JPH1119234A - ビーム照射装置及びこのビーム照射装置を利用した放射線治療装置 - Google Patents

ビーム照射装置及びこのビーム照射装置を利用した放射線治療装置

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JPH1119234A
JPH1119234A JP9183515A JP18351597A JPH1119234A JP H1119234 A JPH1119234 A JP H1119234A JP 9183515 A JP9183515 A JP 9183515A JP 18351597 A JP18351597 A JP 18351597A JP H1119234 A JPH1119234 A JP H1119234A
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irradiation
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image
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ray
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JP9183515A
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Susumu Nishihara
進 西原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力手段からマーカに関する情報を入力して
いたため、参照画像に付られたマーカの位置とX-TV画像
に付られたマーカの位置とがずれてしまい、被照射部を
特定する精度が低かった。 【解決手段】 マーカを有する被照射体が載置される台
と、照射手段からのビームが照射される被照射体の被照
射部とマーカとを撮像し、撮像結果を出力する第一手段
と、被照射体のマーカを撮像し、撮像範囲内の固定位置
に照射される照射手段のビームのビーム照射位置とを重
ね合わせて撮像結果として出力する第二手段と、第一手
段から出力された撮像結果に含まれるマーカと第二手段
から出力された撮像結果に含まれるマーカとに基づき、
被照射体の被照射部へ照射手段からビームが照射される
ように台及び照射手段を相対的に移動させる移動制御手
段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被照射体がマーカ
を有し、このマーカと被照射体の被照射部との位置関
係、及びマーカとビームの照射位置との位置関係に基づ
き、被照射体の被照射部に正確にビームを照射するビー
ム照射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなビーム照射装置は、被照射体
を例えばがんを患う患者とし、被照射部を治療が必要な
患部とした放射線治療装置に応用されている。この治療
装置の例としては、特開平1−151467号公報に示
されたものがあり、これを図11に示す。この図11
は、従来の治療装置を示す構成図である。図11におい
て、10は垂直照射装置であり、荷電粒子線等のビーム
を照射する。11はレンジシフタであり、垂直照射装置
10の内部に設けられる。12は線量計であり、垂直照
射装置10に接続される。
【0003】13はコリメータである。14は照射手段
であり、垂直照射装置10、レンジシフタ11、線量計
12、及びコリメータ13から構成される。15はビー
ム軸であり、照射手段14から照射されるビームの方向
を指し示す。なお、照射手段14を構成する垂直照射装
置10、レンジシフタ11、線量計12、及びコリメー
タ13は、地表と垂直なビーム軸15上に、地表に近づ
く方向に向かって上述の順で配置される。
【0004】16は第一の通信装置である。17はデー
タバスであり、第一の通信装置に接続される。18は第
二の通信装置であり、データバス17に接続される。1
9は計算機であり、第二の通信装置18に接続される。
20は第1の撮像手段であるX線コンピュータトモグラ
フィ(以下、X-CTと称す)であり、第一の通信装置に接
続される。
【0005】21はX線管であり、線量計12とコリメ
ータ13とに接続される。22はX線管制御器であり、X
線管21に接続される。23はイメージ・インテンシテ
ィファイア(以下、I.Iと称す)である。24は光学系
であり、I.I23に接続される。25はオートアイリス
であり、光学系24に接続される。26はテレビジョン
・カメラ(以下、TVカメラと称す)であり、オートアイ
リス25に接続される。なお、オートアイリス25はTV
カメラ26の絞りを制御する。
【0006】27はカメラ・コントロール・ユニット
(以下、C.C.Uと称す)であり、TVカメラ26に接続さ
れる。28は第2の撮像手段であり、X線管21、X線管
制御器22、I.I23、光学系24、オートアイリス2
5、TVカメラ26、及びC.C.U27から構成される。な
お、第2の撮像手段28は、X線管制御器22とC.C.U2
7とを除いて、ビーム軸15上に、地表に近づく方向に
向かって上述の順に配置される。X線管21は、線量計
12とコリメータ13との間に配置される。また、コリ
メータ13は、X線管21とI.I23との間に配置され
る。
【0007】29はアナログ−デジタル変換器(以下、
A.D.Cと称す)であり、C.C.U27に接続される。計算機
19は計算手段であり、A.D.C29に接続される。30
は第1の表示手段である参照画像ディスプレイであり、
計算機19に接続される。31は第2の表示手段である
画像ディスプレイであり、計算機19に接続される。3
2はキャラクタディスプレイであり、計算機19に接続
される。33はキーボードであり、計算機19に接続さ
れる。34は操作パネルであり、計算機19に接続され
る。35は入力手段であるタブレットであり、計算機1
9に接続される。36は画像データファイルであり、計
算機19に接続される。
【0008】37は患者である。38は治療台であり、
患者37が載せられる。なお、治療台38は計算機19
に接続される。また、治療台38はコリメータ13とI.
I23との間に設けられる。
【0009】次に、従来の放射線治療装置の動作につい
て、図12を用いて説明する。図12は従来の放射線治
療装置の動作の流れを示す説明図である。図12におい
て、患者37を診断した時に、患者37の患部KをX-CT
20で撮像して得られた複数のX-CT画像は、画像データ
ファイル36に蓄積される。この複数のX-CT画像が画像
データファイル36に蓄積されている状況を図12
(A)に示す。なお、このX-CT画像には、患者37の患
部Kの位置が明確に撮像されているものとする。
【0010】患者37を診察した後の治療計画時では、
画像データファイル36に蓄積されたX-CT画像が、図1
2(C)に示す仮想したX線管とI.I23の位置におけ
る、図12(D)に示す中心投影画像に変換される(図
12(B))。なお、X-CT画像から中心投影画像への変
換は、計算機19によって行われる。そして、この中心
投影画像(以下、参照画像と称す)は参照画像ディスプ
レイ30に表示される。
【0011】参照画像ディスプレイ30に参照画像が表
示される時、参照画像中で識別可能な任意の位置、例え
ば骨の位置には、少なくとも3個以上のマーカM1、M
2、及びM3が付される。なお、参照画像中に付すマー
カM1、M2、及びM3は、タブレット35によって設定
される。この参照画像中にマーカM1、M2、及びM3が
付された状況を図12(D)に示す。そして、図12
(D)に示される患部KとマーカM1、M2、及びM3との
位置関係は、計算機19によって調べられる。
【0012】治療計画時の後で、患者37の患部Kの位
置決め時には、X線管21から治療台38上の患者37
に対してX線が照射される。このX線管21から治療台3
8上の患者37に対してX線が照射された状況を図12
(a)に示す。なお、X線管21は、X線管制御器22に
より電圧が制御されている。
【0013】I.I23によって、ビーム軸15の位置が
明らかな、集められた患者37のX線画像が光学画像に
変換される。このI.I23で得られた光学画像は、光学
系24及びオートアイリス25を介して、TVカメラ26
に入力される。そして、TVカメラ26に入力された光学
画像は、アナログの電気信号に変換され出力される。こ
のTVカメラ26から出力されたアナログ信号は、C.C.U
27を介して、A.D.C29に入力される。そして、A.D.C
29に入力されたアナログ信号は、デジタル信号に変換
され出力される。
【0014】このA.D.C29から出力されたデジタル信
号は、計算機19に入力される。計算機19に入力され
たデジタル信号には、周辺歪(糸巻き歪とも言う。)の
補正等が行われる。この計算機19による周辺歪の補正
等は図12(b)の段階で行われる。そして、計算機1
9で周辺歪の補正等が行われたデジタル信号は、画像デ
ィスプレイ31へ出力される。画像ディスプレイ31に
は、入力された周辺歪の補正等が行われたデジタル信号
に基づく画像(以下、X−TV画像と称す)が出力され
る。なお、X−TV画像には、参照画像と同じ位置に、タ
ブレット35によって、マーカN1、N2、及びN3が付
される。このX−TV画像にマーカN1、N2、及びN3が付
された状況を図12(c)に示す。
【0015】そして、図12(e)に示されるビーム軸
15の中心0とマーカN1、N2、及びN3との位置関係
が、計算機19により調べられる。また、患部Kとビー
ム軸の中心0との位置関係が、計算機19により調べら
れる。この患部Kとビーム軸の中心0との位置関係が調
節された状況を図12(d)に示す。すなわち、図12
(d)に示すように、ビーム軸15の中心0と患部Kの中
心とが一致するように、治療台38を移動させるべき移
動量が計算機19により計算される。そして、計算機1
9により計算された治療台38を移動させるべき移動量
に基づく制御信号が治療台38の駆動装置(図示せず)
に出力される。計算機19から出力された治療台38を
移動させるべき移動量に基づく制御信号が入力された駆
動装置は、荷電粒子線が患部Kに正確に照射されるよう
に、治療台38を移動させる。
【0016】位置決め時の後の実際の治療時には、患部
Kの形状、患部Kの深さ、及び荷電粒子線の吸収線量が、
患部治療のパラメータとなる。この患部治療のパラメー
タからコリメータ13、レンジシフタ11、及び線量計
12が制御される。そして、照射手段14はこの患部治
療のパラメータに基づく荷電粒子線を患部Kに照射す
る。すなわち、コリメータ13は、患部治療のパラメー
タの1つである患部Kの形状に基づき制御され、照射手
段14から出力される荷電粒子線のビームの形状を整形
する。
【0017】また、レンジシフタ11は、患部治療のパ
ラメータの1つである患部Kの深さに基づき制御され、
照射手段14から出力される荷電粒子線のビームのエネ
ルギーを調節し、荷電粒子線のビームの飛程を調節す
る。さらに、線量計12は、照射手段14から出力され
る荷電粒子線のビームの線量をモニターする。なお、照
射される荷電粒子線のビームの形状、線量、及びエネル
ギーは、参照画像とX−TV画像とから求められる。ま
た、照射手段14から荷電粒子線のビームが患部Kの患
部に照射される時、X線管21は荷電粒子線のビーム軸
15から離れた位置に移動させる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のビーム照射装置は、マーカM1〜M3、N1〜N3をタブ
レット35から入力しており、被照射体自身がマーカを
有しておらず、第一の表示手段に表示された参照画像、
及び第二の表示手段に表示されたX-TV画像の双方にそれ
ぞれ、入力手段からマーカに関する情報を入力していた
ため、参照画像に付られたマーカの位置とX-TV画像に付
られたマーカの位置とがずれてしまい被照射部を特定す
る精度が低くなるという問題点があった。また、ビーム
を照射している最中に、被照射体が動き被照射部の位置
が変化した場合、ビームの照射を継続して行うことがで
きなくなるという問題点があった。
【0019】本発明はこのような問題に鑑みなされたも
のであり、高い精度で被照射体の被照射部を特定し、こ
の被照射部にビームを照射することができるビーム照射
装置を得ることを目的とする。また、本発明はビームを
照射している最中も、被照射体の被照射部を確定させる
マーカの位置を適宜確認し、被照射体が動いたとしても
ビームを高い精度で被照射体の被照射部を特定し、この
被照射部にビームを継続して照射することができるビー
ム照射装置を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるビーム
照射装置は、マーカを有する被照射体が載置される台
と、照射手段からのビームが照射される被照射体の被照
射部とマーカとを撮像し、撮像結果を出力する第一手段
と、被照射体のマーカを撮像し、撮像範囲内の固定位置
に照射される照射手段のビームのビーム照射位置とを重
ね合わせて撮像結果として出力する第二手段と、第一手
段から出力された撮像結果に含まれるマーカと第二手段
から出力された撮像結果に含まれるマーカとに基づき、
被照射体の被照射部へ照射手段からビームが照射される
ように台及び照射手段を相対的に移動させる移動制御手
段とを備えたものである。
【0021】また、この発明にかかるビーム照射装置
は、マーカを被照射体に埋設したものである。
【0022】さらに、この発明にかかるビーム照射装置
は、マーカを被照射体に貼付したものである。
【0023】また、この発明にかかるビーム照射装置
は、マーカの形状が方向性を有するものである。
【0024】さらに、この発明にかかるビーム照射装置
は、照射手段から出力されるビームが、荷電粒子線又は
X線または電子線であるものである。
【0025】また、この発明にかかるビーム照射装置
は、照射手段が、ビームを出力する照射装置と、照射装
置に設けられビームが有するエネルギーを変化させるレ
ンジシフタと、照射装置から出力されたビームが入射さ
れビームの線量を計測する線量計と、線量計を経て入射
されたビームを整形するコリメータとを有し、第二手段
が、X線を出力するX線管と、X線管に接続されX線管
に印加する電圧を制御するX線管制御器と、X線管から
出力されたX線が入射されこの入射されたX線に基づき
得られるX線画像を光学画像に変換し出力するイメージ
・インテンシティファイアと、イメージ・インテンシテ
ィファイアから出力された光学画像が入射され光学画像
を電気信号に変換するテレビジョン・カメラとを有し、
照射手段がビームを線量計、及びコリメータを介して被
照射体に照射し、X線がX線管から照射される時は、照
射手段から出力されるビームの照射を停止し、線量計と
コリメータとの間にX線管が挿入され、X線管がX線を
コリメータを介して被照射体に照射するものである。
【0026】さらに、この発明にかかるビーム照射装置
は、第二手段が、イメージ・インテンシティファイアと
テレビジョン・カメラとの代りに放射線センサーを有
し、放射線センサーが、X線管から出力されたX線が入
射され、この入射されたX線に基づき得られるX線画像
を電気信号に変換するものである。
【0027】また、この発明にかかるビーム照射装置
は、第二手段が、被照射体のマーカを定期的に撮像し、
撮像範囲内の固定位置に照射される照射手段のビームの
ビーム照射位置とを重ね合わせて撮像結果として定期的
に出力し、移動制御手段が、第一手段から出力された撮
像結果に含まれるマーカと第二手段から定期的に出力さ
れた撮像結果に含まれるマーカとに基づき、被照射体の
被照射部へ照射手段からビームが照射されるように台及
び照射手段を相対的に移動させるものである。
【0028】さらに、この発明にかかるビーム照射装置
は、マーカを有する被照射体が載置される台と、被照射
体の被照射部とマーカとを撮像し、撮像結果を出力する
第一手段と、被照射体のマーカを撮像し、撮像範囲内の
固定位置に照射される第二手段のX線のX線照射位置と
を重ね合わせて撮像結果として出力する第二手段と、第
一手段から出力された撮像結果に含まれるマーカと第二
手段から出力された撮像結果に含まれるマーカとに基づ
き、被照射体の被照射部へ第二手段からX線が照射され
るように台及び第二手段を相対的に移動させる移動制御
手段とを備えたものである。
【0029】また、この発明にかかる放射線治療装置
は、被照射体を患者とし、被照射部を患者の患部として
ビーム照射装置を利用したものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明によるビーム照射装置の一実施形
態として、放射線治療装置を図1を用いて説明する。図
1はこの実施形態1の構成を示す構成図である。図1に
おいて、Mはマーカであり、患者37の体内に埋め込
む。なお、マーカMの大きさは微少なものであり、開腹
手術をすることなく患者37の体内に埋め込むことがで
きるものである。このようなマーカMとしては、例え
ば、直径が2mm程の金(Au)で作られたマーカMが
考えられる。この程度の大きさのマーカMであれば、患
者37に埋め込むための開腹手術を行うことなく、注射
針の先に設けることによりこのマーカMを患者37に埋
め込むことが可能となる。また、マーカMは患者37の
身体に貼り付けるものでもよい。
【0031】なお、図1において、図11に示す従来例
と同一又は相当の部分には、同一符号を付してその説明
を省略し、図11と相違する部分について説明した。ま
た、被照射体は患者37に相当し、被照射部は患部Kに
相当し、第一手段は第一の撮像手段20に相当し、第二
手段は第二の撮像手段28に相当し、移動制御手段は計
算機19に相当する。
【0032】また、図1に示す放射線治療装置の垂直照
射装置が放射するビームは、荷電粒子線(陽子線、重粒
子線)でも、電子線でも、X線でも、中性子線でも良
い。これら荷電粒子線、電子線、及びX線の間では、そ
の特性である線量分布が異なる。線量分布は、荷電粒子
線又は電子線又はX線が患者37に照射された時、その
患者37のどの深さの部分で、当該荷電粒子線又は電子
線又はX線が吸収されているかを示すものであり、荷電
粒子線はその入射時のエネルギーにより任意の深さで集
中的に吸収させることがことができ、任意の深さの患部
だけを集中して治療することができる。一方、X線及び
電子線は、荷電粒子線に比べ、どの深さでも比較的一様
に吸収されている。
【0033】さらに、患者37の体内に埋め込まれる図
1に示すマーカMは、患者37の体内に埋め込まれた後
に、そのマーカMが移動したか否かを判別しやすいよう
に、球形とは異なる形状である方がよい。この球形とは
異なるマーカMの形状を、図2に例示する。図2は、マ
ーカMの形状を示す概念図である。この図2において、
39は、涙のような形状をしたマーカMである。また、
40は、2つの異なる大きさの球形が結合しただるまの
ような形状をしたマーカMである。なお、マーカMの形状
としては、上述した2種類の他に楕円形のものなどが考
えられる。
【0034】また、図1に示す放射線治療装置の第二の
撮像手段28は、地表面に対して、垂直方向からX線を
照射する構成としたが、地表面に対して水平方向または
斜めの方向からX線を照射する構成としてもよい。ま
た、図1に示す放射線治療装置の照射手段14は、治療
台38に対して、垂直方向からX線を照射してもよい。
また、この照射手段14は、治療台38に対して、水平
方向からX線を照射してもよい。さらに、この照射手段
14は、治療台38に対して、斜めの方向からX線を照
射してもよい。
【0035】これら放射線治療装置が有する第二の撮像
手段28や照射手段14がX線や治療用のビームを照射
する様子を図3に示す。図3は、放射線治療装置が有す
る照射手段14、及び第二の撮像手段28が回転し、
X線や治療用ビームの照射方向の変化を示す概念図であ
る。なお、図3中の第二の撮像手段28としては、X線
管21及びI.I23のみを示す。この図3に示すよう
に、本実施形態1の放射線治療装置から照射される荷電
粒子線の照射方向は、地表面に対して垂直方向であるビ
ーム軸15でも、地表面に対して水平方向のビーム軸1
5aでもよい。
【0036】また、放射線治療装置から照射される荷電
粒子線の照射方向は、治療台38を中心に回転して設定
されるその任意の回転方向でもよい。なお、荷電粒子線
の照射方向が地表面に対して垂直方向である時は、ビー
ム軸15上に治療台38を挟んでX線管21とI.I23と
が配置される。また、荷電粒子線の照射方向が地表面に
対して水平方向である時は、ビーム軸15a上に治療台
38を挟んでX線管21aとI.I23aとが配置される。
なお、 X線管21及びI.I23は、ビーム軸15に直角
なビーム軸15b上のX線管21b及びI.I23bの位置に
配置してもよい。また、 X線管21a及びI.I23a
は、ビーム軸15aに直角なビーム軸15b上のX線管2
1b及びI.I23bの位置に配置してもよい。また、この
実施形態1の放射線治療装置の一具体例を図4に示す。
図4は、実施形態1の放射線治療装置の正面図、側面
図、及び上面図である。
【0037】次に、実施形態1の放射線治療装置の動作
について、図5を用いて説明する。図5は実施形態1の
放射線治療装置の動作の流れを示す説明図である。図5
において、まずはじめに、患者37の患部KをX-CT20
で撮像する。なお、このX-CT20で撮像されるX-CT画像
には、患者37の胸部等の前面から背中等の背面にわた
る患者37の胴体の輪切り像である断面が写される。そ
して、 X-CT20で撮像した結果得られた複数枚のX-CT
画像は、画像データファイル36に蓄積される。この段
階が図5の(A)である。
【0038】次に(B)の段階で、計算機19は、画像
データファイル36に蓄積された複数枚のX-CT画像をも
とに、これらのX-CT画像を変換して、治療台38の表面
に平行な面で患者37の患部Kを明示する中心投影画像
を作成する。なお、中心投影画像とは、 X線管21から
照射されたX線が患者37を経てI.I23に入射され得ら
れる画像に相当し、その仮想図が図5の(C)である。
そして、 X-CT画像をもとに、計算機19で変換されて
得られた中心投影画像が図5の(D)である。
【0039】なお、得られた中心投影画像(以下、参照
画像と称す)は参照画像ディスプレイ30に表示され
る。また、参照画像ディスプレイ30に表示された参照
画像には、少なくとも3個のマーカM1、M2、及びM3
が表示されるよう患者37の体内には少なくとも3個以
上のマーカが埋め込まれる。さらに、患者37に埋めこ
まれるマーカの位置は、あらかじめ第一の撮像手段1に
より患者37の患部が撮影されたCT像に基づき、埋め込
まれるマーカの位置が治療用ビームの照射位置を決める
位置決め時にわかりやすいように決められる。
【0040】そして、マーカが患者37の患部の近隣に
埋め込まれると、再び第一の撮像手段1を用いて、患者
37の患部のCT像が複数枚撮影される。このCT像は、患
者37の患部の位置と患者37の体内に埋め込まれたマ
ーカの位置とを確認するため、実際に位置決めを行うス
ライス像に画像変換される。そして、このスライス像に
基づき、計算機19が患者37の患部Kの位置と患者3
7の体内に埋め込まれたマーカM1、M2、及びM3の位
置との位置関係を明らかにするよう計算する。
【0041】図5の(A)〜(D)である治療計画時が
終わると、図5の(a)〜(d)に示す患者37の患部
Kの位置決め時に移る。その位置決め時では、まず、X線
管21から治療台38上の患者37にX線が照射され
る。この状況を図5(a)に示す。X線管21から照射さ
れたX線は、患者37を介してI.I23に入力される。
そして、このI.I23では、得られたX線によるX線画像
を光学画像に変換する。なお、このI.I23で得られたX
線画像及び光学画像はビーム軸15の位置が明らかであ
る。
【0042】このI.I23で得られた光学画像は、光学
系24及びオートアイリス25を介して、TVカメラ26
に入力され、アナログの電気信号に変換され出力され
る。このTVカメラ26から出力されたアナログ信号は、
C.C.U27を介して、A.D.C29に入力され、デジタル信
号に変換され出力される。このA.D.C29から出力され
たデジタル信号は、計算機19に入力され、周辺歪(糸
巻き歪)の補正等が行われる。この状況を図5(b)に
示す。そして、計算機19で周辺歪の補正等が行われた
デジタル信号は、画像ディスプレイ31へ出力され、こ
の画像ディスプレイ31には、入力された周辺歪の補正
等が行われたデジタル信号に基づく画像(以下、X−TV
画像と称す)が出力される。
【0043】なお、X−TV画像には、参照画像と同じ位
置に、マーカM1、M2、及びM3が表示される。この状
況を図5(c)に示す。そして、この図5(c)に示さ
れたビーム軸15の中心0とマーカM1、M2、及びM3
との位置関係が、計算機19により計算される。さら
に、計算機19は、治療計画時(図5(D))で計算さ
れた患者37の患部Kの位置と患者37の体内に埋め込
まれたマーカM1、M2、及びM3の位置との位置関係、
及びこの位置決め時(図5(c))で計算されたビーム
軸15の中心0と患者37の体内に埋め込まれたマーカ
M1、M2、及びM3との位置関係により、患者37の患
部Kの位置とビーム軸の中心0との位置関係を計算す
る。そして、この患者37の患部Kの位置とビーム軸の
中心0との位置関係が調節された状況を図5(d)に示
す。
【0044】この計算機19によって計算された患者3
7の患部Kの位置とビーム軸の中心0との位置関係に基
づき、計算機19は、患者37が載置される治療台38
を移動させる制御信号を治療台38が有する駆動装置に
出力する。計算機19から出力された制御信号が入力さ
れた駆動装置は、照射手段14から出力される荷電粒子
線が患者37の患部Kに正確に照射されるように、治療
台38を移動させる。そして、照射手段14は荷電粒子
線を患部Kに照射して治療する。なお、照射手段14か
ら出力される荷電粒子線は、患者3の患部Kの形状、患部
Kの深さ、及び荷電粒子線の吸収線量によって調節さ
れ、患部Kの形状に応じてコリメータ13が調節され、
患部Kの深さに応じてレンジシフタ11が調節され、線
量計12により線量を監視し荷電粒子線の線量が調節さ
れる。
【0045】なお、図5において、図12に示す従来例
の動作と同一又は相当の部分は、その説明を簡略にし、
図12と相違する部分を中心に説明した。また、この実
施形態1の放射線治療装置は、患者37の体内に埋め込
まれたマーカMを定期的に観測し、このマーカMの位置の
変化に伴い、患部Kの位置の変化を推測する。そして、
患者37に埋め込まれたマーカMの位置の変化に伴い変
化すると推測される患部Kの位置へ、患者37が載置さ
れる治療台38の位置を移動させて、照射手段14から
出力される荷電粒子線を患者37の患部Kに照射する動
作の流れについて、図6を用いて説明する。図6は実施
形態1の放射線治療装置で、治療される患者37に埋め
込まれたマーカMの位置の変化に伴い、患者37の患部K
の位置の変化を推測するようすを示す概念図である。
【0046】図6において、M1は第一の時点での第一
のマーカの位置、M2は第一の時点での第二のマーカの
位置、M3は第一の時点での第三のマーカの位置であ
る。また、M1’は第一の時点から所定の時間を経過し
た第二の時点での第一のマーカの位置である。 M2’は
第一の時点から所定の時間を経過した第二の時点での第
二のマーカの位置である。 M3’は第一の時点から所定
の時間を経過した第二の時点での第三のマーカの位置で
ある。
【0047】第一の時点で観測された第一のマーカ〜第
三のマーカの位置と、第二の時点で観測された第一のマ
ーカ〜第三のマーカの位置とが、同様の方向に所定の範
囲内で同様の距離だけ変化している場合、第一の時点で
ある位置に観測された患者37の患部Kは、第二の時点
でK’の位置に移動しているものとして、計算機19で
判断され、計算機19は患者37が載置される治療台3
8の位置を移動させて、照射手段14から出力される荷
電粒子線を患者37の患部Kに照射させる。なお、患者
37が載置される治療台38の位置は、定期的に算出さ
れる計算機19の演算結果に基づき、定期的にまとめて
移動してもよいし、計算機19の演算結果が出力される
期間で徐々に移動してもよい。
【0048】なお、第一の時点で観測された第一のマー
カ〜第三のマーカの位置と、第二の時点で観測された第
一のマーカ〜第三のマーカの位置とが、互いに異なる方
向に移動している場合、若しくは、同様の方向に移動し
てはいるものの互いに異なる距離だけ移動している場
合、照射手段14から照射される荷電粒子線の位置と患
部Kの位置とが一致しなくなるため、荷電粒子線の照射
を中止する。また、この実施形態1の放射線治療装置
が、患者37の体内に埋め込まれたマーカMを観測する
のは、常時でもよいし、任意のタイミングでもよい。こ
の実施形態1の放射線治療装置が用いられる治療として
は、例えば、がん治療が考えられる。この時、患部Kの
位置を常に正確に捉えることは、治療する必要のない部
分に、必要以上の放射線の照射を防ぐことができる。
【0049】このように、本実施形態の放射線治療装置
は、微少な大きさのマーカMを、開腹手術等の手間をか
けることなく患者37に埋め込むことにより、患者37
の患部Kの位置を正確に特定することが容易となり、荷
電粒子線等の治療用ビームを正確に患者37の患部に照
射することができる。また、本実施形態の放射線治療装
置は、患者37の体内に埋め込まれたマーカMを定期的
に観測し、このマーカMの位置の変化に伴い、患部Kの位
置の変化を推測し、この推測される患部Kの位置へ治療
台38の位置を移動させるため、治療台38に載置され
た患者37が動いても、患者37の患部Kへの治療用ビ
ームの照射を継続して正確に行うことが可能となり、正
確な治療を継続して行うことができる。
【0050】実施の形態2.次に、本発明の他の実施形
態について、図7を用いて説明する。図7は、本発明の
実施形態2の放射線治療装置の構成を示す構成図であ
る。図7において、41は半導体検出器又は放射線セン
サーであり、A.D.C29に接続される。この半導体検出
器又は放射線センサー41は、得られるX線画像をアナ
ログの電気信号に変換し、A.D.C29へ出力する。この
実施形態2の放射線治療装置を構成する第2の撮像手段
28は、X線管21、X線管制御器22、及び半導体検出
器又は放射線センサー41から構成される。なお、この
第2の撮像手段28は、X線管制御器22を除いて、ビ
ーム軸15上に、地表に近づく方向に向かって上述の順
に配置される。また、図7において、図1に示す実施形
態1と同一又は相当の部分には、同一符号を付してその
説明を省略し、図1と相違する部分について説明した。
【0051】次に、実施形態2の放射線治療装置の動作
について説明する。図7において、まずはじめに、患者
37の患部KをX-CT20で撮像する。そして、 X-CT20
で撮像した結果得られた複数枚のX-CT画像は、画像デー
タファイル36に蓄積される。次に、計算機19は、複
数枚のX-CT画像をもとに、中心投影画像を作成する。そ
して、この中心投影画像には、3個以上のマーカM1、M
2、及びM3が表示されるように、患者37の体内には
3個以上のマーカが埋め込まれる。そして、マーカが患
者37の患部に埋め込まれると、再び第一の撮像手段1
を用いて、患者37の患部のCT像が撮影される。このCT
像は、患者37の患部の位置と患者37の体内に埋め込
まれたマーカの位置とを確認するため、実際に位置決め
を行うスライス像に画像変換される。そして、このスラ
イス像に基づき、計算機19が患者37の患部Kの位置
と患者37の体内に埋め込まれたマーカM1、M2、及び
M3の位置との位置関係を明らかにするよう計算する。
【0052】次に位置決め時では、まず、X線管21か
ら治療台38上の患者37にX線が照射される。X線管2
1から照射されたX線は、患者37を介して半導体検出
器又は放射線センサー41に入力される。そして、この
半導体検出器又は放射線センサー41では、得られたX
線によるX線画像をアナログの電気信号に変換され出力
される。この半導体検出器又は放射線センサー41から
出力されたアナログ信号は、 A.D.C29に入力され、デ
ジタル信号に変換され出力される。このA.D.C29から
出力されたデジタル信号は、計算機19を経て、画像デ
ィスプレイ31にX−TV画像として出力される。
【0053】そして、計算機19により、中心投影画像
に示す患者37の患部Kの位置と患者37の体内に埋め
込まれたマーカM1、M2、及びM3の位置との位置関
係、及びX−TV画像に示すビーム軸15の中心0と患者
37の体内に埋め込まれたマーカM1、M2、及びM3と
の位置関係により、患者37の患部Kの位置とビーム軸
の中心0との位置関係が計算される。この計算機19に
よって計算された患者37の患部Kの位置とビーム軸の
中心0との位置関係に基づき、計算機19は、患者37
が載置される治療台38を移動させ、照射手段14は荷
電粒子線を患者37の患部Kに正確に照射し治療する。
【0054】なお、図7において、図5に示す実施形態
1の動作と同一又は相当の部分は、その説明を簡略に
し、図5と相違する部分を中心に説明した。また、この
実施形態2の放射線治療装置の一具体例を図8に示す。
図8は、実施形態2の放射線治療装置の正面図、側面
図、及び上面図である。また、X線管21は、照射装置
と兼用してもよい。X線管21と照射装置とを兼用した
放射線治療装置を図10に示す。この図10は、X線管
21と照射装置とを兼用した放射線治療装置の側面を示
した側面図である。このように、本実施形態の放射線治
療装置は、微少な大きさのマーカMを、開腹手術等の手
間をかけることなく患者37に埋め込むことにより、患
者37の患部Kの位置を正確に特定することが容易とな
り、荷電粒子線等の治療用ビームを正確に患者37の患
部に照射することができる。
【0055】実施の形態3.次に、本発明の他の実施形
態について、図9を用いて説明する。図9は、本発明の
実施形態3の放射線治療装置の構成を示す構成図であ
る。図9において、42は第二のX-CTであり、計算機1
9に接続される。この第二のX-CT42によって撮像され
たX-CT画像は、計算機19へ出力される。この実施形態
3の放射線治療装置を構成する第2の撮像手段28は、
第二のX-CT42から構成され、ビーム軸15上に配置さ
れる。なお、図9において、図1に示す実施形態1と同
一又は相当の部分には、同一符号を付してその説明を省
略し、図1と相違する部分について説明した。
【0056】次に、実施形態3の放射線治療装置の動作
について説明する。図9において、放射線治療装置から
照射される治療用ビームの照射位置を決めるには、ま
ず、第二のX-CT42で撮像される。そして得られたX-CT
画像のデータは計算機19を介して画像データファイル
36に入力される。なお、第二のX-CT42から出力され
るX-CT画像のデータは、デジタル信号であり、計算機1
9を経て、画像ディスプレイ31にX−TV画像として出
力される。
【0057】なお、図9において、X-CT20を用いて患
者37の患部のCT像を撮影し、患部Kの位置と患者37
の体内に埋め込まれたマーカM1、M2、及びM3の位置
との位置関係を明らかにする処理手順については、図5
に示す実施形態1の動作と同一であり、その説明を省略
する。また、図9において、計算機19を用いて、中心
投影画像に示す患者37の患部Kの位置と患者37の体
内に埋め込まれたマーカM1、M2、及びM3の位置との
位置関係、及びX−TV画像に示すビーム軸15の中心0
と患者37の体内に埋め込まれたマーカM1、M2、及び
M3との位置関係に基づき、患者37の患部Kの位置とビ
ーム軸の中心0との位置関係を計算し、この計算結果に
基づき、照射手段14が荷電粒子線を患者37の患部K
に正確に照射し治療する処理手順については、 図5に
示す実施形態1の動作と同一であり、その説明を省略す
る。
【0058】このように、本実施形態の放射線治療装置
は、微少な大きさのマーカMを、開腹手術等の手間をか
けることなく患者37に埋め込むことにより、患者37
の患部Kの位置を正確に特定することが容易となり、荷
電粒子線等の治療用ビームを正確に患者37の患部に照
射することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかるビーム
照射装置は、マーカを有する被照射体が載置される台
と、照射手段からのビームが照射される被照射体の被照
射部とマーカとを撮像し、撮像結果を出力する第一手段
と、被照射体のマーカを撮像し、撮像範囲内の固定位置
に照射される照射手段のビームのビーム照射位置とを重
ね合わせて撮像結果として出力する第二手段と、第一手
段から出力された撮像結果に含まれるマーカと第二手段
から出力された撮像結果に含まれるマーカとに基づき、
被照射体の被照射部へ照射手段からビームが照射される
ように台及び照射手段を相対的に移動させる移動制御手
段とを備えたため、被照射体の被照射部の位置を正確に
特定することが容易となり、ビームを正確に被照射体の
被照射部に照射することができる。
【0060】また、この発明にかかるビーム照射装置
は、マーカを被照射体に埋設したため、被照射体の被照
射部の位置を正確に特定することが容易となり、ビーム
を正確に被照射体の被照射部に照射することができる。
【0061】さらに、この発明にかかるビーム照射装置
は、マーカを被照射体に貼付したため、被照射体の被照
射部の位置を正確に特定することが容易となり、ビーム
を正確に被照射体の被照射部に照射することができる。
【0062】また、この発明にかかるビーム照射装置
は、マーカの形状が方向性を有するため、マーカの位置
の変化を認識することが容易となる。
【0063】さらに、この発明にかかるビーム照射装置
は、照射手段から出力されるビームが、荷電粒子線又は
X線または電子線であるため、その照射対象の状況によ
り適宜選択することができる。
【0064】また、この発明にかかるビーム照射装置
は、照射手段が、ビームを出力する照射装置と、照射装
置に設けられビームが有するエネルギーを変化させるレ
ンジシフタと、照射装置から出力されたビームが入射さ
れビームの線量を計測する線量計と、線量計を経て入射
されたビームを整形するコリメータとを有し、第二手段
が、X線を出力するX線管と、X線管に接続されX線管
に印加する電圧を制御するX線管制御器と、X線管から
出力されたX線が入射されこの入射されたX線に基づき
得られるX線画像を光学画像に変換し出力するイメージ
・インテンシティファイアと、イメージ・インテンシテ
ィファイアから出力された光学画像が入射され光学画像
を電気信号に変換するテレビジョン・カメラとを有し、
照射手段がビームを線量計、及びコリメータを介して被
照射体に照射し、X線がX線管から照射される時は、照
射手段から出力されるビームの照射を停止し、線量計と
コリメータとの間にX線管が挿入され、X線管がX線を
コリメータを介して被照射体に照射するため、被照射体
の被照射部の位置を正確に特定することが容易となり、
ビームを正確に被照射体の被照射部に照射することがで
きる。
【0065】さらに、この発明にかかるビーム照射装置
は、第二手段が、イメージ・インテンシティファイアと
テレビジョン・カメラとの代りに放射線センサーを有
し、放射線センサーが、X線管から出力されたX線が入
射され、この入射されたX線に基づき得られるX線画像
を電気信号に変換するため、被照射体の被照射部の位置
を正確に特定することが容易となり、ビームを正確に被
照射体の被照射部に照射することができる。
【0066】また、この発明にかかるビーム照射装置
は、第二手段が、被照射体のマーカを定期的に撮像し、
撮像範囲内の固定位置に照射される照射手段のビームの
ビーム照射位置とを重ね合わせて撮像結果として定期的
に出力し、移動制御手段が、第一手段から出力された撮
像結果に含まれるマーカと第二手段から定期的に出力さ
れた撮像結果に含まれるマーカとに基づき、被照射体の
被照射部へ照射手段からビームが照射されるように台及
び照射手段を相対的に移動させるため、マーカの位置の
変化に伴い、被照射部の位置の変化を容易に推測するこ
とが可能となり、正確なビームの照射を継続して行うこ
とができる。
【0067】さらに、この発明にかかるビーム照射装置
は、マーカを有する被照射体が載置される台と、被照射
体の被照射部とマーカとを撮像し、撮像結果を出力する
第一手段と、被照射体のマーカを撮像し、撮像範囲内の
固定位置に照射される第二手段のX線のX線照射位置と
を重ね合わせて撮像結果として出力する第二手段と、第
一手段から出力された撮像結果に含まれるマーカと第二
手段から出力された撮像結果に含まれるマーカとに基づ
き、被照射体の被照射部へ第二手段からX線が照射され
るように台及び第二手段を相対的に移動させる移動制御
手段とを備えたため、第二手段が多機能化されることに
伴う放射線治療装置の構成の簡易化を実現し、被照射体
の被照射部の位置を正確に特定することが容易となり、
ビームを正確に被照射体の被照射部に照射することがで
きる。
【0068】また、この発明にかかる放射線治療装置
は、被照射体を患者とし、被照射部を患者の患部として
ビーム照射装置を利用するため、患者の患部の位置を正
確に特定することが容易となり、ビームを正確に患者の
患部に照射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1の放射線治療装置を示
す構成図である。
【図2】 実施形態1の放射線治療装置で用いられるマ
ーカMの形状を示す概念図である。
【図3】 実施形態1の放射線治療装置が有する照射手
段14及び第二の撮像手段28の回転に伴う、 X線や
治療用ビームの照射方向の変化を示す概念図である。
【図4】 実施形態1の放射線治療装置の一具体例の正
面図、側面図、及び上面図である。
【図5】 実施形態1の放射線治療装置の動作の流れを
示す説明図である。
【図6】 実施形態1の放射線治療装置で、患者37が
有するマーカMの移動に伴い、患部Kの移動の様子を示す
概念図である。
【図7】 この発明の実施形態2の放射線治療装置を示
す構成図である。
【図8】 実施形態2の放射線治療装置の一具体例の正
面図、側面図、及び上面図である。
【図9】 この発明の実施形態3の放射線治療装置を示
す構成図である。
【図10】 第二のX-CT42のX線管と照射装置14と
を兼用した放射線治療装置の側面を示した側面図であ
る。
【図11】 従来の放射線治療装置を示す構成図であ
る。
【図12】 従来例の放射線治療装置の動作の流れを示
す説明図である。
【符号の説明】 10 垂直照射装置、11 レンジシフタ、12 線量
計、13 コリメータ、14 照射手段、15 ビーム
軸、16 通信装置、17 データバス、18第二の通
信装置、19 計算機、20 X線コンピュータトモグ
ラフィ(X-CT)、21 X線管、22 X線管制御器、2
3 イメージ・インテンシティファイア(I.I)、24
光学系、25 オートアイリス、26 テレビジョン
・カメラ(TVカメラ)、27 カメラ・コントロール・
ユニット(C.C.U)、28 第2の撮像手段、29 ア
ナログ−デジタル変換器(A.D.C)、30 参照画像デ
ィスプレイ、31 画像ディスプレイ、32 キャラク
タディスプレイ、33 キーボード、34 操作パネ
ル、35 タブレット、36 画像データファイル、3
7 患者、38 治療台、M*、N* マーカ、39
涙型のマーカ、40だるま型のマーカ、41 半導体検
出器又は放射線センサー、42 第二のX-CT。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マーカを有する被照射体が載置される台
    と、 照射手段からのビームが照射される被照射体の被照射部
    と上記マーカとを撮像し、撮像結果を出力する第一手段
    と、 上記被照射体のマーカを撮像し、撮像範囲内の固定位置
    に照射される上記照射手段のビームのビーム照射位置と
    を重ね合わせて撮像結果として出力する第二手段と、 上記第一手段から出力された撮像結果に含まれる上記マ
    ーカと上記第二手段から出力された撮像結果に含まれる
    上記マーカとに基づき、上記被照射体の被照射部へ上記
    照射手段からビームが照射されるように上記台及び照射
    手段を相対的に移動させる移動制御手段とを備えたこと
    を特徴とするビーム照射装置。
  2. 【請求項2】マーカを被照射体に埋設したことを特徴と
    する請求項1に記載のビーム照射装置。
  3. 【請求項3】マーカを被照射体に貼付したことを特徴と
    する請求項1に記載のビーム照射装置。
  4. 【請求項4】マーカの形状が方向性を有することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のビーム照射装
    置。
  5. 【請求項5】照射手段から出力されるビームが、荷電粒
    子線又はX線または電子線であることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載のビーム照射装置。
  6. 【請求項6】照射手段は、ビームを出力する照射装置
    と、上記照射装置に設けられ、上記ビームが有するエネ
    ルギーを変化させるレンジシフタと、上記照射装置から
    出力された上記ビームが入射され、上記ビームの線量を
    計測する線量計と、上記線量計を経て入射された上記ビ
    ームを整形するコリメータとを有し、 第二手段は、X線を出力するX線管と、上記X線管に接
    続され、上記X線管に印加する電圧を制御するX線管制
    御器と、上記X線管から出力された上記X線が入射さ
    れ、この入射されたX線に基づき得られるX線画像を光
    学画像に変換し出力するイメージ・インテンシティファ
    イアと、上記イメージ・インテンシティファイアから出
    力された光学画像が入射され、上記光学画像を電気信号
    に変換するテレビジョン・カメラとを有し、 上記照射手段は上記ビームを上記線量計、及び上記コリ
    メータを介して被照射体に照射し、 上記X線が上記X線管から照射される時は、上記照射手
    段から出力される上記ビームの照射を停止し、上記線量
    計と上記コリメータとの間に上記X線管が挿入され、上
    記X線管は上記X線を上記コリメータを介して上記被照
    射体に照射することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載のビーム照射装置。
  7. 【請求項7】第二手段は、イメージ・インテンシティフ
    ァイアとテレビジョン・カメラとの代りに放射線センサ
    ーを有し、 上記放射線センサーは、X線管から出力されたX線が入
    射され、この入射されたX線に基づき得られるX線画像
    を電気信号に変換することを特徴とする請求項6に記載
    のビーム照射装置。
  8. 【請求項8】第二手段は、被照射体のマーカを定期的に
    撮像し、撮像範囲内の固定位置に照射される照射手段の
    ビームのビーム照射位置とを重ね合わせて撮像結果とし
    て上記定期的に出力し、 移動制御手段は、第一手段から出力された撮像結果に含
    まれるマーカと上記第二手段から上記定期的に出力され
    た撮像結果に含まれる上記マーカとに基づき、上記被照
    射体の被照射部へ上記照射手段からビームが照射される
    ように上記台及び照射手段を相対的に移動させることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のビーム照射
    装置。
  9. 【請求項9】マーカを有する被照射体が載置される台
    と、 被照射体の被照射部と上記マーカとを撮像し、撮像結果
    を出力する第一手段と、 上記被照射体のマーカを撮像し、撮像範囲内の固定位置
    に照射される上記第二手段のX線のX線照射位置とを重
    ね合わせて撮像結果として出力する第二手段と、 上記第一手段から出力された撮像結果に含まれる上記マ
    ーカと上記第二手段から出力された撮像結果に含まれる
    上記マーカとに基づき、上記被照射体の被照射部へ上記
    第二手段からX線が照射されるように上記台及び第二手
    段を相対的に移動させる移動制御手段とを備えたことを
    特徴とするビーム照射装置。
  10. 【請求項10】被照射体を患者とし、被照射部を上記患
    者の患部としたことを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    かに記載のビーム照射装置を利用した放射線治療装置。
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