JPH11190366A - クラッチの制御方法 - Google Patents
クラッチの制御方法Info
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- JPH11190366A JPH11190366A JP9359886A JP35988697A JPH11190366A JP H11190366 A JPH11190366 A JP H11190366A JP 9359886 A JP9359886 A JP 9359886A JP 35988697 A JP35988697 A JP 35988697A JP H11190366 A JPH11190366 A JP H11190366A
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
うショックを軽減すること。 【解決手段】 車両におけるエンジンの出力軸と変速機
の入力軸間に介装されてトルク伝達を断続するクラッチ
の解放動作及び継合動作をクラッチアクチュエータを用
いて運転状態に応じて制御するクラッチの制御方法にお
いて、変速機の変速要求を検出したときクラッチをクラ
ッチアクチュエータによって完全係合状態から一瞬解放
状態(瞬断クラッチ状態)とした後に半クラッチ状態と
し、この半クラッチ状態を設定時間維持した後にクラッ
チアクチュエータによってクラッチを完全解放状態とす
ることにより、車両加速度の変動特性曲線において初回
の変曲点が車両加速度の略ゼロで生じ、その後に生じる
車両加速度の変動が略ゼロ近傍にて収斂するようにし
た。
Description
ジンの出力軸と変速機の入力軸間に介装されてトルク伝
達を断続するクラッチ(乾式クラッチ)の解放動作及び
継合動作をクラッチアクチュエータを用いて運転状態に
応じて制御するクラッチの制御方法に関する。
特開平2−229922号公報に示されていて、この公
報に示されている制御方法では、エンジン回転数とその
変化速度に応じて発進時のクラッチ接続速度を設定し、
このクラッチ接続速度にてクラッチの継合動作を行わせ
るようにしている。また、アクセルOFFで所定の車速
以下となったときにクラッチの解放動作を行わせるよう
にしている。
ているクラッチの制御方法は、アクセルOFFで所定の
車速以下のときクラッチを完全解放してエンストを防止
する方法と、クラッチの継合動作時にエンジン回転数の
低下や吹き上がりを生じないようにする方法であり、ク
ラッチの解放動作及び継合動作時の車両加速度変化に伴
うショックについては配慮されておらず、クラッチの解
放動作及び継合動作時に大きなショックが生じるおそれ
がある。
作時の車両加速度変化に伴う大きなショックは、FR車
のように変速機の出力軸からリヤデフに至るドライブシ
ャフト(プロペラシャフト)が長くクラッチからタイヤ
に至るドライブトレイン系の剛性が不足している場合
で、車両が加速または減速しているときにクラッチの解
放動作及び継合動作を行うと、ドライブトレイン系が共
振し、この共振によって大きな車両加速度変化が生じる
ことにより発生する。
ックの発生原因である車両加速度変化を小さくすべくな
されたものであり、車両におけるエンジンの出力軸と変
速機の入力軸間に介装されてトルク伝達を断続するクラ
ッチの解放動作及び継合動作をクラッチアクチュエータ
を用いて運転状態に応じて制御するクラッチの制御方法
において、前記変速機の変速要求を検出したとき前記ク
ラッチを前記クラッチアクチュエータによって完全係合
状態から一瞬解放状態とした後に半クラッチ状態とし、
この半クラッチ状態を設定時間維持した後に前記クラッ
チアクチュエータによって前記クラッチを完全解放状態
とすることにより、車両加速度の変動特性曲線において
初回の変曲点が車両加速度の略ゼロで生じ、その後に生
じる車両加速度の変動が略ゼロ近傍にて収斂するように
したことに特徴がある。
放動作に際して、車両加速度を変速機の変速要求時の値
から略ゼロに略設定時間にて変化させた後に、車両加速
度を略ゼロ近傍にて収斂させることができるため、クラ
ッチの解放動作時に生じる車両加速度変化を最小かつ最
短時間とすることができて、クラッチの解放動作時に生
じるショックを軽減でき、クラッチの解放動作時間の短
縮を図りながら、ショックの少ない快適なフィーリング
を得ることができる。特に、本発明においては、クラッ
チの完全係合状態から半クラッチ状態に移行する間に一
瞬解放状態となるようにしたため、車両加速度を変速機
の変速要求時の値から略ゼロにするまでの時間を効果的
に短縮することができる。
をクラッチアクチュエータによるクラッチ制御のみで行
うものであるため、応答性で高速化が難しいエンジン制
御(エンジンの出力を制御するアクチュエータが必要)
をも同時に行うクラッチの解放動作制御に比して、コス
トダウンと高速制御が可能である。
動シフトアンドクラッチシステムを備えた車両に本発明
を実施した例)を図面に基づいて説明する。図1にて概
略的に示した車両においては、エンジン10の出力軸
(クランクシャフト)11と歯車変速機20の入力軸2
1間にトルク伝達を断続する乾式クラッチ30が介装さ
れている。また、歯車変速機20の出力軸22がプロペ
ラシャフト41とリヤデフ42とリヤアクスル43を介
して後車輪44にトルク伝達可能に連結されていて、後
車輪44に対応して設けた車輪速センサS1によって車
速Spdが検出されて電子制御装置ECUに入力される
ようになっている。
よってエンジン出力を制御されるもので、その出力軸1
1の回転数(エンジン回転数)Neはクランク角センサ
S2によって検出されて電子制御装置ECUに入力され
るようになっており、またスロットルバルブ12の開度
(スロットル開度)θはスロットルセンサS3によって
検出されて電子制御装置ECUに入力されるようになっ
ている。なお、スロットルバルブ12は運転者によるア
クセルペダル(図示省略)の操作に連動して開閉される
ようになっている。
(図2に示したシフトパターンのシフトポジション1〜
5とR)の変速段を有する変速機であり、運転者による
シフトレバー23の操作に連動してシフトアンドセレク
トレバーシャフト24がシフトアクチュエータA2によ
りシフト制御されるようになっている。シフトレバー2
3のシフト操作位置SPiはシフトレバーセンサS4に
よって検出されて電子制御装置ECUに入力されるよう
になっている。シフトアンドセレクトレバーシャフト2
4のシフト作動位置SPoはシフトセレクタセンサS5
によって検出されて電子制御装置ECUに入力されるよ
うになっている。シフトアクチュエータA2は、シフト
作動位置SPoをシフト操作位置SPiに一致させるべ
くシフトアンドセレクトレバーシャフト24を駆動する
ものであり、その作動は電子制御装置ECUによって制
御されるようになっている。
ク31が解放位置に傾動すること(解放動作)によりト
ルク伝達を不能とし、また継合位置に傾動(復帰)する
こと(継合動作)によりトルク伝達を可能とするそれ自
体周知の乾式単板摩擦クラッチであり、その解放動作及
び継合動作をクラッチアクチュエータA3により運転状
態に応じて制御されるようになっていて、クラッチレリ
ーズフォーク31の傾動位置すなわちクラッチストロー
クCRCSTがクラッチストロークセンサS6によって
検出されて電子制御装置ECUに入力されるようになっ
ている。
詳細に示したように、クラッチレリーズフォーク31を
クラッチスプリング32(図1参照)に抗して解放位置
に向けて押動するためのクラッチレリーズシリンダ51
と、このクラッチレリーズシリンダ51への圧油の給排
を制御する制御バルブ52と、この制御バルブ52に供
給される圧油を貯えるアキュムレータ53と、このアキ
ュムレータ53内の油圧が設定値以上のときON作動す
る圧力スイッチ54と、アキュムレータ53内の油圧を
設定値以上とすべくリザーバ55から作動油を吸い込ん
でチェックバルブ56を介してアキュムレータ53に吐
出するモータポンプ57と、アキュムレータ53内の油
圧が異常上昇するのを防止するリリーフバルブ58等に
よって構成されていて、制御バルブ52の作動は電子制
御装置ECUによって制御されるようになっている。モ
ータポンプ57は、イグニッションスイッチIG(図1
参照)がONの状態で圧力スイッチ54がOFFのとき
に電子制御装置ECUによって駆動制御されるように構
成されていて、イグニッションスイッチIGのON状態
ではアキュムレータ53内の油圧が設定値以上に維持さ
れるようになっている。
ータA2、クラッチアクチュエータA3等の各作動をそ
れぞれ制御するものであって、タイマ内蔵のマイクロコ
ンピュータ等からなり、上述した各センサS1〜S6か
らの各検出信号(車速Spd、エンジン回転数Ne、ス
ロットル開度θ、シフト操作位置SPi、シフト作動位
置SPo、クラッチストロークCRCST)とイグニッ
ションスイッチIGのON・OFF或いはスタータON
信号に基づいて、図4及び図5に示したフローチャート
に従った制御プログラムを実行するようになっている。
に示したフローチャートを参照して説明する。電子制御
装置ECUはイグニッションスイッチIGのON作動
(OFFからONへの操作)によってステップ101に
てプログラムの実行を開始し、ステップ102にてイニ
シャライズされ、ステップ103にて各センサS1〜S
6からの各検出信号(車速Spd、エンジン回転数N
e、スロットル開度θ、シフト操作位置SPi、シフト
作動位置SPo、クラッチストロークCRCST)とイ
グニッションスイッチIGのON・OFF或いはスター
タON信号が入力処理され、ステップ104にてクラッ
チ制御モードCmodeが選択され、各クラッチ制御モ
ードCmode=0〜Cmode=8に応じて各ステッ
プ105〜113が実行される。なお、各ステップ10
5〜112の実行後はステップ114にて種々なフェイ
ル処理が実行されてステップ103に戻るようになって
おり、ステップ103〜ステップ114の実行処理が所
定の周期4msecで繰り返される。また、ステップ1
13の実行後はステップ115にてプログラムの実行を
終了する。
ラッチ制御モードCmode=0が選択されたときに実
行されるエンジン始動時のクラッチ解放制御ルーチンで
あって、クラッチ制御モードCmode=0が選択され
る条件は、車速Spd及びエンジン回転数Neがゼロ、
クラッチストロークCRCSTが所定値以下(クラッチ
継合状態)、シフト操作位置SPi及びシフト作動位置
SPoが共にニュートラルまたはR、イグニッションス
イッチIGがスタータONのときであり、またこのとき
に実行される制御内容は、圧力スイッチ54からの検出
信号によってアキュムレータ53内の油圧が設定値以上
であることをチェックした後、クラッチアクチュエータ
A3を急速に解放作動させて(アキュムレータ53から
制御バルブ52を通してクラッチレリーズシリンダ51
に圧油を供給して)クラッチ30を急速に完全解放させ
ること、及びこのクラッチ30の完全解放状態にてエン
ジンスタータ(図示省略)を起動させてエンジン10を
起動させることである。なお、アキュムレータ53内の
油圧が設定値未満のときにはモータポンプ57が駆動さ
れてアキュムレータ53内の油圧が設定値以上となるま
で制御バルブ52は作動しない。
ラッチ制御モードCmode=1が選択されたときに実
行されるアイドリング(車両停止)時のクラッチ解放維
持制御ルーチンであって、クラッチ制御モードCmod
e=1が選択される条件は、車速Spdがゼロを含む所
定値以下、エンジン回転数Neがゼロでない所定値以
下、クラッチストロークCRCSTが所定値以上(クラ
ッチ完全解放状態)、シフト操作位置SPiとシフト作
動位置SPoが一致、スロットル開度θが所定値以下の
ときであり、またこのときに実行される制御内容はクラ
ッチアクチュエータA3を解放作動状態に維持してクラ
ッチ30を完全解放状態に維持させることである。
ラッチ制御モードCmode=2が選択されたときに実
行される発進時のクラッチ解放維持制御ルーチンであっ
て、クラッチ制御モードCmode=2が選択される条
件は、エンジン10の始動後にシフトレバー23が運転
者によって操作された直後のように、車速Spdがゼロ
を含む所定値以下、エンジン回転数Neがゼロでない所
定値以下、クラッチストロークCRCSTが所定値以上
(クラッチ完全解放状態)、シフト操作位置SPi及び
シフト作動位置SPoが1〜5またはRでSPi≠SP
oのときであり、またこのときに実行される制御内容は
クラッチアクチュエータA3を解放作動状態に維持して
クラッチ30を完全解放状態に維持させることである。
また、このときには、シフト作動位置SPoをシフト操
作位置SPiに一致させるべくシフトアクチュエータA
2を駆動させる。
ラッチ制御モードCmode=3が選択されたときに実
行される発進時のクラッチ継合制御ルーチンであって、
クラッチ制御モードCmode=3が選択される条件
は、車速Spdがゼロを含む所定値以下、エンジン回転
数Neがゼロでない所定値以下、クラッチストロークC
RCSTが所定値以上(クラッチ完全解放状態)、シフ
ト操作位置SPi及びシフト作動位置SPoが共に1〜
5またはR(シフトアクチュエータA2の駆動によって
シフト作動位置SPoがシフト操作位置SPiに一致し
たとき)、スロットル開度θが所定値以上のときであ
り、またこのときに実行される制御内容はクラッチアク
チュエータA3を所定の速度にて徐々に継合作動させて
クラッチ30を所定の速度にて継合させることである。
ラッチ制御モードCmode=4が選択されたときに実
行される通常走行時のクラッチ継合維持制御ルーチンで
あって、クラッチ制御モードCmode=4が選択され
る条件は、車速Spd及びエンジン回転数Neが所定値
以上、クラッチストロークCRCSTが所定値以下(ク
ラッチ継合状態)、シフト操作位置SPi及びシフト作
動位置SPoが共に1〜5またはRのときであり、また
このときに実行される制御内容はクラッチアクチュエー
タA3を作動させないでクラッチ30を完全継合状態に
維持させることである。
ラッチ制御モードCmode=5が選択されたときに実
行される変速(シフト変更)要求時のクラッチ解放制御
ルーチンであって、クラッチ制御モードCmode=5
が選択される条件は、車速Spd及びエンジン回転数N
eが所定値以上、クラッチストロークCRCSTが所定
値以下(クラッチ継合状態)、シフト操作位置SPi及
びシフト作動位置SPoが1〜5またはRでSPi≠S
Poのときであり、このときに実行される制御内容は図
5に示したフローチャートを参照して後述する。
ラッチ制御モードCmode=6が選択されたときに実
行される変速完了時のクラッチ継合制御ルーチンであっ
て、クラッチ制御モードCmode=6が選択される条
件は、車速Spd及びエンジン回転数Neが所定値以
上、クラッチストロークCRCSTが所定値以上(クラ
ッチ完全解放状態)、シフト操作位置SPi及びシフト
作動位置SPoが共に1〜5またはRのときであり、こ
のときに実行される制御内容はクラッチアクチュエータ
A3を所定の速度にて徐々に継合作動させてクラッチ3
0を所定の速度にて継合させることである。
ラッチ制御モードCmode=7が選択されたときに実
行される停車時のクラッチ解放制御ルーチンであって、
クラッチ制御モードCmode=7が選択される条件
は、車速Spd及びエンジン回転数Neがゼロでない所
定値以下、クラッチストロークCRCSTが所定値以下
(クラッチ継合状態)、スロットル開度θが所定値以下
のときであり、またこのときに実行される制御内容はク
ラッチアクチュエータA3を所定の速度にて徐々に解放
作動させてクラッチ30を所定の速度にて完全解放させ
ることである。
ラッチ制御モードCmode=8が選択されたときに実
行されるエンジン停止時のクラッチ継合制御ルーチンで
あって、クラッチ制御モードCmode=8が選択され
る条件は、車速Spd及びエンジン回転数Neがゼロ、
クラッチストロークCRCSTが所定値以上(クラッチ
完全解放状態)、イグニッションスイッチIGがOFF
とされた後の所定時間経過時であり、またこのときに実
行される制御内容はクラッチアクチュエータA3を継合
作動させてクラッチ30を継合させることである。
して変速要求時のクラッチ解放制御ルーチンを説明す
る。図5のステップ201では、図4のステップ103
にて入力処理したエンジン回転数Neとスロットル開度
θに基づいてエンジントルクマップ(電子制御装置EC
Uに予め記憶させてある)を参照してエンジントルクを
演算し記憶する。
ラグTFの値に応じたルートの選択がなされ、ルート
「0」(エンジントルク等の初期演算モード)が選択さ
れると、ステップ202,203,204,205,2
06が実行され、またルート「1」(瞬断クラッチモー
ド)が選択されると、ステップ207,208,20
9,210,211,212,213が実行され、また
ルート「2」(瞬断クラッチ維持モード)が選択される
と、ステップ214,215,216,217,21
2,213が実行され、またルート「3」(半クラッチ
モード)が選択されると、ステップ218,219,2
20,221,212,213が実行され、またルート
「4」(半クラッチ維持モード)が選択されると、ステ
ップ223,224,225,212,213が実行さ
れ、またルート「5」(クラッチの解放モード)が選択
されると、ステップ226,227が実行される。
3にて入力処理したエンジン回転数Neとスロットル開
度θに基づいてエンジントルクマップ(電子制御装置E
CUに予め記憶させてある)を参照してエンジントルク
を演算し記憶する。ステップ203では、ステップ20
2にて演算・記憶したエンジントルクに定数Ko(トル
クダウンさせる割合で変速段毎に異なる定数)をかけて
目標半クラッチトルクを演算し記憶する。ステップ20
4では、ステップ203にて演算・記憶した目標半クラ
ッチトルクにゲインGiをかけ定数Toffset(変
速段毎に異なる定数)を引いて目標瞬断クラッチトルク
(本実施形態では略ゼロの値)を演算し記憶する。ステ
ップ205では、ステップ204にて演算・記憶した目
標瞬断クラッチトルクに基づいて目標瞬断クラッチスト
ロークCRCST1をストロークマップ(電子制御装置
ECUに予め記憶させてある)を参照して演算し記憶す
る。また、ステップ206では、図4のステップ102
にてイニシャライズされていたフラグTFの値「0」を
「1」に変更する。
ッチストロークCRCST1と実際のクラッチストロー
クCRCSTからストローク差e1を演算し記憶する。
また、ステップ208では、目標瞬断クラッチトルクを
得るための目標瞬断クラッチストロークCRCST1と
なるようにクラッチアクチュエータA3を駆動する駆動
電流I1(I1=Kp×e1+Ki×∫e1dt+Kd
×de1/dt 但し、Kp、Ki、Kdは定数)を演
算し記憶する。また、ステップ209では、ストローク
差e1の絶対値が設定値err未満かを判定する。ま
た、ステップ210では、ステップ202にて演算・記
憶されたエンジントルクと図4のステップ103にて入
力処理された変速段(シフト位置)に基づいて瞬断維持
時間t1(10msec程度の時間)を瞬断時間マップ
(電子制御装置ECUに予め記憶させてある)を参照し
て演算し記憶する。また、ステップ211では、ステッ
プ206にて変更されているフラグTFの値「1」を
「2」に変更する。また、ステップ212では、ステッ
プ208にて演算・記憶された駆動電流I1に基づいて
クラッチアクチュエータA3の制御バルブ52に出力さ
れるデューティー比Dが演算される。また、ステップ2
13では、ステップ212にて得られたデューティー比
DにてクラッチアクチュエータA3が駆動される。な
お、ステップ207,208,209,212,213
の実行はクラッチアクチュエータA3によるクラッチス
トロークのフィードバック制御を意味している。
0にて演算・記憶された瞬断維持時間t1が減算処理さ
れて記憶される。また、ステップ215では、ステップ
214にて記憶された瞬断維持時間t1の残量がゼロ以
下かを判定する。また、ステップ216では、ステップ
203にて演算・記憶した目標半クラッチトルクに基づ
いて目標半クラッチストロークCRCST2をストロー
クマップ(電子制御装置ECUに予め記憶させてある)
を参照して演算し記憶する。また、ステップ217で
は、ステップ211にて変更されているフラグTFの値
「2」を「3」に変更する。なお、ステップ214,2
15,212,213の実行は目標瞬断クラッチトルク
の瞬断維持時間t1の維持を意味している。
ロークCRCST2と実際のクラッチストロークCRC
STからストローク差e2を演算し記憶する。また、ス
テップ219では、目標半クラッチトルクを得るための
目標半クラッチストロークCRCST1となるようにク
ラッチアクチュエータA3を駆動する駆動電流I2(I
2=Kp×e2+Ki×∫e2dt+Kd×de2/d
t 但し、Kp、Ki、Kdは定数)を演算し記憶す
る。また、ステップ220では、ストローク差e2の絶
対値が設定値err未満かを判定する。また、ステップ
221では、ステップ202にて演算・記憶されたエン
ジントルクと図4のステップ103にて入力処理された
変速段に基づいて半クラッチ維持時間t2(75mse
c程度の時間)を半クラッチ時間マップ(電子制御装置
ECUに予め記憶させてある)を参照して演算し記憶す
る。また、ステップ222では、ステップ217にて変
更されているフラグTFの値「3」を「4」に変更す
る。なお、ステップ218,219,220,212,
213の実行はクラッチアクチュエータA3によるクラ
ッチストロークのフィードバック制御を意味している。
1にて演算・記憶された半クラッチ維持時間t2が減算
処理されて記憶される。また、ステップ224では、ス
テップ223にて記憶された半クラッチ維持時間t2の
残量がゼロ以下かを判定する。また、ステップ225で
は、ステップ222にて変更されているフラグTFの値
「4」を「5」に変更する。なお、ステップ223,2
24,212,213の実行は目標半クラッチトルクの
半クラッチ維持時間t2の維持を意味している。
を完全解放させるべくクラッチアクチュエータA3を駆
動制御する。また、ステップ227では、ステップ22
5にて変更されているフラグTFの値「5」を「0」に
変更する。
1〜227が実行されることにより、図6に示したよう
に、歯車変速機20の変速要求を検出したとき、クラッ
チ30をクラッチアクチュエータA3によって完全係合
状態から一瞬解放状態(t1時間の瞬断クラッチ状態)
とした後に半クラッチ状態とし、この半クラッチ状態を
設定時間(t2時間)維持した後にクラッチアクチュエ
ータA3によってクラッチ30を完全解放状態とするこ
とができて、車両加速度の変動特性曲線において初回の
変曲点が車両加速度の略ゼロで生じ、その後に生じる車
両加速度の変動を略ゼロ近傍にて収斂させることができ
る。
におけるクラッチ30の解放動作に際して、車両加速度
を変速要求時の値から略ゼロに略設定時間(t1+t
2)にて変化させた後に、車両加速度を略ゼロ近傍にて
収斂させることができるため、クラッチ30の解放動作
時に生じる車両加速度変化を最小かつ最短時間とするこ
とができて、クラッチ30の解放動作時に生じるショッ
クを軽減でき、クラッチ30の解放動作時間の短縮を図
りながら、ショックの少ない快適なフィーリングを得る
ことができる。特に、本実施形態においては、クラッチ
30の完全係合状態から半クラッチ状態に移行する間に
一瞬解放状態(瞬断クラッチ状態)となるようにしたた
め、車両加速度を歯車変速機20の変速要求時の値から
略ゼロにするまでの時間を効果的に短縮することができ
る。
動作制御をクラッチアクチュエータA3によるクラッチ
制御のみで行うものであるため、応答性で高速化が難し
いエンジン制御(エンジンの出力を制御するアクチュエ
ータが必要)をも同時に行うクラッチ30の解放動作制
御に比して、コストダウンと高速制御が可能である。
1=10msec、Ko=0.45、t2=75mse
c)に比して、瞬断クラッチ状態の維持時間(t1)を
長くするとともに、半クラッチ状態でのゲイン(Ko)
を大きくしたものであり、図7は瞬断クラッチ状態の維
持時間t1を20msecとし半クラッチ状態でのゲイ
ンKoを0.55とし半クラッチ維持時間t2を55m
secとしたもの(車両加速度の振動抑制が可能)、図
8は瞬断クラッチ状態の維持時間t1を30msecと
し半クラッチ状態でのゲインKoを0.80とし半クラ
ッチ維持時間t2を35msecとしたもの(車両加速
度の振動抑制が不可能)である。
ドクラッチシステム(シフトアクチュエータA2とクラ
ッチアクチュエータA3を備えるシステム)を備えた車
両に本発明を実施したが、手動シフト自動クラッチシス
テム(シフトアクチュエータA2を備えず、シフトレバ
ーの操作によって歯車変速機を機械的にシフト可能なシ
フト機構を備えるとともに、クラッチアクチュエータA
3を備えるシステム)を備えた車両にも本発明は同様に
実施し得るものである。
を備えた車両に実施した実施形態を概略的に示す図であ
る。
示す図である。
な構成を示す油圧回路図である。
ログラムのフローチャートである。
ルーチンを示すフローチャートである。
解放制御ルーチンの実行によって得られる車両加速度及
び入力トルク(エンジンからクラッチを介して歯車変速
機の伝達されるトルク)の変化特性を示す特性線図であ
る。
ecとし半クラッチ状態でのゲインKoを0.55とし
半クラッチ維持時間t2を55msecとしたときの図
6に相当する特性線図である。
ecとし半クラッチ状態でのゲインKoを0.80とし
半クラッチ維持時間t2を35msecとしたときの図
6に相当する特性線図である。
ブ、20…歯車変速機、21…入力軸、22…出力軸、
23…シフトレバー、30…クラッチ、A2…シフトア
クチュエータ、A3…クラッチアクチュエータ、ECU
…電子制御装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両におけるエンジンの出力軸と変速機
の入力軸間に介装されてトルク伝達を断続するクラッチ
の解放動作及び継合動作をクラッチアクチュエータを用
いて運転状態に応じて制御するクラッチの制御方法にお
いて、前記変速機の変速要求を検出したとき前記クラッ
チを前記クラッチアクチュエータによって完全係合状態
から一瞬解放状態とした後に半クラッチ状態とし、この
半クラッチ状態を設定時間維持した後に前記クラッチア
クチュエータによって前記クラッチを完全解放状態とす
ることにより、車両加速度の変動特性曲線において初回
の変曲点が車両加速度の略ゼロで生じ、その後に生じる
車両加速度の変動が略ゼロ近傍にて収斂するようにした
ことを特徴とするクラッチの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35988697A JP4078700B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 車両におけるクラッチの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP35988697A JP4078700B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 車両におけるクラッチの制御方法 |
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| JP4078700B2 JP4078700B2 (ja) | 2008-04-23 |
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ID=18466805
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| JP (1) | JP4078700B2 (ja) |
Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
| JP2012513001A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-06-07 | ボルボ ラストバグナー アーベー | 自動化車両マスタークラッチの解放を制御する方法及び装置 |
| CN103574024A (zh) * | 2012-07-26 | 2014-02-12 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 获悉双离合变速器中的离合器的初始容量点的方法 |
| CN105317993A (zh) * | 2014-07-04 | 2016-02-10 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的干式离合器控制方法 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP35988697A patent/JP4078700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012513001A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-06-07 | ボルボ ラストバグナー アーベー | 自動化車両マスタークラッチの解放を制御する方法及び装置 |
| CN103574024A (zh) * | 2012-07-26 | 2014-02-12 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 获悉双离合变速器中的离合器的初始容量点的方法 |
| CN103574024B (zh) * | 2012-07-26 | 2016-03-30 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 获悉双离合变速器中的离合器的初始容量点的方法 |
| CN105317993A (zh) * | 2014-07-04 | 2016-02-10 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的干式离合器控制方法 |
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