JPH11197705A - 熱間帯板圧延設備及び圧延方法 - Google Patents
熱間帯板圧延設備及び圧延方法Info
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- JPH11197705A JPH11197705A JP724198A JP724198A JPH11197705A JP H11197705 A JPH11197705 A JP H11197705A JP 724198 A JP724198 A JP 724198A JP 724198 A JP724198 A JP 724198A JP H11197705 A JPH11197705 A JP H11197705A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、スラブ材から帯板を製造する
設備を簡略化し、且つその設備スペースを小さくするこ
とにある。 【解決手段】スラブ材を粗圧延する粗圧延設備と、粗圧
延された該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延
設備とを備えた熱間帯板圧延設備であって、該粗圧延設
備と該仕上圧延設備との間で該スラブ材が両者に跨って
圧延されるように、該粗圧延設備と該仕上圧延設備とを
配置して低速圧延を行う。また、該粗圧延設備と該仕上
圧延設備との近接配置又はタンデム配置を行う。 【効果】スラブ材から帯板を製造する粗圧延設備の駆動
機構の容量を小さくし、且つ粗圧延設備の設置スペー
ス,粗圧延設備と仕上圧延設備との間隔の短縮を可能と
して全体設備の設置スペースを小さくすることができ
る。
設備を簡略化し、且つその設備スペースを小さくするこ
とにある。 【解決手段】スラブ材を粗圧延する粗圧延設備と、粗圧
延された該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延
設備とを備えた熱間帯板圧延設備であって、該粗圧延設
備と該仕上圧延設備との間で該スラブ材が両者に跨って
圧延されるように、該粗圧延設備と該仕上圧延設備とを
配置して低速圧延を行う。また、該粗圧延設備と該仕上
圧延設備との近接配置又はタンデム配置を行う。 【効果】スラブ材から帯板を製造する粗圧延設備の駆動
機構の容量を小さくし、且つ粗圧延設備の設置スペー
ス,粗圧延設備と仕上圧延設備との間隔の短縮を可能と
して全体設備の設置スペースを小さくすることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間で帯板を製造
する熱間帯板圧延設備及びその圧延方法に関し、特に、
熱間の粗圧延設備及び仕上圧延設備に関する。
する熱間帯板圧延設備及びその圧延方法に関し、特に、
熱間の粗圧延設備及び仕上圧延設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱間でスラブ材を、粗圧延及
び仕上圧延して帯板を製造する熱間帯板圧延設備の例と
して、各種のものが開示されている。
び仕上圧延して帯板を製造する熱間帯板圧延設備の例と
して、各種のものが開示されている。
【0003】特開平6−320202 号の技術では、数台の粗
圧延機からなる粗圧延設備によってスラブ材を減厚圧延
して帯板素材とし、その後、帯板素材を一旦巻取ってコ
イル状にしている。そして、巻戻し位置で巻取られたコ
イル状の帯板素材を巻戻して、数台の仕上圧延機からな
る仕上圧延設備によって仕上圧延を行い、帯板を製造し
ている。また、この技術は、仕上圧延設備の作業ロール
径やロール駆動等を特定して、強圧下圧延及び低速圧延
を行うものである。
圧延機からなる粗圧延設備によってスラブ材を減厚圧延
して帯板素材とし、その後、帯板素材を一旦巻取ってコ
イル状にしている。そして、巻戻し位置で巻取られたコ
イル状の帯板素材を巻戻して、数台の仕上圧延機からな
る仕上圧延設備によって仕上圧延を行い、帯板を製造し
ている。また、この技術は、仕上圧延設備の作業ロール
径やロール駆動等を特定して、強圧下圧延及び低速圧延
を行うものである。
【0004】特開平5−161902 号の技術は、数台の粗圧
延機からなる粗圧延設備によってスラブ材を減厚圧延し
て帯板素材とし、その後、先行する帯板素材の後端部と
後行する帯板素材の先端部とを接合している。そして、
接合後の長い帯板素材を、数台の仕上圧延機からなる仕
上圧延設備によって仕上圧延を行い、帯板を製造してい
る。
延機からなる粗圧延設備によってスラブ材を減厚圧延し
て帯板素材とし、その後、先行する帯板素材の後端部と
後行する帯板素材の先端部とを接合している。そして、
接合後の長い帯板素材を、数台の仕上圧延機からなる仕
上圧延設備によって仕上圧延を行い、帯板を製造してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、熱間のスラブ材
から帯板を製造する上記のような熱間帯板圧延設備で
は、粗圧延設備と仕上圧延設備が100m前後の離れた
位置に分離されて配置され、仕上出側では比較的速い速
度で圧延されていた。
から帯板を製造する上記のような熱間帯板圧延設備で
は、粗圧延設備と仕上圧延設備が100m前後の離れた
位置に分離されて配置され、仕上出側では比較的速い速
度で圧延されていた。
【0006】仕上圧延設備では、板厚が1.2mm 程度の
ように薄く、生産量を確保するために、速い速度での仕
上圧延を行う必要があった。これに対して、粗圧延設備
では、板厚も厚く、仕上圧延程度まで圧延速度を速くす
る必要がなかった。しかし、粗圧延を行う上で、スラブ
材の温度を粗圧延に適した温度にすることは必要であ
り、粗圧延でのスラブ材の放熱防止の観点から、粗圧延
設備の入側の最初の粗圧延機で60〜100m/min 程
度の粗圧延速度であり、出側の最終の粗圧延機で200
〜250m/min 程度の粗圧延速度であった。この程度
の粗圧延速度で熱間のスラブ材を圧延しても、熱間スラ
ブ材の圧延に対する加工抵抗が増加するために、粗圧延
機1台あたりの圧延量が制限され、圧延スタンド数が多
く必要である。更に、大容量の圧延動力設備が必要であ
った。例えば、250mm厚さ,1300mm幅の一般的な熱間
スラブを、30mm程度の粗バーに粗圧延するような粗圧
延設備では、従来、粗圧延機の台数は合計で5〜6台は
必要であった。更に、1台あたりの圧延動力は6,00
0kw 程度の大容量が必要であり、粗圧延設備全体で
は30,000〜40,000kwを必要とした。即ち、大容量の圧
延機を多く必要とした。また、従来は、入側最初の粗圧
延機から出側最終の粗圧延機までの距離、即ち、粗圧延
設備の長さは、圧延材の温度低下防止のため、各圧延ス
タンドは各々独立した大きな速度で圧延を行うため各圧
延スタンド間には、圧延材を収納するスペーサが必要な
ことにより150〜200mという長いものであった。
ように薄く、生産量を確保するために、速い速度での仕
上圧延を行う必要があった。これに対して、粗圧延設備
では、板厚も厚く、仕上圧延程度まで圧延速度を速くす
る必要がなかった。しかし、粗圧延を行う上で、スラブ
材の温度を粗圧延に適した温度にすることは必要であ
り、粗圧延でのスラブ材の放熱防止の観点から、粗圧延
設備の入側の最初の粗圧延機で60〜100m/min 程
度の粗圧延速度であり、出側の最終の粗圧延機で200
〜250m/min 程度の粗圧延速度であった。この程度
の粗圧延速度で熱間のスラブ材を圧延しても、熱間スラ
ブ材の圧延に対する加工抵抗が増加するために、粗圧延
機1台あたりの圧延量が制限され、圧延スタンド数が多
く必要である。更に、大容量の圧延動力設備が必要であ
った。例えば、250mm厚さ,1300mm幅の一般的な熱間
スラブを、30mm程度の粗バーに粗圧延するような粗圧
延設備では、従来、粗圧延機の台数は合計で5〜6台は
必要であった。更に、1台あたりの圧延動力は6,00
0kw 程度の大容量が必要であり、粗圧延設備全体で
は30,000〜40,000kwを必要とした。即ち、大容量の圧
延機を多く必要とした。また、従来は、入側最初の粗圧
延機から出側最終の粗圧延機までの距離、即ち、粗圧延
設備の長さは、圧延材の温度低下防止のため、各圧延ス
タンドは各々独立した大きな速度で圧延を行うため各圧
延スタンド間には、圧延材を収納するスペーサが必要な
ことにより150〜200mという長いものであった。
【0007】そして、熱間のスラブ材から粗圧延設備で
圧延された帯板素材が両者に跨って圧延されることはな
かった。即ち、仕上圧延速度には限界があるため、仮
に、粗圧延機設備と仕上圧延機設備とを直結タンデム配
置して圧延すると、粗圧延機入側でのスラブの速度は遅
く、放熱によりスラブの温度が低下してしまう問題があ
った。例えば、1.2mm 厚の熱間帯板材を製造する仕上
圧延機列出側の圧延速度を1500m/min のように高
速で圧延したものとする。しかし、粗圧延機列入側での
スラブの速度は、通常のスラブの厚みが242mm程度な
ので、(1.2/242)×1500=7.43m/minの
ように低速となるため、放熱により冷えてしまう。
圧延された帯板素材が両者に跨って圧延されることはな
かった。即ち、仕上圧延速度には限界があるため、仮
に、粗圧延機設備と仕上圧延機設備とを直結タンデム配
置して圧延すると、粗圧延機入側でのスラブの速度は遅
く、放熱によりスラブの温度が低下してしまう問題があ
った。例えば、1.2mm 厚の熱間帯板材を製造する仕上
圧延機列出側の圧延速度を1500m/min のように高
速で圧延したものとする。しかし、粗圧延機列入側での
スラブの速度は、通常のスラブの厚みが242mm程度な
ので、(1.2/242)×1500=7.43m/minの
ように低速となるため、放熱により冷えてしまう。
【0008】このため、前述した開示例のように粗圧延
機列と仕上圧延機列間に圧延材は跨がることはなく、別
々に、各々大きな速度で圧延作業がなされていた。
機列と仕上圧延機列間に圧延材は跨がることはなく、別
々に、各々大きな速度で圧延作業がなされていた。
【0009】このように、温度及び速度の関係から、特
開平6−320202 号のように、粗圧延設備と仕上圧延設備
との間の距離をできるだけ短くしたい場合には、両者の
間に巻取り・巻戻し機を配置したりしていた。また、粗
圧延後の圧延材を連続的に圧延したい場合には、特開平
5−161902 号のように、粗圧延設備と仕上圧延設との間
に、接合機を設けたりしていた。
開平6−320202 号のように、粗圧延設備と仕上圧延設備
との間の距離をできるだけ短くしたい場合には、両者の
間に巻取り・巻戻し機を配置したりしていた。また、粗
圧延後の圧延材を連続的に圧延したい場合には、特開平
5−161902 号のように、粗圧延設備と仕上圧延設との間
に、接合機を設けたりしていた。
【0010】このような特開平6−320202 号及び特開平
5−161902 号等の技術では、巻取り機や接合機等の余分
の高価な設備が必要となり、全体設備費が高価となるも
のであった。また、そればかりでなく、長大なスペース
を必要とし、かつ複雑な作業を行う必要がある等の問題
点を有していた。
5−161902 号等の技術では、巻取り機や接合機等の余分
の高価な設備が必要となり、全体設備費が高価となるも
のであった。また、そればかりでなく、長大なスペース
を必要とし、かつ複雑な作業を行う必要がある等の問題
点を有していた。
【0011】本発明の目的は、スラブ材から帯板を製造
する設備を簡略化し、且つその設備スペースを小さくす
ることにある。
する設備を簡略化し、且つその設備スペースを小さくす
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の熱間帯板圧延設
備は、スラブ材を粗圧延する粗圧延設備と、粗圧延され
た該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延設備と
を備えた熱間帯板圧延設備であって、該粗圧延設備と該
仕上圧延設備との間で該スラブ材が両者に跨って圧延さ
れるように、該粗圧延設備と該仕上圧延設備とを配置す
ることを特徴とする。
備は、スラブ材を粗圧延する粗圧延設備と、粗圧延され
た該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延設備と
を備えた熱間帯板圧延設備であって、該粗圧延設備と該
仕上圧延設備との間で該スラブ材が両者に跨って圧延さ
れるように、該粗圧延設備と該仕上圧延設備とを配置す
ることを特徴とする。
【0013】また、本発明の熱間帯板圧延設備は、スラ
ブ材を粗圧延して帯板素材とする粗圧延設備と、粗圧延
された該帯板素材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延設
備とを備えた熱間帯板圧延設備であって、該粗圧延設備
と該仕上圧延設備とをタンデム状に配置することを特徴
とする。
ブ材を粗圧延して帯板素材とする粗圧延設備と、粗圧延
された該帯板素材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延設
備とを備えた熱間帯板圧延設備であって、該粗圧延設備
と該仕上圧延設備とをタンデム状に配置することを特徴
とする。
【0014】或いは、本発明の熱間帯板圧延設備の圧延
方法は、スラブ材を粗圧延する粗圧延行程と、粗圧延さ
れた該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延行程
とを含む熱間帯板圧延設備の圧延方法であって、粗圧延
設備と仕上圧延設備との間で該スラブ材を両者に跨っ
て、粗圧延及び仕上圧延することを特徴とする。
方法は、スラブ材を粗圧延する粗圧延行程と、粗圧延さ
れた該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延行程
とを含む熱間帯板圧延設備の圧延方法であって、粗圧延
設備と仕上圧延設備との間で該スラブ材を両者に跨っ
て、粗圧延及び仕上圧延することを特徴とする。
【0015】若しくは、本発明の熱間帯板圧延設備の圧
延方法は、スラブ材を粗圧延する粗圧延行程と、粗圧延
された該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延行
程とを含む熱間帯板圧延設備の圧延方法であって、前記
スラブ材の先端が仕上圧延設備に到達するまでは粗圧延
設備の最終段の粗圧延機の出側圧延速度に同期する速度
で粗圧延し、その後は仕上圧延設備の最終段の仕上圧延
機の出側圧延速度に同期する圧延速度で粗圧延すること
を特徴とする。
延方法は、スラブ材を粗圧延する粗圧延行程と、粗圧延
された該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延行
程とを含む熱間帯板圧延設備の圧延方法であって、前記
スラブ材の先端が仕上圧延設備に到達するまでは粗圧延
設備の最終段の粗圧延機の出側圧延速度に同期する速度
で粗圧延し、その後は仕上圧延設備の最終段の仕上圧延
機の出側圧延速度に同期する圧延速度で粗圧延すること
を特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】粗圧延機設備と仕上圧延機設備
は、スラブ材を両者に跨って圧延するように配置される
ので、小さなスペースの圧延設備となる。
は、スラブ材を両者に跨って圧延するように配置される
ので、小さなスペースの圧延設備となる。
【0017】また、粗圧延設備の入側では、未圧延部の
高温スラブが炉内に収納されているので、低速で圧延が
進行しても放熱による温度低下が抑制される。且つ、圧
延速度は遅いので変形抵抗が小さく1台の粗圧延機で大
圧下の圧延を行うことが可能となるとともに、圧延動力
を小さくすることができる。
高温スラブが炉内に収納されているので、低速で圧延が
進行しても放熱による温度低下が抑制される。且つ、圧
延速度は遅いので変形抵抗が小さく1台の粗圧延機で大
圧下の圧延を行うことが可能となるとともに、圧延動力
を小さくすることができる。
【0018】スラブ材の減厚のための粗圧延では、近接
配置された少なくとも1台の2段圧延機を含む圧延機
列、又は、少なくとも1台のツインあるいはトリプル2
段圧延機を含む圧延機列で行われ、これらの粗圧延機列
の各々を近接に配置することにより、各圧延機間でのス
ラブ材からの放熱を、極力少なくすることができる。
配置された少なくとも1台の2段圧延機を含む圧延機
列、又は、少なくとも1台のツインあるいはトリプル2
段圧延機を含む圧延機列で行われ、これらの粗圧延機列
の各々を近接に配置することにより、各圧延機間でのス
ラブ材からの放熱を、極力少なくすることができる。
【0019】特に、ツインあるいはトリプル2段圧延機
の設置は、各々のスタンド間距離を極小にできるため、
更にスラブ材がらの放熱が抑制され、圧延材の温度を高
温に保ちながら圧延を行うことができる。また、それと
ともに粗圧延設備の設置スペースを短縮することができ
る。
の設置は、各々のスタンド間距離を極小にできるため、
更にスラブ材がらの放熱が抑制され、圧延材の温度を高
温に保ちながら圧延を行うことができる。また、それと
ともに粗圧延設備の設置スペースを短縮することができ
る。
【0020】また、粗圧延設備の入側に配置される上記
の2段圧延機は、大径ロールを使用するため、剛性が大
きく、且つ、圧延ロールへの圧延材の噛み込み性が良
く、大圧下量の圧延が可能となる。このような大圧下量
圧延により塑性加工熱が発生するので、更に圧延材の温
度を高温に保持する効果が得られる。
の2段圧延機は、大径ロールを使用するため、剛性が大
きく、且つ、圧延ロールへの圧延材の噛み込み性が良
く、大圧下量の圧延が可能となる。このような大圧下量
圧延により塑性加工熱が発生するので、更に圧延材の温
度を高温に保持する効果が得られる。
【0021】また、粗圧延設備の入側に竪ロールを備え
た幅圧延機を設けることにより、スラブ材の圧延ロール
への噛み込みが助成され、更に大きな噛み込みが可能と
なる。
た幅圧延機を設けることにより、スラブ材の圧延ロール
への噛み込みが助成され、更に大きな噛み込みが可能と
なる。
【0022】スラブ材の元の厚みにもよるが更に、前記
2段圧延機の出側に粗圧延機を配置する場合には、前者
の圧延機での圧延での幅拡がり分を調整するため、両者
の間に幅圧延機を配置することにより幅精度の優れた帯
板材を製造することができる。
2段圧延機の出側に粗圧延機を配置する場合には、前者
の圧延機での圧延での幅拡がり分を調整するため、両者
の間に幅圧延機を配置することにより幅精度の優れた帯
板材を製造することができる。
【0023】粗圧延設備として、一つのハウジング内に
2台の2段圧延機を配置したツイン2段圧延機をタンデ
ム状に2台配置する場合には、粗圧スタンド数は合計4
台と多くなるが、各々のツイン2段圧延機内での圧延ス
タンド間の距離が短いので、圧延材からの放熱を抑制し
高温での圧延が可能である。
2台の2段圧延機を配置したツイン2段圧延機をタンデ
ム状に2台配置する場合には、粗圧スタンド数は合計4
台と多くなるが、各々のツイン2段圧延機内での圧延ス
タンド間の距離が短いので、圧延材からの放熱を抑制し
高温での圧延が可能である。
【0024】また、粗圧延前に、通常、高圧水を噴射す
ることによって圧延材(スラブ材)の表面酸化スケール
を除去し、圧延材の表面性状を良好に保つというデスケ
ーリングを行う。
ることによって圧延材(スラブ材)の表面酸化スケール
を除去し、圧延材の表面性状を良好に保つというデスケ
ーリングを行う。
【0025】ここで、複数の粗圧延機を近接した場合、
ロール,圧延材カイド装置等の制約で圧延機間の距離を
4m以下にすることは非常に困難である。従って、低速
で且つ高品質の圧延を行う場合には、各圧延機の入側で
デスケーリング手段が必要であり、この高圧水を吹き付
けるデスケーリング手段が圧延材(スラブ材)の温度低
下の原因となっている。
ロール,圧延材カイド装置等の制約で圧延機間の距離を
4m以下にすることは非常に困難である。従って、低速
で且つ高品質の圧延を行う場合には、各圧延機の入側で
デスケーリング手段が必要であり、この高圧水を吹き付
けるデスケーリング手段が圧延材(スラブ材)の温度低
下の原因となっている。
【0026】これに対して、ツイン又はトリプル2段圧
延機は、圧延ロール群が非常に接近して配置しているた
め、圧延ロール群間での圧延材表面の酸化スケール発生
量は少なく、デスケーリングの回数を減らすことができ
る。また、圧延材の温度低下を抑制できる。即ち、ツイ
ン2段圧延機では2回の圧延に対して、トリプル2段圧
延機では3回の圧延に対し、入側で1回のデスケーリン
グで十分であるからである。
延機は、圧延ロール群が非常に接近して配置しているた
め、圧延ロール群間での圧延材表面の酸化スケール発生
量は少なく、デスケーリングの回数を減らすことができ
る。また、圧延材の温度低下を抑制できる。即ち、ツイ
ン2段圧延機では2回の圧延に対して、トリプル2段圧
延機では3回の圧延に対し、入側で1回のデスケーリン
グで十分であるからである。
【0027】以下、本発明の具体的な種々の実施例を、
図1〜図6により説明する。
図1〜図6により説明する。
【0028】(実施例1)図1は、本発明の一実施例で
ある熱間帯板圧延設備の配置を示す。この粗・仕上直結
熱間帯板圧延設備は、粗圧延時のスラブ材の未圧延部か
らの放熱を抑制する炉〔1〕と、スラブ材の粗圧延を行
う粗圧延設備〔2〕と、粗圧延されたスラブ材を仕上圧
延して帯板を製造する仕上圧延設備〔3〕と、仕上圧延
された帯板を必要温度にまで冷却する冷却設備〔4〕
と、冷却された帯板を巻取りのために剪断する走間剪断
設備〔5〕と、帯板をコイル状に巻取る巻取り設備
〔6〕とが、上流側から順次配置される。
ある熱間帯板圧延設備の配置を示す。この粗・仕上直結
熱間帯板圧延設備は、粗圧延時のスラブ材の未圧延部か
らの放熱を抑制する炉〔1〕と、スラブ材の粗圧延を行
う粗圧延設備〔2〕と、粗圧延されたスラブ材を仕上圧
延して帯板を製造する仕上圧延設備〔3〕と、仕上圧延
された帯板を必要温度にまで冷却する冷却設備〔4〕
と、冷却された帯板を巻取りのために剪断する走間剪断
設備〔5〕と、帯板をコイル状に巻取る巻取り設備
〔6〕とが、上流側から順次配置される。
【0029】本実施例での特徴は、特に、この熱間帯板
圧延設備における仕上圧延設備〔3〕にタンデム状に配
置される入側(上流側)設備にある。つまり、粗圧延設
備〔2〕や炉〔1〕に特徴がある。
圧延設備における仕上圧延設備〔3〕にタンデム状に配
置される入側(上流側)設備にある。つまり、粗圧延設
備〔2〕や炉〔1〕に特徴がある。
【0030】炉〔1〕は、粗圧延設備〔2〕の入側(上
流側)に配置され、スラブ3の未圧延部を収納して保温
する。スラブ3は、炉1内をスラブ搬送手段であるロー
ラ2で搬送され、下流側の粗圧延設備〔2〕に送られ
る。この炉1の内壁は、断熱材で覆われるが、勿論スラ
ブ3を加熱するためのバーナあるいは電熱ヒータ等を備
えても良い。スラブ3の一般的な寸法は、板厚100〜
300mm,板幅600〜2200mm,スラブ長は通常1
2mである。しかし、スラブ長が長尺の場合は、60m
を超える場合もある。ここで、炉〔1〕の長さは、スラ
ブ3の未圧延部を収納するに足る長さにすることが望ま
しい。つまり、粗圧延前のスラブ3の長さより長くする
ことが好ましく、粗圧延前のスラブ3の長さと同程度に
することが望ましい。粗圧延前のスラブ3の長さと同程
度の長さに、炉〔1〕の長さを設定することにより、粗
圧延初期の状態からスラブ3の未圧延部を炉〔1〕内に
収納できる。
流側)に配置され、スラブ3の未圧延部を収納して保温
する。スラブ3は、炉1内をスラブ搬送手段であるロー
ラ2で搬送され、下流側の粗圧延設備〔2〕に送られ
る。この炉1の内壁は、断熱材で覆われるが、勿論スラ
ブ3を加熱するためのバーナあるいは電熱ヒータ等を備
えても良い。スラブ3の一般的な寸法は、板厚100〜
300mm,板幅600〜2200mm,スラブ長は通常1
2mである。しかし、スラブ長が長尺の場合は、60m
を超える場合もある。ここで、炉〔1〕の長さは、スラ
ブ3の未圧延部を収納するに足る長さにすることが望ま
しい。つまり、粗圧延前のスラブ3の長さより長くする
ことが好ましく、粗圧延前のスラブ3の長さと同程度に
することが望ましい。粗圧延前のスラブ3の長さと同程
度の長さに、炉〔1〕の長さを設定することにより、粗
圧延初期の状態からスラブ3の未圧延部を炉〔1〕内に
収納できる。
【0031】ここで、粗圧延設備〔2〕の入側には、竪
ロール7を備えた幅圧延機6を設けても良い。幅圧延機
6を設けることより、最大約200mm程度までの幅調整
を可能にすると共に、後続する下流側の粗圧延設備
〔2〕の作業ロールへのスラブ噛み込みを助成すること
ができる。
ロール7を備えた幅圧延機6を設けても良い。幅圧延機
6を設けることより、最大約200mm程度までの幅調整
を可能にすると共に、後続する下流側の粗圧延設備
〔2〕の作業ロールへのスラブ噛み込みを助成すること
ができる。
【0032】粗圧延設備〔2〕は、本実施例では、入側
にツイン2段圧延機(R1,R2),出側に4段圧延機
(R3 )を配置したものである。このツイン2段圧延機
は、軸受箱9で回転可能に支承されるロール10a,1
0bが上下対で配置された二つのロール群が一つのハウ
ジング8内に収納されたものである。また、上記4段圧
延機は、ハウジング16内に、軸受箱21で回転可能に
支承される一対の作業ロール18a,18bと、一対の
作業ロール18a,18bをそれぞれ支持する一対の補
強ロール17a,17bと、一対の補強ロール17a,
17bを回転可能に支承する軸受箱20とを備えたもの
である。なお、前記ツイン2段圧延機の各々の上側のロ
ール10aは圧下装置11により各々昇降可能であり、
4段圧延機の上側の作業ロール18a及び補強ロール1
7aは圧下装置22で各々昇降することができる。
にツイン2段圧延機(R1,R2),出側に4段圧延機
(R3 )を配置したものである。このツイン2段圧延機
は、軸受箱9で回転可能に支承されるロール10a,1
0bが上下対で配置された二つのロール群が一つのハウ
ジング8内に収納されたものである。また、上記4段圧
延機は、ハウジング16内に、軸受箱21で回転可能に
支承される一対の作業ロール18a,18bと、一対の
作業ロール18a,18bをそれぞれ支持する一対の補
強ロール17a,17bと、一対の補強ロール17a,
17bを回転可能に支承する軸受箱20とを備えたもの
である。なお、前記ツイン2段圧延機の各々の上側のロ
ール10aは圧下装置11により各々昇降可能であり、
4段圧延機の上側の作業ロール18a及び補強ロール1
7aは圧下装置22で各々昇降することができる。
【0033】粗圧延設備〔2〕の入側のツイン2段圧延
機に用いるロール10a及びロール10bの直径はφ9
00mm〜φ1600mm程度の大径ロールにすることが好
ましい。このような大径ロールを用いることにより、粗
圧延での噛み込み能力が向上する。また、低速圧延のた
め変形抵抗が少なく、大圧下量に関わらず圧延荷重が大
きくなることがない。本実施例では、φ900mm〜φ1
230mmのものを用いた。噛み込み能力に関しては、前
述した幅圧延機6によるスラブの押込み圧延により、そ
の噛み込み量を増大させることもできる。また、粗圧延
設備〔2〕の出側の4段圧延機の作業ロール18a及び
作業ロール18bの直径は、φ900mm〜1600mm程
度の大径ロールにすることが好ましい。本実施例では、
この範囲で、前記ツイン2段圧延機で用いたロール径よ
りも小さい範囲φ950mm〜φ1050mmを用いた。
機に用いるロール10a及びロール10bの直径はφ9
00mm〜φ1600mm程度の大径ロールにすることが好
ましい。このような大径ロールを用いることにより、粗
圧延での噛み込み能力が向上する。また、低速圧延のた
め変形抵抗が少なく、大圧下量に関わらず圧延荷重が大
きくなることがない。本実施例では、φ900mm〜φ1
230mmのものを用いた。噛み込み能力に関しては、前
述した幅圧延機6によるスラブの押込み圧延により、そ
の噛み込み量を増大させることもできる。また、粗圧延
設備〔2〕の出側の4段圧延機の作業ロール18a及び
作業ロール18bの直径は、φ900mm〜1600mm程
度の大径ロールにすることが好ましい。本実施例では、
この範囲で、前記ツイン2段圧延機で用いたロール径よ
りも小さい範囲φ950mm〜φ1050mmを用いた。
【0034】このように、大径ロールを備える2段の圧
延機を入側に備えたので、245mm厚から35mm厚まで
の減厚圧延を3台の粗圧延機で行うことができる。
延機を入側に備えたので、245mm厚から35mm厚まで
の減厚圧延を3台の粗圧延機で行うことができる。
【0035】なお、本実施例では、粗圧延設備〔2〕と
して、入側にツイン2段圧延機(R1,R2),出側に4
段圧延機(R3 )を配置したが、入側のツイン2段圧延
機を4段圧延機にしても良い。設備の簡略化を考慮する
と本実施例のような2段圧延機が望ましい。
して、入側にツイン2段圧延機(R1,R2),出側に4
段圧延機(R3 )を配置したが、入側のツイン2段圧延
機を4段圧延機にしても良い。設備の簡略化を考慮する
と本実施例のような2段圧延機が望ましい。
【0036】また、粗圧延前のデスケーリング手段とし
て、高圧水を噴射するヘッダ4を粗圧延設備〔2〕の入
側に配置される粗圧延機であるツイン2段圧延機の入側
に設けた。このデスケーリング手段によって、粗圧延前
のスラブ3の表面に付着しているスケールの除去を行う
ことができる。
て、高圧水を噴射するヘッダ4を粗圧延設備〔2〕の入
側に配置される粗圧延機であるツイン2段圧延機の入側
に設けた。このデスケーリング手段によって、粗圧延前
のスラブ3の表面に付着しているスケールの除去を行う
ことができる。
【0037】更に、粗圧延中のデスケーリング手段、つ
まり、ツイン2段圧延機で粗圧延した後のデスケーリン
グ手段として、高圧水を噴出するヘッダ4を備えたデス
ケボックス12を設けた。この粗圧延中のデスケーリン
グ手段によって、4段圧延機での圧延前にスラブ表面の
スケールを除去することができる。
まり、ツイン2段圧延機で粗圧延した後のデスケーリン
グ手段として、高圧水を噴出するヘッダ4を備えたデス
ケボックス12を設けた。この粗圧延中のデスケーリン
グ手段によって、4段圧延機での圧延前にスラブ表面の
スケールを除去することができる。
【0038】また、この4段圧延機の入側には、竪ロー
ル7を備えた幅圧延機6を設けた。このツイン2段圧延
機と4段圧延機との間に設けられた幅圧延機6によっ
て、スラブ材の幅調整を可能とし、且つ4段圧延機への
噛み込み性を助成することができる。
ル7を備えた幅圧延機6を設けた。このツイン2段圧延
機と4段圧延機との間に設けられた幅圧延機6によっ
て、スラブ材の幅調整を可能とし、且つ4段圧延機への
噛み込み性を助成することができる。
【0039】剪断機23は、粗圧延設備〔2〕の下流側
で仕上圧延設備〔3〕の上流側に設けられ、スラブ材の
先端部を剪断する刃物5と、刃物5を備えて回転する一
対のドラム24を装備している。この剪断機23によっ
て、粗圧延を終了したスラブ材、例えば、35mm前後の
板厚のスラブ材の先端及び後端の不必要な部分を剪断す
ることができる。
で仕上圧延設備〔3〕の上流側に設けられ、スラブ材の
先端部を剪断する刃物5と、刃物5を備えて回転する一
対のドラム24を装備している。この剪断機23によっ
て、粗圧延を終了したスラブ材、例えば、35mm前後の
板厚のスラブ材の先端及び後端の不必要な部分を剪断す
ることができる。
【0040】粗圧延後のデスケーリング手段として、高
圧水を噴射するヘッダ26を備えるデスケボックス26
を剪断機23と仕上圧延設備〔3〕との間に設けた。こ
の粗圧延後のデスケーリング手段により、再びスラブ材
表面に生じたスケールをデスケーリングすることができ
る。
圧水を噴射するヘッダ26を備えるデスケボックス26
を剪断機23と仕上圧延設備〔3〕との間に設けた。こ
の粗圧延後のデスケーリング手段により、再びスラブ材
表面に生じたスケールをデスケーリングすることができ
る。
【0041】仕上圧延設備〔3〕は、本実施例では、4
段の仕上圧延機28で5スタンドという構成の仕上圧延
機列27とした。この仕上圧延機は、便宜、種々の圧延
機を用い、適宜、スタンド数を設定すれば良い。
段の仕上圧延機28で5スタンドという構成の仕上圧延
機列27とした。この仕上圧延機は、便宜、種々の圧延
機を用い、適宜、スタンド数を設定すれば良い。
【0042】ここで、粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備
〔3〕との間隔は、圧延される材料が両者に跨って同時
に圧延されるように、タンデム状に設定配置した。つま
り、この粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕との間
隔を、スラブ3の粗圧延された後の長さよりも短くなる
ように直列的に設定して両者を配置している。
〔3〕との間隔は、圧延される材料が両者に跨って同時
に圧延されるように、タンデム状に設定配置した。つま
り、この粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕との間
隔を、スラブ3の粗圧延された後の長さよりも短くなる
ように直列的に設定して両者を配置している。
【0043】このように、粗圧延設備〔2〕と仕上圧延
設備〔3〕とを、圧延される材料が両者に跨って同時に
圧延されるように配置することにより、粗圧延機の駆動
機構を簡略化することができる。また、粗圧延設備
〔2〕と仕上圧延設備〔3〕とを、タンデム状に配置す
ることにより、粗圧延機の駆動機構を簡略化することが
できる。
設備〔3〕とを、圧延される材料が両者に跨って同時に
圧延されるように配置することにより、粗圧延機の駆動
機構を簡略化することができる。また、粗圧延設備
〔2〕と仕上圧延設備〔3〕とを、タンデム状に配置す
ることにより、粗圧延機の駆動機構を簡略化することが
できる。
【0044】つまり、上記構成によって、粗圧延速度が
従来に比べて遅くなり、低速で粗圧延することになる。
この低速圧延によって、粗圧延動力の減少及び粗圧延機
の台数の減少が可能となり、小容量で少ない台数での粗
圧延設備とすることができる。
従来に比べて遅くなり、低速で粗圧延することになる。
この低速圧延によって、粗圧延動力の減少及び粗圧延機
の台数の減少が可能となり、小容量で少ない台数での粗
圧延設備とすることができる。
【0045】また、粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備
〔3〕との間隔を従来より短くすることができ、全体設
備の設置スペースを小さくすることができる。更に、従
来、粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕との間に設
置していた巻取り・巻出し機や接合機等の複雑な設備を
省略することができ、簡易な構成の設備構成にすること
ができる。なお、粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備
〔3〕とが近接配置されると、粗圧延後、仕上圧延前の
スラブ3の温度低下抑制及び発生する表面酸化スケール
の発生抑制が可能となる。
〔3〕との間隔を従来より短くすることができ、全体設
備の設置スペースを小さくすることができる。更に、従
来、粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕との間に設
置していた巻取り・巻出し機や接合機等の複雑な設備を
省略することができ、簡易な構成の設備構成にすること
ができる。なお、粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備
〔3〕とが近接配置されると、粗圧延後、仕上圧延前の
スラブ3の温度低下抑制及び発生する表面酸化スケール
の発生抑制が可能となる。
【0046】冷却設備〔4〕は、仕上圧延設備〔3〕の
下流側に設置され、仕上圧延された帯板29を所望する
温度、例えば約550℃に冷却することができる。
下流側に設置され、仕上圧延された帯板29を所望する
温度、例えば約550℃に冷却することができる。
【0047】走間剪断設備〔5〕は、巻取りによるコイ
ル作製のために帯板を走間で剪断する刃物50と、この
刃物50を備えるドラム33と、刃物50及びドラム3
3を具備する剪断機32と、帯板29を剪断機32の入
側及び出側でそれぞれ抑えつける入側ピンチローラ30
及び出側ピンチローラ31とを備えている。この走間剪
断設備〔5〕によって、後続する巻取り設備〔6〕にお
いてコイル径の大きさが所定の値になると、帯板29を
剪断機32の入側ピンチローラ30及び出側ピンチロー
ラ31で抑えて回動して、剪断機32で分割剪断するこ
とができる。
ル作製のために帯板を走間で剪断する刃物50と、この
刃物50を備えるドラム33と、刃物50及びドラム3
3を具備する剪断機32と、帯板29を剪断機32の入
側及び出側でそれぞれ抑えつける入側ピンチローラ30
及び出側ピンチローラ31とを備えている。この走間剪
断設備〔5〕によって、後続する巻取り設備〔6〕にお
いてコイル径の大きさが所定の値になると、帯板29を
剪断機32の入側ピンチローラ30及び出側ピンチロー
ラ31で抑えて回動して、剪断機32で分割剪断するこ
とができる。
【0048】巻取り設備〔6〕は、本実施例では、巻取
り機35及び巻取り機37の二つを設けた。そして、こ
の巻取り機35及び巻取り機37の入側には、それぞれ
巻取り方向への変換を行うピンチローラ34及びピンチ
ローラ36を備えさせた。巻取り機35及び巻取り機3
7を設置することにより、巻取りを順次切換えて効率よ
く巻取り作業ができる。巻取り終了に近づくと前述の剪
断機32によって帯板29を剪断して、残り量を巻取っ
て、帯板29をコイル状に巻取ることができる。
り機35及び巻取り機37の二つを設けた。そして、こ
の巻取り機35及び巻取り機37の入側には、それぞれ
巻取り方向への変換を行うピンチローラ34及びピンチ
ローラ36を備えさせた。巻取り機35及び巻取り機3
7を設置することにより、巻取りを順次切換えて効率よ
く巻取り作業ができる。巻取り終了に近づくと前述の剪
断機32によって帯板29を剪断して、残り量を巻取っ
て、帯板29をコイル状に巻取ることができる。
【0049】次に、図1及び表1を用いて、この設備の
圧延動作について説明する。表1は、本実施例における
圧延の諸データを示す。
圧延動作について説明する。表1は、本実施例における
圧延の諸データを示す。
【0050】
【表1】
【0051】まず、板厚が242mm,板幅が1240mm
のスラブ3を、炉〔1〕に導入する。この炉〔1〕内
で、本実施例ではスラブ3の温度を保温もしくは加熱し
1150℃に維持した。このスラブ3を炉1内でローラ2に
よって下流側の粗圧延設備〔2〕に搬送して粗圧延す
る。ここで、粗圧延設備〔2〕の入側(上流側)に配置
された炉〔1〕によって、スラブ3の未圧延部、つま
り、粗圧延前のスラブ3の後ろの部分の温度を熱間の粗
圧延に適切な温度に維持することができ、良好な粗圧延
を行うことができる。
のスラブ3を、炉〔1〕に導入する。この炉〔1〕内
で、本実施例ではスラブ3の温度を保温もしくは加熱し
1150℃に維持した。このスラブ3を炉1内でローラ2に
よって下流側の粗圧延設備〔2〕に搬送して粗圧延す
る。ここで、粗圧延設備〔2〕の入側(上流側)に配置
された炉〔1〕によって、スラブ3の未圧延部、つま
り、粗圧延前のスラブ3の後ろの部分の温度を熱間の粗
圧延に適切な温度に維持することができ、良好な粗圧延
を行うことができる。
【0052】炉〔1〕内を搬送されたスラブ3は、幅圧
延機6によって幅調整され、粗圧延前のデスケーリング
手段であるヘッダ4によって、表面の酸化スケールが除
去される。
延機6によって幅調整され、粗圧延前のデスケーリング
手段であるヘッダ4によって、表面の酸化スケールが除
去される。
【0053】この酸化スケールが除去されたスラブ3を
粗圧延設備〔2〕に送り込み、粗圧延工程及び仕上圧延
工程を行う。
粗圧延設備〔2〕に送り込み、粗圧延工程及び仕上圧延
工程を行う。
【0054】粗圧延工程は、ツイン2段圧延機(R1,
R2)及び4段圧延機(R1 )で順次行う。
R2)及び4段圧延機(R1 )で順次行う。
【0055】ツイン2段圧延機R1 では、表1に示すよ
うに、板厚が242mm,板幅が1240mm,温度1150℃
のスラブ3を、直径φ1100mmのロール10a及びロ
ール10bを用いて粗圧延する。この際の圧延条件は、
圧延動力1750kw,圧延荷重1560tf,圧延速
度17.8m/min,圧下率35.95% ,圧下量87mm
である。この粗圧延の結果、板厚155mm、温度113
5℃のスラブ3が得られた。次のツイン2段圧延機R2
では、板厚が155mm,温度1135℃のスラブ3を、
直径φ1100mmのロール10a及びロール10bを用
いて粗圧延する。この際の圧延条件は、圧延動力380
0kw、圧延荷重2000tf,圧延速度35.4m/m
in ,圧下率49.67%,圧下量77mmである。この粗
圧延の結果、板厚78mm,温度1134℃のスラブ3が
得られた。
うに、板厚が242mm,板幅が1240mm,温度1150℃
のスラブ3を、直径φ1100mmのロール10a及びロ
ール10bを用いて粗圧延する。この際の圧延条件は、
圧延動力1750kw,圧延荷重1560tf,圧延速
度17.8m/min,圧下率35.95% ,圧下量87mm
である。この粗圧延の結果、板厚155mm、温度113
5℃のスラブ3が得られた。次のツイン2段圧延機R2
では、板厚が155mm,温度1135℃のスラブ3を、
直径φ1100mmのロール10a及びロール10bを用
いて粗圧延する。この際の圧延条件は、圧延動力380
0kw、圧延荷重2000tf,圧延速度35.4m/m
in ,圧下率49.67%,圧下量77mmである。この粗
圧延の結果、板厚78mm,温度1134℃のスラブ3が
得られた。
【0056】次に、この板厚が78mm,温度1134℃
のスラブ3を、デスケーリングし、幅圧延した。つま
り、このスラブ3において、途中で発生した表面の酸化
スケールをデスケボックス12で除去し、幅圧延機6で
幅調整を行った。
のスラブ3を、デスケーリングし、幅圧延した。つま
り、このスラブ3において、途中で発生した表面の酸化
スケールをデスケボックス12で除去し、幅圧延機6で
幅調整を行った。
【0057】その後、4段圧延機(R3)で粗圧延を行
う。ここでは、直径φ950mmの作業ロール18a及び
作業ロール18bを用いて粗圧延する。この際の圧延条
件は、圧延動力6700kw,圧延荷重2100tf,
圧延速度78.8m/min,圧下率55.12% ,圧下量
43mmである。この粗圧延の結果、板厚35mm,温度1
127℃のスラブ3が得られた。
う。ここでは、直径φ950mmの作業ロール18a及び
作業ロール18bを用いて粗圧延する。この際の圧延条
件は、圧延動力6700kw,圧延荷重2100tf,
圧延速度78.8m/min,圧下率55.12% ,圧下量
43mmである。この粗圧延の結果、板厚35mm,温度1
127℃のスラブ3が得られた。
【0058】このような粗圧延後に、35mm前後の板厚
のスラブ3の先端の平面形状は、通常、フィッシュテー
ル状若しくはタング状となっており、その不良形状部分
を剪断機23で剪断除去する。また、その後の仕上圧延
工程前に、再度、途中で発生する表面の酸化スケールを
デスケボックス26で除去する。
のスラブ3の先端の平面形状は、通常、フィッシュテー
ル状若しくはタング状となっており、その不良形状部分
を剪断機23で剪断除去する。また、その後の仕上圧延
工程前に、再度、途中で発生する表面の酸化スケールを
デスケボックス26で除去する。
【0059】次の仕上圧延工程は、4段の仕上圧延機2
8を5スタンド備えた仕上圧延機列27で仕上げ圧延を
行う。ここで、前述した粗圧延工程と仕上圧延工程で、
スラブ3の粗圧延された後の長さよりも短くなるように
両者の設備を配置しているので、スラブ3は、両者の設
備に跨って同時に圧延される。即ち、このようなスラブ
3が粗圧延で、35mm厚前後まで減厚され、その長さは
短い場合でも80m以上となる。この粗圧延後のスラブ
3の長さより短い間隔で、粗圧延設備〔2〕と、仕上圧
延設備〔3〕とを配置しているので、スラブ3は粗圧延
設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕とに跨って圧延がなさ
れる。なお、これら両者に跨ってスラブ3を圧延する際
の各々の制御は、通常のタンデム圧延制御技術を適用す
ることで可能である。例えば、粗圧延設備〔2〕の粗圧
延速度制御装置と、仕上圧延設備〔3〕の仕上圧延速度
制御装置と、粗圧延速度制御装置及び仕上圧延速度制御
装置各々にダンデムに適した制御指示を与える圧延速度
指示装置とを備えることにより可能である。
8を5スタンド備えた仕上圧延機列27で仕上げ圧延を
行う。ここで、前述した粗圧延工程と仕上圧延工程で、
スラブ3の粗圧延された後の長さよりも短くなるように
両者の設備を配置しているので、スラブ3は、両者の設
備に跨って同時に圧延される。即ち、このようなスラブ
3が粗圧延で、35mm厚前後まで減厚され、その長さは
短い場合でも80m以上となる。この粗圧延後のスラブ
3の長さより短い間隔で、粗圧延設備〔2〕と、仕上圧
延設備〔3〕とを配置しているので、スラブ3は粗圧延
設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕とに跨って圧延がなさ
れる。なお、これら両者に跨ってスラブ3を圧延する際
の各々の制御は、通常のタンデム圧延制御技術を適用す
ることで可能である。例えば、粗圧延設備〔2〕の粗圧
延速度制御装置と、仕上圧延設備〔3〕の仕上圧延速度
制御装置と、粗圧延速度制御装置及び仕上圧延速度制御
装置各々にダンデムに適した制御指示を与える圧延速度
指示装置とを備えることにより可能である。
【0060】また、ズラブ材の先端が仕上圧延設備に到
達するまでは粗圧延設備の最終段の粗圧延機の出側圧延
速度に同期する速度で粗圧延し、その後は仕上圧延設備
の最終段の仕上圧延機の出側圧延速度に同期する圧延速
度で粗圧延することが望ましい。このようにすることに
より、ズラブ材の先端が仕上圧延設備に到達するまでの
粗圧延と、その後の両者に跨って行う粗圧延及び仕上げ
圧延を効率よく行うことができる。
達するまでは粗圧延設備の最終段の粗圧延機の出側圧延
速度に同期する速度で粗圧延し、その後は仕上圧延設備
の最終段の仕上圧延機の出側圧延速度に同期する圧延速
度で粗圧延することが望ましい。このようにすることに
より、ズラブ材の先端が仕上圧延設備に到達するまでの
粗圧延と、その後の両者に跨って行う粗圧延及び仕上げ
圧延を効率よく行うことができる。
【0061】このような仕上圧延後に、2.3mm 前後の
板厚の帯板29を得ることができる。この時の仕上げ圧
延設備〔3〕の出側の圧延速度は約1200m/min で
あった。また、この熱間の帯板29の温度は、約900
℃であった。この2.3mm 厚さ、900℃の帯板29
を、550℃まで、冷却設備〔4〕である冷却装置38
によって冷却する。
板厚の帯板29を得ることができる。この時の仕上げ圧
延設備〔3〕の出側の圧延速度は約1200m/min で
あった。また、この熱間の帯板29の温度は、約900
℃であった。この2.3mm 厚さ、900℃の帯板29
を、550℃まで、冷却設備〔4〕である冷却装置38
によって冷却する。
【0062】次に、このような帯板29は、ピンチロー
ラ34又はピンチローラ36で下方向に方向変更し、二
つの巻取り手段である巻取り機35又は巻取り機37の
うちいずれかでコイル状に巻取る。この巻取っているコ
イル径の大きさが所定の値になると、帯板29を剪断機
32の入出側に設けられたピンチローラ30及びピンチ
ローラ31で抑え、刃物50を備えるドラム33を回動
して、分割剪断する。そして、次の段階で、後続する帯
板29を他方の巻取り手段で巻取る。このようにして、
炉1内のスラブ3がなくなるまで圧延作業を継続する。
ラ34又はピンチローラ36で下方向に方向変更し、二
つの巻取り手段である巻取り機35又は巻取り機37の
うちいずれかでコイル状に巻取る。この巻取っているコ
イル径の大きさが所定の値になると、帯板29を剪断機
32の入出側に設けられたピンチローラ30及びピンチ
ローラ31で抑え、刃物50を備えるドラム33を回動
して、分割剪断する。そして、次の段階で、後続する帯
板29を他方の巻取り手段で巻取る。このようにして、
炉1内のスラブ3がなくなるまで圧延作業を継続する。
【0063】ここで、粗圧延速度は従来方式に比較し、
約1/5程度と遅い。つまり、従来は、200〜300
m/min 程度であったが、本実施例では17.8〜78.
8m/min という低速圧延である。
約1/5程度と遅い。つまり、従来は、200〜300
m/min 程度であったが、本実施例では17.8〜78.
8m/min という低速圧延である。
【0064】このような低速圧延にも拘らず、表1の圧
延スケジュールの例に示すように温度低下が少ないの
は、粗圧延設備〔2〕の入側に、未圧延部のスラブを収
納する保熱炉である炉〔1〕を設けたこと又、粗圧延ス
タンドを近接配置したこと、及び前記のように各スタン
ドの圧下量を大きくしたことにより塑性加工発熱が多量
に発生するからである。
延スケジュールの例に示すように温度低下が少ないの
は、粗圧延設備〔2〕の入側に、未圧延部のスラブを収
納する保熱炉である炉〔1〕を設けたこと又、粗圧延ス
タンドを近接配置したこと、及び前記のように各スタン
ドの圧下量を大きくしたことにより塑性加工発熱が多量
に発生するからである。
【0065】また、前述したように圧延速度が遅いの
で、粗圧延設備全体の圧延動力を少なくすることがで
き、粗圧延機の台数減少や粗圧延設備の長さを減少する
ことができる。例えば、本実施例での粗圧延設備での圧
延動力の合計は、10,116kwであり、従来の30,0
00〜40,000kwに比べて、約1/3〜1/4に低減でき
ることがわかる。更に、従来5〜6台の粗圧延機を必要
としていたが、本実施例では、3台に減少でき、粗圧延
設備の長さを減少することもできる。
で、粗圧延設備全体の圧延動力を少なくすることがで
き、粗圧延機の台数減少や粗圧延設備の長さを減少する
ことができる。例えば、本実施例での粗圧延設備での圧
延動力の合計は、10,116kwであり、従来の30,0
00〜40,000kwに比べて、約1/3〜1/4に低減でき
ることがわかる。更に、従来5〜6台の粗圧延機を必要
としていたが、本実施例では、3台に減少でき、粗圧延
設備の長さを減少することもできる。
【0066】(実施例2)図2は、図1の粗圧延設備
〔2〕部の他の実施例を示す。この粗圧延設備〔2〕
は、ハウジング40にロール46及び軸受箱47を備え
た一つのロール群を収納する2段圧延機と、他のハウジ
ング40にロール46及び軸受箱47を備えた一つのロ
ール群を収納する2段圧延機と、上下一対の作業ロール
44及び上下一対の補強ロールを備えた4段圧延機とを
順次配置して、3スタンドの粗圧延機列を形成したもの
である。つまり、実施例1のツイン2段圧延機を、個別
のハウジング40に収納される二つの2段圧延機とした
ものである。このような構成にすることにより、各々の
スタンドの前段に幅圧延機6を設置することができる。
〔2〕部の他の実施例を示す。この粗圧延設備〔2〕
は、ハウジング40にロール46及び軸受箱47を備え
た一つのロール群を収納する2段圧延機と、他のハウジ
ング40にロール46及び軸受箱47を備えた一つのロ
ール群を収納する2段圧延機と、上下一対の作業ロール
44及び上下一対の補強ロールを備えた4段圧延機とを
順次配置して、3スタンドの粗圧延機列を形成したもの
である。つまり、実施例1のツイン2段圧延機を、個別
のハウジング40に収納される二つの2段圧延機とした
ものである。このような構成にすることにより、各々の
スタンドの前段に幅圧延機6を設置することができる。
【0067】このように配置した場合には、各々の圧延
スタンドに各々幅圧下圧延機である幅圧延機6を設置で
きるので、スラブ3の幅調整量を大きくすることがで
き、且つ各々の圧延スタンドでの噛み込み性を向上する
ことができる。
スタンドに各々幅圧下圧延機である幅圧延機6を設置で
きるので、スラブ3の幅調整量を大きくすることがで
き、且つ各々の圧延スタンドでの噛み込み性を向上する
ことができる。
【0068】(実施例3)図3は、図1の粗圧延設備
〔2〕部の他の実施例を示す。この粗圧延設備〔2〕
は、図1と同様のツイン2段圧延機を入側に配置し、出
側に図1とは異なる2段圧延機とを配置するものであ
る。つまり、実施例1の出側の4段圧延機を、個別のハ
ウジング40にロール46及び軸受箱47を収納する2
段圧延機としたものである。この場合は、図1の4段圧
延機よりロール径が大きくなるため、圧延荷重が増加す
るという問題点があるが、噛み込みの許容値を考慮する
とロール径を小さくすることができる。また、このよう
な構成にすることにより、単純な設備構成となり、設備
費を削減できるという大きな利点がある。
〔2〕部の他の実施例を示す。この粗圧延設備〔2〕
は、図1と同様のツイン2段圧延機を入側に配置し、出
側に図1とは異なる2段圧延機とを配置するものであ
る。つまり、実施例1の出側の4段圧延機を、個別のハ
ウジング40にロール46及び軸受箱47を収納する2
段圧延機としたものである。この場合は、図1の4段圧
延機よりロール径が大きくなるため、圧延荷重が増加す
るという問題点があるが、噛み込みの許容値を考慮する
とロール径を小さくすることができる。また、このよう
な構成にすることにより、単純な設備構成となり、設備
費を削減できるという大きな利点がある。
【0069】(実施例4)図4は、図1の粗圧延設備
〔2〕部の他の実施例を示す。この粗圧延設備〔2〕
は、三つのロール群を一つのハウジング内に収納した2
段の圧延機である。
〔2〕部の他の実施例を示す。この粗圧延設備〔2〕
は、三つのロール群を一つのハウジング内に収納した2
段の圧延機である。
【0070】この場合は、幅調整の手段として1台の幅
圧延機6しか設置できないため、粗圧延時の幅調整能力
が劣るという問題点はある。しかし、このような構成に
することにより、各々のロール群間の距離を最短にする
ことができるので、粗圧延による圧延材の温度低下を最
少に抑制することができる。
圧延機6しか設置できないため、粗圧延時の幅調整能力
が劣るという問題点はある。しかし、このような構成に
することにより、各々のロール群間の距離を最短にする
ことができるので、粗圧延による圧延材の温度低下を最
少に抑制することができる。
【0071】(実施例5)図5は、図1の粗圧延設備
〔2〕部の他の実施例を示す。この粗圧延設備〔2〕
は、ツイン2段圧延機を2台設置したものである。つま
り、一つのハウジング8内に2段のロール10からなる
ロール群を二つ備えたツイン2段圧延機をタンデム状に
2台配置した例であり、各々のツイン2段圧延機の入側
に、幅調整機構である竪ロール7を備えた幅圧延機6
と、デスケーリング手段である高圧水を噴出するヘッダ
4を備えたデスケーリング装置とを備えている。
〔2〕部の他の実施例を示す。この粗圧延設備〔2〕
は、ツイン2段圧延機を2台設置したものである。つま
り、一つのハウジング8内に2段のロール10からなる
ロール群を二つ備えたツイン2段圧延機をタンデム状に
2台配置した例であり、各々のツイン2段圧延機の入側
に、幅調整機構である竪ロール7を備えた幅圧延機6
と、デスケーリング手段である高圧水を噴出するヘッダ
4を備えたデスケーリング装置とを備えている。
【0072】この場合は、ロール群が4つに増加すると
いう問題点はある。しかし、このような構成にすること
により、粗圧延部の設備長を短くすることができるの
で、粗圧延時の圧延材の放熱防止に非常に有効である。
いう問題点はある。しかし、このような構成にすること
により、粗圧延部の設備長を短くすることができるの
で、粗圧延時の圧延材の放熱防止に非常に有効である。
【0073】(実施例6)図6は、図1の粗圧延設備
〔2〕及び仕上圧延設備〔3〕の配列の他の実施例を示
す。まず、この粗圧延設備〔2〕は、ハウジング40に
ロール46を備えた一つのロール群を収納する2段圧延
機と、4段圧延機と、4段圧延機とを順次配置して、3
スタンドの粗圧延機列を形成したものである。つまり、
実施例2の二つの2段圧延機を、4段圧延機としたもの
である。この場合は、実施例2の設備に比べ、4段圧延
機となるので、複雑な設備構成となり設備費がアップす
るという問題はある。しかし、実施例1に比べ、このよ
うな構成にすることにより、各々のスタンドの前段に幅
圧延機6を設置することができる。
〔2〕及び仕上圧延設備〔3〕の配列の他の実施例を示
す。まず、この粗圧延設備〔2〕は、ハウジング40に
ロール46を備えた一つのロール群を収納する2段圧延
機と、4段圧延機と、4段圧延機とを順次配置して、3
スタンドの粗圧延機列を形成したものである。つまり、
実施例2の二つの2段圧延機を、4段圧延機としたもの
である。この場合は、実施例2の設備に比べ、4段圧延
機となるので、複雑な設備構成となり設備費がアップす
るという問題はある。しかし、実施例1に比べ、このよ
うな構成にすることにより、各々のスタンドの前段に幅
圧延機6を設置することができる。
【0074】そして、このように配置した場合には、各
々の圧延スタンドに各々幅圧下圧延機である幅圧延機6
を設置できるので、スラブ3の幅調整量を大きくするこ
とができ、且つ各々の圧延スタンドでの噛み込み性を向
上することができる。
々の圧延スタンドに各々幅圧下圧延機である幅圧延機6
を設置できるので、スラブ3の幅調整量を大きくするこ
とができ、且つ各々の圧延スタンドでの噛み込み性を向
上することができる。
【0075】また、本実施例では、タンデム状に配置さ
れた粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕との間に炉
60を設けている。この炉60は、粗圧延されたスラブ
3を粗圧延設備〔2〕から仕上圧延設備〔3〕に搬送す
る搬送手段である搬送ローラ62と、保熱又は加熱手段
とを備えている。この保熱又は加熱手段は、炉60の内
壁に断熱耐火物を設けても良いし、必要に応じ、重油や
ガス等のバーナ或いは電熱ヒータを設けても良い。
れた粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕との間に炉
60を設けている。この炉60は、粗圧延されたスラブ
3を粗圧延設備〔2〕から仕上圧延設備〔3〕に搬送す
る搬送手段である搬送ローラ62と、保熱又は加熱手段
とを備えている。この保熱又は加熱手段は、炉60の内
壁に断熱耐火物を設けても良いし、必要に応じ、重油や
ガス等のバーナ或いは電熱ヒータを設けても良い。
【0076】粗圧延されるスラブ3は、粗圧延設備
〔2〕と仕上圧延設備〔3〕とに跨って圧延されるが。
その粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕との間に、
粗圧延されたスラブ3の放熱を抑制する炉60を設ける
ことにより、仕上圧延前のスラブ3の温度低下を抑制す
ることができる。
〔2〕と仕上圧延設備〔3〕とに跨って圧延されるが。
その粗圧延設備〔2〕と仕上圧延設備〔3〕との間に、
粗圧延されたスラブ3の放熱を抑制する炉60を設ける
ことにより、仕上圧延前のスラブ3の温度低下を抑制す
ることができる。
【0077】この場合は、実施例1に比べて、全体設備
の長さが長くしたり、炉60の増設を行わなければなら
ないが、従来の既設設備の改造を容易に行えるという利
点がある。
の長さが長くしたり、炉60の増設を行わなければなら
ないが、従来の既設設備の改造を容易に行えるという利
点がある。
【0078】つまり、従来の熱間帯板圧延設備では、粗
圧延機設備と仕上圧延設備との間隔は約100m程度で
ある。このような従来設備に実施例1のような設備に改
造しようとすると大幅な改造を必要とする。しかし、本
実施例6では、既設設備の変更点を最小限として本発明
を適用できる。
圧延機設備と仕上圧延設備との間隔は約100m程度で
ある。このような従来設備に実施例1のような設備に改
造しようとすると大幅な改造を必要とする。しかし、本
実施例6では、既設設備の変更点を最小限として本発明
を適用できる。
【0079】但し、最小最終仕上げ板厚が3mm程度とい
う比較的厚い厚さの場合や、粗圧延後の板厚が45mm程
度の厚い厚さの場合等では、ヒートシールド方式の炉6
0としたり、炉60の設置を省略したりしても良い。こ
こで、ヒートシールド方式は、例えば、粗圧延後のスラ
ブ材を加熱せずに、断熱材を少なくとも上面に近接配置
してスラブ材の放熱を抑制する程度のものである。
う比較的厚い厚さの場合や、粗圧延後の板厚が45mm程
度の厚い厚さの場合等では、ヒートシールド方式の炉6
0としたり、炉60の設置を省略したりしても良い。こ
こで、ヒートシールド方式は、例えば、粗圧延後のスラ
ブ材を加熱せずに、断熱材を少なくとも上面に近接配置
してスラブ材の放熱を抑制する程度のものである。
【0080】以上のような実施例によると、以下のよう
な効果を得ることができる。
な効果を得ることができる。
【0081】1.粗圧延設備と仕上圧延設備をタンデム
配置してスラブより帯板材を熱間で減厚圧延して帯板材
を製造する際には、粗圧延設備入側でのスラブの進行速
度が遅く、高温スラブの温度が低下するが、本発明で
は、粗圧延設備の入側で未圧延部のスラブを収納する炉
を設けたので、スラブで表面からの放熱を抑制する圧延
が可能になった。
配置してスラブより帯板材を熱間で減厚圧延して帯板材
を製造する際には、粗圧延設備入側でのスラブの進行速
度が遅く、高温スラブの温度が低下するが、本発明で
は、粗圧延設備の入側で未圧延部のスラブを収納する炉
を設けたので、スラブで表面からの放熱を抑制する圧延
が可能になった。
【0082】2.粗圧延設備の圧延機として、入側に大
径の圧延ロールを備えた2段圧延機を少なくとも1台配
置したので、大きな圧下量が得られ、圧延機の台数を減
少させると共に、塑性加工熱によるスラブ材の温度低下
防止に有効である。この入側に設ける2段圧延機の台数
を少なくとも2台以上にすることによりその効果は更に
向上できた。
径の圧延ロールを備えた2段圧延機を少なくとも1台配
置したので、大きな圧下量が得られ、圧延機の台数を減
少させると共に、塑性加工熱によるスラブ材の温度低下
防止に有効である。この入側に設ける2段圧延機の台数
を少なくとも2台以上にすることによりその効果は更に
向上できた。
【0083】3.更に、好ましくは、2段圧延スタンド
を少なくとも2スタンドを一つのハウジング内に収納す
ることにより、各スタンド間の距離が減少し、スラブか
らの放熱量を減少させることができた。
を少なくとも2スタンドを一つのハウジング内に収納す
ることにより、各スタンド間の距離が減少し、スラブか
らの放熱量を減少させることができた。
【0084】4.粗圧延設備として一つのハウジングに
2段圧延スタンドを2台備えるツイン2段圧延機をタン
デム状に2台配置することにより、粗圧延スタンド数は
合計4台となるが、粗圧延設備の長さを短くすることが
でき、放熱の抑制、及び塑性加工熱の発生により高温の
粗圧延が可能となった。
2段圧延スタンドを2台備えるツイン2段圧延機をタン
デム状に2台配置することにより、粗圧延スタンド数は
合計4台となるが、粗圧延設備の長さを短くすることが
でき、放熱の抑制、及び塑性加工熱の発生により高温の
粗圧延が可能となった。
【0085】粗圧延設備と仕上圧延設備との間に設置す
る巻取り機や接合装置等を不要として粗・仕上直結熱間
帯板圧延設備の簡略化を図ると共に(粗圧延設備と仕上
圧延設備との間隔を短くして)、粗・仕上直結熱間帯板
圧延設備の設置スペースを小さくすることができる。
る巻取り機や接合装置等を不要として粗・仕上直結熱間
帯板圧延設備の簡略化を図ると共に(粗圧延設備と仕上
圧延設備との間隔を短くして)、粗・仕上直結熱間帯板
圧延設備の設置スペースを小さくすることができる。
【0086】また、スラブ材から帯板を製造する粗圧延
設備の駆動機構の容量を小さくし、且つ粗圧延設備の設
置スペース、粗圧延設備と仕上圧延設備との間隔の短縮
を可能として全体設備の設置スペースを小さくすること
ができる。
設備の駆動機構の容量を小さくし、且つ粗圧延設備の設
置スペース、粗圧延設備と仕上圧延設備との間隔の短縮
を可能として全体設備の設置スペースを小さくすること
ができる。
【0087】
【発明の効果】本発明によると、スラブ材から帯板を製
造する設備を簡略化し、且つその設備スペースを小さく
することができる。
造する設備を簡略化し、且つその設備スペースを小さく
することができる。
【図1】本発明の一実施例である熱間帯板圧延設備の全
体配置図。
体配置図。
【図2】本発明の粗圧延設備の他の実施例。
【図3】本発明の粗圧延設備の他の実施例。
【図4】本発明の粗圧延設備の他の実施例。
【図5】本発明の粗圧延設備の他の実施例。
【図6】本発明の他の実施例である熱間帯板圧延設備の
全体配置図。
全体配置図。
1,60…炉、2…ローラ、3…スラブ、4…ヘッダ、
5,50…刃物、6…幅圧延機、7…竪ロール、8,1
6,40…ハウジング、9,19,20,21,47…
軸受箱、10,10a,10b,46…ロール、11,
22…圧下装置、12,25,26…デスケボックス、
17a,17b,45…補強ロール、18a,18b,
44…作業ロール、23…剪断機、24,33…ドラ
ム、27…仕上圧延機列、28…仕上圧延機、29…帯
板、30…入側ピンチローラ、31…出側ピンチロー
ラ、32…剪断機、34,36…ピンチローラ、35,
37…巻取り機、38…冷却装置、61,62…搬送ロ
ーラ。
5,50…刃物、6…幅圧延機、7…竪ロール、8,1
6,40…ハウジング、9,19,20,21,47…
軸受箱、10,10a,10b,46…ロール、11,
22…圧下装置、12,25,26…デスケボックス、
17a,17b,45…補強ロール、18a,18b,
44…作業ロール、23…剪断機、24,33…ドラ
ム、27…仕上圧延機列、28…仕上圧延機、29…帯
板、30…入側ピンチローラ、31…出側ピンチロー
ラ、32…剪断機、34,36…ピンチローラ、35,
37…巻取り機、38…冷却装置、61,62…搬送ロ
ーラ。
Claims (9)
- 【請求項1】スラブ材を粗圧延する粗圧延設備と、粗圧
延された該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延
設備とを備えた熱間帯板圧延設備であって、 該粗圧延設備と該仕上圧延設備との間で該スラブ材が両
者に跨って圧延されるように、該粗圧延設備と該仕上圧
延設備とを配置することを特徴とする熱間帯板圧延設
備。 - 【請求項2】スラブ材を粗圧延して帯板素材とする粗圧
延設備と、粗圧延された該帯板素材を仕上圧延して帯板
とする仕上圧延設備とを備えた熱間帯板圧延設備であっ
て、 該粗圧延設備と該仕上圧延設備とをタンデム状に配置す
ることを特徴とする熱間帯板圧延設備。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の熱間帯板圧
延設備において、該粗圧延設備と該仕上圧延設備とを近
接配置することを特徴とする熱間帯板圧延設備。 - 【請求項4】請求項1〜請求項3の何れかに記載の熱間
帯板圧延設備において、前記粗圧延設備の入側に該スラ
ブ材の温度を維持するための保温炉を設けることを特徴
とする熱間帯板圧延設備。 - 【請求項5】請求項1〜請求項4の何れかに記載の熱間
帯板圧延設備において、前記粗圧延設備は、少なくとも
前段に大径のロールを備えた一つのロール群からなる2
段圧延機を設置したもの、又は、一つのハウジング内に
二つのロール群を備えたツイン2段圧延機とその後段に
少なくとも1台の一つのロール群からなる粗圧延機を設
置したもの、若しくは、一つのハウジング内に二つのロ
ール群を備えたツイン2段圧延機をタンデム状に少なく
とも2台配置したものであることを特徴とする熱間帯板
圧延設備。 - 【請求項6】請求項5に記載の熱間帯板圧延設備におい
て、一つのハウジング内に2台の2段圧延機が収納され
たツイン2段圧延機と、これに後続する粗圧延機の間
に、竪ロールを備えた幅圧延機を設けたことを特徴とす
る粗・仕上直結熱間帯板圧延設備。 - 【請求項7】請求項2において、粗圧延設備の入側に一
つのハウジング内に3台の2段圧延機を収納したトリプ
ル2段圧延機を配置することを特徴とする粗・仕上直結
熱間帯板圧延設備。 - 【請求項8】スラブ材を粗圧延する粗圧延行程と、粗圧
延された該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延
行程とを含む熱間帯板圧延設備の圧延方法であって、 粗圧延設備と仕上圧延設備との間で該スラブ材を両者に
跨って、粗圧延及び仕上圧延することを特徴とする熱間
帯板圧延設備の圧延方法。 - 【請求項9】スラブ材を粗圧延する粗圧延行程と、粗圧
延された該スラブ材を仕上圧延して帯板とする仕上圧延
行程とを含む熱間帯板圧延設備の圧延方法であって、 前記スラブ材の先端が仕上圧延設備に到達するまでは粗
圧延設備の最終段の粗圧延機の出側圧延速度に同期する
速度で粗圧延し、その後は仕上圧延設備の最終段の仕上
圧延機の出側圧延速度に同期する圧延速度で粗圧延する
ことを特徴とする熱間帯板圧延設備の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP724198A JPH11197705A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 熱間帯板圧延設備及び圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP724198A JPH11197705A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 熱間帯板圧延設備及び圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11197705A true JPH11197705A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11660518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP724198A Pending JPH11197705A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 熱間帯板圧延設備及び圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11197705A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013144825A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 無方向性電磁鋼板の製造方法 |
| CN115739990A (zh) * | 2022-11-15 | 2023-03-07 | 首钢集团有限公司 | 一种厚规格热轧板带的轧制方法及系统 |
| CN117144189A (zh) * | 2023-09-28 | 2023-12-01 | 大连理工大学 | 一种1200MPa级高温钛合金热轧薄板及其制备方法 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP724198A patent/JPH11197705A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013144825A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 無方向性電磁鋼板の製造方法 |
| CN115739990A (zh) * | 2022-11-15 | 2023-03-07 | 首钢集团有限公司 | 一种厚规格热轧板带的轧制方法及系统 |
| CN117144189A (zh) * | 2023-09-28 | 2023-12-01 | 大连理工大学 | 一种1200MPa级高温钛合金热轧薄板及其制备方法 |
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