JPH11201134A - 座金及び該座金を含む締結装置 - Google Patents
座金及び該座金を含む締結装置Info
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Abstract
も、座金をアンカーボルトの先端ねじ部に入れることが
できて確実な締結作業が行えるとともに、L形金具の縦
片が柱から浮き上がるのを防止してその取付精度をだす
ことができる座金及び該座金を含む締結装置を提供する
こと。 【解決手段】 座金本体にアンカーボルト用の挿入穴が
設けられている座金において、挿入穴3が座金本体2に
偏心して設けられていることを特徴とする。
Description
を含む締結装置に関し、特にスチールハウス工法におけ
る基礎とその上に構築される構造躯体の締結用に使用す
るのに適する座金及び該座金を含む締結装置に関するも
のである。
正四角形の座金本体02の対角線X,Yの交点Pである中
心にボルト挿通穴03が設けられている。そしてこの座金
01にあっては、取り付け施工の必要上、同図(B)に示す
ように挿通穴03とボルト軸部05との間に所定のクリアラ
ンスが通常設けられる(例えばボルト軸部05の直径を12
mmとすると、両側に1mmずつのクリアランスが形成され
る)が、このクリアランス面積は同図(C)に網線で示す
ようになっている。
構築される構造躯体の締結用に使用するときに、アンカ
ーボルトの埋設如何によっては座金をアンカーボルトに
挿通できず、事実上その締結ができないという問題があ
った。すなわち、図10(A)に示すようにアンカーボルト
08が基礎06に対して垂直でなく多少でも(例えば前記で
合計クリアランスである2mmを超える3mm程度)柱010
側に傾いて埋設されていると、アンカーボルト08の先端
ねじ部08aの中心とL形金物011の縦片011aとの間の距
離Lが座金01の縁部とその中心との距離L′よりも小さ
くなり、座金01をアンカーボルト08の先端ねじ部08aに
入れられなくなってしまい、その後の締結作業ができな
かった。また座金をアンカーボルトに挿通できても、別
の不都合が生じるという問題もあった。すなわち、図10
(B)に示すようにアンカーボルト08が基礎06に前記のよ
うな柱010側とは反対側に傾いて埋設されていると、L
形金物011の横片011bを座金01を介してナット014で締
結したときに座金01とL形金物011の縦片011aとの間に
隙間が生じてしまい、経時によりL形金物011の縦片011
aが鎖線に示すように柱010から浮き上がり、締結が緩
んでしまうことがあった。07は土台である。
記のような従来の問題点を解決し、アンカーボルトが多
少傾いて埋設されていても、座金をアンカーボルトの先
端ねじ部に入れることができて確実な締結作業が行える
とともに、L形金具の縦片が柱から浮き上がるのを防止
してその取付精度をだすことができる座金及び該座金を
含む締結装置を提供することを目的とする。
め、請求項1の発明の座金は、座金本体にアンカーボル
ト用の挿入穴が設けられている座金において、挿入穴が
座金本体に偏心して設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明の座金は、請求項1において、座金本体
が正四角形、多角形、円形のいずれかであることを特徴
とする。
に土台が基礎からのアンカーボルトの先端ねじ部を上方
に突出させて設置されているとともに、アンカーボルト
の先端ねじ部の近くに柱が設置され、この柱の土台と交
わる下方角部に縦片と横片からなり横片にアンカーボル
ト挿通用の穴を設けたL形金物が穴をアンカーボルトの
先端ねじ部に挿通させて取り付けられ、このL形金物を
介して基礎の上に構築される柱と土台などの構造躯体が
基礎に対して締結される装置において、L形金物の横片
の上面に請求項1又は2記載の座金がその挿通穴をアン
カーボルトの先端ねじ部に挿通させたうえでナットによ
り締結されていることを特徴とする。
おいて、略C型チャンネル状を呈し、その開口側が内向
きとなって配置される縦枠と横枠から方形の枠体を形成
し、この枠体の厚さ方向の一側面に面材を取り付けてな
る壁パネルが、縦枠をその開口部にアンカーボルトの先
端ねじ部が位置するように柱に接するとともに、横枠を
土台に接するように設置され、かつ壁パネルの縦枠内の
開口側と対向する内面にL形金物の縦片が接するように
該金物が取り付けられていることを特徴とする。
参照して説明する。図1(A),(B)に示すように1は座
金で、正四角形の座金本体2にアンカーボルト用の挿入
穴3が偏心して設けられている。この実施形態では挿入
穴3は鎖線で示す従来の挿入穴03に比べて座金本体2の
対角線X,Yの交点Pを中心として対角線Xの一方向側
に偏心して設けられている。勿論、この挿入穴3は従来
の挿入穴03と同径である。
とにより、座金1の挿入穴3がこれも従来のボルト軸部
05と同径のボルト軸部5に挿入されると図2(A)のよう
な状態となり、挿入穴3をボルト軸部5に対して図2
(B)に破線で示すように回転させることが可能となる。
図2(C)の網線はそのときのクリアランス面積を示し、
従来のそれよりも面積が大きいことがわかる。すなわ
ち、従来例との比較で言うと、例えばボルト軸部5の直
径を12mmとすると、両側に2mmずつの合計4mmのクリア
ランスを形成することができ、従来挿入できなかったア
ンカーボルトの多少の傾きに対しても充分に挿入が可能
となることがわかる。
れは基礎とその上に構築される構造躯体の締結装置を例
として示したものであって、基礎6の上面に土台7が該
基礎からのアンカーボルト8の先端ねじ部8aを上方に
突出させて設置されている。またアンカーボルト8の先
端ねじ部8aの近くに柱10が設置されている。柱10の土
台7と交わる下方角部にはL形金物11が取り付けられて
いる。L形金物11は図4に示すように縦片11aとこれよ
り短い横片11bからなり、横片11bにはアンカーボルト
挿通用の穴12が設けられている。この穴12は座金1の挿
入穴3よりやや大きく形成されている。縦片11aには取
付用のビス孔13が複数個穿設されている。しかして、L
形金物11の取り付けに際しては穴12をアンカーボルト8
の先端ねじ部8aに挿通した後、横片11bの上面に座金
1を同じようにその挿通穴3をアンカーボルト8の先端
ねじ部8に挿通して載せ、ナット14により締め付けるこ
ととなる。それと前後して縦片11aをビス孔13に図示し
ないビスにより柱10に取り付ける。
で示したと同様にアンカーボルト8が基礎6に柱10側に
多少傾いて埋設されていても、挿入穴3が偏心して設け
られて大きなクリアランス面積を有する座金1を該挿入
穴3側をL形金物11の縦片11aに向けることにより、座
金1の挿入穴3を容易にアンカーボルト8の先端ねじ部
8aに入れることが可能となり、その後におけるナット
14による締結作業も円滑に行える。また、従来例の図10
(B)に示したようにアンカーボルト8が基礎6に柱10側
とは反対側に傾いて埋設されていても、座金1を該挿入
穴3側をL形金物11の縦片11aと反対側に向けることに
より、座金1とL形金物11の縦片11aをぴったりと密着
させることができ、従来のような隙間を生じさせること
がないので、該縦片の柱10からの浮き上がりを防止する
ことが可能となる。
ス工法に適用した例を示す。この例でのスチールハウス
工法は基礎6に設けた土台7の上面における柱10と柱10
の間に複数個の壁パネルPを設置する。すなわち、この
壁パネルPは全体構造は図示省略したが、略C型チャン
ネル状を呈し、その開口側が内向きとなって配置される
縦枠15と横枠16から長方形の枠体を形成し、この枠体の
厚さ方向の一側面に合板などの面材17を取り付けて構成
されている。そして、この壁パネルPは、縦枠15をその
開口部にアンカーボルト8の先端ねじ部8aが位置する
ように柱10に接するとともに、横枠16を土台7に接する
ように設置される。壁パネルPの縦枠15内の開口側と対
向する内面にはL形金物11が縦片11aを接して取り付け
られている。18は基礎6の上面に土台7と隣接して設け
られた床根太であり、その上面には床面材19が設けられ
ている。そのほかの構成は図3と同様であるので、詳細
な説明は省略する。尚、図6は図5の一方側のみ拡大し
て示す平面図である。この例で示すような外側に面材17
が取り付けられ、かつ略C型チャンネル状の縦枠15の開
口側からというきわめて作業空間が狭いところであって
も偏心した挿入穴3を有する座金1を使用すればさほど
困難となることなく締結作業は円滑に行うことができ
る。
7の座金21は正六角形の座金本体22に前記座金1と同様
な偏心した挿入穴23が設けられている。図8の座金31は
円形の座金本体32に前記座金1と同様な偏心した挿入穴
33が設けられている。これらの場合も座金21,31の挿入
穴23,33がボルト軸部5に挿入されると図7(A),図8
(A)のような状態となり、挿入穴23,33をボルト軸部5
に対して図7(B),図8(B)に破線で示すように回転さ
せることが可能となる。図7(C),図8(C)の網線はそ
のときのクリアランス面積を示し、従来のそれよりも面
積が大きいことがわかる。これらの座金21,31を使用し
た場合にも座金1と同様な作用効果が期待できる。
穴を有する座金の座金本体の平面形状は種々の形状のも
のでもよく、正四角形、多角形、円形のいずれかでよ
い。また、座金本体に対する挿入穴の形成位置も実施形
態のものに限らず任意である。さらに、座金が使用され
る締結装置の適用範囲も一般的な工法からスチールハウ
ス工法に至るまで任意のものに及ぶものである。
からなるので、座金の挿入穴の大きさを変えることな
く、アンカーボルトとのクリアランスを従来のものより
大きくとることができる。したがって、アンカーボルト
が柱側に多少傾いて埋設されていても、座金の挿入穴を
アンカーボルトの先端ねじ部に入れることができ、アン
カーボルトと座金の締結部での施工誤差を吸収すること
ができるし、アンカーボルトが柱と反対側に多少傾いて
埋設されていても、座金とL形金物の縦片をぴったりと
密着させることができ、該縦片の柱からの浮き上がりを
防止してその取付精度をだすことができる。また、請求
項3,4の発明は請求項1,2に記載した座金を用いて
きわめて容易に締結装置を組立てることができ、確実な
締結作業が行えて締結部の施工性の向上を図ることがで
きるという優れた効果がある。
その平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図であ
る。
状態を示す平面図、(B)は同挿入穴のボルト軸部に対す
る回転可能な範囲を示す図面、(C)はそのときのクリア
ランス面積を示す図面である。
築される構造躯体の締結装置を例として示した側面図で
ある。
である。
た例を示す斜視図である。
挿入穴のボルト軸部への挿入状態を示す平面図、(B)は
同挿入穴のボルト軸部に対する回転可能な範囲を示す図
面、(C)はそのときのクリアランス面積を示す図面であ
る。
の座金挿入穴のボルト軸部への挿入状態を示す平面図、
(B)は同挿入穴のボルト軸部に対する回転可能な範囲を
示す図面、(C)はそのときのクリアランス面積を示す図
面である。
ボルト軸部への挿入状態を示す平面図、(B)は同挿入穴
のボルト軸部に対する回転可能な範囲を示す図面、(C)
はそのときのクリアランス面積を示す図面である。
の前記図3と対応する側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 座金本体にアンカーボルト用の挿入穴が
設けられている座金において、前記挿入穴が座金本体に
偏心して設けられていることを特徴とする座金。 - 【請求項2】 座金本体が正四角形、多角形、円形のい
ずれかである請求項1記載の座金。 - 【請求項3】 基礎の上面に土台が基礎からのアンカー
ボルトの先端ねじ部を上方に突出させて設置されている
とともに、アンカーボルトの先端ねじ部の近くに柱が設
置され、この柱の土台と交わる下方角部に縦片と横片か
らなり該横片にアンカーボルト挿通用の穴を設けたL形
金物が該穴をアンカーボルトの先端ねじ部に挿通させて
取り付けられ、このL形金物を介して基礎の上に構築さ
れる柱と土台などの構造躯体が基礎に対して締結される
装置において、 前記L形金物の横片の上面に請求項1又は2記載の座金
がその挿通穴をアンカーボルトの先端ねじ部に挿通させ
たうえでナットにより締結されていることを特徴とする
締結装置。 - 【請求項4】 略C型チャンネル状を呈し、その開口側
が内向きとなって配置される縦枠と横枠から方形の枠体
を形成し、この枠体の厚さ方向の一側面に面材を取り付
けてなる壁パネルが、前記縦枠をその開口部にアンカー
ボルトの先端ねじ部が位置するように柱に接するととも
に、横枠を土台に接するように設置され、かつ壁パネル
の縦枠内の開口側と対向する内面にL形金物の縦片が接
するように該金物が取り付けられている請求項3記載の
締結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00312998A JP3686246B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 座金を含む締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00312998A JP3686246B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 座金を含む締結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201134A true JPH11201134A (ja) | 1999-07-27 |
| JP3686246B2 JP3686246B2 (ja) | 2005-08-24 |
Family
ID=11548757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00312998A Expired - Fee Related JP3686246B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 座金を含む締結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3686246B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020176411A (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-29 | 株式会社ストローグ | 柱脚金物 |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP00312998A patent/JP3686246B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2020176411A (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-29 | 株式会社ストローグ | 柱脚金物 |
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| JP3686246B2 (ja) | 2005-08-24 |
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