JPH11198131A - 水晶の切断装置 - Google Patents
水晶の切断装置Info
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- JPH11198131A JPH11198131A JP269598A JP269598A JPH11198131A JP H11198131 A JPH11198131 A JP H11198131A JP 269598 A JP269598 A JP 269598A JP 269598 A JP269598 A JP 269598A JP H11198131 A JPH11198131 A JP H11198131A
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Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 人工水晶からランバード人工水晶を切り出す
際の歩留まりを上げる。 【解決手段】 ベース17上に、Y軸に沿って移動可能
な水平移動台18とZ軸に沿って移動可能な鉛直移動台
19とを設け、鉛直移動台19にYZ平面と平行なダイ
ヤモンドカッタ30を等間隔に設ける一方、結晶軸のY
Z平面がダイヤモンドカッタ30と平行になるようにY
軸及びZ軸を中心として人工水晶を回動させうる保持手
段21を設ける。
際の歩留まりを上げる。 【解決手段】 ベース17上に、Y軸に沿って移動可能
な水平移動台18とZ軸に沿って移動可能な鉛直移動台
19とを設け、鉛直移動台19にYZ平面と平行なダイ
ヤモンドカッタ30を等間隔に設ける一方、結晶軸のY
Z平面がダイヤモンドカッタ30と平行になるようにY
軸及びZ軸を中心として人工水晶を回動させうる保持手
段21を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同時に複数の水晶片
を切り出す水晶の切断装置に関する。
を切り出す水晶の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ランバード人工水晶の構成を図5に示
す。このランバード人工水晶1は、人工水晶の素材をラ
ンバード加工することによって得た図6の人工水晶2で
あって取り決めによって決定されたランバード人工水晶
1の各結晶軸の方向の寸法X1,Y1,Z1よりも大きな
寸法X,Y,Zのものをダイヤモンドツールを用いてX
方向へ複数分割して研削することで得られる。通常は、
ランバード人工水晶1は、図6の斜線を施した結晶領域
から切り出されることが多い。
す。このランバード人工水晶1は、人工水晶の素材をラ
ンバード加工することによって得た図6の人工水晶2で
あって取り決めによって決定されたランバード人工水晶
1の各結晶軸の方向の寸法X1,Y1,Z1よりも大きな
寸法X,Y,Zのものをダイヤモンドツールを用いてX
方向へ複数分割して研削することで得られる。通常は、
ランバード人工水晶1は、図6の斜線を施した結晶領域
から切り出されることが多い。
【0003】人工水晶からランバード人工水晶を作るま
でのランバード工程のフローチャートを図7に示す。図
7(a)に示すように、図6に示したのと同様にして人
工水晶2の結晶軸方向X,Y,Z軸が定められる。そし
て、図7(b)に示すようにZ軸と直角な両方のZ面2
aが、モータ5によって駆動されるダイヤモンド砥石6
により研削される。その後、帯状のダイヤモンド切断刃
7や丸のこ状のダイヤモンドカッタにより、人工水晶2
のX軸方向へ複数の切り込みが入れられ、人工水晶2が
分割されて複数の人工水晶片3が形成される。次に、X
線カット面測定器により、結晶軸のX軸と直角に近い面
が結晶軸のX軸と高精度に直角なX面から偏差している
量を計測し、図7(d)に示すようにテーブル面が傾斜
可能な傾斜テーブル8に人工水晶片3を保持する。そし
て、偏差量だけ傾斜テーブル8を傾けて回転台9上に載
せ、モータ10により回転台9を回す。モータ12によ
りダイヤ砥石11が回転することから、人工水晶片3の
基準面の研削が行われる。最後に、図7(e)に示すよ
うに人工水晶片3の基準面を回転台9に当接させて、ダ
イヤ砥石11により基準面と反対側の面を所定の厚さま
で研削すると、図7(f)に示すようにランバード人工
水晶4ができ上がる。
でのランバード工程のフローチャートを図7に示す。図
7(a)に示すように、図6に示したのと同様にして人
工水晶2の結晶軸方向X,Y,Z軸が定められる。そし
て、図7(b)に示すようにZ軸と直角な両方のZ面2
aが、モータ5によって駆動されるダイヤモンド砥石6
により研削される。その後、帯状のダイヤモンド切断刃
7や丸のこ状のダイヤモンドカッタにより、人工水晶2
のX軸方向へ複数の切り込みが入れられ、人工水晶2が
分割されて複数の人工水晶片3が形成される。次に、X
線カット面測定器により、結晶軸のX軸と直角に近い面
が結晶軸のX軸と高精度に直角なX面から偏差している
量を計測し、図7(d)に示すようにテーブル面が傾斜
可能な傾斜テーブル8に人工水晶片3を保持する。そし
て、偏差量だけ傾斜テーブル8を傾けて回転台9上に載
せ、モータ10により回転台9を回す。モータ12によ
りダイヤ砥石11が回転することから、人工水晶片3の
基準面の研削が行われる。最後に、図7(e)に示すよ
うに人工水晶片3の基準面を回転台9に当接させて、ダ
イヤ砥石11により基準面と反対側の面を所定の厚さま
で研削すると、図7(f)に示すようにランバード人工
水晶4ができ上がる。
【0004】ここで、傾斜テーブル8以外は、市販の汎
用設備を使用している。
用設備を使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7(d)
に示すように人工水晶片3に一旦、角度保証された基準
面を作成しなければならず、合理化の妨げとなる。ま
た、図8(a)に示すように人工水晶2から3〜6本の
人工水晶片を切り出す際に、ランバード人工水晶の所定
寸法に対して加工機の加工精度に基づく余裕切断代14
や削り代が複数倍必要になり歩留まり低下の原因になっ
ている。更に、図7(c)の切り出しの段取りとして図
8のように当て板15に人工水晶2を仮接着し、切断後
には剥離するという2つの作業が必要になる。
に示すように人工水晶片3に一旦、角度保証された基準
面を作成しなければならず、合理化の妨げとなる。ま
た、図8(a)に示すように人工水晶2から3〜6本の
人工水晶片を切り出す際に、ランバード人工水晶の所定
寸法に対して加工機の加工精度に基づく余裕切断代14
や削り代が複数倍必要になり歩留まり低下の原因になっ
ている。更に、図7(c)の切り出しの段取りとして図
8のように当て板15に人工水晶2を仮接着し、切断後
には剥離するという2つの作業が必要になる。
【0006】そこで本発明は、斯る課題を解決した水晶
の切断装置を提供することを目的とする。
の切断装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、X,Y,Z軸からなる空間に、Y軸
方向へ移動可能な第一移動台を設け、当該第一移動台上
にはZ軸方向へ移動可能な第二移動台を設け、当該第二
移動台上には切断手段を設ける一方、当該切断手段と対
応する位置には水晶を保持する保持手段を設け、前記切
断手段は、YZ面と略平行な切断刃を略等間隔に複数設
け、夫々の切断刃を駆動手段に連動連結し、前記保持手
段は、前記切断刃どうしの間隔と同一の間隔でスリット
を形成した受け部材と、スリットと対応する位置に溝が
形成されるとともに水晶を受け部材へ押圧して固定する
押え部材とでホルダを構成し、ホルダをZ軸を中心とし
て回動させるための第一回動手段と、Y軸を中心として
回動させるための第二回動手段とを設けたことを特徴と
する。
の本発明の構成は、X,Y,Z軸からなる空間に、Y軸
方向へ移動可能な第一移動台を設け、当該第一移動台上
にはZ軸方向へ移動可能な第二移動台を設け、当該第二
移動台上には切断手段を設ける一方、当該切断手段と対
応する位置には水晶を保持する保持手段を設け、前記切
断手段は、YZ面と略平行な切断刃を略等間隔に複数設
け、夫々の切断刃を駆動手段に連動連結し、前記保持手
段は、前記切断刃どうしの間隔と同一の間隔でスリット
を形成した受け部材と、スリットと対応する位置に溝が
形成されるとともに水晶を受け部材へ押圧して固定する
押え部材とでホルダを構成し、ホルダをZ軸を中心とし
て回動させるための第一回動手段と、Y軸を中心として
回動させるための第二回動手段とを設けたことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による水晶の切断装
置の実施の形態を説明する。
置の実施の形態を説明する。
【0009】本発明による水晶の切断装置の斜視図を図
1に示す。水晶の切断装置は、ベース17と、第一移動
台としての水平移動台18と、第二移動台としての鉛直
移動台19と、切断手段20と、保持手段21とで構成
されている。
1に示す。水晶の切断装置は、ベース17と、第一移動
台としての水平移動台18と、第二移動台としての鉛直
移動台19と、切断手段20と、保持手段21とで構成
されている。
【0010】水平移動台18は、図示しないガイドレー
ルに沿って水平方向(Y軸方向)へ移動自在にベース1
7上に設けられている。そして、ベース17に回転自在
に送りねじ22が設けられるとともに送りねじ22にモ
ータ23が連動連結される一方、水平移動台18の下部
に固着された図示しないナット材が送りねじ22に螺合
されている。
ルに沿って水平方向(Y軸方向)へ移動自在にベース1
7上に設けられている。そして、ベース17に回転自在
に送りねじ22が設けられるとともに送りねじ22にモ
ータ23が連動連結される一方、水平移動台18の下部
に固着された図示しないナット材が送りねじ22に螺合
されている。
【0011】鉛直移動台19は、図示しないガイドレー
ルに沿って鉛直方向(Z軸方向)へ移動自在に水平移動
台18の側面に設けられている。そして、鉛直移動台1
9には鉛直方向へ長い送りねじ24の下端が固着される
一方、鉛直方向への移動が拘束されて回転自在なプーリ
25がベルト26,プーリ27を介してモータ28に連
動連結され、プーリ25の中央に形成されためねじに送
りねじ24が螺合されている。
ルに沿って鉛直方向(Z軸方向)へ移動自在に水平移動
台18の側面に設けられている。そして、鉛直移動台1
9には鉛直方向へ長い送りねじ24の下端が固着される
一方、鉛直方向への移動が拘束されて回転自在なプーリ
25がベルト26,プーリ27を介してモータ28に連
動連結され、プーリ25の中央に形成されためねじに送
りねじ24が螺合されている。
【0012】次に、切断手段20について説明する。送
りねじ22と直角な水平方向(X軸方向)へ沿って長い
回転軸29が図示しない軸受を介して回転自在に支持さ
れ、その両端には切断刃としての本実施例ではダイヤモ
ンドカッタ30が固着されている。ダイヤモンドカッタ
30は本実施例では3枚ずつ設けられ、隣合うダイヤモ
ンドカッタ30どうしの間隔は、切断しようとする人工
水晶の幅寸法よりも少し大きく設定されている。そし
て、回転軸29は、一対のプーリ31,32とベルト3
3とを介してモータ34に連動連結されている。
りねじ22と直角な水平方向(X軸方向)へ沿って長い
回転軸29が図示しない軸受を介して回転自在に支持さ
れ、その両端には切断刃としての本実施例ではダイヤモ
ンドカッタ30が固着されている。ダイヤモンドカッタ
30は本実施例では3枚ずつ設けられ、隣合うダイヤモ
ンドカッタ30どうしの間隔は、切断しようとする人工
水晶の幅寸法よりも少し大きく設定されている。そし
て、回転軸29は、一対のプーリ31,32とベルト3
3とを介してモータ34に連動連結されている。
【0013】最後に保持手段21について説明する。図
2に示すように、基板35の上には鉛直軸Zを中心とし
て回動しうる状態で回動台36が設けられ、回動台36
を回すために図示しないハンドルが設けられている。ま
た、回動台36上には水平軸Yを中心として回動しうる
傾斜台37が設けられると共に傾斜台37を回すために
図示しないハンドルが設けられ、傾斜台37上にホルダ
38が固定されている。ホルダ38は、支持台39と受
け部材40と押え部材42とで構成されている。受け部
材40は、YZ面で受け部材40を切断した断面形状が
略U字形であり、支持台39と受け部材40との間に人
工水晶41を挿入できるようになっている。
2に示すように、基板35の上には鉛直軸Zを中心とし
て回動しうる状態で回動台36が設けられ、回動台36
を回すために図示しないハンドルが設けられている。ま
た、回動台36上には水平軸Yを中心として回動しうる
傾斜台37が設けられると共に傾斜台37を回すために
図示しないハンドルが設けられ、傾斜台37上にホルダ
38が固定されている。ホルダ38は、支持台39と受
け部材40と押え部材42とで構成されている。受け部
材40は、YZ面で受け部材40を切断した断面形状が
略U字形であり、支持台39と受け部材40との間に人
工水晶41を挿入できるようになっている。
【0014】挿入した人工水晶41を受け部材40へ押
圧して固定するために押え部材42が設けられ、押え部
材42を上方へ押圧するために支持台39の中央部には
シリンダ43が埋設され、そのロッドが押え部材42に
結合されている。そして、挿入した人工水晶41のX方
向での位置決めを行うために、図2(b)に示すように
L字形に曲げた2本の位置決めピン44の下端が支持台
39の側面に固着されている。
圧して固定するために押え部材42が設けられ、押え部
材42を上方へ押圧するために支持台39の中央部には
シリンダ43が埋設され、そのロッドが押え部材42に
結合されている。そして、挿入した人工水晶41のX方
向での位置決めを行うために、図2(b)に示すように
L字形に曲げた2本の位置決めピン44の下端が支持台
39の側面に固着されている。
【0015】ホルダ38に固定された人工水晶41を切
断するためのダイヤモンドカッタ30が人工水晶41以
外のものを切断しないようにするため、受け部材40に
はダイヤモンドカッタ30の間隔と同一の間隔で3本の
スリット45が形成され、押え部材42には同様にして
逃がし溝46が形成されている。受け部材40及び押え
部材42は、ダイヤモンドカッタ30が当たっても衝撃
が生じないように樹脂によって形成されている。
断するためのダイヤモンドカッタ30が人工水晶41以
外のものを切断しないようにするため、受け部材40に
はダイヤモンドカッタ30の間隔と同一の間隔で3本の
スリット45が形成され、押え部材42には同様にして
逃がし溝46が形成されている。受け部材40及び押え
部材42は、ダイヤモンドカッタ30が当たっても衝撃
が生じないように樹脂によって形成されている。
【0016】次に、斯る水晶の切断装置の作用を説明す
る。人工水晶41には、予めZ軸に対して直角に近い面
41aと、X軸に対して直角に近い面41bとを、相互
に直角となるように加工しておく。次に、図示しないX
線カット面測定器を用い人工水晶41の結晶軸における
Z軸に対して高精度に直角なZ面と面41aとのズレ角
度θ1と、X軸に対して高精度に直角なX面と面41b
とのズレ角度θ2とを測定し、記録しておく。
る。人工水晶41には、予めZ軸に対して直角に近い面
41aと、X軸に対して直角に近い面41bとを、相互
に直角となるように加工しておく。次に、図示しないX
線カット面測定器を用い人工水晶41の結晶軸における
Z軸に対して高精度に直角なZ面と面41aとのズレ角
度θ1と、X軸に対して高精度に直角なX面と面41b
とのズレ角度θ2とを測定し、記録しておく。
【0017】その後に、受け部材40と押え部材42と
の間へ人工水晶41を挿入して面41bを位置決めピン
44に当接させたのちに、シリンダ43を作用させて押
え部材42を上昇させ、人工水晶41をホルダ38内に
固定する。
の間へ人工水晶41を挿入して面41bを位置決めピン
44に当接させたのちに、シリンダ43を作用させて押
え部材42を上昇させ、人工水晶41をホルダ38内に
固定する。
【0018】このあと、人工水晶41における結晶軸の
YZ面がダイヤモンドカッタ30の面と平行になるよう
に人工水晶41をYZ面を構成するY軸,Z軸を中心と
して回動させる。
YZ面がダイヤモンドカッタ30の面と平行になるよう
に人工水晶41をYZ面を構成するY軸,Z軸を中心と
して回動させる。
【0019】まず、図3に示すように、図示しないハン
ドルを回すことにより、回動台36に対して傾斜台37
を予め測定したズレ角度θ1だけY軸を中心として時計
方向へ回動させる。これにより、結晶格子を描いた図3
からわかるように、人工水晶41における結晶軸のZ軸
とダイヤモンドカッタ30とが平行になる。次に、図2
において、図示しないハンドルを回すことにより、基板
35に対して回動台36を予め測定したズレ角度θ2だ
けZ軸を中心として回動させる。これにより、人工水晶
41における結晶軸のY軸とダイヤモンドカッタ30と
が平行になる。上記の2回の操作により、ダイヤモンド
カッタ30は、人工水晶41における結晶軸のY軸及び
Z軸つまりはYZ面と平行になる。
ドルを回すことにより、回動台36に対して傾斜台37
を予め測定したズレ角度θ1だけY軸を中心として時計
方向へ回動させる。これにより、結晶格子を描いた図3
からわかるように、人工水晶41における結晶軸のZ軸
とダイヤモンドカッタ30とが平行になる。次に、図2
において、図示しないハンドルを回すことにより、基板
35に対して回動台36を予め測定したズレ角度θ2だ
けZ軸を中心として回動させる。これにより、人工水晶
41における結晶軸のY軸とダイヤモンドカッタ30と
が平行になる。上記の2回の操作により、ダイヤモンド
カッタ30は、人工水晶41における結晶軸のY軸及び
Z軸つまりはYZ面と平行になる。
【0020】以上のようにして、保持手段21による人
工水晶41の固定と角度調整が終了し、人工水晶41の
結晶軸のYZ面がダイヤモンドカッタ30と平行になっ
たら、モータ34を回転させることにより、ダイヤモン
ドカッタ30を回転させる。ダイヤモンドカッタ30の
回転数は毎分100回転位とする。そして、モータ28
を回転させることにより鉛直移動台19を昇降させてダ
イヤモンドカッタ30の高さを決定し、その後はモータ
23を回転させることによって水平移動台18と共にダ
イヤモンドカッタ30をY軸に沿って移動させる。
工水晶41の固定と角度調整が終了し、人工水晶41の
結晶軸のYZ面がダイヤモンドカッタ30と平行になっ
たら、モータ34を回転させることにより、ダイヤモン
ドカッタ30を回転させる。ダイヤモンドカッタ30の
回転数は毎分100回転位とする。そして、モータ28
を回転させることにより鉛直移動台19を昇降させてダ
イヤモンドカッタ30の高さを決定し、その後はモータ
23を回転させることによって水平移動台18と共にダ
イヤモンドカッタ30をY軸に沿って移動させる。
【0021】すると、3枚のダイヤモンドカッタ30が
YZ面と平行に人工水晶41を切断し、同時に複数の人
工水晶片ができ上がる。このとき、ダイヤモンドカッタ
30は、スリット45,逃がし溝46の内部へ入り込む
ので、受け部材40や押え部材42と干渉することはな
い。人工水晶41の切断が終了したら、押え部材42を
下げて人工水晶片を取り出す。
YZ面と平行に人工水晶41を切断し、同時に複数の人
工水晶片ができ上がる。このとき、ダイヤモンドカッタ
30は、スリット45,逃がし溝46の内部へ入り込む
ので、受け部材40や押え部材42と干渉することはな
い。人工水晶41の切断が終了したら、押え部材42を
下げて人工水晶片を取り出す。
【0022】水晶の切断装置を用いて切断して得られる
ランバード人工水晶のX軸と直角なX面の角度偏差分布
を、標準カット面により角度校正されたX線カット面測
定器を用いて調べた結果を図4(a),(b)に示す。
図4(a),(b)からわかるように、本装置では、X
面での切断に対するX,Y軸回転角度偏差(角度精度)
は平均で2〜3分を保証し、この値はJIS規格の15
分よりも十分に小さく、品質の安定した水晶振動子が得
られたことになる。
ランバード人工水晶のX軸と直角なX面の角度偏差分布
を、標準カット面により角度校正されたX線カット面測
定器を用いて調べた結果を図4(a),(b)に示す。
図4(a),(b)からわかるように、本装置では、X
面での切断に対するX,Y軸回転角度偏差(角度精度)
は平均で2〜3分を保証し、この値はJIS規格の15
分よりも十分に小さく、品質の安定した水晶振動子が得
られたことになる。
【0023】なお、本実施の形態では切断刃としてダイ
ヤモンドカッタを使用したが、図7(c)に示した帯状
のカッタを用いてもよい。また、回転軸29の一方側に
のみ切断刃及び保持手段を設けるようにしてもよい。更
に、本実施の形態では水晶の切断装置を用いて人工水晶
を切断したが、天然の水晶の切断にも用いることができ
るのは言うまでもない。
ヤモンドカッタを使用したが、図7(c)に示した帯状
のカッタを用いてもよい。また、回転軸29の一方側に
のみ切断刃及び保持手段を設けるようにしてもよい。更
に、本実施の形態では水晶の切断装置を用いて人工水晶
を切断したが、天然の水晶の切断にも用いることができ
るのは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
に係る水晶の切断装置によれば水晶を結晶軸のY軸及び
Z軸を中心として回動させることにより、結晶軸のYZ
面を切断刃の面と平行にして、複数の切断刃により水晶
を切断するので、従来のように加工基準面を特定の治具
を用いて予め加工する必要がなく、効率的にかつ高精度
に結晶軸角度が保証される。
に係る水晶の切断装置によれば水晶を結晶軸のY軸及び
Z軸を中心として回動させることにより、結晶軸のYZ
面を切断刃の面と平行にして、複数の切断刃により水晶
を切断するので、従来のように加工基準面を特定の治具
を用いて予め加工する必要がなく、効率的にかつ高精度
に結晶軸角度が保証される。
【0025】また、切断手段は、切断刃を略等間隔に複
数設けたので、同時に多数個の水晶片を切り出すことが
できる。
数設けたので、同時に多数個の水晶片を切り出すことが
できる。
【0026】更に、保持手段は、受け部材と押え部材と
の間に水晶を挾んで保持するので、従来のように当て板
に水晶を接着したり剥離したりする必要がなく、多くの
時間と労力とが節約できる。
の間に水晶を挾んで保持するので、従来のように当て板
に水晶を接着したり剥離したりする必要がなく、多くの
時間と労力とが節約できる。
【図1】本発明による水晶の切断装置の実施の形態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】本発明による水晶の切断装置の実施の形態にお
ける保持手段に係り、(a)は正面図、(b)は右側面
図。
ける保持手段に係り、(a)は正面図、(b)は右側面
図。
【図3】本発明による水晶の切断装置の実施の形態にお
ける作用説明図。
ける作用説明図。
【図4】本発明による水晶の切断装置の実施の形態で切
断した人工水晶片を検査した結果を示すグラフ。
断した人工水晶片を検査した結果を示すグラフ。
【図5】ランバード人工水晶に係り、(a)は正面図、
(b)は右側面図。
(b)は右側面図。
【図6】人工水晶に係り、(a)は正面図、(b)は
(a)のA−A矢視図。
(a)のA−A矢視図。
【図7】ランバード人工水晶を作るためのフローチャー
ト図。
ト図。
【図8】当て板に人工水晶を接着した状態に係り、
(a)は平面図、(b)は正面図。
(a)は平面図、(b)は正面図。
18…水平移動台 19…鉛直移動台 20…切断手段 30…ダイヤモンドカッタ 34…モータ 36…回動台 37…傾斜台 38…ホルダ 39…支持台 40…受け部材 41…人工水晶 42…押え部材 45…スリット 46…逃がし溝
Claims (1)
- 【請求項1】 X,Y,Z軸からなる空間に、Y軸方向
へ移動可能な第一移動台を設け、当該第一移動台上には
Z軸方向へ移動可能な第二移動台を設け、当該第二移動
台上には切断手段を設ける一方、当該切断手段と対応す
る位置には水晶を保持する保持手段を設け、 前記切断手段は、YZ面と略平行な切断刃を略等間隔に
複数設け、夫々の切断刃を駆動手段に連動連結し、 前記保持手段は、前記切断刃どうしの間隔と同一の間隔
でスリットを形成した受け部材と、スリットと対応する
位置に溝が形成されるとともに水晶を受け部材へ押圧し
て固定する押え部材とでホルダを構成し、ホルダをZ軸
を中心として回動させるための第一回動手段と、Y軸を
中心として回動させるための第二回動手段とを設けたこ
とを特徴とする水晶の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP269598A JPH11198131A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 水晶の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP269598A JPH11198131A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 水晶の切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11198131A true JPH11198131A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11536423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP269598A Pending JPH11198131A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 水晶の切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11198131A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102862239A (zh) * | 2012-09-25 | 2013-01-09 | 刘鸿彬 | 硅棒旋转浮动切割数控机床 |
| CN105252656A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-01-20 | 江苏美科硅能源有限公司 | 一种可移动的粘棒支架 |
| EP3075509A1 (de) * | 2015-03-28 | 2016-10-05 | D. Swarovski KG | Schneideanlage und verfahren für eine schneideanlage |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP269598A patent/JPH11198131A/ja active Pending
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| WO2016156019A1 (de) * | 2015-03-28 | 2016-10-06 | D. Swarovski Kg | Schneidanlage und verfahren für eine schneidanlage |
| CN107428030A (zh) * | 2015-03-28 | 2017-12-01 | D.施华洛世奇两合公司 | 切割装置以及用于切割装置的方法 |
| RU2701757C2 (ru) * | 2015-03-28 | 2019-10-01 | Д. Сваровски Кг | Резальное устройство и способ его эксплуатации |
| US10507593B2 (en) | 2015-03-28 | 2019-12-17 | D. Swarovski Kg | Cutting system and method for a cutting system |
| CN105252656A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-01-20 | 江苏美科硅能源有限公司 | 一种可移动的粘棒支架 |
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