JPH1119026A - 内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡装置Info
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- JPH1119026A JPH1119026A JP9182655A JP18265597A JPH1119026A JP H1119026 A JPH1119026 A JP H1119026A JP 9182655 A JP9182655 A JP 9182655A JP 18265597 A JP18265597 A JP 18265597A JP H1119026 A JPH1119026 A JP H1119026A
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内視鏡装置において、体内挿入部を太くする
ことなく簡便に通常像と蛍光像との切換を行い、かつ鮮
明な蛍光像を得る。 【解決手段】 内視鏡本体2先端部の照射光光路上にP
偏光子11を介装し、受光光路上に偏光選択用液晶素子1
4、検光子15および液晶色フィルタ16を備える。蛍光像
観察時には、光源装置3から励起光Le を出射し、P偏
光子11によってP偏光Le(P)として生体4に照射する。
励起光Le(P)の照射により生体4の腫瘍部4aに取り込ま
れている蛍光剤から発せられた蛍光Lf と、生体4で反
射された反射光Lr とが内視鏡先端部から入射するが、
液晶素子14および検光子15によりP偏光が遮断され、蛍
光Lf および拡散反射光Lr2のそれぞれS偏光成分Lf
(S),Lr2(S)のみが検光子15を通過する。さらに、液晶
色フィルタ16において励起光の波長成分は吸収されるた
め、撮像素子17にはS偏光蛍光Lf(S)のみが結像され
る。
ことなく簡便に通常像と蛍光像との切換を行い、かつ鮮
明な蛍光像を得る。 【解決手段】 内視鏡本体2先端部の照射光光路上にP
偏光子11を介装し、受光光路上に偏光選択用液晶素子1
4、検光子15および液晶色フィルタ16を備える。蛍光像
観察時には、光源装置3から励起光Le を出射し、P偏
光子11によってP偏光Le(P)として生体4に照射する。
励起光Le(P)の照射により生体4の腫瘍部4aに取り込ま
れている蛍光剤から発せられた蛍光Lf と、生体4で反
射された反射光Lr とが内視鏡先端部から入射するが、
液晶素子14および検光子15によりP偏光が遮断され、蛍
光Lf および拡散反射光Lr2のそれぞれS偏光成分Lf
(S),Lr2(S)のみが検光子15を通過する。さらに、液晶
色フィルタ16において励起光の波長成分は吸収されるた
め、撮像素子17にはS偏光蛍光Lf(S)のみが結像され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡装置に関
し、特に詳しくは通常像と蛍光像とを選択的に切り換え
て観察することができる内視鏡装置に関するものであ
る。
し、特に詳しくは通常像と蛍光像とを選択的に切り換え
て観察することができる内視鏡装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、生体内部を観察したり、また
観察しながら治療するために、内視鏡が広く用いられて
いる。内視鏡を使用して生体内部を観察する際には、生
体外部に配された照明光源から発せられた光を可撓性の
導入管に収納された光ファイバ束からなるライトガイド
を介して生体内に導いて観察部を照明し、この観察部か
らの反射光を、内視鏡先端部に配されたCCD等の撮像
素子で受光し、この撮像素子の出力をCRT等からなる
画像表示手段に表示するのが一般的であり、今日では高
解像度の画像を得ることができる。
観察しながら治療するために、内視鏡が広く用いられて
いる。内視鏡を使用して生体内部を観察する際には、生
体外部に配された照明光源から発せられた光を可撓性の
導入管に収納された光ファイバ束からなるライトガイド
を介して生体内に導いて観察部を照明し、この観察部か
らの反射光を、内視鏡先端部に配されたCCD等の撮像
素子で受光し、この撮像素子の出力をCRT等からなる
画像表示手段に表示するのが一般的であり、今日では高
解像度の画像を得ることができる。
【0003】一方従来より、励起光を照射したときに生
体から発せられる蛍光、もしくは、あらかじめ生体の腫
瘍部分に吸収させた腫瘍親和性のある蛍光性物質から発
せられる蛍光に基づく画像を観察して腫瘍部分を診断す
る蛍光画像診断装置の研究が進められている(例えば特
公昭63-9464 号、特開平1-136630号、特開平7-59783号
等)。
体から発せられる蛍光、もしくは、あらかじめ生体の腫
瘍部分に吸収させた腫瘍親和性のある蛍光性物質から発
せられる蛍光に基づく画像を観察して腫瘍部分を診断す
る蛍光画像診断装置の研究が進められている(例えば特
公昭63-9464 号、特開平1-136630号、特開平7-59783号
等)。
【0004】この種の蛍光画像診断装置は基本的に、励
起光を生体内部の観察部に照射する励起光照射手段と、
励起光の照射により発生される蛍光を検出して観察部の
蛍光像を撮像する手段と、この撮像手段の出力を受けて
この蛍光像を表示する画像表示手段とからなるものであ
り、多くの場合体腔内部に挿入され内視鏡等に組み込ま
れた形に構成される。
起光を生体内部の観察部に照射する励起光照射手段と、
励起光の照射により発生される蛍光を検出して観察部の
蛍光像を撮像する手段と、この撮像手段の出力を受けて
この蛍光像を表示する画像表示手段とからなるものであ
り、多くの場合体腔内部に挿入され内視鏡等に組み込ま
れた形に構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような蛍光画像
診断装置を内視鏡装置に組み込んで可視光に基づく通常
像と蛍光に基づく蛍光像とを分離して表示できるように
した装置が提案されている。従来この種の装置として、
蛍光像観察時には受光光路上にシャープカットフィルタ
を挿入して励起光波長の光を遮断して蛍光像のみを見ら
れるようにしたものが知られている。
診断装置を内視鏡装置に組み込んで可視光に基づく通常
像と蛍光に基づく蛍光像とを分離して表示できるように
した装置が提案されている。従来この種の装置として、
蛍光像観察時には受光光路上にシャープカットフィルタ
を挿入して励起光波長の光を遮断して蛍光像のみを見ら
れるようにしたものが知られている。
【0006】しかし、電子内視鏡装置のように内視鏡先
端部に撮像素子を有するものの場合には、その撮像素子
の前にフィルタを配さねばならず、またそのフィルタを
移動させるためのスペースが必要となり先端部が太くな
ってしまう。内視鏡の先端部は被検体の内部に挿入する
ためできるだけ細いほうがよい。
端部に撮像素子を有するものの場合には、その撮像素子
の前にフィルタを配さねばならず、またそのフィルタを
移動させるためのスペースが必要となり先端部が太くな
ってしまう。内視鏡の先端部は被検体の内部に挿入する
ためできるだけ細いほうがよい。
【0007】実開平3−43086 号には、偏光を利用して
励起光の正反射光と観察視野(生体)より生じる蛍光を
分離して蛍光像を得る構成の内視鏡装置が提案されてい
る。該内視鏡装置においては電圧の印加状態により旋光
状態が変化する液晶偏光手段を用いて遮断するようにな
っており内視鏡先端部に可動部分がなく、従って先端部
を細くすることができる。
励起光の正反射光と観察視野(生体)より生じる蛍光を
分離して蛍光像を得る構成の内視鏡装置が提案されてい
る。該内視鏡装置においては電圧の印加状態により旋光
状態が変化する液晶偏光手段を用いて遮断するようにな
っており内視鏡先端部に可動部分がなく、従って先端部
を細くすることができる。
【0008】しかしながら、一般に蛍光は励起光に比べ
て微弱であるため、励起光の正反射光を除いても拡散反
射光の影響を強く受け、鮮明な蛍光像を得られない場合
がある。
て微弱であるため、励起光の正反射光を除いても拡散反
射光の影響を強く受け、鮮明な蛍光像を得られない場合
がある。
【0009】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であって、先端部を太くすることなく、通常像観察と蛍
光像観察を簡便に切り換えることができ、かつ、鮮明な
蛍光像を得ることができる内視鏡装置を提供することを
目的とするものである。
であって、先端部を太くすることなく、通常像観察と蛍
光像観察を簡便に切り換えることができ、かつ、鮮明な
蛍光像を得ることができる内視鏡装置を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、照明
光と励起光の一方を選択的に照射光として出射する光源
装置を備え、該照射光を生体に照射してその照射により
生じる、反射光または蛍光である観察光を受光して通常
像または蛍光像を観察する内視鏡装置において、前記照
射光の光路上に介装され、該照射光をP偏光、S偏光の
いずれかの偏光に偏光する照射光偏光手段と、前記観察
光の受光路上に介装された第一の液晶素子と検光子とを
備え、該観察光のうち前記所定の偏光と同じ種類の偏光
状態で入射した光を通す第一の状態と、前記所定の偏光
と同じ種類の偏光状態で入射した光を遮光し、かつ、該
所定の偏光と異なる種類の偏光状態で入射した光を通す
第二の状態とのいずれかの状態に設定される偏光選択手
段と、前記偏光選択手段の状態を、前記照射光が照明光
であるとき前記第一の状態とし、前記照射光が励起光で
あるとき第二の状態とする偏光選択手段切換手段と、前
記観察光のうち、前記通常像の観察に必要とされる波長
域の光を通す第一の状態と、前記励起光の波長域の光を
遮断し、かつ、前記蛍光の波長域の光を通す第二の状態
とのいずれかの状態に設定される第二の液晶素子からな
る波長選択手段と、該波長選択手段の状態を、前記照射
光が照明光であるとき前記第一の状態とし、前記照射光
が励起光であるとき第二の状態とする波長選択手段切換
手段とを備えたことを特徴とするものである。
光と励起光の一方を選択的に照射光として出射する光源
装置を備え、該照射光を生体に照射してその照射により
生じる、反射光または蛍光である観察光を受光して通常
像または蛍光像を観察する内視鏡装置において、前記照
射光の光路上に介装され、該照射光をP偏光、S偏光の
いずれかの偏光に偏光する照射光偏光手段と、前記観察
光の受光路上に介装された第一の液晶素子と検光子とを
備え、該観察光のうち前記所定の偏光と同じ種類の偏光
状態で入射した光を通す第一の状態と、前記所定の偏光
と同じ種類の偏光状態で入射した光を遮光し、かつ、該
所定の偏光と異なる種類の偏光状態で入射した光を通す
第二の状態とのいずれかの状態に設定される偏光選択手
段と、前記偏光選択手段の状態を、前記照射光が照明光
であるとき前記第一の状態とし、前記照射光が励起光で
あるとき第二の状態とする偏光選択手段切換手段と、前
記観察光のうち、前記通常像の観察に必要とされる波長
域の光を通す第一の状態と、前記励起光の波長域の光を
遮断し、かつ、前記蛍光の波長域の光を通す第二の状態
とのいずれかの状態に設定される第二の液晶素子からな
る波長選択手段と、該波長選択手段の状態を、前記照射
光が照明光であるとき前記第一の状態とし、前記照射光
が励起光であるとき第二の状態とする波長選択手段切換
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】前記「照射光偏光手段」とは、例えば、P
偏光子、S偏光子、もしくはいずれかの直線偏光子と1
/2λ板との組み合わせ等である。
偏光子、S偏光子、もしくはいずれかの直線偏光子と1
/2λ板との組み合わせ等である。
【0012】前記「前記所定の偏光と同じ種類の偏光状
態で入射した光を通す」とは、例えば、前記所定の偏光
がP偏光であった場合、偏光選択手段に入射したP偏光
の光をそのまま通してもよいし、S偏光に偏光せしめて
通してもよい。
態で入射した光を通す」とは、例えば、前記所定の偏光
がP偏光であった場合、偏光選択手段に入射したP偏光
の光をそのまま通してもよいし、S偏光に偏光せしめて
通してもよい。
【0013】前記内視鏡装置において、具体的には、前
記第一の液晶素子および第二の液晶素子は、印加される
電圧に応じて設定されるものであり、前記偏光選択手段
切換手段と前記波長選択手段切換手段とが、前記第一お
よび第二の液晶素子への印加電圧を制御する手段であ
り、前記照射光が照明光に設定されるときに前記偏光選
択手段および前記波長選択手段を共にそれぞれの第一の
状態とし、照射光が励起光に設定されるときに前記偏光
選択手段および前記波長選択手段を共に第二の状態とす
るように制御するものである。
記第一の液晶素子および第二の液晶素子は、印加される
電圧に応じて設定されるものであり、前記偏光選択手段
切換手段と前記波長選択手段切換手段とが、前記第一お
よび第二の液晶素子への印加電圧を制御する手段であ
り、前記照射光が照明光に設定されるときに前記偏光選
択手段および前記波長選択手段を共にそれぞれの第一の
状態とし、照射光が励起光に設定されるときに前記偏光
選択手段および前記波長選択手段を共に第二の状態とす
るように制御するものである。
【0014】なお、前記偏光選択手段切換手段が、前記
波長選択手段切換手段を兼ねるものであってもよい。
波長選択手段切換手段を兼ねるものであってもよい。
【0015】また、前記第一の液晶素子と前記第二の液
晶素子とが一体的に形成されていてもよい。この場合、
前記液晶素子は具体的には、光吸収に対して短軸/長軸
で異方性をもつ2色性色素を含み、前記偏光選択手段の
第一の状態と前記波長選択手段の第一の状態を同時に達
成し、該両手段の第二の状態を同時に達成することがで
きるものを用いる。
晶素子とが一体的に形成されていてもよい。この場合、
前記液晶素子は具体的には、光吸収に対して短軸/長軸
で異方性をもつ2色性色素を含み、前記偏光選択手段の
第一の状態と前記波長選択手段の第一の状態を同時に達
成し、該両手段の第二の状態を同時に達成することがで
きるものを用いる。
【0016】なお、前記偏光選択手段および前記波長選
択手段として液晶以外の電子的若しくは電気的に状態を
切り換えられる手段を用いてもよい。
択手段として液晶以外の電子的若しくは電気的に状態を
切り換えられる手段を用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の内視鏡装置においては、励起光
を遮断する手段として液晶の偏光選択手段と波長選択手
段とを備えているから、偏光と、励起光の波長域とを利
用して蛍光像観察時に励起光の反射光を十分に遮断する
ことができ、反射光の影響を受けない信頼性の高い蛍光
像を得ることができる。
を遮断する手段として液晶の偏光選択手段と波長選択手
段とを備えているから、偏光と、励起光の波長域とを利
用して蛍光像観察時に励起光の反射光を十分に遮断する
ことができ、反射光の影響を受けない信頼性の高い蛍光
像を得ることができる。
【0018】液晶を利用することにより電圧の制御のみ
で状態を簡便に切り換えることができるため、従来シャ
ープカットフィルタ等を移動して励起光遮断を行ってい
た場合と比較して場所をとらない。従って、電子内視鏡
装置においても先端部を太くすることなく利用すること
ができる。
で状態を簡便に切り換えることができるため、従来シャ
ープカットフィルタ等を移動して励起光遮断を行ってい
た場合と比較して場所をとらない。従って、電子内視鏡
装置においても先端部を太くすることなく利用すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体的な実施の
形態を図面を用いて説明する。図1に本発明の実施形態
に係る電子内視鏡装置を示す。本内視鏡装置1は、内視
鏡本体2と、この内視鏡本体2に励起光若しくは照明光
を供給する光源装置3と、生体4内部に挿入された内視
鏡本体2の先端部で得られる画像信号の信号処理を行う
ビデオ信号回路5と、該ビデオ信号回路5から出力され
る画像信号を表示するモニタ6とから構成される。
形態を図面を用いて説明する。図1に本発明の実施形態
に係る電子内視鏡装置を示す。本内視鏡装置1は、内視
鏡本体2と、この内視鏡本体2に励起光若しくは照明光
を供給する光源装置3と、生体4内部に挿入された内視
鏡本体2の先端部で得られる画像信号の信号処理を行う
ビデオ信号回路5と、該ビデオ信号回路5から出力され
る画像信号を表示するモニタ6とから構成される。
【0020】光源装置3は、光源20と、蛍光像観察時に
照射光を励起光波長域に制限する励起光用フィルタ21
と、光源20からの照射光を内視鏡本体2のライトガイド
10に集光せしめるレンズ22とからなる。通常像観察時に
は励起光用フィルタ21が図中Aに示すように照射光路外
に位置されており、光源装置3からは通常照明光が照射
光Lとして出射され、一方、蛍光像観察時には励起光用
フィルタ21は図中Bに示すように照射光路上に挿入され
ており、光源装置3からは励起光が照射光Lとして出射
される。
照射光を励起光波長域に制限する励起光用フィルタ21
と、光源20からの照射光を内視鏡本体2のライトガイド
10に集光せしめるレンズ22とからなる。通常像観察時に
は励起光用フィルタ21が図中Aに示すように照射光路外
に位置されており、光源装置3からは通常照明光が照射
光Lとして出射され、一方、蛍光像観察時には励起光用
フィルタ21は図中Bに示すように照射光路上に挿入され
ており、光源装置3からは励起光が照射光Lとして出射
される。
【0021】内視鏡本体2内部には、生体4の観察部位
に照射される照射光L(照明光Li若しくは励起光Le
)を伝送する照明用ライトガイド10、該ライトガイド1
0の先端部に近接して配された出射光偏光手段である偏
光子11、生体4からの観察光(反射光Lr 若しくは蛍光
Lf )を結像する撮像光学系12, 13、該撮像光学系12,1
3の間に配された偏光選択用液晶素子14と検光子15とか
らなる偏光選択装置および波長選択手段である液晶色フ
ィルタ16、観察光が結像されるCCD等の固体撮像素子
17が備えられている。
に照射される照射光L(照明光Li若しくは励起光Le
)を伝送する照明用ライトガイド10、該ライトガイド1
0の先端部に近接して配された出射光偏光手段である偏
光子11、生体4からの観察光(反射光Lr 若しくは蛍光
Lf )を結像する撮像光学系12, 13、該撮像光学系12,1
3の間に配された偏光選択用液晶素子14と検光子15とか
らなる偏光選択装置および波長選択手段である液晶色フ
ィルタ16、観察光が結像されるCCD等の固体撮像素子
17が備えられている。
【0022】ここで偏光子11は、本実施形態においては
生体4を反射面として該反射面への入射光Lおよび該反
射面における反射光Lr を含む面(入射面)に平行な振
動面を有する直線偏光(P偏光)を生成する直線偏光子
(P偏光子)である。従って偏光子11を透過して生体4
に照射される光はP偏光である。
生体4を反射面として該反射面への入射光Lおよび該反
射面における反射光Lr を含む面(入射面)に平行な振
動面を有する直線偏光(P偏光)を生成する直線偏光子
(P偏光子)である。従って偏光子11を透過して生体4
に照射される光はP偏光である。
【0023】図2は図1に示す偏光選択用液晶素子14、
検光子15および液晶色フィルタ16の部分のみを抜き出し
て模式的に表したものである。
検光子15および液晶色フィルタ16の部分のみを抜き出し
て模式的に表したものである。
【0024】本実施形態の偏光選択装置において、偏光
選択用液晶素子14は透明電極19に挟持されたTN液晶セ
ル14a からなるものであり、検光子15はS偏光を通すも
のである。TN液晶セルは電圧無印加の状態で旋光性を
有し、入射した偏光はその偏波面を90°回転されて出
射する。一方、電圧を印加すると旋光性がなくなり、入
射した光はそのままの状態で出射する。従って、液晶素
子14においてP偏光である正反射光を含む観察光を90
°旋光し、観察光のうち90°旋光されてS偏光となっ
た光のみを検光子15により選択せしめて通す第一の状態
と、液晶素子14において観察光を旋光することなくその
まま通し、検光子15により観察光のうちS偏光のみを選
択せしめて通す第二の状態とのいずれかの状態に電圧の
制御により設定することができる。偏光選択手段の状態
の切換とは、液晶素子14の状態の切換を意味し、液晶素
子14の状態の切換は、上述のように液晶への印加電圧を
制御して旋光状態を変化させることにより行われる。
選択用液晶素子14は透明電極19に挟持されたTN液晶セ
ル14a からなるものであり、検光子15はS偏光を通すも
のである。TN液晶セルは電圧無印加の状態で旋光性を
有し、入射した偏光はその偏波面を90°回転されて出
射する。一方、電圧を印加すると旋光性がなくなり、入
射した光はそのままの状態で出射する。従って、液晶素
子14においてP偏光である正反射光を含む観察光を90
°旋光し、観察光のうち90°旋光されてS偏光となっ
た光のみを検光子15により選択せしめて通す第一の状態
と、液晶素子14において観察光を旋光することなくその
まま通し、検光子15により観察光のうちS偏光のみを選
択せしめて通す第二の状態とのいずれかの状態に電圧の
制御により設定することができる。偏光選択手段の状態
の切換とは、液晶素子14の状態の切換を意味し、液晶素
子14の状態の切換は、上述のように液晶への印加電圧を
制御して旋光状態を変化させることにより行われる。
【0025】液晶色フィルタ16は、通常像の観察に必要
とされる波長域の光(ここでは全ての光)を通す第一の
状態と、励起光の波長域の光を遮断し、かつ蛍光の波長
域の光を通す第二の状態とのいずれかの状態に設定する
ことができるものを用いる。具体的には、ネマティック
液晶16a 中に色素分子16b が混合された液晶セルを透明
電極19で挟持したものを用いる。ネマティック液晶(ホ
スト分子)16a に色素(ゲスト分子)16b を混合する
と、色素分子16b の長軸が液晶分子16a の長軸の向きと
同方向に配列するという性質を利用する。ここでは、色
素分子16b として、その長軸方向の光吸収が励起光波長
付近にあり、短軸方向の光吸収が非常に小さい2色性色
素を用いる。なお、ホスト分子16a であるネマティック
液晶としては、電圧無印加状態でその長軸が電極に平行
な方向に配列し、電圧印加状態で長軸が電極に垂直な方
向に配列するものを用いる。液晶色フィルタ16の状態の
切換は、偏光選択用液晶素子14の場合と同様に、液晶へ
の印加電圧を制御して液晶分子の配列を変化させること
により行われる。
とされる波長域の光(ここでは全ての光)を通す第一の
状態と、励起光の波長域の光を遮断し、かつ蛍光の波長
域の光を通す第二の状態とのいずれかの状態に設定する
ことができるものを用いる。具体的には、ネマティック
液晶16a 中に色素分子16b が混合された液晶セルを透明
電極19で挟持したものを用いる。ネマティック液晶(ホ
スト分子)16a に色素(ゲスト分子)16b を混合する
と、色素分子16b の長軸が液晶分子16a の長軸の向きと
同方向に配列するという性質を利用する。ここでは、色
素分子16b として、その長軸方向の光吸収が励起光波長
付近にあり、短軸方向の光吸収が非常に小さい2色性色
素を用いる。なお、ホスト分子16a であるネマティック
液晶としては、電圧無印加状態でその長軸が電極に平行
な方向に配列し、電圧印加状態で長軸が電極に垂直な方
向に配列するものを用いる。液晶色フィルタ16の状態の
切換は、偏光選択用液晶素子14の場合と同様に、液晶へ
の印加電圧を制御して液晶分子の配列を変化させること
により行われる。
【0026】内視鏡本体2には、通常像観察時および蛍
光像観察時で偏光選択用液晶素子14および液晶色フィ
ルタ16の状態を切り換える切換スイッチ18である印加
電圧制御手段が備えられており、さらに、色フィルタ16
への印加電圧制御回路中には図示しないインバータが備
えられている。通常像観察時には切換スイッチ18はOFF
状態にあり、偏光選択用液晶素子14には電圧は印加され
ず、一方、前述のインバータの作用により色フィルタ16
には電圧が印加される。このとき、偏光選択用液晶素子
14および色フィルタ16はそれぞれ第一の状態にある。蛍
光観察時には切換スイッチ18がON状態にされて偏光選択
用液晶素子14には電圧が印加され、一方、前述のインバ
ータの作用により色フィルタ16には電圧は印加されな
い。このとき、偏光選択用液晶素子14および色フィルタ
16はそれぞれ第二の状態に設定される。
光像観察時で偏光選択用液晶素子14および液晶色フィ
ルタ16の状態を切り換える切換スイッチ18である印加
電圧制御手段が備えられており、さらに、色フィルタ16
への印加電圧制御回路中には図示しないインバータが備
えられている。通常像観察時には切換スイッチ18はOFF
状態にあり、偏光選択用液晶素子14には電圧は印加され
ず、一方、前述のインバータの作用により色フィルタ16
には電圧が印加される。このとき、偏光選択用液晶素子
14および色フィルタ16はそれぞれ第一の状態にある。蛍
光観察時には切換スイッチ18がON状態にされて偏光選択
用液晶素子14には電圧が印加され、一方、前述のインバ
ータの作用により色フィルタ16には電圧は印加されな
い。このとき、偏光選択用液晶素子14および色フィルタ
16はそれぞれ第二の状態に設定される。
【0027】なお、一般的な蛍光剤の吸収・蛍光スペク
トルは図3(a)のように表され、蛍光剤によって吸収
される光の波長域は該蛍光剤から発光される蛍光の波長
域よりも短く、両者の波長域の重なる範囲は小さい。そ
こで、蛍光剤から蛍光を発生させるためには蛍光剤の吸
収波長領域の光を励起光として用いればよく、励起光用
フィルタ21としては同図(b)に示す透過特性を有する
フィルタを用いる。液晶色フィルタ16としては、同図
(c)に示すような、電圧印加の第一の状態(点線)で
ほぼ全波長領域にわたる光を透過させ、電圧無印加の第
二の状態(実線)で励起光領域波長域付近の光を遮断
し、かつ蛍光領域波長側の光を透過させるフィルタを用
いる。前述のように液晶色フィルタは、電圧印加の状態
で、色素分子の長軸が電極に垂直な方向に配列している
ため、短軸方向の吸収を示すが、短軸方向の吸収率は同
図(c)に示すように非常に小さいため、液晶色フィル
タ16に入射した光はほぼそのまま液晶色フィルタ16を透
過する。一方、電圧無印加状態では、色素分子の長軸が
電極に平行な方向に配列しているため長軸方向の吸収を
示し、励起光領域付近の光が吸収される。
トルは図3(a)のように表され、蛍光剤によって吸収
される光の波長域は該蛍光剤から発光される蛍光の波長
域よりも短く、両者の波長域の重なる範囲は小さい。そ
こで、蛍光剤から蛍光を発生させるためには蛍光剤の吸
収波長領域の光を励起光として用いればよく、励起光用
フィルタ21としては同図(b)に示す透過特性を有する
フィルタを用いる。液晶色フィルタ16としては、同図
(c)に示すような、電圧印加の第一の状態(点線)で
ほぼ全波長領域にわたる光を透過させ、電圧無印加の第
二の状態(実線)で励起光領域波長域付近の光を遮断
し、かつ蛍光領域波長側の光を透過させるフィルタを用
いる。前述のように液晶色フィルタは、電圧印加の状態
で、色素分子の長軸が電極に垂直な方向に配列している
ため、短軸方向の吸収を示すが、短軸方向の吸収率は同
図(c)に示すように非常に小さいため、液晶色フィル
タ16に入射した光はほぼそのまま液晶色フィルタ16を透
過する。一方、電圧無印加状態では、色素分子の長軸が
電極に平行な方向に配列しているため長軸方向の吸収を
示し、励起光領域付近の光が吸収される。
【0028】具体的には、蛍光剤として、癌の治療、診
断に用いられているPhotofrin IIを投与し、その630
nm付近にあるQ帯と呼ばれる吸収帯を励起するため6
30nm付近の波長域の光を励起光として用いる。この
とき該蛍光剤から発せられる690nm付近にピークを
有する蛍光を検出する。なお、液晶色フィルタ16の色素
分子としては、励起光波長域の光を吸収する性質を有す
る、たとえば以下に示すような色素分子を用いる。
断に用いられているPhotofrin IIを投与し、その630
nm付近にあるQ帯と呼ばれる吸収帯を励起するため6
30nm付近の波長域の光を励起光として用いる。この
とき該蛍光剤から発せられる690nm付近にピークを
有する蛍光を検出する。なお、液晶色フィルタ16の色素
分子としては、励起光波長域の光を吸収する性質を有す
る、たとえば以下に示すような色素分子を用いる。
【0029】
【化1】
【0030】ここで、M1 方向が長軸方向であり、M
2 方向が短軸方向である。色素分子の長軸方向の最大
吸収波長λmax1=635nm、短軸方向の最大吸収波長
λmax2=415nmである。
2 方向が短軸方向である。色素分子の長軸方向の最大
吸収波長λmax1=635nm、短軸方向の最大吸収波長
λmax2=415nmである。
【0031】以下、本電子内視鏡装置1の通常像観察時
と蛍光像観察時における作用をそれぞれ説明する。
と蛍光像観察時における作用をそれぞれ説明する。
【0032】1) 通常像観察時(切換スイッチOFF 状
態) 通常像観察時には光源装置3において励起光用フィルタ
21はAの位置に位置され、内視鏡本体2において切換ス
イッチ18はOFF 状態とされる。従って、偏光選択用液晶
素子14はP偏光の正反射光を含む観察光を90°旋光し
て通す状態(第一の状態)に、また液晶色フィルタ16は
全波長域の光を通す状態(第一の状態)に設定される。
態) 通常像観察時には光源装置3において励起光用フィルタ
21はAの位置に位置され、内視鏡本体2において切換ス
イッチ18はOFF 状態とされる。従って、偏光選択用液晶
素子14はP偏光の正反射光を含む観察光を90°旋光し
て通す状態(第一の状態)に、また液晶色フィルタ16は
全波長域の光を通す状態(第一の状態)に設定される。
【0033】光源20からの照射光は照明光Li であり、
図4に示すように、該照明光Li がレンズ22によりライ
トガイド10に集光せしめられる。該照明光Li はライト
ガイド10を通ってP偏光子11においてP偏光とされて内
視鏡先端部から出射され、P偏光照明光Li(P)が生体4
に照射される。
図4に示すように、該照明光Li がレンズ22によりライ
トガイド10に集光せしめられる。該照明光Li はライト
ガイド10を通ってP偏光子11においてP偏光とされて内
視鏡先端部から出射され、P偏光照明光Li(P)が生体4
に照射される。
【0034】照明光Li(P)は生体4で反射され、反射光
Lr として内視鏡2先端部から入射される。入射された
光は偏光選択用液晶素子14において90°旋光せしめら
れ、観察光のうち、旋光せしめられてS偏光となったも
ののみが検光子15を透過し、さらに、液晶色フィルタ16
を透過してCCD17に結像される。CCD17からの映像
信号は、ビデオ信号回路5によって処理されたのちモニ
タ6へ入力され、該モニタ6に通常像が表示される。
Lr として内視鏡2先端部から入射される。入射された
光は偏光選択用液晶素子14において90°旋光せしめら
れ、観察光のうち、旋光せしめられてS偏光となったも
ののみが検光子15を透過し、さらに、液晶色フィルタ16
を透過してCCD17に結像される。CCD17からの映像
信号は、ビデオ信号回路5によって処理されたのちモニ
タ6へ入力され、該モニタ6に通常像が表示される。
【0035】なお、予め蛍光診断薬が投与された生体に
ついて通常像観察を行う場合、照明光Li(P)に含まれて
いる励起光波長により生体から蛍光Lf が発生するが、
蛍光は反射光Lr と比較して微弱であるため通常像を観
察する際にはほとんど影響ない。
ついて通常像観察を行う場合、照明光Li(P)に含まれて
いる励起光波長により生体から蛍光Lf が発生するが、
蛍光は反射光Lr と比較して微弱であるため通常像を観
察する際にはほとんど影響ない。
【0036】2) 蛍光像観察時(切換スイッチON状
態) 蛍光像を観察するために、被検体にあらかじめ腫瘍親和
性のあるHpD,Photofrin II等の蛍光診断薬(蛍光剤)を
投与しておく。
態) 蛍光像を観察するために、被検体にあらかじめ腫瘍親和
性のあるHpD,Photofrin II等の蛍光診断薬(蛍光剤)を
投与しておく。
【0037】蛍光観察時には光源装置3において励起光
用フィルタ21が出射光路上Bの位置に挿入され、内視鏡
本体2において切換スイッチ18はON状態とされる。従っ
て、偏光選択用液晶素子14は観察光を旋光することなく
そのまま通す状態、すなわち、観察光のうちS偏光のみ
が検光子15を透過する状態(第二の状態)に、また液晶
色フィルタ16は励起光の波長域の光を遮断し、かつ蛍光
の波長域の光を通す状態(第二の状態)に設定される。
用フィルタ21が出射光路上Bの位置に挿入され、内視鏡
本体2において切換スイッチ18はON状態とされる。従っ
て、偏光選択用液晶素子14は観察光を旋光することなく
そのまま通す状態、すなわち、観察光のうちS偏光のみ
が検光子15を透過する状態(第二の状態)に、また液晶
色フィルタ16は励起光の波長域の光を遮断し、かつ蛍光
の波長域の光を通す状態(第二の状態)に設定される。
【0038】図5に示すように、光源20からの照射光の
うち蛍光を発生させる波長領域の光(励起光)のみが励
起光用フィルタ21を通過し励起光Le としてレンズ22に
よりライトガイド10に集光せしめられる。該励起光Le
はライトガイド10を通ってP偏光子11においてP偏光と
されて内視鏡先端部から出射され、P偏光励起光Le(P)
が生体4に照射される。
うち蛍光を発生させる波長領域の光(励起光)のみが励
起光用フィルタ21を通過し励起光Le としてレンズ22に
よりライトガイド10に集光せしめられる。該励起光Le
はライトガイド10を通ってP偏光子11においてP偏光と
されて内視鏡先端部から出射され、P偏光励起光Le(P)
が生体4に照射される。
【0039】励起光Le(P)が照射されると生体4の腫瘍
部4aに取り込まれた蛍光剤からは蛍光Lf が発生する。
一方、励起光Le(P)の一部は生体4で反射し、正反射光
Lr1および拡散反射光Lr2を含む反射光Lr が蛍光Lf
とともに内視鏡2先端部から入射する。入射した光はさ
らに偏光選択用液晶素子14に入射し、該液晶素子14をそ
のまま通過するが、その後、検光子15によって観察光の
うちS偏光波のみが選択的に液晶色フィルタ16側へ通さ
れる。すなわち、P偏光である励起光の正反射成分Lr1
は検光子15によって遮断され、蛍光Lf のS偏光成分L
f(S)および励起光の拡散反射成分Lr2の一部(S偏光拡
散反射光成分)Lr2(S) は検光子15を通過する。検光子
15を通過した光Lf(S), Lr2(S) はさらに液晶色フィル
タ16に入射されるが、該液晶色フィルタ16は励起光Le
の波長域の光を遮断し、かつ蛍光の波長域の光を通過さ
せる状態に設定されているため、励起光のS偏光拡散反
射成分Lr2(S) はこの液晶フィルタ15により遮断され、
S偏光蛍光Lf(S)のみが液晶色フィルタ16を通過する。
部4aに取り込まれた蛍光剤からは蛍光Lf が発生する。
一方、励起光Le(P)の一部は生体4で反射し、正反射光
Lr1および拡散反射光Lr2を含む反射光Lr が蛍光Lf
とともに内視鏡2先端部から入射する。入射した光はさ
らに偏光選択用液晶素子14に入射し、該液晶素子14をそ
のまま通過するが、その後、検光子15によって観察光の
うちS偏光波のみが選択的に液晶色フィルタ16側へ通さ
れる。すなわち、P偏光である励起光の正反射成分Lr1
は検光子15によって遮断され、蛍光Lf のS偏光成分L
f(S)および励起光の拡散反射成分Lr2の一部(S偏光拡
散反射光成分)Lr2(S) は検光子15を通過する。検光子
15を通過した光Lf(S), Lr2(S) はさらに液晶色フィル
タ16に入射されるが、該液晶色フィルタ16は励起光Le
の波長域の光を遮断し、かつ蛍光の波長域の光を通過さ
せる状態に設定されているため、励起光のS偏光拡散反
射成分Lr2(S) はこの液晶フィルタ15により遮断され、
S偏光蛍光Lf(S)のみが液晶色フィルタ16を通過する。
【0040】このようにして偏光選択用液晶素子14、検
光子15および液晶色フィルタ16の作用により蛍光Lf(S)
のみがCCD17に結像される。CCD17からは蛍光Lf
(S)を反映する映像信号が出力され、該映像信号はビデ
オ信号回路5によって処理されたのちモニタ6に入力さ
れ、モニタ6に蛍光像が表示される。以上のようにして
励起光Le の反射光Lr による影響を低減した解像度の
高い蛍光像を得ることができる。
光子15および液晶色フィルタ16の作用により蛍光Lf(S)
のみがCCD17に結像される。CCD17からは蛍光Lf
(S)を反映する映像信号が出力され、該映像信号はビデ
オ信号回路5によって処理されたのちモニタ6に入力さ
れ、モニタ6に蛍光像が表示される。以上のようにして
励起光Le の反射光Lr による影響を低減した解像度の
高い蛍光像を得ることができる。
【0041】上記実施形態において照射光偏光手段とし
てS偏光子を用いた場合には、検光子としてP偏光を通
過させるものを用いればよい。
てS偏光子を用いた場合には、検光子としてP偏光を通
過させるものを用いればよい。
【0042】また、上記の実施形態とは逆に切換スイッ
チOFF の状態で蛍光観察を行い、ONの状態で通常観察を
行うようにしてもよい。この場合には、照射光偏光手段
としてP偏光子を用いた場合には、検光子としてP検光
子を用い、S偏光子を用いた場合にはP検光子を用いれ
ばよい。また、内視鏡先端部の照明(励起)光出射部お
よび観察光入射部に1/2λ板を備えてもよい。
チOFF の状態で蛍光観察を行い、ONの状態で通常観察を
行うようにしてもよい。この場合には、照射光偏光手段
としてP偏光子を用いた場合には、検光子としてP検光
子を用い、S偏光子を用いた場合にはP検光子を用いれ
ばよい。また、内視鏡先端部の照明(励起)光出射部お
よび観察光入射部に1/2λ板を備えてもよい。
【0043】さらに、照射光出射部および観察光入射部
に1/4λ板を備え、照射光偏光手段により直線偏光せ
しめられた照明(励起)光を円偏光に変換せしめて生体
4に照射し、観察光入射部で再び直線偏光に変換するよ
うにしてもよい。
に1/4λ板を備え、照射光偏光手段により直線偏光せ
しめられた照明(励起)光を円偏光に変換せしめて生体
4に照射し、観察光入射部で再び直線偏光に変換するよ
うにしてもよい。
【0044】なお、液晶の中に光吸収に対して短軸/長
軸で異方性をもつ2色性色素を混合し、液晶に電圧を印
加することにより偏波面の制御と励起光の遮断を同時に
行えるようにして偏光選択手段と波長選択手段を一つの
液晶素子から形成するようにしてもよい。
軸で異方性をもつ2色性色素を混合し、液晶に電圧を印
加することにより偏波面の制御と励起光の遮断を同時に
行えるようにして偏光選択手段と波長選択手段を一つの
液晶素子から形成するようにしてもよい。
【0045】例えば、図2に示す偏光選択用液晶素子14
および液晶色フィルタ16とに代えて図6に示すような、
TN液晶31a に2色性色素分子31b を混合した液晶セル
を一対の透明電極19で挟むようにして構成された液晶素
子31を用いる。透明電極19には印加電圧切換のための切
換スイッチ18が接続されている。
および液晶色フィルタ16とに代えて図6に示すような、
TN液晶31a に2色性色素分子31b を混合した液晶セル
を一対の透明電極19で挟むようにして構成された液晶素
子31を用いる。透明電極19には印加電圧切換のための切
換スイッチ18が接続されている。
【0046】ここでは、2色性色素として、その短軸方
向の光吸収波長が励起光波長とほぼ一致し、長軸方向の
光吸収波長が可視波長以外(赤外)、あるいは可視波長
域のハズレのものを用いる。なお、2色性色素31b の長
軸は液晶分子の長軸と同方向に配列する。たとえば、以
下に示すような色素分子を用いる。
向の光吸収波長が励起光波長とほぼ一致し、長軸方向の
光吸収波長が可視波長以外(赤外)、あるいは可視波長
域のハズレのものを用いる。なお、2色性色素31b の長
軸は液晶分子の長軸と同方向に配列する。たとえば、以
下に示すような色素分子を用いる。
【0047】
【化2】
【0048】上記色素分子においては、長軸方向の最大
吸収波長λmax1=683nm、短軸方向の最大吸収波長
λmax2=393nmである。なおこのとき、蛍光剤とし
て、癌の治療、診断に用いられているPhotofrin IIを投
与し、その400nm付近にあるSoret 帯と呼ばれる強
い吸収帯を励起するために、400nm付近の波長域の
光を励起光として用いるものとする。
吸収波長λmax1=683nm、短軸方向の最大吸収波長
λmax2=393nmである。なおこのとき、蛍光剤とし
て、癌の治療、診断に用いられているPhotofrin IIを投
与し、その400nm付近にあるSoret 帯と呼ばれる強
い吸収帯を励起するために、400nm付近の波長域の
光を励起光として用いるものとする。
【0049】通常像観察時(切換スイッチOFF 状態)に
は、液晶素子31のTN液晶分子31aは一方の電極から他
方の電極の間で90°ねじれた状態となっているため、
液晶セル31に入射された観察光はその偏波面を90°旋
光せしめられる。一方、色素分子31b はその長軸が透明
電極19と平行な方向にあり、入射光に対して長軸方向の
吸収を示すが、その吸収波長は赤外にあるため可視光は
減衰しない。偏光面を旋光させられて液晶素子31から出
射された観察光のうちS偏光のみが検光子15を透過す
る。すなわち、P偏光である照明光Li の生体4におけ
る正反射光Lr(P)は液晶素子31によって旋光せしめられ
てS偏光Lr(S)とされ、検光子15を透過して、CCDに
結像せしめられるため、通常観察像が得られる。
は、液晶素子31のTN液晶分子31aは一方の電極から他
方の電極の間で90°ねじれた状態となっているため、
液晶セル31に入射された観察光はその偏波面を90°旋
光せしめられる。一方、色素分子31b はその長軸が透明
電極19と平行な方向にあり、入射光に対して長軸方向の
吸収を示すが、その吸収波長は赤外にあるため可視光は
減衰しない。偏光面を旋光させられて液晶素子31から出
射された観察光のうちS偏光のみが検光子15を透過す
る。すなわち、P偏光である照明光Li の生体4におけ
る正反射光Lr(P)は液晶素子31によって旋光せしめられ
てS偏光Lr(S)とされ、検光子15を透過して、CCDに
結像せしめられるため、通常観察像が得られる。
【0050】蛍光像観察時(切換スイッチON状態)に
は、液晶素子31の旋光性がなくなり、観察光の偏波面の
回転はない。一方、色素分子31b はその長軸が透明電極
19と垂直な方向にあり、入射光に対して短軸方向の吸収
を示して励起光の波長域の光を吸収する。すなわち、観
察光のうち励起光の波長域の光以外の光が液晶素子31を
透過する。液晶セルを透過した観察光のうちS偏光のみ
が検光子を透過してCCD17に結像せしめられる。従っ
て、励起光Le(P)の反射光Lr1、Lr2は液晶素子31にお
いて、色素分子31b によって吸収されて減衰せしめら
れ、反射光のうちの主成分である正反射光Lr1(P) は、
いくらか液晶素子31を透過するが、検光子15によって遮
断される。結果として上記実施の形態と同様に蛍光Lf
(S)のみがCCD17に結像され、励起光Le の反射光Lr
の影響を低減した解像度の高い蛍光像を得ることがで
きる。
は、液晶素子31の旋光性がなくなり、観察光の偏波面の
回転はない。一方、色素分子31b はその長軸が透明電極
19と垂直な方向にあり、入射光に対して短軸方向の吸収
を示して励起光の波長域の光を吸収する。すなわち、観
察光のうち励起光の波長域の光以外の光が液晶素子31を
透過する。液晶セルを透過した観察光のうちS偏光のみ
が検光子を透過してCCD17に結像せしめられる。従っ
て、励起光Le(P)の反射光Lr1、Lr2は液晶素子31にお
いて、色素分子31b によって吸収されて減衰せしめら
れ、反射光のうちの主成分である正反射光Lr1(P) は、
いくらか液晶素子31を透過するが、検光子15によって遮
断される。結果として上記実施の形態と同様に蛍光Lf
(S)のみがCCD17に結像され、励起光Le の反射光Lr
の影響を低減した解像度の高い蛍光像を得ることがで
きる。
【0051】また、図7に示すように、液晶色フィルタ
32のネマティック液晶分子32a と色素分子32b とからな
る液晶セルと、偏光選択用液晶素子33のTN液晶33a か
らなる液晶セルとを重ねてその両端に透明電極19を設け
た液晶素子を用いてもよい。なお、液晶色フィルタ32と
偏光選択用液晶素子33の配置は交換可能である。
32のネマティック液晶分子32a と色素分子32b とからな
る液晶セルと、偏光選択用液晶素子33のTN液晶33a か
らなる液晶セルとを重ねてその両端に透明電極19を設け
た液晶素子を用いてもよい。なお、液晶色フィルタ32と
偏光選択用液晶素子33の配置は交換可能である。
【0052】なお、液晶、色素分子等の組み合わせによ
り、電圧印加状態で通常像観察を行い、電圧無印加状態
で蛍光像観察を行うように構成することもできる。
り、電圧印加状態で通常像観察を行い、電圧無印加状態
で蛍光像観察を行うように構成することもできる。
【0053】さらに、上記実施形態においては偏光選択
手段および波長選択手段として液晶素子を用いたものに
ついて説明したが、両選択手段には電子的/電気的に状
態を切り換えることができる手段であればいかなる手段
を用いてもよい。
手段および波長選択手段として液晶素子を用いたものに
ついて説明したが、両選択手段には電子的/電気的に状
態を切り換えることができる手段であればいかなる手段
を用いてもよい。
【図1】本発明の実施形態に係る電子内視鏡装置の概略
図
図
【図2】図1に示す電子内視鏡装置の一部を抜き出して
模式的に表した図
模式的に表した図
【図3】蛍光剤の吸収・蛍光スペクトルおよび各フィル
タの分光特性を示す図
タの分光特性を示す図
【図4】本実施形態に係る蛍光像観察時の電子内視鏡装
置
置
【図5】本実施形態に係る通常像観察時の電子内視鏡装
置
置
【図6】一体型の偏光選択用液晶素子と液晶色フィルタ
を示す図
を示す図
【図7】一体型の偏光選択用液晶素子と液晶色フィルタ
の変形例を示す図
の変形例を示す図
1 電子内視鏡装置 2 内視鏡 3 光源装置 4 生体 4a 腫瘍部 5 ビデオ信号回路 6 モニタ 7 照射光 8 反射光 9 蛍光 10 ライトガイド 11 P偏光子 12, 13 撮像光学系 14 偏光選択用液晶素子 15 検光子 16 液晶色フィルタ 17 CCD 18 切換スイッチ 19 電極 20 光源 21 励起光用フィルタ 22 集光レンズ
Claims (6)
- 【請求項1】 照明光と励起光の一方を選択的に照射光
として出射する光源装置を備え、該照射光を生体に照射
してその照射により生じる、反射光または蛍光である観
察光を受光して通常像または蛍光像を観察する内視鏡装
置において、 前記照射光の光路上に介装され、該照射光をP偏光、S
偏光のいずれかの所定の偏光に偏光する照射光偏光手段
と、 前記観察光の受光路上に介装された第一の液晶素子と検
光子とを備え、該観察光のうち前記所定の偏光と同じ種
類の偏光状態で入射した光を通す第一の状態と、前記所
定の偏光と同じ種類の偏光状態で入射した光を遮光し、
かつ、該所定の偏光と異なる種類の偏光状態で入射した
光を通す第二の状態とのいずれかの状態に設定される偏
光選択手段と、 前記偏光選択手段の状態を、前記照射光が照明光である
とき前記第一の状態とし、前記照射光が励起光であると
き第二の状態とする偏光選択手段切換手段と、 前記観察光のうち、前記通常像の観察に必要とされる波
長域の光を通す第一の状態と、前記励起光の波長域の光
を遮断し、かつ、前記蛍光の波長域の光を通す第二の状
態とのいずれかの状態に設定される第二の液晶素子から
なる波長選択手段と、 該波長選択手段の状態を、前記照射光が照明光であると
き前記第一の状態とし、前記照射光が励起光であるとき
第二の状態とする波長選択手段切換手段とを備えたこと
を特徴とする内視鏡装置。 - 【請求項2】 前記偏光選択手段および前記第二の液晶
素子が、印加される電圧に応じてそれぞれ前記第一およ
び第二の状態に選択的に設定されるものであり、 前記偏光選択手段切換手段と前記波長選択手段切換手段
とが、前記第一および第二の液晶素子への印加電圧を制
御する手段であり、前記照射光が照明光に設定されると
きに前記偏光選択手段および前記波長選択手段を共にそ
れぞれの第一の状態とし、照射光が励起光に設定される
ときに前記偏光選択手段および前記波長選択手段を共に
第二の状態とするように制御するものであることを特徴
とする請求項1記載の内視鏡装置 - 【請求項3】 前記偏光選択手段切換手段が、前記波長
選択手段切換手段を兼ねるものであることを特徴とする
請求項2記載の内視鏡装置。 - 【請求項4】 前記第一の液晶素子と前記第二の液晶素
子とが一体であることを特徴とする請求項2または3記
載の内視鏡装置。 - 【請求項5】 前記液晶素子が、光吸収に対して短軸/
長軸で異方性をもつ2色性色素を含み、前記偏光選択手
段の第一の状態と前記波長選択手段の第一の状態を同時
に達成し、該両手段の第二の状態を同時に達成すること
ができるものであることを特徴とする請求項4記載の内
視鏡装置。 - 【請求項6】 照明光と励起光の一方を選択的に照射光
として出射する光源装置を備え、該照射光を生体に照射
してその照射により生じる、反射光または蛍光である観
察光を受光して通常像または蛍光像を観察する内視鏡装
置において、 前記照射光の光路上に介装され、該照射光をP偏光、S
偏光のいずれかの所定の偏光に偏光する照射光偏光手段
と、 前記観察光のうち前記所定の偏光と同じ種類の偏光状態
で入射した光を通す第一の状態と、前記所定の偏光と同
じ種類の偏光状態で入射した光を遮光し、かつ、該所定
の偏光と異なる種類の偏光状態で入射した光を通す第二
の状態とのいずれかの状態に電子的もしくは電気的に切
り換えられる偏光選択手段と、 前記偏光選択手段の状態を、前記照射光が照明光である
とき前記第一の状態とし、前記照射光が励起光であると
き第二の状態とする偏光選択手段切換手段と、 前記観察光のうち、前記通常像の観察に必要とされる波
長域の光を通す第一の状態と、前記励起光の波長域の光
を遮断し、かつ、前記蛍光の波長域の光を通す第二の状
態とのいずれかの状態に電子的若しくは電気的に切り換
えられる波長選択手段と、 該波長選択手段の状態を、前記照射光が照明光であると
き前記第一の状態とし、前記励起光が照明光であるとき
第二の状態とする波長選択手段切換手段とを備えたこと
を特徴とする内視鏡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9182655A JPH1119026A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9182655A JPH1119026A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 内視鏡装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119026A true JPH1119026A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16122125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9182655A Withdrawn JPH1119026A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 内視鏡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1119026A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003047588A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-18 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡装置 |
| WO2004032731A1 (de) * | 2002-10-05 | 2004-04-22 | Karl Storz Gmbh & Co. Kg | Endoskop mit kombiniertem beleuchtungs- und bildübertragungssystem |
| US7559892B2 (en) | 2000-04-10 | 2009-07-14 | C2Cure, Inc. | Medical wireless imaging device |
| US7588535B2 (en) | 2001-12-11 | 2009-09-15 | C2Cure Inc. | Apparatus, method and system for intravascular photographic imaging |
| JP2009246840A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fujifilm Corp | 撮像装置 |
| JP2019507328A (ja) * | 2015-12-22 | 2019-03-14 | センター ナショナル ド ラ ルシェルシュ サイエンティフィーク | 電場中の局所変化を検出する電気光学装置 |
-
1997
- 1997-07-08 JP JP9182655A patent/JPH1119026A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7559892B2 (en) | 2000-04-10 | 2009-07-14 | C2Cure, Inc. | Medical wireless imaging device |
| JP2003047588A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-18 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡装置 |
| US7588535B2 (en) | 2001-12-11 | 2009-09-15 | C2Cure Inc. | Apparatus, method and system for intravascular photographic imaging |
| WO2004032731A1 (de) * | 2002-10-05 | 2004-04-22 | Karl Storz Gmbh & Co. Kg | Endoskop mit kombiniertem beleuchtungs- und bildübertragungssystem |
| US7662095B2 (en) | 2002-10-05 | 2010-02-16 | Karl Storz Gmbh & Co. Kg | Endoscope provided with a lighting system and a combined image transmission |
| JP2009246840A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fujifilm Corp | 撮像装置 |
| US8094217B2 (en) | 2008-03-31 | 2012-01-10 | Fujifilm Corporation | Image capturing apparatus and image capturing method |
| JP2019507328A (ja) * | 2015-12-22 | 2019-03-14 | センター ナショナル ド ラ ルシェルシュ サイエンティフィーク | 電場中の局所変化を検出する電気光学装置 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |