JPH11197675A - 機能セラミックス水触媒装置及び機能セラミックス並びにそれらを利用した水処理システム及び触媒水使用方法 - Google Patents

機能セラミックス水触媒装置及び機能セラミックス並びにそれらを利用した水処理システム及び触媒水使用方法

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JPH11197675A
JPH11197675A JP10007213A JP721398A JPH11197675A JP H11197675 A JPH11197675 A JP H11197675A JP 10007213 A JP10007213 A JP 10007213A JP 721398 A JP721398 A JP 721398A JP H11197675 A JPH11197675 A JP H11197675A
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JP
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water
catalyst
tank
catalytic
functional
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JP10007213A
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Masami Shoji
政己 庄子
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Seisui Co Ltd
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Seisui Co Ltd
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な水触媒処理により排水処理における水
質改善の向上、業務用水の水質改善を図る。 【解決手段】 バインダーとして樹脂やガラスを使用
し、フェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コバルト、
チタン等の複数種類の金属酸化物を組み合わせ焼結して
なる複数の機能セラミックスの粒体2を混合して触媒タ
ンク1に収容し、触媒タンク1に下部の給水部5から原
水を導入して該原水を機能セラミックスの粒体2に通過
接触させることにより、触媒作用を利用した水処理を行
い触媒水を生成して上部の触媒水取り出し部7から取り
出し、触媒タンク1に底部の給気部6から洗浄用のエア
を導入して複数の機能セラミックスの粒体2を洗浄して
天井部の排気部8から排気する。この触媒水を業務用
水、処理排水の添加混合水として用い水質改善を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能セラミックス
の触媒作用を利用した機能セラミックス水触媒装置及び
機能セラミックス並びにそれらを利用した水処理システ
ム及び触媒水使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
排気や排水による大気、河川・湖沼・海の汚染が環境汚
染として大きな問題となっている。その中で、排水によ
る河川・湖沼・海の汚染を考えると、排水には様々な種
類があり、様々な規制が設けられている。例えば農業集
落排水では、農業集落排水事業実施要綱(昭和58年4
月4日農林水産事務次官)が策定されており、その趣旨
は次のようなものとされている。近年の農村社会におけ
る混住化の進展、生活様式の高度化、農業生産様式の変
貌等、農業及び農村を取り巻く状況の変化により、農業
用排水の汚濁が進行し、農作物の生育障害、土地改良施
設の維持管理費の増大、悪臭の発生等、農業生産環境及
び農村生活環境の両面に大きな問題を生じている。この
ため、農業用用排水の水質保全、農業用用排水施設の機
能維持又は農村生活環境の改善を図り、併せて公共用水
域の水質保全に寄与するため、農業集落におけるし尿、
生活雑排水等の汚水、汚泥又は雨水を処理する施設を整
備する、というものである。
【0003】排水には、このような農業集落排水の他
に、養豚等の畜産業の排水、一般家庭生活雑排水、食品
工場等の工場排水、ゴルフ場等のレジャー用排水その
他、一定の基準以上の水質に改善する必要のある排水は
身の回りに多岐にわたって存在している。しかも、これ
らの排水は、それぞれし尿や化学肥料、洗剤、家庭用油
等、処理対象となる成分が異なり、脱臭、油分解、滅菌
等、水質改善の目的、効果も様々である。
【0004】しかし、このように多様な排水に対して効
果的に水質改善するには、それぞれの目的に応じて規模
の大きな、複雑な排水処理施設が必要となり、排水処理
にかかるコストが高くなるという問題がある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するものであっ
て、簡便な水触媒処理により排水処理における水質改善
の向上、業務用水の水質改善を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、機
能セラミックスの触媒作用を利用した水処理を行い触媒
水を生成する機能セラミックス水触媒装置であって、バ
インダーとして樹脂やガラスを使用し、フェライト系に
少なくとも磁性体や鉄、コバルト、チタン等の複数種類
の金属酸化物を組み合わせたものを焼結してなる複数の
機能セラミックスの粒体と、該複数の機能セラミックス
の粒体を混合して収容する触媒タンクと、前記触媒タン
クに下部から原水を導入する給水部と、前記触媒タンク
の上部から前記触媒水を取り出す触媒水取り出し部と、
前記触媒タンクに底部から洗浄用のエアを導入する給気
部と、前記触媒タンクの天井部から洗浄用のエアを排気
する排気部とを備え、前記触媒タンクに原水を導入し該
原水を前記機能セラミックスの粒体に通過接触させるこ
とにより触媒作用を利用した水処理を行い触媒水を生成
し、洗浄用のエアを導入して前記複数の機能セラミック
スの粒体を洗浄するように構成したことを特徴とし、前
記機能セラミックスの粒体は、成分濃度の異なる複数種
の粒体を混合してカゴに収容し、前記触媒タンク内に複
数段にカゴを重ねて着脱交換可能に配置し、前記原水に
1〜3ppmの塩素を加えて前記触媒タンクに導入する
ことを特徴とするものである。
【0007】機能セラミックスの複数種の粒体は、フェ
ライト系に少なくとも磁性体、鉄、モリブデン、コバル
ト、チタン、マグネシウム、アルミニウム、カリウム、
ジルコニウム、珪素の金属酸化物を組み合わせたものを
焼結してなる第1の粒体、フェライト系に少なくとも磁
性体と鉄とマンガン、コバルト、チタン、マグネシウ
ム、アルミニウム、カリウム、ジルコニウム、珪素の金
属酸化物を組み合わせたものを焼結してなる第2の粒
体、少なくとも酸化アルミニウム、ジルコニア、珪藻
土、チタン酸バリウムの金属酸化物を組み合わせたもの
を焼結してなる第3の粒体であることを特徴とするもの
である。
【0008】機能セラミックス水触媒装置を利用した水
処理システムは、嫌気性濾床槽、好気性濾床槽、沈殿
槽、汚泥槽を備えた排水処理施設により各種排水に対す
る水質改善浄化の処理を行う水処理システムにおいて、
バインダーとして樹脂やガラスを使用し、フェライト系
に少なくとも磁性体や鉄、コバルト、チタン等の複数種
類の金属酸化物を組み合わせたものを焼結してなる複数
の機能セラミックスの粒体を混合して触媒タンクに収容
し、該触媒タンクに原水を導入し該原水を前記機能セラ
ミックスの粒体に通過接触させることにより触媒作用を
利用した水処理を行い触媒水を生成する水触媒装置と、
該水触媒装置により生成された触媒水を前記各種排水に
混合する混合手段と、前記水触媒装置の前記原水として
前記排水処理施設から放出される処理済排水から一部抽
出する抽出手段とを備え、前記排水処理施設から放出さ
れる処理済排水の一部を前記水触媒装置に原水として循
環させ、生成した触媒水を各種排水に混合して排水処理
を行うように構成したことを特徴とするものである。
【0009】触媒水使用方法は、使用済排水に水質改善
浄化の処理を行って放流する排水処理施設を備えたサー
ビス業、加工業、製造業その他の水を使用する水使用施
設に対し、バインダーとして樹脂やガラスを使用し、フ
ェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コバルト、チタン
等の複数種類の金属酸化物を組み合わせたものを焼結し
てなる複数の機能セラミックスの粒体を混合して触媒タ
ンクに収容した水触媒装置に前記原水を導入し、該原水
を前記機能セラミックスの粒体に通過接触させることに
より触媒作用を利用した水処理を行い生成される触媒水
を前記使用する水として供給することを特徴とし、触媒
水を排煙や排気と接触させることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る機能セラミ
ックス水触媒装置の実施の形態を示す図であり、1は触
媒タンク、2は機能セラミックスの粒体、3はカゴ、4
は係止片、5は給水部、6は給気部、7は触媒水取り出
し部、8は排気部、11〜14はバルブを示す。
【0011】図1において、触媒タンク1は、複数の機
能セラミックスの粒体2に原水を通し機能セラミックス
の触媒作用を利用した水処理を行い触媒水を生成するも
のである。機能セラミックスの粒体2は、バインダーと
して樹脂やガラスを使用し、フェライト系に少なくとも
磁性体や鉄、コバルト、チタン等の複数種類の金属酸化
物を組み合わせたものを焼結してなるものであり、第1
の粒体、第2の粒体、第3の粒体をカゴ3に混合して収
容し、これを数段(3段)に重ねて着脱交換可能に配置
する。係止片4は、混合した複数の機能セラミックスの
粒体2を収容したそれぞれのカゴ2を着脱自在、交換可
能に係止するものである。
【0012】給水部5は、触媒タンク1の下部に設けら
れて、機能セラミックスの粒体2を収容した複数段のカ
ゴ2の下方から原水を導入し、触媒水取り出し部7は、
触媒タンク1の上部に設けられて、カゴ2の上方から機
能セラミックスの粒体2を通した触媒水を取り出すもの
であり、給水部5から導入された原水をカゴ2に収容さ
れた機能セラミックスの粒体2に通過接触させることに
より、触媒作用を利用した水処理を行い触媒水を生成し
て触媒水取り出し部7から取り出される。給気部6は、
触媒タンク1の底部に設けられて、機能セラミックスの
粒体2の洗浄用のエアを供給し、排気部8は、触媒タン
ク1の天井部に設けられて、洗浄用のエアを排気するも
のである。バルブ11〜14は、給水部5、給気部6、
触媒水取り出し部7、排気部8の流れを制御するもので
ある。
【0013】上記構成の水触媒装置では、バルブ11を
通して給水部5から原水を触媒タンク1に導入すること
により、原水が触媒タンク1の中に多段配置した機能セ
ラミックスの粒体2を通過接触して触媒水が生成され触
媒水取り出し部7からバルブ13を通して取り出される
と同時に、バルブ12を通して給気部6から洗浄用のエ
アを触媒タンク1に導入することにより、気泡となって
機能セラミックスの粒体2の間を昇って揺動、相互接触
させ、機能セラミックスの粒体2に付着した汚れを除去
し洗浄を行う。触媒水取り出し部7から取り出される触
媒水は、農業集落排水処理場や畜産業界の処理場、飼育
場、食肉センター、コンポスト工場等の水として、ある
いは添加混合して使用し、また、排水に添加混合して使
用することにより、触媒効果による反応で後述するよう
な脱臭、殺菌、脱窒素、脱リン、水質改善、汚泥軽減、
曝気省エネ等の各種効果を高めることができる。
【0014】機能セラミックスの粒体2は、成分濃度の
異なる複数種の粒体を混合したものであり、第1の粒体
は、フェライト系に少なくとも磁性体、鉄、モリブデ
ン、コバルト、チタン、マグネシウム、アルミニウム、
カリウム、ジルコニウム、珪素の金属酸化物を組み合わ
せたものを焼結してなり、第2の粒体は、フェライト系
に少なくとも磁性体と鉄とマンガン、コバルト、チタ
ン、マグネシウム、アルミニウム、カリウム、ジルコニ
ウム、珪素の金属酸化物を組み合わせたものを焼結して
なり、第3の粒体は、少なくとも酸化アルミニウム、ジ
ルコニア、珪藻土、チタン酸バリウムの金属酸化物を組
み合わせたものを焼結してなる。
【0015】これらの粒体は、成分濃度を制御し、原子
パーセントを変えることにより、イオンの反応の効率を
良くすることができ、第1の粒体では、特に殺菌、脱臭
作用に顕著な効果を有し、第2の粒体では、油分解、殺
菌作用に顕著な効果を有し、第3の粒体では、油分解作
用に顕著な効果を有することが確認された。また、第1
の粒体と第2の粒体とを混合させると、第1の粒体と第
2の粒体とは、成分濃度が違うためお互いに反応しあ
い、イオンの発生の効率がよくなり、さらに、第3の粒
体を少量追加することにより、油分解がより進むことも
実証されている。しかも、第3の粒体は、凝結作用が強
く、分子をフロック状に形成し、油分を親水、親油性に
する作用がある。そのため、汚泥の沈降速度が早くなる
効果も、排水処理場で多数確認されている。つまり、有
機分解する働きがよくなるので、水質の改善に寄与し、
油の酸化臭を除去して脱臭効果をさらによくすることに
つながっている。このことは、長年の機能セラミックス
の研究にわたる経験と繰り返し試験によるものであり、
この経験値により、脱臭、水質改善等に応用して各粒体
の比率基準が決定される。
【0016】したがって、成分濃度を制御し、さらに第
1〜第3の粒体の混合比率を変えることにより、処理目
的に応じた効果を高めることができる。例えば養豚等の
畜産業の排水や農業集落排水、一般家庭生活雑排水に対
しては、アンモニアや硫化水素、チッソ、リン等が多
く、脱臭の効果が特に要求される。また、食品工場の排
水や食堂、レストランの排水を含む工場排水に対して
は、油、チッソ、リン等が多く、油分解の効果が特に要
求される。
【0017】なお、給水部5から触媒タンク1に導入す
る原水は、塩素を1〜3ppm程度を添加混合したもの
である。したがって、既に1〜3ppm程度の塩素が添
加混合された水道水の場合には、そのまま原水として使
用することができる。この原水を機能セラミックスに通
過接触させると、触媒反応より後述するように顕著な脱
臭効果が得られる。
【0018】図2は本発明に係る機能セラミックス水触
媒装置を利用した水処理システムの実施の形態を示す図
であり、21は触媒タンク、22は排水処理施設、23
は塩素混合部、24は触媒水混合部、25は処理済排水
抽出部を示す。
【0019】図2において、触媒タンク21は、図1で
既に説明したものであり、バインダーとして樹脂やガラ
スを使用し、フェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コ
バルト、チタン等の複数種類の金属酸化物を組み合わせ
たものを焼結してなる複数の機能セラミックスの粒体を
混合して収容して、触媒タンクに原水を導入し該原水を
機能セラミックスの粒体に通過接触させることにより触
媒水を生成するものである。排水処理施設22は、養豚
等の畜産業の排水、農業集落排水、一般家庭生活雑排
水、ゴルフ場等のレジャー用排水その他の未処理排水を
導入し、所定の基準を満たす水質になるように水質改善
浄化の処理をする施設であり、例えば嫌気性濾床槽や好
気性濾床槽、沈殿槽、汚泥濃縮貯留槽、消毒槽等を有す
る。なお、嫌気性濾床槽や汚泥濃縮貯留槽には、触媒タ
ンク21或いは別の触媒タンクで生成された触媒水を加
えてもよい。このことにより、さらに排水処理施設によ
る処理効果を高めることができるからである。塩素混合
部23は、触媒タンク21に導入する原水に塩素を添加
混合するものであり、触媒水混合部24は、未処理排水
に触媒タンク21により生成した触媒水を添加混合する
ものである。処理済排水抽出部25は、排水処理施設2
2で所定の基準を満たす水質になるように処理された処
理済排水から触媒タンク21に導入する原水として、例
えば20%程度を抽出するものであり、これに塩素混合
部23で塩素を添加混合し触媒タンク21に導入してい
る。このように処理済排水を一部抽出して還流させて触
媒水を生成することにより、無駄な水の使用をなくし排
水を有効に活用することができる。なお、通常、排水処
理施設32には、後述するように消毒槽を有するので、
この消毒槽で塩素が添加混合される場合には、塩素混合
部23が省略される。
【0020】図3は本発明に係る触媒水使用方法の実施
の形態を示す図であり、31は触媒タンク、32は水使
用施設、33は排水処理施設を示す。
【0021】図3において、触媒タンク31は、図1で
既に説明したものであり、バインダーとして樹脂やガラ
スを使用し、フェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コ
バルト、チタン等の複数種類の金属酸化物を組み合わせ
たものを焼結してなる複数の機能セラミックスの粒体を
混合して収容し、触媒タンクに原水を導入し該原水を機
能セラミックスの粒体に通過接触させることにより触媒
水を生成するものである。水使用施設32は、触媒タン
ク31で生成された触媒水を利用する、例えば食品工場
等である。排水処理施設33は、水使用施設32から放
出される排水が所定の基準を満たす水質になるように処
理する施設であり、例えば嫌気性濾床槽や好気性濾床
槽、沈殿槽、汚泥濃縮貯留槽、消毒槽等を有する。な
お、嫌気性濾床槽や汚泥濃縮貯留槽には、触媒タンク3
1或いは別の触媒タンクで生成された触媒水を加えても
よい。このことにより、さらに排水処理施設による処理
効果を高めることができるからである。
【0022】図4は排水処理施設の構成例を示す図であ
り、41は流量調整槽、42は原水槽、43は嫌気性濾
床槽、44は好気性濾床槽、45は沈殿槽、46は汚泥
濃縮貯留槽、47は消毒槽・放流槽を示す。
【0023】図4において、流量調整槽41は、例えば
触媒水を含む図2に示す水使用施設22からの放流水や
触媒水を混合した図3に示す各種放流水を未処理排水の
原水とし、その流量を調整するものであり、原水槽42
は、流量調整槽41を通して原水を貯留するものであ
る。嫌気性濾床槽43は、嫌気性微生物による嫌気性処
理を行い、好気性濾床槽・曝気槽44は、好気性微生物
による好気性処理及び曝気処理を行って、有機物を酸化
させて炭化固形物にし、さらに粉末にするものである。
沈殿槽45は、嫌気性濾床槽43及び好気性濾床槽・曝
気槽44により処理済の水に残留している汚泥を沈殿さ
せ、汚泥濃縮貯留槽46は、嫌気性濾床槽43、好気性
濾床槽・曝気槽44、沈殿槽45からの汚泥を濃縮して
貯留し、さらに必要に応じて汚泥貯留槽に移して搬出す
る。ここで、触媒水を原水だけでなく、嫌気性濾床槽4
3、汚泥濃縮貯留槽46にも必要に応じて適宜加えても
よい。このことにより、アンモニアの分解を促進してさ
らに有機物の酸化、脱臭、殺菌等の効果を高めることが
できる。また、汚泥濃縮貯留槽46から排出される余剰
水は、水質が十分改善されていないので、嫌気性濾床槽
43に戻される。消毒槽・放流槽47は、沈殿槽45で
汚泥を沈殿させた上澄みの水に塩素を加えて消毒して貯
留し処理済排水として放流するものである。
【0024】排水処理施設は、例えば上記のように構成
されたものであり、従来より採用されている各種処理施
設、例えば先に説明した農業集落排水事業要綱に対応し
て社団法人日本農業集落排水協会(JARUS)でJA
RUS型処理施設を開発しているが、これらの処理施設
も採用することができる。因みに、JARUS型処理施
設を見ても、処理対象人口等に応じ、沈殿分離と接触曝
気を組み合わせた方式のS型、1型、窒素除去を考慮し
て、嫌気性濾床と接触曝気を組み合わせた方式の2型、
流量調整槽を前置し、嫌気性濾床と接触曝気を組み合わ
せた方式の3型、窒素除去を考慮して、窒素除去を考慮
して、嫌気性濾床と接触曝気を組み合わせた方式の4
型、嫌気性濾床と接触曝気を組み合わせた方式の5型、
回分式活性汚泥方式の6型、窒素除去を考慮した回分式
活性汚泥方式の7型、7・G型、連続流入間欠曝気方式
の8型、9型のように各種型式のものがある。
【0025】排水処理施設によっては、嫌気性濾床槽4
3がない場合や、好気性濾床槽・曝気槽44がない場
合、沈殿槽45がない場合があるが、それぞれの構成に
応じて嫌気性濾床槽43がある場合には、先に述べたよ
うに嫌気性濾床槽43にも触媒水を加えることにより、
より水質の改善効果を高めることができる。つまり、本
発明は、排水処理施設の構成が特別に限定されるもので
はなく、様々な構成、タイプの排水処理施設に適用で
き、要するにその際に触媒水を加えることにより、より
その処理効果を高めることができるというものである。
【0026】これらの原水に図2や図3に示すように本
発明に係る機能セラミックス水触媒装置により生成され
た触媒水を使用することにより、次亜塩素酸ソーダNa
ClOが水H2 Oと接触したとき苛性ソーダNaOHに
化学変化してpHをアルカリ性にするので、そのための
影響で微好気性の微生物が発生し、エアレーション曝気
がほとんど必要なくなる。したがって、通常の1/4の
曝気で微生物の活動が活発になり、汚泥が軽減されるの
で、大きな省エネ効果が得られる。しかも、好気性濾床
槽・曝気槽44による処理では、酵素(溶酸酵素=D
O)が存在するところに好んで生息する微生物を利用す
ることにより、有機物が酸化して炭化物になるので、有
機物が炭化固形物になりさらに粉末化して汚泥濃縮貯留
槽から搬出される汚泥の量を少なくすることができる。
さらに、脱臭、殺菌、油分解等、水質改善浄化の効果も
あげることができる。
【0027】次に、塩素を1〜3ppm程度を加えた原
水を機能セラミックスに通過接触させた触媒水による作
用、効果について説明する。まず、触媒水は、
【0028】
【化1】Cl2 +H2 O → HCl+HClO のように反応し、残留遊離塩素を加水分解し、塩酸(H
Cl)と次亜塩素酸(HClO)を生成する。そのた
め、生物の腐敗臭や排泄臭のうち、例えば公衆便所の不
快臭は、スカトール(3メチルインドール)が主な成分
であるが、−NH−の官能基を有するため、弱い塩基性
を示し
【0029】
【化2】 2C9 9 N+HCl → 2C9 9 N・HCl のように塩酸と反応してスカトール塩酸塩を生成する。
このアミンの塩は、無臭で可溶性となる。また、排泄臭
の成分であるアンモニアは、次亜塩素酸と
【0030】
【化3】2NH4 + +3HClO→N2 +3H2 O+5
+ +3Cl- のように反応しアンモニアは分解され無臭化される。こ
れらは、触媒タンクにおいて塩素が加えられた水を機能
セラミックスに通過接触させるため、触媒作用により2
分子塩素(Cl2 )が容易に加水分解され、先の〔化
1〕に示したように塩酸と次亜塩素酸を生成するからで
ある。
【0031】また、
【0032】
【化4】 Cl2 +H2 O → HClO+H+ +Cl- HClO ←→ H+ +ClO の反応により、水中にアンモニア又はアミンが存在する
と、塩素と結合してクロレラミン(NHCl)を生
じる。アンモニア含有水に塩素を注入すると、残留塩素
(Clになっていない遊離性の塩素)は次第に増加する
が、ある点で急に減少し始めて極小点に達し次いでまた
急に増えだす。この点を不連続点といい、アンモニアな
どの還元物質のなくなった点であり、ここまでに添加さ
れた塩素量を塩素要求量という。排水中に存在する遊離
塩素は、Cl2 、HClO、ClOの3者の合計、有効
遊離塩素は、HClOとClOの合計であり、結合残留
塩素水中に窒素化合物として、アンモニア、アミン等と
結合している塩素が存在する。次亜塩素酸は、4HCl
O → 4HCl+4Oの反応により殺菌・脱臭・シア
ン酸化を行う。
【0033】例えば長く使用された水道管の内部に沈着
した赤コブや赤錆といわれる化合物の成分は、主として
水酸化鉄Fe(OH)3 で、他に炭酸カルシウムCaC
3、炭酸マグネシウムMgCO3 、酸化鉄Fe
2 3 、Fe3 4 等で構成されている。本発明に係る
機能セラミックス水触媒装置では、触媒水の中に、先に
述べたように二分子塩素Cl2 が少なくなり、塩酸HC
lと次亜塩素酸HClOが生成されるので、
【0034】
【化5】 Fe(OH)3 +3HCl → FeCl3 +3H2 O CaCO3 +2HCl → CaCl2 +H2 CO3 のように反応し、Fe(OH)3 は可溶性のFeCl3
に、そして、CaCO3は可溶性のCaCl2 に変化
し、赤コブを溶解する。
【0035】微生物による排水処理では、酵素(溶酸酵
素=DO)が存在するところに好んで生息する好気性微
生物を利用することにより、
【0036】
【化6】(好気性酸化) 有機物(Cx y z )+O2 +好気性微生物→ CO
2 +H2 O+微生物の活動エネルギー (微生物体の増殖) 有機物(Cx y z )+N化合物+O2 +好気性微生
物→ CO2 +H2 O+エネルギー(吸熱反応) のように反応し有機物が酸化分解して、微生物の活動エ
ネルギーと生物体の増殖に使われる。そのため、有機物
が酸化して炭化物になるので、有機物が炭化固形物にな
り、さらに粉末化して汚泥濃縮貯留槽から搬出される汚
泥の量を少なくすることができる。
【0037】次に、具体的な実施例を説明する。第5図
は処理施設における本発明に係る水触媒装置の触媒水の
使用前と使用後の硫化水素濃度の比較例を示す図、図6
は処理施設における本発明に係る水触媒装置の触媒水の
使用前と使用後のメタンガス濃度の比較例を示す図であ
る。機能セラミックスの粒体として、第1の粒体は、2
5φの球で、フェライト系に磁性体、鉄、モリブデン、
コバルト、チタン、マグネシウム、アルミニウム、カリ
ウム、ジルコニウム、珪素を含む18種類の金属酸化物
を組み合わせ、第2の粒体は、15φの球で、フェライ
ト系に磁性体と鉄とマンガン、コバルト、チタン、マグ
ネシウム、アルミニウム、カリウム、ジルコニウム、珪
素を含む18種類の金属酸化物を組み合わせ、第3の粒
体は、15φの球で、酸化アルミニウム、ジルコニア、
珪藻土、チタン酸バリウムを含む金属酸化物を組み合わ
せ焼結して、25kgの重量の内訳として、第1及び第
2の粒体と第3の粒体との比率を95対5、第1の粒体
と第2の粒体との比率を7対3とした。つまり、第1の
粒体を約16.525kg、第2の粒体を7.125k
g、第3の粒体を1.250kgとした。
【0038】この機能セラミックスの粒体に1ppmの
塩素を添加混合した原水を通過接触させることにより触
媒作用を利用した水処理を行い触媒水を生成し、この触
媒水を農業集落排水、一般家庭生活雑排水の排水処理場
に使用したときの硫化水素濃度を示したのが図5〜
の▲、食品加工水処理場に使用したときの硫化水素濃度
を示したのが図5の以降の▲である。これに対して触
媒水を使用する前の硫化水素濃度が図5のそれぞれ●で
ある。農業集落排水、一般家庭生活雑排水の排水処理場
に触媒水を使用したときのメタンガス濃度、触媒水を使
用する前のメタンガス濃度を示したのが図6である。機
能セラミックスの粒体が1kgに対する1時間当たりの
触媒水の量は、0.041〜0.043m3 /hであっ
た。
【0039】これらの試験の結果を通して、硫化水素、
メタンガスがほとんど発生しなくなり、農業集落排水、
一般家庭生活雑排水の排水処理では、1週間〜10日間
で臭気がほとんど感じられない程度に軽減し、また、曝
気後における活性汚泥の沈降速度が短縮され、従来の汚
泥発生量より1/3以上に軽減される等の効果が認めら
れた。また、工業用水分野では、食品工場で使用する水
を触媒水に切り換えたことにより、これまでの排水処理
施設での機能が向上し、放出される水質が格段に改善さ
れ、さらに汚泥残さやスラッジが極端に軽減された。
【0040】また、レジャー用水分野では、ゴルフ場の
貯水池(噴水池)に対して触媒水を使用することによ
り、青藻がなくなり水が透明になった。散水に使用する
ことにより、芝枯れやもん枯れ等の病気、害虫が少なく
なり無農薬化を図ることができた。
【0041】これまでの検査データでは、pHが6.2
→7.5、BOD濃度が160→8.3mg/l、懸濁
物質が150→17mg/l、全窒素が19→3.2m
g/lの結果や、pHが7.1→7.6、BOD濃度が
36→7.0mg/l、懸濁物質が140→27mg/
l、全窒素が17→11mg/lの結果等が得られてい
る。
【0042】また、本発明に係る機能セラミックス水触
媒装置により生成された触媒水を用いると、数時間後に
端末蛇口からでる水の塩素臭がなくなり、パイプ内の赤
コブは4ケ月後にほとんど除去される。したがって、下
水道に放流すると、排水処理施設や下水管の異臭がなく
なる。このことは、エマルジョン作用の向上と、遊離残
留塩素が赤コブに消費されることがなくなり、その分下
水道に多く遊離残留塩素が流れるために殺菌効果が上が
ることによるものと考えられる。
【0043】先に示した〔化4〕の反応により生成され
るClO- は、ガスとして存在する二分子塩素Cl2
次亜塩素酸HClOに比し、活性であるため殺菌能力は
高い。実際に、サウナに併設された循環風呂(1日20
00人利用)で1dl、4000,000個の一般細菌
と16個の大腸菌が検出されていたが、本発明に係る機
能セラミックス水触媒装置により生成された触媒水を使
用後10日目の水質検査では、一般細菌が3,500個
に、大腸菌が0に減少し、さらに1ケ月後には一般細菌
と大腸菌がともに0となり著しい効果を示した。
【0044】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、機能セラミックスの触媒水を利用し
た水処理システム及び方法を説明したが、触媒水を排気
筒や排煙筒、空気清浄器の空気導入部に霧化して供給し
たり、排気筒や排煙筒、空気清浄器の空気導入部を触媒
水の中に導入し排気や排煙、給気を気泡にして通すこと
により、排気や排煙、給気の浄化に利用するように構成
してもよい。
【0045】その他、例えば畜産の入荷の際のボデー洗
浄、トラックの洗浄、脱臭、場内の消毒、汚物の洗浄排
出クリーンルーム化等に触媒水を使用することにより、
これらの排水の水質改善浄化の効果を高めることができ
る。また、本発明に係る触媒水は、グリストラップ(油
水分離槽)のnヘキサン改善、水道間の赤サビ赤水防
止、クーリングタワーのシリカ解消、水質改善、コンデ
ンサ冷却効果のアップ、省エネ、ボイラーの清管剤、脱
酸剤の低減、クリーンルーム化(床のヌメリ、まな板、
搬送機、洗浄殺菌等を目的として利用することができ、
アルカリ水、溶解しにくく固い、塩素臭のない製氷水、
三枚下ろし身裂きしない、ドリップ現象なしの解凍水と
して利用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、バインダーとして樹脂やガラスを使用し、フ
ェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コバルト、チタン
等の複数種類の金属酸化物を組み合わせたものを焼結し
てなる複数の機能セラミックスの粒体に塩素を加えた原
水を通過接触させて、触媒作用により残留遊離塩素を加
水分解し、塩酸と次亜塩素酸を生成し、高い脱臭、殺
菌、油分解等の効果を向上させることができ、簡単な構
成、システムで水浄化処理の効率を向上させることがで
きる。しかも、触媒水は、そのまま水として業務用とし
た使用した後に排水処理施設に放流することにより、通
常の水道水等を使用水とした場合に比べて処理効果を高
めることができ、また、排水処理施設で処理する各種雑
排水に加えることにより、触媒水を加えない場合に比べ
て処理効果を高めることができる。したがって、排水処
理施設を省力化することも可能となり、通常使用する水
道水等から触媒タンクを通して触媒水を生成し、水質改
善した使用水として広汎な様々な用途に利用することが
でき、これらの利用による水質向上、排水処理での水質
向上の効果は顕著である。
【0047】本発明に係る触媒水の使用によれば、水処
理の分野では、赤コブ、赤水の除去、脱塩素臭(スイミ
ングプール)、殺菌作用の向上(大衆浴場、スイミング
プール、ゴルフ場のグリーン)、防蝕に顕著な効果があ
り、空気を媒体とした分野では、爽やかな空調(フィッ
トネスクラブ、サウナ、ホテルルーム、コンピュータル
ーム)、クリーンルームの除塵効果の向上、無菌室(手
術室、治療室、食品加工室)、冷凍庫の除霜と冷凍効率
の向上等に顕著な効果があることが確認されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る機能セラミックス水触媒装置の
実施の形態を示す図である。
【図2】 本発明に係る機能セラミックス水触媒装置を
利用した水処理システムの実施の形態を示す図である。
【図3】 本発明に係る触媒水使用方法の実施の形態を
示す図である。
【図4】 排水処理施設の構成例を示す図である。
【図5】 処理施設における本発明に係る水触媒装置の
触媒水の使用前と使用後の硫化水素濃度の比較例を示す
図である。
【図6】 処理施設における本発明に係る水触媒装置の
触媒水の使用前と使用後のメタンガス濃度の比較例を示
す図である。
【符号の説明】
1…触媒タンク、2…機能セラミックスの粒体、3…カ
ゴ、4…係止片、5…給水部、6…給気部、7…触媒水
取り出し部、8…排気部、11〜14…バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/00 C02F 1/50 531P 1/50 510 550D 531 1/72 Z 550 3/30 B 1/72 B01D 53/34 C 3/30

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能セラミックスの触媒作用を利用した
    水処理を行い触媒水を生成する機能セラミックス水触媒
    装置であって、バインダーとして樹脂やガラスを使用
    し、フェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コバルト、
    チタン等の複数種類の金属酸化物を組み合わせたものを
    焼結してなる複数の機能セラミックスの粒体と、該複数
    の機能セラミックスの粒体を混合して収容する触媒タン
    クと、前記触媒タンクに下部から原水を導入する給水部
    と、前記触媒タンクの上部から前記触媒水を取り出す触
    媒水取り出し部と、前記触媒タンクに底部から洗浄用の
    エアを導入する給気部と、前記触媒タンクの天井部から
    洗浄用のエアを排気する排気部とを備え、前記触媒タン
    クに原水を導入し該原水を前記機能セラミックスの粒体
    に通過接触させることにより触媒作用を利用した水処理
    を行い触媒水を生成し、洗浄用のエアを導入して前記複
    数の機能セラミックスの粒体を洗浄するように構成した
    ことを特徴とする機能セラミックス水触媒装置。
  2. 【請求項2】 前記機能セラミックスの粒体は、成分濃
    度の異なる複数種の粒体を混合してカゴに収容し、前記
    触媒タンク内に複数段にカゴを重ねて着脱交換可能に配
    置し、前記原水に1〜3ppmの塩素を加えて前記触媒
    タンクに導入することを特徴とする請求項1記載の機能
    セラミックス水触媒装置。
  3. 【請求項3】 機能セラミックスの触媒作用を利用した
    水処理を行い触媒水を生成する機能セラミックス水触媒
    装置であって、バインダーとして樹脂やガラスを使用
    し、フェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コバルト、
    チタン等の複数種類の金属酸化物を組み合わせたものを
    焼結してなる複数の機能セラミックスの粒体を混合して
    収容する触媒タンクと、前記触媒タンクに下部から原水
    を導入する給水部と、前記触媒タンクの上部から前記触
    媒水を取り出す触媒水取り出し部とを備え、前記触媒タ
    ンクに原水を導入し該原水を前記機能セラミックスの粒
    体に通過接触させることにより触媒作用を利用した水処
    理を行い触媒水を生成するように構成したことを特徴と
    する機能セラミックス水触媒装置。
  4. 【請求項4】 前記触媒タンクは、底部に洗浄用のエア
    を導入する給気部を有し、天井部に洗浄用のエアを排気
    する排気部を有し、前記触媒タンクに洗浄用のエアを導
    入して前記複数の機能セラミックスの粒体を洗浄するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項3記載の機能セラ
    ミックス水触媒装置。
  5. 【請求項5】 前記触媒タンクは、前記機能セラミック
    スの粒体を収容したカゴを複数段に配置し、該カゴを着
    脱自在に係止し交換可能に構成したことを特徴とする機
    能セラミックス水触媒装置。
  6. 【請求項6】 原水を通過接触させることにより触媒作
    用を利用した水処理を行い触媒水を生成する機能セラミ
    ックスの粒体であって、バインダーとして樹脂やガラス
    を使用し、フェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コバ
    ルト、チタン等の複数種類の金属酸化物を組み合わせた
    ものを焼結してなる複数種の粒体であることを特徴とす
    る機能セラミックスの粒体。
  7. 【請求項7】 前記複数種の粒体は、フェライト系に少
    なくとも磁性体、鉄、モリブデン、コバルト、チタン、
    マグネシウム、アルミニウム、カリウム、ジルコニウ
    ム、珪素の金属酸化物を組み合わせたものを焼結してな
    る第1の粒体、フェライト系に少なくとも磁性体と鉄と
    マンガン、コバルト、チタン、マグネシウム、アルミニ
    ウム、カリウム、ジルコニウム、珪素の金属酸化物を組
    み合わせたものを焼結してなる第2の粒体、少なくとも
    酸化アルミニウム、ジルコニア、珪藻土、チタン酸バリ
    ウムの金属酸化物を組み合わせたものを焼結してなる第
    3の粒体であることを特徴とする請求項6記載の機能セ
    ラミックスの粒体。
  8. 【請求項8】 嫌気性濾床槽、好気性濾床槽、沈殿槽、
    汚泥槽を備えた排水処理施設により各種排水に対する水
    質改善浄化の処理を行う水処理システムにおいて、バイ
    ンダーとして樹脂やガラスを使用し、フェライト系に少
    なくとも磁性体や鉄、コバルト、チタン等の複数種類の
    金属酸化物を組み合わせたものを焼結してなる複数の機
    能セラミックスの粒体を混合して触媒タンクに収容し、
    該触媒タンクに原水を導入し該原水を前記機能セラミッ
    クスの粒体に通過接触させることにより触媒作用を利用
    した水処理を行い触媒水を生成する水触媒装置と、該水
    触媒装置により生成された触媒水を前記各種排水に混合
    する混合手段と、前記水触媒装置の前記原水として前記
    排水処理施設から放出される処理済排水から一部抽出す
    る抽出手段とを備え、前記排水処理施設から放出される
    処理済排水の一部を前記水触媒装置に原水として循環さ
    せ、生成した触媒水を各種排水に混合して排水処理を行
    うように構成したことを特徴とする機能セラミックス水
    触媒装置を利用した水処理システム。
  9. 【請求項9】 前記原水は、1〜3ppmの塩素を加え
    たものであることを特徴とする請求項8記載の機能セラ
    ミックス水触媒装置を利用した水処理システム。
  10. 【請求項10】 前記塩素は、前記排水処理施設の消毒
    槽で加えるようにしたことを特徴とする請求項8記載の
    機能セラミックス水触媒装置を利用した水処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 使用済排水に水質改善浄化の処理を行
    って放流する排水処理施設を備えたサービス業、加工
    業、製造業その他の水を使用する水使用施設に対し、バ
    インダーとして樹脂やガラスを使用し、フェライト系に
    少なくとも磁性体や鉄、コバルト、チタン等の複数種類
    の金属酸化物を組み合わせたものを焼結してなる複数の
    機能セラミックスの粒体を混合して触媒タンクに収容し
    た水触媒装置に前記原水を導入し、該原水を前記機能セ
    ラミックスの粒体に通過接触させることにより触媒作用
    を利用した水処理を行い生成される触媒水を前記使用す
    る水として供給することを特徴とする触媒水使用方法。
  12. 【請求項12】 前記原水は、1〜3ppmの塩素を加
    えた水であることを特徴とする請求項11記載の触媒水
    使用方法。
  13. 【請求項13】 バインダーとして樹脂やガラスを使用
    し、フェライト系に少なくとも磁性体や鉄、コバルト、
    チタン等の複数種類の金属酸化物を組み合わせたものを
    焼結してなる複数の機能セラミックスの粒体を混合して
    触媒タンクに収容した水触媒装置に前記原水を導入し、
    該原水を前記機能セラミックスの粒体に通過接触させる
    ことにより触媒作用を利用した水処理を行い生成される
    触媒水を排煙や排気と接触させることを特徴とする触媒
    水使用方法。
  14. 【請求項14】 前記触媒水を霧化して排煙や排気と接
    触させることを特徴とする請求項13記載の触媒水使用
    方法。
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