JPH11192475A - 廃棄crtディスプレイの処理装置及び処理方法 - Google Patents

廃棄crtディスプレイの処理装置及び処理方法

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JPH11192475A
JPH11192475A JP40798A JP40798A JPH11192475A JP H11192475 A JPH11192475 A JP H11192475A JP 40798 A JP40798 A JP 40798A JP 40798 A JP40798 A JP 40798A JP H11192475 A JPH11192475 A JP H11192475A
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JP
Japan
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crt display
waste crt
cutting
waste
panel
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JP40798A
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English (en)
Inventor
Naoki Yagi
直樹 八木
Noriyuki Mizuta
典幸 水田
Hirochika Ozaki
博規 尾崎
Eiichi Hirasawa
栄一 平澤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、廃棄CRTディスプレイの分解処
理作業の作業効率を向上させることを目的とするもので
ある。 【解決手段】 バンドソー6を有する切断装置10によ
り、パネルとファンネルとの接続部よりもパネル側で、
筺体2及びディスプレイ本体3をパネルの前面と平行な
面に沿って同時に切断し、その後、プラスチック部分や
金属部品の取り外し、パネルの洗浄等を行うようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄されたテレ
ビジョンやOA機器のモニタ等を分解処理するための廃
棄CRTディスプレイの処理装置及び処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン、冷蔵庫、洗濯機、
掃除機などの家電製品は家庭生活の向上に貢献し、生活
に欠かせない存在となっている。また、最近では、電子
レンジ、エアコン、ワープロ、パソコンなども一般家庭
に普及しており、特にパソコン等のOA機器の高機能低
価格化の競争は激しく、企業におけるパソコン等OA機
器の普及率も著しく向上している。
【0003】このように、家電製品やOA機器が普及す
る一方で、それらの廃棄量も増加し、その再資源化が問
題となっている。従来、家電製品の再資源化は、鉄クズ
回収ルートで行われている。しかし、年々家電製品の構
成材料は変化しており、金属、特に鉄が減少してプラス
チックが増加しつつある現状では、鉄を主としたリサイ
クル化は行き詰まりを見せている。
【0004】特に、鉄含有量の少ないテレビジョン、パ
ソコン等OA機器のリサイクル化は進んでおらず、砕い
て埋め立てているのが現状である。例えば、現在廃棄さ
れている1982年代以降のカラーテレビジョンでは、
金属類が15%程度に減少し、プラスチックが増加して
いる。また、回路が小形化されたため、ブラウン管ガラ
スの比率が57%にも増大しており、従来の鉄回収主体
の処理システムでは適応できない状況にある。従って、
金属だけではなく、プラスチックやガラスなども含めた
総合的なリサイクル技術の開発が必要となっている。
【0005】図35は例えば特開平5−185064号
公報に示された従来の廃棄テレビジョン処理の流れを示
す説明図である。この例では、廃棄テレビジョンの筺体
(キャビネット又はリヤカバー)からブラウン管を取り
出した後、ブラウン管から補強金具を取り外すことによ
り、ブラウン管をパネルとファンネルとに分割し、ファ
ンネル及びパネルのそれぞれに洗浄や破砕等を行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の廃棄テレビジョンの処理方法においては、筺体か
らブラウン管を取り出す工程を手作業で行うため、多数
の取付ねじを1本ずつ取り外すなど、かなりの手間がか
かり、かつ筺体の内外が汚れていることが多く、非衛生
な作業となってしまう。また、取付ねじの取り外しを自
動化設備で行おうとした場合、廃棄テレビジョンの機種
により取付ねじの位置や本数が様々に異なっているた
め、取付ねじの位置の認識や位置合わせが困難である。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、廃棄CRTデ
ィスプレイを効率良く分解処理することができる廃棄C
RTディスプレイの処理装置及び処理方法を得ることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る廃
棄CRTディスプレイの処理装置は、筺体及びディスプ
レイ本体をパネルの前面と平行な面に沿って同時に切断
する切断装置と、切断装置に対して廃棄CRTディスプ
レイを相対的に移動させる移動手段とを備えたものであ
る。
【0009】請求項2の発明に係る廃棄CRTディスプ
レイの処理装置は、循環されることにより廃棄CRTデ
ィスプレイを切断する帯状のバンドソーと、このバンド
ソーを循環駆動するモータとを有する切断装置を用いた
ものである。
【0010】請求項3の発明に係る廃棄CRTディスプ
レイの処理装置は、バンドソーを筺体の側面に対して相
対的に傾斜させたものである。
【0011】請求項4の発明に係る廃棄CRTディスプ
レイの処理装置は、移動手段に接続され、移動手段によ
る廃棄CRTディスプレイの切断装置に対する相対的な
移動速度及び移動方向を制御する移動制御装置を備えた
ものである。
【0012】請求項5の発明に係る廃棄CRTディスプ
レイの処理装置は、移動制御装置に接続され、切断装置
にかかる切断負荷を検出する切断負荷検出装置を備えた
ものである。
【0013】請求項6の発明に係る廃棄CRTディスプ
レイの処理装置は、両端面に刃が構成されている両刃バ
ンドソーを用いたものである。
【0014】請求項7の発明に係る廃棄CRTディスプ
レイの処理装置は、両刃バンドソーがメビウスの輪を構
成しているものである。
【0015】請求項8の発明に係る廃棄CRTディスプ
レイの処理装置は、液体を収容する水槽を備え、切断装
置による廃棄CRTディスプレイの切断が液体中で行わ
れるように切断装置及び移動手段を配置したものであ
る。
【0016】請求項9の発明に係る廃棄CRTディスプ
レイの処理装置は、ファンネルの内面に塗布された導電
性コーティング塗料又はガラスを溶解可能な液体を用い
たものである。
【0017】請求項10の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理装置は、鉛を溶解可能な液体を用いたもの
である。
【0018】請求項11の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理装置は、水槽に接続され、切断により混入
した異物を液体中から分離する異物分離装置を備えたも
のである。
【0019】請求項12の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理装置は、水槽に接続され、液体の温度を制
御する液温制御装置を備えたものである。
【0020】請求項13の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理装置は、切断装置により切断されたディス
プレイ本体に対して高圧の水を噴射することにより、パ
ネルに塗布された蛍光体及びファンネルに塗布された導
電性コーティング塗料の少なくともいずれか一方を洗浄
除去する洗浄装置を備えたものである。
【0021】請求項14の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理装置は、切断装置により切断されたディス
プレイ本体に対して、超音波振動を加えた水を噴射する
ことにより、パネルに塗布された蛍光体及びファンネル
に塗布された導電性コーティング塗料の少なくともいず
れか一方を洗浄除去する洗浄装置を備えたものである。
【0022】請求項15の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、切断装置により、パネルとファン
ネルとの接続部よりもパネル側で、筺体及びディスプレ
イ本体をパネルの前面と平行な面に沿って同時に切断す
る工程を含むものである。
【0023】請求項16の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、筺体及びディスプレイ本体の切断
時に、切断負荷を検出するとともに、検出された切断負
荷に応じて、切断装置に対する廃棄CRTディスプレイ
の相対的な移動速度及び移動方向を制御するものであ
る。
【0024】請求項17の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、筺体及びディスプレイ本体の切断
時に、廃棄CRTディスプレイを切断抵抗によらず切断
装置に対して一定の速度で相対的に移動させるものであ
る。
【0025】請求項18の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、切断装置による廃棄CRTディス
プレイの切断を、廃棄CRTディスプレイが液体に浸漬
された状態で行うものである。
【0026】請求項19の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、切断されたディスプレイ本体のパ
ネル及びファンネルを破砕する工程、破砕されたパネル
から蛍光体を分離する工程、及び破砕されたファンネル
から導電性コーティング塗料を分離する工程を含むもの
である。
【0027】請求項20の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、蛍光体及び導電性コーティング塗
料の分離を、バレル研磨により行うものである。
【0028】請求項21の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、研磨材を混合してバレル研磨を行
うものである。
【0029】請求項22の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、研磨材として磁性材を用い、バレ
ル研磨後に磁力により研磨材を分離回収するものであ
る。
【0030】請求項23の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、破砕されたガラス片よりも大きな
研磨材を用い、バレル研磨後にふるいにより研磨材を分
離回収するものである。
【0031】請求項24の発明に係る廃棄CRTディス
プレイの処理方法は、破砕されたファンネルから導電性
コーティング塗料を分離した後、鉛を溶解可能な液体に
よりファンネルのガラス片を洗浄して鉛を除去する工程
を含むものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による廃
棄CRTディスプレイの処理装置を示す側面図、図2は
図1の正面図である。図において、廃棄CRTディスプ
レイ1は、筺体2と、この筺体2内に取り付けられてい
るディスプレイ本体3とを有している。廃棄CRTディ
スプレイ1は、移動手段としての搬送テーブル4により
搬送される。
【0033】4個のプーリ5a〜5dには、両端部が無
端状に接続されている帯状のバンドソー6が巻き掛けら
れている。このバンドソー6は、循環されることにより
廃棄CRTディスプレイ1をその前面に平行な面に沿っ
て切断する。また、プーリ5a〜5dのうちの1個に
は、バンドソー6を循環駆動するモータ7、が接続され
ている。バンドソー6は、廃棄CRTディスプレイ1の
上下で一対のガイド8a,8bにより案内される。この
例における切断装置10は、プーリ5a〜5d、バンド
ソー6、モータ7及びガイド8a,8bを有している。
【0034】次に、図3は図1の廃棄CRTディスプレ
イ1の概略の構成を示す断面図である。図において、筺
体2の前面には、開口部2aが設けられている。ディス
プレイ本体3は、開口部2aに配置されたガラス製のパ
ネル11、このパネル11の後部に接続されたガラス製
のファンネル12、及びこのファンネル12の後端部に
接続されたネック部13を有している。パネル11とフ
ァンネル12との接続部の外周には、防爆補強部材14
が全周にわたって接着剤を介して接着されている。ディ
スプレイ本体3の例えば4隅には、ディスプレイ本体3
を筺体2に取り付けるための取付部材15が固定されて
いる。これらの取付部材15は、その一部が防爆補強部
材14とディスプレイ本体3との間に挟まれることによ
りディスプレイ本体3の外周部に固定されている。
【0035】パネル11の内面には、蛍光体16が塗布
され、その上にシャドウマスク17が取り付けられてい
る。また、ファンネル12の内面及び外面の一部には、
導電性コーティング塗料18が塗布されている。
【0036】次に、図4は実施の形態1による廃棄CR
Tディスプレイ1の処理方法を示す説明図である。廃棄
CRTディスプレイ1は、搬送テーブル4上を搬送さ
れ、バンドソー6により筺体2とディスプレイ本体3と
が図3のA−A線に沿って同時に切断される(ステップ
S1)。図5は図2の切断装置10による切断工程の途
中の状態を示す正面図であり、バンドソー6の一部を取
り除いて示している。
【0037】この後、2分割された廃棄CRTディスプ
レイ1から取付部材15、シャドウマスク17、プリン
ト基板(図示せず)及びスピーカ(図示せず)等が取り
除かれる(ステップS2)。この分解作業は、手作業に
よって容易に行うことができる。そして、筺体2等の廃
棄プラスチックと、取付部材15、シャドウマスク17
及びスピーカ等の金属類と、プリント基板とに分別され
る。また、ファンネル12とネック部13とが分離され
る(ステップS3)とともに、パネル11の内面が洗浄
され(ステップS4)、蛍光体16が回収される。
【0038】このような廃棄CRTディスプレイの処理
方法によれば、最初にパネル11の前面とほぼ平行に筺
体2とディスプレイ本体3とを同時に切断してしまうた
め、その後の分解分別作業が容易になり、処理作業全体
の効率が良くなり、かつ再利用価値の最も高いパネル1
1を容易に回収することができる。また、パネル11と
ファンネル12との接続部よりもパネル11側でディス
プレイ本体3を切断するため、鉛等の不純物の多いファ
ンネル12が、回収されたパネル11に混入するのが防
止される。さらに、バンドソー6を有する切断装置10
を用いたので、廃棄CRTディスプレイ1の高さ方向に
対して装置を小形化できる。
【0039】なお、バンドソー6としては、例えばダイ
ヤモンドの砥粒が装着されたダイヤカッティングバンド
ソーが好適であり、焼入タッピングねじ、ディスプレイ
本体3、ガラスが殆どを占めるディスプレイ本体3、ス
ピーカのコア磁石等の高硬度難削材を比較的容易に切断
することができる。また、cBN(cubic Bor
on Nitride)の砥粒が装着されたcBNカッ
ティングバンドソーを用いることもできる。
【0040】また、上記の例では、図3のA−A線に沿
って筺体2及びディスプレイ本体3を切断したが、パネ
ル11から防爆補強部材14や取付部材15を容易に取
り外せる場合には、例えば図3のB−B線に沿って切断
してもよく、パネル11のガラス材をより多く回収する
ことができる。
【0041】さらに、上記の例では、廃棄CRTディス
プレイ1を搬送したが、切断装置10を移動させるよう
にしてもよく、また廃棄CRTディスプレイ1及び切断
装置10の両方を移動可能としてもよい。
【0042】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による処理装置を示す正面図である。この例では、
廃棄CRTディスプレイ1の搬送方向後端部の底部にス
ペーサ9が介在されている。これにより、バンドソー6
は、筺体2の側面に対して相対的に傾斜して配置された
かたちとなっている。
【0043】ここで、筺体2の側面とバンドソー6とが
平行である場合には、筺体2へのバンドソー6の接触開
始時の接触面積が大きいため、切断抵抗及び摩擦抵抗が
大きい。これに対し、スペーサ9により廃棄CRTディ
スプレイ1を傾斜させた場合、筺体2のコーナ部からバ
ンドソー6が切断を開始するため、切断抵抗及び摩擦抵
抗が小さくなり、バンドソー6の摩耗が減少して寿命が
延びる。
【0044】実施の形態3.なお、上記の例では、スペ
ーサ9を用いて廃棄CRTディスプレイ1を傾斜させた
が、図7に示すように、切断装置10を搬送テーブル4
に対して傾斜して配置してもよく、同様の効果が得られ
る。
【0045】実施の形態4.また、上記の例では、筺体
1の側面のみを基準としてバンドソー6を傾斜させた
が、筺体1よりも高硬度のパネル11を基準として傾斜
角度を決定する方法もある。即ち、図8の斜線部は、図
3のA−A線又はB−B線で切断されるパネル11の断
面を示すものであるが、バンドソー6とパネル11のガ
ラス断面の接触する長さが最大になるC−C線に対して
角度θだけ傾けるようにしてもよい。この場合、切断時
におけるバンドソー6とパネル11のガラス断面との接
触する面積が減り、バンドソー6に対する切断抵抗及び
摩擦抵抗が小さくなり、バンドソー6の磨耗が減少して
寿命が延びる。
【0046】実施の形態5.次に、図9はこの発明の実
施の形態5による処理装置を示す正面図である。この例
では、静止して置かれている廃棄CRTディスプレイ1
に対して、移動手段としての搬送テーブル21に沿って
切断装置10が図の左右方向へ移動される。また、搬送
テーブル21には、移動制御装置22が接続されてお
り、切断装置10の移動速度及び移動方向が制御され
る。
【0047】このような装置では、廃棄CRTディスプ
レイ1が大きいときやディスプレイ本体3のガラス切断
長さが長いときに、切断装置10の移動速度を減速させ
たり、バンドソー6の目詰まり防止のために、一定切断
送り毎にバンドソー6の移動方向を少しだけ反転させた
りすることができ、バンドソー6に対する切断抵抗及び
摩擦抵抗が小さくなり、バンドソー6の磨耗が減少し寿
命が延びる。
【0048】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態6による処理装置を示す正面図である。この例で
は、搬送CRTディスプレイ1の移動速度及び移動方向
を制御する移動制御装置23が搬送テーブル4に接続さ
れているとともに、モータ7の回転を制御する回転制御
装置24がモータ7に接続されている。
【0049】このような装置では、廃棄CRTディスプ
レイ1が大きいときやディスプレイ本体3のガラス切断
長さが長いときに、廃棄CRTディスプレイ1の移動速
度を減速させたり、バンドソー6の目詰まり防止のため
に一定切断送り毎に廃棄CRTディスプレイ1を少しだ
け反転させたりすることができ、バンドソー6に対する
切断抵抗及び摩擦抵抗が小さくなり、バンドソー6の磨
耗が減少し寿命が延びる。また、切断抵抗に応じてモー
タ7の回転も調整することができる。
【0050】実施の形態7.図11はこの発明の実施の
形態7による処理装置を示す正面図である。この例で
は、バンドソー6にかかる切断負荷を検出する切断負荷
検出装置25が移動制御装置23に接続されている。こ
の切断負荷検出装置25は、例えば搬送テーブル4の駆
動モータ(図示せず)に設けられた電流計やトルク計に
より切断負荷を検出するものである。
【0051】このような装置では、バンドソー6にかか
る切断抵抗がある一定値を超えた場合、搬送テーブル4
による切断送りを減速したり、又は搬送テーブル4によ
る切断送りを後退させバンドソー6を停止した後、バン
ドソー6の交換を行ったりすることにより、廃棄CRT
ディスプレイ1の切断工程におけるバンドソー6の破損
によるライン停止を未然に防ぐことができる。
【0052】実施の形態8.なお、切断負荷検出装置2
5は、図12に示すように、移動制御装置23にフィー
ドバック制御可能に接続してもよく、これによりバンド
ソー6にかかる切断抵抗が最適になるように、搬送テー
ブル4の切断送り速度及び切断送りパターンを自動的に
制御することができ、バンドソー6の磨耗が減少し寿命
がさらに延びる。
【0053】実施の形態9.次に、図13はこの発明の
実施の形態9による処理装置を示す正面図である。この
例では、モータ7の回転負荷を検出する回転負荷検出装
置26が、回転制御装置24にフィードバック制御可能
に接続されている。また、回転負荷検出装置26と切断
負荷検出装置25とは、信号の入出力が互いに可能で、
切断負荷検出装置25で検出される切断負荷が設定値を
超えた場合、回転負荷検出装置26を介して回転制御装
置24によってモーター7を減速させる。
【0054】同様に、回転負荷検出装置26で検出され
る回転負荷が設定値を超えた場合、切断負荷検出装置2
5を介して移動制御装置23によって廃棄CRTディス
プレイ1の切断送りを減速させたり、切断送りを一時的
に後退させたりすることができ、廃棄CRTディスプレ
イ1の切断工程におけるバンドソー6の破損によるライ
ン停止を未然に防いだり、バンドソー6にかかる切断抵
抗が最適になるように、廃棄CRTディスプレイ1の切
断送り速度及び切断送りパターンを制御でき、バンドソ
ー6の磨耗が減少し寿命が延びる。
【0055】実施の形態10.次に、図14はこの発明
の実施の形態10による処理装置を示す正面図である。
この例では、搬送テーブル4に一定速度制御装置27が
接続されており、廃棄CRTディスプレイ1がその切断
抵抗に拘わらず一定の速度で搬送され切断される。従っ
て、切断時間を計算で推定することができ、所定の時間
内の処理台数を見積もることができる。
【0056】実施の形態11.次に、図15はこの発明
の実施の形態11による処理装置を示す側面図、図16
は図15のXVI−XVI線断面図、図17は図16の
XVII−XVII線断面図である。この例では、I形
断面を持つ両刃バンドソー31が上下一対ずつのコロガ
イド32a,32bにより挟まれてガイドされている。
他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0057】このような装置では、両端面に刃が構成さ
れた両刃バンドソー31を用いたため、両刃バンドソー
31に過負荷がかかり、両刃バンドソー31を後退させ
る場合に、一度切断した部分と両刃バンドソー31との
摩擦が小さくなり、両刃バンドソー31の温度上昇を抑
えることができる。また、一方の刃が切れなくなった場
合に、両刃バンドソー31全体を反転させて取り付ける
ことで、切断が可能になる。
【0058】実施の形態12.図18はこの発明の実施
の形態12による両刃バンドソーの製造工程を示す説明
図である。この例では、図18(a)に示すような帯状
のバンドソー元材33を、図18(b)のように捻り、
角部33aと角部33d、角部33bと角部33cをそ
れぞれ合わせることにより、図18(c)のようなメビ
ウスの輪を構成する両刃バンドソー34を製造する。
【0059】このような両刃バンドソー34では、切断
時に両側の刃が連続して切断に寄与するため、見かけ上
の刃の長さが片刃バンドソーの倍になり、両刃バンドソ
ー34の磨耗が減少し寿命が延びる。
【0060】実施の形態13.次に、図19はこの発明
の実施の形態13による処理装置を示す正面図である。
図において、水槽41内には液体である水42が入れら
れており、この水42中に廃棄CRTディスプレイ1が
浸漬されるように搬送テーブル4及び切断装置10が配
置されている。また、水42中での廃棄CRTディスプ
レイ1の搬送を容易にするため、搬送テーブル4には切
断負荷一定装置43が設けられている。この切断負荷一
定装置43としては、重りにより一定の力で廃棄CRT
ディスプレイ1を引っ張るものや、コンストンばねによ
り一定の力で廃棄CRTディスプレイ1を押圧するもの
などが使用される。
【0061】このように、バンドソー6による廃棄CR
Tディスプレイ1の切断を水42中で行うことにより、
切断時にバンドソー6に発生する熱を冷却することがで
き、バンドソー6の温度上昇を抑えることができるとと
もに、バンドソー6の磨耗が減少し寿命が延びる。ま
た、廃棄CRTディスプレイ1の内外部の洗浄を同時に
行うことができる。
【0062】なお、上記の例では、水42を用いたが、
例えば切削油、放電加工用油又はイオン交換水等、他の
冷却効率の良い液体を使用してもよい。
【0063】実施の形態14.また、上記の例では、水
槽41内で廃棄CRTディスプレイ1を移動させたが、
図20に示すように、水槽41内に廃棄CRTディスプ
レイ1を静止した状態で置き、搬送テーブル21により
切断装置10を移動させるようにしてもよい。この場
合、切断負荷一定装置43は搬送テーブル21に設けれ
ばよい。このように、切断装置10側を移動させること
により、切断送りスペースを小さくして、水槽41を小
形化することができる。
【0064】実施の形態15.図21はこの発明の実施
の形態15による処理装置を示す正面図である。この例
では、水槽41内の水42を循環させて浄化する水浄化
循環装置44が水槽41に接続されている。これによ
り、水42の冷却特性の劣化が防止され、水42の入れ
替え回数を減らすことができる。
【0065】実施の形態16.次に、図22はこの発明
の実施の形態16による処理装置を示す正面図である。
この例では、水槽41内に弗酸水溶液45が入れられて
おり、この弗酸水溶液45中で廃棄CRTディスプレイ
1の切断が行われる。また、水槽41には、弗酸水溶液
45を循環させて浄化する弗酸浄化循環装置46と、循
環する弗酸水溶液45中の導電性コーティング塗料を分
離回収する導電性コーティング塗料分離装置47とが接
続されている。この導電性コーティング塗料分離装置4
7は、弗酸水溶液45と導電性コーティング塗料とが混
合溶解した廃液を濾過するフィルタ(図示せず)と、濾
過した廃液の温度を下げて(4℃程度)沈殿させるタン
ク(図示せず)とを有している。
【0066】このような装置では、廃棄CRTディスプ
レイ1を切断することにより、図3に示したファンネル
12の内面が弗酸水溶液45に接し、導電性コーティン
グ塗料18が溶解除去される。そして、溶解された導電
性コーティング18は、導電性コーティング塗料分離装
置47により回収される。なお、蛍光体16と接してい
るパネル11内面及び蛍光体16の一部も弗酸水溶液4
5により溶解されるが、蛍光体16のスラリーは、シャ
ドウマスク17でせき止められる。
【0067】実施の形態17.図23はこの発明の実施
の形態17による処理装置を示す正面図である。図にお
いて、水浄化循環装置44による水42の循環経路に
は、水42中に混入した切断粉等の異物をフィルタや磁
石等を用いて分離回収する異物分離装置48と、水42
の温度を制御する液温制御装置49とが接続されてい
る。液温制御装置49としては、例えばコンプレッサを
用いた冷却器(チラー)等が使用される。
【0068】このような構成により、廃棄CRTディス
プレイ1の内外部の埃、汚れや切断粉等の異物を水42
から容易に除去することができ、切断部への切断粉等の
侵入を防止して、バンドソー6の摩耗を減少させること
ができ、バンドソー6の寿命を延ばすことができる。ま
た、水温を適当な温度に保ち、水42の冷却特性の劣化
を防止することができ、これによってもバンドソー6の
寿命を延ばすことができる。
【0069】実施の形態18.なお、異物分離装置48
及び液温制御装置49は、図24に示すように、液体と
して弗酸水溶液45を用いる装置に設けることも可能で
あり、同様の効果が得られる。また、弗酸水溶液20の
温度を調整することで、パネル11、ファンネル12の
ガラス表面や蛍光体16及び導電性コーティング18の
溶解特性を向上させることもできる。
【0070】実施の形態19.図25はこの発明の実施
の形態17による処理装置を示す正面図である。この例
では、液体として硫酸水溶液50が用いられ、鉛分離装
置51及び硫酸浄化循環装置52が水槽41に接続され
ている。これにより、水と同様にバンドソー6の温度上
昇を抑えることができる。また、ディスプレイ本体3に
含有されている鉛やプリント基板の半田等の鉛は有害物
であるが、これら有害な鉛を硫酸水溶液50により溶解
除去し、鉛分離装置51で分離回収することができる。
なお、鉛分離装置51としては、フィルタで濾過するも
の、タンク内で鉛を沈殿させるもの、又は遠心力で分離
させるものなどが使用される。また、フィルタを用いる
場合、循環移動方式とすることで処理能力を向上させる
ことができる。さらに、硫酸水溶液の代わりに酢酸水溶
液を使用することもできる。
【0071】実施の形態20.次に、図26はこの発明
の実施の形態20による廃棄CRTディスプレイの処理
装置の洗浄装置を示す構成図である。図において、パネ
ル固定台61上には、切断されたパネル11が内面を上
にして固定される。パネル固定台61の周囲には水受け
カバー62が設けられている。パネル固定台61の上方
には、パネル11の内面に高圧の水(ウォータージェッ
ト)を噴射するノズル63が設けられている。このノズ
ル63は、直線テーブル64及び円弧テーブル65に装
着されており、角度調整可能になっている。
【0072】ノズル63には、高圧の水を発生させるウ
オータージェット発生制御装置66が接続されている。
水受けカバー62には、噴射された水をウォータージェ
ット発生制御装置66に循環供給する水浄化循環装置6
7が接続されている。また、水受けカバー62と水浄化
循環装置67との間には、蛍光体16を分離回収する蛍
光体分離装置68が接続されている。また、洗浄装置6
0は、パネル固定台61、水受けカバー62、ノズル6
3、直線テーブル64、円弧テーブル65、ウォーター
ジェット発生制御装置66、水浄化循環装置67及び蛍
光体分離装置68を有している。なお、蛍光体分離装置
68としては、フィルタで濾過するもの、ヒータや超音
波で水を蒸発させるもの、又はタンク内で蛍光体16を
沈殿させるものなどが使用される。また、水を蒸発させ
る方法では、蒸発した水を冷却して再利用することがで
きる。さらに、フィルタを用いる場合には、循環移動方
式とすることで処理能力を向上させることができる。
【0073】次に、動作について説明する。図4で示し
たように、切断装置10により切断された廃棄CRTデ
ィスプレイ1のパネル11側からは、シャドウマスク1
7が取り外され、洗浄工程により蛍光体16が取り除か
れる。図26の装置は、この蛍光体16の洗浄工程に使
用される。即ち、ウォータージェット発生制御装置66
で発生された高圧水がノズル63からパネル11の内面
に噴射され、蛍光体16が吹き飛ばされる。吹き飛ばさ
れた蛍光体16は、水とともに水受けカバー62で受け
られ、蛍光体分離装置68で分離回収される。
【0074】このような洗浄装置では、高圧の水を噴射
することにより蛍光体16を容易に除去することがで
き、また図22に示したように弗酸水溶液45に廃棄C
RTディスプレイ1全体を浸漬する場合に比べ、廃液処
理が簡単で全体を小形化することができる。
【0075】実施の形態21.なお、上記の例では洗浄
装置を蛍光体16の除去に使用したが、例えば図27に
示すように、パネル固定台61の代わりにファンネル固
定台69を設けるとともに、蛍光体分離装置68の代わ
りに導電性コーティング塗料分離装置70を設けること
により、ファンネル12の内面に塗布された導電性コー
ティング塗料18を洗浄除去し回収することができる。
また、導電性コーティング塗料分離装置70としては、
フィルタで濾過するもの、ヒータや超音波で水を蒸発さ
せるもの、又はタンク内で導電性コーティング塗料を沈
殿させるものなどが使用される。さらに、水を蒸発させ
る方法では、蒸発した水を冷却して再利用することがで
きる。さらにまた、フィルタを用いる場合、循環移動方
式にすることで処理能力を向上させることができる。
【0076】また、洗浄時のノズル63とパネル11及
びファンネル12との相対移動は、固定台61,69側
に移動テーブルを設けたり、ノズル63側に2つの直線
テーブルと1つの回転テーブルとを設けたりしても可能
である。さらに、ウオータージェットの中に砥粒等を混
入してもよく、蛍光体16や導電性コーティング塗料1
8の除去効率が向上する。
【0077】実施の形態22.図28はこの発明の実施
の形態22による洗浄装置を示す構成図である。この例
の洗浄装置71は、超音波発信装置72により超音波振
動(500kHz〜2MHz程度)した水を、共振ノズ
ル73から噴射することにより、蛍光体16を弾き飛ば
して除去するものである。他の構成は、実施の形態20
と同様である。このように、超音波振動した水を噴射す
ることによっても、蛍光体16の洗浄除去を行うことが
できる。
【0078】実施の形態23.なお、上記の例では蛍光
体16の洗浄について示したが、ファンネル12の導電
性コーティング塗料18の洗浄についても、図29に示
すように洗浄装置71を利用することができる。
【0079】実施の形態24.次に、図30はこの発明
の実施の形態24による廃棄CRTディスプレイの処理
方法を示す説明図である。まず、筺体2及びディスプレ
イ本体3を同時に切断する工程(ステップS1)、及び
2分割された廃棄CRTディスプレイ1から取付部材1
5、シャドウマスク17、プリント基板(図示せず)及
びスピーカ(図示せず)等を取り除く工程(ステップS
2)は、実施の形態1と同様である。また、ファンネル
12からネック部13を分離する工程(ステップS3)
も同様である。
【0080】分離されたネック部13は、破砕(ステッ
プS6)され、廃棄不燃物として処理される。また、フ
ァンネル12は、破砕(ステップS7)された後、導電
性コーティング塗料18が分離(ステップS8)され
る。さらに、パネル11についても、破砕(ステップS
9)された後、蛍光体16が分離(ステップS10)さ
れる。導電性コーティング18及び蛍光体16の分離に
は、弗酸水溶液で洗浄する方法やバレル研磨により削り
取る方法などが用いられる。
【0081】このように、ファンネル12やパネル11
を破砕してから、導電性コーティング塗料18や蛍光体
16を分離するようにしたので、廃棄CRTディスプレ
イ1の大きさによらず、導電性コーティング塗料18や
蛍光体16の分離作業を同様の装置で行うことができ、
蛍光体16及び導電性コーティング塗料18の分離除去
が安定する。また、導電性コーティング塗料18及び蛍
光体16の分離をバレル研磨により行った場合、廃液処
理を行う必要がなく、設備を小形化することができる。
【0082】ここで、図31は図30の蛍光体分離工程
の一例を示す説明図である。図31(a)に示すよう
に、蛍光体16が付着したままで破砕されているガラス
片11aと、これらのガラス片11aよりも小さい研磨
材としての研磨石75とを混合し、この混合物に対して
図31(b)のようにバレル研磨を行う。これにより、
図31(c)に示すように、ガラス片11aから蛍光体
16が剥がされる。このとき、ガラス粉11bが若干発
生する。
【0083】この後、図31(d)に示すように、バレ
ル研磨後の混合物をガラス片11aよりもやや小さいメ
ッシュのふるい76にかけて、ガラス片11a(ふるい
上)と、蛍光体16、研磨石75及びガラス粉11b
(ふるい41下)とに分ける。このように、研磨石75
を混合してバレル研磨を行うことにより、蛍光体16の
分離除去時間を短縮することができる。また、同様のバ
レル研磨工程により、破砕されたファンネルのガラス片
からの導電性コーティング塗料18の分離を行うことも
できる。
【0084】実施の形態25.なお、上記の例では、研
磨石75を混合してバレル研磨を行ったが、図32に示
すように、研磨材として鋼球77を混合してバレル研磨
を行ってもよい。この場合、ふるい76によるガラス片
11aの分離の後に、磁力を利用して鋼球77をさらに
分離することができる。この例では、ふるい76を通過
した全ての混合物を回転する電磁石ローラ78に接触さ
せている。そして、蛍光体16及びガラス粉11bはそ
のまま落下し、鋼球77は一度電磁石ローラ78に吸着
した後、電磁力が作用しない範囲78aにおいて落下す
るようにした。これにより、鋼球77を繰り返し利用す
ることが可能になる。また、同様のバレル研磨工程によ
り、破砕されたファンネルのガラス片からの導電性コー
ティング塗料18の分離を行うこともできる。
【0085】実施の形態26.また、図33に示すよう
に、研磨材としてパネルガラス11aよりも大きい鋼球
79を用いてもよい。この場合、図33(c)に示すよ
うなバレル研磨後の混合物を、図33(d)に示すよう
にガラス片11aよりも大きいメッシュのふるい80に
かけて、鋼球79を回収する。この後、ふるい80を通
過した混合物を、さらに図3(e)に示すようにふるい
76にかけ、ガラス片11aを回収することができる。
【0086】実施の形態27.次に、図34はこの発明
の実施の形態27による廃棄CRTディスプレイの処理
方法を示す説明図である。この例では、図34に示すよ
うに、導電性コーティング塗料分離工程及び蛍光体分離
工程を通過した後のガラス片が、硫酸水溶液により洗浄
される(ステップS11,S12)。このような硫酸洗
浄工程により、ガラス片に含まれる鉛を分離除去するこ
とができ、不純物の少ないガラスを回収することができ
る。特に、ファンネル12のガラス片には、パネル11
に比べて多くの鉛が含まれているため、硫酸洗浄工程を
行うことにより再生ガラスの価格を高くすることができ
る。なお、洗浄工程では、硫酸水溶液の代わりに酢酸水
溶液を用いてもよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
廃棄CRTディスプレイの処理装置は、筺体及びディス
プレイ本体をパネルの前面と平行な面に沿って切断装置
により同時に切断するようにしたので、その後の分解分
別作業が容易になり、処理作業全体の効率が良くなり、
かつ再利用価値の最も高いパネルを容易に回収すること
ができる。
【0088】請求項2の発明の廃棄CRTディスプレイ
の処理装置は、帯状のバンドソーを有する切断装置を用
いたので、切断装置を小形化することができる。
【0089】請求項3の発明の廃棄CRTディスプレイ
の処理装置は、バンドソーを筺体の側面に対して相対的
に傾斜させたので、バンドソーに対する切断抵抗及び摩
擦抵抗を小さくすることができ、バンドソーの寿命を延
ばすことができる。
【0090】請求項4の発明の廃棄CRTディスプレイ
の処理装置は、廃棄CRTディスプレイの切断装置に対
する相対的な移動速度及び移動方向を移動制御装置によ
り制御可能としたので、切断速度や移動方向を調整する
ことで、切断装置の刃に対する切断抵抗及び摩擦抵抗を
小さくすることができ、切断装置の刃の寿命を延ばすこ
とができる。
【0091】請求項5の発明の廃棄CRTディスプレイ
の処理装置は、切断装置にかかる切断負荷を検出する切
断負荷検出装置を設けたので、検出された切断負荷に応
じて切断速度や移動方向を調整することができ、また切
断負荷が許容値を超える場合には、装置の運転を停止す
ることで、切断装置の破損によるライン停止を未然に防
ぐことができる。
【0092】請求項6の発明の廃棄CRTディスプレイ
の処理装置は、両端面に刃が構成されている両刃バンド
ソーを用いたので、バンドソーを後退させる際の抵抗を
小さくすることができるとともに、バンドソーの寿命を
延ばすことができる。
【0093】請求項7の発明の廃棄CRTディスプレイ
の処理装置は、両刃バンドソーがメビウスの輪を構成し
ているので、刃の見かけ上の長さを長くすることがで
き、バンドソーの寿命を延ばすことができる。
【0094】請求項8の発明の廃棄CRTディスプレイ
の処理装置は、切断装置による廃棄CRTディスプレイ
の切断を液体中で行うようにしたので、切断装置の過熱
を防止することができるとともに、切断と同時に筺体内
外の洗浄も行うことができる。
【0095】請求項9の発明の廃棄CRTディスプレイ
の処理装置は、ファンネルの内面に塗布された導電性コ
ーティング塗料又はガラスを溶解可能な液体を用いたの
で、切断時に導電性コーティングの分離除去を行うこと
ができ、作業効率が向上する。
【0096】請求項10の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理装置は、鉛を溶解可能な液体を用いたので、有
害な鉛を容易に除去することができる。
【0097】請求項11の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理装置は、切断により混入した異物を液体中から
分離する異物分離装置を設けたので、液体を清浄に保つ
ことができ、切断装置の切断部への異物の侵入を防止し
て刃の損傷を防止することができる。
【0098】請求項12の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理装置は、液体の温度を制御する液温制御装置を
設けたので、冷却性能を維持することができる。
【0099】請求項13の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理装置は、切断装置により切断されたディスプレ
イ本体に対して高圧の水を噴射することにより、パネル
に塗布された蛍光体及びファンネルに塗布された導電性
コーティング塗料の少なくともいずれか一方を洗浄除去
するようにしたので、小形の洗浄装置により蛍光体や導
電性コーティング塗料を容易に除去できる。
【0100】請求項14の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理装置は、切断装置により切断されたディスプレ
イ本体に対して、超音波振動を加えた水を噴射すること
により、パネルに塗布された蛍光体及びファンネルに塗
布された導電性コーティング塗料の少なくともいずれか
一方を洗浄除去するようにしたので、小形の洗浄装置に
より蛍光体や導電性コーティング塗料を容易に除去でき
る。
【0101】請求項15の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、切断装置により、パネルとファンネル
との接続部よりもパネル側で、筺体及びディスプレイ本
体をパネルの前面と平行な面に沿って同時に切断するよ
うにしたので、その後の分解分別作業が容易になり、処
理作業全体の効率が良くなり、かつ再利用価値の最も高
いパネルを容易に回収することができる。
【0102】請求項16の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、筺体及びディスプレイ本体の切断時
に、切断負荷を検出するとともに、検出された切断負荷
に応じて、切断装置に対する廃棄CRTディスプレイの
相対的な移動速度及び移動方向を制御するので、切断速
度や移動方向を調整することで、切断装置の刃に対する
切断抵抗及び摩擦抵抗を小さくすることができ、切断装
置の刃の寿命を延ばすことができる。また、切断負荷が
許容値を超える場合には、装置の運転を停止すること
で、切断装置の破損によるライン停止を未然に防ぐこと
ができる。
【0103】請求項17の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、筺体及びディスプレイ本体の切断時
に、廃棄CRTディスプレイを切断抵抗によらず切断装
置に対して一定の速度で相対的に移動させるので、多数
の廃棄CRTディスプレイを処理する場合に、全体の処
理時間や処理可能台数を把握することができる。
【0104】請求項18の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、切断装置による廃棄CRTディスプレ
イの切断を、廃棄CRTディスプレイが液体に浸漬され
た状態で行うので、切断装置の過熱を防止することがで
きるとともに、切断と同時に筺体内外の洗浄も行うこと
ができる。
【0105】請求項19の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、パネル及びファンネルを破砕した後、
蛍光体及び導電性コーティング塗料を分離するようにし
たので、廃棄CRTディスプレイの大きさによらず、導
電性コーティング塗料や蛍光体の分離作業を同様の装置
で行うことができ、蛍光体及び導電性コーティング塗料
の分離除去が安定する。
【0106】請求項20の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、蛍光体及び導電性コーティング塗料の
分離を、バレル研磨により行うので、廃液処理を行う必
要がなく、設備を小形化することができる。
【0107】請求項21の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、研磨材を混合してバレル研磨を行うの
で、蛍光体や導電性コーティング塗料をより確実に分離
除去することができる。
【0108】請求項22の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、研磨材として磁性材を用い、バレル研
磨後に磁力により研磨材を分離回収するので、研磨材を
繰り返し利用することができ、経済性が向上する。
【0109】請求項23の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、破砕されたガラス片よりも大きな研磨
材を用い、バレル研磨後にふるいにより研磨材を分離回
収するので、研磨材を繰り返し利用することができ、経
済性が向上する。
【0110】請求項24の発明の廃棄CRTディスプレ
イの処理方法は、破砕されたファンネルから導電性コー
ティング塗料を分離した後、鉛を溶解可能な液体により
ファンネルのガラス片を洗浄して鉛を除去するので、回
収されるガラスの再利用価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による廃棄CRTデ
ィスプレイの処理装置を示す側面図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 図1の廃棄CRTディスプレイの概略の構成
を示す断面図である。
【図4】 実施の形態1による廃棄CRTディスプレイ
の処理方法を示す説明図である。
【図5】 図2の切断装置による切断工程の途中の状態
を示す正面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による処理装置を示
す正面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による処理装置を示
す正面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による処理装置を示
す正面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による処理装置を示
す正面図である。
【図10】 この発明の実施の形態6による処理装置を
示す正面図である。
【図11】 この発明の実施の形態7による処理装置を
示す正面図である。
【図12】 この発明の実施の形態8による処理装置を
示す正面図である。
【図13】 この発明の実施の形態9による処理装置を
示す正面図である。
【図14】 この発明の実施の形態10による処理装置
を示す正面図である。
【図15】 この発明の実施の形態11による処理装置
を示す側面図である。
【図16】 図15のXVI−XVI線断面図である。
【図17】 図16のXVII−XVII線断面図であ
る。
【図18】 この発明の実施の形態12による両刃バン
ドソーの製造工程を示す説明図である。
【図19】 この発明の実施の形態13による処理装置
を示す正面図である。
【図20】 この発明の実施の形態14による処理装置
を示す正面図である。
【図21】 この発明の実施の形態15による処理装置
を示す正面図である。
【図22】 この発明の実施の形態16による処理装置
を示す正面図である。
【図23】 この発明の実施の形態17による処理装置
を示す正面図である。
【図24】 この発明の実施の形態18による処理装置
を示す正面図である。
【図25】 この発明の実施の形態19による処理装置
を示す正面図である。
【図26】 この発明の実施の形態20による廃棄CR
Tディスプレイの処理装置の洗浄装置を示す構成図であ
る。
【図27】 この発明の実施の形態21による洗浄装置
を示す構成図である。
【図28】 この発明の実施の形態22による洗浄装置
を示す構成図である。
【図29】 この発明の実施の形態23による洗浄装置
を示す構成図である。
【図30】 この発明の実施の形態24による廃棄CR
Tディスプレイの処理方法を示す説明図である。
【図31】 図30の蛍光体分離工程の一例を示す説明
図である。
【図32】 この発明の実施の形態25による蛍光体分
離工程を示す説明図である。
【図33】 この発明の実施の形態26による蛍光体分
離工程を示す説明図である。
【図34】 この発明の実施の形態27による廃棄CR
Tディスプレイの処理方法を示す説明図である。
【図35】 従来の廃棄テレビジョン処理の流れの一例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 廃棄CRTディスプレイ、2 筺体、3 ディスプ
レイ本体、4,21搬送テーブル(移動手段)、6 バ
ンドソー、10 切断装置、11 パネル、11a ガ
ラス片、12 ファンネル、13 ネック部、16 蛍
光体、18導電性コーティング塗料、23 移動制御装
置、25 切断負荷検出装置、31,34 両刃バンド
ソー、41 水槽、42 水、45 弗酸水溶液、48
異物分離装置、49 液温制御装置、50 硫酸水溶
液、60,71 洗浄装置、75 研磨石(研磨材)、
77,79 鋼球(研磨石)、80 ふるい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平澤 栄一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口部を有する筺体と、上記開口
    部に配置されたガラス製のパネル、このパネルの後部に
    接続されたファンネル、及びこのファンネルの後端部に
    接続されたネック部を有し、上記筺体内に取り付けられ
    ているディスプレイ本体とを備えた廃棄CRTディスプ
    レイを分解処理するための廃棄CRTディスプレイの処
    理装置であって、上記筺体及び上記ディスプレイ本体を
    上記パネルの前面と平行な面に沿って同時に切断する切
    断装置と、上記切断装置に対して上記廃棄CRTディス
    プレイを相対的に移動させる移動手段とを備えているこ
    とを特徴とする廃棄CRTディスプレイの処理装置。
  2. 【請求項2】 切断装置は、循環されることにより廃棄
    CRTディスプレイを切断する帯状のバンドソーと、こ
    のバンドソーを循環駆動するモータとを有していること
    を特徴とする請求項1記載の廃棄CRTディスプレイの
    処理装置。
  3. 【請求項3】 バンドソーは、筺体の側面に対して相対
    的に傾斜して配置されていることを特徴とする請求項2
    記載の廃棄CRTディスプレイの処理装置。
  4. 【請求項4】 移動手段に接続され、上記移動手段によ
    る廃棄CRTディスプレイの切断装置に対する相対的な
    移動速度及び移動方向を制御する移動制御装置を備えて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の廃棄CRTディスプレイの処理装置。
  5. 【請求項5】 移動制御装置に接続され、切断装置にか
    かる切断負荷を検出する切断負荷検出装置を備えている
    ことを特徴とする請求項4記載の廃棄CRTディスプレ
    イの処理装置。
  6. 【請求項6】 バンドソーは、両端面に刃が構成されて
    いる両刃バンドソーであることを特徴とする請求項2な
    いし請求項5のいずれかに記載の廃棄CRTディスプレ
    イの処理装置。
  7. 【請求項7】 両刃バンドソーがメビウスの輪を構成し
    ていることを特徴とする請求項6記載の廃棄CRTディ
    スプレイの処理装置。
  8. 【請求項8】 液体を収容する水槽を備え、切断装置に
    よる廃棄CRTディスプレイの切断が上記液体中で行わ
    れるように上記切断装置及び移動手段が配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに
    記載の廃棄CRTディスプレイの処理装置。
  9. 【請求項9】 液体は、ファンネルの内面に塗布された
    導電性コーティング塗料又はガラスを溶解可能なもので
    あることを特徴とする請求項8記載の廃棄CRTディス
    プレイの処理装置。
  10. 【請求項10】 液体は、鉛を溶解可能なものであるこ
    とを特徴とする請求項8記載の廃棄CRTディスプレイ
    の処理装置。
  11. 【請求項11】 水槽に接続され、切断により混入した
    異物を液体中から分離する異物分離装置を備えているこ
    とを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれかに
    記載の廃棄CRTディスプレイの処理装置。
  12. 【請求項12】 水槽に接続され、液体の温度を制御す
    る液温制御装置を備えていることを特徴とする請求項8
    ないし請求項11のいずれかに記載の廃棄CRTディス
    プレイの処理装置。
  13. 【請求項13】 切断装置により切断されたディスプレ
    イ本体に対して高圧の水を噴射することにより、パネル
    に塗布された蛍光体及びファンネルに塗布された導電性
    コーティング塗料の少なくともいずれか一方を洗浄除去
    する洗浄装置を備えていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項12のいずれかに記載の廃棄CRTディスプ
    レイの処理装置。
  14. 【請求項14】 切断装置により切断されたディスプレ
    イ本体に対して、超音波振動を加えた水を噴射すること
    により、パネルに塗布された蛍光体及びファンネルに塗
    布された導電性コーティング塗料の少なくともいずれか
    一方を洗浄除去する洗浄装置を備えていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の廃棄
    CRTディスプレイの処理装置。
  15. 【請求項15】 前面に開口部を有する筺体と、上記開
    口部に配置されたガラス製のパネル、このパネルの後部
    に接続されたファンネル、及びこのファンネルの後端部
    に接続されたネック部を有し、上記筺体内に取り付けら
    れているディスプレイ本体とを備えた廃棄CRTディス
    プレイを分解処理するための廃棄CRTディスプレイの
    処理方法であって、切断装置により、上記パネルと上記
    ファンネルとの接続部よりも上記パネル側で、上記筺体
    及び上記ディスプレイ本体を上記パネルの前面と平行な
    面に沿って同時に切断する工程を含むことを特徴とする
    廃棄CRTディスプレイの処理方法。
  16. 【請求項16】 筺体及びディスプレイ本体の切断時
    に、切断負荷を検出するとともに、検出された切断負荷
    に応じて、切断装置に対する廃棄CRTディスプレイの
    相対的な移動速度及び移動方向を制御することを特徴と
    する請求項15記載の廃棄CRTディスプレイの処理方
    法。
  17. 【請求項17】 筺体及びディスプレイ本体の切断時
    に、廃棄CRTディスプレイを切断抵抗によらず切断装
    置に対して一定の速度で相対的に移動させることを特徴
    とする請求項15記載の廃棄CRTディスプレイの処理
    方法。
  18. 【請求項18】 切断装置による廃棄CRTディスプレ
    イの切断を、廃棄CRTディスプレイが液体に浸漬され
    た状態で行うことを特徴とする請求項15ないし請求項
    17のいずれかに記載の廃棄CRTディスプレイの処理
    方法。
  19. 【請求項19】 切断されたディスプレイ本体のパネル
    及びファンネルを破砕する工程、破砕されたパネルから
    蛍光体を分離する工程、及び破砕されたファンネルから
    導電性コーティング塗料を分離する工程を含むことを特
    徴とする請求項15ないし請求項18のいずれかに記載
    の廃棄CRTディスプレイの処理方法。
  20. 【請求項20】 蛍光体及び導電性コーティング塗料の
    分離は、バレル研磨により行うことを特徴とする請求項
    19記載の廃棄CRTディスプレイの処理方法。
  21. 【請求項21】 研磨材を混合してバレル研磨を行うこ
    とを特徴とする請求項20記載の廃棄CRTディスプレ
    イの処理方法。
  22. 【請求項22】 研磨材として磁性材を用い、バレル研
    磨後に磁力により上記研磨材を分離回収することを特徴
    とする請求項21記載の廃棄CRTディスプレイの処理
    方法。
  23. 【請求項23】 破砕されたガラス片よりも大きな研磨
    材を用い、バレル研磨後にふるいにより上記研磨材を分
    離回収することを特徴とする請求項21記載の廃棄CR
    Tディスプレイの処理方法。
  24. 【請求項24】 破砕されたファンネルから導電性コー
    ティング塗料を分離した後、鉛を溶解可能な液体により
    上記ファンネルのガラス片を洗浄して鉛を除去する工程
    を含むことを特徴とする請求項19記載の廃棄CRTデ
    ィスプレイの処理方法。
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