JPH11203498A - 法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成方法および装置 - Google Patents

法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成方法および装置

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JPH11203498A
JPH11203498A JP2031698A JP2031698A JPH11203498A JP H11203498 A JPH11203498 A JP H11203498A JP 2031698 A JP2031698 A JP 2031698A JP 2031698 A JP2031698 A JP 2031698A JP H11203498 A JPH11203498 A JP H11203498A
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texture
data
normal
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texture coordinate
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JP2031698A
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Takayuki Terajima
貴之 寺島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面的なテクスチュア画像を三次元図形上に
貼り付けた場合でも、視点の変更に伴うテクスチャ座標
データの再計算頻度を軽減できる法線ベクトルを用いた
テクスチャ座標生成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 座標データ入力手段11によりポリゴン
の座標データを座標データ変換手段12に入力してテク
スチャ座標データに変換するとともに、ポリゴンの座標
データを法線データ入力手段13により座標補正手段1
4に入力する。座標補正手段14において、ポリゴンの
法線データのベクトル値を用いてテクスチャ座標データ
を三次元図形上の各店の間隔比とテクスチャ画像上に投
影された後の間隔比が近くなる方向に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、三次元グラフィ
ックス処理において、ポリゴン(多面体)の座標から変
換したテクスチャ座標データをポリゴンの法線データの
ベクトル値によって三次元図形上の各点の間隔比とテク
スチャ画像上に投影された後の間隔比が近くなる方向に
補正する法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータグラフィックスにおいて
は、ポリゴンを用いた三次元図形の表示を行う際に、そ
の表面の質感の表現をリアルに行うために、しばしば用
いられる方法として、テクスチャマッピングがある。こ
のテクスチャマッピングに関しては、たとえば、特開平
05−46775号公報には、想定したカメラスクリー
ンと被写体との相対的な位置関係に応じテクスチャの解
像度を決定し、二次元平面上のベクトル値関数として規
定されたテクスチャパターンより決定した解像度のテク
スチャを生成し、生成したテクスチャをコーディネート
した被写体のカメラスクリーンに撮影されると想定され
る撮影像を生成することが開示されている。
【0003】また、特開平06−176129号公報に
は、物体表面三次元形状を構成する複数のポリゴンを展
開して得られる展開図にマッピング用のテクスチャ画像
を重ね合わせ、展開図とテクスチャ画像との位置合わせ
を対話的に行い、マッピングされた展開図をもとに投影
画像を制作することが開示されている。さらに、特開平
09−190550号公報には、三次元空間中の観測位
置の全周囲を覆う一組の画像を撮影し、観測位置を中心
とした球面の形状を近時的に表現する多角形平面モデル
を作成し、この多角形平面モデルの各多角形平面モデル
の各多角形平面に貼り付けるテクスチャ画像を前記撮影
した画像群に基づき、テクスチャ画像を生成することが
開示されている。
【0004】テクスチャマッピングは、図形の表面の細
かい凹凸や、模様を細分化されたポリゴンによって表現
する代わりに、ポリゴン上に凹凸や模様をあらかじめ描
いた画像データを貼り付けることにより、表現する技術
である。テクスチャマッピングを行って三次元図形の表
面の質感を表現する場合には、テクスチャ座標を書くポ
リゴンの頂点に対して与える必要がある。さらに、貼り
付けるべきテクスチャデータも三次元図形を見渡す視点
に応じて複数を用意する必要がある。
【0005】これらのテクスチャ画像は、一般に写真な
どの平面的なデータから生成されており、テクスチャの
貼り付けは図形に対してテクスチャ画像を投影したよう
になされる。このように、平面的なテクスチャ画像を用
いた場合には、図形を見渡す始点を変更した際に、図形
の側面のテクスチャ画像が歪むという課題がある。これ
を解決するための方法としては、図形を見渡す視点を変
更した個々の場合に応じたテクスチャ画像を多数用意す
る方法、三次元ディジタイザを用いて三次元テクスチャ
画像を用意する方法、または、特開平08−24949
1号公報に記載されているように、テクスチャ画像に厚
みを持たせる方法などが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、以下に記載するごとき二つの課題がある。
すなわち、第1の課題は、近年の三次元グラフィックに
対する要求の高度化により、描画すべき三次元図形の個
数が増加するのに伴い、テクスチャ画像データの生成そ
れ自体に要するコストがかかるために、テクスチャ画像
データの生成コストが大きくなる。また、第2の課題
は、平面的なテクスチャ画像をもとにしているために、
その平面に平行な方向で図形を見渡す視点が必ず存在す
ることにより、視点の変更に対するテクスチャ画像デー
タの歪みが大きいことである。ただし、従来技術におい
て、三次元テクスチャ画像を作成した場合はこれに該当
しない。
【0007】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めにさなされたもので、平面的なテクスチャ画像を三次
元図形上に張り付けた場合でも、視点の変更に伴うテク
スチャ座標データの再計算頻度を減少でき、かつ三次元
グラフィックスシステムにおけるテクスチャデータ格納
部の容量を軽減でき、しかも必要とされるテクスチャ画
像データの枚数を減少することができる法線ベクトルを
用いたテクスチャ座標生成方法ようび装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】上記目的を達成するために、この発明の法
線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成方法は、ポリゴ
ンの座標データをテクスチャ座標データに変換し、前記
テクスチャ座標データをポリゴンの法線データのベクト
ル値によって三次元図形上の各点の間隔比とテクスチャ
画像上に投影された後の間隔比が近くなる方向に補正す
ることを特徴とする。
【0009】また、この発明の法線ベクトルを用いたテ
クスチャ座標生成装置は、座標データ入力手段により入
力されたポリゴンの座標データをテクスチャ座標データ
に変換する座標データ変換手段と、ポリゴンの法線デー
タを入力する法線データ入力手段と、前記テクスチャ座
標データを前記法線データ入力手段により入力された前
記ポリゴンの法線データのベクトル値によって三次元図
形上の各点の間隔比とテクスチャ画像上に投影された後
の間隔比が近くなる方向に補正する座標補正手段とを備
えることを特徴とする。
【0010】この発明の法線ベクトルを用いたテクスチ
ャ座標生成方法によれば、ポリゴンの座標データをテス
クスチャ座標データに変換する。テスクチャ座標データ
のままでは、三次元図形上のポリゴンの方向とテクスチ
ャ画像の方向とのいずれか大きいポリゴン上にテクスチ
ャ画像が貼り付けられた結果の画像は、テクスチャ画像
の方向に近いポリゴンに比較して大きな歪みを生じる。
そこで、テスクチャ座標データをポリゴンの法線データ
のベクトル値を用いて三次元図形上の各点の間隔比とテ
クスチャ画像上に投影された間隔比が近くなる方向に補
正して、より少ないテクスチャ原画像から三次元画像の
周囲にくまなく張り付け可能のテクスチャ画像データを
生成する。
【0011】また、この発明の法線ベクトルを用いたテ
クスチャ座標生成装置によれば、座標データ入力手段に
よりポリゴンの座標データを座標データ変換手段に入力
すると、座標データ変換手段は、ポリゴンの法線データ
をテスクチャ座標データに変換する。テクスチャ座標デ
ータにより変換されたテクスチャ座標データのままで
は、三次元図形上のポリゴンの方向とテクスチャ画像の
方向とのいずれか大きいポリゴン上にテクスチャ画像が
貼り付けられた結果の画像はテクスチャ画像の方向に近
いポリゴンに比較して大きな歪みを生じる。この歪みを
解消するために、法線データ入力手段によりポリゴンの
法線データを入力して、座標補正手段に出力する。座標
補正手段は、座標データ変換手段で変換されたテクスチ
ャ座標データをポリゴンの法線データのベクトル値を用
いて三次元図形上の各点の間隔比とテクスチャ画像上に
投影された後の間隔比が近くなる方向に補正して、テク
スチャ原画像から三次元画像の周囲にくまなく張り付け
可能のテクスチャ画像データを生成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明による法線ベクト
ルを用いたテクスチャ座標生成装置の第1実施の形態に
ついて図面に基づき説明する。図1は第1実施の形態の
構成を示すブロック図である。この図1において、座標
データ入力手段11により、ポリゴンの座標データを座
標データ変換手段12に入力するようになっており、座
標データ変換手段12は、入力されたポリゴンの座標デ
ータを所定の手段(たとえば、広く知られた高速変換手
段としは、一次変換などがある)により、テクスチャ座
標データに変換するようになっている。
【0013】このテクスチャ座標に変換するに際して、
たとえば、座標データの変換手段に一次変換を用いた場
合に、テクスチャ画像を仮想的な平面上に置き、三次元
図形をその平面上に投影した形でマッピングされてい
る。座標データ変換手段12で変換されたテクスチャ座
標データをそのまま用いると、三次元図形上のポリゴン
の方向とテクスチャ画像の方向とのいずれか大きいポリ
ゴン上にテクスチャ画像が貼り付けられた結果の画像
は、テクスチャ画像の方向に近いポリゴンに比べて大き
な歪みを生じる。このため、その図形を他の視点から見
渡した際に不自然さが目立つ。したがって、テクスチャ
座標の再計算が必要となる。
【0014】そこで、この第1実施の形態では、テクス
チャ座標の再計算の頻度を減少させるために、法線デー
タのベクトル値を用いて、テクスチャ座標データを補正
するようにしており、この第1実施の形態の特徴をなす
部分の一つである。したがって、前記座表データ変換手
段12で変換されたテクスチャ座標データは座標補正手
段14に送出するようになっているとともに、変換式デ
ータも座標補正手段14に入力されるようになってい
る。さらに、ポリゴンの法線データが法線データ入力手
段13により座標補正手段14に入力させるようになっ
ている。
【0015】座標補正手段14は、座標データ変換手段
12で変換されたテクスチャ座標データをポリゴンの法
線データのベクトル値によって補正するものであり、こ
の補正の際には、ポリゴンの持つ法線ベクトル値を用い
ることにより、三次元図形上の各点の間隔比とテクスチ
ャ画像上に投影された後の間隔比が近くなる方向に補正
するようにしている。このように、一次変換を使用した
際に三次元図形の側面部にマッピングされるテクスチャ
画像の歪みを減少するテクスチャ座標データを生成する
ことができるとともに、より少ないテクスチャ画像から
三次元画像の周囲にくまなく張りつけることができるテ
クスチャ座標データを生成することができるため、視点
を変更した際にテクスチャ座標データを再計算する頻度
を低く抑制することが可能となる。
【0016】次に、上記座標補正手段14の内部構成に
ついて説明する。図2はこの座標補正手段14の構成を
示すブロック図である。上記変換式データは変換式記憶
手段21に入力されるようになっている。変換式記憶手
段21は、適当な変換を用いて計算されたテクスチャ座
標データに対して法線データのベクトル値を用いて適当
な補正変換を施すための変換式を記憶して、その記憶内
容は補正演算手段22に出力するようになっている。こ
の変換式は外部から任意に変更可能である。
【0017】補正演算手段22には、上記の変換式記憶
手段21で記憶されている変換式の他に、テクスチャ座
標データとポリゴンの法線データのベクトル値とが入力
するようになっており、この補正演算手段22は変換式
記憶手段21で記憶されている変換式を用いて、テクス
チャ座標データを法線データのベクトル値によって補正
するための補正演算を行うものである。補正演算手段2
2によって計算された補正済みテクスチャ座標データ
は、補正データ出力手段23に出力するようになってい
る。
【0018】次に、以上のように構成されたこの第1実
施の形態の動作について図3のフローチャートに沿って
説明する。この動作の説明を行うことにより、この発明
による法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成方法の
第1実施の形態の説明を兼ねることにする。まず、テス
クチャ座標補正のために行う補正演算に用いる変換式デ
ータを座標補正手段14の変換式記憶手段21に入力す
る(ステップA1)。次いで、ポリゴンの座標データを
座標データ入力手段11により入力し(ステップA2)
座標データ変換手段12には座標データ入力手段11に
より必要に応じてポリゴンの座標データが供給され、適
当な変換によりテクスチャ座標データを生成する(ステ
ップA3)。
【0019】次いで、ポリゴンの法線データを法線デー
タ入力手段13により入力し(ステップA4)、座標補
正手段14の補正演算手段22に入力する。補正演算手
段22は、座標データ変換手段12の生成したテクスチ
ャ座標データと、法線データ入力手段13から供給され
た法線データと、変換式記憶手段21から供給された変
換式を用いた補正演算によりテクスチャ座標データの補
正を行い(ステップA5)、補正データ出力手段23に
対して補正済みテクスチャ座標データを出力する。補正
データ出力手段23は、補正済みテクスチャ座標データ
をこの発明の装置外からの要求に応じて補正済みテクス
チャ座標データを出力し(ステップA6)、すべてのポ
リゴンに対してテクスチャ座標の補正を行ったか,否か
の条件判断を行う(ステップA7)。
【0020】この判断の結果、すべてのポリゴンに対し
ての処理を終えていない場合には、ステップA7からス
テップA2の処理に処理を戻す。また、ステップA7に
おいて、すべてのポリゴンに対しての処理を終えると、
この発明の装置の処理が終了する。
【0021】次に具体例を用いてこの第1実施の形態の
動作を従来例と対比しながら説明する。図4は円柱10
0の斜視図であり、この図4の矢印y1で示すように、
y軸の負の方向に円柱100を見下ろした場合を例にと
ってテクスチャ張り付けの模式図として示すと、図5
(この発明の場合),図9(従来例の場合)のようにな
る。図9において、中心軸がy軸と一致する半径rの円
柱100上にテクスチャを張り付ける場合を想定する。
V座標についても同様なので、簡略化のために、テクス
チャ座標はU座標のみについて考察することにする。
【0022】この図9における点AはZ軸上の点であ
り、点B、点C、点Dはそれぞれ円柱100の中心から
20度ずつ円柱100の周上を回転した点であるとす
る。この場合、たとえば、U座標を一次変換によってu
=x/rとして求めることとし、さらに、法線ベクトル
N=(a,b,c)による変換式をここでは、仮にu1
=×(a+4)/5と定義する(ステップA1)。点
A、点B、点C、点Dでの補正前のU座標はそれぞれ
0,0.232,0.642,0.866となる(ステ
ップA2およびステップA3)。これらの間隔の比率は
1:0.877:0.655となり、円柱の端にいくに
したがって、テクスチャ画像の歪みが大きくなるため、
視点を移動した際にテクスチャ画像の不自然さが目立
ち、テクスチャ座標の再計算が必要になる。
【0023】これに対して、この第1実施の形態の場合
には、法線ベクトルによるテクスチャ座標データの補正
を行った結果は図5に示すようになる。図5も図9の場
合と同様に、図4に示した円柱100のY軸の負方向に
見下ろした場合の図であり、このように補正を行った結
果により、点A、点B、点C、点Dでの補正後のU1座
標はそれぞれ0,0.296,0.596,0.893
となる(ステップA4およびステップA5)。これらの
間隔の比率は、1.00:1.01:1.00となり、
歪みが補正されている。
【0024】この補正結果を要求に応じて出力する(ス
テップA6)。最後に、すべてのポリゴンに対しての処
理を終えたか、否かの条件判断を行い、すべてのポリゴ
ンに対しての処理をする(ステップA7)。この補正結
果により、視点を移動した際に、テクスチャ画像の歪み
を少なくすることができ、テクスチャ座標の再計算の頻
度が減少する。
【0025】次に、この発明の法線ベクトルを用いた座
標生成装置の第2実施の形態について図6ないし図8を
参照して説明する。図6は第2実施の形態の構成を示す
ブロック図である。図6において、構成の説明に際し
て、図1に対応する部分には、40番代の符号を付すと
ともに、1桁目は同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0026】図6を図1と比較しても明らかなように、
図6では、図1に示す第1実施の形態の構成に新たに法
線データ変換手段44が追加されている。この法線デー
タ変換手段44は、テクスチャ座標データの補正に用い
るポリゴンの法線データを補正処理以前に適当な変換を
施すためのものである。また、座標補正変換手段は符号
45が付されており、この座標補正変換手段45の内部
構成は、図2の場合と同様であり、図2に対応する部分
には、50番代の符号を付し、1桁目は同一符号を付し
て重複説明を省略するが、前記法線データ変換手段44
を追加したことにより、法線データ変換手段44の変換
結果である変換済み法線データのベクトル値を用いるよ
うにしている。その他の構成は前記第1実施の形態と同
様である。
【0027】次に、この第2実施の形態の動作について
図8のフローチャートに沿って説明する。この動作の説
明によりこの発明による法線ベクトルを用いたテクスチ
ャ座標生成方法の第2実施の形態の説明を兼ねることに
する。まず、テクスチャ座標補正のために行う補正演算
に用いる変換式データを座標補正手段45の変換式記憶
手段51に入力する(ステップB1)。座標データを座
標データ入力手段41により、この発明の装置に入力す
る(ステップB2)。
【0028】座標データ変換手段42は、座標データ入
力手段41より必要に応じて、座標データが供給を受
け、適当な変換によりテクスチャ座標データを生成する
(ステップB3)。法線データを法線データ入力手段4
3により、この発明の装置に入力する(ステップB
4)。法線データ変換手段44は、法線データ入力手段
43より必要に応じて法線データが供給され、適当な変
換により変換済み法線データを生成する(ステップB
5)。
【0029】補正演算手段52は、座標データ変換手段
42の生成したテクスチャ座標データと、法線データ変
換手段44から供給された変換済み法線データのベクト
ル値と、変換式記憶手段51から供給された変換式を用
いた補正演算により、テクスチャ座標データの補正を行
い、補正データ出力手段53に対して補正済みテクスチ
ャ座標データを出力する(ステップB6)。補正データ
出力手段53は、補正済みテクスチャ座標データをこの
発明の装置外からの要求に応じて補正済みテクスチャ座
標データを出力し(ステップB7)、すべてのポリゴン
に対してテクスチャ座標の補正を行ったか、否かの条件
判断を行う(ステップB8)。
【0030】この判断の結果、すべてのポリゴンに対し
ての処理を終えていない場合には、ステップB8の処理
工程からステップB2の処理工程に処理手順を戻し、以
下前記と同様の処理を実行する。また、ステップB8の
処理工程において、すべてのポリゴンに対しての処理を
終了していると、この発明の装置での一連の処理工程が
終了することになる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ポリ
ゴンの座標データを所定手段により変換したテクスチャ
座標データをポリゴンの法線データのベクトル値によっ
て三次元図形上の各点の間隔比とテクスチャ画像上に投
影された後の間隔比が近くなる方向に補正するようにし
たので、平面的なテクスチャ画像データを三次元図形上
に張り付けた場合でも、視点の変更に伴うテクスチャ座
標データの再計算頻度を減少させることが可能となる。
これにともない、新たなテクスチャ画像データを要する
視点の変更角が従来のテクスチャ画像貼り付け方法に比
べて大きくなるため、必要とされるテクスチャ画像デー
タの枚数を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による法線ベクトルを用いたテクスチ
ャ座標生成装置の第1実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生
成装置における座標補正手段の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生
成装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】図2の座標補正手段によりテクスチャ貼り付け
を適用する円柱の斜視図である。
【図5】図4に示す円柱のY軸の負方向に見下ろした場
合のこの発明の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生
成装置を説明するためのテクスチャ貼り付けの模式図で
ある。
【図6】この発明の法線ベクトルを用いたテクスチャ座
標生成装置の第2実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】図6の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生
成装置における座標補正手段の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】図6の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生
成装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】図4に示す円柱のY軸の負方向に見下ろした場
合の従来のテクスチャ座標生成装置を説明するためのテ
クスチャ貼り付けの模式図である。
【符号の説明】
11,41……座標データ入力手段、12,42……座
標データ変換変換手段、13,43……法線データ入力
手段、14,45……座標補正手段、21,51……変
換式記憶手段、22,52……補正演算手段、23,5
3……補正データ出力手段、44……法線データ変換手
段。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】これらのテクスチャ画像は、一般に写真な
どの平面的なデータから生成されており、テクスチャの
貼り付けは図形に対してテクスチャ画像を投影したよう
になされる。このように、平面的なテクスチャ画像を用
いた場合には、図形を見渡す視点を変更した際に、図形
の側面のテクスチャ画像が歪むという課題がある。これ
を解決するための方法としては、図形を見渡す視点を変
更した個々の場合に応じたテクスチャ画像を多数用意す
る方法、三次元ディジタイザを用いて三次元テクスチャ
画像を用意する方法、または、特開平08−24949
1号公報記載されているように、テクスチャ画像に厚み
を持たせる方法などが提案されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、平面的なテクスチャ画像を三次元
図形上に貼り付けた場合でも、視点の変更に伴うテクス
チャ座標データの再計算頻度を減少でき、かつ三次元グ
ラフィックシステムにおけるテクスチャデータ格納部の
容量を軽減でき、しかも必要とされるテクスチャ画像デ
ータの枚数を減少することができる法線ベクトルを用い
たテクスチャ座標生成方法および装置を提供することを
目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に、具体例を用いてこの第1実施の形態
の動作を従来例と対比しながら説明する。図4は円柱1
00の斜視図であり、この図4の太線の矢印で示すよう
に、y軸の負の方向に円柱100を見下ろした場合を例
にとってテクスチャ貼り付けの模式図として示すと、図
5(この発明の場合)、図9(従来例の場合)のように
なる。図9において、中心軸がy軸と一致する半径rの
円中100上にテクスチャを貼り付ける場合を想定す
る。V座標についても同様なので、簡略化のために、テ
クスチャ座標はU座標のみについて考察することにす
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この図9における点AはZ軸上の点であ
り、点B、点C、点Dはそれぞれ円注100の中心から
20度ずつ円柱100の周上を回転した点であるとす
る。この場合、たとえば、U座標を一次変換によってu
=x/rとして求めることとし、さらに、法線ベクトル
N=(a,b,c)による変換式をここでは、仮にu1
=u×(a+4)/5と定義する(ステップA1)。点
A、点B、点C、点Dでの補正前のU座標はそれぞれ
0,0.232,0.642,0.866となる(ステ
ップA2およびステップA3)。これらの間隔の比率
は、1:0.877:0.655となり、円柱の端に行
くにしたがって、テクスチャ画像の歪みが大きくなるた
め、視点を移動した際にテクスチャ画像の不自然さが目
立ち、テクスチャ座標の再計算が必要になる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】次に、この発明の法線ベクトルを用いたテ
クスチャ座標生成装置の第2実施の形態について図6な
いし図8を参照して説明する。図6は第2実施の形態の
構成を示すブロック図である。図6において、構成の説
明に際して、図1に対応する部分には、40代の符号を
付すとともに、1桁目は同一符号を付して重複説明を避
ける。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリゴンの座標データをテクスチャ座標
    データに変換し、 前記テクスチャ座標データをポリゴンの法線データのベ
    クトル値によって三次元図形上の各点の間隔比とテクス
    チャ画像上に投影された後の間隔比が近くなる方向に補
    正する、 ことを特徴とする法線ベクトルを用いたテクスチャ座標
    生成方法。
  2. 【請求項2】 前記テクスチャ座標データは、一次変換
    によりポリゴンの座標データから変換されることを特徴
    とする請求項1記載の法線ベクトルを用いたテクスチャ
    座標生成方法。
  3. 【請求項3】 前記テクスチャ座標データは、前記テク
    スチャ座標データに対して法線データのベクトルを用い
    て補正変換を施す変換式と、テクスチャ座標データと、
    ポリゴンの法線データのベクトル値とにより前記三次元
    図形上の各点の間隔比とテクスチャ画像上に投影された
    後の間隔比が近くなる方向に補正されることを特徴とす
    る請求項1記載の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標
    生成方法。
  4. 【請求項4】 前記テクスチャ座標データは、ポリゴン
    の変換済み法線データのベクトル値によって三次元図形
    上の各点の間隔比とテクスチャ画像上に投影された後の
    間隔比が近くなる方向に補正されることを特徴とする請
    求項1記載の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成
    方法。
  5. 【請求項5】 前記テクスチャ座標データは、前記テク
    スチャ座標データに対して法線データのベクトル値を用
    いて補正変換を施す変換式と、テクスチャ座標データ
    と、ポリゴンの変換済み法線データのベクトル値とによ
    り前記三次元図形上の各点の間隔比とテクスチャ画像上
    に投影された後の間隔比が近くなる方向に補正されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の法線ベクトルを用いたテ
    クスチャ座標生成方法。
  6. 【請求項6】 座標データ入力手段により入力されたポ
    リゴンの座標データをテクスチャ座標データに変換する
    座標データ変換手段と、 ポリゴンの法線データを入力する法線データ入力手段
    と、 前記テクスチャ座標データを前記法線データ入力手段に
    より入力された前記ポリゴンの法線データのベクトル値
    によって三次元図形上の各点の間隔比とテクスチャ画像
    上に投影された後の間隔比が近くなる方向に補正する座
    標補正手段と、 を備えることを特徴とする法線ベクトルを用いたテクス
    チャ座標生成装置。
  7. 【請求項7】 前記座標データ変換手段は、一次変換に
    より前記座標データをテクスチャ座標データに変換する
    ことを特徴とする請求項6記載の法線ベクトルを用いた
    テクスチャ座標生成装置。
  8. 【請求項8】 前記座標補正手段は、前記テクスチャ座
    標データに対して法線データのベクトル値を用いて補正
    変換を施すための変換式を記憶する変換式記憶手段と、
    前記記変換式と、前記テクスチャ座標データと、前記法
    線データのベクトル値とを入力して前記変換しにより前
    記テクスチャ座標データを前記法線データのベクトル値
    によって補正する補正演算手段と、前記補正演算手段に
    よ利補正されたてテクスチャ座標データを出力する補正
    データ出力手段とを備えることを特徴とする請求項6記
    載の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成装置。
  9. 【請求項9】 前記座標補正手段は、ポリゴンの変換済
    み法線データのベクトル値によって三次元図形上の各点
    の間隔比とテクスチャ画像上に投影された後の間隔比が
    近くなる方向に前記テクスチャ座標データを補正するこ
    とを特徴とする請求項6記載の法線ベクトルを用いたテ
    クスチャ座標生成装置。
  10. 【請求項10】 前記座表補正手段は、前記テクスチャ
    座標データに対して法線データのベクトル値を用いて補
    正変換を施すための変換式を記憶する変換式記憶手段
    と、前記変換式と、前記テクスチャ座標データと、変換
    済みの法線データのベクトル値とを入力して前記変換に
    より前記テクスチャ座標データを前記法線データのベク
    トル値によって補正する補正演算手段と、前記補正演算
    手段により補正されたてテクスチャ座標データを出力す
    る補正データ出力手段とを備えることを特徴とする請求
    項6記載の法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成装
    置。
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