JPH11200554A - パネル部材 - Google Patents

パネル部材

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JPH11200554A
JPH11200554A JP2011998A JP2011998A JPH11200554A JP H11200554 A JPH11200554 A JP H11200554A JP 2011998 A JP2011998 A JP 2011998A JP 2011998 A JP2011998 A JP 2011998A JP H11200554 A JPH11200554 A JP H11200554A
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Kihou Mizoguchi
喜方 溝口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル本体2と、パネル本体2を所定方向に
連接するためのパネル連結部5、6をパネル本体2の一
対の側端部3、4に夫々設けてなるパネル部材であっ
て、寸法調整加工の容易なパネル部材を提供する。 【解決手段】 パネル連結部5、6の少なくとも一つを
パネル本体2から分離可能に構成し、パネル本体2を前
記一対の側端部3、4の内のパネル連結部5が分離可能
な第1側端部3と平行な方向に切断可能に構成し、且
つ、パネル本体2から分離可能なパネル連結部5をパネ
ル本体2の前記切断によって新たに形成された切断側端
部25に取り付け可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル本体と、前
記パネル本体を所定方向に連接するためのパネル連結部
を前記パネル本体の一対の側端部に夫々設けてなるパネ
ル部材に関し、更に詳しくは、既設部屋内に新たな部屋
空間を形成するための壁、天井、床等の部屋形成用のパ
ネル部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅の建築工法として、戸建
て、集合住宅を問わず、壁、床、天井、屋根等の構造部
分を先ず構築し、その構造部分に下地処理、仕上げ処理
を行うのが一般的である。この場合、住宅設計プラン
は、新築時の設計プランに拘束され、リフォーム時にお
ける設計変更の自由度は極めて低いのが通常である。ま
た、リフォーム時には、壁等の既存の構造体の解体撤去
を伴う場合があり、工事規模が大きくなり、また、解体
撤去作業に伴う壁内部に埋設されている電気配線等を撤
去するための道連れ工事が発生し、更に工事規模が拡大
する場合がある。更に、新築時から年月を経たリフォー
ムにおいては、新築当時の設計資料が残っておらずに、
既存の構造体の詳細が不明確で、リフォーム設計を著し
く困難なものとしている。
【0003】また、かかる一般的な住宅の建築工法に対
して、既設構造部分に下地処理、仕上げ処理を行わず
に、その既設構造部分に形成された既設部屋内に新たな
部屋空間を形成するために、複数の軸組部材と、組み立
てられた前記複数の軸組部材間に下地処理、仕上げ処理
を施したパネル部材を取り付けるという新たなリフォー
ムのための工法が提案されている。
【0004】しかしながら、上記の如く、従来の一般的
な住宅の建築工法では、リフォーム時の設計自由度が大
幅に制限され、然も、工事が大掛かりになるのが避けら
れなかった。また、複数の軸組部材とパネル部材で既設
部屋内に新たな部屋空間を形成する前記リフォーム工法
においても、基本的には軸組工法であり、組み立て及び
解体工事が大掛かりとなるという問題があった。
【0005】そこで、本発明者は、既設構造部分に対し
て独立して、室内に壁パネル等の部屋形成部材のみの組
み立てにより新たな部屋空間を形成する技術を提案し、
既に特許出願を行っている(例えば、特願平09−25
4064号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者が既
に提案している上記部屋形成部材等においても、一般的
な工業化された内装壁パネル等による既存の住宅等のリ
フォームにおいても、壁パネル等のパネル部材を施工す
るに当り、既存の部屋の寸法に適合したパネル部材が必
要となり、その結果、施工現場において一部のパネル部
材に対して寸法調整加工が必要となるものの、その寸法
調整加工を簡便に行える方法は未だ確立していなかっ
た。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上述の問題点を解消し、パネル本体
と、前記パネル本体を所定方向に連接するためのパネル
連結部を前記パネル本体の一対の側端部に夫々設けてな
るパネル部材であって、寸法調整加工の容易なパネル部
材を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係るパネル部材の第一の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項1に記載した通り、パネル本体
と、前記パネル本体を所定方向に連接するためのパネル
連結部を前記パネル本体の一対の側端部に夫々設けてな
り、前記パネル連結部の少なくとも一つを前記パネル本
体から分離可能に構成し、前記パネル本体を前記一対の
側端部の内の前記パネル連結部が分離可能な第1側端部
と平行な方向に切断可能に構成し、且つ、前記パネル本
体から分離可能なパネル連結部を前記パネル本体の前記
切断によって新たに形成された切断側端部に取り付け可
能に構成してある点にある。尚、前記切断側端部は、単
一の切断面で切断されたものが作業効率上好ましいが、
複数回の切断によって形成されても当然構わない。つま
り、前記第1側端部が複数の平面で構成されている場合
は、各平面に平行な所定の切断面で切断することで前記
切断側端部が形成される。
【0009】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した通り、第一の特徴構成に加えて、
前記切断側端部の形状が、前記第1側端部と同形状であ
る点にある。
【0010】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した通り、第一または第二の特徴構成
に加えて、前記切断側端部は前記パネル本体から分離可
能な前記パネル連結部をネジ止め可能な材質または構造
である点にある。
【0011】以下に作用並びに効果を説明する。第一の
特徴構成によれば、前記パネル連結部の両端間の寸法で
決定される前記パネル部材の幅を短縮しようとすれば、
前記分離可能なパネル連結部を前記パネル本体から取り
外し、前記パネル本体を前記第1側端部から短縮すべき
寸法分だけ他の側端部側に後退した位置を切断して前記
切断側端部を形成し、その切断側端部に前記パネル本体
から取り外した前記パネル連結部を取り付けることによ
り、前記パネル部材のパネル同士間の連結機能を維持し
ながら、前記パネル部材の幅を所定の幅に容易に短縮す
ることができるのである。この結果、前記パネル部材を
前記パネル連結部を連結しながら所定方向に連接するこ
とで、新たな部屋を構成する壁、天井、床等の部屋構成
要素の一つを形成することができ、更に、前記連接状態
の前記パネル部材はその連接方向の幅を任意に調整可能
なため、パネル部材のみの組み立てだけで、任意の寸法
の部屋に対してリフォーム工事を行うことができるので
ある。従って、パネル部材の工場生産による低価格化と
高品質化を図れるとともに、現場施工に対する高適応性
によってリフォーム工事に対する設計自由度が大幅に向
上するのである。
【0012】第二の特徴構成によれば、前記パネル本体
を同じ切断要領で切断する限り、切断幅にかかわらず前
記切断側端部は前記第1側端部と同じ形状になり、前記
分離可能なパネル連結部側に特別な加工を施さずとも、
前記分離可能なパネル連結部が前記第1側端部と接続し
ていたのと同じように前記切断側端部と接続することが
できるのである。つまり、前記パネル本体を切断する際
に、切断幅に応じて切断方法を変更する必要がないた
め、作業の簡便化が図れるのである。尚、前記パネル本
体の切断位置に一定の制限が設けてあっても、当該切断
位置を避ける限り、同様の作用効果が期待できるため、
当該制限の有無は本特徴構成の作用効果とは直接は関係
しない。
【0013】第三の特徴構成によれば、前記パネル本体
から分離可能なパネル連結部が前記第1側端部にネジ止
めできるため、通常の工具で容易に前記第1側端部から
分離でき、更に、新たに形成された前記切断側端部に通
常の工具で容易に接続することができ、特別な工具や技
量を必要とせず作業の簡便化が図れるのである。尚、通
常の工具とは電動ドライバー、手回しドライバー等であ
る。尚、ネジ止め可能な材質として、例えば、木材等が
一般的であり、ネジ止め可能な構造として、例えば、前
記パネル本体に前記幅の短縮方向と平行な貫通孔を設
け、前記切断側端部に露出した開口部にタッピンネジを
螺合する構造があり、この場合、前記パネル本体として
は金属等の直接ネジ止めできない材質であっても構わな
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るパネル部材
を壁パネルに応用した一実施の形態につき、図面に基づ
いて説明する。
【0015】図1及び図2に示すように、本発明に係る
壁パネル部材1は矩形状の木質系パネルで、パネル本体
2とその左右の側端部3、4に各別に接続するパネル連
結部5、6とから構成されている。また、前記左右の側
端部3、4の内の一方(右側)の側端部3と、それと対
応する前記パネル連結部5とが相互にネジ止めされてお
り、そのネジを外すことで分離可能に構成されている。
以下、分離可能な側の前記側端部3と前記パネル連結部
5を夫々第1側端部3と第1パネル連結部5と、また、
他方側の前記側端部4と前記パネル連結部6を夫々第2
側端部4と第2パネル連結部6と便宜上区別して呼ぶ。
【0016】図1乃至図3に示すように、前記パネル本
体2は、表面を化粧加工された矩形状の化粧合板7の裏
面側に前記化粧合板7の上辺7a及び下辺7bに平行な
横方向に補強用の桟木8を接着してあり、更に、前記化
粧合板7の前記上辺7aより上方側と前記下辺7bより
下方側に、表面側に開口した断面「コ」の字形状の上側
収納部9と下側収納部10が夫々、前記上辺7a及び前
記下辺7bに沿って取り付けられてある。尚、前記上側
収納部9の上面及び前記下側収納部10の下面には、夫
々、天井形成部材や床形成部材と連結するための左右方
向に連通する連通溝9a、10aが設けられている。よ
って、前記上側収納部9の上面から前記下側収納部10
の下面までの距離が前記壁パネル部材1の高さHであ
る。尚、図3に示すように、前記上側及び下側収納部
9、10は電気通信配線18や配管19を収納するため
の空間を提供するためのもので、前記壁パネル部材1が
組み立てられ、所定の配管や配線を敷設した後で、その
開口面を所定の幅木9b、10bで覆う。
【0017】また、前記桟木8及び前記上側及び下側収
納部9、10の左右の端面は、前記化粧合板7の左辺7
c、右辺7dより夫々所定距離Dだけ横方向内側へ後退
している。この所定距離Dは、後述するように前記桟木
8の幅Dに等しく、前記第1及び第2パネル連結部5、
6を前記パネル本体2に取り付けた場合の、夫々の取り
付け代を確保するためのものである。但し、前記第2パ
ネル連結部6は、後述する理由により一旦取り付けた後
は取り外さない。更に、前記桟木8だけでは、前記第1
及び第2パネル連結部5、6を取り付けていない状態の
前記パネル本体2は、上下縦方向に補強がないため、撓
み易く取り扱いに不便であるため、前記桟木8の幅Dの
4倍の幅Wで前記高さHと同じ長さの合板からなる補強
板11を縦方向に、前記各桟木8と前記上側及び下側収
納部9、10の裏面側の横方向中央付近の2カ所にネジ
止めして固定してある。
【0018】図1及び図2に示すように、前記第1及び
第2パネル連結部5、6は夫々、木質の構造部分が左右
対称の形状及び構造になっており、図5に示すように、
夫々の左右外側に面する端面の上下中央の3カ所に前記
壁パネル部材1を横方向に連結するための連結金具12
が埋め込まれて固定されている。前記連結金具12は係
止側の係止金具12aと被係止側の被係止金具12bの
左右一対で構成されており、前記第1パネル連結部5側
に前記被係止金具12bを設け、前記第2パネル連結部
6側に前記係止金具12aを設けてある。
【0019】次に、前記第1パネル連結部5について説
明する。図1、図2及び図4に示すように、前記第1パ
ネル連結部5の木質構造部分は、前記補強板11と同形
状の合板からなる背板13と、その背板13表面右辺側
に接着した前記桟木8と同じ角材からなる幅Dで前記高
さHと同じ長さの右側端部材14と、前記背板13の表
面左辺側に部分的に接着した前記桟木8と同じ角材から
なる幅Dの左側端部材15と、前記背板13の表面で前
記右側端部材14と前記左側端部材15の間隙部分を部
分的に充填して補強する前記桟木8と同じ角材を2本左
右に接続した中間補強部材16とから構成されている。
【0020】更に、図1及び図2に示すように、前記右
側端部材14の上側と下側表面側に前記パネル本体2の
前記上側及び下側収納部9、10と同じ断面「コ」の字
形状の凹部14a、14bが、更に、前記右側端部材1
4の上面及び下面に前記パネル本体2の前記連通溝9
a、10aと同じ連通溝14c、14dが、夫々切削加
工してある。また、図1及び図4に示すように、前記左
側端部材15は、前記第1パネル連結部5を前記パネル
本体2の前記第1側端部3側に取り付けた場合に、前記
桟木8及び前記上側及び下側収納部9、10と交差する
交差部分15aを除いて離散的に設けられてある。よっ
て、前記左側端部材15が前記桟木8及び前記上側及び
下側収納部9、10の間隙部分に嵌まり込む構造になっ
ている。前記中間補強部材16は前記被係止金具12b
を埋め込む箇所とその中間位置の所定箇所に設けられて
おり、前記右側端部材14と前記中間補強部材16の前
記被係止金具12bを埋め込む3カ所の位置に予め空洞
部が形成されており、その各空洞部に前記被係止金具1
2bが取り付けられている。
【0021】さて、前記第1パネル連結部5の前記パネ
ル本体2の前記第1側端部3への取り付けは、図1、図
2及び図4に示すように、前記第1パネル連結部5の前
記交差部分15aを前記パネル本体2の前記各桟木8に
位置合わせして前記第1パネル連結部5を前記第1側端
部3の裏面側から嵌め込み、前記第1パネル連結部5の
前記右側端部材14の左側側面を前記各桟木8及び前記
上側及び下側収納部9、10の右側端面に当接させ、前
記右側端部材14のその当接部分に予め設けてあった貫
通ネジ穴15bを通して前記左側端部材15と前記各桟
木8及び前記上側及び下側収納部9、10とをネジ止め
して行う。尚、前記パネル本体2の前記化粧合板7の右
辺7dより前記各桟木8及び前記上側及び下側収納部
9、10の右側端面が前記右側端部材14の幅Dに等し
い所定距離Dだけ横方向内側へ後退しているため、前記
パネル本体2の前記右辺7dと前記左側端部材15の右
側側面が一致し、更に、前記パネル本体2の前記上側及
び下側収納部9、10の断面形状と前記第1パネル連結
部5の当該部分の断面形状も一致して、前記パネル本体
2と前記第1パネル連結部5が一体化する。
【0022】前記第2パネル連結部6は、上述したよう
に、その木質構造部分が、前記第1パネル連結部5の木
質構造部分と左右対称の形状及び構造になっており、前
記第2パネル連結部6への取り付けについても左右関係
が反転しているだけで後は等価であるため、これらの説
明は割愛する。但し、前記第2パネル連結部6は、前記
第1パネル連結部5と異なり、前記連結金具12として
前記係止金具12aが取り付けられており、前記係止金
具12aの操作部17が前記パネル本体2の表面側、つ
まり前記係止金具12aが埋め込まれている位置に対応
する前記化粧合板7の表面に設けられている。
【0023】図5に示すように、前記連結金具12は、
上述したように、前記係止金具12aと前記被係止金具
12bが一対となって構成されており、前記化粧合板7
の表面に垂直な軸芯周りに回動自在な係止爪金具12c
を、前記操作部17からの回動操作によって前記被係止
金具12bに内蔵した係止ピン12dに所定の回動位置
で係止させることで、前記係止金具12aと前記被係止
金具12bとが連結する構造となっている。
【0024】次に、前記壁パネル部材1の組み立てにつ
いて説明する。図6に示すように、一般住宅の既設の
壁、床、天井等の構造体20によって形成される既設部
屋内20aに、新たに形成される部屋空間21側に面す
る片面が仕上げ処理された、平板状の前記壁パネル部材
1と、前記壁パネル部材1を平面視L字型に形成したコ
ーナ壁パネル部材22と、天井パネル部材23とを組み
立てることで、前記構造体20の一部がリフォームさ
れ、前記新たな部屋空間21が形成される。尚、図7
は、リフォーム前の前記構造体1によって形成される前
記既設部屋内20aを側面視したものであり、図8は、
図7に示す前記既設部屋内20aを、図6に示す要領で
リフォームした後の前記新たな部屋空間21を示す。こ
こで、前記コーナ壁パネル部材4は平面視形状がL字型
であるため、他の支持構造部材に頼らず自立できるの
で、先ず、前記コーナ壁パネル部材22の一つを前記既
設部屋内20aの一つのコーナに載置し、それに前記壁
パネル部材1を連結することで、壁面のリフォームが前
記壁パネル部材1、22の組み立てだけで、他の構造部
材の組み立て等の作業を伴わずに行えるのである。尚、
前記壁パネル部材1同士、或いは、前記壁パネル部材
1、22の連結作業は、図9及び図10に示すように、
連結する壁パネル部材1、22の前記第1及び第2パネ
ル連結部5、6の左右の側端面同士を当接させ、両壁パ
ネル部材1、22の上端面1a、22aに設けられてあ
る前記連通溝9a、14cに嵌合可能な連結部材24
を、前記上端面1a、22aの境界をまたいで嵌め込む
ことで、両壁パネル部材1、22の位置合わせを行い、
前記連結金具12を上記要領で連結させて連結作業を完
了する。このように、前記壁パネル部材1同士、或い
は、前記壁パネル部材1、22の連結が前記部屋空間2
1側からの操作で行えることにより、パネル組み立てま
たは解体作業が迅速に行えるのである。
【0025】さて、前記既設部屋内20aの既設の壁の
横幅に対して、前記壁パネル部材1、22を連結して新
たに形成される壁面の横幅が中途半端に長過ぎる場合が
生じる虞があるが、かかる事態に備えて、前記壁パネル
部材1の横幅を多種類準備するのは経済的でない。そこ
で、かかる事態が発生した場合は、前記壁パネル部材1
の前記パネル本体2が木質系であるため、前記補強板1
1を避けて縦方向に電動鋸等の通常の工具で切断するこ
とで前記壁パネル部材1の横幅を任意の幅に調整するこ
とができる。
【0026】次に、前記壁パネル部材1の横幅調整加工
について説明する。図11に示すように、前記第1パネ
ル連結部5のネジ止めを取り外して前記パネル本体2か
ら分離した後、前記パネル本体2の右辺7dより横幅の
短縮幅Cだけ左寄りの位置を縦方向に切断する。次に、
前記桟木8及び前記上側及び下側収納部9、10の切断
後の右端面を更に前記化粧合板7の切断後の右辺7eよ
り前記所定距離Dだけ横方向左側へ後退させるべく、切
断後の前記桟木8及び前記上側及び下側収納部9、10
を夫々右端より前記所定距離Dだけ切断する。このよう
にして形成された切断側端部25は切断前の前記第1側
端部3と同形状となり、前記パネル本体2から取り外し
た前記第1パネル連結部5を前記切断側端部25に前記
第1側端部3に取り付けた場合と同じ要領で取り付け
て、本来の横幅より前記短縮幅Cだけ細くなった新たな
前記壁パネル部材1が、現場の簡単な作業で作製され
る。
【0027】このように現場作業で、前記壁パネル部材
1の横幅調整が行えるため、前記壁パネル部材1の横幅
を多種類準備しなくても、前記既設部屋内20aの形状
寸法にかかわらず高い設計自由度で新たな部屋空間21
を形成することができるのである。
【0028】尚、前記壁パネル部材1の横幅調整加工を
行うに、前記第2パネル連結部6を前記パネル本体2か
ら分離して前記パネル本体2を左端側から切断する方法
も考えられるが、本実施形態では、前記係止金具12a
の前記操作部17が前記パネル本体2の表面左側に設け
られているため、切断後の前記パネル本体2の表面左側
に新たに前記操作部17に設ける必要があり、現場施工
が複雑化するため、前記第2パネル連結部6は敢えて前
記パネル本体2から分離可能に形成する必要がない。よ
って、前記第2パネル連結部6は前記パネル本体2に分
離不可能に固着しても良い。但し、前記操作部17の代
わりに、前記係止金具12aの操作を一括して行える別
の操作部を、例えば、前記第2パネル連結部6の上側ま
たは下側の前記凹部14a、14bに設けるようにすれ
ば、前記第2パネル連結部6を前記第1パネル連結部5
と同等に取り扱うことができる。
【0029】次に、前記壁パネル部材1、22の組み立
て後の前記天井パネル部材23の組み立てについて説明
する。図9に示すように、前記天井パネル部材23の組
み立ては、前記天井パネル部材23の周縁部下面側に設
けられた前記連通溝9a、14cに嵌合可能な突起部2
3aを、前記連通溝9a、14cの前記連結部材24が
嵌め込まれた以外の溝部分に嵌め込むように、前記天井
パネル部材23の周縁部を前記各壁パネル部材上に載置
連結する。これにより、前記連結部材24は前記連通溝
9a、14cにあって、左右からは前記天井パネル部材
23の前記突起部23aによって、上からは前記天井パ
ネル部材23の周縁部下面によって固定されることにな
る。尚、前記構造体20である既設の天井から前記天井
パネル部材23を吊り下げ支持するための天井パネル支
持金具を前記既設の天井に予め設けておくことにより、
前記天井パネル部材23の大きい、つまりは、対向する
前記壁パネル部材1間のスパンの長い大空間の部屋を形
成することも可能である。
【0030】前記壁パネル部材1、22及び前記天井パ
ネル部材23の前記部屋空間21側に面する表面は仕上
げ処理が施されており、各パネル部材の組み立てを行う
だけで、現場での仕上げ処理作業は必要ない。また、各
パネル部材の仕上げ処理を多種類工場生産にて準備して
部品化しておくことで、リフォーム設計の自由度を低下
させることなく、現場施工の効率化、リフォームの総コ
ストの低価格化が図れるのである。従って、各パネル部
材の仕上げ処理を多種類工場生産にて準備して部品化す
るためにも、本発明によって、前記壁パネル部材1、2
2の横幅を現場で適宜調整可能とすることで、部品点数
の不必要な増大を避けることができ、かかる部品の製造
コスト、管理コストの低減が図れるのである。
【0031】図3及び図9に示すように、前記壁パネル
部材1、22の前記上側及び下側収納部9、10は、リ
フォーム工事で必要となる電気配線や通信配線等の電気
通信配線18や、必要に応じて給湯給水配管や排水用配
管等の配管19を収納するためのもので、前記部屋空間
21側から前記電気通信配線18または前記配管19の
敷設または撤去工事ができるため、工事自体の高効率化
が図れ、更に配線、配管の追加変更が容易に可能で、再
リフォームや部分リフォームでの対応が容易である。前
記電気通信配線18または前記配管19を敷設後は、前
記上側及び下側収納部9、10に前記幅木9b、10b
を前記部屋空間21側から取り付け、前記電気通信配線
18または前記配管19を覆い隠すことができる。ま
た、前記幅木9b、10bを夫々、天井廻り縁仕上げ部
材及び床廻り幅木仕上げ部材として使用することで、合
わせて美観の向上が図れる。尚、前記幅木9b、10b
の長さは、前記各壁パネル部材1、20の連接方向全幅
に等しくなるように、所定長さのものを現場で継ぎ足し
てもよく、または、夫々の長さが前記各壁パネル部材
1、20の横幅と同じもの使用しても構わない。
【0032】更に、図9に示すように、前記壁パネル部
材1、22の一部には、前記部屋空間21内に機能を付
加するための器具26またはその器具を取り付けるため
の器具取付部27が予め工場生産にて設けられている。
そして、前記器具26または前記器具取付部27から前
記上側または下側収納部9、10内へ引き出すための電
気通信配線28が、前記上側または下側収納部9、10
内のものとは別に内蔵されている。このように、前記壁
パネル部材1に内蔵された前記電気通信配線28を前記
壁パネル部材1の前記上側または下側収納部9、10内
の前記電気通信配線18に接続し、更に、前記電気通信
配線18が前記上側または下側収納部9、10を介して
既設の電気通信系配線と接続することで、電気通信系配
線の敷設または撤去及び設備工事の手間が大幅に軽減さ
れるのである。前記器具26または前記器具取付部27
の一例として、例えば、図9に示すように、照明器具2
9及びそのスイッチ30、電気コンセント31、電話用
端子32が一部の前記壁パネル部材1に設けられてい
る。
【0033】尚、前記壁パネル部材1の内の前記器具2
6または前記器具取付部27予め工場生産にて設けられ
ているものや、更に、前記電気通信配線28が内蔵され
ているものは、前記器具26、前記器具取付部27、ま
たは、前記電気通信配線28の配置場所によっては、上
述した横幅調整加工には適さない場合が生じるが、その
場合は、前記器具26、前記器具取付部27、前記電気
通信配線28等の設けられていない前記壁パネル部材1
を使用すればよい。
【0034】以下に別実施形態を説明する。 〈1〉本実施形態では、前記壁パネル部材1を横幅調整
可能に構成したが、前記コーナ壁パネル部材22を横幅
調整可能に構成しても構わない。
【0035】〈2〉本実施形態では、前記補強板11及
び前記背板13の幅は前記桟木8の幅Dの4倍の幅Wと
したが、必ずしも同寸法に限定されない。また、前記補
強板11の前記背板13の幅は等しくなくても構わな
い。
【0036】〈3〉前記壁パネル部材1、22の素材及
び構造は、必ずしも上記実施形態のものに限定されな
い。例えば、前記桟木8の代わりに、左右横方向に貫通
したネジ止め用の貫通孔を設けた同じ厚みの合成樹脂板
等の厚板であっても構わない。この場合、前記厚板に、
前記貫通孔を避けて軽量化のための中空部分が設けてあ
っても構わない。また、その中空部分は不規則であって
も構わない。また、前記貫通孔へのネジ止めはタッピン
ネジを使用し、前記厚板の前記貫通孔部分の材質は、前
記タッピンネジで適度にネジ切りされる硬さが必要であ
る。また、前記上側または下側収納部9、10は必ず設
けなくても構わない。
【0037】〈4〉本実施形態では、既存の床面を使用
したリフォームを想定しているが、床面も含めたリフォ
ームの場合は、既存の床面に対して床パネル部材を載置
敷設した後に、前記壁パネル部材1、22及び前記天井
パネル部材23の組み立て工事を行うか、或いは、前記
壁パネル部材1、22を組み立てた後に、既存の床面に
対して床パネル部材を載置敷設するようにしても構わな
い。
【0038】〈5〉本実施形態では、前記各パネル部材
1、22、23の仕上げ処理は予め施されてあったが、
多種多様な表面仕上げ材を自由に選択できるようにする
ために、各パネル部材を仕上げ材と下地材に分割して構
成しておき、例えば、両材の接合を現場で行うようにし
ても構わない。
【0039】〈6〉本実施形態では、前記コーナ壁パネ
ル部材22は前記部屋空間21側に直角に折れ曲がった
L字型であったが、必ずしも、同形状に限定されるもの
ではない。逆向きに折れ曲がったL字型であっても構わ
ないし、また、例えば、T字型や十字型であっても構わ
ない。何れの形状であっても前記コーナ壁パネル部材2
2が自立できるものであれば好ましい。更に、例えば、
T字型のコーナ壁パネル部材を前記既設部屋内20aの
既設壁面中間部に設け、前記部屋空間21に向けて突出
するように、前記壁パネル部材1を前記T字型のコーナ
壁パネル部材に連結することで、大きな既設部屋内を2
室以上に分割しても構わない。この場合、前記壁パネル
部材1の両面に仕上げ加工を施すのが好ましい。また、
両面が仕上げ処理された平板壁パネル部材を予め工場生
産して準備しておくのも好ましい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パネル部材を組み立てて既設部屋内に新たな部屋空間を
形成する等のパネル部材の組み立てによるリフォーム工
事において、施工現場におけるパネル部材の寸法調整加
工を容易に可能とすることができ、パネル部材の横幅を
多種類準備しなくても、前記既設部屋内の形状寸法にか
かわらず高い設計自由度で新たな部屋空間を形成するこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパネル部材の一実施形態を表面側
から見た分解斜視図
【図2】本発明に係るパネル部材の一実施形態を裏面側
から見た分解斜視図
【図3】本発明に係るパネル部材のパネル本体の要部縦
断面図
【図4】本発明に係るパネル部材のパネル連結部のパネ
ル本体への取り付け説明図: (イ)取付前のパネル本体だけを裏面側から見た要部説
明図、 (ロ)取り付け状態の要部縦断面図、 (ハ)取り付け状態の要部横断面図
【図5】本発明に係るパネル部材に使用する連結金具の
説明図
【図6】本発明に係るパネル部材によるリフォームの一
実施形態を示す説明図
【図7】本発明に係るパネル部材によるリフォーム前の
状態を示す説明図
【図8】本発明に係るパネル部材によるリフォーム後の
状態を示す説明図
【図9】本発明に係るパネル部材による部屋空間形成を
示す分解説明図
【図10】本発明に係るパネル部材のパネル連結部の要
部説明図
【図11】本発明に係るパネル部材の横幅調整加工の説
明図: (イ)横幅調整加工前、(ロ)横幅調整加工途中、
(ハ)横幅調整加工後
【符号の説明】
1 壁パネル部材 2 パネル本体 3 第1側端部(側端部) 4 第2側端部(側端部) 5 パネル連結部(第1パネル連結部) 6 パネル連結部(第2パネル連結部) 25 切断側端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体と、前記パネル本体を所定方
    向に連接するためのパネル連結部を前記パネル本体の一
    対の側端部に夫々設けてなるパネル部材であって、 前記パネル連結部の少なくとも一つを前記パネル本体か
    ら分離可能に構成し、 前記パネル本体を前記一対の側端部の内の前記パネル連
    結部が分離可能な第1側端部と平行な方向に切断可能に
    構成し、且つ、 前記パネル本体から分離可能なパネル連結部を前記パネ
    ル本体の前記切断によって新たに形成された切断側端部
    に取り付け可能に構成してあるパネル部材。
  2. 【請求項2】 前記切断側端部の形状が、前記第1側端
    部と同形状である請求項1記載のパネル部材。
  3. 【請求項3】 前記切断側端部は前記パネル本体から分
    離可能な前記パネル連結部をネジ止め可能な材質または
    構造である請求項1または2記載のパネル部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007191927A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Tomohiko Hiramatsu 間仕切り壁パネル
KR101219202B1 (ko) * 2011-07-06 2013-01-09 신종무 건축용 조립식 판넬
JP2023008082A (ja) * 2021-07-05 2023-01-19 株式会社アクト 軸付きパネル部材、壁パネル及び梁部構造

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