JPH11201564A - 多室型空気調和機 - Google Patents

多室型空気調和機

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JPH11201564A
JPH11201564A JP455098A JP455098A JPH11201564A JP H11201564 A JPH11201564 A JP H11201564A JP 455098 A JP455098 A JP 455098A JP 455098 A JP455098 A JP 455098A JP H11201564 A JPH11201564 A JP H11201564A
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JP
Japan
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operating
capacity
pressure
constant speed
speed compressor
Prior art date
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Pending
Application number
JP455098A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nakatani
和生 中谷
Masao Kurachi
正夫 蔵地
Takashi Kaneko
孝 金子
Michiyoshi Kusaka
道美 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP455098A priority Critical patent/JPH11201564A/ja
Publication of JPH11201564A publication Critical patent/JPH11201564A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00Component parts or details not otherwise provided for in this subclass
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定速圧縮機の容量制御が可能とし、容量制
御時に不具合が起きない安全で高効率な多室型空気調和
機を提供する。 【解決手段】 冷暖房運転時の適正運転圧力を設定し、
適正運転圧力の範囲内で運転している場合には、一定速
圧縮機20,21,22,23の運転容量を現状のまま
維持し、適正運転圧力値の範囲外の場合には、適正運転
圧力となるように運転容量を増減させ、かつ、運転容量
が増加する場合には、室内側絞り装置32a,32b,
32c,32dまたは室外側絞り装置29または両絞り
装置を開方向に動作させ、また、運転容量が減少する場
合には、室内側絞り装置32a,32b,32c,32
dまたは室外側絞り装置29または両絞り装置を閉方向
に動作させることにより、過度の低圧低下や高圧上昇な
どを回避でき、適正な圧力で安全かつ高効率な連続運転
を行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の圧縮機を
搭載した多室型空気調和機に関するものであり、詳しく
はその室外ユニットの圧縮機容量制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開昭63−295880号公
報に記載された従来の多室型空気調和機のシステム構成
図であり、1は能力の小さい極数変換可能な第1圧縮機
であり、能力は4HPと2HPの制御が可能である。2
は能力の大きい極数変換可能な第2圧縮機であり、能力
は6HPと3HPの制御が可能である。
【0003】3a,3bは第1圧縮機1または第2圧縮
機2の内、片方が運転し他方が停止していた場合に、停
止側の圧縮機への冷媒寝込み防止用逆止弁、4は室外側
熱交換器、5はアキュムレータ、6は第1圧縮機1と第
2圧縮機2内の冷凍機油のレベルを同一にする均油管で
あり、これらは室外ユニット7に収納されている。
【0004】8a,8b,8c,8dは室内ユニット
で、それぞれ全閉機能を備えた室内側絞り装置9a,9
b,9c,9dと室内側熱交換器10a,10b,10
c,10dを有している。
【0005】ここで室内ユニット8a,8cは能力が3
HPであり、室内ユニット8b,8dは能力が2HPで
ある。
【0006】また、この室内ユニット8a,8b,8
c,8dと室外ユニット7はガス側主配管11と液側主
配管12およびガス側主配管11より分岐したガス側支
管11a,11b,11c,11dと液側支管12a,
12b,12c,12dによって連通されている。
【0007】次に従来の多室型空気調和機について、以
下動作を説明する。第1圧縮機1および第2圧縮機2よ
り吐出された冷媒は逆止弁3a,3bを通って室外側熱
交換器4に送られ凝縮液化し、液側主配管12、液側支
管12a,12b,12c,12dを通って室内ユニッ
ト8a,8b,8c,8dに送られる。ここで室内側絞
り装置9a,9b,9c,9dで減圧され、室内側熱交
換器10a,10b,10c,10dで蒸発し、冷房に
寄与してガス化され、ガス側支管11a,11b,11
c,11d、およびガス側主配管11を通って室外ユニ
ット7に送られ、アキュムレータ5から第1圧縮機1お
よび第2圧縮機に帰還し循環する。
【0008】ここで、たとえば室内ユニット8a,8
b,8c,8dが4台運転中、3HPの容量である室内
ユニット8aが運転を停止した場合には、室内運転容量
は70%となり、6HPの能力を持つ第2圧縮機2の極
数を2極から4極として第2圧縮機2の能力を半減する
ことにより、室外ユニット7の能力は7HP(70%)
となり、室内運転容量に見合った室外ユニット能力を出
力することができる。
【0009】この従来の多室型空気調和機によれば、そ
れぞれ2極4極変換可能な第1圧縮機1と第2圧縮機2
の能力比を2対3(2極時4HP対6HP、4極時2H
P対3HP)にすることにより、能力が8段階に制御可
能となり、複数の異馬力室内ユニットを個別に運転し、
運転容量が変化しても室外ユニットの能力を室内ユニッ
トの運転容量に簡単に合わすことができるので、システ
ム構成が簡素化され効率のよい運転が実現できるもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多室型空気調和機では、各室内ユニットの負
荷の増減に応じて圧縮機の運転台数変更や極数の変更を
行う場合に、比較的容量の大きいHP単位の圧縮機容量
変化となっていたため、圧縮機台数変更時には冷媒循環
量が急激に増減し、循環量に見合った本来の絞り装置の
開度制御が追従せず、そのため冷凍サイクルの高低圧の
変動が大きくなり、圧縮機容量を増加したにもかかわら
ず、過渡的な効率の低下や能力不足を起こしたり、ある
いは圧縮機の運転範囲を越える圧力となり、再び、変更
前の容量に戻るなどのハンチングを起こしたり、保護装
置が動作して圧縮機が停止するなどの問題点が発生して
いた。
【0011】また、圧縮機をインバータで駆動して、急
激な循環量変化を回避し、きめ細かい能力制御と安全な
高低圧で運転する方法も考案されているが、インバータ
が高価となる課題があった。
【0012】本発明はこれら従来の課題を解決するもの
であり、簡単な構成および制御によって負荷に見合った
一定速圧縮機の容量制御が可能となり、容量制御時にも
高低圧の変動による能力の過不足や高低圧変動によるハ
ンチングや保護停止などが起こることのない安全で高効
率な運転のできる多室型空気調和機を提供するものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、冷暖房運転時の適正運転圧力を設定し、適正
運転圧力の範囲内で運転している場合には、一定速圧縮
機の運転容量を現状のまま維持し、適正運転圧力値の範
囲外の場合には、適正運転圧力となるように運転容量を
増減させ、かつ、運転容量が増加する場合には、室内側
絞り装置または室外側絞り装置または両絞り装置を閉方
向に動作させ、また、運転容量が減少する場合には、室
内側絞り装置または室外側絞り装置または両絞り装置を
閉方向に動作させることにより、過度の低圧低下や高圧
上昇などを回避でき、適正な圧力で安全かつ高効率な連
続運転を行うことが可能となる。
【0014】また、圧縮機容量変更後の適正運転圧力の
範囲を一定時間広く設定することにより、圧縮機容量変
更後の高低圧変動に対し、適正運転圧力範囲外になった
場合にも、膨張弁の開度制御が適正値に達するまでの
間、圧縮機容量変更を行なわないので、適正運転圧力の
範囲外に一定時間なったとしても容量のハンチングが起
こることを防止できる。
【0015】また、圧縮機容量変更後、あらかじめ設定
した一定時間だけ前記一定速圧縮機の運転容量を維持す
ることにより、同じく、圧縮機容量変更後の高低圧変動
に対し、適正運転圧力範囲外になった場合にも、膨張弁
の開度制御が適正値に達するまでの間、圧縮機容量変更
を行なわないので、適正運転圧力の範囲外になったとし
ても容量のハンチングが起こることを防止できる。
【0016】さらにまた、適正運転圧力値の範囲外の場
合には、適正運転圧力の範囲内で運転できるように一定
速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、適正運転圧力の
範囲を前記一定速圧縮機の容量変化割合が大きいほど広
く設定することにより、小容量から大容量まで広い運転
範囲でハンチングが起こることを防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の一定速圧縮機,四方弁,室外側熱交換器,室
外側絞り装置からなる室外機と、室内側熱交換器,室内
側絞り装置からなる複数の室内機を接続して冷媒回路を
構成し、冷房時には前記一定速圧縮機の低圧側の適正運
転圧力を設定し、暖房時には前記一定速圧縮機の高圧側
の適正運転圧力を設定し、前記適正運転圧力の範囲内で
運転している場合には、前記一定速圧縮機の運転容量を
現状のまま維持し、前記適正運転圧力値の範囲外の場合
には、前記適正運転圧力の範囲内で運転できるように前
記一定速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、前記一定
速圧縮機の運転容量が増加する場合には、前記室内側絞
り装置または前記室外側絞り装置または両絞り装置を開
方向に動作させ、また、前記一定速圧縮機の運転容量が
減少する場合には、前記室内側絞り装置または前記室外
側絞り装置または両絞り装置を閉方向に動作させる制御
装置を設けたものであり、一定速圧縮機の急激な運転容
量変化により冷媒循環量が増減する場合に、強制的にあ
らかじめ適正な絞り開度に設定することが可能となるた
め、膨張弁の動作に遅れが生じることはなく、過度の低
圧低下や高圧上昇などを回避でき、適正な圧力で安全か
つ高効率な連続運転を行うことが可能となる。
【0018】請求項2記載の発明は、前記制御装置は、
前記一定速圧縮機の運転容量が増加する場合には、前記
室内側絞り装置または前記室外側絞り装置または両絞り
装置を前記一定速圧縮機の運転容量変化分に略比例した
開度だけ開方向に動作させ、また、前記一定速圧縮機の
運転容量が減少する場合には、前記室内側絞り装置また
は前記室外側絞り装置または両絞り装置を前記一定速圧
縮機の運転容量変化分に略比例した開度だけ閉方向に動
作させるものであり、一定速圧縮機の運転容量変化割合
が大きい場合には、冷媒循環量が相対的に大きく増減
し、圧力変動が大きくなるため、運転容量変化に応じて
強制的にあらかじめ適正な絞り開度に設定することが可
能となるため、膨張弁の動作に遅れが生じることはな
く、適正な圧力で安全かつ高効率な連続運転を行うこと
が可能となる。
【0019】請求項3記載の発明は、複数の一定速圧縮
機,四方弁,室外側熱交換器,室外側膨張弁からなる室
外機と、室内側熱交換器,室内側膨張弁からなる複数の
室内機を接続して冷媒回路を構成し、冷房時には前記一
定速圧縮機の低圧側の適正運転圧力を設定し、暖房時に
は前記一定速圧縮機の高圧側の適正運転圧力を設定し、
前記適正運転圧力の範囲内で運転している場合には、前
記一定速圧縮機の運転容量を現状のまま維持し、前記適
正運転圧力値の範囲外の場合には、前記適正運転圧力の
範囲内で運転できるように前記一定速圧縮機の運転容量
を増減させ、かつ、増減後の前記適正運転圧力の範囲を
一定時間広く設定する制御装置を設けたものであり、圧
縮機容量変更後の高低圧変動に対し、圧縮機容量切換値
を通常の適正運転圧力範囲よりも広く設定しているた
め、室内側あるいは室外側膨張弁の開度制御が循環量に
見合った状態に達し、通常の適正圧力に達するまでの
間、圧縮機容量変更を行なわないので、圧縮機容量切換
えに伴うハンチングが起こることを防止できる。
【0020】請求項4記載の発明は、複数の一定速圧縮
機,四方弁,室外側熱交換器,室外側膨張弁からなる室
外機と、室内側熱交換器,室内側膨張弁からなる複数の
室内機を接続して冷媒回路を構成し、冷房時には前記一
定速圧縮機の低圧側の適正運転圧力を設定し、暖房時に
は前記一定速圧縮機の高圧側の適正運転圧力を設定し、
前記適正運転圧力の範囲内で運転している場合には、前
記一定速圧縮機の運転容量を現状のまま維持し、前記適
正運転圧力値の範囲外の場合には、前記適正運転圧力の
範囲内で運転できるように前記一定速圧縮機の運転容量
を増減させ、かつ、あらかじめ設定した一定時間だけ前
記一定速圧縮機の運転容量を維持する制御装置を設けた
ものであり、圧縮機容量変更後の高低圧変動に対し、適
正運転圧力範囲外になった場合にも、室内側あるいは室
外側膨張弁の開度制御で圧力が適正値に達するまでの
間、圧縮機容量変更を行なわないので、適正運転圧力の
範囲外になったとしても圧縮機容量切換えに伴うハンチ
ングが起こることを防止できる。
【0021】請求項5記載の発明は、前記制御装置は一
定速圧縮機の運転容量を増減させる場合に、前記運転容
量が増加する場合には、前記室内側絞り装置または前記
室外側絞り装置または両絞り装置を開方向に動作させ、
また、前記一定速圧縮機の運転容量が減少する場合に
は、前記室内側絞り装置または前記室外側絞り装置また
は両絞り装置を閉方向に動作させるものであり、圧縮機
容量変更後の高低圧変動に対し、適正運転圧力範囲外に
なった場合にも、室内側あるいは室外側膨張弁を強制的
に適正な絞り開度に設定することが可能となるため、膨
張弁の動作に遅れが生じることはなく、過度の低圧低下
や高圧上昇などを回避でき、適正な圧力で安全かつ高効
率な連続運転を行うことが可能となる。
【0022】請求項6記載の発明は、複数の一定速圧縮
機,四方弁,室外側熱交換器,室外側絞り装置、室外フ
ァンからなる室外機と、室内側熱交換器,室内側絞り装
置、室内ファンからなる複数の室内機を接続して冷媒回
路を構成し、冷房時には前記一定速圧縮機の低圧側の適
正運転圧力を設定し、暖房時には前記一定速圧縮機の高
圧側の適正運転圧力を設定し、前記適正運転圧力の範囲
内で運転している場合には、前記一定速圧縮機の運転容
量を現状のまま維持し、前記適正運転圧力値の範囲外の
場合には、前記適正運転圧力の範囲内で運転できるよう
に前記一定速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、前記
適正運転圧力の範囲を前記一定速圧縮機の容量変化割合
が大きいほど広く設定する制御装置を設けたものであ
り、容量変化が大の場合には容量変更後の圧力変動がよ
り大きくなり、そのため適正運転圧力範囲外となり圧縮
機容量変更を繰り返しハンチングが起こりやすいが、こ
うすることにより、圧縮機容量変更後も適正運転圧力範
囲内に入りやすくなり、適正な圧力で安全かつ高効率な
連続運転を行うことが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明になる多室型空気調和機の一実
施例を図に基づいて説明する。
【0024】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る多室型空気調和機のシステム構成図であり、20,2
1,22,23は一定速圧縮機であり、圧縮機容量は各
5HPである。
【0025】24a,24b,24c,24dは一定速
圧縮機20,21,22,23の内、停止している圧縮
機への冷媒寝込み防止用逆止弁、25は四方弁、26は
室外側熱交換器、27はアキュムレータ、28は一定速
圧縮機20,21,22,23の冷凍機油のレベルを同
一にする均油管、29は室外側膨張弁であり、これらは
室外ユニット30に収納されている。
【0026】31a,31b,31c,31dは室内ユ
ニットで、それぞれ全閉機能を備えた室内側膨張弁32
a,32b,32c,32dと室内側熱交換器33a,
33b,33c,33dを有している。
【0027】また、この室内ユニット31a,31b,
31c,31dと室外ユニット30はガス側主配管34
と液側主配管35およびガス側主配管34より分岐した
ガス側支管34a,34b,34c,34dと液側支管
35a,35b,35c,35dによって連通されてい
る。
【0028】また、36は一定速圧縮機20,21,2
2,23の吐出圧力を検知する吐出圧力センサー、37
は一定速圧縮機20,21,22,23の吸入圧力を検
知する吸入圧力センサーである。38は吐出圧力センサ
ー36、および吸入圧力センサー37の信号を受け、吐
出圧力,吸入圧力を検知する圧力検知器である。
【0029】39は一定速圧縮機20,21,22,2
3の運転容量を検知し、また、圧力検知器38から送ら
れてくる吐出圧力,吸入圧力の値と、あらかじめ設定し
てある適正運転圧力とを比較して運転容量を制御する圧
縮機容量制御装置である。
【0030】また、40は圧縮機容量制御装置39から
一定速圧縮機20,21,22,23の運転容量の信号
を受け、運転容量に変化があった場合に室外側膨張弁2
9、および室内側膨張弁32a,32b,32c,32
dを開閉動作させる容量変化時膨張弁制御装置である。
【0031】次にこの多室型空気調和機について、ここ
では冷房運転時を例に動作を説明する。
【0032】一定速圧縮機20,21,22,23の
内、たとえば3台が運転中、1台が停止している場合、
かつ室内ユニット31a,31b,31c,31dが運
転中の場合、一定速圧縮機20,21,22,23より
吐出された冷媒は逆止弁24a,24b,24c,24
dおよび四方弁25を通って室外側熱交換器26に送ら
れ凝縮液化し、室外側膨張弁29および液側主配管3
5、液側支管35a,35b,35c,35dを通って
室内ユニット31a,31b,31c,31dに送られ
る。
【0033】さらに室内側膨張弁32a,32b,32
c,32dで減圧され、室内側熱交換器33a,33
b,33c,33dで蒸発し、冷房に寄与してガス化さ
れ、ガス側支管34a,34b,34c,34d、およ
びガス側主配管34を通って室外ユニット30に送ら
れ、四方弁25、アキュムレータ27を通り、一定速圧
縮機20,21,22,23に帰還し循環する。
【0034】一方、一定速圧縮機20,21,22,2
3の運転容量(この場合15HP)、吸入圧力センサー
37で検知した吸入圧力の信号、および吐出圧力センサ
ー36で検知した吐出圧力の信号は圧力検知器38で吸
入圧力,吐出圧力の数値に変換され、さらに圧縮機容量
制御装置39に送られ、あらかじめ設定してある適正運
転圧力の範囲と吸入圧力の値とを比較し、吸入圧力が適
正運転圧力以下の場合には、一定速圧縮機20,21,
22,23の圧縮機運転容量を減少させる。
【0035】具体的には、圧縮機容量制御装置39から
信号を出して、一定速圧縮機20,21,22,23の
圧縮機の運転をさらに1台停止し、運転台数(容量)を
2台(10HP)とする。さらに、圧縮機容量制御装置
39から運転台数(容量)が3台(15HP)から2台
(10HP)へ減少した信号を容量変化時膨張弁制御装
置40に送る。ここでは、室内側膨張弁32a,32
b,32c,32dをたとえば(式1)に基づいた開度
だけ強制的に閉方向に動作させる。
【0036】(式1) 膨張弁開度変化量=(容量変化後の圧縮機運転容量/容
量変化前の圧縮機運転容量−1)×容量変化前の各室内
側膨張弁開度×定数 (膨張弁開度変化量<0は閉方向を表す) こうすることにより、一定速圧縮機20,21,22,
23の運転台数(容量)が3台(15HP)から2台
(10HP)へと瞬時に減少した場合、冷媒循環量が急
激に減少し、吸入圧力が過渡的に上昇し過ぎ、適正運転
圧力の範囲を過渡的に越えて、再び運転台数(容量)を
3台(15HP)に戻すようなことはなく、運転台数
(容量)減少と同時に、室内側膨張弁32a,32b,
32c,32dを適度に閉方向に動作させて運転台数
(容量)変化後の吸入圧力を適正運転圧力にすることが
できるので、即座に適正な高効率な圧力で運転すること
が可能となり、一定速圧縮機20,21,22,23の
運転台数(容量)の増減を繰り返すようなハンチング現
象は起こることがない。
【0037】また、一定速圧縮機20,21,22,2
3の運転台数(容量)が2台(10HP)から1台(5
HP)へ減少する場合、(式1)で示されているように
膨張弁開度変化量は相対的に大きくなり、2台(10H
P)から1台(5HP)へと50%の冷媒循環量の減少
に応じて、相対的により多くの室内膨張弁開度操作が可
能であり、この場合にもまた容量変化後の吸入圧力を適
正運転圧力にすることができるので、即座に適正な高効
率な圧力で運転することが可能となり、ハンチング現象
が起こることがないものである。
【0038】なお、ここでは冷房運転時の吸入圧力が適
正運転圧力以上の場合の説明は行わなかったが、一定速
圧縮機20,21,22,23の圧縮機運転容量を増加
させる点が異なるだけであり、説明は省略した。
【0039】なお、また、ここでは暖房運転の説明は行
わなかったが、暖房運転時には、あらかじめ設定してあ
る適正運転圧力の範囲と吐出圧力の値とを比較し、吐出
圧力が適正運転圧力以下の場合には、一定速圧縮機2
0,21,22,23の圧縮機運転容量を増加、吐出圧
力が適正運転圧力以上の場合には、圧縮機運転容量を減
少させる点が異なるのみであり、説明は省略した。
【0040】(実施例2)図2は本発明の実施例2によ
る多室型空気調和機のシステム構成図であり、実施例1
と同様の構成で同様の機能を有するものについては同一
の符号を記してあり、説明は省略する。
【0041】ここでは、一定速圧縮機20,21,2
2,23の運転台数(容量)が変化した場合に、適正運
転圧力を一定時間変更する機能を持つ容量変化時圧力設
定装置を備える。
【0042】すなわち、冷房運転の場合を例にとると、
一定速圧縮機20,21,22,23の運転台数(容
量)、吸入圧力センサー37で検知した吸入圧力の信
号、および吐出圧力センサー36で検知した吐出圧力の
信号は圧力検知器38で吸入圧力,吐出圧力の数値に変
換され圧縮機容量制御装置39に送られ、あらかじめ設
定してある適正運転圧力とを比較して、吸入圧力が適正
運転圧力以下の場合には、圧縮機運転台数(容量)を減
少させる。
【0043】また、一定速圧縮機20,21,22,2
3の内、たとえば3台が運転中、1台が停止している場
合、圧縮機容量制御装置39から一定速圧縮機20,2
1,22,23のいずれかの圧縮機の運転を停止し、運
転台数(容量)を2台(10HP)と変更する。さら
に、圧縮機容量制御装置39から運転台数(容量)が3
台(15HP)から2台(10HP)へ減少した信号を
容量変化時圧力設定装置50に送る。
【0044】ここでは、圧縮機容量制御装置39より送
られた一定速圧縮機20,21,22,23の運転台数
(容量)、圧力検知器38より送られてきた吸入圧力の
値に応じて、たとえば(式2)に基づいて容量変化後の
適正運転圧力の範囲を一定時間広く設定する。
【0045】(式2) 容量変化後の適正運転圧力=容量変化前の適正運転圧力
×定数 定数>1 こうすることにより、一定速圧縮機20,21,22,
23の運転台数(容量)がたとえば、3台(15HP)
から2台(10HP)へと瞬時に減少した場合、冷媒循
環量が急激に減少し、吸入圧力が過渡的に上昇し過ぎ、
適正運転圧力を越えてしまう場合でも、容量変化時圧力
設定装置50により適正運転圧力範囲を一定時間広く設
定することができるので、一定速圧縮機20,21,2
2,23の運転台数(容量)は2台(10HP)を維持
することができるので、再び運転台数(容量)を3台
(15HP)に戻すようなことはなく、運転台数の増減
を繰り返すようなハンチング現象は起こることがない。
【0046】また、このことは一定速圧縮機20,2
1,22,23の運転台数(容量)が2台(10HP)
から3台(15HP)に増加する場合にも同様であり、
その場合には吐出圧力の上昇、吸入圧力の低下が起こ
り、その場合にも容量変化時圧力設定装置40により適
正運転圧力範囲を一定時間広く設定することができるの
で、一定速圧縮機20,21,22,23の運転台数
(容量)は3台(15HP)を維持することができるの
で、再び運転台数(容量)を2台(10HP)に戻すよ
うなことはなく、運転台数の増減を繰り返すようなハン
チング現象は起こることがない。
【0047】さらに、運転台数(容量)の減少後、一定
時間経過した後には、過渡的な吸入圧力の上昇は膨張弁
制御(図示せず)などによりおさまり、適正運転圧力範
囲内に入ってくるため、通常の適正運転圧力の範囲に戻
しても再び運転台数(容量)の増加等の不具合は起こる
ことがなく、適正な効率の高い運転が可能となるもので
ある。
【0048】なお、ここでは冷房運転時の吸入圧力が適
正運転圧力以上の場合の説明は行わなかったが、一定速
圧縮機20,21,22,23の圧縮機運転容量を増加
させる点が異なるだけであり、説明は省略した。
【0049】なお、また、ここでは暖房運転の説明は行
わなかったが、暖房運転時には、あらかじめ設定してあ
る適正運転圧力の範囲と吐出圧力の値とを比較し、吐出
圧力が適正運転圧力以下の場合には、一定速圧縮機2
0,21,22,23の圧縮機運転容量を増加、吐出圧
力が適正運転圧力以上の場合には、圧縮機運転容量を減
少させる点が異なるのみであり、説明は省略した。
【0050】(実施例3)図3は本発明の実施例3によ
る多室型空気調和機のシステム構成図であり、実施例1
と同様の構成で同様の機能を有するものについては同一
の符号を記してあり、説明は省略する。
【0051】ここでは、一定速圧縮機20,21,2
2,23の運転台数(容量)が変化した場合に、変化後
の運転台数(容量)を一定時間保つ機能を持つ容量変化
時容量設定装置60を備える。
【0052】また、圧縮機容量制御装置38から一定速
圧縮機20,21,22,23の運転容量の信号を受
け、運転容量に変化があった場合に室外側膨張弁29、
および室内側膨張弁32a,32b,32c,32dを
開閉動作させる容量変化時膨張弁制御装置40も同時に
備えている。
【0053】具体的には、冷房運転時を例にとると、一
定速圧縮機20,21,22,23の運転台数(容
量)、吸入圧力センサー37で検知した吸入圧力の信
号、および吐出圧力センサー36で検知した吐出圧力の
信号は圧力検知器38で吸入圧力,吐出圧力の数値に変
換され圧縮機容量制御装置39に送られ、あらかじめ設
定してある適正運転圧力とを比較して、吸入圧力が適正
運転圧力以下の場合には、圧縮機運転台数(容量)を減
少させる。
【0054】たとえば、一定速圧縮機20,21,2
2,23の内、たとえば3台が運転中、1台が停止して
いる場合、圧縮機容量制御装置39から一定速圧縮機2
0,21,22,23のいずれかの圧縮機の運転を停止
し、運転台数(容量)を2台(10HP)と変更する。
さらに、圧縮機容量制御装置39から運転台数(容量)
が3台(15HP)から2台(10HP)へ減少した信
号を容量変化時容量設定装置60に送る。
【0055】容量変化時容量設定装置60では、圧縮機
容量制御装置39より送られた一定速圧縮機20,2
1,22,23の運転台数(容量)変化後の一定時間、
運転台数(容量)を保つ信号を圧縮機容量制御装置39
に戻す。
【0056】圧縮機容量制御装置39では、その信号を
受けている間は一定速圧縮機20,21,22,23の
運転容量を変化させない制御を行う。その後、一定時間
の後、圧力検知器38での吸入圧力,吐出圧力に応じて
適正運転圧力の範囲に準じた容量制御を行うものであ
り、こうすることにより、一定速圧縮機20,21,2
2,23の運転台数(容量)がたとえば、3台(15H
P)から2台(10HP)へと瞬時に減少した場合、冷
媒循環量が急激に減少し、吸入圧力が過渡的に上昇し過
ぎ、適正運転圧力を越えてしまう場合でも、容量変化時
に容量変化時容量設定装置60により、一定速圧縮機2
0,21,22,23の運転台数(容量)は2台(10
HP)を維持することができるので、過渡的な適正運転
圧力を越えることによる運転台数(容量)の変更は行な
われず、運転台数(容量)の増減を繰り返すようなハン
チング現象は起こることがない。
【0057】さらにまた、圧縮機容量制御装置39から
の運転台数(容量)が減少した信号を容量変化時膨張弁
制御装置40に送ることにより、室内側膨張弁32a,
32b,32c,32dを適当な開度だけ強制的に閉方
向に動作させたので、運転台数(容量)変化後の吸入圧
力をより早く適正運転圧力にすることができるので、高
効率な運転が可能となるものである。
【0058】また、これは一定速圧縮機20,21,2
2,23の運転台数(容量)が2台(10HP)から3
台(15HP)に増加する場合にも同様であり、その場
合には吐出圧力の上昇、吸入圧力の低下が起こり、その
場合にも容量設定装置50により、一定速圧縮機20,
21,22,23の運転台数(容量)は3台(15H
P)を維持することができるので、適正運転圧力を越え
ることによる運転台数(運転容量)の変更を行うことは
なく、一定速圧縮機20,21,22,23の運転台数
の増減を繰り返すようなハンチング現象は起こることが
ない。
【0059】なお、ここでは冷房運転時の吸入圧力が適
正運転圧力以上の場合の説明は行わなかったが、一定速
圧縮機20,21,22,23の圧縮機運転容量を増加
させる点が異なるだけであり、説明は省略した。
【0060】なお、また、ここでは暖房運転の説明は行
わなかったが、暖房運転時には、あらかじめ設定してあ
る適正運転圧力の範囲と吐出圧力の値とを比較し、吐出
圧力が適正運転圧力以下の場合には、一定速圧縮機2
0,21,22,23の圧縮機運転容量を増加、吐出圧
力が適正運転圧力以上の場合には、圧縮機運転容量を減
少させる点が異なるのみであり、説明は省略した。
【0061】(実施例4)図4は本発明の実施例4によ
る多室型空気調和機のシステム構成図であり、実施例1
と同様の構成で同様の機能を有するものについては同一
の番号を記してあり、説明は省略する。
【0062】ここでは、一定速圧縮機20,21,2
2,23の運転台数(容量)が変化した場合に、変化後
の運転台数(容量)を一定時間保つ機能を持つ適正運転
圧力設定装置70を備える。
【0063】具体的には、冷房運転時を例にとると、一
定速圧縮機20,21,22,23の運転台数(容
量)、吸入圧力センサー37で検知した吸入圧力の信
号、および吐出圧力センサー36で検知した吐出圧力の
信号は圧力検知器38で吸入圧力,吐出圧力の数値に変
換され圧縮機容量制御装置39に送られ、適正運転圧力
設定装置70で設定してある適正運転圧力とを比較し
て、吸入圧力が適正運転圧力以下の場合には、圧縮機運
転台数(容量)を減少させる。
【0064】ここにおいて、適正運転圧力設定装置70
で設定される適正運転圧力は、たとえば(表1)に示す
値に設定する。
【0065】
【表1】
【0066】すなわち、一定速圧縮機20,21,2
2,23の運転台数(容量)が1台(5HP)の場合、
適正吸入圧力範囲は400kPaと広くとり、2台(1
0HP),3台(15HP),4台(20HP)と運転
台数(容量)が大きくなるにつれ、適正吸入圧力範囲を
狭めている。
【0067】こうすることにより、一定速圧縮機20,
21,22,23の運転台数(容量)がたとえば、2台
(10HP)から1台(5HP)へと瞬時に減少する場
合、冷媒循環量が急激に減少(約半分)し、吸入圧力の
過渡的な上昇がより大きくなる。そのため、適正吸入圧
力を越えてしまう場合でも、適正吸入圧力をより広く設
定することにより、一定速圧縮機20,21,22,2
3の運転台数(運転)は1台(5HP)を維持すること
ができるので、再び運転台数(容量)を2台(10H
P)に戻すようなことはなく、運転台数(容量)の増減
を繰り返すようなハンチング現象は起こることがない。
【0068】また、一定速圧縮機20,21,22,2
3の運転台数(容量)がたとえば、4台(20HP)か
ら3台(15HP)へと減少する場合には、冷媒循環量
の減少は約25%となり、あまり急激ではないため、吸
入圧力の過渡的な上昇も大きくない。したがって、この
ような場合には、冷凍サイクルの効率の良い運転ができ
る吸入圧力で比較的狭い範囲の適正圧力を設定しても、
運転台数(容量)の増減を繰り返すようなハンチング現
象は起こらず、高効率な運転と必要な能力に応じた圧縮
機容量で運転することが可能となる。
【0069】また、このことは一定速圧縮機20,2
1,22,23の運転台数(運転容量)が1台(5H
P)から2台(10HP)に増加する場合にも同様であ
り、3台(15HP)から4台(20HP)に増加する
場合に比較し、冷媒循環量が急激に増加し、吸入圧力の
過渡的な低下がより大きくなる。そのため、適正吸入圧
力を下回る場合でも、適正吸入圧力をより広く設定する
ことにより、一定速圧縮機20,21,22,23の運
転台数(容量)は2台(10HP)を維持することがで
きるので、再び運転台数(容量)を1台(5HP)に戻
すようなことはなく、運転台数(容量)の増減を繰り返
すようなハンチング現象は起こることがない。
【0070】また、一定速圧縮機20,21,22,2
3の運転台数(運転容量)がたとえば、3台(15H
P)から4台(20HP)へと減少する場合には、冷媒
循環量の増加は約35%となり、あまり急激ではないた
め、吸入圧力の過渡的な低下も大きくない。したがっ
て、このような場合には、冷凍サイクルの効率の良い運
転ができる吸入圧力で比較的狭い範囲の適正圧力を設定
することにより、高効率な運転と必要な能力に応じた圧
縮機台数(容量)で運転することが可能となる。
【0071】なお、ここでは冷房運転時の吸入圧力が適
正運転圧力以上の場合の説明は行わなかったが、一定速
圧縮機20,21,22,23の圧縮機運転容量を増加
させる点が異なるだけであり、説明は省略した。
【0072】なお、また、ここでは暖房運転の説明は行
わなかったが、暖房運転時には、あらかじめ設定してあ
る適正運転圧力の範囲と吐出圧力の値とを比較し、吐出
圧力が適正運転圧力以下の場合には、一定速圧縮機2
0,21,22,23の圧縮機運転容量を増加、吐出圧
力が適正運転圧力以上の場合には、圧縮機運転容量を減
少させる点が異なるのみであり、説明は省略した。
【0073】さらにまた、ここでは冷房運転時には吸入
圧力の適正運転圧力を設定し、暖房時には吐出圧力の適
正運転圧力を設定した例を示したが、冷房,暖房運転時
に吸入,吐出の両方の圧力を適正圧力に設定する場合に
も同様の方法で同様の効果があり、この場合も本発明に
含まれるものである。
【0074】さらにまた、圧縮機については一定速圧縮
機のみばかりでなく、極変圧縮機やシリンダーバイパス
等の能力制御手段を有するもの、あるいはインバータに
よる可変速圧縮機を使用することもでき、これらを用い
る場合も本発明に含まれる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、冷暖房運転時において適正運転圧力の範囲内で
運転している場合には、一定速圧縮機の運転容量を現状
のまま維持し、適正運転圧力値の範囲外の場合には一定
速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、運転容量が増加
する場合には、室内側絞り装置または室外側絞り装置ま
たは両絞り装置を開方向に動作させ、また、運転容量が
減少する場合には、室内側絞り装置または室外側絞り装
置または両絞り装置を閉方向に動作させる制御装置を設
けたので、一定速圧縮機の急激な運転容量変化により冷
媒循環量が増減する場合に、強制的にあらかじめ適正な
絞り開度に設定することが可能となるため、膨張弁の動
作に遅れが生じることはなく、過度の低圧低下や高圧上
昇などを回避でき、適正な圧力で安全かつ高効率な連続
運転を行うことが可能となる。
【0076】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、室内側絞り装置または室外側絞
り装置または両絞り装置を一定速圧縮機の運転容量変化
分に略比例した開度だけ開方向に動作させ、また、一定
速圧縮機の運転容量が減少する場合には、室内側絞り装
置または室外側絞り装置または両絞り装置を一定速圧縮
機の運転容量変化分に略比例した開度だけ閉方向に動作
させたので、一定速圧縮機の運転容量変化割合が大きい
場合には、冷媒循環量が相対的に大きく増減し、圧力変
動が大きくなるため、運転容量変化に応じて強制的にあ
らかじめ適正な絞り開度に設定することが可能となるた
め、膨張弁の動作に遅れが生じることはなく、適正な圧
力で安全かつ高効率な連続運転を行うことが可能とな
る。
【0077】また、請求項3に記載の発明は、適正運転
圧力値の範囲外の場合には、適正運転圧力の範囲内で運
転できるように一定速圧縮機の運転容量を増減させ、か
つ、増減後の適正運転圧力の範囲を一定時間広く設定す
る制御装置を設けたので、圧縮機容量変更後の高低圧変
動に対し、圧縮機容量切換値を通常の適正運転圧力範囲
よりも広く設定しているため、室内側あるいは室外側膨
張弁の開度制御が循環量に見合った状態に達し、通常の
適正圧力に達するまでの間、圧縮機容量変更を行なわな
いので、圧縮機容量切換えに伴うハンチングが起こるこ
とを防止できる。
【0078】また、請求項4に記載の発明は、適正運転
圧力値の範囲外の場合には、あらかじめ設定した一定時
間だけ一定速圧縮機の運転容量を維持する制御装置を設
けたものであり、圧縮機容量変更後の高低圧変動に対
し、適正運転圧力範囲外になった場合にも、室内側ある
いは室外側膨張弁の開度制御で圧力が適正値に達するま
での間、圧縮機容量変更を行なわないので、適正運転圧
力の範囲外になったとしても圧縮機容量切換えに伴うハ
ンチングが起こることを防止できる。
【0079】また、請求項5に記載の発明は、容量制御
装置は一定速圧縮機の運転容量を増減させる場合に、運
転容量が増加する場合には、室内側絞り装置または室外
側絞り装置または両絞り装置を開方向に動作させ、ま
た、一定速圧縮機の運転容量が減少する場合には、前記
室内側絞り装置または前記室外側絞り装置または両絞り
装置を閉方向に動作させるものであり、圧縮機容量変更
後の高低圧変動に対し、適正運転圧力範囲外になった場
合にも、室内側あるいは室外側膨張弁を強制的に適正な
絞り開度に設定することが可能となるため、膨張弁の動
作に遅れが生じることはなく、過度の低圧低下や高圧上
昇などを回避でき、適正な圧力で安全かつ高効率な連続
運転を行うことが可能となる。
【0080】請求項6に記載の発明は、適正運転圧力値
の範囲外の場合には、適正運転圧力の範囲内で運転でき
るように一定速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、適
正運転圧力の範囲を一定速圧縮機の容量変化割合が大き
いほど広く設定する制御装置を設けたものであり、容量
変化が大の場合には容量変更後の圧力変動がより大きく
なり、そのため適正運転圧力範囲外となり圧縮機容量変
更を繰り返しハンチングが起こりやすいが、こうするこ
とにより、圧縮機容量変更後も適正運転圧力範囲内に入
りやすくなり、適正な圧力で安全かつ高効率な連続運転
を行うことが可能となるなど多大な効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる多室型空気調和機の実施例1のシ
ステム構成図
【図2】本発明になる多室型空気調和機の実施例2のシ
ステム構成図
【図3】本発明になる多室型空気調和機の実施例3のシ
ステム構成図
【図4】本発明になる多室型空気調和機の実施例4のシ
ステム構成図
【図5】従来の多室型空気調和機のシステム構成図
【符号の説明】
20,21,22,23 一定速圧縮機 24a,24b 逆止弁 25 四方弁 26 室外側熱交換器 27 アキュムレータ 28 均油管 29 室外側膨張弁 30 室外ユニット 31a,31b,31c,31d 室内ユニット 32a,32b,32c,32d 室内側膨張弁 33a,33b,33c,33d 室内側熱交換器 34 ガス側主配管 34a,34b,34c,34d ガス側支管 35 液側主配管 35a,35b,35c,35d 液側支管 36 吐出圧力センサー 37 吸入圧力センサー 38 圧力検知器 39 圧縮機容量制御装置 40 容量変化時膨張弁制御装置 50 容量変化時圧力設定装置 60 容量変化時容量設定装置 70 適正運転圧力設定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日下 道美 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の一定速圧縮機,四方弁,室外側熱交
    換器,室外側絞り装置からなる室外機と、室内側熱交換
    器,室内側絞り装置からなる複数の室内機を接続して冷
    媒回路を構成し、冷房時には前記一定速圧縮機の低圧側
    の適正運転圧力を設定し、暖房時には前記一定速圧縮機
    の高圧側の適正運転圧力を設定し、前記適正運転圧力の
    範囲内で運転している場合には、前記一定速圧縮機の運
    転容量を現状のまま維持し、前記適正運転圧力値の範囲
    外の場合には、前記適正運転圧力の範囲内で運転できる
    ように前記一定速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、
    前記一定速圧縮機の運転容量が増加する場合には、前記
    室内側絞り装置または前記室外側絞り装置または両絞り
    装置を開方向に動作させ、また、前記一定速圧縮機の運
    転容量が減少する場合には、前記室内側絞り装置または
    前記室外側絞り装置または両絞り装置を閉方向に動作さ
    せる制御装置を設けたことを特徴とする多室型空気調和
    機。
  2. 【請求項2】前記制御装置は、前記一定速圧縮機の運転
    容量が増加する場合には、前記室内側絞り装置または前
    記室外側絞り装置または両絞り装置を前記一定速圧縮機
    の運転容量変化分に略比例した開度だけ開方向に動作さ
    せ、また、前記一定速圧縮機の運転容量が減少する場合
    には、前記室内側絞り装置または前記室外側絞り装置ま
    たは両絞り装置を前記一定速圧縮機の運転容量変化分に
    略比例した開度だけ閉方向に動作させることを特徴とす
    る請求項1記載の多室型空気調和機。
  3. 【請求項3】複数の一定速圧縮機,四方弁,室外側熱交
    換器,室外側膨張弁からなる室外機と、室内側熱交換
    器,室内側膨張弁からなる複数の室内機を接続して冷媒
    回路を構成し、冷房時には前記一定速圧縮機の低圧側の
    適正運転圧力を設定し、暖房時には前記一定速圧縮機の
    高圧側の適正運転圧力を設定し、前記適正運転圧力の範
    囲内で運転している場合には、前記一定速圧縮機の運転
    容量を現状のまま維持し、前記適正運転圧力値の範囲外
    の場合には、前記適正運転圧力の範囲内で運転できるよ
    うに前記一定速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、前
    記一定速圧縮機の運転容量を増減後の前記適正運転圧力
    の範囲を一定時間広く設定する制御装置を設けたことを
    特徴とする多室型空気調和機。
  4. 【請求項4】複数の一定速圧縮機,四方弁,室外側熱交
    換器,室外側膨張弁からなる室外機と、室内側熱交換
    器,室内側膨張弁からなる複数の室内機を接続して冷媒
    回路を構成し、冷房時には前記一定速圧縮機の低圧側の
    適正運転圧力を設定し、暖房時には前記一定速圧縮機の
    高圧側の適正運転圧力を設定し、前記適正運転圧力の範
    囲内で運転している場合には、前記一定速圧縮機の運転
    容量を現状のまま維持し、前記適正運転圧力値の範囲外
    の場合には、前記適正運転圧力の範囲内で運転できるよ
    うに前記一定速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、前
    記一定速圧縮機の運転容量を増減後のあらかじめ設定し
    た一定時間だけ前記一定速圧縮機の運転容量を維持する
    制御装置を設けたことを特徴とする多室型空気調和機。
  5. 【請求項5】前記制御装置は一定速圧縮機の運転容量を
    増減させる場合に、前記運転容量が増加する場合には、
    前記室内側絞り装置または前記室外側絞り装置または両
    絞り装置を開方向に動作させ、また、前記一定速圧縮機
    の運転容量が減少する場合には、前記室内側絞り装置ま
    たは前記室外側絞り装置または両絞り装置を閉方向に動
    作させることを特徴とする請求項3または4記載の多室
    型空気調和機。
  6. 【請求項6】複数の一定速圧縮機,四方弁,室外側熱交
    換器,室外側絞り装置からなる室外機と、室内側熱交換
    器,室内側絞り装置からなる複数の室内機を接続して冷
    媒回路を構成し、冷房時には前記一定速圧縮機の低圧側
    の適正運転圧力を設定し、暖房時には前記一定速圧縮機
    の高圧側の適正運転圧力を設定し、前記適正運転圧力の
    範囲内で運転している場合には、前記一定速圧縮機の運
    転容量を現状のまま維持し、前記適正運転圧力値の範囲
    外の場合には、前記適正運転圧力の範囲内で運転できる
    ように前記一定速圧縮機の運転容量を増減させ、かつ、
    前記適正運転圧力の範囲を前記一定速圧縮機の容量変化
    割合が大きいほど広く設定する制御装置を設けたことを
    特徴とする多室型空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001272114A (ja) * 2000-03-29 2001-10-05 Sharp Corp 多室形空気調和機の冷媒制御
JP2002106984A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Mitsubishi Electric Corp 冷媒回路の制御方法および交換方法並びに冷媒回路装置
JP2015007485A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 株式会社東洋製作所 冷凍装置の圧縮機の容量制御方法および容量制御装置

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