JPH11191233A - レンズ駆動装置 - Google Patents
レンズ駆動装置Info
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- JPH11191233A JPH11191233A JP35923197A JP35923197A JPH11191233A JP H11191233 A JPH11191233 A JP H11191233A JP 35923197 A JP35923197 A JP 35923197A JP 35923197 A JP35923197 A JP 35923197A JP H11191233 A JPH11191233 A JP H11191233A
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- JP
- Japan
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- circuit
- lens
- feedback
- switching
- current
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電流帰還型のトラッキング駆動回路では対物レ
ンズ切替時、又はアクセス時の対物レンズの振動を抑制
することが出来ない。 【解決手段】電流帰還型駆動回路18を備えたトラッキ
ング駆動回路15において帰還路遮断回路18を設け、
この回路18を帰還路遮断信号によって切替え、振動時
にトラッキングコイルに電流が流れるようにしてトラッ
キングコイルの振動を抑圧する。
ンズ切替時、又はアクセス時の対物レンズの振動を抑制
することが出来ない。 【解決手段】電流帰還型駆動回路18を備えたトラッキ
ング駆動回路15において帰還路遮断回路18を設け、
この回路18を帰還路遮断信号によって切替え、振動時
にトラッキングコイルに電流が流れるようにしてトラッ
キングコイルの振動を抑圧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置のレ
ンズ駆動装置、特に2種類以上の光ディスクの再生が可
能な光ディスク装置のレンズ駆動装置、特に対物レンズ
駆動装置に関するものである。
ンズ駆動装置、特に2種類以上の光ディスクの再生が可
能な光ディスク装置のレンズ駆動装置、特に対物レンズ
駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置では2種類以上のディス
クを再生することが要求されることがある。例えば、D
VD装置で、記録密度又は基板の厚さが異なるCDディ
スクとDVDディスクの両方のディスクを再生すること
が出来るようにすることである。このために、CD用対
物レンズとDVD用対物レンズを切替えて使用される。
対物レンズ駆動装置は回転軸に固定された2種類の対物
レンズを保持するホルダと、ホルダの周りに配置された
4個のコイルと、このコイルに半ば対向して配置された
固定の磁石とから構成され、これらコイルに電流を供給
することによって、固定の磁石に対してコイル、したが
ってホルダ及びそれに保持された対物レンズを回転させ
ることによって対物レンズを切替えている。この4個の
コイルはトラッキングコイルを利用することが出来る。
クを再生することが要求されることがある。例えば、D
VD装置で、記録密度又は基板の厚さが異なるCDディ
スクとDVDディスクの両方のディスクを再生すること
が出来るようにすることである。このために、CD用対
物レンズとDVD用対物レンズを切替えて使用される。
対物レンズ駆動装置は回転軸に固定された2種類の対物
レンズを保持するホルダと、ホルダの周りに配置された
4個のコイルと、このコイルに半ば対向して配置された
固定の磁石とから構成され、これらコイルに電流を供給
することによって、固定の磁石に対してコイル、したが
ってホルダ及びそれに保持された対物レンズを回転させ
ることによって対物レンズを切替えている。この4個の
コイルはトラッキングコイルを利用することが出来る。
【0003】従来、トラッキング駆動回路としては電圧
駆動型の回路が用いられていた。トラッキングコイルは
電気的にみると、抵抗とインダクタンスの直列回路から
構成されている。電圧駆動型の駆動回路からの電圧はこ
の抵抗とインダクタンスの直列回路の両端に供給され
る。一般に電圧駆動型の駆動回路は、トラッキング制御
信号発生回路及び位相補償回路からの制御信号を増幅す
る出力増幅回路と、この出力増幅回路の負荷であるトラ
ッキングコイルから構成されている。この電圧駆動型の
トラッキング駆動回路では対物レンズを切替えた時に生
じる対物レンズの振動はトラッキングコイルを流れる電
流によって、磁石との間で生じる力によって抑圧され
る。すなわち電圧駆動型の駆動回路では、駆動回路の出
力電圧は一定に保たれる。このため、磁石の近傍でコイ
ルが振動して、コイルに起電力が発生すると、コイルか
ら見た駆動回路の出力インピーダンスは極めて小さいた
め、この起電力によってコイルに電流が流れ、このコイ
ルを流れる電流によって発生する力で、コイル及び対物
レンズの振動は抑圧される。DVD装置、例えばDVD
−ROM装置では、光ディスクを装着すると、トラッキ
ングコイルにパルス電圧が供給されCD用の対物レンズ
に切替えられ、このコイルの振動が収まったところでフ
ォーカス制御してその結果をメモリに記憶する。次にト
ラッキングコイルに逆極性のパルス電圧を供給してDV
D用の対物レンズに切替えて、トラッキングコイルの振
動が収まったところでフォーカス制御してその結果を記
録し、両者の結果を比較して装着されたディスクを判別
している。したがって、ディスク判別に要する時間を短
縮するためには対物レンズを切替えた時、対物レンズの
振動を出来るだけ早く抑制する必要がある。
駆動型の回路が用いられていた。トラッキングコイルは
電気的にみると、抵抗とインダクタンスの直列回路から
構成されている。電圧駆動型の駆動回路からの電圧はこ
の抵抗とインダクタンスの直列回路の両端に供給され
る。一般に電圧駆動型の駆動回路は、トラッキング制御
信号発生回路及び位相補償回路からの制御信号を増幅す
る出力増幅回路と、この出力増幅回路の負荷であるトラ
ッキングコイルから構成されている。この電圧駆動型の
トラッキング駆動回路では対物レンズを切替えた時に生
じる対物レンズの振動はトラッキングコイルを流れる電
流によって、磁石との間で生じる力によって抑圧され
る。すなわち電圧駆動型の駆動回路では、駆動回路の出
力電圧は一定に保たれる。このため、磁石の近傍でコイ
ルが振動して、コイルに起電力が発生すると、コイルか
ら見た駆動回路の出力インピーダンスは極めて小さいた
め、この起電力によってコイルに電流が流れ、このコイ
ルを流れる電流によって発生する力で、コイル及び対物
レンズの振動は抑圧される。DVD装置、例えばDVD
−ROM装置では、光ディスクを装着すると、トラッキ
ングコイルにパルス電圧が供給されCD用の対物レンズ
に切替えられ、このコイルの振動が収まったところでフ
ォーカス制御してその結果をメモリに記憶する。次にト
ラッキングコイルに逆極性のパルス電圧を供給してDV
D用の対物レンズに切替えて、トラッキングコイルの振
動が収まったところでフォーカス制御してその結果を記
録し、両者の結果を比較して装着されたディスクを判別
している。したがって、ディスク判別に要する時間を短
縮するためには対物レンズを切替えた時、対物レンズの
振動を出来るだけ早く抑制する必要がある。
【0004】DVD−ROMやCD−ROMなどでは、
再生速度を上げるために、ディスクの回転速度を標準の
回転数の数倍もしくは数十倍に上げている。ところがこ
の電圧駆動型の駆動回路は光ディスクの回転速度をあげ
ると、この駆動回路のサーボ系の開ループの利得を高い
周波数でも保持する必要がある。この利得を保持するた
めに、駆動回路に増幅器を設けることが考えられるが、
利得を高くした場合、サーボ系の位相余裕、ゲイン余裕
が減少しサーボ系が不安定になる。更に、トラッキング
コイルの抵抗とインダクタンスで決まる位相遅れが生じ
る。この位相遅れは位相補償回路では補償しきれずサー
ボが不安定になる欠点がある。
再生速度を上げるために、ディスクの回転速度を標準の
回転数の数倍もしくは数十倍に上げている。ところがこ
の電圧駆動型の駆動回路は光ディスクの回転速度をあげ
ると、この駆動回路のサーボ系の開ループの利得を高い
周波数でも保持する必要がある。この利得を保持するた
めに、駆動回路に増幅器を設けることが考えられるが、
利得を高くした場合、サーボ系の位相余裕、ゲイン余裕
が減少しサーボ系が不安定になる。更に、トラッキング
コイルの抵抗とインダクタンスで決まる位相遅れが生じ
る。この位相遅れは位相補償回路では補償しきれずサー
ボが不安定になる欠点がある。
【0005】この欠点を解決するために、電流帰還形の
駆動回路が採用され始めてきた。しかし、電流帰還型の
駆動回路を採用すると入力信号と出力電流が比例する動
作をするため、電流の位相が遅れることはない。そのた
め、ディスクの回転速度を上げてもサーボを安定にかけ
ることが出来る。ところが、トラッキングコイルにパル
ス電流を供給して対物レンズを切替える場合には、対物
レンズが移動した後に生じる振動を抑制することが出来
ないと言う問題が生じる。電流帰還形の駆動回路では、
トラッキングコイルを流れる電流が一定に保たれてるた
め、トラッキングコイルが磁石の近傍で振動した場合、
コイルに起電力が発生しても駆動回路の両端の電圧が変
化するだけで、トラッキングコイルには電流が流れな
い。このため、コイルには力が発生せず、コイル及び対
物レンズの振動は抑圧されず、機械的な減衰で振動が低
減されるのを待つしかなかった。
駆動回路が採用され始めてきた。しかし、電流帰還型の
駆動回路を採用すると入力信号と出力電流が比例する動
作をするため、電流の位相が遅れることはない。そのた
め、ディスクの回転速度を上げてもサーボを安定にかけ
ることが出来る。ところが、トラッキングコイルにパル
ス電流を供給して対物レンズを切替える場合には、対物
レンズが移動した後に生じる振動を抑制することが出来
ないと言う問題が生じる。電流帰還形の駆動回路では、
トラッキングコイルを流れる電流が一定に保たれてるた
め、トラッキングコイルが磁石の近傍で振動した場合、
コイルに起電力が発生しても駆動回路の両端の電圧が変
化するだけで、トラッキングコイルには電流が流れな
い。このため、コイルには力が発生せず、コイル及び対
物レンズの振動は抑圧されず、機械的な減衰で振動が低
減されるのを待つしかなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、トラッキ
ング駆動回路に電流帰還形駆動回路を用いて、ディスク
を高速回転させた場合でも安定にサーボ系が働くように
すると共に、対物レンズを切替えた場合にはトラッキン
グコイル及び対物レンズの振動を抑制する必要がある。
ング駆動回路に電流帰還形駆動回路を用いて、ディスク
を高速回転させた場合でも安定にサーボ系が働くように
すると共に、対物レンズを切替えた場合にはトラッキン
グコイル及び対物レンズの振動を抑制する必要がある。
【0007】本発明の目的はトラッキング駆動回路に電
流帰還型とし、かつ、レンズの振動を抑圧することが出
来るレンズ駆動装置を提供することにある。
流帰還型とし、かつ、レンズの振動を抑圧することが出
来るレンズ駆動装置を提供することにある。
【0008】
【発明を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、光ピックアップのレンズを駆動
するための電流帰還型駆動回路と、前記電流帰還型駆動
回路の電流帰還路を遮断する帰還路遮断回路と、前記帰
還路遮断回路を切替えるための帰還路遮断信号発回路と
から構成され、前記帰還路遮断信号発生回路から発生さ
れた帰還路遮断信号によって前記電流帰還路を遮断して
前記レンズの振動を抑制している。
に、本発明においては、光ピックアップのレンズを駆動
するための電流帰還型駆動回路と、前記電流帰還型駆動
回路の電流帰還路を遮断する帰還路遮断回路と、前記帰
還路遮断回路を切替えるための帰還路遮断信号発回路と
から構成され、前記帰還路遮断信号発生回路から発生さ
れた帰還路遮断信号によって前記電流帰還路を遮断して
前記レンズの振動を抑制している。
【0009】また、本発明においては、2種類以上のレ
ンズとトラッキングコイルを備えた光ピックアップと、
出力端子にトラッキングコイルと帰還抵抗が直列に接続
され、帰還抵抗に発生する電圧が帰還される電流帰還型
駆動回路と、前記2種類以上のレンズを切替えるための
レンズ切替信号発生手段と、前記光ピックアップに接続
されたトラッキング制御信号出力端子と、前記レンズ切
替信号発生手段と前記トラッキング制御信号出力端子の
一方を前記電流帰還型駆動回路に接続するための切替手
段と、前記切替手段によって前記レンズ切替信号発生手
段を前記電流帰還型駆動回路に接続して前記レンズを切
替えるレンズ切替手段と、前記電流帰還型駆動回路の電
流帰還路を遮断するための帰還路遮断回路と、前記レン
ズ切替手段によるレンズの切替に伴って、前記電流帰還
型駆動回路の前記帰還路遮断回路を遮断することによっ
てレンズの振動を抑制している。
ンズとトラッキングコイルを備えた光ピックアップと、
出力端子にトラッキングコイルと帰還抵抗が直列に接続
され、帰還抵抗に発生する電圧が帰還される電流帰還型
駆動回路と、前記2種類以上のレンズを切替えるための
レンズ切替信号発生手段と、前記光ピックアップに接続
されたトラッキング制御信号出力端子と、前記レンズ切
替信号発生手段と前記トラッキング制御信号出力端子の
一方を前記電流帰還型駆動回路に接続するための切替手
段と、前記切替手段によって前記レンズ切替信号発生手
段を前記電流帰還型駆動回路に接続して前記レンズを切
替えるレンズ切替手段と、前記電流帰還型駆動回路の電
流帰還路を遮断するための帰還路遮断回路と、前記レン
ズ切替手段によるレンズの切替に伴って、前記電流帰還
型駆動回路の前記帰還路遮断回路を遮断することによっ
てレンズの振動を抑制している。
【0010】更に、本発明においては、トラッキングコ
イルを備えた光ピックアップと、入力端子に前記光ピッ
クアップからのトラッキング制御信号を入力し、出力端
子にトラッキングコイルと帰還抵抗が直列に接続され、
帰還抵抗に発生する電圧が帰還される電流帰還型駆動回
路と、前記電流帰還型駆動回路の電流帰還路を遮断する
ための帰還路遮断回路と、前記光ピックアップを搭載し
て光ディスクの半径方向に移送するスライダと、前記ス
ライダをアクセスのために移送しかつ停止させるための
スライダ駆動回路とを設け、前記スライダの停止動作に
伴って前記帰還路遮断回路を遮断して、前記光ピックア
ップのアクセスに伴うレンズの振動を抑制している。
イルを備えた光ピックアップと、入力端子に前記光ピッ
クアップからのトラッキング制御信号を入力し、出力端
子にトラッキングコイルと帰還抵抗が直列に接続され、
帰還抵抗に発生する電圧が帰還される電流帰還型駆動回
路と、前記電流帰還型駆動回路の電流帰還路を遮断する
ための帰還路遮断回路と、前記光ピックアップを搭載し
て光ディスクの半径方向に移送するスライダと、前記ス
ライダをアクセスのために移送しかつ停止させるための
スライダ駆動回路とを設け、前記スライダの停止動作に
伴って前記帰還路遮断回路を遮断して、前記光ピックア
ップのアクセスに伴うレンズの振動を抑制している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレンズ駆動装
置の実施の形態をいくつかの実施例を用いて詳細に説明
する。
置の実施の形態をいくつかの実施例を用いて詳細に説明
する。
【0012】
【実施例】図1は本発明によるレンズ駆動装置を備えた
光ディスク装置の一実施例を示すブロック図である。図
において1は光ピックアップであり、CD用対物レンズ
2及びDVD用対物レンズ3を備えており、光ディスク
4の種類、すなわち、CD用ディスクか、DVD用ディ
スクかによって、対物レンズ2または3が選択される。
光ピックアップ1はスライダ5に保持されており、スラ
イダ5によって光ディスク4の半径方向に移動される。
光ディスク4はスピンドルモータ6によって回転されて
おり、このモータ6はモータ駆動回路7によって駆動さ
れる。モータの回転数は回転検出回路8で検出され、こ
の回転検出信号はモータ制御回路9に入力され、その出
力に発生された制御信号はモータ駆動回路7に供給さ
れ、モータ駆動回路7によってスピンドルモータ6の回
転数は制御される。また、回転検出信号はコントローラ
10に供給され、このコントローラ10からは回転数切
替信号がモータ制御回路9に供給されており、この回転
数切替信号によってディスク4の回転数が切替えられ
る。
光ディスク装置の一実施例を示すブロック図である。図
において1は光ピックアップであり、CD用対物レンズ
2及びDVD用対物レンズ3を備えており、光ディスク
4の種類、すなわち、CD用ディスクか、DVD用ディ
スクかによって、対物レンズ2または3が選択される。
光ピックアップ1はスライダ5に保持されており、スラ
イダ5によって光ディスク4の半径方向に移動される。
光ディスク4はスピンドルモータ6によって回転されて
おり、このモータ6はモータ駆動回路7によって駆動さ
れる。モータの回転数は回転検出回路8で検出され、こ
の回転検出信号はモータ制御回路9に入力され、その出
力に発生された制御信号はモータ駆動回路7に供給さ
れ、モータ駆動回路7によってスピンドルモータ6の回
転数は制御される。また、回転検出信号はコントローラ
10に供給され、このコントローラ10からは回転数切
替信号がモータ制御回路9に供給されており、この回転
数切替信号によってディスク4の回転数が切替えられ
る。
【0013】光ピックアップ1の幾つかの領域に別けら
れた光電変換素子(図示せず)から得られたデータまた
は再生信号は信号処理回路11に供給され、ここでA/
D変換された後処理される。また、光ピックアップ1か
ら得られたフォーカス制御信号はスイッチ12を通して
フォーカス駆動回路13に入力され、このフォーカス駆
動回路13の出力信号によって光ピックアップ1のフォ
ーカスが制御される。光ピックアップ1から検出された
トラッキング制御信号は信号検出及び位相補償回路22
及びスイッチ14を介してトラッキング駆動回路15に
供給され、光ピックアップ1のトラッキングを制御す
る。また、コントローラ10から出力されたスライダ駆
動信号はスライダ駆動回路16に供給され、スライダ5
を光ディスク4の半径方向に移送する。
れた光電変換素子(図示せず)から得られたデータまた
は再生信号は信号処理回路11に供給され、ここでA/
D変換された後処理される。また、光ピックアップ1か
ら得られたフォーカス制御信号はスイッチ12を通して
フォーカス駆動回路13に入力され、このフォーカス駆
動回路13の出力信号によって光ピックアップ1のフォ
ーカスが制御される。光ピックアップ1から検出された
トラッキング制御信号は信号検出及び位相補償回路22
及びスイッチ14を介してトラッキング駆動回路15に
供給され、光ピックアップ1のトラッキングを制御す
る。また、コントローラ10から出力されたスライダ駆
動信号はスライダ駆動回路16に供給され、スライダ5
を光ディスク4の半径方向に移送する。
【0014】トラッキング駆動回路15は電流帰還型駆動
回路17と帰還路遮断回路18で構成されており、スイ
ッチ14によって、光ピックアップ1に接続された信号
検出及び位相補償回路22の出力端子19からのトラッ
キング制御信号またはコントローラ10の出力端子20
からのレンズ切替信号が供給される。また、スイッチ1
4は通常出力端子19側に接続されており、レンズを切
替えるためのスイッチ切替信号(以後、第1スイッチ切
替信号と言う)によってコントローラ10の出力端子2
0側に切替えられる。光ディスク装置に光ディスク4が
装着された場合、レンズ切替信号をトラッキング制御回
路15に供給することによって、対物レンズ2または3
に切替えられる。切替えられた対物レンズ2または3は
振動しており、この振動を抑圧するために帰還路遮断信
号が帰還路遮断回路18に供給され、後述するように電
流帰還回路が遮断される。これによって、トラッキング
コイルに電流が流れ、振動が抑圧される。切替えられた
対物レンズ2または3が装着されたディスクに合ってい
るか否かを判別するためにコントローラ10からのフォ
ーカス用スイッチ切替信号(以後、第2スイッチ切替信
号と言う)によって、スイッチ12はコントローラ10
の出力端子に接続され、この出力端子にフォーカスを上
下させるための信号(フォーカスUP/DOWN信号)
がフォーカス駆動回路13を通して光ピックアップ1の
フォーカスコイル(図示せず)に供給される。通常スイ
ッチ12は光ピックアップ1側に接続されている。
回路17と帰還路遮断回路18で構成されており、スイ
ッチ14によって、光ピックアップ1に接続された信号
検出及び位相補償回路22の出力端子19からのトラッ
キング制御信号またはコントローラ10の出力端子20
からのレンズ切替信号が供給される。また、スイッチ1
4は通常出力端子19側に接続されており、レンズを切
替えるためのスイッチ切替信号(以後、第1スイッチ切
替信号と言う)によってコントローラ10の出力端子2
0側に切替えられる。光ディスク装置に光ディスク4が
装着された場合、レンズ切替信号をトラッキング制御回
路15に供給することによって、対物レンズ2または3
に切替えられる。切替えられた対物レンズ2または3は
振動しており、この振動を抑圧するために帰還路遮断信
号が帰還路遮断回路18に供給され、後述するように電
流帰還回路が遮断される。これによって、トラッキング
コイルに電流が流れ、振動が抑圧される。切替えられた
対物レンズ2または3が装着されたディスクに合ってい
るか否かを判別するためにコントローラ10からのフォ
ーカス用スイッチ切替信号(以後、第2スイッチ切替信
号と言う)によって、スイッチ12はコントローラ10
の出力端子に接続され、この出力端子にフォーカスを上
下させるための信号(フォーカスUP/DOWN信号)
がフォーカス駆動回路13を通して光ピックアップ1の
フォーカスコイル(図示せず)に供給される。通常スイ
ッチ12は光ピックアップ1側に接続されている。
【0015】図2は本発明によるトラッキング駆動回路
のブロック図である。図において、21は加算器であ
り、スイッチ14に接続されている。加算器21の出力
は出力増幅回路23に接続されており、出力増幅回路2
3の出力端子24、25間にはトラッキングコイル26
を構成する抵抗27とインダクタンス28及び帰還抵抗
29が直列に接続されている。帰還抵抗29の一端の電
圧はスイッチ30を通して増幅器33に供給されてお
り、帰還抵抗29の他端は増幅器33に入力されてい
る。増幅器33の出力は加算器21に供給されている。
図1の帰還路遮断回路18はスイッチ30、出力増幅回
路23の出力端子24、25間に接続された抵抗31、
32から構成されており、抵抗31、32の接続点の電
圧はスイッチ30を介して増幅器33の一方の入力端子
に接続されている。スイッチ30は通常帰還抵抗29の
一端に接続されており、コントローラ10から出力され
る帰還路遮断信号によって、抵抗31、32の接続点に
接続される。
のブロック図である。図において、21は加算器であ
り、スイッチ14に接続されている。加算器21の出力
は出力増幅回路23に接続されており、出力増幅回路2
3の出力端子24、25間にはトラッキングコイル26
を構成する抵抗27とインダクタンス28及び帰還抵抗
29が直列に接続されている。帰還抵抗29の一端の電
圧はスイッチ30を通して増幅器33に供給されてお
り、帰還抵抗29の他端は増幅器33に入力されてい
る。増幅器33の出力は加算器21に供給されている。
図1の帰還路遮断回路18はスイッチ30、出力増幅回
路23の出力端子24、25間に接続された抵抗31、
32から構成されており、抵抗31、32の接続点の電
圧はスイッチ30を介して増幅器33の一方の入力端子
に接続されている。スイッチ30は通常帰還抵抗29の
一端に接続されており、コントローラ10から出力され
る帰還路遮断信号によって、抵抗31、32の接続点に
接続される。
【0016】スイッチ30が帰還抵抗29の一端に接続
されている場合、帰還抵抗29を流れる電流はトラッキ
ングコイル26を流れる電流と同一であるため、この電
流を帰還抵抗29の両端の電圧に変換して増幅器33を
通し、トラッキング制御信号と加算して出力増幅回路2
3に帰還している。したがって、出力増幅回路23はト
ラッキングコイル20を流れる電流が一定になるように
制御される。
されている場合、帰還抵抗29を流れる電流はトラッキ
ングコイル26を流れる電流と同一であるため、この電
流を帰還抵抗29の両端の電圧に変換して増幅器33を
通し、トラッキング制御信号と加算して出力増幅回路2
3に帰還している。したがって、出力増幅回路23はト
ラッキングコイル20を流れる電流が一定になるように
制御される。
【0017】この電流帰還型トラッキング駆動回路にお
いて、開ループの利得が大きい時には出力増幅回路23
の出力電流は入力電圧に比例しており、利得を高くして
も位相変化は比較的小さいため、容易に位相補償するこ
とが出来る。
いて、開ループの利得が大きい時には出力増幅回路23
の出力電流は入力電圧に比例しており、利得を高くして
も位相変化は比較的小さいため、容易に位相補償するこ
とが出来る。
【0018】ところがこの電流帰還型トラッキング駆動
回路においては、光ディスク装置に光ディスク4を挿入
し、挿入されたディスクがCD用ディスクか、DVD用
ディスクかを判別するために第1スイッチ切替信号でス
イッチ14を端子20側に切替え、レンズ切替えパル
ス、例えば正極性パルスをトラッキングコイル26に供
給して対物レンズを切替えた時、例えばCD用対物レン
ズ2をDVD用対物レンズ3に切替えた時に対物レンズ
3に振動が発生する。振動が収まった時点で第2スイッ
チ切替信号によってコントローラ10側に切替えてコン
トローラ10からフォーカス上下信号、すなわち、DV
D用対物レンズ3を強制的に上下させる信号をフォーカ
ス駆動回路13に供給してフォーカス制御信号を得、こ
れを記憶する。次に、トラッキング駆動回路に負極性パ
ルスを供給してDVD用対物レンズ3をCD用対物レン
ズ2に切替え、この対物レンズ2の振動が収まってか
ら、フォーカス駆動回路13にフォーカス上下信号を供
給してCD用対物レンズ2を強制的に上下させてフォー
カス制御信号を得、これを記憶する。両者のフォーカス
制御信号の振幅を比較して光ディスク装置に挿入された
光ディスク4を判別している。
回路においては、光ディスク装置に光ディスク4を挿入
し、挿入されたディスクがCD用ディスクか、DVD用
ディスクかを判別するために第1スイッチ切替信号でス
イッチ14を端子20側に切替え、レンズ切替えパル
ス、例えば正極性パルスをトラッキングコイル26に供
給して対物レンズを切替えた時、例えばCD用対物レン
ズ2をDVD用対物レンズ3に切替えた時に対物レンズ
3に振動が発生する。振動が収まった時点で第2スイッ
チ切替信号によってコントローラ10側に切替えてコン
トローラ10からフォーカス上下信号、すなわち、DV
D用対物レンズ3を強制的に上下させる信号をフォーカ
ス駆動回路13に供給してフォーカス制御信号を得、こ
れを記憶する。次に、トラッキング駆動回路に負極性パ
ルスを供給してDVD用対物レンズ3をCD用対物レン
ズ2に切替え、この対物レンズ2の振動が収まってか
ら、フォーカス駆動回路13にフォーカス上下信号を供
給してCD用対物レンズ2を強制的に上下させてフォー
カス制御信号を得、これを記憶する。両者のフォーカス
制御信号の振幅を比較して光ディスク装置に挿入された
光ディスク4を判別している。
【0019】ところが、トラッキング駆動回路に電流帰
還型を用いると、トラッキングコイル26を流れる電流
は常に一定に保たれるため、レンズ切替信号が供給され
た以後はトラッキングコイル26には電流が流れない。
すなわち、トラッキングコイル26には対物レンズ3ま
たは4の振動によって電流が流れないので、対物レンズ
3または4の振動は抑圧されず、自然に振動が収まるの
を待つしかないと言う欠点があった。
還型を用いると、トラッキングコイル26を流れる電流
は常に一定に保たれるため、レンズ切替信号が供給され
た以後はトラッキングコイル26には電流が流れない。
すなわち、トラッキングコイル26には対物レンズ3ま
たは4の振動によって電流が流れないので、対物レンズ
3または4の振動は抑圧されず、自然に振動が収まるの
を待つしかないと言う欠点があった。
【0020】本発明の一実施例においてはこの欠点を解
決するために、対物レンズ2または3が切替えられた
時、スイッチ30で帰還抵抗29で構成される電流帰還
回路を遮断し、抵抗31、32で構成される電圧帰還回
路からの電圧を帰還するようにしている。すなわち、帰
還路遮断回路18で電流帰還路を遮断している。
決するために、対物レンズ2または3が切替えられた
時、スイッチ30で帰還抵抗29で構成される電流帰還
回路を遮断し、抵抗31、32で構成される電圧帰還回
路からの電圧を帰還するようにしている。すなわち、帰
還路遮断回路18で電流帰還路を遮断している。
【0021】図3は図2に示すトラッキング駆動回路の
動作を説明するための信号波形図である。図3(a)は
光ディスク4を光ディスク装置に装着した時にコントロ
ーラ10から発生される第1スイッチ切替信号35であ
り、この信号によってスイッチ14は端子20側に接続
される。次に、図3(b)に示すように、コントローラ
10から対物レンズを切り替えるためのレンズ切替信号
36が出力増幅回路23からトラッキングコイル26に
供給される。正パルス36aはCD用対物レンズ2をD
VD用対物レンズ3に切替えるためのレンズ切替信号で
あり、このパルス36aをトラッキングコイル20に供
給することによって、DVD用対物レンズ3に切り替わ
る。また、負パルス36bはDVD用対物レンズ3をC
D用対物レンズ2に切替えるためのレンズ切替信号であ
る。図3(c)はスイッチ30を図2に示す抵抗31、
32の接続点に接続し、電流帰還路を遮断するための帰
還路遮断信号37であり、パルス36aと同時に立ち上
がっている。図3(d)はスイッチ12をコントローラ
10側に切替える第2スイッチ信号38であり、この図
においては正パルス36aの立ち下がりと同時にたち上
がっているが、光ディスク4を挿入後、図3(e)に示
すフォーカス上下信号の供給前ならいつでもよい。 図
3(f)は対物レンズ2または3を上下されるためのフ
ォーカス上下信号39であり、対物レンズ2または3の
移動による振動が抑圧された後に供給される。図3
(f)はフォーカス上下信号39によって対物レンズ2
または3を上下動させた結果、光ピックアップ1の出力
に得られるフォーカス制御信号40である。光ディスク
装置に光ディスク4を挿入するとコントローラ10から
第1スイッチ切替信号35が発生されスイッチ14は端
子20側に切替えられる。その後コントローラ10から
レンズ切替信号36がトラッキング駆動回路15に供給
される。正パルス36により、CD用対物レンズ2から
DVD用対物レンズ3に切替えられ、DVD用対物レン
ズ3は振動する。前述のようにトラッキング駆動回路1
5に電流帰還型駆動回路17を用いた場合、対物レンズ
3の振動を抑制することが出来ない。
動作を説明するための信号波形図である。図3(a)は
光ディスク4を光ディスク装置に装着した時にコントロ
ーラ10から発生される第1スイッチ切替信号35であ
り、この信号によってスイッチ14は端子20側に接続
される。次に、図3(b)に示すように、コントローラ
10から対物レンズを切り替えるためのレンズ切替信号
36が出力増幅回路23からトラッキングコイル26に
供給される。正パルス36aはCD用対物レンズ2をD
VD用対物レンズ3に切替えるためのレンズ切替信号で
あり、このパルス36aをトラッキングコイル20に供
給することによって、DVD用対物レンズ3に切り替わ
る。また、負パルス36bはDVD用対物レンズ3をC
D用対物レンズ2に切替えるためのレンズ切替信号であ
る。図3(c)はスイッチ30を図2に示す抵抗31、
32の接続点に接続し、電流帰還路を遮断するための帰
還路遮断信号37であり、パルス36aと同時に立ち上
がっている。図3(d)はスイッチ12をコントローラ
10側に切替える第2スイッチ信号38であり、この図
においては正パルス36aの立ち下がりと同時にたち上
がっているが、光ディスク4を挿入後、図3(e)に示
すフォーカス上下信号の供給前ならいつでもよい。 図
3(f)は対物レンズ2または3を上下されるためのフ
ォーカス上下信号39であり、対物レンズ2または3の
移動による振動が抑圧された後に供給される。図3
(f)はフォーカス上下信号39によって対物レンズ2
または3を上下動させた結果、光ピックアップ1の出力
に得られるフォーカス制御信号40である。光ディスク
装置に光ディスク4を挿入するとコントローラ10から
第1スイッチ切替信号35が発生されスイッチ14は端
子20側に切替えられる。その後コントローラ10から
レンズ切替信号36がトラッキング駆動回路15に供給
される。正パルス36により、CD用対物レンズ2から
DVD用対物レンズ3に切替えられ、DVD用対物レン
ズ3は振動する。前述のようにトラッキング駆動回路1
5に電流帰還型駆動回路17を用いた場合、対物レンズ
3の振動を抑制することが出来ない。
【0022】この振動を抑圧するために、帰還路遮断信
号37がコントローラ10から発生され、スイッチ30
を抵抗31、32の接続点に切替えると共に電流帰還回
路を構成する帰還抵抗29を帰還回路から切り離してい
る。抵抗31、32の接続点の電圧は出力増幅回路23
の出力端子24、25間の電圧を抵抗31、32で分割
した電圧である。この電圧は増幅器33、加算器21を
通して出力増幅回路23に帰還され、出力増幅回路23
は出力電圧が一定になるように制御される。すなわち、
スイッチ30を抵抗31,32の接続点に接続すること
によって、図の電流帰還型のトラッキング駆動回路15
は電圧駆動型の駆動回路に変わったことになる。したが
って、磁石近傍で対物レンズ3及びトラッキングコイル
26が振動すると、前述のとおり、振動によって発生し
た起電力によりトラッキングコイル26に電流が流れ
る。トラッキングコイル26に電流が流れることによっ
て、トラッキングコイル26、すなわち対物レンズ3の
振動を抑制するように磁石(図示せず)との間で力が働
くため対物レンズ3の振動は抑圧される。その後第2ス
イッチ信号38によってスイッチ12はコントローラ1
0の出力端子に接続される。したがって、フォーカス上
下信号39がフォーカス駆動回路13を通して、光ピッ
クアップ1のフォーカスコイル(図示せず)に供給さ
れ、対物レンズ3が上下に動かされる。その結果、光ピ
ックアップ1の出力にフォーカス制御信号40が出力さ
れる。フォーカス制御信号40aはDVD用ディスクが
挿入されDVD用対物レンズ3に切替えた場合を示して
おり、この場合、フォーカス制御信号40aの振幅は対
物レンズが挿入された光ディスクと合わない場合のフォ
ーカス制御信号40bと比べて大きい。次に、負パルス
36bを供給してCD用対物レンズ2に切替え、同様に
フォーカス上下信号39によって対物レンズ2を上下方
向に移動させてフォーカス制御信号40bを得る。フォ
ーカス制御信号40aと40bを比較し、振幅が大きい
方の対物レンズ2または3が挿入された光ディスク4に
適合した対物レンズとして採用される。
号37がコントローラ10から発生され、スイッチ30
を抵抗31、32の接続点に切替えると共に電流帰還回
路を構成する帰還抵抗29を帰還回路から切り離してい
る。抵抗31、32の接続点の電圧は出力増幅回路23
の出力端子24、25間の電圧を抵抗31、32で分割
した電圧である。この電圧は増幅器33、加算器21を
通して出力増幅回路23に帰還され、出力増幅回路23
は出力電圧が一定になるように制御される。すなわち、
スイッチ30を抵抗31,32の接続点に接続すること
によって、図の電流帰還型のトラッキング駆動回路15
は電圧駆動型の駆動回路に変わったことになる。したが
って、磁石近傍で対物レンズ3及びトラッキングコイル
26が振動すると、前述のとおり、振動によって発生し
た起電力によりトラッキングコイル26に電流が流れ
る。トラッキングコイル26に電流が流れることによっ
て、トラッキングコイル26、すなわち対物レンズ3の
振動を抑制するように磁石(図示せず)との間で力が働
くため対物レンズ3の振動は抑圧される。その後第2ス
イッチ信号38によってスイッチ12はコントローラ1
0の出力端子に接続される。したがって、フォーカス上
下信号39がフォーカス駆動回路13を通して、光ピッ
クアップ1のフォーカスコイル(図示せず)に供給さ
れ、対物レンズ3が上下に動かされる。その結果、光ピ
ックアップ1の出力にフォーカス制御信号40が出力さ
れる。フォーカス制御信号40aはDVD用ディスクが
挿入されDVD用対物レンズ3に切替えた場合を示して
おり、この場合、フォーカス制御信号40aの振幅は対
物レンズが挿入された光ディスクと合わない場合のフォ
ーカス制御信号40bと比べて大きい。次に、負パルス
36bを供給してCD用対物レンズ2に切替え、同様に
フォーカス上下信号39によって対物レンズ2を上下方
向に移動させてフォーカス制御信号40bを得る。フォ
ーカス制御信号40aと40bを比較し、振幅が大きい
方の対物レンズ2または3が挿入された光ディスク4に
適合した対物レンズとして採用される。
【0023】図4は本発明によるレンズ駆動装置の他の
実施例を示すブロック図である。図において、42は帰
還路遮断回路18を構成するスイッチであり、通常増幅
器33を加算器21に接続しているが、光ディスク4が
光ディスク装置に挿入され、帰還路遮断信号37がコン
トローラ10から出力されるとスイッチ42はオフし電
流帰還回路は遮断される。このトラッキング駆動回路に
おいて、第1スイッチ切替信号35がスイッチ14に供
給されると、スイッチ14は端子20側に切替えられ、
端子20からレンズ切替信号36が出力増幅回路23を
通してトラッキングコイル26に供給される。このレン
ズ切替信号36が供給されなくなると、すなわち、パル
ス36a、36bの供給が終わると、出力増幅回路23
の出力端子24、25間の電圧はゼロになる。すなわ
ち、スイッチ42を開くことによって、トラッキングコ
イル26を流れる電流が一定になるようにフィードバッ
クがかからなくなるので、トラッキングコイル26が磁
石の近傍で振動するとトラッキングコイル26に電流が
流れ、このコイル26の振動を抑圧するようにコイル2
6と磁石間に力が働くので、コイル26、したがって対
物レンズ2,3の振動が抑圧される。図2及び図4の実
施例は、光ピックアップ1をジャンプさせて、目標のト
ラックにアクセスする場合に、対物レンズに生じる振動
を抑圧するために利用することも出来る。
実施例を示すブロック図である。図において、42は帰
還路遮断回路18を構成するスイッチであり、通常増幅
器33を加算器21に接続しているが、光ディスク4が
光ディスク装置に挿入され、帰還路遮断信号37がコン
トローラ10から出力されるとスイッチ42はオフし電
流帰還回路は遮断される。このトラッキング駆動回路に
おいて、第1スイッチ切替信号35がスイッチ14に供
給されると、スイッチ14は端子20側に切替えられ、
端子20からレンズ切替信号36が出力増幅回路23を
通してトラッキングコイル26に供給される。このレン
ズ切替信号36が供給されなくなると、すなわち、パル
ス36a、36bの供給が終わると、出力増幅回路23
の出力端子24、25間の電圧はゼロになる。すなわ
ち、スイッチ42を開くことによって、トラッキングコ
イル26を流れる電流が一定になるようにフィードバッ
クがかからなくなるので、トラッキングコイル26が磁
石の近傍で振動するとトラッキングコイル26に電流が
流れ、このコイル26の振動を抑圧するようにコイル2
6と磁石間に力が働くので、コイル26、したがって対
物レンズ2,3の振動が抑圧される。図2及び図4の実
施例は、光ピックアップ1をジャンプさせて、目標のト
ラックにアクセスする場合に、対物レンズに生じる振動
を抑圧するために利用することも出来る。
【0024】図5はアクセス時の信号波形図である。光
ピックアップ1を目標のトラックにアクセスする場合、
通常のトラッキングサーボをオフさせると同時にコント
ローラ10からスライダー駆動電圧51がスライダ駆動
回路16に供給され、スライダ5、したがって、光ピッ
クアップ1を光ディスク4の半径方向に移動させる。光
ピックアップ1をある程度目標に接近させた時点でブレ
ーキ用のパルスをスライダ駆動回路16に供給して目標
に到達させている。スライダ5が目標に到達した後トラ
ッキングサーボは再びオンされる。コントローラ10か
らスライダキック電圧51を出力すると同時に、コント
ローラ10から帰還路遮断信号52が図2に示すスイッ
チ30または図4に示すスイッチ42に供給される。こ
の信号52によってスイッチ30は抵抗31、32の接
続点に接続され、スイッチ42は開く(オフになる)。
スライダ5にブレーキ用のパルスが供給されると対物レ
ンズ2、3の振動は大きくなり、この振動によってトラ
ッキングコイル26に電流がながれ、この電流によって
コイル26の振動が抑圧される。スライダ5が目標に到
達し、サーボループがオンされる前に帰還路遮断信号5
2はオフされる。
ピックアップ1を目標のトラックにアクセスする場合、
通常のトラッキングサーボをオフさせると同時にコント
ローラ10からスライダー駆動電圧51がスライダ駆動
回路16に供給され、スライダ5、したがって、光ピッ
クアップ1を光ディスク4の半径方向に移動させる。光
ピックアップ1をある程度目標に接近させた時点でブレ
ーキ用のパルスをスライダ駆動回路16に供給して目標
に到達させている。スライダ5が目標に到達した後トラ
ッキングサーボは再びオンされる。コントローラ10か
らスライダキック電圧51を出力すると同時に、コント
ローラ10から帰還路遮断信号52が図2に示すスイッ
チ30または図4に示すスイッチ42に供給される。こ
の信号52によってスイッチ30は抵抗31、32の接
続点に接続され、スイッチ42は開く(オフになる)。
スライダ5にブレーキ用のパルスが供給されると対物レ
ンズ2、3の振動は大きくなり、この振動によってトラ
ッキングコイル26に電流がながれ、この電流によって
コイル26の振動が抑圧される。スライダ5が目標に到
達し、サーボループがオンされる前に帰還路遮断信号5
2はオフされる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
光ディスクの回転数を数倍または数十倍に上げるために
トラッキングサーボ系の開ループの利得をあげても位相
補償の容易な電流帰還型のトラッキング駆動回路を採用
しても、対物レンズ切替時またはアクセス時の対物レン
ズの振動を抑圧することが出来るレンズ駆動装置を提供
することが出来る。
光ディスクの回転数を数倍または数十倍に上げるために
トラッキングサーボ系の開ループの利得をあげても位相
補償の容易な電流帰還型のトラッキング駆動回路を採用
しても、対物レンズ切替時またはアクセス時の対物レン
ズの振動を抑圧することが出来るレンズ駆動装置を提供
することが出来る。
【図1】本発明によるレンズ駆動装置を備えた光ディス
ク装置の一実施例を示すブロック図である。
ク装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるトラッキング駆動回路の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本発明によるトラッキング駆動回路を説明する
ための信号波形図である。
ための信号波形図である。
【図4】本発明によるトラッキング駆動回路の他の実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図5】アクセス時のトラッキング駆動回路を説明する
ための信号波形図である。
ための信号波形図である。
光ピックアップ、2…CD用対物レンズ、3…DVD用対物
レンズ、4…光ディスク、5…スライダ、13…フォー
カス駆動回路、14、30、42…スイッチ、15…ト
ラッキング駆動回路、16スライダ駆動回路、17…電
流帰還型駆動回路、18…帰還路遮断回路、21…加算
器、22…信号検出及び位相補償回路、23…出力増幅
回路、26…トラッキングコイル、29…帰還抵抗、3
1,32…抵抗、33…増幅器。
レンズ、4…光ディスク、5…スライダ、13…フォー
カス駆動回路、14、30、42…スイッチ、15…ト
ラッキング駆動回路、16スライダ駆動回路、17…電
流帰還型駆動回路、18…帰還路遮断回路、21…加算
器、22…信号検出及び位相補償回路、23…出力増幅
回路、26…トラッキングコイル、29…帰還抵抗、3
1,32…抵抗、33…増幅器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 浩 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内
Claims (9)
- 【請求項1】光ピックアップのレンズを駆動するための
電流帰還型駆動回路と、前記電流帰還型駆動回路の電流
帰還路を遮断する帰還路遮断回路と、前記帰還路遮断回
路を切替えるための帰還路遮断信号発生回路とから構成
され、前記帰還路遮断信号発生回路から発生された帰還
路遮断信号によって前記電流帰還路を遮断して前記レン
ズの振動を抑制することを特徴とするレンズ駆動装置。 - 【請求項2】請求項1記載のレンズ駆動装置において、
前記光ピックアップに2種類以上のレンズを設け前記2
種類以上のレンズを切替えるためのレンズ切替信号発生
手段と、前記光ピックアップに接続されたトラッキング
制御信号出力端子と、前記レンズ切替信号発生手段と前
記トラッキング制御信号出力端子とを切替えて前記電流
帰還型駆動回路に接続する切替手段と、前記切替手段に
よって前記レンズ切替信号発生手段を前記電流帰還型駆
動回路に接続して前記レンズを切替えるレンズ切替手段
とを設けたことを特徴とするレンズ駆動装置。 - 【請求項3】請求項1記載のレンズ駆動装置において、
光ピックアップを搭載して光ディスクの半径方向に移送
するスライダと、前記スライダをアクセスのために移送
しかつ停止させるための手段とを設け、前記スライダの
停止に伴なって前記電流帰還路を遮断することを特徴と
するレンズ駆動装置。 - 【請求項4】2種類以上のレンズとトラッキングコイル
を備えた光ピックアップと、出力端子にトラッキングコ
イルと帰還抵抗が直列に接続され、帰還抵抗に発生する
電圧が帰還される電流帰還型駆動回路と、前記2種類以
上のレンズを切替えるためのレンズ切替信号発生手段
と、前記光ピックアップに接続されたトラッキング制御
信号出力端子と、前記レンズ切替信号発生手段と前記ト
ラッキング制御信号出力端子の一方を前記電流帰還型駆
動回路に接続するための切替手段と、前記切替手段によ
って前記レンズ切替信号発生手段を前記電流帰還型駆動
回路に接続して前記レンズを切替えるレンズ切替手段
と、前記電流帰還型駆動回路の電流帰還路を遮断するた
めの帰還路遮断回路と、前記レンズ切替手段によるレン
ズの切替に伴って、前記電流帰還型駆動回路の前記帰還
路遮断回路を遮断することを特徴とするレンズ駆動装
置。 - 【請求項5】請求項4記載のレンズ駆動装置において、
前記帰還路遮断回路によって前記電流帰還型駆動回路の
電流帰還路を遮断するための帰還路遮断信号を発生する
帰還路遮断信号発生回路を設けることを特徴とするレン
ズ駆動装置。 - 【請求項6】請求項4記載のレンズ駆動装置において、
前記電流帰還型駆動回路の出力端子間に接続されたイン
ピーダンス回路と、前記インピーダンス回路から出力さ
れる電圧を取り出す端子とを設け、前記帰還路遮断回路
は前記電流帰還路を遮断すると共に、前記端子を帰還路
に接続することを特徴とするレンズ駆動装置。 - 【請求項7】請求項4記載のレンズ駆動装置において、
前記電流帰還型駆動回路の帰還路に増幅器を設け、前記
帰還路遮断回路は前記増幅器の出力端子を遮断すること
を特徴とするレンズ駆動装置。 - 【請求項8】請求項4記載のレンズ駆動装置において、
光ピックアップを搭載して光ディスクの半径方向に移送
するスライダと、前記スライダをアクセスのために移送
しかつ停止させるためのスライダ駆動回路とを設け、前
記スライダの停止動作に伴って前記電流帰還路を遮断す
ることを特徴とするレンズ駆動装置。 - 【請求項9】トラッキングコイルを備えた光ピックアッ
プと、入力端子に前記光ピックアップからのトラッキン
グ制御信号を入力し、出力端子にトラッキングコイルと
帰還抵抗が直列に接続され、帰還抵抗に発生する電圧が
帰還される電流帰還型駆動回路と、前記電流帰還型駆動
回路の電流帰還路を遮断するための帰還路遮断回路と、
前記光ピックアップを搭載して光ディスクの半径方向に
移送するスライダと、前記スライダをアクセスのために
移送しかつ停止させるためのスライダ駆動回路とを設
け、前記スライダの停止動作に伴って前記電流帰還路を
遮断することを特徴とするレンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35923197A JPH11191233A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35923197A JPH11191233A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | レンズ駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11191233A true JPH11191233A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18463437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35923197A Pending JPH11191233A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11191233A (ja) |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP35923197A patent/JPH11191233A/ja active Pending
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