JPH11190302A - アキュムレータ - Google Patents
アキュムレータInfo
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- JPH11190302A JPH11190302A JP9360532A JP36053297A JPH11190302A JP H11190302 A JPH11190302 A JP H11190302A JP 9360532 A JP9360532 A JP 9360532A JP 36053297 A JP36053297 A JP 36053297A JP H11190302 A JPH11190302 A JP H11190302A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accumulator
- chamber
- orifice
- diameter
- communication hole
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- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】振動吸収性能を確保しつつ、アシスト遅れなど
の作動の応答遅れを抑えるのに有利なアキュムレータを
提供する。 【解決手段】アキュムレータは、中空室30を備えた殻
体3と、中空室30をガス室34と液室35とに仕切る
ダイヤフラム4と、液室35と外部の液圧作動装置とを
連通し且つ液圧作動装置と液室35との間で液体が出し
入れされる連通孔50とを具備している。連通孔50に
は、絞り孔として機能するオリフィス54が設けられて
いる。
の作動の応答遅れを抑えるのに有利なアキュムレータを
提供する。 【解決手段】アキュムレータは、中空室30を備えた殻
体3と、中空室30をガス室34と液室35とに仕切る
ダイヤフラム4と、液室35と外部の液圧作動装置とを
連通し且つ液圧作動装置と液室35との間で液体が出し
入れされる連通孔50とを具備している。連通孔50に
は、絞り孔として機能するオリフィス54が設けられて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアキュムレータに関
する。本発明は、例えば、運転者によるハンドル操作を
アシストする車両のパワーステアリング装置などの液圧
作動装置に装備されるアキュムレータに利用できる。
する。本発明は、例えば、運転者によるハンドル操作を
アシストする車両のパワーステアリング装置などの液圧
作動装置に装備されるアキュムレータに利用できる。
【0002】
【従来の技術】アキュムレータは、中空室を備えた殻体
と、殻体の中空室を所要のガス圧が封入されたガス室と
液室とに仕切るダイヤフラムと、殻体に設けられ液室と
外部の液圧作動装置(一般的には油圧作動装置)とを連
通し且つ液圧作動装置と液室との間で液体(一般的には
油)が出し入れされる連通孔を具備している。
と、殻体の中空室を所要のガス圧が封入されたガス室と
液室とに仕切るダイヤフラムと、殻体に設けられ液室と
外部の液圧作動装置(一般的には油圧作動装置)とを連
通し且つ液圧作動装置と液室との間で液体(一般的には
油)が出し入れされる連通孔を具備している。
【0003】車両のパワーステアリング装置などの液圧
作動装置の液圧に脈動が生じることがある。液圧作動装
置の側の液圧がガス室の圧力よりも大きくなるときに
は、液室の容積が増大しガス室の容積が減少するように
ダイヤフラムが変形し、これによりガス室で蓄圧作用が
得られる。また、蓄圧されたガス室の圧力よりも液圧作
動装置の側の液圧が小さくなるときには、ガス室の容積
が増大するようにダイヤフラムが変形し、これにより液
室の液が液圧作動装置に補給される。このようにしてア
キュムレータは、液圧作動装置における液圧の脈動吸収
作用を奏する。
作動装置の液圧に脈動が生じることがある。液圧作動装
置の側の液圧がガス室の圧力よりも大きくなるときに
は、液室の容積が増大しガス室の容積が減少するように
ダイヤフラムが変形し、これによりガス室で蓄圧作用が
得られる。また、蓄圧されたガス室の圧力よりも液圧作
動装置の側の液圧が小さくなるときには、ガス室の容積
が増大するようにダイヤフラムが変形し、これにより液
室の液が液圧作動装置に補給される。このようにしてア
キュムレータは、液圧作動装置における液圧の脈動吸収
作用を奏する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アキュムレ
ータは上記したように脈動吸収作用を奏するものの、液
圧作動装置が急激に動作する必要があるときには、液圧
作動装置の液が液室に流れる関係で、作動の応答遅れが
生じがちとなる。例えば、車両のパワーステアリング装
置の場合には、ハンドルの急操舵時にアシスト遅れが生
じ、ハンドルが一瞬重たくなり、ハンドルの操作フィー
リングに運転者が違和感を感じるおそれがある。
ータは上記したように脈動吸収作用を奏するものの、液
圧作動装置が急激に動作する必要があるときには、液圧
作動装置の液が液室に流れる関係で、作動の応答遅れが
生じがちとなる。例えば、車両のパワーステアリング装
置の場合には、ハンドルの急操舵時にアシスト遅れが生
じ、ハンドルが一瞬重たくなり、ハンドルの操作フィー
リングに運転者が違和感を感じるおそれがある。
【0005】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、振動吸収性能を確保しつつ、アシスト遅れなど
の作動の応答遅れを抑えるのに有利なアキュムレータを
提供することを課題とする。
であり、振動吸収性能を確保しつつ、アシスト遅れなど
の作動の応答遅れを抑えるのに有利なアキュムレータを
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアキュムレ
ータは、中空室を備えた殻体と、殻体の中空室を所要の
ガス圧が封入されたガス室と液室とに仕切るとともに、
変形に伴いガス室及び液室を容積可変とするダイヤフラ
ムと、殻体に設けられ液室と外部の液圧作動装置とを連
通し且つ液圧作動装置と液室との間で液体が出し入れさ
れる連通孔とを具備したアキュムレータにおいて、連通
孔は、絞り孔として機能するオリフィスを備えているこ
とを特徴とするものである。
ータは、中空室を備えた殻体と、殻体の中空室を所要の
ガス圧が封入されたガス室と液室とに仕切るとともに、
変形に伴いガス室及び液室を容積可変とするダイヤフラ
ムと、殻体に設けられ液室と外部の液圧作動装置とを連
通し且つ液圧作動装置と液室との間で液体が出し入れさ
れる連通孔とを具備したアキュムレータにおいて、連通
孔は、絞り孔として機能するオリフィスを備えているこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を車両のパワーステアリン
グ装置に装備されるアキュムレータに適用した実施形態
について、図面を参照して説明する。図1は、運転者に
よるハンドル操作をアシストする車両のパワーステアリ
ング装置を模式的に示す。10はエンジン、11はオイ
ルタンク、12は油圧を発生するパワステポンプ、13
はオイルタンク11とパワステポンプ12とをつなぐサ
クションパイプ、14はパワステポンプ12につながる
送給管、15はステアリングアッシー、16はハンド
ル、17はパワステポンプ12の側の送給管14とステ
アリングアッシー15とをつなぎ、パワステポンプ12
で発生した油圧をステアリングアッシー15に送給する
プレッシャーホース、18はステアリングアッシー15
に送給された油をオイルタンク11に戻すリターンホー
スである。
グ装置に装備されるアキュムレータに適用した実施形態
について、図面を参照して説明する。図1は、運転者に
よるハンドル操作をアシストする車両のパワーステアリ
ング装置を模式的に示す。10はエンジン、11はオイ
ルタンク、12は油圧を発生するパワステポンプ、13
はオイルタンク11とパワステポンプ12とをつなぐサ
クションパイプ、14はパワステポンプ12につながる
送給管、15はステアリングアッシー、16はハンド
ル、17はパワステポンプ12の側の送給管14とステ
アリングアッシー15とをつなぎ、パワステポンプ12
で発生した油圧をステアリングアッシー15に送給する
プレッシャーホース、18はステアリングアッシー15
に送給された油をオイルタンク11に戻すリターンホー
スである。
【0008】送給管14のうちパワステポンプ12の側
に、油圧の脈動を吸収するためのアキュムレータ2が配
置されている。図2はアキュムレータ2の断面を示す。
アキュムレータ2に係る殻体3は金属製であり、中空室
30を備えており、蓋形状の上シェル体31と、お椀形
状の下シェル体32とで形成されている。
に、油圧の脈動を吸収するためのアキュムレータ2が配
置されている。図2はアキュムレータ2の断面を示す。
アキュムレータ2に係る殻体3は金属製であり、中空室
30を備えており、蓋形状の上シェル体31と、お椀形
状の下シェル体32とで形成されている。
【0009】殻体3には膜状物であるダイヤフラム4が
架設状態に保持されている。ダイヤフラム4は、殻体3
の中空室30を、上シェル体31側のガス室34と下シ
ェル体側の液室35とに仕切っている。ガス室34に
は、窒素などのガスが所定の圧力(例えば10〜30k
gf/cm2)で封入されている。ダイヤフラム4は、
ゴム層40と、ゴム層に埋設されガス透過を抑える樹脂
製のバリヤ層41と、ゴム層40の外縁部にリング状に
形成された厚肉状の被係合部42と、ゴム層40の中央
域に埋設されたポペット43とを備えている。
架設状態に保持されている。ダイヤフラム4は、殻体3
の中空室30を、上シェル体31側のガス室34と下シ
ェル体側の液室35とに仕切っている。ガス室34に
は、窒素などのガスが所定の圧力(例えば10〜30k
gf/cm2)で封入されている。ダイヤフラム4は、
ゴム層40と、ゴム層に埋設されガス透過を抑える樹脂
製のバリヤ層41と、ゴム層40の外縁部にリング状に
形成された厚肉状の被係合部42と、ゴム層40の中央
域に埋設されたポペット43とを備えている。
【0010】なお、中空室30の容積は、アキュムレー
タ2の種類、ガス室34の設定圧力等に応じて適宜選択
でき、例えば3〜100cc程度、5〜20cc程度に
できる。本実施形態ではダイヤフラム4の保持は次のよ
うにして行った。即ち、上シェル体31の外周部にリン
グ状の係合溝31aを形成し、上シェル体31の係合溝
31aにダイヤフラム4の被係合部42を嵌合した状態
で、下シェル体32の周壁32cに外力Fを加えること
により、下シェル体32の周壁32cを上シェル体31
に向けて絞り加工し、これにより上シェル体31の係合
溝31aと下シェル体32の周壁32cとでダイヤフラ
ム4の被係合部42を挟持固定し、その後、上シェル体
31と下シェル体32とを溶接して溶接部2xを形成
し、これによりダイヤフラム4を弾性変形可能な架設状
態に保持している。
タ2の種類、ガス室34の設定圧力等に応じて適宜選択
でき、例えば3〜100cc程度、5〜20cc程度に
できる。本実施形態ではダイヤフラム4の保持は次のよ
うにして行った。即ち、上シェル体31の外周部にリン
グ状の係合溝31aを形成し、上シェル体31の係合溝
31aにダイヤフラム4の被係合部42を嵌合した状態
で、下シェル体32の周壁32cに外力Fを加えること
により、下シェル体32の周壁32cを上シェル体31
に向けて絞り加工し、これにより上シェル体31の係合
溝31aと下シェル体32の周壁32cとでダイヤフラ
ム4の被係合部42を挟持固定し、その後、上シェル体
31と下シェル体32とを溶接して溶接部2xを形成
し、これによりダイヤフラム4を弾性変形可能な架設状
態に保持している。
【0011】殻体3の下シェル体32には、連通孔50
をもつ筒形状の連通部5が固定されている。連通部5は
六角ナット部56もつ。アキュムレータ2の取付時に
は、六角ナット部56に工具が嵌まり、取付に供せられ
る。連通部5の連通孔50は、液室35に油を供給する
油供給孔として機能する第1連通孔51と、液室35に
直接に対面した状態で第1連通孔51に実質的に同軸的
に連通するとともにダイヤフラム4のポペット43で閉
鎖され得る第2連通孔52と、第1連通孔51に連通し
液室35の油を排出する油排出孔として機能する第3連
通孔53とを備えている。
をもつ筒形状の連通部5が固定されている。連通部5は
六角ナット部56もつ。アキュムレータ2の取付時に
は、六角ナット部56に工具が嵌まり、取付に供せられ
る。連通部5の連通孔50は、液室35に油を供給する
油供給孔として機能する第1連通孔51と、液室35に
直接に対面した状態で第1連通孔51に実質的に同軸的
に連通するとともにダイヤフラム4のポペット43で閉
鎖され得る第2連通孔52と、第1連通孔51に連通し
液室35の油を排出する油排出孔として機能する第3連
通孔53とを備えている。
【0012】図2から理解できるように、連通孔50に
おいて、第1連通孔51と第2連通孔52との間には、
絞り孔として機能するオリフィス54が形成されてい
る。オリフィス54は、ドリル加工、レーザ照射などで
形成できる。オリフィス54の直径Daは、第1連通孔
51の直径D1、第2連通孔52の直径D2、第3連通
孔53の直径D3よりも小さく設定されている。オリフ
ィス54の直径Daは、アキュムレータ2の種類、要請
される脈動吸収性能、要請されるアシスト遅れ低減性、
ガス室34の設定圧力等に応じて適宜選択され、車両の
パワーステアリング装置に装備されるアキュムレータ2
の場合には、上限値は例えば2.0mm,2.5mm,
3.0mmに設定でき、下限値は例えば0.5mm,
1.0mm,1.5mmに設定できる。
おいて、第1連通孔51と第2連通孔52との間には、
絞り孔として機能するオリフィス54が形成されてい
る。オリフィス54は、ドリル加工、レーザ照射などで
形成できる。オリフィス54の直径Daは、第1連通孔
51の直径D1、第2連通孔52の直径D2、第3連通
孔53の直径D3よりも小さく設定されている。オリフ
ィス54の直径Daは、アキュムレータ2の種類、要請
される脈動吸収性能、要請されるアシスト遅れ低減性、
ガス室34の設定圧力等に応じて適宜選択され、車両の
パワーステアリング装置に装備されるアキュムレータ2
の場合には、上限値は例えば2.0mm,2.5mm,
3.0mmに設定でき、下限値は例えば0.5mm,
1.0mm,1.5mmに設定できる。
【0013】なおオリフィス54の直径Daと第1連通
孔51の直径D1との比は、アキュムレータ2の種類、
ガス室34の設定圧力等に応じて適宜選択でき、例え
ば、1:2〜20程度にでき、好ましくは1:3〜10
程度にできる。本発明者は、上記したアキュムレータ2
において、オリフィス54の直径Daを適宜変更し、実
際の車両のパワーステアリング装置に適用した場合につ
いて、脈動吸収性能とアシスト遅れとを実車感応評価と
して調べた。その結果を表1に示す。
孔51の直径D1との比は、アキュムレータ2の種類、
ガス室34の設定圧力等に応じて適宜選択でき、例え
ば、1:2〜20程度にでき、好ましくは1:3〜10
程度にできる。本発明者は、上記したアキュムレータ2
において、オリフィス54の直径Daを適宜変更し、実
際の車両のパワーステアリング装置に適用した場合につ
いて、脈動吸収性能とアシスト遅れとを実車感応評価と
して調べた。その結果を表1に示す。
【0014】
【表1】 本発明者による試験によれば、表1から理解できるよう
に、オリフィスの直径Daが1mm未満では、アシスト
遅れの評価は○であったものの、脈動吸収性能の評価は
×となった。また、オリフィス54の直径Daが2.5
mmを越えると、脈動吸収性能の評価は○であったもの
の、アシスト遅れの評価は×となった。即ち、オリフィ
ス54の直径Daが1.0〜2.0mmのとき、脈動吸
収性能が良好であり、アシスト遅れの問題もなかった。
に、オリフィスの直径Daが1mm未満では、アシスト
遅れの評価は○であったものの、脈動吸収性能の評価は
×となった。また、オリフィス54の直径Daが2.5
mmを越えると、脈動吸収性能の評価は○であったもの
の、アシスト遅れの評価は×となった。即ち、オリフィ
ス54の直径Daが1.0〜2.0mmのとき、脈動吸
収性能が良好であり、アシスト遅れの問題もなかった。
【0015】さらに説明を加える。図3は脈動吸収性能
の測定グラフを示す。は、アキュムレータを用いなか
った場合である。は、オリフィス54の直径Daが
0.75mmのアキュムレータを用いた場合である。
は、オリフィス54の直径Daが1.0mmのアキュム
レータを用いた場合である。は、オリフィス54の直
径Daが2.0mmのアキュムレータを用いた場合であ
る。この試験では、出口側である第3連通孔53の側に
圧力センサを配置し、第3連通孔53の側の圧力及び振
動加速度を測定した。図3において横軸はハンドルを0
〜90度に回転させたときの時間を示し、左欄の縦軸は
測定した圧力値を意味し、右欄の縦軸は振動加速度を意
味する。
の測定グラフを示す。は、アキュムレータを用いなか
った場合である。は、オリフィス54の直径Daが
0.75mmのアキュムレータを用いた場合である。
は、オリフィス54の直径Daが1.0mmのアキュム
レータを用いた場合である。は、オリフィス54の直
径Daが2.0mmのアキュムレータを用いた場合であ
る。この試験では、出口側である第3連通孔53の側に
圧力センサを配置し、第3連通孔53の側の圧力及び振
動加速度を測定した。図3において横軸はハンドルを0
〜90度に回転させたときの時間を示し、左欄の縦軸は
測定した圧力値を意味し、右欄の縦軸は振動加速度を意
味する。
【0016】このアキュムレータでは、ガス室34の設
定圧力は20kgf/cm2とされており、従って設定
圧力からアキュムレータによる脈動吸収作用が発揮され
る。図3から理解できるように、アキュムレータを使用
していないでは、ハンドルを0〜90度回転させるに
あたり、圧力の脈動の振幅は大きかった。オリフィス5
4の直径Daが0.75mmのでは、圧力の脈動は少
し低減されているものの、充分ではない。オリフィス5
4の直径Daが1.0mmの、オリフィス54の直径
Daが2.0mmのでは、20kgf/cm2を越え
たあたりから、脈動の振幅が小さくなり、アキュムレー
タによる脈動吸収作用が発揮されていることがわかる。
定圧力は20kgf/cm2とされており、従って設定
圧力からアキュムレータによる脈動吸収作用が発揮され
る。図3から理解できるように、アキュムレータを使用
していないでは、ハンドルを0〜90度回転させるに
あたり、圧力の脈動の振幅は大きかった。オリフィス5
4の直径Daが0.75mmのでは、圧力の脈動は少
し低減されているものの、充分ではない。オリフィス5
4の直径Daが1.0mmの、オリフィス54の直径
Daが2.0mmのでは、20kgf/cm2を越え
たあたりから、脈動の振幅が小さくなり、アキュムレー
タによる脈動吸収作用が発揮されていることがわかる。
【0017】振動加速度についても、では振幅がかな
り大きい。では振幅が小さくなっているものの、充分
ではない。更に、では、アキュムレータの脈動吸収
作用が機能し始めてから、振幅がかなり小さくなってい
ることがわかる。故に、アキュムレータ2による振動吸
収性能の確保を考慮すれば、オリフィス54の直径は
1.0mm以上が好ましいといえる。
り大きい。では振幅が小さくなっているものの、充分
ではない。更に、では、アキュムレータの脈動吸収
作用が機能し始めてから、振幅がかなり小さくなってい
ることがわかる。故に、アキュムレータ2による振動吸
収性能の確保を考慮すれば、オリフィス54の直径は
1.0mm以上が好ましいといえる。
【0018】次にアシスト遅れについて説明を加える。
試験結果を図4に示す。図4の縦軸はハンドルの操舵力
を示し、横軸はハンドルの操舵角速度を示す。◆印はオ
リフィス54の直径Daが0.75mmである場合を示
し、■印はオリフィス54の直径Daが1mmである場
合を示し、▲印はオリフィス54の直径Daが1.25
mmである場合を示し、●印はオリフィス54の直径D
aが2mmである場合を示し、*印はオリフィス54の
直径Daが2.5mmである場合を示す。
試験結果を図4に示す。図4の縦軸はハンドルの操舵力
を示し、横軸はハンドルの操舵角速度を示す。◆印はオ
リフィス54の直径Daが0.75mmである場合を示
し、■印はオリフィス54の直径Daが1mmである場
合を示し、▲印はオリフィス54の直径Daが1.25
mmである場合を示し、●印はオリフィス54の直径D
aが2mmである場合を示し、*印はオリフィス54の
直径Daが2.5mmである場合を示す。
【0019】図4の*印から理解できるように、オリフ
ィス54の直径Daが2.5mmである場合には、操舵
力を大きくしても操舵角速度は少なく、アシスト遅れが
あることがわかる。◆から理解できるように、オリフィ
ス54の直径Daが0.75mmである場合には、少な
い操舵力でも操舵角速度を大きくでき、アシスト遅れが
ないことがわかる。●印、▲印、■印で示される結果
は、実車においてアシスト遅れがないと判断される。従
ってアシスト遅れを防止するには、オリフィス54の直
径Daは2.0mm以下が好ましいといえる。
ィス54の直径Daが2.5mmである場合には、操舵
力を大きくしても操舵角速度は少なく、アシスト遅れが
あることがわかる。◆から理解できるように、オリフィ
ス54の直径Daが0.75mmである場合には、少な
い操舵力でも操舵角速度を大きくでき、アシスト遅れが
ないことがわかる。●印、▲印、■印で示される結果
は、実車においてアシスト遅れがないと判断される。従
ってアシスト遅れを防止するには、オリフィス54の直
径Daは2.0mm以下が好ましいといえる。
【0020】よって、アキュムレータ2の本来の機能で
ある油圧の脈動低減作用の確保を図りつつ、ハンドルの
アシスト遅れを低減するべく、総合的に判断すると、本
試験で採用した車両のパワーステアリング装置によれ
ば、オリフィス54の直径Daの範囲は1.0〜2.0
mmが良いことがわかる。殊に、本発明者の試験によれ
ば、1.2〜1.5mmの範囲が良かった。
ある油圧の脈動低減作用の確保を図りつつ、ハンドルの
アシスト遅れを低減するべく、総合的に判断すると、本
試験で採用した車両のパワーステアリング装置によれ
ば、オリフィス54の直径Daの範囲は1.0〜2.0
mmが良いことがわかる。殊に、本発明者の試験によれ
ば、1.2〜1.5mmの範囲が良かった。
【0021】(他の例)上記した実施形態は車両のパワ
ーステアリング装置に装備されるアキュムレータに適用
した場合であるが、これに限らず、本発明は、アクチュ
エータを油圧などの液圧で作動させる液圧作動装置に装
備されるアキュムレータに適用可能である。
ーステアリング装置に装備されるアキュムレータに適用
した場合であるが、これに限らず、本発明は、アクチュ
エータを油圧などの液圧で作動させる液圧作動装置に装
備されるアキュムレータに適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るアキュ
ムレータによれば、絞り孔として機能するオリフィスが
設けられているため、振動吸収性能を確保しつつ、アシ
スト遅れなどの作動応答遅れを抑えるのに有利である。
ムレータによれば、絞り孔として機能するオリフィスが
設けられているため、振動吸収性能を確保しつつ、アシ
スト遅れなどの作動応答遅れを抑えるのに有利である。
【図1】車両のパワーステアリング装置を模式的に示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】アキュムレータの断面図である。
【図3】試験結果を示す特性グラフである。
【図4】アシスト遅れを示すグラフである。
図中、2はアキュムレータ、3は殻体、30は中空室、
31は上シェル体、32は下シェル体、34はガス室、
35は液室、4はダイヤフラム、5は連通部、50は連
通孔、54はオリフィスを示す。
31は上シェル体、32は下シェル体、34はガス室、
35は液室、4はダイヤフラム、5は連通部、50は連
通孔、54はオリフィスを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】中空室を備えた殻体と、 前記殻体の中空室を所要のガス圧が封入されたガス室と
液室とに仕切るとともに、変形に伴いガス室及び液室を
容積可変とするダイヤフラムと、 前記殻体に設けられ前記液室と外部の液圧作動装置とを
連通し且つ液圧作動装置と前記液室との間で液体が出し
入れされる連通孔とを具備したアキュムレータにおい
て、 前記連通孔は、絞り孔として機能するオリフィスを備え
ていることを特徴とするアキュムレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9360532A JPH11190302A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | アキュムレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9360532A JPH11190302A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | アキュムレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11190302A true JPH11190302A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18469808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9360532A Pending JPH11190302A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | アキュムレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11190302A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007501920A (ja) * | 2003-08-13 | 2007-02-01 | ハイダック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 水撃減衰装置 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9360532A patent/JPH11190302A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007501920A (ja) * | 2003-08-13 | 2007-02-01 | ハイダック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 水撃減衰装置 |
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