JPH11197641A - ガラス表面の無害化処理方法 - Google Patents
ガラス表面の無害化処理方法Info
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- JPH11197641A JPH11197641A JP10013522A JP1352298A JPH11197641A JP H11197641 A JPH11197641 A JP H11197641A JP 10013522 A JP10013522 A JP 10013522A JP 1352298 A JP1352298 A JP 1352298A JP H11197641 A JPH11197641 A JP H11197641A
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- JP
- Japan
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- glass
- crushing
- treatment
- chemical
- glass surface
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
- C03C23/0075—Cleaning of glass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C1/00—Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
- C03C1/002—Use of waste materials, e.g. slags
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C1/00—Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
- C03C1/02—Pretreated ingredients
- C03C1/024—Chemical treatment of cullet or glass fibres
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- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータの液晶フラットパネルディスプ
レーの無害化処理であって、サンドブラスト(研削除
去)の物理的処理方法と最小限の酸系薬品又はアルカリ
系薬品の一液による化学的処理方法との組み合わせによ
るガラス表面無害化処理方法を提供する。 【解決手段】 フラットパネルディスプレーを破砕する
工程と、サンドブラスト効果と重ね合ったガラスの剥が
れ効果を出す為の破砕されたガラス同士を研削材と混ぜ
てタンクの中でぶつけ合わせ擦り合わせて細粒状に粉砕
する工程とからなる物理的処理工程と、粉砕したガラス
を各種洗浄剤に浸漬して化学洗浄処理する化学的処理工
程の組み合わせからなる。
レーの無害化処理であって、サンドブラスト(研削除
去)の物理的処理方法と最小限の酸系薬品又はアルカリ
系薬品の一液による化学的処理方法との組み合わせによ
るガラス表面無害化処理方法を提供する。 【解決手段】 フラットパネルディスプレーを破砕する
工程と、サンドブラスト効果と重ね合ったガラスの剥が
れ効果を出す為の破砕されたガラス同士を研削材と混ぜ
てタンクの中でぶつけ合わせ擦り合わせて細粒状に粉砕
する工程とからなる物理的処理工程と、粉砕したガラス
を各種洗浄剤に浸漬して化学洗浄処理する化学的処理工
程の組み合わせからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
電子機器に使用する液晶のフラットパネルディスプレー
の無公害処理に関し、特に、フラットパネルディスプレ
ーを破砕・粉砕し、表面の膜を擦り・削る加工をし、比
較的少量の酸系洗浄剤又はアルカリ系洗浄剤に浸漬して
ガラス表面に残っている環境リスクの大きい化学物質を
除去して、ガラスを再利用可能な状態に処理するととも
に工場外に公害を出さないゼロエミッションを実現した
液晶ディスプレーのガラス表面無害化処理方法に関す
る。
電子機器に使用する液晶のフラットパネルディスプレー
の無公害処理に関し、特に、フラットパネルディスプレ
ーを破砕・粉砕し、表面の膜を擦り・削る加工をし、比
較的少量の酸系洗浄剤又はアルカリ系洗浄剤に浸漬して
ガラス表面に残っている環境リスクの大きい化学物質を
除去して、ガラスを再利用可能な状態に処理するととも
に工場外に公害を出さないゼロエミッションを実現した
液晶ディスプレーのガラス表面無害化処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の電子機器の表示装置と
してカソードレイチューブ(CRT=ブラウン管)が使
用されていた。しかしながら、個人に一台のパソコンが
必要となった現在ではブラウン管の長さと大きさが机上
を占拠する事に問題が生じ、小型化と薄型化を計る為に
CRT=ブラウン管に代わって表示装置として液晶が使
用されるようになった。液晶を使用した機器は装置全体
を小型化または薄型化できるものであり、開発当初に比
べると充分に見やすくなる工夫が施され、各種の小型電
子機器に使用され数多く開発されている。この液晶を利
用したディスプレー装置に使用されるフラットパネルデ
ィスプレーはガラス製であり、カラーフィルターガラス
基板と、素子ガラス基板とが貼り合わされ、間に液晶が
注入されているサンドイッチ構造である。
してカソードレイチューブ(CRT=ブラウン管)が使
用されていた。しかしながら、個人に一台のパソコンが
必要となった現在ではブラウン管の長さと大きさが机上
を占拠する事に問題が生じ、小型化と薄型化を計る為に
CRT=ブラウン管に代わって表示装置として液晶が使
用されるようになった。液晶を使用した機器は装置全体
を小型化または薄型化できるものであり、開発当初に比
べると充分に見やすくなる工夫が施され、各種の小型電
子機器に使用され数多く開発されている。この液晶を利
用したディスプレー装置に使用されるフラットパネルデ
ィスプレーはガラス製であり、カラーフィルターガラス
基板と、素子ガラス基板とが貼り合わされ、間に液晶が
注入されているサンドイッチ構造である。
【0003】一方、これらの液晶表示装置を装備した電
子機器を廃棄処分する場合及び、製造工程で発生する不
良品を廃棄処分するとき、ガラス部分の処理について
は、ガラス表面に付着している数種の化学物質を剥離し
て、無害化処理をしなければならない。処理をしないで
廃棄処分しては廃棄場に公害を移動したにすぎず、不完
全な剥離ではガラスの再利用ができないので資源の無駄
遣いとなる。フラットパネルディスプレーの無害化処理
の為の表面付着膜の剥離、洗浄方法としては、下記
子機器を廃棄処分する場合及び、製造工程で発生する不
良品を廃棄処分するとき、ガラス部分の処理について
は、ガラス表面に付着している数種の化学物質を剥離し
て、無害化処理をしなければならない。処理をしないで
廃棄処分しては廃棄場に公害を移動したにすぎず、不完
全な剥離ではガラスの再利用ができないので資源の無駄
遣いとなる。フラットパネルディスプレーの無害化処理
の為の表面付着膜の剥離、洗浄方法としては、下記
【0004】の実験結果報告書のとうり、(サンプルA
−1〜A−8参照)より完全に剥離しようとすると、酸
系洗浄剤、アルカリ系洗浄剤、フッ素系洗浄剤の3液を
使用しなければならず、二次公害の発生の虞れもある。
そこで、ガラス表面にサンドブラストをかけて付着膜を
研削除去する物理的な処理方法が一部採用されている
が、サンプルA−9のサンドブラスト研削除去法では、
貼り合わせ工程済みの処分品、廃棄処分となって積み重
ねられてくっついているガラス板等を、一枚づつ剥がし
てからブラストするので、重ね合わせを剥がす手間がか
かる上に、完全な除去ができない欠点がある。
−1〜A−8参照)より完全に剥離しようとすると、酸
系洗浄剤、アルカリ系洗浄剤、フッ素系洗浄剤の3液を
使用しなければならず、二次公害の発生の虞れもある。
そこで、ガラス表面にサンドブラストをかけて付着膜を
研削除去する物理的な処理方法が一部採用されている
が、サンプルA−9のサンドブラスト研削除去法では、
貼り合わせ工程済みの処分品、廃棄処分となって積み重
ねられてくっついているガラス板等を、一枚づつ剥がし
てからブラストするので、重ね合わせを剥がす手間がか
かる上に、完全な除去ができない欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はコンピ
ュータ等の電子機器に使用する液晶のフラットパネルデ
ィスプレーを公害を発生すること無しに無害化処理し、
ガラス原料として再利用可能な状態に処理してゼロエミ
ッションを実現することにあり、特に、サンドブラスト
による研削除去法に代表される物理的処理方法とそれを
補完する最小限の使用量の酸系薬品、アルカリ系薬品、
又は極低濃度のフッ素系薬品のいづれか一液のみで済む
化学的処理方法との組み合わせによるガラス表面無害化
処理方法を提供することにある。
ュータ等の電子機器に使用する液晶のフラットパネルデ
ィスプレーを公害を発生すること無しに無害化処理し、
ガラス原料として再利用可能な状態に処理してゼロエミ
ッションを実現することにあり、特に、サンドブラスト
による研削除去法に代表される物理的処理方法とそれを
補完する最小限の使用量の酸系薬品、アルカリ系薬品、
又は極低濃度のフッ素系薬品のいづれか一液のみで済む
化学的処理方法との組み合わせによるガラス表面無害化
処理方法を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ために、この発明に係るガラス表面の無害化処理方法
は、フラットパネルディスプレーのガラス表面に付着し
たクロム等の化学剤からなる成膜材を剥離処理して処理
済ガラスを再資源として利用できるようにする方法であ
って、ガラスからなるフラットパネルディスプレーを破
砕する工程と、サンドブラスト加工と同様の効果を出す
とともに重ね合ったガラス片を剥がす効果を出す為に、
破砕されたガラス同士を研削材と混ぜてタンクの中でぶ
つけ合わせ擦り合わせて細粒状に粉砕する工程とからな
る物理的処理工程と、粉砕したガラスを各種洗浄剤に浸
漬して化学洗浄処理する化学的処理工程の組み合わせか
らなる構成である。また、粉砕する工程と化学的処理工
程とは同時に行うことが可能であり、更に破砕する工程
と粉砕する工程を同時に行うことができ、また更に、破
砕する工程と粉砕する工程とからなる物理的処理工程
と、化学的処理工程とを同時に行うことができる構成と
することも可能である。
ために、この発明に係るガラス表面の無害化処理方法
は、フラットパネルディスプレーのガラス表面に付着し
たクロム等の化学剤からなる成膜材を剥離処理して処理
済ガラスを再資源として利用できるようにする方法であ
って、ガラスからなるフラットパネルディスプレーを破
砕する工程と、サンドブラスト加工と同様の効果を出す
とともに重ね合ったガラス片を剥がす効果を出す為に、
破砕されたガラス同士を研削材と混ぜてタンクの中でぶ
つけ合わせ擦り合わせて細粒状に粉砕する工程とからな
る物理的処理工程と、粉砕したガラスを各種洗浄剤に浸
漬して化学洗浄処理する化学的処理工程の組み合わせか
らなる構成である。また、粉砕する工程と化学的処理工
程とは同時に行うことが可能であり、更に破砕する工程
と粉砕する工程を同時に行うことができ、また更に、破
砕する工程と粉砕する工程とからなる物理的処理工程
と、化学的処理工程とを同時に行うことができる構成と
することも可能である。
【0007】
【作 用】本発明にかかるガラス表面の無害化処理方法
は、上記詳述したような工程から成り、まずガラスから
なるフラットパネルディスプレーを適宜に破砕する。こ
の破砕工程では期待するサンドブラスト効果と重ね合っ
たガラスの剥がれ効果が充分に得られない。充分に得ら
れるようにするために研削材を混ぜた粉砕工程が行わ
れ、細粒状に粉砕する。これによりガラス片はかなり小
さくなり、表面の付着膜もかなり剥離される。次に洗浄
剤に浸漬して化学洗浄処理する。洗浄に当たっては、物
理的処理工程において塗布膜の大部分が剥離されている
為、ごく稀なケースを除き危険なフッ素系の洗浄剤を使
用せずに済み、更に、通常より少量の酸系洗浄剤または
アルカリ系の洗浄剤の一液のみの使用で済み、従来の例
より良い無公害の処理が実現できる。
は、上記詳述したような工程から成り、まずガラスから
なるフラットパネルディスプレーを適宜に破砕する。こ
の破砕工程では期待するサンドブラスト効果と重ね合っ
たガラスの剥がれ効果が充分に得られない。充分に得ら
れるようにするために研削材を混ぜた粉砕工程が行わ
れ、細粒状に粉砕する。これによりガラス片はかなり小
さくなり、表面の付着膜もかなり剥離される。次に洗浄
剤に浸漬して化学洗浄処理する。洗浄に当たっては、物
理的処理工程において塗布膜の大部分が剥離されている
為、ごく稀なケースを除き危険なフッ素系の洗浄剤を使
用せずに済み、更に、通常より少量の酸系洗浄剤または
アルカリ系の洗浄剤の一液のみの使用で済み、従来の例
より良い無公害の処理が実現できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
り説明する。図1は本発明のフローチャートA〜Dであ
り、図2は液晶フラットパネルディスプレーの表面の構
造を示す断面図であり、図3は液晶フラットパネルディ
スプレーの表面の拡大図である。この発明にかかるガラ
ス表面の無害化処理方法10は、A)ガラスからなるフ
ラットパネルディスプレーを破砕する工程20と、破砕
されたガラスと研削材を混合し、ぶつけ合せ擦り合わせ
ながら細粒状に粉砕する工程30と、粉砕したガラスを
各種洗浄剤に浸漬して化学洗浄処理する工程40とから
なる。この発明にかかるガラス表面の無害化処理方法1
0の別の実施例は、B)前記粉砕工程30と洗浄処理工
程40を同時に行う工程50からなる。更に別の実施例
は、C)前記破砕工程20と粉砕工程30を同時に行う
工程60と、洗浄処理工程40とからなる。また、更に
別の実施例は、D)前記破砕工程20と粉砕工程30と
洗浄処理工程40とを同時に行う工程70とからなる。
り説明する。図1は本発明のフローチャートA〜Dであ
り、図2は液晶フラットパネルディスプレーの表面の構
造を示す断面図であり、図3は液晶フラットパネルディ
スプレーの表面の拡大図である。この発明にかかるガラ
ス表面の無害化処理方法10は、A)ガラスからなるフ
ラットパネルディスプレーを破砕する工程20と、破砕
されたガラスと研削材を混合し、ぶつけ合せ擦り合わせ
ながら細粒状に粉砕する工程30と、粉砕したガラスを
各種洗浄剤に浸漬して化学洗浄処理する工程40とから
なる。この発明にかかるガラス表面の無害化処理方法1
0の別の実施例は、B)前記粉砕工程30と洗浄処理工
程40を同時に行う工程50からなる。更に別の実施例
は、C)前記破砕工程20と粉砕工程30を同時に行う
工程60と、洗浄処理工程40とからなる。また、更に
別の実施例は、D)前記破砕工程20と粉砕工程30と
洗浄処理工程40とを同時に行う工程70とからなる。
【0009】図2は液晶フラットパネルディスプレーの
中心部であるガラス部品からなる構成の一例である。カ
ラーフィルター11は、ガラス基板12上にクロム(C
r)又はカーボンブラックからなるブラックマトリクス
(BM)13と赤、緑、青の感材からなる着色層14
と、その上にコーティングされたプラスチックのコート
15と、又その上にコーティングされた透明電極(IT
O)16と、液晶17を間に挟んで素子ガラス基板18
とから構成されている。素子ガラス基板18は、ガラス
基板上にITOからなる画素電極19や、CrやAl又
はTi等からなるソース及びゲート電極、その上にSi
Nからなるパシペーション膜によって構成されている。
中心部であるガラス部品からなる構成の一例である。カ
ラーフィルター11は、ガラス基板12上にクロム(C
r)又はカーボンブラックからなるブラックマトリクス
(BM)13と赤、緑、青の感材からなる着色層14
と、その上にコーティングされたプラスチックのコート
15と、又その上にコーティングされた透明電極(IT
O)16と、液晶17を間に挟んで素子ガラス基板18
とから構成されている。素子ガラス基板18は、ガラス
基板上にITOからなる画素電極19や、CrやAl又
はTi等からなるソース及びゲート電極、その上にSi
Nからなるパシペーション膜によって構成されている。
【0010】図3は素子の代表的なTFT素子21の構
成図である。TFT素子21は、ガラス基板18の上
に、CrかAlからなるゲート電極22があり、その上
に、SiNからなる絶縁膜23があり、その上に、IT
Oからなる画素電極19及びアモーファスSi24に、
CrかTiからなるソース電極25があり、その上を、
SiNからなるパシペーション膜26でコーティングし
てある構成である。
成図である。TFT素子21は、ガラス基板18の上
に、CrかAlからなるゲート電極22があり、その上
に、SiNからなる絶縁膜23があり、その上に、IT
Oからなる画素電極19及びアモーファスSi24に、
CrかTiからなるソース電極25があり、その上を、
SiNからなるパシペーション膜26でコーティングし
てある構成である。
【0011】ガラスからなるフラットパネルディスプレ
ーを破砕する工程20は、ガラスを物理的に破砕する工
程であり、通常はガラス粉砕機が使用されるが、クラッ
シュする手段は特に限定はない。ただし、この工程でガ
ラスを微小片(細粒状)にまで破砕することは効率的で
はない。即ち、微小片(粒状)になるまで破砕するには
長時間クラッシュ作業を繰り返す必要があり、また、た
とえ時間をかけても期待する付着膜を剥離するサンドブ
ラスト効果は充分に得られない。
ーを破砕する工程20は、ガラスを物理的に破砕する工
程であり、通常はガラス粉砕機が使用されるが、クラッ
シュする手段は特に限定はない。ただし、この工程でガ
ラスを微小片(細粒状)にまで破砕することは効率的で
はない。即ち、微小片(粒状)になるまで破砕するには
長時間クラッシュ作業を繰り返す必要があり、また、た
とえ時間をかけても期待する付着膜を剥離するサンドブ
ラスト効果は充分に得られない。
【0012】破砕されたガラスと研削材を混合してぶつ
け合い、擦り合わせながら微細片状に粉砕する工程30
は、物理的に破砕されたガラスと研削材とを混合して容
器の中でぶつけ合わせ、擦り合わせてガラス表面の付着
膜を剥離するサンドブラスト効果を出す工程であり、こ
の工程で重ね合っていたガラス表面が小さく分割されて
いくたびにその衝撃で剥がれ、ガラスの塗布膜面が露出
し、剥離残りが少なくなる。その上、この工程におい
て、カーボンブラック等の塗布膜はほぼ完全に剥離す
る。この発明の重要なポイントである。この工程で使用
される研削材および容器はとくに限定はない。
け合い、擦り合わせながら微細片状に粉砕する工程30
は、物理的に破砕されたガラスと研削材とを混合して容
器の中でぶつけ合わせ、擦り合わせてガラス表面の付着
膜を剥離するサンドブラスト効果を出す工程であり、こ
の工程で重ね合っていたガラス表面が小さく分割されて
いくたびにその衝撃で剥がれ、ガラスの塗布膜面が露出
し、剥離残りが少なくなる。その上、この工程におい
て、カーボンブラック等の塗布膜はほぼ完全に剥離す
る。この発明の重要なポイントである。この工程で使用
される研削材および容器はとくに限定はない。
【0013】工程40は粉砕したガラスを各種洗浄剤に
浸漬して化学洗浄処理する工程である。通常の場合、ガ
ラス表面の付着膜を綺麗に剥離するには、下記
浸漬して化学洗浄処理する工程である。通常の場合、ガ
ラス表面の付着膜を綺麗に剥離するには、下記
【0014】の実験結果報告書の通り、酸系、アルカリ
系、フッ素系の三種類の洗浄剤を使用しなければならな
かった。この発明の粉砕工程においてガラス表面の付着
膜は大方剥離され、特に、カーボンブラック系について
は、ほぼ完全に剥離されており、その上微細片になって
いるため洗浄剤との接触面積が大きくなり、洗浄効果が
格段に良くなる為、極めて稀な場合を除き、少量の酸系
又はアルカリ系の洗浄剤一液のみの使用で済む。これも
本発明の大きなポイントである。少量の酸系又はアルカ
リ系の洗浄剤の使用で済む上に、極めて稀な場合を除き
危険の伴うフッ素系の洗浄剤の使用を回避出来るため、
二次公害の発生を抑え、ゼロエミッションの実現に大き
く寄与する洗浄方法である。
系、フッ素系の三種類の洗浄剤を使用しなければならな
かった。この発明の粉砕工程においてガラス表面の付着
膜は大方剥離され、特に、カーボンブラック系について
は、ほぼ完全に剥離されており、その上微細片になって
いるため洗浄剤との接触面積が大きくなり、洗浄効果が
格段に良くなる為、極めて稀な場合を除き、少量の酸系
又はアルカリ系の洗浄剤一液のみの使用で済む。これも
本発明の大きなポイントである。少量の酸系又はアルカ
リ系の洗浄剤の使用で済む上に、極めて稀な場合を除き
危険の伴うフッ素系の洗浄剤の使用を回避出来るため、
二次公害の発生を抑え、ゼロエミッションの実現に大き
く寄与する洗浄方法である。
【0015】工程50、工程60及び工程70は実施例
A)をベースに技術的に可能な範囲で実施例A)の工程
を省略し、コストリダクションを計ったガラス表面の無
害化処理方法である。
A)をベースに技術的に可能な範囲で実施例A)の工程
を省略し、コストリダクションを計ったガラス表面の無
害化処理方法である。
【0016】平成9年7月15日付、株式会社電硝エン
ジニアリング(埼玉県加須市川口4−1−2)『AXガ
ラス剥離再生加工に関する報告』によれば、 1.目的:液晶ディスプレイガラスの表面付着物の除去 2.試験日:平成9年7月10日 3. 付着物:Aタイプ(複合付着物Cr,ITO,Al,SiN,アルカリ樹脂 等) Bタイプ(カーボンブラック又はCr、Red、Green、Bl ueの色素、ITO、プラスチック等) 4.試験結果 Aタイプ サンプル 処理方法及び 薬品系統 温 度 時 間 結 果 使用薬品名 A−1 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 30分 剥離不可 A−2 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 30分 DEC(BM) 酸系 常 温 15分 剥離不可 サンプル 処理方法及び 薬品系統 温 度 時 間 結 果 使用薬品名 A−3 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 20分 +DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 10分 +DEC(BM) 酸系 常 温 15分 剥離不可 A−4 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 20分 +DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 10分 +DEC(BM) 酸系 常 温 15分 +DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 剥離可能 A−5 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 30分 +DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 剥離可能 A−6 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 20分 +DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 +DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 15分 剥離可能 A−7 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 20分 +DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 +DEC(MB) 酸系 70°C 15分 剥離不可 A−8 化学的処理 DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 +DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 10分 剥離可能 A−9 物理的処理 ブラスト ブラストによると加工ム ラががあり膜材残りの可 能性あり サンプル 処理方法及び 薬品系統 温 度 時 間 結 果 使用薬品名 A−10 物理的処理プラス 化学的処理 ブラスト DEC(MB) 酸系 70°C 20分 剥離可能 Bタイプ サンプル 処理方法及び 薬品系統 温 度 時 間 結 果 使用薬品名 B−1 化学的処理 DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 10分 剥離可能 5.結論 Aタイプについては、二次公害発生の恐れ及びコスト面を加味した結果、A− 10の処理方法が最適である。 Bタイプについては、対象剥離膜がカーボンブラックのみのため、アルカリ系 一液で簡単に剥離できる。
ジニアリング(埼玉県加須市川口4−1−2)『AXガ
ラス剥離再生加工に関する報告』によれば、 1.目的:液晶ディスプレイガラスの表面付着物の除去 2.試験日:平成9年7月10日 3. 付着物:Aタイプ(複合付着物Cr,ITO,Al,SiN,アルカリ樹脂 等) Bタイプ(カーボンブラック又はCr、Red、Green、Bl ueの色素、ITO、プラスチック等) 4.試験結果 Aタイプ サンプル 処理方法及び 薬品系統 温 度 時 間 結 果 使用薬品名 A−1 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 30分 剥離不可 A−2 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 30分 DEC(BM) 酸系 常 温 15分 剥離不可 サンプル 処理方法及び 薬品系統 温 度 時 間 結 果 使用薬品名 A−3 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 20分 +DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 10分 +DEC(BM) 酸系 常 温 15分 剥離不可 A−4 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 20分 +DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 10分 +DEC(BM) 酸系 常 温 15分 +DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 剥離可能 A−5 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 30分 +DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 剥離可能 A−6 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 20分 +DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 +DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 15分 剥離可能 A−7 化学的処理 DEC(MB) 酸系 70°C 20分 +DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 +DEC(MB) 酸系 70°C 15分 剥離不可 A−8 化学的処理 DEC(F2)フッ素系 常 温 2〜3分 +DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 10分 剥離可能 A−9 物理的処理 ブラスト ブラストによると加工ム ラががあり膜材残りの可 能性あり サンプル 処理方法及び 薬品系統 温 度 時 間 結 果 使用薬品名 A−10 物理的処理プラス 化学的処理 ブラスト DEC(MB) 酸系 70°C 20分 剥離可能 Bタイプ サンプル 処理方法及び 薬品系統 温 度 時 間 結 果 使用薬品名 B−1 化学的処理 DEC(クリーン)アルカリ系 80°C 10分 剥離可能 5.結論 Aタイプについては、二次公害発生の恐れ及びコスト面を加味した結果、A− 10の処理方法が最適である。 Bタイプについては、対象剥離膜がカーボンブラックのみのため、アルカリ系 一液で簡単に剥離できる。
【0017】
【発明の効果】この発明に係るガラス表面の無害化処理
方法は、上記詳述したような構成であるので、以下のよ
うな効果を有する。 (1)破砕したフラットパネルディスプレーを更に、研
削材と混合させてぶつけをわせ、擦り合わせて微細片化
させていく過程で重なりあったガラスは剥がされ、ディ
スプレーのガラス表面に付着されたクロムや液晶材等の
化学剤を大方剥離し、また、ディスプレーのガラスが微
細片化されているため、極めて稀なケースを除き、酸系
またはアルカリ系の洗浄剤一液でしかも少量で済むた
め、従来の方法と比較して、格段のコストダウンが可能
となった。 (2)環境リスクの大きい高濃度のフッ素系、および大
量の酸系・アルカリ系の洗浄剤の使用を回避し、少量の
酸系またはアルカリ系または稀に特殊な場合にのみ限り
3〜5%の極低濃度のフッソ系洗浄剤の使用で済むた
め、二次公害の発生を容易に防止することができる。 (3)無害化処理したガラス微細片(細粒)は、上質の
ガラス原材料として再利用することが可能であり、省資
源化、ゼロエミッション化に大きく寄与する。(4)カ
ラー様のフラットパネルディスプレーに限らず、全ての
フラットパネルディスプレーのガラス表面に付着したコ
ーティイグを剥離し、無害化処理できる。
方法は、上記詳述したような構成であるので、以下のよ
うな効果を有する。 (1)破砕したフラットパネルディスプレーを更に、研
削材と混合させてぶつけをわせ、擦り合わせて微細片化
させていく過程で重なりあったガラスは剥がされ、ディ
スプレーのガラス表面に付着されたクロムや液晶材等の
化学剤を大方剥離し、また、ディスプレーのガラスが微
細片化されているため、極めて稀なケースを除き、酸系
またはアルカリ系の洗浄剤一液でしかも少量で済むた
め、従来の方法と比較して、格段のコストダウンが可能
となった。 (2)環境リスクの大きい高濃度のフッ素系、および大
量の酸系・アルカリ系の洗浄剤の使用を回避し、少量の
酸系またはアルカリ系または稀に特殊な場合にのみ限り
3〜5%の極低濃度のフッソ系洗浄剤の使用で済むた
め、二次公害の発生を容易に防止することができる。 (3)無害化処理したガラス微細片(細粒)は、上質の
ガラス原材料として再利用することが可能であり、省資
源化、ゼロエミッション化に大きく寄与する。(4)カ
ラー様のフラットパネルディスプレーに限らず、全ての
フラットパネルディスプレーのガラス表面に付着したコ
ーティイグを剥離し、無害化処理できる。
【図1】本発明のガラス表面の無害化処理方法のフロー
チャート
チャート
【図2】フラットパネルディスプレー中心部の構造を示
す断面図
す断面図
【図3】フラットパネルディスプレーのTFT素子の拡
大図
大図
10 ガラス表面の無害化処理方法 11 カラーフィルター 12 ガラス基板 13 ブラックマトリクス(BM) 14 着色層 15 プラスチックコート 16 透明電極 17 液晶 18 素子ガラス基板 19 画素電極 21 TFT素子 22 ゲート電極 23 絶縁膜 24 アモーファスSi 25 ソース電極 26 パシペーション膜 20 破砕工程 30 粉砕工程 40 化学洗浄処理工程 50 粉砕・洗浄同時施行工程 60 破砕・粉砕同時施行工程 70 破砕・粉砕・洗浄同時施行工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 和久 埼玉県加須市川口4丁目1番地2 株式会 社電硝エンジニアリング内 (72)発明者 西田 秀來 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 澤口 武雄 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 東條 俊彦 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内
Claims (4)
- 【請求項1】 フラットパネルディスプレーのガラス表
面に付着したクロム等の化学剤からなる成膜材や液晶等
の化学剤を剥離処理して処理済ガラスを再資源として利
用できるようにする方法であって、ガラスからなるフラ
ットパネルディスプレーを破砕する工程と、サンドブラ
スト加工と同様の効果を出すとともに重ね合ったガラス
片を剥がす効果を出す為に、破砕されたガラス同士を研
削材と混ぜてタンクの中でぶつけ合わせ擦り合わせて細
粒状に粉砕する工程とからなる物理的処理工程と、粉砕
したガラスを各種洗浄剤に浸漬して化学洗浄処理する化
学的処理工程の組み合わせからなることを特徴とするガ
ラス表面の無害化処理方法 - 【請求項2】 前記ガラス表面の無害化処理方法は、粉
砕する工程と、化学的処理工程とを同時に行うことがで
きるガラス表面の無害化処理方法 - 【請求項3】 前記ガラス表面の無害化処理方法は、破
砕する工程と粉砕する工程を同時に行うことができるガ
ラス表面の無害化処理方法 - 【請求項4】 前記ガラス表面の無害化処理方法は、破
砕する工程と粉砕する工程とからなる物理的処理工程
と、化学的処理工程とを同時に行うことができるガラス
表面の無害化処理方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10013522A JPH11197641A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | ガラス表面の無害化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10013522A JPH11197641A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | ガラス表面の無害化処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11197641A true JPH11197641A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11835497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10013522A Pending JPH11197641A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | ガラス表面の無害化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11197641A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007032501A1 (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-22 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | 中間膜分離液及び中間膜分離方法 |
| JP2008093509A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Mitsubishi Materials Corp | 表示パネル廃棄物の処理方法 |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP10013522A patent/JPH11197641A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007032501A1 (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-22 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | 中間膜分離液及び中間膜分離方法 |
| US8118971B2 (en) | 2005-09-12 | 2012-02-21 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Interlayer film separation method |
| JP5308669B2 (ja) * | 2005-09-12 | 2013-10-09 | 日本板硝子株式会社 | 中間膜分離方法 |
| JP2008093509A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Mitsubishi Materials Corp | 表示パネル廃棄物の処理方法 |
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