JPH1120331A - 平版印刷用濃縮湿し水 - Google Patents
平版印刷用濃縮湿し水Info
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- JPH1120331A JPH1120331A JP17957397A JP17957397A JPH1120331A JP H1120331 A JPH1120331 A JP H1120331A JP 17957397 A JP17957397 A JP 17957397A JP 17957397 A JP17957397 A JP 17957397A JP H1120331 A JPH1120331 A JP H1120331A
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Abstract
含有しない消防法および労働安全衛生法の規制に適合し
た液安定性に優れ、更に、希釈することにより印刷物の
汚れや版トレのない高品位の印刷物を容易に得られると
言う優れた湿し水特性を持った湿し水を得ることの出来
る濃縮湿し水を提供することにある。 【解決手段】 平版印刷用湿し水材料として硫酸化ベン
ゾイル基置換オリゴ糖誘導体またはその塩を含有した平
版印刷用濃縮湿し水。
Description
セット印刷法に有用な平版印刷用濃縮湿し水に関する。
は、水と油が本質的に混じり合わない性質を巧みに利用
した印刷方式であり、印刷版面は水を受容しインキを反
撥する部分と、水を反撥しインキを受容する部分からな
り、前者が非画線部で、後者が画線部である。この方式
では、インキと湿し水とを適度なバランスで版面に供給
することが重要であり、湿し水を与えすぎるとインキの
乳化が激しくなり、転移不良が発生する。一方、湿し水
が少なすぎると、非画線部にインキが付着し汚れの原因
になる。
め、従来から湿し水中へイソプロピルアルコール(以下
IPAと略す)が添加され、更に、各種親水性物質(例
えば、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロースな
ど)、各種界面活性剤等、版表面酸化物を除去をする整
面剤としてリン酸、クエン酸等の酸、版腐食防止剤とし
て重クロム酸アンモニウムや硝酸塩など、各種添加物の
溶解性を調整する有機溶剤などが添加されている。ここ
でIPAを添加する効果としては、湿し水の表面張力を
下げることによって親水性非画線部への濡れが良好にな
る効果と、湿し水の粘度をあげて版面への湿し水の供給
を滑らかにするという効果が挙げられる。
に該当し、使用に際して火気には細心の注意を払う必要
がある。また、有機溶剤予防規則(有機則)第2種有機
溶剤であり、湿し水中には通常5〜20重量%程度の濃
度で添加されることから、作業環境浄化措置を講ずる必
要があるなどの問題があった。
いても湿し水中濃度が5重量%以下で有るような湿し水
ないしは湿し水組成物が提案されてきた。例えばIPA
の代替化合物として他の有機溶剤を添加したものとし
て、特開昭57−1,792号、同57−199,69
3号、同63−4,994号、特開平2−48,996
号、同2−269,094号、同2−292,092
号、同2−310,092号、同3−63,187号、
同3−63,188号、同3−90,389号、同3−
90,390号、同3−155,991号、同4−1,
091号、同4−201,495号、同5−92,67
7号、同5−201,167号、同6−64,362
号、同6−183,171号、同6−206,391
号、同8−132,753号、特公平4−46,760
号公報、同7−41,748号公報、同7−85,94
7号公報および同7−96,344号公報などを挙げる
ことができるが、これらIPA代替化合物は高沸点有機
化合物であって、湿し水が印刷機内で循環を繰り返す間
に水が蒸発すると高沸点有機溶剤が濃縮され残査として
残存し、平版印刷版の画像領域を侵すと言う問題を有し
ていることが判ってきた。また更に、消防法規制(有機
溶剤40%未満、引火点40℃以上、燃焼点60℃以
上)等を満足させるために多量の水を混合使用する必要
があるが、このとき特に液安定性が不安定になり易いと
言う問題があった。
し、各種界面活性剤を添加したものとして、例えば、特
開昭63−25,093号、同63−134,293
号、特開平2−48,996号、同2−196,696
号、同2−209,294号、同2−255,386
号、同2−269,094号、同3−63,187号、
同3−63,188号、同3−90,389号、同4−
351,593号、同5−92,677号、同5−11
2,085号、同5−116,476号、同5−13
9,068号、同5−201,167号、同5−22
1,179号、同5−221,180号、同5−28
6,279号、同6−32,082号、同6−64,3
62号、同6−183,171号、同6−206,39
1号、同6−219,076号、同7−195,859
号、特公平7−41,748号公報および同7−96,
344号公報などをあげることができるが、これらに記
載された種々の界面活性剤を含有した湿し水を印刷に必
要な適性表面張力に保つには、湿し水中の界面活性剤濃
度をかなり高くしておく必要があり、そのための不都合
として使用時に湿し水が濃縮された場合発泡し易い、ま
た特に高分子量(重合度が15以上)のポリオキシエチ
レン化合物の場合には版トレによる画像部の損傷を来す
など致命的な欠陥が起き易い、などがあった。また、実
際の平版印刷においては、高速度で回転するインキロー
ル、印刷版、湿し水供給ロールの下でインキと水が激し
く運動しているため、インキ皮膜上に水が付着したり、
水の表面にインキが拡散するなどが問題となっている
が、上記に提案されている界面活性剤ではこれらの問題
点を完全に解消するには十分ではなかった。
還元末端)の水酸基の保護基としてアグリコンに芳香族
を導入した化合物としては、特開平1−311094
号、特開昭62−289595号が知られており、また
血清中のα−アミラーゼ測定のために光学的に測定し得
る発色団としてニトロフェニルを導入した、特開平2−
11595号、ナフタレン、アントラセン等を導入した
特開昭63−183595号が知られており、これらは
いずれも糖としてグルコースから成るマルトオリゴ糖を
用いたものであった。
レン誘導体に関しては、界面活性剤の用途として糖鎖が
ランダムに結合しているグルコースの重合体の誘導体な
どが知られているが、その化学構造に関しては全く明確
にはされていなかった(特開昭58−194901号公
報;米国US3,839,318号公報)。
が1→4結合をした化合物の利用であった。例えば、ジ
ャーナル オブ ザ アメリカン オイルケミスツ ソ
サエティー(Jornal of the Ameri
can Oil Chemists’Society)
47巻162ページ;特開平1−68312号公報等で
ある。
単糖および多糖の硫酸エステル化物が古くから知られて
おり、多くの文献がある。例えば、アドバンセス イン
カーボハイドレイトケミストリー(Advances
in Carbohydrate Chemistr
y)20巻、183頁、同25巻407頁および、特開
平1−103,601号、同1−151,521号、同
1−254,701号、同2−108,624号、同2
−145,601号、同3−43,401号およびWO
89/03684号に糖の硫酸化物が記載されている
が、いずれも配糖体構造のものではなかった。
化した硫酸化オリゴ糖の誘導体としては特開平3−32
4,532号、同平5−78,382号、同平5−21
3,982号、同平5−279,381号などが知られ
ているが、これら化合物が更に水酸基の水素原子の一部
が芳香族アシル化した化合物は知られていなかった。
エステル化物としては米国特許4,840,815があ
るが、これは脂肪族エステル化物であった。さらに、特
開平4−264,102号公報にガラクトマンナンの糖
水酸基を脂肪族、芳香脂肪族もしくは芳香族アルキル化
またはエステル化した化合物も見られるが本発明とは異
なり硫酸エステル化された化合物ではない。
特許第4,806,275号および特開平8−272,
031号が知られているが、平版印刷用湿し水材料用途
ではなかった。オリゴ糖誘導体の一部糖水酸基を硫酸エ
ステル化し、更に水酸基の水素原子の一部が芳香族アシ
ル化した化合物としては特開平6−256,373号が
知られているが、これらは抗ウイルス剤として特性が開
示されているのみであり、また特開平9−15,783
号ではハロゲン化銀乳剤の延展剤としての効果であり、
平版印刷用濃縮湿し水用の良好な材料であることは全く
知られていなかった。
の目的は、従来のIPAを含有した湿し水のもつ危険性
や毒性のない、消防法および労働安全衛生法の規制に適
合した液安定性に優れた平版印刷用濃縮湿し水を提供す
ることにある。本発明の第2の目的は、印刷作業を行う
に当たり供給量の調節を容易に行うことができ、印刷版
の汚れやブラインディングを防止するだけではなく、印
刷版の画像領域を損なうことなく、高品位の印刷物を容
易に得られる優れた湿し水特性を持った平版印刷用濃縮
湿し水を提供することにある。
一のまたは異なる単糖を構成成分としてそれらがグリコ
シド結合してなるオリゴ糖の末端糖の1位の水酸基の水
素が、下記一般式(I)により置換され、かつ、糖部分
の1位を除く糖水酸基の水素原子の一部が置換もしくは
無置換のベンゾイル基により芳香族アシル化され、さら
に残りの未置換の水酸基の一部もしくは全てが硫酸エス
テル化された、硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導体
またはその塩(以下、本発明化合物と略す)を平版印刷
用湿し水材料として含有させた平版印刷用濃縮湿し水に
より達成された。
アルキル基、アルキレン基またはアルキニル基を表し、
mは0または1を表し、nは0または1を表し、Qは置
換されていてもよいアリレン基または2価のヘテロ環基
を表し、Oは酸素原子を表す。nはm=0のときは0
を、m=1のときは0または1を表す。)
ては、グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロ
ース、フコース、タロース、イドース、アルトロース、
アロース、グロース、アラビノース、トレオース、リキ
ソース、リボース、エリトロースなどのアルドース類、
アルドヘプトース類などの多炭糖類、(2−デオキシペ
ントース類、6−デオキシヘキソース類、2−デオキシ
ヘキソース類、2,6−ジデオキシヘキソース類、3,
6−ジデオキシヘキソース類)などのデオキシ糖類、イ
ズロン酸、ガラクツロン酸、グルクロン酸、グルロン
酸、マンヌロン酸などのウロン酸類、3−O−メチルガ
ラクトース、4−O−メチルグルクロン酸、3−O−メ
チルグルコース、2,3−ジ−O−メチルグルコース、
アコフリオース、アコベノース、ジギタロース、6−デ
オキシ−2,3−ジ−O−メチルガラクトース、6−デ
オキシ−3−O−メチルアルトロース、6−デオキシ−
2−O−メチルガラクトース、テベトース、オレアンド
ロース、サルメントース、ジギノース、シマロース、カ
ルコース、ランカボースなどの糖メチルエーテル類、ア
ピオース、アルカノース、クラジノース、クロモース
B、コルジセポース、ストレプトース、ノビオース、ハ
マメロース、ミカロース、チオグルコース、メチルチオ
リボースなどの分枝糖類、アモサミン、カノサミン、ガ
ラクトサミヌロン酸、グルコサミヌロン酸、グルコサミ
ン、グロサミン、タロサミン、デソサミン、ガラクトサ
ミン、ネオサミン、ノイモサミン、フコサミン、マンノ
サミヌロン酸、マンノサミン、N−アセチルガラクトサ
ミン、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルムラミ
ン酸、3−アミノ−3−デオキシリボ−ス、ミカミノー
ス、ミコサミン、ロドサミン、N−メチルグルコサミン
などのアミノ基や置換アミノ基を有するアミノ糖類など
からなる一群から選ばれる同一の単糖または異なった単
糖が用いられる。
糖数は、使用する糖の種類によっても異なるが、硫酸化
多糖の場合に見られる乳剤の凝集沈澱作用や水への溶解
性等から通常32以下が好ましい。特に好ましくは、本
発明化合物のオリゴ糖部分の構成単糖数が3から20で
ある。
は、(1→2)、(1→3)、(1→4)、(1→
5)、(1→6)のいずれでも良い。また、結合様式も
α、βのいずれの結合様式であっても構わない。
ては、キシロオリゴ糖類、ガラクトオリゴ糖類、グルコ
オリゴ糖類、マンノオリゴ糖類、フルクトオリゴ糖類、
グルコサミノオリゴ糖類、ウロン酸オリゴ糖類などのホ
モオリゴ糖類やペントースとヘキソースから成るオリゴ
糖類、異種のヘキソースから成るオリゴ糖類、デオキシ
糖を含むオリゴ糖類、アミノ糖とウロン酸を含むオリゴ
糖類、アミノ糖を含むオリゴ糖類、ウロン酸を含むオリ
ゴ糖類などのヘテロオリゴ糖類などであり、これらオリ
ゴ糖の化学的特性については例えば、「生化学デ−タブ
ック」縮刷版第5版、日本生化学会編、東京化学同人、
1989年、458頁から480頁にこれら化合物の性
質が詳しく記載されている。また上記「生化学デ−タブ
ック」480頁から498頁にわたって記載されている
ホモ多糖類やヘテロ多糖類から導かれる重合度nが30
までの化合物も、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、本発明化合物のオリゴ糖部分の化合物として使用す
ることができる。またさらに、本発明に使用可能なオリ
ゴ糖としては、前述したように各種の単糖の組み合わせ
から導かれるオリゴ糖類の全てが含まれる。上記オリゴ
糖類の中でも特に好ましいものとして、オリゴ糖部分構
造が同一の単糖の繰り返しからなり、グルコースの(1
→3)β結合からなるオリゴ糖または乳糖のガラクトー
ス部の4位にガラクトースが(1→4)β結合し、順次
末端ガラクトースの4位に、ガラクトースが(1→4)
β結合してなるオリゴ糖を挙げることができる。
ンは、一般式(I)中のm(0または1)およびn(0
または1)の組み合わせから下記一般式(II)(II
I)(IV)として表すことができる。
び(IV)の式中Rは、直鎖または分岐または環状の炭
素数1から30の置換されていても良いアルキル基、ア
ルキレン基またはアルキニル基を表す。
チル、エチル、プロピル、ブチルなどの低級アルキル
基、メトキシ、エトキシなどの低級アルコシキル基、ビ
ニル、アリルなどの低級アルキレン基、カルボメトキ
シ、カルボエトキシなどの低級アルコキシルカルボニル
基、メチルエステル、エチルエステルなどの低級アルキ
ルエステル基、アセチル、プロピオニルなどの低級アル
キルカルボニル基、低級アルキル基やアルコキシル基で
置換されていてもよいフェニル、ナフチルなどのアリー
ル基、アルデヒド基、シアノ基、ヒドロキシル基、カル
ボニル基などを表し、さらに置換された置換基の間で3
員環、4員環、5員環、6員環、7員環、8員環などの
環を形成しても良い。
び(IV)の式中Rの具体例としては、例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−メチルプロ
ピル、2,2−ジメチル−1−プロピル、n−ブチル、
n−ペンチル、2−メチル−1−ブチル、3−メチル−
1−ブチル、n−ヘキシル、2,3,5−トリメチル−
1−ヘキシル、2−メチル−1−ペンチル、3−メチル
−1−ペンチル、4−メチル−1−ペンチル、3−エチ
ル−1−ペンチル、3,3−ジメチル−1−ブチル、
3,3−ジメチル−1−ペンチル、n−ヘプチル、2−
メチル−1−ペンチル、n−オクチル、2−エチル−1
−ヘキシル、3,7−ジメチル−1−オクチル、n−ノ
ニル、6−メチル−1−オクチル、4−エチル−5−メ
チル−1−オクチル、4−イソプロピル−5−プロピル
−1−オクチル、n−デシル、2,7,8−トリメチル
−1−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−ト
リデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、n−
ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オクタデシル、
n−ノナデシル、n−エイコシル、n−ドコシル、テト
ラコシル、ヘキサコシル、オクタコシル、トリアコンチ
ル、アリル、2−プロピニル、2−ブテニル、2−ペン
テニル、2−ペンテン−4−イニル、イソプロピルベン
ジル、インダニル、シクロプロピル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチル、
ネオペンチル、ネリル、3−フェニルプロピル、ベンジ
ル、イソプレニル、ゲラニル、ネリル、リナリル、フィ
チル、ヘキサメチルテトラコシル、9,12−オクタデ
カジエニル、9,12,15−オクタデカトリエニル、
フィトステロイル、9−オクタデセニル、ボルラニル、
ボルネニル、ボルネジエニル、ノルボルラニル、メンタ
ニル、カラニル、ツヤニル、ツエニル、ツヤジエニル、
ノルカラニル、カレニル、カラジエニル、ピナニル、ノ
ルピナニル、ピネニル、ピナジエニル、5−ゴナニル、
5−エストラニル、5−アンドロスタニル、5−プレグ
ナニル、5−コラニル、マンデロニトリイル、イソブチ
ルニトリイル、ノダケチニル、などが挙げられるが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
および(IV)の式中Qは、置換されていてもよいアリ
レン基または2価のヘテロ環基を表し、置換されていて
も良い置換基としては、飽和および不飽和の鎖状あるい
は分岐したアルキル基、メトキシ、エトキシなどのアル
コシキル基、カルボメトキシ、カルボエトキシなどのア
ルコキシルカルボニル基、メチルエステル、エチルエス
テルなどのアルキルエステル基、アセチル、プロピオニ
ルなどのアルキルカルボニル基、アルキル基やアルコキ
シル基で置換されていてもよいフェニル、ナフチルなど
のアリール基、アルデヒド基、シアノ基、ヒドロキシル
基、カルボニル基などを表し、複数の置換基で置換され
ていてもよい。さらに置換された置換基の間で3員環、
4員環、5員環、6員環、7員環、8員環などの環を形
成しても良く、さらにこれらの環が縮合した多環状の化
合物を形成してもよい。
(IV)で表されるアグリコンの具体例としては、例え
ば、トコフェリル、o,m,p−トリル、o,m,p−
エチルフェニル、o,m,p−プロピルフェニル、o,
m,p−ブチルフェニル、o,m,p−ペンチルフェニ
ル、o,m,p−ペンチルフェニル、o,m,p−ヘキ
シルフェニル、o,m,p−ヘプチルフェニル、o,
m,p−オクチルフェニル、o,m,p−t−オクチル
フェニル、o,m,p−ノニルフェニル、o,m,p−
デシルフェニル、o,m,p−ドデシルフェニル、o,
m,p−テトラデシルフェニル、o,m,p−ヘキサデ
シルフェニル、o,m,p−オクタデシルフェニル、
o,m,p−メトキシフェニル、o,m,p−エトキシ
フェニル、o,m,p−プロポキシフェニル、o,m,
p−ブトキシフェニル、o,m,p−ペンチルオキシフ
ェニル、o,m,p−ヘキシルオキシフェニル、o,
m,p−ヘプチルオキシフェニル、o,m,p−オクチ
ルオキシフェニル、o,m,p−ノニルオキシフェニ
ル、o,m,p−デシルオキシフェニル、o,m,p−
ドデシルオキシフェニル、o,m,p−テトラデシルオ
キシフェニル、o,m,p−ヘキサデシルオキシフェニ
ル、o,m,p−オクタデシルオキシフェニル、フェニ
ル、フラボニル、イソフラボニル、フラボノイル、フラ
バノニル、ヒドロキシフェニル、o,m,p−メトキシ
カルボニルフェニル、バニリニル、オイゲニル、コニフ
ェリル、メトキシコニフェリル、サリチル、3,5−ジ
メトキシフェニル、p−アセトフェニル、2−メトキシ
カルボニル−5−メトキシフェニル、ラポンチゲニイ
ル、エスクレチニル、スキンメチニル、ダフネチル、フ
ラセキチニル、クリソファニル、2−ケイ皮酸メチニ
ル、ナフチル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニ
ル、ピラジニル、ベンゾフラニル、インドリジニル、ク
ロマニル、キノリニル、イソキニリニル、キノキサリニ
ル、などを挙げることができるが、本発明のアグリコン
はこれら具体例に限定されるものではない。
糖水酸基の水素原子の一部を芳香族アシル化しているベ
ンゾイル基は、無置換ベンゾイル基または置換ベンゾイ
ル基のいずれでもよい。置換ベンゾイル基の置換基とし
ては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、2−メチルプロピル、2,2−ジメチル−1−プロ
ピル、n−ブチル、n−ペンチル、2−メチル−1−ブ
チル、3−メチル−1−ブチル、n−ヘキシル、2,
3,5−トリメチル−1−ヘキシル、2−メチル−1−
ペンチル、3−メチル−1−ペンチル、4−メチル−1
−ペンチル、3−エチル−1−ペンチル、3,3−ジメ
チル−1−ブチル、3,3−ジメチル−1−ペンチル、
n−ヘプチル、2−メチル−1−ペンチル、n−オクチ
ル、2−エチル−1−ヘキシル、3,7−ジメチル−1
−オクチル、n−ノニル、6−メチル−1−オクチル、
4−エチル−5−メチル−1−オクチルの炭素数1から
10の直鎖または分岐のアルキル基、メトキシ、エトキ
シなどの低級アルコシキル基、ビニル、アリル、ブテニ
ル、ヘキセニル、オクテニル、デセニルなどの炭素数1
から10のアルキレン基、カルボメトキシ、カルボエト
キシなどの低級アルコキシルカルボニル基、メチルエス
テル、エチルエステルなどの低級アルキルエステル基、
アセチル、プロピオニルなどの低級アルキルカルボニル
基、低級アルキル基やアルコキシル基で置換されていて
もよいフェニル、ナフチルなどのアリール基、アルデヒ
ド基、シアノ基、ヒドロキシル基、カルボニル基などを
挙げることができ、さらに置換された置換基の間で3員
環、4員環、5員環、6員環、7員環、8員環などの環
を形成しても良い。好ましく用いられる置換基として
は、炭素数1から10のアルキル基またはアルキレン基
を挙げることができる。また、置換ベンゾイル基の置換
基数は、1個だけではなく複数の置換基により置換され
ていてもよい。
としては、例えば、4−メチルベンゾイル、4−エチル
ベンゾイル、4−プロピルベンゾイル、4−ブチルベン
ゾイル、4−ヘキシルベンゾイル、4−オクチルベンゾ
イル、4−デシルベンゾイル、4−オクタデシルベンゾ
イル、4−メトキシベンゾイル、4−エトキシベンゾイ
ル、4−ビニルベンゾイル、4−アリルベンゾイル、3
−カルボメトキシベンゾイル、3−カルボエトキシベン
ゾイル、3−アセチルベンゾイル、3−シアノベンゾイ
ル、2、4−ジメチルベンゾイル、3、5−ジメチルベ
ンゾイルなどを挙げることができる。
与し得る水酸基の5%以上80%以下、好ましくは10
%以上80%以下、更には10%以上60%以下の水酸
基の水素原子が芳香族アシル化されている事が好まし
い。また、単独の芳香族アシル化化合物のみならずアシ
ル化率の異なる幾つかの芳香族アシル化化合物が混合し
た混合物として使用することができる。その場合には混
合物を構成する各成分の芳香族アシル化率の加重平均を
混合物の仮の芳香族アシル化率として使用することがで
きる。混合物の場合における好ましい芳香族アシル化
は、単独の場合と同じく10%以上60%以下の芳香族
アシル化率である。また別に、芳香族アシル化された糖
水酸基の位置に関しては重要な要素ではなく、どれだけ
の割合の水酸基の水素原子が芳香族アシル化されている
かが重要な要素である。
を硫酸エステル化する事により、目的物である本発明化
合物を得る。従って、硫酸エステル化はアノメリック水
酸基以外の水酸基に対し20%以上95%以下、好まし
くは20%以上90%以下の水酸基に対して、より好ま
しくは、40%以上90%以下の水酸基に対して関与す
る事になる。また硫酸エステル化率に関しても、単独の
化合物の硫酸化率だけではなく硫酸化率の異なる化合物
から成る混合物にも適応され、その場合には硫酸化率の
異なる化合物の加重平均を混合物の仮の硫酸化率として
使用することができる。混合物の場合の硫酸化率は、単
独化合物の使用と同じくアノメリック水酸基以外の水酸
基に対し20%以上95%以下、好ましくは20%以上
90%以下の水酸基に対して、より好ましくは、40%
以上90%以下である。
除く水酸基が20%以上硫酸化された硫酸エステルまた
はその塩であるが、塩として用いることのできるカウン
ターカチオンとしてはLi、Na、Kなどのアルカリ金
属類、Be、Mg、Caなどのアルカリ土類金属類、
B,AlなどのIII族類金属類、Ti、V、Cr、M
n,Fe、Co,Ni、Cu、Znなどの遷移金属類な
どの金属カチオン類を挙げることができる。さらにこれ
ら金属カチオン類の他に有機カチオン類のカウンターカ
チオンを形成するものとして1級、2級、3級および4
級アンモニウム塩などを挙げることができ、いづれのカ
チオンも用いることができる。好ましく用いられるカチ
オンとしては、リチウムカチオン、ナトリウムカチオ
ン、カリウムカチオン、4級アンモニウムカチオンなど
を挙げることができる。
リゴ糖誘導体の一般的製造方法について述べる。
本発明化合物を得るための中間体であるオリゴ糖の誘導
体の合成方法としては、糖類を配糖体化する通常の方法
をそのまま使用することができる。即ち、糖のパーアセ
テートを酸性条件下でアルコール類と反応させる方法、
糖のパーアセテートをケーニッヒ・クノール(Koen
igs・Knorr)法で臭化グリコシルとした後、銀
塩または水銀塩等を用いてアルコール類と反応させる方
法、臭化グリコシルをテトラエチルアンモニウムブロミ
ドの存在下にアルコール類と反応させる方法、糖イミデ
ールをアルコール類と反応させる方法などいずれの方法
も用いることができる。
を反応させる方法が最も簡便であり、以下に詳細に説明
する。即ち、(第一工程)原料糖のアセチル化、(第二
工程)アグリコン原料とのグリコシデーション(配糖
化)、(第三工程)脱アセチル化、(第四工程)芳香族
アシル化(ベンゾイル化)、(第五工程)硫酸エステル
化の5工程からなる反応である。
い、糖水酸基の全てをアセチル化し、パーアセテートと
する方法が、β体をより多く生成するので次の配糖化の
反応に有利である。勿論、その他の方法によるアセチル
化でも良いのは当然である。
ル類のグリコシデーションは、種々の方法が存在しどの
方法を用いても良いが、反応の手軽さからはルイス酸、
例えば、塩化亜鉛、三弗化ほうそエーテル、四塩化錫、
四塩化チタン、塩化鉄、トリフレート、トリメチルシリ
ルトリフレートなどを用いる方法がよい。プロトン酸、
例えば、硫酸、パラトルエンスルホン酸等の酸触媒を使
用しても勿論反応は可能である。これらの酸触媒存在下
に第一工程で製造したパーアセテートを溶媒中、もしく
は無溶媒中で反応させグリコシドを製造する事ができ
る。この時、酸触媒はいわゆる触媒量からパーアセテー
トの数モル倍量まで、反応条件により使用量は変化す
る。通常溶媒中で反応させるときは、原料が溶解し、触
媒の影響を受けない溶媒を使用する事が望ましい。例え
ば、芳香族炭化水素系ならベンゼン、トルエン、キシレ
ン等、ハロゲン系なら塩化メチレン、ジクロロエチレン
等を用いる事ができる。その他、ニトロベンゼン、ジメ
トキシエチレン、アニソール等のエーテル系溶媒を使用
する事も可能である。これらの溶媒のいずれを選択する
かはその時の反応条件とも関係し、一概に何がよいかは
決める事はできない。しかし一般的に、ルイス酸触媒存
在下では芳香族炭化水素、ハロゲン系溶媒を用いる事が
好ましい。また反応条件としては特に制限はないが、好
ましい反応温度としては−70℃から150℃、反応時
間としては0.5時間から10時間程度で目的化合物を
得ることができる。たとえば、プロトン酸やルイス酸を
用いた場合は比較的高温(室温から100℃程度)、ト
リメチルシリルトリフレートを用いた場合は比較的低温
(0℃以下)などである。
の方法、即ちプロトン系溶剤中アンモニアガス、アミン
類、アルコキシド類、金属水酸化物等を作用させて脱ア
セチル化する事、で容易にオリゴ糖の誘導体を得る事が
できる。
香族カルボン酸とのエステル化反応であるが、この方法
は芳香族カルボン酸とジシクロカルボジイミドを用いた
脱水エステル化反応により、また、N,N’−カルボニ
ルイミダゾールを用いたエステル化反応等により製造で
きるし、更に芳香族カルボン酸の酸クロライドと誘導体
の反応により製造する事もできる。
エステル化の際に通常用いられる方法により硫酸化する
事ができる。即ち、三酸化硫黄アミン錯体、三酸化硫黄
ピリジン錯体、三酸化硫黄ジメチルホルムアミド錯体、
更にはピペリジンスルホン酸等の硫酸化剤を用い、溶媒
中、第四工程で得られたベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体を反応させる事により目的とする本発明化合物を製造
できる。ここで用いる硫酸化剤は、所望の硫酸化度によ
って異なるが、ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導体の残存
水酸基に対して0.3〜3.0当量、好ましくは1.2
〜2.0当量用いる事により確実に硫酸化が進行する。
この時用いる溶媒としてはジメチルホルムアミド、ピリ
ジン、ジメチルスルホキシド等の極性非プロトン系溶媒
を用いる事が好ましい。反応温度は室温から100℃、
好ましくは室温から90℃にて、1ないし24時間の不
活性ガス中での攪拌反応により製造できる。
合は、反応液を室温もしくは氷冷下にした後、生じた沈
澱を溶媒から分離し水にて溶解後、水素イオン濃度を
7.0〜12.0程度に、好ましくは7.5〜10.0
程度まで、苛性ソーダ、炭酸ソーダなどの水溶液を滴下
する。滴下後の水溶液はマイクロアシライザー(旭化成
工業(株)社製脱塩装置)により脱塩するか、ゲルろ過
クロマト法、逆浸透法、限外ろ過法などにより脱塩し、
脱塩後の水溶液を濃縮する事により目的物を得る事がで
きる。また別法として、冷却、沈澱した反応物を水溶液
とした後水酸化バリウム水溶液にて、水素イオン濃度約
6.5〜12.0、好ましくは7.0〜10.0とした
後に生じた沈澱を遠心分離もしくはろ過により分離し、
水溶液をナトリウムタイプの陽イオン交換樹脂カラムを
通過させ目的物のナトリウム塩とする。このカラム通過
液は濃縮し目的物を得る事ができる。
オリゴ糖誘導体の水溶液に、目的とするカチオン種を水
素イオン濃度が6.5から7.5となるまで添加し、濃
縮することにより硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体の塩を容易に得ることができる。
の製造方法はあるが、本方法はその他の方法に比較して
容易に製造できる方法である。また、具体的に詳細な合
成方法および合成例に関しては、特開平3−324,5
32号、同5−78,382号、同5−213,982
号、同5−279,381号に記載されている合成例や
合成方法を参考にして合成することができる。
ンゾイル基置換オリゴ糖の誘導体またはその塩の具体例
を挙げるが、本発明はこれら具体例に限定されるもので
はない。
省略した形で、硫酸化とのみ記載し、芳香族アシル化は
その水酸基の水素との置換度(アシル化の個数)で示し
てある。
ゾイルラミナリペンタオシド 2 硫酸化 n−ドデシル トリ−O−ベンゾイルラミ
ナリペンタオシド 3 硫酸化 n−ドデシル テトラ−O−ベンゾイルラ
ミナリペンタオシド 4 硫酸化 n−ドデシル ペンタ−O−ベンゾイルラ
ミナリペンタオシド 5 硫酸化 n−ドデシル ヘキサ−O−ベンゾイルラ
ミナリペンタオシド 6 硫酸化 n−ドデシル ヘプタ−O−ベンゾイルラ
ミナリペンタオシド 7 硫酸化 n−ドデシル オクタ−O−ベンゾイルラ
ミナリペンタオシド 8 硫酸化 n−ドデシル ノナ−O−ベンゾイルラミ
ナリペンタオシド 9 硫酸化 n−ドデシル デカ−O−ベンゾイルラミ
ナリペンタオシド 10 硫酸化 n−ドデシル ウンデカ−O−ベンゾイ
ルラミナリペンタオシド 11 硫酸化 n−ドデシル ドデカ−O−ベンゾイル
ラミナリペンタオシド 12 硫酸化 n−ドデシル ジ−O−p−メチルベン
ゾイルラミナリペンタオシド 13 硫酸化 n−ドデシル トリ−O−p−メチルベ
ンゾイルラミナリペンタオシド 14 硫酸化 n−ドデシル テトラ−O−p−メチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 15 硫酸化 n−ドデシル ペンタ−O−p−メチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 16 硫酸化 n−ドデシル ヘキサ−O−p−メチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 17 硫酸化 n−ドデシル ヘプタ−O−p−メチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 18 硫酸化 n−ドデシル オクタ−O−p−メチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 19 硫酸化 n−ドデシル ノナ−O−p−メチルベ
ンゾイルラミナリペンタオシド 20 硫酸化 n−ドデシル デカ−O−p−メチルベ
ンゾイルラミナリペンタオシド
O−p−メチルベンゾイルラミナリペンタオシド 22 硫酸化 n−ドデシル ドデカ−O−p−メチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 23 硫酸化 n−ドデシル ジ−O−p−ペンチルベ
ンゾイルラミナリペンタオシド 24 硫酸化 n−ドデシル トリ−O−p−ペンチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 25 硫酸化 n−ドデシル テトラ−O−p−ペンチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 26 硫酸化 n−ドデシル ペンタ−O−p−ペンチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 27 硫酸化 n−ドデシル ヘキサ−O−p−ペンチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 28 硫酸化 n−ドデシル ヘプタ−O−p−ペンチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 29 硫酸化 n−ドデシル オクタ−O−p−ペンチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 30 硫酸化 n−ドデシル ノナ−O−p−ペンチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 31 硫酸化 n−ドデシル デカ−O−p−ペンチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 32 硫酸化 n−ドデシル ウンデカ−O−p−ペン
チルベンゾイルラミナリペンタオシド 33 硫酸化 n−ドデシル ドデカ−O−p−ペンチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 34 硫酸化 n−ドデシル ジ−O−p−オクチルベ
ンゾイルラミナリペンタオシド 35 硫酸化 n−ドデシル トリ−O−p−オクチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 36 硫酸化 n−ドデシル テトラ−O−p−オクチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 37 硫酸化 n−ドデシル ペンタ−O−p−オクチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 38 硫酸化 n−ドデシル ヘキサ−O−p−オクチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 39 硫酸化 n−ドデシル ヘプタ−O−p−オクチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 40 硫酸化 n−ドデシル オクタ−O−p−オクチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド
p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 42 硫酸化 n−ドデシル デカ−O−p−オクチル
ベンゾイルラミナリペンタオシド 43 硫酸化 n−ドデシル ウンデカ−O−p−オク
チルベンゾイルラミナリペンタオシド 44 硫酸化 n−ドデシル ドデカ−O−p−オクチ
ルベンゾイルラミナリペンタオシド 45 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ジ−O−ベ
ンゾイルラミナリペンタオシド 46 硫酸化 p−n−オクチルフェニル トリ−O−
ベンゾイルラミナリペンタオシド 47 硫酸化 p−n−オクチルフェニル テトラ−O
−ベンゾイルラミナリペンタオシド 48 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ペンタ−O
−ベンゾイルラミナリペンタオシド 49 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ヘキサ−O
−ベンゾイルラミナリペンタオシド 50 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ヘプタ−O
−ベンゾイルラミナリペンタオシド 51 硫酸化 p−n−オクチルフェニル オクタ−O
−ベンゾイルラミナリペンタオシド 52 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ノナ−O−
ベンゾイルラミナリペンタオシド 53 硫酸化 p−n−オクチルフェニル デカ−O−
ベンゾイルラミナリペンタオシド 54 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ウンデカ−
O−ベンゾイルラミナリペンタオシド 55 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ドデカ−O
−ベンゾイルラミナリペンタオシド 56 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ジ−O−p
−メチルベンゾイルラミナリペンタオシド 57 硫酸化 p−n−オクチルフェニル トリ−O−
p−メチルベンゾイルラミナリペンタオシド 58 硫酸化 p−n−オクチルフェニル テトラ−O
−p−メチルベンゾイルラミナリペンタオシド 59 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ペンタ−O
−p−メチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオシ
ド 60 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ヘキサ−O
−p−メチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオシ
ド
ヘプタ−O−p−メチルベンゾイルドデシル ラミナ
リペンタオシド 62 硫酸化 p−n−オクチルフェニル オクタ−O
−p−メチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオシ
ド 63 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ノナ−O−
p−メチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオシド 64 硫酸化 p−n−オクチルフェニル デカ−O−
p−メチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオシド 65 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ウンデカ−
O−p−メチルベンゾイルラミナリペンタオシド 66 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ドデカ−O
−p−メチルベンゾイルラミナリペンタオシド 67 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ジ−O−p
−ペンチルベンゾイルラミナリペンタオシド 68 硫酸化 p−n−オクチルフェニル トリ−O−
p−ペンチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオシ
ド 69 硫酸化 p−n−オクチルフェニル テトラ−O
−p−ペンチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオ
シド 70 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ペンタ−O
−p−ペンチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオ
シド 71 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ヘキサ−O
−p−ペンチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオ
シド 72 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ヘプタ−O
−p−ペンチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオ
シド 73 硫酸化 p−n−オクチルフェニル オクタ−O
−p−ペンチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオ
シド 74 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ノナ−O−
p−ペンチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオシ
ド 75 硫酸化 p−n−オクチルフェニル デカ−O−
p−ペンチルベンゾイルドデシル ラミナリペンタオシ
ド 76 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ウンデカ−
O−p−ペンチルベンゾイルラミナリペンタオシド 77 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ドデカ−O
−p−ペンチルベンゾイルラミナリペンタオシド 78 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ジ−O−p
−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 79 硫酸化 p−n−オクチルフェニル トリ−O−
p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 80 硫酸化 p−n−オクチルフェニル テトラ−O
−p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド
ペンタ−O−p−オクチルベンゾイルラミナリペンタ
オシド 82 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ヘキサ−O
−p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 83 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ヘプタ−O
−p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 84 硫酸化 p−n−オクチルフェニル オクタ−O
−p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 85 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ノナ−O−
p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 86 硫酸化 p−n−オクチルフェニル デカ−O−
p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 87 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ウンデカ−
O−p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 88 硫酸化 p−n−オクチルフェニル ドデカ−O
−p−オクチルベンゾイルラミナリペンタオシド 89 硫酸化 p−n−ヘキシルフェニル ジ−O−ベ
ンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β
−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グルコ
ピラノシド 90 硫酸化 p−n−ヘキシルフェニル トリ−O−
ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−
β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グル
コピラノシド 91 硫酸化 p−n−ヘキシルフェニル テトラ−O
−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グ
ルコピラノシド 92 硫酸化 p−n−ヘキシルフェニル ペンタ−O
−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グ
ルコピラノシド 93 硫酸化 p−n−ヘキシルフェニル ヘキサ−O
−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グ
ルコピラノシド 94 硫酸化 p−n−ヘキシルフェニル ヘプタ−O
−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グ
ルコピラノシド 95 硫酸化 p−n−ヘキシルフェニル オクタ−O
−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グ
ルコピラノシド 96 硫酸化 n−オクチル ジ−O−ベンゾイル−β
−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−ガラク
トピラノシル(1→4)−β−D−グルコピラノシド 97 硫酸化 n−オクチル トリ−O−ベンゾイル−
β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−ガラ
クトピラノシル(1→4)−β−D−グルコピラノシド 98 硫酸化 n−オクチル テトラ−O−ベンゾイル
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−ガ
ラクトピラノシル(1→4)−β−D−グルコピラノシ
ド 99 硫酸化 n−オクチル ペンタ−O−ベンゾイル
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−ガ
ラクトピラノシル(1→4)−β−D−グルコピラノシ
ド 100硫酸化 n−オクチル ヘキサ−O−ベンゾイル
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−ガ
ラクトピラノシル(1→4)−β−D−グルコピラノシ
ド
−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グ
ルコピラノシド 102硫酸化 n−オクチル オクタ−O−ベンゾイル
−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−ガ
ラクトピラノシル(1→4)−β−D−グルコピラノシ
ド 103硫酸化 n−オクチル ジ−O−p−ブチルベン
ゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−
D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グルコピ
ラノシド 104硫酸化 n−オクチル トリ−O−p−ブチルベ
ンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β
−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グルコ
ピラノシド 105硫酸化 n−オクチル テトラ−O−p−ブチル
ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−
β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グル
コピラノシド 106硫酸化 n−オクチル ペンタ−O−p−ブチル
ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−
β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グル
コピラノシド 107硫酸化 n−オクチル ヘキサ−O−p−ブチル
ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−
β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グル
コピラノシド 108硫酸化 n−オクチル ヘプタ−O−p−ブチル
ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−
β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グル
コピラノシド 109硫酸化 n−オクチル オクタ−O−p−ブチル
ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−
β−D−ガラクトピラノシル(1→4)−β−D−グル
コピラノシド
ル基の組み合わせにより多数の化合物の例示ができる
が、省略しても理解されるであろう。
類が存在し、ここに示した例示化合物はその中の1つの
化合物を示してある。
いて説明する。本発明の平版印刷用濃縮湿し水は、本発
明の平版印刷用湿し水材料を0.01から20重量%、
好ましくは0.1から15重量%含有することを特徴と
する濃縮湿し水であり、さらに皮膜形成性親水性高分
子、pH緩衝剤、湿潤剤、有機溶剤、消泡剤、防腐剤、
防錆剤、着色剤およびキレート剤などを含有することが
できる。平版印刷用湿し水材料である硫酸化ベンゾイル
基置換オリゴ糖誘導体および/またはその塩の含有率が
0.01重量%よりも少ない場合には、表面張力が十分
には低下せず、湿し水表面へのインキの拡散現象が生じ
て印刷物に浮き汚れおよび地汚れが出る。また含有量が
20重量%を越えた場合には、湿し水の粘度を増加させ
ると言う点では水上がりを良好ならしめるが、コスト的
には不利でありこれ以上の含有量増加は望ましくない。
面の非画像領域を湿潤させることにより画像領域と非画
像領域との界面化学的な差を拡大して、非画像領域のイ
ンキ反発性と画像領域のインキ受容性とを増大させる作
用を有しており、この作用を有意に発現させるため皮膜
形成性親水性高分子、pH緩衝剤、湿潤剤、有機溶剤、
消泡剤、防腐剤、防錆剤、着色剤およびキレート剤など
から構成されている。
や井戸水などの水で10から100倍に希釈し、平版印
刷用湿し水として印刷機上で使用される。このとき希釈
された平版印刷用濃縮湿し水は、良好な平版印刷用湿し
水としての性能を発揮する。
る皮膜形成性を有する親水性高分子化合物の好ましい具
体例としては、アラビアガム、澱粉およびその誘導体
(例えば、デキストリン、酵素分解デキストリン、ヒド
ロキシプロピル化酵素分解デキストリン、カルボキシメ
チル化澱粉、リン酸澱粉、オクテニルコハク酸エステル
化澱粉)、アルギン酸塩、繊維素誘導体(例えば、カル
ボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、これら化合物のグリオキサール変性体
等)などの天然物とそれの変性体、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコールおよびその誘導体ポリアクリ
ルアミドおよびその共重合体、ポリアクリル酸およびそ
の共重合体、ビニルメチルエーテルと無水マレイン酸共
重合体、酢酸ビニルと無水マレイン酸共重合体などの合
成物が挙げられる。これら高分子化合物の使用量は、平
版印刷用濃縮湿し水中0.01から10重量%、好まし
くは0.1から5重量%である。またこれら具体例の中
から2種以上を選んで併用しても良い。
るpH緩衝剤としては、水溶性の有機酸、無機酸または
それらの塩を配合したものでもよく、これにより濃縮湿
し水のpH調整あるいはpH緩衝、平版印刷版支持体の
適度なエッチングまたは防腐食に効果がある。好ましい
有機酸としては、例えばクエン酸、アスコルビン酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、乳酸、酢酸、グルコン酸、ヒドロキシ
酢酸、シュウ酸、マロン酸、レブリン酸、フィチン酸、
有機ホスホン酸などが挙げられる。無機酸としては、例
えば、リン酸、硝酸、硫酸が挙げられる。さらにこれら
有機酸および/または無機酸のアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、あるいはアンモニウム塩、有機アミン塩
も好適に用いられ、これらの有機酸、無機酸および/ま
たはこれらの塩は単独でも2種以上の併用でも良い。こ
れらの化合物の本発明の平版印刷用濃縮湿し水中での濃
度は、0.01から15重量%の範囲が好ましい。水で
希釈された平版印刷用湿し水のpHは3から7の範囲の
酸性領域が好ましいが、アルカリ金属塩、リン酸、アル
カリ金属水酸化物、炭酸アルカリ金属塩、ケイ酸塩など
を含有したpH7から11のアルカリ性領域で用いるこ
ともできる。
る湿潤剤としては、各種の界面活性剤がある。アニオン
型界面活性剤の具体例としては、例えば、脂肪酸塩類、
アビエチン酸塩類、ヒドロキシアルカンスルホン酸塩
類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキルスルホ琥珀酸
塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキル
ナフタレンスルホン酸塩類、アルキルフェノキシポリオ
キシエチレンプロピルスルホン酸塩類、ポリオキシエチ
レンアルキルスルホフェニルエーテル塩類、N−メチル
−N−オレイルタウリンナトリウム塩類、N−アルキル
スルホ琥珀酸モノアミド二ナトリウム塩類、石油スルホ
ン錯塩類、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脂油、脂肪酸アル
キルエステルの硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸エステル塩類、脂肪酸モノグリセ
リド硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレン
スチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩類、アルキル
燐酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル燐酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル燐酸エステル塩類、スチレンと無水マレイ
ン酸共重合物の部分鹸化物類、ナフタレンスルホン酸塩
ホルマリン縮合物類などが挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレ
ンポリスチリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、グリセリ
ン脂肪酸部分エステル化物類、ソルビタン脂肪酸部分エ
ステル化物類、ペンタエリスリトール脂肪酸部分エステ
ル化物類、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル
類、ショ糖脂肪酸部分エステル化物類、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸部分エステル化物類、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸部分エステル化物類、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリグリセリン
脂肪酸部分エステル化物類、ポリオキシエチレン化ひま
し油類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分エス
テル化物類、脂肪酸ジエタノールアミド類、N、N−ビ
ス−2−ヒドロキシアルキルアミン類、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン類、トリエタノールアミン脂肪酸エ
ステル類、トリアルキルアミンオキシド類、ポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマーなど
が挙げられる。その他弗素系界面活性剤、シリコン系界
面活性剤も使用することができる。
アルキルアミン塩類、第4級アンモニウム塩類、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン塩類、ポリエチレンポリア
ミン誘導体などが挙げられる。
も、2種以上を併用しても良い。また、本発明の平版印
刷用濃縮湿し水にはこれら界面活性剤の使用はかならず
しも必要とはしないが、使用する場合には平版印刷用濃
縮湿し水中に2.0重量%以下が適当である。
る有機溶剤としては、1価、2価および3価のアルコー
ル類が用いられる。有機溶剤の具体例としては、エチル
アルコール、n−プロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、イソブチルアルコール、n−アミルアルコール、ベ
ンジルアルコール、3−ブトキシ−2−プロパノール、
3−メチル−3−ブトキシブタノール、ネオペンチルア
ルコール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ヘ
キシルセロソルブ、ヘキシルカルビトール、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリプロピレングリコール、ヘキシレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、1,5−ペンタンジオ
ール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ポリエチレングリコールモノメチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ポ
リエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレン
グリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノプロピルエーテル、エチレング
リコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレン
グリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノイソブチルエーテル、エチレングリコールモノ
−t−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t
−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノ−t−
ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−t−ブ
チルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテ
ル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチ
レングリコールモノフェニルエーテル、グリセリン、ジ
グリセリン、トリグセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、3−メチルペンタン−1,3,
5−トリオール、ペンタエリスリトール、ソルビトール
およびマンニットなどを挙げることが出来る。有機溶剤
は単独でも併用してもよく、本発明の平版印刷用濃縮湿
し水中での含有量は35重量%以下であり、好ましくは
25重量%以下で用いられる。
る消泡剤としては、シリコン消泡剤および/または弗素
系消泡剤が好ましく使用される。その中で乳化分散型お
よび可溶化型などいずれも使用できる。望ましい添加量
は濃縮湿し水全体に対して1重量%以下である。
る防腐剤としては、フェノールまたはその誘導体、ホル
マリン、イミダゾール誘導体、デヒドロ酢酸ナトリウ
ム、4−イソチアゾリン−3−オン誘導体、ベンズトリ
アゾール誘導体、アミジンまたはグアジニンの誘導体、
4級アンモニウム塩類、ピリジンまたはキノリンの誘導
体、ダイアジンまたはトリアゾールの誘導体、オキサゾ
ールまたはオキサジンの誘導体などが挙げられる。好ま
しい添加量は、細菌、カビ、酵母などに対して安定に効
力を発揮する量であって、細菌、カビ、酵母の種類によ
っても異なるが、本発明の平版印刷用濃縮湿し水に対し
て4重量%以下の範囲が好ましく、また種々の細菌、カ
ビ、酵母に対して効力のあるような2種以上の防腐剤を
併用することが好ましい。
る防錆剤としては、ベンゾトリアゾール、5−メチルベ
ンゾトリアゾール、5−メトキシベンゾトリアゾール、
4−クロロベンゾトリアゾール、4−ブロモベンゾトリ
アゾール、4−ブロモ−6−メチルベンゾトリアゾー
ル、4−ブロモ−6−トリフロロメチルベンゾトリアゾ
ールなどが挙げられる。またこれらの化合物の1Hの位
置をアルカリ金属塩(K,Na、Li)またはNH4 に
置換した化合物、ベンゾイミダゾールおよびその誘導
体、メルカプト化合物および/またはチオエーテル化合
物およびこれら化合物のアルカリ金属塩、アルカリ土類
金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩などが挙げられ
る。これら化合物の平版印刷用濃縮湿し水中での含有量
は、5重量%以下の範囲で好ましく用いられる。これら
防錆剤は単独でも2種以上を混合しても使用できる。
る着色剤としては、水溶性の食品用色素などが好ましく
使用できる。例えば、黄色色素としてはCINo.19
140、15985、赤色色素としてはCINo.16
185、45430、16255、45380、451
00、紫色色素としてはCINo.42640、青色色
素としてはCINo.42090、73015、緑色色
素としてはCINo.42095などが挙げられる。
レート剤としては、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエ
チレントリアミンペンタ酢酸、トリエチレンテトラミン
ヘキサ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢
酸、ニトリロトリ酢酸、1−ヒドロキシエタン−1,1
−ジホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)な
どやこれらのナトリウム塩類、カリウム塩類、および有
機アミン塩類などを挙げることが出来る。これらのキレ
ート剤は濃縮湿し水中に安定に存在し、印刷性を阻害し
ないものが選ばれる。添加使用量は平版印刷用濃縮湿し
水中10重量%以下である。
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導体化合物1から6を使用
して、表2に示した濃縮湿し水1から6を作製した。
ストサイド700は大日本インキ化学工業製の防腐剤、
ETBはエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテ
ル、HPCは信越化学製のヒドロキシプロピルセルロー
スを示す。更に、この他に、それぞれ、大日本インキ化
学工業製の消泡剤メガファックF−815を0.15g
添加した
それぞれ、水で50倍に希釈し、それに対応する平版印
刷用の湿し水1から6を作製した。
較例2を作製した。比較例1は、古くから処方されてい
るイソプロピルアルコールを含有した湿し水であり、ポ
リオキシエチレンセチルエーテル0.1部、クエン酸2
部、リン酸2部および水95.9部から成る濃縮湿し水
を用い、水89.5部、イソプロピルアルコール10部
および前述の濃縮湿し水0.5部から成る平版印刷用湿
し水である。比較例2はイソプロピルアルコールの作用
を有機溶剤類にて置き換えた処方のもので、水570
部、ヒドロキシプロピルセルロース19部、メタリン酸
1部、クエン酸5部、硝酸ソーダ27部、ベストサイト
700を8部、エチレングリコールモノ−t−ブチルエ
ーテル200部、ポリプロピレンメチルエーテル120
部、ブチルカービトール50部から成る濃縮湿し水を用
い、水にて50倍に希釈し、メガファックF−815を
0.003部添加して湿し水とした。
1,2の湿し水特性を表3に示す。動的表面張力は最大
泡圧法、25℃に於ける値である。版トレテストはポジ
型PS版RP(ポリクロームジャパン製)を湿し水中に
24時間室温にて浸漬した場合の版の状態を、
「(A);全く変化なし、(B);オリジナルと比べる
と若干変化あり、(C);変化みとめられるが問題ない
程度、(D);部分的に版トレが生じている、(E);
全面で版トレ」の5段階に評価したものである。インキ
乳化テストはインキの湿し水保持力をダクテット試験機
(川村理研製)により、インキ「ジオスG−紅Nタイ
プ」(大日本インキ化学工業製)を用い設定条件150
0rpm/60rpm、40℃で測定した値である。
の湿し水とイソプロピルアルコールを有機溶剤類にて置
き換えた湿し水とは同程度の値を示し、版トレテストで
は本発明の湿し水は水のみの場合と同程度で全く版トレ
を起こさず、インキ乳化テストにおいては測定インキに
対していづれのサンプルも同程度の特性を示した。この
ことから、本発明による湿し水は比較例と比べて版トレ
で優れており、インキの乳化特性においては比較例の湿
し水と同程度で問題のないことが判る。
び比較例湿し水1および2を使用して印刷テストを実施
した。印刷条件は以下の通りである。 印刷機:ローランドR−700(ローランド社製)、印
刷速度:10,000枚/1時間、印刷用紙:十条ダイ
ヤコート57.5kg/A全、湿し水機構:ローランド
マチック、温湿度:23〜24℃,50〜60%RH、
インキ:ジオスG紅−S(大日本インキ化学工業製)、
PS版:RP(ポリクロームジャパン社製)
刷テストを行い、印刷物の汚れ、水幅、発泡および汚れ
もどりの程度について判定した。その結果を表4に示
す。
00部印刷後の非画線部の汚れの程度を「(○):汚れ
なし、(×):汚れ発生・印刷物不可」で評価した。水
幅は版面に供給する水を減らしてゆき、印刷物に汚れが
生じた時の水ダイアル値であり、この値が小さい方が少
ない湿し水量で非画線部を均一に保護できることを示
す。発泡の程度は、「(◎):発泡なし、(○):発泡
は認められたが印刷上問題なし、(×):発泡が激しく
印刷が困難である」により評価した。汚れもどりは、印
刷物を5,000部印刷した後印刷機を10分間停止
し、印刷を再開したとき発生した汚れがとれて正常な印
刷物を得るまでの印刷枚数の程度を、「イソプロピルア
ルコールを使用した湿し水を(○):標準とし、
(◎):標準の2/3以下で回復、(△):標準の1.
3倍以上で回復、(×):回復せず」の評価基準で評価
した。
ソプロピルアルコールを含有しないにも拘らず、イソプ
ロピルアルコールを含有した湿し水と同等あるいはそれ
以上の印刷適性性能をもっていることが判る。
有した平版印刷用濃縮湿し水は、IPAを含有しない消
防法および労働安全衛生法の規制に適合した液安定性に
優れた濃縮湿し水であって、本発明による濃縮湿し水を
希釈して作製した平版印刷用湿し水は、印刷物の汚れや
版トレのない高品位の印刷物を容易に得られると言う優
れた湿し水特性を持った湿し水である。
Claims (9)
- 【請求項1】 平版印刷用湿し水材料として、同一のま
たは異なる単糖を構成成分としてそれらがグリコシド結
合してなるオリゴ糖の末端糖の1位の水酸基の水素が、
下記一般式(I)により置換され、かつ、糖部分の1位
を除く糖水酸基の水素原子の一部が置換もしくは無置換
のベンゾイル基により芳香族アシル化され、さらに残り
の未置換の水酸基の一部もしくは全てが硫酸エステル化
された、硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導体または
その塩を含有することを特徴とする平版印刷用濃縮湿し
水。 一般式(I) −(Q)m −(O)n −R (式中、Rは炭素数1から30の置換されていてもよい
アルキル基、アルキレン基またはアルキニル基を表し、
mは0または1を表し、nは0または1を表し、Qは置
換されていてもよいアリレン基または2価のヘテロ環基
を表し、Oは酸素原子を表す。nはm=0のときは0
を、m=1のときは0または1を表す。) - 【請求項2】 該硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体またはその塩が、オリゴ糖部分構造が同一の単糖の繰
り返しからなり、グルコースの(1→3)β結合からな
るオリゴ糖である請求項1に記載の平版印刷用濃縮湿し
水。 - 【請求項3】 該硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体またはその塩が、オリゴ糖部分構造が乳糖のガラクト
ース部の4位にガラクトースが(1→4)β結合し、順
次末端ガラクトースの4位に、ガラクトースが(1→
4)β結合してなるオリゴ糖である請求項1に記載の平
版印刷用濃縮湿し水。 - 【請求項4】 該硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体またはその塩が、オリゴ糖糖鎖が3糖から20糖より
なるオリゴ糖である請求項1〜3のいずれかに記載の平
版印刷用濃縮湿し水。 - 【請求項5】 該硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体またはその塩が、オリゴ糖部分構造が糖鎖2糖から2
0糖よりなる同一の単糖の繰り返しからなるオリゴ糖で
ある請求項1に記載の平版印刷用濃縮湿し水。 - 【請求項6】 該硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体またはその塩が、置換ベンゾイル基が炭素数1から1
0のアルキル基またはアルキレン基で置換されたもので
ある請求項1〜5のいずれかに記載の平版印刷用濃縮湿
し水。 - 【請求項7】 該硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体またはその塩が、オリゴ糖糖部分の1位を除く糖水酸
基の水素原子が10%以上60%以下に置換または無置
換のベンゾイル基により置換されており、かつオリゴ糖
糖部分の1位を除く糖水酸基の40%以上90%以下に
硫酸エステルで置換されたものである請求項1〜6のい
ずれかに記載の平版印刷用濃縮湿し水。 - 【請求項8】 一般式(I)におけるmが0である硫酸
化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導体またはその塩を少な
くとも1種以上含有する請求項1〜7のいずれかに記載
の平版印刷用濃縮湿し水。 - 【請求項9】 該硫酸化ベンゾイル基置換オリゴ糖誘導
体またはその塩を0.01から20重量%含有する請求
項1〜8のいずれかに記載の平版印刷用濃縮湿し水。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17957397A JP3651639B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 平版印刷用濃縮湿し水 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17957397A JP3651639B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 平版印刷用濃縮湿し水 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1120331A true JPH1120331A (ja) | 1999-01-26 |
| JP3651639B2 JP3651639B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=16068107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17957397A Expired - Fee Related JP3651639B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 平版印刷用濃縮湿し水 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3651639B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018043124A1 (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の製版方法、及び平版印刷用湿し水 |
| CN115141284A (zh) * | 2022-08-22 | 2022-10-04 | 安庆市嘉欣医疗用品科技股份有限公司 | 一种大分子衍生物、其制备方法和应用 |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP17957397A patent/JP3651639B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018043124A1 (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版の製版方法、及び平版印刷用湿し水 |
| CN115141284A (zh) * | 2022-08-22 | 2022-10-04 | 安庆市嘉欣医疗用品科技股份有限公司 | 一种大分子衍生物、其制备方法和应用 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3651639B2 (ja) | 2005-05-25 |
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