JPH11200195A - 無杼織機における緯糸張力調整装置 - Google Patents
無杼織機における緯糸張力調整装置Info
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- JPH11200195A JPH11200195A JP1198398A JP1198398A JPH11200195A JP H11200195 A JPH11200195 A JP H11200195A JP 1198398 A JP1198398 A JP 1198398A JP 1198398 A JP1198398 A JP 1198398A JP H11200195 A JPH11200195 A JP H11200195A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H59/00—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
- B65H59/10—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by devices acting on running material and not associated with supply or take-up devices
- B65H59/20—Co-operating surfaces mounted for relative movement
- B65H59/22—Co-operating surfaces mounted for relative movement and arranged to apply pressure to material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適切な張力を緯糸に常に安定して付与す
ることにある。 【解決手段】 無杼織機の緯糸張力調整装置は、一対の
把持板を対面させた状態に支持手段に支持させ、両把持
板をそれぞれに対応する調整部材により両把持板の対面
方向に変位させることにより押圧力を両把持板に作用さ
せる。これにより両把持板に把持された緯糸とこれを把
持する両把持板との間に摩擦力が作用するから、必要な
緯糸の張力を得るための摩擦力が緯糸に迅速に作用す
る。
ることにある。 【解決手段】 無杼織機の緯糸張力調整装置は、一対の
把持板を対面させた状態に支持手段に支持させ、両把持
板をそれぞれに対応する調整部材により両把持板の対面
方向に変位させることにより押圧力を両把持板に作用さ
せる。これにより両把持板に把持された緯糸とこれを把
持する両把持板との間に摩擦力が作用するから、必要な
緯糸の張力を得るための摩擦力が緯糸に迅速に作用す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緯糸を一対の把持
板により把持してその緯糸に張力を付与する、無杼織機
の緯糸張力調整装置に関する。
板により把持してその緯糸に張力を付与する、無杼織機
の緯糸張力調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】緯糸の張力を調整する装置の1つとし
て、緯糸を屈曲させることにより、その緯糸に適正な張
力を与える装置がある(例えば、特開平6−32263
2号公報)。この装置では、走行中の緯糸に対しては屈
曲に起因する摩擦力により張力を付与することができ
る。しかし、静止している緯糸又は低速で走行している
緯糸に対しては、屈曲に起因する摩擦力がない又は微少
であるから、目的とする張力を付与することができな
い。
て、緯糸を屈曲させることにより、その緯糸に適正な張
力を与える装置がある(例えば、特開平6−32263
2号公報)。この装置では、走行中の緯糸に対しては屈
曲に起因する摩擦力により張力を付与することができ
る。しかし、静止している緯糸又は低速で走行している
緯糸に対しては、屈曲に起因する摩擦力がない又は微少
であるから、目的とする張力を付与することができな
い。
【0003】例えば、複数の緯糸の中から緯入れに用い
る糸を選択して製織するレピア織機の場合、待機中の緯
糸は、次に選択されるまで織布端に繋がったままであ
り、織布の進行(移動)とともに給糸体から徐々に低速
で引き出されていく。このため、このような織機におい
ては、製織中の緯糸のみならず、待機中の緯糸に対して
も、緩みが発生しないように抵抗力を作用させて、ある
程度の張力を付与した状態にしておく必要がある。
る糸を選択して製織するレピア織機の場合、待機中の緯
糸は、次に選択されるまで織布端に繋がったままであ
り、織布の進行(移動)とともに給糸体から徐々に低速
で引き出されていく。このため、このような織機におい
ては、製織中の緯糸のみならず、待機中の緯糸に対して
も、緩みが発生しないように抵抗力を作用させて、ある
程度の張力を付与した状態にしておく必要がある。
【0004】しかし、上記の張力調整装置では、上記の
ように低速で引き出される緯糸をこれに張力を付与した
状態に維持することができず、レピア織機のような織機
に用いることができない。
ように低速で引き出される緯糸をこれに張力を付与した
状態に維持することができず、レピア織機のような織機
に用いることができない。
【0005】他の緯糸張力調整装置の1つとして、緯糸
を挟持するように支持手段に対面された薄い一対の弾性
板と、一方の弾性板を他方の弾性板に押圧する偏心部材
とを用い、偏心部材を回転させることにより一方の弾性
板を挟持方向へ変位させて、両挟持板による把持力を変
化させるものがある(特開平6−264335号公
報)。
を挟持するように支持手段に対面された薄い一対の弾性
板と、一方の弾性板を他方の弾性板に押圧する偏心部材
とを用い、偏心部材を回転させることにより一方の弾性
板を挟持方向へ変位させて、両挟持板による把持力を変
化させるものがある(特開平6−264335号公
報)。
【0006】この他の装置では、他方の弾性板は、その
一端を支持されているだけであって、一方の弾性板の押
圧を受け止め、緯糸を消極的に把持するにすぎない。従
って、十分な把持力を緯糸に作用させるためには、一方
の弾性板の変位量を大きくしなければならない。しか
し、そのようにすると、十分な把持力が緯糸に作用する
までに時間を要し、短時間内での応答性に欠ける。ま
た、応答性を高めるために弾性板の厚さ寸法を大きくす
ると、弾性板のわずかな変位で把持力が大きく変化し、
緯糸の張力調整には好ましくない。このため、高速織機
においては、適正な張力を安定して付与することができ
ない。
一端を支持されているだけであって、一方の弾性板の押
圧を受け止め、緯糸を消極的に把持するにすぎない。従
って、十分な把持力を緯糸に作用させるためには、一方
の弾性板の変位量を大きくしなければならない。しか
し、そのようにすると、十分な把持力が緯糸に作用する
までに時間を要し、短時間内での応答性に欠ける。ま
た、応答性を高めるために弾性板の厚さ寸法を大きくす
ると、弾性板のわずかな変位で把持力が大きく変化し、
緯糸の張力調整には好ましくない。このため、高速織機
においては、適正な張力を安定して付与することができ
ない。
【0007】また、この従来の他の装置では、高速で変
位される一方の弾性板の変位により、他方の弾性板が振
動して、必要な制動が得られず、その結果緯糸に適正な
挟持力を作用させることができなくなる。さらに、両弾
性板ともに緯糸の進行方向における出口側が自由端とな
っているため、緯糸の出口位置が繰り返し変位して、緯
糸に不要な抵抗や振れを与えてしまい、張力が安定しな
い。
位される一方の弾性板の変位により、他方の弾性板が振
動して、必要な制動が得られず、その結果緯糸に適正な
挟持力を作用させることができなくなる。さらに、両弾
性板ともに緯糸の進行方向における出口側が自由端とな
っているため、緯糸の出口位置が繰り返し変位して、緯
糸に不要な抵抗や振れを与えてしまい、張力が安定しな
い。
【0008】
【解決しようとする課題】それゆえに、適切な張力を緯
糸に常に安定して付与することが重要である。
糸に常に安定して付与することが重要である。
【0009】
【解決手段、作用及び効果】本発明は、緯糸を一対の把
持板により把持することにより、緯糸に張力を付与する
とともに、把持力を調整して緯糸の張力を調整する、無
杼織機の緯糸張力調整装置において、両把持板を対面さ
せた状態に支持手段に支持させ、両把持板をそれぞれに
対応する調整部材により両把持板の対面方向に変位させ
ることにより押圧力を両把持板に作用させることを特徴
とする。
持板により把持することにより、緯糸に張力を付与する
とともに、把持力を調整して緯糸の張力を調整する、無
杼織機の緯糸張力調整装置において、両把持板を対面さ
せた状態に支持手段に支持させ、両把持板をそれぞれに
対応する調整部材により両把持板の対面方向に変位させ
ることにより押圧力を両把持板に作用させることを特徴
とする。
【0010】両把持板は調整部材による押圧力を反対方
向から積極的に受け、これにより両把持板に把持された
緯糸とこれを把持する両把持板との間に摩擦力が作用す
る。このように押圧力を一対の把持板に対し反対方向か
ら積極的に作用させると、必要な緯糸の張力を得るため
の摩擦力を緯糸に迅速に作用させることができ、従って
高速織機においても適切な張力を緯糸に安定して付与す
ることができる。また、両把持板がともに押圧されるか
ら、把持板が振動せず、従って緯糸への張力付与がより
安定化する。
向から積極的に受け、これにより両把持板に把持された
緯糸とこれを把持する両把持板との間に摩擦力が作用す
る。このように押圧力を一対の把持板に対し反対方向か
ら積極的に作用させると、必要な緯糸の張力を得るため
の摩擦力を緯糸に迅速に作用させることができ、従って
高速織機においても適切な張力を緯糸に安定して付与す
ることができる。また、両把持板がともに押圧されるか
ら、把持板が振動せず、従って緯糸への張力付与がより
安定化する。
【0011】両把持板を互いに異なる側の端部において
支持手段に支持させることができる。これにより、把持
板と緯糸との接触長さ、すなわち把持長さを大きくする
ことができ、必要な把持力を得るための単位長さ当たり
の把持力が小さくてよく、緯糸に与えるダメージが小さ
くなる。
支持手段に支持させることができる。これにより、把持
板と緯糸との接触長さ、すなわち把持長さを大きくする
ことができ、必要な把持力を得るための単位長さ当たり
の把持力が小さくてよく、緯糸に与えるダメージが小さ
くなる。
【0012】一対の調整部材を共通の駆動手段により同
時に変位させることができる。これにより、簡単な構造
で、押圧力を緯糸に迅速に作用させることができる。
時に変位させることができる。これにより、簡単な構造
で、押圧力を緯糸に迅速に作用させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、緯糸張力調整
装置10は、レピア織機のような無杼織機において、給
糸体12から引き出される緯糸14の張力を調整する装
置として用いられる。
装置10は、レピア織機のような無杼織機において、給
糸体12から引き出される緯糸14の張力を調整する装
置として用いられる。
【0014】緯糸張力調整装置10は、長い板状の弾性
材料からなる一対の把持板16,18をベースプレート
20の上に緯糸14の走行路を介して対面させた状態
に、及び、緯糸14の走行方向へ伸びるように、配置し
ている。一方の把持板16は、ベースプレート20に取
り付けられた支柱22に給糸体12の側の端部をねじ止
めされている。他方の把持板18は、ベースプレート2
0に取り付けられた他の支柱24に給糸体12と反対の
側の端部をねじ止めされている。
材料からなる一対の把持板16,18をベースプレート
20の上に緯糸14の走行路を介して対面させた状態
に、及び、緯糸14の走行方向へ伸びるように、配置し
ている。一方の把持板16は、ベースプレート20に取
り付けられた支柱22に給糸体12の側の端部をねじ止
めされている。他方の把持板18は、ベースプレート2
0に取り付けられた他の支柱24に給糸体12と反対の
側の端部をねじ止めされている。
【0015】両把持板16,18の一端部及び端部は、
互いに反対方向に曲げられて、それぞれ、八字状の糸入
口及び糸出口を形成している。糸入口側及び糸出口側に
は、それぞれ、ベースプレート20に取り付けられたヤ
ーンガイド26及び28が設けられている。
互いに反対方向に曲げられて、それぞれ、八字状の糸入
口及び糸出口を形成している。糸入口側及び糸出口側に
は、それぞれ、ベースプレート20に取り付けられたヤ
ーンガイド26及び28が設けられている。
【0016】把持板16,18は、棒状の一対の調整部
材30,32により両把持板16,18の対面方向(相
寄る方向)に変位される。調整部材30,32は、連結
板34に間隔をおいて取り付けられている。連結板34
は、両調整部材30,32が把持板16,18の外側を
伸びるように、電動機36の出力軸38に取り付けられ
ている。従って、把持板16,18は両調整部材30,
32の間を伸びる。
材30,32により両把持板16,18の対面方向(相
寄る方向)に変位される。調整部材30,32は、連結
板34に間隔をおいて取り付けられている。連結板34
は、両調整部材30,32が把持板16,18の外側を
伸びるように、電動機36の出力軸38に取り付けられ
ている。従って、把持板16,18は両調整部材30,
32の間を伸びる。
【0017】電動機36は、パルスモータ、サーボモー
タのような一般的なモータであり、電動機36の回転は
制御装置40により制御される。緯糸14は、給糸体1
2から、一方のヤーンガイド26、両把持板16,18
の間、及び、他方のヤーンガイド28を経て伸びてお
り、また、緯入れにより又は織布の進行により給糸体1
2から引き出される。
タのような一般的なモータであり、電動機36の回転は
制御装置40により制御される。緯糸14は、給糸体1
2から、一方のヤーンガイド26、両把持板16,18
の間、及び、他方のヤーンガイド28を経て伸びてお
り、また、緯入れにより又は織布の進行により給糸体1
2から引き出される。
【0018】電動機36が正転方向への駆動電力を受け
ると、調整部材30及び32は、対応する把持板16及
び18の背面に接触し、さらに対応する把持板16及び
18を互いに反対側(背後)から積極的に押圧する。こ
れにより、緯糸14が両把持板16,18に把持される
から、緯糸14の走行にともなって、緯糸14と両把持
板16,18との間に摩擦力が生じ、緯糸14に抵抗力
が作用する。
ると、調整部材30及び32は、対応する把持板16及
び18の背面に接触し、さらに対応する把持板16及び
18を互いに反対側(背後)から積極的に押圧する。こ
れにより、緯糸14が両把持板16,18に把持される
から、緯糸14の走行にともなって、緯糸14と両把持
板16,18との間に摩擦力が生じ、緯糸14に抵抗力
が作用する。
【0019】電動機36への正転駆動電力を断つか又は
電動機を僅かに逆転させると、把持板16,18は、自
己のばね力により基の位置に戻る。把持板16,18に
よる把持力は、電動機36に供給する正転駆動電力、す
なわち、電動機36の正転量を調整又は変更することに
より、調整又は変更することができる。
電動機を僅かに逆転させると、把持板16,18は、自
己のばね力により基の位置に戻る。把持板16,18に
よる把持力は、電動機36に供給する正転駆動電力、す
なわち、電動機36の正転量を調整又は変更することに
より、調整又は変更することができる。
【0020】図2は、緯糸張力調整装置10をレピア織
機に適用した実施例を示す。張力調整装置10は、給糸
体12と緯糸選択装置42との間に配置されている。実
際のレピア織機においては、用いる緯糸1本毎に1以上
の緯糸張力調整装置10が設けられる。
機に適用した実施例を示す。張力調整装置10は、給糸
体12と緯糸選択装置42との間に配置されている。実
際のレピア織機においては、用いる緯糸1本毎に1以上
の緯糸張力調整装置10が設けられる。
【0021】緯糸選択装置10を経る緯糸14は、その
緯糸14が緯糸選択装置42により選択されたとき、レ
ピアヘッド44の先端部に係合され、そのレピアヘッド
44により織布16の織り前48と筬50との間に緯入
れされる。
緯糸14が緯糸選択装置42により選択されたとき、レ
ピアヘッド44の先端部に係合され、そのレピアヘッド
44により織布16の織り前48と筬50との間に緯入
れされる。
【0022】図3は、図2に示すレピア織機における1
つの緯糸14に作用する張力の変動を示す線図である。
つの緯糸14に作用する張力の変動を示す線図である。
【0023】図3において、A−B1−C−D1−Eを
経る曲線は、緯糸14に作用させる抵抗力(把持力又は
摩擦力)を一様した場合であり、A−B2−C−D2−
Eを経る曲線は緯糸14に作用させる抵抗力をレピアヘ
ッドの走行に合わせて変化させた場合である。Aは緯糸
14がインサート用レピアヘッドに把持されるタイミン
グを示し、Cは緯糸がインサート用レピアヘッドからキ
ャリア用レピアヘッドに渡すタイミングを示し、Eは緯
糸が完全に緯入れされるタイミングを示す。
経る曲線は、緯糸14に作用させる抵抗力(把持力又は
摩擦力)を一様した場合であり、A−B2−C−D2−
Eを経る曲線は緯糸14に作用させる抵抗力をレピアヘ
ッドの走行に合わせて変化させた場合である。Aは緯糸
14がインサート用レピアヘッドに把持されるタイミン
グを示し、Cは緯糸がインサート用レピアヘッドからキ
ャリア用レピアヘッドに渡すタイミングを示し、Eは緯
糸が完全に緯入れされるタイミングを示す。
【0024】図3から明らかなように、抵抗力を緯糸1
4に一様に作用させた場合、緯糸の張力が高くなりす
ぎ、緯糸の張力が緯糸の伸張強度を超えると、糸切れ
(緯糸の切断)を招くことがある。従って、レピア織機
においては、緯糸14に作用させる抵抗力をレピアヘッ
ドの走行に合わせて変更することが望ましい。このた
め、緯糸張力調整装置10は、電動機36による調整部
材30,32及び把持部材16,18の駆動を図4から
図6に示す範囲内で制御される。
4に一様に作用させた場合、緯糸の張力が高くなりす
ぎ、緯糸の張力が緯糸の伸張強度を超えると、糸切れ
(緯糸の切断)を招くことがある。従って、レピア織機
においては、緯糸14に作用させる抵抗力をレピアヘッ
ドの走行に合わせて変更することが望ましい。このた
め、緯糸張力調整装置10は、電動機36による調整部
材30,32及び把持部材16,18の駆動を図4から
図6に示す範囲内で制御される。
【0025】以下に、緯糸張力調整装置10の駆動をレ
ピアヘッドの走行に合わせて制御する場合の制御方法に
ついて説明する。
ピアヘッドの走行に合わせて制御する場合の制御方法に
ついて説明する。
【0026】図4は、調整部材30,32が電動機36
による回動力を受けず、従って把持板16,18のばね
力により把持板16,18間に間隙が存在する状態を示
す。この状態においては、抵抗力は緯糸14に作用しな
い。
による回動力を受けず、従って把持板16,18のばね
力により把持板16,18間に間隙が存在する状態を示
す。この状態においては、抵抗力は緯糸14に作用しな
い。
【0027】図5は、調整部材30,32を時計方向に
わずかに回動させることにより、把持板16,18を接
触させるとともに、緯糸14を把持板16,18に把持
させた状態を示し、この状態において抵抗力が緯糸14
に作用する。図6は調整部材30,32を図5に示す状
態からさらに時計方向へわずかに回動させることによ
り、把持板16,18を屈曲させた状態を示し、この状
態においてさらに強い抵抗力が緯糸14に作用する。
わずかに回動させることにより、把持板16,18を接
触させるとともに、緯糸14を把持板16,18に把持
させた状態を示し、この状態において抵抗力が緯糸14
に作用する。図6は調整部材30,32を図5に示す状
態からさらに時計方向へわずかに回動させることによ
り、把持板16,18を屈曲させた状態を示し、この状
態においてさらに強い抵抗力が緯糸14に作用する。
【0028】図4に示す状態においては把持板16,1
8のばね力により把持板16,18間に間隙が存在する
から、把持板16,18及び調整部材30,32は緯糸
14を把持板16,18間に通すときに図4に示す状態
に維持される。
8のばね力により把持板16,18間に間隙が存在する
から、把持板16,18及び調整部材30,32は緯糸
14を把持板16,18間に通すときに図4に示す状態
に維持される。
【0029】待機中は、把持板16,18及び調整部材
30,32は、図5に示すように、把持板16,18が
接触されて緯糸14を把持する状態に維持される。これ
により、織布の進行にともなって抵抗力が緯糸14に作
用し、待機中の緯糸14は不要に引き出されることを防
止される。しかし、待機中の緯糸に張力を付与する他の
張力付与手段が備えられている場合、把持板16,18
及び調整部材30,32は図4に示す状態に維持されて
もよい。
30,32は、図5に示すように、把持板16,18が
接触されて緯糸14を把持する状態に維持される。これ
により、織布の進行にともなって抵抗力が緯糸14に作
用し、待機中の緯糸14は不要に引き出されることを防
止される。しかし、待機中の緯糸に張力を付与する他の
張力付与手段が備えられている場合、把持板16,18
及び調整部材30,32は図4に示す状態に維持されて
もよい。
【0030】図3の位置Aは、待機中の緯糸14がイン
サート用レピアヘッドに把持される時点である。それゆ
えに、時点Aにおいて、把持板16,18及び調整部材
30,32は、緯糸14の把持を確実にするために、図
5(又は図4)に示す状態から図6に示す状態に維持さ
れる。これにより、高い張力が緯糸14に緯糸張力調整
装置10により付与され、その緯糸14は緊張される。
サート用レピアヘッドに把持される時点である。それゆ
えに、時点Aにおいて、把持板16,18及び調整部材
30,32は、緯糸14の把持を確実にするために、図
5(又は図4)に示す状態から図6に示す状態に維持さ
れる。これにより、高い張力が緯糸14に緯糸張力調整
装置10により付与され、その緯糸14は緊張される。
【0031】図3の区間B2の前半は、インサート用レ
ピアヘッドの移動速度の上昇する期間であり、その速度
上昇にともなって緯糸14の張力が上昇する。それゆえ
に、区間B2の前半において、把持板16,18及び調
整部材30,32は、緯糸張力の上昇に合わせて抵抗力
を減少させるように、図6において反時計方向へ回動さ
れて、図5(場合によっては、図4)の状態にまで戻さ
れる。これにより、緯糸の張力は緯糸14の伸張強度
(限界値)を超えない値に調整される。
ピアヘッドの移動速度の上昇する期間であり、その速度
上昇にともなって緯糸14の張力が上昇する。それゆえ
に、区間B2の前半において、把持板16,18及び調
整部材30,32は、緯糸張力の上昇に合わせて抵抗力
を減少させるように、図6において反時計方向へ回動さ
れて、図5(場合によっては、図4)の状態にまで戻さ
れる。これにより、緯糸の張力は緯糸14の伸張強度
(限界値)を超えない値に調整される。
【0032】図3の区間B2の後半は、緯糸受け渡しの
ための減速区間である。それゆえに、区間B2の後半に
おいて、把持板16,18及び調整部材30,32は、
上記とは逆に時計方向へ回動されて、図6(場合によっ
ては、図5)の状態に再度変化される。これにより、抵
抗力が減少して、緯糸張力は所定の値に調整される。
ための減速区間である。それゆえに、区間B2の後半に
おいて、把持板16,18及び調整部材30,32は、
上記とは逆に時計方向へ回動されて、図6(場合によっ
ては、図5)の状態に再度変化される。これにより、抵
抗力が減少して、緯糸張力は所定の値に調整される。
【0033】図3の位置Cは、緯糸14をインサート用
レピアヘッドからキャリア用レピアヘッドに渡す時点で
あり、緯糸の移動が一時的に停止する。それゆえに、時
点Cにおいて、把持板16,18及び整部材30,32
は、緯糸の受け渡しを確実にするために、再度図6の状
態に維持される。これにより、抵抗力が増大して、緯糸
張力は所定の値に調整される。
レピアヘッドからキャリア用レピアヘッドに渡す時点で
あり、緯糸の移動が一時的に停止する。それゆえに、時
点Cにおいて、把持板16,18及び整部材30,32
は、緯糸の受け渡しを確実にするために、再度図6の状
態に維持される。これにより、抵抗力が増大して、緯糸
張力は所定の値に調整される。
【0034】図3の区間Dの前半及び後半は、それぞ
れ、レピアヘッドの速度が、上昇する期間及び減少する
期間であるから、区間Dにおいて把持板16,18及び
調整部材30,32は図3の区間Bの前半及び後半と同
様に制御される。
れ、レピアヘッドの速度が、上昇する期間及び減少する
期間であるから、区間Dにおいて把持板16,18及び
調整部材30,32は図3の区間Bの前半及び後半と同
様に制御される。
【0035】図3の位置Eは緯入れの完了時であるか
ら、この時点において把持板16,18及び調整部材3
0,32は、図5(場合によっては、図4又は図6)の
状態に維持された後、待機状態に戻される。
ら、この時点において把持板16,18及び調整部材3
0,32は、図5(場合によっては、図4又は図6)の
状態に維持された後、待機状態に戻される。
【0036】なお、緯糸張力調整装置10は、調整部材
30,32が電動機36による回動力を受けないとき、
又は、待機中、図7に示すように把持部材16,18が
互いに接触して張力を緯糸に作用させる構造であっても
よいし、そのように制御してもよい。
30,32が電動機36による回動力を受けないとき、
又は、待機中、図7に示すように把持部材16,18が
互いに接触して張力を緯糸に作用させる構造であっても
よいし、そのように制御してもよい。
【0037】織機の停止中、稼働時間外等の待機状態に
おいては、図8に示すように、調整部材30,32を把
持板16,18から大きく離した位置にまで回動させて
もよい。また、スイッチングにより調整部材30,32
を図8に示す位置と図4に示す位置とに切り替えるよう
にしてもよい。前記のいずれによっても、緯糸切断時の
糸通し作業が容易になる。また、把持板16,18の間
に大きな間隙が形成されたことにより、把持板16,1
8に付着している風綿、毛羽等の除去が容易に行えるか
ら、そのような風綿、毛羽等による摩擦力の減少を防止
することができる。
おいては、図8に示すように、調整部材30,32を把
持板16,18から大きく離した位置にまで回動させて
もよい。また、スイッチングにより調整部材30,32
を図8に示す位置と図4に示す位置とに切り替えるよう
にしてもよい。前記のいずれによっても、緯糸切断時の
糸通し作業が容易になる。また、把持板16,18の間
に大きな間隙が形成されたことにより、把持板16,1
8に付着している風綿、毛羽等の除去が容易に行えるか
ら、そのような風綿、毛羽等による摩擦力の減少を防止
することができる。
【0038】上記のように押圧力を把持板16,18に
互いに反対方向から積極的に作用させると、把持板1
6,18が迅速に変位されるから、必要な緯糸14の張
力を得るための摩擦力が緯糸14に迅速に作用し、それ
により高速織機においても適切な張力が緯糸14に安定
して付与される。また、両把持板16,18がともに押
圧されるから、把持板16,18が振動せず、従って緯
糸14への張力付与がより安定化する。
互いに反対方向から積極的に作用させると、把持板1
6,18が迅速に変位されるから、必要な緯糸14の張
力を得るための摩擦力が緯糸14に迅速に作用し、それ
により高速織機においても適切な張力が緯糸14に安定
して付与される。また、両把持板16,18がともに押
圧されるから、把持板16,18が振動せず、従って緯
糸14への張力付与がより安定化する。
【0039】図9に示す緯糸張力調整装置50のよう
に、把持板16及び18を同じ側の端部において支柱2
2及び24によりベースプレート20に支持させてもよ
いし、把持板16,18の自由端側の揺れを防止する係
止部材52を設けてもよいし、一方の調整部材30を電
動機36の出力軸38と同軸的に配置してもよい。係止
部材52は、支柱に近い側で調整部材により押圧される
把持板14の側に設けることができる。
に、把持板16及び18を同じ側の端部において支柱2
2及び24によりベースプレート20に支持させてもよ
いし、把持板16,18の自由端側の揺れを防止する係
止部材52を設けてもよいし、一方の調整部材30を電
動機36の出力軸38と同軸的に配置してもよい。係止
部材52は、支柱に近い側で調整部材により押圧される
把持板14の側に設けることができる。
【0040】上記の実施例のように両調整部材30,3
2を共通の駆動源により駆動させる代わりに、調整部材
30,32をそれぞれ独立した駆動源により駆動させて
もよく、この場合、調整部材30,32の駆動を同期さ
せてもよいし、同期させなくてもよい。また、駆動源と
して、パルスモータ、サーボモータのような電動機を用
いる代わりに、ソレノイド等のリニアアクチュエータを
用いてもよい。さらに、把持板を、織機と同期して駆動
されるカムにより駆動させてもよいし、従来技術で述べ
た偏心部材により駆動させてもよい。
2を共通の駆動源により駆動させる代わりに、調整部材
30,32をそれぞれ独立した駆動源により駆動させて
もよく、この場合、調整部材30,32の駆動を同期さ
せてもよいし、同期させなくてもよい。また、駆動源と
して、パルスモータ、サーボモータのような電動機を用
いる代わりに、ソレノイド等のリニアアクチュエータを
用いてもよい。さらに、把持板を、織機と同期して駆動
されるカムにより駆動させてもよいし、従来技術で述べ
た偏心部材により駆動させてもよい。
【0041】本発明は、上記実施例に限定されない。例
えば、本発明は、レピア織機用の緯糸張力調整装置のみ
ならず、エアージェットルーム、ウォータジェットルー
ム等の流体噴射式織機のような他の織機用の緯糸張力調
整装置にも適用することができる。
えば、本発明は、レピア織機用の緯糸張力調整装置のみ
ならず、エアージェットルーム、ウォータジェットルー
ム等の流体噴射式織機のような他の織機用の緯糸張力調
整装置にも適用することができる。
【図1】本発明に係る緯糸張力調整装置の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1に示す緯糸張力調整装置を用いたレピア織
機の一実施例を示す概略図である。
機の一実施例を示す概略図である。
【図3】緯糸14に作用する張力の変動を示す線図であ
る。
る。
【図4】待機状態における把持板及び調整部材の位置を
示す図である。
示す図である。
【図5】緯糸を把持した状態おける把持板及び調整部材
の位置を示す図である。
の位置を示す図である。
【図6】緯糸を屈曲させた状態における把持板及び調整
部材の位置を示す図である。
部材の位置を示す図である。
【図7】待機状態における把持板及び調整部材の位置の
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
【図8】待機状態における把持板及び調整部材の位置の
さらに他の例を示す図である。
さらに他の例を示す図である。
【図9】緯糸張力調整装置の他の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
10,50 緯糸張力調整装置 12 給糸体 14 緯糸 16,18 把持板 20 ベースプレート 22,24 支柱 26,28 ヤーンガイド 30,32 調整部材 36 電動機 38 出力軸 52 係止部材
Claims (3)
- 【請求項1】 対面した状態に端部に支持手段に支持さ
れた一対の把持板と、前記一対の把持板の対面方向に変
位されて前記把持板に押圧力を作用させる一対の調整部
材とを含む、無杼織機の緯糸張力調整装置。 - 【請求項2】 前記一対の把持板は互いに異なる側の端
部において前記支持手段に支持されている、請求項1に
記載の張力調整装置。 - 【請求項3】 前記一対の調整部材は共通の駆動手段に
より同時に変位される、請求項1又は2に記載の張力調
整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198398A JPH11200195A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 無杼織機における緯糸張力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198398A JPH11200195A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 無杼織機における緯糸張力調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11200195A true JPH11200195A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11792841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1198398A Pending JPH11200195A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 無杼織機における緯糸張力調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11200195A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008527194A (ja) * | 2005-01-17 | 2008-07-24 | テープ ウィービング スウェーデン エービー | テープ状の経糸および緯糸を製織するための方法および装置、ならびにその材料 |
| EP2354070A1 (en) | 2010-02-01 | 2011-08-10 | Iro Ab | Yarn tensioner |
| CN103603126A (zh) * | 2013-12-03 | 2014-02-26 | 辽东学院 | 箭杆织机储纬器的前端张力器 |
| CN105088495A (zh) * | 2015-09-22 | 2015-11-25 | 重庆群禾纺织有限公司 | 一种用于剑杆织机上的送纬剑机构 |
| KR20220119891A (ko) * | 2021-02-22 | 2022-08-30 | 김옥열 | 태양광을 이용한 발열원단 제조 장치 |
-
1998
- 1998-01-07 JP JP1198398A patent/JPH11200195A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008527194A (ja) * | 2005-01-17 | 2008-07-24 | テープ ウィービング スウェーデン エービー | テープ状の経糸および緯糸を製織するための方法および装置、ならびにその材料 |
| US7992596B2 (en) | 2005-01-17 | 2011-08-09 | Tape Weaving Sweden Ab | Method and apparatus for weaving tape-like warp and weft and material thereof |
| JP4866369B2 (ja) * | 2005-01-17 | 2012-02-01 | テープ ウィービング スウェーデン エービー | テープ状の経糸および緯糸を製織するための方法および装置、ならびにその材料 |
| EP2354070A1 (en) | 2010-02-01 | 2011-08-10 | Iro Ab | Yarn tensioner |
| CN102152997A (zh) * | 2010-02-01 | 2011-08-17 | Iro有限公司 | 纱线张紧器 |
| CN103603126A (zh) * | 2013-12-03 | 2014-02-26 | 辽东学院 | 箭杆织机储纬器的前端张力器 |
| CN105088495A (zh) * | 2015-09-22 | 2015-11-25 | 重庆群禾纺织有限公司 | 一种用于剑杆织机上的送纬剑机构 |
| KR20220119891A (ko) * | 2021-02-22 | 2022-08-30 | 김옥열 | 태양광을 이용한 발열원단 제조 장치 |
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