JPH11196693A - 水耕栽培管理方法とその装置 - Google Patents
水耕栽培管理方法とその装置Info
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- JPH11196693A JPH11196693A JP490298A JP490298A JPH11196693A JP H11196693 A JPH11196693 A JP H11196693A JP 490298 A JP490298 A JP 490298A JP 490298 A JP490298 A JP 490298A JP H11196693 A JPH11196693 A JP H11196693A
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 養液の成分を迅速に分析してこの養液の濃度
等を自動的に調整できる水耕栽培装置を提供する。 【解決手段】 溶液栽培植物ベッド1と、溶液1aの性
質を分析する近赤外線測定器2と、該測定器2のデータ
を処理して養液1aの性質を分析する分析装置5と、該
分析装置5に接続されて養液1aの濃度を調整する制御
装置8と、複数の液肥保存タンク11と水保存タンク1
2と、調整用溶液を収容する液肥pH用調整タンク15
とを有し、前記制御装置8によって前記各タンク11、
12、15に付設したポンプを制御するように構成し
た。
等を自動的に調整できる水耕栽培装置を提供する。 【解決手段】 溶液栽培植物ベッド1と、溶液1aの性
質を分析する近赤外線測定器2と、該測定器2のデータ
を処理して養液1aの性質を分析する分析装置5と、該
分析装置5に接続されて養液1aの濃度を調整する制御
装置8と、複数の液肥保存タンク11と水保存タンク1
2と、調整用溶液を収容する液肥pH用調整タンク15
とを有し、前記制御装置8によって前記各タンク11、
12、15に付設したポンプを制御するように構成し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水耕栽培に必要な
養液の肥料成分を測定しながら培地に供給して栽培する
方法とそれに使用する装置の改良であって、特に、測定
手段に近赤外線を使用して養液の肥料成分またはpHを
測定し、その測定値に基づいてこの肥料成分またはpH
を所定の範囲に調節する方法と装置に関する。
養液の肥料成分を測定しながら培地に供給して栽培する
方法とそれに使用する装置の改良であって、特に、測定
手段に近赤外線を使用して養液の肥料成分またはpHを
測定し、その測定値に基づいてこの肥料成分またはpH
を所定の範囲に調節する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】養液によって植物を栽培する水耕栽培方
法において、pHや導電率等を測定してこれらの各測定
値から養液の管理を行なっている。例えば、導電率が所
定値より低い場合は高濃度の肥料を補充して導電率を目
標値まで上昇させ、逆に導電率が所定値より高い場合
は、水で養液を希釈して導電率がその目標値の幅の範囲
内になるように調節している。
法において、pHや導電率等を測定してこれらの各測定
値から養液の管理を行なっている。例えば、導電率が所
定値より低い場合は高濃度の肥料を補充して導電率を目
標値まで上昇させ、逆に導電率が所定値より高い場合
は、水で養液を希釈して導電率がその目標値の幅の範囲
内になるように調節している。
【0003】pHの調節も同様であって、養液のpH値
が低下すれば、アルカリ液を補充してpH値を目標値ま
で上昇させ、逆の場合には酸液を補充してpH値が一定
の範囲内に納まるように制御している。
が低下すれば、アルカリ液を補充してpH値を目標値ま
で上昇させ、逆の場合には酸液を補充してpH値が一定
の範囲内に納まるように制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の肥料成分の調節方法においては、pHや導電率を指
標として養液の管理を行なっているので、栽培すべき植
物に最適な成分を的確に把握して供給することが難しい
ことから、追肥や養液の更新は、pHや導電率、あるい
は作物の育成程度を見ながら人手によって行うことしか
できず、その結果、植物の成育を遅らせたり、枯らした
りするようなことがあった。
来の肥料成分の調節方法においては、pHや導電率を指
標として養液の管理を行なっているので、栽培すべき植
物に最適な成分を的確に把握して供給することが難しい
ことから、追肥や養液の更新は、pHや導電率、あるい
は作物の育成程度を見ながら人手によって行うことしか
できず、その結果、植物の成育を遅らせたり、枯らした
りするようなことがあった。
【0005】また、pHや導電率によって養液の状態を
的確に測定することができないことから、栽培の途中で
植物の異常に気付いたとしてもその異常の原因を明確に
することができない場合が多く、その原因が分からない
時は養液全体を交換する必要が生ずる欠点があった。ま
た、植物の育成段階や日照や気温や養液の温度等の外的
条件の影響を受けて特定の成分のみを消費する場合に
は、個々の養液イオン成分が不足する欠点があった。
的確に測定することができないことから、栽培の途中で
植物の異常に気付いたとしてもその異常の原因を明確に
することができない場合が多く、その原因が分からない
時は養液全体を交換する必要が生ずる欠点があった。ま
た、植物の育成段階や日照や気温や養液の温度等の外的
条件の影響を受けて特定の成分のみを消費する場合に
は、個々の養液イオン成分が不足する欠点があった。
【0006】また、特開平6−253695号公報によ
って植物の根に、少なくともK,N,Ca,Mg,Pの
成分が含まれている養液を与えてこの植物を栽培する場
合、これらの成分のうち、Nのイオンの吸収量を測定
し、この測定した吸収量に応じた予め定められた所定の
割合又は所定の比率でPの成分を補給するとともに、こ
のPの成分の補給量の割合または比率を、初期の段階で
Nの吸収量に比較して高めるようにした養液の制御方法
が提案されている。
って植物の根に、少なくともK,N,Ca,Mg,Pの
成分が含まれている養液を与えてこの植物を栽培する場
合、これらの成分のうち、Nのイオンの吸収量を測定
し、この測定した吸収量に応じた予め定められた所定の
割合又は所定の比率でPの成分を補給するとともに、こ
のPの成分の補給量の割合または比率を、初期の段階で
Nの吸収量に比較して高めるようにした養液の制御方法
が提案されている。
【0007】この養液の制御方法は各成分のイオンの吸
収量を測定してその吸収量に応じてMg成分等を補給す
るものであり、このイオンの吸収量の測定が必須である
ことから多くの煩雑な操作が必要である上に誤差を発生
し易く、最適な成分の養液を必要とする時に即応して供
給できないという問題がある。本発明は、前記従来技術
が持つ迅速処理ができないとうい問題点である測定の煩
雑さと、それに伴う養液の成分の分析と、最適な供給量
への調整の遅れを解消できる水耕栽培管理方法とその装
置を提供することを目的とするものである。
収量を測定してその吸収量に応じてMg成分等を補給す
るものであり、このイオンの吸収量の測定が必須である
ことから多くの煩雑な操作が必要である上に誤差を発生
し易く、最適な成分の養液を必要とする時に即応して供
給できないという問題がある。本発明は、前記従来技術
が持つ迅速処理ができないとうい問題点である測定の煩
雑さと、それに伴う養液の成分の分析と、最適な供給量
への調整の遅れを解消できる水耕栽培管理方法とその装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る水耕栽培管理方法は、1)養液栽培植物
ベッドに養液を供給し、該養液を循環させながら該養液
の成分を分析して調節する方法において、前記養液の循
環路に近赤外線測定器を設け、該近赤外線測定器で得ら
れたデータを処理して養液の成分を分析することを特徴
としている。
の本発明に係る水耕栽培管理方法は、1)養液栽培植物
ベッドに養液を供給し、該養液を循環させながら該養液
の成分を分析して調節する方法において、前記養液の循
環路に近赤外線測定器を設け、該近赤外線測定器で得ら
れたデータを処理して養液の成分を分析することを特徴
としている。
【0009】また、2)この水耕栽培管理方法に使用す
る水耕栽培装置は、溶液栽培植物ベッドと、該ベットに
供給される溶液の性質を分析する近赤外線測定器と、該
測定器のデータを処理して溶液の性質を分析する分析装
置と、該分析装置に接続されて溶液の濃度を調整する制
御装置と、複数の液肥保存タンクと水保存タンクと、調
整用溶液を収容する複数の液肥pH用調整タンクとを有
し、前記制御装置によって前記各タンクに付設したポン
プを制御するように構成されている。
る水耕栽培装置は、溶液栽培植物ベッドと、該ベットに
供給される溶液の性質を分析する近赤外線測定器と、該
測定器のデータを処理して溶液の性質を分析する分析装
置と、該分析装置に接続されて溶液の濃度を調整する制
御装置と、複数の液肥保存タンクと水保存タンクと、調
整用溶液を収容する複数の液肥pH用調整タンクとを有
し、前記制御装置によって前記各タンクに付設したポン
プを制御するように構成されている。
【0010】そして3)前記液肥保存タンクは、合成さ
れた液肥の各成分を保存する複数のタンクであり、ま
た、前記液肥pH用調整タンクはKOH溶液タンクと、
H2 SO4 タンクを含んで構成されている。
れた液肥の各成分を保存する複数のタンクであり、ま
た、前記液肥pH用調整タンクはKOH溶液タンクと、
H2 SO4 タンクを含んで構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施の形態の水耕栽
培装置の基本構成を示す図であって、養液栽培植物ベッ
ド1と近赤外線測定器2との間をポンプ3を含む循環路
4で接続し、前記近赤外線測定器2にデータ分析用パソ
コン5を接続し、前記測定器2とパソコン5とで近赤外
線分析装置6を構成している。
施の形態を説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施の形態の水耕栽
培装置の基本構成を示す図であって、養液栽培植物ベッ
ド1と近赤外線測定器2との間をポンプ3を含む循環路
4で接続し、前記近赤外線測定器2にデータ分析用パソ
コン5を接続し、前記測定器2とパソコン5とで近赤外
線分析装置6を構成している。
【0012】本発明は、養液栽培植物ベッド1と近赤外
線測定器2との間を循環流動する養液1aを、特に近赤
外線分析装置6で分析して水耕栽培の養液(液肥)の性
状を管理する点に特徴がある。近赤外線分析法(NIR
法)は、可視光線域と中赤外域の中間の波長、即ち、8
00〜2500nmにおける光吸収に基づく分析法で、
非破壊検査法であり、また、相対定量分析法である。特
にこの近赤外線分析法によると被検査液が含有する多成
分を同時に、しかも正確に分析することができる。
線測定器2との間を循環流動する養液1aを、特に近赤
外線分析装置6で分析して水耕栽培の養液(液肥)の性
状を管理する点に特徴がある。近赤外線分析法(NIR
法)は、可視光線域と中赤外域の中間の波長、即ち、8
00〜2500nmにおける光吸収に基づく分析法で、
非破壊検査法であり、また、相対定量分析法である。特
にこの近赤外線分析法によると被検査液が含有する多成
分を同時に、しかも正確に分析することができる。
【0013】そしてこの分析の操作には大量の化学薬品
を必要としないことから環境汚染の問題がない。また、
化学量の分析は当然であるが、物理量も測定できる点に
特徴がある上かに、リアルタイムに、オンラインで測定
が可能であるという各種の特徴を持っている。この分析
性能に秀れた近赤外線スペクトルを測定する方法として
は、拡散反射法、透過反射法、透過法の3種類がある。
を必要としないことから環境汚染の問題がない。また、
化学量の分析は当然であるが、物理量も測定できる点に
特徴がある上かに、リアルタイムに、オンラインで測定
が可能であるという各種の特徴を持っている。この分析
性能に秀れた近赤外線スペクトルを測定する方法として
は、拡散反射法、透過反射法、透過法の3種類がある。
【0014】図2(a)は近赤外線分析による分析ソフ
トを、また、(b)はシステム構成を示しており、そし
てこの分析ソフトの開発手順は次の通りである。 I)液肥等のサンプル試料に含まれる液肥成分:P,
N,K等の成分量と化合物を推定するために、従来の化
学分析(ア)を行い、これらの液肥成分を分析して化学
成分結果を得る。
トを、また、(b)はシステム構成を示しており、そし
てこの分析ソフトの開発手順は次の通りである。 I)液肥等のサンプル試料に含まれる液肥成分:P,
N,K等の成分量と化合物を推定するために、従来の化
学分析(ア)を行い、これらの液肥成分を分析して化学
成分結果を得る。
【0015】また、同時に、同じサンプル試料に対し
て、近赤外線分析(イ)を行い、各波長の吸光度を測定
する。この両方の分析より、各サンプル試料に対する化
学分析結果と近赤外線分析結果とを揃える。 II)この各サンプル試料に対する化学分析結果と近赤外
線分析結果で検量線作成用データaを作成し、このデー
タaを比較検討して、特定の化学分析値、例えばN値
と、相関の高い近赤外線分析値、即ち、波長を抽出し
て、検量線(ウ)を作成する。
て、近赤外線分析(イ)を行い、各波長の吸光度を測定
する。この両方の分析より、各サンプル試料に対する化
学分析結果と近赤外線分析結果とを揃える。 II)この各サンプル試料に対する化学分析結果と近赤外
線分析結果で検量線作成用データaを作成し、このデー
タaを比較検討して、特定の化学分析値、例えばN値
と、相関の高い近赤外線分析値、即ち、波長を抽出し
て、検量線(ウ)を作成する。
【0016】III)一方、別の未知試料に対する化学分
析結果と近赤外線分析結果で検量線評価用データを作成
し、前記操作で作成した検量線(ウ)を使用して、この
検量線(ウ)と近赤外線分析結果とを比較検討して、こ
の未知試料の化学分析結果の推定値を求め、実際の化学
分析結果と比較して推定値を評価する。そして前記検量
線(ウ)で、化学分析結果と高い相関を得ることができ
れば、実用可能を近赤外線分析による計測可能ソフト
(エ)を作成する。もし、この計測可能ソフト(エ)が
得られなければ新たに相関を有する波長を探して検量線
(ウ)を修正し、再度未知試料でこの検量線(ウ)の適
否を確認し、もし、確認できなければ、これを繰り返し
て行う。
析結果と近赤外線分析結果で検量線評価用データを作成
し、前記操作で作成した検量線(ウ)を使用して、この
検量線(ウ)と近赤外線分析結果とを比較検討して、こ
の未知試料の化学分析結果の推定値を求め、実際の化学
分析結果と比較して推定値を評価する。そして前記検量
線(ウ)で、化学分析結果と高い相関を得ることができ
れば、実用可能を近赤外線分析による計測可能ソフト
(エ)を作成する。もし、この計測可能ソフト(エ)が
得られなければ新たに相関を有する波長を探して検量線
(ウ)を修正し、再度未知試料でこの検量線(ウ)の適
否を確認し、もし、確認できなければ、これを繰り返し
て行う。
【0017】IV)実用可能な検量線(ウ)を得ることが
できると、未知試料(オ)に対して近赤外線を照射して
近赤外線分光分析(カ)を行い、計測可能ソフト(エ)
を使用して検量線(ウ)を入力し、化学分析によって得
られる化学分析値を予測して、この出力(キ)を行う。
そしてこの出力結果(キ)を化学分析結果に代わるデー
タとして、試料の品質、状態の判断を行う。
できると、未知試料(オ)に対して近赤外線を照射して
近赤外線分光分析(カ)を行い、計測可能ソフト(エ)
を使用して検量線(ウ)を入力し、化学分析によって得
られる化学分析値を予測して、この出力(キ)を行う。
そしてこの出力結果(キ)を化学分析結果に代わるデー
タとして、試料の品質、状態の判断を行う。
【0018】本発明においては、前記I〜IVの手順で作
成した近赤外線分光分析(カ)による出力結果(キ)
を、化学分析に代わるデータとして使用する点に特徴が
ある。さて、前記図1に示した養液栽培植物ベッド1内
に合成樹脂発泡体等の多孔質の物質を所定の厚みで配置
し、これに栽培用植物の種を播くか、あるいは適当な大
きさに成長した苗7を植付(配置)しておく。そして
N,P,K,Ca,Mg等の肥料の成分を混合し、所定
のpHに調節された養液を準備し、これを前記養液栽培
植物ベッド1に供給する。
成した近赤外線分光分析(カ)による出力結果(キ)
を、化学分析に代わるデータとして使用する点に特徴が
ある。さて、前記図1に示した養液栽培植物ベッド1内
に合成樹脂発泡体等の多孔質の物質を所定の厚みで配置
し、これに栽培用植物の種を播くか、あるいは適当な大
きさに成長した苗7を植付(配置)しておく。そして
N,P,K,Ca,Mg等の肥料の成分を混合し、所定
のpHに調節された養液を準備し、これを前記養液栽培
植物ベッド1に供給する。
【0019】前記養液栽培植物ベッド1に接続されたポ
ンプ3と近赤外線測定器2を含む循環路4によって常
時、あるいは適宜の間隔で養液1aを循環させながら苗
7の栽培を行い、必要に応じて近赤外線分析装置6を操
作して近赤外線測定器2から得られたデータを利用して
パソコン5によって養液1aの成分の分析を定期的に、
あるいは適宜の間隔で行う。そしてその分析結果が予め
決められた養液(液肥)の成分から変位した場合にはこ
れう適正な値となるように肥料成分(N,P,K,C
a,Mg等)を追加して所定の養液の値となるように補
正するのである。
ンプ3と近赤外線測定器2を含む循環路4によって常
時、あるいは適宜の間隔で養液1aを循環させながら苗
7の栽培を行い、必要に応じて近赤外線分析装置6を操
作して近赤外線測定器2から得られたデータを利用して
パソコン5によって養液1aの成分の分析を定期的に、
あるいは適宜の間隔で行う。そしてその分析結果が予め
決められた養液(液肥)の成分から変位した場合にはこ
れう適正な値となるように肥料成分(N,P,K,C
a,Mg等)を追加して所定の養液の値となるように補
正するのである。
【0020】前記のようにして植物の栽培を行うわけで
あるが、本発明によると養液1aの成分の分析に、特
に、近赤外線分光分析を利用することから、各成分の化
学分析を必要としない。そしてこの化学分析に必要な時
間、労力、コスト等を軽減することができるのである。
また、近赤外線分光分析を行うことによって、養液であ
る液肥中の多成分を同時に、しかも数秒で分析誤差なく
測定することができるために、水耕栽培の管理には最適
で、高精度で極めて容易に行うことができる。
あるが、本発明によると養液1aの成分の分析に、特
に、近赤外線分光分析を利用することから、各成分の化
学分析を必要としない。そしてこの化学分析に必要な時
間、労力、コスト等を軽減することができるのである。
また、近赤外線分光分析を行うことによって、養液であ
る液肥中の多成分を同時に、しかも数秒で分析誤差なく
測定することができるために、水耕栽培の管理には最適
で、高精度で極めて容易に行うことができる。
【0021】また、本発明においては養液の成分分析に
化学薬品を使用しないことから、これの廃液による環境
汚染の問題も完全に解消することができる。 (実施例2)図3は第2の実施の形態を示すもので、図
1の近赤外線分析装置6を構成しているパソコン5(分
析用)に、別のパソコン8(制御用)を連結し、このパ
ソコンに計測プログラム9を組込んだもので、この計測
プログラム9によって近赤外線分析装置6を時間と共に
駆動するこことによって養液栽培植物ベッド1を含む水
耕栽培装置を自動的に、高精度で管理することができ
る。
化学薬品を使用しないことから、これの廃液による環境
汚染の問題も完全に解消することができる。 (実施例2)図3は第2の実施の形態を示すもので、図
1の近赤外線分析装置6を構成しているパソコン5(分
析用)に、別のパソコン8(制御用)を連結し、このパ
ソコンに計測プログラム9を組込んだもので、この計測
プログラム9によって近赤外線分析装置6を時間と共に
駆動するこことによって養液栽培植物ベッド1を含む水
耕栽培装置を自動的に、高精度で管理することができ
る。
【0022】(実施例3)図4は第3の実施の形態を示
すもので、図1及び図3の近赤外線測定器2を測定手段
を基本構成とする水耕栽培装置に、それぞれポンプを有
する複数の液肥保存タンク11と、ポンプを有する水保
存タンク12と、更にそれぞれポンプを有するKOH溶
液タンク13と、H2 SO4 溶液タンク14等からなる
液肥pH用調整タンク15を配置している。
すもので、図1及び図3の近赤外線測定器2を測定手段
を基本構成とする水耕栽培装置に、それぞれポンプを有
する複数の液肥保存タンク11と、ポンプを有する水保
存タンク12と、更にそれぞれポンプを有するKOH溶
液タンク13と、H2 SO4 溶液タンク14等からなる
液肥pH用調整タンク15を配置している。
【0023】そして計測プログラム9をプログラムされ
たパソコン8(制御用)によって前記各タンクに付設さ
れたポンプを駆動するためのI/Oボックス10を接続
し、前記パソコン8とI/Oボックス10と、更に液肥
保存タンク11によって液肥制御装置16を構成してい
る。前記のように構成された水耕栽培装置の駆動する際
は、前記pHの自動計測を行う。そしてパソコン8によ
って近赤外線測定器2による計測値の表示と、pHの目
標範囲(例えばpH5〜7)を入力する。
たパソコン8(制御用)によって前記各タンクに付設さ
れたポンプを駆動するためのI/Oボックス10を接続
し、前記パソコン8とI/Oボックス10と、更に液肥
保存タンク11によって液肥制御装置16を構成してい
る。前記のように構成された水耕栽培装置の駆動する際
は、前記pHの自動計測を行う。そしてパソコン8によ
って近赤外線測定器2による計測値の表示と、pHの目
標範囲(例えばpH5〜7)を入力する。
【0024】pHの目標範囲に対して、もし、養液1a
のpHがアルカリ性に傾いたいた場合は、液肥pH調整
用タンク15を構成しているH2 SO4 溶液タンク14
よりH2 SO4 溶液を養液栽培植物ベッド1にポンプを
駆動して供給する。また、養液1aのpHが酸性側に傾
いていた場合は、KOH溶液タンク13よりKOH溶液
を、ポンプを駆動することによって供給し、液肥を所定
の範囲のpHに調整しながら水耕栽培を行うことができ
る。
のpHがアルカリ性に傾いたいた場合は、液肥pH調整
用タンク15を構成しているH2 SO4 溶液タンク14
よりH2 SO4 溶液を養液栽培植物ベッド1にポンプを
駆動して供給する。また、養液1aのpHが酸性側に傾
いていた場合は、KOH溶液タンク13よりKOH溶液
を、ポンプを駆動することによって供給し、液肥を所定
の範囲のpHに調整しながら水耕栽培を行うことができ
る。
【0025】前記装置によると、養液の成分だけでな
く、pH調整も自動的に行うことができるために、水耕
栽培管理が一段と容易になり、省力化と効率化を図るこ
とができる。
く、pH調整も自動的に行うことができるために、水耕
栽培管理が一段と容易になり、省力化と効率化を図るこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る水耕栽培管理方法は、養液
栽培植物ベッドに養液を供給し、該養液を循環させなが
ら該養液の成分を分析して調節する方法において、該養
液の循環路に近赤外線測定器を設け、該近赤外線測定器
で得られたデータを分光分析処理して養液の成分を分析
するように構成している。
栽培植物ベッドに養液を供給し、該養液を循環させなが
ら該養液の成分を分析して調節する方法において、該養
液の循環路に近赤外線測定器を設け、該近赤外線測定器
で得られたデータを分光分析処理して養液の成分を分析
するように構成している。
【0027】従って、養液の各成分を化学分析によって
求める必要がなくなり、化学分析に必要な時間、労力
と、コストを軽減することができる。特に、養液を構成
している多成分を同時に測定することができ、しかもこ
れを数秒の極めて短時間に行うことができるために作業
効率が一段と向上する。
求める必要がなくなり、化学分析に必要な時間、労力
と、コストを軽減することができる。特に、養液を構成
している多成分を同時に測定することができ、しかもこ
れを数秒の極めて短時間に行うことができるために作業
効率が一段と向上する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る水耕栽培装置
の概略図である。
の概略図である。
【図2】近赤外線分析による分析ソフトの開発手順を示
すチヤートである。
すチヤートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る水耕栽培装置
の概略図である。
の概略図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る水耕栽培装置
の概略図である。
の概略図である。
1 養液栽培植物ベッド 1a 養液 2 赤
外線測定器 4 循環路 5 分析装置(パソコン) 6 近赤外線分析分光分析装置 8 制御装置 11 液肥保存タンク 12 水保存タンク 15 液肥pH用調整タンク
外線測定器 4 循環路 5 分析装置(パソコン) 6 近赤外線分析分光分析装置 8 制御装置 11 液肥保存タンク 12 水保存タンク 15 液肥pH用調整タンク
Claims (3)
- 【請求項1】 養液栽培植物ベッドに養液を供給し、該
養液を循環させながら該養液の成分を分析して調節する
方法において、前記養液の循環路に近赤外線測定器を設
け、該近赤外線測定器で得られたデータを処理して養液
の成分を分析することを特徴とする水耕栽培管理方法。 - 【請求項2】 溶液栽培植物ベッド1と、該ベッド1に
供給される溶液1aの性質を分析する近赤外線測定器2
と、該測定器2のデータを処理して養液1aの性質を分
析する分析装置5と、該分析装置5に接続されて養液1
aの濃度を調整する制御装置8と、複数の液肥保存タン
ク11と水保存タンク12と、調整用溶液を収容する液
肥pH用調整タンク15とを有し、前記制御装置8によ
って前記各タンク11、12、15に付設したポンプを
制御するように構成した水耕栽培装置。 - 【請求項3】 液肥保存タンク11は合成された液肥の
各成分を保存する複数のタンクであり、前記液肥pH用
調整タンク15はKOH溶液タンク13と、H2 SO4
タンク14である請求項2記載の水耕栽培装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP490298A JPH11196693A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 水耕栽培管理方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP490298A JPH11196693A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 水耕栽培管理方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11196693A true JPH11196693A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11596601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP490298A Pending JPH11196693A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 水耕栽培管理方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11196693A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005083386A1 (de) * | 2004-02-27 | 2005-09-09 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Anordnung und verfahren zur spektroskopischen bestimmung der bestandteile und konzentrationen pumpfähiger organischer verbindungen |
| JP2012185002A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Ihi Infrastructure Systems Co Ltd | コンクリート劣化因子検出方法 |
| JP2015223091A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 浜松ホトニクス株式会社 | 植物栽培装置 |
| KR20230016106A (ko) * | 2021-07-23 | 2023-02-01 | 주식회사 농업회사법인 밀온바이오 | 식물의 균일한 생장과 생산수율을 향상을 위한 스마트 양액공급관리 제어시스템 |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP490298A patent/JPH11196693A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005083386A1 (de) * | 2004-02-27 | 2005-09-09 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Anordnung und verfahren zur spektroskopischen bestimmung der bestandteile und konzentrationen pumpfähiger organischer verbindungen |
| US7800757B2 (en) | 2004-02-27 | 2010-09-21 | Carl Zeiss Jena Gmbh | System and method for the spectroscopic determination of the components and concentrations of pumpable organic compounds |
| USRE45691E1 (en) | 2004-02-27 | 2015-09-29 | Carl Zeiss Microscopy Gmbh | System and method for the spectroscopic determination of the components and concentrations of pumpable organic compounds |
| JP2012185002A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Ihi Infrastructure Systems Co Ltd | コンクリート劣化因子検出方法 |
| JP2015223091A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 浜松ホトニクス株式会社 | 植物栽培装置 |
| KR20230016106A (ko) * | 2021-07-23 | 2023-02-01 | 주식회사 농업회사법인 밀온바이오 | 식물의 균일한 생장과 생산수율을 향상을 위한 스마트 양액공급관리 제어시스템 |
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