JPH11195901A - 積層フィルタ - Google Patents
積層フィルタInfo
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- JPH11195901A JPH11195901A JP9368693A JP36869397A JPH11195901A JP H11195901 A JPH11195901 A JP H11195901A JP 9368693 A JP9368693 A JP 9368693A JP 36869397 A JP36869397 A JP 36869397A JP H11195901 A JPH11195901 A JP H11195901A
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- conductor layer
- conductor
- input
- stripline
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のストリップライン導体層を含む積層フ
ィルタにおいて、スプリアス共振の制御が困難であっ
た。 【解決手段】 誘電体1の中に、第1及び第2のストリ
ップライン導体層2、3と、入出力端子導体層とグラン
ド導体層6、7と、ストリップライン容量結合導体層
8、9と、接続導体層10と、ヴィアホール導体11、
12とを設ける。第1及び第2のストリップライン導体
層2、3にヴィアホール導体11、12を介してストリ
ップライン容量結合導体層8、9に接続し、これと接続
導体層10の第1及び第2のコンデンサ電極部10a、
10bの間に結合容量を得る。
ィルタにおいて、スプリアス共振の制御が困難であっ
た。 【解決手段】 誘電体1の中に、第1及び第2のストリ
ップライン導体層2、3と、入出力端子導体層とグラン
ド導体層6、7と、ストリップライン容量結合導体層
8、9と、接続導体層10と、ヴィアホール導体11、
12とを設ける。第1及び第2のストリップライン導体
層2、3にヴィアホール導体11、12を介してストリ
ップライン容量結合導体層8、9に接続し、これと接続
導体層10の第1及び第2のコンデンサ電極部10a、
10bの間に結合容量を得る。
Description
【0001】
【産業の属する技術分野】本発明は、移動体通信機等に
使用するための高周波用積層フィルタに関する。
使用するための高周波用積層フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のストリップライン導体層と、入力
段のストリップライン導体層に容量結合させた導体層
と、出力段のストリップライン導体層に容量結合させた
導体層とをセラミック誘電体に埋設した構造の積層フィ
ルタが知られている。この種の積層フィルタによれば複
数のストリップライン導体層の相互結合によって帯域幅
の広いバンドパスフィルタ特性を得ることができる。
段のストリップライン導体層に容量結合させた導体層
と、出力段のストリップライン導体層に容量結合させた
導体層とをセラミック誘電体に埋設した構造の積層フィ
ルタが知られている。この種の積層フィルタによれば複
数のストリップライン導体層の相互結合によって帯域幅
の広いバンドパスフィルタ特性を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、積層フィル
タの小型化を図るために複数のストリップライン導体層
の相互間隔を狭くすると、相互間の磁界結合が強くなり
過ぎて所望帯域幅を有するバンドパスフィルタ特性が得
られ難くなる。この種の問題を解決するために複数のス
トリップライン導体層を相互に容量結合させるための導
体層を設けることがある。しかし、このようなストリッ
プライン容量結合導体層を単に設けた積層フィルタにお
いては、基本波の周波数の整数倍の位置にスプリアス共
振のピークが生じることがあり、例えば3倍の高調波成
分等を十分に減衰させることができないことがある。ま
た、積層フィルタは小型化又は薄型化すると特性が低下
するという問題がある。例えば入出力結合容量導体層と
グランド導体層との間隔が狭いと、両者間の寄生容量が
大きくなり、帯域幅の広いフィルタを提供することがで
きなくなる。また、入出力結合容量導体層とストリップ
ライン導体層との間の容量を増大させるためには入出力
結合容量導体層の面積を大きくすることが必要になり、
積層フィルタの設計の自由度の低下、及び平面寸法の増
大を招いた。
タの小型化を図るために複数のストリップライン導体層
の相互間隔を狭くすると、相互間の磁界結合が強くなり
過ぎて所望帯域幅を有するバンドパスフィルタ特性が得
られ難くなる。この種の問題を解決するために複数のス
トリップライン導体層を相互に容量結合させるための導
体層を設けることがある。しかし、このようなストリッ
プライン容量結合導体層を単に設けた積層フィルタにお
いては、基本波の周波数の整数倍の位置にスプリアス共
振のピークが生じることがあり、例えば3倍の高調波成
分等を十分に減衰させることができないことがある。ま
た、積層フィルタは小型化又は薄型化すると特性が低下
するという問題がある。例えば入出力結合容量導体層と
グランド導体層との間隔が狭いと、両者間の寄生容量が
大きくなり、帯域幅の広いフィルタを提供することがで
きなくなる。また、入出力結合容量導体層とストリップ
ライン導体層との間の容量を増大させるためには入出力
結合容量導体層の面積を大きくすることが必要になり、
積層フィルタの設計の自由度の低下、及び平面寸法の増
大を招いた。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、高調波成
分の除去が可能な積層フィルタを提供することにある。
本発明の第2の目的は、小型化又は薄型化されているに
も拘らず良好な周波数特性を有する積層フィルタを提供
することにある。
分の除去が可能な積層フィルタを提供することにある。
本発明の第2の目的は、小型化又は薄型化されているに
も拘らず良好な周波数特性を有する積層フィルタを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
第1の目的を達成するための本発明は、誘電体に少なく
とも第1及び第2のストリップライン導体層と第1及び
第2の入出力結合容量導体層と少なくとも第1及び第2
のストリップライン容量結合導体層と相互接続導体層と
が埋設され、前記誘電体の外周面に第1及び第2の入出
力端子導体層とグランド端子導体層とが設けられ、前記
誘電体の内部又は前記誘電体の外周面に前記複数のスト
リップライン導体層に対向するようにグランド導体層が
設けられ、前記少なくとも第1及び第2のストリップラ
イン導体層は平面的に見て互いに並置され且つこれ等の
一端は前記グランド端子導体層に接続され、前記第1の
入出力結合容量導体層は互いに並置された前記複数のス
トリップライン導体層の内の一方の端側のストリップラ
イン導体層の一部に対向するように配置され且つ前記第
1の入出力端子導体層に接続され、前記第2の入出力結
合容量導体層は互いに並置された前記複数のストリップ
ライン導体層の内の他方の端側のストリップライン導体
層の一部に対向するように配置され且つ前記第2の入出
力端子導体層に接続され、前記第1及び第2のストリッ
プライン容量結合導体層は前記誘電体の厚み方向におけ
る前記第1及び第2のストリップライン導体層が設けら
れている高さ位置と異なる高さ位置に配置され且つ第1
及び第2のヴィアホール導体を介して前記第1及び第2
のストリップライン導体層に接続され、前記相互接続導
体層は前記誘電体の厚み方向において前記第1及び第2
のストリップライン容量結合導体層と異なる高さ位置に
配置され且つ第1及び第2のコンデンサ電極部とこれ等
の接続部とを有し、前記第1及び第2のコンデンサ電極
部は誘電体層を介して前記第1及び第2のストリップラ
イン容量結合導体層に対向するように配置され、前記グ
ランド導体層は前記グランド端子導体層に接続されてい
る積層フィルタに係わるものである。なお、第2の目的
を達成するために請求項2に示すように平面的に見て第
1のストリップライン容量結合導体層を第1の入出力結
合容量導体層に重なる部分を有するように形成ことが望
ましい。また、請求項3に示すように、ストリップライ
ン導体層を容量を介さないで入出力端子結合導体層によ
って入出力端子導体層に接続することができる。
第1の目的を達成するための本発明は、誘電体に少なく
とも第1及び第2のストリップライン導体層と第1及び
第2の入出力結合容量導体層と少なくとも第1及び第2
のストリップライン容量結合導体層と相互接続導体層と
が埋設され、前記誘電体の外周面に第1及び第2の入出
力端子導体層とグランド端子導体層とが設けられ、前記
誘電体の内部又は前記誘電体の外周面に前記複数のスト
リップライン導体層に対向するようにグランド導体層が
設けられ、前記少なくとも第1及び第2のストリップラ
イン導体層は平面的に見て互いに並置され且つこれ等の
一端は前記グランド端子導体層に接続され、前記第1の
入出力結合容量導体層は互いに並置された前記複数のス
トリップライン導体層の内の一方の端側のストリップラ
イン導体層の一部に対向するように配置され且つ前記第
1の入出力端子導体層に接続され、前記第2の入出力結
合容量導体層は互いに並置された前記複数のストリップ
ライン導体層の内の他方の端側のストリップライン導体
層の一部に対向するように配置され且つ前記第2の入出
力端子導体層に接続され、前記第1及び第2のストリッ
プライン容量結合導体層は前記誘電体の厚み方向におけ
る前記第1及び第2のストリップライン導体層が設けら
れている高さ位置と異なる高さ位置に配置され且つ第1
及び第2のヴィアホール導体を介して前記第1及び第2
のストリップライン導体層に接続され、前記相互接続導
体層は前記誘電体の厚み方向において前記第1及び第2
のストリップライン容量結合導体層と異なる高さ位置に
配置され且つ第1及び第2のコンデンサ電極部とこれ等
の接続部とを有し、前記第1及び第2のコンデンサ電極
部は誘電体層を介して前記第1及び第2のストリップラ
イン容量結合導体層に対向するように配置され、前記グ
ランド導体層は前記グランド端子導体層に接続されてい
る積層フィルタに係わるものである。なお、第2の目的
を達成するために請求項2に示すように平面的に見て第
1のストリップライン容量結合導体層を第1の入出力結
合容量導体層に重なる部分を有するように形成ことが望
ましい。また、請求項3に示すように、ストリップライ
ン導体層を容量を介さないで入出力端子結合導体層によ
って入出力端子導体層に接続することができる。
【0006】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、ヴィアホール
導体によってインダクタンスを得ることができ、このイ
ンダクタンスとストリップライン容量結合導体層の容量
とでLC直列共振回路を構成することが可能になり、こ
の共振回路に基づいて高周波域に発生する共振ピークの
位置をシフトすることができる。これにより、特定周波
数の高調波成分(例えば3次高調波)を減衰させること
ができる。また、ヴィアホール導体の径及び長さを変え
るとインダクタンス値が変化するので、ストリップライ
ン導体層の相互の容量結合の程度を変えることなしにイ
ンダクタンス値を変えてLC直列共振によるスプリアス
共振のピークのシフトを制御することができる。また、
請求項2の発明によれば、入出力結合容量導体層の一部
がストリップライン導体層とストリップライン容量結合
導体層との間に挟まれた状態になるので、入出力結合容
量導体層とグランド導体層との間の寄生容量を低減させ
ることができ、これにより、入出力端子導体層から見た
インピーダンスが高くなり、通過帯域幅の広いバンドパ
スフィルタを提供することができる。また、入出力結合
容量導体層の面積を狭くすることが可能になり、設計の
自由度の向上又は小型化が達成される。
導体によってインダクタンスを得ることができ、このイ
ンダクタンスとストリップライン容量結合導体層の容量
とでLC直列共振回路を構成することが可能になり、こ
の共振回路に基づいて高周波域に発生する共振ピークの
位置をシフトすることができる。これにより、特定周波
数の高調波成分(例えば3次高調波)を減衰させること
ができる。また、ヴィアホール導体の径及び長さを変え
るとインダクタンス値が変化するので、ストリップライ
ン導体層の相互の容量結合の程度を変えることなしにイ
ンダクタンス値を変えてLC直列共振によるスプリアス
共振のピークのシフトを制御することができる。また、
請求項2の発明によれば、入出力結合容量導体層の一部
がストリップライン導体層とストリップライン容量結合
導体層との間に挟まれた状態になるので、入出力結合容
量導体層とグランド導体層との間の寄生容量を低減させ
ることができ、これにより、入出力端子導体層から見た
インピーダンスが高くなり、通過帯域幅の広いバンドパ
スフィルタを提供することができる。また、入出力結合
容量導体層の面積を狭くすることが可能になり、設計の
自由度の向上又は小型化が達成される。
【0007】
【実施形態及び実施例】次に、図1〜図22を参照して
本発明の実施形態及び実施例を説明する。
本発明の実施形態及び実施例を説明する。
【0008】
【第1の実施例】まず、図1〜図17を参照して第1の
実施例に係わる積層フィルタを説明する。この積層フィ
ルタは、図1〜図4に示すように平面形状四角形の6面
体に形成されており、磁器誘電体1と、この誘電体1に
埋設された第1及び第2のストリップライン導体層2、
3と、第1及び第2の入出力結合容量導体層4、5と、
第1及び第2のグランド導体層6、7と、第1及び第2
のストリップライン容量結合導体層8、9と、接続導体
10と、第1及び第2のヴィアホール導体11、12
と、第1及び第2の波長短縮効果用導体層13、14
と、誘電体1の外周面に設けられた第1及び第2の入出
力端子導体層15、16と、第1及び第2のグランド端
子導体層17、18とから成る。なお、図1において導
体層15〜18は厚みを省いて示され、他の領域と区別
するためにこれ等の導体層15〜18に点々が付されて
いる。
実施例に係わる積層フィルタを説明する。この積層フィ
ルタは、図1〜図4に示すように平面形状四角形の6面
体に形成されており、磁器誘電体1と、この誘電体1に
埋設された第1及び第2のストリップライン導体層2、
3と、第1及び第2の入出力結合容量導体層4、5と、
第1及び第2のグランド導体層6、7と、第1及び第2
のストリップライン容量結合導体層8、9と、接続導体
10と、第1及び第2のヴィアホール導体11、12
と、第1及び第2の波長短縮効果用導体層13、14
と、誘電体1の外周面に設けられた第1及び第2の入出
力端子導体層15、16と、第1及び第2のグランド端
子導体層17、18とから成る。なお、図1において導
体層15〜18は厚みを省いて示され、他の領域と区別
するためにこれ等の導体層15〜18に点々が付されて
いる。
【0009】図1〜図4の積層フィルタから第1及び第
2の入出力端子導体層15、16と第1及び第2のグラ
ンド端子導体層17、18とを除いた部分は、複数枚の
グリーンシート(磁器生シート)を積層して焼成したも
のであるので、磁器誘電体1は複数の誘電体層には分割
されていないが、図3及び図4では説明の都合上誘電体
1が第1〜第10の誘電体層1a〜1jに分けられてい
る。図5〜図14は第1〜第10の誘電体層1a〜1j
の表面即ち誘電体1の厚み方向(垂直方向)における複
数の高さ位置の導体パターンを示し、図15は第10の
誘電体層1j即ち積層フィルタの底面を示す。なお、図
6〜図14には誘電体層の外周の端子導体層を切断した
ものが示されている。
2の入出力端子導体層15、16と第1及び第2のグラ
ンド端子導体層17、18とを除いた部分は、複数枚の
グリーンシート(磁器生シート)を積層して焼成したも
のであるので、磁器誘電体1は複数の誘電体層には分割
されていないが、図3及び図4では説明の都合上誘電体
1が第1〜第10の誘電体層1a〜1jに分けられてい
る。図5〜図14は第1〜第10の誘電体層1a〜1j
の表面即ち誘電体1の厚み方向(垂直方向)における複
数の高さ位置の導体パターンを示し、図15は第10の
誘電体層1j即ち積層フィルタの底面を示す。なお、図
6〜図14には誘電体層の外周の端子導体層を切断した
ものが示されている。
【0010】第1の誘電体層1aは内部導体パターンを
有さないカバーシートであり、第2の誘電体層1bは第
1のグランド導体層6を有するものであり、第3の誘電
体層1cは複数枚のグリーンシートに基づくスペーサ層
であり、第4の誘電体層1dは接続導体層10を有する
ものであり、第5の誘電体層1eはストリップライン容
量結合導体層8、9とヴィアホール導体層11、12を
有するものであり、第6の誘電体層1fは第1及び第2
の入出力結合容量導体層4、5と第1及び第2のヴィア
ホール導体層11、12を有するものであり、第7の誘
電体層1gは第1及び第2のストリップライン導体層を
有するものであり、第8の誘電体層1hは第1及び第2
の波長短縮効果用導体層13、14を有するものであ
り、第9の誘電体層1iは複数枚のグリーンシートに基
づくスペーサ層であり、第10の誘電体層1jは第2の
グランド導体層7を有するものである。なお、第5の誘
電体層1eは導体11、12のためのヴィアホール(貫
通孔)11a、12aを有し、第6の誘電体層1fは導
体11、12のためのヴィアホール11b、12bを有
する。
有さないカバーシートであり、第2の誘電体層1bは第
1のグランド導体層6を有するものであり、第3の誘電
体層1cは複数枚のグリーンシートに基づくスペーサ層
であり、第4の誘電体層1dは接続導体層10を有する
ものであり、第5の誘電体層1eはストリップライン容
量結合導体層8、9とヴィアホール導体層11、12を
有するものであり、第6の誘電体層1fは第1及び第2
の入出力結合容量導体層4、5と第1及び第2のヴィア
ホール導体層11、12を有するものであり、第7の誘
電体層1gは第1及び第2のストリップライン導体層を
有するものであり、第8の誘電体層1hは第1及び第2
の波長短縮効果用導体層13、14を有するものであ
り、第9の誘電体層1iは複数枚のグリーンシートに基
づくスペーサ層であり、第10の誘電体層1jは第2の
グランド導体層7を有するものである。なお、第5の誘
電体層1eは導体11、12のためのヴィアホール(貫
通孔)11a、12aを有し、第6の誘電体層1fは導
体11、12のためのヴィアホール11b、12bを有
する。
【0011】誘電体1は互いに対向する第1及び第2の
主面19、20と、第1、第2、第3及び第4の側面2
1、22、23、24とを有する平板状の6面体に形成
されている。
主面19、20と、第1、第2、第3及び第4の側面2
1、22、23、24とを有する平板状の6面体に形成
されている。
【0012】第1及び第2のストリップライン導体層
2、3は図11に示すように1/4波長(伝送信号の中
心周波数の波の1/4の長さ)を有し、第1の主面19
側から平面的に見て互いに並置され、これ等の一端は開
放され、これ等の他端は第3の側面23に露出し、第1
のグランド端子導体層17に接続されている。第1及び
第2の入出力結合容量導体層4、5は図2及び図10に
示すように平面的に見て第1及び第2のストリップライ
ン導体層2、3に重なる部分を有するように配置され、
これ等の一端は第1及び第2の側面21、22に露出し
て第1及び第2の入出力の端子導体層15、16に接続
されている。この実施例の積層フィルタは対称に形成さ
れているので、2つの端子導体層4、5のいずれか一方
を入力端子、他方を出力端子として使用することができ
る。しかし、一方を入力端子導体層、他方を出力端子導
体層と特定しても差し支えない。第1及び第2のグラン
ド導体層6、7は図2、図6及び図14から明らかなよ
うに平面的に見て第1及び第2のストリップライン導体
層2、3に重なる部分を有するように形成され、第1及
び第2のグランド端子導体層17、18に接続されてい
る。第1及び第2のストリップライン容量結合導体層
8、9は図2、図4、図9から明らかなように第1及び
第2のストリップライン導体層2、3と異なる厚み方向
位置に配置され且つ第5の誘電体層1eを介してその一
部が第1及び第2のストリップライン導体層2、3に対
向するように配置されている。なお、第1及び第2のス
トリップライン容量結合導体層8、9はヴィアホール導
体11、12を介して第1及び第2のストリップライン
導体層2、3に接続されている。ヴィアホール導体1
1、12は第5及び第6の誘電体層1e、1fの両方に
設けられている。第4の誘電体層1d上の接続導体層1
0は図2、図4及び図8から明らかなように第1及び第
2のストリップライン容量結合導体層8、9に第4の誘
電体層1dを介して対向する第1及び第2のコンデンサ
電極部10a、10bとこれより幅の狭い接続部10c
とから成る。なお、接続部10cは第1及び第2のヴィ
アホール導体11、12と同様にインダクタンスを有す
る。第8の誘電体層1h上の第1及び第2の波長短縮効
果用導体層13、14は図2、図4及び図12から明ら
かなように第1及び第2のストリップライン導体層2、
3に第7の誘電体層1gを介して対向するように配置さ
れ、これ等の一端は第2のグランド端子導体層18に接
続されている。なお、第1及び第2の波長短縮効果用導
体層13、14はこれに基づく容量のバラツキを防ぐた
めに第1及び第2のストリップライン導体層2、3より
も狭い幅に形成されている。
2、3は図11に示すように1/4波長(伝送信号の中
心周波数の波の1/4の長さ)を有し、第1の主面19
側から平面的に見て互いに並置され、これ等の一端は開
放され、これ等の他端は第3の側面23に露出し、第1
のグランド端子導体層17に接続されている。第1及び
第2の入出力結合容量導体層4、5は図2及び図10に
示すように平面的に見て第1及び第2のストリップライ
ン導体層2、3に重なる部分を有するように配置され、
これ等の一端は第1及び第2の側面21、22に露出し
て第1及び第2の入出力の端子導体層15、16に接続
されている。この実施例の積層フィルタは対称に形成さ
れているので、2つの端子導体層4、5のいずれか一方
を入力端子、他方を出力端子として使用することができ
る。しかし、一方を入力端子導体層、他方を出力端子導
体層と特定しても差し支えない。第1及び第2のグラン
ド導体層6、7は図2、図6及び図14から明らかなよ
うに平面的に見て第1及び第2のストリップライン導体
層2、3に重なる部分を有するように形成され、第1及
び第2のグランド端子導体層17、18に接続されてい
る。第1及び第2のストリップライン容量結合導体層
8、9は図2、図4、図9から明らかなように第1及び
第2のストリップライン導体層2、3と異なる厚み方向
位置に配置され且つ第5の誘電体層1eを介してその一
部が第1及び第2のストリップライン導体層2、3に対
向するように配置されている。なお、第1及び第2のス
トリップライン容量結合導体層8、9はヴィアホール導
体11、12を介して第1及び第2のストリップライン
導体層2、3に接続されている。ヴィアホール導体1
1、12は第5及び第6の誘電体層1e、1fの両方に
設けられている。第4の誘電体層1d上の接続導体層1
0は図2、図4及び図8から明らかなように第1及び第
2のストリップライン容量結合導体層8、9に第4の誘
電体層1dを介して対向する第1及び第2のコンデンサ
電極部10a、10bとこれより幅の狭い接続部10c
とから成る。なお、接続部10cは第1及び第2のヴィ
アホール導体11、12と同様にインダクタンスを有す
る。第8の誘電体層1h上の第1及び第2の波長短縮効
果用導体層13、14は図2、図4及び図12から明ら
かなように第1及び第2のストリップライン導体層2、
3に第7の誘電体層1gを介して対向するように配置さ
れ、これ等の一端は第2のグランド端子導体層18に接
続されている。なお、第1及び第2の波長短縮効果用導
体層13、14はこれに基づく容量のバラツキを防ぐた
めに第1及び第2のストリップライン導体層2、3より
も狭い幅に形成されている。
【0013】誘電体1に埋設された各導体層2、3、
4、5、6、7、8、9、10、13、14はグリーン
シートに導電性ペーストを塗布し、グリーンシートの積
層後にグリーンシートと共に焼成したものである。第1
及び第2の入出力端子導体層15、16及び第1及び第
2のグランド端子導体層17、18は焼成後の積層体に
導電性ペーストを塗布して焼成したものである。
4、5、6、7、8、9、10、13、14はグリーン
シートに導電性ペーストを塗布し、グリーンシートの積
層後にグリーンシートと共に焼成したものである。第1
及び第2の入出力端子導体層15、16及び第1及び第
2のグランド端子導体層17、18は焼成後の積層体に
導電性ペーストを塗布して焼成したものである。
【0014】図16は図1〜図15に示した積層フィル
タの等価回路を示す。この等価回路の入出力結合コンデ
ンサC1 、C2 は第1及び第2のストリップライン導体
層2、3と第1及び第2の入出力結合容量導体層4、5
との間の容量に相当する。L1 、L2 は第1及び第2の
ストリップライン導体層2、3に基づく共振器を示し、
等価的にコンデンサCとインダクタンスLの並列回路で
示されている。第1及び第2のストリップライン導体層
2、3は並置されているので、Mで示すような磁界結合
即ち誘導結合され、更に電界結合即ち容量結合もされて
いる。共振器L1 、L2 間の共振器結合コンデンサCk
1、Ck2は第1及び第2のストリップライン容量結合導
体層8、9と第1及び第2のコンデンサ電極部10a、
10bとの間の容量に相当する。共振器結合コンデンサ
Ck1、Ck2に直列接続されたインダクタンスLk1、Lk2
はヴィアホール導体11、12のインダクタンスに相当
し、中間のインダクタンスLk3は接続導体層10の接続
部10cのインダクタンスに相当する。第1及び第2の
波長短縮効果用コンデンサCg1、Cg2は波長短縮用導体
層と第1及び第2のストリップライン導体層2、3との
間の容量に相当している。この波長短縮効果用コンデン
サCg1、Cg2は共振器L1 、L2 のコンデンサCに並列
に接続されるので、共振周波数を低くするように作用す
る。従って、ある共振周波数を作る場合に、コンデンサ
Cg1、Cg2を設けない場合に比べて第1及び第2のスト
リップライン導体層2、3の長さを短くして小型化を図
ることができる。第1及び第2の入出力端子T1 、T2
は第1及び第2の入出力端子導体層15、16に対応
し、グランドはグランド端子導体層17、18に対応し
ている。なお、第1及び第2の入出力端子T1 、T2 と
グランドとの間に寄生容量があるが図16では省略され
ている。
タの等価回路を示す。この等価回路の入出力結合コンデ
ンサC1 、C2 は第1及び第2のストリップライン導体
層2、3と第1及び第2の入出力結合容量導体層4、5
との間の容量に相当する。L1 、L2 は第1及び第2の
ストリップライン導体層2、3に基づく共振器を示し、
等価的にコンデンサCとインダクタンスLの並列回路で
示されている。第1及び第2のストリップライン導体層
2、3は並置されているので、Mで示すような磁界結合
即ち誘導結合され、更に電界結合即ち容量結合もされて
いる。共振器L1 、L2 間の共振器結合コンデンサCk
1、Ck2は第1及び第2のストリップライン容量結合導
体層8、9と第1及び第2のコンデンサ電極部10a、
10bとの間の容量に相当する。共振器結合コンデンサ
Ck1、Ck2に直列接続されたインダクタンスLk1、Lk2
はヴィアホール導体11、12のインダクタンスに相当
し、中間のインダクタンスLk3は接続導体層10の接続
部10cのインダクタンスに相当する。第1及び第2の
波長短縮効果用コンデンサCg1、Cg2は波長短縮用導体
層と第1及び第2のストリップライン導体層2、3との
間の容量に相当している。この波長短縮効果用コンデン
サCg1、Cg2は共振器L1 、L2 のコンデンサCに並列
に接続されるので、共振周波数を低くするように作用す
る。従って、ある共振周波数を作る場合に、コンデンサ
Cg1、Cg2を設けない場合に比べて第1及び第2のスト
リップライン導体層2、3の長さを短くして小型化を図
ることができる。第1及び第2の入出力端子T1 、T2
は第1及び第2の入出力端子導体層15、16に対応
し、グランドはグランド端子導体層17、18に対応し
ている。なお、第1及び第2の入出力端子T1 、T2 と
グランドとの間に寄生容量があるが図16では省略され
ている。
【0015】本実施例の積層フィルタは次の効果を有す
る。 (1) ストリップライン容量結合導体層8、9に基づ
く電界結合によってストリップライン導体層2、3間の
磁界結合を相対的に弱めることができる。即ち、小型化
のためにストリップライン導体層2、3を接近させると
磁界結合が強くなり過ぎて良好なバンドパスフィルタ特
性が得られなくなるが、第1及び第2のストリップライ
ン容量結合導体層8、9と第1及び第2のコンデンサ電
極部10a、10bとに基づく共振器結合コンデンサC
k1、Ck2の働きで磁界結合を相対的に弱めることがで
き、共振器間の結合度を調整して良好なバンドパスフィ
ルタ特性を得ることができる。 (2) 接続導体層10及びヴィアホール11、12に
よるインダクタンスLk1、Lk2及び接続部10cによる
インダクタンスLk3を得ることができるので、これ等の
インダクタンスLk1、Lk2、Lk3と共振器結合コンデン
サCk1、Ck2との直列共振回路が形成され、この直列共
振によって特定周波数における減衰量を制御することが
できる。図17はこれを説明するためのものである。こ
の図17から明らかなようにこの積層フィルタは基本波
共振周波数f0 に第1のピークP1 を有するバンドパス
フィルタ特性を示している。フィルタにおいては、基本
波の通過帯域において減衰量が少なく、且つ2倍(2f
0 )、3倍(3f0 )等の高次周波数における減衰量が
大きいことが要求される。もし、スプリアス共振による
ピークが3倍周波数3f0 に発生すると、ここでの減衰
量が小さくなる。しかし、この実施例ではコンデンサC
k1、Ck2とインダクタンスLk1、Lk2、Lk3とを設ける
ことによってこれ等に基づく直列共振回路の共振のピー
クP2 を3倍周波数3f0 よりも高域側にシフトし、3
倍周波数3f0 での減衰量を大きくしている。なお、イ
ンダクタンスLk3は接続導体層10の接続部10cの幅
及び長さで制御可能であり、またヴィアホール導体1
1、12のインダクタンスLk1、Lk2はこの径及び長さ
によって制御可能である。インダクタンスLk1、Lk2、
Lk3の値を大きくすると第2のピークP2 は図17で点
線で示すように低周波数側にシフトし、Lk1、Lk2、L
k3の値を小さくすると第2のピークは図17で実線で示
すように高周波側にシフトする。ストリップライン容量
結合導体層8、9と第1及び第2のコンデンサ電極部1
0a、10bの面積を変えて共振結合コンデンサCk1、
Ck2の値を変えても第2のピークP2 のシフトは生じる
が、この場合、ストリップライン導体層2、3間即ち共
振器L1 、L2 間の結合度が変化し、所望の通過帯域幅
が得られなくなる。従って、インダクタンスLk1、Lk
2、Lk3によって第2のピークP2 をシフトすることが
望ましい。図17のフィルタによれば基本波周波数f0
の3倍周波数3f0 のノイズの通過を阻止することがで
きる。 (3) 波長短縮効果用導体層13、14の幅がストリ
ップライン導体層2、3の幅よりも狭く形成され、平面
的に見てストリップライン導体層2、3に収まっている
ので、x軸方向のパターンずれが生じてもこの容量変化
が発生しない。
る。 (1) ストリップライン容量結合導体層8、9に基づ
く電界結合によってストリップライン導体層2、3間の
磁界結合を相対的に弱めることができる。即ち、小型化
のためにストリップライン導体層2、3を接近させると
磁界結合が強くなり過ぎて良好なバンドパスフィルタ特
性が得られなくなるが、第1及び第2のストリップライ
ン容量結合導体層8、9と第1及び第2のコンデンサ電
極部10a、10bとに基づく共振器結合コンデンサC
k1、Ck2の働きで磁界結合を相対的に弱めることがで
き、共振器間の結合度を調整して良好なバンドパスフィ
ルタ特性を得ることができる。 (2) 接続導体層10及びヴィアホール11、12に
よるインダクタンスLk1、Lk2及び接続部10cによる
インダクタンスLk3を得ることができるので、これ等の
インダクタンスLk1、Lk2、Lk3と共振器結合コンデン
サCk1、Ck2との直列共振回路が形成され、この直列共
振によって特定周波数における減衰量を制御することが
できる。図17はこれを説明するためのものである。こ
の図17から明らかなようにこの積層フィルタは基本波
共振周波数f0 に第1のピークP1 を有するバンドパス
フィルタ特性を示している。フィルタにおいては、基本
波の通過帯域において減衰量が少なく、且つ2倍(2f
0 )、3倍(3f0 )等の高次周波数における減衰量が
大きいことが要求される。もし、スプリアス共振による
ピークが3倍周波数3f0 に発生すると、ここでの減衰
量が小さくなる。しかし、この実施例ではコンデンサC
k1、Ck2とインダクタンスLk1、Lk2、Lk3とを設ける
ことによってこれ等に基づく直列共振回路の共振のピー
クP2 を3倍周波数3f0 よりも高域側にシフトし、3
倍周波数3f0 での減衰量を大きくしている。なお、イ
ンダクタンスLk3は接続導体層10の接続部10cの幅
及び長さで制御可能であり、またヴィアホール導体1
1、12のインダクタンスLk1、Lk2はこの径及び長さ
によって制御可能である。インダクタンスLk1、Lk2、
Lk3の値を大きくすると第2のピークP2 は図17で点
線で示すように低周波数側にシフトし、Lk1、Lk2、L
k3の値を小さくすると第2のピークは図17で実線で示
すように高周波側にシフトする。ストリップライン容量
結合導体層8、9と第1及び第2のコンデンサ電極部1
0a、10bの面積を変えて共振結合コンデンサCk1、
Ck2の値を変えても第2のピークP2 のシフトは生じる
が、この場合、ストリップライン導体層2、3間即ち共
振器L1 、L2 間の結合度が変化し、所望の通過帯域幅
が得られなくなる。従って、インダクタンスLk1、Lk
2、Lk3によって第2のピークP2 をシフトすることが
望ましい。図17のフィルタによれば基本波周波数f0
の3倍周波数3f0 のノイズの通過を阻止することがで
きる。 (3) 波長短縮効果用導体層13、14の幅がストリ
ップライン導体層2、3の幅よりも狭く形成され、平面
的に見てストリップライン導体層2、3に収まっている
ので、x軸方向のパターンずれが生じてもこの容量変化
が発生しない。
【0016】
【第2の実施例】次に、図18及び図19を参照して第
2の実施例の積層フィルタを説明する。但し、第2の実
施例を示す図18、図19及び後述する第3の実施例を
示す図20〜図22及び第4の実施例を示す図23にお
いて図1〜図16と実質的に同一の部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。
2の実施例の積層フィルタを説明する。但し、第2の実
施例を示す図18、図19及び後述する第3の実施例を
示す図20〜図22及び第4の実施例を示す図23にお
いて図1〜図16と実質的に同一の部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。
【0017】図18及び図19に示す第2の実施例の積
層フィルタは第1の実施例の積層フィルタにおける第1
及び第2のストリップライン容量結合導体層8、9を図
18に示すように長く形成した他は第1の実施例と同一
に形成したものである。図9と同様に示す図18及び図
4と同様に示す図19から明らかなように第1の主面1
9側から平面的に見て第1及び第2のストリップライン
容量結合導体層8、9は第1及び第2の入出力結合容量
導体層4、5に重なる部分を有するように配置されてい
る。従って、図19から明らかなように第1及び第2の
入出力結合容量導体層4、5は第1及び第2のストリッ
プライン導体層2、3と第1及び第2のストリップライ
ン容量結合導体層8、9との間に挟まれた部分を有し、
これ等によってある程度グランドから遮へいされる。従
って、第2の実施例の積層フィルタの第1及び第2の入
出力結合容量導体層4、5とグランド導体層6、7との
間の寄生容量が小さくなる。この結果、図16の等価回
路における端子T1 、T2 とグランドとの間の寄生容量
が小さくなり、端子T1 から見たインピーダンスが高く
なり、帯域幅の広いバンドパスフィルタを提供すること
ができる。また、第1及び第2の入出力結合容量導体層
4、5はストリップライン導体層2、3と、ストリップ
ライン容量結合導体層8、9との両方に容量結合される
ので、小さな面積で必要な結合容量を得ることができ、
省スペース化が可能になる。このため、積層フィルタの
設計の自由度の向上及び積層間の剥離防止ができる。な
お、第2の実施例は、上述のような格別な効果を有する
他に第1の実施例と同一の効果も有する。
層フィルタは第1の実施例の積層フィルタにおける第1
及び第2のストリップライン容量結合導体層8、9を図
18に示すように長く形成した他は第1の実施例と同一
に形成したものである。図9と同様に示す図18及び図
4と同様に示す図19から明らかなように第1の主面1
9側から平面的に見て第1及び第2のストリップライン
容量結合導体層8、9は第1及び第2の入出力結合容量
導体層4、5に重なる部分を有するように配置されてい
る。従って、図19から明らかなように第1及び第2の
入出力結合容量導体層4、5は第1及び第2のストリッ
プライン導体層2、3と第1及び第2のストリップライ
ン容量結合導体層8、9との間に挟まれた部分を有し、
これ等によってある程度グランドから遮へいされる。従
って、第2の実施例の積層フィルタの第1及び第2の入
出力結合容量導体層4、5とグランド導体層6、7との
間の寄生容量が小さくなる。この結果、図16の等価回
路における端子T1 、T2 とグランドとの間の寄生容量
が小さくなり、端子T1 から見たインピーダンスが高く
なり、帯域幅の広いバンドパスフィルタを提供すること
ができる。また、第1及び第2の入出力結合容量導体層
4、5はストリップライン導体層2、3と、ストリップ
ライン容量結合導体層8、9との両方に容量結合される
ので、小さな面積で必要な結合容量を得ることができ、
省スペース化が可能になる。このため、積層フィルタの
設計の自由度の向上及び積層間の剥離防止ができる。な
お、第2の実施例は、上述のような格別な効果を有する
他に第1の実施例と同一の効果も有する。
【0018】
【第3の実施例】図20〜図22に示す第3の実施例の
積層フィルタは3段に構成した他は第1の実施例の積層
フィルタと同一に構成されている。即ち、図20及び図
21に示すように第7の誘電体層1gに追加して第3の
ストリップライン導体層30が設けられ、また、第5の
誘電体層1eに第3及び第4のストリップライン容量結
合導体層31、32が設けられ、これ等が第3及び第4
のヴィアホール導体34、35によって第2及び第3の
ストリップライン導体層3、30に接続されている。ま
た、図21に示すように第4の誘電体層1dの上に第2
の接続導体層33が設けられている。これは第1の接続
導体層10と同様に形成されたものであり、両端に第3
及び第4のコンデンサ電極部33a、33bを有し、中
央に第2の接続部33cを有する。両端のコンデンサ電
極部33a、33bに第3及び第4のストリップライン
容量結合導体層31、32に対向している。また、第3
の波長短縮効果用導体層36が第3のストリップライン
導体層30に対向するように第8の誘電体層1h上に配
置されている。なお、図20及び図21には第1及び第
2の入出力結合容量導体層4、5が示されていないが、
第1の入出力結合容量導体層4は第1〜第3のストリッ
プライン導体層2、3、30の内の一方の端側(入力
側)の第1のストリップライン導体層2に対向し、第2
の入出力結合容量導体層5は他方の端側(出力側)の第
3のストリップライン導体層30に対向している。
積層フィルタは3段に構成した他は第1の実施例の積層
フィルタと同一に構成されている。即ち、図20及び図
21に示すように第7の誘電体層1gに追加して第3の
ストリップライン導体層30が設けられ、また、第5の
誘電体層1eに第3及び第4のストリップライン容量結
合導体層31、32が設けられ、これ等が第3及び第4
のヴィアホール導体34、35によって第2及び第3の
ストリップライン導体層3、30に接続されている。ま
た、図21に示すように第4の誘電体層1dの上に第2
の接続導体層33が設けられている。これは第1の接続
導体層10と同様に形成されたものであり、両端に第3
及び第4のコンデンサ電極部33a、33bを有し、中
央に第2の接続部33cを有する。両端のコンデンサ電
極部33a、33bに第3及び第4のストリップライン
容量結合導体層31、32に対向している。また、第3
の波長短縮効果用導体層36が第3のストリップライン
導体層30に対向するように第8の誘電体層1h上に配
置されている。なお、図20及び図21には第1及び第
2の入出力結合容量導体層4、5が示されていないが、
第1の入出力結合容量導体層4は第1〜第3のストリッ
プライン導体層2、3、30の内の一方の端側(入力
側)の第1のストリップライン導体層2に対向し、第2
の入出力結合容量導体層5は他方の端側(出力側)の第
3のストリップライン導体層30に対向している。
【0019】図22は図20及び図21に示した第3の
実施例の積層フィルタの等価回路図であり、図16の回
路に第3の共振器L3 と、第3及び第4の容量結合コン
デンサCk3、Ck4と、インダクタンスLk4、Lk5、Lk6
と、第3の波長短縮効果用コンデンサCg3とを付加した
ものに相当する。第3の共振器L3 は第3のストリップ
ライン導体層30に基づくものであり、第3及び第4の
容量結合コンデンサCk3、Ck4は第3及び第4のストリ
ップライン容量結合導体層31、32と第3及び第4の
コンデンサ電極部33a、33bとの間の容量に相当
し、第4及び第5の結合インダクタンスLk4、Lk5はヴ
ィアホール導体34、35に基づくものであり、第6の
結合インダクタンスLk6は接続部33cに基づくもので
あり、第3の波長短縮効果用コンデンサCg3は第3の波
長短縮効果用導体層36と第3のストリップライン導体
層30との間の容量に相当する。この第3の実施例の3
段の積層フィルタにおいても第1の実施例と同一の作用
効果を得ることができる。
実施例の積層フィルタの等価回路図であり、図16の回
路に第3の共振器L3 と、第3及び第4の容量結合コン
デンサCk3、Ck4と、インダクタンスLk4、Lk5、Lk6
と、第3の波長短縮効果用コンデンサCg3とを付加した
ものに相当する。第3の共振器L3 は第3のストリップ
ライン導体層30に基づくものであり、第3及び第4の
容量結合コンデンサCk3、Ck4は第3及び第4のストリ
ップライン容量結合導体層31、32と第3及び第4の
コンデンサ電極部33a、33bとの間の容量に相当
し、第4及び第5の結合インダクタンスLk4、Lk5はヴ
ィアホール導体34、35に基づくものであり、第6の
結合インダクタンスLk6は接続部33cに基づくもので
あり、第3の波長短縮効果用コンデンサCg3は第3の波
長短縮効果用導体層36と第3のストリップライン導体
層30との間の容量に相当する。この第3の実施例の3
段の積層フィルタにおいても第1の実施例と同一の作用
効果を得ることができる。
【0020】
【第4の実施例】第4の実施例の誘電体フィルタは、図
23に示すように第1及び第2のストリップライン導体
層2、3に対してタップとしての第1及び第2の入出力
端子結合導体層4′、5′の一端を接続し、これ等の他
端を第1及び第2の入出力端子導体層15、16に接続
したものである。即ち、この第4の実施例の誘電体フィ
ルタは、第1の実施例の図10に示す第1及び第2の入
出力結合容量導体層4、5の代わりに第1及び第2の入
出力端子結合導体層4′、5′を誘電体層1gの上に設
け、この他は第1の実施例と同一に構成したものであ
る。従って、第4の実施例の誘電体フィルタの等価回路
は図16からコンデンサC1 、C2 を省略したものに相
当する。この第4の実施例でも、図16のインダクタン
スLk1、Lk2、Lk3に相当するものが得られるので、第
1の実施例と同一の効果を有する。なお、第1及び第2
の入出力端子結合導体層4′、5′をストリップライン
導体層2、3が設けられている誘電体層1gと別の誘電
体層に設け、これをヴイアホ−ル導体を介してストリッ
プライン導体層2、3に接続することもできる。
23に示すように第1及び第2のストリップライン導体
層2、3に対してタップとしての第1及び第2の入出力
端子結合導体層4′、5′の一端を接続し、これ等の他
端を第1及び第2の入出力端子導体層15、16に接続
したものである。即ち、この第4の実施例の誘電体フィ
ルタは、第1の実施例の図10に示す第1及び第2の入
出力結合容量導体層4、5の代わりに第1及び第2の入
出力端子結合導体層4′、5′を誘電体層1gの上に設
け、この他は第1の実施例と同一に構成したものであ
る。従って、第4の実施例の誘電体フィルタの等価回路
は図16からコンデンサC1 、C2 を省略したものに相
当する。この第4の実施例でも、図16のインダクタン
スLk1、Lk2、Lk3に相当するものが得られるので、第
1の実施例と同一の効果を有する。なお、第1及び第2
の入出力端子結合導体層4′、5′をストリップライン
導体層2、3が設けられている誘電体層1gと別の誘電
体層に設け、これをヴイアホ−ル導体を介してストリッ
プライン導体層2、3に接続することもできる。
【0021】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1及び第2のグラント端子導体層17、18
を相互に接続することができる。 (2) グランド導体層6、7の一方又は両方を誘電体
1の第1及び第2の主面19、20の一方又は両方に設
けることができる。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1及び第2のグラント端子導体層17、18
を相互に接続することができる。 (2) グランド導体層6、7の一方又は両方を誘電体
1の第1及び第2の主面19、20の一方又は両方に設
けることができる。
【図1】第1の実施例の積層フィルタを示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の積層フィルタの内部の導体パターンを伴
って示す平面図である。
って示す平面図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】図2のB−B線拡大断面図である。
【図5】図2の第1の誘電体層の平面図である。
【図6】図2の第2の誘電体層上の導体層の平面パター
ンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
ンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
【図7】図2の第3の誘電体層の表面と外周の端子導体
層とを示す一部切断平面図である。
層とを示す一部切断平面図である。
【図8】図2の第4の誘電体層の導体層の平面パターン
と外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
と外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
【図9】図2の第5の誘電体層の導体層の平面パターン
と外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
と外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
【図10】図2の第6の誘電体層の導体層の平面パター
ンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
ンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
【図11】図2の第7の誘電体層の導体層の平面パター
ンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
ンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
【図12】図2の第8の誘電体層の導体層の平面パター
ンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
ンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図である。
【図13】図2の第9の誘電体層の表面と外周の端子導
体層とを示す一部切断平面図である。
体層とを示す一部切断平面図である。
【図14】図2の第10の誘電体層の導体層の平面パタ
ーンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図であ
る。
ーンと外周の端子導体層とを示す一部切断平面図であ
る。
【図15】図2の積層フィルタの底面図である。
【図16】図1の積層フィルタの等価回路図である。
【図17】図1の積層フィルタの周波数特性図である。
【図18】第2の実施例の積層フィルタを図9と同様に
示す平面図である。
示す平面図である。
【図19】第2の実施例の積層フィルタを図4と同様に
示す断面図である。
示す断面図である。
【図20】第3の実施例の積層フィルタの第5及び第7
の誘電体層と導体パターンを示す斜視図である。
の誘電体層と導体パターンを示す斜視図である。
【図21】第3の実施例の積層フィルタを図4と同様に
示す断面図である。
示す断面図である。
【図22】図21の積層フィルタの等価回路図である。
【図23】第4の実施例の誘電体フィルタのストリップ
ライン導体層と入出力端子結合導体層とを図11と同様
に示す平面図である。
ライン導体層と入出力端子結合導体層とを図11と同様
に示す平面図である。
1 誘電体 2、3 ストリップライン導体層 4、5 入出力結合容量導体層 6、7 グランド導体層 8、9 ストリップライン容量結合導体層 10 接続導体層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】第1及び第2のストリップライン導体層
2、3は図11に示すように1/4波長(伝送信号の中
心周波数の波の1/4の長さ)を有し、第1の主面19
側から平面的に見て互いに並置され、これ等の一端は開
放され、これ等の他端は第3の側面23に露出し、第1
のグランド端子導体層17に接続されている。第1及び
第2の入出力結合容量導体層4、5は図2及び図10に
示すように平面的に見て第1及び第2のストリップライ
ン導体層2、3に重なる部分を有するように配置され、
これ等の一端は第1及び第2の側面21、22に露出し
て第1及び第2の入出力端子導体層15、16に接続さ
れている。この実施例の積層フィルタは対称に形成され
ているので、2つの端子導体層15、16のいずれか一
方を入力端子、他方を出力端子として使用することがで
きる。しかし、一方を入力端子導体層、他方を出力端子
導体層と特定しても差し支えない。第1及び第2のグラ
ンド導体層6、7は図2、図6及び図14から明らかな
ように平面的に見て第1及び第2のストリップライン導
体層2、3に重なる部分を有するように形成され、第1
及び第2のグランド端子導体層17、18に接続されて
いる。第1及び第2のストリップライン容量結合導体層
8、9は図2、図4、図9から明らかなように第1及び
第2のストリップライン導体層2、3と異なる厚み方向
位置に配置され且つ第5の誘電体層1eを介してその一
部が第1及び第2のストリップライン導体層2、3に対
向するように配置されている。なお、第1及び第2のス
トリップライン容量結合導体層8、9はヴィアホール導
体11、12を介して第1及び第2のストリップライン
導体層2、3に接続されている。ヴィアホール導体1
1、12は第5及び第6の誘電体層1e、1fの両方に
設けられている。第4の誘電体層1d上の接続導体層1
0は図2、図4及び図8から明らかなように第1及び第
2のストリップライン容量結合導体層8、9に第4の誘
電体層1dを介して対向する第1及び第2のコンデンサ
電極部10a、10bとこれより幅の狭い接続部10c
とから成る。なお、接続部10cは第1及び第2のヴィ
アホール導体11、12と同様にインダクタンスを有す
る。第8の誘電体層1h上の第1及び第2の波長短縮効
果用導体層13、14は図2、図4及び図12から明ら
かなように第1及び第2のストリップライン導体層2、
3に第7の誘電体層1gを介して対向するように配置さ
れ、これ等の一端は第2のグランド端子導体層18に接
続されている。なお、第1及び第2の波長短縮効果用導
体層13、14はこれに基づく容量のバラツキを防ぐた
めに第1及び第2のストリップライン導体層2、3より
も狭い幅に形成されている。
2、3は図11に示すように1/4波長(伝送信号の中
心周波数の波の1/4の長さ)を有し、第1の主面19
側から平面的に見て互いに並置され、これ等の一端は開
放され、これ等の他端は第3の側面23に露出し、第1
のグランド端子導体層17に接続されている。第1及び
第2の入出力結合容量導体層4、5は図2及び図10に
示すように平面的に見て第1及び第2のストリップライ
ン導体層2、3に重なる部分を有するように配置され、
これ等の一端は第1及び第2の側面21、22に露出し
て第1及び第2の入出力端子導体層15、16に接続さ
れている。この実施例の積層フィルタは対称に形成され
ているので、2つの端子導体層15、16のいずれか一
方を入力端子、他方を出力端子として使用することがで
きる。しかし、一方を入力端子導体層、他方を出力端子
導体層と特定しても差し支えない。第1及び第2のグラ
ンド導体層6、7は図2、図6及び図14から明らかな
ように平面的に見て第1及び第2のストリップライン導
体層2、3に重なる部分を有するように形成され、第1
及び第2のグランド端子導体層17、18に接続されて
いる。第1及び第2のストリップライン容量結合導体層
8、9は図2、図4、図9から明らかなように第1及び
第2のストリップライン導体層2、3と異なる厚み方向
位置に配置され且つ第5の誘電体層1eを介してその一
部が第1及び第2のストリップライン導体層2、3に対
向するように配置されている。なお、第1及び第2のス
トリップライン容量結合導体層8、9はヴィアホール導
体11、12を介して第1及び第2のストリップライン
導体層2、3に接続されている。ヴィアホール導体1
1、12は第5及び第6の誘電体層1e、1fの両方に
設けられている。第4の誘電体層1d上の接続導体層1
0は図2、図4及び図8から明らかなように第1及び第
2のストリップライン容量結合導体層8、9に第4の誘
電体層1dを介して対向する第1及び第2のコンデンサ
電極部10a、10bとこれより幅の狭い接続部10c
とから成る。なお、接続部10cは第1及び第2のヴィ
アホール導体11、12と同様にインダクタンスを有す
る。第8の誘電体層1h上の第1及び第2の波長短縮効
果用導体層13、14は図2、図4及び図12から明ら
かなように第1及び第2のストリップライン導体層2、
3に第7の誘電体層1gを介して対向するように配置さ
れ、これ等の一端は第2のグランド端子導体層18に接
続されている。なお、第1及び第2の波長短縮効果用導
体層13、14はこれに基づく容量のバラツキを防ぐた
めに第1及び第2のストリップライン導体層2、3より
も狭い幅に形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図16は図1〜図15に示した積層フィル
タの等価回路を示す。この等価回路の入出力結合コンデ
ンサC1、C2は第1及び第2のストリップライン導体
層2、3と第1及び第2の入出力結合容量導体層4、5
との間の容量に相当する。L1、L2は第1及び第2の
ストリップライン導体層2、3に基づく共振器を示し、
等価的にコンデンサCとインダクタンスLの並列回路で
示されている。第1及び第2のストリップライン導体層
2、3は並置されているので、Mで示すような磁界結合
即ち誘導結合され、更に電界結合即ち容量結合もされて
いる。共振器L1、L2間の共振器結合コンデンサCk
1、Ck2は第1及び第2のストリップライン容量結合
導体層8、9と第1及び第2のコンデンサ電極部10
a、10bとの間の容量に相当する。共振器結合コンデ
ンサCk1、Ck2に直列接続されたインダクタンスL
k1、Lk2はヴィアホール導体11、12のインダク
タンスに相当し、中間のインダクタンスLk3は接続導
体層10の接続部10cのインダクタンスに相当する。
第1及び第2の波長短縮効果用コンデンサCg1、Cg
2は波長短縮用導体層と第1及び第2のストリップライ
ン導体層2、3との間の容量に相当している。この波長
短縮効果用コンデンサCg1、Cg2は共振器L1、L
2のコンデンサCに並列に接続されるので、共振周波数
を低くするように作用する。従って、ある共振周波数を
得る場合に、コンデンサCg1、Cg2を設けない場合
に比べて第1及び第2のストリップライン導体層2、3
の長さを短くして小型化を図ることができる。第1及び
第2の入出力端子T1、T2は第1及び第2の入出力端
子導体層15、16に対応し、グランドはグランド端子
導体層17、18に対応している。なお、第1及び第2
の入出力端子T1、T2とグランドとの間に寄生容量が
あるが図16では省略されている。
タの等価回路を示す。この等価回路の入出力結合コンデ
ンサC1、C2は第1及び第2のストリップライン導体
層2、3と第1及び第2の入出力結合容量導体層4、5
との間の容量に相当する。L1、L2は第1及び第2の
ストリップライン導体層2、3に基づく共振器を示し、
等価的にコンデンサCとインダクタンスLの並列回路で
示されている。第1及び第2のストリップライン導体層
2、3は並置されているので、Mで示すような磁界結合
即ち誘導結合され、更に電界結合即ち容量結合もされて
いる。共振器L1、L2間の共振器結合コンデンサCk
1、Ck2は第1及び第2のストリップライン容量結合
導体層8、9と第1及び第2のコンデンサ電極部10
a、10bとの間の容量に相当する。共振器結合コンデ
ンサCk1、Ck2に直列接続されたインダクタンスL
k1、Lk2はヴィアホール導体11、12のインダク
タンスに相当し、中間のインダクタンスLk3は接続導
体層10の接続部10cのインダクタンスに相当する。
第1及び第2の波長短縮効果用コンデンサCg1、Cg
2は波長短縮用導体層と第1及び第2のストリップライ
ン導体層2、3との間の容量に相当している。この波長
短縮効果用コンデンサCg1、Cg2は共振器L1、L
2のコンデンサCに並列に接続されるので、共振周波数
を低くするように作用する。従って、ある共振周波数を
得る場合に、コンデンサCg1、Cg2を設けない場合
に比べて第1及び第2のストリップライン導体層2、3
の長さを短くして小型化を図ることができる。第1及び
第2の入出力端子T1、T2は第1及び第2の入出力端
子導体層15、16に対応し、グランドはグランド端子
導体層17、18に対応している。なお、第1及び第2
の入出力端子T1、T2とグランドとの間に寄生容量が
あるが図16では省略されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【第4の実施例】第4の実施例の誘電体フィルタ即ち積
層フィルタは、図23に示すように第1及び第2のスト
リップライン導体層2、3に対してタップとしての第1
及び第2の入出力端子結合導体層4′、5′の一端を接
続し、これ等の他端を第1及び第2の入出力端子導体層
15、16に接続したものである。即ち、この第4の実
施例の誘電体フィルタは、第1の実施例の図10に示す
第1及び第2の入出力結合容量導体層4、5の代わりに
第1及び第2の入出力端子結合導体層4′、5′を誘電
体層1gの上に設け、この他は第1の実施例と同一に構
成したものである。従って、第4の実施例の誘電体フィ
ルタの等価回路は図16からコンデンサC1、C2を省
略したものに相当する。この第4の実施例でも、図16
のインダクタンスLk1、Lk2、Lk3に相当するも
のが得られるので、第1の実施例と同一の効果を有す
る。なお、第1及び第2の入出力端子結合導体層4′、
5′をストリップライン導体層2、3が設けられている
誘電体層1gと別の誘電体層に設け、これをヴイアホー
ル導体を介してストリップライン導体層2、3に接続す
ることもできる。
層フィルタは、図23に示すように第1及び第2のスト
リップライン導体層2、3に対してタップとしての第1
及び第2の入出力端子結合導体層4′、5′の一端を接
続し、これ等の他端を第1及び第2の入出力端子導体層
15、16に接続したものである。即ち、この第4の実
施例の誘電体フィルタは、第1の実施例の図10に示す
第1及び第2の入出力結合容量導体層4、5の代わりに
第1及び第2の入出力端子結合導体層4′、5′を誘電
体層1gの上に設け、この他は第1の実施例と同一に構
成したものである。従って、第4の実施例の誘電体フィ
ルタの等価回路は図16からコンデンサC1、C2を省
略したものに相当する。この第4の実施例でも、図16
のインダクタンスLk1、Lk2、Lk3に相当するも
のが得られるので、第1の実施例と同一の効果を有す
る。なお、第1及び第2の入出力端子結合導体層4′、
5′をストリップライン導体層2、3が設けられている
誘電体層1gと別の誘電体層に設け、これをヴイアホー
ル導体を介してストリップライン導体層2、3に接続す
ることもできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (3)
- 【請求項1】 誘電体に少なくとも第1及び第2のスト
リップライン導体層と第1及び第2の入出力結合容量導
体層と少なくとも第1及び第2のストリップライン容量
結合導体層と相互接続導体層とが埋設され、 前記誘電体の外周面に第1及び第2の入出力端子導体層
とグランド端子導体層とが設けられ、 前記誘電体の内部又は前記誘電体の外周面に前記複数の
ストリップライン導体層に対向するようにグランド導体
層が設けられ、 前記少なくとも第1及び第2のストリップライン導体層
は平面的に見て互いに並置され且つこれ等の一端は前記
グランド端子導体層に接続され、 前記第1の入出力結合容量導体層は互いに並置された前
記複数のストリップライン導体層の内の一方の端側のス
トリップライン導体層の一部に対向するように配置され
且つ前記第1の入出力端子導体層に接続され、 前記第2の入出力結合容量導体層は互いに並置された前
記複数のストリップライン導体層の内の他方の端側のス
トリップライン導体層の一部に対向するように配置され
且つ前記第2の入出力端子導体層に接続され、 前記第1及び第2のストリップライン容量結合導体層は
前記誘電体の厚み方向における前記第1及び第2のスト
リップライン導体層が設けられている高さ位置と異なる
高さ位置に配置され且つ第1及び第2のヴィアホール導
体を介して前記第1及び第2のストリップライン導体層
に接続され、 前記相互接続導体層は前記誘電体の厚み方向において前
記第1及び第2のストリップライン容量結合導体層と異
なる高さ位置に配置され且つ第1及び第2のコンデンサ
電極部とこれ等の接続部とを有し、 前記第1及び第2のコンデンサ電極部は誘電体層を介し
て前記第1及び第2のストリップライン容量結合導体層
に対向するように配置され、 前記グランド導体層は前記グランド端子導体層に接続さ
れていることを特徴とする積層フィルタ。 - 【請求項2】 前記第1のストリップライン容量結合導
体層は平面的に見て前記第1の入出力結合容量導体層に
重なる部分を有するように形成され、 前記第1の入出力結合容量導体層は前記誘電体の厚み方
向において前記第1のストリップライン導体層と前記第
1のストリップライン容量結合導体層との間に配置され
ていることを特徴とする請求項1の積層フィルタ。 - 【請求項3】 誘電体に少なくとも第1及び第2のスト
リップライン導体層と第1及び第2の入出力端子結合導
体層と少なくとも第1及び第2のストリップライン容量
結合導体層と相互接続導体層とが埋設され、 前記誘電体の外周面に第1及び第2の入出力端子導体層
とグランド端子導体層とが設けられ、 前記誘電体の内部又は前記誘電体の外周面に前記複数の
ストリップライン導体層に対向するようにグランド導体
層が設けられ、 前記少なくとも第1及び第2のストリップライン導体層
は平面的に見て互いに並置され且つこれ等の一端は前記
グランド端子導体層に接続され、 前記第1の入出力端子結合導体層は互いに並置された前
記複数のストリップライン導体層の内の一方の端側のス
トリップライン導体層を前記第1の入出力端子導体層に
接続するように配置され、 前記第2の入出力結合容量導体層は互いに並置された前
記複数のストリップライン導体層の内の他方の端側のス
トリップライン導体層を前記第2の入出力端子導体層に
接続するように配置され、 前記第1及び第2のストリップライン容量結合導体層は
前記誘電体の厚み方向における前記第1及び第2のスト
リップライン導体層が設けられている高さ位置と異なる
高さ位置に配置され且つ第1及び第2のヴィアホール導
体を介して前記第1及び第2のストリップライン導体層
に接続され、 前記相互接続導体層は前記誘電体の厚み方向において前
記第1及び第2のストリップライン容量結合導体層と異
なる高さ位置に配置され且つ第1及び第2のコンデンサ
電極部とこれ等の接続部とを有し、 前記第1及び第2のコンデンサ電極部は誘電体層を介し
て前記第1及び第2のストリップライン容量結合導体層
に対向するように配置され、 前記グランド導体層は前記グランド端子導体層に接続さ
れていることを特徴とする積層フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9368693A JPH11195901A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 積層フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9368693A JPH11195901A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 積層フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11195901A true JPH11195901A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18492493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9368693A Withdrawn JPH11195901A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 積層フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11195901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003046303A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Ngk Insulators Ltd | 積層型誘電体フィルタ |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9368693A patent/JPH11195901A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003046303A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Ngk Insulators Ltd | 積層型誘電体フィルタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |