JPH11200048A - 銅合金膜形成材料及び銅合金膜形成方法 - Google Patents
銅合金膜形成材料及び銅合金膜形成方法Info
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- JPH11200048A JPH11200048A JP10009547A JP954798A JPH11200048A JP H11200048 A JPH11200048 A JP H11200048A JP 10009547 A JP10009547 A JP 10009547A JP 954798 A JP954798 A JP 954798A JP H11200048 A JPH11200048 A JP H11200048A
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Abstract
の配線孔の埋め込みも可能で、かつ、効率が良く、更に
はEM寿命が長い銅合金膜の形成技術を提供することで
ある。 【解決手段】 銅合金膜を形成する為の材料であって、
銅の配位錯体と、ジルコニウム、錫、マグネシウム、ク
ロミウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群の中か
ら選ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又は金属錯
体とからなる。
Description
及び銅合金膜形成方法に関するものである。
野では、信号の処理速度を向上させる為、微細化が進ん
でいる。特に、電気信号を伝達する為の導電部分(配
線)は、その細さが要求されている。しかし、配線を細
くすると、当然、電気抵抗は高くなる。又、素子の高機
能化・高性能化につれて、消費電力は増加し、Pent
ium−Proのように30Wにまで達するものも出て
来ている。そして、素子の動作環境は温度が100〜1
20℃にもなっている。この為、電流密度が高くなって
いることも相まって、エレクトロマイグレーション(E
M)による信頼性低下が問題になる。
わり、EM耐性の高いCu配線が検討され出した。すな
わち、銅の採用によって、配線幅を0.25μm以下と
することが可能となった。しかし、0.25μm以下の
配線幅では、結晶粒が配線幅と同じ程度であることか
ら、温度が120℃の環境化では配線の寿命が数年と短
いことが判って来た。
r合金が提案(1996年6月24日、シンポジウム、
今後の配線プロセスの方向性を探る、リアライズ社主
催、発表者:五十嵐 泰史)された。すなわち、純粋な
銅の場合にはEM寿命が3.9年であるのに対して、C
u−Zr合金ではEM寿命が144年に延びると言われ
ている。
法が採用されている。しかし、本発明者の検討によれ
ば、口径が0.25μm以下で、高アスペクト比(口径
に比べて深さが深い)の配線孔の埋め込みを達成する為
には、スパッタ法では限界の有ることが判って来た。す
なわち、薄膜形成技術についての検討を進めて行くうち
に、EM寿命が長いと言われる銅合金膜の形成にスパッ
タ法を用いた場合、高アスペクト比の配線孔の埋め込み
には限界があることが判って来たのである。
従って、本発明が解決しようとする課題は、口径が0.
25μm以下で、高アスペクト比の配線孔の埋め込みも
可能で、かつ、効率が良く、更にはEM寿命が長い銅合
金膜の形成技術を提供することである。
の検討を鋭意押し進めて行くうちに、銅合金膜の形成を
スパッタ法ではなく、ケミカルベーパーデポジション
(CVD)法により行えば、口径が0.25μm以下
で、高アスペクト比の配線孔の埋め込みも可能であるこ
とが判って来た。
良い。しかし、CVD法によってEM寿命が長いと言わ
れる銅合金膜を形成する為には如何なる材料を用いなけ
ればならないかの問題が未解決であった。この問題につ
いての検討を更に押し進めて行った結果、銅の配位錯体
と、ジルコニウム、錫、マグネシウム、クロミウム、ニ
ッケル、カドミウム、マンガンの群の中から選ばれる少
なくとも一つの金属の有機金属又は金属錯体とを用いれ
ば解決されることが判って来た。
れたものであり、前記の課題は、銅合金膜を形成する為
の材料であって、銅の配位錯体と、ジルコニウム、錫、
マグネシウム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マ
ンガンの群の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有
機金属又は金属錯体とからなることを特徴とする銅合金
膜形成材料によって解決される。
り銅合金膜を形成する為の材料であって、銅の配位錯体
と、ジルコニウム、錫、マグネシウム、クロミウム、ニ
ッケル、カドミウム、マンガンの群の中から選ばれる少
なくとも一つの金属の有機金属又は金属錯体とからなる
ことを特徴とする銅合金膜形成材料によって解決され
る。
マグネシウム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マ
ンガンの群の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有
機金属又は金属錯体とを用いて銅合金膜を形成する方法
であって、銅合金膜を形成する基板を加熱する工程と、
前記銅の配位錯体、及びジルコニウム、錫、マグネシウ
ム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群
の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又は
金属錯体を基板上に付ける工程と、基板上に付いた前記
銅の配位錯体、及び前記金属の有機金属又は金属錯体を
分解して銅合金膜を形成する工程とを具備することを特
徴とする銅合金膜形成方法によって解決される。
錫、マグネシウム、クロミウム、ニッケル、カドミウ
ム、マンガンの群の中から選ばれる少なくとも一つの金
属の有機金属又は金属錯体とを用いてケミカルベーパー
デポジションにより銅合金膜を形成する方法であって、
銅合金膜を形成する基板を加熱する工程と、前記銅の配
位錯体、及びジルコニウム、錫、マグネシウム、クロミ
ウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群の中から選
ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又は金属錯体を
基板上に付ける工程と、基板上に付いた前記銅の配位錯
体、及び前記金属の有機金属又は金属錯体を分解して銅
合金膜を形成する工程とを具備することを特徴とする銅
合金膜形成方法によって解決される。
形成方法」において用いられる銅の配位錯体は、配位子
で安定化した(+1)配位錯体が好ましい。又、β−ジ
ケトンが銅に配位結合したものが好ましい。特に、銅に
配位結合したβ−ジケトンと、銅に結合した少なくとも
一つの安定化配位子とを有するものが好ましい。中で
も、β−ジケトンが銅に配位結合したものであって、前
記β−ジケトンは一般式R’COCHRCOR”〔但
し、RはH,F,Cl,Br,I、メチル基、及びエチ
ル基の群の中から選ばれる。R’及びR”はC
n H2n+1,Cn F2n+1(nは1〜4の整数)、アリール
基及び置換アリール基の群の中から選ばれる。〕で表さ
れるものが好ましい。更には、β−ジケトンが銅に配位
結合したものであり、前記β−ジケトンは一般式R’C
OCH2 COR”で表されるものであって、前記R’及
びR”は−CH3 ,−CF3 ,−C2 H5 ,−C
2 F5 ,−C3 H7 ,−C3 F7 ,−C4 H9 及び−C
4 F9 の群の中から選ばれるものが好ましい。特に、β
−ジケトンが銅に配位結合したものであり、前記β−ジ
ケトンがトリフルオロアセチルアセトン又はヘキサフル
オロアセチルアセトンであるものが好ましい。
とも一つの安定化配位子を有するものであり、前記安定
化配位子が置換及び非置換のアルキン、オレフィン、ジ
エン、及びホスフィンの群の中から選ばれるものが好ま
しい。中でも、銅に結合した少なくとも一つの安定化配
位子を有するものであり、前記安定化配位子が1,5−
シクロオクタジエン、アルキル置換1,5−シクロオク
タジエン、フルオロ−1,5−シクロオクタジエン、シ
クロオクテン、メチルシクロオクテン、シクロオクタテ
トラエン、ノルボルネン、ノルボルナジエン、トリシク
ロ[5.2.1.0]−デカ−2,6−ジエン、1,4
−シクロヘキサジエン、アセチレン、アルキル置換アセ
チレン、ハロゲン置換アセチレン、及びトリメチルホス
フィンの群の中から選ばれるものが好ましい。又、銅に
結合した少なくとも一つの安定化配位子を有するもので
あり、前記安定化配位子がトリメチルビニルシラン、メ
チルトリビニルシラン、ジメチルジビニルシラン、及び
ビストリメチルシリルアセチレンの群の中から選ばれる
ものが好ましい。
オロアセチルアセトナト銅(I)1,5−シクロオクタ
ジエン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I)ジ
メチル−1,5−シクロオクタジエン、又はこれらの混
合物である。或いは、ヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト銅(I)トリメチルビニルシラン、トリス(ヘキサフ
ルオロアセチルアセトナト銅(I))メチルトリビニル
シラン、ビス(ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅
(I))ジメチルジビニルシラン、ヘキサフルオロアセ
チルアセトナト銅(I)ビストリメチルシリルアセチレ
ン、又はこれらの混合物である。若しくは、ヘキサフル
オロアセチルアセトナト銅(I)1,5−シクロオクタ
ジエン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I)ジ
メチル−1,5−シクロオクタジエン、ヘキサフルオロ
アセチルアセトナト銅(I)ジエチル−1,5−シクロ
オクタジエン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅
(I)トリメチルビニルシラン、トリス(ヘキサフルオ
ロアセチルアセトナト銅(I))メチルトリビニルシラ
ン、ビス(ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅
(I))ジメチルジビニルシラン、ヘキサフルオロアセ
チルアセトナト銅(I)ビストリメチルシリルアセチレ
ン、又はこれらの混合物である。
形成方法」において用いられるジルコニウムの有機金属
又は金属錯体は、テトラキスジメチルアミノジルコニウ
ム、テトラキスジエチルアミノジルコニウム、ジルコニ
ウムテトラボロンハイドライド、ジルコニウムテトラブ
ロマイド、ジルコニウムテトラクロライドの群の中から
選ばれるものが好ましい。
形成方法」において用いられる錫の有機金属又は金属錯
体は、R1 R2 R3 R4 Sn(R1 ,R2 ,R3 ,R4
はアルキル基またはアリール基であって、同一でも、異
なるものでも良い)、テトラキスジメチルアミノ錫、テ
トラキスジエチルアミノ錫、臭化錫、塩化錫、ヨウ化
錫、Rn SnX4-n (Rはアルキル基またはアリール
基、XはH,F,Cl,Br又はI、nは0〜3の整
数)の群の中から選ばれるものが好ましい。中でも、一
般式R1 R2 R3 R4 Snで表されるものであり、前記
R1 ,R2 ,R3 ,R 4 はH,−CH3 ,−CF3 ,−
C2 H5 ,−C2 F5 ,−C3 H7 ,−C3 F 7 ,−C
4 H9 ,−C4 F9 ,−C6 H5 の群の中から選ばれる
ものが好ましい。
形成方法」において用いられるマグネシウムの有機金属
又は金属錯体は、ビス(アルキルシクロペンタジエニ
ル)マグネシウムが好ましい。中でも、一般式(RC5
H4 )2 Mgで表されるビス(アルキルシクロペンタジ
エニル)マグネシウムであり、前記RがH,−CH3 ,
−C2 H5 ,−C3 H7 ,−C4 H9 の群の中から選ば
れるものが好ましい。又、オクタメチルジアルミニウム
マグネシウム(CH3 )8 Al2 Mgも好ましい。
形成方法」において用いられるクロミウムの有機金属又
は金属錯体は、ビス(アルキルシクロペンタジエニル)
クロミウム、ビス(アルキル置換ベンゼン)クロミウ
ム、及びビス(エチルベンゼン)クロミウムの群の中か
ら選ばれるものが好ましい。中でも、一般式(RC5 H
4 )2 Crで表されるビス(アルキルシクロペンタジエ
ニル)クロミウムであり、前記RがH,−CH3 ,−C
2 H5 ,−C3 H7 ,−C4 H9 の群の中から選ばれる
ものが好ましい。
形成方法」において用いられるニッケルの有機金属又は
金属錯体は、ビス(アルキルシクロペンタジエニル)ニ
ッケルが好ましい。中でも、一般式(RC5 H4 )2 N
iで表されるビス(アルキルシクロペンタジエニル)ニ
ッケルであり、前記RがH,−CH3 ,−C2 H5 ,−
C3 H7 ,−C4 H9 の群の中から選ばれるものが好ま
しい。
形成方法」において用いられるカドミウムの有機金属又
は金属錯体は、ジメチルカドミウムが好ましい。上記本
発明「銅合金膜形成材料、銅合金膜形成方法」において
用いられるマンガンの有機金属又は金属錯体は、ビス
(アルキルシクロペンタジエニル)マンガンが好まし
い。中でも、一般式(RC5 H4 )2 Mnで表されるビ
ス(アルキルシクロペンタジエニル)マンガンであり、
前記RがH,−CH3 ,−C2 H5 ,−C3 H7 ,−C
4 H9 の群の中から選ばれるものが好ましい。
ニウム、錫、マグネシウム、クロミウム、ニッケル、カ
ドミウム、マンガンの群の中から選ばれる少なくとも一
つの金属の有機金属又は金属錯体とを用いて基板上に銅
合金膜を形成する際、基板上に付いた前記銅の配位錯
体、及び前記金属の有機金属又は金属錯体の分解は、加
熱、レーザ誘導加熱、紫外線を用いたレーザ誘導加熱、
プラズマ法により行われる。
行った場合、Cu以外の成分を含有したことによって配
線の抵抗が増すものの、熱処理によって抵抗が小さくな
るので好ましい。
形成材料は、銅合金膜を形成する為の材料であって、銅
の配位錯体と、ジルコニウム、錫、マグネシウム、クロ
ミウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群の中から
選ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又は金属錯体
とからなる。特に、ケミカルベーパーデポジションによ
り銅合金膜を形成する為の材料であって、銅の配位錯体
と、ジルコニウム、錫、マグネシウム、クロミウム、ニ
ッケル、カドミウム、マンガンの群の中から選ばれる少
なくとも一つの金属の有機金属又は金属錯体とからな
る。
は、銅の配位錯体と、ジルコニウム、錫、マグネシウ
ム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群
の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又は
金属錯体とを用いて銅合金膜を形成する方法であって、
銅合金膜を形成する基板を加熱する工程と、前記銅の配
位錯体、及びジルコニウム、錫、マグネシウム、クロミ
ウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群の中から選
ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又は金属錯体を
同時または交互に接触させて基板上に付ける工程と、基
板上に付いた前記銅の配位錯体、及び前記金属の有機金
属又は金属錯体を分解して銅合金膜を形成する工程とを
具備する。特に、銅の配位錯体と、ジルコニウム、錫、
マグネシウム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マ
ンガンの群の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有
機金属又は金属錯体とを用いてケミカルベーパーデポジ
ションにより銅合金膜を形成する方法であって、銅合金
膜を形成する基板を加熱する工程と、前記銅の配位錯
体、及びジルコニウム、錫、マグネシウム、クロミウ
ム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群の中から選ば
れる少なくとも一つの金属の有機金属又は金属錯体を同
時または交互に接触させて基板上に付ける工程と、基板
上に付いた前記銅の配位錯体、及び前記金属の有機金属
又は金属錯体を分解して銅合金膜を形成する工程とを具
備する。銅の配位錯体と、ジルコニウム、錫、マグネシ
ウム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの
群の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又
は金属錯体とを用いて基板上に銅合金膜を形成する際、
基板上に付いた前記銅の配位錯体、及び前記金属の有機
金属又は金属錯体の分解は、加熱、レーザ誘導加熱、紫
外線を用いたレーザ誘導加熱、プラズマ法により行われ
る。分解は、特に、100〜1000℃の温度で行われ
る。
とによって基板上に銅合金膜が形成される。すなわち、
気化容器2aに銅の配位錯体の溶液1aを入れ、ガスを
バブリングすることによって該銅の配位錯体を気化す
る。気化容器2bには前記金属の有機金属(又は金属錯
体)の溶液1bを入れ、ガスをバブリングすることによ
って該金属の有機金属(又は金属錯体)を気化する。気
化された原料(銅の配位錯体、有機金属(又は金属錯
体))は配管4,4を経て分解反応炉5に導入される。
反応炉5には成膜が施されるシリコン基板7が置かれ、
シリコン基板7は加熱手段6により加熱されている。そ
して、反応炉5に導入された銅の配位錯体および前記金
属の有機金属(又は金属錯体)がシリコン基板7表面に
付き、これが100〜1000℃で分解されることによ
って銅合金膜が形成される。
(+1)配位錯体である。又、β−ジケトンが銅に配位
結合したものである。特に、銅に配位結合したβ−ジケ
トンと、銅に結合した少なくとも一つの安定化配位子と
を有するものである。中でも、β−ジケトンが銅に配位
結合したものであって、前記β−ジケトンは一般式R’
COCHRCOR”〔但し、RはH,F,Cl,Br,
I、メチル基、及びエチル基の群の中から選ばれる。
R’及びR”はCn H2n+1,Cn F2n+1(nは1〜4の
整数)、アリール基及び置換アリール基の群の中から選
ばれる。〕で表されるものである。更には、β−ジケト
ンが銅に配位結合したものであり、前記β−ジケトンは
一般式R’COCH2 COR”で表されるものであっ
て、前記R’及びR”は−CH3 ,−CF3 ,−C2 H
5 ,−C2 F5 ,−C3 H7 ,−C3F7 ,−C4 H9
及び−C4 F9 の群の中から選ばれるものである。特
に、β−ジケトンが銅に配位結合したものであり、前記
β−ジケトンがトリフルオロアセチルアセトン又はヘキ
サフルオロアセチルアセトンである。
とも一つの安定化配位子を有するものであり、前記安定
化配位子が置換及び非置換のアルキン、オレフィン、ジ
エン、及びホスフィンの群の中から選ばれるものであ
る。中でも、銅に結合した少なくとも一つの安定化配位
子を有するものであり、前記安定化配位子が1,5−シ
クロオクタジエン、アルキル置換1,5−シクロオクタ
ジエン、フルオロ−1,5−シクロオクタジエン、シク
ロオクテン、メチルシクロオクテン、シクロオクタテト
ラエン、ノルボルネン、ノルボルナジエン、トリシクロ
[5.2.1.0]−デカ−2,6−ジエン、1,4−
シクロヘキサジエン、アセチレン、アルキル置換アセチ
レン、ハロゲン置換アセチレン、及びトリメチルホスフ
ィンの群の中から選ばれるものである。又、銅に結合し
た少なくとも一つの安定化配位子を有するものであり、
前記安定化配位子がトリメチルビニルシラン、メチルト
リビニルシラン、ジメチルジビニルシラン、及びビスト
リメチルシリルアセチレンの群の中から選ばれるもので
ある。
オロアセチルアセトナト銅(I)1,5−シクロオクタ
ジエン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I)ジ
メチル−1,5−シクロオクタジエン、又はこれらの混
合物がある。或いは、ヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト銅(I)トリメチルビニルシラン、トリス(ヘキサフ
ルオロアセチルアセトナト銅(I))メチルトリビニル
シラン、ビス(ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅
(I))ジメチルジビニルシラン、ヘキサフルオロアセ
チルアセトナト銅(I)ビストリメチルシリルアセチレ
ン、又はこれらの混合物がある。若しくは、ヘキサフル
オロアセチルアセトナト銅(I)1,5−シクロオクタ
ジエン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I)ジ
メチル−1,5−シクロオクタジエン、ヘキサフルオロ
アセチルアセトナト銅(I)ジエチル−1,5−シクロ
オクタジエン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅
(I)トリメチルビニルシラン、トリス(ヘキサフルオ
ロアセチルアセトナト銅(I))メチルトリビニルシラ
ン、ビス(ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅
(I))ジメチルジビニルシラン、ヘキサフルオロアセ
チルアセトナト銅(I)ビストリメチルシリルアセチレ
ン、又はこれらの混合物がある。
ては、テトラキスジメチルアミノジルコニウム、テトラ
キスジエチルアミノジルコニウム、ジルコニウムテトラ
ボロンハイドライド、ジルコニウムテトラブロマイド、
ジルコニウムテトラクロライドがある。錫の有機金属又
は金属錯体としては、R1 R2 R3 R4 Sn(R1 ,R
2 ,R 3 ,R4 はアルキル基またはアリール基であっ
て、同一でも、異なるものでも良い)、テトラキスジメ
チルアミノ錫、テトラキスジエチルアミノ錫、臭化錫、
塩化錫、ヨウ化錫、Rn SnX4-n (Rはアルキル基ま
たはアリール基、XはH,F,Cl,Br又はI、nは
0〜3の整数)がある。中でも、一般式R1 R2 R 3 R
4 Snで表されるものであり、前記R1 ,R2 ,R3 ,
R4 はH,−CH3,−CF3 ,−C2 H5 ,−C2 F
5 ,−C3 H7 ,−C3 F7 ,−C4 H9 ,−C
4 F9 ,−C6 H5 の群の中から選ばれるものが挙げら
れる。
ては、ビス(アルキルシクロペンタジエニル)マグネシ
ウムがある。中でも、一般式(RC5 H4 )2 Mgで表
されるビス(アルキルシクロペンタジエニル)マグネシ
ウムであり、前記RがH,−CH3 ,−C2 H5 ,−C
3 H7 ,−C4 H9 の群の中から選ばれるものものが挙
げられる。又、オクタメチルジアルミニウムマグネシウ
ム(CH3 )8 Al2Mgもある。
は、ビス(アルキルシクロペンタジエニル)クロミウ
ム、ビス(アルキル置換ベンゼン)クロミウム、及びビ
ス(エチルベンゼン)クロミウムがある。中でも、一般
式(RC5 H4 )2 Crで表されるビス(アルキルシク
ロペンタジエニル)クロミウムであり、前記RがH,−
CH3 ,−C2 H5 ,−C3 H7 ,−C4 H9 の群の中
から選ばれるものが挙げられる。
は、ビス(アルキルシクロペンタジエニル)ニッケルが
ある。中でも、一般式(RC5 H4 )2 Niで表される
ビス(アルキルシクロペンタジエニル)ニッケルであ
り、前記RがH,−CH3 ,−C 2 H5 ,−C3 H7 ,
−C4 H9 の群の中から選ばれるものが挙げられる。カ
ドミウムの有機金属又は金属錯体としては、ジメチルカ
ドミウムがある。
は、ビス(アルキルシクロペンタジエニル)マンガンが
ある。中でも、一般式(RC5 H4 )2 Mnで表される
ビス(アルキルシクロペンタジエニル)マンガンであ
り、前記RがH,−CH3 ,−C 2 H5 ,−C3 H7 ,
−C4 H9 の群の中から選ばれるものが挙げられる。上
記のようにして銅合金からなる配線膜が形成される。こ
の配線膜の組成は、Cu−Sn合金の場合には、Cuが
90〜99.995wt%、Snが0.005〜10w
t%である。Cu−Zr合金の場合には、Cuが90〜
99.995wt%、Zrが0.005〜10wt%で
ある。Cu−Mg合金の場合には、Cuが90〜99.
999wt%、Mgが0.001〜10wt%である。
Cu−Cr合金の場合には、Cuが90〜99.999
wt%、Crが0.001〜10wt%である。Cu−
Mn合金の場合には、Cuが80〜99.995wt
%、Mnが0.005〜20wt%である。Cu−Cd
合金の場合には、Cuが90〜99.999wt%、C
dが0.001〜10wt%である。Cu−Ni合金の
場合には、Cuが70〜99.995wt%、Niが
0.005〜30wt%である。Cu−Cr−Zr合金
の場合には、Cuが80〜99.999wt%、Crが
0.0005〜10wt%、Zrが0.0005〜10
wt%である。その他の三成分系以上の場合も上記に準
じた割合である。
供給量を制御することによって、目的とする組成の銅合
金膜が得られる。以下、具体的実施例を幾つか挙げて説
明するが、本発明はこれに限定されるものでは無い。つ
まり、下記で述べる実施例の記載に準じて行えば、本実
施形態で説明した合金組成の配線膜を得ることが出来
る。
(I)トリメチルビニルシランとテトラエチル錫とを用
いてCVD法により銅−錫合金膜を形成した。すなわ
ち、図1の装置を用い、気化容器2aにはヘキサフルオ
ロアセチルアセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン
を入れ、水素を流量100ml/分でバブリングするこ
とによって気化した。気化容器2bにはテトラエチル錫
を入れ、水素を流量5ml/分でバブリングすることに
よって溶液を気化した。この時の気化容器2aの温度は
27.5℃、気化容器2bの温度は−10℃に制御し
た。
アセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、テトラエ
チル錫)は配管4,4を経て分解反応炉5に導入され
た。反応炉5には成膜が施されるシリコン基板7が置か
れ、加熱手段6により全体が450℃に加熱されてい
る。ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I)トリメ
チルビニルシランとテトラエチル錫とがシリコン基板7
表面に付着した後、数分間500℃で熱処理した。
μmの低抵抗な膜が形成された。
(I)トリメチルビニルシランとテトラキスジメチルア
ミノ錫とを用いてCVD法により銅−錫合金膜を形成し
た。すなわち、図1の装置を用い、気化容器2aにはヘ
キサフルオロアセチルアセトナト銅(I)トリメチルビ
ニルシランを入れ、水素を流量100ml/分でバブリ
ングすることによって気化した。気化容器2bにはテト
ラキスジメチルアミノ錫を入れ、水素を流量5ml/分
でバブリングすることによって溶液を気化した。この時
の気化容器2a,2bの温度は27.5℃に制御した。
アセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、テトラキ
スジメチルアミノ錫)は配管4,4を経て分解反応炉5
に導入された。反応炉5には成膜が施されるシリコン基
板7が置かれ、加熱手段6により全体が450℃に加熱
されている。
(I)トリメチルビニルシランとテトラキスジメチルア
ミノ錫とがシリコン基板7表面に付着した後、数分間5
00℃で熱処理した。その結果、銅−錫合金からなる厚
さ0.2μmの低抵抗な膜が形成された。
(I)トリメチルビニルシランとジルコニウムテトラボ
ロンハイドライドとを用いてCVD法により銅−ジルコ
ニウム合金膜を形成した。すなわち、図1の装置を用
い、気化容器2aにはヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト銅(I)トリメチルビニルシランを入れ、水素を流量
100ml/分でバブリングすることによって気化し
た。気化容器2bにはジルコニウムテトラボロンハイド
ライドを入れ、水素を流量1ml/分で粉体中に供給し
て昇華させた。この時の気化容器2a,2bの温度は2
7.5℃に制御した。
セチルアセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、ジ
ルコニウムテトラボロンハイドライド)は配管4,4を
経て分解反応炉5に導入された。反応炉5には成膜が施
されるシリコン基板7が置かれ、加熱手段6により全体
が450℃に加熱されている。
(I)トリメチルビニルシランとジルコニウムテトラボ
ロンハイドライドとがシリコン基板7に付着した後、数
分間500℃で熱処理した。その結果、銅−ジルコニウ
ム合金からなる厚さ0.2μmの低抵抗な膜が形成され
た。
(I)トリメチルビニルシランとテトラキスジメチルア
ミノジルコニウムとを用いてCVD法により銅−ジルコ
ニウム合金膜を形成した。すなわち、図1の装置を用
い、気化容器2aにはヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト銅(I)トリメチルビニルシランを入れ、水素を流量
100ml/分でバブリングすることによって気化し
た。気化容器2bにはテトラキスジメチルアミノジルコ
ニウムを入れ、水素を流量50ml/分でバブリングす
ることによって溶液を気化した。この時の気化容器2
a,2bの温度は27.5℃に制御した。
アセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、テトラキ
スジメチルアミノジルコニウム)は配管4,4を経て分
解反応炉5に導入された。反応炉5には成膜が施される
シリコン基板7が置かれ、加熱手段6により全体が45
0℃に加熱されている。
(I)トリメチルビニルシランとテトラキスジメチルア
ミノジルコニウムとがシリコン基板7表面に付着した
後、数分間500℃で熱処理した。その結果、銅−ジル
コニウム合金からなる厚さ0.2μmの低抵抗な膜が形
成された。
銅(I))ジメチルジビニルシランとビス(シクロペン
タジエニル)マグネシウムとを用いてCVD法により銅
−マグネシウム合金膜を形成した。すなわち、図1の装
置を用い、気化容器2aにはビス(ヘキサフルオロアセ
チルアセトナト銅(I))ジメチルジビニルシランを入
れ、水素を流量100ml/分でバブリングすることに
よって気化した。気化容器2bにはビス(シクロペンタ
ジエニル)マグネシウムを入れ、水素を流量50ml/
分で粉体中に供給して昇華させた。この時の気化容器2
a,2bの温度は27.5℃に制御した。
オロアセチルアセトナト銅(I))ジメチルジビニルシ
ラン、ビス(シクロペンタジエニル)マグネシウム)は
配管4,4を経て分解反応炉5に導入された。反応炉5
には成膜が施されるシリコン基板7が置かれ、加熱手段
6により全体が450℃に加熱されている。
銅(I))ジメチルジビニルシランとビス(シクロペン
タジエニル)マグネシウムとがシリコン基板7表面に付
着した後、数分間500℃で熱処理した。その結果、銅
−マグネシウム合金からなる厚さ0.2μmの低抵抗な
膜が形成された。
(I)トリメチルビニルシランとビス(メチルシクロペ
ンタジエニル)クロミウムとを用いてCVD法により銅
−クロミウム合金膜を形成した。すなわち、図1の装置
を用い、気化容器2aにはヘキサフルオロアセチルアセ
トナト銅(I)トリメチルビニルシランを入れ、水素を
流量100ml/分でバブリングすることによって気化
した。気化容器2bにはビス(メチルシクロペンタジエ
ニル)クロミウムを入れ、水素を流量1ml/分でバブ
リングすることによって溶液を気化した。この時の気化
容器2a,2bの温度は40℃に制御した。
アセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、ビス(メ
チルシクロペンタジエニル)クロミウム)は配管4,4
を経て分解反応炉5に導入された。反応炉5には成膜が
施されるシリコン基板7が置かれ、加熱手段6により全
体が450℃に加熱されている。
(I)トリメチルビニルシランとビス(メチルシクロペ
ンタジエニル)クロミウムとがシリコン基板7表面に付
着した後、数分間500℃で熱処理した。その結果、銅
−クロミウム合金からなる厚さ0.2μmの低抵抗な膜
が形成された。
(I)トリメチルビニルシランとビス(シクロペンタジ
エニル)マンガンとを用いてCVD法により銅−マンガ
ン合金膜を形成した。すなわち、図1の装置を用い、気
化容器2aにはヘキサフルオロアセチルアセトナト銅
(I)トリメチルビニルシランを入れ、水素を流量10
0ml/分でバブリングすることによって気化した。気
化容器2bにはビス(シクロペンタジエニル)マンガン
を入れ、水素を流量50ml/分で粉体中に供給して昇
華させた。この時の気化容器2a,2bの温度は27.
5℃に制御した。
セチルアセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、ビ
ス(シクロペンタジエニル)マンガン)は配管4,4を
経て分解反応炉5に導入された。反応炉5には成膜が施
されるシリコン基板7が置かれ、加熱手段6により全体
が450℃に加熱されている。
(I)トリメチルビニルシランとビス(シクロペンタジ
エニル)マンガンとがシリコン基板7表面に付着した
後、数分間500℃で熱処理した。その結果、銅−マン
ガン合金からなる厚さ0.2μmの低抵抗な膜が形成さ
れた。
(I)トリメチルビニルシランとジメチルカドミウムと
を用いてCVD法により銅−カドミウム合金膜を形成し
た。すなわち、図1の装置を用い、気化容器2aにはヘ
キサフルオロアセチルアセトナト銅(I)トリメチルビ
ニルシランを入れ、水素を流量100ml/分でバブリ
ングすることによって気化した。気化容器2bにはジメ
チルカドミウムを入れ、水素を流量1ml/分でバブリ
ングすることによって溶液を気化した。この時の気化容
器2aの温度は50℃、気化容器2bの温度は5℃に制
御した。
アセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、ジメチル
カドミウム)は配管4,4を経て分解反応炉5に導入さ
れた。反応炉5には成膜が施されるシリコン基板7が置
かれ、加熱手段6により全体が300℃に加熱されてい
る。
(I)トリメチルビニルシランとジメチルカドミウムと
がシリコン基板7表面に付着した後、数分間500℃で
熱処理した。その結果、銅−カドミウム合金からなる厚
さ0.2μmの低抵抗な膜が形成された。
(I)トリメチルビニルシランとビス(メチルシクロペ
ンタジエニル)ニッケルとを用いてCVD法により銅−
ニッケル合金膜を形成した。すなわち、図1の装置を用
い、気化容器2aにはヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト銅(I)トリメチルビニルシランを入れ、水素を流量
100ml/分でバブリングすることによって気化し
た。気化容器2bにはビス(メチルシクロペンタジエニ
ル)ニッケルを入れ、水素を流量1ml/分でバブリン
グすることによって溶液を気化した。この時の気化容器
2a,2bの温度は50℃に制御した。
アセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、ビス(メ
チルシクロペンタジエニル)ニッケル)は配管4,4を
経て分解反応炉5に導入された。反応炉5には成膜が施
されるシリコン基板7が置かれ、加熱手段6により全体
が300℃に加熱されている。
(I)トリメチルビニルシランとビス(メチルシクロペ
ンタジエニル)ニッケルとがシリコン基板7表面に付着
した後、数分間500℃で熱処理した。その結果、銅−
ニッケル合金からなる厚さ0.2μmの低抵抗な膜が形
成された。
(I)トリメチルビニルシランとジルコニウムテトラボ
ロンハイドライドとビス(メチルシクロペンタジエニ
ル)クロミウムとを用いてCVD法により銅−ジルコニ
ウム−クロミウム合金膜を形成した。
aにはヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I)トリ
メチルビニルシラン1aを入れ、水素を流量100ml
/分でバブリングすることによって気化した。気化容器
2bにはジルコニウムテトラボロンハイドライド1bを
入れ、水素を流量1ml/分で粉体中に供給して昇華さ
せた。気化容器2cにはビス(メチルシクロペンタジエ
ニル)クロミウム1cを入れ、水素を流量1ml/分で
バブリングすることによって気化した。
セチルアセトナト銅(I)トリメチルビニルシラン、ジ
ルコニウムテトラボロンハイドライド、ビス(メチルシ
クロペンタジエニル)クロミウム)は配管4,4,4を
経て分解反応炉5に導入された。反応炉5には成膜が施
されるシリコン基板7が置かれ、加熱手段6により全体
が450℃に加熱されている。
(I)トリメチルビニルシランとジルコニウムテトラボ
ロンハイドライドとビス(メチルシクロペンタジエニ
ル)クロミウムとがシリコン基板7に付着した後、数分
間500℃で熱処理した。その結果、銅−ジルコニウム
−クロミウム合金からなる厚さ0.2μmの低抵抗な膜
が形成された。
ト比の配線孔の埋め込みも可能で、かつ、EM寿命が長
い銅合金膜を効率良く形成できる。
体 2a,2b,2c 気化容器 3 ガス流量制御器 4 気相輸送配管 5 分解反応炉 6 加熱手段 7 シリコン基板
Claims (34)
- 【請求項1】 銅合金膜を形成する為の材料であって、 銅の配位錯体と、 ジルコニウム、錫、マグネシウム、クロミウム、ニッケ
ル、カドミウム、マンガンの群の中から選ばれる少なく
とも一つの金属の有機金属又は金属錯体とからなること
を特徴とする銅合金膜形成材料。 - 【請求項2】 ケミカルベーパーデポジションにより銅
合金膜を形成する為の材料であって、 銅の配位錯体と、 ジルコニウム、錫、マグネシウム、クロミウム、ニッケ
ル、カドミウム、マンガンの群の中から選ばれる少なく
とも一つの金属の有機金属又は金属錯体とからなること
を特徴とする銅合金膜形成材料。 - 【請求項3】 銅の配位錯体は、配位子で安定化した
(+1)配位錯体であることを特徴とする請求項1又は
請求項2の銅合金膜形成材料。 - 【請求項4】 銅の配位錯体は、β−ジケトンが銅に配
位結合したものであることを特徴とする請求項1〜請求
項3いずれかの銅合金膜形成材料。 - 【請求項5】 銅の配位錯体は、銅に配位結合したβ−
ジケトンと、銅に結合した少なくとも一つの安定化配位
子とを有するものであることを特徴とする請求項1〜請
求項4いずれかの銅合金膜形成材料。 - 【請求項6】 銅の配位錯体はβ−ジケトンが銅に配位
結合したものであり、前記β−ジケトンは、一般式R’
COCHRCOR”〔但し、RはH,F,Cl,Br,
I、メチル基、及びエチル基の群の中から選ばれるいず
れかである。R’及びR”はCn H2n+1,Cn F
2n+1(nは1〜4の整数)、アリール基及び置換アリー
ル基の群の中から選ばれるいずれかである。〕で表され
るものであることを特徴とする請求項1〜請求項5いず
れかの銅合金膜形成材料。 - 【請求項7】 銅の配位錯体はβ−ジケトンが銅に配位
結合したものであり、前記β−ジケトンは一般式R’C
OCH2 COR”で表されるものであって、前記R’及
びR”は−CH3 ,−CF3 ,−C2 H5 ,−C
2 F5 ,−C3 H7,−C3 F7 ,−C4 H9 及び−C
4 F9 の群の中から選ばれるいずれかであることを特徴
とする請求項1〜請求項6いずれかの銅合金膜形成材
料。 - 【請求項8】 銅の配位錯体はβ−ジケトンが銅に配位
結合したものであり、前記β−ジケトンがトリフルオロ
アセチルアセトン及びヘキサフルオロアセチルアセトン
の群の中から選ばれるいずれかであることを特徴とする
請求項1〜請求項7いずれかの銅合金膜形成材料。 - 【請求項9】 銅の配位錯体は銅に結合した少なくとも
一つの安定化配位子を有するものであり、前記安定化配
位子が置換及び非置換のアルキン、オレフィン、ジエ
ン、及びホスフィンの群の中から選ばれるいずれかであ
ることを特徴とする請求項1〜請求項8いずれかの銅合
金膜形成材料。 - 【請求項10】 銅の配位錯体は銅に結合した少なくと
も一つの安定化配位子を有するものであり、前記安定化
配位子が1,5−シクロオクタジエン、アルキル置換
1,5−シクロオクタジエン、フルオロ−1,5−シク
ロオクタジエン、シクロオクテン、メチルシクロオクテ
ン、シクロオクタテトラエン、ノルボルネン、ノルボル
ナジエン、トリシクロ[5.2.1.0]−デカ−2,
6−ジエン、1,4−シクロヘキサジエン、アセチレ
ン、アルキル置換アセチレン、ハロゲン置換アセチレ
ン、及びトリメチルホスフィンの群の中から選ばれるい
ずれかであることを特徴とする請求項1〜請求項9いず
れかの銅合金膜形成材料。 - 【請求項11】 銅の配位錯体は銅に結合した少なくと
も一つの安定化配位子を有するものであり、前記安定化
配位子がトリメチルビニルシラン、メチルトリビニルシ
ラン、ジメチルジビニルシラン、及びビストリメチルシ
リルアセチレンの群の中から選ばれるいずれかであるこ
とを特徴とする請求項1〜請求項8いずれかの銅合金膜
形成材料。 - 【請求項12】 銅の配位錯体が、ヘキサフルオロアセ
チルアセトナト銅(I)1,5−シクロオクタジエン、
ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I)ジメチル−
1,5−シクロオクタジエン、ヘキサフルオロアセチル
アセトナト銅(I)ジエチル−1,5−シクロオクタジ
エン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I)トリ
メチルビニルシラン、トリス(ヘキサフルオロアセチル
アセトナト銅(I))メチルトリビニルシラン、ビス
(ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(I))ジメチ
ルジビニルシラン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト
銅(I)ビストリメチルシリルアセチレン、又はこれら
の混合物であることを特徴とする請求項1〜請求項11
いずれかの銅合金膜形成材料。 - 【請求項13】 ジルコニウムの有機金属又は金属錯体
が、テトラキスジメチルアミノジルコニウム、テトラキ
スジエチルアミノジルコニウム、ジルコニウムテトラボ
ロンハイドライド、ジルコニウムテトラブロマイド、ジ
ルコニウムテトラクロライドの群の中から選ばれるいず
れかであることを特徴とする請求項1又は請求項2の銅
合金膜形成材料。 - 【請求項14】 錫の有機金属又は金属錯体が、R1 R
2 R3 R4 Sn(R 1 ,R2 ,R3 ,R4 はアルキル基
またはアリール基であって、同一でも、異なるものでも
良い)、テトラキスジメチルアミノ錫、テトラキスジエ
チルアミノ錫、臭化錫、塩化錫、ヨウ化錫、Rn SnX
4-n (Rはアルキル基またはアリール基、XはH,F,
Cl,Br又はI、nは0〜3の整数)の群の中から選
ばれるいずれかであることを特徴とする請求項1又は請
求項2の銅合金膜形成材料。 - 【請求項15】 錫の有機金属又は金属錯体が、一般式
R1 R2 R3 R4 Snで表されるものであり、前記
R1 ,R2 ,R3 ,R4 はH,−CH3 ,−CF 3 ,−
C2 H5 ,−C2 F5 ,−C3 H7 ,−C3 F7 ,−C
4 H9 ,−C4 F 9 ,−C6 H5 の群の中から選ばれる
いずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2
の銅合金膜形成材料。 - 【請求項16】 マグネシウムの有機金属又は金属錯体
がビス(アルキルシクロペンタジエニル)マグネシウム
であることを特徴とする請求項1又は請求項2の銅合金
膜形成材料。 - 【請求項17】 マグネシウムの有機金属又は金属錯体
が一般式(RC5 H 4 )2 Mgで表されるビス(アルキ
ルシクロペンタジエニル)マグネシウムであり、前記R
がH,−CH3 ,−C2 H5 ,−C3 H7 ,−C4 H9
の群の中から選ばれるいずれかであることを特徴とする
請求項1又は請求項2の銅合金膜形成材料。 - 【請求項18】 マグネシウムの有機金属又は金属錯体
がオクタメチルジアルミニウムマグネシウム(CH3 )
8 Al2 Mgであることを特徴とする請求項1又は請求
項2の銅合金膜形成材料。 - 【請求項19】 クロミウムの有機金属又は金属錯体が
ビス(アルキルシクロペンタジエニル)クロミウム、ビ
ス(アルキル置換ベンゼン)クロミウム、及びビス(エ
チルベンゼン)クロミウムの群の中から選ばれるいずれ
かであることを特徴とする請求項1又は請求項2の銅合
金膜形成材料。 - 【請求項20】 クロミウムの有機金属又は金属錯体が
一般式(RC5 H4)2 Crで表されるビス(アルキル
シクロペンタジエニル)クロミウムであり、前記Rが
H,−CH3 ,−C2 H5 ,−C3 H7 ,−C4 H9 の
群の中から選ばれるいずれかであることを特徴とする請
求項1又は請求項2の銅合金膜形成材料。 - 【請求項21】 ニッケルの有機金属又は金属錯体がビ
ス(アルキルシクロペンタジエニル)ニッケルであるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2の銅合金膜形成材
料。 - 【請求項22】 ニッケルの有機金属又は金属錯体が一
般式(RC5 H4 ) 2 Niで表されるビス(アルキルシ
クロペンタジエニル)ニッケルであり、前記RがH,−
CH3 ,−C2 H5 ,−C3 H7 ,−C4 H9 の群の中
から選ばれるいずれかであることを特徴とする請求項1
又は請求項2の銅合金膜形成材料。 - 【請求項23】 カドミウムの有機金属又は金属錯体が
ジメチルカドミウムであることを特徴とする請求項1又
は請求項2の銅合金膜形成材料。 - 【請求項24】 マンガンの有機金属又は金属錯体がビ
ス(アルキルシクロペンタジエニル)マンガンであるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2の銅合金膜形成材
料。 - 【請求項25】 マンガンの有機金属又は金属錯体が一
般式(RC5 H4 ) 2 Mnで表されるビス(アルキルシ
クロペンタジエニル)マンガンであり、前記RがH,−
CH3 ,−C2 H5 ,−C3 H7 ,−C4 H9 の群の中
から選ばれるいずれかであることを特徴とする請求項1
又は請求項2の銅合金膜形成材料。 - 【請求項26】 配線用に用いるものであることを特徴
とする請求項1〜請求項25いずれかの銅合金膜形成材
料。 - 【請求項27】 銅の配位錯体と、ジルコニウム、錫、
マグネシウム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マ
ンガンの群の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有
機金属又は金属錯体とを用いて銅合金膜を形成する方法
であって、 銅合金膜を形成する基板を加熱する工程と、 前記銅の配位錯体、及びジルコニウム、錫、マグネシウ
ム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群
の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又は
金属錯体を基板上に付ける工程と、 基板上に付いた前記銅の配位錯体、及び前記金属の有機
金属又は金属錯体を分解して銅合金膜を形成する工程と
を具備することを特徴とする銅合金膜形成方法。 - 【請求項28】 銅の配位錯体と、ジルコニウム、錫、
マグネシウム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マ
ンガンの群の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有
機金属又は金属錯体とを用いてケミカルベーパーデポジ
ションにより銅合金膜を形成する方法であって、 銅合金膜を形成する基板を加熱する工程と、 前記銅の配位錯体、及びジルコニウム、錫、マグネシウ
ム、クロミウム、ニッケル、カドミウム、マンガンの群
の中から選ばれる少なくとも一つの金属の有機金属又は
金属錯体を基板上に付ける工程と、 基板上に付いた前記銅の配位錯体、及び前記金属の有機
金属又は金属錯体を分解して銅合金膜を形成する工程と
を具備することを特徴とする銅合金膜形成方法。 - 【請求項29】 基板上に付いた銅の配位錯体及び有機
金属又は金属錯体の分解を、加熱により行うことを特徴
とする請求項27又は請求項28の銅合金膜形成方法。 - 【請求項30】 基板上に付いた銅の配位錯体及び有機
金属又は金属錯体の分解を、レーザ誘導加熱により行う
ことを特徴とする請求項27又は請求項28の銅合金膜
形成方法。 - 【請求項31】 基板上に付いた銅の配位錯体及び有機
金属又は金属錯体の分解を、紫外線を用いたレーザ誘導
加熱により行うことを特徴とする請求項27又は請求項
28の銅合金膜形成方法。 - 【請求項32】 基板上に付いた銅の配位錯体及び有機
金属又は金属錯体の分解を、プラズマ法により行うこと
を特徴とする請求項27又は請求項28の銅合金膜形成
方法。 - 【請求項33】 基板上に付いた前記銅の配位錯体、及
び前記金属の有機金属又は金属錯体の分解を100〜1
000℃で行うことを特徴とする請求項27〜請求項3
2いずれかの銅合金膜形成方法。 - 【請求項34】 請求項3〜請求項26いずれかに記載
の化合物を用いることを特徴とする請求項27〜請求項
33いずれかの銅合金膜形成方法。
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