JPH11199403A - マスク用抗菌・抗ウイルススプレー - Google Patents

マスク用抗菌・抗ウイルススプレー

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JPH11199403A
JPH11199403A JP10001508A JP150898A JPH11199403A JP H11199403 A JPH11199403 A JP H11199403A JP 10001508 A JP10001508 A JP 10001508A JP 150898 A JP150898 A JP 150898A JP H11199403 A JPH11199403 A JP H11199403A
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JP
Japan
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antibacterial
mask
calcium phosphate
antiviral
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP10001508A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumie Ozaki
文恵 尾▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP10001508A priority Critical patent/JPH11199403A/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗菌処理などの施されていない市販のガーゼ
マスクや不織布マスクに優れた抗菌・抗ウイルス性を付
与でき、アレルギーの原因とならないマスク用抗菌・抗
ウイルススプレーを提供すること。 【解決手段】 水中にCa/P比が1.0〜2.0のリ
ン酸カルシウム系化合物を0.1〜10重量%含有する
ことを特徴とするマスク用抗菌・抗ウイルススプレーで
あり、このスプレー中には、さらにアルコール、メント
ール等の清涼香味剤、LPガス等の噴射剤などを添加す
ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクに噴射し
て、細菌やウイルスを吸着可能なマスクを作製しうるマ
スク用抗菌・抗ウイルススプレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の抗菌マスクのほとんどは、マスク
内部のフィルターに抗菌剤を担持したものである。この
種のマスクにおいて、抗菌剤がマスク表面(ガーゼや不
織布)の細菌やウイルスに接触するのは難しいため、効
果が充分に発揮されなかった。また、抗菌剤としては、
有機性抗菌剤は洗濯によって洗浄除去されやすいため、
銀、亜鉛、銅などの金属性の抗菌剤が主として用いられ
ている。しかしながら、金属性の抗菌剤は、装用者の皮
膚に接触した場合に、金属アレルギーの原因になるとい
う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点を解消し、抗菌処理などの施されていない市
販のガーゼマスクや不織布マスクに優れた抗菌・抗ウイ
ルス性を付与でき、アレルギーの原因とならないマスク
用抗菌・抗ウイルススプレーを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、リン酸カル
シウム系化合物が細菌やウイルスに対して高い吸着作用
を有することに着目して、本発明を完成した。すなわ
ち、本発明のマスク用抗菌・抗ウイルススプレーは、C
a/P比が1.0〜2.0のリン酸カルシウム系化合物
を0.1〜10重量%含有することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の抗菌・抗ウイルススプレ
ーに用いるリン酸カルシウム系化合物は、Ca/P比が
1.0〜2.0であれば特に制限はなく、例えば、ハイ
ドロキシアパタイト、フッ素アパタイト、リン酸三カル
シウム、リン酸四カルシウムなどから選ばれた1種又は
2種以上を使用することができる。これらのうちハイド
ロキシアパタイトを主成分とするものが最も好ましい。
【0006】本発明においてリン酸カルシウム系化合物
は、粉体の形態で用いても、液状化された形態で用いて
もよい。粉体の形態で用いる場合には、平均粒径が1〜
50μm程度であるのが水への分散性の点で好ましい。
液状化リン酸カルシウム系化合物とは、リン酸カルシウ
ム系化合物と卵殻との和1〜80重量部及び澱粉及び/
又は穀類粉末10〜50重量部からなる粉砕混合物を発
酵熟成させて得られる液体である。リン酸カルシウム系
化合物と卵殻との和が80重量部を超えると溶解不良を
起こし、残渣が残ってしまう。一方、1重量部未満では
液状化した際のミネラルが少なく、有効成分が得られな
い。澱粉及び/又は穀類粉末が10重量部未満では有機
酸生成量が少なく、ミネラルの溶解力が低下し、50重
量部を超えると発酵不良と残渣が多く、有効成分を抽出
できなくなる。
【0007】また、液状化リン酸カルシウム系化合物の
製造に用いる澱粉としては、特に制限はなく、サツマイ
モ澱粉、バレイショ澱粉などの芋澱粉、トウモロコシ澱
粉などが挙げられる。また、穀類粉末についても特に制
限はなく、例えば、米粉、小麦粉、そば粉などを使用す
ることができる。
【0008】本発明に用いる液状化リン酸カルシウム系
化合物を製造するには、上記のような各原料を所定の割
合で配合し、粉砕混合し、得られた混合物を発酵タンク
に投入し、この混合原料1に対して水2〜8を加え、攪
拌しながら50〜100℃に加熱して澱粉をα化した
後、30〜40℃に保温して粘稠な混合液とする。この
混合液を30〜40℃に保温して所定量の麹菌などを加
えて複合発酵させる。その後、複合発酵させた混合液を
1ケ月〜2ケ月間熟成させるのが好ましい。こうして得
られた発酵熟成液は、酸臭を有し、発酵によって生成し
た有機酸を含む。
【0009】こうして得られた液状化リン酸カルシウム
系化合物は、カルシウムイオン及びリン酸イオン、さら
には卵殻中に含まれていた微量のミネラルイオンを含む
が、これらの各イオンは個々に、細分化された水分子に
包囲されて水中に微細に分散されており、高い吸着活性
を示す。
【0010】本発明の抗菌・抗ウイルススプレーは、リ
ン酸カルシウム系化合物を0.1〜10重量%の範囲で
含有するのが好ましい。この含有量が0.1重量%未満
であると、効果が充分でなく、10重量%を超えると、
水中に均一に分散するのが困難となる傾向がある。
【0011】本発明においては、リン酸カルシウム系化
合物の分散・溶解を補助するとともに、噴霧後の乾燥性
を向上させるため、メタノール、エタノール、イソプロ
パノールなどのアルコールを配合することができる。ア
ルコールの配合量は、使用するリン酸カルシウム系化合
物の種類や使用量に応じて適宜選定することができる。
また、必要に応じて、界面活性剤を添加することもでき
る。
【0012】本発明においては、さらに、メントール、
はっか油、スペアミント、ペパーミント等の清涼香味剤
を配合することもできる。清涼香味剤を配合すると、例
えば鼻炎などの際に鼻の不快感を除き、さわやかな気分
を与えることができる。清涼香味剤の配合量は、微量で
よく、通常、0.001〜0.1重量%であるのが好ま
しい。
【0013】本発明のマスク用抗菌・抗ウイルススプレ
ーは、上記のようなリン酸カルシウム系化合物及び必要
に応じて配合されるアルコール、清涼香味剤などを水中
で充分混合することによって製造することができる。本
発明の抗菌・抗ウイルススプレーは、スプレー容器に充
填し、マスクに噴霧することによって使用され、これに
より市販の通常のマスクに抗菌・抗ウイルス性を付与す
ることができる。マスクへの噴霧は、マスクの片面又は
両面に行うことができる。
【0014】本発明の抗菌・抗ウイルススプレーは、そ
のままスプレー容器に入れて使用することができるが、
さらに微細な霧状で噴霧するために、噴射剤を配合する
こともできる。噴射剤としては、LPガス又はLPガス
とジメチルエーテルとの混合物を使用することができ
る。噴射剤を用いる場合は、50重量%以下とするのが
好ましい。噴射剤が50重量%を超えると、抗菌・抗ウ
イルス効果を有するリン酸カルシウム系化合物の相対量
が減少し、マスクに多量に噴霧しないと充分な抗菌・抗
ウイルス効果が得られなくなる。
【0015】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を詳細に説明
するが、本発明はこれらによって制限されるものではな
い。
【0016】実施例1 下記のような処方で作製した液をスプレー容器に詰め
た。 ハイドロキシアパタイト(平均粒径20μm) 0.5重量% メントール 0.1重量% エタノール 4.0重量% 精製水 95.4重量%
【0017】実施例2 下記のような処方で作製した液をスプレー容器に詰め
た。 液状化ハイドロキシアパタイト 0.1重量% ハイドロキシアパタイト(平均粒径20μm) 0.5重量% スペアミント 0.05重量% エタノール 10.0重量% 精製水 89.35重量%
【0018】実施例3 下記のような処方で作製した液をスプレー容器に詰め
た。 リン酸三カルシウム(平均粒径15μm) 1.0重量% エタノール 10.0重量% 精製水 89.0重量%
【0019】比較例 ポリエチレン不織布(目付け30g/m2 )に銀系抗菌
剤を1g/m2 の割合で含浸させて抗菌フィルターと
し、そのフィルターを市販のガーゼマスクの内側に挟み
込み、抗菌マスクとした。
【0020】試験例 ガーゼマスク表面に初発菌数150,000個の黄色ブ
ドウ球菌を滴下し、実施例1〜3で作製したスプレーを
3回(約0.1ml)噴霧した後、35℃で24時間放
置した。その後、それらのマスク及び比較例のマスクに
ついて、振り出し法でマスクから水中に流出した菌数を
測定し、結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から、本発明のスプレーを噴霧して作
製したマスクは、スプレー中に含まれるリン酸カルシウ
ム系化合物に細菌やウイルスが吸着され、そのほとんど
は振り出し法で水中に流出しないため、菌数が少なく、
銀系の抗菌剤を用いた比較例のマスクと同等又はそれ以
上の抗菌効果を示すことが分かる。実施例1のスプレー
を用いたマスクの菌数は、数字としては比較例のものよ
り大きいが、コントロールの菌数から見れば誤差の範囲
であり、使用したハイドロキシアパタイト量が少なかっ
たことも一因と考えられる。
【0023】
【発明の効果】本発明のマスク用抗菌・抗ウイルススプ
レーは、リン酸カルシウム系化合物が細菌やウイルスに
対して高い吸着作用を有するため、抗菌処理などの施さ
れていない市販のガーゼマスクや不織布マスクに噴霧す
るだけで、マスクに優れた抗菌・抗ウイルス性を付与す
ることができ、また、アレルギーの原因物質を含まない
ため、安全で、しかも高い抗菌・抗ウイルス作用を有す
るマスクを提供することができる。本発明のマスク用抗
菌・抗ウイルススプレーを噴霧して得られたマスクは、
細菌及びウイルスを通過させないため、特に、インフル
エンザ流行時などにはくしゃみや咳をしても、装用者か
ら外気へウイルスを放出せず、また、外気から装用者へ
ウイルスが侵入することを防止することができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ca/P比が1.0〜2.0のリン酸カ
    ルシウム系化合物を0.1〜10重量%含有することを
    特徴とするマスク用抗菌・抗ウイルススプレー。
  2. 【請求項2】 リン酸カルシウム系化合物が平均粒径1
    〜50μmの粉体である請求項1記載のマスク用抗菌・
    抗ウイルススプレー。
  3. 【請求項3】 リン酸カルシウム系化合物が液状化リン
    酸カルシウム系化合物である請求項1記載のマスク用抗
    菌・抗ウイルススプレー。
  4. 【請求項4】 液状化リン酸カルシウム系化合物がCa
    /P比1.0〜2.0のリン酸カルシウム系化合物と卵
    殻との和1〜80重量部及び澱粉及び/又は穀類粉末1
    0〜50重量部からなる粉砕混合物を発酵熟成させて得
    られる液体である請求項1記載のマスク用抗菌・抗ウイ
    ルススプレー。
  5. 【請求項5】 さらに、アルコールを含有する請求項1
    記載のマスク用抗菌・抗ウイルススプレー。
  6. 【請求項6】 さらに、清涼香味剤を含有する請求項1
    又は5記載のマスク用抗菌・抗ウイルススプレー。
  7. 【請求項7】 さらに、噴射剤を含有する請求項1記載
    のマスク用抗菌・抗ウイルススプレー。
  8. 【請求項8】 噴射剤がLPガス又はLPガスとジメチ
    ルエーテルとの混合物である請求項7記載のマスク用抗
    菌・抗ウイルススプレー。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6627229B2 (en) 2000-02-18 2003-09-30 Hiromi Houzawa Antiviral agent and method of producing the same
JP2005206547A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Combi Corp ウイルス捕捉組成物、及びそれを吸着させたウイルス捕捉フィルター
JP2011063523A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd マスク用除菌/殺菌組成物
WO2014103667A1 (ja) 2012-12-28 2014-07-03 日本バイリーン株式会社 機能性不織布及びその製造方法
JP2022083821A (ja) * 2020-11-25 2022-06-06 株式会社 サンエース ガスフィルタ機能向上剤
JP2022095033A (ja) * 2020-12-16 2022-06-28 クラシエホームプロダクツ株式会社 マスク塗布用製剤

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