャル、該リヤディファレンシャル及び前記フロント
ディファレンシャルに連結するセンタディファレンシャ
ルを備えると共に、前記車両の前方及び後方の各車輪に
付与する制動力を夫々独立して制御する制動力制御手段
とを備えた四輪駆動車の走行制御装置において、前記車
両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、
該車輪速度検出手段の検出車輪速度に基づき前記車両の
各車輪の内の少くとも一つの車輪が非接地状態にあるか
否かを判定する非接地状態判定手段と、前記車両の走行
路面が下り坂路か否かを判定する下り坂路判定手段と、
前記車両のエンジンブレーキ状態を判定するエンジンブ
レーキ判定手段とを備え、前記下り坂路判定手段が下り
坂路と判定し、前記エンジンブレーキ判定手段がエンジ
ンブレーキ状態と判定し、且つ前記非接地状態判定手段
が、前記少くとも一つの車輪が非接地状態にあると判定
したときに、前記制動力制御手段が、前記非接地状態の
車輪を含む全ての車輪の内の少くとも一つの車輪に対し
て制動力を付与するように構成するとよい。
載のように、前記車輪速度検出手段の検出車輪速度に基
づき前記各車輪のスリップを検出するスリップ検出手段
を備えたものとし、該スリップ検出手段が前記少くとも
一つの車輪のスリップを検出したときに、前記少くとも
一つの車輪が非接地状態にあると判定するように構成す
ることができる。
速度検出手段の検出車輪速度に基づき推定車体速度を演
算する推定車体速度演算手段を備えたものとし、前記ス
リップ検出手段が、前記車輪速度検出手段の検出車輪速
度と前記推定車体速度演算手段が演算した推定車体速度
に基づきスリップ率を演算するスリップ率演算手段を具
備し、該スリップ率演算手段が演算したスリップ率に基
づき前記少くとも一つの車輪のスリップを検出するよう
に構成することができる。
項1又は2の構成に加え、前記車輪速度検出手段の検出
車輪速度に基づき前記車両の推定車体速度を演算する推
定車体速度演算手段とを備えたものとし、前記非接地状
態判定手段が、前記車両の推定車体速度から第1の所定
値を減算した第1のしきい値を、前記少くとも一つの車
輪の車輪速度が下回ったときに、前記少くとも一つの車
輪が非接地状態にあると判定するように構成してもよ
い。。
とも一つの車輪の車輪速度が、前記車両の推定車体速度
から第2の所定値を減算した第2のしきい値を越えた状
態が所定時間継続したときに、前記少くとも一つの車輪
が接地状態にあると判定する接地状態判定手段を備えた
ものとし、該接地状態判定手段が、前記少くとも一つの
車輪が接地状態にあると判定したときには、前記制動力
制御手段が前記少くとも一つの車輪に対する制動力の付
与を解除するように構成することができる。
のように、前記少くとも一つの車輪の車輪速度が、前記
車両の推定車体速度から第2の所定値を減算した第2の
しきい値を越え、且つ前記車両の推定車体速度に第3の
所定値を加算した第3のしきい値を下回った状態が所定
時間継続したときに、前記少くとも一つの車輪が接地状
態にあると判定するように構成することができる。
又は2の構成において、前記エンジンブレーキ判定手段
がエンジンブレーキ状態と判定し、且つ前記非接地状態
判定手段が、前記少くとも一つの車輪が非接地状態にあ
ると判定したときに、前記制動力制御手段が前記車両前
方の両車輪に対して制動力を付与するように構成するこ
とができる。
項1又は2の構成において、前記エンジンブレーキ判定
手段がエンジンブレーキ状態と判定し、且つ前記非接地
状態判定手段が、前記少くとも一つの車輪が非接地状態
にあると判定したときに、前記制動力制御手段が前記非
接地状態の車輪を制御対象の車輪として制動力を付与す
るように構成することもできる。
載のように、前記車両の傾斜角を検出する傾斜検出手段
を備え、少くとも該傾斜検出手段が、所定時間の間、前
記車両の進行方向側を下り方向として所定角度以上傾斜
した傾斜角度を検出したときに、前記車両の走行路面が
下り坂路と判定するように構成することができる。
請求項11に記載のように、前記車両の変速装置の変速
位置を検出する変速位置検出手段を具備し、少くとも該
変速位置検出手段が所定の低速側変速位置を検出し、且
つ前記下り坂路判定手段が下り坂路と判定したときに、
前記車両がエンジンブレーキ状態と判定するように構成
することができる。
を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態の
概要を示すもので、車両の前方の各車輪FR,FLに連
結されたフロントディファレンシャルDF、後方の各車
輪RR,RLに連結されたリヤディファレンシャルD
R、これらに連結するセンタディファレンシャルDCを
備えると共に、各車輪に付与する制動力を夫々独立して
制御する制動力制御手段BCとを備えた四輪駆動車の走
行制御装置に係るもので、エンジンEGの駆動力は変速
装置GSから出力され、センタディファレンシャルDC
を介し、更にフロントディファレンシャルDF、リヤデ
ィファレンシャルDRを介して各車輪に伝達される。
輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段WSと、この
車輪速度検出手段WSの検出車輪速度に基づき各車輪の
内の少くとも一つの車輪が非接地状態にあるか否かを判
定する非接地状態判定手段NCと、車両の走行路面が下
り坂路か否かを判定する下り坂路判定手段GDと、車両
のエンジンブレーキ状態を判定するエンジンブレーキ判
定手段EBとを備えている。そして、下り坂路判定手段
GDが下り坂路と判定し、エンジンブレーキ判定手段E
Bがエンジンブレーキ状態と判定し、且つ非接地状態判
定手段NCが、少くとも一つの車輪が非接地状態にある
と判定したときに、非接地状態の車輪を含む全ての車輪
の内の少くとも一つの車輪に対して制動力を付与するよ
うに構成されている。尚、下り坂路以外でのエンジンブ
レーキ時に対処し得るようにする場合には、下り坂路判
定手段GDを省略すればよい。
破線で示すように、車輪速度検出手段WSの検出車輪速
度に基づき各車輪のスリップを検出するスリップ検出手
段SRを備えたものとし、このスリップ検出手段SRが
少くとも一つの車輪のスリップを検出したときに、少く
とも一つの車輪が非接地状態にあると判定するように構
成することができる。更に、車輪速度検出手段WSの検
出車輪速度に基づき推定車体速度を演算する推定車体速
度演算手段ESを備えたものとし、スリップ検出手段S
Rを、車輪速度検出手段WSの検出車輪速度と推定車体
速度演算手段ESが演算した推定車体速度に基づきスリ
ップ率を演算するスリップ率演算手段(図示せず)を具
備したものとし、このスリップ率演算手段が演算したス
リップ率に基づき前記少くとも一つの車輪のスリップを
検出するように構成することもできる。
推定車体速度から第1の所定値を減算した第1のしきい
値を、前記少くとも一つの車輪の車輪速度が下回ったと
きに、当該車輪が非接地状態にあると判定するように構
成することもできる。更に、図1に破線で示すように接
地状態判定手段CSを設け、前記少くとも一つの車輪の
車輪速度が、車両の推定車体速度から第2の所定値を減
算した第2のしきい値を越えた状態が所定時間継続した
ときに、当該車輪が接地状態にあると判定するように構
成すると共に、この接地状態判定手段CSにて当該車輪
が接地状態にあると判定したときには、制動力制御手段
BCが車輪に対する制動力の付与を解除するように構成
してもよい。接地状態判定手段CSとしては、前記少く
とも一つの車輪の車輪速度が、車両の推定車体速度から
第2の所定値を減算した第2のしきい値を越え、且つ車
両の推定車体速度に第3の所定値を加算した第3のしき
い値を下回った状態が所定時間継続したときに、当該車
輪が接地状態にあると判定するように構成することがで
きる。尚、第1乃至第3の所定値は等しい値としてもよ
い。
御装置においては、下り坂路判定手段GDが下り坂路と
判定し、エンジンブレーキ判定手段EBがエンジンブレ
ーキ状態と判定し、且つ非接地状態判定手段NCが、前
記少くとも一つの車輪が非接地状態にあると判定したと
きに、制動力制御手段BCが車両前方の両車輪FR,F
Lに対して制動力を付与するように構成されている。具
体的には、アクセル操作及びブレーキ操作が行なわれて
いない状態で、スリップ検出手段SRが車両後方の車輪
RR,RLの少くとも何れか一方の車輪のスリップを検
出したときに、制動力制御手段BCが車両前方の両車輪
FR,FLに対して制動力を付与し、スリップが消失し
たときに制動力の付与を解除するように構成されてい
る。
御装置においては、下り坂路判定手段GDが下り坂路と
判定し、エンジンブレーキ判定手段EBがエンジンブレ
ーキ状態と判定し、且つ非接地状態判定手段NCが、前
記少くとも一つの車輪が非接地状態にあると判定したと
きに、この非接地状態の車輪を制御対象の車輪として制
動力制御手段BCが制動力を付与するように構成されて
いる。例えば、車輪速度検出手段WSの検出車輪速度に
基づき各車輪のスリップを検出するスリップ検出手段S
Rを備えたものとした場合には、下り坂路判定手段GD
が下り坂路と判定し、エンジンブレーキ判定手段EBが
エンジンブレーキ状態と判定し、且つスリップ検出手段
SRが、前記少くとも一つの車輪のスリップを検出した
ときに、この車輪を制御対象の車輪として制動力制御手
段BCが制動力を付与するように構成することができ
る。
度に基づき推定車体速度を演算する推定車体速度演算手
段ESを備えたものとした場合には、スリップ検出手段
SRが、車輪速度検出手段WSの検出車輪速度と推定車
体速度演算手段ESが演算した推定車体速度に基づきス
リップ率を演算するスリップ率演算手段(図示せず)を
具備したものとし、このスリップ率演算手段が演算した
スリップ率に基づき少くとも一つの車輪のスリップを検
出するように構成することができる。この場合には、制
動力制御手段BCは、制御対象の車輪に対し略ロック状
態となるまで制動力を付与した後、所定の時期に制動力
の付与を中止して制動力を減じたときに、スリップ率が
所定値を下回れば制御対象の車輪に対する制動力の付与
を終了し、スリップ率が所定値以上であれば制御対象の
車輪に対する制動力の付与を継続するように構成するこ
とができる。つまり、制御対象の車輪に対して一旦略ロ
ック状態となるまで制動力を付与した後、制動力を減じ
たときの制御対象の車輪のスリップ率が所定値以上であ
れば、当該車輪は空転していると判定することができ、
これによって制御対象の車輪の状態を適切に監視するこ
とができる。
で示したように車両の傾斜角を検出する傾斜検出手段G
Rを備えたものとし、少くとも傾斜検出手段GRが、所
定時間の間、車両の進行方向側を下り方向として所定角
度以上傾斜した傾斜角度を検出したときに、車両の走行
路面が下り坂路と判定するように構成することができ
る。加えて、前述の推定車体速度演算手段ESが演算し
た推定車体速度が、所定速度以上であることを判定条件
に付加することとしてもよい。更に、例えば所謂Gセン
サ等の前後加速度検出手段(図示せず)を備えたものと
し、推定車体速度演算手段ESが演算した推定車体速度
に基づき推定車体加速度を演算し、この推定車体加速度
と前後加速度検出手段の検出加速度の差が所定のしきい
値を越えたときに車両の走行路面が下り坂路と判定する
ように構成することもできる。
変速装置GSの変速位置を検出する変速位置検出手段G
Pを具備し、少くとも変速位置検出手段GPが所定の低
速側変速位置を検出し、且つ下り坂路判定手段GDが下
り坂路と判定したときに、車両がエンジンブレーキ状態
と判定するように構成することができる。エンジンブレ
ーキ判定手段EBにおいては、車両の加速度の増加割合
が所定値以上となったことを判定条件に付加してもよ
い。更に、車両のアクセル操作が解除されていることを
判定条件に付加することとしてもよい。このアクセル操
作の解除は、後述するスロットルセンサのアイドルスイ
ッチ信号に基づいて検出することができる。尚、制動力
制御手段BCは、後述するように、各車輪に装着したホ
イールシリンダと、このホイールシリンダの各々に対し
て少くともブレーキぺダルの操作に応じてブレーキ液圧
を供給する液圧発生装置と、この液圧発生装置とホイー
ルシリンダとの間に介装しホイールシリンダのブレーキ
液圧を制御するブレーキ液圧制御装置によって構成する
ことができる。
制御システムの全体構成を示すもので、ブレーキ液圧系
は例えば図3に示すように構成されている。図2におい
て、エンジンEGはスロットル制御装置TH及び燃料噴
射装置FIを備えた内燃機関で、スロットル制御装置T
HにおいてはアクセルペダルAPの操作に応じてメイン
スロットルバルブMTのメインスロットル開度が制御さ
れる。また、電子制御装置ECUの出力に応じて、スロ
ットル制御装置THのサブスロットルバルブSTが駆動
されサブスロットル開度が制御されると共に、燃料噴射
装置FIが駆動され燃料噴射量が制御されるように構成
されている。
前方左側の車輪を示し、以下車輪FRは前方右側、車輪
RLは後方左側、車輪RRは後方右側の車輪を示してお
り、車輪FL,FR,RL,RRには夫々ホイールシリ
ンダWfl,Wfr,Wrl,Wrrが装着されてい
る。本実施形態においては四輪駆動方式が構成されてお
り、エンジンEGはフロントディファレンシャルDFを
介して車両前方の車輪FL,FRに連結されると共に、
変速装置GS及びセンタディファレンシャルDC及びリ
ヤディファレンシャルDRを介して車両後方の車輪R
L,RRに連結されている。従って、全ての車輪FL,
FR,RL,RRが駆動輪となり得る。
によって複数の変速位置に切換えられるが、このうちロ
ーレンジの四輪駆動ギヤを選択する変速位置をL4とす
る。このローレンジの変速位置L4は、従来装置におい
てはセンタデフロック機構に連結されていたが、本発明
ではセンタデフロック機構を設ける必要はなく、仮にセ
ンタデフロック機構を設けたとしても、変速位置L4を
センタデフロック機構に連結することはない。
センサWS1乃至WS4が配設され、これらが電子制御
装置ECUに接続されており、各車輪の回転速度、即ち
車輪速度に比例するパルス数のパルス信号が電子制御装
置ECUに入力されるように構成されている。更に、ブ
レーキペダルBPがストロークしたときオンとなるブレ
ーキスイッチBS、車両の加速度を検出するGセンサ
(図示せず)等が電子制御装置ECUに接続されてい
る。又、スロットルセンサTSから、アイドル域か出力
域かをオンオフ信号として出力するアイドルスイッチ信
号と、メインスロットルバルブMT及びサブスロットル
バルブSTのスロットル開度信号が電子制御装置ECU
に入力される。このように、スロットルセンサTSのア
イドルスイッチ信号に基づきアクセルペダルAPの操
作、非操作を検出することができる。
サGXが設けられており、これも電子制御装置ECUに
接続されている。傾斜検出手段たる傾斜センサGXは、
車両の前後方向に揺動可能に支持された錘を備え、この
錘が車両の前後方向の傾斜に応じて移動した変位を表す
信号(Gxとする)を出力するものである。この信号G
xに基づき、車両が停止状態では、車両の前後方向の傾
斜角度(Grとする)はGr=K・Gx(Kは定数)と
して求められる。これに対し、車両が移動すると、信号
Gxは車両の加速度に応じて変動するため、傾斜角度G
rは次の式に基づいて求められる。
k)・K・(Gx−Gw)に基づいて今回の傾斜角度G
r(n) が求められる。ここで、Gr(n-1) は前回求めら
れた傾斜角度で、kは重み係数を表す(但し、0<k<
1)。Gwは車体加速度で、推定車体加速度DVsoで
代用される。尚、本実施形態の傾斜角度Grは、車両の
進行方向側が上り方向の傾斜の場合は正の値で、進行方
向側が下り方向の場合は負の値に設定されている。
タCMPを有し、図2に示すように、入力ポートIP
T、出力ポートOPT、プロセシングユニットCPU、
メモリROM及びメモリRAMがバスを介して相互に接
続されている。上記車輪速度センサWS1乃至WS4、
ブレーキスイッチBS、Gセンサ(図示せず)等の出力
信号は増幅回路(代表してAMPで表す)を介して夫々
入力ポートIPTからプロセシングユニットCPUに入
力されるように構成されている。また、出力ポートOP
Tからは駆動回路(代表してACTで表す)を介してス
ロットル制御装置TH及びブレーキ液圧制御装置PCに
夫々制御信号が出力されるように構成されている。マイ
クロコンピュータCMPにおいては、メモリROMは図
4等に示したフローチャートに対応したプログラムを記
憶し、プロセッシングユニットCPUはイグニッション
スイッチ(図示せず)が閉成されている間当該プログラ
ムを実行し、メモリRAMは当該プログラムの実行に必
要な変数データを一時的に記憶する。
キ液圧系を示すもので、前輪の液圧制御系と後輪の液圧
制御系に区分された前後配管方式のブレーキ液圧系が構
成されている。液圧発生装置としては、マスタシリンダ
MC及びレギュレータRGを有し、これらがブレーキペ
ダルBPの操作に応じて駆動される。レギュレータRG
には補助液圧源ASが接続されており、これらはマスタ
シリンダMCと共に低圧リザーバRSに接続されてい
る。
キュムレータAccを有する。液圧ポンプHPは電動モー
タMによって駆動され、低圧リザーバRSのブレーキ液
を昇圧して出力し、このブレーキ液が逆止弁CV6を介
してアキュムレータAccに供給され、蓄圧される。電動
モータMは、アキュムレータAcc内の液圧が所定の下限
値を下回ることに応答して駆動され、またアキュムレー
タAcc内の液圧が所定の上限値を上回ることに応答して
停止する。而して、アキュムレータAccから所謂パワー
液圧が適宜レギュレータRGに供給される。レギュレー
タRGは補助液圧源ASの出力液圧を入力し、マスタシ
リンダMCの出力液圧をパイロット圧として、これに比
例したレギュレータ液圧に調圧するもので、その基本的
構成は周知であるので、説明は省略する。尚、レギュレ
ータ液圧の一部はマスタシリンダMCの倍圧駆動に供さ
れる。
シリンダWfr,Wflの各々を接続する前輪側の液圧
路MF1,MF2には、電磁切換弁SA1及びSA2が
介装されており、これらは液圧路AF1及びAF2を介
して、夫々給排制御用の電磁開閉弁PC1,PC5及び
電磁開閉弁PC2,PC6に接続されている。液圧路M
F1(又は、MF2)には、マスタシリンダMCの出力
ブレーキ液圧を検出する圧力センサPSが設けられてい
る。また、レギュレータRGとホイールシリンダWr
r,Wrl等の各々を接続する液圧路MRには電磁開閉
弁SA3が介装され、この液圧路MRから分岐した液圧
路MR1,MR2には、夫々給排制御用の電磁開閉弁P
C3,PC7及び電磁開閉弁PC4,PC8が介装され
ている。そして、補助液圧源ASが液圧路AMを介して
電磁開閉弁SA3の下流側に接続され、液圧路AMには
電磁開閉弁STRが介装されている。電磁開閉弁STR
は2ポート2位置の電磁開閉弁であり、非作動時の閉位
置では遮断状態で、作動時の開位置では電磁開閉弁PC
1乃至PC4が直接、補助液圧源ASのアキュムレータ
Accに連通する。
及び電磁切換弁SA2は3ポート2位置の電磁切換弁
で、非作動時は図3に示す第1の位置にあってホイール
シリンダWfr,Wflは何れもマスタシリンダMCに
連通接続されているが、ソレノイドコイルが励磁され第
2の位置に切換わると、ホイールシリンダWfr,Wf
lは何れもマスタシリンダMCとの連通が遮断され、夫
々液圧路AF1,AF2を介して電磁開閉弁PC1とP
C5の間、及び電磁開閉弁PC2とPC6の間に連通接
続される。電磁開閉弁PC1及びPC2は液圧路ACを
介して電磁開閉弁STRに接続されている。また、電磁
開閉弁PC5及びPC6は液圧路RCを介してリザーバ
RSに接続されている。
て並列に逆止弁CV1及びCV2が接続されており、逆
止弁CV1の流入側が液圧路AF1、逆止弁CV2の流
入側が液圧路AF2に夫々接続されている。逆止弁CV
1は、電磁切換弁SA1が作動位置(第2の位置)にあ
る場合において、ブレーキペダルBPが解放されたとき
には、ホイールシリンダWfrのブレーキ液圧をレギュ
レータRGの出力液圧の低下に迅速に追従させるために
設けられたもので、レギュレータRG方向へのブレーキ
液の流れは許容されるが逆方向の流れは制限される。
尚、逆止弁CV2についても同様である。
SA3は2ポート2位置の電磁開閉弁で、非作動時には
図3に示す開位置にあって、電磁開閉弁PC3,PC4
はレギュレータRGに連通する。このとき、電磁開閉弁
STRは閉位置とされ、アキュムレータAccとの連通が
遮断されている。電磁開閉弁SA3が作動時の閉位置に
切換えられると、電磁開閉弁PC3,PC4はレギュレ
ータRGとの連通が遮断されるが、電磁開閉弁STRが
作動時には電磁開閉弁PC3,PC4(並びにPC1,
PC2)がアキュムレータAccに連通接続される。
て並列に逆止弁CV3及びCV4が接続されており、逆
止弁CV3の流入側がホイールシリンダWrrに、逆止
弁CV4の流入側がホイールシリンダWrlに夫々接続
されている。これらの逆止弁CV3,CV4は、ブレー
キペダルBPが解放されたときには、ホイールシリンダ
Wrr,Wrlのブレーキ液圧をレギュレータRGの出
力液圧の低下に迅速に追従させるために設けられたもの
で、電磁開閉弁SA3方向へのブレーキ液の流れが許容
され逆方向の流れは制限される。更に、電磁開閉弁SA
3に並列に逆止弁CV5が設けられており、電磁開閉弁
SA3が閉位置とされたときにも、ブレーキペダルBP
が操作されればレギュレータRGからのブレーキ液圧が
逆止弁CV5を介して電磁開閉弁PC1乃至PC4に供
給され、ブレーキペダルBPによる踏み増しが可能とさ
れている。
閉弁SA3,STR、並びに電磁開閉弁PC1乃至PC
8は前述の電子制御装置ECUによって駆動制御され、
以下に説明するようにトラクション制御等の各種制御が
行なわれる。前述のように、電動モータMによって液圧
ポンプHPが駆動され、アキュムレータAccにパワー液
圧が蓄圧されており、通常のブレーキ作動時において
は、各電磁弁は図3に示す常態位置にある。この状態で
ブレーキペダルBPが踏み込まれると、マスタシリンダ
MCからマスタシリンダ液圧が出力されると共に、レギ
ュレータRGからレギュレータ液圧が出力され、電磁切
換弁SA1,SA2、電磁開閉弁SA3並びに電磁開閉
弁PC1乃至PC4を介して、夫々ホイールシリンダW
fr乃至Wrlに供給される。
車輪FRの加速スリップ防止制御が行なわれる場合に
は、電磁切換弁SA1が第2の位置に切り換えられると
共に、従動輪側(後輪側)のホイールシリンダWrr,
Wrlに接続された電磁開閉弁PC3,PC4及び電磁
開閉弁SA3が閉位置とされ、電磁開閉弁STR及び電
磁開閉弁PC1が開位置とされる。その結果、アキュム
レータAcc内に蓄圧されたパワー液圧が開位置の電磁開
閉弁STRを介してホイールシリンダWfrに供給され
る。
れば、ホイールシリンダWfrの液圧が保持される。従
って、電磁開閉弁PC5が閉位置で電磁開閉弁PC1が
断続制御されれば、ホイールシリンダWfr内のブレー
キ液は増圧と保持が繰り返されてパルス的に増大し、緩
やかに増圧される。更に、電磁開閉弁PC5が開位置と
されれば、ホイールシリンダWfrは液圧路RCを介し
て低圧リザーバRSに連通し、ホイールシリンダWfr
内のブレーキ液が低圧リザーバRS内に流出し減圧され
る。
じて電磁開閉弁PC1,PC5の断続制御により、ホイ
ールシリンダWfrに対し、増圧、減圧及び保持の何れ
かの液圧モードが設定される。これにより、車輪FRに
制動力が付与されて回転駆動力が制限され、加速スリッ
プが防止され、適切にトラクション制御を行なうことが
できる。また、車輪FLに対しても同様に加速スリップ
防止制御が行なわれる。更に、本実施形態における制御
対象の車輪FR,FLに対するブレーキ制御(以下、単
にブレーキ制御という)についても、上記と同様に電磁
開閉弁PC1等の断続制御によって行なうことができ
る。尚、このブレーキ制御については後に詳細に説明す
る。
御に移行し、例えば車輪FR側がロック傾向にあると判
定されると、電磁切換弁SA1が第2の位置に切り換え
られ、電磁開閉弁PC1が閉位置とされると共に、電磁
開閉弁PC5が開位置とされる。而して、ホイールシリ
ンダWfr内のブレーキ液が低圧リザーバRS内に流出
し減圧される。
なると、電磁開閉弁PC5が閉位置とされると共に電磁
開閉弁PC1が開位置とされ、レギュレータRGからレ
ギュレータ液圧が開位置の電磁開閉弁SA3及び液圧路
AC、そして開位置の電磁開閉弁PC1及び第2の位置
の電磁切換弁SA1を介してホイールシリンダWfrに
供給される。そして、電磁開閉弁PC1が断続制御さ
れ、ホイールシリンダWfr内のブレーキ液は増圧と保
持が繰り返されてパルス的に増大し、緩やかに増圧され
る。ホイールシリンダWfrに対し急増圧モードが設定
されたときには、電磁開閉弁PC1,PC5が図3に示
す常態の位置とされた後、電磁切換弁SA1が第1の位
置とされ、マスタシリンダMCからマスタシリンダ液圧
が供給される。ホイールシリンダWflのブレーキ液圧
についても同様に制御される。後輪側の車輪RR,RL
のアンチスキッド制御時には、電磁開閉弁PC3,PC
4並びに電磁開閉弁PC7,PC8によって前輪側と同
様に制御される。
いては、電子制御装置ECUにより本発明のブレーキ制
御をはじめ、トラクション制御、アンチスキッド制御等
の一連の処理が行なわれる。図4のフローチャートは下
り坂路でのエンジンブレーキ時におけるブレーキ制御の
処理を示すもので、イグニッションスイッチ(図示せ
ず)が閉成されるとプログラムの実行が開始する。先
ず、ステップ101にてマイクロコンピュータCMPが
初期化され、各種の演算値がクリアされた後、ステップ
102において制御タイマがクリアされた後カウントが
開始する。続いてステップ103にて、車輪速度センサ
WS1乃至WS4の検出信号、変速装置GSの変速位置
信号、及び傾斜センサGXの検出信号がマイクロコンピ
ュータCMPに読み込まれる。
ンサWS1乃至WS4の検出信号に基づき車輪速度Vw
**(**は車輪FL,FR,RL,RR を代表して表す)が演算され
ると共に、車輪速度Vw**が微分されて車輪加速度DV
w**が演算される。そして、ステップ105にて車輪速
度Vw**に基づき車両の推定車体速度Vsoが演算され
る。具体的には、前回演算した推定車体速度をVso(n
-1) とし、今回の推定車体速度をVso(n) とすると、
Vso(n) =MED〔Vso(n-1) ・αup・t,MAX
(Vw**),Vso(n-1) ・αdw・t〕として求められ
る。ここで、MEDは中間値を求める関数で、MAXは
最大値を求める関数である。tは演算周期を表し、αup
は一定の加速度、αdwは一定の減速度を表し、前回の推
定車体速度Vso(n-1) を基準に、最大値MAX(Vw
**)に対し勾配制限を加えるものである。
が、MAX(Vw**)の演算には、非接地輪でなく(即
ち接地輪)且つ制御対象でない車輪の車輪速度のみが用
いられる。従って、本実施形態では、制御対象でない車
両後方の車輪RR,RLのうちの、非接地輪でない車輪
(車輪RR又はRL)の車輪速度が推定車体速度Vso
とされることになる。そして、今回の推定車体速度Vs
o(n) と前回の推定車体速度Vso(n-1) の差〔Vso
(n) −Vso(n-1) 〕から推定車体加速度DVsoが求
められるが、もちろん推定車体速度Vsoを微分して求
めてもよい。
に傾斜センサGXの出力信号に基づき傾斜角度Gr(車
両の進行方向側が上り方向の傾斜の場合は正の値で、進
行方向側が下り方向の場合は負の値)が演算される。そ
して、ステップ107において、例えば推定車体速度V
so及び傾斜角度Grに基づき下り坂路か否かが判定さ
れるが、これについては図5を参照して後述する。更
に、ステップ108に進み車輪のスリップ状態が判定さ
れ、非接地輪の有無が判定されるが、これについては図
6を参照して後述する。
ンブレーキ時の制御対象車輪(本実施形態では車両前方
の車輪FR,FL)に対するブレーキ制御を行ない得る
状態か否かについての判定、即ち開始判定が行なわれ
る。この詳細については図7を参照して後述する。次
に、ステップ110においてブレーキ制御の終了条件が
判定される(詳細は図8を参照して後述)。続いて、ス
テップ111において開始特定制御の開始条件が判定さ
れ、ステップ112にて開始特定制御の終了条件が判定
され、更にステップ113にて開始特定制御用液圧モー
ドが設定される(詳細は夫々図9、図10及び図11を
参照して後述)。
御時の液圧モードが設定され(詳細は図12を参照して
後述)、ステップ115において制御モードが設定され
(詳細は図13を参照して後述)、この液圧モードに基
づきステップ116にてソレノイド信号が出力され、ホ
イールシリンダ液圧が制御される。最後にステップ11
7において、ステップ102にてカウントを開始した制
御タイマが所定時間Ts(例えば、10ms)を経過する
まで待機した後、ステップ102に戻る。
る下り坂路判定の処理を示すもので、先ずステップ20
1において推定車体速度Vsoが所定速度V1(例え
ば、7km/h)以上か否かが判定される。推定車体速度V
soが所定速度V1以上と判定されると、ステップ20
2に進み傾斜角度Grが所定角度Kr(例えば、−15
度)と比較される。傾斜角度Grが所定角度Kr以下で
あるとき、即ち車両の進行方向側を下り方向として所定
角度|Kr|以上傾斜した下り坂路であるときには、ス
テップ203に進みONタイマが所定時間T1(例え
ば、1sec )を経過したか否かが判定される。傾斜角度
Grが所定角度Kr以下の状態で所定時間T1(例え
ば、1sec )を経過しておれば、ステップ204に進み
下り坂路フラグがセット(1)され、所定時間T1を経
過していないときには、ステップ205にてONタイマ
がインクリメントされる。この後、ステップ206にて
OFFタイマがクリアされてメインルーチンに戻る。
定角度Krを超えていると判定されたときには、ステッ
プ207にてOFFタイマが所定時間T1を経過したか
否かが判定される。所定時間T1を経過しておれば、ス
テップ208にて下り坂路フラグがリセット(0)さ
れ、所定時間T1を経過していないときには、ステップ
209にてOFFタイマがインクリメントされる。そし
て、ステップ210にてONタイマがクリアされてメイ
ンルーチンに戻る。一方、ステップ201において推定
車体速度Vsoが所定速度V1を下回っていると判定さ
れると、ステップ211にて下り坂路フラグがリセット
され、続いてステップ212にてONタイマ及びOFF
タイマがクリアされてメインルーチンに戻る。
の状態(車両進行方向側を下り方向として傾斜した坂路
を走行中の状態)が所定時間T1継続すると、下り坂路
フラグがセットされることになり、逆に、所定角度Kr
を超える傾斜角度Grの状態が所定時間T1継続する
と、下り坂路フラグがリセットされることになる。この
とき、ON,OFFタイマによってディレータイマが構
成されているので、傾斜センサGXのノイズによる影響
が回避される。
される非接地輪判定の処理を示すもので、スリップ検出
手段が構成され各車輪ごとにスリップ状態が判定される
が、本実施形態では後方の車輪RR,RLに対してのみ
行なわれる。先ず、ステップ301において車輪RR又
はRLに対し非接地輪フラグがセットされているか否か
が判定される。非接地輪フラグがセットされていない場
合(0)には、ステップ302乃至305にて当該車輪
(RR又はRL)のスリップ状態が判定される。即ち、
ブレーキ操作が行なわれていないのに車輪速度が急速に
低下している場合にはスリップと判定されるが、アンチ
スキッド制御等とは峻別され、空転状態の非接地輪と判
定される。具体的には、先ずステップ302においてブ
レーキスイッチBSがオフか否かが判定される。ブレー
キペダルBPが操作されておらずブレーキスイッチBS
がオフであるとステップ303に進み、既に制御対象車
輪に対するブレーキ制御が行なわれているか否かが判定
され、ブレーキ制御中でなければ更にステップ304に
進む。
速度(Vso−KV1)と比較され、基準速度(Vso−
KV1)を下回っておれば、更にステップ305に進み車
輪加速度DVw**が基準加速度KGと比較される。車輪
加速度DVw**が基準加速度KGを下回っている場合に
は、車輪**(本実施形態では車輪RR,RL)がスリ
ップし非接地状態にあると判定され、ステップ306に
て当該車輪に関し非接地輪フラグがセット(1)され
る。そして、ステップ307にて後述するタイマカウン
タがクリア(0)された後、メインルーチンに戻る。
尚、上記の基準速度(Vso−KV1)におけるVsoは
前述の推定車体速度であり、KV1は一定値である。上記
ステップ302乃至305の何れかの条件を充足してい
ない場合には、そのままメインルーチンに戻る。
グがセットされていると判定された場合にはステップ3
08に進み、ブレーキスイッチBSがオフか否かが判定
される。ブレーキペダルBPが操作され、ブレーキスイ
ッチBSがオンであるときには、ステップ313にジャ
ンプし当該車輪に対する非接地輪フラグがリセット
(0)される。依然ブレーキペダルBPが操作されてお
らずブレーキスイッチBSがオフである場合には、ステ
ップ309乃至312に進み、当該車輪(RR又はR
L)が接地し車輪速度が回復した状態にあるか否かが判
定される。即ち、車輪速度Vw**が基準速度(Vso−
KV2)と基準速度(Vso+KV3)との間の値である状
態が所定時間T2継続したと判定されたときにスリップ
状態が解除されたと判定され、当該車輪(RR又はR
L)の非接地輪フラグがリセット(0)される。尚、K
V2は一定値で本発明の第2の所定値に対応し、基準速度
(Vso−KV2)は本発明の第2のしきい値に対応す
る。同様に、KV3は一定値で本発明の第3の所定値に対
応し、基準速度(Vso+KV3)は本発明の第3のしき
い値に対応する。
Vw**が基準速度(Vso−KV2)と基準速度(Vso
+KV3)との間の範囲を外れると、ステップ311にて
タイマカウンタがクリア(0)された後ステップ312
に進む。車輪速度Vw**が基準速度(Vso−KV2)と
基準速度(Vso+KV3)との間にあるときには、ステ
ップ310にてタイマカウンタがインクリメント(+
1)された後ステップ312に進む。そして、ステップ
312においてタイマカウンタが所定時間T2以上とな
ったときに当該車輪(RR又はRL)の非接地輪フラグ
がリセット(0)される。このように、車輪速度Vw**
が基準速度(Vso−KV2)と基準速度(Vso+KV
3)との間の値である状態が所定時間T2継続したこと
を回復判定の条件とした理由については、図14を参照
して後述する。
るブレーキ制御開始判定の処理を示すもので、先ずステ
ップ401においてスロットルセンサTSのアイドルス
イッチ信号がオン信号か否かが判定される。アイドルス
イッチ信号がオン信号と判定された場合(即ち、アクセ
ルペダルAPが非操作状態の場合)には、ステップ40
2に進み変速装置GSがローレンジの変速位置L4にあ
るか否かが判定される。変速装置GSがローレンジの変
速位置L4にあれば、ステップ403にて下り坂路フラ
グがセット(1)状態か否かが判定される。下り坂路フ
ラグがセットされている場合には、更にステップ404
に進み、前述の非接地輪フラグがセット(1)状態か否
かが判定される。非接地輪フラグがセットされている場
合には、ステップ405に進む。
01乃至ステップ404の条件を全て充足する場合に、
車両がエンジンブレーキ状態にあると判定され、ステッ
プ405,406に進み、車輪FR,FLの両車輪に対
しブレーキ制御中フラグがセット(1)される。尚、エ
ンジンブレーキの判定にあたっては、これらの条件の一
部を適宜割愛し、あるいは更に他の条件を付加すること
としてもよい。上記ステップ401乃至ステップ404
の何れかの条件を充足していない場合には、そのままメ
インルーチンに戻り、エンジンブレーキ時の制御対象車
輪(本実施形態では車輪FR,FL)に対するブレーキ
制御は行なわれない。
るブレーキ制御終了判定の処理を示すもので、ステップ
501においてスロットルセンサTSのアイドルスイッ
チ信号がオン信号か否かが判定される。アイドルスイッ
チ信号がオン信号であればステップ502に進み、下り
坂路フラグがセットされているか否かが判定される。下
り坂路フラグがセットされている場合には、ステップ5
03に進み、車両後方の車輪RR,RLの何れか一方に
関し非接地輪フラグがセットされているか否かが判定さ
れ、セットされている場合にはそのままメインルーチン
に戻り車輪FR,FLのブレーキ制御が継続される。上
記ステップ501乃至ステップ503の何れかの条件を
充足しない場合には、車輪FR,FLの両車輪に対する
ブレーキ制御が終了とされ、ステップ504,505に
進み車輪FR,FLのブレーキ制御中フラグがリセット
(0)された後、メインルーチンに戻る。
る開始特定制御開始判定の処理を示すもので、ステップ
601において何れかの車輪**のブレーキ制御中フラ
グの前回の状態が判定される。尚、図9乃至図13にお
ける制御対象の車輪は、本実施形態では車両前方の車輪
FR,FLであるが、特にこれらを特定することなく車
輪**で表している。ステップ601にて前回は車輪*
*のブレーキ制御中フラグがセットされていないと判定
されるとステップ602に進み、ブレーキ制御中フラグ
の今回の状態が判定される。前回セットされていなかっ
たブレーキ制御中フラグが今回セット(1)されている
と判定されると、ブレーキ制御開始直後ということにな
るので、ステップ603に進み車輪**の開始特定制御
中フラグがセットされる。ステップ601においてブレ
ーキ制御中フラグが前回セットされたと判定された場
合、あるいはステップ602において今回はセットされ
ていないと判定された場合には、そのままメインルーチ
ンに戻る。
れる開始特定制御終了判定の処理を示すもので、ステッ
プ701において何れかの車輪**の開始特定制御中フ
ラグの状態が判定され、開始特定制御中フラグがセット
されていなければ、そのままメインルーチンに戻る。開
始特定制御中フラグがセットされておればステップ70
2に進み、車輪**の開始特定制御カウンタCTF**が
所定時間KTと比較される。開始特定制御カウンタCT
F**が所定時間KT以上と判定されると、ステップ70
3にて車輪**の開始特定制御中フラグがリセット
(0)される。ステップ701において車輪**の開始
特定制御中フラグがリセット状態と判定され、あるいは
ステップ702において開始特定制御カウンタCTF**
のカウント値が所定時間KTに相当するカウント値に達
していないと判定された場合には、そのままメインルー
チンに戻る。
れる開始特定制御用液圧モード設定の処理を示すもの
で、ステップ801において何れかの車輪**の開始特
定制御中フラグの状態が判定される。車輪**の開始特
定制御中フラグがセットされておれば、ステップ802
に進み車輪**(本実施形態では車両前方の車輪FR,
FL)の液圧モードが急増圧モードに設定される。これ
に対し、車輪**に関し開始特定制御中フラグがセット
されていなければ、そのままメインルーチンに戻る。
れる通常制御液圧モード設定の処理を示すもので、ステ
ップ901において何れかの車輪**のブレーキ制御中
フラグの状態が判定され、セットされていなければその
まま図4のメインルーチンに戻る。車輪**(本実施形
態では車両前方の車輪FR,FL)に関しブレーキ制御
中フラグがセットされておればステップ902以降に進
み、パルス増圧、パルス減圧及び保持の何れかの液圧モ
ードに設定される。
w**が推定車体速度Vsoと比較され、これを越えた場
合にはステップ903にてパルス増圧モードが設定され
る。車輪速度Vw**が推定車体速度Vso以下であると
きには、更にステップ904にて車輪速度Vw**が基準
速度(Vso−KV4)と比較される(但し、KV4は一定
速度)。車輪速度Vw**が基準速度(Vso−KV4)も
下回っているときには、更にステップ905に進み車輪
加速度DVw**が正負が判定され、負の値であればステ
ップ906にてパルス減圧モードに設定される。車輪加
速度DVw**が0又は正の値である場合、及び車輪速度
Vw**が基準速度(Vso−KV4)以上である場合に
は、ステップ907にて保持モードに設定される。
れる制御モード設定の処理を示すもので、ステップ10
01において何れかの車輪**の開始特定制御中フラグ
の状態が判定される。車輪**の開始特定制御中フラグ
がセットされておれば、ステップ1002に進み制御モ
ードが開始特定制御用液圧モードに設定される。ステッ
プ1001において車輪**の開始特定制御中フラグが
セットされていなければ、ステップ1003に進み車輪
**のブレーキ制御中フラグの状態が判定される。ステ
ップ1003において車輪**のブレーキ制御中フラグ
がセットされておればステップ1004に進み、制御モ
ードは通常制御液圧モードに設定され、車輪**のブレ
ーキ制御中フラグがセットされていなければ、ステップ
1005に進み制御モードは増圧モード(通常の制動作
動状態)に設定される。尚、図13においては、本実施
形態におけるエンジンブレーキ時のブレーキ制御と開始
特定制御の関係を示したが、トラクション制御、アンチ
スキッド制御等の制御モードをこれに組み入れることが
できる。
説明する。図14の上段には制御対象たる車両前方の車
輪FR,FLの車輪速度VwF*を実線で示し、非接地輪
たる車両後方の車輪RR,RLの車輪速度VwR*を破線
で示している。車輪RR又はRLに関し、図6のステッ
プ302乃至305にてスリップ状態が判定され、車輪
速度VwR*が基準速度(Vso−KV1)を下回り、且つ
車輪加速度DVwR*(図14では省略)が基準加速度K
Gを下回ると、非接地輪フラグがセットされ、車輪F
R,FLに対するブレーキ制御が開始する。即ち、図6
及び図7の処理に従い、図14のa点で車輪FR,FL
に対するブレーキ制御が開始し、図14の下段に示すよ
うにホイールシリンダ液圧が増圧される。図14のa点
からb点までは図9乃至図11の処理に従い、開始特定
制御が行なわれ、急増圧モードとされる。b点以降は図
12の通常制御に移行し、車輪速度VwF*が推定車体速
度Vsoを下回るc点までパルス増圧モードとされ、更
に基準速度(Vso−KV4)を下回るd点までは保持モ
ードとされる。
o−KV4)を下回るとパルス減圧モードとされ、更に車
輪加速度DVwF*が正の値に転ずるとe点まで保持モー
ドとされる。e点で車輪速度VwF*が推定車体速度Vs
oを越えるとパルス増圧モードとされ、以後同様に、車
輪FR,FLのホイールシリンダ液圧が制御され、車輪
RR又はRLの車輪速度VwR*が基準速度(Vso−K
V2)と基準速度(Vso+KV3)との間の値となって所
定時間T2継続したf点でブレーキ制御が終了し、減圧
される。
ファレンシャルを備えた四輪駆動車が、下り坂路を走行
中にエンジンブレーキ状態とされ、車両後方の車輪RR
又はRLが非接地輪となっているときには、車輪が逆方
向に回転するため、車輪速度VwR*は速度0を下回り、
負の値になる。これに対し、車輪速度センサWS1乃至
WS4は一般的に正転と逆転を区別できないため、その
出力信号は車輪の逆転時には図14に2点鎖線で示すよ
うになる。即ち、車輪速度VwR*を表す車輪速度センサ
WS2又はWS4の出力信号は逆転時も正の値とされる
ことになる。この結果、図14に斜線で示すように実際
の車輪速度と異なり車輪速度VwR*が基準速度(Vso
−KV4)を越える場合が生じ、車輪速度が回復したと判
定されるおそれがある。
フローチャートのステップ309乃至312に示すよう
に、車輪速度Vw**(図14では車輪速度VwR*)が基
準速度(Vso−KV2)と基準速度(Vso+KV3)と
の間の値である状態が所定時間T2継続したことが回復
判定の条件とされ、車輪の逆転時に生ずる誤差とは峻別
し得るように設定されている。尚、基準速度(Vso+
KV3)以下という条件を外し、基準速度(Vso−KV
2)以上という条件のみとしてもよい。
ば、センタディファレンシャルを備えた四輪駆動車が、
未舗装の急峻な下り坂路を走行中にエンジンブレーキと
された状態で、例えば車両後方の車輪RR,RLの少く
とも一方が非接地状態となった場合には、車輪速度Vw
R*が第1のしきい値たる基準速度(Vso−KV1)を下
回り、且つ車輪加速度DVwR*が基準加速度KGを下回
ると、車輪RR又はRLが非接地輪と判定される。そし
て、車輪速度VwR*が第2のしきい値たる基準速度(V
so−KV2)を越え、且つ第3のしきい値たる基準速度
(Vso+KV3)を下回った状態が所定時間T2継続し
たときに車輪RR又はRLが接地状態にあると判定され
るので、車輪RR又はRLの非接地状態及び接地状態を
容易且つ確実に判定することができる。従って、この場
合には車両前方の車輪FR,FLに対し制動力を付与す
ることにより、適切な制動作動を行なうことができる。
尚、上記の実施形態においては下り坂路判定(ステップ
107等)が設けられているが、これを省略することと
すれば、下り坂路以外でのエンジンブレーキ時にも同様
に対処することができる。
5以降の図面を参照して説明する。本実施形態の基本構
成は前述の図2及び図3と同様であるので、これらの説
明は省略する。本実施形態における走行制御のフローチ
ャートも前述の図4のフローチャートに記載のものとス
テップ108の他は実質的に同様であるので省略する
が、本実施形態の車輪速度センサWS1乃至WS4は前
述の実施形態のものと異なり(但し、符号は同一とし
た)、回転方向を識別する機能、即ち、車輪が車両進行
方向に回転する正回転(+で表す)と、後退方向の逆回
転(−で表す)を識別する機能を有している。その構造
の図示は省略するが、例えば一対の検出素子の出力信号
を組合せることにより、位相差等に基づき回転方向の識
別が可能である。
04,105にて演算された車輪速度Vw**と推定車体
速度Vsoに基づき、ステップ108にて、各車輪のス
リップ率Sa**がSa**=〔(Vso−Vw)/Vs
o〕×100(%)として求められる。このとき、車両
の進行方向の車輪の回転方向を正とし、逆方向を負とす
ると、車両の加速スリップ時にはスリップ率Sa**は負
の値となり、減速スリップ時にはスリップ率Sa**は正
の値となって、100%以上の値も採り得る。このよう
にスリップ率Sa**を設定することにより後の演算で有
効に活用することができる。尚、本実施形態における、
図4のステップ107に対応する下り坂路判定、ステッ
プ111に対応する開始特定制御開始判定、ステップ1
12に対応する開始特定制御終了判定、及びステップ1
15に対応する制御モード設定は、夫々図5、図9、図
10及び図13に記載の処理と同様であるので説明を省
略し、以下前述の実施形態での処理と異なるものについ
て説明する。
ブレーキ制御開始判定(図4のステップ109に対応)
の処理を示すもので、先ずステップ1401においてス
ロットルセンサTSのアイドルスイッチ信号がオン信号
か否かが判定される。アイドルスイッチ信号がオン信号
と判定された場合(アクセルペダルAPが非操作状態)
には、ステップ1402に進み変速装置GSがローレン
ジの変速位置L4にあるか否かが判定される。変速装置
GSがローレンジの変速位置L4にあれば、ステップ1
403にて下り坂路フラグがセット(1)状態か否かが
判定される。下り坂路フラグがセットされている場合に
は、ステップ1404に進み、車両の加速状態が判定さ
れる。
と前回の推定車体加速度DVso(n-1) の差が所定の加
速度D1(例えば、0.05G。但し、Gは重力加速
度)を超えるか否かが判定される。この差が所定の加速
度D1を超えると判定されたときには、車両は加速方向
に駆動されていることになり、アンチスキッド制御の開
始条件とは峻別される。而して、本実施形態においては
ステップ1401乃至ステップ1404の条件を全て充
足するときには、車両がエンジンブレーキ状態にあると
判定され、ステップ1405に進む。尚、エンジンブレ
ーキの判定にあたっては、これらの条件の一部を適宜割
愛し、あるいは更に他の条件を付加することとしてもよ
い。
の車輪**のスリップ率Sa**が所定のスリップ率S1
(例えば、30%)以上であると、車輪**が非接地状
態で空転していると判定され、ステップ1406に進み
車輪**のブレーキ制御中フラグがセット(1)され
る。尚、車輪**のスリップ率Sa**が所定のスリップ
率S1以上である場合には、車輪**に対するアンチス
キッド制御の開始条件を充足する場合があるが、このス
テップ1405においてはステップ1404にて車両が
加速方向に駆動されていることが明らかとなるので、ア
ンチスキッド制御の開始条件と混同を生ずることはな
い。上記ステップ1401乃至ステップ1405の何れ
かの条件を充足していない場合には、そのままメインル
ーチンに戻り、ブレーキ制御は行なわれない。
ブレーキ制御終了判定の処理(図4のステップ110に
対応)を示すもので、ステップ1501において推定車
体速度Vsoが所定速度V2(例えば、15km/h)以下
か否かが判定される。推定車体速度Vsoが所定速度V
2以下と判定されるとステップ1502に進み、そのと
きの液圧モードが減圧モードか否かが判定され、減圧モ
ードである場合には、ステップ1503に進み、その車
輪**のスリップ率Sa**が所定のスリップ率S2(例
えば、20%)と比較される。ステップ1503にてス
リップ率Sa**が所定のスリップ率S2以下と判定され
たときには、ステップ1504に進み、そのときのブレ
ーキ液圧の推定値が0か否かが判定される。ブレーキ液
圧の推定値が0で(図19のf点)、ブレーキ操作が行
なわれていないと判定されたときには、ステップ150
5にて車輪**に関するブレーキ制御中フラグがリセッ
ト(0)されてメインルーチンに戻る。上記ステップ1
501乃至ステップ1504の何れかの条件を充足して
いない場合には、そのままメインルーチンに戻りブレー
キ制御が継続される。
開始特定制御用液圧モード設定(図4のステップ113
に対応)の処理を示すもので、ステップ1801におい
て何れかの車輪**の開始特定制御中フラグの状態が判
定される。車輪**の開始特定制御中フラグがセットさ
れておれば、ステップ1802に進み車輪**の開始特
定制御カウンタCTF**がインクリメント(+1)され
た後、ステップ1803においてスリップ率Sa**が1
00%と比較される。ステップ1803においてスリッ
プ率Sa**が100%を下回ると判定されたときには、
車輪**が正回転の状態にあることを意味するので、ス
テップ1804に進み車輪**に関する液圧モードは急
増圧モードに設定される(図19のa点)。これに対
し、スリップ率Sa**が100%以上と判定されたとき
には、車輪**が停止もしくは逆回転の状態にあること
を意味するので、ステップ1805に進み車輪**に関
する液圧モードは保持モードに設定される(図19のb
点)。車輪**の開始特定制御中フラグがセットされて
いなければ、ステップ1806にて開始特定制御カウン
タCTF**がクリア(0)されてメインルーチンに戻
る。
通常制御液圧モード設定(図4のステップ114に対
応)の処理を示すもので、ステップ1901において何
れかの車輪**のブレーキ制御中フラグの状態が判定さ
れ、セットされていなければそのまま図4のメインルー
チンに戻る。車輪**のブレーキ制御中フラグがセット
されておればステップ1902に進み、その車輪**の
スリップ率Sa**の値に応じて、図18のステップ19
02内のマップに従い、急増圧、パルス増圧、パルス減
圧及び急減圧の何れかの液圧モードに設定される。尚、
パルス増圧(又はパルス減圧)は、増圧(又は減圧)と
保持の繰り返しであるので、本実施形態では保持モード
はこれらに包含されている。スリップ率Sa**が100
%未満の領域は車輪**が正回転時で、スリップ率Sa
**が100%以上の領域は車輪**が逆回転時のエンジ
ンブレーキ状態にあることを表す。
すると、a点でブレーキ制御が開始と判定され、急増圧
モードが設定される。このa点からc点までの所定時間
の期間は、開始特定制御として前述の図11に記載のフ
ローチャートと同様に処理される。b点でスリップ率S
a**が100%となった時(即ち、Vw**=0km/hで、
車輪が停止、又は正回転から逆回転もしくはその逆に切
り換わる時)には、ホイールシリンダのブレーキ液圧は
保持され、d点で車輪が逆回転になったと判定されると
パルス増圧モードに切り換えられる。そして、e点で車
輪が正回転に戻ったと判定されるとパルス減圧モードと
され、この後f点でブレーキ制御が終了とされるまでパ
ルス減圧モードが維持され、車輪速度Vwが推定車体速
度Vsoに漸近するように制御される。
特定制御では制御対象の車輪**が一旦ロック状態(ス
リップ率Sa**=100%)となるまで急増圧モードで
加圧された後、パルス減圧が行なわれると、車輪**は
正回転か逆回転の何れかを開始する。車輪**が正回転
を開始した場合には接地したことになるので、パルス減
圧モードとされ、逆回転を開始した場合には空転してい
ることになるので、増圧モードが維持されロック状態に
維持される。而して、スリップ率Sa**が100%(V
w**=0km/h)近傍で制御対象の車輪のホイールシリン
ダのブレーキ液圧を制御することにより、未舗装の急峻
な下り坂路を走行中でもその他の車輪に対しエンジンブ
レーキを適切に効かせることができる。尚、上記の実施
形態において下り坂路判定を省略することとすれば、下
り坂路以外でのエンジンブレーキ時にも同様に対処する
ことができる。
で以下の効果を奏する。即ち、請求項1に記載のセンタ
ディファレンシャルを備えた四輪駆動車の走行制御装置
においては、エンジンブレーキ判定手段がエンジンブレ
ーキ状態と判定し、且つ車両の各車輪のうちの少くとも
一つの車輪が非接地状態となったときに、制動力制御手
段が、非接地状態の車輪を含む全ての車輪のうちの少く
とも一つの車輪に対して制動力を付与するように構成さ
れているので、エンジンブレーキとされた状態で少くと
も一つの車輪が非接地状態となっても、適切な制動作動
を行なうことができる。更に、例えばセンタデフロック
機構を排除しても、タイトコーナブレーキング現象を惹
起することなく、円滑なコーナリングを行なうことがで
きる。
いては、更に下り坂路判定手段が設けられており、下り
坂路を走行中であることも条件とされるので、例えば未
舗装の急峻な下り坂路を走行中にエンジンブレーキとさ
れた状態で少くとも一つの車輪が非接地状態となったと
きには、確実且つ適切な制動作動を行なうことができ
る。
一つの車輪が非接地状態となったか否かの判定は、請求
項3に記載のように、車輪速度に基づいて前記少くとも
一つの車輪のスリップを検出したときに、この車輪が非
接地状態にあると判定するように構成すれば、容易に非
接地状態を判定することができる。更に、前記車輪のス
リップの検出は、請求項4に記載のように、車輪速度と
推定車体速度に基づきスリップ率を演算し、このスリッ
プ率に基づき前記車輪のスリップを検出するように構成
すれば、容易且つ確実にスリップを検出することができ
る。
置においては、推定車体速度から第1の所定値を減算し
た第1のしきい値を、各車輪のうちの一つの車輪の車輪
速度が下回ったときに、当該車輪が非接地状態にあると
判定するように構成されているので、エンジンブレーキ
とされた状態で少くとも一つの車輪が非接地状態となっ
ても、この車輪の非接地状態を容易且つ確実に判定する
ことができる。
は、上記に加え接地状態判定手段によって前記少くとも
一つの車輪が接地状態となったことも容易且つ確実に判
定することができ、接地状態と判定したときには車輪に
対する制動力の付与を解除するように構成されているの
で、車両に対し適切に制動作動を行なうことができる。
更に、請求項7に記載の走行制御装置においては、前記
少くとも一つの車輪が接地状態となったことを一層確実
に判定することができる。
記載のように車両の傾斜角を検出する傾斜検出手段を備
えたものとし、少くとも傾斜検出手段が、所定時間の
間、車両の進行方向側を下り方向として所定角度以上傾
斜した傾斜角度を検出したときに、車両の走行路面が下
り坂路と判定するように構成することができ、簡単な構
成で、適切に下り坂路を判定することができる。
は、請求項11に記載のように車両の変速装置の変速位
置を検出する変速位置検出手段を具備したものとし、少
くとも変速位置検出手段が所定の低速側変速位置を検出
し、且つ下り坂路判定手段が下り坂路と判定したとき
に、車両がエンジンブレーキ状態と判定するように構成
することができ、簡単な構成で、適切にエンジンブレー
キを判定することができる。
態の概要を示すブロック図である。
図である。
一例を示す構成図である。
制御の全体を示すフローチャートである。
路判定を示すフローチャートである。
輪判定を示すフローチャートである。
定を示すフローチャートである。
定を示すフローチャートである。
定制御開始判定を示すフローチャートである。
特定制御終了判定を示すフローチャートである。
特定制御用液圧モード設定を示すフローチャートであ
る。
制御液圧モード設定を示すフローチャートである。
モード設定を示すフローチャートである。
行制御状態の一例を示すグラフである。
始判定を示すフローチャートである。
了判定を示すフローチャートである。
始特定制御用液圧モード設定を示すフローチャートであ
る。
圧モード設定を示すフローチャートである。
走行制御状態の一例を示すグラフである。
Claims (11)
- 【請求項1】 車両の前方の各車輪に連結されたフロン
トディファレンシャル、後方の各車輪に連結されたリヤ
ディファレンシャル、該リヤディファレンシャル及び前
記フロントディファレンシャルに連結するセンタディフ
ァレンシャルを備えると共に、前記車両の前方及び後方
の各車輪に付与する制動力を夫々独立して制御する制動
力制御手段とを備えた四輪駆動車の走行制御装置におい
て、前記車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検
出手段と、該車輪速度検出手段の検出車輪速度に基づき
前記車両の各車輪の内の少くとも一つの車輪が非接地状
態にあるか否かを判定する非接地状態判定手段と、前記
車両のエンジンブレーキ状態を判定するエンジンブレー
キ判定手段とを備え、前記エンジンブレーキ判定手段が
エンジンブレーキ状態と判定し、且つ前記非接地状態判
定手段が、前記少くとも一つの車輪が非接地状態にある
と判定したときに、前記制動力制御手段が、前記非接地
状態の車輪を含む全ての車輪の内の少くとも一つの車輪
に対して制動力を付与するように構成したことを特徴と
する四輪駆動車の走行制御装置。 - 【請求項2】 車両の前方の各車輪に連結されたフロン
トディファレンシャル、後方の各車輪に連結されたリヤ
ディファレンシャル、該リヤディファレンシャル及び前
記フロントディファレンシャルに連結するセンタディフ
ァレンシャルを備えると共に、前記車両の前方及び後方
の各車輪に付与する制動力を夫々独立して制御する制動
力制御手段とを備えた四輪駆動車の走行制御装置におい
て、前記車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検
出手段と、該車輪速度検出手段の検出車輪速度に基づき
前記車両の各車輪の内の少くとも一つの車輪が非接地状
態にあるか否かを判定する非接地状態判定手段と、前記
車両の走行路面が下り坂路か否かを判定する下り坂路判
定手段と、前記車両のエンジンブレーキ状態を判定する
エンジンブレーキ判定手段とを備え、前記下り坂路判定
手段が下り坂路と判定し、前記エンジンブレーキ判定手
段がエンジンブレーキ状態と判定し、且つ前記非接地状
態判定手段が、前記少くとも一つの車輪が非接地状態に
あると判定したときに、前記制動力制御手段が、前記非
接地状態の車輪を含む全ての車輪の内の少くとも一つの
車輪に対して制動力を付与するように構成したことを特
徴とする四輪駆動車の走行制御装置。 - 【請求項3】 前記非接地状態判定手段が、前記車輪速
度検出手段の検出車輪速度に基づき前記各車輪のスリッ
プを検出するスリップ検出手段を備え、該スリップ検出
手段が前記少くとも一つの車輪のスリップを検出したと
きに、前記少くとも一つの車輪が非接地状態にあると判
定するように構成したことを特徴とする請求項1又は2
記載の四輪駆動車の走行制御装置。 - 【請求項4】 前記車輪速度検出手段の検出車輪速度に
基づき推定車体速度を演算する推定車体速度演算手段を
備え、前記スリップ検出手段が、前記車輪速度検出手段
の検出車輪速度と前記推定車体速度演算手段が演算した
推定車体速度に基づきスリップ率を演算するスリップ率
演算手段を具備し、該スリップ率演算手段が演算したス
リップ率に基づき前記少くとも一つの車輪のスリップを
検出するように構成したことを特徴とする請求項3記載
の四輪駆動車の走行制御装置。 - 【請求項5】 前記車輪速度検出手段の検出車輪速度に
基づき前記車両の推定車体速度を演算する推定車体速度
演算手段とを備え、前記非接地状態判定手段が、前記車
両の推定車体速度から第1の所定値を減算した第1のし
きい値を、前記少くとも一つの車輪の車輪速度が下回っ
たときに、前記少くとも一つの車輪が非接地状態にある
と判定するように構成したことを特徴とする請求項1又
は2記載の四輪駆動車の走行制御装置。 - 【請求項6】 前記少くとも一つの車輪の車輪速度が、
前記車両の推定車体速度から第2の所定値を減算した第
2のしきい値を越えた状態が所定時間継続したときに、
前記少くとも一つの車輪が接地状態にあると判定する接
地状態判定手段を備え、該接地状態判定手段が、前記少
くとも一つの車輪が接地状態にあると判定したときに
は、前記制動力制御手段が前記少くとも一つの車輪に対
する制動力の付与を解除するように構成したことを特徴
とする請求項5記載の四輪駆動車の走行制御装置。 - 【請求項7】 前記接地状態判定手段は、前記少くとも
一つの車輪の車輪速度が、前記車両の推定車体速度から
第2の所定値を減算した第2のしきい値を越え、且つ前
記車両の推定車体速度に第3の所定値を加算した第3の
しきい値を下回った状態が所定時間継続したときに、前
記少くとも一つの車輪が接地状態にあると判定するよう
に構成したことを特徴とする請求項6記載の四輪駆動車
の走行制御装置。 - 【請求項8】 前記エンジンブレーキ判定手段がエンジ
ンブレーキ状態と判定し、且つ前記非接地状態判定手段
が、前記少くとも一つの車輪が非接地状態にあると判定
したときに、前記制動力制御手段が前記車両前方の両車
輪に対して制動力を付与するように構成したことを特徴
とする請求項1又は2記載の四輪駆動車の走行制御装
置。 - 【請求項9】 前記エンジンブレーキ判定手段がエンジ
ンブレーキ状態と判定し、且つ前記非接地状態判定手段
が、前記少くとも一つの車輪が非接地状態にあると判定
したときに、前記制動力制御手段が前記非接地状態の車
輪を制御対象の車輪として制動力を付与するように構成
したことを特徴とする請求項1又は2記載の四輪駆動車
の走行制御装置。 - 【請求項10】 前記下り坂路判定手段は、前記車両の
傾斜角を検出する傾斜検出手段を備え、少くとも該傾斜
検出手段が、所定時間の間、前記車両の進行方向側を下
り方向として所定角度以上傾斜した傾斜角度を検出した
ときに、前記車両の走行路面が下り坂路と判定するよう
に構成したことを特徴とする請求項2記載の四輪駆動車
の走行制御装置。 - 【請求項11】 前記エンジンブレーキ判定手段は、前
記車両の変速装置の変速位置を検出する変速位置検出手
段を具備し、少くとも該変速位置検出手段が所定の低速
側変速位置を検出し、且つ前記下り坂路判定手段が下り
坂路と判定したときに、前記車両がエンジンブレーキ状
態と判定するように構成したことを特徴とする請求項2
記載の四輪駆動車の走行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12427798A JP3996265B2 (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-18 | 四輪駆動車の走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11641097 | 1997-04-18 | ||
| JP9-310014 | 1997-10-24 | ||
| JP9-116410 | 1997-10-24 | ||
| JP31001497 | 1997-10-24 | ||
| JP30971997 | 1997-10-24 | ||
| JP9-309719 | 1997-10-24 | ||
| JP12427798A JP3996265B2 (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-18 | 四輪駆動車の走行制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11189148A true JPH11189148A (ja) | 1999-07-13 |
| JP3996265B2 JP3996265B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=27470345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12427798A Expired - Lifetime JP3996265B2 (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-18 | 四輪駆動車の走行制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3996265B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001130390A (ja) * | 1999-10-09 | 2001-05-15 | Robert Bosch Gmbh | 車両の制御方法および装置 |
| JP2003525156A (ja) * | 1999-03-08 | 2003-08-26 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | エンジンブレーキ作用を維持する方法 |
| JP2008230261A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Hitachi Ltd | ブレーキ制御装置 |
| JPWO2013137278A1 (ja) * | 2012-03-15 | 2015-08-03 | 日産自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
| CN120080938A (zh) * | 2025-04-30 | 2025-06-03 | 浙江春风动力股份有限公司 | 全地形车及其下坡制动方法 |
-
1998
- 1998-04-18 JP JP12427798A patent/JP3996265B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| JP3996265B2 (ja) | 2007-10-24 |
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