JPH11199423A - 化粧料組成物 - Google Patents

化粧料組成物

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JPH11199423A
JPH11199423A JP36876897A JP36876897A JPH11199423A JP H11199423 A JPH11199423 A JP H11199423A JP 36876897 A JP36876897 A JP 36876897A JP 36876897 A JP36876897 A JP 36876897A JP H11199423 A JPH11199423 A JP H11199423A
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JP
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cosmetic composition
methyl
menthol
refreshing
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JP36876897A
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English (en)
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Keiji Tsuchikura
圭二 土藏
Fumio Shibue
文夫 渋江
Osamu Hirota
修 広田
Hiroko Ono
裕子 小野
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時の爽快感、清涼感、清潔感のみなら
ず、洗い流して使用した後においても香りの効果によっ
て、爽快感、清涼感、清潔感が持続する化粧料組成物を
提供する。 【解決手段】 成分(A)l−メントール又はl−メン
トールを主成分とする油成分と、成分(B)特定の香気
成分と、成分(C)界面活性剤と、成分(D)水とから
化粧料組成物を構成する。成分(B)の香気成分とし
て、特定のα−(アルキルシクロヘキシルオキシ)−β
−アルカノール類を使用することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時の爽快感、
清涼感及び清潔感、並びに使用後の爽快感、清涼感及び
清潔感の持続性に優れた化粧料組成物に関する。より詳
しくは、洗い流した後においても、香りの効果によって
爽快感、清涼感、清潔感が持続する、洗い流して使用す
るタイプの化粧料組成物、特にシャンプー、リンス等の
毛髪化粧料として好適な化粧料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】洗い流して使用するタイプの洗浄剤、例
えばシャンプー、リンス、ボディーシャンプー、固形石
鹸等の中には、使用時の爽快感、清涼感、清潔感が強く
求められる商品が存在する。このため、そのような洗い
流して使用するタイプの洗浄剤には、従来よりl−メン
トール等の清涼剤が配合されている。しかも、これらの
洗浄剤には、洗浄剤の使用時に使用者を爽快な気分にさ
せたり、使用者にスッキリとした心地良さを感じさせる
ために香料も配合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな洗い流して使用するタイプの洗浄剤、例えばシャン
プーやリンスなどに配合された清涼剤による爽快感、清
涼感、清潔感といった効果は、その使用時には得られる
が、洗い流した後には失われてしまうという問題があ
る。しかも香料も洗い流されやすいような形態(可溶化
状態、エマルジョン等)でシャンプーやリンスなどに配
合されているために、洗浄剤を洗い流したときに毛髪や
皮膚などに残存しにくいという問題もある。このため、
従来の洗い流して使用するタイプの洗浄剤には、洗い流
した後の爽快感、清涼感、清潔感の持続といった効果を
期待することは非常に困難であった。
【0004】本発明は、以上の従来の技術の課題を解決
しようとするものであり、使用時の爽快感、清涼感、清
潔感のみならず、洗い流して使用した後においても香り
の効果によって、爽快感、清涼感、清潔感が持続する化
粧料組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、成分
(A)としてl−メントール又はl−メントールを主成
分とする油成分、成分(B)として特定の香気成分、成
分(C)として界面活性剤及び成分(D)として水を配
合した化粧料組成物が、その使用時のみならず、洗い流
して使用した後においても、毛髪に残った香りの効果に
よって、爽快感、清涼感、清潔感が持続することを見出
し、本発明を完成させるに至った。
【0006】即ち、本発明は、次の成分(A)、
(B)、(C)及び(D): (A) l−メントール又はl−メントールを主成分と
する油成分; (B) 以下の群より選択される少なくとも一種の香気
成分式(1)
【0007】
【化2】
【0008】[式中、RI、RII、RIII、RIV及びRV
は、それぞれ独立的に水素原子又はメチル基であるが、
但しそれらのうちの少なくとも1つは−CRIXXXI
(ここで、RIX、RX及びRXIは、同一又は異なってい
てもよい炭素数1〜4のアルキル基を示す。)を示す。
VI、RVII及びRVIIIは同一又は異なっていてもよい
水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示すが、但し
VI、RVII及びRVIIIのすべてが同時に水素原子とな
ることはない。]で表されるα−(アルキルシクロヘキ
シルオキシ)−β−アルカノール類、α−メチル−3,
4−メチレンジヒドロキシヒドロシンナミックアルデヒ
ド、ジヒドロジャスモン酸メチル、7−メチル−3,4
−ジヒドロ(2H)−1,5−ベンゾジオキセピン−3
−オン、リナロール、2−(2,4−ジメチルシクロヘ
クス−3−エン−1−イル)−5−メチル−(1−メチ
ルプロピル)−1,3−ジオキサン、7−アセチル−
1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,
1,6,7−テトラメチルナフタレン、2,6−ジメチ
ル−7−オクテン−2−オール、3α,6,6,9α−
テトラメチルドデカヒドロナフト[2,1−B]フラ
ン、2−メチル−3−(4−tert−ブチルフェニ
ル)−プロパナール、α−サンタノール、β−サンタノ
ール、セドリルメチルケトン、α−ダマスコン、β−ダ
マスコン及びγ−ダマスコンからなる群; (C)界面活性剤 (D)水を含有することを特徴とする化粧料組成物を提
供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明の化粧料組成物は、成分(A)とし
てl−メントール又はl−メントールを主成分とする油
成分を含有する。l−メントールは、清涼剤として非常
に優れた性質を有しており、化粧料組成物の使用時に爽
快感、清涼感及び清潔感を使用者に与えるものである。
【0011】成分(A)の化粧料組成物中の含有量は、
少なすぎると使用者に与える爽快感、清涼感及び清潔感
が十分でなく、多すぎると、化粧料組成物がシャンプー
やリンスである場合に顕著であるが、使用時の刺激が不
快に強くなりすぎて心地よさが損なわれるので、好まし
くは0.0001〜30重量%、より好ましくは0.0
1〜1重量%である。
【0012】また、成分(A)としてl−メントールを
主成分とする油成分を使用する場合、油成分中にl−メ
ントール以外の他の成分が含有されていてもよいが、油
成分中のl−メントールの含有量を少なくとも40重量
%とすることが好ましい。ここで、l−メントール以外
の他の成分としては、爽快感、清涼感あるいは清潔感を
与える効果を有する成分を好ましく使用することができ
る。このような成分としては、l−メントールのエステ
ル誘導体又はエーテル誘導体、d−メントール、l−メ
ントン、d−メントン、l−イソメントン、d−イソメ
ントン、l−イソプレゴール、d−イソプレゴール、l
−サビネンハイドレート及びd−サビネンハイドレー
ト、l−ピペリトール、d−ピペリトール、l−ピペリ
トン、d−ピペリトン、l−カンファー、d−カンファ
ー、l−カルボン、d−カルボン及び1,8−シネオー
ルからなる群より選ばれる1種又は2種以上を含むこと
ができる。
【0013】このような成分(A)として使用可能なl
−メントールを主成分とする油成分としては、種々の油
成分を使用することができ、中でもl−メントールを4
0重量%以上の割合で含有する天然精油、例えば、しそ
科のMentha Arvensisより得られる和種はっか油、洋種
はっか油(ペパーミント油)などを好ましく使用するこ
とができる。
【0014】本発明の化粧料組成物は、成分(B)とし
て、式(1)
【0015】
【化3】
【0016】[式中、RI、RII、RIII、RIV及びRV
は、それぞれ独立的に水素原子又はメチル基であるが、
但しそれらのうちの少なくとも1つは−CRIXXXI
(ここで、RIX、RX及びRXIは、同一又は異なってい
てもよい炭素数1〜4のアルキル基を示す。)を示す。
VI、RVII及びRVIIIは同一又は異なっていてもよい
水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示すが、但し
VI、RVII及びRVIIIのすべてが同時に水素原子とな
ることはない。]で表されるα−(アルキルシクロヘキ
シルオキシ)−β−アルカノール類、ヘリオナール(α
−メチル−3,4−メチレンジヒドロキシヒドロシンナ
ミックアルデヒド)、ジヒドロジャスモン酸メチル、カ
ローン(7−メチル−3,4−ジヒドロ(2H)−1,
5−ベンゾジオキセピン−3−オン)、リナロール、カ
ラナール(2−(2,4−ジメチルシクロヘクス−3−
エン−1−イル)−5−メチル−(1−メチルプロピ
ル)−1,3−ジオキサン)、イソイースーパー(7−
アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒ
ドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレン)、ジ
ヒドロミルセノール(2,6−ジメチル−7−オクテン
−2−オール)、アンブロキサン(3α,6,6,9α
−テトラメチルドデカヒドロナフト[2,1−B]フラ
ン)、リリアール(2−メチル−3−(4−tert−
ブチルフェニル)−プロパナール)、α−サンタノー
ル、β−サンタノール、セドリルメチルケトン、α−ダ
マスコン、β−ダマスコン及びγ−ダマスコンからなる
群より選択される少なくとも一種の香気成分を使用す
る。これらの香気成分はいずれも、化粧料組成物が洗い
流された後も毛髪や皮膚などの被洗浄表面に香りとして
残りやすく、洗い流した後でも爽快感、清涼感及び清潔
感を持続させることができる。
【0017】成分(B)の香気成分の全化粧料組成物中
の含有量は、少なすぎると洗い流した後の爽快感、清涼
感あるいは清潔感が不十分となり、多すぎると使用時に
匂いが強すぎて不快感を使用者に与える場合があるの
で、好ましくは0.0001〜10重量%、より好まし
くは0.1〜1重量%である。
【0018】なお、成分(B)の香気成分の中でも、洗
い流した後の爽快感、清涼感及び清潔感の持続性の点か
ら、式(1)のα−(アルキルシクロヘキシルオキシ)
−β−アルカノール類、好ましくはアンバーコア(1−
(2−t−ブチルシクロヘキシルオキシ)−2−ブタノ
ールを成分(B)の香気成分の一種として使用すること
が好ましい。この場合、式(1)のα−(アルキルシク
ロヘキシルオキシ)−β−アルカノール類を含む複数の
香気成分を成分(B)として使用することが好ましい。
【0019】本発明の化粧料組成物は、成分(C)とし
て界面活性剤を含有する。界面活性剤は、化粧料組成物
中に成分(A)及び成分(B)を均一に可溶化、分散あ
るいは乳化させる機能を有する。また、化粧料組成物を
洗浄剤として使用する場合には、洗浄成分として機能す
る。
【0020】成分(C)の界面活性剤としては、(C−
1)アニオン性界面活性剤、(C−2)ノニオン性界面
活性剤及び(C−3)カチオン性界面活性剤から選ばれ
る1種又は2種以上が含まれているのが好ましい。
【0021】ここで、(C−1)アニオン性界面活性剤
としては、特に限定されるものではないが、例えばアル
キル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩、脂肪酸
石けん、エーテルカルボン酸及びその塩、アルカンスル
ホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エ
ステルのスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、
モノアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンモ
ノアルキルスルホコハク酸塩、高級脂肪酸アミドのスル
ホン酸塩、グリセリン脂肪酸エステルの硫酸エステル
塩、高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、
アシル化アミノ酸塩等を挙げることができる。
【0022】また、(C−2)ノニオン性界面活性剤と
しては、特に限定されるものではないが、例えばモノグ
リセライド、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルカノー
ルアミド、アミンオキサイド、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、プ
ルロニック、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコールモ
ノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレン
アルキルアミン、アルキルサッカライド等を挙げること
ができる。
【0023】また、(C−3)成分のカチオン性界面活
性剤としては、特に限定されるものではないが、例えば
以下に示すような式(2)又は(3)
【0024】
【化4】
【0025】[式中、R1、R2、R3及びR4はそれぞれ
独立的に総炭素数8〜28のアルキル基もしくはアルケ
ニル基(これらの基は、アルコキシ基、アルケニルオキ
シ基、アルカノイルアミノ基又はアルケノイルアミノ基
で置換されてもよい。)、ベンジル基、炭素数1〜5の
アルキル基又はヒドロアルキル基を示す。但し、式
(3)において、R1、R2、R3及びR4の少なくとも1
つは総炭素数8〜28のアルキル基もしくはアルケニル
基である。R5及びR6はそれぞれ炭素数2又は3のアル
キレン基を示し、X-はハロゲンイオン又は有機アニオ
ンを示し、eは1〜20の整数を示す。]で表される第
四級アンモニウム塩を例示できる。
【0026】また、成分(C−3)のカチオン性界面活
性剤としては、脂肪族基又は脂肪族鎖を有するエーテル
残基、エステル残基もしくはアシル基及び二級又は三級
アミノ基を有する式(4)
【0027】
【化5】
【0028】[式中、R7は炭素数7〜21の直鎖又は
分岐のアルキル基又はアルケニル基を示し、R8、R9
びR10はそれぞれ独立的に炭素数1〜4のアルキル基又
はヒドロキシアルキル基を示し、Mは−CONG−(こ
こで、Gは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基もし
くはヒドロキシアルキル基を示す。)、−O−又は−C
OO−を示し、Aは水素原子、炭素数1〜3のアルキル
基もしくはヒドロキシアルキル基、又は式(5)
【0029】
【化6】
【0030】(式中、R8、R9、R10、k、X-及びB
は式(4)と同じ意味を有する。)で表される基を示し
(但し、Gが炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロ
キシアルキル基である場合、Aは炭素数1〜3のアルキ
ル基もしくはヒドロキシアルキル基ではない。)、Bは
水素原子又はヒドロキシ基を示し、X-はハロゲンイオ
ン又は有機アニオンを示し、jは2又は3を示し、kは
0又は1〜5の整数を示す(但し、kが1の場合には、
Bは水素原子又はヒドロキシ基であり、kが0、2、
3、4又は5の場合には、Bは水素原子である。)。]
で表される第四級アンモニウム塩も使用することができ
る。
【0031】成分(C)の界面活性剤が、(C−1)ア
ニオン性界面活性剤を含有する場合、化粧料組成物中の
その含有量は、泡立ちや香り立ちなどの点で、好ましく
は0.1〜30重量%である。また、成分(C)の界面
活性剤が、(C−2)ノニオン性界面活性剤を含有する
場合、化粧料組成物中のその含有量は、泡立ちや香り立
ちなどの点で、好ましくは0.1〜30重量%である。
また、成分(C)の界面活性剤が、(C−3)カチオン
性界面活性剤を含有する場合、化粧料組成物中のその含
有量は、毛髪への滑らかさや香り立ちなどの点で、好ま
しくは0.1〜15重量%である。
【0032】本発明の化粧料組成物は、成分(D)とし
て水を含有する。化粧料組成物中のその含有量は、化粧
料組成物を洗浄剤として使用する場合を考慮して、その
洗浄剤としての性能を損なわない範囲でバランスよく配
合されていればよく、好ましくは0.001〜99重量
%、より好ましくは60〜85重量%の範囲で配合され
ていればよい。
【0033】本発明の化粧料組成物には、さらに両性界
面活性剤を配合することができ、より高い香り立ち、泡
立ちが得られ好ましい。このような両性界面活性剤とし
ては、例えば、イミダゾリン型、アミドアミノ酸塩、カ
ルボベタイン型、アルキルベタイン型、アルキルアミド
ベタイン型、アルキルスルホベタイン型等が挙げられ
る。
【0034】本発明の化粧料組成物には、さらにシリコ
ーン誘導体を配合することができ、香りの残香性を向上
させることができる。かかるシリコーン誘導体として
は、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコ
ーン、ポリエーテル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコ
ーン、フッ素型変性シリコーン、環状シリコーン、アル
キル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪
族変性シリコーン、エポキシ変性シリコーンなどが挙げ
られる。
【0035】これらのシリコーン誘導体は、1種又は2
種以上を組み合わせて用いることができ、全化粧料組成
物中に好ましくは0.1〜15重量%、より好ましくは
0.5〜10重量%配合する。
【0036】本発明の化粧料組成物には、さらにカチオ
ン性ポリマーを配合することができ、すべり性及び香り
立ちを向上することができる。かかるカチオン性ポリマ
ーとしては、例えば、カチオン化セルロース誘導体、カ
チオン性澱粉、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル
四級アンモニウム塩重合物、ジアリル四級アンモニウム
塩/アクリルアミド共重合物、四級化ポリビニルピロリ
ドン誘導体等が挙げられる。
【0037】さらに、本発明の化粧料組成物には、上記
成分の他、毛髪化粧料、身体洗浄剤、衣料洗浄剤等に通
常用いられる成分、例えば、プロピレングリコール、グ
リセリン、グルコース、ジエチレングリコールモノエー
テル等の保湿剤;エタノール等の粘度調整剤;色素;紫
外線吸収剤;酸化防止剤;抗菌剤;メチルパラベン、ブ
チルパラベン等の防腐剤などを、発明の効果を損なわな
い範囲で適宜添加することができる。
【0038】本発明の化粧料組成物においては、用途に
より必要に応じ、アルカリ性又は酸性薬剤を用いてその
pHを3〜11に調整することができる。
【0039】以上説明した本発明の化粧料組成物は、毛
髪化粧料の他、ボディーソープ、石鹸、洗顔剤、衣料洗
剤、柔軟剤等洗い流して使用されるものであって賦香さ
れるものであればいずれにも適用することができるが、
特にヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナ
ー、ヘアトリートメントとして好適に用いることでき
る。
【0040】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれにより何ら限定されるものではな
い。
【0041】なお、以下の実施例において用いた調合香
料の組成を表1〜表7に示す。
【0042】
【表1】 (調合香料A) 成分 (重量部) リモネン 200 cis−3−ヘキシルサリシレート 10 cis−3−ヘキサノール 0.5 リグストラール 0.1 ジヒドロジャスモン酸メチル 300 ヘリオナール 30 カローン 0.5 アンバーコア 70 セダーアルコール 15 α−ダマスコン 1 リナロール 50 ベンジルアルコール 20 テンタローム 40 β−ヨノン 20 γ−ウンデカラクトン 10 パールライド 100 ジエチルフタレート 132.9 (合計)1000
【0043】
【表2】 (調合香料B) 成分 (重量部) フェニルエチルアルコール 100 ゲラニオール 400 シトロネロール 200 ネロール 70 エチルバニリン 1 パールライド 50 テンタローム 50 ジエチルフタレート 129 (合計)1000
【0044】
【表3】 (調合香料C) 成分 (重量部) リモネン 200 ジヒドロジャスモン酸メチル 300 ヘリオナール 30 カローン 0.5 アンバーコア 70 α−ダマスコン 1 リナロール 100 セダーアルコール 15 パールライド 100 ジエチルフタレート 183.5 (合計) 1000
【0045】
【表4】 (調合香料D) 成分 (重量部) リモネン 200 ジヒドロジャスモン酸メチル 300 ヘリオナール 30 カローン 0.5 α−ダマスコン 1 リナロール 100 イソイースーパー 85 パールライド 100 ジエチルフタレート 183.5 (合計) 1000
【0046】
【表5】 (調合香料E) 成分 (重量部) ジヒドロジャスモン酸メチル 250 ヘリオナール 30 カローン 0.5 アンバーコア 70 リナロール 150 セダーアルコール 15 パールライド 100 ジエチルフタレート 384.5 (合計) 1000
【0047】
【表6】 (調合香料F) 成分 (重量部) リモネン 250 cis−3−ヘキシルサリシレート 10 cis−3−ヘキサノール 0.5 リグストラール 0.1 ジヒドロジャスモン酸メチル 250 ヘリオナール 30 カローン 0.5 アンバーコア 70 セダーアルコール 15 α−ダマスコン 1 リナロール 50 ベンジルアルコール 20 テンタローム 40 β−ヨノン 20 γ−ウンデカラクトン 10 パールライド 100 ジエチルフタレート 132.9 合計 1000
【0048】
【表7】 (調合香料G) 成分 (重量部) リモネン 250 cis−3−ヘキシルサリシレート 10 cis−3−ヘキサノール 0.5 リグストラール 0.1 ジヒドロジャスモン酸メチル 250 ヘリオナール 30 カローン 0.5 イソイースーパー 85 α−ダマスコン 1 リナロール 50 ベンジルアルコール 20 テンタローム 40 β−ヨノン 20 γ−ウンデカラクトン 10 パールライド 100 ジエチルフタレート 132.9 (合計) 1000
【0049】実施例1〜17及び比較例1〜7 表8〜表9の配合処方の毛髪用化粧料組成物を常法に従
って調製した。得られた毛髪用化粧料組成物について、
以下に説明するように、洗髪中及び洗髪後の爽快感、清
涼感、清潔感について評価した。得られた結果を表10
及び表11に示す。
【0050】(1) 評価方法 室温25℃、湿度65HRの環境に保たれた室内におい
て、専門パネラー20人(男女各10人、毛髪の長さの
平均20cm)を用いて、化粧料組成物を約5g塗布し
て洗髪し、濯いだ後、水分を十分タオルで拭き取った。
この環境下において、洗髪中、処理直後、1時間後、4
時間後、8時間後、12時間後の爽快感、清涼感、清潔
感について、次の基準に従って評価した。また、化粧料
組成物塗布時から濯ぎまでを洗髪中と規定した。
【0051】a.評価得点 下記の5段階評価に基づいて、パネラーに評価してもら
い、その得点の平均点を算出した。
【0052】 爽快感、清涼感、清潔感を感じる :5点 爽快感、清涼感、清潔感をやや感じる :4点 どちらとも言えない :3点 爽快感、清涼感、清潔感をあまり感じない :2点 爽快感、清涼感、清潔感を感じない :1点 b.最終評価 上記の平均点を一般化し、下記の4段階の最終評価とし
た。
【0053】 ◎ : 大変良好(上記平均点が4点以上5点以下) ○ : 良好(上記平均点が3点より上4点未満) △ : どちらとも言えない(2.5点以上3点以下) × : 悪い(2.5点未満) (2)評価結果 その結果、表10及び表11に示すように、本発明の毛
髪用の化粧料組成物は、使用時及び洗い流した後の爽快
感、清涼感、清潔感の持続が良好であった。
【0054】
【表8】
【0055】
【表9】
【0056】
【表10】
【0057】
【表11】
【0058】実施例18(ヘアリンス組成物)常法に従
って、表12に示す処方のヘアリンス組成物を調製し
た。
【0059】
【表12】 成分 (重量%) 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.1 セタノール 3 パルチミン酸イソプロピル 0.5 ジメチルポリシロキサンエマルション 4 ヒドロキシエチルセルロース 0.1 精製水 バランス 調合香料C 0.5 l−メントール 0.3 計 100
【0060】得られたヘアリンス組成物は、洗い流した
後においても、爽快感、清涼感、清潔感の持続が良好で
あった。 実施例19(全身洗浄料) 常法に従って、表13に示す処方の全身洗浄料を調製し
た。
【0061】
【表13】 成分 (重量%) N−ラウリル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 6 N−ラウリルメチルタウリンナトリウム 3 ラウリル酸トリエタノールアミン 10 ミリスチン酸トリエタノールアミン 10 ラウリルイミダゾリニウムベタイン 5 ラウロイルジエタノールアミド 5 プロピレングリコール 7 調合香料D 0.5 防腐剤、キレート剤 適量 l−メントール 0.2 精製水 バランス 計 100
【0062】得られた全身洗浄料は、洗い流した後にお
いても、爽快感、清涼感、清潔感の持続が良好であっ
た。 実施例20(固形洗浄剤) 常法に従って、表14に示す処方の固形洗浄剤を調製し
た。
【0063】
【表14】 成分 (重量%) ラウリン酸モノグリセライド硫酸エステルナトリウム塩 80 ステアリン酸モノグリセライド 7 セチルアルコール 10 精製水 バランス 調合香料E 1 l−メントール 0.1 計 100
【0064】得られた固形洗浄剤は、洗い流した後にお
いても、爽快感、清涼感、清潔感の持続が良好であっ
た。 実施例21(粉末洗浄剤) 常法に従って、表15に示す処方の粉末洗浄剤を調製し
た。
【0065】
【表15】 成分 (重量%) ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 24 ノニフェノールポリオキシエチレン(10)付加物 2 パラトルエンスルホン酸ナトリウム 3 トリポリリン酸ナトリウム 25 ケイ酸ナトリウム 5 炭酸ナトリウム 15 カルボキシメチルセルロース 0.5 硫酸ナトリウム 25 調合香料F 1 ペパーミント油(l−メントール40以上含有) 0.2 精製水 バランス 計 100
【0066】得られた粉末洗浄剤は、洗い流した後にお
いても、爽快感、清涼感、清潔感の持続が良好であっ
た。 実施例22(液体洗浄剤) 常法に従って、表16に示す処方の液体洗浄剤を調製し
た。
【0067】
【表16】 成分 (重量%) ラウリルアルコールポリオキシエチレン(12)付加物 10 ソフタノール 25 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 4 ラウリル脂肪酸 1 モノエタノールアミン 5 ラウリル酸アミドプロピルベタイン 2 プロピレングリコール 10 亜硫酸ナトリウム 0.1 エタノール 2 調合香料G 0.6 l−メントール 0.1 d−イソメントン 0.1 精製水 バランス 計 100
【0068】得られた液体洗浄剤は、洗い流した後にお
いても、爽快感、清涼感、清潔感の持続が良好であっ
た。
【0069】
【発明の効果】本発明の化粧料組成物は、爽快感、清涼
感、清潔感に優れ、洗い流した後においても、香りの効
果によって、爽快感、清涼感、清潔感が持続する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 裕子 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)、(B)、(C)及び
    (D): (A) l−メントール又はl−メントールを主成分と
    する油成分; (B) 以下の群より選択される少なくとも一種の香気
    成分式(1) 【化1】 [式中、RI、RII、RIII、RIV及びRVは、それぞれ
    独立的に水素原子又はメチル基であるが、但しそれらの
    うちの少なくとも1つは−CRIXXXI(ここで、R
    IX、RX及びRXIは、同一又は異なっていてもよい炭素
    数1〜4のアルキル基を示す。)を示す。RVI、RVII
    及びRVIIIは同一又は異なっていてもよい水素原子又は
    炭素数1〜6のアルキル基を示すが、但しRVI、RVII
    及びRVIIIのすべてが同時に水素原子となることはな
    い。]で表されるα−(アルキルシクロヘキシルオキ
    シ)−β−アルカノール類、α−メチル−3,4−メチ
    レンジヒドロキシヒドロシンナミックアルデヒド、ジヒ
    ドロジャスモン酸メチル、7−メチル−3,4−ジヒド
    ロ(2H)−1,5−ベンゾジオキセピン−3−オン、
    リナロール、2−(2,4−ジメチルシクロヘクス−3
    −エン−1−イル)−5−メチル−(1−メチルプロピ
    ル)−1,3−ジオキサン)、7−アセチル−1,2,
    3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,
    7−テトラメチルナフタレン、2,6−ジメチル−7−
    オクテン−2−オール、3α,6,6,9α−テトラメ
    チルドデカヒドロナフト[2,1−B]フラン、2−メ
    チル−3−(4−tert−ブチルフェニル)−プロパ
    ナール、α−サンタノール、β−サンタノール、セドリ
    ルメチルケトン、α−ダマスコン、β−ダマスコン及び
    γ−ダマスコンからなる群; (C)界面活性剤; (D)水を含有する化粧料組成物。
  2. 【請求項2】 成分(B)の香気成分の全化粧料組成物
    中の含有量が0.0001〜10重量%である請求項1
    記載の化粧料組成物。
  3. 【請求項3】 成分(B)の香気成分が、式(1)のα
    −(アルキルシクロヘキシルオキシ)−β−アルカノー
    ル類を含有する請求項1又は2記載の化粧料組成物。
  4. 【請求項4】 式(1)のα−(アルキルシクロヘキシ
    ルオキシ)−β−アルカノール類が、1−(2−ter
    t−ブチルシクロヘキシルオキシ)−2−ブタノールを
    含有する請求項3記載の化粧料組成物。
  5. 【請求項5】 成分(A)のl−メントール又はl−メ
    ントールを主成分とする油成分の全化粧料組成物中の含
    有量が、0.0001〜30重量%である請求項1〜4
    記載の化粧料組成物。
  6. 【請求項6】 成分(C)成分の界面活性剤が、(C−
    1)アニオン性界面活性剤、(C−2)ノニオン性界面
    活性剤及び(C−3)カチオン性界面活性剤のいずれか
    である請求項1〜5のいずれかに記載の化粧料組成物。
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