JPH11198018A - 固定砥粒付エンドレスワイヤソー - Google Patents
固定砥粒付エンドレスワイヤソーInfo
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- JPH11198018A JPH11198018A JP685198A JP685198A JPH11198018A JP H11198018 A JPH11198018 A JP H11198018A JP 685198 A JP685198 A JP 685198A JP 685198 A JP685198 A JP 685198A JP H11198018 A JPH11198018 A JP H11198018A
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Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】固定砥粒付ワイヤの長さを確保し、被加工物を
精度よく切断することができる固定砥粒付エンドレスワ
イヤソーの提供。 【解決手段】固定砥粒付ワイヤ26は、グルーブローラ
24A、24Bに巻き掛けられてワイヤ列28を形成す
るとともに、残余分が補助ローラ48に巻かれて無端状
に形成される。これにより、固定砥粒付ワイヤ26の長
さを確保して使用することができ、高精度の切断を長時
間持続させることができる。
精度よく切断することができる固定砥粒付エンドレスワ
イヤソーの提供。 【解決手段】固定砥粒付ワイヤ26は、グルーブローラ
24A、24Bに巻き掛けられてワイヤ列28を形成す
るとともに、残余分が補助ローラ48に巻かれて無端状
に形成される。これにより、固定砥粒付ワイヤ26の長
さを確保して使用することができ、高精度の切断を長時
間持続させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定砥粒付エンド
レスワイヤソーに係り、特にシリコン、ガラス、セラミ
ック等の硬脆性材料の被加工物を切断する固定砥粒付エ
ンドレスワイヤソーに関する。
レスワイヤソーに係り、特にシリコン、ガラス、セラミ
ック等の硬脆性材料の被加工物を切断する固定砥粒付エ
ンドレスワイヤソーに関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン等の硬脆性材料のインゴットか
らウェーハを切り出す装置の一つに固定砥粒付エンドレ
スワイヤソーがある。この固定砥粒付エンドレスワイヤ
ソーは、無端状に形成された固定砥粒付ワイヤを複数本
のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形成し、その
ワイヤ列を高速走行させることにより、ワイヤ列に押し
当てられたインゴットを多数枚のウェーハに同時に切断
する装置である。
らウェーハを切り出す装置の一つに固定砥粒付エンドレ
スワイヤソーがある。この固定砥粒付エンドレスワイヤ
ソーは、無端状に形成された固定砥粒付ワイヤを複数本
のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形成し、その
ワイヤ列を高速走行させることにより、ワイヤ列に押し
当てられたインゴットを多数枚のウェーハに同時に切断
する装置である。
【0003】ところで、この固定砥粒付エンドレスワイ
ヤソーに使用する固定砥粒付ワイヤは、ワイヤの周面に
直接砥粒が固着されているため、切断が進行するにつれ
て目こぼれや目詰まりが生じ、切れ味が悪化してくると
いう欠点がある。しかし、この欠点は、使用する固定砥
粒付ワイヤの長さ(ワイヤ長)を長くすれば解消するこ
とができ、従来は、グルーブローラの長さを長く設定す
ることによりワイヤ長を確保していた。
ヤソーに使用する固定砥粒付ワイヤは、ワイヤの周面に
直接砥粒が固着されているため、切断が進行するにつれ
て目こぼれや目詰まりが生じ、切れ味が悪化してくると
いう欠点がある。しかし、この欠点は、使用する固定砥
粒付ワイヤの長さ(ワイヤ長)を長くすれば解消するこ
とができ、従来は、グルーブローラの長さを長く設定す
ることによりワイヤ長を確保していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、剛性を確保するためにグルーブローラが
大径となり、構造が大型化するという欠点がある。ま
た、グルーブローラが大型化することにより慣性重量が
増大し、グルーブローラの駆動部が大型化するという欠
点がある。さらに、グルーブローラは長さが長くなる
程、また、径が大きくなる程、加工が困難になり、この
結果、設備コストが高くなるとともに、切断精度が低下
するという欠点がある。
来の装置では、剛性を確保するためにグルーブローラが
大径となり、構造が大型化するという欠点がある。ま
た、グルーブローラが大型化することにより慣性重量が
増大し、グルーブローラの駆動部が大型化するという欠
点がある。さらに、グルーブローラは長さが長くなる
程、また、径が大きくなる程、加工が困難になり、この
結果、設備コストが高くなるとともに、切断精度が低下
するという欠点がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、固定砥粒付ワイヤの長さを確保し、被加工物
を精度よく切断することができる固定砥粒付エンドレス
ワイヤソーを提供することを目的とする。
たもので、固定砥粒付ワイヤの長さを確保し、被加工物
を精度よく切断することができる固定砥粒付エンドレス
ワイヤソーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、所定間隔をもって配設された複数本のグ
ルーブローラと、前記グルーブローラの近傍に設けら
れ、周面にらせん状の溝が形成された補助ローラと、前
記複数本のグルーブローラに巻き掛けられてワイヤ列を
形成するとともに、残余分が前記補助ローラに巻かれて
無端状に形成される固定砥粒付ワイヤと、前記複数本の
グルーブローラのうち少なくとも一本のグルーブローラ
に連結され、該グルーブローラを回転させて前記ワイヤ
列を走行させるグルーブローラ回転手段と、前記グルー
ブローラで形成されたワイヤ列と対向するように設けら
れ、被加工物を保持する被加工物保持手段と、前記被加
工物保持手段を前記ワイヤ列に向けて送り、該ワイヤ列
に前記被加工物を押し当てる送り手段と、からなること
を特徴とする。
成するために、所定間隔をもって配設された複数本のグ
ルーブローラと、前記グルーブローラの近傍に設けら
れ、周面にらせん状の溝が形成された補助ローラと、前
記複数本のグルーブローラに巻き掛けられてワイヤ列を
形成するとともに、残余分が前記補助ローラに巻かれて
無端状に形成される固定砥粒付ワイヤと、前記複数本の
グルーブローラのうち少なくとも一本のグルーブローラ
に連結され、該グルーブローラを回転させて前記ワイヤ
列を走行させるグルーブローラ回転手段と、前記グルー
ブローラで形成されたワイヤ列と対向するように設けら
れ、被加工物を保持する被加工物保持手段と、前記被加
工物保持手段を前記ワイヤ列に向けて送り、該ワイヤ列
に前記被加工物を押し当てる送り手段と、からなること
を特徴とする。
【0007】本発明によれば、固定砥粒付ワイヤは、グ
ルーブローラに巻き掛けられてワイヤ列を形成するとと
もに、残余分が補助ローラに巻かれて無端状に形成され
る。これにより、使用する固定砥粒付ワイヤの長さを長
くして使用することができ、高精度の切断を長時間持続
させることができる。また、これにより、ワイヤの寿命
が延長する。
ルーブローラに巻き掛けられてワイヤ列を形成するとと
もに、残余分が補助ローラに巻かれて無端状に形成され
る。これにより、使用する固定砥粒付ワイヤの長さを長
くして使用することができ、高精度の切断を長時間持続
させることができる。また、これにより、ワイヤの寿命
が延長する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る固定砥粒付エンドレスワイヤソーの好ましい実施の形
態について詳説する。図1、図2は、それぞれ本発明に
係る固定砥粒付エンドレスワイヤソー10の実施の形態
の側面図と平面図である。同図に示すように、固定砥粒
付エンドレスワイヤソー10は、主として、切断ユニッ
ト12、テンションユニット14及びワーク送りユニッ
ト16から構成されている。
る固定砥粒付エンドレスワイヤソーの好ましい実施の形
態について詳説する。図1、図2は、それぞれ本発明に
係る固定砥粒付エンドレスワイヤソー10の実施の形態
の側面図と平面図である。同図に示すように、固定砥粒
付エンドレスワイヤソー10は、主として、切断ユニッ
ト12、テンションユニット14及びワーク送りユニッ
ト16から構成されている。
【0009】まず、切断ユニット12の構成について説
明する。防振台18a、18a、…を介して水平に設置
された架台18上には、一対のスピンドルブラケット2
0、20が垂直に立設されている。このスピンドルブラ
ケット20、20には、左右一組のスピンドルユニット
22A、22Bが上下方向に一対、所定の間隔をもって
配設されている。
明する。防振台18a、18a、…を介して水平に設置
された架台18上には、一対のスピンドルブラケット2
0、20が垂直に立設されている。このスピンドルブラ
ケット20、20には、左右一組のスピンドルユニット
22A、22Bが上下方向に一対、所定の間隔をもって
配設されている。
【0010】前記一対のスピンドルユニット22A、2
2Bには、外周に螺旋状の溝が形成されたグルーブロー
ラ24A、24Bが回動自在に支持されており、このグ
ルーブローラ24A、24Bの溝に沿って固定砥粒付ワ
イヤ26を巻き掛けてゆくことにより、架台18に対し
て垂直なワイヤ列28が形成される。また、前記一対の
グルーブローラ24A、24Bのうち下側に位置するグ
ルーブローラ24Bには、グルーブローラ駆動モータ3
0が連結されており、このグルーブローラ駆動モータ3
0を駆動することにより、グルーブローラ24Bが回転
する。そして、このグルーブローラ24Bが回転するこ
とにより、ワイヤ列28が走行する。
2Bには、外周に螺旋状の溝が形成されたグルーブロー
ラ24A、24Bが回動自在に支持されており、このグ
ルーブローラ24A、24Bの溝に沿って固定砥粒付ワ
イヤ26を巻き掛けてゆくことにより、架台18に対し
て垂直なワイヤ列28が形成される。また、前記一対の
グルーブローラ24A、24Bのうち下側に位置するグ
ルーブローラ24Bには、グルーブローラ駆動モータ3
0が連結されており、このグルーブローラ駆動モータ3
0を駆動することにより、グルーブローラ24Bが回転
する。そして、このグルーブローラ24Bが回転するこ
とにより、ワイヤ列28が走行する。
【0011】切断ユニット12は、以上のように構成さ
れる。次に、テンションユニット14の構成について説
明する。前記架台18上には、一対の支持ブラケット3
2、32が垂直に立設されている。この支持ブラケット
32、32は、それぞれ前記一対のスピンドルブラケッ
ト20、20に並列して配置されており、それぞれ一対
のガイドレール34、34が水平に配設されている。こ
のガイドレール34、34には、それぞれスライドブロ
ック36、36を介して軸受ブラケット38、38が摺
動自在に支持されている。
れる。次に、テンションユニット14の構成について説
明する。前記架台18上には、一対の支持ブラケット3
2、32が垂直に立設されている。この支持ブラケット
32、32は、それぞれ前記一対のスピンドルブラケッ
ト20、20に並列して配置されており、それぞれ一対
のガイドレール34、34が水平に配設されている。こ
のガイドレール34、34には、それぞれスライドブロ
ック36、36を介して軸受ブラケット38、38が摺
動自在に支持されている。
【0012】また、前記一対の支持ブラケット32、3
2には、それぞれガイドレール34、34に沿ってネジ
棒40、40が配設されており、該ネジ棒40、40
は、それぞれその両端部を軸受部材42、42に回動自
在に支持されている。前記ネジ棒40、40の一方端に
は、補助ローラ移動用モータ44、44の出力軸が連結
されており、この補助ローラ移動用モータ44、44を
駆動することにより、ネジ棒40、40が回動する。前
記軸受ブラケット38、38には、このネジ棒40、4
0と螺合するナット部材38Aが固着されており、この
ネジ棒40を前記補助ローラ移動用モータ44、44で
駆動することにより、前記軸受ブラケット38、38が
ガイドレール34、34に沿ってスライドする。
2には、それぞれガイドレール34、34に沿ってネジ
棒40、40が配設されており、該ネジ棒40、40
は、それぞれその両端部を軸受部材42、42に回動自
在に支持されている。前記ネジ棒40、40の一方端に
は、補助ローラ移動用モータ44、44の出力軸が連結
されており、この補助ローラ移動用モータ44、44を
駆動することにより、ネジ棒40、40が回動する。前
記軸受ブラケット38、38には、このネジ棒40、4
0と螺合するナット部材38Aが固着されており、この
ネジ棒40を前記補助ローラ移動用モータ44、44で
駆動することにより、前記軸受ブラケット38、38が
ガイドレール34、34に沿ってスライドする。
【0013】前記軸受ブラケット38、38には、それ
ぞれ軸受ユニット46、46が設けられており、該軸受
ユニット46、46には、補助ローラ48が回動自在に
支持されている。この補助ローラ48の周面にはらせん
状の溝が形成されており、この溝に沿って前記グルーブ
ローラ24A、24Bに巻き掛けられた固定砥粒付ワイ
ヤ26が巻き付けられる。そして、この補助ローラ48
に前記グルーブローラ24A、24Bに巻き掛けられた
固定砥粒付ワイヤ26が巻き付けられることにより、グ
ルーブローラ24A、24Bの一方端から他方端に固定
砥粒付ワイヤ26がガイドされる。すなわち、これによ
り、グルーブローラ24A、24Bの一方端から他方端
に向けて巻き掛けられた固定砥粒付ワイヤ26が、再び
巻き始めの位置であるグルーブローラ24A、24Bの
一方端側にガイドされる。
ぞれ軸受ユニット46、46が設けられており、該軸受
ユニット46、46には、補助ローラ48が回動自在に
支持されている。この補助ローラ48の周面にはらせん
状の溝が形成されており、この溝に沿って前記グルーブ
ローラ24A、24Bに巻き掛けられた固定砥粒付ワイ
ヤ26が巻き付けられる。そして、この補助ローラ48
に前記グルーブローラ24A、24Bに巻き掛けられた
固定砥粒付ワイヤ26が巻き付けられることにより、グ
ルーブローラ24A、24Bの一方端から他方端に固定
砥粒付ワイヤ26がガイドされる。すなわち、これによ
り、グルーブローラ24A、24Bの一方端から他方端
に向けて巻き掛けられた固定砥粒付ワイヤ26が、再び
巻き始めの位置であるグルーブローラ24A、24Bの
一方端側にガイドされる。
【0014】グルーブローラ24A、24Bの一方端側
にガイドされた固定砥粒付ワイヤ26は、巻き始め側の
端部と巻き終わり側の端部を互いにレーザー溶接等で連
結されて無端状に形成される。なお、前記グルーブロー
ラ24A、24Bに巻き掛けられた固定砥粒付ワイヤ2
6は、揺動ガイドローラ50Aを介して補助ローラ48
に案内される。そして、補助ローラ48に巻き付けられ
た固定砥粒付ワイヤ26は、揺動ガイドローラ50Bを
介してグルーブローラ24A、24Bに案内される。
にガイドされた固定砥粒付ワイヤ26は、巻き始め側の
端部と巻き終わり側の端部を互いにレーザー溶接等で連
結されて無端状に形成される。なお、前記グルーブロー
ラ24A、24Bに巻き掛けられた固定砥粒付ワイヤ2
6は、揺動ガイドローラ50Aを介して補助ローラ48
に案内される。そして、補助ローラ48に巻き付けられ
た固定砥粒付ワイヤ26は、揺動ガイドローラ50Bを
介してグルーブローラ24A、24Bに案内される。
【0015】ここで、この揺動ガイドローラ50A、5
0Bは、揺動アーム52A、52Bの先端部に回動自在
に支持されており、該揺動アーム52A、52Bは、そ
の基端部を支持ブラケット32、32に揺動自在に支持
されている。揺動アーム52A、52Bの中央部には、
前記支持ブラケット32、32に揺動自在に支持された
シリンダ54A、54Bのロッドがピンによって連結さ
れており、このシリンダ54A、54Bを駆動すること
により、揺動アーム52A、52Bが揺動する。そし
て、この揺動アーム52A、52Bが揺動することによ
り、揺動ガイドローラ50A、50Bの位置が可変す
る。
0Bは、揺動アーム52A、52Bの先端部に回動自在
に支持されており、該揺動アーム52A、52Bは、そ
の基端部を支持ブラケット32、32に揺動自在に支持
されている。揺動アーム52A、52Bの中央部には、
前記支持ブラケット32、32に揺動自在に支持された
シリンダ54A、54Bのロッドがピンによって連結さ
れており、このシリンダ54A、54Bを駆動すること
により、揺動アーム52A、52Bが揺動する。そし
て、この揺動アーム52A、52Bが揺動することによ
り、揺動ガイドローラ50A、50Bの位置が可変す
る。
【0016】テンションユニット14は、以上のように
構成される。そして、前記揺動ガイドローラ50A、5
0Bは、その設置位置を調整することにより、固定砥粒
付ワイヤ26の新規巻き掛け時に生じる弛みを除去し、
その後固定する。また、補助ローラ48は、その設置位
置を調整することにより、固定砥粒付ワイヤ26に付与
する張力を調整する。
構成される。そして、前記揺動ガイドローラ50A、5
0Bは、その設置位置を調整することにより、固定砥粒
付ワイヤ26の新規巻き掛け時に生じる弛みを除去し、
その後固定する。また、補助ローラ48は、その設置位
置を調整することにより、固定砥粒付ワイヤ26に付与
する張力を調整する。
【0017】なお、前記揺動ガイドローラ50A、50
Bを支持する揺動アーム52A、52Bには、図示しな
いロードセルが組み込まれており、このロードセルによ
って揺動ガイドローラ50A、50Bに巻き掛けられた
固定砥粒付ワイヤ26の張力が検出される。次に、送り
ユニット16の構成について説明する。前記架台18上
には、ベース56が設置されている。ベース56上には
一対のガイドレール58、58が敷設されており、該ガ
イドレール58、58がコラム60をスライド自在に支
持している。
Bを支持する揺動アーム52A、52Bには、図示しな
いロードセルが組み込まれており、このロードセルによ
って揺動ガイドローラ50A、50Bに巻き掛けられた
固定砥粒付ワイヤ26の張力が検出される。次に、送り
ユニット16の構成について説明する。前記架台18上
には、ベース56が設置されている。ベース56上には
一対のガイドレール58、58が敷設されており、該ガ
イドレール58、58がコラム60をスライド自在に支
持している。
【0018】また、前記ベース56の内部には、ガイド
レール58、58に沿ってネジ棒62が配設されてお
り、該ネジ棒62は、その両端部を軸受部材64、64
に回動自在に支持されている。前記ネジ棒62の一方端
には、架台18上に設けられたワーク送りモータ66の
出力軸が連結されており、このワーク送りモータ66を
駆動することにより、ネジ棒62が回動する。前記コラ
ム60の下面には、このネジ棒62と螺合するナット部
材60Aが固着されており、このネジ棒62を回動させ
ることにより、コラム60がガイドレール58、58に
沿って移動する。
レール58、58に沿ってネジ棒62が配設されてお
り、該ネジ棒62は、その両端部を軸受部材64、64
に回動自在に支持されている。前記ネジ棒62の一方端
には、架台18上に設けられたワーク送りモータ66の
出力軸が連結されており、このワーク送りモータ66を
駆動することにより、ネジ棒62が回動する。前記コラ
ム60の下面には、このネジ棒62と螺合するナット部
材60Aが固着されており、このネジ棒62を回動させ
ることにより、コラム60がガイドレール58、58に
沿って移動する。
【0019】前記コラム60の上部先端には、チルチン
グユニット68が設けられており、被加工物であるイン
ゴットInは、このチルチングユニット68のワーク保
持部68Aに装着される。このチルチングユニット68
は、装着されたインゴットInをワイヤ列28に対して
水平、垂直方向に所定角度傾斜させて保持し、この傾斜
角度を調整することにより、インゴットInの結晶方位
合わせを行う。
グユニット68が設けられており、被加工物であるイン
ゴットInは、このチルチングユニット68のワーク保
持部68Aに装着される。このチルチングユニット68
は、装着されたインゴットInをワイヤ列28に対して
水平、垂直方向に所定角度傾斜させて保持し、この傾斜
角度を調整することにより、インゴットInの結晶方位
合わせを行う。
【0020】なお、このチルチングユニット68へのイ
ンゴットInの装着は、マウンティングブロックMを介
して行われる。すなわち、スライスベースSを介してイ
ンゴットInをマウンティングブロックMに接着し、こ
のマウンティングブロックMをチルチングユニット68
のワーク保持部68Aに設けられた図示しないクランプ
手段でクランプすることにより装着する。
ンゴットInの装着は、マウンティングブロックMを介
して行われる。すなわち、スライスベースSを介してイ
ンゴットInをマウンティングブロックMに接着し、こ
のマウンティングブロックMをチルチングユニット68
のワーク保持部68Aに設けられた図示しないクランプ
手段でクランプすることにより装着する。
【0021】次に、前記のごとく構成された本実施の形
態の固定砥粒付エンドレスワイヤソー10の作用につい
て説明する。始めに固定砥粒付ワイヤ26の張設方法に
ついて説明する。オペレータは、まず、固定砥粒付ワイ
ヤ26の一方端を揺動ガイドローラ50Aにガムテープ
等で固定する。この状態で固定砥粒付ワイヤ26をグル
ーブローラ24A、24Bの方向に引き出し、グルーブ
ローラ24A、24Bの溝に沿って順次巻き掛けてゆ
く。これにより、垂直なワイヤ列28が形成される。
態の固定砥粒付エンドレスワイヤソー10の作用につい
て説明する。始めに固定砥粒付ワイヤ26の張設方法に
ついて説明する。オペレータは、まず、固定砥粒付ワイ
ヤ26の一方端を揺動ガイドローラ50Aにガムテープ
等で固定する。この状態で固定砥粒付ワイヤ26をグル
ーブローラ24A、24Bの方向に引き出し、グルーブ
ローラ24A、24Bの溝に沿って順次巻き掛けてゆ
く。これにより、垂直なワイヤ列28が形成される。
【0022】ワイヤ列28を形成した固定砥粒付ワイヤ
26は、揺動ガイドローラ50Bを介して補助ローラ4
8に導き、その補助ローラ48に巻き付けてゆく。ここ
で、この補助ローラ48の外周には、らせん状の溝が形
成されているので、この溝に沿って巻き付けることによ
り、固定砥粒付ワイヤ26は、揺動ガイドローラ50A
に導かれる。
26は、揺動ガイドローラ50Bを介して補助ローラ4
8に導き、その補助ローラ48に巻き付けてゆく。ここ
で、この補助ローラ48の外周には、らせん状の溝が形
成されているので、この溝に沿って巻き付けることによ
り、固定砥粒付ワイヤ26は、揺動ガイドローラ50A
に導かれる。
【0023】揺動ガイドローラ50Aに導かれた固定砥
粒付ワイヤ26は、その端部同士をレーザー溶接等で連
結され、無端状に形成される。そして、この結果、無端
状の固定砥粒付ワイヤ26によるワイヤ列28が形成さ
れる。ところで、前記のごとく張設されたワイヤ列28
には弛みが生じているので、これを除去する必要があ
る。そこで、オペレータは、前記の張設作業を終了した
のち、次いで、シリンダ54A、54Bを駆動すること
により揺動ガイドローラ50A、50Bを揺動させて、
固定砥粒付ワイヤ26に生じている弛みを除去する。そ
の後、その位置に揺動ガイドローラ50A、50Bを固
定する。なお、この段階においては、固定砥粒付ワイヤ
26には溝から外れない程度の張力が与えられればよ
い。
粒付ワイヤ26は、その端部同士をレーザー溶接等で連
結され、無端状に形成される。そして、この結果、無端
状の固定砥粒付ワイヤ26によるワイヤ列28が形成さ
れる。ところで、前記のごとく張設されたワイヤ列28
には弛みが生じているので、これを除去する必要があ
る。そこで、オペレータは、前記の張設作業を終了した
のち、次いで、シリンダ54A、54Bを駆動すること
により揺動ガイドローラ50A、50Bを揺動させて、
固定砥粒付ワイヤ26に生じている弛みを除去する。そ
の後、その位置に揺動ガイドローラ50A、50Bを固
定する。なお、この段階においては、固定砥粒付ワイヤ
26には溝から外れない程度の張力が与えられればよ
い。
【0024】前記のごとく固定砥粒付ワイヤ26の弛み
が取り除かれると、次にオペレータは、切断に必要な張
力の設定を行う。まず、オペレータはグルーブローラ駆
動モータ30を駆動してグルーブローラ24Bを回転さ
せ、張設された固定砥粒付ワイヤ26を走行させる。次
に、補助ローラ移動用モータ44を駆動して補助ローラ
48をグルーブローラ24A、24Bから離れる方向に
移動させる。
が取り除かれると、次にオペレータは、切断に必要な張
力の設定を行う。まず、オペレータはグルーブローラ駆
動モータ30を駆動してグルーブローラ24Bを回転さ
せ、張設された固定砥粒付ワイヤ26を走行させる。次
に、補助ローラ移動用モータ44を駆動して補助ローラ
48をグルーブローラ24A、24Bから離れる方向に
移動させる。
【0025】ここで、前記のごとく補助ローラ48がグ
ルーブローラ24A、24Bから離れる方向に移動する
ことにより、走行する固定砥粒付ワイヤ26に付与され
る張力は徐々に高くなってくる。オペレータは、揺動ガ
イドローラ50A、50Bの揺動アーム52A、52B
に組み込まれているロードセルによって測定される固定
砥粒付ワイヤ26の張力が切断に必要な張力となったと
ころで、補助ローラ移動用モータ44の駆動を停止して
補助ローラ48の移動を停止するとともに、グルーブロ
ーラ駆動モータ30の駆動を停止して固定砥粒付ワイヤ
26の走行を停止する。
ルーブローラ24A、24Bから離れる方向に移動する
ことにより、走行する固定砥粒付ワイヤ26に付与され
る張力は徐々に高くなってくる。オペレータは、揺動ガ
イドローラ50A、50Bの揺動アーム52A、52B
に組み込まれているロードセルによって測定される固定
砥粒付ワイヤ26の張力が切断に必要な張力となったと
ころで、補助ローラ移動用モータ44の駆動を停止して
補助ローラ48の移動を停止するとともに、グルーブロ
ーラ駆動モータ30の駆動を停止して固定砥粒付ワイヤ
26の走行を停止する。
【0026】なお、ここではオペレータが切断に必要な
張力の設定を行っているが、制御手段によって自動で切
断に必要な張力を判断し、自動で制御して張力を設定す
るようにシステムを構成してもよい。以上一連の作業に
より、固定砥粒付ワイヤ26の張設作業は終了し、これ
により、切断に必要な張力に設定されたワイヤ列28が
張設される。
張力の設定を行っているが、制御手段によって自動で切
断に必要な張力を判断し、自動で制御して張力を設定す
るようにシステムを構成してもよい。以上一連の作業に
より、固定砥粒付ワイヤ26の張設作業は終了し、これ
により、切断に必要な張力に設定されたワイヤ列28が
張設される。
【0027】次に、前記のごとくワイヤ列28が張設さ
れた固定砥粒付エンドレスワイヤソー10によるインゴ
ットInの切断方法について説明する。まず、オペレー
タはマウンティングブロックMにスライスベースSを介
してインゴットInを接着する。そして、そのマウンテ
ィングブロックMに接着されたインゴットInをチルチ
ングユニット68のワーク保持部68Aに装着する。
れた固定砥粒付エンドレスワイヤソー10によるインゴ
ットInの切断方法について説明する。まず、オペレー
タはマウンティングブロックMにスライスベースSを介
してインゴットInを接着する。そして、そのマウンテ
ィングブロックMに接着されたインゴットInをチルチ
ングユニット68のワーク保持部68Aに装着する。
【0028】次に、オペレータは、インゴットInが所
定の結晶方位で切断されるように、チルチングユニット
68によってインゴットInをワイヤ列28に対して所
定角度傾斜させる。次に、グルーブローラ駆動モータ3
0を駆動してグルーブローラ24Bを高速回転させ、ワ
イヤ列28を高速走行させる。なお、この際、固定砥粒
付ワイヤ26は無端状に形成されているので、一定の走
行路を周回することになる。
定の結晶方位で切断されるように、チルチングユニット
68によってインゴットInをワイヤ列28に対して所
定角度傾斜させる。次に、グルーブローラ駆動モータ3
0を駆動してグルーブローラ24Bを高速回転させ、ワ
イヤ列28を高速走行させる。なお、この際、固定砥粒
付ワイヤ26は無端状に形成されているので、一定の走
行路を周回することになる。
【0029】次に、ワーク送りモータ66を駆動して、
コラム60を切断ユニット12に向けて一定の送り量で
送る。この結果、インゴットInが高速走行するワイヤ
列28に向かって移動し、その走行するワイヤ列28に
押し当てられる。ワイヤ列28に押し当てられたインゴ
ットInは、そのワイヤ列28との接触部を固定砥粒付
ワイヤ26の周面に固着された固定砥粒に研削され、こ
の結果、多数枚のウェーハに切断される。
コラム60を切断ユニット12に向けて一定の送り量で
送る。この結果、インゴットInが高速走行するワイヤ
列28に向かって移動し、その走行するワイヤ列28に
押し当てられる。ワイヤ列28に押し当てられたインゴ
ットInは、そのワイヤ列28との接触部を固定砥粒付
ワイヤ26の周面に固着された固定砥粒に研削され、こ
の結果、多数枚のウェーハに切断される。
【0030】なお、この切断に際して、インゴットIn
とワイヤ列28との接触部には、その接触部上方に設置
された図示しないノズルからクーラントが供給される。
供給されたクーラントは、グルーブローラ24Bの下部
に設置された図示しないドレンパンで回収され、廃棄さ
れる。ところで、本実施の形態の固定砥粒付エンドレス
ワイヤソー10では、補助ローラ48が設置されている
ことにより、長さの長いグルーブローラ24A、24B
を使用しなくても、ワイヤ長の長い固定砥粒付ワイヤ2
6を使用することができる。そして、このようにワイヤ
長の長い固定砥粒付ワイヤ26を使用することにより、
高精度な切断を長時間持続させることができるととも
に、固定砥粒付ワイヤ26の寿命が延長する。
とワイヤ列28との接触部には、その接触部上方に設置
された図示しないノズルからクーラントが供給される。
供給されたクーラントは、グルーブローラ24Bの下部
に設置された図示しないドレンパンで回収され、廃棄さ
れる。ところで、本実施の形態の固定砥粒付エンドレス
ワイヤソー10では、補助ローラ48が設置されている
ことにより、長さの長いグルーブローラ24A、24B
を使用しなくても、ワイヤ長の長い固定砥粒付ワイヤ2
6を使用することができる。そして、このようにワイヤ
長の長い固定砥粒付ワイヤ26を使用することにより、
高精度な切断を長時間持続させることができるととも
に、固定砥粒付ワイヤ26の寿命が延長する。
【0031】また、本実施の形態の固定砥粒付エンドレ
スワイヤソー10では、補助ローラ48をグルーブロー
ラ24A、24Bに対して移動させることにより、切断
に必要な張力を容易に設定することができる。なお、本
実施の形態では、補助ローラ48を移動させて、その設
置位置を調整することにより固定砥粒付ワイヤ26に付
与する張力を設定するようにしているが、補助ローラ4
8は固定とし、揺動ローラ50A、50Bを所定の力
(トルク)で揺動させることによって、固定砥粒付ワイ
ヤ26に付与する張力を設定するようにしてもよい。
スワイヤソー10では、補助ローラ48をグルーブロー
ラ24A、24Bに対して移動させることにより、切断
に必要な張力を容易に設定することができる。なお、本
実施の形態では、補助ローラ48を移動させて、その設
置位置を調整することにより固定砥粒付ワイヤ26に付
与する張力を設定するようにしているが、補助ローラ4
8は固定とし、揺動ローラ50A、50Bを所定の力
(トルク)で揺動させることによって、固定砥粒付ワイ
ヤ26に付与する張力を設定するようにしてもよい。
【0032】また、本実施の形態では、補助ローラ48
の長さをグルーブローラ24A、24Bの長さと同じに
しているが、補助ローラ48の長さは必要に応じて変え
て用いてもよい。また、図3に示すように、グルーブロ
ーラ24A、24Bと補助ローラ48との間にガイドユ
ニット70を設置し、このガイドユニット70によって
補助ローラ48に巻き付ける固定砥粒付ワイヤ26の巻
き付け量を調整するようにしてもよい。このガイドユニ
ット70は、一対の固定ガイドユニット72A、72B
と、一対の可動ガイドユニット74A、74Bとから構
成されており、可動ガイドユニット74A、74Bの間
隔を調整することにより巻き付け量を調整する。
の長さをグルーブローラ24A、24Bの長さと同じに
しているが、補助ローラ48の長さは必要に応じて変え
て用いてもよい。また、図3に示すように、グルーブロ
ーラ24A、24Bと補助ローラ48との間にガイドユ
ニット70を設置し、このガイドユニット70によって
補助ローラ48に巻き付ける固定砥粒付ワイヤ26の巻
き付け量を調整するようにしてもよい。このガイドユニ
ット70は、一対の固定ガイドユニット72A、72B
と、一対の可動ガイドユニット74A、74Bとから構
成されており、可動ガイドユニット74A、74Bの間
隔を調整することにより巻き付け量を調整する。
【0033】前記固定ガイドユニット72A、72B
は、第1ガイドローラ76A、76Bと第2ガイドロー
ラ78A、78Bを有しており、該第1ガイドローラ7
6A、76Bと第2ガイドローラ78A、78Bは、そ
れぞれ架台18(図示せず)に設置された固定ブロック
80A、80B上に設置されている。一方、前記可動ガ
イドユニット74A、74Bは、第3ガイドローラ82
A、82Bと第4ガイドローラ84A、84Bを有して
おり、該第3ガイドローラ82A、82Bと第4ガイド
ローラ84A、84Bは、それぞれスライドブロック8
6A、86B上に設置されている。このスライドブロッ
ク86A、86Bは、ベース88上に敷設されたガイド
レール90、90上をスライド自在に設けられており、
図示しないロック手段によってガイドレール90、90
上の任意の位置に固定できるように構成されている。
は、第1ガイドローラ76A、76Bと第2ガイドロー
ラ78A、78Bを有しており、該第1ガイドローラ7
6A、76Bと第2ガイドローラ78A、78Bは、そ
れぞれ架台18(図示せず)に設置された固定ブロック
80A、80B上に設置されている。一方、前記可動ガ
イドユニット74A、74Bは、第3ガイドローラ82
A、82Bと第4ガイドローラ84A、84Bを有して
おり、該第3ガイドローラ82A、82Bと第4ガイド
ローラ84A、84Bは、それぞれスライドブロック8
6A、86B上に設置されている。このスライドブロッ
ク86A、86Bは、ベース88上に敷設されたガイド
レール90、90上をスライド自在に設けられており、
図示しないロック手段によってガイドレール90、90
上の任意の位置に固定できるように構成されている。
【0034】以上のガイドユニット70を用いて固定砥
粒付ワイヤ26の巻き付け量を調整する場合は、巻き付
ける固定砥粒付ワイヤ26の長さに応じて、可動ガイド
ユニット74A、74Bを移動させ、その間隔を調整し
て固定する。これにより、補助ローラ48を代えること
なく任意の長さの固定砥粒付ワイヤ26を巻き付けるこ
とができる。
粒付ワイヤ26の巻き付け量を調整する場合は、巻き付
ける固定砥粒付ワイヤ26の長さに応じて、可動ガイド
ユニット74A、74Bを移動させ、その間隔を調整し
て固定する。これにより、補助ローラ48を代えること
なく任意の長さの固定砥粒付ワイヤ26を巻き付けるこ
とができる。
【0035】また、本実施の形態では、補助ローラ48
は単に回動自在に支持されているだけであるが、補助ロ
ーラ48にモータを連結し、グルーブローラ24A、2
4Bと同期させて回転してもよい。これにより、補助ロ
ーラ48に生じる磨耗を抑制することができる。また、
補助ローラ48の磨耗を抑制するために、補助ローラ4
8の表面を固定砥粒付ワイヤ26の周面に固着された固
定砥粒と同程度の硬度を有する材料でコーティングして
もよい。例えば、固定砥粒付ワイヤ26の周面に固着さ
れた砥粒がダイヤモンド砥粒であれば、補助ローラ48
の表面をダイヤモンドコーティングする。これにより、
補助ローラ48の磨耗を有効に防止することができる。
は単に回動自在に支持されているだけであるが、補助ロ
ーラ48にモータを連結し、グルーブローラ24A、2
4Bと同期させて回転してもよい。これにより、補助ロ
ーラ48に生じる磨耗を抑制することができる。また、
補助ローラ48の磨耗を抑制するために、補助ローラ4
8の表面を固定砥粒付ワイヤ26の周面に固着された固
定砥粒と同程度の硬度を有する材料でコーティングして
もよい。例えば、固定砥粒付ワイヤ26の周面に固着さ
れた砥粒がダイヤモンド砥粒であれば、補助ローラ48
の表面をダイヤモンドコーティングする。これにより、
補助ローラ48の磨耗を有効に防止することができる。
【0036】更に、使用する固定砥粒付ワイヤ26を補
助ローラ48の溝形状に合致した異形線ワイヤ(ワイヤ
の両側部に溝に嵌合するテーパ面を有したワイヤ)を使
用し、その上面部にのみ固定砥粒を付着して用いても補
助ローラ48の磨耗を有効に防止することができる。
助ローラ48の溝形状に合致した異形線ワイヤ(ワイヤ
の両側部に溝に嵌合するテーパ面を有したワイヤ)を使
用し、その上面部にのみ固定砥粒を付着して用いても補
助ローラ48の磨耗を有効に防止することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
切断に使用する固定砥粒付ワイヤの長さを長くして使用
することができ、これにより高精度の切断を長時間持続
することができる。また、固定砥粒付ワイヤの寿命も延
長する。
切断に使用する固定砥粒付ワイヤの長さを長くして使用
することができ、これにより高精度の切断を長時間持続
することができる。また、固定砥粒付ワイヤの寿命も延
長する。
【図1】固定砥粒付エンドレスワイヤソーの構成を示す
側面図
側面図
【図2】固定砥粒付エンドレスワイヤソーの構成を示す
平面図
平面図
【図3】他の実施の形態の固定砥粒付エンドレスワイヤ
ソーの要部の平面図
ソーの要部の平面図
10…固定砥粒付エンドレスワイヤソー 24A、24B…グルーブローラ 26…固定砥粒付ワイヤ 28…ワイヤ列 30…グルーブローラ駆動モータ 44…補助ローラ移動用モータ 48…補助ローラ 50A、50B…揺動ガイドローラ 60…コラム 66…ワーク送りモータ 68…チルチングユニット 70…ガイドユニット 72A、72B…固定ガイドユニット 74A、74B…可動ガイドユニット In…インゴット
Claims (3)
- 【請求項1】 所定間隔をもって配設された複数本のグ
ルーブローラと、 前記グルーブローラの近傍に設けられ、周面にらせん状
の溝が形成された補助ローラと、 前記複数本のグルーブローラに巻き掛けられてワイヤ列
を形成するとともに、残余分が前記補助ローラに巻かれ
て無端状に形成される固定砥粒付ワイヤと、 前記複数本のグルーブローラのうち少なくとも一本のグ
ルーブローラに連結され、該グルーブローラを回転させ
て前記ワイヤ列を走行させるグルーブローラ回転手段
と、 前記グルーブローラで形成されたワイヤ列と対向するよ
うに設けられ、被加工物を保持する被加工物保持手段
と、 前記被加工物保持手段を前記ワイヤ列に向けて送り、該
ワイヤ列に前記被加工物を押し当てる送り手段と、から
なることを特徴とする固定砥粒付エンドレスワイヤソ
ー。 - 【請求項2】 前記補助ローラは前記グルーブローラに
対して進退移動自在に設けられ、該補助ローラの設置位
置を変えることにより前記ワイヤ列に付与する張力を調
整することを特徴とする請求項1記載の固定砥粒付エン
ドレスワイヤソー。 - 【請求項3】 前記補助ローラの軸線に沿って移動自在
に設けられ、前記グルーブローラに巻き掛けられた固定
砥粒付ワイヤを前記補助ローラに導く第1ガイドユニッ
トと、 前記補助ローラの軸線に沿って移動自在に設けられ、前
記補助ローラに巻かれた固定砥粒付ワイヤを前記グルー
ブローラに導く第2ガイドユニットと、 を備え、前記第1ガイドユニットと第2ガイドユニット
の位置を移動させることにより、前記補助ローラに巻き
付ける固定砥粒付ワイヤの量を調整することを特徴とす
る請求項1又は2記載の固定砥粒付エンドレスワイヤソ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP685198A JPH11198018A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 固定砥粒付エンドレスワイヤソー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP685198A JPH11198018A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 固定砥粒付エンドレスワイヤソー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11198018A true JPH11198018A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11649746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP685198A Pending JPH11198018A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 固定砥粒付エンドレスワイヤソー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11198018A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6837778B2 (en) | 2000-11-24 | 2005-01-04 | Neomax Co., Ltd | Method for cutting rare earth alloy, method for manufacturing rare earth magnet, and wire-saw machine |
| US6945242B2 (en) | 2001-10-17 | 2005-09-20 | Neomax Co., Ltd. | Cutting method using wire saw, wire saw device, and method of manufacturing rare-earth magnet |
| JP2006013095A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | コイル製造方法及びコイル製造装置 |
| US7025054B2 (en) | 2002-03-01 | 2006-04-11 | Neomax Co., Ltd. | Method of cutting rare-earth alloy |
| JP2007160462A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Takatori Corp | ワイヤソー |
| CN102205561A (zh) * | 2011-05-10 | 2011-10-05 | 山东大学 | 一种可同时张紧多根绳带的张紧装置 |
| CN102729348A (zh) * | 2012-07-13 | 2012-10-17 | 乐山新天源太阳能科技有限公司 | 多线切割机 |
| DE102011112270A1 (de) * | 2011-09-05 | 2013-03-07 | Dirk Haussmann | Vorrichtung zum Auftrennen eines Ingots, insbesondere eines Siliciumingots |
| CN103507176A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-01-15 | 华侨大学 | 一种多绳金刚石绳锯机的新型张力调节机构 |
| CN106976164A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-07-25 | 无锡斯达新能源科技股份有限公司 | 多线循环切割机用储线及延长线回收装置 |
| CN106985294A (zh) * | 2017-04-07 | 2017-07-28 | 苏州赫瑞特电子专用设备科技有限公司 | 一种多线切割机主轴机构 |
| CN112372489A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-02-19 | 上饶师范学院 | 一种晶圆切割加工所用导辊表面导槽快速加工方法及装置 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP685198A patent/JPH11198018A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10157433B4 (de) * | 2000-11-24 | 2019-05-29 | Hitachi Metals, Ltd. | Verfahren zum Schneiden einer Seltenerdmetall-Legierung, Verfahren zur Herstellung eines Seltenerdmetall-Magneten und Drahtsäge-Vorrichtung |
| US6896595B2 (en) | 2000-11-24 | 2005-05-24 | Neomax Co., Ltd. | Method for cutting rare earth alloy, method for manufacturing rare earth magnet, and wire-saw machine |
| US6837778B2 (en) | 2000-11-24 | 2005-01-04 | Neomax Co., Ltd | Method for cutting rare earth alloy, method for manufacturing rare earth magnet, and wire-saw machine |
| US6945242B2 (en) | 2001-10-17 | 2005-09-20 | Neomax Co., Ltd. | Cutting method using wire saw, wire saw device, and method of manufacturing rare-earth magnet |
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| JP2006013095A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | コイル製造方法及びコイル製造装置 |
| JP2007160462A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Takatori Corp | ワイヤソー |
| CN102205561A (zh) * | 2011-05-10 | 2011-10-05 | 山东大学 | 一种可同时张紧多根绳带的张紧装置 |
| DE102011112270A1 (de) * | 2011-09-05 | 2013-03-07 | Dirk Haussmann | Vorrichtung zum Auftrennen eines Ingots, insbesondere eines Siliciumingots |
| DE102011112270B4 (de) * | 2011-09-05 | 2014-01-09 | Dirk Haussmann | Vorrichtung zum Auftrennen eines Ingots in Ingotabschnitte |
| CN102729348A (zh) * | 2012-07-13 | 2012-10-17 | 乐山新天源太阳能科技有限公司 | 多线切割机 |
| CN103507176A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-01-15 | 华侨大学 | 一种多绳金刚石绳锯机的新型张力调节机构 |
| CN106976164A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-07-25 | 无锡斯达新能源科技股份有限公司 | 多线循环切割机用储线及延长线回收装置 |
| CN106985294A (zh) * | 2017-04-07 | 2017-07-28 | 苏州赫瑞特电子专用设备科技有限公司 | 一种多线切割机主轴机构 |
| CN112372489A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-02-19 | 上饶师范学院 | 一种晶圆切割加工所用导辊表面导槽快速加工方法及装置 |
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