JPH11201089A - 線条付ハイブリッドブレード - Google Patents
線条付ハイブリッドブレードInfo
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- JPH11201089A JPH11201089A JP10298996A JP29899698A JPH11201089A JP H11201089 A JPH11201089 A JP H11201089A JP 10298996 A JP10298996 A JP 10298996A JP 29899698 A JP29899698 A JP 29899698A JP H11201089 A JPH11201089 A JP H11201089A
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- Japan
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- airfoil
- blade
- leading edge
- trailing edge
- tip
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/147—Construction, i.e. structural features, e.g. of weight-saving hollow blades
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/16—Form or construction for counteracting blade vibration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2240/00—Components
- F05D2240/80—Platforms for stationary or moving blades
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S416/00—Fluid reaction surfaces, i.e. impellers
- Y10S416/50—Vibration damping features
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
ファンブレード10には、ルート部20と先端22の間
に縦方向に延在しかつ前縁24と後縁26の間に横方向
に延在する相対した第一側面16と第二側面18とを有
する金属エーロフォイル14が含まれる。当該エーロフ
ォイルには、エーロフォイルの第一側面において前縁2
4と後縁26の間で横方向に間隔をあけて設けられた複
数の微細線条36であってルート部と先端の間に縦方向
に延在する線条36も含まれる。エーロフォイルのねじ
り振動を減衰するため、粘弾性充填材38が線条に埋め
込まる。
に縦方向に延在しかつ前縁24と後縁26の間に横方向
に延在する相対した第一側面16と第二側面18とを有
する金属エーロフォイル14が含まれる。当該エーロフ
ォイルには、エーロフォイルの第一側面において前縁2
4と後縁26の間で横方向に間隔をあけて設けられた複
数の微細線条36であってルート部と先端の間に縦方向
に延在する線条36も含まれる。エーロフォイルのねじ
り振動を減衰するため、粘弾性充填材38が線条に埋め
込まる。
Description
【0001】
【発明の背景】本発明はガスタービンエンジンに関する
ものであり、さらに具体的にはガスタービンエンジンに
おけるワイドコードファンブレードに関する。ターボフ
ァンガスタービンエンジンには、低圧タービン(LP
T)で駆動される1列のファンブレードが含まれる。空
気は最初にファンを通ってエンジンに入り、その内側部
分は圧縮機に入るが、圧縮機で空気を加圧して燃焼器内
で燃料と混合し、点火して高温燃焼ガスを発生させ、そ
の燃焼ガスが高圧タービン(HPT)を通って下流に流
れ、HPTで圧縮機を駆動するためのエネルギーが抽出
される。燃焼ガスは次いでLPTに流れ、LPTでファ
ンを駆動するためのエネルギーが燃焼ガスからさらに抽
出される。ファンを流れる空気の残りの外側部分はエン
ジンから排出され、飛行中の航空機を推進するスラスト
を発生する。
ものであり、さらに具体的にはガスタービンエンジンに
おけるワイドコードファンブレードに関する。ターボフ
ァンガスタービンエンジンには、低圧タービン(LP
T)で駆動される1列のファンブレードが含まれる。空
気は最初にファンを通ってエンジンに入り、その内側部
分は圧縮機に入るが、圧縮機で空気を加圧して燃焼器内
で燃料と混合し、点火して高温燃焼ガスを発生させ、そ
の燃焼ガスが高圧タービン(HPT)を通って下流に流
れ、HPTで圧縮機を駆動するためのエネルギーが抽出
される。燃焼ガスは次いでLPTに流れ、LPTでファ
ンを駆動するためのエネルギーが燃焼ガスからさらに抽
出される。ファンを流れる空気の残りの外側部分はエン
ジンから排出され、飛行中の航空機を推進するスラスト
を発生する。
【0002】ファンブレードはその半径方向内端にダブ
テールを含んでおり、ダブテールはロータディスク外周
の相補形ダブテールスロットにはめ込まれる。エーロフ
ォイルは構造シャンクによってダブテールに取付けられ
る。プラットホームはブレードと一体でつながっていて
もよいし、或いは別個に隣接ブレード間に取付けてもよ
く、ファン空気に半径方向内側の流路境界を与え、プラ
ットホームはエーロフォイルの半径方向内側のルート部
のシャンクの半径方向頂部に位置する。
テールを含んでおり、ダブテールはロータディスク外周
の相補形ダブテールスロットにはめ込まれる。エーロフ
ォイルは構造シャンクによってダブテールに取付けられ
る。プラットホームはブレードと一体でつながっていて
もよいし、或いは別個に隣接ブレード間に取付けてもよ
く、ファン空気に半径方向内側の流路境界を与え、プラ
ットホームはエーロフォイルの半径方向内側のルート部
のシャンクの半径方向頂部に位置する。
【0003】エーロフォイルは相対する先端まで半径方
向外向きに延在しているとともに、前縁とその軸方向反
対側の後縁とを有していて、これらが総合的にエーロフ
ォイルの周囲を画定する。エーロフォイルは概略凹面す
なわち正圧第一側面とその円周方向反対側の凸面すなわ
ち負圧第二側面を有する。エーロフォイルは、エーロフ
ォイルの取付けられるロータディスクの中心線から半径
方向に延びるスパンすなわち縦軸を有し、また前縁と後
縁の間の軸方向に延びる種々の翼弦を有する。エーロフ
ォイルは空力性能を最大限に引き出すためそのルート部
から先端までねじれているのが通例である。
向外向きに延在しているとともに、前縁とその軸方向反
対側の後縁とを有していて、これらが総合的にエーロフ
ォイルの周囲を画定する。エーロフォイルは概略凹面す
なわち正圧第一側面とその円周方向反対側の凸面すなわ
ち負圧第二側面を有する。エーロフォイルは、エーロフ
ォイルの取付けられるロータディスクの中心線から半径
方向に延びるスパンすなわち縦軸を有し、また前縁と後
縁の間の軸方向に延びる種々の翼弦を有する。エーロフ
ォイルは空力性能を最大限に引き出すためそのルート部
から先端までねじれているのが通例である。
【0004】翼弦の広いワイドコードファンブレードは
アスペクト比(すなわちスパン/翼弦比)が比較的低
く、中実金属部品として形成すると比較的重い。含チタ
ン合金等の高強度超合金材料を用いることで通例軽量化
がなされる。しかし、エンジンの寸法が大型化するに伴
って対応ファンブレードの寸法と重量が増大し、作動中
に発生する高い遠心荷重下でその妥当な寿命を達成する
のが一段と困難になる。
アスペクト比(すなわちスパン/翼弦比)が比較的低
く、中実金属部品として形成すると比較的重い。含チタ
ン合金等の高強度超合金材料を用いることで通例軽量化
がなされる。しかし、エンジンの寸法が大型化するに伴
って対応ファンブレードの寸法と重量が増大し、作動中
に発生する高い遠心荷重下でその妥当な寿命を達成する
のが一段と困難になる。
【0005】別個になされた数々の開発例における複合
ファンブレードはすべてガスタービンエンジン環境で良
好な性能を与えつつ軽量化するために設計されている。
典型的な複合ブレードは、軽量構造体におけるブレード
強度を調整するため、エポキシ等の適当な母材に埋込ん
だグラファイト等の構造繊維の層を幾つか含んでいる。
複合ブレードは複雑な製造プロセスを必要とし、製造コ
ストも高い。
ファンブレードはすべてガスタービンエンジン環境で良
好な性能を与えつつ軽量化するために設計されている。
典型的な複合ブレードは、軽量構造体におけるブレード
強度を調整するため、エポキシ等の適当な母材に埋込ん
だグラファイト等の構造繊維の層を幾つか含んでいる。
複合ブレードは複雑な製造プロセスを必要とし、製造コ
ストも高い。
【0006】幾つかのハイブリッドブレードも開発され
ているが、これらは主にチタン等の金属であって、軽量
化のため適当なポケットを有しており、エーロフォイル
の所要の空力翼形を完成するためポケットは適当な充填
材料で充填される。しかし、その他の点では構造エーロ
フォイルのポケットはエーロフォイルの剛性又は対応慣
性モーメントを低下させ、振動性能や耐異物損傷(FO
D)性に問題を生じる。
ているが、これらは主にチタン等の金属であって、軽量
化のため適当なポケットを有しており、エーロフォイル
の所要の空力翼形を完成するためポケットは適当な充填
材料で充填される。しかし、その他の点では構造エーロ
フォイルのポケットはエーロフォイルの剛性又は対応慣
性モーメントを低下させ、振動性能や耐異物損傷(FO
D)性に問題を生じる。
【0007】具体的には、作動中ファンブレードは、エ
ンジンの様々な作動速度域でのファンブレードの回転の
ため、遠心力、空気力学的力、振動刺激を受ける。ファ
ンブレードは、エンジン作動中に発生する様々な励振力
のため様々なモードの共振が起こる。ファンブレードは
基本的にロータディスクからの片持支持であり、そのた
め、基本及び高次の曲げモードで概して円周方向に撓ん
だり曲がったりする。エーロフォイルは、また、エーロ
フォイルスパン軸周囲でのねじれによって生じる基本及
び高次のねじりモードの振動も受ける。曲げモードとね
じりモードの振動が互いに結合する可能性もあるが、そ
うするとブレード設計は一段と困難さを増す。
ンジンの様々な作動速度域でのファンブレードの回転の
ため、遠心力、空気力学的力、振動刺激を受ける。ファ
ンブレードは、エンジン作動中に発生する様々な励振力
のため様々なモードの共振が起こる。ファンブレードは
基本的にロータディスクからの片持支持であり、そのた
め、基本及び高次の曲げモードで概して円周方向に撓ん
だり曲がったりする。エーロフォイルは、また、エーロ
フォイルスパン軸周囲でのねじれによって生じる基本及
び高次のねじりモードの振動も受ける。曲げモードとね
じりモードの振動が互いに結合する可能性もあるが、そ
うするとブレード設計は一段と困難さを増す。
【0008】軽量化ポケットが設けられたハイブリッド
ブレードは、ポケットの基部に残る薄い金属が別個に振
動する可能性があるため、局部的なパネルモードの振動
も受ける。個々のブレードについてのかかる様々なモー
ドの振動に加えて、ロータディスクのブレード列全体が
集団モードで集合的に振動する可能性もある。開発され
たハイブリッドブレードではブレード重量がかなり軽量
化されるが、その開口型ポケットは必然的にエーロフォ
イルの曲げ剛性及びねじり剛性(すなわち慣性モーメン
ト)を共に低下させ、各種振動モードに悪影響を及ぼ
す。例えばポケットは曲げ剛性を低下させ、それに応じ
て基本曲げモードの共振周波数を下げかねない。そうす
ると基本ブレード振動モードとエンジンの通常の1/r
ev基本励振周波数の間の周波数余裕が減少する。周波
数余裕が小さいほど、励振応答並びにその結果生じる振
動変位及び応力が増大するが、これらは適当な減衰手段
で減少させ得る。ポケットはブレードのねじり剛性も低
下させるが、これは例えばねじりモードと隣接曲げモー
ドの間の周波数余裕の減少をもたらしかねない。このこ
とも作動中の空気力学的励振力に起因する不都合なブレ
ード励振をもたらしかねない。
ブレードは、ポケットの基部に残る薄い金属が別個に振
動する可能性があるため、局部的なパネルモードの振動
も受ける。個々のブレードについてのかかる様々なモー
ドの振動に加えて、ロータディスクのブレード列全体が
集団モードで集合的に振動する可能性もある。開発され
たハイブリッドブレードではブレード重量がかなり軽量
化されるが、その開口型ポケットは必然的にエーロフォ
イルの曲げ剛性及びねじり剛性(すなわち慣性モーメン
ト)を共に低下させ、各種振動モードに悪影響を及ぼ
す。例えばポケットは曲げ剛性を低下させ、それに応じ
て基本曲げモードの共振周波数を下げかねない。そうす
ると基本ブレード振動モードとエンジンの通常の1/r
ev基本励振周波数の間の周波数余裕が減少する。周波
数余裕が小さいほど、励振応答並びにその結果生じる振
動変位及び応力が増大するが、これらは適当な減衰手段
で減少させ得る。ポケットはブレードのねじり剛性も低
下させるが、これは例えばねじりモードと隣接曲げモー
ドの間の周波数余裕の減少をもたらしかねない。このこ
とも作動中の空気力学的励振力に起因する不都合なブレ
ード励振をもたらしかねない。
【0009】充填材料は、好ましくはエンジン作動中の
エーロフォイルの振動応答を軽減する減衰手段を導入す
るため粘弾性である。しかし、エーロフォイルにおける
比較的大きなポケットは、荷重がその周囲の金属部分で
支えられるので、充填材に有意な剪断ひずみをもたらさ
ない。これは、曲げモードと異なる応答パターンを発揮
するねじりモードで特に顕著である。
エーロフォイルの振動応答を軽減する減衰手段を導入す
るため粘弾性である。しかし、エーロフォイルにおける
比較的大きなポケットは、荷重がその周囲の金属部分で
支えられるので、充填材に有意な剪断ひずみをもたらさ
ない。これは、曲げモードと異なる応答パターンを発揮
するねじりモードで特に顕著である。
【0010】さらに、ファンブレードは、ガスタービン
エンジンにおいて吸入空気を受け入れる最初の回転構造
であるので、例えば鳥の衝突等による異物損傷(FO
D)も受ける。典型的なファンブレードはそれゆえ適当
なFOD強度をもつようにも設計され、鳥の衝突にも永
久損傷が全く或いはほとんどない状態で耐えるためブレ
ードの前縁部に可撓性をもたせてある。ハイブリッドブ
レード用に開発されたポケットは必然的に前縁より後方
のエーロフォイルの剛性を低下させるので、エーロフォ
イルの耐異物損傷能力が低下する。
エンジンにおいて吸入空気を受け入れる最初の回転構造
であるので、例えば鳥の衝突等による異物損傷(FO
D)も受ける。典型的なファンブレードはそれゆえ適当
なFOD強度をもつようにも設計され、鳥の衝突にも永
久損傷が全く或いはほとんどない状態で耐えるためブレ
ードの前縁部に可撓性をもたせてある。ハイブリッドブ
レード用に開発されたポケットは必然的に前縁より後方
のエーロフォイルの剛性を低下させるので、エーロフォ
イルの耐異物損傷能力が低下する。
【0011】したがって、減衰性能及びFOD抵抗力の
改善されたハイブリッドファンブレードを開発すること
が望まれている。
改善されたハイブリッドファンブレードを開発すること
が望まれている。
【0012】
【発明の概要】本発明のファンブレードには、ルート部
と先端の間に縦方向に延在しかつ前縁と後縁の間に横方
向に延在する相対した第一側面と第二側面とを有する金
属エーロフォイルが含まれる。当該エーロフォイルに
は、エーロフォイルの第一側面において前縁と後縁の間
で横方向に間隔をあけて設けられた複数の微細線条であ
ってルート部と先端の間に縦方向に延在する線条も含ま
れる。エーロフォイルのねじり振動を減衰するため、粘
弾性充填材が線条に埋め込まる。
と先端の間に縦方向に延在しかつ前縁と後縁の間に横方
向に延在する相対した第一側面と第二側面とを有する金
属エーロフォイルが含まれる。当該エーロフォイルに
は、エーロフォイルの第一側面において前縁と後縁の間
で横方向に間隔をあけて設けられた複数の微細線条であ
ってルート部と先端の間に縦方向に延在する線条も含ま
れる。エーロフォイルのねじり振動を減衰するため、粘
弾性充填材が線条に埋め込まる。
【0013】
【好ましい実施形態の説明】以下の詳細な説明では、添
付の図面を参照して、本発明を例示的かつ好ましい実施
形態に従ってその目的及び利点と併せてさらに具体的に
説明する。図1に図示したのは、ロータディスク12
(一部のみ図示)の外周に装着された複数の例示的ガス
タービンエンジンファンロータディスク10の一つであ
る。本発明によれば、ブレード10は、概略凹面の第一
側面すなわち正圧面16とその円周方向反対側の概略凸
面の第二側面すなわち負圧面18とを有する金属エーロ
フォイル14を含むハイブリッドブレードとして構成さ
れる。第一側面16及び第二側面18は、エーロフォイ
ル14のスパンすなわち縦軸Aに沿って、半径方向内側
のルート部20とその反対側の半径方向外側の先端22
の間に半径方向に延在する。
付の図面を参照して、本発明を例示的かつ好ましい実施
形態に従ってその目的及び利点と併せてさらに具体的に
説明する。図1に図示したのは、ロータディスク12
(一部のみ図示)の外周に装着された複数の例示的ガス
タービンエンジンファンロータディスク10の一つであ
る。本発明によれば、ブレード10は、概略凹面の第一
側面すなわち正圧面16とその円周方向反対側の概略凸
面の第二側面すなわち負圧面18とを有する金属エーロ
フォイル14を含むハイブリッドブレードとして構成さ
れる。第一側面16及び第二側面18は、エーロフォイ
ル14のスパンすなわち縦軸Aに沿って、半径方向内側
のルート部20とその反対側の半径方向外側の先端22
の間に半径方向に延在する。
【0014】第一側面16及び第二側面18は、、エー
ロフォイルの翼弦に沿って、エーロフォイルの前縁24
と軸方向反対側の後縁26の間に軸方向すなわち横方向
に延在する。周囲空気28は、作動時に前縁から後縁に
向かってこれら2つのエーロフォイル面上を流れ、飛行
中の航空機に動力を供給する推進スラストを発生するた
め従来通りエーロフォイルによって加圧される。
ロフォイルの翼弦に沿って、エーロフォイルの前縁24
と軸方向反対側の後縁26の間に軸方向すなわち横方向
に延在する。周囲空気28は、作動時に前縁から後縁に
向かってこれら2つのエーロフォイル面上を流れ、飛行
中の航空機に動力を供給する推進スラストを発生するた
め従来通りエーロフォイルによって加圧される。
【0015】エーロフォイル14はブリスクとして知ら
れる一体アセンブリとしてロータディスク12に一体と
して或いは直接装着してもよいが、図1に示す実施形態
では、各エーロフォイル14が従来通りディスク12に
着脱自在に取付けられている。具体的には、ブレード1
0にはブレードをロータディスク12に取付けるため
の、エーロフォイルルート部20と一体としてつながっ
た一体金属シャンク30が含まれている。ブレードのロ
ータディスク12への取付けは、シャンク30と一体で
つながった慣用金属ダブテール32を用いて、ロータデ
ィスクの相補形ダブテールスロットにブレードを取付け
ることによって行われる。エーロフォイル14とシャン
ク30とダブテール32は最初に一体(すなわち単一
の)金属構造体として鍛造等により形成し得る。ファン
ブレード10に好適な金属は例えばチタンである。
れる一体アセンブリとしてロータディスク12に一体と
して或いは直接装着してもよいが、図1に示す実施形態
では、各エーロフォイル14が従来通りディスク12に
着脱自在に取付けられている。具体的には、ブレード1
0にはブレードをロータディスク12に取付けるため
の、エーロフォイルルート部20と一体としてつながっ
た一体金属シャンク30が含まれている。ブレードのロ
ータディスク12への取付けは、シャンク30と一体で
つながった慣用金属ダブテール32を用いて、ロータデ
ィスクの相補形ダブテールスロットにブレードを取付け
ることによって行われる。エーロフォイル14とシャン
ク30とダブテール32は最初に一体(すなわち単一
の)金属構造体として鍛造等により形成し得る。ファン
ブレード10に好適な金属は例えばチタンである。
【0016】ダブテール32は典型的には軸方向差し込
み型ダブテールで、ロータディスク12外周の相補形の
軸方向ダブテールスロット12aにはめ込まれる。シャ
ンク30はダブテール32から空力エーロフォイル14
への構造移行部であり、通例それ自体は空力部材ではな
い。シャンク30は通例、エーロフォイルルート部20
に該ルート部と一体として或いは従来通り別個に隣接ブ
レード10間に取付けられたプラットホームとして配置
された適当な流れ境界プラットホーム34(一部のみ図
示)によって空気流28から隠されている。
み型ダブテールで、ロータディスク12外周の相補形の
軸方向ダブテールスロット12aにはめ込まれる。シャ
ンク30はダブテール32から空力エーロフォイル14
への構造移行部であり、通例それ自体は空力部材ではな
い。シャンク30は通例、エーロフォイルルート部20
に該ルート部と一体として或いは従来通り別個に隣接ブ
レード10間に取付けられたプラットホームとして配置
された適当な流れ境界プラットホーム34(一部のみ図
示)によって空気流28から隠されている。
【0017】本発明の好ましい実施形態によれば、エー
ロフォイル14はエーロフォイルの第一側面16におい
て前縁24と後縁26の間で横方向に間隔をあけて設け
られた複数の微細線条36であってルート部20と先端
22の間で半径方向すなわち縦方向に延在する線条36
をさらに含んでいる。作動中のエーロフォイル14の主
にねじり振動を減衰するため、粘弾性充填材料38が線
条36中に適切に埋め込まれる。
ロフォイル14はエーロフォイルの第一側面16におい
て前縁24と後縁26の間で横方向に間隔をあけて設け
られた複数の微細線条36であってルート部20と先端
22の間で半径方向すなわち縦方向に延在する線条36
をさらに含んでいる。作動中のエーロフォイル14の主
にねじり振動を減衰するため、粘弾性充填材料38が線
条36中に適切に埋め込まれる。
【0018】図2及び図3に線条36及び充填材38の
詳細を示す。微細線条(striation)36(言い換える
と小鈍鋸歯構造(crenulation))は、図3に示す通
り、縦方向すなわち半径方向に延在する溝36aを画定
するが、溝36aはエーロフォイル第一側面16の中に
エーロフォイルの第二側面18に向かって深さBで横断
方向に延びている。溝36aは対応リブ36bによって
横方向すなわち軸方向に離隔されており、リブ36bは
図1に示す通りルート部20と先端22の間で半径方向
すなわち縦方向に延在する。
詳細を示す。微細線条(striation)36(言い換える
と小鈍鋸歯構造(crenulation))は、図3に示す通
り、縦方向すなわち半径方向に延在する溝36aを画定
するが、溝36aはエーロフォイル第一側面16の中に
エーロフォイルの第二側面18に向かって深さBで横断
方向に延びている。溝36aは対応リブ36bによって
横方向すなわち軸方向に離隔されており、リブ36bは
図1に示す通りルート部20と先端22の間で半径方向
すなわち縦方向に延在する。
【0019】線条36の寸法及び構成は、本発明にした
がって、エーロフォイルのねじりモードの振動によって
生ずる最大剪断ひずみに付される場所に粘弾性充填材3
8を配置して該振動が最大限に減衰されるように設定さ
れる。図3に示す通り、溝36a及び対応リブ36b
は、充填材38における剪断ひずみを最大にしてエーロ
フォイル14のねじり振動を最大限に減衰すべく、横方
向に薄くされる。
がって、エーロフォイルのねじりモードの振動によって
生ずる最大剪断ひずみに付される場所に粘弾性充填材3
8を配置して該振動が最大限に減衰されるように設定さ
れる。図3に示す通り、溝36a及び対応リブ36b
は、充填材38における剪断ひずみを最大にしてエーロ
フォイル14のねじり振動を最大限に減衰すべく、横方
向に薄くされる。
【0020】曲げによる剪断ひずみとねじりによる剪断
ひずみは異なるので、線条36の寸法及び形状は、曲げ
モードではなくてねじりモード時の充填材38における
剪断ひずみを最大とするように優先的に設定しなければ
ならない。エーロフォイル14のねじり振動は、図1に
示す縦軸Aを中心としたエーロフォイルの周期的なねじ
りをもたらす。ねじりによって発生する剪断ひずみは、
エーロフォイル14の内側又は中心部ではなく、エーロ
フォイル14の外面に沿って最大となる。したがって、
図3に示す溝36aは好ましくは、充填材38において
ねじりで発生する剪断ひずみが最大となるように、最高
でもエーロフォイルの翼厚中央付近まで部分的にしかエ
ーロフォイルに貫入していない。個々の溝36aの深さ
Bは、減衰効果が最大限に引き出されるようにエーロフ
ォイル厚さの最大ほぼ半分まで適宜変更し得る。
ひずみは異なるので、線条36の寸法及び形状は、曲げ
モードではなくてねじりモード時の充填材38における
剪断ひずみを最大とするように優先的に設定しなければ
ならない。エーロフォイル14のねじり振動は、図1に
示す縦軸Aを中心としたエーロフォイルの周期的なねじ
りをもたらす。ねじりによって発生する剪断ひずみは、
エーロフォイル14の内側又は中心部ではなく、エーロ
フォイル14の外面に沿って最大となる。したがって、
図3に示す溝36aは好ましくは、充填材38において
ねじりで発生する剪断ひずみが最大となるように、最高
でもエーロフォイルの翼厚中央付近まで部分的にしかエ
ーロフォイルに貫入していない。個々の溝36aの深さ
Bは、減衰効果が最大限に引き出されるようにエーロフ
ォイル厚さの最大ほぼ半分まで適宜変更し得る。
【0021】溝36a及びリブ36bは、ねじり剪断ひ
ずみが各々のリブ36bで生じてそれに応じて充填材3
8を変形して減衰が起こるようにするため、各半径方向
断面におけるエーロフォイル14の最大厚さTと比べて
相対的に薄くする。溝36aがあまりに広過ぎると、充
填材に剪断ひずみを誘起する隣接リブの効果が薄れる。
ずみが各々のリブ36bで生じてそれに応じて充填材3
8を変形して減衰が起こるようにするため、各半径方向
断面におけるエーロフォイル14の最大厚さTと比べて
相対的に薄くする。溝36aがあまりに広過ぎると、充
填材に剪断ひずみを誘起する隣接リブの効果が薄れる。
【0022】図3に示す通り、個々の溝36bは幅Cと
深さBを有しており、応力集中を減らすため溝の底は適
当な隅肉半径をもつ。好ましい実施形態では、隣接リブ
36b間で発生する剪断ひずみを最大にして溝36aに
埋め込まれた充填材38上での減衰効果を最大とするた
め、各々の溝36bの幅Cはできるだけ小さく、換言す
れば最小限にする。溝幅Cは好適な薄さとして対応エー
ロフォイル断面の厚さTよりもかなり小さいのが好まし
い。例えば、溝幅CはT/2〜T/10の範囲とし得
る。
深さBを有しており、応力集中を減らすため溝の底は適
当な隅肉半径をもつ。好ましい実施形態では、隣接リブ
36b間で発生する剪断ひずみを最大にして溝36aに
埋め込まれた充填材38上での減衰効果を最大とするた
め、各々の溝36bの幅Cはできるだけ小さく、換言す
れば最小限にする。溝幅Cは好適な薄さとして対応エー
ロフォイル断面の厚さTよりもかなり小さいのが好まし
い。例えば、溝幅CはT/2〜T/10の範囲とし得
る。
【0023】溝36aとその中の充填材38の数を最大
にして、作動時に剪断ねじり荷重を効果的に支持するの
に適当な数のリブ36bが得られるように、リブ36b
の幅Dも比較的小さく、一般に溝36aの幅Cと同一又
はそれよりも広い。リブの幅Dも好適な薄さとして対応
エーロフォイル断面の厚さTよりも小さいのが好まし
く、例えば約T/2とし得る。薄溝36aとリブ36b
の対が総合的にそれぞれの微細線条36を画定するが、
その対としての幅も好ましくはエーロフォイル断面の厚
さTよりも小さい。
にして、作動時に剪断ねじり荷重を効果的に支持するの
に適当な数のリブ36bが得られるように、リブ36b
の幅Dも比較的小さく、一般に溝36aの幅Cと同一又
はそれよりも広い。リブの幅Dも好適な薄さとして対応
エーロフォイル断面の厚さTよりも小さいのが好まし
く、例えば約T/2とし得る。薄溝36aとリブ36b
の対が総合的にそれぞれの微細線条36を画定するが、
その対としての幅も好ましくはエーロフォイル断面の厚
さTよりも小さい。
【0024】どのような好適な粘弾性充填材38を溝3
6aに用いてもよく、エーロフォイルの第一側面16に
沿ってエーロフォイル14の望ましい空力翼形が完成す
るように溝の中に適当に成形して熱硬化すればよい。充
填材38は、3M社(米国ミネソタ州)から市販のSc
otch Weldという商品名の2216と呼ばれる
エポキシ接着剤のような適当な接着剤を用いて溝に埋め
込んだ適当なゴム材料であってもよい。
6aに用いてもよく、エーロフォイルの第一側面16に
沿ってエーロフォイル14の望ましい空力翼形が完成す
るように溝の中に適当に成形して熱硬化すればよい。充
填材38は、3M社(米国ミネソタ州)から市販のSc
otch Weldという商品名の2216と呼ばれる
エポキシ接着剤のような適当な接着剤を用いて溝に埋め
込んだ適当なゴム材料であってもよい。
【0025】図1及び図2に示した通り、線条36は好
ましくは前縁24及び後縁26の双方から横方向に離れ
たエーロフォイル14の翼弦中央領域だけに配置して、
ねじり振動時に最も高い剪断ひずみを受ける領域に最も
効果的にリブ36b及び充填材38が位置するようにす
る。線条36は好ましくはエーロフォイル先端22の下
方及びエーロフォイルルート部20の上方を終点とし
て、エーロフォイル第一側面16における線条群の周囲
に金属の連続した外辺が残るようにする。
ましくは前縁24及び後縁26の双方から横方向に離れ
たエーロフォイル14の翼弦中央領域だけに配置して、
ねじり振動時に最も高い剪断ひずみを受ける領域に最も
効果的にリブ36b及び充填材38が位置するようにす
る。線条36は好ましくはエーロフォイル先端22の下
方及びエーロフォイルルート部20の上方を終点とし
て、エーロフォイル第一側面16における線条群の周囲
に金属の連続した外辺が残るようにする。
【0026】ねじり剪断ひずみを充填材38において最
大にするため、図1に示す線条36は好ましくはエーロ
フォイル第一側面16を前縁24と後縁26の間の横方
向及びルート部20と先端22の間の縦方向に概略矩形
の輪郭もしくは配列でカバーする。線条36はこうして
エーロフォイル翼弦中央領域に配置されるので、前縁と
後縁は軸方向のかなりの範囲にわたって中実金属のまま
残り、有効な強度及び例えば鳥の衝突等による異物損傷
抵抗力が維持される。線条36にはエーロフォイル14
の比較的厚い翼弦中央領域内の比較的浅い溝が含まれて
いるが、それによりエーロフォイル14のねじり減衰を
高めつつエーロフォイル14の実質的な構造的一体性が
維持される。
大にするため、図1に示す線条36は好ましくはエーロ
フォイル第一側面16を前縁24と後縁26の間の横方
向及びルート部20と先端22の間の縦方向に概略矩形
の輪郭もしくは配列でカバーする。線条36はこうして
エーロフォイル翼弦中央領域に配置されるので、前縁と
後縁は軸方向のかなりの範囲にわたって中実金属のまま
残り、有効な強度及び例えば鳥の衝突等による異物損傷
抵抗力が維持される。線条36にはエーロフォイル14
の比較的厚い翼弦中央領域内の比較的浅い溝が含まれて
いるが、それによりエーロフォイル14のねじり減衰を
高めつつエーロフォイル14の実質的な構造的一体性が
維持される。
【0027】溝36aは低密度充填材38で充填され、
高密度金属エーロフォイル14の総重量を効果的に軽減
するが、そうすることで作動時にエーロフォイル14に
よって保持しなければならない遠心荷重が減少する。線
条36で、全体として格段の減衰量を得つつ格段の軽量
化を達成することができる。図1に示す線条36の各々
はそれぞれの長さEを有しているが、その長さEは減衰
させるべき特定モード形状に望ましい値に選択し得る。
例えば、線条36は好ましくは互いに平行であって、ル
ート部20と先端22の間でその全長Eにわたって連続
していて溝36a及びリブ36bに中断や不連続性はな
い。線条36は、ロータディスク12の中心軸に対して
概略半径方向に配列されるように前縁24及び後縁26
と実質的に平行でもあるのが好ましい。このようにし
て、溝36aは、作動時に発生しかつエーロフォイルの
半径方向(すなわち縦軸)に作用するかなりの遠心力の
下でも大した応力集中を招かなくなる。
高密度金属エーロフォイル14の総重量を効果的に軽減
するが、そうすることで作動時にエーロフォイル14に
よって保持しなければならない遠心荷重が減少する。線
条36で、全体として格段の減衰量を得つつ格段の軽量
化を達成することができる。図1に示す線条36の各々
はそれぞれの長さEを有しているが、その長さEは減衰
させるべき特定モード形状に望ましい値に選択し得る。
例えば、線条36は好ましくは互いに平行であって、ル
ート部20と先端22の間でその全長Eにわたって連続
していて溝36a及びリブ36bに中断や不連続性はな
い。線条36は、ロータディスク12の中心軸に対して
概略半径方向に配列されるように前縁24及び後縁26
と実質的に平行でもあるのが好ましい。このようにし
て、溝36aは、作動時に発生しかつエーロフォイルの
半径方向(すなわち縦軸)に作用するかなりの遠心力の
下でも大した応力集中を招かなくなる。
【0028】この好ましい実施形態においては、半径方
向に配向したリブ36bが、エーロフォイル14のねじ
り振動応答に際してリブ間の相対的半径方向弾性変形又
はひずみを受けて充填材38にかなりの剪断ひずみを生
じ、ひいてはかかるひずみの下での充填材38の減衰効
果が最大とする。線条36は好ましくはエーロフォイル
第一側面16に配置されるが、第一側面16は概略凹面
であり、そのためエーロフォイル断面の強度及び慣性曲
げモーメントは最大となる。別法として、特定の用途に
望ましい場合には、線条36をエーロフォイルの凸形第
二側面18に配置し得る。
向に配向したリブ36bが、エーロフォイル14のねじ
り振動応答に際してリブ間の相対的半径方向弾性変形又
はひずみを受けて充填材38にかなりの剪断ひずみを生
じ、ひいてはかかるひずみの下での充填材38の減衰効
果が最大とする。線条36は好ましくはエーロフォイル
第一側面16に配置されるが、第一側面16は概略凹面
であり、そのためエーロフォイル断面の強度及び慣性曲
げモーメントは最大となる。別法として、特定の用途に
望ましい場合には、線条36をエーロフォイルの凸形第
二側面18に配置し得る。
【0029】線条36は好ましい実施形態においてエー
ロフォイル14の主に半径方向の配向でしか示していな
いが、線条36の角度配向は、殊にねじりモードにおけ
るエーロフォイルの減衰効果をさらに一段と高めるのに
望ましい向きに変更し得る。或いは、線条36の配向
は、所望に応じて他の振動モードに対する減衰を最大に
すべく変えてもよい。溝の数、溝及びリブの幅並びに溝
の半径方向範囲も個々のブレード設計に応じて減衰を至
適化すべく変更し得る。図1に示す線条36の具体的構
成はねじりモードの振動における減衰効果を高めるが、
減衰は曲げモードを初めとするその他のモードの振動に
対しても達成し得る。例えば、エーロフォイル14は2
以上の節線を有する縞モードの振動も受けるが、これも
線条36によって効果的に減衰される。
ロフォイル14の主に半径方向の配向でしか示していな
いが、線条36の角度配向は、殊にねじりモードにおけ
るエーロフォイルの減衰効果をさらに一段と高めるのに
望ましい向きに変更し得る。或いは、線条36の配向
は、所望に応じて他の振動モードに対する減衰を最大に
すべく変えてもよい。溝の数、溝及びリブの幅並びに溝
の半径方向範囲も個々のブレード設計に応じて減衰を至
適化すべく変更し得る。図1に示す線条36の具体的構
成はねじりモードの振動における減衰効果を高めるが、
減衰は曲げモードを初めとするその他のモードの振動に
対しても達成し得る。例えば、エーロフォイル14は2
以上の節線を有する縞モードの振動も受けるが、これも
線条36によって効果的に減衰される。
【0030】以上本発明の例示的で好ましいと考えられ
る実施形態について記載してきたが、本発明についての
その他様々な修正は本明細書の教示内容から当業者には
自明であり、したがって、添付の特許請求の範囲におい
てかかる修正のすべてが本発明の真の技術的思想及び技
術的範囲に属するものとして保護されることを望むもの
である。
る実施形態について記載してきたが、本発明についての
その他様々な修正は本明細書の教示内容から当業者には
自明であり、したがって、添付の特許請求の範囲におい
てかかる修正のすべてが本発明の真の技術的思想及び技
術的範囲に属するものとして保護されることを望むもの
である。
【図1】 本発明の例示的実施形態に従って線条を設け
たガスタービンエンジンのハイブリッドファンブレード
の正面図である。
たガスタービンエンジンのハイブリッドファンブレード
の正面図である。
【図2】 図1に示すエーロフォイルのスパン中央部の
線2−2に沿っての半径方向断面図である。
線2−2に沿っての半径方向断面図である。
【図3】 図2に示す破線円3で囲んだエーロフォイル
部分の拡大断面図である。
部分の拡大断面図である。
10 ブレード 14 エーロフォイル 16 第一側面 18 第二側面 20 ルート部 22 先端 24 前縁 26 後縁 36 線条 36a 溝 36b リブ 38 充填材
Claims (10)
- 【請求項1】 表面を流れる空気28を加圧するため
の、ルート部20と先端22の間に縦方向に延在しかつ
前縁24と後縁26の間に横方向に延在する相対した第
一側面16と第二側面18とを有する金属エーロフォイ
ル14、 エーロフォイルの第一側面16において前縁24と後縁
26の間で間隔をあけて設けられた複数の微細線条36
であってルート部20と先端22の間で延在する線条3
6、及びエーロフォイル14の振動を減衰するための、
線条36に埋め込まれた粘弾性充填材38を含んでなる
ガスタービンエンジンファンブレード10。 - 【請求項2】 線条36が、エーロフォイルの第一側面
16の中にエーロフォイルの第二側面18に向かって横
断方向に延びる複数の溝36aであって対応リブ36b
によって横方向に離隔された複数の溝36aを画定す
る、請求項1記載のブレード。 - 【請求項3】 溝36aが、前記充填材内の剪断ひずみ
を最大にしてエーロフォイルの振動を減衰すべく、横方
向に薄い、請求項2記載のブレード。 - 【請求項4】 溝36aが、最大でも前記エーロフォイ
ルの翼厚中央付近まで部分的にしか該エーロフォイルに
貫入していない、請求項3記載のブレード。 - 【請求項5】 線条36が前縁24及び後縁26の双方
から横方向に離れたエーロフォイル14の翼弦中央領域
だけに配置されている、請求項4記載のブレード。 - 【請求項6】 線条36が縦方向に延びていてエーロフ
ォイル先端22の下方及びエーロフォイルルート部20
の上方で終わる、請求項5記載のブレード。 - 【請求項7】 線条36が互いに平行でルート部20と
先端22の間で連続している、請求項4記載のブレー
ド。 - 【請求項8】 線条36が前縁24及び後縁26と実質
的に平行である、請求項7記載のブレード。 - 【請求項9】 線条36が、前記充填材内の剪断ひずみ
を最大にしてエーロフォイルの振動を減衰すべく、エー
ロフォイルの第一側面16を前縁24と後縁26の間の
横方向及びルート部20と先端22の間の縦方向に矩形
配列で広がっている、請求項8記載のブレード。 - 【請求項10】 エーロフォイルの第一側面が概略凹面
である、請求項4記載のブレード。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/995979 | 1997-12-22 | ||
| US08/995,979 US5913661A (en) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | Striated hybrid blade |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201089A true JPH11201089A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=25542384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10298996A Pending JPH11201089A (ja) | 1997-12-22 | 1998-10-21 | 線条付ハイブリッドブレード |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5913661A (ja) |
| EP (1) | EP0924380B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11201089A (ja) |
| DE (1) | DE69812051D1 (ja) |
Cited By (1)
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| GB2391270B (en) * | 2002-07-26 | 2006-03-08 | Rolls Royce Plc | Turbomachine blade |
| GB2397257A (en) * | 2003-01-16 | 2004-07-21 | Rolls Royce Plc | Article provided with a vibration damping coating |
| DE10301755A1 (de) * | 2003-01-18 | 2004-07-29 | Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg | Fanschaufel für ein Gasturbienentriebwerk |
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- 1998-10-21 JP JP10298996A patent/JPH11201089A/ja active Pending
- 1998-10-21 DE DE69812051T patent/DE69812051D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-21 EP EP98308625A patent/EP0924380B1/en not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030812 |