JPH11201355A - クイックコネクタおよびその保持部材 - Google Patents
クイックコネクタおよびその保持部材Info
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- JPH11201355A JPH11201355A JP10255662A JP25566298A JPH11201355A JP H11201355 A JPH11201355 A JP H11201355A JP 10255662 A JP10255662 A JP 10255662A JP 25566298 A JP25566298 A JP 25566298A JP H11201355 A JPH11201355 A JP H11201355A
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- F16L37/0987—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part the flexible hook being progressively compressed by axial tensile loads acting on the coupling
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
等の道具を使わないでも取り外しおよび分解が容易であ
るクイックコネクタを提供すること。 【解決手段】 保持部材3は、雄部材1のリング状突部
12と雌部材2の窓部24の係止面24aとの間に介在
し、雄部材1と雌部材2とを接続する。保持部材3の操
作端部37が手指で挟持されて保持部材3が縮径する
と、保持部材3の第二係止部35が雌部材2の窓部24
から内側に外れ、雄部材1および保持部材3は雌部材2
から容易に引き抜かれる。保持部材3は、保持部34の
開口窓340に雄部材1のリング状突部12を嵌合させ
て雄部材1を保持しているので、雌部材2から出しても
保持部材3が雄部材1から脱落することはない。保持部
材3の断面略C字形状の本体部31を拡径させて略C字
形状の開口端から雄部材1を横に取り外せば、保持部材
3は変形が少なくて済み、何度でも再利用可能である。
Description
ースやパイプ等を連結するために互いに接続される雄部
材および雌部材を有する配管用のクイックコネクタに関
し、配管接続技術の技術分野に属する。
ックコネクタとして、米国特許第4,601,497号
には、図25〜図27に示すように、雄部材72と雌部
材77と保持部材78とを備えたものが開示されてい
る。
距離隔てた位置に遠心方向に突出するリング状突部70
が設けられた挿入端部71をもつ筒状の部材である。一
方、雌部材77は、略円筒状のハウジング76を軸線方
向一端側に備えている。ハウジング76は、雄部材72
の挿入端部71が挿入される挿入開口端部73と、挿入
開口端部73の軸線方向内方に設けられた収容部74
と、収容部74に設けられた第一係止部75とを有す
る。保持部材78は、雌部材77の挿入開口端部73か
ら挿入されて収容部74に収納され、挿入開口端部73
から挿入された雄部材72と雌部材77とを結合させる
部材である。
1の外径と略同等の内径を有する環状カラー部79と、
環状カラー部79から軸線方向に一体的に延設された3
本の脚部80とから構成されている。各脚部80は、雌
部材77の収容部74内で半径方向内外方に弾性変形可
能である。そして、各脚部80は、雌部材77の挿入開
口端部73から挿入された雄部材72のリング状突部7
0に係止可能な係止凹部81を、内面側に有する。ま
た、各脚部80は、雌部材77の第一係止部75に係止
可能な第二係止部82を、外面側に有している。
ネクタは、次の手順により接続される。先ず、雄部材7
2のリング状突部70で保持部材78の各脚部80を半
径方向外方に弾性変形させつつ、雄部材72を保持部材
78に挿入させる。すると、雄部材72のリング状突部
70が保持部材78の係止凹部81に嵌合して係止され
れる。次に、雄部材72を保持した保持部材78を雌部
材77に挿入すると、雌部材77の第一係止部75に保
持部材78の第二係止部82が嵌合して係止される。こ
のように、雄部材72と雌部材77との間に保持部材7
8が介在することにより、雄部材72と雌部材77とは
互いに接続される。
3号公報には、前記第一タイプのクイックコネクタに係
る保持部材78とは構成及び作用が異なり、断面略C字
形状の保持部材を備えた第二タイプのクイックコネクタ
が開示されている。すなわち、第二タイプのクイックコ
ネクタは、図28に示すように、雄部材72と雌部材7
7と保持部材90とOリング等のシール部材類とからな
る。さらに保持部材90は、図29に示すように、本体
部92と第二係止部93と操作アーム部94とからな
る。
細に説明する。本体部92は、雌部材77の収容部74
内で弾性変形により拡径可能で軸線方向一端(図28の
左側)から他端側(図28の右側)に向かうに連れて小
径となるようにテーパ状とされたCリング状のテーパ壁
部よりなる。保持部材90はさらに、雄部材72と雌部
材77との結合時に雄部材72のリング状突部70と係
止して前記軸線方向一端側への雄部材72の抜けを規制
する当接部91を、本体部92の径の小さい他端側にも
つ。第二係止部93は、本体部92の径の大きい一端側
外周面に一体的に形成され、雌部材77の第一係止部7
5に係止する凸部である。操作アーム部94は、本体部
92の径の大きい一端側端面に設けられ、本体部92の
径の大きい一端側をその径を小さくすることにより第一
係止部75と第二係止部93との係止を解く操作部であ
る。
ネクタは、次の手順によって接続される。先ず、雄部材
72のリング状突部70で保持部材90の本体部92が
弾性変形により拡径させられつつ、雄部材72が保持部
材90に挿入される。これにより、雄部材72のリング
状突部70と保持部材90の当接部91とが当接する。
次に、保持部材90を押すことによって、雄部材72の
操作端部71と保持部材90とを雌部材77に挿入す
る。すると、雌部材77の第一係止部75が保持部材9
0の第二係止部93に嵌合し、保持部材90は雌部材7
7に係止される。すなわち、雄部材72のリング状突部
72と雌部材77の第一係止部75との間に保持部材9
0が介在することにより、雄部材72は雌部材7から抜
けなくなる。こうして、雄部材72と雌部材77とは保
持部材90によって互いに接続されるに至る。
で、前記従来の第一タイプのクイックコネクタにおい
て、雄部材72と雌部材77とを分離する場合には、保
持部材78の各脚部80を半径方向内方に弾性変形させ
て、雌部材77の第一止部75と保持部材78の第二係
止部82との係止を解除する。そして、この状態で、保
持部材78とともに雄部材72を雌部材77から軸線方
向に引き抜くことにより、雄部材72と雌部材77とを
分離することができる。
離した後においては、保持部材78の環状カラー部79
に雄部材72の挿入端部71が挿入されている。また、
保持部材78の係止凹部81に雄部材72のリング状突
部70が嵌合しているので、保持部材78が雄部材72
を保持している。しかしながら、このように雄部材72
に保持された保持部材78を雄部材72から外す場合、
このままの状態では保持部材78を雄部材72から軸線
方向又は軸直角方向に引き抜くことができない。それゆ
え、保持部材78の各脚部80を半径方向外方に大きく
反り返るように変形させて保持部材78の係止凹部81
と雄部材72のリング状突部70との係止を解除した
後、保持部材78を雄部材71から軸線方向に引き抜か
なければならない。このため、保持部材78の脚部80
が大変形に伴い損傷等することがあり、保持部材78の
取り外しが容易でないばかりではなく、保持部材78の
再利用が困難であった。
後、別途用意したリリース具を各脚部80の内側に挿入
して、各脚部80を半径方向外方に弾性変形させること
により、係止凹部81とリング状突部70との係止を解
除することができる。こうすれば、脚部80の大変形を
伴うことなく、保持部材78を雄部材72から軸線方向
に引き抜くことが可能である。このリリース具は、内径
が雄部材72外径よりやや大きく外径はリング状突部7
0の外径とおおむね等しい円筒を先端にもつ特殊工具で
ある。しかし、実際の現場でこのようなリリース具を用
意しておくことは面倒であるばかりではなく、配管等に
接続された雄部材71をリリース具に挿入することが困
難である場合が少なくない。それゆえ、リリース具を使
ったとしても、保持部材78を雄部材72から取り外す
のは容易であるとは言い難い。
クコネクタでは、保持部材78の取り外しが容易でない
ばかりではなく、保持部材78の再利用が困難であっ
た。 (第二タイプ)一方、前記従来の第二タイプのクイック
コネクタにおいて、雄部材72と雌部材77とを分離す
るには、次の手順で行われる。先ず、保持部材90の操
作アーム部94を押圧して、本体部92の径の大きい一
端側をその径を小さくすることにより、第二係止部93
と雌部材77の第一係止部75との係止を解除する。こ
の状態で、保持部材90ととともに雄部材72を雌部材
77から軸線方向に沿って引き抜くことにより、保持部
材90ごと雄部材72と雌部材77とを分離することが
できる。
を分離した後において、保持部材90は、雄部材72に
対して挿入端部71の先端とは反対側への抜けが何等規
制されていない。このため、雌部材77から雄部材72
とともに引き抜いた保持部材90が、雄部材72に対し
て、挿入端部71の先端とは反対側へ大きくずれてしま
い、その後の作業性を低下させる問題があった。
分離するために雄部材72を雌部材77から引き抜いて
しまうと、雄部材72に保持部材90が係止されていな
い。それゆえ、保持部材90が雄部材77に沿って滑り
落ち、保持部材90を紛失してしまう可能性があった。
このようなことは、保持部材90の再利用を困難にする
ばかりではなく、異物の存在が問題となる現場では厳に
防止すべきことであるから、このような第二タイプのク
イックコネクタの取り外しには細心の注意が必要とされ
た。
が容易な保持部材をもち、リリース具等の道具を使わな
いでも取り外しおよび分解が容易であるクイックコネク
タを提供することを、解決すべき課題とする。
クコネクタは、先端から所定距離を隔てて設けられた遠
心方向に突出するリング状突部をもつ略パイプ状の挿入
端部を有する雄部材と、軸線方向の一方に開口した挿入
開口端部と、軸線方向の他方を向いて半径方向に延在す
る係止面をもつ第一係止部を周壁に有する収容部とを備
え、前記雄部材の前記挿入端部が該挿入開口端部から該
収容部に挿入される雌部材と、少なくとも一部が前記雌
部材の前記挿入開口端部から前記収容部に挿入され、前
記雄部材の前記リング状突部と該雌部材の前記係止面と
の間に介在して、該挿入開口端部から挿入された該雄部
材の前記挿入端部を該雌部材の該収容部に装着させる保
持部材と、を備え、前記保持部材は、前記他方に向かっ
て内周面が縮径しているテーパ壁部と、該テーパ壁部の
該他方の端部に設けられた前記雄部材の前記挿入端部の
前記リング状突部が嵌合して該挿入端部を保持する保持
部とをもつ弾性変形により拡径および縮径が可能な断面
略C字形状の本体部と、前記本体部の前記一方の端部か
ら遠心方向に突出して該本体部と一体的に形成された凸
部であり、前記第一係止部と係合する第二係止部と、前
記本体部の前記一方の端部から該一方に突出し、前記雌
部材の前記収容部への挿置時にも前記挿入開口端部から
突出する操作端部をもち、該本体部の縮径時に該本体部
の弾性力により遠心方向へ付勢される互いに背向した複
数の操作アーム部と、を有していることを特徴とする。
合が多いので、雌部材と保持部材とを有するだけでも本
発明のクイックコネクタであるとする。このクイックコ
ネクタは、組立現場において雄部材が挿入されて配管類
の接続機能を果たす。また、前述のクイックコネクタに
使用される保持部材は、非常に特徴に富んだものである
ので、クイックコネクタの保持部材も本発明品であると
する。
は、接続と取り外しとの二通りの作用がある。先ず、本
発明のクイックコネクタの接続は、次のように二通りの
手順のうちいずれによっても行うことができる。第一の
接続手順は、雄部材の挿入端部が保持部材によって保持
され雄部材と保持部材とが組み立てられた状態で、雄部
材の挿入端部を保持部材ごと雌部材の収容部に挿入し、
雌部材の第一係止部に保持部材の第二係止部を係合させ
る手順である。
部材に保持させる際には、保持部材の一方の端部からお
およそ軸線を合わせて雄部材が先端から挿入される。す
ると、雄部材の挿入端部に設けられたリング状突部が、
外周面で保持部材のテーパ壁部の内周面に当接し、保持
部材の断面略C字形状の本体部を押し拡げつつ本体部の
他方へと挿入されていく。さらに雄部材が保持部材に深
く挿入され、雄部材のリング状突部が保持部材の保持部
に達すると、自然にリング状突部が保持部に嵌合し、雄
部材の挿入端部は保持部材の本体部に保持されて雄部材
と保持部材とが組み立てられる。
の第二係止部との周方向の位置が合わせられて、雄部材
の挿入端部が保持部材と一緒に雌部材の収容部に挿入さ
れ、所定の挿入深さに達すると、第一係止部と第二係止
部とが互いに係合する。その結果、雄部材のリング状突
部と雌部材の第一係止部の係止面との間に保持部材の本
体部および第二係止部が介在して、雄部材は雌部材から
抜けなくなり、雄部材と雌部材との接続が完了する。
部材を挿入し、雌部材の第一係止部に保持部材の第二係
止部を係合させて雌部材の収容部に保持部材を保持さ
せ、しかる後、雄部材の挿入端部を雌部材の収容部およ
び保持部材に挿入する手順である。本手順では先ず、雌
部材の第一係止部と保持部材の第二係止部との周方向の
位置が合わせられて保持部材が雌部材の収容部に挿入さ
れ、所定の挿入深さに達すると、第一係止部と第二係止
部とが互いに係合する。その結果、保持部材は雌部材の
収容部から抜け落ちることなく、保持部材は雌部材の収
容部に保持される。ここで、保持部材の操作アーム部の
操作端部は、雌部材の挿入開口端部から一方に突出した
状態に保たれている。また、保持部材が雌部材の内部に
さらに深く挿入されることがないように、保持部材は雌
部材の収容部に保持されている。
および保持部材の一方の端部から雄部材が先端から挿入
される。すると、雄部材の挿入端部に設けられたリング
状突部が、外周面で保持部材のテーパ壁部の内周面に当
接し、保持部材の断面略C字形状の本体部を押し拡げつ
つ本体部の他方へと挿入されていく。さらに雄部材が保
持部材に深く挿入され、雄部材のリング状突部が保持部
材の保持部に達すると、自然にリング状突部が保持部に
嵌合し、雄部材の挿入端部は保持部材の本体部に保持さ
れる。すると、雄部材のリング状突部と雌部材の第一係
止部の係止面との間に保持部材の本体部および第二係止
部が介在するに至り、雄部材は雌部材から抜けなくなっ
て雄部材と雌部材との接続が完了する。
続は極めて容易である。また、接続前に保持部材が雌部
材または雄部材に保持されているので、保持部材を作業
現場で取り落とすことが防止されている。そればかりで
はなく、雄部材および雌部材のうち一方が固定されてい
れば、クイックコネクタの接続手順を片手でこなすこと
も可能である。
しおよび分解は、次のようにして行われる。すなわち、
本発明のクイックコネクタでは、保持部材が、テーパ壁
部および保持部をもち弾性変形可能な断面略C字形状の
本体部と、雌部材の第一係止部と係合する凸部である第
二係止部と、雌部材から操作端部が突出している操作ア
ーム部とを持つ。ここで操作アーム部は、本体部の弾性
力により外側へ付勢されているので、雌部材の収容部へ
挿入された状態でも、雄部材の外周面から離れており、
これに伴って本体部のテーパ壁部も雄部材の外周面から
離れている。それゆえ、操作アーム部の操作端部を指先
等で求心方向へ押し縮めれば、本体部のテーパ壁部も求
心方向へ縮径する。テーパ壁部の縮径に伴い、第二係止
部が雌部材の第一係止部から求心方向へ外れるので、雄
部材を引っ張れば雌部材から雄部材および保持部材を取
り外すことができる。
ング状突部が嵌合しているので、保持部材は雄部材の挿
入端部に係合して雄部材と一体に組み立てられた状態を
保っている。それゆえ、雄部材および保持部材を雌部材
から引き抜いても、不用意に保持部材が雄部材から脱落
することがない。雄部材と保持部材とを分解して雄部材
から保持部材を取り外すには、断面略C字形状の本体部
の開口から雄部材の挿入端部が出るように、保持部材を
軸直角方向外方に引っ張れば良い。その際、断面略C字
形状の本体部の開口を雄部材のリング状突部が通過でき
る分だけ、保持部材の本体部が拡径してC字形状の断面
が拡がるだけで済み、保持部材の大変形は避けられる。
それゆえ、雄部材からの保持部材の取り外しは容易であ
り、かつ、雄部材から保持部材を取り外す際にも、保持
部材が大変形によって破損するような不都合は防止され
ている。また、雄部材が固定されている場合はもちろん
のこと、そうでない場合にも、作業員が片手で雄部材か
ら保持部材を取り外すことができ、保持部材の雄部材か
らの取り外しがきわめて容易である。
よれば、保持部材の再利用が容易であるばかりではな
く、リリース具等の道具を使わないでも取り外しおよび
分解が容易であるという効果がある。
において、保持部材は、適正な弾性をもって変形可能な
樹脂等で一体成形部材として形成することができる。保
持部材の保持部は、内側に向かって開口し雄部材のリン
グ状突部が嵌合する溝をもつ部分であっても良いし、内
側面から外側面へ貫通し雄部材のリング状突部が嵌合す
る開口窓をもつ部分であっても良い。このような溝また
は開口窓は、雄部材のリング状突部に対して軸線方向に
ぴったり嵌合している必要はなく、大幅な緩み嵌めであ
っても構わない。一方、このような溝または開口窓は、
雄部材のリング状突部に対して半径方向にはぴったりと
嵌合していることが望ましいが、必ずしもその必要はな
く、緩み嵌めであっても構わない。
クコネクタが接続された状態でも雌部材の挿入開口端部
から突出する操作端部をもつが、操作端部は遠心方向に
突出して形成されていると良い。こうすると、クイック
コネクタを取り外す際に、作業員が指先等で操作端部を
摘んで保持部材を縮径させ易くなり、作業性が向上す
る。なお、保持部材の操作アーム部は、互いに背向した
一対が備わっていることが、操作上最も好ましい。なぜ
ならば、操作アーム部が一対であれば、作業員が親指と
人差し指で操作アーム部の先端部をつかむだけで、クイ
ックコネクタを取り外すことができるからである。
あれば樹脂や鋳造金属等から一体成形部材として形成す
ることができる。雌部材の係止面をもった第一係止部
は、収容部の内周面に形成された係止面としての垂直面
をもつ溝であっても良いし、あるいは収容部の周壁を貫
通し係止面としての開口内面をもつ窓部であってもよ
い。なお、雌部材の収容部には、雄部材の略円筒状の挿
入端部との間で水密性や気密性を確保するために、Oリ
ング等のシール部材が保持されていると良い。また、雄
部材が必要以上に雌部材に挿入されないようにするため
に、雌部材は、保持部材の保持部の他方の端面が当接す
る当接面をもつか、同当接面をもったカラー部材等をも
っているとなお良い。こうすれば、雄部材のリング状突
部の他方の端面と雌部材との間に、保持部材の保持部の
一部が挟持されるので、雄部材の挿入深さが適正な範囲
に確実に規制される。
度、化学的安定性および耐熱性をもった材料であれば、
ステンレス鋼等の金属材料から形成されていても良い
し、樹脂等の非金属材料から形成されていても良い。以
上の本発明のクイックコネクタは、次のような構成の形
態で実施されることが好ましい。
は、前記第二係止部から前記他方に進むにつれ軸線に近
づく傾斜面をもつとよい。逆に言えば、この傾斜面は、
保持部材の保持部の一方から第二係止部に至るまで徐々
に外側へ拡がっていく外側面である。この傾斜面と第二
係止部との間には、段差があっても良いしなくても良
い。本構成では、雌部材の収容部に保持部材を挿入する
際に、保持部材の傾斜面が雌部材の挿入開口端部の内周
端部に当接し、保持部材が雌部材に挿入されるにつれて
保持部材の本体部が縮径される。それゆえ、本構成によ
れば、雌部材の収容部に保持部材を挿入する作業がスム
ースに行われるようになるという効果がある。
前記収容部の前記周壁に開口した一対の窓部であり、前
記第一係止部の前記係止面は、前記窓部の開口内面の一
部であると良い。本構成では、雌部材の収容部に保持部
材が挿入されて保持部材の第二係止部が雌部材の第一係
止部に係合する様子が、雌部材の窓部を通して外側から
見えるので、第一係止部と第二係止部との係合を目視確
認することができる。したがって本構成によれば、雌部
材と保持部材との係合が確実に確認されるので、保持部
材の雌部材への挿入が浅かったり周方向の位置が適正で
なかったりして保持部材と雌部材との係合が不完全にな
るような不都合が防止される。すなわち、保持部材がよ
り確実に雌部材の収容部に装着され、クイックコネクタ
の接続がより確実になるという効果がある。
雄部材の前記リング状突部の一部が嵌合する開口窓を有
すると良い。本構成では、保持部材を雄部材に組み付け
る際に、保持部材の保持部に雄部材のリング状突部が嵌
合したことを目視確認することができる。それゆえ本構
成によれば、保持部材の保持部が雄部材の挿入端部を確
実に保持した状態で保持部材および挿入端部を雌部材に
挿入することができるので、クイックコネクタの接続が
より確実になるという効果がある。
は、前記保持部材の前記開口窓を外側から見通せる位置
に開口した窓部を周壁に有するとなお良い。本構成で
は、保持部材の開口窓に雄部材のリング状突部が嵌合し
た状態で雄部材の挿入端部と保持部材とが雌部材の収容
部に挿入されていることを、収容部の窓部を通して目視
確認することができる。それゆえ本構成によれば、前述
の接続手順のうちいずれによってクイックコネクタを接
続しても、クイックコネクタの接続がよりいっそう確実
になるという効果がある。
向に互いに隣り合う前記保持部の間に、前記他方から形
成された欠損部を有すると良い。本構成では、断面略C
字形状の保持部材の周方向の途中に欠損部が形成されて
いるので、保持部材の本体部の剛性が低下して保持部材
の変形が容易になる。すなわち、保持部材を雄部材に取
り付けたり取り外したりする際や、保持部材に保持され
た雄部材の挿入端部を雌部材の収容部に挿入したり逆に
引き抜いたりする際に、保持部材が容易に変形する。な
お、保持部材の変形には、本体部の縮径や拡径だけでは
なく、回転対称でない曲げ変形も含まれるが、保持部材
に欠損部があると特にこの曲げ変形が容易になる。それ
ゆえ本構成によれば、クイックコネクタの組立および接
続と取り外しおよび分解との各作業に必要な力が少なく
なり、各作業がいっそう容易になるという効果がある。
の内周壁から求心方向に所定厚さだけ突出して該収容部
に前記保持部材が挿入される際に前記保持部材の前記欠
損部に嵌合可能な嵌合凸部を有すると良い。本構成で
は、嵌合凸部が収容部の内周壁から突出しているので、
保持部材の欠損部またはC字形断面開口部のうちいずれ
かに嵌合凸部が嵌合しないと、雄部材を保持した保持部
材は雌部材の収容部に十分に深く挿入されることがな
い。すなわち、雌部材の収容部のうち適正な位置に嵌合
凸部が形成されていれば、雄部材を保持した保持部材は
適正でない回転角度位置では雌部材に十分に深く挿入さ
れない。その結果、保持部材の回転角度位置が不適正で
あることが作業員に容易に分かり、適正な回転角度位置
へと保持部材が回転させられる。それゆえ本構成によれ
ば、不適正な回転角度位置での保持部材の雌部材への挿
入が防止され、クイックコネクタの接続がよりいっそう
確実になるという効果がある。
うち前記第一係止部と周方向に異なる位置に、求心方向
へ所定の厚さで突出した規制突部を有すると良い。ここ
で、前記規制突部は、前記雄部材に取り付けられた前記
保持部材が適正な回転角度位置にない場合には、該保持
部材の前記第二係止部と当接して該保持部材が前記雌部
材の前記収容部内に挿入されることを阻止する突部であ
る。本構成では、雄部材を保持した保持部材が雌部材の
挿入開口端部に挿入される際に、保持部材が適正な回転
角度位置にない場合には、保持部材の外側に突出した第
二係止部が雌部材の規制突部よりも内側に入り込むこと
ができない。すると、作業員が雄部材を雌部材に押し込
もうとしても、保持部材が第二係止部が雌部材の挿入開
口端部に入り込まず、明らかに不十分な深さにまでしか
雄部材および保持部材を雌部材に挿入することができな
い。その結果、保持部材の回転角度位置が雌部材に対し
て適正でないことが明らかになるので、作業員は保持部
材を周方向に回転させて適正な回転角度位置にせざるを
得ない。それゆえ本構成によっても、不適正な回転角度
位置で保持部材が雌部材へ挿入されなくなり、クイック
コネクタの接続がより確実になるという効果がある。
係止部の前記他方に軸線方向と直交して形成された規制
平面を有すると良い。ここで、前記規制平面は、前記雄
部材に取り付けられた前記保持部材が適正な回転角度位
置にない場合には、前記雌部材の前記規制突部の端面に
当接して該保持部材が前記雌部材の前記収容部内に挿入
されることを阻止する平面である。本構成では、雄部材
を保持した保持部材が雌部材の挿入開口端部に挿入され
る際に、保持部材が適正な回転角度位置にない場合に
は、保持部材の外側に突出した第二係止部の規制平面が
雌部材の規制突部の端面に当接する。すると、作業員が
雄部材を雌部材に押し込もうとしても、保持部材が第二
係止部が雌部材の挿入開口端部に入り込まず、保持部材
の第二係止部が露出した深さにまでしか、雄部材および
保持部材を雌部材に挿入することができない。その結
果、保持部材の回転角度位置が雌部材に対して適正でな
いことが明白であるので、作業員は保持部材を周方向に
回転させて適正な回転角度位置にせざるを得ない。それ
ゆえ本構成によってもまた、不適正な回転角度位置で保
持部材が雌部材へ挿入されなくなり、クイックコネクタ
の接続がより確実になるという効果がある。
うち各前記第一係止部に対応する部分に、該挿入開口端
部の端面から前記収容部の内周壁へと続く面取り状の案
内テーパ面を有すると良い。本構成では、前述の構成と
は逆に、保持部材の第二係止部が雌部材の第一係止部に
対応する周方向の位置にきた場合には、保持部材の第二
係止部の凸部が雌部材の挿入開口端部に形成された案内
テーパ面に摺接する。すなわち、保持部材の第二係止部
は、雌部材の案内テーパ面に摺接して案内され、求心方
向に押圧を受けて変位しながらスムースに雌部材の収容
部に挿入されて雌部材の第一係止部と係合するに至る。
このような挿入をスムースにする作用は、保持部材の回
転角度位置が雌部材に対して適正である場合にのみ発揮
される。それゆえ本構成によれば、適正な回転角度位置
で保持部材が雌部材へ挿入され易くなり、クイックコネ
クタの接続がより確実になるという効果がある。
テーパ面の両端に、前記挿入開口端部の端面から各該案
内テーパ面へと続く一対の案内斜面を有すると良い。本
構成では、保持部材の第二係止部が適正な回転角度位置
から少しずれている程度であれば、保持部材の第二係止
部の角部が雌部材の案内斜面に摺接しながら、保持部材
が雌部材に挿入される。すなわち、保持部材の第二係止
部が雌部材の案内斜面に摺接し、保持部材が雌部材に挿
入されるにつれて保持部材はより適正な回転角度位置へ
と自然に回転させられる。その結果、保持部材の第二係
止部が雌部材の収容部に挿入されるまでに、保持部材は
雌部材に対して適正な回転角度位置に回転し終え、保持
部材の第二係止部は雌部材の第一係止部に適正に係合す
るに至る。それゆえ本構成によれば、クイックコネクタ
の接続がより容易になるという効果がある。
が周方向に所定の幅で延在しており、規制突部が挿入開
口端部の端面から突出した同端面と平行な規制端面をも
つ場合には、少しの工夫を加えることによりいっそう効
果的になる。すなわち、同規制端面から前記案内テーパ
面に至るまで連続して案内斜面が形成されていれば、ク
イックコネクタの接続がよりいっそう容易になる。なぜ
ならば、雄部材を保持した保持部材が雌部材に対して不
適正な回転角度位置にある場合には、作業員が保持部材
を少し周方向に回転させて、雌部材の規制突部とその規
制端面から保持部材の第二係止部を少しずらしてやるだ
けでよい。そうすれば、保持部材が挿入されるにつれて
保持部材は雌部材の案内斜面に案内されて正規の回転角
度位置に自然に収まり、保持部材の第二係止部が雌部材
の第一係止部に係合するに至るからである。
の前記リング状突部と前記保持部材の本体部および第二
係止部とを収容する大径部と、該大径部よりも内径が小
さく内周面と該雄部材の前記挿入端部の外周面とに当接
するリング状のシール部材を保持する中径部と、該中径
部よりもさらに内径が小さく該雄部材の前記先端を収容
する小径部とをもつとよい。本構成では、雄部材の先端
が雌部材の小径部に保持されているので、雌部材に対し
て雄部材の姿勢が安定し、雄部材と雌部材との間がぐら
つくことがなく、クイックコネクタの接続がいっそう安
定する。また、雄部材の挿入端部の外周面と雌部材の中
径部の内周面との間にリング状のシール部材が挟持され
ているので、雄部材と雌部材との間で高い水密性や気密
性が得られる。その結果、クイックコネクタの中を流通
する流体が外部に漏れ出すことが有効に防止されてい
る。それゆえ本構成によれば、クイックコネクタの接続
がいっそう安定し、クイックコネクタの気密性および液
密性が向上するという効果がある。
口した窓部を有し、クイックコネクタは、前記雌部材の
前記収容部の外周側から該収容部に装着され弾性変形に
より拡径可能なC字形状部と、該C字形状部の両端部か
ら半径方向内方に突出し前記保持部材の前記保持部の各
前記開口窓に該収容部の各前記窓部からそれぞれ挿入さ
れた一対の係止突起部とを有する確認部材を備えると良
い。ここで、前記確認部材は、前記雄部材と前記雌部材
との結合が完了した時に、前記保持部材の前記開口窓を
介して前記雄部材の前記リング状突部の外周面によって
各前記係止突起部が遠心方向に押し出され、前記C字形
状部が拡径される部材である。すなわち、雌部材に保持
部材が挿入され第一係止部と第二係止部とが互いに係合
している状態では、雌部材の窓部を通して確認部材の一
対の係止突起部が保持部材の開口窓に挿入されている。
この状態では、確認部材は雌部材の窓部に係合してお
り、確認部材は半径方向に引っ張られても雌部材から外
れることはない。しかし、雌部材および保持部材の中に
雄部材の挿入端部が適正に挿入され、雄部材のリング状
突部が保持部材の開口窓に保持されると、リング状突部
が確認部材の係止突起部の先端に当接して係止突起部を
外側に押し出す。その結果、確認部材のC字形状部は拡
径され、C字形状部と雌部材の窓部との係合が解けて、
確認部材が半径方向に引っ張られると雌部材から外れる
ようになる。すなわち、作業員は、雌部材および保持部
材に雄部材を挿入してクイックコネクタを接続した後、
確認部材を引っ張って雌部材から確認部材が外れること
をもって、目視確認せずともクイックコネクタが適正に
接続されていることを確認することができる。それゆえ
本構成によれば、各種設備の奥まった部分で手探りで作
業をしなければならない場合にも、目視確認なしにクイ
ックコネクタが適正に接続されたことが確認されるの
で、手探りによるクイックコネクタの接続作業の信頼性
が向上するという効果がある。
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。 [実施例1] (実施例1の構成)クイックコネクタの実施例1は、図
1に示すように、雄部材1と、雄部材1が挿入される雌
部材2と、雄部材1が雌部材2から抜けないように固定
する保持部材3と、雄部材1と雌部材2との間をシール
するシール部材類4とを備えている。
を隔てて設けられた遠心方向に突出するリング状突部1
2をもつ略パイプ状の挿入端部11を有する。雄部材1
は、軟鋼製のパイプからなる一体部材であり、リング状
突部12は塑性加工により形成されている。また、雄部
材1の先端13は、外周面にアールが形成されるように
絞り加工されており、雌部材2に挿入しやすくなってい
る。なお、雄部材1は、軸線周りに回転対称形をしてい
る。
1が挿入開口端部21から収容部22に挿入される略筒
状の部材であって、ガラス繊維強化ナイロン樹脂製の一
体成型品である。すなわち、雌部材2は、図2に示すよ
うに、軸線方向の一方に開口した挿入開口端部21と、
軸線方向の他方を向いて半径方向に延在する係止面24
aをもつ第一係止部を周壁に有する略中空円筒状の収容
部22とを備えている。第一係止部としては、互いに対
向して収容部22の周壁に開口した一対の窓部24が形
成されており、第一係止部の係止面24aは、窓部24
の開口内面の一部である。また、雌部材2は、挿入開口
端部21のうち第一係止部としての窓部24に対応する
部分にも、挿入開口端部21の開口端面21aから収容
部22の内周壁へと続く面取り状の案内テーパ面21b
を有する。
く分けて、前述の挿入開口端部21および収容部22
と、チューブまたはホースに挿入されて接続されるホー
ス接続部27とから構成されている。挿入開口端部21
は、開口端面21aと案内テーパ面21bとを有し、挿
入開口端部21の軸中央部には、雄部材1の挿入端部1
1および保持部材3が挿入される挿入孔210が開口し
ている。挿入開口端部21の開口端面21aからは、収
容部22の内周壁へと続く面取り状の案内テーパ面21
bが全周に形成されており、雄部材1および保持部材3
の収容部22への挿入を容易にしている。
4が形成されている大径部23と、Oリング41等のシ
ール部材類4を収容している中径部25(図1参照)
と、雄部材1の先端13が挿入される小径部26とから
なる。大径部23には、第一係止部として、矩形の開口
をもつ一対の窓部24が互い対向して形成されている。
窓部24の一方の開口内面は、軸線方向の他方を向いて
半径方向に延在する係止面24aである。窓部24の開
口内面は、係止面24aと、係止面24aに対向してい
る対向面24cと、互いに対向して周方向の両側面を形
成している一対の開口側面24bとからなる。
の収容部22は、大径部23と中径部25と小径部26
とからなる。大径部23は、雄部材1のリング状突部1
2と保持部材3の本体部31および第二係止部35とを
収容する部分であり、内径だけではなく外径も最も大き
い。中径部25は、大径部23よりも内径および外径が
小さく、内周面と雄部材1の挿入端部11の外周面とに
当接するリング状のシール部材類4を保持する部分であ
る。小径部26は、中径部25よりもさらに内径および
外径が小さく、雄部材1の先端13を収容する部分であ
る。
小径部26に保持されているので、雌部材2に対して雄
部材1の姿勢が安定し、雄部材1と雌部材2との間がぐ
らつくことがなく、本実施例のクイックコネクタの接続
がいっそう安定する。また、雄部材1の挿入端部11の
外周面と雌部材2の中径部25の内周面との間にリング
状のシール部材類4が挟持されているので、雄部材1と
雌部材2との間で高い水密性および気密性が得られる。
その結果、本実施例のクイックコネクタの中を流通する
流体が外部に漏れ出すことが有効に防止されている。そ
れゆえ、本実施例のクイックコネクタの接続はいっそう
安定しており、本実施例のクイックコネクタは気密性お
よび液密性は十分に高い。
23の外周部の表面は、軸線と同心の弧状円筒面である
二つの外周面23aと互いに背向する二つの外側面23
bとからなる。外周面23aには窓部24が形成されて
おり、外側面23bは窓部24の対向方向に直角な法線
をもつ平面である。外側面23bは、作業員が自然に窓
部24を避けて雌部材2の大径部23を握ることができ
るように意図されて設けられているが、雌部材2を台上
等に置いたときに転がらないようにする作用をも有す
る。
さな円筒状の外周面を有し、中径部25の内周面も、大
径部23の内周面より内径が小さく形成されている。同
じく図1に示すように、中径部25の収容空間220に
は、樹脂製のリング部材41を挟んで二つのOリング4
2が収容されている。それゆえ、雄部材1の挿入端部1
1の前半部が中径部25に挿入されると、中径部25の
内周面と挿入端部11の円筒状の外周面との間で水密性
および気密性が確保される。
容空間220には、ブッシュ43が挿入されて固定され
ている。大径部23と中径部25との間の内周面には、
内径が大きい部分と小さい部分とがあり、同内周面にブ
ッシュ43の外周面が係合してブッシュ43が一端挿入
されたら容易には抜けないようになっている。すなわ
ち、ブッシュ43の一方の端部にはフランジがあり、同
フランジにより、ブッシュ43が必要以上に雌部材2に
押し込まれることが防止されている。また、ブッシュ4
3の中間部にも外径の比較的小さなフランジがあり、同
フランジにより、ブッシュ43が雌部材2から抜けるこ
とが防止されている。ブッシュ43によって封止されて
いるので、リング部材41およびOリング42が雌部材
2の中径部25から抜け出ることは防止されている。な
お、ブッシュ43の一方の内周面は、漏斗状に一方に向
かって拡がって形成されており、雄部材1の先端13を
保持部材3に挿入することが容易にされている。
さな中空円筒状の部分であり、小径部26の収容空間2
20には、先端13を含む雄部材1の挿入端部11の先
端部が挿入されて嵌合する。一方、ホース接続部27
は、略中空円筒状の部分であり、中心部に流路孔270
が形成されている。ホース接続部27は、三つの段部2
71と一つのシール溝272とを外周面に有する。ここ
で、段部271は、他方に向かってテーパーした部分円
錐面状の外周面をもつので、ホース等が接続された際に
ホースが抜け落ちることを防ぐ。また、シール溝は、O
リング等のシール部材を保持するための溝であり、ホー
ス等の内周面との間にシール部材を保持して水密性およ
び気密性を保つ。
形をしているが、大径部23だけは軸線を含み互いに直
交する二枚の対称面に関して対称形状をしている。最後
に、保持部材3は、再び図1に示すように、大部分が雌
部材2の挿入開口端部21から収容部22に挿入される
弾性変形可能なポリアミド樹脂製の一体部材である。保
持部材3は、雌部材2の収容部22に適正に挿入される
と、雄部材1のリング状突部12と雌部材2の係止面2
4aとの間に介在して、雌部材2の挿入開口端部21か
ら挿入された雄部材1の挿入端部11を雌部材2の収容
部22に装着させる部材である。
拡径および縮径が可能な断面略C字形状の本体部31
と、雌部材2の係止面24aと係合する第二係止部35
と、クイックコネクタを取り外す際に使用する一対の操
作アーム部36とを有する。本体部31は、他方に向か
って内周面32aが縮径しているテーパ壁部32と、テ
ーパ壁部32の他方の端部に設けられ雄部材1の挿入端
部11のリング状突部12が嵌合して挿入端部11を保
持する保持部34とをもつ部分である。第二係止部35
は、本体部31の一方の端部から遠心方向に突出して本
体部31と一体的に形成された凸部であり、雌部材2の
第一係止部としての窓部24と係合する部分である。操
作アーム部36は、本体部31の一方の端部から一方に
突出し、雌部材2の収容部22への挿置時にも挿入開口
端部21から突出する操作端部37をもち、本体部31
の弾性力により遠心方向へ付勢される互いに背向した一
対の部分である。
材1のリング状突部12の一部が嵌合する開口窓340
を有する。また、雌部材2の収容部22は、保持部材3
の開口窓340を外側から見通せる位置に開口した窓部
24を周壁に有する。それゆえ、雄部材1のリング状突
部12が保持部材3の開口窓340に嵌合すると、リン
グ状突部12の一部が開口窓340から露出し、その様
子を雌部材2の窓部24を通して外側から目視確認する
ことができる。
は、第二係止部35から他方に進むにつれ軸線に近づく
傾斜面32cをもつ。それゆえ、保持部材3を雌部材2
に挿入する際、保持部材3の係止面24aが雌部材2の
挿入開口端部21に内接し、保持部材3が雌部材2に押
し込まれるにつれて自然に縮径される。その結果、雌部
材2の中に保持部材3を容易に挿入することができる。
に互いに隣り合う保持部34の間に、他方から形成され
た欠損部330(図4参照)を有する。それゆえ、保持
部材3を雄部材1または雌部材2に着脱する際に、保持
部材3の拡径および縮径が容易になるばかりではなく、
軸対称でない弾性変形も容易になる。その結果、保持部
材3の着脱がより容易になる。
参照しつつ、以下により詳しく説明する。ここで、図3
は保持部材3を一方の斜めから見た斜視図であり、図4
は保持部材3を図1と同じ方向から見た側面図である。
図5は図4のV−V断面を示す底断面図であり、図6は
図4のVI矢視による保持部材3の底面図、図7は図4
のVII矢視による保持部材3の正面図、図8は図4の
VIII矢視による保持部材3の背面図である。
うに、弾性変形により拡径および縮径が可能な断面略C
字形状の部分である。断面略C字形状の両端の互いに対
向した端面間で形成された開口の間隔は、雄部材1の外
径よりも少し狭く設定されている。本体部31は、図4
に示すように、互いに対向するロート状の内周面32a
をもつ一対のテーパ壁部32と、両テーパ壁部32を結
ぶ連結部33とを有する。両テーパ壁部32の互いに対
向した内周面32aは、図3、図5および図8に示すよ
うに、操作アーム部36の内側面36aと連続して一方
から他方に行くに従って狭まる漏斗状のテーパー面を形
成している。
は、図1、図4、図6および図7に示すように、第二係
止部35から他方に向かうにつれて求心方向に近づくよ
うに傾いている傾斜面32cを有する。傾斜面32c
は、第二係止部35から他方に向かうにつれて周方向に
も幅が細くなっており、第二係止部35から他方に向か
ってテーパーした形状を有する。
壁部32の他方の端部に、対向する一対の開口窓340
をもつ一対の保持部34を有する。図4に示すように、
両保持部34は、C字形状部の開口部と連結部33の欠
損部330とによって互いに隔てられている。各保持部
34は、図6に示すように、テーパ壁部32と所定距離
を隔てて周方向に延在する窓枠部341と、テーパ壁部
32から他方に突出し窓枠部341を両端で支持する支
持部342とをもつ。
は、テーパ壁部32と、テーパ壁部32と所定距離を隔
てて周方向に延在する窓枠部341と、テーパ壁部32
から他方に突出し窓枠部341の両端を支持する支持部
342とにより囲まれている。それゆえ、開口窓340
は、テーパ壁部32の他方の端面である他端面32b
と、窓枠部341の一方の端面である内端面341aと
によって、一方と他方とを挟まれている。
先端面341bを有し、先端面341bは保持部材3の
他方の先端面と面一に形成されている。さらに、支持部
342の内周面は、図5に示すように、雄部材1のリン
グ状突部12の外周面12c(図9参照)が当接する内
接面342aを形成している。なお、保持部34の寸法
は、内接面342aが雄部材1のリング状突部12に対
して軽い締まり嵌めになる程度に設定されている。
び図6に示すように、本体部31から外側に突出した凸
部であり、一方に向いた一端面35aを有する。一端面
35aは、再び図1に示すように、雌部材2の窓部24
の係止面24aに当接して保持部材3が雌部材2から抜
け落ちることを防ぐ。それゆえ、保持部材3の本体部3
1は、無負荷状態で第二係止部35が雌部材2の係止面
24aと所定の半径方向の深さで係合するだけの大きさ
に形成されている。
うに、本体部31の一方の端部から一方に突出してい
る。操作アーム部36は、再び図1に示すように、雌部
材2の収容部22への挿置時にも挿入開口端部21から
突出する操作端部37をもつ。操作端部37は、外側の
面が雌部材2の大径部23から半径方向へはみ出さない
大きさに形成されており、クイックコネクタが接合した
状態で周囲の他の部材等が操作端部37に不用意に当接
することが防止されている。なお、操作アーム部36
は、雌部材2の収容部22への収容時にも、本体部31
の弾性力により遠心方向へ付勢されており、操作アーム
部36の内側面36aは、雄部材1の外周面から距離を
隔てている。
すように、V−V面に関して面対称である。 (実施例1の作用効果)クイックコネクタの本実施例に
は、接続と取り外しとの二通りの作用がある。先ず、本
実施例のクイックコネクタの接続は、次のように二通り
の手順のうちいずれによっても行うことができる。
部材1の挿入端部11が保持部材3の保持部34によっ
て保持され、雄部材1と保持部材3とが組み立てられた
状態で行われる。すなわち本手順は、保持部材3の開口
窓340に雄部材1のリング状突部12が嵌合した状態
で行われる。この状態で、雄部材1の挿入端部11は保
持部材3ごと雌部材2の収容部22に挿入され、雌部材
2の窓部24の係止面24aに保持部材3の第二係止部
35が係合させられる。
を保持部材3に保持させる際には、保持部材3の一方の
端部からおおよそ軸線を合わせて雄部材1が先端から挿
入される。雄部材1の軸線と保持部材3の軸線とが若干
ずれた状態で雄部材1を保持部材3に挿入しようとする
と、操作アーム部36の内側面36aが雄部材1の挿入
端部11に当接し、軸線のずれが自然に修正される。
れたリング状突部12が、外周面12cで保持部材3の
テーパ壁部32の内周面32a(図3参照)に当接す
る。そして、保持部材3の断面略C字形状の本体部31
を押し拡げつつ、雄部材1の挿入端部11が本体部31
の他方へと挿入されていく。さらに雄部材1が保持部材
3に深く挿入され、雄部材1のリング状突部12が保持
部材3の保持部34に達すると、自然にリング状突部1
2が保持部34の開口窓340に嵌合する。その結果、
同じく図9に示すように、雄部材1の挿入端部11は保
持部材3の保持部34に保持されて雄部材1と保持部材
3とが組み立てられる。
4aと保持部材3の第二係止部35との周方向の位置が
合わせられて、雄部材1の挿入端部11が保持部材3と
一緒に雌部材2の挿入開口端部21から収容部22に挿
入される。その結果、所定の挿入深さに達すると、再び
図1に示すように、保持部材3の第二係止部35が、保
持部材3の断面略C字形状の本体部31の弾性力によっ
て外側に拡がり、窓部24の窓部24に係合する。
4aに、保持部材3の第二係止部35の一端面35a
(図4参照)が対向し、係止面24aに一端面35aが
当接して保持部材3が雌部材2から抜けなくなる。その
結果、雄部材1のリング状突部12の一端面12aと雌
部材2の窓部24の係止面24aとの間に、保持部材3
の本体部31および第二係止部35が介在するに至る。
すると、雄部材1を雌部材2から引き抜こうとしても、
雄部材1は雌部材2から抜けなくなり、雄部材1と雌部
材2との接続が完了する。
容部22に保持部材3が挿入され、雌部材2の窓部24
に保持部材3の第二係止部35が係合させられて、雌部
材2の収容部22に保持部材3が保持される。次に、雄
部材1の挿入端部11が、雌部材2の収容部22および
保持部材3に挿入される。すなわち、本手順では先ず、
雌部材2の第一係止部としての窓部24に保持部材3の
第二係止部35の周方向の位置が合わせされて、保持部
材3が雌部材2の収容部22に挿入開口端部21から挿
入される。この際、雌部材2の挿入開口端部21の案内
テーパ面21bに保持部材3の第二係止部35の端部が
摺接し、保持部材3が雌部材2に挿入されるにつれて、
保持部材3が自然に縮径させられて雌部材2の収容部2
2に挿入される。
すると、保持部材3の第二係止部35が本体部31の弾
性力により拡径方向に付勢されて外側に向かって変位
し、雌部材2の窓部24に係合する。その結果、再び図
1に示すように、保持部材3は雌部材2の収容部22か
ら抜け落ちることなく保持される。ここで、保持部材3
の操作アーム部36の操作端部37は、雌部材2の挿入
開口端部21から一方に突出した状態に保たれている。
材2および保持部材3の一方の端部から、雄部材3が先
端13から挿入される。この際、保持部材3の操作アー
ム部36の内側面36aが、雄部材1のリング状突部1
2に摺接して案内しつつ、雄部材1の挿入端部11が保
持部材3に挿入されてゆく。保持部材3の操作アーム部
36の内側面36aは、テーパ壁部32の内周面32a
に連続しているので、雄部材1のリング状突部12は、
滑らかに本体部31の内部へとさらに挿入されていく。
られたリング状突部12が、外周面12cで保持部材3
のテーパ壁部32の内周面32aに当接し、保持部材3
の断面略C字形状の本体部31を押し拡げつつ本体部3
1の他方へと挿入されていく。この際、保持部材3の本
体部31は雄部材1のリング状突部12によって拡径さ
れていくので、縮径する方向に保持部材3の弾性力が作
用する。
れ、雄部材1のリング状突部12が保持部材3の保持部
34に達すると、自然にリング状突部12が保持部34
の開口窓340に嵌合する。すなわち、保持部材3の本
体部31の弾性力により互いに対向した一対の保持部3
4の間隔が狭められて、リング状突部12が開口窓34
0にはまり込み、雄部材1の挿入端部11は保持部材3
の保持部34に挟持される。
1のリング状突部12と雌部材2の窓部24の係止面2
4aとの間に保持部材3の本体部31および第二係止部
35が介在するに至る。その結果、操作アーム部36の
操作なしには、雄部材1は雌部材2から抜けなくなって
雄部材1と雌部材2との接続が完了する。すなわち、雄
部材1を雌部材2から引き抜こうとする外力が作用する
と、雌部材2の窓部24の係止面24aに保持部材3の
第二係止部35の一端面35aが当接する。すると、雄
部材1のリング状突部12の一端面12aと雌部材2の
窓部24の係止面24aとの間に、保持部材3の本体部
31および第二係止部35が介在して、圧縮応力に耐え
る。ここで、保持部材3の本体部31および第二係止部
35は十分に強固に形成されているので、割れたり挫屈
したりすることなしに、圧縮応力に耐えることができ
る。その結果、雄部材1を雌部材2から引き抜こうとし
ても、操作アーム部36を操作しない限り雄部材1は雌
部材2から抜けなくなり、雄部材1と雌部材2とは強固
に接続されるに至る。
もうとする外力が作用すると、同じく図1に示すよう
に、保持部34の窓枠部341が、雌部材2に嵌合して
固定されたブッシュ43と雄部材1のリング状突部12
との間に挟持される。それゆえ、雄部材1に作用した押
圧力は、保持部34の窓枠部341を介して雌部材2に
保持されたブッシュ43に伝達される。ブッシュ43は
雌部材2に強固に固定されており、保持部34の窓枠部
341は十分な押圧力に耐えることができるので、本実
施例のクイックコネクタは、雄部材1を雌部材2に押し
込もうとする外力にも耐えることができる。
部材2の挿入開口端部21に押圧力をもって接触するこ
とがないように配設されている。それゆえ、保持部材3
の他の部分には外力は伝達されず応力が発生しないの
で、保持部材3が押し込み外力によって破損することは
防止されている。その結果、本実施例のクイックコネク
タの接続は極めて容易でありながら、強固な接続が得ら
れる。また、接続前に保持部材が雌部材または雄部材に
保持されているので、保持部材を作業現場で取り落とす
ことが防止されている。そればかりではなく、雄部材お
よび雌部材のうち一方が固定されていれば、クイックコ
ネクタの接続手順を、前記いずれの手順であっても、片
手でこなすことも可能である。
持部材3の開口窓340に嵌合する際には、保持部材3
が弾性力をもって急激に縮径し、パチッという音がして
嵌合した手応えがある。同様に、保持部材3の第二係止
部35が雌部材2の第一係止部である窓部24に嵌合す
る際にも、保持部材3が弾性力をもって急激に拡径し、
パチッという音がして嵌合した手応えがある。そればか
りではなく、窓部24に保持部材3の第二係止部35が
嵌合していることも、保持部材3の開口窓340に雄部
材1のリング状突部12が嵌合していることも、雌部材
2の窓部24を通して明瞭に目視確認することができ
る。ここで、本実施例のクイックコネクタを接続する際
には、自然に作業員が手指で雌部材2の大径部23の平
坦な外側面23bを持つので、窓部24からの視認は容
易になる。それゆえ、本実施例のクイックコネクタで
は、雄部材1と雌部材2との接続がより確実に行われ
る。
の収容部22の中径部25の内周面に当接し、リング部
材41を挟んで二つのOリング42が配設されている。
二つのOリング42は、雄部材1の挿入端部11の円筒
状の外周面と雌部材2の内周面との間に介在し、雄部材
1と雌部材2との間で気密性および液密性を保つ作用を
果たしている。
外しおよび分解は、次のようにして行われる。保持部材
3は、同じく図1に示すように、テーパ壁部32および
保持部34をもち弾性変形可能な断面略C字形状の本体
部31と、雌部材2の窓部24と係合する第二係止部3
5と、雌部材2から操作端部37が突出している操作ア
ーム部36とを持つ。ここで操作アーム部36は、本体
部31の弾性力により外側へ付勢されているので、雌部
材2の収容部22へ挿入された状態でも、雄部材1の外
周面から離れており、同様に、本体部31のテーパ壁部
32も雄部材1の外周面から離れている。それゆえ、操
作アーム部36の操作端部37を指先等で求心方向へ押
し縮めれば、本体部31のテーパ壁部32も求心方向へ
縮径する。すると、テーパ壁部32の縮径に伴い、第二
係止部35が雌部材2の係止面24aから求心方向へ外
れるので、雄部材1を引き抜けば雌部材2から雄部材1
および保持部材3を取り外すことができる。
材1のリング状突部12が嵌合しているので、再び図9
に示すように、保持部材3は雄部材1の挿入端部11に
係合して雄部材1と一体に組み立てられた状態を保って
いる。それゆえ、雄部材1および保持部材3を雌部材2
から引き抜いても、不用意に保持部材3が雄部材1から
脱落することがない。
1から保持部材3を取り外すには、保持部材3の断面略
C字形状の本体部31の開口から雄部材1の挿入端部1
1が出るように、保持部材3を軸直角方向外方に引っ張
れば良い。その際、断面略C字形状の本体部31の開口
を雄部材1のリング状突部12が通過できる分だけ保持
部材3の本体部31が拡径してC字形状の断面が拡がる
だけで済み、保持部材3の大変形は避けられる。それゆ
え、雄部材1から保持部材3を取り外す際にも、保持部
材3が大変形によって破損するような不都合は防止され
ている。また、作業員が片手で雄部材1から保持部材3
を取り外すこともでき、保持部材3の雄部材1からの取
り外しがきわめて容易である。その結果、保持部材3は
損傷することなく雌部材2からも雄部材1からも分離で
きるので、何回でも保持部材3を利用することができ
る。もちろん、保持部材3ばかりではなく、雄部材1お
よび雌部材2も再利用可能である。
によれば、保持部材3の再利用が容易であるばかりでは
なく、リリース具等の道具を使わないでもクイックコネ
クタの取り外しおよび分解が容易であるという効果があ
る。また、前述のように、クイックコネクタの接続が確
実かつ容易に行われ得るという効果がある。 [実施例2] (実施例2の構成)クイックコネクタの実施例2は、図
10、図11および図12に示すように、雄部材1が挿
入されていない状態で確認部材5が付加されている点を
除き、実施例1と同様の構成である。それゆえ、本実施
例では確認部材5の構成および作用効果について重点的
に説明する。
材5とを図13に示すように、C字形状部51と一対の
係止突起部52と取手部53とから構成された樹脂製の
一体部材である。C字形状部51は、雌部材2の収容部
22の外周側から収容部22に装着され、弾性変形によ
り拡径可能なC字形状の部分である。一対の係止突起部
52は、C字形状部51の両端部から半径方向内方に突
出し、保持部材3の保持部34の各開口窓340(図4
参照)に雌部材2の収容部22の各窓部24からそれぞ
れ挿入された一対の突起部分である。取手部53は、C
字形状部51の中央部に連結されたリング状の取っ手部
分である。
2との結合が完了した時に、保持部材3の開口窓340
を介して雄部材1のリング状突部12の外周面12cに
よって各係止突起部52が遠心方向に押し出され、C字
形状部51が拡径される部材である。なお、確認部材5
は、第二の対称面Qに関して対称形状をしており、第一
の対称面Pに関していずれの方向からも、雌部材2およ
び保持部材3に係合可能である。
を参照しつつより詳しく説明する。C字形状部51は、
雌部材2の大径部23の外周面23aおよび外側面23
bにぴったりと係合し、樹脂のもつ弾性力をもって一対
の係止突起部52を雌部材2の窓部24から内部に挿入
している。一対の係止突起部52は、それぞれ係合面5
2aと先端面52bと摺接面52cとをもつ。係止面2
4aは、C字形状部51と一対の係止突起部52との間
に切り欠きを形成する面であり、雄部材1が挿入されて
いない状態では雌部材2の窓部24の開口側面24bと
係合している。それゆえ、作業員が取手部53に指をか
けて確認部材5を引っ張っても、係止面24aが窓部2
4の開口側面24bに係合しており、C字形状部51が
拡径しないので確認部材5が雌部材2から脱落すること
はない。
部材1のリング状突部12が適正に挿入されると、リン
グ状突部12に少なくとも一部で当接し、一対の係止突
起部52の間隔が押し拡げられる着力点となる。このよ
うに一対の係止突起部52の間隔が拡げられ、C字形状
部51が拡径されると、係合面52aは雌部材2の窓部
24を外れる。この状態では窓部24の縁は摺接面52
cに当接している。それゆえ、作業員が取手部53に指
をかけて確認部材5を引っ張ると、摺接面52cが雌部
材2の窓部24の縁に摺接しつつ、C字形状部51がい
よいよ拡径されて遂には確認部材5が雌部材2から外れ
るに至る。
ように、雌部材2に保持部材3が挿入され窓部24と第
二係止部35とが互いに係合している状態では、雌部材
2の窓部24を通して確認部材5の一対の係止突起部5
2が保持部材3の開口窓340に挿入されている。この
状態では、再び図13に示すように、確認部材5は係合
面52aで雌部材2の窓部24に係合しており、確認部
材5は半径方向に引っ張られても雌部材2から外れるこ
とはない。
雄部材1の挿入端部11が適正に挿入され、雄部材1の
リング状突部12が保持部材3の開口窓340に嵌合す
ると、状況は異なってくる。すなわち、再び図14に示
すように、リング状突部12の外周面12cが、確認部
材5の係止突起部52の先端面52bに当接して互いに
対向した係止突起部52を外側に押し出す。その結果、
確認部材5のC字形状部51は拡径され、確認部材5の
係合面52aが雌部材2の窓部24から外れて、確認部
材5の摺接面52cが窓部24の縁に摺接するようにな
る。すると、確認部材5のC字形状部51と雌部材2の
窓部24との係合が解けてしまう。その結果、確認部材
5が半径方向に引っ張られると、摺接面52cが雌部材
2の窓部24に摺接しつつC字形状部51がいっそう拡
径し、確認部材5は雌部材2から外れるようになる。
部材3に雄部材1を挿入してクイックコネクタを接続し
た後、取手部53に指をかけて確認部材5を引っ張れば
良い。確認部材5を引っ張った結果、雌部材2から確認
部材5が外れることをもって、作業員は、目視確認せず
ともクイックコネクタが適正に接続されていることを確
認することができる。それゆえ、各種設備の奥まった部
分で手探りで作業をしなければならない場合にも、目視
確認なしにクイックコネクタが適正に接続されたことを
確認することができる。
るクイックコネクタの接続作業の信頼性が向上するとい
う効果がある。また、作業員が取手部53に指をかけて
引っ張らないと確認部材5は雌部材2から外れず、確認
部材5が自然に外れるようなことはないので、確認部材
5を取り落として紛失することはない。 (実施例2の変形態様1)本実施例の変形態様1とし
て、C字形状部51と取手部53との間に雌部材2の大
径部23と係合する中間部をもつ確認部材5を有するク
イックコネクタの実施が可能である。本変形態様では、
作業員が取手部53をねじった場合にも、中間部が雌部
材2に係合してねじりに耐えるので、C字形状部51が
ねじられて拡径することがない。それゆえ、クイックコ
ネクタが適正に接合されない限り、作業員の不適正な操
作によっても確認部材5は外れないので、クイックコネ
クタの接続の信頼性がより向上するという効果がある。
態様2として、一部に切り欠きをもつリング状の取手部
53をもつ確認部材5を有するクイックコネクタの実施
が可能である。本変形態様では、雌部材2に保持部材3
および雄部材1が適正に嵌合していない状態で作業員が
無理矢理確認部材5を引き抜こうとすると、取手部53
の一部が切り欠きから破断する。それゆえ、クイックコ
ネクタが適正に接合されない限り、作業員の不適正な操
作によっても確認部材5は外れないので、クイックコネ
クタの接続の信頼性がより向上するという効果がある。
15に示すように、雄部材1および雌部材2は実施例1
のそれらと同一であり、保持部材3の保持部34’の構
成が実施例1のそれと異なる。
3の保持部34の互いに対向する一対の保持部34’に
は、実施例1では開口窓340が形成されているのに対
し、それぞれ中心方向に開口した溝340’が形成され
ている。再び図15に示すように、保持部34’の溝3
40’には雄部材1のリング状突部12が嵌合し、雄部
材1は保持部材3を介して雌部材2に固定される。
クコネクタの作用効果は、おおむね実施例1の作用効果
と同一である。細かい違いについて述べれば、本実施例
の保持部材3の方が、保持部34’の強度が向上してよ
り堅牢になっている。
る点は多い。すなわち、実施例1では、雌部材2に挿入
された状態でも、雄部材1のリング状突部12が保持部
材3の開口窓340に嵌合していることが、雌部材2の
収容部22の窓部24を通して直接目視確認できる。ま
た、実施例1の保持部材3では、実施例2のように、確
認部材5を採用することが可能である。さらに、実施例
1の保持部材3の方が、樹脂の射出成形の型割りの都合
上、製造が容易である。
部材2の大径部23の構成と保持部材3の構成の一部と
が実施例1と異なり、雄部材1を含むその他の構成は実
施例1と同様である。それゆえ、本実施例では雌部材2
の構成と保持部材3の構成のうち実施例1と異なる部分
について説明する。
構成が異なっている。第一に、雌部材2は、図17〜図
19に示すように、収容部22の内周壁から求心方向に
所定厚さだけ突出して収容部22に保持部材3が挿入さ
れる際に保持部材3の欠損部330に嵌合可能な一対の
嵌合凸部231を有する。すなわち、一対の嵌合凸部2
31は、雌部材2の大径部23の内周面から求心方向に
所定の厚さで突出し互いに対向した凸部である。各嵌合
凸部231は、大径部23の内周面の他方の端部から一
方へ突出するような形状で形成されており、その先端は
保持部材3が係合しやすいようにテーパー状に形成され
ている。
は、窓部24に隣接して周方向の両側に、案内凹部23
2が形成されている。案内凹部232は、窓部24に接
する方を除いて三方が斜面によって形成された凹部であ
る。保持部材3の第二係止部35が案内凹部232には
まり込むと、保持部材3はその弾性力で自然に周方向に
回転し、第二係止部35が雌部材2の窓部24にはまり
込む。
に、挿入開口端部21のうち第一係止部としての一対の
窓部24と周方向に異なる位置に、求心方向へ所定の厚
さで突出し周方向に所定の幅で延在する一対の規制突部
211を有する。規制突部211は、雄部材1(図9参
照)に取り付けられた保持部材3(図24参照)が適正
な回転角度位置にない場合には、保持部材3の第二係止
部35と当接して保持部材3が雌部材2の収容部22の
内部に挿入されることを阻止する突部である。すなわ
ち、規制突部211は、図21に示すように、挿入開口
端部21の半径Rの内周面よりも内方に突出しており、
保持部材3から遠心方向へ突出した一対の第二係止部3
5の進入を阻止する。そればかりではなく、図22に示
すように、規制突部211の一部は、挿入開口端部21
の開口端面21aから一方へ台形状に突出して規制端面
211aを形成している。図23に示すように、規制突
部211の内側面211bは、雌部材2の軸長方向と平
行に形成されている一次曲面である。
うに、挿入開口端部21のうち第一係止部としての窓部
24に対応する部分に、挿入開口端部21の開口端面2
1aから収容部22の内周壁へと続く面取り状の案内テ
ーパ面21bを有する。すなわち、案内テーパ面21b
は、挿入開口端部21のうち周方向の窓部24に相当す
る部分にのみ対向して一対が形成されており、前述の一
対の規制突部211とは周方向に所定間隔を空けて形成
されている。
うに、各案内テーパ面21bの両端に、挿入開口端部2
1の開口端面21aから各案内テーパ面21bへと続く
一対の案内斜面21cを有する。すなわち、案内斜面2
1cは、各案内テーパ面21bの両端に形成されてお
り、案内斜面21cに押圧力をもって当接した保持部材
3の第二係止部35(図24参照)を周方向に回転移動
させて案内テーパ面21bに当接させる。
ように、各規制突部211の両端に、規制突部211の
規制端面211aから周方向に延在して開口端面21a
にまで達する案内斜面211cを有する。各規制突部2
11の案内斜面211cの先端は、案内テーパ面21b
の両端の案内斜面21cの先端に接している。それゆ
え、規制突部211の案内斜面211cに押圧力をもっ
て当接した保持部材3の第二係止部35は、案内斜面2
11cおよび案内斜面21cに摺接しつつ周方向に移動
する。それゆえ、保持部材3の第二係止部35は、規制
突部211から少しでも外れると、案内斜面211cか
ら案内斜面21cを経て案内テーパ面21bにまで滑り
込む。
のそれと構成が異なっている。第一に、保持部材3は、
図24に示すように、第二係止部35の他方に軸線方向
と直交して形成された所定の面積の規制平面35bを有
する。規制平面35bは、雄部材1に取り付けられた保
持部材3が適正な回転角度位置にない場合には、雌部材
1の規制突部211の規制端面211aに当接して保持
部材3が雌部材2の収容部22の内部に挿入されること
を阻止する平面である。なお、第二係止部35の他方の
端部の角は、適正なアールを付けて形成されており、第
二係止部35が適正な回転角度位置にある場合には、雌
部材2の案内テーパ面21bに摺接するようになってい
る。
第二係止部35の規制平面35bから保持部34に至る
までまっすぐに形成されている。すなわち、傾斜面32
cは、規制平面35bからテーパ壁部32の他端面32
bに至るまで途中に中折れやくびれがない略円錐面状の
テーパ面で形成されている。それゆえ、接続後に雄部材
1と雌部材2とが引っ張られ、過大な圧縮応力が傾斜面
32cを形成するテーパ壁部32に作用しても、テーパ
壁部32が局部挫屈するようなことな防止されている。
アールが形成されており、応力集中が軽減されているの
で、欠損部330の隅から亀裂が入ることが防止されて
いる。それゆえ、保持部材3はさらに多数回再利用する
ことができるようになる。 (実施例4の作用効果)本実施例のクイックコネクタ
は、以上のように構成されているので、以下のような作
用効果をもつ。
9参考)が、雌部材2に対して正規の回転角度位置(窓
部24と第二係止部35とが同一角度位置にある状態)
から中心軸周りに90°程度ずれて挿入されようとする
場合を想定する。すると、保持部材3の一対の第二係止
部35に形成された他端面35bが、雌部材2の規制突
部211の規制端面211aに当接し、雄部材1を保持
した保持部材3はそれ以上、雌部材2に挿入され得なく
なる。すなわち、かなりの押圧力をもって雄部材1を保
持した保持部材3を雌部材2に挿入しようとしても、阻
止される。それゆえ、保持部材3が雌部材2に対して正
規の回転角度位置から大きく外れていることが、作業員
にも容易に認識される。
て正規の回転角度位置を探っていく場合を想定する。保
持部材3の第二係止部35の他端面35bが雌部材2の
規制平面35bからずれると、保持部材3の第二係止部
35の周方向端部が雌部材2の規制突部211の案内斜
面211cに当接する。すると、保持部材3は雌部材2
に押し込まれる方向に外力を受けているから、保持部材
3の第二係止部35の周方向端部が雌部材2の案内斜面
211cに摺接して滑る。続いて保持部材3の第二係止
部35の周方向端部は、案内斜面211cに隣接してい
る案内斜面21cに摺接し続ける。その結果、保持部材
3の第二係止部35は、雌部材2の案内テーパ面21b
に当接するに至る。この間、雄部材1を保持した保持部
材3は、さらに少しだけ雌部材2に挿入される。
案内テーパ面21bに当接した状態では、保持部材3は
おおむね正規の回転角度位置にあり、保持部材3の挿入
を阻止するものはなくなる。それゆえ、雄部材1を保持
した保持部材3は、縮径されつつ雌部材2の中にさらに
押し込まれることが可能になり、保持部材3の第二係止
部35は雌部材2の挿入開口端部21を過ぎて収容部2
2にまで挿入されるに至る。すると、雌部材2の一対の
嵌合凸部231の先端が、保持部材3の連結部33の欠
損部330と本体部31のC字状の開口部とに嵌合し始
める。各嵌合凸部231の先端は、前述のようにテーパ
ーしているので、保持部材3の回転角度位置が正規の位
置から少しずれていても回転角度位置が修正されつつ、
保持部材3は雌部材2の収容部22に挿入されていく。
この際、雌部材2の窓部24の両側に形成されている案
内凹部232が、保持部材3の弾性力で外側へ付勢され
た第二係止部35を窓部24へと導く。雄部材1を保持
した保持部材3が雌部材2の収容部22に規定の深さま
で挿入されると、保持部材3の弾性力で外側へ付勢され
た第二係止部35は、第一係止部としての窓部24に嵌
合するに至る。
部材2の窓部24に嵌合してしまうと、操作アーム部3
6を作業員が操作しない限り、押しても引いても雄部材
1と雌部材2との結合を解くことはできない。保持部材
3のもつこのような係止作用は、実施例1のそれと同様
である。すなわち、本実施例によれば、雄部材1を保持
した保持部材3を、正規の角度位置を中心にある程度広
い範囲で合わせて雌部材2に押し込むだけで、容易に雄
部材1と雌部材2とを結合させることができる。その結
果、前述の実施例1の効果に加えて、作業員の負担が軽
減されて作業時間が短縮されるだけではなく、よりいっ
そう確実なクイックコネクタの接続が得られるようにな
るという効果がある。
で、予め保持部材3を大径部23に保持した雌部材2に
雄部材1を挿入する場合には、保持部材3の本体部31
が拡径し易くなり、雄部材1の挿入力を低減することが
できる。
コネクタによれば、保持部材の再利用が容易であるばか
りではなく、リリース具等の道具を使わないでも取り外
しおよび分解が容易であるという効果がある。
成を示す半断面図
示す側面図
等を示す半断面図
成を示す半断面図
す背面図
を示す部分背面図
大して示す斜視図
構成を示す断面図
面図
断面図
構成を示す半断面図
視図
周面 13:先端 2:雌部材 21:挿入開口端部 210:挿入孔 21a:開口端面 21b:案内テーパ面 21
c:案内斜面 211:規制突部 211a:規制端面 211b:内側面 211
c:案内斜面 22:収容部 220:収容空間 23:大径部 23a:外周面 23b:外側面 23c:内周面 23d:案内面 231:嵌合凸部 232:案内凹部 24:窓部(第一係止部として) 24a:係止面 24b:開口側面 24c:対向
面 25:中径部 26:小径部 27:ホース接続部 270:流路孔 271:段部 272:シール溝 3:保持部材 31:本体部 32:テーパ壁部 32a:内周面 32b:他端面 32c:傾斜面 33:連結部 330:欠損部 34,34’:保持部 340:開口窓 34
0’:溝 341:窓枠部 341a:内端面 341b:先
端面 342:支持部 342a:内接面 35:第二係止部 35a:一端面 35b:他端
面 36:操作アーム部 36a:内側面 37:操作端部 4:シール部材類 41:リング部材 42:Oリング 43:ブッシ
ュ 5:確認部材 51:C字形状部 52:係止突起部 52a:係合面 52b:先端面 52c:摺接面 53:取手部 P:第一の対称面 Q:第二の対称面
Claims (15)
- 【請求項1】 先端から所定距離を隔てて設けられた遠
心方向に突出するリング状突部をもつ略パイプ状の挿入
端部を有する雄部材と、 軸線方向の一方に開口した挿入開口端部と、軸線方向の
他方を向いて半径方向に延在する係止面をもつ第一係止
部を周壁に有する収容部とを備え、前記雄部材の前記挿
入端部が該挿入開口端部から該収容部に挿入される雌部
材と、 少なくとも一部が前記雌部材の前記挿入開口端部から前
記収容部に挿入され、前記雄部材の前記リング状突部と
該雌部材の前記係止面との間に介在して、該挿入開口端
部から挿入された該雄部材の前記挿入端部を該雌部材の
該収容部に装着させる保持部材と、を備え、 前記保持部材は、 前記他方に向かって内周面が縮径しているテーパ壁部
と、該テーパ壁部の該他方の端部に設けられた前記雄部
材の前記挿入端部の前記リング状突部が嵌合して該挿入
端部を保持する保持部とをもつ弾性変形により拡径およ
び縮径が可能な断面略C字形状の本体部と、 前記本体部の前記一方の端部から遠心方向に突出して該
本体部と一体的に形成された凸部であり、前記第一係止
部と係合する第二係止部と、 前記本体部の前記一方の端部から該一方に突出し、前記
雌部材の前記収容部への挿置時にも前記挿入開口端部か
ら突出する操作端部をもち、該本体部の縮径時に該本体
部の弾性力により遠心方向へ付勢される互いに背向した
複数の操作アーム部と、を有していることを特徴とする
クイックコネクタ。 - 【請求項2】 前記保持部材の前記本体部の外側面は、
前記第二係止部から前記他方に進むにつれ軸線に近づく
傾斜面をもつ請求項1記載のクイックコネクタ。 - 【請求項3】 前記第一係止部は、互いに対向して前記
収容部の前記周壁に開口した一対の窓部であり、 前記第一係止部の前記係止面は、前記窓部の開口内面の
一部である請求項1記載のクイックコネクタ。 - 【請求項4】 前記保持部材の前記保持部は、前記雄部
材の前記リング状突部の一部が嵌合する開口窓を有する
請求項1記載のクイックコネクタ。 - 【請求項5】 前記雌部材の前記収容部は、前記保持部
材の前記開口窓を外側から見通せる位置に開口した窓部
を周壁に有する請求項4記載のクイックコネクタ。 - 【請求項6】 前記保持部材の前記本体部は、周方向に
互いに隣り合う前記保持部の間に、前記他方から形成さ
れた欠損部を有する請求項1記載のクイックコネクタ。 - 【請求項7】 前記雌部材は、前記収容部の内周壁から
求心方向に所定厚さだけ突出して該収容部に前記保持部
材が挿入される際に前記保持部材の前記欠損部に嵌合可
能な嵌合凸部を有する請求項6記載のクイックコネク
タ。 - 【請求項8】 前記雌部材は、前記挿入開口端部のうち
前記第一係止部と周方向に異なる位置に、求心方向へ所
定の厚さで突出した規制突部を有し、 前記規制突部は、前記雄部材に取り付けられた前記保持
部材が適正な回転角度位置にない場合には、該保持部材
の前記第二係止部と当接して該保持部材が前記雌部材の
前記収容部内に挿入されることを阻止する突部である請
求項1記載のクイックコネクタ。 - 【請求項9】 前記保持部材は、前記第二係止部の前記
他方に軸線方向と直交して形成された規制平面を有し、 前記規制平面は、前記雄部材に取り付けられた前記保持
部材が適正な回転角度位置にない場合には、前記雌部材
の前記規制突部の端面に当接して該保持部材が前記雌部
材の前記収容部内に挿入されることを阻止する平面であ
る請求項8記載のクイックコネクタ。 - 【請求項10】 前記雌部材は、前記挿入開口端部のう
ち各前記第一係止部に対応する部分に、該挿入開口端部
の端面から前記収容部の内周壁へと続く面取り状の案内
テーパ面を有する請求項1記載のクイックコネクタ。 - 【請求項11】 前記雌部材は、各前記案内テーパ面の
両端に、前記挿入開口端部の端面から各該案内テーパ面
へと続く一対の案内斜面を有する請求項10記載のクイ
ックコネクタ。 - 【請求項12】 前記雌部材の収容部は、前記雄部材の
前記リング状突部と前記保持部材の本体部および第二係
止部とを収容する大径部と、該大径部よりも内径が小さ
く内周面と該雄部材の前記挿入端部の外周面とに当接す
るリング状のシール部材を保持する中径部と、該中径部
よりもさらに内径が小さく該雄部材の前記先端を収容す
る小径部とをもつ請求項1記載のクイックコネクタ。 - 【請求項13】 前記雌部材の前記収容部は、周壁に開
口した窓部を有し、 前記雌部材の前記収容部の外周側から該収容部に装着さ
れ弾性変形により拡径可能なC字形状部と、該C字形状
部の両端部から半径方向内方に突出し前記保持部材の前
記保持部の各前記開口窓に該収容部の各前記窓部からそ
れぞれ挿入された一対の係止突起部とを有する確認部材
を備え、 前記確認部材は、前記雄部材と前記雌部材との結合が完
了した時に、前記保持部材の前記開口窓を介して前記雄
部材の前記リング状突部の外周面によって各前記係止突
起部が遠心方向に押し出され、前記C字形状部が拡径さ
れる請求項4記載のクイックコネクタ。 - 【請求項14】 軸線方向の一方に開口した挿入開口端
部と、軸線方向の他方を向いて半径方向に延在する係止
面をもつ第一係止部を周壁に有する収容部とを備え、雄
部材の先端から所定距離を隔てて設けられた遠心方向に
突出するリング状突部をもつ略パイプ状の挿入端部が、
該挿入開口端部から該収容部に挿入される雌部材と、 少なくとも一部が前記雌部材の前記挿入開口端部から前
記収容部に挿入され、前記雄部材の前記リング状突部と
該雌部材の前記係止面との間に介在して、該挿入開口端
部から挿入された該雄部材の前記挿入端部を該雌部材の
該収容部に装着させる保持部材と、を備え、 前記保持部材は、 前記他方に向かって内周面が縮径しているテーパ壁部
と、該テーパ壁部の該他方の端部に設けられた前記雄部
材の前記挿入端部の前記リング状突部が嵌合して該挿入
端部を保持する保持部とをもつ弾性変形により拡径およ
び縮径が可能な断面略C字形状の本体部と、 前記本体部の前記一方の端部から遠心方向に突出して該
本体部と一体的に形成された凸部であり、前記第一係止
部と係合する第二係止部と、 前記本体部の前記一方の端部から該一方に突出し、前記
雌部材の前記収容部への挿置時にも前記挿入開口端部か
ら突出する操作端部をもち、該本体部の縮径時に該本体
部の弾性力により遠心方向へ付勢される互いに背向した
一対の操作アーム部と、を有していることを特徴とする
クイックコネクタ。 - 【請求項15】 少なくとも一部が、軸線方向の一方に
開口した雌部材の挿入開口端部から、軸線方向の他方を
向いて半径方向に延在する係止面をもつ第一係止部を周
壁に有する該雌部材の収容部に挿入され、該雌部材の該
収容部に挿置された雄部材の略パイプ状の挿入端部の中
間部に設けられた遠心方向に突出するリング状突部と、
該雌部材の該係止面との間に介在して、該挿入開口端部
から挿入された該雄部材の前記挿入端部を該雌部材の該
収容部に装着させるクイックコネクタの保持部材であっ
て、 前記保持部材は、 前記他方に向かって内周面が縮径しているテーパ壁部
と、該テーパ壁部の該他方の端部に設けられた前記雄部
材の前記挿入端部の前記リング状突部が嵌合して該挿入
端部を保持する保持部とをもつ弾性変形により拡径およ
び縮径が可能な断面略C字形状の本体部と、 前記本体部の前記一方の端部から遠心方向に突出して該
本体部と一体的に形成された凸部であり、前記第一係止
部と係合する第二係止部と、 前記本体部の前記一方の端部から該一方に突出し、前記
雌部材の前記収容部への挿置時にも前記挿入開口端部か
ら突出する操作端部をもち、該本体部の縮径時に該本体
部の弾性力により遠心方向へ付勢される互いに背向した
一対の操作アーム部と、を有していることを特徴とする
クイックコネクタの保持部材。
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|---|---|---|---|
| JP25566298A JP3718845B2 (ja) | 1997-11-11 | 1998-09-09 | クイックコネクタおよびその保持部材 |
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| JP9-308796 | 1997-11-11 | ||
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ID=26542355
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