JPH11196580A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
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- JPH11196580A JPH11196580A JP9368258A JP36825897A JPH11196580A JP H11196580 A JPH11196580 A JP H11196580A JP 9368258 A JP9368258 A JP 9368258A JP 36825897 A JP36825897 A JP 36825897A JP H11196580 A JPH11196580 A JP H11196580A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチング素子の動作に伴って所定の巻線
より得られる交流電圧の波高値を所望の値に設定し、蛍
光表示管等の負荷の運転に不具合を生じさせないように
する。 【解決手段】 トランスTの2次巻線N2の一端をイン
ダクタンスL1を介して所定の交流用の出力端子3aに
接続する。インダクタンスL1が接続された出力端子3
aと、他方の交流用の出力端子3bとの間にダイオード
D2と定電圧ダイオードDRの直列回路を接続する。こ
こで、インダクタンスL1はインピーダンス回路5aを
構成し、ダイオードD2と定電圧ダイオードDRの直列
回路は電圧クランプ回路6aを構成する。電圧クランプ
回路6aの定電圧ダイオードDRのツェナー電圧によ
り、2次巻線N2に発生したフライバック方向の電圧の
波高値を適当な値に制限し、蛍光表示管等の負荷の運転
に不具合が生じるのを防ぐ。
より得られる交流電圧の波高値を所望の値に設定し、蛍
光表示管等の負荷の運転に不具合を生じさせないように
する。 【解決手段】 トランスTの2次巻線N2の一端をイン
ダクタンスL1を介して所定の交流用の出力端子3aに
接続する。インダクタンスL1が接続された出力端子3
aと、他方の交流用の出力端子3bとの間にダイオード
D2と定電圧ダイオードDRの直列回路を接続する。こ
こで、インダクタンスL1はインピーダンス回路5aを
構成し、ダイオードD2と定電圧ダイオードDRの直列
回路は電圧クランプ回路6aを構成する。電圧クランプ
回路6aの定電圧ダイオードDRのツェナー電圧によ
り、2次巻線N2に発生したフライバック方向の電圧の
波高値を適当な値に制限し、蛍光表示管等の負荷の運転
に不具合が生じるのを防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の出力電圧を
得るスイッチング電源装置において、トランスの所定の
巻線より得た交流出力電圧により、負荷の運転、具体的
には蛍光表示管の表示制御に不具合が生じるのを防止す
るための技術に関する。
得るスイッチング電源装置において、トランスの所定の
巻線より得た交流出力電圧により、負荷の運転、具体的
には蛍光表示管の表示制御に不具合が生じるのを防止す
るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器は、その機器内に組み込
む電源装置にマルチ出力タイプの電源装置を要求するこ
とが多い。これは、近年開発された各種電子デバイスや
能動部品が、電圧値の異なる複数の駆動電圧、あるいは
制御電圧を要求することが多くなったためである。ここ
では、その動作に複数の駆動電圧や制御電圧が必要とさ
れる電子デバイスとして蛍光表示管を想定する。この蛍
光表示管に電力を供給するための電源装置としては、従
来、図7に示すような回路構成を有するマルチ出力型の
スイッチング電源装置が存在した。図7に示したスイッ
チング電源装置の概略の動作は以下のようであった。な
お図7中で、1と2はそれぞれ高電位側の入力端子およ
び出力端子(直流)を示している。基準電位側の入力端
子および出力端子はアースに接続されているものとし、
図示を省略してある。
む電源装置にマルチ出力タイプの電源装置を要求するこ
とが多い。これは、近年開発された各種電子デバイスや
能動部品が、電圧値の異なる複数の駆動電圧、あるいは
制御電圧を要求することが多くなったためである。ここ
では、その動作に複数の駆動電圧や制御電圧が必要とさ
れる電子デバイスとして蛍光表示管を想定する。この蛍
光表示管に電力を供給するための電源装置としては、従
来、図7に示すような回路構成を有するマルチ出力型の
スイッチング電源装置が存在した。図7に示したスイッ
チング電源装置の概略の動作は以下のようであった。な
お図7中で、1と2はそれぞれ高電位側の入力端子およ
び出力端子(直流)を示している。基準電位側の入力端
子および出力端子はアースに接続されているものとし、
図示を省略してある。
【0003】入力端子1に入力電圧VINが印加される
と、図7に示す回路は動作を開始する。この時、スイッ
チングトランジスタQ1は制御回路4からのパルス信号
に応じて交互にオン状態あるいはオフ状態となり、1次
巻線N1を通過する電流を断続する。この電流の断続の
繰り返しによってトランスTの各巻線には電圧が発生す
る。ここで、1次巻線N1とダイオードD1のアノード
との接続点には1次巻線N1に発生した電圧と入力電圧
VINの合成電圧が現れる。この合成電圧はダイオードD
1、コンデンサC2によって整流、平滑され、直流の出
力電圧VO2として第1の出力端子2に導かれる。一方、
2次巻線N2に発生した電圧は交流の出力電圧VO3とし
て第2の出力端子3a、3b間に導かれる。ちなみに負
荷が蛍光表示管の場合には、この直流の出力電圧VO2は
蛍光表示管の表示制御を行うための駆動回路に供給さ
れ、交流の出力電圧VO3は蛍光表示管のフィラメントに
供給される。
と、図7に示す回路は動作を開始する。この時、スイッ
チングトランジスタQ1は制御回路4からのパルス信号
に応じて交互にオン状態あるいはオフ状態となり、1次
巻線N1を通過する電流を断続する。この電流の断続の
繰り返しによってトランスTの各巻線には電圧が発生す
る。ここで、1次巻線N1とダイオードD1のアノード
との接続点には1次巻線N1に発生した電圧と入力電圧
VINの合成電圧が現れる。この合成電圧はダイオードD
1、コンデンサC2によって整流、平滑され、直流の出
力電圧VO2として第1の出力端子2に導かれる。一方、
2次巻線N2に発生した電圧は交流の出力電圧VO3とし
て第2の出力端子3a、3b間に導かれる。ちなみに負
荷が蛍光表示管の場合には、この直流の出力電圧VO2は
蛍光表示管の表示制御を行うための駆動回路に供給さ
れ、交流の出力電圧VO3は蛍光表示管のフィラメントに
供給される。
【0004】ここで出力電圧VO2については、抵抗R
2、R3の接続点に現れる電圧VO2の分圧電圧を検出
し、この分圧電圧に応じてスイッチングトランジスタQ
1のオンデューティを変化させる制御回路4によって一
定に制御される。一方、交流の出力電圧VO3は、入力電
圧VIN、各出力端子(2、3a〜3c)に接続される負
荷の状態および直流の出力電圧VO2が一定であれば、ト
ランスT1の1次巻線N1と2次巻線N2の磁気的結合
によってほぼ一定に保たれる。
2、R3の接続点に現れる電圧VO2の分圧電圧を検出
し、この分圧電圧に応じてスイッチングトランジスタQ
1のオンデューティを変化させる制御回路4によって一
定に制御される。一方、交流の出力電圧VO3は、入力電
圧VIN、各出力端子(2、3a〜3c)に接続される負
荷の状態および直流の出力電圧VO2が一定であれば、ト
ランスT1の1次巻線N1と2次巻線N2の磁気的結合
によってほぼ一定に保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す回路では、
出力端子3a〜3cに現れる交流電圧VO3は2次巻線N
2に発生した電圧より得ている。1次巻線N1と2次巻
線N2は磁気的結合をしているため、この2次巻線N2
に発生する電圧は、その波形が1次巻線N1の両端間に
発生した電圧と相似形となる。ここで、1次巻線N1の
端子間に発生する電圧については、その電圧波形は図8
に示すようになる。すなわち、スイッチングトランジス
タQ1がオン状態の期間T1には、その波高値がほぼ入
力電圧VINに等しい電圧VP2が現れ、スイッチングトラ
ンジスタQ1がオフ状態の期間T2には、電圧VP2とは
極性が逆で、その波高値がほぼ(直流電圧VO2)−(入
力電圧VIN)の大きさとなる電圧VP1が現れる。
出力端子3a〜3cに現れる交流電圧VO3は2次巻線N
2に発生した電圧より得ている。1次巻線N1と2次巻
線N2は磁気的結合をしているため、この2次巻線N2
に発生する電圧は、その波形が1次巻線N1の両端間に
発生した電圧と相似形となる。ここで、1次巻線N1の
端子間に発生する電圧については、その電圧波形は図8
に示すようになる。すなわち、スイッチングトランジス
タQ1がオン状態の期間T1には、その波高値がほぼ入
力電圧VINに等しい電圧VP2が現れ、スイッチングトラ
ンジスタQ1がオフ状態の期間T2には、電圧VP2とは
極性が逆で、その波高値がほぼ(直流電圧VO2)−(入
力電圧VIN)の大きさとなる電圧VP1が現れる。
【0006】図7の回路構成によるスイッチング電源装
置は、出力電圧VO2の安定化制御にPWM制御方式を採
用しているため、スイッチングトランジスタQ1がオン
状態あるいはオフ状態である期間T1およびT2は負荷
の状態によって変化する。しかし通常運転時において
は、図8に示すように、オン状態の期間T1の方がオフ
状態の期間T2よりも短くなり、また、等価的に交流電
圧ゼロボルトである位置を挟んで、電圧VP2の波高値は
低く、電圧VP1の波高値は高くなるのが一般的である。
このため、出力端子3a〜3cに現れる交流電圧V
O3は、上下非対称のいびつな形の電圧波形となる。この
ような図7の回路の出力端子3a、3bに負荷として蛍
光表示管のフィラメントを接続し、上下非対称の交流電
圧VO3をフィラメントに供給した場合、以下のような不
具合を生じることがあった。
置は、出力電圧VO2の安定化制御にPWM制御方式を採
用しているため、スイッチングトランジスタQ1がオン
状態あるいはオフ状態である期間T1およびT2は負荷
の状態によって変化する。しかし通常運転時において
は、図8に示すように、オン状態の期間T1の方がオフ
状態の期間T2よりも短くなり、また、等価的に交流電
圧ゼロボルトである位置を挟んで、電圧VP2の波高値は
低く、電圧VP1の波高値は高くなるのが一般的である。
このため、出力端子3a〜3cに現れる交流電圧V
O3は、上下非対称のいびつな形の電圧波形となる。この
ような図7の回路の出力端子3a、3bに負荷として蛍
光表示管のフィラメントを接続し、上下非対称の交流電
圧VO3をフィラメントに供給した場合、以下のような不
具合を生じることがあった。
【0007】すなわち、電源装置や蛍光表示管の仕様に
もよるが、例えば、直流の出力電圧VO2に入力電圧VIN
よりもはるかに高い電圧値を要求される場合を考える。
このような場合、図8の電圧波形における期間T2は短
くなり、これとと共に電圧VP1の波高値は高くなる。そ
の結果、期間T1とT2の差が大きくなり、負側電圧V
P2と正側電圧VP1の波高値が極端に異なってしまう。す
ると、電圧VP2、VP1と相似形の電圧波形を有する出力
電圧VO3の供給を受けた蛍光表示管は、そのグリッドに
表示消去の信号を受けても完全に表示を消去しない、あ
るいは逆に点灯表示の信号を受けても表示しない、とい
った現象を生じることがあった。そこで本発明は、スイ
ッチング素子の動作に伴って所定の巻線より得られる交
流電圧の波高値を適正な値に設定できるようにし、蛍光
表示管等の負荷の運転に不具合を生じさせないスイッチ
ング電源装置を提供することを目的とする。
もよるが、例えば、直流の出力電圧VO2に入力電圧VIN
よりもはるかに高い電圧値を要求される場合を考える。
このような場合、図8の電圧波形における期間T2は短
くなり、これとと共に電圧VP1の波高値は高くなる。そ
の結果、期間T1とT2の差が大きくなり、負側電圧V
P2と正側電圧VP1の波高値が極端に異なってしまう。す
ると、電圧VP2、VP1と相似形の電圧波形を有する出力
電圧VO3の供給を受けた蛍光表示管は、そのグリッドに
表示消去の信号を受けても完全に表示を消去しない、あ
るいは逆に点灯表示の信号を受けても表示しない、とい
った現象を生じることがあった。そこで本発明は、スイ
ッチング素子の動作に伴って所定の巻線より得られる交
流電圧の波高値を適正な値に設定できるようにし、蛍光
表示管等の負荷の運転に不具合を生じさせないスイッチ
ング電源装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、スイッチング素子、制御回路及び、複数の
巻線が設けられたインダクタンス部品を有し、制御回路
により駆動されるスイッチング素子のオンオフ動作によ
ってインダクタンス部品の第1の巻線に流れる電流を断
続し、インダクタンス部品の各巻線に発生する電圧から
複数の出力電圧を得るようにしたスイッチング電源装置
において、インダクタンス部品の第2の巻線の所定の巻
線位置と出力端子との間に接続されたインピーダンス回
路と、インピーダンス回路が接続された出力端子を含む
所定の出力端子間に接続され、その出力端子間に現れる
電圧の波高値を制限する電圧クランプ回路とを具備する
ことを特徴とする。
の本発明は、スイッチング素子、制御回路及び、複数の
巻線が設けられたインダクタンス部品を有し、制御回路
により駆動されるスイッチング素子のオンオフ動作によ
ってインダクタンス部品の第1の巻線に流れる電流を断
続し、インダクタンス部品の各巻線に発生する電圧から
複数の出力電圧を得るようにしたスイッチング電源装置
において、インダクタンス部品の第2の巻線の所定の巻
線位置と出力端子との間に接続されたインピーダンス回
路と、インピーダンス回路が接続された出力端子を含む
所定の出力端子間に接続され、その出力端子間に現れる
電圧の波高値を制限する電圧クランプ回路とを具備する
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】スイッチング素子とトランスの1
次巻線を接続し、スイッチング素子で1次巻線に流れる
電流を断続するように構成する。トランスの2次巻線の
一端はインピーダンス回路を介して所定の交流用の出力
端子に接続する。なおインピーダンス回路は、2次巻線
の一端ではなく所定の巻線位置に設けられたタップに接
続しても良い。そして、インピーダンス回路が接続され
た出力端子を含む所定の出力端子間に、スイッチング素
子がオフ状態となった時に現れる電圧の波高値を制限す
るよう電圧クランプ回路を接続する。ここで具体的に
は、前記インピーダンス回路はインダクタンス素子、あ
るいは容量素子により構成される。また、前記電圧クラ
ンプ回路はダイオードと定電圧ダイオードの直列回路、
あるいは双方向性定電圧ダイオードにより構成される。
この電圧クランプ回路により交流電圧の一方の波高値を
所望の大きさに制限し、蛍光表示管等の負荷の運転に不
具合が生じるのを防止する。
次巻線を接続し、スイッチング素子で1次巻線に流れる
電流を断続するように構成する。トランスの2次巻線の
一端はインピーダンス回路を介して所定の交流用の出力
端子に接続する。なおインピーダンス回路は、2次巻線
の一端ではなく所定の巻線位置に設けられたタップに接
続しても良い。そして、インピーダンス回路が接続され
た出力端子を含む所定の出力端子間に、スイッチング素
子がオフ状態となった時に現れる電圧の波高値を制限す
るよう電圧クランプ回路を接続する。ここで具体的に
は、前記インピーダンス回路はインダクタンス素子、あ
るいは容量素子により構成される。また、前記電圧クラ
ンプ回路はダイオードと定電圧ダイオードの直列回路、
あるいは双方向性定電圧ダイオードにより構成される。
この電圧クランプ回路により交流電圧の一方の波高値を
所望の大きさに制限し、蛍光表示管等の負荷の運転に不
具合が生じるのを防止する。
【0010】
【実施例】図1には、蛍光表示管等の負荷の運転に不具
合を生じさせないようにした、本発明によるスイッチン
グ電源装置の第1の実施例の回路を示した。図1に示す
回路の構成は以下のようになっている。先ず、入力端子
1とアースとの間にトランスTの1次巻線N1とスイッ
チングトランジスタQ1を直列に接続し、1次巻線N1
とスイッチングトランジスタQ1の接続点と出力端子2
の間にダイオードD1を接続し、さらに出力端子2とア
ースとの間に平滑コンデンサC2を接続して、昇圧コン
バータを構成する。なお、入力端子1とアースとの間の
C1はフィルタ用のコンデンサである。出力端子2とア
ースとの間に抵抗R2と抵抗R3の直列回路を接続し、
各抵抗R2とR3の接続点を制御回路4の電圧検出端子
FBに接続する。制御回路4のパルス出力端子POはス
イッチングトランジスタQ1のベースに、電源端子VCC
は抵抗R1を介して入力端子1に、グランド端子GND
はアースに、それぞれ接続する。以上までの回路構成は
図7の回路と同じである。
合を生じさせないようにした、本発明によるスイッチン
グ電源装置の第1の実施例の回路を示した。図1に示す
回路の構成は以下のようになっている。先ず、入力端子
1とアースとの間にトランスTの1次巻線N1とスイッ
チングトランジスタQ1を直列に接続し、1次巻線N1
とスイッチングトランジスタQ1の接続点と出力端子2
の間にダイオードD1を接続し、さらに出力端子2とア
ースとの間に平滑コンデンサC2を接続して、昇圧コン
バータを構成する。なお、入力端子1とアースとの間の
C1はフィルタ用のコンデンサである。出力端子2とア
ースとの間に抵抗R2と抵抗R3の直列回路を接続し、
各抵抗R2とR3の接続点を制御回路4の電圧検出端子
FBに接続する。制御回路4のパルス出力端子POはス
イッチングトランジスタQ1のベースに、電源端子VCC
は抵抗R1を介して入力端子1に、グランド端子GND
はアースに、それぞれ接続する。以上までの回路構成は
図7の回路と同じである。
【0011】そして、トランスTの2次巻線N2の一端
をインダクタンスL1を介して出力端子3aに接続し、
2次巻線N2の他端とタップは、それぞれ出力端子3b
と3cに直接接続する。インダクタンスL1が接続され
た出力端子3aと他の出力端子3bとの間に定電圧ダイ
オードDRとダイオードD2の直列回路を接続する。こ
のインダクタンスL1によりインピーダンス回路5aが
構成され、定電圧ダイオードDRとダイオードD2の直
列回路により電圧クランプ回路6aが構成される。この
ような構成とした図1の回路は、基本的な動作について
は図7の回路とほぼ同じであるが、その出力電圧VO3に
ついては、インピーダンス回路5aと電圧クランプ回路
6aにより以下のような作用を受ける。
をインダクタンスL1を介して出力端子3aに接続し、
2次巻線N2の他端とタップは、それぞれ出力端子3b
と3cに直接接続する。インダクタンスL1が接続され
た出力端子3aと他の出力端子3bとの間に定電圧ダイ
オードDRとダイオードD2の直列回路を接続する。こ
のインダクタンスL1によりインピーダンス回路5aが
構成され、定電圧ダイオードDRとダイオードD2の直
列回路により電圧クランプ回路6aが構成される。この
ような構成とした図1の回路は、基本的な動作について
は図7の回路とほぼ同じであるが、その出力電圧VO3に
ついては、インピーダンス回路5aと電圧クランプ回路
6aにより以下のような作用を受ける。
【0012】スイッチングトランジスタQ1がオフ状態
となった時、2次巻線N2には図8の電圧VP1に相当す
る波高値の高いフライバック電圧が発生する。しかし、
このフライバック電圧は電圧クランプ回路6aを構成す
るダイオードD2の順方向に当たる。このため、出力端
子3a、3bの位置におけるフライバック電圧の波高値
は、ほぼ定電圧ダイオードDRのツェナー電圧Vz とダ
イオードD2の順方向降下電圧VF を合わせた値に制限
される。ここでインピーダンス回路5aは、その両端に
電位差を生じ、電圧クランプ回路6aによる波高値制限
の作用が2次巻線N2と1次巻線N1の磁気結合を通じ
て出力端子2の直流出力電圧VO2に不都合な影響を与え
るのを防止する。このように図8の電圧VP1に相当する
フライバック電圧の波高値を一定の値に制限することに
より、仮に負荷が蛍光表示管である場合、グリッドに表
示消去の信号を受けても完全に表示を消去しない、ある
いは逆に点灯表示の信号を受けても表示しない、といっ
た現象が生じるのを防止することができる。
となった時、2次巻線N2には図8の電圧VP1に相当す
る波高値の高いフライバック電圧が発生する。しかし、
このフライバック電圧は電圧クランプ回路6aを構成す
るダイオードD2の順方向に当たる。このため、出力端
子3a、3bの位置におけるフライバック電圧の波高値
は、ほぼ定電圧ダイオードDRのツェナー電圧Vz とダ
イオードD2の順方向降下電圧VF を合わせた値に制限
される。ここでインピーダンス回路5aは、その両端に
電位差を生じ、電圧クランプ回路6aによる波高値制限
の作用が2次巻線N2と1次巻線N1の磁気結合を通じ
て出力端子2の直流出力電圧VO2に不都合な影響を与え
るのを防止する。このように図8の電圧VP1に相当する
フライバック電圧の波高値を一定の値に制限することに
より、仮に負荷が蛍光表示管である場合、グリッドに表
示消去の信号を受けても完全に表示を消去しない、ある
いは逆に点灯表示の信号を受けても表示しない、といっ
た現象が生じるのを防止することができる。
【0013】図2、図3、図4には、それぞれ、本発明
によるスイッチング電源装置の第2、第3、第4の実施
例を示した。なお図2以降の実施例の図面では、図1の
回路のトランスTの2次巻線N2より出力側の回路に相
当する回路部分のみを示している。図2の回路は、図1
の回路のインピーダンス回路5aとは別に、さらに2次
巻線N2の他端と出力端子2bとの間にもインピーダン
ス回路5bを接続したものである。一方図3は、インピ
ーダンス回路5aは図1と同じにしたまま、電圧クラン
プ回路6aを出力端子3a、3c間に接続した回路構成
となっている。そして図4は、インダクタンスL3によ
るインピーダンス回路5cを2次巻線N2のタップと出
力端子3cとの間に接続し、電圧クランプ回路6aを出
力端子3b、3c間に接続した回路構成となっている。
によるスイッチング電源装置の第2、第3、第4の実施
例を示した。なお図2以降の実施例の図面では、図1の
回路のトランスTの2次巻線N2より出力側の回路に相
当する回路部分のみを示している。図2の回路は、図1
の回路のインピーダンス回路5aとは別に、さらに2次
巻線N2の他端と出力端子2bとの間にもインピーダン
ス回路5bを接続したものである。一方図3は、インピ
ーダンス回路5aは図1と同じにしたまま、電圧クラン
プ回路6aを出力端子3a、3c間に接続した回路構成
となっている。そして図4は、インダクタンスL3によ
るインピーダンス回路5cを2次巻線N2のタップと出
力端子3cとの間に接続し、電圧クランプ回路6aを出
力端子3b、3c間に接続した回路構成となっている。
【0014】この図2、図3、図4の各回路は、タップ
などにより2次巻線N2から複数の出力ラインが引き出
されている場合における、インピーダンス回路(5a〜
5c)と電圧クランプ回路(6a)の接続構成の変形例
を示したものである。いずれの回路も、少なくとも一つ
のインピーダンス回路を有し、インピーダンス回路が接
続された出力端子と他の端子との間に電圧クランプ回路
を接続している。なお、各回路におけるインピーダンス
回路と電圧クランプ回路の作用は、ほぼ図1の回路と同
じである。
などにより2次巻線N2から複数の出力ラインが引き出
されている場合における、インピーダンス回路(5a〜
5c)と電圧クランプ回路(6a)の接続構成の変形例
を示したものである。いずれの回路も、少なくとも一つ
のインピーダンス回路を有し、インピーダンス回路が接
続された出力端子と他の端子との間に電圧クランプ回路
を接続している。なお、各回路におけるインピーダンス
回路と電圧クランプ回路の作用は、ほぼ図1の回路と同
じである。
【0015】図5、図6には、それぞれ、本発明による
スイッチング電源装置の第5、第6の実施例を示した。
図1から図4までの実施例では、電圧クランプ回路6a
を定電圧ダイオードDRとダイオードD2の直列回路で
構成していた。これに対して図5の回路では、出力端子
3a、3c間に双方向性定電圧ダイオードDDRを接続
し、この双方向性定電圧ダイオードDDRにより電圧ク
ランプ回路6bを構成した場合を示している。また、図
1から図5までの実施例では、インピーダンス回路をい
ずれもインダクタンスL1〜L3で構成していた。これ
に対して図6の回路では、2次巻線N2の一端と出力端
子3aとの間にコンデンサC3を接続し、このコンデン
サC3によりインピーダンス回路5dを構成した場合を
示している。
スイッチング電源装置の第5、第6の実施例を示した。
図1から図4までの実施例では、電圧クランプ回路6a
を定電圧ダイオードDRとダイオードD2の直列回路で
構成していた。これに対して図5の回路では、出力端子
3a、3c間に双方向性定電圧ダイオードDDRを接続
し、この双方向性定電圧ダイオードDDRにより電圧ク
ランプ回路6bを構成した場合を示している。また、図
1から図5までの実施例では、インピーダンス回路をい
ずれもインダクタンスL1〜L3で構成していた。これ
に対して図6の回路では、2次巻線N2の一端と出力端
子3aとの間にコンデンサC3を接続し、このコンデン
サC3によりインピーダンス回路5dを構成した場合を
示している。
【0016】図5、図6の回路はいずれも、インピーダ
ンス回路および電圧クランプ回路を図1とは異なる素子
によって構成した回路例である。使用される素子は異な
るものの、図5、図6の回路によっても、図1の回路に
おけるインピーダンス回路、電圧クランプ回路とほぼ同
じ作用、効果が期待できる。当然、図5、図6のインピ
ーダンス回路と電圧クランプ回路の接続構成は、図2、
図3、図4のように変形することも可能である。
ンス回路および電圧クランプ回路を図1とは異なる素子
によって構成した回路例である。使用される素子は異な
るものの、図5、図6の回路によっても、図1の回路に
おけるインピーダンス回路、電圧クランプ回路とほぼ同
じ作用、効果が期待できる。当然、図5、図6のインピ
ーダンス回路と電圧クランプ回路の接続構成は、図2、
図3、図4のように変形することも可能である。
【0017】以上までに本発明の第1から第6までの実
施例を説明したが、本発明によるスイッチング電源装置
の回路構成は図1から図6までに示した回路構成に限定
されない。例えば、トランスTにもう一つ2次巻線を設
け、その2次巻線に発生した電圧を整流、平滑すること
により、直流の出力電圧VO2を得るようにしても構わな
い。また、図1の回路では1次巻線N1、スイッチング
トランジスタQ1、ダイオードD1及び平滑コンデンサ
C2が昇圧コンバータの回路構成となっているが、これ
を変形し、極性反転型コンバータの回路構成としても構
わない。また、本発明の課題説明で、従来の電源装置の
蛍光表示管の運転動作に対する不具合を指摘したが、こ
れにより本発明を適用した電源装置が電力を供給する対
象負荷を蛍光表示管に限定するものではない。
施例を説明したが、本発明によるスイッチング電源装置
の回路構成は図1から図6までに示した回路構成に限定
されない。例えば、トランスTにもう一つ2次巻線を設
け、その2次巻線に発生した電圧を整流、平滑すること
により、直流の出力電圧VO2を得るようにしても構わな
い。また、図1の回路では1次巻線N1、スイッチング
トランジスタQ1、ダイオードD1及び平滑コンデンサ
C2が昇圧コンバータの回路構成となっているが、これ
を変形し、極性反転型コンバータの回路構成としても構
わない。また、本発明の課題説明で、従来の電源装置の
蛍光表示管の運転動作に対する不具合を指摘したが、こ
れにより本発明を適用した電源装置が電力を供給する対
象負荷を蛍光表示管に限定するものではない。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたように本発明は、交流電圧
が得られる巻線と出力端子との間に少なくとも一つのイ
ンピーダンス回路を設け、インピーダンス回路が接続さ
れた出力端子と他の端子との間に電圧クランプ回路を接
続した構成を特徴としている。この構成によれば、交流
電圧のフライバック方向の電圧の波高値を制限し、ある
いはまた所望の値に設定することが可能となる。その結
果、上下非対象の交流電圧を蛍光表示管等の負荷に供給
した場合、負荷の運転に不都合な現象の発生を防止する
ことができるようになる。従って、蛍光表示管等の負荷
の運転に不具合を生じさせないスイッチング電源装置を
提供することができる。
が得られる巻線と出力端子との間に少なくとも一つのイ
ンピーダンス回路を設け、インピーダンス回路が接続さ
れた出力端子と他の端子との間に電圧クランプ回路を接
続した構成を特徴としている。この構成によれば、交流
電圧のフライバック方向の電圧の波高値を制限し、ある
いはまた所望の値に設定することが可能となる。その結
果、上下非対象の交流電圧を蛍光表示管等の負荷に供給
した場合、負荷の運転に不都合な現象の発生を防止する
ことができるようになる。従って、蛍光表示管等の負荷
の運転に不具合を生じさせないスイッチング電源装置を
提供することができる。
【図1】 本発明によるスイッチング電源装置の第1の
実施例の回路図。
実施例の回路図。
【図2】 本発明によるスイッチング電源装置の第2の
実施例の一部回路図。
実施例の一部回路図。
【図3】 本発明によるスイッチング電源装置の第3の
実施例の一部回路図。
実施例の一部回路図。
【図4】 本発明によるスイッチング電源装置の第4の
実施例の一部回路図。
実施例の一部回路図。
【図5】 本発明によるスイッチング電源装置の第5の
実施例の一部回路図。
実施例の一部回路図。
【図6】 本発明によるスイッチング電源装置の第6の
実施例の一部回路図。
実施例の一部回路図。
【図7】 従来の交流電圧を含む複数の電圧を得るため
のスイッチング電源装置の一例の回路図。
のスイッチング電源装置の一例の回路図。
【図8】 図7に示す回路の1次巻線に現れる電圧の波
形図。
形図。
1 入力端子 2 出力端子(直流) 3a〜3c 出力端子(交流) 4 制御回路 5a〜5d インピーダンス回路 6a、6b 電圧クランプ回路 T トランス Q1 スイッチングトランジスタ N1 第1の巻線としての1次巻線 N2 第2の巻線としての2次巻線 VIN 入力電圧 VO2 出力電圧(直流) VO3 出力電圧(交流)
Claims (5)
- 【請求項1】 スイッチング素子、制御回路及び、複数
の巻線が設けられたインダクタンス部品を有し、該制御
回路により駆動される該スイッチング素子のオンオフ動
作によって該インダクタンス部品の第1の巻線に流れる
電流を断続し、該インダクタンス部品の各巻線に発生す
る電圧から複数の出力電圧を得るようにしたスイッチン
グ電源装置において、 該インダクタンス部品の第2の巻線の所定の巻線位置と
出力端子との間に接続されたインピーダンス回路と、 該インピーダンス回路が接続された該出力端子を含む所
定の出力端子間に接続され、該出力端子間に現れる電圧
の波高値を制限する電圧クランプ回路とを具備すること
を特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項2】 前記インピーダンス回路がインダクタン
ス素子より成ることを特徴とする、請求項1に記載した
スイッチング電源装置。 - 【請求項3】 前記インピーダンス回路が容量素子より
成ることを特徴とする、請求項1に記載したスイッチン
グ電源装置。 - 【請求項4】 前記電圧クランプ回路がダイオードと定
電圧ダイオードの直列回路よりなることを特徴とする請
求項1から請求項3のいずれかに記載したスイッチング
電源装置。 - 【請求項5】 前記電圧クランプ回路が双方向性定電圧
ダイオードよりなることを特徴とする請求項1から請求
項3のいずれかに記載したスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36825897A JP3258620B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36825897A JP3258620B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スイッチング電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11196580A true JPH11196580A (ja) | 1999-07-21 |
| JP3258620B2 JP3258620B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=18491362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36825897A Expired - Fee Related JP3258620B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3258620B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003081759A1 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Commergy Technologies Limited | 'a power converter' |
| CN110336468A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-10-15 | 深圳麦格米特电气股份有限公司 | 一种反激电源电路、电流截断方法及电源设备 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36825897A patent/JP3258620B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003081759A1 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Commergy Technologies Limited | 'a power converter' |
| US7277305B2 (en) | 2002-03-27 | 2007-10-02 | Commergy Technologies Limited | Power converter |
| CN110336468A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-10-15 | 深圳麦格米特电气股份有限公司 | 一种反激电源电路、电流截断方法及电源设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3258620B2 (ja) | 2002-02-18 |
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