JPH11200642A - 鉄筋コンクリート構造物の解体方法 - Google Patents

鉄筋コンクリート構造物の解体方法

Info

Publication number
JPH11200642A
JPH11200642A JP10001672A JP167298A JPH11200642A JP H11200642 A JPH11200642 A JP H11200642A JP 10001672 A JP10001672 A JP 10001672A JP 167298 A JP167298 A JP 167298A JP H11200642 A JPH11200642 A JP H11200642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
cathode
reinforced concrete
concrete structure
reinforcing bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10001672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3238655B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Sakaguchi
雄彦 坂口
Tatsuro Ukai
達郎 鵜飼
Yukinori Kiuchi
幸則 木内
Tatsuya Ishii
辰弥 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakabohtec Corrosion Protecting Co Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Nakabohtec Corrosion Protecting Co Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakabohtec Corrosion Protecting Co Ltd, Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical Nakabohtec Corrosion Protecting Co Ltd
Priority to JP00167298A priority Critical patent/JP3238655B2/ja
Publication of JPH11200642A publication Critical patent/JPH11200642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3238655B2 publication Critical patent/JP3238655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンクリートの解体作業が、比較的軽微作業
で効率良く促進できるようにする。 【解決手段】 鉄筋2を陽極とし、コンクリート1表面
に陰極を接続して直流電流を通電した後、鉄筋コンクリ
ート構造物を解体する方法に於て、該解体領域Rを予め
任意の小ブロック9に分離し、該小ブロック9の周辺部
位に電気絶縁体にて形成された容器の一側面開放部を該
小ブロック9側に対峙せしめて装着し、更に、該容器内
に金網を挿入すると共に酸化促進剤を充填して陰極を形
成し、前記直流電流を通電して該陰極装着部位のコンク
リートを劣化させることにより、前記小ブロック9毎に
コンクリートを撤去搬出することができるようにした鉄
筋コンクリート構造物の解体方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄筋コンクリー
ト構造物を解体する方法に関するものであり、特に、鉄
筋とコンクリート間に微弱電流を通電してコンクリート
を劣化して該鉄筋コンクリート構造物を解体するとき、
陰極を解体領域の全面に及んで設置するのではなく、該
解体領域を小ブロックに分離し、該小ブロック周辺部位
のコンクリートを劣化させて小ブロック毎にコンクリー
トを撤去搬出できるようにした鉄筋コンクリート構造物
の解体方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来此種鉄筋コンクリート構造物の解体
方法として、特開昭52−101834号公報に開示さ
れたものが知られている。而して、該公報に記載されて
いる鉄筋コンクリート構造物の解体方法は、予め塩化ナ
トリウム水溶液又は塩化カルシウム水溶液を鉄筋コンク
リートに含浸した上で、鉄筋に陽極を接続し、更に、コ
ンクリート表面に層状金属を設置して之に陰極を接続
し、両電極間に数mA/cm2程度の微弱電流を通電した
後、該鉄筋コンクリート構造物を解体する方法である。
【0003】この方法によれば、鉄筋が電流により酸化
して膨張し、該鉄筋とコンクリートとが剥離すると共
に、コンクリート内部に亀裂が生じるため、コンクリー
トを粉砕し易くなる。又、予め塩化ナトリウム水溶液又
は塩化カルシウム水溶液を鉄筋コンクリートに含浸して
おくのは、鉄筋の酸化を促進するためである。
【0004】又、本願出願人は、此種鉄筋コンクリート
構造物の解体方法を特願平8−061356号として既
に出願している。この先行の出願に係る発明は、鉄筋に
陽極を接続し、コンクリート表面に金網に導電性パテ状
物を塗布して平板を形成し、該平板を鉄筋コンクリート
構造物の解体領域の全領域に及んで装着して陰極として
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は塩化ナ
トリウム水溶液又は塩化カルシウム水溶液を予め鉄筋コ
ンクリートに含浸する手段として、之等水溶液を含浸し
た布、綿等をコンクリート表面に約1週間程度装着して
いるのであるが、この方法によれば、通電により陰極側
の水分が陽極側に移動するため、陰極側に充分な水分を
維持させることができず、従って、陰極板とコンクリー
ト表面の界面抵抗が大となり、通電電流が低下して所期
目的を効果的に達成することができない。又、通電途中
で陰極側に常時給水せねばならないので実際の作業は極
めて煩雑となる。
【0006】又、前記先行出願に係る発明は、解体領域
内に型枠セパレータ等の鋼材が鉄筋に接してコンクリー
ト表面近傍に埋設されていることがあるが、この場合、
通電によって短絡現象が生じ、依って、通電量に対する
コンクリートの劣化効率が著しく悪くなる可能性があ
る。又、前述の従来例と同様に、通電により陰極側の水
分が陽極側に移動して陰極側の水分が不足し、陰極板と
コンクリート表面の界面抵抗が大となる。而して、該界
面抵抗を小さくするためには、前記陰極平板には充分な
水分補給が必要である。然し乍ら、この先行出願の陰極
平板の保水能力には限界があるため、長時間に及んで通
電すれば該陰極平板が乾燥し、通電抵抗が大きくなって
通電電流が低下する。従って、通電途中の給水が必要と
なる。更に又、通電によりコンクリート中のカルシウム
イオンが陰極側に溶出し、炭酸カルシウムとなって析出
するが、該炭酸カルシウムは該陰極平板に付着し、保水
能力が低下して通電量に対するコンクリートの劣化効率
が極めて悪い。
【0007】本発明は上記従来例の有する欠陥並びに先
行技術の前記問題点に鑑み、鉄筋コンクリート構造物の
鉄筋を陽極とし、コンクリート表面に陰極を接続して直
流電流を通電し、そして、該鉄筋コンクリート構造物の
コンクリートを劣化させるようにした鉄筋コンクリート
構造物の解体方法に於て、比較的軽微作業で該解体作業
が施工でき、且つ、効率良く該コンクリートの劣化を促
進させることができるようにするために解決せらるべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解
決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案せられたものであり、鉄筋を陽極とし、
コンクリート表面に陰極を接続して直流電流を通電した
後、鉄筋コンクリート構造物を解体する方法に於て、該
解体領域を予め任意の小ブロックに分離し、該小ブロッ
クの周辺部位に電気絶縁体にて形成された容器の一側面
開放部を該小ブロック側に対峙せしめて装着し、更に、
該容器内に金網を挿入すると共に酸化促進剤を充填して
陰極を形成し、前記直流電流を通電して該陰極装着部位
のコンクリートを劣化させることにより、前記小ブロッ
ク毎にコンクリートを撤去搬出することができるように
形成した鉄筋コンクリート構造物の解体方法、及び鉄筋
を陽極とし、コンクリート表面に陰極を接続して直流電
流を通電した後、鉄筋コンクリート構造物を解体する方
法に於て、該解体領域を予め任意の小ブロックに分離
し、該小ブロック内の鉄筋近傍に及んでコンクリート表
面から複数の穴を開穿し、該穴に夫々小穴を多数開穿し
た鋼管を挿入すると共に該鋼管内に酸化促進剤を充填し
て陰極を形成し、前記直流電流を通電して該陰極装着部
位のコンクリートを劣化させることにより前記小ブロッ
ク毎にコンクリートを撤去搬出することができるように
形成された鉄筋コンクリート構造物の解体方法、並びに
上記鋼管は、その後端に透明管を連結してT型に形成さ
れた請求項2記載の鉄筋コンクリート構造物の解体方法
を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図12に従って詳述する。図に於て1は鉄筋コンク
リート構造物のコンクリートであり、該コンクリート1
内には補強筋としての鉄筋2,2…が縦横に埋設されて
いる。この鉄筋コンクリート構造物の一部領域を解体す
る際には、図1に示す如く、解体領域Rを設定し、そし
て、該解体領域Rの周辺をマーキングし、該マーキング
上を小型のコンクリートカッター等で切り込み3を入れ
る。該切り込み3は2〜3cm程度でよい。該切り込み3
は、後述の通電によるひび割れが該解体領域外に進展す
ることを阻止する。その後、鉄筋探知機或いはRCレー
ダ等によって前記鉄筋2の位置を探査する。該鉄筋2は
本発明に於て陽極となる。そこで、図5に示す如く、探
知された鉄筋2の直上のコンクリート1に該鉄筋2に到
るまで孔4,4aを2ケ所対峙して開穿し、そして、図
6に示す如く、一方の孔4に溶接棒5を挿入して該溶接
棒5の先端部を該鉄筋2に接触させ、他方の孔4aに鋼
棒6を挿入してその先端を該鉄筋2に接触させ、小型溶
接機7のプラス側に前記溶接棒5を接続し、マイナス側
に前記鋼棒6を接続してアーク溶接を施すとき、該鋼棒
6はアース側となって該溶接棒5の先端部が該鉄筋2に
溶着する。そこで、図7に示す如く該溶接棒5に陽極ケ
ーブル8を接続して陽極とする。該陽極に直流電流を通
電すれば、鉄筋2は電解によってコンクリート1に対す
る付着強度が低下し、更に、電解腐食によって生じる腐
食生成物の膨張と、発生する酸素ガス圧によるコンクリ
ート1のひび割れが発生する。
【0010】次に、本発明の陰極設置について説明す
る。図1に示す前記解体領域Rは図2に示す如く、小ブ
ロック9,9…に分離して各ブロック9,9…毎に解体
することにより、前記解体領域Rの全領域を解体するも
のとする。図2に於ては4ブロックに分離されたものが
図示されているが、該小ブロック9,9…の形状及び数
は任意に決定されるものとする。
【0011】図2に於て、前記解体領域Rの前記切り込
み3の内側部に田字状のコンクリート劣化部10を形成
するために、該コンクリート劣化部10に相当するコン
クリート表面に、図8及び図9に示すように塩化ビニー
ル容器11を夫々装着する。該塩化ビニール容器11は
コンクリート1に対する装着面及び上面が開放されてお
り、該塩化ビニール容器11の前記開放部側面壁11a
を接着剤等を用いて該コンクリート1に装着する。該装
着法は軟質エポキシ系の弾性接着剤を用いる外、該接着
剤の代わりに止水材を介装し、アンカーによって固定す
ることもできることは当然であり、該装着法は特定せら
れるものではない。
【0012】斯くして、小ブロック9,9…周辺部位の
コンクリート1表面に装着せられた前記塩化ビニール容
器11内に該塩化ビニール容器11の内面の略全面に及
ぶ縦横の長さを有する金網12を挿入する。該金網12
は塩化ビニール容器11を前記小ブロック9,9…周辺
部位に装着する以前に該塩化ビニール容器11に挿入さ
れ、然る後、該塩化ビニール容器11を前記コンクリー
ト1表面に装着してもよい。該金網12には陰極ケーブ
ル13が接続されて陰極が形成される。更に、該塩化ビ
ニール容器11内には酸化促進剤としての塩化マグネシ
ウム溶液14が充填されて陰極の面電極15が形成され
る。而して、該塩化ビニール容器11の幅は略10cm程
度であり、厚さは1cm程度であって、縦の長さは各小ブ
ロック9,9…の長手方向の長さに順じて適宜変更され
る。斯くして、コンクリート1表面に直接前記塩化マグ
ネシウム溶液14が接触しているため、界面抵抗が極め
て小となり、且つ、該塩化マグネシウム溶液14は該塩
化ビニール容器11内に充分に貯留されているので、乾
燥による抵抗増大を防止することが可能となり、更に、
コンクリートのひび割れ発生後は、該塩化マグネシウム
溶液14が該ひび割れ部分に侵入し、そして、該塩化マ
グネシウム溶液14が直近の前記鉄筋2と接触するため
該鉄筋2の腐食進行が著しく促進される。
【0013】又、該陰極電極としては、図10乃至図1
2に示す如く、前記面電極15の外棒電極16とするこ
ともできる。該棒電極16は図10に示すように、先
ず、前記小ブロック9内のコンクリート劣化部10に介
在する鉄筋2近傍の両側に複数の穴17,17…を開穿
する。該穴17,17…は鉄筋2より5cm程度離れた位
置に設けるを可とする。そして、該穴17,17…に夫
々多数の小孔18a,18a…を開穿した鋼管18,1
8…を挿入する。更に、該穴17,17…の口部にはシ
リコン樹脂の止水材19を介装して該鋼管18内に充填
せられる酸化促進剤としての塩化マグネシウム溶液14
aが該コンクリート1の外側へ漏洩しないように構成さ
れる。又、該鋼管18の後端部には上面を開放した透明
の塩化ビニール管20が接続されており、そして、該鋼
管18と塩化ビニール管20によってT字形に形成さ
れ、且つ、前記鋼管18に陰極ケーブル13aを接続し
て前記陰極の棒電極16が形成される。
【0014】尚、前記透明の塩化ビニール管20は図1
2に於ては該鋼管18の後端部にT字状接続管21を結
合し、該T字状接続管21の上部開口部に上下開放の上
部塩化ビニール管20aを結合し、更に、該T字状接続
管21の下部開口部に上面のみ開放した下部塩化ビニー
ル管20bを接続して成るものであるが、該透明の塩化
ビニール管20の接続方法も之に限定せらるべきではな
い。
【0015】而して、通電中は陰極側の水分が電気分解
により減少するため、乾燥により抵抗が大きくなる可能
性がある。そこで、この抵抗増大を防ぐために、前記鋼
管後端部に結合されている透明の塩化ビニール管20内
に予め数10ccの余剰液を貯留して陰極側に充分なる水
分を補給し、斯くして、前記抵抗増大を阻止するように
構成されている。又、通電時間を長くとる場合に於て
は、大容量の透明の塩化ビニール管20を用いればよ
い。或いはビニールチューブ、ポリ容器等を用いること
もできる。
【0016】斯くの如く、前記塩化マグネシウム溶液1
4aはコンクリート抵抗を減少させると共に、塩素イオ
ンによる鉄筋2の腐食の促進及びマグネシウムイオンに
よるコンクリートの劣化を促進させる働きを有するもの
であるが、該通電によってコンクリート1よりカルシウ
ムイオンが溶出し、該カルシウムイオンによりコンクリ
ート強度が減少するとき、同時に不溶性の炭酸カルシウ
ムが析出して前記鋼管18内に沈殿することにより抵抗
が増大する可能性があるが、この場合に於ては該炭酸カ
ルシウムは自重により前記透明の塩化ビニール管20の
下端部に沈殿し、依って、該抵抗増大を防止できる。
【0017】又、前記通電は、直流電圧低電流電源によ
り行うものとする。更に、必要な通電量は、電圧50V
以内であってコンクリート1の劣化対象面積当り1〜5
A程度で7日〜10日程度を可とするが之に限定せられ
ない。即ち、通電日数は長い程よい。
【0018】該通電により、図2に示す如く、前記解体
領域R内に於て、略田字状のコンクリート劣化部10が
生じる。即ち、該コンクリート劣化部10はコンクリー
ト強度が低下し、鉄筋腐食によるひび割れ並びに鉄筋2
のコンクリート1に対する付着力も低下する部位であ
る。そこで、図3に示す如く、該田字状のコンクリート
劣化部10の所々に穴を開穿し、該穴に酸化カルシウム
等の静的破砕剤を挿入し、該静的破砕剤の作用によって
該田字状のコンクリート劣化部10を破砕する。或い
は、前記穴にロックジャッキを挿入し、該ロックジャッ
キの駆動によって該田字状のコンクリート劣化部10を
破砕することもできる。斯くの如く、各小ブロック9,
9…の夫々の周辺部を破砕して該破砕部位に鉄筋2,2
…を露出させ、そして、ガス又はカッター等を用いて露
出した該鉄筋2,2…を切断することにより、該小ブロ
ック9,9…は容易に撤去することができる。斯くし
て、図4に示す如く、コンクリート1の解体領域Rが効
率良く解体撤去される。
【0019】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記実施の形態にて詳述する如
く、コンクリートの解体領域は小ブロックに分けられ、
そして、各小ブロックの夫々の周辺部に面電極又は棒電
極から成る陰極を装着して直流電流を通電することによ
り、該小ブロックの夫々の周辺部にコンクリート劣化部
が形成される。そこで、該コンクリート劣化部を静的破
砕剤等を用いて破砕して鉄筋を露出せしめ、該鉄筋を切
断して各小ブロック毎に解体撤去することにより前記コ
ンクリート解体領域が極めて容易迅速に解体撤去される
ことができるのである。而も、準備作業は電極及びケー
ブルの設置のみであるから比較的軽微な作業であり、通
電設備も極めて小型のもので足り、且つ、通電電気量も
小さく、漏電の危険もない。更に又、通電中のメインテ
ナンスが不要であり、全作業期間を通じて騒音、振動、
粉塵等の環境阻害要因が殆どなく、且つ、通電領域が前
述したように小ブロックの周辺部のみであり、且つ、前
記陰極側には充分な水分が常時補給されているので、陰
極とコンクリート表面の界面抵抗が小となって通電効率
も向上し、依って、コンクリート劣化が極めて効率良く
進み、更に、前記陰極は反覆使用も可能であり、設備及
び作業が軽微であることと相俟ってコストダウンにも寄
与し、且つ、該陰極により通電領域が制限されるので、
解体領域以外に悪影響を及ぼすこともなくなる等、正に
著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄筋コンクリートの解体領域を示す正面図。
【図2】図1の解体領域内を小ブロックに分離してコン
クリート劣化部を示す正面図。
【図3】図2のコンクリート劣化部を静的破砕剤を用い
て破砕する状況を示す正面図。
【図4】(a)図3の各小ブロックを撤去してコンクリ
ート解体領域を解体した状況を示す正面図。 (b)上記(a)の断面図。
【図5】(a)陽極を形成するため鉄筋コンクリートに
埋設されている鉄筋上に孔を開穿する正面図。 (b)上記(a)の断面図。
【図6】図5の孔に溶接棒及び鋼棒を挿入し、鉄筋に溶
接棒を溶着する状況を示す解説図。
【図7】図5によって鉄筋に溶接棒を溶着して陽極を形
成した状況を示す解説縦断面図。
【図8】面電極による陰極形成状況を示す正面図。
【図9】図8の縦断側面図。
【図10】棒電極による陰極形成のために鉄筋近傍に穴
を開穿した状態を示す正面図。
【図11】図10の穴に棒電極を挿入した状態を示す縦
断側面図。
【図12】図11の棒電極を拡大して図解した縦断側面
図。
【符号の説明】
1 コンクリート 2 鉄筋 4 孔 5 溶接棒 9 小ブロック 10 コンクリート劣化部 11 塩化ビニール容器 12 金網 14,14a 塩化マグネシウム溶液 15 面電極 16 棒電極 17 穴 18 鋼管 20 塩化ビニール管 R 解体領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木内 幸則 埼玉県上尾市中新井417−16 株式会社ナ カボーテック技術開発研究所内 (72)発明者 石井 辰弥 埼玉県上尾市中新井417−16 株式会社ナ カボーテック技術開発研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋を陽極とし、コンクリート表面に陰
    極を接続して直流電流を通電した後、鉄筋コンクリート
    構造物を解体する方法に於て、該解体領域を予め任意の
    小ブロックに分離し、該小ブロックの周辺部位に電気絶
    縁体にて形成された容器の一側面開放部を該小ブロック
    側に対峙せしめて装着し、更に、該容器内に金網を挿入
    すると共に酸化促進剤を充填して陰極を形成し、前記直
    流電流を通電して該陰極装着部位のコンクリートを劣化
    させることにより、前記小ブロック毎にコンクリートを
    撤去搬出することができるようにしたことを特徴とする
    鉄筋コンクリート構造物の解体方法。
  2. 【請求項2】 鉄筋を陽極とし、コンクリート表面に陰
    極を接続して直流電流を通電した後、鉄筋コンクリート
    構造物を解体する方法に於て、該解体領域を予め任意の
    小ブロックに分離し、該小ブロック内の鉄筋近傍に及ん
    でコンクリート表面から複数の穴を開穿し、該穴に夫々
    小孔を多数開穿した鋼管を挿入すると共に該鋼管内に酸
    化促進剤を充填して陰極を形成し、前記直流電流を通電
    して該陰極装着部位のコンクリートを劣化させることに
    より前記小ブロック毎にコンクリートを撤去搬出するこ
    とができるように形成されたことを特徴とする鉄筋コン
    クリート構造物の解体方法。
  3. 【請求項3】 上記鋼管は、その後端に透明管を連結し
    てT型に形成されたことを特徴とする請求項2記載の鉄
    筋コンクリート構造物の解体方法。
JP00167298A 1998-01-07 1998-01-07 鉄筋コンクリート構造物の解体方法 Expired - Fee Related JP3238655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00167298A JP3238655B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 鉄筋コンクリート構造物の解体方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00167298A JP3238655B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 鉄筋コンクリート構造物の解体方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11200642A true JPH11200642A (ja) 1999-07-27
JP3238655B2 JP3238655B2 (ja) 2001-12-17

Family

ID=11508021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00167298A Expired - Fee Related JP3238655B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 鉄筋コンクリート構造物の解体方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3238655B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159080A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 戸田建設株式会社 鉄筋コンクリート構造物の解体方法
JP2024007864A (ja) * 2022-07-06 2024-01-19 株式会社高速道路総合技術研究所 既設鉄筋コンクリート構造物の塩害対策工法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62133256A (ja) * 1985-12-02 1987-06-16 東急建設株式会社 鉄筋コンクリート構造物の解体装置
JPH0420662A (ja) * 1990-05-14 1992-01-24 Ohbayashi Corp コンクリートの破壊方法
JPH09256649A (ja) * 1996-03-18 1997-09-30 Kumagai Gumi Co Ltd 鉄筋コンクリート構造物の解体方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62133256A (ja) * 1985-12-02 1987-06-16 東急建設株式会社 鉄筋コンクリート構造物の解体装置
JPH0420662A (ja) * 1990-05-14 1992-01-24 Ohbayashi Corp コンクリートの破壊方法
JPH09256649A (ja) * 1996-03-18 1997-09-30 Kumagai Gumi Co Ltd 鉄筋コンクリート構造物の解体方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159080A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 戸田建設株式会社 鉄筋コンクリート構造物の解体方法
JP2024007864A (ja) * 2022-07-06 2024-01-19 株式会社高速道路総合技術研究所 既設鉄筋コンクリート構造物の塩害対策工法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3238655B2 (ja) 2001-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5996776B2 (ja) 鉄筋コンクリート構造体のガルバニック防食方法
AU2022201170B2 (en) Protection of steel reinforced concrete elements
JP3238655B2 (ja) 鉄筋コンクリート構造物の解体方法
JP4909076B2 (ja) カバー材料内の鋼の陰極防食
EP1861522B2 (en) Treatment process for concrete
US6916411B2 (en) Method for electrically controlled demolition of concrete
CN202474250U (zh) 石油工程专用接地装置
CN111197168A (zh) 一种导电水泥基材料作为阳极的电迁移装置及修复劣化混凝土的方法
JP3195228B2 (ja) 鉄筋コンクリート構造物の解体方法
JP4014286B2 (ja) 破壊工法
JP3817609B2 (ja) シールド掘進工事障害物の電食利用劣化方法
CA2469391A1 (en) Electrode structure for protection of structural bodies
JP3712316B2 (ja) 立坑シールド発進・到達部の鏡切り方法
JPH06212651A (ja) 鉄筋コンクリ−ト構造物の漏水補修方法
JP3600910B2 (ja) 電食用杭芯材
JPH11324349A (ja) 鉄筋コンクリート構造物の破壊方法
HK1204020B (en) Method for the galvanic protection of a reinforced concrete structure
JP3562961B2 (ja) 破壊工法
JPH0420662A (ja) コンクリートの破壊方法
JP2021101033A (ja) 埋設金属管の防食装置及び埋設金属管の防食施工方法
JP2020169456A (ja) 土壌の固化方法及び土壌固化装置並びに土砂災害防止方法
JP2003301614A (ja) コンクリート構造物の解体工法及び当該解体工法において使用するプラズマによる衝撃波の付与装置
BRPI0400424B1 (pt) Método para a proteção externa de fundo de tanque de armazenamento assentado em base de concreto

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010925

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees