JPH11203208A - シリアル通信線のショート検出方法 - Google Patents

シリアル通信線のショート検出方法

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JPH11203208A
JPH11203208A JP10006969A JP696998A JPH11203208A JP H11203208 A JPH11203208 A JP H11203208A JP 10006969 A JP10006969 A JP 10006969A JP 696998 A JP696998 A JP 696998A JP H11203208 A JPH11203208 A JP H11203208A
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JP
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data
circuit
serial communication
short
communication line
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Application number
JP10006969A
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English (en)
Inventor
Tadao Furukawa
忠男 古川
Shinji Sugiura
慎治 杉浦
Masao Isou
雅男 異相
Noriyuki Suzuki
範幸 鈴木
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】確実にシリアル通信線のショートを検出するこ
とができるシリアル通信線のショート検出方法を提供す
る。 【解決手段】マイクロコンピュータ1に01付与回路8
を、EEPROM10に01削除回路17を設け、ま
た、EEPROM10に01付与回路18を、マイクロ
コンピュータ1に01削除回路9を設け、信号線L3,
L4にて接続されている。01付与回路8,18におい
て、転送される単位データ(書き込み・読み込みデー
タ)の上位および下位ビットに0(2) と1(2) が付加さ
れ、01削除回路17,9において、付加した0(2)
(2) が取り除かれるとともに、転送されたデータが全
て0(2) または全て1(2) となると信号線L3,L4で
のショートが発生したと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリアル通信線
のショート検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン制御用コントローラにおいて、
燃料噴射制御を行う際に理論空燃比への制御精度向上の
ために学習制御が行われている。これは、理論空燃比か
らの空燃比ズレ量を求めるとともに空燃比ズレ量を修正
する補正量(学習補正量)を求め記憶し、現在の運転状
態に該当する学習補正量を噴射時間に反映するものであ
る。ここで、記憶される学習補正量はイグニッションス
イッチを切っても消去されないものであるが、バッテリ
交換の際に消去されてしまう。これを回避する一手段と
して、マイクロコンピュータに対し外付けEEPROM
を接続し、EEPROMに学習補正量を記憶することが
行われている。
【0003】このマイクロコンピュータに対して外付け
EEPROMを接続する場合には、マイクロコンピュー
タの限られたポートを有効に活用するためにシリアル通
信を使用している。つまり、図17に示すように、マイ
クロコンピュータ50に対しEEPROM60を外付け
し、両者をシリアル通信線L10〜L12にて接続し、
マイクロコンピュータ50のCPU51が学習値を算出
するとともに当該学習値をEEPROM60のメモリア
レー61に記憶させ、必要時にマイクロコンピュータ5
0のCPU51はEEPROM60のメモリアレー61
からデータを読み出し演算に使用する。
【0004】この種のシステムにおける異常検出方法と
して、メモリ内のデータの破壊の有無をチェックする方
法が一般的に用いられている。より具体的には、図18
に示すように、CPU51はステップ1001において
書き込みデータをEEPROM60の領域Z1に書き込
むとともにステップ1002で領域Z2,Z3にも同一
のデータを書き込む。そして、CPU51は図19のス
テップ1101でEEPROM60の領域Z1,Z2,
Z3のデータを読み出し、ステップ1102で領域Z
1,Z2,Z3のデータを比較する。より詳しくは、図
20のステップ1201のように、領域Z1,Z2,Z
3のデータが全て一致するか否か判定し、一致しないと
ステップ1202で警報を行うとともに、ステップ12
03でデータを全て多数の方に統一する。このように、
EEPROM60に同一データを複数持つことにより、
1つのデータが異常の場合でも他のデータによりその異
常を検出し、かつ異常データを修復可能とすることがで
きる。その後、CPU51は図19のステップ1103
に移行してデータを使用した処理、即ち、学習値を用い
た燃料噴射量の演算を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シリアル通信
線L10〜L12がグランドショートまたは電源ショー
ト(5ボルトショート)となった時の異常を検出するこ
とができない。
【0006】このようにシリアル通信線L10〜L12
のグランドショートまたは電源ショートを検出できない
と、データを読み出した際、複数個のデータを持ってい
たとしても、全てデータが0000(16)またはFFFF
(16)となり、正常データとして、そのデータを誤って使
用することとなる。
【0007】そこで、この発明の目的は、確実にシリア
ル通信線のショートを検出することができるシリアル通
信線のショート検出方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のシリア
ル通信線のショート検出方法は、転送されるデータとし
て、全て0(2) または全て1(2) とならないデータ構成
とし、当該データによりシリアル通信線でのショートの
有無を判定するようにしたことを特徴としている。
【0009】このように、転送されるデータが全て0
(2) または全て1(2) とならないデータ構成とすること
により、このデータによりシリアル通信線でのショート
の有無が判定される。つまり、転送されたデータが全て
(2) または全て1(2) とならなければシリアル通信線
でのショートは発生しておらず、転送されたデータが全
て0(2) または全て1(2) となるとシリアル通信線での
ショートが発生したと判断できる。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、この
発明を具体化した実施の形態を図面に従って説明する。
【0011】本実施形態においては、エンジン制御装置
(ECU;エンジンコントロールユニット)を想定して
おり、より詳しくは、車載ガソリンエンジンの燃料噴射
量を制御するエンジン制御装置である。図1には、エン
ジン制御装置の回路構成を示す。
【0012】図1に示すように、演算処理装置としての
マイクロコンピュータ1はCPU2、ROM3、RAM
4、汎用ポート5、シリアルポート6を具備している。
CPU2とROM3とRAM4と汎用ポート5とシリア
ルポート6とはバスライン7にて相互に接続され、バス
ライン7を通してデータのやり取りを行うことができる
ようになっている。
【0013】このマイクロコンピュータ1に外付けされ
る外部記憶装置としてのEEPROM10は、制御装置
11、メモリアレー12、書き込み装置13、読み込み
装置14を備えている。メモリアレー12においては、
n個の記憶領域Z1〜Znを有する。つまり、第1記憶
領域Z1、第2記憶領域Z2、第3記憶領域Z3,・・
・,第n記憶領域Znを有する。書き込み装置13とメ
モリアレー12はバスライン15にて接続され、メモリ
アレー12と読み込み装置14はバスライン16にて接
続されている。
【0014】マイクロコンピュータ1の汎用ポート5と
EEPROM10の制御装置11とはチップセレクト信
号線L1にて接続されている。また、マイクロコンピュ
ータ1とEEPROM10とはシリアル通信線(L2〜
L4)にて接続されている。このシリアル通信線(L2
〜L4)による通信機器として、本例では、01付与回
路8、01削除回路17、01付与回路18、01削除
回路9を具備している。つまり、マイクロコンピュータ
1に01付与回路8が、EEPROM10に01削除回
路17が設けられ、マイクロコンピュータ1のシリアル
ポート6は01付与回路8を介してデータ書き込み信号
線L3と接続されるとともに、EEPROM10におい
て01削除回路17を介して書き込み装置13及び制御
装置11に接続されている。同様に、EEPROM10
に01付与回路18が、マイクロコンピュータ1に01
削除回路9が設けられ、EEPROM10の読み込み装
置14は01付与回路18を介してデータ読み込み信号
線L4と接続されるとともに、マイクロコンピュータ1
において01削除回路9を介してシリアルポート6に接
続されている。さらに、マイクロコンピュータ1のシリ
アルポート6とEEPROM10の制御装置11とはク
ロック信号線L2にて接続されている。
【0015】ここで、01付与回路8、01削除回路1
7、01付与回路18、01削除回路9について言及す
ると、01付与回路8,18は図4(a)に示す単位デ
ータ(16ビットデータ)に対し図4(b)に示すよう
に上位ビットおよび下位ビットに1(2) と0(2) を付与
する機能を有する。また、01削除回路17,9は、図
4(b)のように1(2) と0(2) が付与された単位デー
タに対し図4(c)に示すように1(2) と0(2) を削除
する機能を有する。さらに、図1のEEPROM10の
01削除回路17は、信号線L3から送られてきた18
ビットデータが全て0(2) または全て1(2) であるかを
判定し、全て0(2) または全て1(2) であると01付与
回路18に非動作指令信号を送出する機能を有する。マ
イクロコンピュータ1の01削除回路9は、信号線L4
から送られてきた18ビットデータが全て0(2) または
全て1(2) であるかを判定し、全て0(2) または全て1
(2 ) であると異常検出信号をCPU2に送出する機能を
有する。
【0016】一方、図1において、マイクロコンピュー
タ1には警報器20が接続されている。警報器20は警
報ランプあるいは警報ブザーよりなる。次に、このよう
に構成したエンジン制御装置の作用を説明する。
【0017】まず、エンジン制御装置の基本動作を説明
する。マイクロコンピュータ1のCPU2は図示しない
多数のセンサからエンジン運転に関するデータ(アクセ
ル開度、エンジン回転数、エンジン冷却水温、吸入空気
量、吸入空気温度、空燃比など)を取り込むとともに、
これらのデータに基づきエンジン運転に応じた燃料噴射
量(噴射時間)を算出する。このとき、CPU2は理論
空燃比からの空燃比ズレ量を求めるとともに空燃比ズレ
量を修正する学習補正量を求め、現在の運転状態に該当
する学習補正量を燃料噴射量に反映させる。CPU2は
この学習補正量を外付けEEPROM10に記憶させ
る。そして、CPU2は算出した燃料噴射量となるよう
に図示しないインジェクタ(燃料噴射弁)を制御する。
【0018】以下、マイクロコンピュータ1とEEPR
OM10との間で行われるデータ(学習補正量)の通信
について説明する。本例におけるシリアル通信方式は、
図3に示すように、クロック信号の送出開始タイミング
t1にてデータの送信が開始され、データの送信の終了
タイミングt2にてクロック信号の送出が終了するよう
になっている。
【0019】データの書き込みの際には、マイクロコン
ピュータ1のCPU2は学習補正量を図4(a)に示す
ように16ビットのデータとして生成し、図1のシリア
ルポート6から信号線L3に送出させる。この際、01
付与回路8において、図4(a)に示すデータに対し図
4(b)に示すように上位ビットおよび下位ビットに1
(2) と0(2) が付与され、18ビットデータとなって信
号線L3に送出される。そして、EEPROM10の0
1削除回路17において図4(b)のように1 (2) と0
(2) が付与されたデータに対し図4(c)に示すように
(2) と0(2)が削除され16ビットデータとなって書
き込み装置13に送られる。書き込み装置13はその1
6ビットデータをメモリアレー12の所定の記憶領域Z
1〜Znに格納する。また、01削除回路17におい
て、マイクロコンピュータ1から送られてきた18ビッ
トデータが全て0(2) または全て1(2) であるか判定さ
れ、全て0(2) または全て1(2) であると01付与回路
18に非動作指令信号が送られる。この非動作指令信号
により01付与回路18は、”H固定出力”又は”L固
定出力”を行う。このように、マイクロコンピュータ1
から送られてきた18ビットデータが全て0(2) または
全て1(2) であると、シリアル通信線L3のグランドシ
ョートまたは電源ショートが発生したとして、01付与
回路18が固定出力状態にされる。
【0020】データの読み出しの際には、マイクロコン
ピュータ1のCPU2はEEPROM10の制御装置1
1に対し読み出し指令を出す。EEPROM10の制御
装置11は読み込み装置14を制御して所定の記憶領域
Z1〜Znに格納された16ビットデータを読み出す。
このデータは01付与回路18に送られ、図4(c)に
示すデータに対し図4(d)に示すように上位ビットお
よび下位ビットに1(2 ) と0(2) が付与され、18ビッ
トデータとなる。
【0021】そして、この18ビットデータは信号線L
4を通してマイクロコンピュータ1に送られる。マイク
ロコンピュータ1の01削除回路9において、図4
(d)のように1(2) と0(2) が付与されたデータに対
し図4(e)に示すように1(2)と0(2) が削除され1
6ビットデータとなり、シリアルポート6からCPU2
に取り込まれる。また、01削除回路9において、EE
PROM10から送られてきた18ビットデータが全て
(2) または全て1(2) であるか判定され、全て0 (2)
または全て1(2) であるとシリアル通信線L4のグラン
ドショートまたは電源ショートが発生したとして異常検
出信号がCPU2に送られる。
【0022】図2には、マイクロコンピュータ1のCP
U2が実行するデータ受信処理のフローチャートを示
す。図2において、CPU2はステップ101で01削
除回路9から異常検出信号から送出されたか否か判定す
る。そして、異常検出信号が送出されていなければ、C
PU2はステップ102においてシリアル通信線L4の
ショートは発生していないものとして、図4(e)に示
すように1(2) と0(2) が削除された16ビットデータ
による学習値を有効化し、燃料噴射量の算出処理を行
う。
【0023】一方、CPU2はステップ101において
異常検出信号が送出されていると(シリアル通信線L4
による18ビットデータが全て0(2) または全て1(2)
であると)、シリアル通信線L4のグランドショートま
たは電源ショートが発生したとして、ステップ103に
移行して読み出したデータを使用せずROM3に記憶し
たデフォルト値(標準値)を有効化し、燃料噴射量の算
出処理を行う。このように異常と判断したときは予めR
OM3に記憶された値を使用することで誤動作を防止す
ることができる。
【0024】さらに、CPU2はステップ104に移行
して警報器20を駆動してシリアル通信線L4のショー
トを運転者に知らせる。また、前述したようにシリアル
通信線L3のショートが発生した場合には01付与回路
18が固定出力状態となっているので、01削除回路9
において、読み出したデータが全て0(2) または全て1
(2) になるので、やはり、異常検出信号をCPU2に送
出する。これによって、CPU2はステップ103のデ
フォルト値を用いた制御を行うとともにステップ104
の警報を行う。
【0025】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)図1のマイクロコンピュータ1の01付与回路8
において、転送される単位データ(書き込みデータ)の
上位および下位ビットに0(2) と1(2) を付加するとと
もに、EEPROM10の01削除回路17において、
付加した0(2) と1(2) を取り除くようにして、転送さ
れるデータとして、全て0(2) または全て1(2) となら
ないデータ構成とし、01削除回路17において当該デ
ータによりシリアル通信線L3でのショートの有無を判
定するようした。つまり、転送されたデータが全て0
(2) または全て1(2) とならなければシリアル通信線L
3でのショートは発生しておらず、転送されたデータが
全て0(2) または全て1(2) となるとシリアル通信線L
3でのショートが発生したと判断できる。同様に、EE
PROM10の01付与回路18において、転送される
単位データ(読み出しデータ)の上位および下位ビット
に0(2) と1(2) を付加するとともに、マイクロコンピ
ュータ1の01削除回路9において、付加した0(2)
(2) を取り除くようにして、転送されるデータとし
て、全て0(2) または全て1(2) とならないデータ構成
とし、01削除回路9において当該データによりシリア
ル通信線L4でのショートの有無を判定するようした。
つまり、転送されたデータが全て0(2 ) または全て1
(2) とならなければシリアル通信線L4でのショートは
発生しておらず、転送されたデータが全て0(2) または
全て1(2) となるとシリアル通信線L4でのショートが
発生したと判断できる。
【0026】このようにして、ハード構成にて確実にシ
リアル通信線のショートを検出することができる。な
お、上述した例では、01付与回路8と01削除回路1
7とを対として設けるとともに01付与回路18と01
削除回路9とを対として設けたが、01付与回路8と0
1削除回路17のみを設けたり、01付与回路18と0
1削除回路9のみを設けてもよい。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0027】図5には、本実施の形態におけるエンジン
制御装置の回路構成を示す。本装置においては図1の0
1付与回路8,18と01削除回路17,9は設けられ
ておらず、EEPROM10のメモリアレー12から読
み出したデータは読み込み装置14を介してマイクロコ
ンピュータ1のシリアルポート6に直接送られるように
なっている。
【0028】図6,7には、マイクロコンピュータ1の
CPU2が実行するシリアル通信線のショート検出処理
のフローチャートを示す。図6において、CPU2はス
テップ201で学習補正量を図8(a)に示すように1
4ビットのデータとして生成し、ステップ202で図8
(b)に示すように最下位ビットに1(2) を、最下位ビ
ットより1つ上位ビットに0(2) を付加して16ビット
データとする。そして、CPU2はステップ203でこ
の16ビットデータを図5のシリアルポート6から信号
線L3に送出させる。EEPROM10の書き込み装置
13はその16ビットデータをメモリアレー12の所定
の記憶領域Z1〜Znに格納する。
【0029】データの読み出しの際には、マイクロコン
ピュータ1のCPU2はEEPROM10の制御装置1
1に対し読み出し指令を出す。EEPROM10の制御
装置11は読み込み装置14を制御して所定の記憶領域
Z1〜Znに格納された16ビットデータを読み出す。
このデータ(16ビットデータ)は信号線L4を通して
マイクロコンピュータ1に送られる。マイクロコンピュ
ータ1において、CPU2は図7のステップ301にお
いて読み出した16ビットデータが全て0(2)または全
て1(2) か否か判定する。そして、16ビットデータが
全て0(2) または全て1(2) でなければ、CPU2はシ
リアル通信線L2〜L4のショートは発生していないも
のとして、ステップ302に移行して図8(c)に示す
ように最下位ビットとその1つ上位ビットに付加した1
(2) と0(2) を削除し、図8(d)のように14ビット
データにする。そして、このデータ(学習値)を用いた
燃料噴射量の算出処理が行われる。
【0030】一方、CPU2はステップ301において
16ビットデータが全て0(2) または全て1(2) である
と、シリアル通信線L2〜L4のグランドショートまた
は電源ショートが発生したとして、ステップ303に移
行して読み出したデータを使用せずROM3に記憶した
デフォルト値(標準値)を有効化し、燃料噴射量の算出
処理を行う。さらに、CPU2はステップ304に移行
して警報器20を駆動してシリアル通信線L2〜L4の
ショートを運転者に知らせる。
【0031】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)CPU2は図6のステップ202において転送さ
れるデータにおける所定箇所のビットに、0(2) と1
(2) を挿入し、全て0(2) または全て1(2) とならない
データ構成として、図7の処理にて該データによりシリ
アル通信線L2〜L4でのショートの有無を判定する。
このようにして、ソフト構成にて確実にシリアル通信線
L2〜L4のショートを検出することができる。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第2
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0032】全体構成は、図5と同様である。また、図
6のステップ202の処理として、本例では以下のよう
にしている。学習補正量を15ビットのデータとして生
成し、図9(a)に示すように当該15ビットデータが
全て0(2) ならば最下位ビットに1(2) を付加し、図9
(b)に示すように当該15ビットデータが全て1(2)
ならば最下位ビットに0(2) を付加する。
【0033】このように、マイクロコンピュータ1によ
り、転送される単位データが全て0 (2) の場合には所定
のビットに1(2) を、全て1(2) の場合には所定のビッ
トに0(2) を挿入しても、全て0(2) または全て1(2)
とならないデータ構成とすることができる。 (第4の実施の形態)次に、第4の実施の形態を、第2
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0034】全体構成は、図5と同様である。また、図
6のステップ202の処理として、本例では以下のよう
にしている。学習補正量を8ビットのデータとして生成
し、図10に示すように当該8ビットデータの反転デー
タを下位ビット側に付加し、16ビットの転送データと
する。つまり、書き込みデータを2分割し、片側にデー
タ(非反転データ)を書き込み、残りの片側に反転デー
タを書き込む。
【0035】このように、マイクロコンピュータ1によ
り、転送される単位データにおける反転データと非反転
データを書き込むことにより、全て0(2) または全て1
(2)とならないデータ構成とすることができる。 (第5の実施の形態)次に、第5の実施の形態を、第4
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0036】全体構成は、図5と同様である。また、図
6のステップ202の処理として、本例では以下のよう
にしている。学習補正量を16ビットのデータとして生
成し、図11に示すように書き込みデータを複数個持た
せ、その内の1つを反転データにする。そして、CPU
2はEEPROM10のメモリアレー12における第1
および第2記憶領域Z1,Z2には反転しないデータを
書き込むとともに、第3記憶領域Z3には反転させたデ
ータを書き込む。
【0037】そして、CPU2は図12のステップ40
1において第1〜第3記憶領域Z1〜Z3のデータを読
み出し、ステップ402において第1〜第3記憶領域Z
1〜Z3のデータが全て1(2) または0(2) でないか否
か判定し、全て1(2) または0(2) でないとステップ4
03で第3記憶領域Z3のデータを反転し、第1〜第3
記憶領域Z1〜Z3のデータが一致するか否か判定し、
ステップ404で第1〜第3記憶領域Z1〜Z3のデー
タのうちの多数を占めるデータを用いた処理を実行す
る。一方、CPU2はステップ402において第1〜第
3記憶領域Z1〜Z3のデータが全て1(2) または0
(2) であると、シリアル通信線L2〜L4のグランドシ
ョートまたは電源ショートが発生したとして、ステップ
405に移行して読み出したデータを使用せずROM3
に記憶したデフォルト値(標準値)を有効化し、燃料噴
射量の算出処理を行う。さらに、CPU2はステップ4
06に移行して警報器20を駆動してシリアル通信線L
2〜L4のショートを運転者に知らせる。
【0038】このように、マイクロコンピュータ1によ
り、転送される単位データにおける反転データと非反転
データをEEPROM10のメモリアレー12の第1〜
第3記憶領域Z1〜Z3に書き込むことによって、全て
(2) または全て1(2) とならないデータ構成とするこ
とができる。 (第6の実施の形態)次に、第6の実施の形態を、第2
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0039】全体構成は、図5と同様である。また、図
6のステップ202の処理として、本例では以下のよう
にしている。学習補正量を8ビットのデータとして生成
し、図13に示すように8ビットのキーワードを下位ビ
ットに付加し、16ビットデータにする。このキーワー
ドは0 (2) と1(2) を含むデータである。図13ではキ
ーワードとして5A(16)を使用した場合を示す。このよ
うに、上位8ビットを学習補正量データとし、下位8ビ
ットにキーワード5A(16)を書き込む。
【0040】このようにしても、全て0(2) または全て
(2) とならないデータ構成とすることができる。つま
り、第2の実施形態で説明したように、マイクロコンピ
ュータ1により、転送されるデータにおける所定箇所の
ビットに、0(2) と1(2) を挿入して全て0(2) または
全て1(2) とならないデータ構成とするときに、キーワ
ードとしての5A(16)を、転送されるデータに挿入して
もよい。 (第7の実施の形態)次に、第7の実施の形態を、第2
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0041】書き込みデータとして0000(16)とFF
FF(16)以外のデータ構成とする。つまり、0000
(16)とFFFF(16)は書き込みデータとして使用しない
データ構成にする。
【0042】そして、異常判定は、図7に示すように、
読み出しデータが全て1(2) または0(2) の時に異常と
判断する。このように、マイクロコンピュータ1によ
り、書き込みデータとして全て0(2 ) または全て1(2)
とならないデータを用いることにより、全て0(2) また
は全て1(2) とならないデータ構成としてもよい。 (第8の実施の形態)次に、第8の実施の形態を、第2
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0043】定められた時期にシリアル通信線L2〜L
4のチェックとして、図14に示すように、定められた
コードの書き込み処理と読み出し処理を実行する。当該
コードは0(2) と1(2) を含むデータである。例えば、
イニシャルルーチンにて図15に示すように、CPU2
はステップ501において5AA5(16)の書き込み処理
を実施する。そして、シリアル通信線L2〜L4のチェ
ック時にCPU2は図16のステップ601において該
データを読み出し、ステップ602において、全て0
(2) または全て1(2) でないか判定し、全て0(2) また
は全て1(2) であると、シリアル通信線L2〜L4のグ
ランドショートまたは電源ショートが発生したとして、
ステップ603に移行してROM3によるデフォルト値
の有効化および警報器20によるシリアル通信線L2〜
L4のショートを運転者に知らせる。
【0044】このようにしても第7の実施の形態と同様
に、マイクロコンピュータ1により、書き込みデータと
して全て0(2) または全て1(2) とならないデータを用
いることにより、全て0(2) または全て1(2) とならな
いデータ構成とすることができる。
【0045】これまでの説明においては、外部記憶装置
としてEEPROMを用いたが、それ以外の記憶装置を
用いてもよく、要は不揮発性メモリであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態におけるエンジン制御装置
の回路構成を示す図。
【図2】 同じく作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図3】 シリアル通信を説明するためのタイミングチ
ャート。
【図4】 データを説明するための図。
【図5】 第2の実施の形態におけるエンジン制御装置
の回路構成を示す図。
【図6】 同じく作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図7】 同じく作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図8】 第2の実施の形態におけるデータを説明する
ための図。
【図9】 第3の実施の形態におけるデータを説明する
ための図。
【図10】 第4の実施の形態におけるデータを説明す
るための図。
【図11】 第5の実施の形態におけるデータを説明す
るための図。
【図12】 第5の実施の形態における作用を説明する
ためのフローチャート。
【図13】 第6の実施の形態におけるデータを説明す
るための図。
【図14】 第8の実施の形態におけるデータを説明す
るための図。
【図15】 第8の実施の形態における作用を説明する
ためのフローチャート。
【図16】 第8の実施の形態における作用を説明する
ためのフローチャート。
【図17】 従来のエンジン制御装置の回路構成を示す
図。
【図18】 同じく作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図19】 同じく作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図20】 同じく作用を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…マイクロコンピュータ、2…CPU、8…01削除
回路、10…EEPROM、12…メモリアレー、17
…01付与回路。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 範幸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部記憶装置から、シリアル通信線に
    て、所定のビット数のデータを演算処理装置に取り込む
    システムに用いられるものであって、 前記転送されるデータとして、全て0(2) または全て1
    (2) とならないデータ構成とし、当該データによりシリ
    アル通信線でのショートの有無を判定するようにしたこ
    とを特徴とするシリアル通信線のショート検出方法。
  2. 【請求項2】 前記全て0(2) または全て1(2) となら
    ないデータ構成として、前記演算処理装置と外部記憶装
    置の一方において、転送される単位データの上位および
    下位ビットに0(2) と1(2) を付加するとともに、演算
    処理装置と外部記憶装置の他方において、前記付加した
    (2) と1(2) を取り除くようにした請求項1に記載の
    シリアル通信線のショート検出方法。
  3. 【請求項3】 前記全て0(2) または全て1(2) となら
    ないデータ構成として、演算処理装置により、転送され
    るデータにおける所定箇所のビットに、0(2 ) と1(2)
    を挿入するようにした請求項1に記載のシリアル通信線
    のショート検出方法。
  4. 【請求項4】 転送されるデータにおける二箇所のビッ
    トに、0(2) と1(2 ) を挿入するようにした請求項3に
    記載のシリアル通信線のショート検出方法。
  5. 【請求項5】 前記全て0(2) または全て1(2) となら
    ないデータ構成として、演算処理装置により、転送され
    る単位データが全て0(2) の場合には所定のビットに1
    (2) を、全て1(2) の場合には所定のビットに0(2)
    挿入するようにした請求項1に記載のシリアル通信線の
    ショート検出方法。
  6. 【請求項6】 前記全て0(2) または全て1(2) となら
    ないデータ構成として、演算処理装置により、転送され
    る単位データにおける反転データと非反転データを書き
    込むようにした請求項1に記載のシリアル通信線のショ
    ート検出方法。
  7. 【請求項7】 前記全て0(2) または全て1(2) となら
    ないデータ構成として、演算処理装置により、書き込み
    データとして全て0(2) または全て1(2) とならないデ
    ータを用いるようにした請求項1に記載のシリアル通信
    線のショート検出方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014033267A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Denso Corp 演算処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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