JPH11201408A - ボイラ - Google Patents
ボイラInfo
- Publication number
- JPH11201408A JPH11201408A JP173598A JP173598A JPH11201408A JP H11201408 A JPH11201408 A JP H11201408A JP 173598 A JP173598 A JP 173598A JP 173598 A JP173598 A JP 173598A JP H11201408 A JPH11201408 A JP H11201408A
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- superheater
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- Pending
Links
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Landscapes
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボイラの過熱器のアルカリ腐食を防止する。
【解決手段】 過熱器入口管寄せ3頂部に垂直の第2の
飽和蒸気管10を接続し、第2の飽和蒸気管10と第1
の過熱器4との間に第2の過熱器11を配置し、過熱器
入口管寄せ3にドレン配管12及びスチームトラップ1
3を接続する。
飽和蒸気管10を接続し、第2の飽和蒸気管10と第1
の過熱器4との間に第2の過熱器11を配置し、過熱器
入口管寄せ3にドレン配管12及びスチームトラップ1
3を接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過熱器管内のアル
カリ腐食を防止したボイラに関する。
カリ腐食を防止したボイラに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の縦型廃熱ボイラの構成を示
すフローチャートである。本図に示すように縦型廃熱ボ
イラは各伝熱管群が水平に積層され、蒸気ドラム1から
の飽和蒸気は第1の飽和蒸気管2により過熱器入口管寄
せ3へ流入し第1の過熱器4の各水平管へ分流する。蒸
気ドラム1で気水分離が行われるとは云え完全には水が
分離されずミストとして残り、更に第1の飽和蒸気管2
表面からの放熱により飽和蒸気の一部が凝縮して微量の
ミストを生成する。この微量のミストは第1の過熱器4
へ流入しそこで過熱蒸気となり、ミスト中にアルカリ、
例えばNaOHを含む場合に第1の過熱器4内の飽和蒸
気から過熱蒸気となる部分では高濃度のNaOHが析出
しアルカリ腐食の原因となり、それにより穿孔すると蒸
気漏れをもたらす危険性がある。ボイラ水の水質が管理
基準に従いPH、PO4イオン濃度、Na/PO4モル比
等が基準値内に保持されていれば、ミスト中にNaOH
を含まず第1の過熱器4内でのアルカリ腐食は発生しな
いことになる。しかし、渇水等によりボイラ給水の原水
の水質が悪化し、純水処理装置で処理し純水になった筈
のボイラ水にシリカ、有機物が含まれPH値低下の原因
となる。PH値を管理基準に維持するためにPO4イオ
ンを含む薬品の過剰投入(PO4イオン濃度高とな
る)、Na/PO4モル比が通常2.8以内のところ3
以上となるように薬品を投入すると、薬品中のNaイオ
ンが遊離しNaOHを析出させることになり、ボイラ水
がNaOHを含むことになる。
すフローチャートである。本図に示すように縦型廃熱ボ
イラは各伝熱管群が水平に積層され、蒸気ドラム1から
の飽和蒸気は第1の飽和蒸気管2により過熱器入口管寄
せ3へ流入し第1の過熱器4の各水平管へ分流する。蒸
気ドラム1で気水分離が行われるとは云え完全には水が
分離されずミストとして残り、更に第1の飽和蒸気管2
表面からの放熱により飽和蒸気の一部が凝縮して微量の
ミストを生成する。この微量のミストは第1の過熱器4
へ流入しそこで過熱蒸気となり、ミスト中にアルカリ、
例えばNaOHを含む場合に第1の過熱器4内の飽和蒸
気から過熱蒸気となる部分では高濃度のNaOHが析出
しアルカリ腐食の原因となり、それにより穿孔すると蒸
気漏れをもたらす危険性がある。ボイラ水の水質が管理
基準に従いPH、PO4イオン濃度、Na/PO4モル比
等が基準値内に保持されていれば、ミスト中にNaOH
を含まず第1の過熱器4内でのアルカリ腐食は発生しな
いことになる。しかし、渇水等によりボイラ給水の原水
の水質が悪化し、純水処理装置で処理し純水になった筈
のボイラ水にシリカ、有機物が含まれPH値低下の原因
となる。PH値を管理基準に維持するためにPO4イオ
ンを含む薬品の過剰投入(PO4イオン濃度高とな
る)、Na/PO4モル比が通常2.8以内のところ3
以上となるように薬品を投入すると、薬品中のNaイオ
ンが遊離しNaOHを析出させることになり、ボイラ水
がNaOHを含むことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は飽和蒸
気中のミストがNaOHを含む場合、水平式の第1の過
熱器4の構造上ミストの除去、ミストの飛散防止が困難
であり他にアルカリ腐食を防止する対策が取られておら
ず、第1の過熱器4内面の腐食による蒸気漏れの問題が
有る。本発明の目的は、ボイラの過熱器のアルカリ腐食
を防止することにある。
気中のミストがNaOHを含む場合、水平式の第1の過
熱器4の構造上ミストの除去、ミストの飛散防止が困難
であり他にアルカリ腐食を防止する対策が取られておら
ず、第1の過熱器4内面の腐食による蒸気漏れの問題が
有る。本発明の目的は、ボイラの過熱器のアルカリ腐食
を防止することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、飽和蒸気を
導く第1の飽和蒸気管と、第1の飽和蒸気管と連結した
過熱器入口管寄せと、過熱器入口管寄せの頂部から垂直
に立ち上がる第2の飽和蒸気管と、飽和蒸気を過熱する
水平管を積層した第1の過熱器と、第1の過熱器の入口
と第2の飽和蒸気管の上端に連結し第1の過熱器の水平
管より短い水平管を積層した縦長の第2の過熱器と、過
熱器入口管寄せからドレンを排出するドレン排出手段と
を有することにより達成される。第2の過熱器は裸管で
あることが望ましい。上記構成によれば、飽和蒸気に含
まれるミストは垂直の第2の飽和蒸気管内で過熱器入口
管寄せへ沈降、分離しドレン排出手段により排出される
から第1の過熱器へ流入しない。アルカリ腐食が発生す
る飽和蒸気から過熱蒸気となる部分は第1の過熱器から
第2の過熱器へ移り、第2の過熱器のみ補修、交換作業
を行えば良い。第2の過熱器を裸管で構成することによ
り、ガスタービン、焼結クーラの廃熱ボイラに用いられ
るフィン付管に比較してアルカリ腐食を起した場合に補
修、交換作業が容易になる。
導く第1の飽和蒸気管と、第1の飽和蒸気管と連結した
過熱器入口管寄せと、過熱器入口管寄せの頂部から垂直
に立ち上がる第2の飽和蒸気管と、飽和蒸気を過熱する
水平管を積層した第1の過熱器と、第1の過熱器の入口
と第2の飽和蒸気管の上端に連結し第1の過熱器の水平
管より短い水平管を積層した縦長の第2の過熱器と、過
熱器入口管寄せからドレンを排出するドレン排出手段と
を有することにより達成される。第2の過熱器は裸管で
あることが望ましい。上記構成によれば、飽和蒸気に含
まれるミストは垂直の第2の飽和蒸気管内で過熱器入口
管寄せへ沈降、分離しドレン排出手段により排出される
から第1の過熱器へ流入しない。アルカリ腐食が発生す
る飽和蒸気から過熱蒸気となる部分は第1の過熱器から
第2の過熱器へ移り、第2の過熱器のみ補修、交換作業
を行えば良い。第2の過熱器を裸管で構成することによ
り、ガスタービン、焼結クーラの廃熱ボイラに用いられ
るフィン付管に比較してアルカリ腐食を起した場合に補
修、交換作業が容易になる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。図1は本発明の実施の形態の縦型廃熱ボ
イラの構成を示すフローチャートである。本実施の形態
の基本的な構成は図2に示す縦型廃熱ボイラと同じであ
る。本図に示すように蒸気ドラム1からの飽和蒸気は第
1の飽和蒸気管2により過熱器入口管寄せ3へ流入し第
2の飽和蒸気管10内を上昇して縦長の第2の過熱器1
1の第1の過熱器4の水平管より短い各水平管へ分流す
る。飽和蒸気が第2の飽和蒸気管10を上昇する間に飽
和蒸気中のミストが沈降、分離し、ドレンとして過熱器
入口管寄せ3に設けたドレン配管12及びスチームトラ
ップ13により排出される。第2の飽和蒸気管10で沈
降、分離しなかったミストは第2の過熱器11を流れる
間に蒸発しNaOHを含むミストは下流の第1の過熱器
4へ流れにくくなる。このように第1の過熱器4へ流入
するミストを少くすることにより第1の過熱器4におけ
るアルカリ腐食は抑制され、過熱器でアルカリ腐食が発
生したとしてもその可能性は第2の過熱器11が高く、
第2の過熱器11だけを補修、交換すればよい。また、
第2の過熱器をフィン付管では無く裸管にすれば補修は
遥かに容易になる。第2の過熱器11からの蒸気は第1
の過熱器4で更に過熱され主蒸気管9によりプロセスへ
送られる。一方、蒸気ドラム1内のボイラ水は循環ポン
プ5により蒸発水管6へ供給されそこで蒸発して蒸気ド
ラム1へ流入する。また、ボイラ給水は系外の純水処理
装置から給水ポンプ7により節炭器8へ供給されそこで
熱回収して蒸気ドラム1へ流入する。従来は月単位でア
ルカリ腐食が進行する例もあったが、本実施の形態では
アルカリ腐食が進行し伝熱管噴破により蒸気が漏洩し、
ガスタービン、焼結クーラの運転停止を余儀なくされる
ことは少なくなる。
より説明する。図1は本発明の実施の形態の縦型廃熱ボ
イラの構成を示すフローチャートである。本実施の形態
の基本的な構成は図2に示す縦型廃熱ボイラと同じであ
る。本図に示すように蒸気ドラム1からの飽和蒸気は第
1の飽和蒸気管2により過熱器入口管寄せ3へ流入し第
2の飽和蒸気管10内を上昇して縦長の第2の過熱器1
1の第1の過熱器4の水平管より短い各水平管へ分流す
る。飽和蒸気が第2の飽和蒸気管10を上昇する間に飽
和蒸気中のミストが沈降、分離し、ドレンとして過熱器
入口管寄せ3に設けたドレン配管12及びスチームトラ
ップ13により排出される。第2の飽和蒸気管10で沈
降、分離しなかったミストは第2の過熱器11を流れる
間に蒸発しNaOHを含むミストは下流の第1の過熱器
4へ流れにくくなる。このように第1の過熱器4へ流入
するミストを少くすることにより第1の過熱器4におけ
るアルカリ腐食は抑制され、過熱器でアルカリ腐食が発
生したとしてもその可能性は第2の過熱器11が高く、
第2の過熱器11だけを補修、交換すればよい。また、
第2の過熱器をフィン付管では無く裸管にすれば補修は
遥かに容易になる。第2の過熱器11からの蒸気は第1
の過熱器4で更に過熱され主蒸気管9によりプロセスへ
送られる。一方、蒸気ドラム1内のボイラ水は循環ポン
プ5により蒸発水管6へ供給されそこで蒸発して蒸気ド
ラム1へ流入する。また、ボイラ給水は系外の純水処理
装置から給水ポンプ7により節炭器8へ供給されそこで
熱回収して蒸気ドラム1へ流入する。従来は月単位でア
ルカリ腐食が進行する例もあったが、本実施の形態では
アルカリ腐食が進行し伝熱管噴破により蒸気が漏洩し、
ガスタービン、焼結クーラの運転停止を余儀なくされる
ことは少なくなる。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、ボイラの過熱器に流入
する飽和蒸気中のミストを予め分離、蒸発させる手段を
設けることにより、過熱器のアルカリ腐食を防止する効
果が得られる。
する飽和蒸気中のミストを予め分離、蒸発させる手段を
設けることにより、過熱器のアルカリ腐食を防止する効
果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態の縦型廃熱ボイラの構成を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図2】従来の縦型廃熱ボイラの構成を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【符号の説明】 1 蒸気ドラム 2 第1の飽和蒸気管 3 過熱器入口管寄せ 4 第1の過熱器 5 循環ポンプ 6 蒸発水管 7 給水ポンプ 8 節炭器 9 主蒸気管 10 第2の飽和蒸気管 11 第2の過熱器 12 ドレン配管 13 スチームトラップ
Claims (2)
- 【請求項1】 飽和蒸気を導く第1の飽和蒸気管と、該
第1の飽和蒸気管と連結した過熱器入口管寄せと、該過
熱器入口管寄せの頂部から垂直に立ち上がる第2の飽和
蒸気管と、飽和蒸気を過熱する水平管を積層した第1の
過熱器と、該第1の過熱器の入口と前記第2の飽和蒸気
管の上端に連結し前記第1の過熱器の水平管より短い水
平管を積層した縦長の第2の過熱器と、前記過熱器入口
管寄せからドレンを排出するドレン排出手段とを有する
ことを特徴とするボイラ。 - 【請求項2】 前記第2の過熱器を裸管で構成したこと
を特徴とする請求項1に記載のボイラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP173598A JPH11201408A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP173598A JPH11201408A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | ボイラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201408A true JPH11201408A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11509835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP173598A Pending JPH11201408A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | ボイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201408A (ja) |
-
1998
- 1998-01-07 JP JP173598A patent/JPH11201408A/ja active Pending
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