JPH11199485A - 抗真菌持続性外用剤 - Google Patents

抗真菌持続性外用剤

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JPH11199485A
JPH11199485A JP208098A JP208098A JPH11199485A JP H11199485 A JPH11199485 A JP H11199485A JP 208098 A JP208098 A JP 208098A JP 208098 A JP208098 A JP 208098A JP H11199485 A JPH11199485 A JP H11199485A
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英明 関口
Saori Kashiwagi
さおり 柏木
Takahiro Imai
高博 今井
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Abstract

(57)【要約】 【構成】クロタミトンと多価アルコールの配合比率が
2:3〜4:1よりなる溶解助剤を用い硝酸オキシコナ
ゾールを油相基剤へ溶解させ、炭化水素系油相基剤及び
高級アルコールを主成分とした油相基剤の配合比により
極性を制御することを特徴とする硝酸オキシコナゾール
クリーム剤。 【効果】本発明のクリーム剤は、硝酸オキシコナゾール
角質移行性を改善し且つ皮膚中硝酸オキシコナゾール濃
度の長時間にわたる持続性を達成し、良好な使用感及び
製剤安定性を併せ持つクリーム剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硝酸オキシコナゾール
からなる抗真菌持続性外用剤に関し、更に詳しくは抗真
菌効果を長時間保つ組成物または低刺激で使用感が良く
配合溶解助剤の選択により着色防止を施したクリーム剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、硝酸オキシコナゾール、硝酸
ミコナゾール、クロトリマゾール、硝酸エコナゾール等
のイミダゾール系抗真菌薬を主剤とする抗真菌剤は、水
虫、タムシ等の皮膚真菌症の治療を目的として検討され
使用されている(「化学療法の領域」1991年2月号
597〜603頁)。
【0003】このうち、硝酸オキシコナゾール(以下、
OCZと略す)は、強力な抗真菌作用と広範囲な抗菌ス
ペクトルを有するとともにグラム陽性菌などの細菌に対
しても抗菌作用を示す2’,4’−ジクロロ−2−イミ
ダゾール−1−イルアセトフェノン(Z)−[O−
(2,4−ジクロロベンジル)オキシド]硝酸塩(分子
式:C18H13C14N3O・HNO3、分子量:492.1
5)である。現在、OCZ製剤として、液剤、クリーム
剤が市販され皮膚真菌症の治療に優れた効果を上げてい
る。
【0004】更に、OCZと同様のイミダゾール系抗真
菌薬物である硝酸ミコナゾール等について、抗真菌薬物
の角質移行性を促進する物質と皮膚付着性高分子を配合
し持続性を高める方法(特開平7−126164号公
報)があるが、角質移行性を促進する物質としてあげら
れる一部の成分は、皮膚刺激性を有するものであった
り、クリームの使用感及び質感に乏しくクリーム剤とし
て不適当であること等の問題がある。
【0005】また、OCZが水にも油相基剤にも不溶で
あることから製剤化が難しかったが、液剤の場合はエタ
ノール及びマクロゴール400(日本薬局方第13局収
載、以下PEG400と略す)を高率に配合し液剤化し
(オキナゾール液:製造販売・東京田辺製薬(株))、
またクリーム剤の場合は、単味製剤であるが微細な結晶
をベースクリームに分散させて製剤化しており(オキナ
ゾールクリーム:製造販売・東京田辺製薬(株))、皮
膚への薬物移行性を増すべく工夫をしているが、吸収性
が未だ充分でなく1日数回の投与が必要である。
【0006】最近では特別にミリスチン酸イソプロピル
等の常温において液状を呈する高級脂肪酸エステルを配
合して患部への貯留性、吸収性を改善しているものもあ
る(特許第2555555号、特開平9−208464
号公報)。しかし、このOCZ製剤は1日1回投与製剤
であるがミリスチン酸イソプロピルの配合が必須であ
り、刺激性のある低級アルコールの配合が好ましいもの
である。皮膚真菌症治療において長期使用しなければな
らない薬剤であるため日常生活において患者に負担がか
かっている。患者への負担を減らし且つ充分な治療効果
を上げるために、OCZの角質移行性、薬効持続性及び
使用感、質感について改善したクリーム剤は知られてい
ない。
【0007】
【解決しようとする課題】OCZの液剤について、クロ
タミトンを結晶析出防止剤として配合することで、刺激
性のあるエタノール並びに使用感及びOCZの皮膚への
吸収性を損なう溶解助剤を減ずる方法(特開平8−40
898号公報)があり、OCZの経時での安定性及びi
n vitroにおける代用皮膚(シリコーン膜)の透
過性については優れた効果を示しているが、in vi
voでの皮膚中OCZ濃度の長時間にわたる有効濃度維
持に関しては何等言及されていない。また、親水性及び
親油性成分の2成分系でエマルションとし系のバランス
をとるクリーム剤に液剤の処方をそのまま使うのは困難
である。
【0008】前述のクリーム剤においてOCZは易吸収
性を期待し微粒子として用いられるが結晶状態にあるた
め、これが溶液でありその状態を安定して保つならば更
に角質移行性、持続性が期待される。更に低級アルコー
ル等の刺激性物質を低減することにより使用感も改善さ
れる。
【0009】そこで、本発明者らは、OCZ含有抗真菌
外用剤において、充分な角質移行性、薬効の持続性、良
好な使用感及び質感の確保を目的に鋭意研究を重ねた結
果、クロタミトンと多価アルコールの特定の配合比率よ
りなる組成物を溶解助剤として用いてOCZを油性基剤
中に溶解させた後、適当な乳化剤と水を用いて常法によ
り乳化し製した製剤が上記目的を満たした。更に、油相
基剤中の炭化水素系油相基剤に代表される低極性油相基
剤と、高級アルコールに代表される比較的極性の高い油
相基剤との配合比率を変化させ、OCZを混合する油相
の極性を変化させることで、OCZの角質移行性を制御
できることを知り、本発明を完成した。また、クロタミ
トンと1,3−ブチレングリコールよりなる溶解助剤を
用いた場合、クロタミトンを単独で用いた場合に比べ、
製造時の加熱等に伴う成分の着色を極めて軽度に押さえ
ることが可能であることを併せ知り、本発明によるクリ
ーム剤を完成した。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、OCZ含
有抗真菌持続性外用剤について鋭意研究を行ったとこ
ろ、(a)クロタミトンと多価アルコールの配合比率が
2:3〜4:1よりなる組成物を溶解助剤としてOCZ
を油相基剤へ溶解させ、(b)炭化水素系油相基剤及び
高級アルコールを主成分とした油相基剤の配合比により
極性を制御することによりOCZの角質移行を改善する
ことができることを見いだし、本発明を完成した。
【0011】また、添加される界面活性剤の種類、配合
比率及び製剤の粘度等の物理化学的性質またはこれら要
因の組み合わせにも何等影響を受けないことから、製剤
の使用感及び安定性等を考慮し、クリーム剤、坐剤等の
希望する剤形を得るために適当な界面活性剤、油相基
剤、水溶性基剤を自由に選択することが可能である。
【0012】本発明でOCZは全製剤重量中、0.1〜
2重量%含有する。好ましくは0.2から1重量%含有
する。
【0013】溶解助剤はクロタミトン及び多価アルコー
ルを用い、その組成重量比(クロタミトン:多価アルコ
ール)は2:3から4:1で混合されたものであり、硝
酸オキシコナゾールの重量に対し5から15倍量用いる
ものである。
【0014】好ましくはクロタミトン及び多価アルコー
ルの組成重量比(クロタミトン:多価アルコール)は
1:1から2:1で混合されたものであり、硝酸オキシ
コナゾールの重量に対し5から10倍量用いるものであ
る。
【0015】更に好ましくはクロタミトン及び多価アル
コールの組成重量比(クロタミトン:多価アルコール)
は1:1から5:3で混合されたものであり、硝酸オキ
シコナゾールの重量に対し8から10倍量用いるもので
ある。
【0016】多価アルコールは1,3−ブチレングリコ
ール、プロピレングリコール等が用いられる。
【0017】油相成分としては炭化水素系油相基剤と高
級アルコールを混合して用い、その2成分の組成重量比
(炭化水素系油相基剤:高級アルコール)は4:9から
2:1で混合されたものであり、硝酸オキシコナゾール
の重量に対し15から45倍量用いるものである。
【0018】好ましくは炭化水素系油相基剤と高級アル
コールの2成分の組成重量比(炭化水素系油相基剤:高
級アルコール)は1:1から8:5で混合されたもので
あり、硝酸オキシコナゾールの重量に対し20から30
倍量用いるものである。
【0019】更に好ましくは炭化水素系油相基剤と高級
アルコールの2成分の組成重量比(炭化水素系油相基
剤:高級アルコール)は1:1から3:2で混合された
ものであり、硝酸オキシコナゾールの重量に対し20か
ら26倍量用いるものである。
【0020】炭化水素系油相基剤は白色ワセリン、流動
パラフィン、スクワレン、スクワラン等を用い、高級ア
ルコールはステアリルアルコール、セタノール等を用い
ることができる。
【0021】本発明に添加できる界面活性剤は、ポリオ
キシエチレン(25)セチルエーテル、ポリオキシエチ
レン(30)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(4
0)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(30)オレ
イルエーテル、ポリオキシエチレン(50)オレイルエ
ーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類、モ
ノステアリン酸ポリエチレングリコール(25EO)、
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40EO)
等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオ
キシエチレン(50)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレ
ン(60)硬化ヒマシ油等の、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油類、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミ
チン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン等のソル
ビタン脂肪酸エステル類、モノステアリン酸グリセリン
等のグリセリン脂肪酸エステル類が挙げられ、好ましく
はポリオキシエチレンアルキルエーテル及びグリセリン
脂肪酸エステルである。
【0022】同じく、添加できるその他の油相基剤とし
ては、ステアリン酸、パルミチン酸等の脂肪酸類、ミツ
ロウ、ラノリン等の蝋類が挙げられる。
【0023】更に、治療効果を高めるための各種配合剤
の添加が容易であり、例えばリドカイン、ジブカインの
局所麻酔剤、アクリノール、塩化ベンザルコニウム、イ
ソプロピルメチルフェノール等の殺菌防腐剤、グリチル
レチン酸、アラントイン等の抗炎症剤、l−メントー
ル、d−カンフル等の清涼化剤、尿素、フタル酸ジエチ
ル等の角質溶解剤、アルミニウムクロロヒドロキシド、
酸化亜鉛等の収斂保護剤等を必要に応じ配合することが
できる。
【0024】
【効果】本外用剤または実際に人に投与することを前提
にしたものである製剤を経皮投与したときの皮膚中のO
CZ濃度及びその経時変化による持続性、訓練されたパ
ネラーの官能検査による使用感、更にクリーム剤を長期
間保存した場合の性状、OCZ残存率変化による製剤安
定性について示す。
【0025】[ヘアレスラット皮膚中のOCZ濃度及び
経時変化] (方法)雄性ヘアレスラット(8週齢)180匹を1群
10匹の18群に分け、それぞれ、比較例1〜7または
実施例1〜11の塗布群とし、ネンブタール麻酔下、ラ
ット背部皮膚1cm2当たりOCZの塗布量が0.1m
gとなるよう各製剤とも80mgを8cm2(2×4c
m)に塗布した後、ラットが製剤塗布部位を舐めないよ
うに首かせをして8または24時間放置した。
【0026】8または24時間経過した時点で、各群と
も10匹中1/2の5匹ずつクロロホルムにて安楽死さ
せ、製剤を塗布した皮膚表面に残存する製剤を、洗浄液
(リン酸1%及びラウリル硫酸ナトリウム8%を含む7
0%エタノール水溶液)を含ませた脱脂綿で良く拭き取
り(10回)、製剤を塗布した皮膚を摘出し、皮膚中に
吸収されたOCZの量をHPLC法にて測定した。
【0027】(HPLC前処理)摘出したラット背部皮
膚1gを量り、内部標準物質としてo−ターフェニルの
酢酸エチル溶液(3.6μg/ml)を0.5ml、酢
酸エチル10mlを加え、ガラス製ホモジナイザーにて
摩砕し、超音波洗浄機(UT−104、シャープ(株)
製)を用い2分間超音波照射した。更に1%水酸化カリ
ウム水溶液2mlを加え激しく振り混ぜた後、遠心分離
した。有機溶媒層を回収し濃縮乾固した後、乾固物にH
PLC用メタノール0.5mlを加え溶解し、不溶物は
ポアサイズ0.45μmのメンブランフィルターで濾過
して除き、HPLC検液を調製した。
【0028】また、製剤を塗布しないヘアレスラット背
部皮膚1gに、濃度既知のOCZ溶液を添加した後、同
様に操作したものを標準液として分析して検量線を作成
し、これを元に各製剤を塗布した動物皮膚中のOCZ濃
度を算出した。
【0029】(HPLC測定条件) カラム :Wakosil 5C18(φ4.6m
m×250mm) カラム温度 :35℃ 移動相 :0.1%酢酸及び0.2%酢酸アンモニ
ウム含有80%メタノール水溶液 流速 :0.8ml/min 検出器 :紫外吸光光度計(測定波長242nm) (結果)本発明である実施例と比較例を経皮投与したと
きの皮膚内濃度(8時間後、24時間後)を表1及び図
1に示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【図1】
【0032】表1及び図1に示したように、実施例1〜
11のクリーム剤は、比較例1〜7に対し、極めて高い
皮膚中OCZ濃度を示した。特に、いずれのクリーム剤
も、塗布後24時間後の皮膚中OCZ濃度において、比
較例の8時間後の濃度を上回る濃度を示しており、実施
例は24時間後、いずれも高い濃度を維持していた。
【0033】これにより本発明品の持続性が確認され
た。
【0034】[使用感]実施例と比較例について、その
使用感に関する官能検査は、訓練されたパネラー10名
により実施した。結果を表2に示す。
【0035】使用感は、パネラー全員が良好と判断した
場合を○で、7〜9名が良いと判断した場合を□で、4
〜7名が良くないと判断した場合を△で、8名以上が良
くないと判断した場合を×で示した。
【0036】
【表2】
【0037】表2に示したように、実施例は良好な使用
感であった。
【0038】これにより本発明品は製剤として適してい
ると思われる。
【0039】[製剤安定性]調製した製剤を密閉容器に
入れ、40℃・75%RHの条件下で3ヶ月保存した。
OCZ含量を経時的に前記HPLC測定条件に準じHP
LC法で測定し、保存開始時を100%として残存率を
調べた。また、製剤の性状の変化として変色(黄色)の
有無を目視にて確認した。変色がみられない場合を−
で、わずかに変色が認められた場合を±で、明らかな変
色が認められた場合を+で示した。
【0040】
【表3】
【0041】表3に示したように、本発明品は40℃・
75%RH保存におけるOCZ含量の低下及び性状の変
化が無く、極めて安定な製剤である。
【0042】以上より、本発明品は長時間の薬効濃度を
持続させることができ、また製剤の使用感及び安定性は
良好であった。
【0043】また、角質移行を促進するための単一の特
殊な成分等の添加は必要なく、軟膏基剤として安全であ
り充分な使用実績を持つ成分の組み合わせのみで目的を
達成可能である。更に本発明においてOCZは油相基剤
中に存在するため、他の配合成分に由来するpHの変化
の影響を受けにくく、実施例7〜11に示す通り、リド
カイン等の有機塩基を配合し、製剤としてのpHが7以
上を示す場合も40℃3ヶ月保存におけるOCZの含量
低下は認められず、極めて安定な製剤を得ることができ
る。
【0044】つまり、本発明品により、OCZの外用製
剤においてOCZの充分な角質移行性と皮膚中濃度の持
続性を達成した製剤を、使用感及び製剤安定性を確保し
つつ提供することが可能となった。
【0045】
【実施例】以下、本発明を製造例をもって示す。但し、
これらは本発明を限定するものではない。併せて、比較
例を示す。
【0046】
【表4】
【0047】<実施例 1>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0048】<実施例 2>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0049】<実施例 3>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0050】<実施例 4>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0051】<実施例 5>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0052】<実施例 6>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0053】<実施例 7>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0054】<実施例 8>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0055】<実施例 9>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0056】<実施例 10>表4の処方にて、油相成
分及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相
成分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温ま
で冷却しクリーム剤を得た。
【0057】<実施例 11>表4の処方にて、油相成
分及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相
成分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温ま
で冷却しクリーム剤を得た。
【0058】<比較例 1>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しベースクリームを調製した。30℃以下で、OC
Zを均一に懸濁した薬液を徐々に加えながら常法に従い
撹拌混合しクリーム剤を得た。
【0059】<比較例 2>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しベースクリームを調製した。30℃以下で、OC
Z及びリドカインを均一に懸濁した薬液を徐々に加えな
がら常法に従い撹拌混合しクリーム剤を得た。
【0060】<比較例 3>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0061】<比較例 4>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0062】<比較例 5>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0063】<比較例 6>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。
【0064】<比較例 7>表4の処方にて、油相成分
及び水相成分をそれぞれ加温溶解し、80℃にて油相成
分中に水相成分を加え常法に従い乳化した後、室温まで
冷却しクリーム剤を得た。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硝酸オキシコナゾール及び(a)クロタ
    ミトンと多価アルコールからなり、その組成重量比(ク
    ロタミトン:多価アルコール)が2:3から4:1で混
    合された溶解助剤、(b)炭化水素系油相基剤と高級ア
    ルコールからなり、その組成重量比(炭化水素系油相基
    剤:高級アルコール)が4:9から2:1で混合された
    外用剤中の油相成分であり(a)が硝酸オキシコナゾー
    ルの重量に対し5から15倍量かつ(b)が硝酸オキシ
    コナゾールの重量に対し15から45倍量含有すること
    を特徴とする抗真菌持続性外用剤
  2. 【請求項2】 硝酸オキシコナゾール及び(a)クロタ
    ミトンと多価アルコールからなり、その組成重量比(ク
    ロタミトン:多価アルコール)が1:1から2:1で混
    合された溶解助剤、(b)炭化水素系油相基剤と高級ア
    ルコールからなり、その組成重量比(炭化水素系油相基
    剤:高級アルコール)が1:1から8:5で混合された
    外用剤中の油相成分であり(a)が硝酸オキシコナゾー
    ルの重量に対し5から10倍量かつ(b)が硝酸オキシ
    コナゾールの重量に対し20から30倍量含有する抗真
    菌持続性外用剤
  3. 【請求項3】 炭化水素系油相基剤が白色ワセリン、流
    動パラフィン、スクワランから選ばれる1種または2種
    以上の混合物である請求項1から2の抗真菌持続性外用
    剤
  4. 【請求項4】 高級アルコールがステアリルアルコー
    ル、セタノールまたはこれらの混合物である請求項1か
    ら3の抗真菌持続性外用剤
  5. 【請求項5】 多価アルコールが1,3−ブチレングリ
    コール、プロピレングリコールまたはこれらの混合物で
    ある請求項1から4の抗真菌持続性外用剤
  6. 【請求項6】 硝酸オキシコナゾールが全製剤重量中、
    0.1から2重量%含有することを特徴とする請求項1
    から5の抗真菌持続性外用剤
  7. 【請求項7】 全製剤重量中0.2〜1重量%の硝酸オ
    キシコナゾール及び(a)クロタミトンと1,3−ブチ
    レングリコールからなり、その組成重量比(クロタミト
    ン:1,3−ブチレングリコール)が1:1から5:3
    で混合された溶解助剤、(b)炭化水素系油相基剤と高
    級アルコールからなり、その組成重量比(炭化水素系油
    相基剤:高級アルコール)が1:1から3:2で混合さ
    れた外用剤中の油相成分であり硝酸オキシコナゾールの
    重量に対し8から10倍量の(a)を硝酸オキシコナゾ
    ールの重量に対し20から26倍量の(b)に溶解し製
    することを特徴とする抗真菌持続性外用剤
  8. 【請求項8】 請求項1から7の外用剤がクリーム剤で
    ある抗真菌持続性外用剤
  9. 【請求項9】 クリームがO/W型エマルジョンよりな
    る請求項8記載の抗真菌持続性外用剤
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JP2010083815A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd カンジダ症予防又は治療剤
CN112957314A (zh) * 2016-08-16 2021-06-15 湖南中威制药有限公司 一种硝酸奥昔康唑乳膏制剂及其生产方法

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