JPH11201749A - 光反射装置及び光発電装置 - Google Patents

光反射装置及び光発電装置

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JPH11201749A
JPH11201749A JP10018198A JP1819898A JPH11201749A JP H11201749 A JPH11201749 A JP H11201749A JP 10018198 A JP10018198 A JP 10018198A JP 1819898 A JP1819898 A JP 1819898A JP H11201749 A JPH11201749 A JP H11201749A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、太陽光を自動的に追尾し、常時、
所定の方向に太陽光を反射させる装置及びその装置を備
える太陽光による発電装置に関し、極めて簡単な構造で
かつ安価に製造可能な太陽光反射装置を提供することを
目的とする。更に、本発明は、極めて簡単な構造で光発
電電池が受光する光量を増大し、発電力を高める太陽光
発電装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 反射手段の反射面2をその垂直軸線の周
り及びその水平軸線の周りに回転させる回転駆動手段
と、反射手段の反射面と離隔してその反射面と対向する
ように配列され、かつ互いに離隔して設けられた複数の
受光素子9を有する受光手段9と、受光手段の各受光素
子からの受光信号の有無を検出する受光検出手段24と
を備え、光検出手段の検出結果に応じて、回転駆動手段
23を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に太陽光を自動
的に追尾し、常時、所定の方向又は位置に光を反射させ
る反射装置及びその反射装置を備える光による発電装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の類する技術としては、太陽光収集
装置があるが、その収集装置は、太陽光を反射面にて集
光し、グラスファイバにより転送し、所望の場所に照射
するというものであった。また、従来の光発電装置は、
光発電電池の発電パネルの表面に太陽から直接照射され
る太陽光のみにより発電を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、住宅等において
は、日中時に日当たりが悪いという住宅環境に対応する
太陽光の反射装置は、季節毎の一日の太陽の位置をイン
プットされたコンピュータによりその反射部材の角度を
変えるものであった。しかし、そのような反射装置は、
インプットされる情報による制御ではその精度は低く、
更に高価なものであった。また、一方、太陽電池の発電
性能が高まり、その需要が増加しているが、固定されて
取り付けられている太陽電池の集光面に受ける光量には
限りがあり、その発電容量は十分なものではなかった。
【0004】本発明は、極めて簡単な構造でかつ安価に
製造可能な光反射装置を提供することを目的とする。更
に、本発明は、極めて簡単な構造で受光する光量を増大
し、発電電力を高める光発電装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、以下のような構成を有している。先
ず、請求項1の発明は、光を反射する反射面を有する反
射手段と、当該反射手段の反射面と離隔し、かつ前記反
射面と対向して配列された複数の受光素子を有する受光
手段と、前記反射面上に又は前記反射面と前記受光手段
との間に設けられて光を吸収する光吸収部材と、前記反
射手段を回動可能に支持する支持手段と、前記支持手段
を回動させる駆動手段と、前記受光手段の各受光素子か
らの受光信号の有無を検出する信号検出手段と、前記信
号検出手段の検出結果に応じて、前記駆動手段を制御す
る回動制御手段とを備える。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、光を反射
する反射面を有する反射手段と、当該反射手段の反射面
と離隔して前記反射面と対向して配列された複数の受光
素子を有する受光手段と、前記反射面上に又は前記反射
面と前記受光手段との間に設けられて光を吸収する光吸
収部材と、前記反射手段を回動可能に支持する支持手段
と、前記反射手段を回動させる駆動手段と、前記受光手
段の各受光素子からの受光信号のそれぞれの強度を比較
する信号比較手段と、前記信号比較手段の比較結果によ
り前記駆動手段を制御する回動制御手段とを備える。
【0007】また、請求項3に記載された発明は、受光
面に光を受けることにより発電する太陽電池を有する発
電装置であって、請求項1又は2に記載の前記光反射装
置を備える。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、光を反射
する反射面を有する反射手段と、当該反射手段の反射面
と離隔して前記反射面と対向して配列された複数の受光
素子を有する受光手段と、前記反射面上に又は前記反射
面と前記受光手段との間に設けられて前記反射手段と反
射方向が異なる光反射部材と、前記反射手段を回動可能
に支持する支持手段と、前記反射手段を回動させる駆動
手段と、前記受光手段の各受光素子からの受光信号の有
無を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段の検出
結果により前記駆動手段を制御する回動制御手段とを備
える。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、光を反射
する反射面を有する反射手段と、当該反射手段の反射面
と離隔して前記反射面と対向して配列された複数の受光
素子を有する受光手段と、前記反射面上に又は前記反射
面と前記受光手段との間に設けられて前記反射手段と反
射方向が異なる光反射部材と、前記反射手段を回動可能
に支持する支持手段と、前記反射手段を回動させる駆動
手段と、前記受光手段の各受光素子からの受光信号のそ
れぞれの強度を比較する信号比較手段と、前記信号比較
手段の比較結果により前記駆動手段を制御する回動制御
手段とを備える。
【0010】また、請求項6の発明は、受光面に光を受
けることより発電する太陽電池を有する発電装置であっ
て、請求項4又は5に記載の前記光反射装置を備える。
【0011】
【発明の実施の形態】先ず、請求項1の発明は、光を反
射する反射面を有する反射手段と、当該反射手段の反射
面と離隔し、かつ前記反射面と対向して配列された複数
の受光素子を有する受光手段と、前記反射面上に又は前
記反射面と前記受光手段との間に設けられて光を吸収す
る光吸収部材と、前記反射手段を回動可能に支持する支
持手段と、前記支持手段を回動させる駆動手段と、前記
受光手段の各受光素子からの受光信号の有無を検出する
信号検出手段と、前記信号検出手段の検出結果に応じ
て、前記駆動手段を制御する回動制御手段とを備える。
【0012】よって、光吸収部材から受光手段へ延びる
方向に太陽光が反射される方向に受光手段を取り付け、
かつ受光手段へは光吸収部材の作用により反射光が反射
されていない状態とする。そして、時間の経過により太
陽の位置が変化し、反射手段からの反射光は、上記受光
手段に照射されるようになる。その時、信号検出手段
は、受光手段の複数の各受光素子の受光状態を検知し、
その結果に従い、回動制御手段は駆動手段を制御して、
支持手段に支持された反射手段の姿勢(方位、上下傾斜
角)を自動的に制御する。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、光を反射
する反射面を有する反射手段と、当該反射手段の反射面
と離隔して前記反射面と対向して配列された複数の受光
素子を有する受光手段と、前記反射面上に又は前記反射
面と前記受光手段との間に設けられて光を吸収する光吸
収部材と、前記反射手段を回動可能に支持する支持手段
と、前記反射手段を回動させる駆動手段と、前記受光手
段の各受光素子からの受光信号のそれぞれの強度を比較
する信号比較手段と、前記信号比較手段の比較結果によ
り前記駆動手段を制御する回動制御手段とを備える。よ
って、光吸収部材から受光手段へ延びる方向に太陽光が
反射される方向に受光手段を取り付け、かつ受光手段へ
は光吸収部材の作用により反射光が反射されていない状
態とする。そして、時間の経過により太陽の位置が変化
し、反射手段からの反射光は、上記受光手段に照射され
るようになる。その時、信号比較手段は、受光手段の複
数の各受光素子の受光状態を比較し、その結果に従い、
回動制御手段は駆動手段を制御して、支持手段に支持さ
れた反射手段の姿勢(方位、上下傾斜角)を自動的に制
御する。
【0014】また、請求項3に記載された発明は、光に
より発電する太陽電池を有する発電装置であって、請求
項1又は2に記載の前記光反射装置を備える。よって、
本光発電装置は、当該装置の太陽電池の受光面に光反射
手段の光を常時反射させる。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、光を反射
する反射面を有する反射手段と、当該反射手段の反射面
と離隔して前記反射面と対向して配列された複数の受光
素子を有する受光手段と、前記反射面上に又は前記反射
面と前記受光手段との間に設けられて前記反射手段と反
射方向が異なる光反射部材と、前記反射手段を回動可能
に支持する支持手段と、前記反射手段を回動させる駆動
手段と、前記受光手段の各受光素子からの受光信号の有
無を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段の検出
結果により前記駆動手段を制御する回動制御手段とを備
える。よって、光吸収部材から受光手段へ延びる方向に
太陽光が反射される方向に受光手段を取り付け、かつ受
光手段へは光吸収部材の作用により反射光が反射されて
いない状態とする。そして、時間の経過により太陽の位
置が変化し、反射手段からの反射光は、上記受光手段に
照射されるようになる。その時、信号検出手段は、受光
手段の複数の各受光素子の受光状態を検知し、その結果
に従い、回動制御手段は駆動手段を制御して、支持手段
に支持された反射手段の姿勢(方位、上下傾斜角)を自
動的に制御する。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、光を反射
する反射面を有する反射手段と、当該反射手段の反射面
と離隔して前記反射面と対向して配列された複数の受光
素子を有する受光手段と、前記反射面上に又は前記反射
面と前記受光手段との間に設けられて前記反射手段と反
射方向が異なる光反射部材と、前記反射手段を回動可能
に支持する支持手段と、前記反射手段を回動させる駆動
手段と、前記受光手段の各受光素子からの受光信号のそ
れぞれの強度を比較する信号比較手段と、前記信号比較
手段の比較結果により前記駆動手段を制御する回動制御
手段とを備える。よって、光吸収部材から受光手段へ延
びる方向に太陽光が反射される方向に受光手段を取り付
け、かつ受光手段へは光吸収部材の作用により反射光が
反射されていない状態とする。そして、時間の経過によ
り太陽の位置が変化し、反射手段からの反射光は、上記
受光手段に照射されるようになる。その時、信号比較手
段は、受光手段の複数の各受光素子の受光状態を比較
し、その結果に従い、回動制御手段は駆動手段を制御し
て、支持手段に支持された反射手段の姿勢(方位、上下
傾斜角)を自動的に制御する。
【0017】また、請求項6の発明は、光により発電す
る太陽電池を有する発電装置であって、請求項4又は5
に記載の前記光反射装置を備える。よって、本光発電装
置は、当該装置の太陽電池の受光面に光反射手段の光を
常時反射させる。
【0018】以下に、本発明の一実施の形態について図
面を参照しながら説明する。
【0019】(実施の形態1)先ず、図1を参照して、
本発明の光反射装置の実施の形態の概要を説明する。
【0020】1は、太陽光側に向けてその方位及び上下
傾斜角度を設定される反射面2を有する反射手段であ
る。反射手段1の反射面2は、反射手段1に固定的に取
り付けられた平面鏡又は凹面鏡である。3は、反射手段
1を支持する支持手段であり、直接反射手段1と連結さ
れる第1の支持部3と、第2の支持部4と、ほぼ円板形
の支持台5とを有する。第1の支持部3の下端部は、第
2の支持部4の上端部に軸支され、反射手段1がその水
平方向に延びる支軸3aの水平軸線を中心として垂直線
から各150度のほぼ300度回転可能である。
【0021】第2の支持部4は、その垂直軸線を中心と
して回転可能に設けられており、反射手段の反射面2が
360度回転可能になっている。両回転方向に反射手段
1を回転させるためのモータ(駆動手段)は、第1の支
持部3、第2の支持部、及び支持台5に取り付けられ又
は内蔵されている(図示せず)。
【0022】上記反射手段1を上記各軸線を中心として
回転させる駆動機構については、ほぼ同等の構成が、特
開平5−288980号公報に開示された「太陽光の集
光装置他」に詳細に記載されている。従って、上記反射
手段1の反射面2は、日の出から日没まで、常時、太陽
光を受ける方向に向けることができる。
【0023】また、反射手段1の反射面2の中央には、
光を吸収する光吸収部材6が取り付けられている。この
光吸収面6は、光を吸収する黒色の板であって、光を乱
反射するその表面は精密なエンボス加工されている。
【0024】図2を参照して、光吸収部材6は、後で述
べる受光手段8の方向に向けた反射光(反射面からの)
と全く異なる方向に光を反射するよう構成された、例え
ば、円錐形の反射鏡体6a(光反射部材)であってもよ
い。更に、上述の反射鏡体は、取り付けられた際には、
反射手段の反射光が受光手段の方向に反射していても、
後述の中央影には反射しないように構成されている。ま
た、上記光吸収面2若しくは上述の反射鏡体は、後述の
受光手段と反射面2との間に設けても良い。7は、上記
反射手段1及び支持手段3を覆うように設けられた透明
なほぼ半球形のカバー手段である。このカバー手段7
は、第2の支持部4に支持されるように設けられる。カ
バー手段7の材質は、紫外線を反射するものでもよい。
従って、その材質であると、反射手段1に紫外線は届か
ず、反射手段1は紫外線を反射することはない。
【0025】図3を参照して、8は、受光手段であり、
5個の受光素子9が一平面上に互いに離隔して状態で配
列されている。図2を参照して、受光手段8は受光素子
が配列される円板部10と、各受光素子9にその上側か
らそれぞれ光を通過させるように通過孔11が設けられ
た円筒部12とを有する。また、円筒部12の筒型形状
は、本発明の装置が取り付けられた際に、装置の各表面
等から反射された不要な光を受けることを防止してい
る。更に、図1を参照して、受光手段8は、上記カバー
手段7の内側に取り付けられる。即ち、この受光手段8
は、使用者の選択により、カバー手段7の内側の任意の
位置に取り付けることが出来き、光吸収面6と受光手段
8の受光素子9とを結ぶ方向が、反射手段1の反射面2
の反射光の方向とされる。
【0026】また、図1を参照して、受光手段8の各受
光素子9からは、受光信号が耐熱コード13及び第2の
支持部4内部を介して、支持台4に内蔵された回動制御
手段4に送信される。尚、上記受光素子9は、所定の光
量に達した場合にのみ受光信号を発する型式のものであ
る。
【0027】次に、図3を参照して、本装置の姿勢制御
の原理について簡単に説明する。現在、使用者によっ
て、受光手段1方向を反射方向として、反射手段1の反
射面2の方位及び上下傾斜角が設定され、太陽光が反射
面2により受光手段8の方向に反射されている状態とす
る。このとき、受光手段8は、受光素子aを上側にし
て、かつ受光素子b、dを結ぶ線が水平になるように取
り付けられている。
【0028】そして、光吸収面6の作用により、反射手
段1の反射面2によって反射された反射光はその中央に
反射光が存在せず、受光手段1の径と同じ径の面(以
下、「中央影」という)を形成する。即ち、反射手段1
による反射光はドーナッツの形状を成している。この反
射面6の形状は、反射手段1からの反射光が受光手段方
向に反射されている状態では、反射手段1の姿勢に拘わ
らず、受光手段8の円形面とほぼ重なる状態になるよう
に円形なっている。従って、現在の状態では、反射手段
からの反射光は、正確に受光手段方向に反射しており、
受光手段8の各受光素子9には、反射面2からの反射光
は全く届いていない。
【0029】図4を参照して、時間の経過と共に、太陽
の位置が変化し、中央影がAに示すように移動した場合
には、受光手段8の5つの受光素子のうちの受光素子d
の面の半分に円筒部12を通過した反射光が受光され
る。この際に、その受光量が所定の量を超えたとき、受
光素子dからの信号により太陽の位置の変更を検出し、
受光素子dに反射光が受光されないように反射手段の反
射面の角度を調整する。
【0030】また、記号Bで示すように、中央影が移動
した場合には、受光素子b及びcとが同時に光を受ける
ことになる。この際にも、反射手段1を、この状態に対
応委する方向、即ち、中央影Bが書面上の下向き45度
の方向に所定距離だけ移動するように反射光の角度を調
整すればよい。このとき、方位角及び上下傾斜角の所定
の調整角度は、各受光素子の大きさ、各受光素子が互い
に離隔する距離(間隔)及び各受光素子から光吸収手段
までの距離等により決定される。以上が本発明の反射鏡
の自動姿勢制御の基本原理である。
【0031】次に、図5を参照して本発明の装置の実施
の形態について更に詳細に説明する。20は操作手段で
あり、この操作手段20からの入力により、使用者は本
装置に関する各操作が可能である。例えば、この操作手
段20により、反射手段1の水平軸線の周り及び垂直軸
線の周りの各角度を自由に変更調整することが可能であ
る。21は、装置が据え付けられる場所の経度及び緯度
における太陽が運行する行路情報を基にした「その年の
月日及び時刻」に対応する反射手段の姿勢、即ち方位及
び上下傾斜角の姿勢情報を記憶した姿勢記憶手段であ
る。22は、回動制御手段であり、上記記憶手段21に
格納された受光手段1の反射姿勢に関する情報信号を基
に、反射手段1の姿勢を現在の姿勢からどれだけ調整す
るかを駆動手段23に送信する。駆動手段23は、受信
した信号を基に反射手段1の姿勢を調整するように駆動
する。
【0032】また、25は、受光手段9の各受光素子
(a〜e)からの受光信号を受信する受信手段、26
は、上記受信手段25の受光信号をそれぞれ受光素子毎
に記憶する信号記憶手段である。27は、受光手段9の
複数の受光素子のうち、円板部10上のどこに配置され
た受光素子に受光が有ったかを検出し、その結果に対応
する信号を回動制御手段22に送信する検出手段であ
る。回動制御手段22は、受信した信号を基にして駆動
手段23に反射手段をどの方向にかつ上下傾斜角を何度
調整すれば良いかという指示信号を発信する。
【0033】反射手段1の姿勢の制御は、姿勢記憶手段
21の情報を基に行うことが可能であるが、操作手段1
からの指示によって、信号検出手段24からの信号に切
り替えられるように、回動制御手段22は、信号の切り
替え機能を備えている。更に、姿勢制御手段の情報及び
検出手段からの二つの信号により制御することも可能で
ある。即ち、駆動制御手段23は、姿勢記憶手段21か
らの入力された太陽の位置に関する情報及び検出手段2
7からの現在の位置からどれだけ調整をすべきかの情報
の一方を基に駆動手段23を制御するか、両方を基に駆
動手段を制御するかという切り替えができる。ここで、
本実施の形態では、信号検出手段24は、受信手段2
5、信号記憶手段26及び検出手段27を有する。
【0034】次に、本発明の実施の形態の動作について
説明する。図1を参照して、受光手段1をカバー手段内
側に取り付け、太陽光(ア)を反射手段1が反射して、
光吸収手段6から受光手段8の方向に進む反射光(イ)
を生成する。光吸収手段6は光を反射しないようになっ
ており、この際に、上述の中央影が受光手段8の受光素
子に重なるように反射手段1の方位及び上下傾斜角を設
定する。
【0035】現在、姿勢記憶手段に格納された情報によ
り回動制御手段22は、大まかに(粗く)反射手段1の
姿勢の調整を行うが、同時に、受光手段からの信号によ
る微調整も行うとする。そこで、時間の経過と共に、太
陽の位置が変化し、反射手段1の反射面2に入射する太
陽光の入射方位と入射傾き角度(仰角)が上述のAのよ
うに変化したとする。その際には、その時刻に対応する
太陽の位置情報に従って、回動制御手段22は駆動手段
23に指示信号を発信し反射手段1は調整され、更に、
受光手段8は、受信手段25に受光信号を送信する。信
号記憶手段26はその信号を記憶し、検出手段27は、
受光素子dからの受光信号であることを検出し、回動制
御手段に検出結果を送信する。回動制御手段22は検出
手段からの検出信号により、反射手段1を現在の方位及
び現在の仰角から何度調整すればよいかを判断し駆動手
段23に指示信号を送信する。
【0036】駆動手段23は、指示信号に応答して、軸
部3aの水平軸線を中心として第1の支持部3を所定の
角度だけ回転させ、同時に第2の支持部を垂直軸線を中
心として所定の角度だけ回転させる。これらの調整は、
回動制御手段22により、所定の角度を比較的小さくと
り、受光手段8には再び反射光が照射されないようにな
るまで、信号検出手段24の結果に従って、続けるよう
にしても良い。従って、反射手段1からの反射光は常時
一定の方向に維持されることになる。
【0037】以下に、本発明の他の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0038】(実施の形態2)本実施の形態は、上記実
施の形態1とほぼ同一の構成であるので、異なる構成の
みを以下に説明する。図6を参照して、受光手段1の受
光素子は、受光した光量に応じた信号を発生し、受信手
段25に送信し、更に信号記憶手段26に送信され、比
較手段28では円板部10の中心に位置する素子eから
の信号と比較される。即ち、図4に示すAの状態となっ
た場合、受光素子dからの信号の強さと受光素子の配列
の中央に位置する受光素子eとの信号の強さに差が生じ
る。従って、「受光素子eの信号の強度」/「受光素子
eの信号の強度」が所定値になったとき、受光素子dが
再度反射光を受けないように反射面の方位及び上下傾斜
角を調節する。その際に、円板部10上の各受光素子a
〜eの配置に対応した調整がなされる。
【0039】以下に、本実施の形態の動作について説明
する。図1を参照して、受光手段1をカバー手段内側に
取り付け、太陽光(ア)を反射手段1が反射して、光吸
収手段6から受光手段8の方向に進む反射光(イ)を生
成する。光吸収手段6は光を反射しないようになってお
り、この際に、上述の中央影が受光手段8の受光素子に
対応するように反射手段1の方位及び仰角を設定する。
【0040】現在、姿勢記憶手段に格納された情報によ
り回動制御手段22は、大まかに(粗く)反射手段1の
姿勢の調整を行うが、同時に、受光手段からの信号によ
る微調整も行うとする。そこで、時間の経過と共に、太
陽の位置が変化し、反射手段1の反射面2に入射する太
陽光の入射方位と入射角度(仰角)が上述のAのように
変化したとする。その際には、その時刻に対応する太陽
の位置に従って、回動制御手段22は駆動手段23に指
示信号を発信し反射手段1は調整され、更に、受光手段
8は、受信手段25に、各素子の受光信号の強度を表す
信号を送信する。信号記憶手段26はその信号を記憶
し、比較手段28は、受光素子dからの受光信号と受光
素子eからの受光信号との強度が所定値の倍数を超えた
ことを検出し、回動制御手段に比較結果を送信する。回
動制御手段22は検出手段からの指示信号により、反射
手段1を現在の方位及び現在の上下傾斜角から何度調整
すればよいかを判断し駆動手段に指示信号を送信する。
【0041】駆動手段23は、指示信号に応答して、軸
部3aの水平軸線を中心として第1の支持部3を所定の
角度だけ回転させ、同時に第2の支持部4を垂直軸線を
中心として所定の角度だけ回転させる。これらの調整
は、回動制御手段22により、所定の角度を比較的小さ
く取り、受光手段8に再び反射光が照射されないように
なるまで、信号比較手段29からの比較結果を判断しな
がら、何度も繰り返すようにしても良い。従って、反射
手段からの反射光は常時一定の方向に維持されることに
なる。ここで、信号比較手段29は、受信手段25、信
号記憶手段26及び比較手段28を有する。
【0042】尚、本発明の両実施の形態においては、受
光手段に光を反射しない、いわゆる影の部分を形成し、
受光手段に反射光が照射された場合に反射手段を調整す
るように構成したが、逆に、上記影と相反する構成とし
て、光を反射する小さな反射手段を上記反射手段と別に
設け、その反射光が受光手段に照射された際に、受光手
段がその反射光を受けたことを検出手段が検出し、反射
手段の姿勢を調整するようにしてもよい。
【0043】次に、更に請求項3及び6に記載された発
明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0044】(実施の形態3)図7では、上述の本発明
の両反射装置を備える光発電装置の実施の形態を図示し
ている。30は、その受光面に太陽光を受けて、発電を
行う発電素子を有する発電手段であり、発電した電力を
蓄積する蓄電池も内蔵されている(図示せず)。この発
電手段30に向けて太陽光を反射するように、上述の光
反射装置が2基設けられている。従って、2基の光反射
装置を常時作動させることにより、発電手段30は通常
の2倍以上の発電を行うことが可能となる。
【0045】更に、31は、発電手段の一時間内の発電
量を検出する発電量検出手段であり、30は、検出され
た上記発電量の値と所定の値とを比較する発電量比較手
段である。上記比較手段30にて上記所定の値を超えた
際に、反射鏡の制御を開始することを指示する指示信号
が各反射装置の入力手段に送信される。従って、使用者
の選択による入力手段からの指示によって、曇り空のよ
うな光量が少ない場合に、光反射装置を作動させること
により、発電量を増加させ、十分な発電量を確保するこ
とが可能である。
【0046】
【発明の効果】請求項1及び2の発明は、上記構成によ
り、極めて安価で簡単な構成により所定の方向に太陽光
を常時反射することが可能となる。また、請求項3の発
明は、上記構成により、太陽電池に多量な反射光を照射
することができ、発電量を増大することができる。ま
た、請求項4及び5の発明は、上記構成により、極めて
安価で簡単な構成により所定の方向に太陽光を常時反射
することが可能となる。更に、請求項6の発明は、上記
構成により、太陽電池に多量な反射光を照射することが
でき、発電量を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光反射装置の実施の形態の外観斜視図
【図2】本発明の光反射装置の光反射鏡体の実施の形態
の外観斜視図
【図3】本発明の光反射装置の実施の形態の受光手段の
分解斜視図
【図4】本発明の光反射装置の受光手段の実施の形態の
正面図
【図5】本発明の光反射装置の実施の形態の制御系の構
成図
【図6】本発明の光反射装置の実施の形態の制御系の構
成図
【図7】本発明の光発電装置の実施の形態の外観構成図
【符号の説明】
1 反射手段 2 反射鏡 3 第1の支持部 4 第2の支持部 5 支持台 6 光吸収部材 7 カバー手段 8 受光手段 9 受光素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を反射する反射面を有する反射手段と、 当該反射手段の反射面と離隔し、かつ前記反射面と対向
    して配列された複数の受光素子を有する受光手段と、 前記反射面上から前記受光手段までの間に設けられて光
    を吸収する光吸収部材と、 前記反射手段を回動可能に支持する支持手段と、 前記支持手段を回動させる駆動手段と、 前記受光手段の各受光素子からの受光信号の有無を検出
    する信号検出手段と、前記信号検出手段の検出結果に応
    じて、前記駆動手段を制御する回動制御手段とを備える
    光反射装置。
  2. 【請求項2】光を反射する反射面を有する反射手段と、 当該反射手段の反射面と離隔して前記反射面と対向して
    配列された複数の受光素子を有する受光手段と、 前記反射面上から前記受光手段までの間に設けられて光
    を吸収する光吸収部材と、 前記反射手段を回動可能に支持する支持手段と、 前記反射手段を回動させる駆動手段と、 前記受光手段の各受光素子からの受光信号のそれぞれの
    強度を比較する信号比較手段と、 前記信号比較手段の比較結果により前記駆動手段を制御
    する回動制御手段とを備える光反射装置。
  3. 【請求項3】受光面に光を受けることにより発電する太
    陽電池を有する発電装置であって、請求項1又は2に記
    載の前記光反射装置を備える光発電装置。
  4. 【請求項4】光を反射する反射面を有する反射手段と、 当該反射手段の反射面と離隔して前記反射面と対向して
    配列された複数の受光素子を有する受光手段と、 前記反射面上から前記受光手段までの間に設けられて前
    記反射手段と反射方向が異なる光反射部材と、 前記反射手段を回動可能に支持する支持手段と、 前記反射手段を回動させる駆動手段と、 前記受光手段の各受光素子からの受光信号の有無を検出
    する信号検出手段と、 前記信号検出手段の検出結果により前記駆動手段を制御
    する回動制御手段とを備える光反射装置。
  5. 【請求項5】光を反射する反射面を有する反射手段と、 当該反射手段の反射面と離隔して前記反射面と対向して
    配列された複数の受光素子を有する受光手段と、 前記反射面上から前記受光手段までの間に設けられて前
    記反射手段と反射方向が異なる光反射部材と、 前記反射手段を回動可能に支持する支持手段と、 前記反射手段を回動させる駆動手段と、 前記受光手段の各受光素子からの受光信号のそれぞれの
    強度を比較する信号比較手段と、 前記信号比較手段の比較結果により前記駆動手段を制御
    する回動制御手段とを備える光反射装置。
  6. 【請求項6】受光面に光を受けることにより発電する太
    陽電池を有する発電装置であって、請求項4又は5に記
    載の前記光反射装置を備える光発電装置。
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