JPH11194924A - 半導体装置及びその制御方法 - Google Patents
半導体装置及びその制御方法Info
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- JPH11194924A JPH11194924A JP9361465A JP36146597A JPH11194924A JP H11194924 A JPH11194924 A JP H11194924A JP 9361465 A JP9361465 A JP 9361465A JP 36146597 A JP36146597 A JP 36146597A JP H11194924 A JPH11194924 A JP H11194924A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】GAによるシステム進化の可能性を充分に発揮
できるデバイス適用例を示し、また自律進化を促進する
制御(論理確定)手法を提供する。 【解決手段】演算論理の変更が可能な論理回路10と、
その制御信号をGAによって生成する制御信号生成部2
0とを有する。論理回路10は、複数の入力信号を複数
レベルの電圧に変換する入力変換部2と、制御信号(V
a等)と変換後の入力信号V1とに基づいて論理確定信
号(V2等)を生成する確定信号生成部4と、論理確定
信号に応じて決まる所定関数の論理演算を変換後の入力
信号に対して実行する可変演算部6とからなる。制御信
号生成部20は、用意した電圧レベル群の各電圧レベル
を論理回路10に入力したときに得られる結果に基づい
て、電圧レベルの選択及び/又は変更を行い、これを制
御信号として所望の演算結果が得られるまで繰り返し
て、電圧レベル群を自律収束させる。
できるデバイス適用例を示し、また自律進化を促進する
制御(論理確定)手法を提供する。 【解決手段】演算論理の変更が可能な論理回路10と、
その制御信号をGAによって生成する制御信号生成部2
0とを有する。論理回路10は、複数の入力信号を複数
レベルの電圧に変換する入力変換部2と、制御信号(V
a等)と変換後の入力信号V1とに基づいて論理確定信
号(V2等)を生成する確定信号生成部4と、論理確定
信号に応じて決まる所定関数の論理演算を変換後の入力
信号に対して実行する可変演算部6とからなる。制御信
号生成部20は、用意した電圧レベル群の各電圧レベル
を論理回路10に入力したときに得られる結果に基づい
て、電圧レベルの選択及び/又は変更を行い、これを制
御信号として所望の演算結果が得られるまで繰り返し
て、電圧レベル群を自律収束させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば全てのブー
ル関数の論理演算が可能な汎用論理回路を構成可能な複
数の制御ゲートを有する絶縁ゲート電界効果トランジス
タと、当該絶縁ゲート電界効果トランジスタに制御信号
を付与する制御信号生成部とを有する半導体装置、及
び、その制御方法に関する。特定的に、本発明は、例え
ば、前記論理回路が正しい解を得ることができない場合
でも、前記制御信号生成部が、いわゆる遺伝的アルゴリ
ズムにより自律収束的に論理回路から所望の解を得る制
御信号を生成して論理回路を正しく動作させ、また複数
の論理回路間と入力の接続手段、更に学習機能をを付加
することで短時間で複雑な論理計算を正確に実行できる
自己進化に適した構成の半導体装置と、その制御方法に
関する。
ル関数の論理演算が可能な汎用論理回路を構成可能な複
数の制御ゲートを有する絶縁ゲート電界効果トランジス
タと、当該絶縁ゲート電界効果トランジスタに制御信号
を付与する制御信号生成部とを有する半導体装置、及
び、その制御方法に関する。特定的に、本発明は、例え
ば、前記論理回路が正しい解を得ることができない場合
でも、前記制御信号生成部が、いわゆる遺伝的アルゴリ
ズムにより自律収束的に論理回路から所望の解を得る制
御信号を生成して論理回路を正しく動作させ、また複数
の論理回路間と入力の接続手段、更に学習機能をを付加
することで短時間で複雑な論理計算を正確に実行できる
自己進化に適した構成の半導体装置と、その制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピューターサイエンス等の分野で
は、「進化するコンピューター」、「進化するハードウ
ェア」が最近、注目されている。これらは、「遺伝的ア
ルゴリズム」、「人工生命」、さらに最近流行語にもな
ってきている「複雑性」にも関連し、これらの考え方と
相まって発展する様相をみせている。「進化するハード
ウェア」とは、これまで機能が固定されていることが前
提となっていたシステムのハードウェアに、可変性、プ
ログラム性を持たせ、さらに生命の進化システムを応用
した遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithms、以下G
Aと略す)を用いて、ハードウェアの機能を環境に適応
させて進化させようとするものである。
は、「進化するコンピューター」、「進化するハードウ
ェア」が最近、注目されている。これらは、「遺伝的ア
ルゴリズム」、「人工生命」、さらに最近流行語にもな
ってきている「複雑性」にも関連し、これらの考え方と
相まって発展する様相をみせている。「進化するハード
ウェア」とは、これまで機能が固定されていることが前
提となっていたシステムのハードウェアに、可変性、プ
ログラム性を持たせ、さらに生命の進化システムを応用
した遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithms、以下G
Aと略す)を用いて、ハードウェアの機能を環境に適応
させて進化させようとするものである。
【0003】「進化するハードウェア」の基礎的な研
究、開発はいくつかの研究機関でなされているが、その
中で、代表的なGA適用例として、FPGA(Field Pr
ogrammable Gate Array )、PLD(Programmabl Logi
c Device)等がある。以下、下記文献(1)に示されて
いるPLDを用いたものを説明する。
究、開発はいくつかの研究機関でなされているが、その
中で、代表的なGA適用例として、FPGA(Field Pr
ogrammable Gate Array )、PLD(Programmabl Logi
c Device)等がある。以下、下記文献(1)に示されて
いるPLDを用いたものを説明する。
【0004】文献(1):樋口哲也他:「遺伝的学習に
よるハードウェア進化の基礎実験」、『遺伝的アルゴリ
ズム』、第10章、産業図書、1993年刊。
よるハードウェア進化の基礎実験」、『遺伝的アルゴリ
ズム』、第10章、産業図書、1993年刊。
【0005】この文献では、PLDの論理確定に遺伝的
アルゴリズム(GA)を用いることにより、所望の組み
合わせ回路、順序回路を得る手法を説明している。ま
た、このような手段が将来的に大規模進化システムの基
礎となると述べられている。
アルゴリズム(GA)を用いることにより、所望の組み
合わせ回路、順序回路を得る手法を説明している。ま
た、このような手段が将来的に大規模進化システムの基
礎となると述べられている。
【0006】文献(1)に示されているPLDはGAL
16V8と呼ばれているもので、一般的であり、また簡
易なものである。このPLDの構成図を図13に示す。
PLDはアレイ状に配置された接続パターンと論理マク
ロセル等により構成され、接続の有無、論理機能の選択
を制御ビット列の組み合わせで指定することにより、所
望の機能を備えた論理回路、すなわちロジックデバイス
を得ることができる。入力信号が入る前段のアレイパタ
ーンは、各交点にヒューズ、EEPROM等のプログラ
ム素子が設けられ、これらをプログラムすることにより
入力信号に対するAND論理を選択できる。ANDがと
られた各ラインは、論理マクロセルに入力さら、OR論
理を介した後、フリップフロップ等の選択された回路を
経て出力される。つまり、PLDは、ANDとORの論
理によって構成される加法標準形が基本となり、所望の
組み合わせ回路、順序回路等が形成される。
16V8と呼ばれているもので、一般的であり、また簡
易なものである。このPLDの構成図を図13に示す。
PLDはアレイ状に配置された接続パターンと論理マク
ロセル等により構成され、接続の有無、論理機能の選択
を制御ビット列の組み合わせで指定することにより、所
望の機能を備えた論理回路、すなわちロジックデバイス
を得ることができる。入力信号が入る前段のアレイパタ
ーンは、各交点にヒューズ、EEPROM等のプログラ
ム素子が設けられ、これらをプログラムすることにより
入力信号に対するAND論理を選択できる。ANDがと
られた各ラインは、論理マクロセルに入力さら、OR論
理を介した後、フリップフロップ等の選択された回路を
経て出力される。つまり、PLDは、ANDとORの論
理によって構成される加法標準形が基本となり、所望の
組み合わせ回路、順序回路等が形成される。
【0007】文献(1)では、このPLDの論理機能確
定に遺伝的アルゴリズム(GA)を使い、「進化するハ
ードウェア」システムを構築することを提案している。
具体的には、まず、PLDの論理を確定する制御ビット
列を遺伝子とのアナロジーから染色体とみなし、この染
色体をランダムに多数用意する。そして、それぞれの染
色体(ビット列)により確定する論理回路について入力
パターンと出力の対応を調べ、それぞれの出力結果と所
望の出力値を比較し、一致の度合いに応じて染色体の適
応度を決定する。一致の度合いが高ければ適応度を高
め、低ければ減ずる。そして、適応度の高さに比例する
確率で染色体を選択し(自然淘汰)、それらについてビ
ット交叉(交配)、ビットデータ変換(突然変異)を行
い、再度、論理出力の比較と適応度評価を行う。このサ
イクル(世代交代)を何度も繰り返し、最終的に適応度
100、つまり、論理が完全に所望のものと一致する制
御ビット列を得る。環境が変化して異なる機能が要求さ
れれば、システムは同じ手法を繰り返し、自律適応的に
論理を変更し進化していくことができる。
定に遺伝的アルゴリズム(GA)を使い、「進化するハ
ードウェア」システムを構築することを提案している。
具体的には、まず、PLDの論理を確定する制御ビット
列を遺伝子とのアナロジーから染色体とみなし、この染
色体をランダムに多数用意する。そして、それぞれの染
色体(ビット列)により確定する論理回路について入力
パターンと出力の対応を調べ、それぞれの出力結果と所
望の出力値を比較し、一致の度合いに応じて染色体の適
応度を決定する。一致の度合いが高ければ適応度を高
め、低ければ減ずる。そして、適応度の高さに比例する
確率で染色体を選択し(自然淘汰)、それらについてビ
ット交叉(交配)、ビットデータ変換(突然変異)を行
い、再度、論理出力の比較と適応度評価を行う。このサ
イクル(世代交代)を何度も繰り返し、最終的に適応度
100、つまり、論理が完全に所望のものと一致する制
御ビット列を得る。環境が変化して異なる機能が要求さ
れれば、システムは同じ手法を繰り返し、自律適応的に
論理を変更し進化していくことができる。
【0008】文献(1)では、以上のシステムの例とし
て、6マルチプレクサのGAによる論理確定を紹介して
おり、108ビット長の染色体表現を用い、適応度評価
と交叉の2000サイクルの世代交代で正確な解が得ら
れている。
て、6マルチプレクサのGAによる論理確定を紹介して
おり、108ビット長の染色体表現を用い、適応度評価
と交叉の2000サイクルの世代交代で正確な解が得ら
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術にとり
あげたPLDを用いた「進化するハードウェア」システ
ムでは、いくつか問題がある。
あげたPLDを用いた「進化するハードウェア」システ
ムでは、いくつか問題がある。
【0010】文献(1)でも指摘されているように、現
状のPLDはEPROM、EEPROM等のプログラム
素子が用いられているが、書き換え保証回数は100回
程度であり、現実には、とても上記例のような2000
サイクルのGA操作や、さらに長期的な進化プロセス操
作を実現することができない。このため、文献(1)の
例では、実デバイス(PLD)を用いてシステムを検証
しているのではなく、制御ビット列のGA操作をコンピ
ューター上でシミュレーションするに留まっている。
状のPLDはEPROM、EEPROM等のプログラム
素子が用いられているが、書き換え保証回数は100回
程度であり、現実には、とても上記例のような2000
サイクルのGA操作や、さらに長期的な進化プロセス操
作を実現することができない。このため、文献(1)の
例では、実デバイス(PLD)を用いてシステムを検証
しているのではなく、制御ビット列のGA操作をコンピ
ューター上でシミュレーションするに留まっている。
【0011】また、EPROM、EEPROM等のデバ
イスの書き換えには、紫外線消去、オンボードであって
も特別な書き換えモードに入る必要性があるので、GA
操作を行う際に極めて長い時間がかかる。よって、リア
ルタイムに環境に適応するような自己適応システムの構
築は不可能である。
イスの書き換えには、紫外線消去、オンボードであって
も特別な書き換えモードに入る必要性があるので、GA
操作を行う際に極めて長い時間がかかる。よって、リア
ルタイムに環境に適応するような自己適応システムの構
築は不可能である。
【0012】さらに、上述したように、PLDは基本的
に積和論理によって構築される加法標準形が基本となっ
ているが、一般的に加法標準形は最も効率の良い論理式
とは言えず、回路に冗長な部分が生じ易い。回路が冗長
であることは、GA操作では染色体の長さが長くなるこ
とになり、GA操作の効率を悪くする。逆に染色体の長
さを固定して考えるならば、変化におけるフレキシビリ
ティーが低いことを意味する。
に積和論理によって構築される加法標準形が基本となっ
ているが、一般的に加法標準形は最も効率の良い論理式
とは言えず、回路に冗長な部分が生じ易い。回路が冗長
であることは、GA操作では染色体の長さが長くなるこ
とになり、GA操作の効率を悪くする。逆に染色体の長
さを固定して考えるならば、変化におけるフレキシビリ
ティーが低いことを意味する。
【0013】また、下記文献(2)では、上述したコン
セプトと同様に、超LSIの設計用言語HDLにGAを
適用し、LSIの設計を進化的に変化させていく手法を
提案している。
セプトと同様に、超LSIの設計用言語HDLにGAを
適用し、LSIの設計を進化的に変化させていく手法を
提案している。
【0014】文献(2):辺見均他:「行動型ハードウ
ェアの進化」、『遺伝的アルゴリズム』、第8章、産業
図書、1995年刊。
ェアの進化」、『遺伝的アルゴリズム』、第8章、産業
図書、1995年刊。
【0015】しかし、これもシミュレーション上の実験
であり、実デバイスを実際にどのように変化させていく
かについては、言及されていない。
であり、実デバイスを実際にどのように変化させていく
かについては、言及されていない。
【0016】このように「進化するハードウェア」の実
現のために現在提案されたアイデアは、既存のデバイス
であるFPGAやPLD、またハードウェア記述言語
(HDL)を用いたものであるが、これらの研究は未だ
シミュレーションレベルであり、ハードウェアを対象に
しながらもソフトウェアの研究に留まっている。このよ
うに、実際の「進化するハードウェアシステム」の実現
に際しては上述した問題点や課題が多い。とくに、実際
にシステムを構成するデバイスとして、現状にPLDに
代わる、より適したデバイスが必要となる。
現のために現在提案されたアイデアは、既存のデバイス
であるFPGAやPLD、またハードウェア記述言語
(HDL)を用いたものであるが、これらの研究は未だ
シミュレーションレベルであり、ハードウェアを対象に
しながらもソフトウェアの研究に留まっている。このよ
うに、実際の「進化するハードウェアシステム」の実現
に際しては上述した問題点や課題が多い。とくに、実際
にシステムを構成するデバイスとして、現状にPLDに
代わる、より適したデバイスが必要となる。
【0017】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、遺伝的アルゴリズムによるシステム進化の可能性を
充分に発揮できるデバイスの適用と、この適用に際して
効率的な制御手法を提案して、遺伝的アルゴリズムによ
って自律的に進化するハードウェアとして実用的で実現
可能な半導体装置と、その論理確定方法を新たに提供す
ることを目的とする。
れ、遺伝的アルゴリズムによるシステム進化の可能性を
充分に発揮できるデバイスの適用と、この適用に際して
効率的な制御手法を提案して、遺伝的アルゴリズムによ
って自律的に進化するハードウェアとして実用的で実現
可能な半導体装置と、その論理確定方法を新たに提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の半導
体装置では、演算論理の変更が可能な汎用論理回路を構
成する複数の制御ゲートを有するMISFETを、いわ
ゆる進化するハードウェアの基本デバイスとして用いて
いる。
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の半導
体装置では、演算論理の変更が可能な汎用論理回路を構
成する複数の制御ゲートを有するMISFETを、いわ
ゆる進化するハードウェアの基本デバイスとして用いて
いる。
【0019】すなわち、本発明の半導体装置では、複数
の制御ゲートを有する絶縁ゲート電界効果トランジスタ
と、当該絶縁ゲート電界効果トランジスタから所望の出
力を得るために前記制御ゲートに付与する制御信号を生
成する手段として、用意した電圧レベル群の各電圧レベ
ルを前記絶縁ゲート電界効果トランジスタに入力したと
きに所望の出力が得られたときは、当該所望の出力が得
られる電圧レベルを前記制御信号として出力し、所望の
出力が得られないときは、当該出力結果に基づいて電圧
レベルの選択及び/又は変更を行い、この選択及び/又
は変更を所望の出力が得られるまで繰り返して前記電圧
レベル群を収束させ、所望の出力が得られる電圧レベル
を前記制御信号として出力する制御信号生成部とを有す
る。
の制御ゲートを有する絶縁ゲート電界効果トランジスタ
と、当該絶縁ゲート電界効果トランジスタから所望の出
力を得るために前記制御ゲートに付与する制御信号を生
成する手段として、用意した電圧レベル群の各電圧レベ
ルを前記絶縁ゲート電界効果トランジスタに入力したと
きに所望の出力が得られたときは、当該所望の出力が得
られる電圧レベルを前記制御信号として出力し、所望の
出力が得られないときは、当該出力結果に基づいて電圧
レベルの選択及び/又は変更を行い、この選択及び/又
は変更を所望の出力が得られるまで繰り返して前記電圧
レベル群を収束させ、所望の出力が得られる電圧レベル
を前記制御信号として出力する制御信号生成部とを有す
る。
【0020】また、複数の入力信号を、その論理の組み
合わせに応じた複数のレベルをとる電圧に変換して出力
する入力変換部と、前記絶縁ゲート電界効果トランジス
タを含み、その制御信号入力用の制御ゲートに印加され
る制御信号と他の制御ゲートに前記入力変換部から印加
される変換後の入力信号とに基づいて論理確定信号を生
成する確定信号生成部と、信号入力に前記入力変換部の
出力が接続され、制御入力に前記確定信号生成部の出力
が接続され、当該制御入力で受けた前記論理確定信号に
応じて決まる所定関数の論理演算を前記入力変換部で変
換後の入力信号に対して実行する可変演算部とから構成
された論理回路が、前記制御信号生成部に接続されてい
る。
合わせに応じた複数のレベルをとる電圧に変換して出力
する入力変換部と、前記絶縁ゲート電界効果トランジス
タを含み、その制御信号入力用の制御ゲートに印加され
る制御信号と他の制御ゲートに前記入力変換部から印加
される変換後の入力信号とに基づいて論理確定信号を生
成する確定信号生成部と、信号入力に前記入力変換部の
出力が接続され、制御入力に前記確定信号生成部の出力
が接続され、当該制御入力で受けた前記論理確定信号に
応じて決まる所定関数の論理演算を前記入力変換部で変
換後の入力信号に対して実行する可変演算部とから構成
された論理回路が、前記制御信号生成部に接続されてい
る。
【0021】この場合、前記制御信号生成部は、好適に
は、予め用意した複数の電圧レベルを前記論理回路に入
力して得られた演算結果を所望の演算結果と比較する比
較部と、前記比較の結果から演算結果の一致度に応じた
発生確率で新たに複数の電圧レベルを選択する選択部
と、選択した電圧レベルを変更する変更部と、これら比
較部,選択部及び変更部を制御して、前記演算,比較,
選択及び変更を繰り返しながら所望の前記論理確定信号
を得ることができる電圧レベルを特定し、前記制御信号
として前記確定信号生成部に向けて出力させる制御部と
を有する。
は、予め用意した複数の電圧レベルを前記論理回路に入
力して得られた演算結果を所望の演算結果と比較する比
較部と、前記比較の結果から演算結果の一致度に応じた
発生確率で新たに複数の電圧レベルを選択する選択部
と、選択した電圧レベルを変更する変更部と、これら比
較部,選択部及び変更部を制御して、前記演算,比較,
選択及び変更を繰り返しながら所望の前記論理確定信号
を得ることができる電圧レベルを特定し、前記制御信号
として前記確定信号生成部に向けて出力させる制御部と
を有する。
【0022】これら前記入力変換部,確定信号生成部及
び可変演算部は、いわゆるνMOSで構築できる。すな
わち、前記入力変換部,確定信号生成部及び可変演算部
は、第1の電源電圧と第2の電源電圧の間に直列接続さ
れたp型チャネルとn型チャネルの2つの絶縁ゲート電
界効果トランジスタから構成され、当該2つのトランジ
スタは、半導体のチャネル形成領域上に形成されたゲー
ト絶縁膜上に延在して当該2つのトランジスタ間で共通
接続された浮遊ゲートと、当該浮遊ゲート又は浮遊ゲー
トの連結部上に絶縁膜を介して配置され、印加電圧の組
み合わせによって浮遊ゲートの電位を多段階に制御して
前記出力の電圧レベルを設定し又はしきい電圧を変更す
る複数の制御ゲートとを有する。
び可変演算部は、いわゆるνMOSで構築できる。すな
わち、前記入力変換部,確定信号生成部及び可変演算部
は、第1の電源電圧と第2の電源電圧の間に直列接続さ
れたp型チャネルとn型チャネルの2つの絶縁ゲート電
界効果トランジスタから構成され、当該2つのトランジ
スタは、半導体のチャネル形成領域上に形成されたゲー
ト絶縁膜上に延在して当該2つのトランジスタ間で共通
接続された浮遊ゲートと、当該浮遊ゲート又は浮遊ゲー
トの連結部上に絶縁膜を介して配置され、印加電圧の組
み合わせによって浮遊ゲートの電位を多段階に制御して
前記出力の電圧レベルを設定し又はしきい電圧を変更す
る複数の制御ゲートとを有する。
【0023】前記入力変換部は2つのトランジスタのソ
ース同士を接続した直列接続点から出力をとり出すソー
スフォロア接続がなされている。一方、確定信号生成部
と可変演算部は、ソースフォロア接続としてもよく、ま
た2つのトランジスタのドレイン同士を接続した直列接
続点から出力をとり出すインバータ接続としてもよい。
ース同士を接続した直列接続点から出力をとり出すソー
スフォロア接続がなされている。一方、確定信号生成部
と可変演算部は、ソースフォロア接続としてもよく、ま
た2つのトランジスタのドレイン同士を接続した直列接
続点から出力をとり出すインバータ接続としてもよい。
【0024】複雑な回路を構築するために好ましい本発
明の半導体装置は、前記演算論理を変更可能な複数の論
理回路と、当該複数の論理回路間の接続と入力信号の選
択を配線接続の有無によってプログラム可能な配線アレ
イとを有する。この接続アレイは、制御信号生成部によ
り制御させることもできる。この場合、前記制御信号生
成部内で用いられる前記電圧レベルそれぞれが、複数の
論理回路の制御信号の確定を一括して行い、かつ前記配
線アレイ内の配線接続の論理確定を行うために必要な大
きさのビット列から構成されている。
明の半導体装置は、前記演算論理を変更可能な複数の論
理回路と、当該複数の論理回路間の接続と入力信号の選
択を配線接続の有無によってプログラム可能な配線アレ
イとを有する。この接続アレイは、制御信号生成部によ
り制御させることもできる。この場合、前記制御信号生
成部内で用いられる前記電圧レベルそれぞれが、複数の
論理回路の制御信号の確定を一括して行い、かつ前記配
線アレイ内の配線接続の論理確定を行うために必要な大
きさのビット列から構成されている。
【0025】前記配線アレイは、配線の接続有無を確定
するプログラム素子として、半導体のチャネル形成領域
上に、当該チャネル形成領域上とゲート間にそれぞれ絶
縁膜を介在させて浮遊ゲートと制御ゲートを順に積層さ
せてなる不揮発性メモリ素子を複数有する。このフロー
ティングゲート(FG)を有するフラッシュメモリ等の
不揮発性メモリ素子は、前述したνMOSと同時形成が
でき、製造プロセスの共通性の面から好ましい。
するプログラム素子として、半導体のチャネル形成領域
上に、当該チャネル形成領域上とゲート間にそれぞれ絶
縁膜を介在させて浮遊ゲートと制御ゲートを順に積層さ
せてなる不揮発性メモリ素子を複数有する。このフロー
ティングゲート(FG)を有するフラッシュメモリ等の
不揮発性メモリ素子は、前述したνMOSと同時形成が
でき、製造プロセスの共通性の面から好ましい。
【0026】また、上述した確定信号生成部等を構成す
るインバータ等におけるしきい電圧の変更は、制御信号
による制御に代えて、或いは制御信号による制御に加え
て、浮遊ゲートへの注入電荷量の制御で行うことができ
る。このタイプの本発明の半導体装置では、少なくとも
前記論理確定用可変しきい電圧インバータを構成するト
ランジスタが、半導体のチャネル形成領域上に、当該チ
ャネル形成領域上とゲート間にそれぞれ絶縁膜を介在さ
せて浮遊ゲートと制御ゲートを順に積層させてなる不揮
発性メモリ素子から構成されている。また、この場合の
制御信号生成部は、前記確定信号生成部を構成する可変
しきい電圧インバータを構成するトランジスタの浮遊ゲ
ートに対し電荷の注入と抜き取りを行って当該インバー
タのしきい電圧を変更するしきい電圧制御部を有する。
るインバータ等におけるしきい電圧の変更は、制御信号
による制御に代えて、或いは制御信号による制御に加え
て、浮遊ゲートへの注入電荷量の制御で行うことができ
る。このタイプの本発明の半導体装置では、少なくとも
前記論理確定用可変しきい電圧インバータを構成するト
ランジスタが、半導体のチャネル形成領域上に、当該チ
ャネル形成領域上とゲート間にそれぞれ絶縁膜を介在さ
せて浮遊ゲートと制御ゲートを順に積層させてなる不揮
発性メモリ素子から構成されている。また、この場合の
制御信号生成部は、前記確定信号生成部を構成する可変
しきい電圧インバータを構成するトランジスタの浮遊ゲ
ートに対し電荷の注入と抜き取りを行って当該インバー
タのしきい電圧を変更するしきい電圧制御部を有する。
【0027】本発明の半導体装置の制御方法は、複数の
制御ゲートを有する絶縁ゲート電界効果トランジスタを
含む半導体装置の制御方法であって、予め用意した複数
の電圧レベルを前記絶縁ゲート電界効果トランジスタに
入力したときに得られた出力を所望の出力と比較し、前
記比較の結果から出力の一致度に応じた発生確率で電圧
レベルを選択及び/又は変更し、これら比較,選択及び
/又は変更を繰り返しながら所望の出力を得るための電
圧レベルを特定して、前記制御信号として前記絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタに出力する。
制御ゲートを有する絶縁ゲート電界効果トランジスタを
含む半導体装置の制御方法であって、予め用意した複数
の電圧レベルを前記絶縁ゲート電界効果トランジスタに
入力したときに得られた出力を所望の出力と比較し、前
記比較の結果から出力の一致度に応じた発生確率で電圧
レベルを選択及び/又は変更し、これら比較,選択及び
/又は変更を繰り返しながら所望の出力を得るための電
圧レベルを特定して、前記制御信号として前記絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタに出力する。
【0028】好ましくは、前記絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタを確定信号生成部に含む演算論理が変更可能な
論理回路を複数有し、これにより全体の論理回路が構成
されている場合に、前記予め用意した電圧レベルとし
て、論理回路の数に対応し、かつ論理回路間の接続と入
力選択に必要な大きさのビット列を用いる。
ンジスタを確定信号生成部に含む演算論理が変更可能な
論理回路を複数有し、これにより全体の論理回路が構成
されている場合に、前記予め用意した電圧レベルとし
て、論理回路の数に対応し、かつ論理回路間の接続と入
力選択に必要な大きさのビット列を用いる。
【0029】本発明の論理確定方法では、好ましくは、
以下に示す幾つかの制御を単独で、或いは組み合わせる
ことによって学習性をもたせることができる。 (1)前記確定信号生成部として、電圧印加がないとき
にも一旦設定したしきい電圧が保持できるしきい電圧記
憶型インバータを用い、当該しきい電圧記憶型インバー
タのしきい電圧を演算しようとする論理に適した値に設
定した後、前記演算,比較,選択及び/又は変更を繰り
返しながら前記電圧レベルの特定を行う。 (2)前記論理回路の論理確定後に、前記しきい電圧記
憶型インバータのしきい電圧を、次回以降行われる論理
演算に最適な値に予め設定する。 (3)前記論理確定後に次の論理演算に備えて行う前記
しきい電圧記憶型インバータのしきい電圧の設定は、そ
の後の論理確定において求める論理演算に適した電圧レ
ベルの組み合わせが出来るだけ多くなるように行う。 (4)前記論理の確定ごとに、その論理確定で特定され
た電圧レベルを記憶しておき、新しく論理の確定を行う
に際し、これに先立って行う前記しきい電圧記憶型イン
バータのしきい電圧の設定では、予め記憶された前記電
圧レベル群のうち最も使用頻度が高い論理演算を実現す
る電圧レベルが得られるようなしきい電圧を設定する。 (5)前記論理の確定ごとに、その論理確定で特定され
た電圧レベルを記憶しておき、新しく論理の確定を行う
に際し、予め記憶された前記電圧レベルのうち、最も使
用頻度が高いものから順に、前記演算,比較,選択及び
変更を行う。
以下に示す幾つかの制御を単独で、或いは組み合わせる
ことによって学習性をもたせることができる。 (1)前記確定信号生成部として、電圧印加がないとき
にも一旦設定したしきい電圧が保持できるしきい電圧記
憶型インバータを用い、当該しきい電圧記憶型インバー
タのしきい電圧を演算しようとする論理に適した値に設
定した後、前記演算,比較,選択及び/又は変更を繰り
返しながら前記電圧レベルの特定を行う。 (2)前記論理回路の論理確定後に、前記しきい電圧記
憶型インバータのしきい電圧を、次回以降行われる論理
演算に最適な値に予め設定する。 (3)前記論理確定後に次の論理演算に備えて行う前記
しきい電圧記憶型インバータのしきい電圧の設定は、そ
の後の論理確定において求める論理演算に適した電圧レ
ベルの組み合わせが出来るだけ多くなるように行う。 (4)前記論理の確定ごとに、その論理確定で特定され
た電圧レベルを記憶しておき、新しく論理の確定を行う
に際し、これに先立って行う前記しきい電圧記憶型イン
バータのしきい電圧の設定では、予め記憶された前記電
圧レベル群のうち最も使用頻度が高い論理演算を実現す
る電圧レベルが得られるようなしきい電圧を設定する。 (5)前記論理の確定ごとに、その論理確定で特定され
た電圧レベルを記憶しておき、新しく論理の確定を行う
に際し、予め記憶された前記電圧レベルのうち、最も使
用頻度が高いものから順に、前記演算,比較,選択及び
変更を行う。
【0030】また、少なくとも前記変換後の入力信号,
論理確定信号の内部信号と前記電圧レベルを示す信号と
は、3値以上に多値化したもの或いはアナログ信号を用
いると、更に効率化が図れて好ましい。
論理確定信号の内部信号と前記電圧レベルを示す信号と
は、3値以上に多値化したもの或いはアナログ信号を用
いると、更に効率化が図れて好ましい。
【0031】以上述べてきた本発明の半導体装置は、シ
ミュレーションではなく実際に実現可能に具体化され手
段によりGA手法を適用した半導体デバイスである。こ
のGA手法が適用される対象として、本発明の半導体装
置ではνMOS、又はこれを用いた演算論理を変更可能
で簡易な構成の論理回路を有する。適用対象が論理回路
の場合、GA手法が所望の論理演算を得るための制御信
号の生成に適用され、具体的には、制御信号生成部が実
際の演算結果をもとに自律的な過程で制御信号を生成す
る。
ミュレーションではなく実際に実現可能に具体化され手
段によりGA手法を適用した半導体デバイスである。こ
のGA手法が適用される対象として、本発明の半導体装
置ではνMOS、又はこれを用いた演算論理を変更可能
で簡易な構成の論理回路を有する。適用対象が論理回路
の場合、GA手法が所望の論理演算を得るための制御信
号の生成に適用され、具体的には、制御信号生成部が実
際の演算結果をもとに自律的な過程で制御信号を生成す
る。
【0032】この論理回路とGA手法による論理制御と
の組み合わせによって、機能を用途に応じて変更/拡大
する大規模なICの実現が可能となる。なぜなら、通常
の論理回路では機能を固定して、それに最適な配線等の
設計的な要素が加味されているので、機能が変更される
と設計な最適ポイントが狂って誤動作を誘うが、GA手
法による論理確定では、正常動作が個々の論理回路レベ
ルで確実に保証され、動作精度が格段に高いものとな
る。従来のGA手法の適用例では、ある決まったプログ
ラム状態における機能を正確に動作させるためだけにG
A手法が用いられていたのに対し、本発明では、正常動
作の確保に加え、機能自体の変更にGA手法が用いられ
ているので、遺伝的アルゴリズム操作における柔軟性、
多様性が高い。
の組み合わせによって、機能を用途に応じて変更/拡大
する大規模なICの実現が可能となる。なぜなら、通常
の論理回路では機能を固定して、それに最適な配線等の
設計的な要素が加味されているので、機能が変更される
と設計な最適ポイントが狂って誤動作を誘うが、GA手
法による論理確定では、正常動作が個々の論理回路レベ
ルで確実に保証され、動作精度が格段に高いものとな
る。従来のGA手法の適用例では、ある決まったプログ
ラム状態における機能を正確に動作させるためだけにG
A手法が用いられていたのに対し、本発明では、正常動
作の確保に加え、機能自体の変更にGA手法が用いられ
ているので、遺伝的アルゴリズム操作における柔軟性、
多様性が高い。
【0033】この論理確定手法を、複数の論理回路間の
接続及び入力選択を含めた論理回路間制御に適用した場
合、複数の論理回路からなるブロック全体、或いは集積
回路全体で動作精度が高くなり効率が増す。また、簡易
な回路(論理回路)を用いており、接続のための接続ア
レイも簡素である。加えて、論理回路に汎用性があるの
で、欠陥があって動作不能な論理回路を他の不使用な論
理回路で、必要に応じて機能を変更しながら置換して用
いることができ、これにより機能が固定された従来の論
理IC等では不可能であった自動的に欠陥部分を使わな
いようにする特性、即ち自己欠陥回避性がある。なお、
従来の機能変更できるデバイス、例えばPLDでは機能
変更を大規模なアレイに依存しており、機能変更に時間
がかかるので自己欠陥回避は不可能である。さらに、周
囲の環境変化、例えば温度変化,入力信号の劣化或いは
ノイズ環境の劣化等があった場合、各論理回路に対し、
その環境において所望の演算結果を得ることができる制
御信号が付与されるので、誤動作することなく自律的に
適応できる、即ち環境適応性がある。たとえば、これら
の環境変化によって、従来構成では動作マージンがなく
なったり、或いは例えばNANDとANDの論理が逆転
して誤動作する場合でも、本発明では論理回路を正しい
解を得られるように制御するので、飛躍的に誤動作の確
率が低減する。さらに、先に列挙した幾つかの学習機能
の付加と、幾つかの高効率化を進める制御を行うと、回
路自体を簡素化できるうえ、予備的な並列処理が付加さ
れて制御信号の変更範囲が制限されるために、同じよう
な論理演算を繰り返すうちに自然と処理速度が向上す
る。この結果、機能または性能の拡大余地が生まれる。
接続及び入力選択を含めた論理回路間制御に適用した場
合、複数の論理回路からなるブロック全体、或いは集積
回路全体で動作精度が高くなり効率が増す。また、簡易
な回路(論理回路)を用いており、接続のための接続ア
レイも簡素である。加えて、論理回路に汎用性があるの
で、欠陥があって動作不能な論理回路を他の不使用な論
理回路で、必要に応じて機能を変更しながら置換して用
いることができ、これにより機能が固定された従来の論
理IC等では不可能であった自動的に欠陥部分を使わな
いようにする特性、即ち自己欠陥回避性がある。なお、
従来の機能変更できるデバイス、例えばPLDでは機能
変更を大規模なアレイに依存しており、機能変更に時間
がかかるので自己欠陥回避は不可能である。さらに、周
囲の環境変化、例えば温度変化,入力信号の劣化或いは
ノイズ環境の劣化等があった場合、各論理回路に対し、
その環境において所望の演算結果を得ることができる制
御信号が付与されるので、誤動作することなく自律的に
適応できる、即ち環境適応性がある。たとえば、これら
の環境変化によって、従来構成では動作マージンがなく
なったり、或いは例えばNANDとANDの論理が逆転
して誤動作する場合でも、本発明では論理回路を正しい
解を得られるように制御するので、飛躍的に誤動作の確
率が低減する。さらに、先に列挙した幾つかの学習機能
の付加と、幾つかの高効率化を進める制御を行うと、回
路自体を簡素化できるうえ、予備的な並列処理が付加さ
れて制御信号の変更範囲が制限されるために、同じよう
な論理演算を繰り返すうちに自然と処理速度が向上す
る。この結果、機能または性能の拡大余地が生まれる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体装置及びその
制御手法は、これまでのコンピューター等のソフトウェ
アによってその機能を変更してきたもの、或いはPLD
等のようにメモリアレイに依存した機能変更と異なり、
ハードウェア(本発明では、例えば単位論理回路の機能
(ロジック))自体を変えることにより、動作の並列性
に起因する処理速度の高速化や機能性等の面において、
より最適なシステム(半導体装置及びその制御方法)の
実現を可能とするものである。
制御手法は、これまでのコンピューター等のソフトウェ
アによってその機能を変更してきたもの、或いはPLD
等のようにメモリアレイに依存した機能変更と異なり、
ハードウェア(本発明では、例えば単位論理回路の機能
(ロジック))自体を変えることにより、動作の並列性
に起因する処理速度の高速化や機能性等の面において、
より最適なシステム(半導体装置及びその制御方法)の
実現を可能とするものである。
【0035】本発明は、「進化するハードウェア」に最
適なシステムを半導体デバイスの構造とその制御方法の
レベルから提案するものである。すなわち、本発明の半
導体装置は、νMOS、又はνMOS等からなり演算論
理を変更可能な簡素な構成の論理回路を組み込んだハー
ド構成と、そのオペレーション手段を有する。また、本
発明の制御方法では、例えば、論理回路の論理確定オペ
レーション方法のほか、更に動作の効率化ができるνM
OSの改良と制御方法、高効率ができる制御方法、或い
は自己学習性をもたせた制御方法を新たに提案する。以
下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説
明する。なお、以下の説明では、本発明の半導体装置の
制御方法に関し、論理回路の論理確定を内部に備えた制
御手段を用いて制御する場合を例として説明する。しか
し、本発明の制御方法は、論理確定制御に限定されず、
νMOSの特性制御(例えば、しきい電圧の設定/変更
制御)等に広く適用可能であり、また、内部手段による
制御に限定されず、半導体装置の外部から制御する場合
も含むものである。
適なシステムを半導体デバイスの構造とその制御方法の
レベルから提案するものである。すなわち、本発明の半
導体装置は、νMOS、又はνMOS等からなり演算論
理を変更可能な簡素な構成の論理回路を組み込んだハー
ド構成と、そのオペレーション手段を有する。また、本
発明の制御方法では、例えば、論理回路の論理確定オペ
レーション方法のほか、更に動作の効率化ができるνM
OSの改良と制御方法、高効率ができる制御方法、或い
は自己学習性をもたせた制御方法を新たに提案する。以
下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説
明する。なお、以下の説明では、本発明の半導体装置の
制御方法に関し、論理回路の論理確定を内部に備えた制
御手段を用いて制御する場合を例として説明する。しか
し、本発明の制御方法は、論理確定制御に限定されず、
νMOSの特性制御(例えば、しきい電圧の設定/変更
制御)等に広く適用可能であり、また、内部手段による
制御に限定されず、半導体装置の外部から制御する場合
も含むものである。
【0036】第1実施形態 図1は、本実施形態に係る半導体装置の要部を示す構成
図である。この半導体装置1は、論理回路10,GA操
作部20(本発明の“制御信号生成部”に該当),及び
メモリ部30を有する。
図である。この半導体装置1は、論理回路10,GA操
作部20(本発明の“制御信号生成部”に該当),及び
メモリ部30を有する。
【0037】本実施形態では、進化システムを構築する
基礎デバイス(論理回路10)として、下記文献に記載
され、東北大学から発表されているνMOSと、それを
用いた論理回路(ソフト・ハードウェア回路、以下SH
回路と略す)を用いる。
基礎デバイス(論理回路10)として、下記文献に記載
され、東北大学から発表されているνMOSと、それを
用いた論理回路(ソフト・ハードウェア回路、以下SH
回路と略す)を用いる。
【0038】文献(3):Shibata,T. and T.Ohmi,“An
Intelligent MOS Transistor Feauturing Gate-Level
Weighted Sum and Threshold Operations,”,IEDM,199
1。 文献(4):柴田直,「新概念のMOSトランジスタ、
単体でニューロン機能など実現」、日経マイクロデバイ
ス、1992年1月号、p101。 文献(5):Shibata,T.,T.Ohmi,“Real-Time Rconfigu
rable Logic CircuitsUsing Neuron MOSTransistor ”,
ISSCC,p236,1993。
Intelligent MOS Transistor Feauturing Gate-Level
Weighted Sum and Threshold Operations,”,IEDM,199
1。 文献(4):柴田直,「新概念のMOSトランジスタ、
単体でニューロン機能など実現」、日経マイクロデバイ
ス、1992年1月号、p101。 文献(5):Shibata,T.,T.Ohmi,“Real-Time Rconfigu
rable Logic CircuitsUsing Neuron MOSTransistor ”,
ISSCC,p236,1993。
【0039】〔νMOS〕図2に、νMOSの断面構造
を示す。νMOSは、通常のMOSトランジスタのゲー
ト電極を電気的にフローティング状態とし(以下、フロ
ーティングゲート、又は単にFGと称す)、これと容量
結合する複数の制御ゲート(以下、コントロールゲー
ト、又は単にCGと称す)を設けた構造となっている。
なお、図2において、符号100は半導体基板、102
はソース不純物領域、104はドレイン不純物領域、1
06はゲート絶縁膜、108はゲート間絶縁膜を示す。
フローティングゲートFGは、コントロールゲートCG
に印加される信号に応じて、その電位φf が容量カップ
リングによって持ち上がり、電位φf がある一定のゲー
ト閾値電圧以上となるとトランジスタがONする。この
とき、フローティングゲート電位φf は、図2(b)に
式で示すように、各コントロールゲート印加電圧V1〜
Vnを容量比に応じて重み付けした値の総和によって表
される。この特性を利用し、νMOSトランジスタをn
MOSとpMOSで組み合わせると、D−A変換器、可
変しきい電圧インバータ等さまざまな機能を持った回路
を簡単に構成することができる。
を示す。νMOSは、通常のMOSトランジスタのゲー
ト電極を電気的にフローティング状態とし(以下、フロ
ーティングゲート、又は単にFGと称す)、これと容量
結合する複数の制御ゲート(以下、コントロールゲー
ト、又は単にCGと称す)を設けた構造となっている。
なお、図2において、符号100は半導体基板、102
はソース不純物領域、104はドレイン不純物領域、1
06はゲート絶縁膜、108はゲート間絶縁膜を示す。
フローティングゲートFGは、コントロールゲートCG
に印加される信号に応じて、その電位φf が容量カップ
リングによって持ち上がり、電位φf がある一定のゲー
ト閾値電圧以上となるとトランジスタがONする。この
とき、フローティングゲート電位φf は、図2(b)に
式で示すように、各コントロールゲート印加電圧V1〜
Vnを容量比に応じて重み付けした値の総和によって表
される。この特性を利用し、νMOSトランジスタをn
MOSとpMOSで組み合わせると、D−A変換器、可
変しきい電圧インバータ等さまざまな機能を持った回路
を簡単に構成することができる。
【0040】〔SH回路(ソフト・ハードウェア回
路)〕図1の論理回路10を構成するSH回路は、2b
itのバイナリ入力信号I1、I2に応じてVoutを
出力する論理演算回路であり、制御信号Va,Vb,V
cに応じ、AND,OR,NAND,NOR等の16個
のブール関数を全て演算できる。
路)〕図1の論理回路10を構成するSH回路は、2b
itのバイナリ入力信号I1、I2に応じてVoutを
出力する論理演算回路であり、制御信号Va,Vb,V
cに応じ、AND,OR,NAND,NOR等の16個
のブール関数を全て演算できる。
【0041】本実施形態の回路構成は、“入力変換部
2”(入力部)を構成する2bitD−A変換器、“可
変演算部6”(出力部)を構成する4入力の可変しきい
電圧インバータ(演算用可変しきい電圧電圧インバータ
8)、“確定信号生成部4”を構成する2入力可変しき
い電圧インバータA〜Cの3つの部分に大別される。そ
れぞれの部分は、いずれも、図1に示すような構成で上
記のνMOSトランジスタを使用している。入力部のD
−A変換器は、電源電圧Vddと接地電位GNDとの間に
直列接続されたnMOS2aとpMOS2bから構成さ
れ、そのフローティングゲートFG2が共通で、またコ
ントロールゲートがCG21〜CG23と3個配置され
たνMOS構成となっている。第1及び第2のコントロ
ールゲートCG21,CG22には、それぞれ入力信号
I1,I2が印加され、第3のコントロールゲートCG
23は接地されている。
2”(入力部)を構成する2bitD−A変換器、“可
変演算部6”(出力部)を構成する4入力の可変しきい
電圧インバータ(演算用可変しきい電圧電圧インバータ
8)、“確定信号生成部4”を構成する2入力可変しき
い電圧インバータA〜Cの3つの部分に大別される。そ
れぞれの部分は、いずれも、図1に示すような構成で上
記のνMOSトランジスタを使用している。入力部のD
−A変換器は、電源電圧Vddと接地電位GNDとの間に
直列接続されたnMOS2aとpMOS2bから構成さ
れ、そのフローティングゲートFG2が共通で、またコ
ントロールゲートがCG21〜CG23と3個配置され
たνMOS構成となっている。第1及び第2のコントロ
ールゲートCG21,CG22には、それぞれ入力信号
I1,I2が印加され、第3のコントロールゲートCG
23は接地されている。
【0043】このような構成のD−A変換器は、第1及
び第2のコントロールゲートCG21,CG22の面積
比が1:2となっており、nMOS2aとpMOS2b
の共通接続されたソースから出力が取り出されたソース
フォロア接続となっているので、入力信号I1,I2
(バイナリ信号)の組み合わせにより(0,Vdd/4,
2Vdd/4,3Vdd/4)の4値信号を作り出す。
び第2のコントロールゲートCG21,CG22の面積
比が1:2となっており、nMOS2aとpMOS2b
の共通接続されたソースから出力が取り出されたソース
フォロア接続となっているので、入力信号I1,I2
(バイナリ信号)の組み合わせにより(0,Vdd/4,
2Vdd/4,3Vdd/4)の4値信号を作り出す。
【0044】2入力可変しきい電圧インバータA〜C
は、図3にインバータAで代表して示すように、それぞ
れ電源電圧Vddと接地電位GNDとの間に直列接続され
たpMOS4aとnMOS4bから構成され、そのフロ
ーティングゲートFG4が共通で、またコントロールゲ
ートがCG41,CG42と2個配置されたνMOS構
成となっている。第1のコントロールゲートCG41
は、D−A変換器(入力変更部2)の出力(変換後の入
力信号)が印加され、コントロールゲートCG42は、
インバータA,B,C毎にそれぞれ前記GA操作部20
からの制御信号Va,Vb,Vcが入力される。
は、図3にインバータAで代表して示すように、それぞ
れ電源電圧Vddと接地電位GNDとの間に直列接続され
たpMOS4aとnMOS4bから構成され、そのフロ
ーティングゲートFG4が共通で、またコントロールゲ
ートがCG41,CG42と2個配置されたνMOS構
成となっている。第1のコントロールゲートCG41
は、D−A変換器(入力変更部2)の出力(変換後の入
力信号)が印加され、コントロールゲートCG42は、
インバータA,B,C毎にそれぞれ前記GA操作部20
からの制御信号Va,Vb,Vcが入力される。
【0045】このような構成の2入力可変しきい電圧イ
ンバータA〜Cは、フローティングゲートFG4(通常
のゲート電極に該当)が共通接続され、かつpMOS4
aとnMOS4bの共通接続されたドレインから出力が
取り出されたインバータ接続となっている。また、第1
及び第2のコントロールゲートCG41,CG42の面
積比が1:1となっていることから、2入力可変しきい
電圧インバータA〜Cの反転電圧Vinv(a)〜Vinv(c)
は、例えばインバータAではVinv(a)=Vdd−Vaなど
となるように設計されている。したがって、制御信号V
a,Vb,Vcの値で決まるしきい電圧と、D−A変換
後の入力信号(多値信号)の電圧レベルとの組み合わせ
に応じて、2入力可変しきい電圧インバータA〜Cの各
出力電圧(以下、論理確定信号ともいう)V2,V3,
V4は、それぞれ0またはVddの値をとる。
ンバータA〜Cは、フローティングゲートFG4(通常
のゲート電極に該当)が共通接続され、かつpMOS4
aとnMOS4bの共通接続されたドレインから出力が
取り出されたインバータ接続となっている。また、第1
及び第2のコントロールゲートCG41,CG42の面
積比が1:1となっていることから、2入力可変しきい
電圧インバータA〜Cの反転電圧Vinv(a)〜Vinv(c)
は、例えばインバータAではVinv(a)=Vdd−Vaなど
となるように設計されている。したがって、制御信号V
a,Vb,Vcの値で決まるしきい電圧と、D−A変換
後の入力信号(多値信号)の電圧レベルとの組み合わせ
に応じて、2入力可変しきい電圧インバータA〜Cの各
出力電圧(以下、論理確定信号ともいう)V2,V3,
V4は、それぞれ0またはVddの値をとる。
【0046】一方、4入力の演算用可変しきい電圧イン
バータ8は、図1に示すように、電源電圧Vddと接地電
位GNDとの間に直列接続されたpMOS8aとnMO
S8bから構成され、そのフローティングゲートFG8
が共通で、またコントロールゲートがCG,CG,
CG,CGと4個配置されたνMOS構成となって
いる。第1のコントロールゲートCGに、D−A変換
器(入力変更部2)の出力電圧V1(変換後の入力信
号)が印加され、コントロールゲートCG〜には、
それぞれ2入力可変しきい電圧インバータA,B,Cの
論理確定信号V2,V3,V4が印加される。
バータ8は、図1に示すように、電源電圧Vddと接地電
位GNDとの間に直列接続されたpMOS8aとnMO
S8bから構成され、そのフローティングゲートFG8
が共通で、またコントロールゲートがCG,CG,
CG,CGと4個配置されたνMOS構成となって
いる。第1のコントロールゲートCGに、D−A変換
器(入力変更部2)の出力電圧V1(変換後の入力信
号)が印加され、コントロールゲートCG〜には、
それぞれ2入力可変しきい電圧インバータA,B,Cの
論理確定信号V2,V3,V4が印加される。
【0047】この4入力可変しきい電圧インバータ8
は、フローティングゲートFG8が共通接続され、かつ
pMOS8aとnMOS8bの共通接続されたドレイン
から出力が取り出されたインバータ接続となっている。
また、第1〜第4のコントロールゲートCG〜CG
の面積比が4:2:1:1となっていることから、この
各ゲートの結合容量C1〜C4は、全容量をCtot とす
ると、それぞれC1=Ctot /2,C2=Ctot /4,
C3=C4=Ctot /8と表すことができる。コントロ
ールゲートCG〜CGによって、当該4入力可変し
きい電圧インバータ8のしきい電圧Vinv(8)が8通りの
組み合わせで容量比としては、0,Ctot/8,2Ctot
/8,3Ctot /8,4Ctot /8の5値で制御さ
れ、その値は以下の(1)式で与えられる。
は、フローティングゲートFG8が共通接続され、かつ
pMOS8aとnMOS8bの共通接続されたドレイン
から出力が取り出されたインバータ接続となっている。
また、第1〜第4のコントロールゲートCG〜CG
の面積比が4:2:1:1となっていることから、この
各ゲートの結合容量C1〜C4は、全容量をCtot とす
ると、それぞれC1=Ctot /2,C2=Ctot /4,
C3=C4=Ctot /8と表すことができる。コントロ
ールゲートCG〜CGによって、当該4入力可変し
きい電圧インバータ8のしきい電圧Vinv(8)が8通りの
組み合わせで容量比としては、0,Ctot/8,2Ctot
/8,3Ctot /8,4Ctot /8の5値で制御さ
れ、その値は以下の(1)式で与えられる。
【0048】
【数1】 Vinv(8)=Vdd−2(V2/4+V3/8+V4/8) …(1)
【0049】この電圧V2〜V4で決まり5値をとり得
るしきい電圧Vinv(8)と、D−A変換後の入力信号(多
値信号)の電圧レベルV1との組み合わせに応じて、当
該4入力可変しきい電圧インバータ8のON/OFFを
制御する。4入力可変しきい電圧インバータ8の出力
は、インバータ12を介して出力信号Voutとして外
部に取り出される。
るしきい電圧Vinv(8)と、D−A変換後の入力信号(多
値信号)の電圧レベルV1との組み合わせに応じて、当
該4入力可変しきい電圧インバータ8のON/OFFを
制御する。4入力可変しきい電圧インバータ8の出力
は、インバータ12を介して出力信号Voutとして外
部に取り出される。
【0050】この4入力可変しきい電圧インバータ8
は、GA操作部20から加える制御信号Va,Vb,V
cの値によって生成される論理確定信号V2〜V4の組
み合わせで演算論理が決定され、入力信号I1,I2の
2値(“1”と“0”)の組み合わせに対して、出力信
号Voutからは所定の論理による演算結果に合致した
電源電圧Vdd(“1”に対応)と接地電位(“0”に対
応)の組み合わせが得られる。
は、GA操作部20から加える制御信号Va,Vb,V
cの値によって生成される論理確定信号V2〜V4の組
み合わせで演算論理が決定され、入力信号I1,I2の
2値(“1”と“0”)の組み合わせに対して、出力信
号Voutからは所定の論理による演算結果に合致した
電源電圧Vdd(“1”に対応)と接地電位(“0”に対
応)の組み合わせが得られる。
【0051】たとえば、図4(a)に示す入力信号(I
1,I2)と出力信号Voutと関係において、制御信
号(Va,Vb,Vc)が(0,0,Vdd)が入力され
たとする。制御信号Vaが0のときに、変換後の入力信
号V1が(0,Vdd/4,2Vdd/4,3Vdd/4)の
何れに変化しても、論理確定信号V2〜V4は全てVdd
となる。また、制御信号VaがVddのときに、変換後の
入力信号V1が(0,Vdd/4,2Vdd/4,3Vdd/
4)の何れに変化しても、論理確定信号V2〜V4は全
て0となる。つまり、入力信号V1が(0,Vdd/4,
2Vdd/4,3Vdd/4)に変化しても、論理確定信号
(V2,V3,V4)は(Vdd,Vdd,0)と一定であ
り、前記(1)式で示す4入力可変しきい電圧インバー
タ8のしきい電圧Vinv(8)はVdd/4で変化しない。こ
の結果、入力信号V1が“0”のときはインバータ8が
反転しないのでVoutは“0”となるが、V1が(V
dd/4,2Vdd/4,3Vdd/4)のときは何れもイン
バータ8が反転しVoutは“1”となる。つまり、入
力信号(I1,I2)が(0,0)のときのみ出力信号
Voutが“0”で他の組み合わせでは出力信号Vou
tが“1”(Vdd)をとるOR論理の出力が得られる。
1,I2)と出力信号Voutと関係において、制御信
号(Va,Vb,Vc)が(0,0,Vdd)が入力され
たとする。制御信号Vaが0のときに、変換後の入力信
号V1が(0,Vdd/4,2Vdd/4,3Vdd/4)の
何れに変化しても、論理確定信号V2〜V4は全てVdd
となる。また、制御信号VaがVddのときに、変換後の
入力信号V1が(0,Vdd/4,2Vdd/4,3Vdd/
4)の何れに変化しても、論理確定信号V2〜V4は全
て0となる。つまり、入力信号V1が(0,Vdd/4,
2Vdd/4,3Vdd/4)に変化しても、論理確定信号
(V2,V3,V4)は(Vdd,Vdd,0)と一定であ
り、前記(1)式で示す4入力可変しきい電圧インバー
タ8のしきい電圧Vinv(8)はVdd/4で変化しない。こ
の結果、入力信号V1が“0”のときはインバータ8が
反転しないのでVoutは“0”となるが、V1が(V
dd/4,2Vdd/4,3Vdd/4)のときは何れもイン
バータ8が反転しVoutは“1”となる。つまり、入
力信号(I1,I2)が(0,0)のときのみ出力信号
Voutが“0”で他の組み合わせでは出力信号Vou
tが“1”(Vdd)をとるOR論理の出力が得られる。
【0052】同様に、(Va,Vb,Vc)=(Vdd/
4,Vdd/4,Vdd)ならばXOR論理、(Va,V
b,Vc)=(Vdd,Vdd,0)ならばAND論理とな
る。このようにして得られた(Va,Vb,Vc)の組
み合わせと、その時のVoutの関係を図4(b)にま
とめて示す。このように、バイナリ2入力(4値)の論
理回路10(SH回路)では、演算用可変しきい電圧イ
ンバータ8を4入力νMOSインバータで構成し、ま
た、それぞれが5値の制御信号(Va,Vb,Vc)か
らバイナリ信号(論理確定信号)を生成して、これによ
り4入力νMOSインバータの3つのしきい電圧制御電
極を駆動することにより、16個の関数をすべて表現す
る出力を得ることができる。
4,Vdd/4,Vdd)ならばXOR論理、(Va,V
b,Vc)=(Vdd,Vdd,0)ならばAND論理とな
る。このようにして得られた(Va,Vb,Vc)の組
み合わせと、その時のVoutの関係を図4(b)にま
とめて示す。このように、バイナリ2入力(4値)の論
理回路10(SH回路)では、演算用可変しきい電圧イ
ンバータ8を4入力νMOSインバータで構成し、ま
た、それぞれが5値の制御信号(Va,Vb,Vc)か
らバイナリ信号(論理確定信号)を生成して、これによ
り4入力νMOSインバータの3つのしきい電圧制御電
極を駆動することにより、16個の関数をすべて表現す
る出力を得ることができる。
【0053】同様に、論理回路をバイナリ3入力(8
値)に対応する構成とすれば256個の関数が、また、
バイナリ4入力(16値)対応とすれば2万5536個
の関数を任意に指定し、演算することができる。
値)に対応する構成とすれば256個の関数が、また、
バイナリ4入力(16値)対応とすれば2万5536個
の関数を任意に指定し、演算することができる。
【0054】〔GA操作部(制御信号生成部)〕つぎ
に、図1におけるGA操作部20の具体的構成例と、そ
の動作(GA操作)について説明する。図5は、GA操
作部20の具体的構成例を示すブロック図である。本例
のGA操作部20は、制御信号Va〜Vcを実際の論理
回路に適合した値に確定するものであり、比較部21、
選択部22、変更部23、制御部24および出力部25
から構成されている。このGA操作部20は、用意した
数値列群から選択した数値列を図1の論理回路10に入
力したときに得られる結果に基づいて、数値列の再選択
と変更を行い、これを所望の演算結果が得られる制御信
号Va〜Vcを生成するまで繰り返して数値列群を自律
収束させるものである。GA操作という名称は、これら
の一連の動作が、数値列を遺伝子とみたてたときに、そ
のDNA配列の適応度を評価し(比較)、適応度に応じ
た発生確率で数値列を選択し(選択)、DNA配列(ビ
ット列)を交叉または変異させ(変更)、再度遺伝子の
組み換えを行って再度上記手順を繰り返す遺伝進化の過
程に似ていることから付けられたものである。なお、各
構成の詳しい動作は、次に述べるGA操作で説明する。
に、図1におけるGA操作部20の具体的構成例と、そ
の動作(GA操作)について説明する。図5は、GA操
作部20の具体的構成例を示すブロック図である。本例
のGA操作部20は、制御信号Va〜Vcを実際の論理
回路に適合した値に確定するものであり、比較部21、
選択部22、変更部23、制御部24および出力部25
から構成されている。このGA操作部20は、用意した
数値列群から選択した数値列を図1の論理回路10に入
力したときに得られる結果に基づいて、数値列の再選択
と変更を行い、これを所望の演算結果が得られる制御信
号Va〜Vcを生成するまで繰り返して数値列群を自律
収束させるものである。GA操作という名称は、これら
の一連の動作が、数値列を遺伝子とみたてたときに、そ
のDNA配列の適応度を評価し(比較)、適応度に応じ
た発生確率で数値列を選択し(選択)、DNA配列(ビ
ット列)を交叉または変異させ(変更)、再度遺伝子の
組み換えを行って再度上記手順を繰り返す遺伝進化の過
程に似ていることから付けられたものである。なお、各
構成の詳しい動作は、次に述べるGA操作で説明する。
【0055】〔GA操作〕図6は、νMOSを用いた進
化システムの動作手法を説明するために、1つのSH回
路を用いて、遺伝的アルゴリズム(GA)により、SH
回路の論理を確定していく手順を示すフロー図である。
ここでは、一例として、OR回路の導出について示す。
化システムの動作手法を説明するために、1つのSH回
路を用いて、遺伝的アルゴリズム(GA)により、SH
回路の論理を確定していく手順を示すフロー図である。
ここでは、一例として、OR回路の導出について示す。
【0056】先の図1に示す2bit入力のSH回路1
0では、その論理を確定するのにVa,Vb,Vcのそ
れぞれに、(0,Vdd/4,2Vdd/4,3Vdd/4,
Vdd)の5値信号のいずれかを加えることとした。これ
は、2値に置き換えるとそれぞれの制御信号について3
ビット(但し、3値分冗長となる)であり、合計9ビッ
トの情報が必要となる。
0では、その論理を確定するのにVa,Vb,Vcのそ
れぞれに、(0,Vdd/4,2Vdd/4,3Vdd/4,
Vdd)の5値信号のいずれかを加えることとした。これ
は、2値に置き換えるとそれぞれの制御信号について3
ビット(但し、3値分冗長となる)であり、合計9ビッ
トの情報が必要となる。
【0057】本例では、この論理を確定する9bitを
GAにおける染色体とみなす。つまり、制御信号Va,
Vb,Vcが取り得る値(0,Vdd/4,2Vdd/4,
3Vdd/4,Vdd)をそれぞれ(000,001,01
0,011,100)に対応させ、これらの3端子につ
いての並び(aaa,bbb,ccc)を染色体とす
る。ここで、a〜cは“0”又は“1”であり、制御信
号はVa=(aaa),Vb=(bbb),Vc=(c
cc)で表される。そして、図6のステップST1で
は、初期状態として、この染色体を何通りか用意する
(図6では、4通りのみ例示)。この染色体の抽出は、
図5の構成例では、例えば制御部24がメモリ部30と
出力部25を制御して、順次行う数値列(染色体)の出
力制御で達成される。
GAにおける染色体とみなす。つまり、制御信号Va,
Vb,Vcが取り得る値(0,Vdd/4,2Vdd/4,
3Vdd/4,Vdd)をそれぞれ(000,001,01
0,011,100)に対応させ、これらの3端子につ
いての並び(aaa,bbb,ccc)を染色体とす
る。ここで、a〜cは“0”又は“1”であり、制御信
号はVa=(aaa),Vb=(bbb),Vc=(c
cc)で表される。そして、図6のステップST1で
は、初期状態として、この染色体を何通りか用意する
(図6では、4通りのみ例示)。この染色体の抽出は、
図5の構成例では、例えば制御部24がメモリ部30と
出力部25を制御して、順次行う数値列(染色体)の出
力制御で達成される。
【0058】ステップST2では、用意した染色体(制
御信号)の適応度Sを評価する。具体的に図5の例で
は、出力部25から順次出力された数値列(染色体)が
論理回路10に制御信号Va,Vb,Vcに分けて各制
御端子に入力され、そのときの出力信号Voutが比較
部21にフィードバックされる。また、制御部24の制
御を受けてメモリ部30から所望の演算結果(出力信号
Vout’)が比較部21に送られる。比較部21は、
両出力信号Vout,Vout’を比較して、入力信号
の組み合わせに応じた出力信号D1〜D4(図4参照)
ごとに、一致度を判定する。このとき、出力信号D1〜
D4が全て一致すれば適応度4、全て一致しなければ適
応度0となる。たとえば、図6に4つ例示する最初の染
色体1では、(Va,Vb,Vc)=(001,01
1,011)であり、図4(b)の真理値表を参照する
と、この場合はNOR出力となるので、所望のORと出
力信号D1〜D4が何れも一致しないことから、適応度
Sは“0”と判定される。同様に、図6の染色体2は1
出力が一致して適応度1、染色体3は2出力で一致して
適応度2、染色体4は3出力で一致して適応度3と判定
される。
御信号)の適応度Sを評価する。具体的に図5の例で
は、出力部25から順次出力された数値列(染色体)が
論理回路10に制御信号Va,Vb,Vcに分けて各制
御端子に入力され、そのときの出力信号Voutが比較
部21にフィードバックされる。また、制御部24の制
御を受けてメモリ部30から所望の演算結果(出力信号
Vout’)が比較部21に送られる。比較部21は、
両出力信号Vout,Vout’を比較して、入力信号
の組み合わせに応じた出力信号D1〜D4(図4参照)
ごとに、一致度を判定する。このとき、出力信号D1〜
D4が全て一致すれば適応度4、全て一致しなければ適
応度0となる。たとえば、図6に4つ例示する最初の染
色体1では、(Va,Vb,Vc)=(001,01
1,011)であり、図4(b)の真理値表を参照する
と、この場合はNOR出力となるので、所望のORと出
力信号D1〜D4が何れも一致しないことから、適応度
Sは“0”と判定される。同様に、図6の染色体2は1
出力が一致して適応度1、染色体3は2出力で一致して
適応度2、染色体4は3出力で一致して適応度3と判定
される。
【0059】適応度4の染色体が一つでも存在すれば、
この染色体が実際の論理回路10で所望の演算結果を得
るために正しい制御信号として確定し、フローが終了す
る。
この染色体が実際の論理回路10で所望の演算結果を得
るために正しい制御信号として確定し、フローが終了す
る。
【0060】適応度4が存在しない場合は、フローがス
テップ3に進み、求めた適応度Sに応じた確率で染色体
の組が選択される。この選択は、図5の制御部を介して
適応度情報を受け取った選択部22により実行される。
たとえば、図6の例では、最も適応度が高い染色体4と
次に適応度が高い染色体3の組が1/2の確率で選択さ
れ、染色体4と三番目に適応度が高い染色体2の組と、
染色体2と3の組が、それぞれ1/4の確率で選ばれて
いる。選択後の染色体の組は変更部23に送られる。こ
の染色体操作により、適応度が低いものほど選択から漏
れて自然淘汰され、適応度が高いものほど存在確率が高
くなる。
テップ3に進み、求めた適応度Sに応じた確率で染色体
の組が選択される。この選択は、図5の制御部を介して
適応度情報を受け取った選択部22により実行される。
たとえば、図6の例では、最も適応度が高い染色体4と
次に適応度が高い染色体3の組が1/2の確率で選択さ
れ、染色体4と三番目に適応度が高い染色体2の組と、
染色体2と3の組が、それぞれ1/4の確率で選ばれて
いる。選択後の染色体の組は変更部23に送られる。こ
の染色体操作により、適応度が低いものほど選択から漏
れて自然淘汰され、適応度が高いものほど存在確率が高
くなる。
【0061】ステップST4では、例えば図5の変更部
23において、選択後の染色体の組に対しビット交叉ま
たはデータ変異が実行される。本例におけるビット交
叉」とは、各染色体の組間で、異なるビットがある場
合、そのビットをVa〜Vcごとに一つだけ交換するこ
とをいう。また、図6の例では具体的に実施していない
が、「データ変異」とは、例えば、新しくつくられた新
染色体の任意のビットをVa〜Vcごとに一つだけ反転
することをいう。ビット交叉またはデータ変異によっ
て、新たな染色体が生成されたことになり、これが図5
の出力部25に送られる。
23において、選択後の染色体の組に対しビット交叉ま
たはデータ変異が実行される。本例におけるビット交
叉」とは、各染色体の組間で、異なるビットがある場
合、そのビットをVa〜Vcごとに一つだけ交換するこ
とをいう。また、図6の例では具体的に実施していない
が、「データ変異」とは、例えば、新しくつくられた新
染色体の任意のビットをVa〜Vcごとに一つだけ反転
することをいう。ビット交叉またはデータ変異によっ
て、新たな染色体が生成されたことになり、これが図5
の出力部25に送られる。
【0062】ステップST5では、例えば図5の出力部
25において、古い染色体群が新たな染色体群と置き替
えられ、最初の世代交代が終了する。次いで、フローが
再度、ステップST2に戻り、適応度Sの評価(ST
2),染色体の組選択(ST3),ビット交叉またはデ
ータ変異(ST4)のサイクル(世代交代)を、適応度
100%(図6の例では、適応度4)の染色体が得られ
るまで繰り返す。適応度100%の染色体は、メモリ部
30に格納され、必要に応じて制御信号として論理回路
の動作に供せられる。
25において、古い染色体群が新たな染色体群と置き替
えられ、最初の世代交代が終了する。次いで、フローが
再度、ステップST2に戻り、適応度Sの評価(ST
2),染色体の組選択(ST3),ビット交叉またはデ
ータ変異(ST4)のサイクル(世代交代)を、適応度
100%(図6の例では、適応度4)の染色体が得られ
るまで繰り返す。適応度100%の染色体は、メモリ部
30に格納され、必要に応じて制御信号として論理回路
の動作に供せられる。
【0063】なお、以上の説明はGA適用の一例であ
り、初期の染色体数、適応度評価法、染色体の選択法、
ビット交叉データ変換手法は、使用状況に応じて最適な
手段が選ばれる。また、論理回路の機能の変更は、制御
部24がメモリ部30から読み出す所望の演算結果を変
えるだけで、後は上述した手順を実行することで容易に
達成される。さらに、同じ論理回路に対し論理確定が繰
り返され、同じ論理回路は同じ論理関数で用いられるこ
とが多い場合では、ステップST1で数値列を用意する
際、使用頻度が高いほうのものから染色体を選ぶように
すると、世代交代のサイクル数が少ない段階で希望の数
値列を特定できる。つまり、数値列選択に学習機能を持
たせることにより、効率の向上を図るようにすることが
できる。
り、初期の染色体数、適応度評価法、染色体の選択法、
ビット交叉データ変換手法は、使用状況に応じて最適な
手段が選ばれる。また、論理回路の機能の変更は、制御
部24がメモリ部30から読み出す所望の演算結果を変
えるだけで、後は上述した手順を実行することで容易に
達成される。さらに、同じ論理回路に対し論理確定が繰
り返され、同じ論理回路は同じ論理関数で用いられるこ
とが多い場合では、ステップST1で数値列を用意する
際、使用頻度が高いほうのものから染色体を選ぶように
すると、世代交代のサイクル数が少ない段階で希望の数
値列を特定できる。つまり、数値列選択に学習機能を持
たせることにより、効率の向上を図るようにすることが
できる。
【0064】本実施形態の半導体装置は、シミュレーシ
ョンではなく実際に実現可能に具体化された手段により
GA手法を適用した半導体デバイスである。本半導体装
置の論理回路は、演算論理を変更可能なものとしては、
例えば従来のPLD等に比べ簡易な構成を有する。ま
た、演算論理の確定が制御信号の変更で済むためリアル
タイムで論理を変更しながら動作することが可能であ
る。本実施形態では、この制御信号の確定にGA手法が
適用され、GA操作部(制御信号生成部)が実際の演算
結果をもとに自律的な過程で、実際の論理回路に適合し
た制御信号を生成する。通常の論理回路では機能を固定
して、それに最適な配線等の設計的な要素が加味されて
いるので、機能が変更されると設計の最適ポイントが狂
って誤動作を誘うが、GA手法による論理確定では、正
常動作が個々の論理回路レベルで確実に保証され、動作
精度が格段に高いものとなる。また、周囲の環境変化、
例えば温度変化,入力信号の劣化或いはノイズ環境の劣
化等があった場合、論理回路に対し、その環境において
所望の演算結果を得ることができる制御信号が付与され
るので、誤動作することなく自律的に適応できる、即ち
環境適応性がある。たとえば、これらの環境変化によっ
て、従来構成では動作マージンがなくなったり、或いは
例えばNANDとANDの論理が逆転して誤動作する場
合でも、本発明では論理回路を正しい解を得られるよう
に制御するので、飛躍的に誤動作の確率が低減する。こ
れに加え、本実施形態では、機能自体の変更にGA手法
が適用できるので、遺伝的アルゴリズム操作における柔
軟性、多様性が極めて高い。
ョンではなく実際に実現可能に具体化された手段により
GA手法を適用した半導体デバイスである。本半導体装
置の論理回路は、演算論理を変更可能なものとしては、
例えば従来のPLD等に比べ簡易な構成を有する。ま
た、演算論理の確定が制御信号の変更で済むためリアル
タイムで論理を変更しながら動作することが可能であ
る。本実施形態では、この制御信号の確定にGA手法が
適用され、GA操作部(制御信号生成部)が実際の演算
結果をもとに自律的な過程で、実際の論理回路に適合し
た制御信号を生成する。通常の論理回路では機能を固定
して、それに最適な配線等の設計的な要素が加味されて
いるので、機能が変更されると設計の最適ポイントが狂
って誤動作を誘うが、GA手法による論理確定では、正
常動作が個々の論理回路レベルで確実に保証され、動作
精度が格段に高いものとなる。また、周囲の環境変化、
例えば温度変化,入力信号の劣化或いはノイズ環境の劣
化等があった場合、論理回路に対し、その環境において
所望の演算結果を得ることができる制御信号が付与され
るので、誤動作することなく自律的に適応できる、即ち
環境適応性がある。たとえば、これらの環境変化によっ
て、従来構成では動作マージンがなくなったり、或いは
例えばNANDとANDの論理が逆転して誤動作する場
合でも、本発明では論理回路を正しい解を得られるよう
に制御するので、飛躍的に誤動作の確率が低減する。こ
れに加え、本実施形態では、機能自体の変更にGA手法
が適用できるので、遺伝的アルゴリズム操作における柔
軟性、多様性が極めて高い。
【0065】第2実施形態 上述した第1実施形態では、SH回路にGAを適用する
手法を説明することを主目的として1つのSH回路に着
目した。この場合、設計,プロセス上の要因、環境要因
に対する動作精度が高い利点があったが、それらの要因
による誤動作の心配がない場合では、実際に1つのSH
回路の論理を確定するビット列は、真理値表から求めた
ものと一致して容易にわかるので、論理確定のためにわ
ざわざGAを使用する利点は薄い。しかし、複数のSH
回路を用いて大規模な回路を形成する場合は、所望の回
路を確定する全ビット列を得ることは容易でなくなるた
め、GAによる論理確定手法がより重要となる。
手法を説明することを主目的として1つのSH回路に着
目した。この場合、設計,プロセス上の要因、環境要因
に対する動作精度が高い利点があったが、それらの要因
による誤動作の心配がない場合では、実際に1つのSH
回路の論理を確定するビット列は、真理値表から求めた
ものと一致して容易にわかるので、論理確定のためにわ
ざわざGAを使用する利点は薄い。しかし、複数のSH
回路を用いて大規模な回路を形成する場合は、所望の回
路を確定する全ビット列を得ることは容易でなくなるた
め、GAによる論理確定手法がより重要となる。
【0066】本実施形態では、複数のSH回路と配線接
続手段を組み合わせて用いる半導体装置と、その組み合
わせ回路をGAにより自動構築する手法を説明する。そ
の際、簡単な組み合わせ回路として、マルチプレクサ回
路を例示して、その構成と生成(自動構築を含む)動作
とを説明する。
続手段を組み合わせて用いる半導体装置と、その組み合
わせ回路をGAにより自動構築する手法を説明する。そ
の際、簡単な組み合わせ回路として、マルチプレクサ回
路を例示して、その構成と生成(自動構築を含む)動作
とを説明する。
【0067】図7は、本実施形態の論理回路例としたマ
ルチプレクサを示す図である。また、図8は、図7のマ
ルチプレクサの等価回路図である。本例のマルチプレク
サ40は、図7に示すように、4つの入力端子にそれぞ
れ入力される4データI1〜I4の何れかを2つのアド
レスビットA1,A2の組み合わせで選択的に単一な出
力端子から出力する6入力のマルチプレクサ(6マルチ
プレクサ)である。この6マルチプレクサ40は、等価
回路上では、その初段に各入力信号A1,A2及びI1
〜I4をそれぞれ反転する6つのインバータINV1〜
INV6を有する。インバータINV1〜INV6の出
力は、制御信号A1,A2、その反転信号A1_,A2
_、及び入力信号I1〜I4の反転信号のうち、3信号
を入力する4つのアンド回路AND1〜AND4に接続
されている。アンド回路AND1にA1_,A2,I3
_が入力され、アンド回路AND2にA1_,A2_,
I4_が入力され、アンド回路AND3にA1,A2,
I1_が入力され、アンド回路AND4にA1,A2
_,I2_が入力される。これらアンド回路AND1〜
AND4の出力は、最終段のノア回路NORに接続され
ている。
ルチプレクサを示す図である。また、図8は、図7のマ
ルチプレクサの等価回路図である。本例のマルチプレク
サ40は、図7に示すように、4つの入力端子にそれぞ
れ入力される4データI1〜I4の何れかを2つのアド
レスビットA1,A2の組み合わせで選択的に単一な出
力端子から出力する6入力のマルチプレクサ(6マルチ
プレクサ)である。この6マルチプレクサ40は、等価
回路上では、その初段に各入力信号A1,A2及びI1
〜I4をそれぞれ反転する6つのインバータINV1〜
INV6を有する。インバータINV1〜INV6の出
力は、制御信号A1,A2、その反転信号A1_,A2
_、及び入力信号I1〜I4の反転信号のうち、3信号
を入力する4つのアンド回路AND1〜AND4に接続
されている。アンド回路AND1にA1_,A2,I3
_が入力され、アンド回路AND2にA1_,A2_,
I4_が入力され、アンド回路AND3にA1,A2,
I1_が入力され、アンド回路AND4にA1,A2
_,I2_が入力される。これらアンド回路AND1〜
AND4の出力は、最終段のノア回路NORに接続され
ている。
【0068】このような構成のマルチプレクサ40は、
(A1,A2)=(0,0)のとき、4つのAND回路
のうち出力が1になる可能性があるのはアンド回路AN
D2のみであり、したがって、入力信号I4の論理状態
に応じて当該マルチプレクサ40の出力が変化する。つ
まり、(A1,A2)=(0,0)のとき入力信号I4
が選択されて出力される。同様に、(A1,A2)=
(1,0)のとき入力信号I2が選択され、(A1,A
2)=(0,1)のとき入力信号I3が選択され、(A
1,A2)=(1,1)のとき入力信号I1が選択さ
れ、それぞれ出力される。
(A1,A2)=(0,0)のとき、4つのAND回路
のうち出力が1になる可能性があるのはアンド回路AN
D2のみであり、したがって、入力信号I4の論理状態
に応じて当該マルチプレクサ40の出力が変化する。つ
まり、(A1,A2)=(0,0)のとき入力信号I4
が選択されて出力される。同様に、(A1,A2)=
(1,0)のとき入力信号I2が選択され、(A1,A
2)=(0,1)のとき入力信号I3が選択され、(A
1,A2)=(1,1)のとき入力信号I1が選択さ
れ、それぞれ出力される。
【0069】図9には、SH回路の組み合わせのベース
となる配置パターンを、上記図7及び図8に示す6マル
チプレクサ40を例に示す。図9中、SH1〜SH3は
図1で示したのと同様な論理回路(SH回路)であり、
これらSH回路SH1〜SH3で図8における最終段の
ノア回路NORを構築している。つまり、SH1とSH
2で2つの2入力OR回路を並列に設け、その2入力O
R回路の各出力を入力とする単一の2入力NOR回路を
SH3で実現している。このような複数のSH回路の配
列に対し、各SH回路に入力するピンを選択する接続ア
レイが存在する。接続アレイは、その接続パターンをデ
ータ入力ピンとSH回路入力ピンのマトリックスの各交
点について指定でき、SH回路への入力信号は、SH回
路入力ピン上に接続されたピンのAND論理となる。つ
まり、この接続アレイによって、図8の4つのAND回
路AND1〜AND4と、その入力選択が実現されてい
る。さらに、各SH回路間の接続を行うために、各SH
回路の入力ピンには、任意のSH回路の出力からのフィ
ードバックが接続可能であり、これも上記と同様にマト
リックス指定できる。そして、これら入力とは別に各S
H回路の制御端子に入力する制御信号(Va,Vb,V
c)を指定するマトリックスが存在する。このマトリッ
クスは、先に第1実施形態で記述したように、図示しな
いGA操作部20によって制御電圧値(0,Vdd/4,
2Vdd/4,3Vdd/4,Vdd)の中から、GAによる
論理確定手法で所望の演算結果(ここでは、図8の回路
ロジック)を得るために最適な電圧を選択することがで
き、これによりSH回路の論理を確定する。図9は、真
理値表にしたがった通常の論理確定結果で各SH回路が
動作できる場合を例示している。但し、図9において制
御電圧の接続点は実際に接続設定をする手段が設けられ
ているのではなく、単に、GA操作部20による制御電
圧の選択パターンを示すに過ぎない。これに対し、デー
タ入力ピン、場合によってはフィードバック制御ピンと
の接続点は、接続設定をする手段が実際に設けられてい
る。
となる配置パターンを、上記図7及び図8に示す6マル
チプレクサ40を例に示す。図9中、SH1〜SH3は
図1で示したのと同様な論理回路(SH回路)であり、
これらSH回路SH1〜SH3で図8における最終段の
ノア回路NORを構築している。つまり、SH1とSH
2で2つの2入力OR回路を並列に設け、その2入力O
R回路の各出力を入力とする単一の2入力NOR回路を
SH3で実現している。このような複数のSH回路の配
列に対し、各SH回路に入力するピンを選択する接続ア
レイが存在する。接続アレイは、その接続パターンをデ
ータ入力ピンとSH回路入力ピンのマトリックスの各交
点について指定でき、SH回路への入力信号は、SH回
路入力ピン上に接続されたピンのAND論理となる。つ
まり、この接続アレイによって、図8の4つのAND回
路AND1〜AND4と、その入力選択が実現されてい
る。さらに、各SH回路間の接続を行うために、各SH
回路の入力ピンには、任意のSH回路の出力からのフィ
ードバックが接続可能であり、これも上記と同様にマト
リックス指定できる。そして、これら入力とは別に各S
H回路の制御端子に入力する制御信号(Va,Vb,V
c)を指定するマトリックスが存在する。このマトリッ
クスは、先に第1実施形態で記述したように、図示しな
いGA操作部20によって制御電圧値(0,Vdd/4,
2Vdd/4,3Vdd/4,Vdd)の中から、GAによる
論理確定手法で所望の演算結果(ここでは、図8の回路
ロジック)を得るために最適な電圧を選択することがで
き、これによりSH回路の論理を確定する。図9は、真
理値表にしたがった通常の論理確定結果で各SH回路が
動作できる場合を例示している。但し、図9において制
御電圧の接続点は実際に接続設定をする手段が設けられ
ているのではなく、単に、GA操作部20による制御電
圧の選択パターンを示すに過ぎない。これに対し、デー
タ入力ピン、場合によってはフィードバック制御ピンと
の接続点は、接続設定をする手段が実際に設けられてい
る。
【0070】これらのマトリックスの接続手段は幾つか
考えられるが、回路の書き換えを頻繁に行うことを考慮
すると、フラッシュメモリ素子型のスイッチが望まし
い。フラッシュメモリ素子は、図2に示したνMOSと
同様に、フローティングゲート型のMOS構造をしてい
るので、デバイスの製造上、SH回路を構成するνMO
Sと同時に形成することができ、製造コスト等の面にお
いて極めて有利である。また、書き換え方式にもよる
が、その書き換え可能回数も1×106 回程度、保証で
き、この点でも有利である。
考えられるが、回路の書き換えを頻繁に行うことを考慮
すると、フラッシュメモリ素子型のスイッチが望まし
い。フラッシュメモリ素子は、図2に示したνMOSと
同様に、フローティングゲート型のMOS構造をしてい
るので、デバイスの製造上、SH回路を構成するνMO
Sと同時に形成することができ、製造コスト等の面にお
いて極めて有利である。また、書き換え方式にもよる
が、その書き換え可能回数も1×106 回程度、保証で
き、この点でも有利である。
【0071】このような配置の回路において、各アレイ
の接続情報の確定とSH回路の制御電圧情報の確定は個
別に設けたGA操作部により行ってもよいが、その2つ
の情報を一つの染色体とみなすと、一つのGA操作部で
配線接続と論理関数の確定を同時に行うことができる。
本例の場合、即ち6マルチプレクサの構築では3つのS
H回路ブロック(SH1〜SH3)を使用することか
ら、これによる染色体数は、データ入力ピンの接続アレ
イにおいて72ビット、フィードバックアレイに24ビ
ット、論理規定ビット27ビットの計123ビットとな
る。なお、制御電圧の指定は、各マトリックスの接続の
有無で決めるのではなく、先の第1実施形態と同様に、
1制御端子につき3ビットでSH回路ごとに9ビット、
3個のSH回路合計で27ビットにより決定される。
の接続情報の確定とSH回路の制御電圧情報の確定は個
別に設けたGA操作部により行ってもよいが、その2つ
の情報を一つの染色体とみなすと、一つのGA操作部で
配線接続と論理関数の確定を同時に行うことができる。
本例の場合、即ち6マルチプレクサの構築では3つのS
H回路ブロック(SH1〜SH3)を使用することか
ら、これによる染色体数は、データ入力ピンの接続アレ
イにおいて72ビット、フィードバックアレイに24ビ
ット、論理規定ビット27ビットの計123ビットとな
る。なお、制御電圧の指定は、各マトリックスの接続の
有無で決めるのではなく、先の第1実施形態と同様に、
1制御端子につき3ビットでSH回路ごとに9ビット、
3個のSH回路合計で27ビットにより決定される。
【0072】このような大きさの染色体を複数用意し、
これらに対し先の第1実施形態と同様に図6で示した手
順でGA操作を行う。そして、その結果、最終的に図9
中の黒点を接続とする回路が解として得られる。
これらに対し先の第1実施形態と同様に図6で示した手
順でGA操作を行う。そして、その結果、最終的に図9
中の黒点を接続とする回路が解として得られる。
【0073】以上の手法を利用すると大規模な進化シス
テムの構築が可能となる。つまり、外部環境の変化に応
じて最適なレスポンスを行うデバイス(機能回路ブロッ
ク)を必要とする時、このリアルタイムで論理を確定す
る必要があるデバイス部分を幾つかのSH回路で実現
し、機能回路ブロックの出力を基に適応度評価を行うG
A操作部等の論理確定部の結果を外部から各SH回路に
与えてやれば、機能回路ブロック全体が自律的に最適な
回路構成と出力を探索してくることができる。なお、接
続アレイを有する場合、そのマトリックス設定は、通常
の不揮発性メモリ素子等を書き込み/消去する制御で達
成できることから、ここでの説明は省略する。
テムの構築が可能となる。つまり、外部環境の変化に応
じて最適なレスポンスを行うデバイス(機能回路ブロッ
ク)を必要とする時、このリアルタイムで論理を確定す
る必要があるデバイス部分を幾つかのSH回路で実現
し、機能回路ブロックの出力を基に適応度評価を行うG
A操作部等の論理確定部の結果を外部から各SH回路に
与えてやれば、機能回路ブロック全体が自律的に最適な
回路構成と出力を探索してくることができる。なお、接
続アレイを有する場合、そのマトリックス設定は、通常
の不揮発性メモリ素子等を書き込み/消去する制御で達
成できることから、ここでの説明は省略する。
【0074】上述した本実施形態に係る半導体装置は、
従来例に対して以下の利点がある。まず、本例(図9)
とPLDの構成(図13)を比較してみると、入力部に
ANDアレイを用いるところは同様であるが、本実施形
態で図示した回路構成は、PLDの論理マクロに相当す
るものを、SH回路に置き換えた構成になっている。通
常、PLDのプログラミングは、AND論理とOR論理
の組み合わせによって回路を構成する加法標準形が基本
となっていおり、論理マクロの部分には、OR論理やX
OR、また、順序回路を構成する時に使用するフリップ
フロップなどの回路が含まれる。よって、6マルチプレ
クサのような単純な回路の構成においても、論理マクロ
のような大きな規模の回路群が必要となってしまう。し
かしながら、本実施形態で図示した回路構成は、その論
理マクロ部をSH回路で置き換えており、デバイスのゲ
ート規模を小さく抑えることが可能となる。
従来例に対して以下の利点がある。まず、本例(図9)
とPLDの構成(図13)を比較してみると、入力部に
ANDアレイを用いるところは同様であるが、本実施形
態で図示した回路構成は、PLDの論理マクロに相当す
るものを、SH回路に置き換えた構成になっている。通
常、PLDのプログラミングは、AND論理とOR論理
の組み合わせによって回路を構成する加法標準形が基本
となっていおり、論理マクロの部分には、OR論理やX
OR、また、順序回路を構成する時に使用するフリップ
フロップなどの回路が含まれる。よって、6マルチプレ
クサのような単純な回路の構成においても、論理マクロ
のような大きな規模の回路群が必要となってしまう。し
かしながら、本実施形態で図示した回路構成は、その論
理マクロ部をSH回路で置き換えており、デバイスのゲ
ート規模を小さく抑えることが可能となる。
【0075】本実施形態では、SH回路が任意のブール
関数を設定できることから、全体の回路構成も加法標準
形に制限されることはない。よって、最終的な全体の回
路構成もPLDの場合に比べ簡略化されたものが形成さ
れる。また、それは、遺伝的アルゴリズムを使用した場
合に、より少ない染色体数で所望の回路を形成できるこ
とを意味し、柔軟性、多様性の高い進化システムの構築
が可能となる。
関数を設定できることから、全体の回路構成も加法標準
形に制限されることはない。よって、最終的な全体の回
路構成もPLDの場合に比べ簡略化されたものが形成さ
れる。また、それは、遺伝的アルゴリズムを使用した場
合に、より少ない染色体数で所望の回路を形成できるこ
とを意味し、柔軟性、多様性の高い進化システムの構築
が可能となる。
【0076】本実施形態では、制御電圧の切り替えを単
純に電源切り替え回路を用いているので、PLDの接続
変更に比べて、はるかに高速の切り替えが可能となる。
PLDを用いた進化システムでは、高速なプログラミン
グが難しいために、リアルタイムに変化していくシステ
ムの構築は困難であったが、本実施形態では、高速での
ハードウェアプログラミングが可能となり、リアルタイ
ムに変化していくシステムの構築が可能となる。
純に電源切り替え回路を用いているので、PLDの接続
変更に比べて、はるかに高速の切り替えが可能となる。
PLDを用いた進化システムでは、高速なプログラミン
グが難しいために、リアルタイムに変化していくシステ
ムの構築は困難であったが、本実施形態では、高速での
ハードウェアプログラミングが可能となり、リアルタイ
ムに変化していくシステムの構築が可能となる。
【0077】最後に、本実施形態における変更可能な事
項を幾つか指摘しておく。
項を幾つか指摘しておく。
【0078】まず、上記説明では、1つのSH回路の制
御電圧の指定に第1実施形態と同様に9bit(3つの
SH回路で合計27bit)を用いるとしたが、直接、
16個のブール関数の内から1つを選択するようにする
と、1つのSH回路について4bit、計12bitで
済む。この点は、第1実施形態においても同じである。
また、図9の回路構成例では2入力のSH回路を用いて
いるが、3端子の或いは4端子等、入力端子を多数有す
る多入力型のSH回路を使用すれば、より簡略化され、
さらに、柔軟性、多様性の高いシステムを構築すること
ができる。
御電圧の指定に第1実施形態と同様に9bit(3つの
SH回路で合計27bit)を用いるとしたが、直接、
16個のブール関数の内から1つを選択するようにする
と、1つのSH回路について4bit、計12bitで
済む。この点は、第1実施形態においても同じである。
また、図9の回路構成例では2入力のSH回路を用いて
いるが、3端子の或いは4端子等、入力端子を多数有す
る多入力型のSH回路を使用すれば、より簡略化され、
さらに、柔軟性、多様性の高いシステムを構築すること
ができる。
【0079】本実施形態において図示した回路構成(図
9)では、入力部にANDアレイを用いているが、これ
らを用いずに、外部入力を直接SH回路に接続する構成
も可能である。また、以上の説明では、図8の各AND
回路を接続アレイで実現したが、これを例えば多入力の
ANDに関数指定された複数のSH回路で置き替えるこ
ともできる。さらに、同様にフィードバック制御も複数
のSH回路で置き替えることも原理的には可能である。
9)では、入力部にANDアレイを用いているが、これ
らを用いずに、外部入力を直接SH回路に接続する構成
も可能である。また、以上の説明では、図8の各AND
回路を接続アレイで実現したが、これを例えば多入力の
ANDに関数指定された複数のSH回路で置き替えるこ
ともできる。さらに、同様にフィードバック制御も複数
のSH回路で置き替えることも原理的には可能である。
【0080】上述した説明では組み合わせ回路について
言及したに留まっているが、図9の回路構成に対し、さ
らにフリップフロップ等の回路を組み合わせれば、順序
回路の構成も可能となる。また、図9の回路構成は、接
続アレイの接続と、制御電圧を選択することにより、単
にPLDもしくはFPGA等と同様なプログラマブルデ
バイスとして使用することも可能である。
言及したに留まっているが、図9の回路構成に対し、さ
らにフリップフロップ等の回路を組み合わせれば、順序
回路の構成も可能となる。また、図9の回路構成は、接
続アレイの接続と、制御電圧を選択することにより、単
にPLDもしくはFPGA等と同様なプログラマブルデ
バイスとして使用することも可能である。
【0081】第3実施形態 先の第1(及び第2)実施形態では、2入力可変しきい
電圧インバータA〜Cのしきい電圧の設定/変更を制御
電圧Va〜Vcによって行っていたが(図3)、本実施
形態では、可変しきい電圧インバータを構成するフロー
ティングゲートFG中に電荷を注入し、もしくはFGか
ら電荷を引き抜くことにより、外部からではなく内部状
態としてしきい電圧を記憶できるようにした実施形態で
ある。このフローティングゲートの電荷量により記憶を
保持する方法は、現在実用化されているフラッシュメモ
リやEEPROMのデータ記憶/消去方法と原理的に同
じものである。
電圧インバータA〜Cのしきい電圧の設定/変更を制御
電圧Va〜Vcによって行っていたが(図3)、本実施
形態では、可変しきい電圧インバータを構成するフロー
ティングゲートFG中に電荷を注入し、もしくはFGか
ら電荷を引き抜くことにより、外部からではなく内部状
態としてしきい電圧を記憶できるようにした実施形態で
ある。このフローティングゲートの電荷量により記憶を
保持する方法は、現在実用化されているフラッシュメモ
リやEEPROMのデータ記憶/消去方法と原理的に同
じものである。
【0082】図10(a)は、本実施形態に係る2入力
可変しきい電圧インバータの平面図、図10(b)は同
断面図である。この2入力可変しきい電圧インバータ5
0では、p型半導体基板51に形成されたnウェル52
と、その他のp型半導体基板領域との表面部分に素子分
離絶縁膜53が形成されている。nウェル52内の素子
分離絶縁膜周囲(pMOSの能動領域)と、p型半導体
基板内の素子分離絶縁膜周囲(nMOSの能動領域)に
ぞれぞれゲート絶縁膜54p,54nが形成されてい
る。ゲート絶縁膜54p,54n上と、両者間の素子分
離領域53上には共通なフローティングゲートFGが積
層されている。
可変しきい電圧インバータの平面図、図10(b)は同
断面図である。この2入力可変しきい電圧インバータ5
0では、p型半導体基板51に形成されたnウェル52
と、その他のp型半導体基板領域との表面部分に素子分
離絶縁膜53が形成されている。nウェル52内の素子
分離絶縁膜周囲(pMOSの能動領域)と、p型半導体
基板内の素子分離絶縁膜周囲(nMOSの能動領域)に
ぞれぞれゲート絶縁膜54p,54nが形成されてい
る。ゲート絶縁膜54p,54n上と、両者間の素子分
離領域53上には共通なフローティングゲートFGが積
層されている。
【0083】このνMOSトランジスタでは、外部から
のしきい電圧制御信号は必要としないので図3で示され
たVa端子は存在しない。その代わりに、フローティン
グゲートFG上に、その注入電荷量をコントロールする
電荷注入制御ゲートCGW/Eがゲート間絶縁膜55を介
して積層され、また、これと並んでD−A変換器からの
変換後の入力信号が印加される制御ゲートCGが、フロ
ーティングゲートFG上にゲート間絶縁膜56を介して
配置されている。なお、第1及び第2実施形態で使用し
たような通常のνMOSトランジスタでは、フローティ
ングゲート下のゲート絶縁膜の厚さは、通常10nm〜
20nm程度の厚めの膜に設定するが、本実施形態で
は、フラッシュメモリと同様に10nm以下の薄い酸化
膜を使用する。
のしきい電圧制御信号は必要としないので図3で示され
たVa端子は存在しない。その代わりに、フローティン
グゲートFG上に、その注入電荷量をコントロールする
電荷注入制御ゲートCGW/Eがゲート間絶縁膜55を介
して積層され、また、これと並んでD−A変換器からの
変換後の入力信号が印加される制御ゲートCGが、フロ
ーティングゲートFG上にゲート間絶縁膜56を介して
配置されている。なお、第1及び第2実施形態で使用し
たような通常のνMOSトランジスタでは、フローティ
ングゲート下のゲート絶縁膜の厚さは、通常10nm〜
20nm程度の厚めの膜に設定するが、本実施形態で
は、フラッシュメモリと同様に10nm以下の薄い酸化
膜を使用する。
【0084】このような構造の2入力可変しきい電圧イ
ンバータ50において、基板を0Vに保ち、電荷注入制
御ゲートCGW/E に正の高電圧(例えば、18V程度)
を印加すると、基板からフローティングゲートFGへ電
子が注入される。フローティングゲートFGへ電子が注
入されると、これが負に帯電し、D−A変換器からの信
号入力端子からみたインバータの見かけ上のしきい電圧
は上がることになる。逆に、電荷注入制御ゲートCG
W/E に負の電圧を印加して、基板に電子を引き抜くか、
基板からホール(正電荷)を注入してフローティングゲ
ートFGを正に帯電させることにより、見かけ上のしき
い電圧は下がる。そこで、電荷注入量をコントロール
し、5段階のしきい電圧を設定すると、外部信号を必要
としない2入力可変しきい電圧インバータを構成するこ
とができる。このしきい電圧は、チップの電源電圧をO
FFしても状態が消失しない不揮発性となる。よって、
このようなしきい電圧書き込み操作を、SH回路の論理
の確定段階において行えば、内部状態としてしきい電
圧、つまり確定論理を保持することができる。消去操作
は、上記書き込みの場合とゲート絶縁膜にかかる電界方
向を逆として、同様に行う。図11には、このしきい電
圧書き込み/消去を行う手段、即ちしきい電圧制御手段
57を、しきい電圧記憶型の2入力可変しきい電圧イン
バータ50とともに示す。
ンバータ50において、基板を0Vに保ち、電荷注入制
御ゲートCGW/E に正の高電圧(例えば、18V程度)
を印加すると、基板からフローティングゲートFGへ電
子が注入される。フローティングゲートFGへ電子が注
入されると、これが負に帯電し、D−A変換器からの信
号入力端子からみたインバータの見かけ上のしきい電圧
は上がることになる。逆に、電荷注入制御ゲートCG
W/E に負の電圧を印加して、基板に電子を引き抜くか、
基板からホール(正電荷)を注入してフローティングゲ
ートFGを正に帯電させることにより、見かけ上のしき
い電圧は下がる。そこで、電荷注入量をコントロール
し、5段階のしきい電圧を設定すると、外部信号を必要
としない2入力可変しきい電圧インバータを構成するこ
とができる。このしきい電圧は、チップの電源電圧をO
FFしても状態が消失しない不揮発性となる。よって、
このようなしきい電圧書き込み操作を、SH回路の論理
の確定段階において行えば、内部状態としてしきい電
圧、つまり確定論理を保持することができる。消去操作
は、上記書き込みの場合とゲート絶縁膜にかかる電界方
向を逆として、同様に行う。図11には、このしきい電
圧書き込み/消去を行う手段、即ちしきい電圧制御手段
57を、しきい電圧記憶型の2入力可変しきい電圧イン
バータ50とともに示す。
【0085】本実施形態では、通常の論理関数を確定に
おいて、同じ論理関数が連続して用いられる場合等にあ
っては、一旦論理関数を確定すればその状態が保持でき
るので、多数のSH回路に共通な書込・消去制御手段5
7を設け、必要な箇所の論理関数の書き換えを行う制御
ができ、時間的な効率化を図ることができる。また、例
えば図示しないGA操作部により、SH回路で所望の演
算結果が得られる論理関数を確定した後に論理関数を固
定したいときに、この書込・消去制御手段57を用いる
制御も可能である。
おいて、同じ論理関数が連続して用いられる場合等にあ
っては、一旦論理関数を確定すればその状態が保持でき
るので、多数のSH回路に共通な書込・消去制御手段5
7を設け、必要な箇所の論理関数の書き換えを行う制御
ができ、時間的な効率化を図ることができる。また、例
えば図示しないGA操作部により、SH回路で所望の演
算結果が得られる論理関数を確定した後に論理関数を固
定したいときに、この書込・消去制御手段57を用いる
制御も可能である。
【0086】第4実施形態 本実施形態では、上記第3実施形態で示した電荷注入量
の調整によるしきい電圧の設定を、先の第1及び第2実
施形態で示す制御電圧の印加とともに併用して、論理関
数の確定制御を行う場合について示す。
の調整によるしきい電圧の設定を、先の第1及び第2実
施形態で示す制御電圧の印加とともに併用して、論理関
数の確定制御を行う場合について示す。
【0087】本実施例の可変しきい電圧インバータは、
図10に示される構造と基本的には同じである。ただ
し、図10で示した電荷注入制御ゲートCGW/E をしき
い電圧制御信号の入力制御ゲートと兼用する(以下、兼
用コントールゲートと称する)。この切り替えは、各オ
ペレーションごとにスイッチの切り替えによって行われ
る。第1及び第2実施形態の2入力可変しきい電圧イン
バータでは、D−A変換器(入力変換部2)から変換後
の入力信号が入る端子からみたしきい電圧は制御電圧の
みによってコントロールされるが、本実施形態では、さ
らに第3実施形態とと同様にフローティングゲートへの
電荷注入を行い、しきい電圧設定のパラメータを増やし
ている。このようにすると、制御電圧によってコントロ
ールできるしきい電圧に制限を加えることができる。言
い換えれば、制御電圧によるしきい電圧の変化を鈍感に
したり敏感にしたりできる。
図10に示される構造と基本的には同じである。ただ
し、図10で示した電荷注入制御ゲートCGW/E をしき
い電圧制御信号の入力制御ゲートと兼用する(以下、兼
用コントールゲートと称する)。この切り替えは、各オ
ペレーションごとにスイッチの切り替えによって行われ
る。第1及び第2実施形態の2入力可変しきい電圧イン
バータでは、D−A変換器(入力変換部2)から変換後
の入力信号が入る端子からみたしきい電圧は制御電圧の
みによってコントロールされるが、本実施形態では、さ
らに第3実施形態とと同様にフローティングゲートへの
電荷注入を行い、しきい電圧設定のパラメータを増やし
ている。このようにすると、制御電圧によってコントロ
ールできるしきい電圧に制限を加えることができる。言
い換えれば、制御電圧によるしきい電圧の変化を鈍感に
したり敏感にしたりできる。
【0088】たとえば、2入力可変しきい電圧インバー
タのしきい電圧Vinv はVinv =Vdd−Vaと表される
ので、しきい電圧を低く(例えばVdd/4に)設定した
い場合は通常、制御電圧Vaを高く(3Vdd/4に)設
定する。しかし、フローティングゲートFGに電子を予
め注入しておくと、同じバイアス状態でもしきい電圧は
さらに高く(例えば、2Vdd/4または3Vdd/4に)
なる。逆にフローティングゲートFGに正孔を注入して
おくと、同じバイアス状態に対してしきい電圧は低くな
る。
タのしきい電圧Vinv はVinv =Vdd−Vaと表される
ので、しきい電圧を低く(例えばVdd/4に)設定した
い場合は通常、制御電圧Vaを高く(3Vdd/4に)設
定する。しかし、フローティングゲートFGに電子を予
め注入しておくと、同じバイアス状態でもしきい電圧は
さらに高く(例えば、2Vdd/4または3Vdd/4に)
なる。逆にフローティングゲートFGに正孔を注入して
おくと、同じバイアス状態に対してしきい電圧は低くな
る。
【0089】このフローティングゲートFGへの電荷注
入と、制御電圧Vaを確定するGA操作は独立して行わ
れる。GA操作を行う場合は兼用コントロールゲートを
しきい電圧を制御する信号印加用端子として、先の第1
又は第2実施形態と同様な操作を行う。それに対し、フ
ローティングゲートFGへの電荷注入時には、兼用コン
トロールゲートを電荷注入用の制御端子とし、この制御
端子に電子注入の場合は正の高電圧、正孔注入の場合は
負の高電圧を印加する。
入と、制御電圧Vaを確定するGA操作は独立して行わ
れる。GA操作を行う場合は兼用コントロールゲートを
しきい電圧を制御する信号印加用端子として、先の第1
又は第2実施形態と同様な操作を行う。それに対し、フ
ローティングゲートFGへの電荷注入時には、兼用コン
トロールゲートを電荷注入用の制御端子とし、この制御
端子に電子注入の場合は正の高電圧、正孔注入の場合は
負の高電圧を印加する。
【0090】以上の方法を利用すると、SH回路を用い
た「進化するハードウェア」としての半導体装置に学習
機能を付加することができる。以下、先の第3実施形態
で示した6マルチプレクサ回路を例に、学習機能を付加
したときの動作を説明する。
た「進化するハードウェア」としての半導体装置に学習
機能を付加することができる。以下、先の第3実施形態
で示した6マルチプレクサ回路を例に、学習機能を付加
したときの動作を説明する。
【0091】GA操作によって得られた6マルチプレク
サ回路(図9)では、最終的にSH1,SH2はOR論
理、SH3はNOR論理となる。SH回路におけるOR
論理を例にとると、この論理は通常、制御電圧の組み合
わせ(Va, Vb, Vc)=(0, 0, Vdd)によって
達成される。これに対し、例えば、2入力可変しきい電
圧インバータAのフローティングゲートFGに上記方法
により電子を注入し、内部状態としてのしきい電圧をV
dd/4だけ高い方にシフトしておくと、OR論理は(V
a, Vb, Vc)=(0, 0, Vdd)または(Va, V
b, Vc)=(Vdd/4, 0, Vdd)の2種類の制御電
圧の組む合わせにより達成することができる。また、内
部状態を2Vdd/4だけ高い方にシフトしておくと、さ
らに(Va, Vb, Vc)=(2Vdd/4, 0, Vdd)
の組み合わせが加わる。そして、更に内部状態しきい電
圧を高い方にシフトさせ+Vdd以上にしておくと、何れ
のVa値に対してもOR論理となり、Vaは論理確定に
貢献しなくなる。同様なことは2入力可変しきい電圧イ
ンバータBについても成り立ち、さらに、Cについて
は、しきい電圧をVddとすることによりVcの貢献をな
くすことができる。よって、2入力可変しきい電圧イン
バータA,B,Cのしきい電圧をそれぞれ+Vdd,+V
dd,+Vddだけ予めシフトしておくと、そのSH回路は
制御電圧によらずOR論理に確定することになる。
サ回路(図9)では、最終的にSH1,SH2はOR論
理、SH3はNOR論理となる。SH回路におけるOR
論理を例にとると、この論理は通常、制御電圧の組み合
わせ(Va, Vb, Vc)=(0, 0, Vdd)によって
達成される。これに対し、例えば、2入力可変しきい電
圧インバータAのフローティングゲートFGに上記方法
により電子を注入し、内部状態としてのしきい電圧をV
dd/4だけ高い方にシフトしておくと、OR論理は(V
a, Vb, Vc)=(0, 0, Vdd)または(Va, V
b, Vc)=(Vdd/4, 0, Vdd)の2種類の制御電
圧の組む合わせにより達成することができる。また、内
部状態を2Vdd/4だけ高い方にシフトしておくと、さ
らに(Va, Vb, Vc)=(2Vdd/4, 0, Vdd)
の組み合わせが加わる。そして、更に内部状態しきい電
圧を高い方にシフトさせ+Vdd以上にしておくと、何れ
のVa値に対してもOR論理となり、Vaは論理確定に
貢献しなくなる。同様なことは2入力可変しきい電圧イ
ンバータBについても成り立ち、さらに、Cについて
は、しきい電圧をVddとすることによりVcの貢献をな
くすことができる。よって、2入力可変しきい電圧イン
バータA,B,Cのしきい電圧をそれぞれ+Vdd,+V
dd,+Vddだけ予めシフトしておくと、そのSH回路は
制御電圧によらずOR論理に確定することになる。
【0092】このように、内部状態のしきい電圧をシフ
トさせた状態で図6で示したGA操作を行うと、OR論
理等を構成する染色体の組み合わせが多くなり、論理確
定までのGAサイクル数を少なくすることが可能とな
る。したがって、以上の手法をGAを用いた「進化する
ハードウェア」に適応すると、ハードウェアの進化プロ
セスに学習性を持たせることができる。
トさせた状態で図6で示したGA操作を行うと、OR論
理等を構成する染色体の組み合わせが多くなり、論理確
定までのGAサイクル数を少なくすることが可能とな
る。したがって、以上の手法をGAを用いた「進化する
ハードウェア」に適応すると、ハードウェアの進化プロ
セスに学習性を持たせることができる。
【0093】「進化するハードウェア」では、外部の環
境変化に応じて、GA操作を繰り返し、最適なハードウ
ェア論理を構築していく。このとき、GA操作に時間が
かかっていると、速く変化する外部環境に対応しきれな
くなってくる。文献(1)に記載されたSH回路を用い
ない従来構成の6マルチプレクサ回路では、およそ20
00サイクルのGA操作が必要となることから、とても
外部環境に対応することはできない。
境変化に応じて、GA操作を繰り返し、最適なハードウ
ェア論理を構築していく。このとき、GA操作に時間が
かかっていると、速く変化する外部環境に対応しきれな
くなってくる。文献(1)に記載されたSH回路を用い
ない従来構成の6マルチプレクサ回路では、およそ20
00サイクルのGA操作が必要となることから、とても
外部環境に対応することはできない。
【0094】これに対し、本実施形態では、上述したよ
うに、GA操作によって論理が確定した時点で、その結
果応じてSH回路内の確定信号生成部において内部状態
としてのしきい電圧を予め変化させておくことができ
る。このため、次回以降のGA操作により、その論理を
構成する確率を高くして、同一論理を形成する染色体数
が多くなる制御が可能となる。つまり、頻繁に使用する
論理に対しては、頻度に応じて論理の固定化の度合いを
高めることができ、これによってGA操作に要する時間
を短縮することが可能となる。
うに、GA操作によって論理が確定した時点で、その結
果応じてSH回路内の確定信号生成部において内部状態
としてのしきい電圧を予め変化させておくことができ
る。このため、次回以降のGA操作により、その論理を
構成する確率を高くして、同一論理を形成する染色体数
が多くなる制御が可能となる。つまり、頻繁に使用する
論理に対しては、頻度に応じて論理の固定化の度合いを
高めることができ、これによってGA操作に要する時間
を短縮することが可能となる。
【0095】6マルチプレクサ回路では、上記2入力可
変しきい電圧インバータA,Bのしきい電圧をVdd/
4,2Vdd/4又は3Vdd/4だけ高い方にシフトさせ
るという操作により、通常時よりも少ないサイクル数で
回路の確定が可能となる。さらには、図9においてSH
1,SH2の2入力可変しきい電圧インバータA,B,
Cのしきい電圧をそれぞれ+Vdd,+Vdd,+Vddに設
定しておくと、いずれもOR論理に決定される。したが
って、SH3の2入力可変しきい電圧インバータのみ通
常の制御電圧印加でNOR論値を確定すればよく、GA
操作における染色体のビット数を1/3に低減できる。
また、SH3を内部しきい電圧を調整したOR論理と
し、インバータを通した後の出力を得れば、全ての論理
を可変しきい電圧インバータの内部状態として確定する
ことができる。この場合はGA操作は配線の接続だけで
行われることになり、GA操作時間は極めて短くなる。
また、さらに、これらの配線接続についても、通常のP
LDと同様にフローティングゲート型セルを利用し、不
揮発性記憶として保持すると、6マルチプレクサ回路全
体を、不揮発性の状態として確定することができる。
変しきい電圧インバータA,Bのしきい電圧をVdd/
4,2Vdd/4又は3Vdd/4だけ高い方にシフトさせ
るという操作により、通常時よりも少ないサイクル数で
回路の確定が可能となる。さらには、図9においてSH
1,SH2の2入力可変しきい電圧インバータA,B,
Cのしきい電圧をそれぞれ+Vdd,+Vdd,+Vddに設
定しておくと、いずれもOR論理に決定される。したが
って、SH3の2入力可変しきい電圧インバータのみ通
常の制御電圧印加でNOR論値を確定すればよく、GA
操作における染色体のビット数を1/3に低減できる。
また、SH3を内部しきい電圧を調整したOR論理と
し、インバータを通した後の出力を得れば、全ての論理
を可変しきい電圧インバータの内部状態として確定する
ことができる。この場合はGA操作は配線の接続だけで
行われることになり、GA操作時間は極めて短くなる。
また、さらに、これらの配線接続についても、通常のP
LDと同様にフローティングゲート型セルを利用し、不
揮発性記憶として保持すると、6マルチプレクサ回路全
体を、不揮発性の状態として確定することができる。
【0096】第5実施形態 上述した第1〜第4実施形態までは、SH回路への入出
力は2値、SH回路内部では4値の信号(0,Vdd/
4,2Vdd/4,3Vdd/4)を取り扱い、入力と出力
の関係は、ブール関数で表現される範囲に限定されてい
る。それに対し、図1のSH回路において、確定信号生
成部4を構成する可変しきい電圧インバータを、入力変
換部2と同様なD−A変換器で構成するならば、確定信
号生成部4経由の信号ルートを含む入力変換部2と可変
演算部6間(内部)の信号が全て多値として構成される
ようになる。また、可変演算部6をもD−A変換器で構
成させると、入出力信号を含め全ての信号が多値化され
る。
力は2値、SH回路内部では4値の信号(0,Vdd/
4,2Vdd/4,3Vdd/4)を取り扱い、入力と出力
の関係は、ブール関数で表現される範囲に限定されてい
る。それに対し、図1のSH回路において、確定信号生
成部4を構成する可変しきい電圧インバータを、入力変
換部2と同様なD−A変換器で構成するならば、確定信
号生成部4経由の信号ルートを含む入力変換部2と可変
演算部6間(内部)の信号が全て多値として構成される
ようになる。また、可変演算部6をもD−A変換器で構
成させると、入出力信号を含め全ての信号が多値化され
る。
【0097】このとき、制御信号としては、D−A変換
器の出力レベルを変化させる端子が使用される。この端
子への入力電圧を変化させると、D−A変換器の出力信
号は、0VとVddの間で4(変換後の入力信号レベル
数)×n(制御信号の変化ステップ数)の電圧レベル数
をとり、多値化される。よって、このような構成にする
と、出力部のゲートに印加される電圧レベルの多様性を
増すことができる。この2入力可変しきい電圧インバー
タをD−A変換器に変更した構成では、D−A変換器の
出力が多値化されるので、図1の構成のように、論理演
算用可変しきい電圧インバータ8の制御電極〜を一
本化できるのみならず、多値化の度合いによっては、当
該D−A変換器を一つ設ければよくなり、構成を簡素化
できる利点がある。
器の出力レベルを変化させる端子が使用される。この端
子への入力電圧を変化させると、D−A変換器の出力信
号は、0VとVddの間で4(変換後の入力信号レベル
数)×n(制御信号の変化ステップ数)の電圧レベル数
をとり、多値化される。よって、このような構成にする
と、出力部のゲートに印加される電圧レベルの多様性を
増すことができる。この2入力可変しきい電圧インバー
タをD−A変換器に変更した構成では、D−A変換器の
出力が多値化されるので、図1の構成のように、論理演
算用可変しきい電圧インバータ8の制御電極〜を一
本化できるのみならず、多値化の度合いによっては、当
該D−A変換器を一つ設ければよくなり、構成を簡素化
できる利点がある。
【0098】さらに、SH回路の可変演算部6のνMO
Sインバータ(論理演算用可変しきい電圧インバータ
8)をD−A変換器で構成させると、出力も多値にな
る。このような多値出力のSH回路を図9のシステムに
適用すると、SH回路間の入出力が多値信号となり、シ
ステム内全体で、極めて高い自由度をもった回路網を構
築することができる。さらに、多値レベルを増やす延長
線上の手段として、SH回路内部、または、システム全
体の信号をアナログとして取り扱えば、理論的に回路構
成の自由度は無限となる。これは、生命体中の信号処理
と同様な多様性を構築し得ることを意味し、生命体に近
い進化システムを可能にする技術となる。
Sインバータ(論理演算用可変しきい電圧インバータ
8)をD−A変換器で構成させると、出力も多値にな
る。このような多値出力のSH回路を図9のシステムに
適用すると、SH回路間の入出力が多値信号となり、シ
ステム内全体で、極めて高い自由度をもった回路網を構
築することができる。さらに、多値レベルを増やす延長
線上の手段として、SH回路内部、または、システム全
体の信号をアナログとして取り扱えば、理論的に回路構
成の自由度は無限となる。これは、生命体中の信号処理
と同様な多様性を構築し得ることを意味し、生命体に近
い進化システムを可能にする技術となる。
【0099】第6実施形態 本実施形態では、上述した第1〜第5実施形態を統合す
ることで、「進化するハードウェア」を半導体チップ上
に構築した場合を示す。
ることで、「進化するハードウェア」を半導体チップ上
に構築した場合を示す。
【0100】本実施形態の半導体装置(1チップIC)
を、図12に示す。この半導体装置60は、大きく3つ
の部分からなり、上記第1〜5の実施形態のνMOSを
用いた進化ハードウェア部61、GAにより進化ハード
ウェア部61を制御するGA操作部62(図1のGA操
作部20に該当)、及びメモリ部63から構成される。
を、図12に示す。この半導体装置60は、大きく3つ
の部分からなり、上記第1〜5の実施形態のνMOSを
用いた進化ハードウェア部61、GAにより進化ハード
ウェア部61を制御するGA操作部62(図1のGA操
作部20に該当)、及びメモリ部63から構成される。
【0101】進化ハードウェア部61は、上述した実施
形態で示したSH回路と接続アレイの回路群からなり、
実際に自律適応性(環境適応性、自己欠陥回避性、或い
は学習性)を発揮し論理を変更しながら進化していく部
分である。GA操作部62は、染色体の適応度評価、染
色体選択、ビット交叉、データ変換等、第1実施形態で
詳しく述べた一連のGA操作を行う。このGA操作部6
2内には、GA操作の制御を行う手段(例えば、図5の
制御部24)として、一般的には、MCU,CPU,も
しくは専用のDSP等が内蔵されている。メモリ部63
は、GA操作を行う染色体データ,適応度判定の基準と
なる演算結果テーブル或いは操作プログラム等が格納さ
れている。この格納された操作プログラムは、外部から
変更が可能である。また、本実施形態では、当該メモリ
部63のメモリ領域のデータ書き換え、又は、進化ハー
ドウェア部61内のνMOS或いは接続アレイの接続制
御を行う記憶素子の書き換えを行うしきい電圧制御手段
が、当該メモリ部63内に周辺回路として設けられてい
る。
形態で示したSH回路と接続アレイの回路群からなり、
実際に自律適応性(環境適応性、自己欠陥回避性、或い
は学習性)を発揮し論理を変更しながら進化していく部
分である。GA操作部62は、染色体の適応度評価、染
色体選択、ビット交叉、データ変換等、第1実施形態で
詳しく述べた一連のGA操作を行う。このGA操作部6
2内には、GA操作の制御を行う手段(例えば、図5の
制御部24)として、一般的には、MCU,CPU,も
しくは専用のDSP等が内蔵されている。メモリ部63
は、GA操作を行う染色体データ,適応度判定の基準と
なる演算結果テーブル或いは操作プログラム等が格納さ
れている。この格納された操作プログラムは、外部から
変更が可能である。また、本実施形態では、当該メモリ
部63のメモリ領域のデータ書き換え、又は、進化ハー
ドウェア部61内のνMOS或いは接続アレイの接続制
御を行う記憶素子の書き換えを行うしきい電圧制御手段
が、当該メモリ部63内に周辺回路として設けられてい
る。
【0102】このメモリ部63を構成する記憶素子とし
てフラッシュメモリを用いるならば、νMOSのフロー
ティングゲート構造、また接続アレイ内のスイッチに使
用されるフラッシュメモリと同時に形成でき、製造コス
ト上有利となる。また、GA操作部62、メモリ部63
の周辺回路等も、進化ハードウェア部61と同様にSH
回路と接続アレイにより構築することが可能である。こ
の場合、例えば、その論理を長期的にランダムに変更す
る、或いはGA操作部等を構成するSH回路の制御は、
進化ハードウェア部以外のSH回路を、外部から操作す
ることで達成できる。このとき、進化ハードウェア部6
1のみならず、IC全体が「進化するハードウェア」と
して機能し、進化的に機能を変化させていくことができ
るようになる。このようにIC全体が自律適応的に或い
は学習性をもって進歩するものは、「進化する半導体チ
ップ」ということができる。また、この半導体チップ内
の進化操作に第5実施形態で示したアナログ動作を適用
すれば、変化の自由度も無限になる。これは、半導体チ
ップ全体が生命体のようにふるまうことを意味し、将来
の「創造性をもつコンピュータ」、「生命体に近いシス
テム」を構築する中心的デバイスになり得るものであ
る。
てフラッシュメモリを用いるならば、νMOSのフロー
ティングゲート構造、また接続アレイ内のスイッチに使
用されるフラッシュメモリと同時に形成でき、製造コス
ト上有利となる。また、GA操作部62、メモリ部63
の周辺回路等も、進化ハードウェア部61と同様にSH
回路と接続アレイにより構築することが可能である。こ
の場合、例えば、その論理を長期的にランダムに変更す
る、或いはGA操作部等を構成するSH回路の制御は、
進化ハードウェア部以外のSH回路を、外部から操作す
ることで達成できる。このとき、進化ハードウェア部6
1のみならず、IC全体が「進化するハードウェア」と
して機能し、進化的に機能を変化させていくことができ
るようになる。このようにIC全体が自律適応的に或い
は学習性をもって進歩するものは、「進化する半導体チ
ップ」ということができる。また、この半導体チップ内
の進化操作に第5実施形態で示したアナログ動作を適用
すれば、変化の自由度も無限になる。これは、半導体チ
ップ全体が生命体のようにふるまうことを意味し、将来
の「創造性をもつコンピュータ」、「生命体に近いシス
テム」を構築する中心的デバイスになり得るものであ
る。
【0103】
【発明の効果】本発明の半導体装置及びその論理確定方
法によれば、製造上或いは設計上のマージンが不足した
り、環境変化があっても誤動作しない可変論理回路を実
現できる。とくに、可変論理回路の論理関数確定を制御
信号の生成と入力で行っているので、環境変化にリアル
タイムで追従できる。この可変論理回路をいわゆるνM
OSで構成させると、通常のフローティングゲートを有
する不揮発性メモリ素子とのプロセス上の整合性がよ
く、回路構成が簡素となる。また、その可変論理回路を
複数組み合わせることで、自己欠陥回避しながらる用途
に応じて機能を変更する汎用ロジックICが実現でき
る。νMOS構成の可変論理回路(いわゆるSH回路)
は、制御信号の入力で論理関数の変更ができるので機能
変更が、従来の不揮発性メモリ素子へのプログラムで行
う場合に比べ高速である。本発明の半導体装置では学習
機能を付加し、更に信号を多値化することによって、使
用する制御信号の構成(例えば、ビット数)や回路構成
を簡素化しながら効率化を進め、自律的に高速動作する
ことができる。このことによって、本発明の半導体装置
は、上記した機能変更の高速性とあいまって機能をリア
ルタイムに拡大することができる。
法によれば、製造上或いは設計上のマージンが不足した
り、環境変化があっても誤動作しない可変論理回路を実
現できる。とくに、可変論理回路の論理関数確定を制御
信号の生成と入力で行っているので、環境変化にリアル
タイムで追従できる。この可変論理回路をいわゆるνM
OSで構成させると、通常のフローティングゲートを有
する不揮発性メモリ素子とのプロセス上の整合性がよ
く、回路構成が簡素となる。また、その可変論理回路を
複数組み合わせることで、自己欠陥回避しながらる用途
に応じて機能を変更する汎用ロジックICが実現でき
る。νMOS構成の可変論理回路(いわゆるSH回路)
は、制御信号の入力で論理関数の変更ができるので機能
変更が、従来の不揮発性メモリ素子へのプログラムで行
う場合に比べ高速である。本発明の半導体装置では学習
機能を付加し、更に信号を多値化することによって、使
用する制御信号の構成(例えば、ビット数)や回路構成
を簡素化しながら効率化を進め、自律的に高速動作する
ことができる。このことによって、本発明の半導体装置
は、上記した機能変更の高速性とあいまって機能をリア
ルタイムに拡大することができる。
【0104】従来のGA手法の適用例では、ある決まっ
たプログラム状態における機能を正確に動作させるため
だけにGA手法が用いられていたのに対し、本発明の半
導体装置の論理確定方法は、正常動作の確保に加え、機
能自体の変更にGA手法が用いられている。また、求め
る解の発生確率を高める制御であることから最初に与え
る数値列(遺伝子)が簡素なほうが望ましいが、上記半
導体装置を学習機能付加し多値化させると論理確定のサ
イクルが早まる。これらの意味で、遺伝的アルゴリズム
操作における柔軟性、多様性が高い。
たプログラム状態における機能を正確に動作させるため
だけにGA手法が用いられていたのに対し、本発明の半
導体装置の論理確定方法は、正常動作の確保に加え、機
能自体の変更にGA手法が用いられている。また、求め
る解の発生確率を高める制御であることから最初に与え
る数値列(遺伝子)が簡素なほうが望ましいが、上記半
導体装置を学習機能付加し多値化させると論理確定のサ
イクルが早まる。これらの意味で、遺伝的アルゴリズム
操作における柔軟性、多様性が高い。
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体装置の要部
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】図1の半導体装置に用いられるνMOSの断面
構造図とフローティングゲート電位の説明図である。
構造図とフローティングゲート電位の説明図である。
【図3】図1の半導体装置内に設けられた2入力可変し
きい電圧インバータAの回路図である。
きい電圧インバータAの回路図である。
【図4】SH回路(図1内の論理回路)の入出力関係
と、制御信号と出力の組み合わせを示す表である。
と、制御信号と出力の組み合わせを示す表である。
【図5】図1内のGA操作部の具体的構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る半導体装置の論理
確定の際に、1つのSH回路を用いて、遺伝的アルゴリ
ズム(GA)により、SH回路の論理を確定していく手
順を示すフロー図である。
確定の際に、1つのSH回路を用いて、遺伝的アルゴリ
ズム(GA)により、SH回路の論理を確定していく手
順を示すフロー図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る半導体装置におい
て論理回路例としてマルチプレクサを示す図である。
て論理回路例としてマルチプレクサを示す図である。
【図8】図7のマルチプレクサの等価回路図である。
【図9】図7のSH回路の組み合わせのベースとなる配
置パターンを、図7及び図8に示す6マルチプレクサ4
0を例に示す回路図である。
置パターンを、図7及び図8に示す6マルチプレクサ4
0を例に示す回路図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る半導体装置にお
ける2入力可変しきい電圧インバータの平面図と断面図
である。
ける2入力可変しきい電圧インバータの平面図と断面図
である。
【図11】図10の2入力可変しきい電圧インバータ
に、そのしきい電圧制御手段を接続した状態を示す図で
ある。
に、そのしきい電圧制御手段を接続した状態を示す図で
ある。
【図12】本発明の第6実施形態に係る半導体装置(1
チップIC)の概略構成を示すブロック平面図である。
チップIC)の概略構成を示すブロック平面図である。
【図13】従来の遺伝的アルゴリズムの適用例としてP
LDの構成を示す図である。
LDの構成を示す図である。
1,60…半導体装置、2…入力変換部、4…確定信号
生成部、6…可変演算部、8,50…2入力可変しきい
電圧インバータ、10…論理回路(SH回路)、12…
インバータ、20,62…GA操作部(制御信号生成
部)、21…比較部、22…選択部、23…変更部、2
4…制御部、25…出力部、30,63…メモリ部、4
0…6マルチプレクサ、51,100…半導体基板、5
2…nウェル、53…素子分離絶縁膜、54n,54p
…ゲート絶縁膜、55,56…ゲート間絶縁膜、57…
しきい電圧制御手段、61…進化ハードウェア部、10
2…ドレイン不純物領域、104…ソース不純物領域、
106…ゲート絶縁膜、108…ゲート間絶縁膜、FG
…フローティングゲート、CG…コントロールゲート、
Va〜Vc…制御信号(又は所定の電圧レベルを有する
制御電圧)、I1,I2…入力信号、D1〜D4,Vo
ut…出力信号、V1…変換後の入力信号、V2〜V4
…論理確定信号、S…適応度、φf …フローティングゲ
ート電位。
生成部、6…可変演算部、8,50…2入力可変しきい
電圧インバータ、10…論理回路(SH回路)、12…
インバータ、20,62…GA操作部(制御信号生成
部)、21…比較部、22…選択部、23…変更部、2
4…制御部、25…出力部、30,63…メモリ部、4
0…6マルチプレクサ、51,100…半導体基板、5
2…nウェル、53…素子分離絶縁膜、54n,54p
…ゲート絶縁膜、55,56…ゲート間絶縁膜、57…
しきい電圧制御手段、61…進化ハードウェア部、10
2…ドレイン不純物領域、104…ソース不純物領域、
106…ゲート絶縁膜、108…ゲート間絶縁膜、FG
…フローティングゲート、CG…コントロールゲート、
Va〜Vc…制御信号(又は所定の電圧レベルを有する
制御電圧)、I1,I2…入力信号、D1〜D4,Vo
ut…出力信号、V1…変換後の入力信号、V2〜V4
…論理確定信号、S…適応度、φf …フローティングゲ
ート電位。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792 H03K 19/20
Claims (25)
- 【請求項1】複数の制御ゲートを有する絶縁ゲート電界
効果トランジスタと、 当該絶縁ゲート電界効果トランジスタから所望の出力を
得るために前記制御ゲートに付与する制御信号を生成す
る手段として、用意した電圧レベル群の各電圧レベルを
前記絶縁ゲート電界効果トランジスタに入力したときに
所望の出力が得られたときは、当該所望の出力が得られ
る電圧レベルを前記制御信号として出力し、所望の出力
が得られないときは、当該出力結果に基づいて電圧レベ
ルの選択及び/又は変更を行い、この選択及び/又は変
更を所望の出力が得られるまで繰り返して前記電圧レベ
ル群を収束させ、所望の出力が得られる電圧レベルを前
記制御信号として出力する制御信号生成部とを有する半
導体装置。 - 【請求項2】前記絶縁ゲート電界効果トランジスタは、
前記複数の制御ゲートの印加電圧に応じて電位が決まる
浮遊ゲートを有し、 前記絶縁ゲート電界効果トランジスタの制御ゲートに接
続され、前記浮遊ゲートに対し電荷の注入又は抜き取り
を制御して前記絶縁ゲート電界効果トランジスタのしき
い電圧を設定または変更するしきい電圧制御部を更に有
する請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】複数の入力信号を、その論理の組み合わせ
に応じた複数のレベルをとる電圧に変換して出力する入
力変換部と、 前記絶縁ゲート電界効果トランジスタを含み、その制御
信号入力用の制御ゲートに印加される制御信号と他の制
御ゲートに前記入力変換部から印加される変換後の入力
信号とに基づいて論理確定信号を生成する確定信号生成
部と、 信号入力に前記入力変換部の出力が接続され、制御入力
に前記確定信号生成部の出力が接続され、当該制御入力
で受けた前記論理確定信号に応じて決まる所定関数の論
理演算を前記入力変換部で変換後の入力信号に対して実
行する可変演算部とから構成された論理回路が前記制御
信号生成部に接続されている請求項1に記載の半導体装
置。 - 【請求項4】前記制御信号生成部は、予め用意した複数
の電圧レベルを前記論理回路に入力して得られた演算結
果を所望の演算結果と比較する比較部と、 前記比較の結果から演算結果の一致度に応じた発生確率
で新たに複数の電圧レベルを選択する選択部と、 選択した電圧レベルを変更する変更部と、 これら比較部,選択部及び変更部を制御して、前記演
算,比較,選択及び変更を繰り返しながら所望の前記論
理確定信号を得ることができる電圧レベルを特定し、前
記制御信号として前記確定信号生成部に向けて出力させ
る制御部とを有する請求項3に記載の半導体装置。 - 【請求項5】前記確定信号生成部は、前記絶縁ゲート電
界効果トランジスタから構成され、前記制御信号と前記
変換後の入力信号に応じて決まるしきい電圧で反転する
論理確定用可変しきい電圧インバータを有し、 前記可変演算部は、入力した論理確定信号に応じてしき
い電圧を複数の段階の何れかに変更することにより所定
の論理関数が設定され、前記変換後の入力信号に応じて
反転するか否かで所望の演算結果又はその反転出力を出
力する演算用可変しきい電圧インバータを有する請求項
3に記載の半導体装置。 - 【請求項6】前記演算用と論理確定用の2つの可変しき
い電圧インバータ及び前記入力変換部は、第1の電源電
圧と第2の電源電圧の間に直列接続されたp型チャネル
とn型チャネルの2つの絶縁ゲート電界効果トランジス
タから構成され、 当該2つのトランジスタは、半導体のチャネル形成領域
上に形成されたゲート絶縁膜上に延在して当該2つのト
ランジスタ間で共通接続された浮遊ゲートと、 当該浮遊ゲート又は浮遊ゲートの連結部上に絶縁膜を介
して配置され、印加電圧の組み合わせによって浮遊ゲー
トの電位を多段階に制御して前記出力の電圧レベルを設
定し又はしきい電圧を変更する複数の制御ゲートとを有
し、 前記入力変換部の2つのトランジスタは、ソース同士を
接続した直列接続点から出力をとり出すソースフォロア
接続がなされ、 前記演算用と論理確定用の2つの可変しきい電圧インバ
ータは、それぞれドレイン同士を接続した直列接続点か
ら出力をとり出すインバータ接続がなされている請求項
5に記載の半導体装置。 - 【請求項7】前記確定信号生成部,前記可変演算部及び
前記入力変換部は、第1の電源電圧と第2の電源電圧の
間に直列接続されたp型チャネルとn型チャネルの2つ
の絶縁ゲート電界効果トランジスタから構成され、 当該2つのトランジスタは、半導体のチャネル形成領域
上に形成されたゲート絶縁膜上に延在して当該2つのト
ランジスタ間で共通接続された浮遊ゲートと、 当該浮遊ゲート又は浮遊ゲートの連結部上に絶縁膜を介
して配置され、印加電圧の組み合わせによって浮遊ゲー
トの電位を多段階に制御して前記出力の電圧レベルを設
定し又はしきい電圧を変更する複数の制御ゲートとを有
し、 前記入力変換部と、前記確定信号生成部,前記可変演算
部の少なくとも一方とが、ソース同士を接続した直列接
続点から出力をとり出すソースフォロア接続がなされ、 ソースフォロア接続されていない前記確定信号生成部又
は前記可変演算部は、ドレイン同士を接続した直列接続
点から出力をとり出すインバータ接続がなされている請
求項3に記載の半導体装置。 - 【請求項8】複数の論理回路と、少なくとも前記複数の
論理回路間の接続と入力信号の選択を配線接続の有無に
よってプログラム可能な配線アレイとを有する半導体装
置であって、 前記複数の論理回路それぞれは、複数の入力信号を、そ
の論理の組み合わせに応じた複数のレベルをとる電圧に
変換して出力する入力変換部と、 制御入力に印加される制御信号と信号入力に前記入力変
換部から印加される変換後の入力信号とに基づいて論理
確定信号を生成する確定信号生成部と、 信号入力に前記入力変換部の出力が接続され、制御入力
に前記確定信号生成部の出力が接続され、当該制御入力
で受けた前記論理確定信号に応じて決まる所定関数の論
理演算を前記入力変換部で変換後の入力信号に対して実
行する可変演算部とから構成されている半導体装置。 - 【請求項9】前記論理回路を構成する絶縁ゲート電界効
果トランジスタが、複数の制御ゲートの印加電圧に応じ
て電位が決まる浮遊ゲートを有し、 前記絶縁ゲート電界効果トランジスタの制御ゲートに接
続され、前記浮遊ゲートに対し電荷の注入又は抜き取り
を制御して前記絶縁ゲート電界効果トランジスタのしき
い電圧を設定または変更するしきい電圧制御部を更に有
する請求項8に記載の半導体装置。 - 【請求項10】前記配線アレイは、配線の接続有無を確
定するプログラム素子として、半導体のチャネル形成領
域上に、当該チャネル形成領域上とゲート間にそれぞれ
絶縁膜を介在させて浮遊ゲートと制御ゲートを順に積層
させてなる不揮発性メモリ素子を複数有する請求項8に
記載の半導体記憶装置。 - 【請求項11】前記接続アレイは、前記論理回路ごとの
所定関数の論理確定を、配線接続の有無によってプログ
ラムする領域を備える請求項8に記載の半導体装置。 - 【請求項12】前記論理回路に付与する前記制御信号を
生成する手段として、用意した電圧レベル群の各電圧レ
ベルを前記確定信号生成部にに入力したときに所望の出
力が得られたときは、当該所望の出力が得られる電圧レ
ベルを前記制御信号として出力し、所望の出力が得られ
ないときは、当該出力結果に基づいて電圧レベルの選択
及び/又は変更を行い、この選択及び/又は変更を所望
の出力が得られるまで繰り返して前記電圧レベル群を収
束させ、所望の出力が得られる電圧レベルを前記制御信
号として出力する制御信号生成部を更に有する請求項8
に記載の半導体装置。 - 【請求項13】前記制御信号生成部内で用いられる前記
電圧レベルそれぞれが、複数の論理回路の制御信号の確
定を一括して行い、かつ前記配線アレイ内の配線接続の
論理確定を行うために必要な大きさのビット列から構成
されている請求項12に記載の半導体装置。 - 【請求項14】前記制御信号生成部が用意すべき前記電
圧レベル群,前記選択又は変更の判断基準が少なくとも
格納されたメモリ部を有し、 当該メモリ部と前記制御信号生成部の少なくとも一方
は、その内部に論理回路を有する場合、当該論理回路部
分が前記演算論理が変更可能な論理回路により構成され
ている請求項12に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項15】前記制御信号生成部が用意すべき前記電
圧レベル群,前記選択又は変更の判断基準が少なくとも
格納されたメモリ部を有し、 当該メモリ部、前記制御信号生成部、前記複数の論理回
路および前記接続アレイが、単一な半導体基板に集積化
されている請求項12に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項16】複数の制御ゲートを有する絶縁ゲート電
界効果トランジスタを含む半導体装置の制御方法であっ
て、 予め用意した複数の電圧レベルを前記絶縁ゲート電界効
果トランジスタに入力したときに得られた出力を所望の
出力と比較し、 前記比較の結果から出力の一致度に応じた発生確率で電
圧レベルを選択及び/又は変更し、 これら比較,選択及び/又は変更を繰り返しながら所望
の出力を得るための電圧レベルを特定して、前記制御信
号として前記絶縁ゲート電界効果トランジスタに出力す
る半導体装置の制御方法。 - 【請求項17】複数の入力信号を、その論理の組み合わ
せに応じた複数のレベルをとる電圧に変換して出力する
入力変換部と、 前記絶縁ゲート電界効果トランジスタを含み、その制御
信号入力用の制御ゲートに印加される制御信号と他の制
御ゲートに前記入力変換部から印加される変換後の入力
信号とに基づいて論理確定信号を生成する確定信号生成
部と、 信号入力に前記入力変換部の出力が接続され、制御入力
に前記確定信号生成部の出力が接続され、当該制御入力
で受けた前記論理確定信号に応じて決まる所定関数の論
理演算を前記入力変換部で変換後の入力信号に対して実
行する可変演算部とから構成された論理回路を前記半導
体装置内に有する請求項16に記載の半導体装置の制御
方法。 - 【請求項18】前記論理回路が複数存在して全体の論理
回路が構成されている場合に、前記予め用意した電圧レ
ベルとして、論理回路の数に対応し、かつ論理回路間の
接続と入力選択に必要な大きさのビット列を用いる請求
項17に記載の半導体装置の制御方法。 - 【請求項19】前記確定信号生成部として、電圧印加が
ないときにも一旦設定したしきい電圧が保持できるしき
い電圧記憶型インバータを用い、 当該しきい電圧記憶型インバータのしきい電圧を、演算
しようとする論理に適した値に設定した後、 前記演算,比較,選択及び/又は変更を繰り返しながら
前記電圧レベルの特定を行う請求項17に記載の半導体
装置の制御方法。 - 【請求項20】前記論理回路の論理確定後に、前記しき
い電圧記憶型インバータのしきい電圧を、次回以降行わ
れる論理演算に最適な値に予め設定する請求項19に記
載の半導体装置の制御方法。 - 【請求項21】前記論理確定後に次の論理演算に備えて
行う前記しきい電圧記憶型インバータのしきい電圧の設
定は、その後の論理確定において求める論理演算に適し
た電圧レベルの組み合わせが出来るだけ多くなるように
行う請求項20に記載の半導体装置の制御方法。 - 【請求項22】前記論理の確定ごとに、その論理確定で
特定された電圧レベルを記憶しておき、 新しく論理の確定を行うに際し、これに先立って行う前
記しきい電圧記憶型インバータのしきい電圧の設定で
は、予め記憶された前記電圧レベル群のうち最も使用頻
度が高い論理演算を実現する電圧レベルが得られるよう
なしきい電圧を設定する請求項19に記載の半導体装置
の制御方法。 - 【請求項23】前記論理の確定ごとに、その論理確定で
特定された電圧レベルを記憶しておき、 新しく論理の確定を行うに際し、予め記憶された前記電
圧レベルのうち、最も使用頻度が高いものから順に、前
記演算,比較,選択及び変更を行う請求項17に記載の
半導体装置の制御方法。 - 【請求項24】少なくとも前記変換後の入力信号,論理
確定信号の内部信号と前記電圧レベルを示す信号とは、
3値以上に多値化したものを用いる請求項17に記載の
半導体装置の制御方法。 - 【請求項25】少なくとも前記変換後の入力信号,論理
確定信号の内部信号と前記電圧レベルを示す信号とし
て、アナログ信号を用いる請求項17に記載の半導体装
置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36146597A JP3760614B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 半導体装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36146597A JP3760614B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 半導体装置及びその制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11194924A true JPH11194924A (ja) | 1999-07-21 |
| JP3760614B2 JP3760614B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=18473706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36146597A Expired - Fee Related JP3760614B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 半導体装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3760614B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6949780B2 (en) | 2001-06-06 | 2005-09-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US7075827B2 (en) | 2000-01-07 | 2006-07-11 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Function reconfigurable semiconductor device and integrated circuit configuring the semiconductor device |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH036679A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-14 | Sunao Shibata | 半導体装置 |
| JPH04288662A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-10-13 | Ricoh Co Ltd | ニュ−ラルネットワ−クシステムの学習方法 |
| JPH06139380A (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-20 | Sunao Shibata | 半導体神経回路装置 |
| JPH0887483A (ja) * | 1994-09-16 | 1996-04-02 | Hitachi Ltd | ネットワーク合成方法 |
| JPH08129542A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Ricoh Co Ltd | ニューラルネットワークのパラメータ更新装置 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36146597A patent/JP3760614B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US6949780B2 (en) | 2001-06-06 | 2005-09-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3760614B2 (ja) | 2006-03-29 |
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