JPH11201660A - 熱処理炉用雰囲気ガス発生装置 - Google Patents
熱処理炉用雰囲気ガス発生装置Info
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- JPH11201660A JPH11201660A JP10017863A JP1786398A JPH11201660A JP H11201660 A JPH11201660 A JP H11201660A JP 10017863 A JP10017863 A JP 10017863A JP 1786398 A JP1786398 A JP 1786398A JP H11201660 A JPH11201660 A JP H11201660A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/36—Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レトルトをほぼ均一に加熱でき、熱効率が良
好である熱処理炉用雰囲気ガス発生装置を得る。 【解決手段】 炉室11内に配置されるレトルト20
を、内部に触媒収納空間Sが生ずるように半径方向に所
定の間隔をもって同心状に配置された内側筒体21およ
び外側筒体22からなる二重筒状体とするとともに、炉
室11内に加熱空気を強制的に循環させる送風手段30
を設ける。
好である熱処理炉用雰囲気ガス発生装置を得る。 【解決手段】 炉室11内に配置されるレトルト20
を、内部に触媒収納空間Sが生ずるように半径方向に所
定の間隔をもって同心状に配置された内側筒体21およ
び外側筒体22からなる二重筒状体とするとともに、炉
室11内に加熱空気を強制的に循環させる送風手段30
を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱処理炉用雰囲気ガ
ス発生装置に関し、さらに詳しく言えば、レトルト表面
における熱伝達係数が高く、熱効率の良好な熱処理炉用
雰囲気ガス発生装置に関するものである。
ス発生装置に関し、さらに詳しく言えば、レトルト表面
における熱伝達係数が高く、熱効率の良好な熱処理炉用
雰囲気ガス発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼材の熱処理は、例えば炭素鋼(SC
材)、Ni−Cr鋼、Ni−Cr−Mo鋼、Cr鋼、C
r−Mo鋼などの鋼材から形成される歯車、各種のシャ
フト類、ピストンピン、クランク軸などのワークを鍛造
などで加工した後に、その金属組織を強化する目的で行
なわれる。
材)、Ni−Cr鋼、Ni−Cr−Mo鋼、Cr鋼、C
r−Mo鋼などの鋼材から形成される歯車、各種のシャ
フト類、ピストンピン、クランク軸などのワークを鍛造
などで加工した後に、その金属組織を強化する目的で行
なわれる。
【0003】その一例として、浸炭や窒化処理がある。
浸炭は所定温度とされた炉室内の一酸化炭素ガス雰囲気
内で行なわれ、また、窒化も同様に所定温度とされた窒
素ガス雰囲気内で行なわれるが、この種の熱処理には純
度の高いガスが多量に必要とされるため、熱処理炉に対
してガス発生装置が併用されている。
浸炭は所定温度とされた炉室内の一酸化炭素ガス雰囲気
内で行なわれ、また、窒化も同様に所定温度とされた窒
素ガス雰囲気内で行なわれるが、この種の熱処理には純
度の高いガスが多量に必要とされるため、熱処理炉に対
してガス発生装置が併用されている。
【0004】そのガス発生装置の典型的な従来例を図3
に基づいて説明すると、加熱手段として例えば電気ヒー
タ2を有する耐火壁からなる炉室1を備え、この炉室1
内に所定の触媒3aが充填されたレトルト3が配置され
ている。
に基づいて説明すると、加熱手段として例えば電気ヒー
タ2を有する耐火壁からなる炉室1を備え、この炉室1
内に所定の触媒3aが充填されたレトルト3が配置され
ている。
【0005】レトルト3には、原料ガスの供給パイプ4
aと、その変成ガスの排出パイプ4bとが設けられてお
り、電気ヒータ2にて炉室1内を高温としてレトルト3
を加熱した状態で、供給パイプ4aから例えば原料ガス
としてプロパンを供給すると、排出パイプ4bから変成
された一酸化炭素が得られる。また、原料ガスとしてア
ンモニアを使用すると、窒素ガスと水素ガスとが得られ
る。
aと、その変成ガスの排出パイプ4bとが設けられてお
り、電気ヒータ2にて炉室1内を高温としてレトルト3
を加熱した状態で、供給パイプ4aから例えば原料ガス
としてプロパンを供給すると、排出パイプ4bから変成
された一酸化炭素が得られる。また、原料ガスとしてア
ンモニアを使用すると、窒素ガスと水素ガスとが得られ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、レト
ルト3内でその触媒3aの作用により原料ガスが分解・
変成されるのであるが、その分解反応はレトルト3内の
滞留時間もさることながら、電気ヒータ2からレトルト
3に対する熱伝達が大きく関与する。
ルト3内でその触媒3aの作用により原料ガスが分解・
変成されるのであるが、その分解反応はレトルト3内の
滞留時間もさることながら、電気ヒータ2からレトルト
3に対する熱伝達が大きく関与する。
【0007】レトルト3内のすべての領域が設定温度で
均一に加熱されることが理想的である。ここで、電気ヒ
ータ2からのレトルト3内の触媒3aにまで至る熱伝導
経路としては、電気ヒータ2からレトルト3表面への放
射熱伝導および加熱空気による対流熱伝導、そしてレト
ルト3からその内部の触媒に対する熱伝導の3経路であ
るが、これらの経路でレトルト3内を均一に加熱するに
は、その前提として炉室1内の温度が均一であることが
要求される。
均一に加熱されることが理想的である。ここで、電気ヒ
ータ2からのレトルト3内の触媒3aにまで至る熱伝導
経路としては、電気ヒータ2からレトルト3表面への放
射熱伝導および加熱空気による対流熱伝導、そしてレト
ルト3からその内部の触媒に対する熱伝導の3経路であ
るが、これらの経路でレトルト3内を均一に加熱するに
は、その前提として炉室1内の温度が均一であることが
要求される。
【0008】しかしながら、実際問題として図3のよう
な従来の構成では、電気ヒータ2を炉室1の内周面に均
等に配置したとしても、炉室1内で温度の高い所と低い
所が生じ、その結果、レトルト3内の温度も不均一とな
ってしまう。
な従来の構成では、電気ヒータ2を炉室1の内周面に均
等に配置したとしても、炉室1内で温度の高い所と低い
所が生じ、その結果、レトルト3内の温度も不均一とな
ってしまう。
【0009】そこで、レトルト3を1本の単管ではな
く、並列的な複数の分岐管とすることにより表面積を増
大し、なるべく均一に加熱することも試みられている。
例えば、単管の場合、その直径が400φであるとする
と、それを直径が100φの4本に並列的に分岐して、
より広い熱伝導面積を確保することも行なわれている。
く、並列的な複数の分岐管とすることにより表面積を増
大し、なるべく均一に加熱することも試みられている。
例えば、単管の場合、その直径が400φであるとする
と、それを直径が100φの4本に並列的に分岐して、
より広い熱伝導面積を確保することも行なわれている。
【0010】これによれば、1本のレトルト管について
見ると、その管内温度差を少なくし得るものの、炉室1
内の温度が均一でないかぎり、各分岐管内には依然とし
て温度差が生ずることは否めない。そればかりでなく、
レトルトを複数のレトルト管に分岐するに伴なって、そ
の構造が複雑になるため、その分、設計が難しくなるこ
とは否めない。
見ると、その管内温度差を少なくし得るものの、炉室1
内の温度が均一でないかぎり、各分岐管内には依然とし
て温度差が生ずることは否めない。そればかりでなく、
レトルトを複数のレトルト管に分岐するに伴なって、そ
の構造が複雑になるため、その分、設計が難しくなるこ
とは否めない。
【0011】そこで本発明は、このような課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、レトルト表面に
おける熱伝達係数が高いことにより、レトルトをほぼ均
一に加熱でき、熱効率が良好であって従来より低い温度
で原料ガスを変成・分解し得るとともに、構造的にも比
較的シンプルである熱処理炉用雰囲気ガス発生装置を提
供することにある。
るためになされたもので、その目的は、レトルト表面に
おける熱伝達係数が高いことにより、レトルトをほぼ均
一に加熱でき、熱効率が良好であって従来より低い温度
で原料ガスを変成・分解し得るとともに、構造的にも比
較的シンプルである熱処理炉用雰囲気ガス発生装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、加熱手段を有する炉室と、内部に所定の
触媒が充填され、上記炉室内で所定温度に加熱されるレ
トルトとを備え、上記レトルト内で原料ガスを分解もし
くは変成して熱処理炉用の雰囲気ガスを発生させる熱処
理炉用雰囲気ガス発生装置において、上記レトルトが、
内部に触媒収納空間が生ずるように半径方向に所定の間
隔をもって同心状に配置された内側筒体および外側筒体
を含み、かつ、その各筒体間の両端がガス供給口を有す
る第1端壁とガス排出口を有する第2端壁にて閉塞され
た二重筒状体から構成されているとともに、上記炉室内
には加熱空気を強制的に対流させる送風手段が設けられ
ていることを特徴としている。
め、本発明は、加熱手段を有する炉室と、内部に所定の
触媒が充填され、上記炉室内で所定温度に加熱されるレ
トルトとを備え、上記レトルト内で原料ガスを分解もし
くは変成して熱処理炉用の雰囲気ガスを発生させる熱処
理炉用雰囲気ガス発生装置において、上記レトルトが、
内部に触媒収納空間が生ずるように半径方向に所定の間
隔をもって同心状に配置された内側筒体および外側筒体
を含み、かつ、その各筒体間の両端がガス供給口を有す
る第1端壁とガス排出口を有する第2端壁にて閉塞され
た二重筒状体から構成されているとともに、上記炉室内
には加熱空気を強制的に対流させる送風手段が設けられ
ていることを特徴としている。
【0013】この構成によれば、レトルトが二重筒状体
からなるため、その外周面と内周面とによる表面積が大
きく、しかも炉室内の加熱空気が送風手段にてレトルト
の全表面積に対して均一に伝達されるため、炉内温度を
従来より低い温度(例えば、従来より100〜250℃
程度低い温度)としても、レトルト内での分解反応をよ
り均一に効率的に行なうことができる。このことは、レ
トルトの寿命が大幅に延びることを意味している。
からなるため、その外周面と内周面とによる表面積が大
きく、しかも炉室内の加熱空気が送風手段にてレトルト
の全表面積に対して均一に伝達されるため、炉内温度を
従来より低い温度(例えば、従来より100〜250℃
程度低い温度)としても、レトルト内での分解反応をよ
り均一に効率的に行なうことができる。このことは、レ
トルトの寿命が大幅に延びることを意味している。
【0014】ここで、対流による熱風供給量をV(Kg
/h)、熱負荷(レトルトの吸収熱)をQ(Kcal/
h)、炉内の温度差をΔTとすると、V×ΔT=Qであ
るから、送風手段による熱風供給量Vは、V=Q/ΔT
により求められる。
/h)、熱負荷(レトルトの吸収熱)をQ(Kcal/
h)、炉内の温度差をΔTとすると、V×ΔT=Qであ
るから、送風手段による熱風供給量Vは、V=Q/ΔT
により求められる。
【0015】本発明において、二重筒状体のレトルト
は、その軸線をほぼ垂直として炉室内に設置され、送風
手段が同レトルトの上方もしくは下方位置において、そ
の軸線と同軸に配置されたラジアル送風ファンからなる
ことが好ましい。
は、その軸線をほぼ垂直として炉室内に設置され、送風
手段が同レトルトの上方もしくは下方位置において、そ
の軸線と同軸に配置されたラジアル送風ファンからなる
ことが好ましい。
【0016】このように、二重筒状体のレトルトがその
軸線をほぼ垂直として炉室内に設置される場合において
は、ガス供給口を有する第1端壁を下側、ガス排出口を
有する第2端壁を上側に配置することが好ましく、これ
によれば、原料ガスがレトルト内を下から上に向けて効
率よく流通させることができる。
軸線をほぼ垂直として炉室内に設置される場合において
は、ガス供給口を有する第1端壁を下側、ガス排出口を
有する第2端壁を上側に配置することが好ましく、これ
によれば、原料ガスがレトルト内を下から上に向けて効
率よく流通させることができる。
【0017】また、ガス供給口およびガス排出口は、そ
の各端壁に均等間隔で形成されていることが、レトルト
内で原料ガスを均一に分解する上で好ましいと言える。
の各端壁に均等間隔で形成されていることが、レトルト
内で原料ガスを均一に分解する上で好ましいと言える。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想をより
よく理解するうえで、図1および図2に示されている実
施例について説明する。なお、図1はこのガス発生装置
の断面図であり、図2にはその要部としてのレトルトの
斜視図が示されている。
よく理解するうえで、図1および図2に示されている実
施例について説明する。なお、図1はこのガス発生装置
の断面図であり、図2にはその要部としてのレトルトの
斜視図が示されている。
【0019】このガス発生装置10は、その全周が耐火
壁101により囲まれた所定容積の炉室11を備えてい
る。炉室11は円筒形、角筒形のいずれであってもよい
が、この実施例では円筒形が採用されており、その内部
には加熱手段としての電気ヒータ12が設けられてい
る。この場合、電気ヒータ12は炉室11内をその上下
方向に貫通する棒状ヒータとして、その複数本が炉室1
1の内周面側に均等間隔で配置されている。
壁101により囲まれた所定容積の炉室11を備えてい
る。炉室11は円筒形、角筒形のいずれであってもよい
が、この実施例では円筒形が採用されており、その内部
には加熱手段としての電気ヒータ12が設けられてい
る。この場合、電気ヒータ12は炉室11内をその上下
方向に貫通する棒状ヒータとして、その複数本が炉室1
1の内周面側に均等間隔で配置されている。
【0020】炉室11内には、二重筒状体からなるレト
ルト20が設けられている。すなわち、この実施例にお
いて、レトルト20は内側円筒体21と、この内側円筒
体21よりも大径であってその周りに同心状に配置され
た外側円筒体22とを備え、それらの間が触媒23を収
納する空間Sとされている。各円筒体21,22の両端
には、触媒収納空間Sを閉塞するための端壁24,25
が設けられている。
ルト20が設けられている。すなわち、この実施例にお
いて、レトルト20は内側円筒体21と、この内側円筒
体21よりも大径であってその周りに同心状に配置され
た外側円筒体22とを備え、それらの間が触媒23を収
納する空間Sとされている。各円筒体21,22の両端
には、触媒収納空間Sを閉塞するための端壁24,25
が設けられている。
【0021】このレトルト20はその軸線をほぼ垂直と
して炉室11内の中央に配置され、すなわち炉室11に
対して同軸的に配置され、下側の第1端壁24には原料
ガスの供給パイプ241が接続されている。また、上側
の第2端壁25には分解ガスを取り出すための排出パイ
プ251が接続されている。
して炉室11内の中央に配置され、すなわち炉室11に
対して同軸的に配置され、下側の第1端壁24には原料
ガスの供給パイプ241が接続されている。また、上側
の第2端壁25には分解ガスを取り出すための排出パイ
プ251が接続されている。
【0022】この実施例において、供給パイプ241お
よび排出パイプ251は、ともにそれらの各端壁24,
25に左右一対として均等に配置されている。その各供
給パイプ241,241は炉外底部に引き出され、それ
ぞれ枝管252,252を介して原料ガス供給本管26
に連通されている。また、排出パイプ251,251は
炉外上部に引き出され、図2の想像線で示されている枝
管252,252を介して合流された後、図示しない例
えば熱交換器および冷却器などに至る。
よび排出パイプ251は、ともにそれらの各端壁24,
25に左右一対として均等に配置されている。その各供
給パイプ241,241は炉外底部に引き出され、それ
ぞれ枝管252,252を介して原料ガス供給本管26
に連通されている。また、排出パイプ251,251は
炉外上部に引き出され、図2の想像線で示されている枝
管252,252を介して合流された後、図示しない例
えば熱交換器および冷却器などに至る。
【0023】炉室11内には、電気ヒータ12にて加熱
された加熱空気を強制的に循環させる送風手段が設けら
れている。送風手段には、大別して軸流型、ラジアル
(遠心)型およびターボ型があるが、この実施例では圧
力および風量のいずれにおいても満足するものが得られ
るラジアル型のシロッコファン30が用いられている。
された加熱空気を強制的に循環させる送風手段が設けら
れている。送風手段には、大別して軸流型、ラジアル
(遠心)型およびターボ型があるが、この実施例では圧
力および風量のいずれにおいても満足するものが得られ
るラジアル型のシロッコファン30が用いられている。
【0024】この実施例において、シロッコファン30
は、レトルト20の上部位置にそれと同軸的に配置され
ており、炉室上壁のほぼ中央に貫設された駆動軸31を
介してモータ32に連結されている。
は、レトルト20の上部位置にそれと同軸的に配置され
ており、炉室上壁のほぼ中央に貫設された駆動軸31を
介してモータ32に連結されている。
【0025】このシロッコファン30の回転により、炉
室11内の加熱空気が図1の矢印Aで示されているよう
に、レトルト20の外側の上方から下方、そしてレトル
ト20の内側円筒体21の内部空間を通ってシロッコフ
ァン30に戻るように循環される。
室11内の加熱空気が図1の矢印Aで示されているよう
に、レトルト20の外側の上方から下方、そしてレトル
ト20の内側円筒体21の内部空間を通ってシロッコフ
ァン30に戻るように循環される。
【0026】なお、上側の第2端壁25には、シロッコ
ファン30から吹き出された加熱空気がレトルト20の
外側を循環することなく、すぐさま同シロッコファン3
0に吸い込まれる現象(いわゆるショートカット)を防
止するとともに、内側円筒体21の内部空間を通って戻
る加熱空気をシロッコファン30に向けて案内するため
のベルマウス253が設けられている。
ファン30から吹き出された加熱空気がレトルト20の
外側を循環することなく、すぐさま同シロッコファン3
0に吸い込まれる現象(いわゆるショートカット)を防
止するとともに、内側円筒体21の内部空間を通って戻
る加熱空気をシロッコファン30に向けて案内するため
のベルマウス253が設けられている。
【0027】このガス発生装置で分解ガスを得るには、
電気ヒータ12に通電して炉室11内を高温(例えば、
800℃程度)として、シロッコファン30にて、その
加熱空気を強制的に循環させる。これにより、レトルト
20の全体がほぼ均一に加熱され、原料ガスとしての例
えばアンモニアガスがレトルト20内で水素と窒素に効
率よく分解される。
電気ヒータ12に通電して炉室11内を高温(例えば、
800℃程度)として、シロッコファン30にて、その
加熱空気を強制的に循環させる。これにより、レトルト
20の全体がほぼ均一に加熱され、原料ガスとしての例
えばアンモニアガスがレトルト20内で水素と窒素に効
率よく分解される。
【0028】なお、上記実施例ではシロッコファン30
をレトルト20の上方に配置しているが、これとは配置
を逆にして、シロッコファン30をレトルト20の下方
に配置してもよい。また、送風手段としてラジアル型以
外の軸流型ファンもしくはターボ型ファンを採用するこ
ともできる。
をレトルト20の上方に配置しているが、これとは配置
を逆にして、シロッコファン30をレトルト20の下方
に配置してもよい。また、送風手段としてラジアル型以
外の軸流型ファンもしくはターボ型ファンを採用するこ
ともできる。
【0029】さらに、上記実施例では、原料ガスの供給
パイプおよび分解ガスの排出パイプをそれぞれ均等配置
の一対としているが、そのパイプ数については均等的に
配置することを条件として任意に設定することができ
し、場合によっては、レトルトの全体形状を円筒体では
なく、角筒体に変更することもできる。また、このガス
発生装置をフロンガスやその他液体もしくは気体の化学
物質の分解・変性にも利用することができる。
パイプおよび分解ガスの排出パイプをそれぞれ均等配置
の一対としているが、そのパイプ数については均等的に
配置することを条件として任意に設定することができ
し、場合によっては、レトルトの全体形状を円筒体では
なく、角筒体に変更することもできる。また、このガス
発生装置をフロンガスやその他液体もしくは気体の化学
物質の分解・変性にも利用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レトルトを二重筒状体としたことにより、その外周面と
内周面とにより大きな表面積が得られ、しかも炉室内の
加熱空気を送風手段にて強制的に循環させることによ
り、レトルトの全表面積に対して熱が均一に伝達される
ため、炉内温度を従来より低い温度(例えば、従来より
100〜250℃程度低い温度)としても、レトルト内
での分解反応をより均一に効率的に行なうことができ、
レトルトの寿命が大幅に改善される。
レトルトを二重筒状体としたことにより、その外周面と
内周面とにより大きな表面積が得られ、しかも炉室内の
加熱空気を送風手段にて強制的に循環させることによ
り、レトルトの全表面積に対して熱が均一に伝達される
ため、炉内温度を従来より低い温度(例えば、従来より
100〜250℃程度低い温度)としても、レトルト内
での分解反応をより均一に効率的に行なうことができ、
レトルトの寿命が大幅に改善される。
【0031】また、レトルトに対して、放射熱伝導に加
えて対流熱伝導により熱が伝達されるため、熱伝達効率
が高く、熱源コストをも大幅に低減することができる。
さらには、レトルトを複数のレトルト管に分岐する場合
に比べて構造が簡素であるため、設計および製造が容易
である、などの効果が奏される。
えて対流熱伝導により熱が伝達されるため、熱伝達効率
が高く、熱源コストをも大幅に低減することができる。
さらには、レトルトを複数のレトルト管に分岐する場合
に比べて構造が簡素であるため、設計および製造が容易
である、などの効果が奏される。
【図1】本発明によるガス発生装置の実施例を示した断
面図。
面図。
【図2】上記実施例中の要部を示した斜視図。
【図3】従来のガス発生装置を説明するための模式的断
面図。
面図。
10 ガス発生装置 11 炉室 12 電気ヒータ 20 レトルト 21 内側円筒体 22 外側円筒体 23 触媒 24,25 端壁 241 原料ガス供給パイプ 251 分解ガス排出パイプ 30 シロッコファン(送風手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 加熱手段を有する炉室と、内部に所定の
触媒が充填され、上記炉室内で所定温度に加熱されるレ
トルトとを備え、上記レトルト内で原料ガスを分解もし
くは変成して熱処理炉用の雰囲気ガスを発生させる熱処
理炉用雰囲気ガス発生装置において、 上記レトルトが、内部に触媒収納空間が生ずるように半
径方向に所定の間隔をもって同心状に配置された内側筒
体および外側筒体を含み、かつ、その各筒体間の両端が
ガス供給口を有する第1端壁とガス排出口を有する第2
端壁にて閉塞された二重筒状体から構成されているとと
もに、上記炉室内には加熱空気を強制的に対流させる送
風手段が設けられていることを特徴とする熱処理炉用雰
囲気ガス発生装置。 - 【請求項2】 上記二重筒状体のレトルトがその軸線を
ほぼ垂直として上記炉室内に設置され、上記送風手段が
同レトルトの上方もしくは下方位置において、その軸線
と同軸に配置されたラジアル送風ファンからなることを
特徴とする請求項1に記載の熱処理炉用雰囲気ガス発生
装置。 - 【請求項3】 上記二重筒状体のレトルトがその軸線を
ほぼ垂直として上記炉室内に設置される場合において、
上記ガス供給口を有する第1端壁が下側で、上記ガス排
出口を有する第2端壁が上側に配置されることを特徴と
する請求項2に記載の熱処理炉用雰囲気ガス発生装置。 - 【請求項4】 上記ガス供給口および上記ガス排出口
は、その各端壁に均等間隔で形成されていることを特徴
とする請求項1,2または3に記載の熱処理炉用雰囲気
ガス発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017863A JPH11201660A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 熱処理炉用雰囲気ガス発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017863A JPH11201660A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 熱処理炉用雰囲気ガス発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201660A true JPH11201660A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11955504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10017863A Withdrawn JPH11201660A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 熱処理炉用雰囲気ガス発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201660A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005290509A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Chugai Ro Co Ltd | 浸炭用ガス製造装置 |
| WO2006021994A1 (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-02 | Nippon Furnace Kogyo Kaisha, Ltd. | 熱風循環炉 |
| CN102213544A (zh) * | 2011-05-10 | 2011-10-12 | 丽水市华一自动化技术有限公司 | 回火炉 |
| CN113893810A (zh) * | 2021-11-06 | 2022-01-07 | 普林斯(安庆)医药科技有限公司 | 一种生产环戊烯酮用的高效反应釜 |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP10017863A patent/JPH11201660A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005290509A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Chugai Ro Co Ltd | 浸炭用ガス製造装置 |
| WO2006021994A1 (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-02 | Nippon Furnace Kogyo Kaisha, Ltd. | 熱風循環炉 |
| US7507368B2 (en) | 2004-08-25 | 2009-03-24 | Nippon Furnace Kogyo Kaisha, Ltd. | Hot air circulation furnace |
| CN102213544A (zh) * | 2011-05-10 | 2011-10-12 | 丽水市华一自动化技术有限公司 | 回火炉 |
| CN113893810A (zh) * | 2021-11-06 | 2022-01-07 | 普林斯(安庆)医药科技有限公司 | 一种生产环戊烯酮用的高效反应釜 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |