JPH112008A - ルーフバルコニ用手摺の妻側納まり構造 - Google Patents

ルーフバルコニ用手摺の妻側納まり構造

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JPH112008A
JPH112008A JP15503897A JP15503897A JPH112008A JP H112008 A JPH112008 A JP H112008A JP 15503897 A JP15503897 A JP 15503897A JP 15503897 A JP15503897 A JP 15503897A JP H112008 A JPH112008 A JP H112008A
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JP
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roof
handrail
corner
wife
balcony
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JP15503897A
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Inventor
Shinzo Koizumi
真造 小泉
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 止水処理を容易に行え、かつ外観を良好にで
きるルーフバルコニ用手摺の妻側納まり構造を提供する
こと。 【解決手段】 手摺笠木42上に重ねられる水平部49
Aと、妻側水切り部材46の垂下部46Aの裏面に当接
される立上部49Dとを備えた入隅役物49を、それら
手摺笠木42および妻側水切り部材46の端部間に介装
した。従って、その端部間が入隅役物49で確実に止水
されるため、ルーフバルコニ20の入隅部分の止水処理
を施すにあたっては、従来のようなシーリング材を用い
る必要がなく、止水処理を容易に行うことができる。ま
た、シーリング材を用いないため、入隅部分の外観も良
好にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフバルコニ用
手摺の妻側納まり構造に係り、例えば、小屋裏を快適な
居室空間として利用するために、屋根にルーフバルコニ
を設けた際等の、その手摺の妻側納まり構造に関する。
【0002】
【背景技術】近年の住宅では、小屋裏を利用することで
3階としての居室空間を設けることが行われている。そ
して、このような居室空間をより快適なものにするため
に、屋根面に開口部を設け、この開口部を利用してルー
フバルコニを設ける場合がある。
【0003】ルーフバルコニにおいては、開口部の下側
辺縁に手摺笠木が取り付けられており、この手摺笠木
は、妻側の端部に一体に設けられた破風ジョイナーを介
して妻面(破風)にビス止め等されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手摺笠木を破
風ジョイナーを介して妻面にビス止めすると、ルーフバ
ルコニの入隅部分における止水処理として、破風ジョイ
ナーの妻面への取付部周縁をウレタンシーリング等でシ
ールしなければならず、止水処理に手間がかかるという
問題がある。また、シーリング材が露出するため、入隅
部分の外観を損ねるという問題もある。
【0005】本発明の目的は、止水処理を容易に行え、
かつ外観を良好にできるルーフバルコニ用手摺の妻側納
まり構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のルーフバルコニ
用手摺の妻側納まり構造は、実施形態で使用した符号を
用いて説明すると、傾斜した屋根14に設けられたルー
フバルコニ20における屋根面開口部15の下側辺縁を
形成するルーフバルコニ用手摺の妻側納まり構造であっ
て、手摺の上面を形成する手摺笠木42と、屋根面開口
部の傾斜した辺縁に沿って取り付けられた妻側水切り部
材46と、これらの手摺笠木および妻側水切り部材の端
部間に介装された入隅役物49とを有し、この入隅役物
を、水平な水平部49Aと、この水平部の妻側の端縁に
設けられた立上部49Dとで構成し、入隅役物の水平部
を手摺笠木と上下に重ね合わせ、立上部を妻側水切り部
材を形成する垂下部の裏面に当接させることを特徴とす
るものである。
【0007】このような本発明においては、手摺笠木に
重ねられる水平部と、妻側水切り部材の垂下部の裏面に
当接される立上部とを備えた入隅役物を、手摺笠木およ
び妻側水切り部材の端部間に介装するため、その端部間
が入隅役物で確実に止水されるようになる。従って、入
隅部分の止水処理を施すにあたっては、シーリング材を
用いる必要がなく、止水処理が容易に行われるようにな
る。また、シーリング材を用いないことで外観も良好と
なる。
【0008】さらに、本発明のルーフバルコニ用手摺の
妻側納まり構造では、ルーフバルコニを、屋根を形成す
る屋根用建物ユニット(屋根ユニット)13Aに設け、
この屋根用建物ユニットを、四周枠組みされた底面パネ
ル21と、この底面パネルの一辺縁の両端側に立設され
た2本の柱22と、これらの柱の上端間に架設された上
梁23とで構成されたメインフレーム24、およびメイ
ンフレームの上梁側から底面パネルの前記一辺縁と対向
した別の辺縁に向かって傾斜して架設された傾斜面パネ
ル25を備えたものとし、傾斜面パネルとメインフレー
ムとを互いに柔接合させることが好ましい。このような
場合には、ルーフバルコニをいわゆる屋根ユニットに設
けるため、この屋根ユニットを工場で予め製造すること
により、ルーフバルコニ部分の品質が良好になり、ま
た、建築現場での作業が簡略化される。そして、傾斜面
パネルとメインフレームとを互いに柔接合させること
で、屋根ユニットの各柱にかかる荷重が柔接合される部
分で吸収されるため、柱がより変形し難くなる。
【0009】また、本発明のルーフバルコニ用手摺の妻
側納まり構造では、ルーフバルコニの入隅部分に上下方
向に沿って連続した入隅部材53を配置し、この入隅部
材の上端側を入隅役物の裏側に収容することが好まし
い。このような場合には、ルーフバルコニの入隅部分に
集まった雨水等が入隅部材を伝って流れ落ちるため、入
隅部分の上下方向の止水性も良好となる。
【0010】この際、手摺笠木の下方に配置されてルー
フバルコニの内壁を形成する面材51において、その妻
側の端縁を入隅部材に設けられた把持部53Aで把持し
てもよい。このような場合には、面材が入隅部材で確実
に支持されるようになるうえ、把持部で把持されること
で面材の端縁の納まりも良好となり、面材および入隅部
材間の止水性も向上する。
【0011】また、本発明のルーフバルコニ用手摺の妻
側納まり構造では、ルーフバルコニの両妻側に設けられ
た妻側水切り部材上のケラバ包み55に、その傾斜方向
に沿って連続した係合溝55Aを設け、各係合溝に屋根
面開口部を覆う日除け手段(60)の水平部材62を摺
動自在に係合し、日除け手段の水平部材を摺動させるこ
とでルーフバルコニ内への採光量を調整可能にしてもよ
い。このような場合には、ケラバ包みで日除け手段を構
成する水平部材の摺動をガイドするようになるため、別
途ガイド部材等を取り付ける必要がなく、部品点数の削
減および部材組付時間の短縮が図られるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1は、本実施形態に係る納まり構造
が適用された建物10を示す斜視図であり、建物10
は、工場で生産された複数の1階建物ユニット11を建
築現場の図示しない基礎上で水平方向に配置し、各1階
建物ユニット11上に同様な2階建物ユニット12を配
置し、さらに各2階建物ユニット12上に屋根用建物ユ
ニットである屋根ユニット13を配置することで建てら
れたユニット式建物である。
【0013】この建物10では、各屋根ユニット13で
傾斜した屋根14が形成されているとともに、この屋根
14の小屋裏空間が居室空間として利用されており、こ
の居室空間が建物10の3階部分を形成している。
【0014】屋根ユニット13のうち、屋根14の例え
ば南側に向いた屋根面を形成している屋根ユニット13
Aには屋根面開口部15が設けられ、この屋根面開口部
15内にはサッシ窓16を開けることで3階部分の居室
空間内に連通するルーフバルコニ20が設けられてい
る。
【0015】ルーフバルコニ20が設けられた屋根ユニ
ット13Aは、図2に示すように、チャンネル材等で四
周枠組みされた平面矩形状の底面パネル21と、底面パ
ネル21の一辺縁の両端側に立設された2本の柱22
と、これらの柱22の上端間に架設された上梁23とで
構成されたメインフレーム24、およびメインフレーム
24の上梁23側から底面パネル21の前記一辺縁と対
向した別の辺縁に向かって傾斜して架設された一対の傾
斜面パネル25を備え、各傾斜面パネル25間にルーフ
バルコニ20が形成されるようになっている。
【0016】メインフレーム24の底面パネル21は、
長辺側のチャンネル材21A間に架設された一対の中間
梁21Bを備え、各中間梁21B間のやや室外側の位置
には補強梁21Cが架設されている。各中間梁21Bお
よび補強梁21Cの接続部分には略門形状とされた手摺
フレーム26が立設されており、この手摺フレーム26
の幅寸法が各傾斜面パネル25間に納まる大きさとさ
れ、高さ寸法が傾斜面パネル25から突出しない大きさ
とされている。そして、メインフレーム24を構成する
各部材の接合は、溶接等による剛接合となっている。
【0017】傾斜面パネル25は、傾斜方向に沿った一
対の縦部材25Aと、各縦部材25Aを連結する複数の
横部材25Bとで構成されており、縦部材25Aの上端
には、図3にも示すように、当接部27Aおよび補強リ
ブ27Bを有する接続部材27が設けられている。接続
部材27の当接部27Aは、柱22と上梁23とを連結
する仕口部材28および上梁23の取付部材29(図
2)に各々取り付けられたブラケット31の受け面31
Aに、このブラケット31に設けられた位置決めピン3
1Bで位置決めされながら当接された後にボルト32で
接合されるようになっている。ここで、図3中の符号3
1Bは、ブラケット31の裏側に予め溶接された裏ナッ
トである。
【0018】一方、縦部材25Aの下端には、図4にも
示すように、長孔33Aを有する角筒状の接続部材33
が設けられている。この接続部材33は、底面パネル2
1の仕口部材34およびチャンネル材21Aに各々設け
られた束部材35の受け面35Aに当接され、長孔33
Aに挿通されるボルト36で接合されるようになってい
る。
【0019】つまり、傾斜面パネル25は、メインフレ
ーム24に柔接合(ピン接合)されており、屋根ユニッ
ト13Aの各柱22にかかる荷重がその柔接合部分で吸
収されるようになっている。なお、図示を省略するが、
屋根面を形成する他の三角形状の屋根ユニット13も同
様な傾斜面パネルを有して構成されている。これに対
し、屋根ユニット13B(図1)や1階、2階建物ユニ
ット11,12等の直方体状のユニットは、四隅に立設
された4本の柱と、各柱の上端間および下端間に架設さ
れた各4本の上梁および下梁とが互いに剛接合されたフ
レームで構成されている。
【0020】図2に戻って、各傾斜面パネル25同士
は、手摺フレーム26の下方位置で長尺な横部材37に
よって連結されている。そして、横部材37と手摺フレ
ーム26の支柱部材26Aとは、図5中の2点鎖線で示
すように、連結金物38のボルト止めによって連結され
てもよい。
【0021】図5は、図1のV−V線断面図、図6は、図
5のVI−VI線断面図、図7は、図6のVII−VII線断面図
である。図5〜図7において、手摺フレーム26の上部
には、防止シート39,41および図示しない笠木ブラ
ケットを介して断面略L字形状の手摺笠木42が設けら
れ、手摺笠木42の室外側の端部に設けられた折曲部分
が前述の防水シート41を介して唐草43に固定されて
いる。この唐草43は、傾斜面パネル25および横部材
37上に配置された屋根下地材44にルーフィング材4
5を介して固定されたものである。そして、手摺笠木4
2と前述した手摺フレーム26で本発明の手摺が形成さ
れている。
【0022】また、ルーフバルコニ20の妻面20A
(図1)には、屋根面開口部15の傾斜した辺縁に沿っ
て妻側水切り部材46が取り付けられている。この妻側
水切り部材46は、図6に示すように、傾斜面パネル2
5の側面側に取り付けられた唐草47,48にルーフィ
ング材45を介して取り付けられており、妻面20Aに
沿って下方に延びた垂下部46Aを有している。
【0023】手摺笠木42と妻側水切り部材46との互
いの端部間には入隅役物49が介装されている。入隅役
物49は、水平な水平部49Aと、水平部49Aの室外
側に設けられた折曲部49Bと、水平部49Aの室内側
において下方に折曲した鉛直面部49Cと、各部49A
〜49Cの妻側(妻面20A側)に一体に設けられた立
上部49Dとで構成され、立上部49Dの鉛直な端縁が
鉛直面部49Cよりもさらに室内側に位置している。
【0024】このような入隅役物49は、図8にも示す
ように、水平部49A、折曲部49B、および鉛直面部
49Bが、手摺笠木42の水平部分、折曲部分、および
鉛直面部分にそれぞれあてがわれ、立上部49Dが妻側
水切り部材46を構成する垂下部46Aの裏面に前述の
ルーフィング材45(図6)を介して当接されている。
そして、妻側水切り部材46の下端は、入隅役物49の
各部49A〜49Cに沿った形状とされ、それらの各部
49A〜49Cに対して若干の間隔を開けて対向してい
る。
【0025】図5、図7において、手摺フレーム26の
室内側には防火サイディング等の面材51が配置され、
この面材51でルーフバルコニ20の内壁の一部が形成
されている。面材51とルーフバルコニ20の妻面20
Aを形成するALCパネル52との入隅部分には上下方
向に連続した入隅部材である平面F字形状の入隅ジョイ
ナー53が配置され、入隅ジョイナー53の平行な3片
で形成された把持部53Aに面材51の妻側の鉛直な端
縁が把持されている。このような入隅ジョイナー53の
上端側は、入隅役物49の裏側に収容され、入隅役物4
9の下端で切られた雨水等が入隅ジョイナー53を伝っ
て流れ落ちるようになっている。
【0026】また、図5,図6において、手摺笠木42
の折曲部分(入隅役物49の折曲部49B)および妻側
水切り部材46の上部は、唐草43,48に固定される
ケラバ包み54,55で隠されて各部位の雨仕舞いが行
われている。そして、これらのケラバ包み54,55の
端部は、Z形状に折り返されて屋根葺き材56の下側に
収容されるようになっている。
【0027】このような本実施形態においては、1階、
2階建物ユニット11,12とともに屋根ユニット13
Aをも工場で生産してルーフバルコニ20の大部分を完
成させておく。この際に、ルーフバルコニ20の入隅部
分においては、手摺笠木42と妻側水切り部材46との
互いの端部間に入隅役物49を介装してこの部分の雨仕
舞いを完了させる。この後、各ユニット11〜13を建
築現場に輸送して基礎上で組み合わせ、ルーフバルコニ
20を備えた建物10を建てる。
【0028】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。すなわち、手摺笠木42上に重ねられ
る水平部49Aと、妻側水切り部材46の垂下部46A
の裏面に当接される立上部49Dとを備えた入隅役物4
9が、それら手摺笠木42および妻側水切り部材46の
端部間に介装されているため、その端部間を入隅役物4
9で確実に止水することができる。従って、ルーフバル
コニ20の入隅部分の止水処理を施すにあたっては、従
来のようなシーリング材を用いる必要がなく、止水処理
を容易に行うことができる。また、シーリング材を用い
ないため、入隅部分の外観も良好にできる。
【0029】また、ルーフバルコニ20の入隅部分には
上下方向に沿って連続した入隅ジョイナー53が配置さ
れ、この入隅ジョイナー53の上端側が入隅役物49の
裏側に収容されているため、その入隅部分に集まった雨
水等を入隅役物49の下端で切って入隅ジョイナー53
を伝って落とすことができ、入隅部分の上下方向の止水
性も良好にできる。
【0030】この際、ルーフバルコニ20の内壁を形成
する面材51の端縁が入隅ジョイナー53の把持部53
Aで把持されているため、面材51を入隅ジョイナー5
3で確実に支持できるうえ、面材51の端縁の納まりも
良好にでき、面材51および入隅ジョイナー53間の止
水性も向上させることができる。
【0031】さらに、ルーフバルコニ20が工場生産さ
れる屋根ユニット13Aに設けられているため、ルーフ
バルコニ20部分を品質管理された生産ラインで組み上
げることで品質を良好にでき、また、建築現場での作業
を大幅に削減して工期の短縮を実現できる。
【0032】また、屋根ユニット13Aにおいては、傾
斜面パネル25とメインフレーム24とが互いに柔接合
されているため、メインフレーム24を構成する各柱2
2にかかる荷重を柔接合部分で吸収でき、柱22をより
変形し難くできる。そして、傾斜面パネル25が柔接合
されているため、三角形状の屋根ユニット13の剛性を
緩和でき、小屋裏を形成する直方体状の屋根ユニット1
3Bとの剛性バランスを良好にできる。
【0033】〔第2実施形態〕図9、図10には、本発
明の第2実施形態が示されている。本実施形態では、ル
ーフバルコニ20に屋根面開口部15を覆う日除け手段
である布製のロール式のブラインド60が設けられてい
る点、およびこのブラインド60の引きひも61が取り
付けられた水平部材62の両端部がケラバ包み55に設
けられた係合溝55Aに摺動自在に係合している点で第
1実施形態とは大きく異なる。
【0034】このブラインド60は、引きひも61を操
作することにより、ロール状に巻かれた布部63を屋根
面開口部15の上方から下方に向けて繰り出したり、反
対に、バネ力等を利用した図示しない巻き戻し手段によ
って巻き戻すことが可能に構成されたものである。ただ
し、日除け手段としては、このようなブラインド60に
限定されるものではなく、シャッター形式のもの等であ
ってもよい。
【0035】このような実施形態では、ブラインド60
が設けられているため、ルーフバルコニ20内への採光
量を調整できる。また、ブラインド60の水平部材62
を係合させる係合溝55Aがケラバ包み55に設けられ
ているため、水平部材62の摺動をガイドするガイド部
材等を別途取り付ける必要がなく、部品点数の削減、お
よびそれにともなう部材組付時間の短縮を実現できると
いう効果がある。
【0036】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成
等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれ
る。例えば、第1実施形態では、入隅ジョイナー53に
面材51を把持する把持部53Aが設けられていたが、
このような把持部53Aがない場合、すなわち、平面形
状がL字形状等の入隅ジョイナーを用いてもよい。しか
しながら、入隅ジョイナーに把持部を設けることで前述
した効果が得られるので好ましい。また、この際の把持
部の形状は任意であり、面材を確実に把持できる形状で
あればよい。
【0037】また、本発明では、入隅ジョイナー53自
身必須の部材ではなく、その実施にあたって適宜省略可
能である。しかし、入隅ジョイナー53を設けることで
止水性が向上するので好ましい。
【0038】さらに、第1実施形態では、三角形状の屋
根ユニット13(13A)では、傾斜面パネル25がメ
インフレーム24に対して柔接合されていたが、それら
が剛接合された場合でも本発明に含まれる。すなわち、
柔接合および剛接合のいずれかにするかは、屋根の形状
や屋根を構成する屋根ユニットの数、配置形態等を勘案
して任意に決められてよい。
【0039】また、前記第1実施形態では、入隅役物4
9の水平部49Aが手摺笠木42上に重ねられていた
が、水平部49Aを手摺笠木42の下側に配置してもよ
い。
【0040】そして、第1実施形態では、ルーフバルコ
ニ20がユニット工法で建てられた建物10に設けられ
ていたが、ルーフバルコニ20を軸組工法やパネル工法
で建てられる建物に設けてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
手摺笠木に重ねられる水平部と、妻側水切り部材の垂下
部の裏面に当接される立上部とを備えた入隅役物が、手
摺笠木および妻側水切り部材の端部間に介装されている
ため、その端部間を入隅役物で確実に止水できる。この
ため、入隅部分の止水処理を施すにあたっては、シーリ
ング材を用いる必要がなく、止水処理を容易に行うこと
ができ、また、シーリング材を用いないことで外観も良
好にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る納まり構造を適用
した建物を示す斜視図である。
【図2】前記建物を構成する屋根用建物ユニットの骨組
みを示す斜視図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2の囲み円IV部分の拡大図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】前記納まり構造を構成する部材を示す分解斜視
図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図10】前記第2実施形態の要部を拡大して示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 建物 13A 屋根用建物ユニットである屋根ユニット 14 屋根 15 屋根面開口部 20 ルーフバルコニ 21 底面パネル 22 柱 23 上梁 24 メインフレーム 25 傾斜面パネル 42 手摺笠木 46 妻側水切り部材 46A 垂下部 49 入隅役物 49A 水平部 49D 立上部 53 入隅部材である入隅ジョイナー 53A 把持部 55 ケラバ包み 55A 係合溝 60 日除け手段であるブラインド 62 水平部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した屋根に設けられたルーフバルコ
    ニにおける屋根面開口部の下側辺縁を形成するルーフバ
    ルコニ用手摺の妻側納まり構造であって、前記手摺の上
    面を形成する手摺笠木と、前記屋根面開口部の傾斜した
    辺縁に沿って取り付けられた妻側水切り部材と、これら
    の手摺笠木および妻側水切り部材の端部間に介装された
    入隅役物とを有し、この入隅役物は、水平な水平部と、
    この水平部の妻側の端縁に設けられた立上部とを備え、
    入隅役物の水平部が前記手摺笠木と上下に重なり合い、
    前記立上部が前記妻側水切り部材を形成する垂下部の裏
    面に当接していることを特徴とするルーフバルコニ用手
    摺の妻側納まり構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のルーフバルコニ用手摺
    の妻側納まり構造において、前記ルーフバルコニは、前
    記屋根を形成する屋根用建物ユニットに設けられ、この
    屋根用建物ユニットは、四周枠組みされた底面パネル
    と、この底面パネルの一辺縁の両端側に立設された2本
    の柱と、これらの柱の上端間に架設された上梁とで構成
    されたメインフレーム、およびメインフレームの前記上
    梁側から底面パネルの前記一辺縁と対向した別の辺縁に
    向かって傾斜して架設された傾斜面パネルを備え、傾斜
    面パネルとメインフレームとが互いに柔接合されている
    ことを特徴とするルーフバルコニ用手摺の妻側納まり構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のルーフ
    バルコニ用手摺の妻側納まり構造において、前記ルーフ
    バルコニの入隅部分には、上下方向に沿って連続した入
    隅部材が配置され、この入隅部材の上端側が入隅役物の
    裏側に収容されていることを特徴とするルーフバルコニ
    用手摺の妻側納まり構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のルーフバルコニ用手摺
    の妻側納まり構造において、前記手摺笠木の下方に配置
    されてルーフバルコニの内壁を形成している面材は、そ
    の妻側の端縁が前記入隅部材に設けられた把持部で把持
    されていることを特徴とするルーフバルコニ用手摺の妻
    側納まり構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のルーフ
    バルコニ用手摺の妻側納まり構造において、前記ルーフ
    バルコニの両妻側に設けられた前記妻側水切り部材上の
    ケラバ包みには、その傾斜方向に沿って連続した係合溝
    が設けられ、各係合溝には前記屋根面開口部を覆う日除
    け手段の水平部材が摺動自在に係合され、日除け手段の
    水平部材を摺動させることでルーフバルコニ内への採光
    量が調整可能になっていることを特徴とするルーフバル
    コニ用手摺の妻側納まり構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177619A (ja) * 2007-02-26 2007-07-12 Misawa Homes Co Ltd 建物のルーフバルコニ
JP2010190037A (ja) * 2010-05-07 2010-09-02 Misawa Homes Co Ltd バルコニ用サッシ体およびルーフバルコニ付き勾配屋根
JP2020183638A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 積水ハウス株式会社 屋外勾配屋根構造

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