JPH11200590A - 構築物躯体壁面へのパネルの取付け構造 - Google Patents
構築物躯体壁面へのパネルの取付け構造Info
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- JPH11200590A JPH11200590A JP803998A JP803998A JPH11200590A JP H11200590 A JPH11200590 A JP H11200590A JP 803998 A JP803998 A JP 803998A JP 803998 A JP803998 A JP 803998A JP H11200590 A JPH11200590 A JP H11200590A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば建築物の躯体壁面に内装壁又は外装壁
となる複数のパネルを取り付ける際、パネルを構築物の
躯体壁面に対し可能な限り接近させて取り付ける取付け
構造を提供すること。 【解決手段】 パネル40を構築物躯体23の壁面に取
り付けた時にこの壁面に対面する裏面の少なくとも周囲
隅部に舌片挿入用の受け溝21aを設けると共に複数の
補強形材22を設け、他方、構築物躯体23の壁面所定
位置には、差込み用の舌片25を固定し、パネル40を
その裏面に取り付けた受け溝21aに構築物の躯体壁面
に取り付けた差込み用の舌片25が相対的に差し込まれ
るように係止して取り付けた時、各補強形材22におけ
る接着剤保持部に配置され且つその凹所に入り込んだ比
較的に粘性のある接着剤塊31によって構築物躯体23
の壁面とパネル40とを接着固定するようにしたことを
特徴とする。
となる複数のパネルを取り付ける際、パネルを構築物の
躯体壁面に対し可能な限り接近させて取り付ける取付け
構造を提供すること。 【解決手段】 パネル40を構築物躯体23の壁面に取
り付けた時にこの壁面に対面する裏面の少なくとも周囲
隅部に舌片挿入用の受け溝21aを設けると共に複数の
補強形材22を設け、他方、構築物躯体23の壁面所定
位置には、差込み用の舌片25を固定し、パネル40を
その裏面に取り付けた受け溝21aに構築物の躯体壁面
に取り付けた差込み用の舌片25が相対的に差し込まれ
るように係止して取り付けた時、各補強形材22におけ
る接着剤保持部に配置され且つその凹所に入り込んだ比
較的に粘性のある接着剤塊31によって構築物躯体23
の壁面とパネル40とを接着固定するようにしたことを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構築物躯体壁面への
パネルの取付け構造に関し、更に詳細には例えば建築物
の躯体壁面に内装壁又は外装壁となる複数の例えば形材
枠一体パネルを取り付ける取付け構造に関する。
パネルの取付け構造に関し、更に詳細には例えば建築物
の躯体壁面に内装壁又は外装壁となる複数の例えば形材
枠一体パネルを取り付ける取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル等の建築物における外壁は、
質量、耐候性、施工性などの観点から工場等で予め製作
した形材枠一体パネルを取り付けて構成する例が多くな
っている。これは、例えば特開平7−102734号公
報に開示されているような極めて優秀な形材枠一体パネ
ルが提供されているためである。この形材枠一体パネル
は、その後更に改良され、その結果特に、耐候性、施工
性及び美観などの観点から建築物の外壁材として各方面
から高い評価が与えられている。
質量、耐候性、施工性などの観点から工場等で予め製作
した形材枠一体パネルを取り付けて構成する例が多くな
っている。これは、例えば特開平7−102734号公
報に開示されているような極めて優秀な形材枠一体パネ
ルが提供されているためである。この形材枠一体パネル
は、その後更に改良され、その結果特に、耐候性、施工
性及び美観などの観点から建築物の外壁材として各方面
から高い評価が与えられている。
【0003】この形材枠一体パネルの構成を簡単に説明
すると、当該形材枠一体パネルは図8及び図9に符号1
で示されるように、非金属材料からなる基板2の両面に
金属シート3を積層して方形平板状に形成されたパネル
本体4と、このパネル本体4の周縁に組み付けられてパ
ネル本体4の周縁を保護し且つ木口を覆う形材枠5を組
み付けて構成されている。
すると、当該形材枠一体パネルは図8及び図9に符号1
で示されるように、非金属材料からなる基板2の両面に
金属シート3を積層して方形平板状に形成されたパネル
本体4と、このパネル本体4の周縁に組み付けられてパ
ネル本体4の周縁を保護し且つ木口を覆う形材枠5を組
み付けて構成されている。
【0004】この形材枠5は、パネル本体4の裏面に接
合して固定される支持部5aと、パネル本体4の周縁を
包持する包持枠部5bと、前述の支持部5aからほぼ垂
直に立ち上がった構築物への取付け脚部5cと、この取
付け脚部5cの先端部をパネル本体4の外方に屈曲して
形成された取り付け用のフランジ部5dとから構成され
ている。そして、この形材枠5は、支持部5aと包持枠
部5bの枠縁との間にパネル本体4の周縁を挟み込んだ
状態でパネル本体に組み付けられる。
合して固定される支持部5aと、パネル本体4の周縁を
包持する包持枠部5bと、前述の支持部5aからほぼ垂
直に立ち上がった構築物への取付け脚部5cと、この取
付け脚部5cの先端部をパネル本体4の外方に屈曲して
形成された取り付け用のフランジ部5dとから構成され
ている。そして、この形材枠5は、支持部5aと包持枠
部5bの枠縁との間にパネル本体4の周縁を挟み込んだ
状態でパネル本体に組み付けられる。
【0005】このような構成の形材枠一体パネル1は、
通常、次のようにして構築物の躯体壁面に取り付けられ
る。すなわち、構築物の躯体壁面には図8及び図9に示
されるように形材枠一体パネル1を取り付けるためのア
ングル材6が予め格子状に設置され、この格子の1区画
に対して1枚の形材枠一体パネル1が配置される。
通常、次のようにして構築物の躯体壁面に取り付けられ
る。すなわち、構築物の躯体壁面には図8及び図9に示
されるように形材枠一体パネル1を取り付けるためのア
ングル材6が予め格子状に設置され、この格子の1区画
に対して1枚の形材枠一体パネル1が配置される。
【0006】その際、隣接して配置される2つの形材枠
一体パネル1の相対向する形材枠5における両フランジ
部5dを1つのアングル材6の表面6aに密着させ、こ
れをそれぞれビス7等で固着している。そして、隣接す
る形材枠一体パネル1の間隔部は目地部となり、この目
地部には、止水対策及び外観向上の対策としてバックア
ップ材8及びその上に防水シーリング材9が配置され
る。時には、図9に示されるように防水シーリング材9
の上に更に目地用ガスケット10を配置することもあ
る。
一体パネル1の相対向する形材枠5における両フランジ
部5dを1つのアングル材6の表面6aに密着させ、こ
れをそれぞれビス7等で固着している。そして、隣接す
る形材枠一体パネル1の間隔部は目地部となり、この目
地部には、止水対策及び外観向上の対策としてバックア
ップ材8及びその上に防水シーリング材9が配置され
る。時には、図9に示されるように防水シーリング材9
の上に更に目地用ガスケット10を配置することもあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、形材枠
一体パネルを構築物の躯体壁面に取り付ける従来の取付
け方では、アングル材6を構築物の躯体壁面に格子状に
予め設置し、このアングル材6に、形材枠5における支
持部5aからほぼ垂直に立ち上がった取付け脚部5cの
フランジ部5dをビス7で取り付ける構成であったた
め、形材枠一体パネル1と構築物の躯体壁面との間隔が
非常に大きくなるという問題があった。
一体パネルを構築物の躯体壁面に取り付ける従来の取付
け方では、アングル材6を構築物の躯体壁面に格子状に
予め設置し、このアングル材6に、形材枠5における支
持部5aからほぼ垂直に立ち上がった取付け脚部5cの
フランジ部5dをビス7で取り付ける構成であったた
め、形材枠一体パネル1と構築物の躯体壁面との間隔が
非常に大きくなるという問題があった。
【0008】そのため、建蔽率の高い、所謂、密集地域
に建設される構築物の躯体外壁面に外装パネルとして形
材枠一体パネルを取り付ける場合には施工が可能な範囲
まで構築物の躯体を小さくしなければならず、また内装
パネルとしてこの形材枠一体パネルを構築物の躯体内壁
面に取り付ける場合には構築物内部の容積が小さくなっ
てしまうという問題があった。
に建設される構築物の躯体外壁面に外装パネルとして形
材枠一体パネルを取り付ける場合には施工が可能な範囲
まで構築物の躯体を小さくしなければならず、また内装
パネルとしてこの形材枠一体パネルを構築物の躯体内壁
面に取り付ける場合には構築物内部の容積が小さくなっ
てしまうという問題があった。
【0009】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、例えば建築物の躯体壁面
に内装壁又は外装壁となる複数のパネルを取り付ける
際、パネルを構築物の躯体壁面に対し可能な限り接近さ
せて取り付ける取付け構造を提供することにある。
決するためになされたもので、例えば建築物の躯体壁面
に内装壁又は外装壁となる複数のパネルを取り付ける
際、パネルを構築物の躯体壁面に対し可能な限り接近さ
せて取り付ける取付け構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は構築物躯体壁面
へのパネルの取付け構造であり、前述した技術的課題を
解決するため以下のような構成とされている。すなわ
ち、本発明は、構築物の躯体に取り付けて壁面を形成す
るパネルを前記構築物の躯体壁面に取り付ける取付け構
造において、前記パネルを前記構築物の躯体壁面に取り
付けた時にこの躯体壁面に対面する裏面に設けられた複
数の差込み用の舌片又はこれが挿入される受け溝のいず
れか一方と、前記パネルの裏面に沿いその横方向又は縦
方向に伸長し、長手方向に沿う少なくとも一側部に前記
パネルの裏面に固定される取付け部及び他側部に立ち上
がり部を備え、この立ち上がり部の端部に前記構築物躯
体の壁面にほぼ対面する接着剤保持部が形成された帯状
の補強形材とを備え、前記構築物の躯体壁面には、前記
差込み用の舌片又はこれが挿入される受け溝のいずれか
他方が固定され、前記パネルの裏面に取り付けた前記差
込み用の舌片又はこれが挿入される受け溝のいずれか一
方を前記構築物の躯体壁面に取り付けた前記差込み用の
舌片又はこれが挿入される受け溝のいずれか他方に相対
的に差し込み係止した時、前記パネルの裏面に取り付け
られた前記補強形材の接着剤保持部における少なくとも
一部に保持した接着剤で前記構築物の躯体壁面と前記パ
ネルとを接着して固定するようにしたことを特徴とする
へのパネルの取付け構造であり、前述した技術的課題を
解決するため以下のような構成とされている。すなわ
ち、本発明は、構築物の躯体に取り付けて壁面を形成す
るパネルを前記構築物の躯体壁面に取り付ける取付け構
造において、前記パネルを前記構築物の躯体壁面に取り
付けた時にこの躯体壁面に対面する裏面に設けられた複
数の差込み用の舌片又はこれが挿入される受け溝のいず
れか一方と、前記パネルの裏面に沿いその横方向又は縦
方向に伸長し、長手方向に沿う少なくとも一側部に前記
パネルの裏面に固定される取付け部及び他側部に立ち上
がり部を備え、この立ち上がり部の端部に前記構築物躯
体の壁面にほぼ対面する接着剤保持部が形成された帯状
の補強形材とを備え、前記構築物の躯体壁面には、前記
差込み用の舌片又はこれが挿入される受け溝のいずれか
他方が固定され、前記パネルの裏面に取り付けた前記差
込み用の舌片又はこれが挿入される受け溝のいずれか一
方を前記構築物の躯体壁面に取り付けた前記差込み用の
舌片又はこれが挿入される受け溝のいずれか他方に相対
的に差し込み係止した時、前記パネルの裏面に取り付け
られた前記補強形材の接着剤保持部における少なくとも
一部に保持した接着剤で前記構築物の躯体壁面と前記パ
ネルとを接着して固定するようにしたことを特徴とする
【0011】<本発明における具体的構成>本発明の構
築物躯体壁面へのパネルの取付け構造は、前述した必須
の構成要素からなるが、その構成要素が具体的に以下の
ような場合であっても成立する。その具体的構成要素と
は、前記補強形材の前記接着剤保持部が、複数の断面逆
台形状凹所を備えて構成されていることを特徴とする。
築物躯体壁面へのパネルの取付け構造は、前述した必須
の構成要素からなるが、その構成要素が具体的に以下の
ような場合であっても成立する。その具体的構成要素と
は、前記補強形材の前記接着剤保持部が、複数の断面逆
台形状凹所を備えて構成されていることを特徴とする。
【0012】また、本発明における構築物躯体壁面への
パネルの取付け構造では、前記パネルが、積層複合材か
らなるパネル本体と、このパネル本体の裏面に接合して
固定される支持部及び前記パネル本体の周縁を包持する
包持枠部からなり、前記パネル本体の各周囲縁部に取り
付けられて前記パネル本体を支持する複数の形材枠とか
ら構成されている形材枠一体パネルであることを特徴と
する。
パネルの取付け構造では、前記パネルが、積層複合材か
らなるパネル本体と、このパネル本体の裏面に接合して
固定される支持部及び前記パネル本体の周縁を包持する
包持枠部からなり、前記パネル本体の各周囲縁部に取り
付けられて前記パネル本体を支持する複数の形材枠とか
ら構成されている形材枠一体パネルであることを特徴と
する。
【0013】ここで、形材枠一体パネルの「パネル本
体」としては、非金属材料からなる基板の両面に金属シ
ートを積層した複合板や金属、繊維材料等からなるハニ
カム構造物の両面に金属シートを積層した複合板を用い
ることができる。また、このパネル本体の周縁部を保護
する形材枠及び補強形材は、押し出し成形された金属製
の材料から構成されることが望ましく、特にアルミニウ
ム材から形成されることが好ましい。
体」としては、非金属材料からなる基板の両面に金属シ
ートを積層した複合板や金属、繊維材料等からなるハニ
カム構造物の両面に金属シートを積層した複合板を用い
ることができる。また、このパネル本体の周縁部を保護
する形材枠及び補強形材は、押し出し成形された金属製
の材料から構成されることが望ましく、特にアルミニウ
ム材から形成されることが好ましい。
【0014】本発明の構築物躯体壁面へのパネルの取り
付け構造によると、従来のように構築物の壁面にアング
ル材のような取り付け鋼材を設置し、形材枠の支持部か
ら垂直に立ち上げた脚部をアングル材に固定するのでは
なく、パネルの裏面に差込み用の舌片又はこれが挿入さ
れる受け溝のいずれか一方を取り付け、その他方を構築
物の躯体壁面に固定し、これら双方を相対的に挿入係止
するようにしてパネルを構築物の躯体壁面に取り付け
る。
付け構造によると、従来のように構築物の壁面にアング
ル材のような取り付け鋼材を設置し、形材枠の支持部か
ら垂直に立ち上げた脚部をアングル材に固定するのでは
なく、パネルの裏面に差込み用の舌片又はこれが挿入さ
れる受け溝のいずれか一方を取り付け、その他方を構築
物の躯体壁面に固定し、これら双方を相対的に挿入係止
するようにしてパネルを構築物の躯体壁面に取り付け
る。
【0015】そして、パネルと構築物の躯体壁面とのさ
らなる固着を図るため、パネルの裏面に補強を兼ねて取
り付けられた補強形材の接着剤保持部に比較的に粘性の
ある接着剤塊を配置して構築物の躯体壁面とパネルとを
接着固定する。
らなる固着を図るため、パネルの裏面に補強を兼ねて取
り付けられた補強形材の接着剤保持部に比較的に粘性の
ある接着剤塊を配置して構築物の躯体壁面とパネルとを
接着固定する。
【0016】そのため、構築物の躯体壁面とパネルとの
間隔は、差込み用の舌片、これが挿入される受け溝、及
び補強形材が配置できるだけの寸法があれば十分であ
り、しかもこれら差込み用の舌片、これが挿入される受
け溝及び補強形材は、比較的に薄い板部材として構成で
きることから当該間隔を相当小さくでき、従ってパネル
を構築物の躯体壁面に接近して取り付けられる。
間隔は、差込み用の舌片、これが挿入される受け溝、及
び補強形材が配置できるだけの寸法があれば十分であ
り、しかもこれら差込み用の舌片、これが挿入される受
け溝及び補強形材は、比較的に薄い板部材として構成で
きることから当該間隔を相当小さくでき、従ってパネル
を構築物の躯体壁面に接近して取り付けられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構築物躯体壁面へ
のパネルの取付け構造を図に示される実施形態について
更に詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
構築物躯体壁面への形材枠一体パネルの取付け構造(以
下、単に取付け構造と称する)20を示す断面図、図2
はこの取付け構造の部分的な拡大図、図3は図6の3−
3線に沿って得た構築物躯体壁面への形材枠一体パネル
の取付け構造の断面図である。
のパネルの取付け構造を図に示される実施形態について
更に詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
構築物躯体壁面への形材枠一体パネルの取付け構造(以
下、単に取付け構造と称する)20を示す断面図、図2
はこの取付け構造の部分的な拡大図、図3は図6の3−
3線に沿って得た構築物躯体壁面への形材枠一体パネル
の取付け構造の断面図である。
【0018】更に、図4は図1に示される実施形態の取
付け構造を、図6の4−4線に沿って得た断面図、図5
は図1に示される実施形態の取付け構造における構築物
躯体壁面に取り付けられる一枚の形材枠一体パネルを示
す断面図、図6は構築物躯体壁面に取り付けた形材枠一
体パネルを裏面側から見た平面図、及び図7は図1に示
される取付け構造の構成要素である補強形材を部分的に
拡大して示す断面図である。
付け構造を、図6の4−4線に沿って得た断面図、図5
は図1に示される実施形態の取付け構造における構築物
躯体壁面に取り付けられる一枚の形材枠一体パネルを示
す断面図、図6は構築物躯体壁面に取り付けた形材枠一
体パネルを裏面側から見た平面図、及び図7は図1に示
される取付け構造の構成要素である補強形材を部分的に
拡大して示す断面図である。
【0019】この取付け構造20は、多数の形材枠一体
パネル40を含む。この形材枠一体パネル40は、図5
に示されるように非金属材料からなる基板41の両面に
金属シート42を積層して方形平板状に形成されたパネ
ル本体43と、このパネル本体43の周縁に組み付けら
れてパネル本体43の周縁を保護し且つ木口を覆う形材
枠44を組み付けて構成されている。
パネル40を含む。この形材枠一体パネル40は、図5
に示されるように非金属材料からなる基板41の両面に
金属シート42を積層して方形平板状に形成されたパネ
ル本体43と、このパネル本体43の周縁に組み付けら
れてパネル本体43の周縁を保護し且つ木口を覆う形材
枠44を組み付けて構成されている。
【0020】この形材枠44はアルミニウム材から形成
され、パネル本体43の裏面に接合して固定される支持
部44aと、パネル本体33の周縁を包持する包持枠部
34bと、この包持枠部とはほぼ反対方向に支持部44
aから張り出し、目地溝を区画形成する目地溝形成壁部
44cとを一体に形成して構成されている。
され、パネル本体43の裏面に接合して固定される支持
部44aと、パネル本体33の周縁を包持する包持枠部
34bと、この包持枠部とはほぼ反対方向に支持部44
aから張り出し、目地溝を区画形成する目地溝形成壁部
44cとを一体に形成して構成されている。
【0021】そして、この形材枠44は、支持部44a
と包持枠部44bの枠縁との間にパネル本体43の周縁
を挟み込んだ状態でパネル本体43に接着剤及びブライ
ンドリベット(図示せず)等を用いて固定される。この
ように形材枠44は、従来のように支持部44aからほ
ぼ垂直に立ち上がる比較的に長い取付け脚部がないた
め、薄く構成することができる。
と包持枠部44bの枠縁との間にパネル本体43の周縁
を挟み込んだ状態でパネル本体43に接着剤及びブライ
ンドリベット(図示せず)等を用いて固定される。この
ように形材枠44は、従来のように支持部44aからほ
ぼ垂直に立ち上がる比較的に長い取付け脚部がないた
め、薄く構成することができる。
【0022】この形材枠一体パネル40において、図6
に示されるように裏面の四隅と幅方向中間部における縁
部近傍には掛け金具21が取り付けられている。この掛
け金具21は、図3からも明らかなように帯状金属板を
コ字形に曲げて凹部を形成し、更にその両端部を外側に
開いて固定用のフランジとした金具である。この掛け金
具21は、その両フランジを形材枠一体パネル40の裏
面にブラインドリベットなどで固定することにより形材
枠一体パネル40の裏面に取り付られ、これにより掛け
金具21における凹部の開放側が形材枠一体パネルの裏
面で閉鎖される結果として係止用の貫通溝21aとな
る。
に示されるように裏面の四隅と幅方向中間部における縁
部近傍には掛け金具21が取り付けられている。この掛
け金具21は、図3からも明らかなように帯状金属板を
コ字形に曲げて凹部を形成し、更にその両端部を外側に
開いて固定用のフランジとした金具である。この掛け金
具21は、その両フランジを形材枠一体パネル40の裏
面にブラインドリベットなどで固定することにより形材
枠一体パネル40の裏面に取り付られ、これにより掛け
金具21における凹部の開放側が形材枠一体パネルの裏
面で閉鎖される結果として係止用の貫通溝21aとな
る。
【0023】また、形材枠一体パネル40の裏面には、
図6に示されるように縦方向伸長する5本の補強形材2
2が相互に平行に等間隔で固定されている。これらの補
強形材22はアルミニウム材から形成され、図7に明瞭
に示されるようにその断面でみて、形材枠一体パネル4
0の裏面に固定のために接合する固定部22aと、その
両側部から上方に立ち上がった立ち上がり部22bとを
備え、各立ち上がり部22bの端部は形材枠一体パネル
40の裏面とほぼ平行、即ち構築物躯体の壁面にほぼ対
面する接着剤保持部22cを形成している。
図6に示されるように縦方向伸長する5本の補強形材2
2が相互に平行に等間隔で固定されている。これらの補
強形材22はアルミニウム材から形成され、図7に明瞭
に示されるようにその断面でみて、形材枠一体パネル4
0の裏面に固定のために接合する固定部22aと、その
両側部から上方に立ち上がった立ち上がり部22bとを
備え、各立ち上がり部22bの端部は形材枠一体パネル
40の裏面とほぼ平行、即ち構築物躯体の壁面にほぼ対
面する接着剤保持部22cを形成している。
【0024】この補強形材22における接着剤保持部2
2cの面部分には、断面逆台形状の多数の凹所22dが
形成されている。この凹所22dは接着剤保持部22c
の面部分と接着剤とを強固に連結するために機能する。
この補強形材22は、その固定部22aを形材枠一体パ
ネル40の裏面における所定位置にブラインドリベット
22eで固定して取り付けられる
2cの面部分には、断面逆台形状の多数の凹所22dが
形成されている。この凹所22dは接着剤保持部22c
の面部分と接着剤とを強固に連結するために機能する。
この補強形材22は、その固定部22aを形材枠一体パ
ネル40の裏面における所定位置にブラインドリベット
22eで固定して取り付けられる
【0025】この補強形材22は、前述したように形材
枠一体パネル40を構築物躯体の壁面に固着する一手段
としての接着剤塊が形材枠一体パネル40との一体性即
ち付着性を確保するために設けられると共に、形材枠一
体パネル40の補強作用としても機能する。
枠一体パネル40を構築物躯体の壁面に固着する一手段
としての接着剤塊が形材枠一体パネル40との一体性即
ち付着性を確保するために設けられると共に、形材枠一
体パネル40の補強作用としても機能する。
【0026】他方、構築物躯体23の壁面には図1及び
図2に示されるようにアンカーボルト24が打設され、
このアンカーボルト24を利用してクランク形をした差
込み用の舌片25が構築物躯体23の壁面に取り付けら
れている。すなわち、差込み用の舌片25は、縦長のプ
レート部材をクランク形に曲げて形成され、その下端側
の表面にはボルト挿通用の取付け穴が形成されたもので
ある。
図2に示されるようにアンカーボルト24が打設され、
このアンカーボルト24を利用してクランク形をした差
込み用の舌片25が構築物躯体23の壁面に取り付けら
れている。すなわち、差込み用の舌片25は、縦長のプ
レート部材をクランク形に曲げて形成され、その下端側
の表面にはボルト挿通用の取付け穴が形成されたもので
ある。
【0027】そして、この差込み用の舌片25の取付け
方としては、予めアンカーボルト24の頭部にワッシャ
ー26を入れ、次いでクランク形をした差込み用の舌片
25の上端部が構築物躯体11の壁面から離れるような
向きにセットして下端側の取付け穴にアンカーボルト2
4の頭部を相対的に挿通し、ボルト27を螺合締め付け
ることによって固定される。このようにして構築物躯体
23の壁面に取り付けられた差込み用の舌片25は、上
方に向かって立ち上がり、その上端側の自由終端部が実
際の差込み舌片部25aとして機能する。
方としては、予めアンカーボルト24の頭部にワッシャ
ー26を入れ、次いでクランク形をした差込み用の舌片
25の上端部が構築物躯体11の壁面から離れるような
向きにセットして下端側の取付け穴にアンカーボルト2
4の頭部を相対的に挿通し、ボルト27を螺合締め付け
ることによって固定される。このようにして構築物躯体
23の壁面に取り付けられた差込み用の舌片25は、上
方に向かって立ち上がり、その上端側の自由終端部が実
際の差込み舌片部25aとして機能する。
【0028】更に、複数の形材枠一体パネル40が構築
物躯体23の壁面に取り付けられた時、隣接する形材枠
一体パネル40との相互間隔が目地部となる。この目地
部となる位置は、取付け設計仕様(図面)を作成するこ
とで予め正確に決めることができる。そこで、この予め
決められている目地部位置における構築物躯体23の壁
面には、ベースプレート29がスペーサ28を介して当
該壁面にアンカーピン30によって固定される。すなわ
ち、ベースプレート29は、帯状の板部材からなり、目
地部となる予定位置における構築物躯体23の壁面に格
子状に配置され、所定の間隔でアンカーピン30を打ち
込むことで当該躯体外壁面に堅固に固着される。
物躯体23の壁面に取り付けられた時、隣接する形材枠
一体パネル40との相互間隔が目地部となる。この目地
部となる位置は、取付け設計仕様(図面)を作成するこ
とで予め正確に決めることができる。そこで、この予め
決められている目地部位置における構築物躯体23の壁
面には、ベースプレート29がスペーサ28を介して当
該壁面にアンカーピン30によって固定される。すなわ
ち、ベースプレート29は、帯状の板部材からなり、目
地部となる予定位置における構築物躯体23の壁面に格
子状に配置され、所定の間隔でアンカーピン30を打ち
込むことで当該躯体外壁面に堅固に固着される。
【0029】このように構成された本実施形態に係る取
付け構造20によって形材枠一体パネル40を取り付け
る際には、構築物躯体23の壁面の予め決められた位置
に形材枠一体パネル40を適当な手段により持ち上げる
等して移動し、裏面の掛け金具21で形成された係止用
の貫通溝21aに、構築物躯体23の壁面における予め
決められた位置に取り付けられた差込み用の舌片25に
おける差込み舌片部25aが下側から相対的に挿入する
ように位置決めして取り付ける。
付け構造20によって形材枠一体パネル40を取り付け
る際には、構築物躯体23の壁面の予め決められた位置
に形材枠一体パネル40を適当な手段により持ち上げる
等して移動し、裏面の掛け金具21で形成された係止用
の貫通溝21aに、構築物躯体23の壁面における予め
決められた位置に取り付けられた差込み用の舌片25に
おける差込み舌片部25aが下側から相対的に挿入する
ように位置決めして取り付ける。
【0030】その際、形材枠一体パネル40の裏面に
は、当該裏面に設けられた補強形材22の接着剤保持部
22cにおける面部分上に比較的に粘性のある接着剤塊
31が、図6に示されるように、間隔をあけて部分的に
予め付着されている。従って、形材枠一体パネル40が
構築物躯体23の壁面における所定位置に前述したよう
に据え付けられた時、接着剤塊31は構築物躯体23の
壁面に圧接し、時間の経過と共に接着作用を発揮して形
材枠一体パネル40と躯体壁面とが強固に固着される。
は、当該裏面に設けられた補強形材22の接着剤保持部
22cにおける面部分上に比較的に粘性のある接着剤塊
31が、図6に示されるように、間隔をあけて部分的に
予め付着されている。従って、形材枠一体パネル40が
構築物躯体23の壁面における所定位置に前述したよう
に据え付けられた時、接着剤塊31は構築物躯体23の
壁面に圧接し、時間の経過と共に接着作用を発揮して形
材枠一体パネル40と躯体壁面とが強固に固着される。
【0031】特に、接着剤塊31が付着される補強形材
22における接着保持部22cの面部分には、断面逆台
形状の凹所22dが形成されているため、接着剤31は
これらの凹所22dに入り込んで固化した時、固化した
接着剤31と補強形材22との連結は極めて強固とな
る。なお、接着剤31は補強形材22における接着保持
部22cの面部分上に、間隔をあけて塊状に点在させる
ようにしたが、当該面部分の長手方向全面に付着させて
もよい。
22における接着保持部22cの面部分には、断面逆台
形状の凹所22dが形成されているため、接着剤31は
これらの凹所22dに入り込んで固化した時、固化した
接着剤31と補強形材22との連結は極めて強固とな
る。なお、接着剤31は補強形材22における接着保持
部22cの面部分上に、間隔をあけて塊状に点在させる
ようにしたが、当該面部分の長手方向全面に付着させて
もよい。
【0032】このようにして各形材枠一体パネル40が
構築物躯体23の壁面に取り付けられる時、パネル本体
43の周縁に組み付けられている形材枠44の目地溝形
成壁部44cの端部はベースプレート29の上面に当接
し、隣接する形材枠一体パネル40の目地溝形成壁部4
4cと協働して目地溝(部)32を形成する。
構築物躯体23の壁面に取り付けられる時、パネル本体
43の周縁に組み付けられている形材枠44の目地溝形
成壁部44cの端部はベースプレート29の上面に当接
し、隣接する形材枠一体パネル40の目地溝形成壁部4
4cと協働して目地溝(部)32を形成する。
【0033】次いで、この目地溝32内には、止水対策
及び外観向上の対策として耐候性のシール33が圧入さ
れるか或いは従来のようなバックアップ材及びその上に
防水シーリング材が配置され、時には、防水シーリング
材の上に更に目地用ガスケットが配置される。
及び外観向上の対策として耐候性のシール33が圧入さ
れるか或いは従来のようなバックアップ材及びその上に
防水シーリング材が配置され、時には、防水シーリング
材の上に更に目地用ガスケットが配置される。
【0034】この実施形態に係る取付け構造20では、
前述したように形材枠一体パネル40の裏面に縦方向に
伸長する補強形材22が複数本取り付けられている。そ
のため、この形材枠一体パネル40を構築物躯体23へ
取り付ける機械的手段として掛け金具21が当該形材枠
一体パネル40の裏面における周囲縁部に沿って幾つか
設けられているだけであっても形材枠一体パネル40を
構築物躯体23の壁面に据え付けた直後、すなわち裏面
に付着させた接着剤塊31が固化するまでの間も、この
補強形材22が形材枠一体パネル40のほぼ全面につい
て補強支持することになる。
前述したように形材枠一体パネル40の裏面に縦方向に
伸長する補強形材22が複数本取り付けられている。そ
のため、この形材枠一体パネル40を構築物躯体23へ
取り付ける機械的手段として掛け金具21が当該形材枠
一体パネル40の裏面における周囲縁部に沿って幾つか
設けられているだけであっても形材枠一体パネル40を
構築物躯体23の壁面に据え付けた直後、すなわち裏面
に付着させた接着剤塊31が固化するまでの間も、この
補強形材22が形材枠一体パネル40のほぼ全面につい
て補強支持することになる。
【0035】従って、非常に軽量で且つ薄い性質を持つ
形材枠一体パネル40を使用しても、接着剤塊31が固
化するまでの間の平面性を保つことができ、全体として
うねり或いはねじれ等の変形を起こすことがない。
形材枠一体パネル40を使用しても、接着剤塊31が固
化するまでの間の平面性を保つことができ、全体として
うねり或いはねじれ等の変形を起こすことがない。
【0036】このように、本実施形態に係る構築物躯体
へのパネル取り付け構造20では、従来のように構築物
の壁面にアングル材のような取り付け鋼材を設置し、形
材枠の支持部から垂直に立ち上げた脚部をアングル材に
固定するのではなく、構築物の躯体23壁面に薄板の差
込み用の舌片25を固定し、形材枠一体パネル40の裏
面に取り付けられた掛け金具21により形成される係止
用の貫通溝21aに当該舌片25を引っ掛けるようにし
て取り付け、更に形材枠一体パネルを接着剤で構築物躯
体の壁面に固着している。
へのパネル取り付け構造20では、従来のように構築物
の壁面にアングル材のような取り付け鋼材を設置し、形
材枠の支持部から垂直に立ち上げた脚部をアングル材に
固定するのではなく、構築物の躯体23壁面に薄板の差
込み用の舌片25を固定し、形材枠一体パネル40の裏
面に取り付けられた掛け金具21により形成される係止
用の貫通溝21aに当該舌片25を引っ掛けるようにし
て取り付け、更に形材枠一体パネルを接着剤で構築物躯
体の壁面に固着している。
【0037】そのため、構築物躯体23の壁面と形材枠
一体パネル40との間隔は、舌片25と、掛け金具21
と、補強形材22とを介在できるだけの寸法があれば十
分であり、しかもこれら舌片25、掛け金具21、及び
補強形材22は、薄い板状部材として構成できることか
ら当該間隔を相当小さくでき、従って形材枠一体パネル
40を構築物躯体23の壁面に接近して取り付けること
ができる。
一体パネル40との間隔は、舌片25と、掛け金具21
と、補強形材22とを介在できるだけの寸法があれば十
分であり、しかもこれら舌片25、掛け金具21、及び
補強形材22は、薄い板状部材として構成できることか
ら当該間隔を相当小さくでき、従って形材枠一体パネル
40を構築物躯体23の壁面に接近して取り付けること
ができる。
【0038】前述した実施形態の取付け構造20では、
形材枠一体パネル40の裏面に受け溝を形成するための
掛け金具21を取り付け、構築物躯体23に差込み用の
舌片25を取り付けたが、これらを逆に取り付けた場合
であっても同様な効果を奏することは言うまでもない。
また、これらの形状は特に問題とはならず、比較的に薄
く形成できる構造であれば、どのような形であってもよ
い。
形材枠一体パネル40の裏面に受け溝を形成するための
掛け金具21を取り付け、構築物躯体23に差込み用の
舌片25を取り付けたが、これらを逆に取り付けた場合
であっても同様な効果を奏することは言うまでもない。
また、これらの形状は特に問題とはならず、比較的に薄
く形成できる構造であれば、どのような形であってもよ
い。
【0039】更に、この取付け構造20で使用した接着
剤は、比較的に粘性のある接着剤を使用するが、その一
例として例えばコンクリートボンド等を上げることがで
きる。このコンクリートボンドとしては例えば外装用2
P弾性接着剤(2液エポキシ系接着剤:例えば(株)セ
メダイン製のPM400等)があげられるが、一般のコ
ンクリートボンド(SBR:スチレン・ブタジエンゴ
ム)等でも問題はない。接着反応後硬化するタイプは意
匠面側へのヒケの原因となるのでなるべく避けた方がよ
い。
剤は、比較的に粘性のある接着剤を使用するが、その一
例として例えばコンクリートボンド等を上げることがで
きる。このコンクリートボンドとしては例えば外装用2
P弾性接着剤(2液エポキシ系接着剤:例えば(株)セ
メダイン製のPM400等)があげられるが、一般のコ
ンクリートボンド(SBR:スチレン・ブタジエンゴ
ム)等でも問題はない。接着反応後硬化するタイプは意
匠面側へのヒケの原因となるのでなるべく避けた方がよ
い。
【0040】なお、前述した「形材枠一体パネル」とし
て非金属材料からなる基板の両面に金属シートを積層し
た複合板にアルミニウム製の形材枠を取り付けたものに
ついて説明したが、本発明の取付け構造では、このよう
な構造の形材枠一体パネルに限定されるものではなく、
金属、繊維材料等からなるハニカム構造物の両面に金属
シートを積層した複合板を用いることができる。また、
このパネル本体の周縁部を保護する形材枠及び補強形材
は、アルミニウム材以外の材料から形成してもよく、一
般的には押し出し成形された金属製の材料から構成され
ることが望ましい。
て非金属材料からなる基板の両面に金属シートを積層し
た複合板にアルミニウム製の形材枠を取り付けたものに
ついて説明したが、本発明の取付け構造では、このよう
な構造の形材枠一体パネルに限定されるものではなく、
金属、繊維材料等からなるハニカム構造物の両面に金属
シートを積層した複合板を用いることができる。また、
このパネル本体の周縁部を保護する形材枠及び補強形材
は、アルミニウム材以外の材料から形成してもよく、一
般的には押し出し成形された金属製の材料から構成され
ることが望ましい。
【0041】更にまた、本発明の取付け構造では、この
ような「形材枠一体パネル」に限定されるものではな
く、これ以外の種々のパネルを構築物躯体の壁面に接近
させて取り付ける場合にも適用できることは言うまでも
ない。
ような「形材枠一体パネル」に限定されるものではな
く、これ以外の種々のパネルを構築物躯体の壁面に接近
させて取り付ける場合にも適用できることは言うまでも
ない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構築物躯
体壁面へのパネルの取付け構造によれば、構築物躯体の
壁面に差込み用の舌片又はこれが挿入される受け溝のい
ずれか一方を設け、その他方を構築物躯体の壁面に設
け、これら差込み用の舌片と受け溝を利用してパネルを
構築物躯体の壁面に係止すると共に接着剤塊で両者を更
に強固に固着するようにしている。
体壁面へのパネルの取付け構造によれば、構築物躯体の
壁面に差込み用の舌片又はこれが挿入される受け溝のい
ずれか一方を設け、その他方を構築物躯体の壁面に設
け、これら差込み用の舌片と受け溝を利用してパネルを
構築物躯体の壁面に係止すると共に接着剤塊で両者を更
に強固に固着するようにしている。
【0043】これらの取付け部品である差込み用の舌片
又はこれが挿入される受け溝は、いずれも比較的に薄い
板材で構成することができ、しかもパネルには従来のよ
うにパネルの裏面から垂直に立ち上がった取付け脚部が
ないことも相俟って、構築物躯体の壁面とパネルとの間
隔を非常に狭くすることができる。その結果、密集地な
どに建設される構築物の躯体壁面にパネルを取り付ける
場合にも、構築物の躯体の容積を最大限に大きく取るこ
とができる。
又はこれが挿入される受け溝は、いずれも比較的に薄い
板材で構成することができ、しかもパネルには従来のよ
うにパネルの裏面から垂直に立ち上がった取付け脚部が
ないことも相俟って、構築物躯体の壁面とパネルとの間
隔を非常に狭くすることができる。その結果、密集地な
どに建設される構築物の躯体壁面にパネルを取り付ける
場合にも、構築物の躯体の容積を最大限に大きく取るこ
とができる。
【0044】特に、本発明における構築物躯体壁面への
パネルの取付け構造によれば、補強形材がパネルを構築
物躯体の壁面に固着する一手段としての接着剤塊を保持
するためだけではなく、パネルの全面を補強支持する機
能として設けられていることから、非常に軽量で且つ薄
いパネルを使用しても、接着剤塊が固化するまでの間の
平面性を保つことができる。
パネルの取付け構造によれば、補強形材がパネルを構築
物躯体の壁面に固着する一手段としての接着剤塊を保持
するためだけではなく、パネルの全面を補強支持する機
能として設けられていることから、非常に軽量で且つ薄
いパネルを使用しても、接着剤塊が固化するまでの間の
平面性を保つことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る構築物躯体壁面への
形材枠一体パネルの取付け構造を示す断面図である。
形材枠一体パネルの取付け構造を示す断面図である。
【図2】図1に示される構築物躯体壁面への形材枠一体
パネルの取付け構造において形材枠一体パネルの取付け
部分を拡大して示す断面図である。
パネルの取付け構造において形材枠一体パネルの取付け
部分を拡大して示す断面図である。
【図3】図6の3−3線に沿って得た構築物躯体壁面へ
の形材枠一体パネルの取付け構造の断面図である。
の形材枠一体パネルの取付け構造の断面図である。
【図4】図6の4−4線に沿って得た構築物躯体壁面へ
の形材枠一体パネルの取付け構造の断面図である。
の形材枠一体パネルの取付け構造の断面図である。
【図5】図1に示される構築物躯体壁面への形材枠一体
パネルの取付け構造によって取り付けられる形材枠一体
パネルを示す断面図である。
パネルの取付け構造によって取り付けられる形材枠一体
パネルを示す断面図である。
【図6】図1に示される取付け構造において、構築物躯
体壁面に取り付けられた形材枠一体パネルを裏面側から
見た平面図である。
体壁面に取り付けられた形材枠一体パネルを裏面側から
見た平面図である。
【図7】図4に示される構築物躯体壁面への形材枠一体
パネルの取付け構造において補強形材と接着剤塊を拡大
して示す断面図である。
パネルの取付け構造において補強形材と接着剤塊を拡大
して示す断面図である。
【図8】従来の形材枠一体パネル取り付け構造を概略的
に示す構成説明図である。
に示す構成説明図である。
【図9】図8に示される従来の形材枠一体パネル取付け
構造を部分的に拡大して示す断面図である。
構造を部分的に拡大して示す断面図である。
20 構築物躯体壁面へのパネルの取付け構造 21 掛け金具 21a 係止用の貫通溝 22 補強形材 22a 固定部 22b 立ち上がり部 22c 接着剤保持部 22d 接着剤保持用の凹所 22e ブラインドリベット 23 構造物躯体 24 アンカーボルト 25 差込み用の舌片 25a 差込み舌片部 26 ワッシャー 27 ボルト 28 スペーサ 29 ベースプレート 30 アンカーピン 31 接着剤塊 32 目地溝(部) 33 シール 34 養生押さえ形材 40 形材枠一体パネル 41 基板 42 金属板シート 43 パネル本体 44 形材枠
Claims (3)
- 【請求項1】 構築物の躯体に取り付けて壁面を形成す
るパネルを前記構築物の躯体壁面に取り付ける取付け構
造において、 前記パネルを前記構築物の躯体壁面に取り付けた時にこ
の躯体壁面に対面する裏面に設けられた複数の差込み用
の舌片又はこれが挿入される受け溝のいずれか一方と、
前記パネルの裏面に沿いその横方向又は縦方向に伸長
し、長手方向に沿う少なくとも一側部に前記パネルの裏
面に固定される取付け部及び他側部に立ち上がり部を備
え、この立ち上がり部の端部に前記構築物躯体の壁面に
ほぼ対面する接着剤保持部が形成された帯状の補強形材
とを備え、 前記構築物の躯体壁面には、前記差込み用の舌片又はこ
れが挿入される受け溝のいずれか他方が固定され、 前記パネルの裏面に取り付けた前記差込み用の舌片又は
これが挿入される受け溝のいずれか一方を前記構築物の
躯体壁面に取り付けた前記差込み用の舌片又はこれが挿
入される受け溝のいずれか他方に相対的に差し込み係止
した時、前記パネルの裏面に取り付けられた前記補強形
材の接着剤保持部における少なくとも一部に保持した接
着剤で前記構築物の躯体壁面と前記パネルとを接着して
固定するようにしたことを特徴とする構築物躯体壁面へ
のパネルの取付け構造。 - 【請求項2】 前記補強形材の前記接着剤保持部が、複
数の断面逆台形状凹所を備えて構成されていることを特
徴とする請求項1に記載の構築物躯体壁面へのパネルの
取付け構造。 - 【請求項3】 前記パネルが、積層複合材からなるパネ
ル本体と、このパネル本体の裏面に接合して固定される
支持部及び前記パネル本体の周縁を包持する包持枠部か
らなり、前記パネル本体の各周囲縁部に取り付けられて
前記パネル本体を支持する複数の形材枠とから構成され
ている形材枠一体パネルであることを特徴とする請求項
1又は2に記載の構築物躯体壁面へのパネルの取付け構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP803998A JPH11200590A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 構築物躯体壁面へのパネルの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP803998A JPH11200590A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 構築物躯体壁面へのパネルの取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11200590A true JPH11200590A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11682212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP803998A Pending JPH11200590A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 構築物躯体壁面へのパネルの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11200590A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006132180A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp | 複合板と型材の締結構造および型材 |
| CN114482783A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-05-13 | 李玉金 | 内外装饰一体化窗型材 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP803998A patent/JPH11200590A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006132180A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp | 複合板と型材の締結構造および型材 |
| CN114482783A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-05-13 | 李玉金 | 内外装饰一体化窗型材 |
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