JPH11196698A - パーラー用ミルカー - Google Patents

パーラー用ミルカー

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JPH11196698A
JPH11196698A JP1819798A JP1819798A JPH11196698A JP H11196698 A JPH11196698 A JP H11196698A JP 1819798 A JP1819798 A JP 1819798A JP 1819798 A JP1819798 A JP 1819798A JP H11196698 A JPH11196698 A JP H11196698A
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重忠 土屋
Akihiro Takemae
昭宏 竹前
Kazuyuki Machida
一幸 町田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミルク通路の一部を洗浄液通路に兼用させ
て、その配管構造の簡易化、小型化を図ったパーラー用
ミルカーを得る。 【解決手段】 ミルク通路10と連結通路160と洗浄
液通路50とサブミルク通路12とレシーバー20内と
をループ状に連結する。そして、搾乳の際には、搾乳ユ
ニット30により搾り取ったミルクを、第1サブ通路4
0を通してミルク通路10に流入させる。そして、その
ミルクを、ミルク通路10と連結通路160に連通する
洗浄液通路50とを二股状に分散させてレシーバー20
内に流入させる。洗浄の際には、洗浄液通路50に流入
させた洗浄液60を、第2サブ通路90、ティートカッ
プウオッシャー80内、該ウオッシャーに装着された搾
乳ユニット30内、第1サブ通路40及びミルク通路1
0を通して、又は連結通路160及びミルク通路10を
通して、レシーバー20内に循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーラー内に収容
した牛等の乳房からミルクを搾り取って、そのミルク
を、同じパーラ内に設置されたレシーバー内に集めるパ
ーラー用ミルカーに関する。
【0002】
【従来の技術】パーラー用ミルカーは、一般に、図3に
示したような構造をしている。このミルカーは、ミルク
搬送用のミルク通路10が、レシーバー20内を介し
て、パーラー内にループ状に配設されている。レシーバ
ー20から最も遠いミルク通路部分10bは、高位置に
配置され、レシーバー20は、低位置に配置されてい
る。そして、ループ状をしたミルク通路10が、上記の
高位置に配置されたミルク通路部分10bからレシーバ
ー20に向けて所定の勾配を持たせて二股状に分岐させ
て配置されている。そして、ミルク通路10に流入した
ミルクが、重力作用を受けて、上記の二股状に分岐した
ミルク通路10を二手に分散してレシーバー20内に流
れ込むように構成されている。ミルク通路10の中途部
には、搾乳ユニット30が、第1サブ通路40を介し
て、連結されている。ミルク通路10の近くには、洗浄
液60を搬送するための洗浄液通路50が、ミルク通路
10に並べて配設されている。洗浄液通路50の一端
は、洗浄液60が貯留された槽70内に挿入されてい
る。洗浄液通路50の中途部には、ティートカップウオ
ッシャー80が、第2サブ通路90を介して、連結され
ている。ティートカップウオッシャー80には、搾乳ユ
ニット30が着脱自在に装填されている。
【0003】このミルカーを用いて、搾乳を行う場合に
は、搾乳ユニット30をティートカップウオッシャー8
0から離脱させて、搾乳ユニット30のティートカップ
を牛等の乳房に装着している。次いで、真空ポンプ等の
吸引手段100を用いて、レシーバー20内の空気等の
気体を吸引し続けている。そして、搾乳ユニット30に
吸引力を発生させて、搾乳ユニット30を用いて乳房か
らミルクを搾り取っている。そして、そのミルクを、第
1サブ通路40、ループ状のミルク通路10を通して、
レシーバー20内に流入させている。
【0004】その際には、ミルク通路10に流入したミ
ルクを、高位置に配置されたミルク通路部分10bから
二股状に分岐したミルク通路10を二手に分散させてレ
シーバー20内に流入させている。そして、ミルク通路
10の容積を充分に確保して、ミルク通路10に、サー
ジタンク的な役割を持たせている。そして、前記の二股
状に分岐したミルク通路10をミルクが二手に分散して
重力作用を受けてレシーバー20方向に円滑に流れるよ
うにしたり、ミルク通路10の下流側に接続された搾乳
ユニット30からミルク通路10内にミルクが空気と共
に抵抗少なく円滑に流入できるようにしたり、搾乳ユニ
ット30からミルク通路10内にミルクと共に流入した
空気がミルクと分離してミルク通路10内の上部等を円
滑に流通して、ミルク通路10内の気圧がほぼ均等化さ
れるようにしたりしている。
【0005】レシーバー20内底部に溜まったミルク
は、移送手段110を用いてミルク保存用のクーラー1
20に移送している。そして、該クーラー120に保存
している。
【0006】ミルクが通過するミルク通路10、搾乳ユ
ニット30等を洗浄する場合には、搾乳ユニット30を
ティートカップウオッシャー80に装填している。そし
て、洗浄液通路50とレシーバー20近くのミルク通路
部分10cとを連結している第3サブ通路130に備え
られた第1開閉バルブ140を開口させている。それと
共に、第2開閉バルブ150を操作して、第3サブ通路
130とミルク通路10との連結箇所よりレシーバー2
0側に近いミルク通路部分10dの開口状態を狭めてい
る。次いで、吸引手段100を用いてレシーバー20内
の気体を吸引し続けている。そして、ミルク通路10及
び第3サブ通路130を通して、洗浄液通路50に吸引
力を発生させている。そして、槽70内の洗浄液60を
洗浄液通路50に吸い上げて、その洗浄液60を、第2
サブ通路90、ティートカップウオッシャー80内、搾
乳ユニット30内、第1サブ通路40、ミルク通路10
を通して、レシーバー20内へと循環させている。洗浄
液通路50に吸い上げた洗浄液60の一部は、第3サブ
通路130に連なるミルク通路10の立ち上がり部10
aから、第2開閉バルブ150により開口状態を狭めた
ミルク通路部分10dを通して、レシーバー20内へと
循環させている。そして、ミルクが流れる搾乳ユニット
30、第1サブ通路40、ミルク通路10を、洗浄液6
0により洗浄している。
【0007】その際には、第3サブ通路130に備えら
れたエアーインジェクタ214を作動させて、外気を第
3サブ通路130に間欠的に送り込んでいる。そして、
第3サブ通路130に連なるミルク通路10の立ち上が
り部10aに滞留する洗浄液60を、プラグ流としてい
る。そして、そのプラグ流とした洗浄液60をミルク通
路10を循環させて、ミルク通路10の内壁をその上部
等をも余すところなく完璧に洗浄している。
【0008】ここで、洗浄液60をプラグ流とすると
は、パイプ状をした通路を流れる洗浄液60を外気で間
欠的に押圧して、通路を流れる洗浄液60を次々と通路
内一杯に大きな塊状とすることをいう。このような、プ
ラグ流とした洗浄液60を通路に流せば、その大塊状と
なった洗浄液60により、通路の内壁をその上部等をも
余すところなく完璧に洗浄できる。そして、洗浄液60
が通路の内壁の上部等に行き渡らずに、通路内壁の上部
等が未洗浄状態となるのを、防ぐことができる。
【0009】また、槽70近くの洗浄液通路50にも、
エアーインジェクタ220を備えている。そして、ミル
ク通路10、搾乳ユニット30等を洗浄する際に、エア
ーインジェクタ220を作動させて、洗浄液通路50に
外気を間欠的に送り込んでいる。そして、槽70内から
洗浄液通路50に流れ込む洗浄液60の量を少なく抑え
ている。そして、槽70内の洗浄液60が洗浄液通路5
0に過度に吸い上げられて、槽70内の洗浄液60が空
となるのを、防いでいる。
【0010】レシーバー20内底部に溜まった洗浄に用
いた洗浄液60は、移送手段110を用いて、槽70内
に戻している。そして、その洗浄液60を繰り返し洗浄
に用いている。
【0011】ミルカーに、搾乳機構に加えて、上記の洗
浄機構を備えて、ミルクが通過するミルク通路10、搾
乳ユニット30等を洗浄している理由は、牛等の乳房か
ら搾り取ったミルクに雑菌が混入することが、極度に嫌
われるからである。そのため、搾乳の際には、その前後
等に、上記のようにして、ミルクを流すミルク通路1
0、搾乳ユニット30等を完璧に洗浄している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ミルカーにおいては、ループ状のミルク通路10に加え
て、洗浄液通路50をミルク通路10に並べて備える必
要があった。また、洗浄液通路50をミルク通路10に
連結するための第3サブ通路130、該通路を開閉する
ための第1開閉バルブ140等を備える必要があった。
そのため、その配管構造が複雑大掛かりとなって、その
製造に多大な手数と時間を要した。また、そのメンテナ
ンスにも、多大な手数と時間を要した。
【0013】また、上記のミルカーにおいて、ミルク通
路10を二股状とせずに一本化して、その配管構造を簡
易化、小型化した場合には、ミルク通路10のサージタ
ンク的な役割が失われてしまった。そして、ミルク通路
10をミルクがレシーバー20方向に円滑に流れなくな
ったり、ミルク通路10の下流側に接続された搾乳ユニ
ット30からミルク通路10内にミルクが空気と共に抵
抗少なく円滑に流入できなくなったり、搾乳ユニット3
0からミルク通路10内にミルクと共に流入した空気が
ミルクと分離してミルク通路10内の上部等を円滑に流
通できずに、ミルク通路10内の気圧が不均等となった
りしてしまった。
【0014】本発明は、このような課題を解消可能な、
ミルク通路の一部を洗浄液通路に兼用させて、その配管
構造の大幅な簡易化、小型化を図ることができ、かつ、
ミルクを流す通路の容積を充分に確保して、そのミルク
を流す通路にサージタンク的な役割を持たせることので
きる、パーラー用ミルカー(以下、ミルカーという)を
提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のミルカーは、ミルクを集めるレシーバー内
を介して一端が互いに連通されたミルク搬送用のミルク
通路及びサブミルク通路と、該サブミルク通路の他端に
一端が連結された洗浄液搬送用の洗浄液通路と、該洗浄
液通路の他端と前記ミルク通路の他端とを連結する連結
通路と、洗浄液が貯留された槽内と前記洗浄液通路の一
端とを連結する送液通路であって、槽内の洗浄液を前記
洗浄液通路に送り込むための送液通路と、該送液通路と
洗浄液通路とサブミルク通路との連結箇所に備えた三方
切替え弁であって、前記サブミルク通路を閉じると共
に、前記洗浄液通路と送液通路とを連通させたり、又は
前記送液通路を閉じると共に、前記洗浄液通路とサブミ
ルク通路とを連通させたりする三方切替え弁と、前記レ
シーバー内底部に溜まったミルクをミルク保存用のクー
ラーに移送したり、又は前記レシーバー内底部に溜まっ
た洗浄液を前記槽内に移送したりする移送手段と、前記
連結通路と洗浄液通路との連結箇所に備えた開閉絞り弁
であって、連結通路と洗浄液通路との連結箇所を開閉し
たり、連結通路と洗浄液通路との連結箇所の開口度を広
狭に調整したりする開閉絞り弁と、前記レシーバー内の
気体を吸引する吸引手段と、搾乳ユニットと前記ミルク
通路とを連結する第1サブ通路と、前記搾乳ユニットが
着脱可能に装填されたティートカップウオッシャーと前
記洗浄液通路とを連結する第2サブ通路と、該第2サブ
通路を開閉する開閉弁とを備えたことを特徴としてい
る。
【0016】このミルカーを用いて搾乳を行う場合に
は、搾乳ユニットをティートカップウオッシャーから離
脱させて、搾乳ユニットのティートカップを牛等の乳房
に装着する。また、開閉弁を操作して、第2サブ通路を
閉じる。また、三方切替え弁を操作して、送液通路を閉
じると共に、洗浄液通路とサブミルク通路とを連通させ
る。それと共に、開閉絞り弁を操作して、連結通路と洗
浄液通路との連結箇所を広く開口させる。次いで、吸引
手段を動作させて、レシーバー内の気体を吸引し続け
る。
【0017】すると、ミルク通路、該通路に連結通路を
介して連通された洗浄液通路、搾乳ユニット内に吸引力
を発生させることができる。そして、搾乳ユニットによ
り牛等の乳房から搾り取ったミルクを、搾乳ユニットが
連結された第1サブ通路を通して、ミルク通路に流入さ
せることができる。そして、そのミルクを、該ミルクに
加わる重力を利用して、勾配を持たせた洗浄液通路とミ
ルク通路とを二手に分散させて、レシーバー内に流入さ
せることができる。
【0018】その際には、洗浄液通路をミルク通路に兼
用させて、ミルクを流す通路の容積を充分に確保し、ミ
ルク通路及び洗浄液通路にサージタンク的な役割を持た
せることができる。そして、そのミルク通路及び洗浄液
通路をミルクを二手に分散させてレシーバー内に円滑に
流入させたり、ミルク通路の下流側に接続された搾乳ユ
ニットからミルク通路内にミルクを空気と共に抵抗少な
く円滑に流入させたり、搾乳ユニットからミルク通路内
にミルクと共に流入した空気をミルクと分離してミルク
通路内の上部等を円滑に流通させて、ミルク通路内の気
圧をほぼ均等化したりできる。
【0019】レシーバー内底部に溜まったミルクは、移
送手段を用いて、ミルク保存用のクーラーに移送して、
該クーラーに保存できる。
【0020】ミルクが通過するミルク通路、搾乳ユニッ
ト、第1サブ通路、洗浄液通路等を洗浄する場合には、
搾乳ユニットをティートカップウオッシャーに装填す
る。また、開閉弁を操作して、第2サブ通路を開口させ
る。また、三方切替え弁を操作して、サブミルク通路を
閉じると共に、洗浄液通路と送液通路とを連通させる。
それと共に、開閉絞り弁を操作して、連結通路と洗浄液
通路との連結箇所を狭く開口させる。次いで、吸引手段
を動作させて、レシーバー内の気体を吸引し続ける。
【0021】すると、ミルク通路に吸引力を発生させる
ことができる。それと同時に、ミルク通路及び連結通路
を通して、洗浄液通路及びそれに連通する送液通路に吸
引力を発生させることができる。そして、槽内の洗浄液
を、送液通路、洗浄液通路、第2サブ通路、ティートカ
ップウオッシャー内、搾乳ユニット内、第1サブ通路、
ミルク通路を通して、レシーバー内へと循環させること
ができる。それと同時に、洗浄液通路を循環する洗浄液
の一部を、狭く開口された連結通路と洗浄液通路との連
結箇所、連結通路、ミルク通路を通して、レシーバー内
へと循環させることができる。そして、ミルクが通過す
るミルク通路、搾乳ユニット、第1サブ通路、洗浄液通
路、連結通路等を、洗浄液により洗浄できる。
【0022】搾乳ユニットを重点的に洗浄する場合に
は、上記の洗浄操作に加えて、開閉絞り弁を操作して、
連結通路と洗浄液通路との連結箇所を閉じるか、又は連
結通路と洗浄液通路との連結箇所を狭く開口させる。
【0023】すると、ミルク通路、第1サブ通路、搾乳
ユニット内、ティートカップウオッシャー内及び第2サ
ブ通路を通して、洗浄液通路及びそれに連通する送液通
路に吸引力を発生させることができる。そして、槽内の
洗浄液を、送液通路、洗浄液通路、第2サブ通路、ティ
ートカップウオッシャー内、搾乳ユニット内、第1サブ
通路、ミルク通路を通して、レシーバー内へと循環させ
ることができる。その際には、開閉絞り弁を用いて、連
結通路と洗浄液通路との連結箇所を閉じるか、又は連結
通路と洗浄液通路との連結箇所を狭く開口させているた
め、洗浄液通路を循環する洗浄液が、連結通路を通し
て、ミルク通路へと循環するのを、阻止したり、又は洗
浄液通路から連結通路を通してミルク通路へと循環する
洗浄液の量を少なく抑えたりできる。そして、洗浄液通
路を循環する洗浄液の全て又はそのほとんどを、搾乳ユ
ニット内へと多量に循環させることができる。そして、
その多量の洗浄液により、搾乳ユニットを完璧に洗浄で
きる。
【0024】ミルク通路を重点的に洗浄する場合には、
上記の洗浄操作に加えて、開閉弁を操作して、第2サブ
通路を閉じるか、又は開閉弁を操作せずに、第2サブ通
路を開いたままの状態とすると共に、開閉絞り弁を操作
して、連結通路と洗浄液通路との連結箇所を広く開口さ
せる。
【0025】すると、ミルク通路及び連結通路を通し
て、洗浄液通路及びそれに連通する送液通路に吸引力を
発生させることができる。そして、槽内の洗浄液を、送
液通路、洗浄液通路、連結通路、ミルク通路を通して、
レシーバー内へと循環させることができる。その際に
は、開閉弁を操作して、第2サブ通路を閉じているた
め、洗浄液通路を循環する洗浄液が、第2サブ通路、テ
ィートカップウオッシャー内、搾乳ユニット内等へと循
環するのを、阻止できる。又は開閉弁を操作せずに、第
2サブ通路を開いたままの状態としていても、第2サブ
通路、搾乳ユニット内、第1サブ通路等が流通抵抗高く
小径等に形成されているため、洗浄液通路から、第2サ
ブ通路、ティートカップウオッシャー内、搾乳ユニット
内、第1サブ通路、ミルク通路を通して、レシーバー内
へと循環する洗浄液を、少量に抑えることができる。そ
して、洗浄液通路を循環する洗浄液の全て又はそのほと
んどを、開閉絞り弁を用いて広く開口させた連結通路と
洗浄液通路との連結箇所及び連結通路を通して、ミルク
通路へと多量に循環させることができる。そして、その
多量の洗浄液により、ミルク通路を完璧に洗浄できる。
【0026】ミルク通路、搾乳ユニット、洗浄液通路、
第1サブ通路等の洗浄に用いた洗浄液であって、レシー
バー内底部に溜まった洗浄液は、移送手段を用いて、槽
内に戻すことができる。そして、その洗浄液を繰り返し
洗浄に用いることができる。
【0027】本発明のミルカーにおいては、送液通路に
外気を間欠的に送り込むエアーインジェクタであって、
送液通路からミルク通路に送り込む洗浄液をプラグ流と
するエアーインジェクタを備えた構造とすることを好適
としている。
【0028】このミルカーにあっては、エアーインジェ
クタを動作させて、送液通路に外気を間欠的に送り込む
ことができる。そして、その外気により、槽内から送液
通路に吸い上げた洗浄液をプラグ流とすることができ
る。そして、そのプラグ流とした洗浄液を、送液通路に
連通する洗浄液通路、連結通路、ミルク通路、第2サブ
通路、ティートカップウオッシャー内、搾乳ユニット
内、第1サブ通路等を循環させることができる。そし
て、そのプラグ流とした洗浄液により、ミルクが通過す
るミルク通路、連結通路、洗浄液通路、搾乳ユニット
内、第1サブ通路の内壁をその上部等まで余すところな
く完璧に洗浄できる。加えて、送液通路に間欠的に送り
込む外気により、槽内の洗浄液が送液通路内に過度に吸
い上げられて、槽内の洗浄液が空となるのを、防ぐこと
ができる。
【0029】また、本発明のミルカーにおいては、開閉
絞り弁に代えて、連結通路と洗浄液通路との連結箇所を
開閉したり、連結通路と洗浄液通路との連結箇所の開口
度を広狭に調整したりするサブ三方切替え弁を連結通路
と洗浄液通路との連結箇所に備えて、該サブ三方切替え
弁の2つの通路口を連結通路の端部と洗浄液通路の端部
とに連結すると共に、サブ三方切替え弁の残りの1つの
通路口にサブ三方切替え弁内を循環する洗浄液をプラグ
流とするエアーインジェクタであって、サブ三方切替え
弁内を循環する洗浄液に外気を間欠的に送り込むエアー
インジェクタを備えた構造としても良い。
【0030】このミルカーにあっては、搾乳の際に、サ
ブ三方切替え弁を操作して、連結通路と洗浄液通路との
連結箇所を広く開口させることができる。そして、ミル
ク通路に流入するミルクを、ミルク通路と連結通路及び
それに連通する洗浄液通路とを二手に分散させてレシー
バー内に円滑かつ的確に流入させたり、ミルク通路の下
流側に接続された搾乳ユニットからミルク通路内にミル
クを空気と共に抵抗少なく円滑に流入させたり、搾乳ユ
ニットからミルク通路内にミルクと共に流入した空気を
ミルクと分離してミルク通路内の上部等を円滑に流通さ
せて、ミルク通路内の気圧をほぼ均等化したりできる。
【0031】また、洗浄液通路、連結通路及びミルク通
路等を洗浄する際には、サブ三方切替え弁を操作して、
連結通路と洗浄液通路との連結箇所を狭く開口させるこ
とができる。そして、洗浄液が洗浄液通路から連結通路
を通してミルク通路に過度に流れ込むのを防いで、洗浄
液通路から第2サブ通路に流れ込む洗浄液の量を充分に
確保できる。そして、その洗浄液により、搾乳ユニッ
ト、第1サブ通路等を完璧に洗浄できる。それと共に、
サブ三方切替え弁に備えられたエアーインジェクタを動
作させて、サブ三方切替え弁内を循環する洗浄液に外気
を間欠的に送り込むことができる。そして、サブ三方切
替内を循環する洗浄液をプラグ流とすることができる。
そして、そのプラグ流とした洗浄液を、連結通路及びそ
れに連通するミルク通路に流入させることができる。そ
して、そのプラグ流とした洗浄液により、連結通路とミ
ルク通路の内壁をそのL字状に折曲した箇所等をも余す
ところなく完璧に洗浄できる。
【0032】また、搾乳ユニットを重点的に洗浄する際
には、サブ三方切替え弁を操作して、連結通路と洗浄液
通路との連結箇所を閉じたり、又は連結通路と洗浄液通
路との連結箇所を狭く開口したりできる。そして、洗浄
液が洗浄液通路から連結通路を通してミルク通路に流れ
込むのを阻止したり、又は洗浄液通路から連結通路を通
してミルク通路に流れ込む洗浄液の量を少なく抑えたり
できる。そして、洗浄液通路を流れる洗浄液を搾乳ユニ
ット内へと多量に循環させて、その洗浄液により搾乳ユ
ニットを完璧に洗浄できる。
【0033】また、ミルク通路を重点的に洗浄する際に
は、サブ三方切替え弁を操作して、連結通路と洗浄液通
路との連結箇所を広く開口させることができる。そし
て、洗浄液通路を流れる洗浄液を、連結通路を通して、
ミルク通路へと多量に流入させることができる。それと
共に、サブ三方切替え弁に備えられたエアーインジェク
タを動作させて、サブ三方切替え弁内を循環する洗浄液
をプラグ流とすることができる。そして、その洗浄液を
ミルク通路に流入させて、そのプラグ流とした多量の洗
浄液によりミルク通路を完璧に洗浄できる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1は本発明のミルカーの好適な実施
の形態を示し、図1はその概略構造説明図である。以下
に、このミルカーを説明する。
【0035】図のミルカーでは、ミルクを集める気密構
造をしたタンク状のレシーバー20の一方の側壁に、ミ
ルク搬送用のミルク通路10の一端が連結されている。
レシーバー20の他方の側壁には、ミルク搬送用のサブ
ミルク通路12の一端が連結されている。そして、ミル
ク通路10の一端とサブミルク通路12の一端とが、レ
シーバー20内を介して、互いに連通している。
【0036】ミルク通路10及びサブミルク通路12
は、約3インチの太めのパイプを用いて形成されてい
る。そして、粘性のあるミルクを、ミルク通路10及び
サブミルク通路12を円滑に搬送できるように構成され
ている。
【0037】サブミルク通路12の他端には、洗浄液搬
送用の洗浄液通路50の一端が連結されている。洗浄液
通路50は、約2インチの細めのパイプを用いて形成さ
れている。洗浄液通路50の多くの部分は、ミルク通路
10とほぼ平行に並べて配設されている。
【0038】洗浄液通路50の他端とミルク通路10の
他端とは、パイプからなる連結通路160を介して連結
されている。
【0039】70は、洗浄液60が貯留されたタンク状
の槽である。槽70内と洗浄液通路50の一端とは、パ
イプからなる送液通路170により連結されている。そ
して、その送液通路170を通して、槽70内の洗浄液
60を洗浄液通路50に送り込むことができるように構
成されている。
【0040】送液通路170と洗浄液通路50とサブミ
ルク通路12との連結箇所には、三方切替え弁180が
備えられている。そして、その三方切替え弁180を操
作することにより、図1(b)の連結図のように、サブ
ミルク通路12を閉じると共に、洗浄液通路50と送液
通路170とを連通させたり、又は図1(a)の連結図
のように、送液通路170を閉じると共に、洗浄液通路
50とサブミルク通路12とを連通させたりできるよう
に構成されている。
【0041】110は、移送手段であって、送液ポン
プ、送液パイプ等から形成されている。移送手段110
は、該手段を用いて、レシーバー20内底部に溜まった
ミルクを、ミルク保存用のクーラー120に移送した
り、又はレシーバー20内底部に溜まった洗浄液60
を、槽70内に戻したりできるように構成されている。
【0042】連結通路160と洗浄液通路50との連結
箇所には、開閉絞り弁190が備えられている。開閉絞
り弁190の一方の通路口には、連結通路160の端部
が連結され、開閉絞り弁190の他方の通路口には、洗
浄液通路50の端部が連結されている。そして、連結通
路160の端部と洗浄液通路50の端部とが、開閉絞り
弁190内を通して、互いに連通されている。そして、
開閉絞り弁190を操作することにより、連結通路16
0と洗浄液通路50との連結箇所を開閉したり、又は連
結通路160と洗浄液通路50との連結箇所の開口度を
広狭に調整したりできるように構成されている。
【0043】開閉絞り弁190が備えられた連結通路1
60と洗浄液通路50との連結箇所は、高位置に配置さ
れ、レシーバー20は、低位置に配置されている。そし
て、洗浄液通路50と連結通路160及び該通路に連な
るミルク通路10とが、連結通路160と洗浄液通路5
0との連結箇所からレシーバー20に向けて所定の勾配
を持たせて二股状に分岐させて配置されている。そし
て、ミルク通路10に流入したミルクが、重力作用を受
けて、所定の勾配を持つミルク通路10と洗浄液通路5
0とを二手に分散してレシーバー20内に流れ込むよう
に構成されている。
【0044】100は、吸引手段であって、真空ポンプ
等から形成されている。吸引手段100は、該手段を動
作させることにより、レシーバー20内の空気等の気体
を吸引できるように構成されている。
【0045】30は、牛等の乳房に装着するティートカ
ップ等が備えられた搾乳ユニットである。搾乳ユニット
30は、フレキシブルのホースからなる第1サブ通路4
0を介して、ミルク通路10の中途部に連結されてい
る。
【0046】80は、搾乳ユニット30が着脱可能に装
填されたティートカップウオッシャーである。ティート
カップウオッシャー80は、パイプからなる第2サブ通
路90を介して、ミルク通路10と並べて配設された洗
浄液通路50の中途部に連結されている。
【0047】第2サブ通路90には、ピンチコック等の
開閉弁200が備えられている。そして、その開閉弁2
00を操作することにより、第2サブ通路90を開閉で
きるように構成されている。
【0048】図1に示したミルカーは、以上のように構
成されている。このミルカーを用いて搾乳を行う場合に
は、搾乳ユニット30をティートカップウオッシャー8
0から離脱させる。そして、搾乳ユニット30のティー
トカップを牛等の乳房に装着する。また、開閉弁200
を操作して、第2サブ通路90を閉じる。また、三方切
替え弁180を操作して、図1(a)の連結図のよう
に、送液通路170を閉じると共に、洗浄液通路50と
サブミルク通路12とを連通させる。それと共に、開閉
絞り弁190を操作して、図1(c)の連結図のよう
に、連結通路160と洗浄液通路50との連結箇所を広
く開口させる。
【0049】次いで、吸引手段100を動作させて、レ
シーバー20内の気体を吸引し続ける。そして、ミルク
通路10、洗浄液通路50、搾乳ユニット30内に吸引
力を発生させる。そして、搾乳ユニット30により牛等
の乳房から搾り取ったミルクを、搾乳ユニット30が連
結された第1サブ通路40を通して、ミルク通路10に
流入させる。そして、そのミルクを、所定の勾配を持つ
ミルク通路10と洗浄液通路50とを二手に分散させ
て、レシーバー20内に流入させる。
【0050】レシーバー20内底部に溜まったミルク
は、移送手段110を用いて、ミルク保存用のクーラー
120に移送して、該クーラー120に保存する。
【0051】ミルクが通過するミルク通路10、搾乳ユ
ニット30、第1サブ通路40、洗浄液通路50等を洗
浄する場合には、搾乳ユニット30をティートカップウ
オッシャー80に装填する。また、開閉弁200を操作
して、第2サブ通路90を開口させる。また、三方切替
え弁180を操作して、図1(b)の連結図のように、
サブミルク通路12を閉じると共に、洗浄液通路50と
送液通路170とを連通させる。それと共に、開閉絞り
弁190を操作して、図1(d)の連結図のように、連
結通路160と洗浄液通路50との連結箇所を狭く開口
させる。
【0052】次いで、吸引手段100を動作させて、レ
シーバー20内の気体を吸引し続ける。そして、ミルク
通路10、洗浄液通路50及びそれに連通する送液通路
170に吸引力を発生させる。そして、槽70内の洗浄
液60を、送液通路170、洗浄液通路50、第2サブ
通路90、ティートカップウオッシャー80内、搾乳ユ
ニット30内、第1サブ通路40、ミルク通路10を通
して、レシーバー20内へと循環させる。それと同時
に、洗浄液通路50を循環する洗浄液の一部を、狭く開
口された連結通路160と洗浄液通路50との連結箇
所、連結通路160、ミルク通路10を通して、レシー
バー20内へと循環させる。そして、ミルクが通過する
ミルク通路10、搾乳ユニット30内、第1サブ通路4
0、洗浄液通路50等を、洗浄液60により洗浄する。
【0053】搾乳ユニット30を重点的に洗浄する場合
には、上記の洗浄操作に加えて、開閉絞り弁190を操
作して、図1(e)の連結図のように、連結通路160
と洗浄液通路50との連結箇所を閉じるか、又は図1
(d)の連結図のように、連結通路160と洗浄液通路
50との連結箇所を狭く開口させる。そして、ミルク通
路10、第1サブ通路40、搾乳ユニット30内、ティ
ートカップウオッシャー80内及び第2サブ通路90を
通して、洗浄液通路50及びそれに連通する送液通路1
70に吸引力を発生させる。そして、槽70内の洗浄液
60を、送液通路170、洗浄液通路50、第2サブ通
路90、ティートカップウオッシャー80内、搾乳ユニ
ット30内、第1サブ通路40、ミルク通路10を通し
て、レシーバー20内へと循環させる。その際には、洗
浄液通路50を循環する洗浄液60が、開閉絞り弁19
0を用いて閉じた連結通路160と洗浄液通路50との
連結箇所を通して、ミルク通路10へと循環するのを阻
止したり、又は洗浄液通路50を循環する洗浄液60
が、開閉絞り弁190を用いて狭く開口させた連結通路
160と洗浄液通路50との連結箇所を通して、ミルク
通路10へと循環する量を少なく抑えたりする。そし
て、洗浄液通路50を循環する洗浄液60の全て又はそ
のほとんどを、搾乳ユニット30内へと多量に循環させ
る。そして、その多量の洗浄液60を用いて、搾乳ユニ
ット30を完璧に洗浄する。
【0054】ミルク通路10を重点的に洗浄する場合に
は、上記の洗浄操作に加えて、開閉弁200を操作し
て、第2サブ通路90を閉じるか、又は第2サブ通路9
0を開口させたままの状態とすると共に、開閉絞り弁1
90を操作して、図1(c)の連結図のように、連結通
路160と洗浄液通路50との連結箇所を広く開口させ
る。そして、ミルク通路10、連結通路160及び広く
開口させた連結通路160と洗浄液通路50との連結箇
所を通して、洗浄液通路50及びそれに連通する送液通
路170に吸引力を発生させる。そして、槽70内の洗
浄液60を、送液通路170、洗浄液通路50、連結通
路160、ミルク通路10を通して、レシーバー20内
へと循環させる。その際には、洗浄液通路50を循環す
る洗浄液60が、開閉弁200を用いて閉じた第2サブ
通路90を通して、ティートカップウオッシャー80
内、搾乳ユニット30内等へと循環するのを、阻止す
る。又は洗浄液通路50を循環する洗浄液60が、流通
抵抗の高い開口させたままの状態とした第2サブ通路9
0、ティートカップウオッシャー80内、搾乳ユニット
30内、第1サブ通路40、ミルク通路10を通して、
レシーバー20内へと循環する量を少なく抑える。そし
て、洗浄液通路50を循環する洗浄液60を、ミルク通
路10へと多量に循環させる。そして、その多量の洗浄
液60により、ミルク通路10を完璧に洗浄する。
【0055】ミルク通路10、洗浄液通路50、連結通
路160、搾乳ユニット30、第1サブ通路40等の洗
浄に用いた洗浄液であって、レシーバー20内底部に溜
まった洗浄液60は、移送手段110を動作させて、槽
70内に戻す。そして、その洗浄液60を、繰り返し洗
浄に用いる。
【0056】なお、上述のミルカーにおいては、図1に
示したように、送液通路170に外気を間欠的に送り込
むエアーインジェクタ210であって、送液通路170
から洗浄液通路50、連結通路160及びミルク通路1
0に送り込む洗浄液60をプラグ流とするエアーインジ
ェクタ210を備えると良い。エアーインジェクタ21
0は、送液通路170内と外気中とを連通する連通管
と、該管を開閉する電磁弁等から形成すると良い。外気
は、洗浄操作の際に送液通路170に発生する吸引力を
用いて、連結管を通して、送液通路170に送り込むと
良い。
【0057】そして、エアーインジェクタ210を用い
て、槽70内から送液通路170に吸い上げた洗浄液6
0をプラグ流とすると良い。そして、その洗浄液60
を、送液通路170に連通する洗浄液通路50、連結通
路160、ミルク通路10、第2サブ通路90、ティー
トカップウオッシャー80内、搾乳ユニット30内及び
第1サブ通路40を循環させると良い。そして、そのプ
ラグ流とした洗浄液60により、ミルクが通過する洗浄
液通路50、連結通路160、ミルク通路10、搾乳ユ
ニット30内、第1サブ通路40をその内壁の上部等ま
でも余すところなく完璧に洗浄できるようにすると良
い。加えて、エアーインジェクタ210を用いて送液通
路170に間欠的に送り込む外気により、送液通路17
0に吸い上げられる洗浄液60にブレーキをかけて、槽
70内の洗浄液60が送液通路170内に過度に吸い上
げられて、槽70内の洗浄液60が空となるのを、防ぐ
と良い。
【0058】また、上述のミルカーにおいては、図2に
示したように、開閉絞り弁190に代えて、連結通路1
60と洗浄液通路50との連結箇所を開閉したり、連結
通路160と洗浄液通路50との連結箇所の開口度を広
狭に調整したりするサブ三方切替え弁192を、連結通
路160と洗浄液通路50との連結箇所に備えても良
い。そして、サブ三方切替え弁192の2つの通路口に
連結通路160の端部と洗浄液通路50の端部とを連結
しても良い。それと共に、そのサブ三方切替え弁192
の残りの1つの通路口にサブ三方切替え弁192内を循
環する洗浄液60をプラグ流とするエアーインジェクタ
212であって、サブ三方切替え弁192内を循環する
洗浄液60に外気を間欠的に送り込むエアーインジェク
タ212を備えても良い。
【0059】このサブ三方切替え弁192を備えたミル
カーにあっては、搾乳の際に、サブ三方切替え弁192
を操作して、図2(g)の連結図のように、連結通路1
60と洗浄液通路50との連結箇所を広く開口できる。
そして、ミルク通路10に流入したミルクを、ミルク通
路10と連結通路160及びそれに連通する洗浄液通路
50とを二手に分散させて、レシーバー20内へと流入
させることができる。
【0060】また、洗浄液通路50、連結通路160及
びミルク通路10等を洗浄する際には、サブ三方切替え
弁192を操作して、図2(h)の連結図のように、連
結通路160と洗浄液通路50との連結箇所を狭く開口
できる。それと共に、エアーインジェクタ212を動作
させて、サブ三方切替え弁192内を循環する洗浄液6
0に外気を間欠的に送り込むことができる。そして、サ
ブ三方切替え弁192内を通して洗浄液通路50から連
結通路160及びミルク通路10へと循環する洗浄液6
0をプラグ流とすることができる。そして、そのプラグ
流とした洗浄液60により、連結通路160とミルク通
路10の内壁をそのL字状に折曲した箇所等をも余すと
ころなく完璧に洗浄できる。
【0061】また、搾乳ユニット30を重点的に洗浄す
る際には、サブ三方切替え弁192を操作して、連結通
路160と洗浄液通路50との連結箇所を閉じたり、又
は連結通路160と洗浄液通路50との連結箇所を狭く
開口したりできる。そして、洗浄液60が洗浄液通路5
0から連結通路160を通してミルク通路10に流れ込
むのを阻止したり、又は洗浄液通路50から連結通路1
60を通してミルク通路10に流れ込む洗浄液60の量
を少なく抑えたりできる。そして、洗浄液通路50を流
れる洗浄液60を搾乳ユニット30内へと多量に循環さ
せて、搾乳ユニット30を完璧に洗浄できる。
【0062】また、ミルク通路10を重点的に洗浄する
際には、サブ三方切替え弁192を操作して、連結通路
160と洗浄液通路50との連結箇所を広く開口させる
ことができる。そして、洗浄液通路50を流れる洗浄液
60を、連結通路160を通して、ミルク通路10へと
多量に流入させることができる。それと共に、エアーイ
ンジェクタ212を動作させて、サブ三方切替え弁19
2内を循環する洗浄液60をプラグ流とし、その洗浄液
60を連結通路160及びミルク通路10に流入させる
ことができる。そして、そのプラグ流とした多量の洗浄
液60によりミルク通路10を完璧に洗浄できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のミルカー
によれば、ミルク通路の一部を、洗浄液通路に兼用でき
る。そして、ミルクを流す通路を、ミルク通路と洗浄液
通路とに二股状に長く形成して、ミルクを流す通路の容
積を充分に確保できる。そして、ミルク通路と洗浄液通
路とに、サージタンク的な役割を持たせることができ
る。そして、ミルクをミルク通路と洗浄液通路とを二手
に分散させてレシーバー内に円滑に流入させたり、ミル
ク通路の下流側に接続された搾乳ユニットからミルク通
路内にミルクを空気と共に抵抗少なく円滑に流入させた
り、搾乳ユニットからミルク通路内にミルクと共に流入
した空気をミルクと分離してミルク通路内の上部等を円
滑に流通させて、ミルク通路内の気圧をほぼ均等化した
りできる。それと共に、洗浄液通路をミルク通路に連結
するための第3サブ通路や該通路を開閉する第1開閉バ
ルブ等を不要とすることができる。そして、その配管構
造の大幅な簡易化、小型化が図れる。そして、その製造
の容易化と、そのメンテナンスの容易化とが図れる。
【0064】また、開閉絞り弁又はサブ三方切替え弁を
操作して、ミルク通路に洗浄液を重点的に多量に循環さ
せたり、又は搾乳ユニット内に洗浄液を重点的に多量に
循環させたりできる。そして、そのミルク通路又は搾乳
ユニットを重点的に効率良く完璧に洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミルカーの概略構造説明図である。
【図2】本発明のミルカーの一部概略構造説明図であ
る。
【図3】従来のミルカーの概略構造説明図である。
【符号の説明】
10 ミルク通路 12 サブミルク通路 20 レシーバー 30 搾乳ユニット 40 第1サブ通路 50 洗浄液通路 60 洗浄液 70 槽 80 ティートカップウオッシャー 90 第2サブ通路 100 吸引手段 110 移送手段 120 クーラー 130 第3サブ通路 140 第1開閉バルブ 150 第2開閉バルブ 160 連結通路 170 送液通路 180 三方切替え弁 190 開閉絞り弁 192 サブ三方切替え弁 200 開閉弁 210、212、214、220 エアーインジェクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミルクを集めるレシーバー内を介して一
    端が互いに連通されたミルク搬送用のミルク通路及びサ
    ブミルク通路と、該サブミルク通路の他端に一端が連結
    された洗浄液搬送用の洗浄液通路と、該洗浄液通路の他
    端と前記ミルク通路の他端とを連結する連結通路と、洗
    浄液が貯留された槽内と前記洗浄液通路の一端とを連結
    する送液通路であって、槽内の洗浄液を前記洗浄液通路
    に送り込むための送液通路と、該送液通路と洗浄液通路
    とサブミルク通路との連結箇所に備えた三方切替え弁で
    あって、前記サブミルク通路を閉じると共に、前記洗浄
    液通路と送液通路とを連通させたり、又は前記送液通路
    を閉じると共に、前記洗浄液通路とサブミルク通路とを
    連通させたりする三方切替え弁と、前記レシーバー内底
    部に溜まったミルクをミルク保存用のクーラーに移送し
    たり、又は前記レシーバー内底部に溜まった洗浄液を前
    記槽内に移送したりする移送手段と、前記連結通路と洗
    浄液通路との連結箇所に備えた開閉絞り弁であって、連
    結通路と洗浄液通路との連結箇所を閉じたり、連結通路
    と洗浄液通路との連結箇所の開口度を広狭に調整したり
    する開閉絞り弁と、前記レシーバー内の気体を吸引する
    吸引手段と、搾乳ユニットと前記ミルク通路とを連結す
    る第1サブ通路と、前記搾乳ユニットが着脱可能に装填
    されたティートカップウオッシャーと前記洗浄液通路と
    を連結する第2サブ通路と、該第2サブ通路を開閉する
    開閉弁とを備えたことを特徴とするパーラー用ミルカ
    ー。
  2. 【請求項2】 送液通路に外気を間欠的に送り込むエア
    ーインジェクタであって、送液通路からミルク通路に送
    り込む洗浄液をプラグ流とするエアーインジェクタを備
    えた請求項1記載のパーラー用ミルカー。
  3. 【請求項3】 開閉絞り弁に代えて、連結通路と洗浄液
    通路との連結箇所を開閉したり、連結通路と洗浄液通路
    との連結箇所の開口度を広狭に調整したりするサブ三方
    切替え弁を連結通路と洗浄液通路との連結箇所に備え
    て、該サブ三方切替え弁の2つの通路口を連結通路の端
    部と洗浄液通路の端部とに連結すると共に、サブ三方切
    替え弁の残りの1つの通路口にサブ三方切替え弁内を循
    環する洗浄液をプラグ流とするエアーインジェクタであ
    って、サブ三方切替え弁内を循環する洗浄液に外気を間
    欠的に送り込むエアーインジェクタを備えた請求項1又
    は2記載のパーラー用ミルカー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009297019A (ja) * 2008-05-12 2009-12-24 Orion Mach Co Ltd 搾乳用バケット洗浄装置及び接続構造

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