JPH11201210A - シリンダ装置 - Google Patents

シリンダ装置

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JPH11201210A
JPH11201210A JP10016360A JP1636098A JPH11201210A JP H11201210 A JPH11201210 A JP H11201210A JP 10016360 A JP10016360 A JP 10016360A JP 1636098 A JP1636098 A JP 1636098A JP H11201210 A JPH11201210 A JP H11201210A
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piston rod
cover
tube
rod
locking
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利成 佐藤
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Tokico Fukushima KK
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/0209Telescopic
    • F16F9/0245Means for adjusting the length of, or for locking, the spring or dampers
    • F16F9/0254Means for adjusting the length of, or for locking, the spring or dampers mechanically lockable, e.g. by use of friction collar

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンロッドの最伸長時に、カバーの他端
側がピストンロッドに接触するのを防止し、ピストンロ
ッドを長期に亘って保護できるようにする。 【解決手段】 チューブ1の開口端1Aには、ガイド部
9C、傾斜規制部9D、係止部9Eを有するロッドガイ
ド9を設ける。ピストンロッド3が最伸長したとき、係
止部9Eにカバー5の先端部5Aが係止され、先端部5
Aとピストンロッド3との間には傾斜規制部9Dが介在
し、先端部5Aがピストンロッド3に接触するのを防止
する。ピストンロッド3が伸縮するとき、ガイド部9C
をカバー5の内周面が摺動し、カバー5がチューブ1上
を摺動するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のバッ
クドア、ボンネットまたは建設機械のエンジンフード等
を開閉するのに用いて好適なシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばバンやワゴン車のバック
ドアにあっては、該バックドアに軽い力を作用させるだ
けで自動的に開扉状態とするために、該バックドアと車
体との間にシリンダ装置としてのガススプリングを取付
けるようにしている(例えば、特開昭56−14636
号公報)。
【0003】この種の従来技術によるガススプリング
は、一端側が開口端となり他端側が閉塞されたチューブ
と、該チューブの開口端側に設けられたロッドガイド
と、該ロッドガイドを通して前記チューブ外に突出し前
記チューブ内に封入されたガスにより常時伸長方向に付
勢されたピストンロッドと、一端側が該ピストンロッド
の突出端側に取付けられ他端側が前記チューブ側に向け
て延び、一端側を中心に他端側が前記ピストンロッドの
軸線に対して傾斜可能な筒状のカバーと、前記チューブ
の開口端側に設けられ該カバーと共に前記ピストンロッ
ドを最伸長位置に保持するロック手段とから構成してい
る。
【0004】そして、このガススプリングは、チューブ
内に封入したガスにより、ピストンロッドを最伸長させ
たときには、カバーをロッドガイドの端面側に係止させ
ることによって、ピストンロッドを最伸長の位置でロッ
クし、ピストンロッドの縮小を阻止する構成としてい
る。この結果、低温条件下での使用時や経時変化等によ
り、チューブ内のガス圧が低下した状態でピストンロッ
ドを最伸長させ、例えばバックドア等を開扉させた場合
に、開いた状態にあるバックドアが自重によって閉扉し
まうのを防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるガススプリングでは、ピストンロッドを最
伸長させ、カバーの他端側をロッドガイドの端面側に係
止させたときに、該カバーの他端側がピストンロッドの
外周面に接触することがあり、これによって該ピストン
ロッドの表面を傷付け、チューブ内のガスが外部に漏洩
する原因になると共に、信頼性を低下させるという問題
がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はピストンロッドの縮小を所定の
係止位置で阻止できると共に、ピストンロッドの外周面
を長期に亘って保護することができ、信頼性や寿命を向
上できるようにしたシリンダ装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する構成は、チューブの一端側か
らロッドガイドを介して伸縮可能なピストンロッドが突
出したシリンダ装置において、一端側が前記ピストンロ
ッドの突出端側に取付けられ他端側が前記チューブ側に
向けて延び、一端側を中心に他端側が前記ピストンロッ
ドの軸線に対して傾斜可能な筒状のカバーと、前記チュ
ーブの一端側に設けられ該カバーの傾斜時に該カバーの
他端側を係止して前記ピストンロッドの縮小を所定の係
止位置で阻止する係止部材とを設け、該係止部材は、前
記ピストンロッドの前記係止位置で前記カバーの他端側
と当接して縮小を阻止する係止部と、前記ピストンロッ
ドの前記係止位置で前記カバーの他端側と当接して前記
カバーの傾斜を規制する傾斜規制部とから構成したこと
を特徴とする。
【0008】このように構成することにより、ピストン
ロッドを伸長させたとき、カバーの他端側が係止部材の
係止部に当接し、位置決めされるから、ピストンロッド
が縮小するのを阻止でき、ピストンロッドを所定の係止
位置で係止できる。
【0009】また、ピストンロッドを伸長させたとき、
カバーの他端側が傾斜規制部に当接し、カバーの傾斜を
規制するから、カバーによってピストンロッドの表面が
傷付くのを防止し、ピストンロッドを保護することがで
きる。
【0010】請求項2の発明は、係止部材をチューブよ
りも大径に形成したことにある。
【0011】このような構成とすることにより、ピスト
ンロッドを伸縮させるとき、カバーの内壁面が係止部材
に摺動するから、カバーの他端側がチューブの表面に接
触するのを防止し、チューブの表面が傷付くのを防止で
きる。
【0012】請求項3の発明は、ピストンロッドの突出
端側には、カバーの他端側を傾斜させる方向に付勢する
付勢部材を設けたことにある。
【0013】このような構成とすることにより、ピスト
ンロッドを伸縮するとき、付勢部材がカバーの他端側を
傾斜させるので、ピストンロッドの縮小を自動的に所定
の係止位置で阻止することができ、また付勢部材はカバ
ーに対して摺動することなくカバーを付勢するから、付
勢部材が早期に破損するのを防止し、寿命を延ばすこと
ができる。
【0014】また、請求項4の発明は、係止部材をロッ
ドガイドに一体に形成したことにある。
【0015】このように構成することにより、部品点数
を削減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシリンダ装置
の実施の形態を、図1ないし図8を参照しつつ詳細に説
明する。
【0017】まず、図1ないし図5に基づいて、シリン
ダ装置としてのガススプリングを例に本発明による第1
の実施の形態について述べる。1は一端側が開口端1A
となり、他端側が閉塞された有底筒状のチューブで、該
チューブ1は、図2に示すように外径寸法d1 となり、
その開口端1Aには後述のロッドガイド9がカシメ部1
Bによって固定されている。そして、該チューブ1内は
密閉空間となって加圧ガスが封入されている。また、前
記カシメ部1Bの他側には環状の窪み部1Cが形成され
ている。さらに、チューブ1の閉塞側には取付ブラケッ
ト1Dが固着され、該取付ブラケット1Dは、例えばワ
ゴン車のバックドア(いずれも図示せず)等に取付けら
れる。
【0018】2はチューブ1内に摺動可能に設けられた
ピストン、3は該ピストン2と共にチューブ1内に挿入
されたピストンロッドで、該ピストンロッド3はその一
端側がロッドガイド9を通してチューブ1外に突出し、
他端側はチューブ1内でピストン2に固着されている。
また、該ピストンロッド3の突出端側には後述の取付ブ
ラケット4が溶接等の手段によって固着されている。
【0019】4はピストンロッド3の突出端側に固着さ
れた取付ブラケットで、該取付ブラケット4は例えばワ
ゴン車の車体側に取付けられるものである。ここで、取
付ブラケット4は金属板等を図2、図3に示すように略
コ字状に折曲げることにより長尺の取付アイ部4A、平
板部4Bおよび折返し部4Cから構成されている。ま
た、取付アイ部4Aのうち、後述のカバー5から突出し
た部位には取付孔4Dが穿設され、取付アイ部4Aと折
返し部4Cとが対向する部位には後述の連結ピン7が挿
通されるピン挿通孔4E,4Eが形成されている。さら
に、平板部4Bにはピストンロッド3の突出端側が溶接
等の手段により固着されると共に、後述の板ばね8が掛
止めされている。
【0020】5はピストンロッド3の外周を覆う筒状の
カバーで、該カバー5の一端側が取付端となってピスト
ンロッド3の突出端側に連結ピン7を用いて回動可能に
連結され、その他端側の自由端となった先端部5Aはチ
ューブ1側に向けて延びている。そして、カバー5は内
径寸法がd2 となった筒状体から形成されている。
【0021】ここで、カバー5の取付側には、取付ブラ
ケット4の各ピン挿通孔4Eと対応する位置に連結ピン
7が挿通されるピン挿通孔5B,5Bが径方向に穿設さ
れている。さらに、カバー5の先端部5A付近の外周に
は、樹脂材料によって形成されたリング6が固着され、
該リング6はカバー5を把持する把手となるものであ
る。
【0022】7は連結ピンで、該連結ピン7の先端側に
は環状溝(図示せず)が形成され、該環状溝には止め輪
7Aが係合される。これにより、連結ピン7は、ピスト
ンロッド3の突出端側に設けた取付ブラケット4に対し
てカバー5をピストンロッド3の軸線に対して傾斜可能
に取付けるものである。
【0023】8はピストンロッド3の軸線に対してカバ
ー5の先端部5Aを傾かせるための付勢部材を構成する
板ばねで、該板ばね8は、図2に示すように、板状のば
ね材料を折曲げることにより形成され、取付ブラケット
4の平板部4Bの端部を挟持するU字状の挟持部8A
と、ピストンロッド3の径方向外側に向けて斜め方向に
延びる押圧部8Bとから構成されている。そして、該板
ばね8はピストンロッド3の突出端側に設けられ、カバ
ー5の内壁を押圧部8Bによって押圧することにより、
該カバー5をピストンロッド3に対して常に一定の方向
(図2中の矢示A方向)に傾斜させるものである。
【0024】9はチューブ1の開口端1A側を施蓋した
ロッドガイドで、該ロッドガイド9は段付筒状に形成さ
れ、該ロッドガイド9には本実施の形態による傾斜規制
部9Dおよび係止部9Eからなる係止部材が一体に形成
されている。
【0025】ここで、ロッドガイド9は、軸方向に穿設
され、ピストンロッド3が挿通するロッド挿通孔9A
と、該ロッド挿通孔9Aの他側に位置して形成されチュ
ーブ1の開口端1A内に挿嵌される挿嵌部9Bと、一側
に位置して形成されピストンロッド3の伸縮時に前記カ
バー5をチューブ1との間に間隙をもってガイドするガ
イド部9Cと、該ガイド部9Cの一側を約180度に亘
って円弧状に切欠くことによって形成された傾斜規制部
9Dと、該傾斜規制部9Dとガイド部9Cとの間に形成
され、カバー5の先端部5Aが係止される係止部9Eと
から大略構成されている(図4参照)。また、ガイド部
9Cの外径寸法はd3 となっている。
【0026】また、ロッドガイド9の係止部9Eは、図
2に示すように、ピストンロッド3を中心として板ばね
8の押圧部8Bが延びる方向とは反対側の位置に配置さ
れている。
【0027】さらに、チューブ1の外径寸法d1 はロッ
ドガイド9のガイド部9Cの外径寸法d3 よりも小さ
く、カバー5の内径寸法d2 はロッドガイド9のガイド
部9Cの外径寸法d3 よりも大きく、d1 、d2 、d3
の関係はd1 <d3 <d2 となっている。
【0028】このように構成される本実施の形態による
ガススプリングでは、バックドアを開くときには、チュ
ーブ1内のガスにより、ピストンロッド3は常時伸長方
向に付勢されているから、軽い力を作用させるだけで自
動的に開扉状態にすることができる。このとき、図5に
示すように、カバー5の内周面はロッドガイド9のガイ
ド部9Cに沿って摺動し、カバー5の先端部5Aが係止
部9Eに達したとき(即ち、本実施の形態ではピストン
ロッド3が最伸長(所定の係止位置)となったとき)に
は、図2に示すように、常時付勢する板ばね8によって
カバー5は矢示A方向に大きく傾斜され、先端部5Aは
係止部9Eに自動的に当接されると共に、傾斜規制部9
Dに当接して傾斜が規制される。
【0029】これにより、ガススプリングは、係止部9
Eおよび傾斜規制部9Dに係止されたカバー5によっ
て、ピストンロッド3の縮小が阻止され、バックドアを
開扉状態に保持する。そして、ガススプリングは、低温
条件下での使用時や経時変化等により、チューブ1内の
ガス圧が低下した状態においても、バックドアが自重に
よって閉まるのを防止し、荷おろし時等の安全性を高め
ることができる。
【0030】一方、バックドアを閉めるときには、運転
者がバックドアを一担開扉方向に押動してリング6を持
ってカバー5の先端部5Aを図2中の矢示B方向へと板
ばね8に抗して移動させることにより、係止部9Eおよ
び傾斜規制部9Dに対するカバー5の係止状態を解除す
る。そして、この状態でバックドアを閉扉方向に押動す
れば、ピストンロッド3はチューブ1内へと縮小するよ
うになり、これによってバックドアを閉扉位置まで移動
させることができる。
【0031】然るに、本実施の形態によるガススプリン
グでは、ピストンロッド3を最伸長させたとき、図2に
示すように、カバー5の先端部5Aは、矢示A方向に傾
いて、ロッドガイド9に形成した係止部9Eおよび傾斜
規制部9Dに係止される。このとき、先端部5Aの内側
とピストンロッド3との間には傾斜規制部9Dが介在す
るから、ロッドガイド9の傾斜規制部9Dは、カバー5
の先端部5Aがピストンロッド3の表面に接触するのを
防止し、該ピストンロッド3の表面を保護する。
【0032】この結果、当該ガススプリングでは、ピス
トンロッド3の表面を保護することができ、該ピストン
ロッド3の傷によるチューブ1内のガス漏れを防止し、
ガススプリングの寿命を延ばし、信頼性を高めることが
できる。
【0033】また、ロッドガイド9に形成した係止部9
Eの径方向の寸法は、ガイド部9Cと傾斜規制部9Dに
よって決定されているから、ピストンロッド3が伸長し
たときに、カバー5の先端部5Aが係止部9Eおよび傾
斜規制部9Dに係止するために移動する距離は、従来技
術に比べて小さくなる。これにより、ロックを解除する
とき、カバー5の先端部5Aを矢示B方向に移動させる
距離は小さくでき、異物等が入り込むのを防止でき、安
全性を高めることができる。
【0034】また、ピストンロッド3を伸縮させると
き、図5に示すように、ロッドガイド9のガイド部9C
がカバー5の内周面に摺動し、しかもガイド部9Cの外
径寸法d3 はチューブ1の外径寸法d1 よりも大径に形
成されているから、カバー5の先端部5Aがチューブ1
の表面との間に間隙をもってガイドされる。これによ
り、先端部5Aがチューブ1の表面を摺動して、チュー
ブ1の表面が傷付くことを防ぎ、チューブ1の表面塗装
等を保護することができる。
【0035】さらに、本実施の形態によるガススプリン
グでは、カバー5の先端部5Aとチューブ1の表面とが
接触するのを防止することにより、ピストンロッド3の
伸縮動作に伴なう摺動抵抗(摩擦抵抗)の変化を小さく
することができ、当該ガススプリングを容易に作動させ
ることができる。
【0036】一方、板ばね8は、ピストンロッド3の突
出端側に設けられ、カバー5の所定位置を径方向外向に
常時付勢しているから、ピストンロッド3が伸縮してい
るときであっても、板ばね8は常にカバー5の所定位置
を付勢しているから、従来技術のように、ピストンロッ
ドが伸縮するときに付勢部材とカバーとが摺動するのを
防止することができ、該板ばね8の寿命を延ばすことが
できる。
【0037】次に、図6に本発明による第2の実施の形
態について述べるに、本実施の形態の特徴は、係止部材
を、ロッドガイドと別体に形成した段付筒状のキャップ
体により構成したことにある。なお、前述した第1の実
施に形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
【0038】21は金属材料によって筒状に形成され、
第1の実施の形態によるロッドガイド9に代えて用いら
れるロッドガイドで、該ロッドガイド21はチューブ1
の開口端1Aにカシメ部1Bによってカシメ固定されて
いる。また、ロッドガイド21の軸方向にはピストンロ
ッド3が挿通されるロッド挿通孔21Aが形成されてい
る。
【0039】22はチューブ1のカシメ部1B(開口端
1A)側に設けられ、樹脂材料によって有底の段付筒状
に形成された係止部材としてのキャップ体で、該キャッ
プ体22は、外径寸法がd3 となり、ピストンロッド3
の伸縮時にカバー5とチューブ1との間に間隙をもって
ガイドする筒状のガイド部22Aと、該ガイド部22A
の一端側に一体に形成され、中心部にロッド挿通孔22
Bが穿設された蓋部22Cと、該蓋部22Cの端面側を
約180度に亘って円弧状に切欠くことによって形成さ
れた傾斜規制部22Dと、該傾斜規制部22Dにより蓋
部22Cとの間に形成され、カバー5の先端部5Aが当
接される係止部22Eとから構成されている。そして、
キャップ体22のガイド部22Aは、チューブ1に形成
した窪み部1Cの位置まで延び、窪み部1Cによってチ
ューブ1の開口端1A側に抜止め状態で保持されてい
る。
【0040】このように構成されるガススプリングにお
いても、前述した第1の実施の形態と同様の作用効果を
得ることができ、ガススプリングの寿命を延ばし、信頼
性を高めることができる。
【0041】しかも、キャップ体22のガイド部22A
は、チューブ1の下側に位置した窪み部1Cまで延びる
ようにチューブ1の開口端1Aに設けているから、ガイ
ド部22Aの長さ寸法を第1の実施の形態によるガイド
部9Cよりも長く形成することができる。これにより、
ピストンロッド3が伸縮するとき、カバー5の先端部5
Aがチューブ1の表面を摺動するのを確実に防止するこ
とができ、チューブ1の表面塗装等を良好に保護するこ
とができる。
【0042】さらに、本実施の形態では、キャップ体2
2は従来から使用されるチューブの開口端側に設けるこ
とができ、容易にかつ安価に係止部材を設けることがで
きる。
【0043】次に、図7に第3の実施の形態によるガス
スプリングについて述べるに、本実施の形態では、チュ
ーブ1の開口端1A近傍に樹脂材料によって形成され、
断面C字状の筒状体31を窪み部1Cまで届くように設
けたことにある。なお、本実施の形態では前述した第1
の実施の形態による構成要素と同一の符号を付し、その
説明を省略するものとする。
【0044】本実施の形態では、ピストンロッド3が伸
縮するとき、カバー5の内面は筒状体31に摺動する。
これにより、カバー5の先端部5Aがチューブ1の表面
を摺動するのを防止し、チューブ1の表面塗装等を良好
に保護することができる。また、筒状体31の長さ寸法
を長くすることにより、チューブ1の表面塗装等をより
確実に保護することができる。
【0045】また、図8に第4の実施の形態によるガス
スプリングについて述べるに、本実施の形態では、チュ
ーブ1の表面に樹脂材料による保護膜41を設けたもの
である。なお、本実施の形態では前述した第1の実施の
形態による構成要素と同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0046】本実施の形態では、ロッドガイド9によっ
てカバー5の先端部5Aがチューブ1の表面を摺動する
のを防止すると共に、保護膜41によってチューブ1の
表面をより確実に保護することができる。
【0047】なお、実施の形態では、シリンダ装置とし
てのガススプリングをワゴン車のバックドアに適用した
場合について延べたが、本発明はこれに限らす、バンの
バックドア、ボンネットの開閉、建設機械のエンジンフ
ードの開閉等に用いてもよい。
【0048】また、実施の形態では、取付ブラケット4
をワゴン車の車体側に取付け、取付ブラケット1Dをバ
ックドアに取付けるものとして述べたが、これらの取付
関係を反対にしてもよい。
【0049】さらに、車両のバックドア等の左右側に2
本取付ける場合には、実施の形態で述べたガススプリン
グは1本だけ採用すればよく、他のガススプリングに
は、カバーおよび係止部材等を設ける必要はない。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の本発明に
よれば、一端側が前記ピストンロッドの突出端側に取付
けられ他端側が前記チューブ側に向けて延び、一端側を
中心に他端側が前記ピストンロッドの軸線に対して傾斜
可能な筒状のカバーと、前記チューブの一端側に設けら
れ該カバーの傾斜時に該カバーの他端側を係止して前記
ピストンロッドの縮小を所定の係止位置で阻止する係止
部材とを設け、該係止部材を、前記ピストンロッドの前
記係止位置で前記カバーの他端側と当接して縮小を阻止
する係止部と、前記ピストンロッドの前記係止位置で前
記カバーの他端側と当接して前記カバーの傾斜を規制す
る傾斜規制部とから構成したから、ピストンロッドを伸
長させてカバーの他端側を係止部材に係止させたとき、
ピストンロッドが縮小するのを阻止でき、ピストンロッ
ドを所定の係止位置で係止できると共に、カバーによっ
てピストンロッドの表面が傷付くのを防止してピストン
ロッドを保護することができる。これにより、信頼性を
高めることができる。
【0051】請求項2の発明では、係止部材をチューブ
よりも大径に形成し、ピストンロッドの伸縮時にカバー
の内周面が係止部材に摺動するから、ピストンロッドを
伸縮させるとき、カバーの他端側がチューブの表面に接
触するのを防止し、チューブの表面が傷付くのを防止で
きる。
【0052】請求項3の発明では、ピストンロッドの突
出端側に、カバーの他端側をピストンロッドの軸線に対
して傾斜させる方向に常時付勢する付勢部材を設けたか
ら、ピストンロッドを伸縮させるとき、付勢部材がカバ
ーの他端側を傾斜させるので、ピストンロッドの縮小を
自動的に所定の係止位置で阻止することができ、また付
勢部材はカバーに対して摺動することなくカバーを付勢
するから、付勢部材が早期に破損するのを防止し、寿命
を延ばすことができる。
【0053】請求項4の発明では、係止部材をロッドガ
イドに一体に形成したから、部品点数を削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるシリンダ装置を示す一
部破断の正面図である。
【図2】第1の実施の形態によるシリンダ装置を示す縦
断面図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向からみた縦断面図
である。
【図4】第1の実施の形態に用いられるロッドガイドを
示す斜視図である。
【図5】第1の実施の形態によるシリンダ装置におい
て、ピストンロッドを伸縮させる状態を示す縦断面図で
ある。
【図6】第2の実施の形態によるシリンダ装置を示す縦
断面図である。
【図7】第3の実施の形態によるシリンダ装置を示す縦
断面図である。
【図8】第4の実施の形態によるシリンダ装置を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 チューブ 2 ピストン 3 ピストンロッド 5 カバー 8 板ばね(付勢部材) 9,21 ロッドガイド 9C,22A ガイド部 9D,22D 傾斜規制部(係止部材) 9E,22E 係止部(係止部材) 22 キャップ体 31 筒状体 41 保護膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブの一端側からロッドガイドを介
    して伸縮可能なピストンロッドが突出したシリンダ装置
    において、 一端側が前記ピストンロッドの突出端側に取付けられ他
    端側が前記チューブ側に向けて延び、一端側を中心に他
    端側が前記ピストンロッドの軸線に対して傾斜可能な筒
    状のカバーと、前記チューブの一端側に設けられ該カバ
    ーの傾斜時に該カバーの他端側を係止して前記ピストン
    ロッドの縮小を所定の係止位置で阻止する係止部材とを
    設け、 該係止部材は、前記ピストンロッドの前記係止位置で前
    記カバーの他端側と当接して縮小を阻止する係止部と、
    前記ピストンロッドの前記係止位置で前記カバーの他端
    側と当接して前記カバーの傾斜を規制する傾斜規制部と
    から構成したことを特徴とするシリンダ装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部材は前記チューブよりも大径
    に形成してなる請求項1記載のシリンダ装置。
  3. 【請求項3】 前記ピストンロッドの突出端側には、前
    記カバーの他端側を傾斜させる方向に付勢する付勢部材
    を設けてなる請求項1または2記載のシリンダ装置。
  4. 【請求項4】 前記係止部材は前記ロッドガイドに一体
    に形成してなる請求項1,2または3記載のシリンダ装
    置。
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