JPH11194323A - 液晶表示素子およびその駆動方法 - Google Patents
液晶表示素子およびその駆動方法Info
- Publication number
- JPH11194323A JPH11194323A JP9361209A JP36120997A JPH11194323A JP H11194323 A JPH11194323 A JP H11194323A JP 9361209 A JP9361209 A JP 9361209A JP 36120997 A JP36120997 A JP 36120997A JP H11194323 A JPH11194323 A JP H11194323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- electrode
- crystal display
- electrodes
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3622—Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix
- G09G3/3629—Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix using liquid crystals having memory effects, e.g. ferroelectric liquid crystals
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/02—Improving the quality of display appearance
- G09G2320/0223—Compensation for problems related to R-C delay and attenuation in electrodes of matrix panels, e.g. in gate electrodes or on-substrate video signal electrodes
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3622—Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極における電圧降下を抑えることによって
表示品位を向上させる。 【解決手段】 対向する2枚のガラス基板にそれぞれ複
数の信号電極3…と複数の走査電極5…とを設け、信号
電極3…と走査電極5…との交差部において画素21…
を形成し、ガラス基板間に液晶層を形成する。信号電極
3および走査電極5の1本当たりの抵抗値R、1本の信
号電極3とこれに対向するガラス基板との間の電気容量
Cおよび信号電極3および走査電極5に付与される駆動
信号のパルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されている。このような
関係はスケーリング則に基づいて求められているので、
サイズ、パルス幅などが異なる液晶表示素子において
も、RC/τが上記の範囲に設定されておれば、電圧降
下が十分抑えられる。
表示品位を向上させる。 【解決手段】 対向する2枚のガラス基板にそれぞれ複
数の信号電極3…と複数の走査電極5…とを設け、信号
電極3…と走査電極5…との交差部において画素21…
を形成し、ガラス基板間に液晶層を形成する。信号電極
3および走査電極5の1本当たりの抵抗値R、1本の信
号電極3とこれに対向するガラス基板との間の電気容量
Cおよび信号電極3および走査電極5に付与される駆動
信号のパルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されている。このような
関係はスケーリング則に基づいて求められているので、
サイズ、パルス幅などが異なる液晶表示素子において
も、RC/τが上記の範囲に設定されておれば、電圧降
下が十分抑えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極における電圧
降下が抑えられた大画面かつ高精細の液晶表示素子およ
びその駆動方法に関するものである。
降下が抑えられた大画面かつ高精細の液晶表示素子およ
びその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、薄型、軽量、低消費電
力、低駆動電圧といった平面表示素子にとって非常に有
利な特徴を有している。このため、液晶表示装置は、ラ
ップトップ型のパーソナルコンピュータおよびワードプ
ロセッサ、携帯端末、携帯用テレビジョン等の情報機器
のディスプレイとして不可欠な存在となっている。
力、低駆動電圧といった平面表示素子にとって非常に有
利な特徴を有している。このため、液晶表示装置は、ラ
ップトップ型のパーソナルコンピュータおよびワードプ
ロセッサ、携帯端末、携帯用テレビジョン等の情報機器
のディスプレイとして不可欠な存在となっている。
【0003】現在、液晶表示装置としては、STN(Sup
er-Twisted Nematic) 方式およびTFT(Thin Film Tra
nsistor)を駆動素子として用いたTN(Twisted Nemati
c) 方式が一般に普及している。しかしながら、これら
は、いずれもネマティック液晶を用いており、さらに高
精細かつ大容量の表示を行うには多くの課題を解決しな
ければならない。
er-Twisted Nematic) 方式およびTFT(Thin Film Tra
nsistor)を駆動素子として用いたTN(Twisted Nemati
c) 方式が一般に普及している。しかしながら、これら
は、いずれもネマティック液晶を用いており、さらに高
精細かつ大容量の表示を行うには多くの課題を解決しな
ければならない。
【0004】STN方式の液晶表示装置は、ストライプ
状に形成された透明電極を有する2枚の透明基板を対向
させるだけの比較的簡素な構造を有しており、いわゆる
単純マトリクスとよばれる駆動方式で駆動される。この
液晶表示装置は、製造の容易さ、製造コストの面で優れ
ている反面、液晶の応答速度、印加電圧対透過光特性な
どの特性面の制約から、走査線数の増加が原理的にほぼ
限界に達している。
状に形成された透明電極を有する2枚の透明基板を対向
させるだけの比較的簡素な構造を有しており、いわゆる
単純マトリクスとよばれる駆動方式で駆動される。この
液晶表示装置は、製造の容易さ、製造コストの面で優れ
ている反面、液晶の応答速度、印加電圧対透過光特性な
どの特性面の制約から、走査線数の増加が原理的にほぼ
限界に達している。
【0005】一方、TFTを用いたアクティブマトリク
ス方式の液晶表示装置では、ブラウン管に匹敵するフル
カラー動画像が得られる。しかしながら、この液晶表示
装置では、各画素に欠陥が生じないようにスイッチング
素子(TFT)を形成しなければならず、表示容量が増
加するほど製造が困難になる。また、この液晶表示装置
は、画素にスイッチング素子を形成する構造であるた
め、透過率が低下するという問題もある。
ス方式の液晶表示装置では、ブラウン管に匹敵するフル
カラー動画像が得られる。しかしながら、この液晶表示
装置では、各画素に欠陥が生じないようにスイッチング
素子(TFT)を形成しなければならず、表示容量が増
加するほど製造が困難になる。また、この液晶表示装置
は、画素にスイッチング素子を形成する構造であるた
め、透過率が低下するという問題もある。
【0006】このような課題に対し、近年では、強誘電
性液晶を用いた液晶表示装置が注目されている。強誘電
性液晶は、 Appl. Phys. Lett. 36(1980) pp.899-901
(N.A.Clark and S.T.Lagerwall)に教示されているよう
に、メモリ性、高速応答性、広視野角等の優れた特性を
備えている。このため、強誘電性液晶を適用した単純マ
トリクス方式の液晶表示装置は、より高精細かつ大容量
画素の表示に適する。
性液晶を用いた液晶表示装置が注目されている。強誘電
性液晶は、 Appl. Phys. Lett. 36(1980) pp.899-901
(N.A.Clark and S.T.Lagerwall)に教示されているよう
に、メモリ性、高速応答性、広視野角等の優れた特性を
備えている。このため、強誘電性液晶を適用した単純マ
トリクス方式の液晶表示装置は、より高精細かつ大容量
画素の表示に適する。
【0007】強誘電性液晶を用いた従来の液晶表示装置
は、互いに対向する2枚の電極基板と、それらの間に強
誘電性液晶からなる液晶層とを備えている。一方の電極
基板は、ガラス基板の表面に複数の透明な信号電極が互
いに平行に形成され、さらにその上に透明な絶縁膜およ
び配向膜が積層される構造をなしている。一方の電極基
板は、ガラス基板の表面に複数の透明な走査電極が信号
電極と直交するように互いに平行に配置され、その上に
透明な絶縁膜および配向膜が積層される構造をなしてい
る。配向膜は、ラビング処理などの一軸配向処理が施さ
れている。
は、互いに対向する2枚の電極基板と、それらの間に強
誘電性液晶からなる液晶層とを備えている。一方の電極
基板は、ガラス基板の表面に複数の透明な信号電極が互
いに平行に形成され、さらにその上に透明な絶縁膜およ
び配向膜が積層される構造をなしている。一方の電極基
板は、ガラス基板の表面に複数の透明な走査電極が信号
電極と直交するように互いに平行に配置され、その上に
透明な絶縁膜および配向膜が積層される構造をなしてい
る。配向膜は、ラビング処理などの一軸配向処理が施さ
れている。
【0008】強誘電性液晶は、シール剤により貼り合わ
されたガラス基板の間に形成される空間内に充填されて
いる。また、ガラス基板は、偏光軸が互いに直交するよ
うに配置された2枚の偏光板で挟まれている。また、配
向膜の間には、必要に応じてスペーサが配置される。
されたガラス基板の間に形成される空間内に充填されて
いる。また、ガラス基板は、偏光軸が互いに直交するよ
うに配置された2枚の偏光板で挟まれている。また、配
向膜の間には、必要に応じてスペーサが配置される。
【0009】図7に示すように、強誘電性液晶の分子5
1は、その長軸方向と直交する方向に自発分極52を有
している。また、分子51は、前記の信号電極と走査電
極との間に印加される駆動電圧により生じる電界と自発
分極52とのベクトル積に比例した力を受け、円錐軌跡
53の表面上を運動する。
1は、その長軸方向と直交する方向に自発分極52を有
している。また、分子51は、前記の信号電極と走査電
極との間に印加される駆動電圧により生じる電界と自発
分極52とのベクトル積に比例した力を受け、円錐軌跡
53の表面上を運動する。
【0010】このため、分子51は、図8に示すよう
に、液晶軌跡の両軸の位置Pa ・Pbの間でスイッチン
グするように観察者から見える。例えば、前記の2枚の
偏光板の各偏光軸が同図中に示す矢印A−A’方向と矢
印B−B’方向とにそれぞれ一致するように偏光板が配
置される場合、分子51が位置Pa の状態にあるとき暗
視野が得られ、分子51が位置Pb にあるとき複屈折に
より生じた明視野が得られる。
に、液晶軌跡の両軸の位置Pa ・Pbの間でスイッチン
グするように観察者から見える。例えば、前記の2枚の
偏光板の各偏光軸が同図中に示す矢印A−A’方向と矢
印B−B’方向とにそれぞれ一致するように偏光板が配
置される場合、分子51が位置Pa の状態にあるとき暗
視野が得られ、分子51が位置Pb にあるとき複屈折に
より生じた明視野が得られる。
【0011】また、この位置Pa ・Pb における分子5
1の配向状態は、弾性エネルギー的に等価であるため、
電界を除去した後もそれぞれの配向状態、すなわち光学
状態が保持される。これは、メモリ効果と呼ばれ、ネマ
ティック液晶にはない強誘電性液晶に特有の性質であ
る。
1の配向状態は、弾性エネルギー的に等価であるため、
電界を除去した後もそれぞれの配向状態、すなわち光学
状態が保持される。これは、メモリ効果と呼ばれ、ネマ
ティック液晶にはない強誘電性液晶に特有の性質であ
る。
【0012】したがって、このメモリ効果と自発分極5
2による高速応答性とを備えた強誘電性液晶を単純マト
リクス方式に適用した液晶表示装置では、より高精細か
つ大容量の表示を行うことができる。
2による高速応答性とを備えた強誘電性液晶を単純マト
リクス方式に適用した液晶表示装置では、より高精細か
つ大容量の表示を行うことができる。
【0013】ところで、従来、Tomita et al., Euro Di
splay 96:, 251に開示されているように、TFTを駆動
素子として用いたアクティブ駆動型液晶ディスプレイに
おいて、RC等価回路を用いて駆動信号の遅延時間が定
義付けられている。TFT液晶ディスプレイでは、画素
周波数Fp と1ライン当たりの時定数RCとがFp ・R
C≦1という関係を満たすことが必要である。Fp は数
十MHzのオーダーであり、それに対応するRCはナノ
秒オーダーである。このため、TFT液晶ディスプレイ
は動画を表示することができる。
splay 96:, 251に開示されているように、TFTを駆動
素子として用いたアクティブ駆動型液晶ディスプレイに
おいて、RC等価回路を用いて駆動信号の遅延時間が定
義付けられている。TFT液晶ディスプレイでは、画素
周波数Fp と1ライン当たりの時定数RCとがFp ・R
C≦1という関係を満たすことが必要である。Fp は数
十MHzのオーダーであり、それに対応するRCはナノ
秒オーダーである。このため、TFT液晶ディスプレイ
は動画を表示することができる。
【0014】一方、パッシブ駆動型液晶ディスプレイに
おいては、時定数RCがTFT液晶ディスプレイより大
きいこと、高速応答可能な液晶材料が少ないことなどの
理由から、動画を表示するための検討が十分なされてい
なかった。このため、動画表示の可能性を有する強誘電
性液晶ディスプレイにおいても、動画を表示するための
条件、すなわち遅延時間(時定数RC)と駆動パルスの
幅τとの関係が得られていなかった。ちなみに、RCお
よびτはマイクロ秒のオーダーである。したがって、パ
ッシブ駆動型液晶ディスプレイにTFT液晶ディスプレ
イの動画表示特性を援用することは不可能である。
おいては、時定数RCがTFT液晶ディスプレイより大
きいこと、高速応答可能な液晶材料が少ないことなどの
理由から、動画を表示するための検討が十分なされてい
なかった。このため、動画表示の可能性を有する強誘電
性液晶ディスプレイにおいても、動画を表示するための
条件、すなわち遅延時間(時定数RC)と駆動パルスの
幅τとの関係が得られていなかった。ちなみに、RCお
よびτはマイクロ秒のオーダーである。したがって、パ
ッシブ駆動型液晶ディスプレイにTFT液晶ディスプレ
イの動画表示特性を援用することは不可能である。
【0015】また、パッシブ駆動型の液晶表示装置にお
いて、時定数を変化させる手法が特開平7−77946
号公報に開示されている。この手法は、スタティック駆
動される液晶表示装置において、各画素に至る電極の抵
抗値を異ならせることによって、画素毎に所望の時定数
を与える。時定数に応じて駆動信号の実効値が異なるの
で、カラーフィルタを用いることなく表示色を変化させ
ることができる。
いて、時定数を変化させる手法が特開平7−77946
号公報に開示されている。この手法は、スタティック駆
動される液晶表示装置において、各画素に至る電極の抵
抗値を異ならせることによって、画素毎に所望の時定数
を与える。時定数に応じて駆動信号の実効値が異なるの
で、カラーフィルタを用いることなく表示色を変化させ
ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】電圧を印加することに
よって液晶表示装置を駆動する場合、電極(信号電極お
よび走査電極)と基板間に形成される容量が繰り返し充
放電される。このとき容量に電荷が蓄積および放出され
ることによって電極を通じて液晶セルに電流が流れる。
また、液晶に印加される電圧は、電極の抵抗による電圧
降下のために、電極の入力端に印加される電圧より低
い。一般に、電圧降下は、電極の部位によって異なるの
で、電極の末端で最も大きくなる。
よって液晶表示装置を駆動する場合、電極(信号電極お
よび走査電極)と基板間に形成される容量が繰り返し充
放電される。このとき容量に電荷が蓄積および放出され
ることによって電極を通じて液晶セルに電流が流れる。
また、液晶に印加される電圧は、電極の抵抗による電圧
降下のために、電極の入力端に印加される電圧より低
い。一般に、電圧降下は、電極の部位によって異なるの
で、電極の末端で最も大きくなる。
【0017】このため、液晶セルに蓄積される電荷量、
すなわち電流が相対的に少なくなる。このような因果関
係から、液晶セルを流れる電流値および液晶セルに実際
に加わる電圧は、液晶セルの電気容量および電極抵抗に
よって変化する。
すなわち電流が相対的に少なくなる。このような因果関
係から、液晶セルを流れる電流値および液晶セルに実際
に加わる電圧は、液晶セルの電気容量および電極抵抗に
よって変化する。
【0018】一般に、液晶セルの電気容量Cと電気抵抗
Rとの積で表される時定数RCが大きい場合、および駆
動周波数が高い場合には、液晶セルの充放電が不十分と
なる結果、電圧降下が大きくなる。したがって、液晶に
矩形波の駆動パルスを付与するときには、電圧降下によ
って駆動パルスの波形の立ち上がり部分および立ち下が
り部分が鈍る。
Rとの積で表される時定数RCが大きい場合、および駆
動周波数が高い場合には、液晶セルの充放電が不十分と
なる結果、電圧降下が大きくなる。したがって、液晶に
矩形波の駆動パルスを付与するときには、電圧降下によ
って駆動パルスの波形の立ち上がり部分および立ち下が
り部分が鈍る。
【0019】一方、表面安定化強誘電性液晶(SSFL
C)を用いた液晶セルは、セルギャップが1μm程度と
非常に薄い。このため、SSFLCセルの容量がTFT
セルやSTNセルの容量より大きくなり、同様にSSF
LCセルにおける時定数もTFTセルやSTNセルのそ
れより大きい。したがって、SSFLCセルでは、他の
種類の液晶セルに比べて電圧降下がより顕著になる。
C)を用いた液晶セルは、セルギャップが1μm程度と
非常に薄い。このため、SSFLCセルの容量がTFT
セルやSTNセルの容量より大きくなり、同様にSSF
LCセルにおける時定数もTFTセルやSTNセルのそ
れより大きい。したがって、SSFLCセルでは、他の
種類の液晶セルに比べて電圧降下がより顕著になる。
【0020】動画を表示するために大画面の液晶セルを
高速で駆動する場合、時定数が駆動パルス幅とほぼ同じ
値になり、液晶セルの充放電が不十分となる。この結
果、液晶セルの電圧降下が5〜70%程度に大きくな
る。電極における電圧降下が大きくなると、表示品位を
低下させるような、液晶セルのコントラストの低下およ
び不均一、階調不良などが顕著になる。
高速で駆動する場合、時定数が駆動パルス幅とほぼ同じ
値になり、液晶セルの充放電が不十分となる。この結
果、液晶セルの電圧降下が5〜70%程度に大きくな
る。電極における電圧降下が大きくなると、表示品位を
低下させるような、液晶セルのコントラストの低下およ
び不均一、階調不良などが顕著になる。
【0021】また、特開平7−77946号公報の手法
では、スタティック駆動の液晶表示装置において時定数
を調整して、画素毎の電圧降下を異ならせることによっ
て、異なる表示色を得ることができるものの、単純マト
リクス型の液晶表示装置において各電極の電圧降下を抑
えることはできない。
では、スタティック駆動の液晶表示装置において時定数
を調整して、画素毎の電圧降下を異ならせることによっ
て、異なる表示色を得ることができるものの、単純マト
リクス型の液晶表示装置において各電極の電圧降下を抑
えることはできない。
【0022】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、電極における電圧降下を抑えることによっ
て表示品位を向上させることを目的としている。
のであって、電極における電圧降下を抑えることによっ
て表示品位を向上させることを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の液晶表示素子は、上記の課題を解決するために、複数
のストライプ状の電極とをそれぞれ有し、これらが互い
に交差するように対向している一対の基板と、これらの
基板の間に形成される液晶層とを備えた液晶表示素子に
おいて、上記電極の1本当たりの抵抗値R、1本の上記
電極とこれに対向する上記基板と間の電気容量Cおよび
上記電極に付与される駆動信号のパルス幅τが、0.0
01≦RC/τ≦0.5という関係を満たすように設定
されていることを特徴としている。
の液晶表示素子は、上記の課題を解決するために、複数
のストライプ状の電極とをそれぞれ有し、これらが互い
に交差するように対向している一対の基板と、これらの
基板の間に形成される液晶層とを備えた液晶表示素子に
おいて、上記電極の1本当たりの抵抗値R、1本の上記
電極とこれに対向する上記基板と間の電気容量Cおよび
上記電極に付与される駆動信号のパルス幅τが、0.0
01≦RC/τ≦0.5という関係を満たすように設定
されていることを特徴としている。
【0024】上記の構成では、電極をRC梯子型等価回
路と見なし、スケーリング則を用いて、上記の条件が設
定されている。具体的には、電気容量C(画素)と、電
極における画素間の抵抗値の総計を抵抗値Rとして、画
素をノードと見なせば、n番目のノードに対する、電流
と電圧とに関するキルヒホッフの式から後述の拡散方程
式(式(1))が導かれる。
路と見なし、スケーリング則を用いて、上記の条件が設
定されている。具体的には、電気容量C(画素)と、電
極における画素間の抵抗値の総計を抵抗値Rとして、画
素をノードと見なせば、n番目のノードに対する、電流
と電圧とに関するキルヒホッフの式から後述の拡散方程
式(式(1))が導かれる。
【0025】そこで、スケーリングパラメータξをξ=
(RC/t)1/2 x/Δとして上記拡散方程式を変形す
ることによって、電極の距離x=nΔにおける電圧値V
(x,t)は、スケーリングパラメータξを変数とする
関数V(ξ)で表される。また、電圧降下量も関数V
(ξ)で表される。それゆえ、画面サイズ(NΔ)、ピ
ッチΔ、抵抗R、容量C、パルス時間幅τのそれぞれ異
なるディスプレイでも、スケーリングパラメータξの値
が同じ値であれば、電圧および電圧降下が同じ値にな
る。
(RC/t)1/2 x/Δとして上記拡散方程式を変形す
ることによって、電極の距離x=nΔにおける電圧値V
(x,t)は、スケーリングパラメータξを変数とする
関数V(ξ)で表される。また、電圧降下量も関数V
(ξ)で表される。それゆえ、画面サイズ(NΔ)、ピ
ッチΔ、抵抗R、容量C、パルス時間幅τのそれぞれ異
なるディスプレイでも、スケーリングパラメータξの値
が同じ値であれば、電圧および電圧降下が同じ値にな
る。
【0026】上記スケーリングパラメータξの性質か
ら、異なる種類の液晶ディスプレイにおいて、スケーリ
ングパラメータの値を同じに設定すると、表示特性を同
一にすることができる。したがって、ある液晶表示素子
において表示画像に影響を及ぼさない条件が得られた場
合、その液晶表示素子とサイズおよび駆動信号のパルス
幅が異なる液晶表示素子を設計するには、前者の液晶表
示素子でスケーリングパラメータξを求め、両液晶表示
素子が等しいスケーリングパラメータξを有するよう
に、抵抗値Rおよび容量値Cを選ぶ。この結果、後者の
液晶表示素子は、前者の液晶表示素子と同様に、画像表
示に駆動信号に鈍りによる影響が及ばない。
ら、異なる種類の液晶ディスプレイにおいて、スケーリ
ングパラメータの値を同じに設定すると、表示特性を同
一にすることができる。したがって、ある液晶表示素子
において表示画像に影響を及ぼさない条件が得られた場
合、その液晶表示素子とサイズおよび駆動信号のパルス
幅が異なる液晶表示素子を設計するには、前者の液晶表
示素子でスケーリングパラメータξを求め、両液晶表示
素子が等しいスケーリングパラメータξを有するよう
に、抵抗値Rおよび容量値Cを選ぶ。この結果、後者の
液晶表示素子は、前者の液晶表示素子と同様に、画像表
示に駆動信号に鈍りによる影響が及ばない。
【0027】また、電圧降下の変化率が小さい範囲(図
4(a)参照)で最大のパルス幅τを求め、τ、Rおよ
びCの値を上記の関数V(ξ)に代入して得られたξの
上限値以下の範囲であれば、電圧降下を十分抑えること
ができる。
4(a)参照)で最大のパルス幅τを求め、τ、Rおよ
びCの値を上記の関数V(ξ)に代入して得られたξの
上限値以下の範囲であれば、電圧降下を十分抑えること
ができる。
【0028】それゆえ、サイズやパルス幅の異なる液晶
表示素子であっても、駆動信号の波形に関してスケーリ
ングパラメータξが上記の上限値以下になるように、電
極の抵抗値を小さくすれば、画像を良好に表示すること
ができる。また、液晶表示素子のサイズや電極抵抗が予
め定まっている場合には、適正なパルス幅を上記の関数
V(ξ)から求めることができる。
表示素子であっても、駆動信号の波形に関してスケーリ
ングパラメータξが上記の上限値以下になるように、電
極の抵抗値を小さくすれば、画像を良好に表示すること
ができる。また、液晶表示素子のサイズや電極抵抗が予
め定まっている場合には、適正なパルス幅を上記の関数
V(ξ)から求めることができる。
【0029】請求項1に記載の液晶表示素子では、請求
項2に記載のように、上記基板の表示部が、いずれか一
方の上記基板が有する上記電極の長手方向に沿って2分
割されており、分割された各領域で上記抵抗R、上記電
気容量Cおよび上記パルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されていることが好まし
い。
項2に記載のように、上記基板の表示部が、いずれか一
方の上記基板が有する上記電極の長手方向に沿って2分
割されており、分割された各領域で上記抵抗R、上記電
気容量Cおよび上記パルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されていることが好まし
い。
【0030】液晶表示素子を大画面化する場合、電極抵
抗が高くなって電圧降下が大きくならないように電極線
の長さを短くする目的で表示部を複数に分割する。そこ
で、本発明の液晶表示素子においても、液晶表示素子の
表示部を複数に分割し(例えば、上下または左右の2分
割)、各領域で上記抵抗R、上記電気容量Cおよび上記
パルス幅τが、上記の関係を満たすように設定してい
る。これによって、大画面の液晶表示素子においても、
請求項1と同様に、電圧降下を十分抑えることができ
る。
抗が高くなって電圧降下が大きくならないように電極線
の長さを短くする目的で表示部を複数に分割する。そこ
で、本発明の液晶表示素子においても、液晶表示素子の
表示部を複数に分割し(例えば、上下または左右の2分
割)、各領域で上記抵抗R、上記電気容量Cおよび上記
パルス幅τが、上記の関係を満たすように設定してい
る。これによって、大画面の液晶表示素子においても、
請求項1と同様に、電圧降下を十分抑えることができ
る。
【0031】請求項1または2に記載の液晶表示素子を
駆動する際には、請求項3に記載のように、電極に上記
の関係を満たすパルス幅τの駆動信号を上記電極に付与
することによって、電極の電圧降下を十分抑えることが
できる。
駆動する際には、請求項3に記載のように、電極に上記
の関係を満たすパルス幅τの駆動信号を上記電極に付与
することによって、電極の電圧降下を十分抑えることが
できる。
【0032】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図5に基づいて説明すれば、
以下の通りである。
一形態について図1ないし図5に基づいて説明すれば、
以下の通りである。
【0033】本実施例に係る液晶セル(液晶表示素子)
は、図3に示すように、互いに対向する2枚のガラス基
板1・2を透光性基板として備えている。
は、図3に示すように、互いに対向する2枚のガラス基
板1・2を透光性基板として備えている。
【0034】ガラス基板1の表面には、例えばインジウ
ム錫酸化物(ITO)からなる複数の透明な信号電極3
…が、透明電極として互いに平行に配置され、さらにそ
の上に、例えば酸化シリコン(SiO2 )からなる透明
な絶縁膜4が積層される。
ム錫酸化物(ITO)からなる複数の透明な信号電極3
…が、透明電極として互いに平行に配置され、さらにそ
の上に、例えば酸化シリコン(SiO2 )からなる透明
な絶縁膜4が積層される。
【0035】一方、ガラス基板2の表面には、例えばI
TOからなる複数の透明な走査電極5…が透明電極とし
て信号電極3…と直交するように互いに平行に配置され
ている。走査電極5…は、SiO2 等からなる透明な絶
縁膜6で被覆されている。
TOからなる複数の透明な走査電極5…が透明電極とし
て信号電極3…と直交するように互いに平行に配置され
ている。走査電極5…は、SiO2 等からなる透明な絶
縁膜6で被覆されている。
【0036】絶縁膜4・6上には、ラビング処理などの
一軸配向処理が施された配向膜7・8がそれぞれ形成さ
れている。配向膜7・8としては、ポリイミド、ナイロ
ンまたはポリビニルアルコールなどの有機高分子からな
る膜またはSiO2 斜方蒸着膜などが用いられる。配向
膜7・8に有機高分子膜を用いた場合は、通常、液晶分
子が電極基板に対してほぼ平行に配向するように配向処
理がなされる。
一軸配向処理が施された配向膜7・8がそれぞれ形成さ
れている。配向膜7・8としては、ポリイミド、ナイロ
ンまたはポリビニルアルコールなどの有機高分子からな
る膜またはSiO2 斜方蒸着膜などが用いられる。配向
膜7・8に有機高分子膜を用いた場合は、通常、液晶分
子が電極基板に対してほぼ平行に配向するように配向処
理がなされる。
【0037】液晶層9は、対向するようにしてシール剤
10で貼り合わされたガラス基板1・2の間の空間内に
強誘電性液晶が充填されることによって形成されてい
る。強誘電性液晶は、シール剤10に設けられた注入口
から注入され、その注入口が封止剤11で封止されるこ
とにより封入される。
10で貼り合わされたガラス基板1・2の間の空間内に
強誘電性液晶が充填されることによって形成されてい
る。強誘電性液晶は、シール剤10に設けられた注入口
から注入され、その注入口が封止剤11で封止されるこ
とにより封入される。
【0038】ガラス基板1・2は、さらに偏光軸が互い
に直交するように配置された2枚の偏光板12・13で
挟まれている。また、表示面積が広い場合には、セルギ
ャップが一定となるように、配向膜7・8の間にスペー
サ14…が配置される。
に直交するように配置された2枚の偏光板12・13で
挟まれている。また、表示面積が広い場合には、セルギ
ャップが一定となるように、配向膜7・8の間にスペー
サ14…が配置される。
【0039】上記の信号電極3…および走査電極5…が
対向する各方形の領域により、図示しない画素領域が形
成されている。この画素領域は、信号電極3と走査電極
5とに電圧が印加されると、液晶層9を構成する強誘電
性液晶の分子の配向状態が切り替わることにより、表示
状態を明と暗で変化させて表示を行うようになってい
る。
対向する各方形の領域により、図示しない画素領域が形
成されている。この画素領域は、信号電極3と走査電極
5とに電圧が印加されると、液晶層9を構成する強誘電
性液晶の分子の配向状態が切り替わることにより、表示
状態を明と暗で変化させて表示を行うようになってい
る。
【0040】ここで、上記の液晶セルの製造工程におけ
る電極基板の作製について説明する。
る電極基板の作製について説明する。
【0041】まず、ガラス基板1・2上にITOを20
0nmの厚さでスパッタ蒸着またはEB蒸着によって成
膜し、その上に東京応化工業株式会社製のフォトレジス
ト(TSMR−8800)を塗布する。ガラス基板1・
2としては、コーニング社製の7059ガラス基板(1
36×136×1.1mm)を用いる。
0nmの厚さでスパッタ蒸着またはEB蒸着によって成
膜し、その上に東京応化工業株式会社製のフォトレジス
ト(TSMR−8800)を塗布する。ガラス基板1・
2としては、コーニング社製の7059ガラス基板(1
36×136×1.1mm)を用いる。
【0042】次いで、フォトマスクおよび紫外線照射装
置を用いたフォトリソグラフィによってストライプ状に
フォトレジストをパターニングした後、ガラス基板1・
2を、35℃に保たれた47%の臭酸(HBr) に10
分間浸漬することによってITOをエッチングする。こ
の結果、385μmの幅の信号電極3…および走査電極
5…が形成される。また、1本の信号電極3および走査
電極5における画素領域の長さの総計はともに96mm
であり、隣り合う信号電極3・3の間および隣り合う走
査電極5・5の間の間隔はともに15μmである。
置を用いたフォトリソグラフィによってストライプ状に
フォトレジストをパターニングした後、ガラス基板1・
2を、35℃に保たれた47%の臭酸(HBr) に10
分間浸漬することによってITOをエッチングする。こ
の結果、385μmの幅の信号電極3…および走査電極
5…が形成される。また、1本の信号電極3および走査
電極5における画素領域の長さの総計はともに96mm
であり、隣り合う信号電極3・3の間および隣り合う走
査電極5・5の間の間隔はともに15μmである。
【0043】続いて、純水でガラス基板1・2を洗浄
し、乾燥させた後、ガラス基板1・2の表面にそれぞれ
信号電極3…と走査電極5…とを覆うようにSiO
2 (酸化シリコン)、SiN(窒化シリコン)などをス
パッタにより成膜して絶縁膜4・6を形成する。さら
に、その上にポリイミドからなる配向膜7・8を形成
し、配向膜7・8にラビングによる一軸配向処理を施
す。そして、ガラス基板1・2をスペーサ14…を介し
て貼り合わせて、その間に強誘電性液晶を注入して液晶
層9を形成する。
し、乾燥させた後、ガラス基板1・2の表面にそれぞれ
信号電極3…と走査電極5…とを覆うようにSiO
2 (酸化シリコン)、SiN(窒化シリコン)などをス
パッタにより成膜して絶縁膜4・6を形成する。さら
に、その上にポリイミドからなる配向膜7・8を形成
し、配向膜7・8にラビングによる一軸配向処理を施
す。そして、ガラス基板1・2をスペーサ14…を介し
て貼り合わせて、その間に強誘電性液晶を注入して液晶
層9を形成する。
【0044】このようにして作製された液晶セルでは、
信号電極3および走査電極5のシート抵抗が約8Ωであ
り、信号電極3の1本当たりの抵抗は2kΩである。ま
た、信号電極3とこれに対向するガラス基板2との間の
電気容量は、1画素当たり8pFであり、信号電極3の
1本当たり2nFである。
信号電極3および走査電極5のシート抵抗が約8Ωであ
り、信号電極3の1本当たりの抵抗は2kΩである。ま
た、信号電極3とこれに対向するガラス基板2との間の
電気容量は、1画素当たり8pFであり、信号電極3の
1本当たり2nFである。
【0045】図1に示すように、信号電極3は隣り合う
画素21・21の間でそれぞれ抵抗値Rを有し、1本の
信号電極3に交差する全走査電極5…との間に形成され
る画素21…はそれぞれ容量Cを有している。また、信
号電極3に沿って隣り合う画素21・21の間の間隔は
Δで表される。
画素21・21の間でそれぞれ抵抗値Rを有し、1本の
信号電極3に交差する全走査電極5…との間に形成され
る画素21…はそれぞれ容量Cを有している。また、信
号電極3に沿って隣り合う画素21・21の間の間隔は
Δで表される。
【0046】図1の構成における1本の信号電極3は、
図2に示すRC梯子型等価回路によって表される。この
等価回路において、抵抗値Rを有する抵抗22…が直列
に接続され、梯子型の桁の部分に容量Cを有するN個の
画素21…が接続されている。ここで、信号電極3にV
0 の値の電圧が印加されるとき、n番目の画素21に印
加される電圧がVn であり、n番目の画素21に対応す
る抵抗22に流れる電流の値がIn であるとする。
図2に示すRC梯子型等価回路によって表される。この
等価回路において、抵抗値Rを有する抵抗22…が直列
に接続され、梯子型の桁の部分に容量Cを有するN個の
画素21…が接続されている。ここで、信号電極3にV
0 の値の電圧が印加されるとき、n番目の画素21に印
加される電圧がVn であり、n番目の画素21に対応す
る抵抗22に流れる電流の値がIn であるとする。
【0047】上記の構成において、画素21をノードと
見なせば、n番目のノードに対する、電流と電圧とに関
するキルヒホッフの式から以下の拡散方程式が導かれ
る。
見なせば、n番目のノードに対する、電流と電圧とに関
するキルヒホッフの式から以下の拡散方程式が導かれ
る。
【0048】
【数1】
【0049】ここで、tは時間、Δはノード間の距離
(ピッチ)、V(x,t)は距離x=nΔにおける電圧
値を表す。また、上式において、スケーリングパラメー
タξを次式のように表す。 ξ=(RC/t)1/2 x/Δ これにより、上記の拡散方程式は、次式のように表され
る。
(ピッチ)、V(x,t)は距離x=nΔにおける電圧
値を表す。また、上式において、スケーリングパラメー
タξを次式のように表す。 ξ=(RC/t)1/2 x/Δ これにより、上記の拡散方程式は、次式のように表され
る。
【0050】
【数2】
【0051】上式より、電圧値V(x,t)は、スケー
リングパラメータξを変数とする関数V(ξ)で表され
ることが分かる。したがって、電圧降下量VD =V
(x,t)−V0 も関数V(ξ)で表される。それゆ
え、画面サイズ(NΔ)、ピッチΔ、抵抗R、容量C、
パルス時間幅τのそれぞれ異なるディスプレイでも、ス
ケーリングパラメータξの値が同じ値であれば、電圧お
よび電圧降下が同じ値になる。
リングパラメータξを変数とする関数V(ξ)で表され
ることが分かる。したがって、電圧降下量VD =V
(x,t)−V0 も関数V(ξ)で表される。それゆ
え、画面サイズ(NΔ)、ピッチΔ、抵抗R、容量C、
パルス時間幅τのそれぞれ異なるディスプレイでも、ス
ケーリングパラメータξの値が同じ値であれば、電圧お
よび電圧降下が同じ値になる。
【0052】上記スケーリングパラメータξの性質か
ら、異なる種類の液晶ディスプレイにおいて、スケーリ
ングパラメータの値を同じに設定すると、例えば、次の
ようにして、表示特性を同一にすることができる。ま
ず、ある液晶ディスプレイI において、駆動信号の鈍り
が表示画像に影響を及ぼさない条件が得られた場合、ス
ケーリングパラメータξを求める。そして、その液晶デ
ィスプレイI とサイズおよび駆動信号のパルス幅が異な
る液晶ディスプレイIIを設計するには、両液晶ディスプ
レイ I・IIが等しいスケーリングパラメータξを有する
ように、抵抗値Rおよび容量値Cを選ぶ。この結果、液
晶ディスプレイIIは、液晶ディスプレイI と同様に、画
像表示に駆動信号に鈍りによる影響が及ばない。
ら、異なる種類の液晶ディスプレイにおいて、スケーリ
ングパラメータの値を同じに設定すると、例えば、次の
ようにして、表示特性を同一にすることができる。ま
ず、ある液晶ディスプレイI において、駆動信号の鈍り
が表示画像に影響を及ぼさない条件が得られた場合、ス
ケーリングパラメータξを求める。そして、その液晶デ
ィスプレイI とサイズおよび駆動信号のパルス幅が異な
る液晶ディスプレイIIを設計するには、両液晶ディスプ
レイ I・IIが等しいスケーリングパラメータξを有する
ように、抵抗値Rおよび容量値Cを選ぶ。この結果、液
晶ディスプレイIIは、液晶ディスプレイI と同様に、画
像表示に駆動信号に鈍りによる影響が及ばない。
【0053】液晶セルのマトリクス型電極の駆動信号波
形は、上記のように、スケーリングパラメータで表され
るが、スケーリングパラメータと電圧降下との関係は、
以下のように論じられる。
形は、上記のように、スケーリングパラメータで表され
るが、スケーリングパラメータと電圧降下との関係は、
以下のように論じられる。
【0054】信号電極3にパルス幅τD を有する矩形波
のデータパルス(駆動信号)を付与した場合、図4
(b)に示すように、信号電極3の入力端でのデータパ
ルスは波高値VA を有するが、信号電極3の終端でのデ
ータパルスは、電圧降下によって立ち上がり部分が鈍
り、波高値VB を有するようになる。したがって、電圧
降下VD は、これらの波高値の差(VA −VB )によっ
て表される。この電圧降下がパルス幅τD の平方根に逆
比例することから、1/(τD )1/2 と電圧降下との関
係を図4(b)のように表すことができる。
のデータパルス(駆動信号)を付与した場合、図4
(b)に示すように、信号電極3の入力端でのデータパ
ルスは波高値VA を有するが、信号電極3の終端でのデ
ータパルスは、電圧降下によって立ち上がり部分が鈍
り、波高値VB を有するようになる。したがって、電圧
降下VD は、これらの波高値の差(VA −VB )によっ
て表される。この電圧降下がパルス幅τD の平方根に逆
比例することから、1/(τD )1/2 と電圧降下との関
係を図4(b)のように表すことができる。
【0055】したがって、この関係から、電圧降下が信
号電極3のスケーリングパラメータξD =N(RC/τ
D )1/2 に比例することが分かる。ここで、Nが信号電
極3の数であることから、ξD を変形すれば、ξD =
〔 (RN)(CN)/τD ) 〕1/2が得られる。RNは、1
本の信号電極3における抵抗値の総計であるRD と表さ
れ、CNは、1本の信号電極3と、これらに対向するガ
ラス基板2との間の電気容量CD と表される。したがっ
て、ξD は次式のように表される。 ξD =(RD CD /τD )1/2 …(3)
号電極3のスケーリングパラメータξD =N(RC/τ
D )1/2 に比例することが分かる。ここで、Nが信号電
極3の数であることから、ξD を変形すれば、ξD =
〔 (RN)(CN)/τD ) 〕1/2が得られる。RNは、1
本の信号電極3における抵抗値の総計であるRD と表さ
れ、CNは、1本の信号電極3と、これらに対向するガ
ラス基板2との間の電気容量CD と表される。したがっ
て、ξD は次式のように表される。 ξD =(RD CD /τD )1/2 …(3)
【0056】一方、走査電極5に付与される選択パルス
(駆動信号)のパルス幅τS についても、同様にスケー
リングパラメータξS は次式のように表される。 ξS =(RS CS /τS )1/2 …(4)
(駆動信号)のパルス幅τS についても、同様にスケー
リングパラメータξS は次式のように表される。 ξS =(RS CS /τS )1/2 …(4)
【0057】図4(a)に示すように、領域S1 では、
1/(τD )1/2 が大きくなる(パルス幅τD が小さく
なる)につれて電圧降下が大きくなるものの、その変化
量は小さい。しかしながら、パルス幅τD が領域S1 で
の下限値より小さくなる領域S2 では、パルス幅τD の
変化に対する電圧降下の変化が領域S1 よりも大きくな
る。そこで、領域S1 ・S2 においてそれぞれパルス幅
τD を変化させて、静止画像および動画像の表示品位を
観測した結果、パルス幅τD が概ね8μs以上であれば
良好な表示品位が得られることが確認された。これは、
パルス幅τS についても同様である。
1/(τD )1/2 が大きくなる(パルス幅τD が小さく
なる)につれて電圧降下が大きくなるものの、その変化
量は小さい。しかしながら、パルス幅τD が領域S1 で
の下限値より小さくなる領域S2 では、パルス幅τD の
変化に対する電圧降下の変化が領域S1 よりも大きくな
る。そこで、領域S1 ・S2 においてそれぞれパルス幅
τD を変化させて、静止画像および動画像の表示品位を
観測した結果、パルス幅τD が概ね8μs以上であれば
良好な表示品位が得られることが確認された。これは、
パルス幅τS についても同様である。
【0058】なお、上記の観測に用いる本液晶セルにお
いて、前述のように、信号電極3とこれに対向するガラ
ス基板2との間の電気容量は、信号電極3の1本の当た
り2nF(=CD )であり(1画素当たり8pF)、信
号電極3の1本当たりの抵抗値RD は2kΩである。
いて、前述のように、信号電極3とこれに対向するガラ
ス基板2との間の電気容量は、信号電極3の1本の当た
り2nF(=CD )であり(1画素当たり8pF)、信
号電極3の1本当たりの抵抗値RD は2kΩである。
【0059】また、データパルスとして電圧10Vの両
極性の矩形波パルスを用い、選択パルスとして電圧30
Vの単一矩形波を用いた。このようなデータパルスおよ
び選択パルスを用いて本液晶セルを駆動するとき、1本
の信号電極3上の液晶には、選択された1本の走査電極
5を除いて、10Vのパルスが付与される。本液晶セル
についてデータパルスおよび選択パルスのパルス幅を変
化させた。
極性の矩形波パルスを用い、選択パルスとして電圧30
Vの単一矩形波を用いた。このようなデータパルスおよ
び選択パルスを用いて本液晶セルを駆動するとき、1本
の信号電極3上の液晶には、選択された1本の走査電極
5を除いて、10Vのパルスが付与される。本液晶セル
についてデータパルスおよび選択パルスのパルス幅を変
化させた。
【0060】そして、上記のτD 、RD およびCD の値
を式(3)に代入して得られたξDの上限値は約0.7
1である。したがって、ξD が0.71以下の範囲であ
れば、電圧降下が十分抑えられる。そのξD の値は、図
4(a)の領域S1 でのξの上限値と一致している。こ
の結果から、電圧降下が小さい領域S1 では、良好な表
示品位が得られることが分かる。したがって、式(3)
よりRD CD /τD の上限値は0.5となる。それゆ
え、良好な表示品位が得られるだけでなく、信号電極3
…および走査電極5…の発熱や電力消費を抑えることが
できる。
を式(3)に代入して得られたξDの上限値は約0.7
1である。したがって、ξD が0.71以下の範囲であ
れば、電圧降下が十分抑えられる。そのξD の値は、図
4(a)の領域S1 でのξの上限値と一致している。こ
の結果から、電圧降下が小さい領域S1 では、良好な表
示品位が得られることが分かる。したがって、式(3)
よりRD CD /τD の上限値は0.5となる。それゆ
え、良好な表示品位が得られるだけでなく、信号電極3
…および走査電極5…の発熱や電力消費を抑えることが
できる。
【0061】それゆえ、サイズやパルス幅の異なる液晶
ディスプレイであっても、駆動信号の波形に関してスケ
ーリングパラメータξD が0.71以下になるように、
信号電極3の抵抗値を小さくすれば、画像を良好に表示
することができる。また、液晶ディスプレイのサイズや
電極抵抗が予め定まっている場合には、適正なパルス幅
を式(3)から求めることができる。
ディスプレイであっても、駆動信号の波形に関してスケ
ーリングパラメータξD が0.71以下になるように、
信号電極3の抵抗値を小さくすれば、画像を良好に表示
することができる。また、液晶ディスプレイのサイズや
電極抵抗が予め定まっている場合には、適正なパルス幅
を式(3)から求めることができる。
【0062】また、ξD を小さくする目的で抵抗値RD
を低下させるために、信号電極3を膜厚2000nmの
Cuで形成した。この結果、RD が4Ωまで低下し、ξ
D が0.0316となった。
を低下させるために、信号電極3を膜厚2000nmの
Cuで形成した。この結果、RD が4Ωまで低下し、ξ
D が0.0316となった。
【0063】ξの値を小さくするためには、抵抗値Rを
小さくすることや、τを大きくすることなどが考えられ
るが、金属材料(Cu)を用いても配線の低抵抗化には
限界があり、抵抗値Rを無制限に小さくすることは困難
である。一方、容量Cは、液晶材料や素子構造によって
決定されるので大きく変化することはない。また、液晶
表示素子をモニター等に使用する場合は、τを大きくす
ると大容量の動画を表示することが困難になる。したが
って、実際の液晶ディスプレイでは、このような制約に
基づいてξの下限値が定まる。
小さくすることや、τを大きくすることなどが考えられ
るが、金属材料(Cu)を用いても配線の低抵抗化には
限界があり、抵抗値Rを無制限に小さくすることは困難
である。一方、容量Cは、液晶材料や素子構造によって
決定されるので大きく変化することはない。また、液晶
表示素子をモニター等に使用する場合は、τを大きくす
ると大容量の動画を表示することが困難になる。したが
って、実際の液晶ディスプレイでは、このような制約に
基づいてξの下限値が定まる。
【0064】一般に、小型の液晶表示装置では、上述の
手法によってξの値を小さくすることは大型の液晶表示
装置に比べて容易であり、上記のように金属配線を用い
ることで、ξD を0.0316にまで小さくすることが
できる。したがって、式(3)よりRD CD /τD の下
限値は0.001となる。
手法によってξの値を小さくすることは大型の液晶表示
装置に比べて容易であり、上記のように金属配線を用い
ることで、ξD を0.0316にまで小さくすることが
できる。したがって、式(3)よりRD CD /τD の下
限値は0.001となる。
【0065】なお、信号電極3(走査電極5)が金属配
線によって形成される構成は、光を透過させることがで
きないので透過型の液晶表示素子には適用できないが、
反射型の液晶表示素子には適用できる。
線によって形成される構成は、光を透過させることがで
きないので透過型の液晶表示素子には適用できないが、
反射型の液晶表示素子には適用できる。
【0066】以上の結果より、画像表示を良好に行うた
めには、信号電極3についてのRDCD /τD および走
査電極5についてのRS CS /τS が次の関係を満足す
ることが必要であることが分かった。 0.001≦RD CD /τD ≦0.5 0.001≦RS CS /τS ≦0.5
めには、信号電極3についてのRDCD /τD および走
査電極5についてのRS CS /τS が次の関係を満足す
ることが必要であることが分かった。 0.001≦RD CD /τD ≦0.5 0.001≦RS CS /τS ≦0.5
【0067】続いて、本実施の形態に係る変形例につい
て説明する。
て説明する。
【0068】一般に、単純マトリクス型液晶ディスプレ
イを大画面化する場合、電極線が長いために電極抵抗が
高くなるので、電圧降下が大きくなる。したがって、従
来、表示部を複数に分割することによって、このような
不都合を解消している。
イを大画面化する場合、電極線が長いために電極抵抗が
高くなるので、電圧降下が大きくなる。したがって、従
来、表示部を複数に分割することによって、このような
不都合を解消している。
【0069】そこで、本実施の形態の液晶セルを大画面
化する場合、例えば、図5(a)に示すように液晶セル
が上下に2分割される構成や、図5(b)に示すように
液晶セルが左右に2分割される構成を採用する。各分割
セルでは、単一の液晶セルと同様にマトリクス状に配さ
れた複数の信号電極3…と複数の走査電極5…とが設け
られている。
化する場合、例えば、図5(a)に示すように液晶セル
が上下に2分割される構成や、図5(b)に示すように
液晶セルが左右に2分割される構成を採用する。各分割
セルでは、単一の液晶セルと同様にマトリクス状に配さ
れた複数の信号電極3…と複数の走査電極5…とが設け
られている。
【0070】このような構成においても、それぞれの分
割セルで前述の条件が満たされている。これによって、
各分割セルで信号電極3…および走査電極5…における
電圧降下をなくすことができ、大画面の液晶セルにおい
ても良好な表示品位を得ることができる。
割セルで前述の条件が満たされている。これによって、
各分割セルで信号電極3…および走査電極5…における
電圧降下をなくすことができ、大画面の液晶セルにおい
ても良好な表示品位を得ることができる。
【0071】なお、上記の例では、液晶セルが2分割さ
れているが、それ以上の分割数、例えば4分割されてい
てもよい。
れているが、それ以上の分割数、例えば4分割されてい
てもよい。
【0072】〔実施の形態2〕本発明の実施の他の形態
について図5および図6に基づいて説明すれば、以下の
通りである。なお、説明の便宜上、本実施例において前
記の実施の形態1と同等の機能を有する構成要素につい
ては、同様の符号を付記してその説明を省略する。
について図5および図6に基づいて説明すれば、以下の
通りである。なお、説明の便宜上、本実施例において前
記の実施の形態1と同等の機能を有する構成要素につい
ては、同様の符号を付記してその説明を省略する。
【0073】ガラス基板1の上には、隣り合う信号電極
3・3同士の間に、信号電極3の電極抵抗を低下させる
ための、信号電極3よりも低抵抗な金属からなる金属配
線31…が、隣接する一方の信号電極3と互いの長手方
向の側面のみを接するように配置されている。これによ
り、信号電極3と金属配線31とは、信号電極3の長手
方向の側面において導電接触している。金属配線31…
は、金属が良好な遮光性を有することから、遮光膜とし
ても機能する。
3・3同士の間に、信号電極3の電極抵抗を低下させる
ための、信号電極3よりも低抵抗な金属からなる金属配
線31…が、隣接する一方の信号電極3と互いの長手方
向の側面のみを接するように配置されている。これによ
り、信号電極3と金属配線31とは、信号電極3の長手
方向の側面において導電接触している。金属配線31…
は、金属が良好な遮光性を有することから、遮光膜とし
ても機能する。
【0074】信号電極3と、その隣の信号電極3に接触
している金属配線31との間には、シリコンなどの絶縁
性を有する遮光部材32…が設けられている。遮光部材
32は、信号電極3と金属配線31との間を塞ぐととも
に、信号電極3…および金属配線31…と同じ厚さに形
成されている。そして、信号電極3…、遮光部材32…
および金属配線31…の上には、絶縁膜4と配向膜7と
がこの順に形成されている。
している金属配線31との間には、シリコンなどの絶縁
性を有する遮光部材32…が設けられている。遮光部材
32は、信号電極3と金属配線31との間を塞ぐととも
に、信号電極3…および金属配線31…と同じ厚さに形
成されている。そして、信号電極3…、遮光部材32…
および金属配線31…の上には、絶縁膜4と配向膜7と
がこの順に形成されている。
【0075】遮光部材32は、上記の画素領域以外の非
表示領域を透過する光を遮断し、金属配線31とともに
ブラックマトリクスとして機能する。また、信号電極
3、金属配線31および遮光部材32は、それぞれの表
面がほぼ同一平面を形成するように隣接して配置され、
各構成要素間で段差のない構造を有している。
表示領域を透過する光を遮断し、金属配線31とともに
ブラックマトリクスとして機能する。また、信号電極
3、金属配線31および遮光部材32は、それぞれの表
面がほぼ同一平面を形成するように隣接して配置され、
各構成要素間で段差のない構造を有している。
【0076】一方、図示はしないが、ガラス基板2の上
には、カラーフィルタ33…が設けられている。カラー
フィルタ33は、赤(R)、緑(G)および青(B)の
光をそれぞれ透過させる部分に区分されており、それら
の部分が走査電極5…の個々に対応している。また、カ
ラーフィルタ33…の間には、ブラックマトリクス34
…が設けられている。さらに、カラーフィルタ33…の
上には、カラーフィルタ付きの基板に通常用いられるア
クリル樹脂系のオーバーコート膜33が形成されてい
る。
には、カラーフィルタ33…が設けられている。カラー
フィルタ33は、赤(R)、緑(G)および青(B)の
光をそれぞれ透過させる部分に区分されており、それら
の部分が走査電極5…の個々に対応している。また、カ
ラーフィルタ33…の間には、ブラックマトリクス34
…が設けられている。さらに、カラーフィルタ33…の
上には、カラーフィルタ付きの基板に通常用いられるア
クリル樹脂系のオーバーコート膜33が形成されてい
る。
【0077】このオーバーコート膜33の上には、前記
の実施の形態1と同様にして走査電極5…および複数の
金属配線が設けられている。さらにその上には、絶縁膜
6と配向膜8とがこの順に形成されている。
の実施の形態1と同様にして走査電極5…および複数の
金属配線が設けられている。さらにその上には、絶縁膜
6と配向膜8とがこの順に形成されている。
【0078】なお、図示はしないが、隣り合う走査電極
5・5の間には、金属配線31と同様の金属配線が、隣
り合う一方の走査電極5と互いの長手方向の側面のみを
接するように平行に配置されている。また、走査電極5
と、その隣の走査電極5に接触する金属配線との間に
は、その間を塞ぐように、遮光部材32と同様の遮光部
材が配置されている。
5・5の間には、金属配線31と同様の金属配線が、隣
り合う一方の走査電極5と互いの長手方向の側面のみを
接するように平行に配置されている。また、走査電極5
と、その隣の走査電極5に接触する金属配線との間に
は、その間を塞ぐように、遮光部材32と同様の遮光部
材が配置されている。
【0079】ここで、上記の液晶セルの製造工程におけ
る電極基板の作製について説明する。
る電極基板の作製について説明する。
【0080】まず、ガラス基板1の上に、透明導電膜と
してのITO膜を、膜厚200nmとなるようにスパッ
タ蒸着あるいはEB蒸着によって全面に形成する。一
方、ガラス基板2の上にカラーフィルタ33…、ブラッ
クマトリクス34…およびオーバーコート膜35を形成
し、さらにその上にガラス基板1と同様にして、ITO
膜を形成する。
してのITO膜を、膜厚200nmとなるようにスパッ
タ蒸着あるいはEB蒸着によって全面に形成する。一
方、ガラス基板2の上にカラーフィルタ33…、ブラッ
クマトリクス34…およびオーバーコート膜35を形成
し、さらにその上にガラス基板1と同様にして、ITO
膜を形成する。
【0081】カラーフィルタ33…の形成方法として
は、顔料分散法、染色法、電着法、印刷法など、従来公
知の種々の方法を用いることができる。また、カラーフ
ィルタ33…の配列としては、特に限定されるものでは
なく、例えば、ストライプ配列、モザイク配列、デルタ
(トライアングル)配列など、用途などに応じて種々の
配列に設定すればよい。
は、顔料分散法、染色法、電着法、印刷法など、従来公
知の種々の方法を用いることができる。また、カラーフ
ィルタ33…の配列としては、特に限定されるものでは
なく、例えば、ストライプ配列、モザイク配列、デルタ
(トライアングル)配列など、用途などに応じて種々の
配列に設定すればよい。
【0082】次に、実施の形態1の液晶セルの製造と同
様にして、フォトリソグラフィーおよびエッチングによ
って、ストライプ状の透明電極(信号電極3…および走
査電極5…)が形成される。このときの走査電極5の線
幅は385μmであり、1本の信号電極3および走査電
極5における画素領域の長さの総計はともに192mm
である。また、互いに隣り合う透明電極の間の間隔は1
5μmである。
様にして、フォトリソグラフィーおよびエッチングによ
って、ストライプ状の透明電極(信号電極3…および走
査電極5…)が形成される。このときの走査電極5の線
幅は385μmであり、1本の信号電極3および走査電
極5における画素領域の長さの総計はともに192mm
である。また、互いに隣り合う透明電極の間の間隔は1
5μmである。
【0083】その後、フォトレジストが積層されたガラ
ス基板1・2を純水で洗浄し、乾燥する。そして、スパ
ッタ蒸着またはEB蒸着によって、Cu、Al、Taな
どの金属またはそれらの合金からなる金属膜を形成す
る。次いで、エッチング液としてリン酸を主成分とする
エッチング液を使用して金属膜をエッチングする。これ
により、隣り合う透明電極の間に、隣接する一方の透明
電極と平行かつ接する7.5μmの幅のストライプ状の
金属配線を形成する。
ス基板1・2を純水で洗浄し、乾燥する。そして、スパ
ッタ蒸着またはEB蒸着によって、Cu、Al、Taな
どの金属またはそれらの合金からなる金属膜を形成す
る。次いで、エッチング液としてリン酸を主成分とする
エッチング液を使用して金属膜をエッチングする。これ
により、隣り合う透明電極の間に、隣接する一方の透明
電極と平行かつ接する7.5μmの幅のストライプ状の
金属配線を形成する。
【0084】また、ガラス基板1・2およびフォトレジ
スト上にシリコンを蒸着させる。このとき、金属配線3
1の厚さ、すなわち透明電極の厚さ(200nm)にほ
ぼ等しくなるようにシリコンの蒸着量を制御する。ただ
し、シリコンの膜厚は、透明電極の厚さを越えない。次
に、フォトレジストを、その上のシリコンとともにリフ
トオフすることにより、シリコンからなる遮光部材を形
成する。
スト上にシリコンを蒸着させる。このとき、金属配線3
1の厚さ、すなわち透明電極の厚さ(200nm)にほ
ぼ等しくなるようにシリコンの蒸着量を制御する。ただ
し、シリコンの膜厚は、透明電極の厚さを越えない。次
に、フォトレジストを、その上のシリコンとともにリフ
トオフすることにより、シリコンからなる遮光部材を形
成する。
【0085】その後、信号電極3…、走査電極5…など
が形成されたガラス基板1・2上に、SiO2 、SiN
などにより絶縁膜(絶縁膜4・6)を形成する。さら
に、その上に、ポリイミド配向膜(配向膜7・8)を形
成し、ポリイミド配向膜にラビングによる一軸配向処理
を施す。そして、ガラス基板1・2をスペーサ14…を
介して対向させ、その間に強誘電性液晶を注入すること
により液晶セルを作製する。
が形成されたガラス基板1・2上に、SiO2 、SiN
などにより絶縁膜(絶縁膜4・6)を形成する。さら
に、その上に、ポリイミド配向膜(配向膜7・8)を形
成し、ポリイミド配向膜にラビングによる一軸配向処理
を施す。そして、ガラス基板1・2をスペーサ14…を
介して対向させ、その間に強誘電性液晶を注入すること
により液晶セルを作製する。
【0086】本液晶セルについても、実施の形態1の液
晶セルと同様に、スケーリングパラメータの条件を求め
る。このとき用いる本液晶セルにおいて、信号電極3の
1本当たりの抵抗値RD は1kΩであり、信号電極3と
ガラス基板2との間の電気容量は、1画素当たり8pF
であり、信号電極3の1本当たり4nF(CD )であ
る。また、データパルスとして電圧10Vの両極性の矩
形波パルスを用い、選択パルスとして電圧30Vの単一
矩形波を用いた。このようなデータパルスおよび選択パ
ルスを用いて本液晶セルを駆動するとき、1本の信号電
極3上の液晶には、選択された1本の走査電極5を除い
て、10Vのパルスが付与される。本液晶セルについて
データパルスおよび選択パルスのパルス幅を変化させ
た。
晶セルと同様に、スケーリングパラメータの条件を求め
る。このとき用いる本液晶セルにおいて、信号電極3の
1本当たりの抵抗値RD は1kΩであり、信号電極3と
ガラス基板2との間の電気容量は、1画素当たり8pF
であり、信号電極3の1本当たり4nF(CD )であ
る。また、データパルスとして電圧10Vの両極性の矩
形波パルスを用い、選択パルスとして電圧30Vの単一
矩形波を用いた。このようなデータパルスおよび選択パ
ルスを用いて本液晶セルを駆動するとき、1本の信号電
極3上の液晶には、選択された1本の走査電極5を除い
て、10Vのパルスが付与される。本液晶セルについて
データパルスおよび選択パルスのパルス幅を変化させ
た。
【0087】この結果、実施の形態1と同様に、両パル
スのパルス幅が概ね8μs以上であれば良好な表示品位
が得られることが確認された。そして、上記のパルス幅
(τD )、RD およびCD の値を式(3)に代入して得
られたξD の上限値は約0.71である。したがって、
τD が0.71以下の範囲であれば、電圧降下がなく、
良好な表示品位が得られる。また、ξD を小さくする目
的で抵抗値RD を低下させるために、信号電極3(走査
電極5)を膜厚5000nmのCuで形成した。この結
果、RD が2Ωまで低下し、ξD が0.0316となっ
た。さらに、そのためにRD CD /τD およびRS CS
/τS が満たすべき条件は、次式で表されることが分か
った。 0.001≦RD CD /τD ≦0.5 0.001≦RS CS /τS ≦0.5
スのパルス幅が概ね8μs以上であれば良好な表示品位
が得られることが確認された。そして、上記のパルス幅
(τD )、RD およびCD の値を式(3)に代入して得
られたξD の上限値は約0.71である。したがって、
τD が0.71以下の範囲であれば、電圧降下がなく、
良好な表示品位が得られる。また、ξD を小さくする目
的で抵抗値RD を低下させるために、信号電極3(走査
電極5)を膜厚5000nmのCuで形成した。この結
果、RD が2Ωまで低下し、ξD が0.0316となっ
た。さらに、そのためにRD CD /τD およびRS CS
/τS が満たすべき条件は、次式で表されることが分か
った。 0.001≦RD CD /τD ≦0.5 0.001≦RS CS /τS ≦0.5
【0088】なお、本実施の形態では、信号電極3の1
本当たりの抵抗値を低下させるために、信号電極3およ
び走査電極5の片側に7.5μmの幅の金属配線31を
有する構造について説明した。しかしながら、本実施の
形態は、これに限定されることはなく、信号電極3およ
び走査電極5の両側に3.8μmの幅の金属配線31を
有する構造であっても、同様の結果が得られた。
本当たりの抵抗値を低下させるために、信号電極3およ
び走査電極5の片側に7.5μmの幅の金属配線31を
有する構造について説明した。しかしながら、本実施の
形態は、これに限定されることはなく、信号電極3およ
び走査電極5の両側に3.8μmの幅の金属配線31を
有する構造であっても、同様の結果が得られた。
【0089】続いて、本実施の形態に係る変形例につい
て説明する。
て説明する。
【0090】本実施の形態でも液晶セルを大画面化する
場合、図5(a)に示すように液晶セルが上下に2分割
される構成や、図5(b)に示すように液晶セルが左右
に2分割される構成を採用する。
場合、図5(a)に示すように液晶セルが上下に2分割
される構成や、図5(b)に示すように液晶セルが左右
に2分割される構成を採用する。
【0091】このような構成においても、それぞれの分
割セルで前述の条件が満たされている。これによって、
各分割セルで信号電極3…および走査電極5…における
電圧降下をなくすことができ、大画面の液晶セルにおい
ても良好な表示品位を得ることができる。
割セルで前述の条件が満たされている。これによって、
各分割セルで信号電極3…および走査電極5…における
電圧降下をなくすことができ、大画面の液晶セルにおい
ても良好な表示品位を得ることができる。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
液晶表示素子は、複数のストライプ状の電極とをそれぞ
れ有し、これらが互いに交差するように対向している一
対の基板と、これらの基板の間に形成される液晶層とを
備え、上記電極の1本当たりの抵抗値R、1本の上記電
極とこれに対向する上記基板と間の電気容量Cおよび上
記電極に付与される駆動信号のパルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されている構成である。
液晶表示素子は、複数のストライプ状の電極とをそれぞ
れ有し、これらが互いに交差するように対向している一
対の基板と、これらの基板の間に形成される液晶層とを
備え、上記電極の1本当たりの抵抗値R、1本の上記電
極とこれに対向する上記基板と間の電気容量Cおよび上
記電極に付与される駆動信号のパルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されている構成である。
【0093】これにより、上記のRC/τの範囲は、電
極をRC梯子型回路と見なし、スケーリング則を用いて
求められた条件である。それゆえ、抵抗R、容量C、パ
ルス幅τのそれぞれ異なるディスプレイでも、スケーリ
ングパラメータの値が同じ値であれば、電圧および電圧
降下が同じ値になる。したがって、スケーリングパラメ
ータξの性質から、異なる種類の液晶ディスプレイにお
いて、スケーリングパラメータの値を同じに設定する
と、表示特性を同一にすることができる。その結果、サ
イズ、パルス幅などが異なる液晶表示素子においても、
RC/τが上記の範囲に設定されておれば、電圧降下が
十分抑えられ、それによって、良好な表示品位が得るこ
とができるという効果を奏する。
極をRC梯子型回路と見なし、スケーリング則を用いて
求められた条件である。それゆえ、抵抗R、容量C、パ
ルス幅τのそれぞれ異なるディスプレイでも、スケーリ
ングパラメータの値が同じ値であれば、電圧および電圧
降下が同じ値になる。したがって、スケーリングパラメ
ータξの性質から、異なる種類の液晶ディスプレイにお
いて、スケーリングパラメータの値を同じに設定する
と、表示特性を同一にすることができる。その結果、サ
イズ、パルス幅などが異なる液晶表示素子においても、
RC/τが上記の範囲に設定されておれば、電圧降下が
十分抑えられ、それによって、良好な表示品位が得るこ
とができるという効果を奏する。
【0094】本発明の請求項2に係る液晶表示素子は、
請求項1の液晶表示素子において、上記基板の表示部
が、いずれか一方の上記基板が有する上記電極の長手方
向に沿って2分割されており、分割された各領域で上記
抵抗R、上記電気容量Cおよび上記パルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されているので、単純マ
トリクス型の大画面の液晶表示素子においても、請求項
1と同様に、電圧降下が十分抑えられ、それによって、
良好な表示品位が得ることができるという効果を奏す
る。
請求項1の液晶表示素子において、上記基板の表示部
が、いずれか一方の上記基板が有する上記電極の長手方
向に沿って2分割されており、分割された各領域で上記
抵抗R、上記電気容量Cおよび上記パルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されているので、単純マ
トリクス型の大画面の液晶表示素子においても、請求項
1と同様に、電圧降下が十分抑えられ、それによって、
良好な表示品位が得ることができるという効果を奏す
る。
【0095】本発明の請求項3に係る液晶表示素子の駆
動方法は、請求項1または2の液晶表示素子において、
上記の関係を満たすパルス幅τの駆動信号を上記電極に
付与するので、電圧降下が十分抑えられ、電極の発熱や
電力消費を抑えることができるという効果を奏する。
動方法は、請求項1または2の液晶表示素子において、
上記の関係を満たすパルス幅τの駆動信号を上記電極に
付与するので、電圧降下が十分抑えられ、電極の発熱や
電力消費を抑えることができるという効果を奏する。
【図1】本発明の実施の一形態に係る液晶セルにおける
信号電極(抵抗)と画素(容量)との関係を信号電極と
走査電極との配置構造において示す斜視図である。
信号電極(抵抗)と画素(容量)との関係を信号電極と
走査電極との配置構造において示す斜視図である。
【図2】図1に示す信号電極の等価回路を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】上記液晶セルの構造を示す断面図である。
【図4】(a)は上記液晶セルの電極における電圧降下
が駆動信号に及ぼす影響を示すグラフであり、(b)は
上記の駆動信号として用いる矩形波のパルスを示す波形
図である。
が駆動信号に及ぼす影響を示すグラフであり、(b)は
上記の駆動信号として用いる矩形波のパルスを示す波形
図である。
【図5】(a)は大画面化のために上下に分割された上
記液晶セルを示す正面図であり、(b)は大画面化のた
めに左右に分割された上記液晶セルを示す正面図であ
る。
記液晶セルを示す正面図であり、(b)は大画面化のた
めに左右に分割された上記液晶セルを示す正面図であ
る。
【図6】本発明の実施の他の形態に係る液晶セルの構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】強誘電性液晶分子の電界応答を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】強誘電性液晶分子のスイッチングの様子を示す
平面図である。
平面図である。
1・2 ガラス基板(基板) 3 信号電極(電極) 5 走査電極(電極) 9 液晶層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390040604 イギリス国 THE SECRETARY OF ST ATE FOR DEFENCE IN HER BRITANNIC MAJES TY’S GOVERNMENT OF THE UNETED KINGDOM OF GREAT BRITAIN AN D NORTHERN IRELAND イギリス国 ハンプシャー ジーユー14 0エルエックス ファーンボロー アイヴ ェリー ロード(番地なし) ディフェン ス エヴァリュエイション アンド リサ ーチ エージェンシー (72)発明者 繁田 光浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】複数のストライプ状の電極をそれぞれ有
し、これらが互いに交差するように対向している一対の
基板と、該基板間に形成される液晶層とを備えた液晶表
示素子において、 上記電極の1本当たりの抵抗値R、1本の上記電極とこ
れに対向する上記基板と間の電気容量Cおよび上記電極
に付与される駆動信号のパルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されていることを特徴と
する液晶表示素子。 - 【請求項2】上記基板の表示部が、いずれか一方の上記
基板が有する上記電極の長手方向に沿って2分割されて
おり、分割された各領域で上記抵抗R、上記電気容量C
および上記パルス幅τが、 0.001≦RC/τ≦0.5 という関係を満たすように設定されていることを特徴と
する液晶表示素子。 - 【請求項3】上記両基板のそれぞれの電極に駆動信号を
付与することによって対向する電極間に形成される画素
領域における上記液晶層に電圧を印加する液晶表示素子
の駆動方法において、 上記の関係を満たすパルス幅τの駆動信号を上記電極に
付与することを特徴とする請求項1または2に記載の液
晶表示素子の駆動方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9361209A JPH11194323A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 液晶表示素子およびその駆動方法 |
| US09/217,162 US6310595B1 (en) | 1997-12-26 | 1998-12-21 | Liquid crystal display element and driving method thereof |
| GB9828512A GB2332770B (en) | 1997-12-26 | 1998-12-23 | Liquid crystal display element and driving method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9361209A JPH11194323A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 液晶表示素子およびその駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11194323A true JPH11194323A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18472638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9361209A Pending JPH11194323A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 液晶表示素子およびその駆動方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6310595B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11194323A (ja) |
| GB (1) | GB2332770B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011003639A1 (de) * | 2010-11-11 | 2012-05-16 | Aeg Gesellschaft für Moderne Informationssysteme mbH | Flüssigkristallanzeige |
| CN103238176B (zh) * | 2010-12-01 | 2016-01-06 | Opto电子有限公司 | 信息显示装置以及显示驱动方法 |
| CN107065351B (zh) * | 2017-04-11 | 2019-01-15 | 惠科股份有限公司 | 一种显示面板和显示装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5151690A (en) * | 1987-08-13 | 1992-09-29 | Seiko Epson Corporation | Method and apparatus for driving a liquid crystal display panel |
| JPH0777946A (ja) | 1993-09-07 | 1995-03-20 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
| BE1007483A3 (nl) | 1993-09-08 | 1995-07-11 | Philips Electronics Nv | Beeldweergaveinrichting voorzien van een elektro-optisch medium. |
| US5999157A (en) * | 1995-12-27 | 1999-12-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Suppressing liquid crystal movement based on the relationship between a display pattern and a driving waveform |
| JPH10253994A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-25 | Toshiba Corp | 液晶表示装置 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9361209A patent/JPH11194323A/ja active Pending
-
1998
- 1998-12-21 US US09/217,162 patent/US6310595B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-12-23 GB GB9828512A patent/GB2332770B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2332770B (en) | 2001-11-28 |
| GB2332770A (en) | 1999-06-30 |
| US6310595B1 (en) | 2001-10-30 |
| GB9828512D0 (en) | 1999-02-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100531928B1 (ko) | 액정디스플레이 | |
| KR100368675B1 (ko) | 액정장치 및 전자기기 | |
| JPH0772491A (ja) | 単純マトリクス型液晶表示装置 | |
| JP2000267109A (ja) | 液晶表示装置及びその製造方法 | |
| JP3481074B2 (ja) | 液晶表示素子 | |
| JPS62279392A (ja) | 電気光学ディスプレイおよび該ディスプレイの製造方法 | |
| JP3636192B2 (ja) | 液晶装置及び電子機器 | |
| JP2506328B2 (ja) | 液晶表示パネル | |
| US5847793A (en) | Liquid crystal display apparatus and fabrication process thereof | |
| KR20010033235A (ko) | 배향층을 갖는 다극 액정 디스플레이 장치 | |
| US5295008A (en) | Color LCD panel | |
| JP3332863B2 (ja) | 光学的変調素子 | |
| JP3291396B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| US6310595B1 (en) | Liquid crystal display element and driving method thereof | |
| JP2002156642A (ja) | 液晶表示装置とその製造方法及び液晶表示方法 | |
| KR100671101B1 (ko) | 컬러 필터를 갖는 분산 콜레스테릭 액정 디스플레이 | |
| JPH08122801A (ja) | 液晶表示素子 | |
| JP3363731B2 (ja) | 階調表示可能な表示装置 | |
| CA2058902C (en) | Liquid crystal display | |
| KR101146490B1 (ko) | 횡전계 방식 액정 표시 장치용 어레이 기판 및 그 제조 방법 | |
| KR101130873B1 (ko) | 액정표시패널의 제조방법 | |
| JP2001108999A (ja) | 液晶素子 | |
| JP2001255524A (ja) | 液晶表示素子 | |
| JP2945893B1 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP2001194681A6 (ja) | 液晶装置および電子機器 |