JPH11199135A - 溶接用ワイヤの装填装置 - Google Patents
溶接用ワイヤの装填装置Info
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- JPH11199135A JPH11199135A JP1352498A JP1352498A JPH11199135A JP H11199135 A JPH11199135 A JP H11199135A JP 1352498 A JP1352498 A JP 1352498A JP 1352498 A JP1352498 A JP 1352498A JP H11199135 A JPH11199135 A JP H11199135A
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- Japan
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- wire
- guide pipe
- pail pack
- guide
- welding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤ捩り角度を均一かつ確実に与えてペイ
ルパックに装填できる溶接用ワイヤの装填装置を提供す
る。 【解決手段】 ワイヤ送給機構のワイヤ出口に入口を有
したワイヤガイドパイプ、該ワイヤガイドパイプを支持
して回転するガイドパイプ支持筒と、該ガイドパイプ支
持筒の下方に設けられた静止状態のガイド筒と、該ガイ
ド筒下端部周面に斜め下方に突出して取り付けられた突
出部材と、ペイルパックが載置される昇降台を備えペイ
ルパックにワイヤが装填されるにつれて該昇降台を下降
する昇降機構とを備える溶接用ワイヤの装填装置におい
て、ワイヤガイドパイプはガイドパイプ支持筒の外面上
部にワイヤ出口を有し、さらにガイドパイプ支持筒の外
側に固定筒を配置する。
ルパックに装填できる溶接用ワイヤの装填装置を提供す
る。 【解決手段】 ワイヤ送給機構のワイヤ出口に入口を有
したワイヤガイドパイプ、該ワイヤガイドパイプを支持
して回転するガイドパイプ支持筒と、該ガイドパイプ支
持筒の下方に設けられた静止状態のガイド筒と、該ガイ
ド筒下端部周面に斜め下方に突出して取り付けられた突
出部材と、ペイルパックが載置される昇降台を備えペイ
ルパックにワイヤが装填されるにつれて該昇降台を下降
する昇降機構とを備える溶接用ワイヤの装填装置におい
て、ワイヤガイドパイプはガイドパイプ支持筒の外面上
部にワイヤ出口を有し、さらにガイドパイプ支持筒の外
側に固定筒を配置する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、溶接用ワイヤをペ
イルパックに装填する装置に係り、特にワイヤ捩り角度
を均一かつ確実に与えて装填できる溶接用ワイヤの装填
装置に関する。
イルパックに装填する装置に係り、特にワイヤ捩り角度
を均一かつ確実に与えて装填できる溶接用ワイヤの装填
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に大容量の溶接用ワイヤの収納容器
としてペイルパックが使用される。溶接時の該ペイルパ
ックからワイヤの取り出しは、ワイヤループ積層体をそ
の上部ループから順にペイルパック外方向へ取り出し、
必要に応じてワイヤ矯正器で曲がり癖を除去したのちコ
ンジットチューブで溶接トーチへ導くという順序で行
う。ところがこのようにして取り出されたワイヤは取り
出し時にワイヤ1巻き当たり360°の捩りを受けるた
め、溶接トーチから出て溶接を行なうワイヤ先端が反り
返り、溶接点が変動して溶接ビードが蛇行するという欠
点がある。
としてペイルパックが使用される。溶接時の該ペイルパ
ックからワイヤの取り出しは、ワイヤループ積層体をそ
の上部ループから順にペイルパック外方向へ取り出し、
必要に応じてワイヤ矯正器で曲がり癖を除去したのちコ
ンジットチューブで溶接トーチへ導くという順序で行
う。ところがこのようにして取り出されたワイヤは取り
出し時にワイヤ1巻き当たり360°の捩りを受けるた
め、溶接トーチから出て溶接を行なうワイヤ先端が反り
返り、溶接点が変動して溶接ビードが蛇行するという欠
点がある。
【0003】従って、特開昭60−133919号公報
や特公昭62−825号公報等に提案されているよう
に、ペイルパックに溶接ワイヤを装填する時に予めワイ
ヤに弾性限界の範囲内で逆の捩りを与え、この逆の捩り
を持つ状態でペイルパックに装填しておき、取り出し時
にはこのとき受ける前記捩りと装填中保持していた捩り
とを相殺させ、溶接トーチから出るワイヤには捩りをな
くす方法が実用化されている。
や特公昭62−825号公報等に提案されているよう
に、ペイルパックに溶接ワイヤを装填する時に予めワイ
ヤに弾性限界の範囲内で逆の捩りを与え、この逆の捩り
を持つ状態でペイルパックに装填しておき、取り出し時
にはこのとき受ける前記捩りと装填中保持していた捩り
とを相殺させ、溶接トーチから出るワイヤには捩りをな
くす方法が実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ペ
イルパックの装填方法では、ワイヤ装填時に約360°
の捩りと曲げおよびペイルパック内までの送給時に摩擦
抵抗によるワイヤ長手方向の圧縮応力を受けて、ワイヤ
が塑性変形し十分かつ均一な捩り角度が得られなかっ
た。
イルパックの装填方法では、ワイヤ装填時に約360°
の捩りと曲げおよびペイルパック内までの送給時に摩擦
抵抗によるワイヤ長手方向の圧縮応力を受けて、ワイヤ
が塑性変形し十分かつ均一な捩り角度が得られなかっ
た。
【0005】したがって、取り出し時、特に高速度で小
脚長のすみ肉溶接するときに、わずかにワイヤ先端が振
れて溶接点が変動して均一な脚長が得られないという問
題があった。そこで本発明は、ワイヤ捩り角度を均一か
つ確実に与えてペイルパックに装填できる溶接用ワイヤ
の装填装置を提供することを目的とする。
脚長のすみ肉溶接するときに、わずかにワイヤ先端が振
れて溶接点が変動して均一な脚長が得られないという問
題があった。そこで本発明は、ワイヤ捩り角度を均一か
つ確実に与えてペイルパックに装填できる溶接用ワイヤ
の装填装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
とするところは、ペイルパックに捩り入り溶接用ワイヤ
をループ状に積層収納する溶接用ワイヤの装填装置であ
って、ワイヤを供給するワイヤ送給機構と、該ワイヤ送
給機構のワイヤ出口に入口を有したワイヤガイドパイ
プ、該ワイヤガイドパイプを支持して回転するガイドパ
イプ支持筒と、該ガイドパイプ支持筒の下方に設けられ
た静止状態のガイド筒と、該ガイド筒下端部周面に斜め
下方に突出して取り付けられた突出部材と、ペイルパッ
クが載置される昇降台を備えペイルパックにワイヤが装
填されるにつれて該昇降台を下降する昇降機構とを備え
る溶接用ワイヤの装填装置において、前記ワイヤガイド
パイプは前記ガイドパイプ支持筒の外面上部にワイヤ出
口を有し、さらにガイドパイプ支持筒の外側には固定筒
を配置したことを特徴とする溶接用ワイヤの装填装置に
ある。
とするところは、ペイルパックに捩り入り溶接用ワイヤ
をループ状に積層収納する溶接用ワイヤの装填装置であ
って、ワイヤを供給するワイヤ送給機構と、該ワイヤ送
給機構のワイヤ出口に入口を有したワイヤガイドパイ
プ、該ワイヤガイドパイプを支持して回転するガイドパ
イプ支持筒と、該ガイドパイプ支持筒の下方に設けられ
た静止状態のガイド筒と、該ガイド筒下端部周面に斜め
下方に突出して取り付けられた突出部材と、ペイルパッ
クが載置される昇降台を備えペイルパックにワイヤが装
填されるにつれて該昇降台を下降する昇降機構とを備え
る溶接用ワイヤの装填装置において、前記ワイヤガイド
パイプは前記ガイドパイプ支持筒の外面上部にワイヤ出
口を有し、さらにガイドパイプ支持筒の外側には固定筒
を配置したことを特徴とする溶接用ワイヤの装填装置に
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す具体例に
基づいて説明する。図1および図2は本発明装置の一例
を示す全体側面図であって一部は断面を示す。図2の上
部に図1をつなげて一つの図面を構成する。これらの図
においてWは図示しない伸線機やボビン等のワイヤ供給
源から送られてくる溶接用ワイヤであり、ワイヤWは該
ワイヤWを数回巻き付ける引き取りキャプスタン2とプ
レッシャーローラ3とからなるワイヤ送給機構4により
ワイヤ供給源から引張り出されるとともにペイルパック
1内へと送給される。引き取りキャプスタン2はベルト
5を介して駆動モータ6により駆動されて回転し、該回
転速度はペイルパック1内に送られるワイヤWの送給速
度を決定する。
基づいて説明する。図1および図2は本発明装置の一例
を示す全体側面図であって一部は断面を示す。図2の上
部に図1をつなげて一つの図面を構成する。これらの図
においてWは図示しない伸線機やボビン等のワイヤ供給
源から送られてくる溶接用ワイヤであり、ワイヤWは該
ワイヤWを数回巻き付ける引き取りキャプスタン2とプ
レッシャーローラ3とからなるワイヤ送給機構4により
ワイヤ供給源から引張り出されるとともにペイルパック
1内へと送給される。引き取りキャプスタン2はベルト
5を介して駆動モータ6により駆動されて回転し、該回
転速度はペイルパック1内に送られるワイヤWの送給速
度を決定する。
【0008】7はワイヤWを引き取りキャプスタン2か
らガイドパイプ支持筒17の外面上部と固定筒23の間
までガイドするガイドパイプであり、ガイドパイプの入
り口8は引き取りキャプスタン2近傍に、また出口9は
ガイドパイプ支持筒17の外面上部と固定筒23との間
隙にワイヤを案内する。ガイドパイプ7の上部は回転軸
10の中空内部に一体的に取り付けられ、該回転軸10
は固定支持架台11にベアリングを介して取り付けら
れ、プーリ12、13、ベルト14、減速機15を介し
て前記駆動モータ6によりワイヤ送給速度と連動して所
定速度で回転する。またガイドパイプ7の下部は、回転
軸10を軸とする遊星歯車機構16に取り付けられたガ
イドパイプ支持筒17の外面上部に取り付けられる。
らガイドパイプ支持筒17の外面上部と固定筒23の間
までガイドするガイドパイプであり、ガイドパイプの入
り口8は引き取りキャプスタン2近傍に、また出口9は
ガイドパイプ支持筒17の外面上部と固定筒23との間
隙にワイヤを案内する。ガイドパイプ7の上部は回転軸
10の中空内部に一体的に取り付けられ、該回転軸10
は固定支持架台11にベアリングを介して取り付けら
れ、プーリ12、13、ベルト14、減速機15を介し
て前記駆動モータ6によりワイヤ送給速度と連動して所
定速度で回転する。またガイドパイプ7の下部は、回転
軸10を軸とする遊星歯車機構16に取り付けられたガ
イドパイプ支持筒17の外面上部に取り付けられる。
【0009】遊星歯車機構16は回転軸10に固定した
一対の円板18に上下端に遊星歯車19を配した複数本
の遊星軸19aをベアリングを介して取り付けるととも
に該遊星歯車19とかみ合う上部内歯車20aと下部内
歯車20bを上下部に設けている。上部内歯車20aは
支持架台11に固定し、また下部内歯車20bは回転軸
10下端にベアリングを介して懸吊されたガイド筒の支
持筒22に固定している。これによりガイド筒の支持筒
22は静止状態で回転軸10に支持懸吊される。遊星歯
車機構16の下部内歯車20bが上部に固定されている
ガイド筒の支持筒22はその下部にガイドパイプの出口
9から出たワイヤをガイドするガイド筒21がペイルパ
ック1内中央に位置する如く取り付けられている。
一対の円板18に上下端に遊星歯車19を配した複数本
の遊星軸19aをベアリングを介して取り付けるととも
に該遊星歯車19とかみ合う上部内歯車20aと下部内
歯車20bを上下部に設けている。上部内歯車20aは
支持架台11に固定し、また下部内歯車20bは回転軸
10下端にベアリングを介して懸吊されたガイド筒の支
持筒22に固定している。これによりガイド筒の支持筒
22は静止状態で回転軸10に支持懸吊される。遊星歯
車機構16の下部内歯車20bが上部に固定されている
ガイド筒の支持筒22はその下部にガイドパイプの出口
9から出たワイヤをガイドするガイド筒21がペイルパ
ック1内中央に位置する如く取り付けられている。
【0010】ガイド筒21はガイドパイプの出口9の回
転径すなわちガイドパイプ支持筒17と略同径の円筒形
状であって、その下端部円周の一部に突出部材24が半
径方向を外方にかつ下り傾斜状に突出して取り付けられ
ている。この突出部材24はガイドパイプ支持筒17お
よびガイド筒21に巻き付きながら螺旋状に落下するワ
イヤの落下位置を規制しワイヤ積層部W´上端に着地す
るワイヤループをペイルパック1内壁に接するようにす
るためのものである。
転径すなわちガイドパイプ支持筒17と略同径の円筒形
状であって、その下端部円周の一部に突出部材24が半
径方向を外方にかつ下り傾斜状に突出して取り付けられ
ている。この突出部材24はガイドパイプ支持筒17お
よびガイド筒21に巻き付きながら螺旋状に落下するワ
イヤの落下位置を規制しワイヤ積層部W´上端に着地す
るワイヤループをペイルパック1内壁に接するようにす
るためのものである。
【0011】ペイルパック1はターンテーブル25上に
載置されていて、該ターンテーブル25は昇降機構26
の昇降台27にベアリングを介して取り付けられ、プー
リ28、29、ベルト30、減速機31を介して駆動モ
ータ32により所定の回転速度で回転する。昇降装置2
6はワイヤWのガイドパイプの出口9とペイルパック1
内のワイヤ積層部W´上端面との間の距離、即ちガイド
筒21下端とワイヤ積層部上端面との間の距離を一定に
保持すべく、積層部W´の高さが高くなるに従って徐々
にペイルパック1を所定速度で鉛直方向に下降させる。
載置されていて、該ターンテーブル25は昇降機構26
の昇降台27にベアリングを介して取り付けられ、プー
リ28、29、ベルト30、減速機31を介して駆動モ
ータ32により所定の回転速度で回転する。昇降装置2
6はワイヤWのガイドパイプの出口9とペイルパック1
内のワイヤ積層部W´上端面との間の距離、即ちガイド
筒21下端とワイヤ積層部上端面との間の距離を一定に
保持すべく、積層部W´の高さが高くなるに従って徐々
にペイルパック1を所定速度で鉛直方向に下降させる。
【0012】このように構成された本発明の装填装置に
より、ペイルパック内に捩り入り溶接用ワイヤを装填す
る操作について説明する。駆動モータ6により回転する
引き取りキャプスタン2に数回巻かれて送給される溶接
用ワイヤWはガイドパイプの入り口8から回転軸10を
中心として所定の回転速度で回転するガイドパイプ7内
へ送り込まれる。そして溶接用ワイヤはガイドパイプ支
持筒17外面上部に取り付けられた出口9から支持筒と
固定筒23との間隙に送り出される。回転軸10はその
中空内部にガイドパイプ7を一体的に取り付け、またそ
の下部においてガイドパイプの支持筒17を固定懸吊し
た遊星歯車機構16の軸となっているので、回転軸1
0、ガイドパイプ7、円板18、遊星軸19aおよびガ
イドパイプ支持筒17は駆動モータ6により駆動され、
一体的に所定の回転速度で回転する。
より、ペイルパック内に捩り入り溶接用ワイヤを装填す
る操作について説明する。駆動モータ6により回転する
引き取りキャプスタン2に数回巻かれて送給される溶接
用ワイヤWはガイドパイプの入り口8から回転軸10を
中心として所定の回転速度で回転するガイドパイプ7内
へ送り込まれる。そして溶接用ワイヤはガイドパイプ支
持筒17外面上部に取り付けられた出口9から支持筒と
固定筒23との間隙に送り出される。回転軸10はその
中空内部にガイドパイプ7を一体的に取り付け、またそ
の下部においてガイドパイプの支持筒17を固定懸吊し
た遊星歯車機構16の軸となっているので、回転軸1
0、ガイドパイプ7、円板18、遊星軸19aおよびガ
イドパイプ支持筒17は駆動モータ6により駆動され、
一体的に所定の回転速度で回転する。
【0013】ガイドパイプの出口9から所定の回転速度
で回転しながら送り出されるワイヤWは、回転する該出
口9とペイルパック1内のワイヤ積層部W´上端面(装
填開始時はペイルパック1底面)との間においてガイド
筒21に螺旋状に巻き付きながら順次下方へと移動す
る。そしてガイド筒21下端に半径方向外方に突出して
取り付けた突出部材24によりワイヤ積層部W´の上端
面における落下位置を規制され、該上端面にペイルパッ
ク内壁に接するワイヤループを形成して着地する。つま
りワイヤループはガイド筒21に案内されてその直下へ
落ちようとするが、突出部材24があるので全体が該突
出部材24側へシフトされ、該部材24はペイルパック
1の内壁を指向しているのでループの該部材24と接触
した部分がペイルパック1内壁に接触し、反対側の部分
はペイルパック1内壁からそのシフト分だけ大きく離れ
た状態でワイヤ積層部W´の上面に収まる。このときタ
ーンテーブル25上のペイルパック1は所定の回転速度
でゆるやかに回転しているので、ワイヤ積層部W´の上
端面に形成するワイヤループは順次その着地点が所定の
ピッチでずれる。その結果ワイヤWは整然とした花模様
を描いて積層されることになる。またペイルパック1は
ガイドパイプの出口9とワイヤ積層部W´上端面との距
離が一定となるように降下するので、ワイヤ落下状態は
常に安定している。
で回転しながら送り出されるワイヤWは、回転する該出
口9とペイルパック1内のワイヤ積層部W´上端面(装
填開始時はペイルパック1底面)との間においてガイド
筒21に螺旋状に巻き付きながら順次下方へと移動す
る。そしてガイド筒21下端に半径方向外方に突出して
取り付けた突出部材24によりワイヤ積層部W´の上端
面における落下位置を規制され、該上端面にペイルパッ
ク内壁に接するワイヤループを形成して着地する。つま
りワイヤループはガイド筒21に案内されてその直下へ
落ちようとするが、突出部材24があるので全体が該突
出部材24側へシフトされ、該部材24はペイルパック
1の内壁を指向しているのでループの該部材24と接触
した部分がペイルパック1内壁に接触し、反対側の部分
はペイルパック1内壁からそのシフト分だけ大きく離れ
た状態でワイヤ積層部W´の上面に収まる。このときタ
ーンテーブル25上のペイルパック1は所定の回転速度
でゆるやかに回転しているので、ワイヤ積層部W´の上
端面に形成するワイヤループは順次その着地点が所定の
ピッチでずれる。その結果ワイヤWは整然とした花模様
を描いて積層されることになる。またペイルパック1は
ガイドパイプの出口9とワイヤ積層部W´上端面との距
離が一定となるように降下するので、ワイヤ落下状態は
常に安定している。
【0014】ワイヤWは、ワイヤ送給機構4とワイヤ積
層部W´上端面の間において捩りを与えられることにな
るが、この間におけるワイヤ上端はワイヤ送給機構4
に、また下端は積層部W´上端面に固定されているの
で、ガイドパイプ1回転につき理論上2π(360°)
の捩りがワイヤに与えられる。しかし、ガイドパイプ7
内で直線状のワイヤWを360°の捩りを与えながらガ
イドパイプ支持筒17の外周に沿って円状にするので、
ワイヤは捩り応力と曲げ応力さらにガイドパイプ7内の
摩擦抵抗によってワイヤ送給抵抗が高くなりワイヤ長手
方向の圧縮応力を受けて塑性変形し、ワイヤの捩り角度
が溶接時にワイヤ先端が振れる限度である250°未満
となる場合がある。そこでワイヤ捩り角度を250°以
上とするためにガイドパイプ7長さをできるだけ短くし
て、ガイドパイプの出口9はガイドパイプ支持筒17外
面上部とする。ガイドパイプ7を長くしてガイドパイプ
支持筒17へ螺旋状に巻きつけて取り付けると、ワイヤ
積層部W´上面への着地時に急激にワイヤが曲げられて
ワイヤ送給抵抗が高くなり、ワイヤ長手方向の圧縮応力
を受けて塑性変形して捩り角度が250°未満となる。
層部W´上端面の間において捩りを与えられることにな
るが、この間におけるワイヤ上端はワイヤ送給機構4
に、また下端は積層部W´上端面に固定されているの
で、ガイドパイプ1回転につき理論上2π(360°)
の捩りがワイヤに与えられる。しかし、ガイドパイプ7
内で直線状のワイヤWを360°の捩りを与えながらガ
イドパイプ支持筒17の外周に沿って円状にするので、
ワイヤは捩り応力と曲げ応力さらにガイドパイプ7内の
摩擦抵抗によってワイヤ送給抵抗が高くなりワイヤ長手
方向の圧縮応力を受けて塑性変形し、ワイヤの捩り角度
が溶接時にワイヤ先端が振れる限度である250°未満
となる場合がある。そこでワイヤ捩り角度を250°以
上とするためにガイドパイプ7長さをできるだけ短くし
て、ガイドパイプの出口9はガイドパイプ支持筒17外
面上部とする。ガイドパイプ7を長くしてガイドパイプ
支持筒17へ螺旋状に巻きつけて取り付けると、ワイヤ
積層部W´上面への着地時に急激にワイヤが曲げられて
ワイヤ送給抵抗が高くなり、ワイヤ長手方向の圧縮応力
を受けて塑性変形して捩り角度が250°未満となる。
【0015】ガイドパイプの出口9がガイドパイプ支持
筒17外面上部としてあるので、ガイドパイプの出口9
から出てきたワイヤWは、ガイドパイプ支持筒17の外
周に沿ってペイルパック1内のワイヤ積層部W´の上面
に収まるが、ガイドパイプ支持筒17が回転しているの
でワイヤWは遠心力で外側方向へ広がろうとする。した
がって、ガイドパイプ支持筒17の外側に略ガイドパイ
プ支持筒17と同長の固定筒23を設け、これとガイト
パイプ支持筒との間隙で円状にしながらガイド筒21ま
で案内してペイルパック1内に収納する。この固定筒と
いう名称は機能上回転する必要がないという意味でつけ
たものである。
筒17外面上部としてあるので、ガイドパイプの出口9
から出てきたワイヤWは、ガイドパイプ支持筒17の外
周に沿ってペイルパック1内のワイヤ積層部W´の上面
に収まるが、ガイドパイプ支持筒17が回転しているの
でワイヤWは遠心力で外側方向へ広がろうとする。した
がって、ガイドパイプ支持筒17の外側に略ガイドパイ
プ支持筒17と同長の固定筒23を設け、これとガイト
パイプ支持筒との間隙で円状にしながらガイド筒21ま
で案内してペイルパック1内に収納する。この固定筒と
いう名称は機能上回転する必要がないという意味でつけ
たものである。
【0016】なお、ワイヤ送給機構4に送られるワイヤ
Wが曲がっているとガイドパイプ7内で塑性変形しやす
くなるので、ワイヤ矯正機等で真直に矯正された状態で
あることが好ましい。
Wが曲がっているとガイドパイプ7内で塑性変形しやす
くなるので、ワイヤ矯正機等で真直に矯正された状態で
あることが好ましい。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。まず、JIS Z3313 YFW−C50D
Rに規定されるワイヤ径1.2から1.6mmのアーク
溶接用フラックス入りワイヤを、図1、図2に示すワイ
ヤ装填装置を用いて、200kgペイルパックに装填し
た。その時の装填ワイヤの捩り角度の測定結果(N=
5)を表1に示す。なお、比較のために固定筒23がな
く、ガイドパイプをガイドパイプ支持筒17に約250
°螺旋状に巻き付けてペイルパック内に出口を設けてワ
イヤを装填した例も示す。
明する。まず、JIS Z3313 YFW−C50D
Rに規定されるワイヤ径1.2から1.6mmのアーク
溶接用フラックス入りワイヤを、図1、図2に示すワイ
ヤ装填装置を用いて、200kgペイルパックに装填し
た。その時の装填ワイヤの捩り角度の測定結果(N=
5)を表1に示す。なお、比較のために固定筒23がな
く、ガイドパイプをガイドパイプ支持筒17に約250
°螺旋状に巻き付けてペイルパック内に出口を設けてワ
イヤを装填した例も示す。
【0018】
【表1】
【0019】溶接時のワイヤ振れの調査は、ペイルパッ
クから前記フラックス入りワイヤを取り出し、表2に示
す条件で鋼種SM490A、板厚12.7mmに溶接長
1500mmとし、図3(a)斜視図に示すように水平
すみ肉溶接を各2体表裏(合計6m)を行い、図3
(b)の溶接部の断面図に示す下脚の脚長dの最大と最
小の差を調べた。なお、評価基準は脚長差が0.5mm
以下を○とし、0.5mmを超えたものを×とした。こ
れらの結果を表1にまとめて示す。
クから前記フラックス入りワイヤを取り出し、表2に示
す条件で鋼種SM490A、板厚12.7mmに溶接長
1500mmとし、図3(a)斜視図に示すように水平
すみ肉溶接を各2体表裏(合計6m)を行い、図3
(b)の溶接部の断面図に示す下脚の脚長dの最大と最
小の差を調べた。なお、評価基準は脚長差が0.5mm
以下を○とし、0.5mmを超えたものを×とした。こ
れらの結果を表1にまとめて示す。
【0020】
【表2】
【0021】表1中試験No.1〜No.3が本発明
例、試験No.4〜No.6が比較例である。本発明例
である試験No.1〜No.3は、ガイドパイプのワイ
ヤ出口位置がガイドパイプ支持筒の外面上部で、かつ固
定筒を有しているので、ペイルパックに装填されたワイ
ヤの捩り角度が250°以上となっている。したがって
小脚長のすみ肉溶接条件で、ワイヤを高速度でペイルパ
ックから引き出して溶接してもワイヤ狙い位置ずれが生
じず、溶接後の脚長差が少なく極めて満足な結果であっ
た。
例、試験No.4〜No.6が比較例である。本発明例
である試験No.1〜No.3は、ガイドパイプのワイ
ヤ出口位置がガイドパイプ支持筒の外面上部で、かつ固
定筒を有しているので、ペイルパックに装填されたワイ
ヤの捩り角度が250°以上となっている。したがって
小脚長のすみ肉溶接条件で、ワイヤを高速度でペイルパ
ックから引き出して溶接してもワイヤ狙い位置ずれが生
じず、溶接後の脚長差が少なく極めて満足な結果であっ
た。
【0022】比較例である試験No.4〜No.6は、
ガイドパイプのワイヤ出口位置がペイルパック内であっ
てガイドパイプが長いので、ワイヤ積層部上面への着地
時に急激にワイヤが曲げられてワイヤ送給抵抗が高くな
った。このためワイヤが長手方向の圧縮応力を受けて塑
性変形して捩り角度が250°未満となったので、溶接
時にいずれもワイヤ先端がわずかに振れて脚長差が0.
5mmを超えた。
ガイドパイプのワイヤ出口位置がペイルパック内であっ
てガイドパイプが長いので、ワイヤ積層部上面への着地
時に急激にワイヤが曲げられてワイヤ送給抵抗が高くな
った。このためワイヤが長手方向の圧縮応力を受けて塑
性変形して捩り角度が250°未満となったので、溶接
時にいずれもワイヤ先端がわずかに振れて脚長差が0.
5mmを超えた。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の溶接用ワイ
ヤの装填装置によれば、ワイヤの捩り角度を均一かつ確
実に与えてペイルパックに装填できる。したがって、取
り出し時にワイヤ先端が振れることがなく、高速度で小
脚長のすみ肉溶接においても均一な脚長が得られる。
ヤの装填装置によれば、ワイヤの捩り角度を均一かつ確
実に与えてペイルパックに装填できる。したがって、取
り出し時にワイヤ先端が振れることがなく、高速度で小
脚長のすみ肉溶接においても均一な脚長が得られる。
【図1】本発明装置の一実施例を示す全体側面図で、一
部断面図で示し、下部は図2に連続する。
部断面図で示し、下部は図2に連続する。
【図2】本発明装置の一実施例を示す全体側面図で、一
部断面図で示し、上部は図1に連続する。
部断面図で示し、上部は図1に連続する。
【図3】本発明の実施例における(a)はすみ肉溶接を
示す斜視図、(b)はすみ肉溶接部の脚長を示す断面図
示す斜視図、(b)はすみ肉溶接部の脚長を示す断面図
1 ペイルパック 2 引き取りキャプスタン 3 プレッシャーローラ 4 ワイヤ送給機構 5 ベルト 6 駆動モータ 7 ガイドパイプ 8 ガイドパイプの入り口 9 ガイドパイプの出口 10 回転軸 11 固定支持架台 12、13 プーリ 14 ベルト 15 減速機 16 遊星歯車機構 17 ガイドパイプ支持筒 18 円板 19 遊星歯車 19a 遊星軸 20a 上部内歯車 20b 下部内歯車 21 ガイド筒 22 ガイド筒の支持筒 23 固定筒 24 突出部材 25 ターンテーブル 26 昇降機構 27 昇降台 28、29 プーリ 30 ベルト 31 減速機 32 駆動モータ W ワイヤ W´ ワイヤ積層部
Claims (1)
- 【請求項1】 ペイルパックに捩り入り溶接用ワイヤを
ループ状に積層収納する溶接用ワイヤの装填装置であっ
て、ワイヤを供給するワイヤ送給機構と、該ワイヤ送給
機構のワイヤ出口に入口を有したワイヤガイドパイプ、
該ワイヤガイドパイプを支持して回転するガイドパイプ
支持筒と、該ガイドパイプ支持筒の下方に設けられた静
止状態のガイド筒と、該ガイド筒下端部周面に斜め下方
に突出して取り付けられた突出部材と、ペイルパックが
載置される昇降台を備えペイルパックにワイヤが装填さ
れるにつれて該昇降台を下降する昇降機構とを備える溶
接用ワイヤの装填装置において、前記ワイヤガイドパイ
プは前記ガイドパイプ支持筒の外面上部にワイヤ出口を
有し、さらにガイドパイプ支持筒の外側には固定筒を配
置したことを特徴とする溶接用ワイヤの装填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1352498A JPH11199135A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 溶接用ワイヤの装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1352498A JPH11199135A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 溶接用ワイヤの装填装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11199135A true JPH11199135A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11835553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1352498A Pending JPH11199135A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 溶接用ワイヤの装填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11199135A (ja) |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP1352498A patent/JPH11199135A/ja active Pending
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