JPH11192904A - 車両の走行モード制御装置 - Google Patents

車両の走行モード制御装置

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JPH11192904A
JPH11192904A JP235898A JP235898A JPH11192904A JP H11192904 A JPH11192904 A JP H11192904A JP 235898 A JP235898 A JP 235898A JP 235898 A JP235898 A JP 235898A JP H11192904 A JPH11192904 A JP H11192904A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両の走行地域に応じた走行制御
モードに切り替えることができる車両の走行モード制御
装置を提供することにある。 【解決手段】 道路上の交差点の位置情報をCD−RO
Mに記憶しておき、現在位置周辺の交差点を読み出し、
この読み出した交差点の数に基づいて交差点密度をシス
テム制御部7で算出する。次に、算出された交差点密度
と所定の基準値とを比較して車両の走行地域を判定し、
この判定結果に基づいて、走行地域に応じた走行制御モ
ードに走行制御装置25を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行モード
制御装置に関し、特に、走行地域に応じて最適な運転性
を提供することができる車両の走行モード制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、走行地域に応じた乗り心地や、操
縦安定性や、経済性等の運転性が車両に求められるよう
になってきた。このため、従来の車両では、トランスミ
ッションや電子制御サスペンション等の機器に対して運
転性に応じてた複数の走行制御モードを準備しておき、
これらの走行制御モードをスイッチ操作によって切り替
え、走行地域に応じた運転性を得られるようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スイッ
チ操作によって走行制御モードを切り替えるように構成
した場合、運転者が積極的にスイッチ操作を行わない限
り、走行地域に最適な制御ができなかった。このため、
運転者によっては走行地域に最適な走行制御モードを切
り替えることができず、不適切なモードでの走行や、ノ
ーマルモードでの走行しかできないといった問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、車両の走行地域に応じた走行制御モ
ードに切り替えることができる車両の走行モード制御装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、車両の現在位置を検出する現
在位置検出手段と、少なくとも道路上の交差点の位置情
報を記憶する地図情報記憶手段とを備え、前記地図情報
記憶手段から前記現在位置検出手段により検出した現在
位置周辺の交差点を読み出し、この読み出した交差点の
数に基づいて交差点密度を算出する交差点密度算出手段
と、前記算出された交差点密度と所定の基準値とを比較
して車両の走行地域を判定する走行地域判定手段と、該
走行地域判定手段の判定結果に基づいて、走行地域に応
じた走行制御モードに切り替える走行モード制御手段を
備えることを要旨とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段
と、少なくとも道路上の交差点の位置情報および道路上
の標高値情報を記憶する地図情報記憶手段とを備え、前
記地図情報記憶手段から前記現在位置検出手段により検
出した現在位置周辺の交差点を読み出し、この読み出し
た交差点の数に基づいて交差点密度を算出する交差点密
度算出手段と、前記地図情報記憶手段から前記現在位置
検出手段により検出した現在位置周辺の標高値を読み出
し、この読み出した標高値に基づいて道路勾配を算出す
る道路勾配算出手段と、前記算出された交差点密度と所
定の基準値とを比較するとともに、前記算出された道路
勾配と所定の基準値とを比較して車両の走行地域を判定
する走行地域判定手段と、該走行地域判定手段の判定結
果に基づいて、走行地域に応じた走行制御モードに切り
替える走行モード制御手段を備えることを要旨とする。
【0007】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、少なく
とも道路上の交差点の位置情報を記憶しておき、現在位
置周辺の交差点を読み出し、この読み出した交差点の数
に基づいて交差点密度を算出する。次に、算出された交
差点密度と所定の基準値とを比較して車両の走行地域を
判定し、この判定結果に基づいて、走行地域に応じた走
行制御モードに切り替えることで、車両の走行地域に応
じた走行制御モードに切り替えることができる。この結
果、走行地域に応じた最適な運転性と、燃費の向上に寄
与することができる。
【0008】また、請求項2記載の本発明によれば、少
なくとも道路上の交差点の位置情報および道路上の標高
値情報を記憶しておき、現在位置周辺の交差点を読み出
し、この読み出した交差点の数に基づいて交差点密度を
算出する。次に、現在位置周辺の標高値を読み出し、こ
の読み出した標高値に基づいて道路勾配を算出する。次
に、算出された交差点密度と所定の基準値とを比較する
とともに、算出された道路勾配と所定の基準値とを比較
して車両の走行地域を判定し、この判定結果に基づい
て、走行地域に応じた走行制御モードに切り替えること
で、車両の走行地域に応じた走行制御モードに切り替え
ることができる。この結果、走行地域に応じた最適な運
転性と、燃費の向上に寄与することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る車両の走行モード制御装置に適応可能なナビゲーシ
ョン装置1のシステム構成を示す図である。
【0010】同図において、GPS(グローバル・ポジ
ショニング・システム)受信機5は、アンテナ3を介し
て受信されるGPS衛星からの電波に基づいて緯度・経
度で表される現在位置と方位角とを計測するための受信
機であり、GPS受信機5で計測された現在位置データ
はシステム制御部7に与えられる。システム制御部7
は、時間間隔を計測するタイマを有し、ROM部9に記
憶される所定の制御プログラムに従って本装置全体を制
御する。ROM部9は、ナビゲーション機能に対応する
実行プログラムや制御データ等を記憶する。
【0011】車速センサ11は、トランスミッション内
に設けられロータリエンコーダにより、トランスミッシ
ョンの回転数に対応するパルス信号を発生することで、
車両の走行速度を検出する。方位角センサ13は、地磁
気式センサやジャイロスコープを内蔵して方位角を検出
する。CD−ROM駆動装置15は、CD−ROMを駆
動するドライブ機構を有し、CD−ROMに記憶されて
いる緯度・経度もしくはそれに準ずる形式(以下、地図
座標という)を用いて交差点位置や標高値を含む地図デ
ータを駆動して読み出す装置である。CD−ROM駆動
装置15内に記憶されている地図データは、シリアル通
信やパラレル通信等の伝送方法を用いてシステム制御部
7に送られる。
【0012】表示制御部17は、システム制御部7とV
RAM部19との間で画像データのやりとりを行って画
像データを描画処理してVRAM部19に記憶するとと
もに、VRAM部19に記憶された画像データを表示レ
ートで読み出して表示部21に表示する。VRAM(Vi
deo Random Access Memory)部19は、表示部21に表
示可能な地図データや案内データを展開して記憶する。
表示部21は、液晶表示パネル等を有し、表示制御部1
7で作成された表示データを表示する。
【0013】画面タッチパネル部23は、表示部21の
画面上に配置されるタッチパネルであり、接触があった
場合の位置データを画面上の位置に対応づけて入力する
装置である。また、表示部21に操作ガイド情報を表示
して画面タッチパネル部23上の所望の部分を触れるこ
とで、例えばルート探索に必要な出発地データや目的地
データ等を入力するようにしている。走行制御装置25
は、システム制御部7で判定された走行地域に応じたモ
ードにトランスミッション27と電子制御サスペンショ
ン29を設定する。トランスミッション27は、エンジ
ンの回転に応じて変速して車輪に伝達するオートマチッ
ク変速器である。電子制御サスペンション29は、車輪
を介して路面から受ける振動や衝撃がフレームに直接伝
達されることを防止する懸架装置である。
【0014】ここで、ナビゲーション装置1の基本的動
作を説明する。予め、システム制御部7は、目的地を設
定するためのメニュー画面データをROM部9から読み
出し、表示制御部17を介してVRAM部19に記憶さ
せ、表示制御部17を介してVRAM部19からメニュ
ー画面データを表示レートで読み出して表示部21に表
示してあるものとする。なお、表示部21にはメニュー
画面として、目的地を設定するための目的地設定スイッ
チや、ルート探索を開始するためのルート探索スイッチ
や、ルート逸脱時に再度自動的にルートを探索するため
のモードに設定する再探索モードスイッチ等のタッチス
イッチ画像が表示されている。
【0015】ここで、操作者によってポップアップメニ
ュー上の探索モードスイッチが操作されたこととして、
以下を説明する。まず、操作者が指先で画面上に表示さ
れている目的地設定スイッチに画面タッチパネル部23
上から触れると、位置データが画面タッチパネル部23
を介してシステム制御部7に入力される。システム制御
部7では、この位置データが目的地設定スイッチの範囲
内に入っていると判断し、目的地を設定するための目的
地設定操作画面データをROM部9から読み出し、表示
制御部17を介してVRAM部19に記憶させ、表示制
御部17を介してVRAM部19から目的地設定操作画
面データを表示レートで読み出して表示部21に表示す
る。以上の様にして、順次にポップアップメニューを操
作しながら目的地データがシステム制御部7に入力され
る。なお、ポップアップメニューを用いた選択方式につ
いては、本発明と直接関係がないので、その説明を省略
する。
【0016】次に、GPS受信機5で検出される現在位
置データをシステム制御部7に取り込む。次に、画面タ
ッチパネル部23を介して操作者により指定された目的
地データと、GPS受信機5で検出される現在位置デー
タに対応させ、周知のダイクストラ法等に基づいてCD
−ROMに記憶されているノードや道路リンクを探索し
て推奨すべき走行ルートのルートデータを作成する。
【0017】ここで、システム制御部7は、表示制御部
17を介してVRAM部19にルートデータを展開して
記憶させる。次に、作成された目的地までのルートが全
て表示可能な広域地図に対応する地図データをCD−R
OM駆動装置15を介してCD−ROMから読み出し、
表示制御部17を介してVRAM部19に広域地図デー
タを展開する。次に、システム制御部7は、表示制御部
17を介してVRAM部19に記憶されている地図デー
タ上にルートデータを重ね合わせて表示レートで読み出
して表示部23に推奨ルートを表示させる。こうして、
表示部23には現在位置から目的地までの広域地図が表
示される。
【0018】このようにして表示された推奨ルートを参
照しながら車両は運転されることとする。次に、図3,
4を参照しつつ、図2に示すフローチャートに基づいて
車両の走行モード制御装置に適応可能なナビゲーション
装置1の動作を説明する。なお、図3は、道路勾配θを
表す概念図(a)と、郊外地での交差点密度を表す図
(b)と、市街地での交差点密度を表す図(c)であ
る。また、図4は、各モードに対応するトランスミッシ
ョンおよび電子制御サスペンションの設定条件を表す表
である。
【0019】始めに、システム制御部7はROM部9に
記憶されている以下の制御プログラムに従って所定周期
(例えば10ms)毎に繰り返し実行するものである。
まず、ステップS10では、GPS受信機5で検出され
る現在位置データをシステム制御部7に取り込む。次
に、ステップS20では、システム制御部7は、現在位
置周辺の狭域地図に対応する地図データのうち、推奨ル
ート上を横断する等高線の道路標高H1と、次の道路標
高H2と、それぞれの位置データ(X1,Y1),(X
2,Y2)をCD−ROM駆動装置15を介してCD−
ROMから読み出す。次に、図3(a)に示すように、
道路勾配θを算出する。
【0020】θ=arctan(ΔH/ΔL) ΔH=H2−H1 ΔL={(X2−X1)2+(Y2−Y1)2}1/2 次に、ステップS30では、道路勾配θが基準値θth以
上か否かを調べて、山岳路か否かを判断する。現在の道
路が山岳路の場合にはステップS80に進む、一方、現
在の道路が山岳路ではない場合にはステップS40に進
む。
【0021】次に、ステップS40では、現在の道路が
山岳路ではないので、現在位置周辺の狭域地図に対応す
る地図データのうち、現在位置を中心とした所定の半径
r以内の交差点数を求めて交差点密度を算出する。この
場合、所定の半径rを例えば100mとして求める。次
に、ステップS50では、交差点密度と所定の基準値5
0とを比較して車両の走行地域を判定する。図3(b)
に示すように、車両が交差点密度が50より低い地域、
即ち、郊外地を走行している場合にはステップS70に
進む。一方、図3(c)に示すように、車両が交差点密
度が50以上の地域、即ち、市街地を走行している場合
にはステップS60に進む。
【0022】ここで、ステップS60では、車両が市街
地を走行しているので、走行制御モードを低速モードと
して決定する。一方、ステップS70では、車両が郊外
地を走行しているので、走行制御モードをエコノミーモ
ードとして決定する。また、ステップS80では、車両
が山岳路を走行しているので、走行制御モードをパワー
モードとして決定する。次に、ステップS90では、シ
ステム制御部7は、ステップS60〜S80で決定した
走行制御モードを走行制御装置25に設定し、処理を終
了する。
【0023】この結果、走行制御装置25に低速モード
が設定された場合には、車両が市街地を走行しているの
で、図4に示すように、トランスミッション27を遅め
のシフトアップ、遅めのシフトダウン、エンジンブレー
キを弱めに設定する。また、電子制御サスペンション2
9に設けられたショックアブソーバを柔らか目に設定し
て、乗り心地重視の運転性を確保することができる。
【0024】また、走行制御装置25にエコノミーモー
ドが設定された場合には、車両が郊外地を走行している
ので、図4に示すように、トランスミッション27を早
めのシフトアップ、遅めのシフトダウン、早めのロック
アップに設定する。また、電子制御サスペンション29
に設けられたショックアブソーバを固めに設定し、か
つ、キャスタ角を広く取って安定性重視の方向に制御
し、安定性重視の運転性を確保することができる。
【0025】さらに、走行制御装置25にパワーモード
が設定された場合には、車両が山岳路を走行しているの
で、図4に示すように、トランスミッション27を遅め
のシフトアップ、早めのシフトダウン、エンジンブレー
キを強めに設定する。また、電子制御サスペンション2
9に設けられたショックアブソーバを固めに設定し、か
つ、キャスタ角を狭く取って回頭性重視の方向に制御
し、回頭性重視の運転性を確保することができる。
【0026】このように、少なくとも道路上の交差点の
位置情報を記憶しておき、現在位置周辺の交差点を読み
出し、この読み出した交差点の数に基づいて交差点密度
を算出する。次に、算出された交差点密度と所定の基準
値とを比較して車両の走行地域を判定し、この判定結果
に基づいて、走行地域に応じた走行制御モードに切り替
えることで、車両の走行地域に応じた走行制御モードに
切り替えることができる。この結果、走行地域に応じた
最適な運転性と、燃費の向上に寄与することができる。
【0027】また、少なくとも道路上の交差点の位置情
報および道路上の標高値情報を記憶しておき、現在位置
周辺の交差点を読み出し、この読み出した交差点の数に
基づいて交差点密度を算出する。次に、現在位置周辺の
標高値を読み出し、この読み出した標高値に基づいて道
路勾配を算出する。次に、算出された交差点密度と所定
の基準値とを比較するとともに、算出された道路勾配と
所定の基準値とを比較して車両の走行地域を判定し、こ
の判定結果に基づいて、走行地域に応じた走行制御モー
ドに切り替えることで、車両の走行地域に応じた走行制
御モードに切り替えることができる。この結果、走行地
域に応じた最適な運転性と、燃費の向上に寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両の走行モード
制御装置に適応可能なナビゲーション装置1のシステム
構成を示す図である。
【図2】車両の走行モード制御装置に適応可能なナビゲ
ーション装置1の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】道路勾配θを表す概念図(a)と、郊外地での
交差点密度を表す図(b)と、市街地での交差点密度を
表す図(c)である。
【図4】各モードに対応するトランスミッションおよび
電子制御サスペンションの設定条件を表す表である。
【符号の説明】
5 GPS受信機 7 システム制御部 15 CD−ROM駆動装置 25 走行制御装置 27 トランスミッション 29 電子制御サスペンション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09B 29/10 G09B 29/10 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の現在位置を検出する現在位置検出
    手段と、 少なくとも道路上の交差点の位置情報を記憶する地図情
    報記憶手段とを備え、 前記地図情報記憶手段から前記現在位置検出手段により
    検出した現在位置周辺の交差点を読み出し、この読み出
    した交差点の数に基づいて交差点密度を算出する交差点
    密度算出手段と、 前記算出された交差点密度と所定の基準値とを比較して
    車両の走行地域を判定する走行地域判定手段と、 該走行地域判定手段の判定結果に基づいて、走行地域に
    応じた走行制御モードに切り替える走行モード制御手段
    を備えることを特徴とする車両の走行モード制御装置。
  2. 【請求項2】 車両の現在位置を検出する現在位置検出
    手段と、 少なくとも道路上の交差点の位置情報および道路上の標
    高値情報を記憶する地図情報記憶手段とを備え、 前記地図情報記憶手段から前記現在位置検出手段により
    検出した現在位置周辺の交差点を読み出し、この読み出
    した交差点の数に基づいて交差点密度を算出する交差点
    密度算出手段と、 前記地図情報記憶手段から前記現在位置検出手段により
    検出した現在位置周辺の標高値を読み出し、この読み出
    した標高値に基づいて道路勾配を算出する道路勾配算出
    手段と、 前記算出された交差点密度と所定の基準値とを比較する
    とともに、前記算出された道路勾配と所定の基準値とを
    比較して車両の走行地域を判定する走行地域判定手段
    と、 該走行地域判定手段の判定結果に基づいて、走行地域に
    応じた走行制御モードに切り替える走行モード制御手段
    を備えることを特徴とする車両の走行モード制御装置。
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