JPH1120406A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH1120406A JPH1120406A JP9179416A JP17941697A JPH1120406A JP H1120406 A JPH1120406 A JP H1120406A JP 9179416 A JP9179416 A JP 9179416A JP 17941697 A JP17941697 A JP 17941697A JP H1120406 A JPH1120406 A JP H1120406A
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト切断工程での段取り替え作業やタイヤ
成形工程でのベルト部材の架け替え作業を削減すると共
に、タイヤ成形工程での部品切れを防止し、生産性を大
幅に向上することを可能にする空気入りタイヤを提供す
る。 【解決手段】 トレッド部4におけるカーカス層2の外
側にベルト層5,6を配置した空気入りタイヤにおい
て、複数本の補強コードが長手方向に対して傾斜するよ
うにバイアスカットしたストリップ材7を、カーカス層
2の外周にタイヤ幅方向に並ぶように複数回巻き付けて
ベルト層5,6を形成する。
成形工程でのベルト部材の架け替え作業を削減すると共
に、タイヤ成形工程での部品切れを防止し、生産性を大
幅に向上することを可能にする空気入りタイヤを提供す
る。 【解決手段】 トレッド部4におけるカーカス層2の外
側にベルト層5,6を配置した空気入りタイヤにおい
て、複数本の補強コードが長手方向に対して傾斜するよ
うにバイアスカットしたストリップ材7を、カーカス層
2の外周にタイヤ幅方向に並ぶように複数回巻き付けて
ベルト層5,6を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーカス層の外側
にベルト層を設けた空気入りタイヤに関し、さらに詳し
くは、ベルト切断工程での段取り替え作業やタイヤ成形
工程でのベルト部材の架け替え作業を削減すると共に、
タイヤ成形工程での部品切れを防止し、生産性を大幅に
向上することを可能にする空気入りタイヤに関する。
にベルト層を設けた空気入りタイヤに関し、さらに詳し
くは、ベルト切断工程での段取り替え作業やタイヤ成形
工程でのベルト部材の架け替え作業を削減すると共に、
タイヤ成形工程での部品切れを防止し、生産性を大幅に
向上することを可能にする空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りラジアルタイヤは、トレッド部
におけるカーカス層の外側に略トレッド幅に等しい幅の
ベルト層を配置しているのが特徴である。そのベルト層
は、一般にスチールコード等の補強コードをタイヤ周方
向に対してバイアスに傾斜させた少なくとも2層を互い
に交差させるように配置して構成されている。
におけるカーカス層の外側に略トレッド幅に等しい幅の
ベルト層を配置しているのが特徴である。そのベルト層
は、一般にスチールコード等の補強コードをタイヤ周方
向に対してバイアスに傾斜させた少なくとも2層を互い
に交差させるように配置して構成されている。
【0003】従来、上述のような空気入りラジアルタイ
ヤのベルト層の形成方法としては、予め引き揃えられた
複数本の補強コードをカレンダー工程に掛けて未加硫ゴ
ムをゴム引きして帯状のシート材にし、このゴム引きシ
ート材をベルト相当幅にバイアスに切断した後、それら
裁断片をベルト部材としてタイヤサイズに応じてタイヤ
周方向に必要な周長になるように継ぎ合わせている。
ヤのベルト層の形成方法としては、予め引き揃えられた
複数本の補強コードをカレンダー工程に掛けて未加硫ゴ
ムをゴム引きして帯状のシート材にし、このゴム引きシ
ート材をベルト相当幅にバイアスに切断した後、それら
裁断片をベルト部材としてタイヤサイズに応じてタイヤ
周方向に必要な周長になるように継ぎ合わせている。
【0004】しかしながら、上述のようにベルト相当幅
にバイアスカットしたベルト部材を使用する場合、ベル
ト幅が異なるタイヤサイズ毎に多種類のベルト部材を準
備する必要がある。そのため、ベルト切断工程におい
て、ベルトサイズが変わる毎に切断寸法を変更するため
の段取り替えを頻繁に行う必要があった。しかも、複数
種類のタイヤサイズに対応するためには、それに対応す
る種類のベルト部材を予め必要量準備して在庫管理する
必要があった。
にバイアスカットしたベルト部材を使用する場合、ベル
ト幅が異なるタイヤサイズ毎に多種類のベルト部材を準
備する必要がある。そのため、ベルト切断工程におい
て、ベルトサイズが変わる毎に切断寸法を変更するため
の段取り替えを頻繁に行う必要があった。しかも、複数
種類のタイヤサイズに対応するためには、それに対応す
る種類のベルト部材を予め必要量準備して在庫管理する
必要があった。
【0005】また、帯状のベルト部材はリールに巻き取
られた状態でタイヤ成形機に装架されて成形工程に供給
されるが、タイヤサイズを変更する場合にはタイヤサイ
ズに対応するベルト部材をリールと共に架け替える必要
があった。更に、タイヤ成形工程において、成形作業中
のタイヤサイズに対応するベルト部材が不足した場合に
在庫が切れていると、そのベルト部材を製作するまで成
形作業を一時的に中止せざるを得ないという問題があっ
た。
られた状態でタイヤ成形機に装架されて成形工程に供給
されるが、タイヤサイズを変更する場合にはタイヤサイ
ズに対応するベルト部材をリールと共に架け替える必要
があった。更に、タイヤ成形工程において、成形作業中
のタイヤサイズに対応するベルト部材が不足した場合に
在庫が切れていると、そのベルト部材を製作するまで成
形作業を一時的に中止せざるを得ないという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ベル
ト切断工程での段取り替え作業やタイヤ成形工程でのベ
ルト部材の架け替え作業を削減すると共に、タイヤ成形
工程での部品切れを防止し、生産性を大幅に向上するこ
とを可能にする空気入りタイヤを提供することにある。
ト切断工程での段取り替え作業やタイヤ成形工程でのベ
ルト部材の架け替え作業を削減すると共に、タイヤ成形
工程での部品切れを防止し、生産性を大幅に向上するこ
とを可能にする空気入りタイヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の空気入りタイヤは、トレッド部におけるカー
カス層の外側にベルト層を配置した空気入りタイヤにお
いて、複数本の補強コードが長手方向に対して傾斜する
ようにバイアスカットしたストリップ材を、前記カーカ
ス層の外周にタイヤ幅方向に並ぶように複数回巻き付け
てベルト層を形成したことを特徴とするものである。
の本発明の空気入りタイヤは、トレッド部におけるカー
カス層の外側にベルト層を配置した空気入りタイヤにお
いて、複数本の補強コードが長手方向に対して傾斜する
ようにバイアスカットしたストリップ材を、前記カーカ
ス層の外周にタイヤ幅方向に並ぶように複数回巻き付け
てベルト層を形成したことを特徴とするものである。
【0008】このようにバイアスカットした短冊状のス
トリップ材をカーカス層の外周にタイヤ幅方向に並ぶよ
うに複数回巻き付けてベルト層を形成したことにより、
ストリップ材の巻き付け回数を変更することによって任
意のベルト幅を設定可能であるので、多種類のタイヤサ
イズのベルト幅に対して共通のストリップ材を使用する
ことができる。
トリップ材をカーカス層の外周にタイヤ幅方向に並ぶよ
うに複数回巻き付けてベルト層を形成したことにより、
ストリップ材の巻き付け回数を変更することによって任
意のベルト幅を設定可能であるので、多種類のタイヤサ
イズのベルト幅に対して共通のストリップ材を使用する
ことができる。
【0009】従って、多種類のベルトサイズに対して共
通のストリップ材だけを準備すればよいので、ベルト切
断工程での段取り替え作業やタイヤ成形工程でのベルト
部材の架け替え作業を削減すると共に、タイヤ成形工程
での部品切れを防止し、生産性を大幅に向上することが
できる。なお、上記のようにストリップ材の巻回によっ
てベルト層を構成しても、操縦安定性等のタイヤ性能を
殆ど低下させることはない。
通のストリップ材だけを準備すればよいので、ベルト切
断工程での段取り替え作業やタイヤ成形工程でのベルト
部材の架け替え作業を削減すると共に、タイヤ成形工程
での部品切れを防止し、生産性を大幅に向上することが
できる。なお、上記のようにストリップ材の巻回によっ
てベルト層を構成しても、操縦安定性等のタイヤ性能を
殆ど低下させることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は、本
発明の実施形態からなる自動車用空気入りラジアルタイ
ヤを例示するものである。図において、左右一対のビー
ド部1,1間にはカーカス層2が装架されており、この
カーカス層2のタイヤ幅方向両端部がビードコア3の廻
りにタイヤ内側から外側へ巻き上げられている。
の図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は、本
発明の実施形態からなる自動車用空気入りラジアルタイ
ヤを例示するものである。図において、左右一対のビー
ド部1,1間にはカーカス層2が装架されており、この
カーカス層2のタイヤ幅方向両端部がビードコア3の廻
りにタイヤ内側から外側へ巻き上げられている。
【0011】トレッド部4におけるカーカス層2の外側
には2層のベルト層5,6が埋設されている。これらベ
ルト層5,6は、複数本の補強コードが長手方向に対し
て傾斜するようにバイアスカットしたストリップ材7を
カーカス層2の外周にタイヤ周方向に対して実質的に0
°となるように巻き付け、複数本のストリップ材7をタ
イヤ幅方向に互いに密接に並べた構造になっている。ま
た、ストリップ材7は層間で補強コードが互いに交差す
るようになっており、しかも下層側のストリップ材7と
上層側のストリップ材7のタイヤ幅方向の位置が略一致
するように配置されている。
には2層のベルト層5,6が埋設されている。これらベ
ルト層5,6は、複数本の補強コードが長手方向に対し
て傾斜するようにバイアスカットしたストリップ材7を
カーカス層2の外周にタイヤ周方向に対して実質的に0
°となるように巻き付け、複数本のストリップ材7をタ
イヤ幅方向に互いに密接に並べた構造になっている。ま
た、ストリップ材7は層間で補強コードが互いに交差す
るようになっており、しかも下層側のストリップ材7と
上層側のストリップ材7のタイヤ幅方向の位置が略一致
するように配置されている。
【0012】このようにバイアスカットした短冊状のス
トリップ材7をカーカス層の外周にタイヤ幅方向に並ぶ
ように複数回巻き付けてベルト層5,6を形成している
ので、ストリップ材7の巻き付け回数(タイヤ幅方向の
配置本数)を変更することにより、例えばストリップ材
7の幅の倍数からなる任意のベルト幅を設定することが
できる。従って、ベルト層5,6のベルト幅を多種類設
定する必要があっても共通のストリップ材7を準備すれ
ばよいので、ベルト切断工程での段取り替え作業やタイ
ヤ成形工程でのベルト部材の架け替え作業を削減するこ
とができる。また、単一種類のストリップ材7だけを予
め多量に保有するようにしておけばよいので、タイヤ成
形工程での部品切れを防止し、生産性を大幅に向上する
ことができる。
トリップ材7をカーカス層の外周にタイヤ幅方向に並ぶ
ように複数回巻き付けてベルト層5,6を形成している
ので、ストリップ材7の巻き付け回数(タイヤ幅方向の
配置本数)を変更することにより、例えばストリップ材
7の幅の倍数からなる任意のベルト幅を設定することが
できる。従って、ベルト層5,6のベルト幅を多種類設
定する必要があっても共通のストリップ材7を準備すれ
ばよいので、ベルト切断工程での段取り替え作業やタイ
ヤ成形工程でのベルト部材の架け替え作業を削減するこ
とができる。また、単一種類のストリップ材7だけを予
め多量に保有するようにしておけばよいので、タイヤ成
形工程での部品切れを防止し、生産性を大幅に向上する
ことができる。
【0013】また、上述のように構成される空気入りタ
イヤでは、ベルト層5,6がストリップ材7から構成さ
れ、その補強コードがタイヤ幅方向に分断されているの
で、タイヤが接地したときの踏面の変形が踏面近傍の部
位まで変形させることが少なくなる。このため、本発明
によれば、タイヤの転動抵抗を低減し、かつ座屈方向の
疲労に対する耐久性を向上させることも可能になる。ま
た、操縦安定性等のタイヤ性能は従来のタイヤに比べて
同等以上に確保することが可能である。
イヤでは、ベルト層5,6がストリップ材7から構成さ
れ、その補強コードがタイヤ幅方向に分断されているの
で、タイヤが接地したときの踏面の変形が踏面近傍の部
位まで変形させることが少なくなる。このため、本発明
によれば、タイヤの転動抵抗を低減し、かつ座屈方向の
疲労に対する耐久性を向上させることも可能になる。ま
た、操縦安定性等のタイヤ性能は従来のタイヤに比べて
同等以上に確保することが可能である。
【0014】図3及び図4は、本発明の他の実施形態か
らなる自動車用空気入りラジアルタイヤを例示するもの
である。本実施形態は、2層のベルト層5,6を構成す
るストリップ材7を層間で互いにタイヤ幅方向にずらし
た配置にするようにした点で、図1及び図2の実施形態
と異なっている。図において、下層側のストリップ材7
の幅W0 に対して上層側のストリップ材7が重複する幅
Wの比率〔(W/W0)×100〕で定義される重複率
が20〜80%となる部分の積算幅が、ベルト層5,6
の重複幅Bの80%以上の領域を占めるように設定され
ている。
らなる自動車用空気入りラジアルタイヤを例示するもの
である。本実施形態は、2層のベルト層5,6を構成す
るストリップ材7を層間で互いにタイヤ幅方向にずらし
た配置にするようにした点で、図1及び図2の実施形態
と異なっている。図において、下層側のストリップ材7
の幅W0 に対して上層側のストリップ材7が重複する幅
Wの比率〔(W/W0)×100〕で定義される重複率
が20〜80%となる部分の積算幅が、ベルト層5,6
の重複幅Bの80%以上の領域を占めるように設定され
ている。
【0015】上記タイヤによれば、前述の実施形態と同
様の作用効果を得ることができ、しかもストリップ材7
の巻回によって少なくとも2層のベルト層5,6を形成
するに当たって、下層側のストリップ材7に対する上層
側のストリップ材7の重複率が20〜80%となる部分
の積算値が、ベルト層5,6の重複幅Bに対して80%
以上を占めるようにしたことにより、タイヤ断面におい
て個々では細いストリップ材7からなっていても面状に
連続する部分をもつベルト層が形成されて横剛性を向上
するので、操縦安定性を十分に確保することができる。
ストリップ材7の層間での重複率が20〜80%となる
部分の積算幅がベルト重複幅Bの80%未満になると、
ストリップ材7の層間でのずれ量が不十分になるため、
操縦安定性を向上する効果が得られなくなる。
様の作用効果を得ることができ、しかもストリップ材7
の巻回によって少なくとも2層のベルト層5,6を形成
するに当たって、下層側のストリップ材7に対する上層
側のストリップ材7の重複率が20〜80%となる部分
の積算値が、ベルト層5,6の重複幅Bに対して80%
以上を占めるようにしたことにより、タイヤ断面におい
て個々では細いストリップ材7からなっていても面状に
連続する部分をもつベルト層が形成されて横剛性を向上
するので、操縦安定性を十分に確保することができる。
ストリップ材7の層間での重複率が20〜80%となる
部分の積算幅がベルト重複幅Bの80%未満になると、
ストリップ材7の層間でのずれ量が不十分になるため、
操縦安定性を向上する効果が得られなくなる。
【0016】本発明において、ベルト層5,6を構成す
るストリップ材7の幅W0 は、10〜30mmにするこ
とが好ましい。このストリップ材7の幅W0 が10mm
未満であると操縦安定性が低下し、逆に30mmを超え
ると多種類のベルト幅への対応が困難になる。また、ス
トリップ材7の補強コードのタイヤ周方向に対する角度
αは10〜30°に設定することが好ましい。この補強
コードの角度αが10〜30°の範囲から外れると操縦
安定性が低下する。
るストリップ材7の幅W0 は、10〜30mmにするこ
とが好ましい。このストリップ材7の幅W0 が10mm
未満であると操縦安定性が低下し、逆に30mmを超え
ると多種類のベルト幅への対応が困難になる。また、ス
トリップ材7の補強コードのタイヤ周方向に対する角度
αは10〜30°に設定することが好ましい。この補強
コードの角度αが10〜30°の範囲から外れると操縦
安定性が低下する。
【0017】また、複数本のストリップ材7をタイヤ周
方向に対して実質的に0°となるように巻き付ける場
合、ストリップ材7を1本ずつカーカス層2の外周に巻
き付けるようにしてもよく、或いは複数本を同時に巻き
付けるようにしてもよい。複数本のストリップ材7のス
プライス部をタイヤ周方向に分散させるように配置すれ
ば、ユニフォミティーを向上することが可能である。ス
トリップ材7は必ずしも複数本用意する必要はなく、1
本のストリップ材7をタイヤ周方向に対して5°以下の
角度で傾斜させて連続的に螺旋状に巻き付けるようにし
てもよい。この場合、ストリップ材7のスプライス部が
実質的に存在しないので、ユニフォミティーが良好なも
のになる。
方向に対して実質的に0°となるように巻き付ける場
合、ストリップ材7を1本ずつカーカス層2の外周に巻
き付けるようにしてもよく、或いは複数本を同時に巻き
付けるようにしてもよい。複数本のストリップ材7のス
プライス部をタイヤ周方向に分散させるように配置すれ
ば、ユニフォミティーを向上することが可能である。ス
トリップ材7は必ずしも複数本用意する必要はなく、1
本のストリップ材7をタイヤ周方向に対して5°以下の
角度で傾斜させて連続的に螺旋状に巻き付けるようにし
てもよい。この場合、ストリップ材7のスプライス部が
実質的に存在しないので、ユニフォミティーが良好なも
のになる。
【0018】ストリップ材7の補強コードとしては、ス
チールコードが好ましいが、有機繊維コードも使用する
ことが可能である。有機繊維コードとしては、例えば、
芳香族ポリアミド繊維、ポリアリレート繊維、ポリパラ
フェニレンベンズビスオキサゾール繊維、ポリビニルア
ルコール繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンテレフタレ
ート繊維、ポリエチレン2,6−ナフタレート繊維、ナ
イロン繊維からなる群から選ばれる少なくとも1種の繊
維を撚り合わせた撚りコードを使用することができる。
チールコードが好ましいが、有機繊維コードも使用する
ことが可能である。有機繊維コードとしては、例えば、
芳香族ポリアミド繊維、ポリアリレート繊維、ポリパラ
フェニレンベンズビスオキサゾール繊維、ポリビニルア
ルコール繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンテレフタレ
ート繊維、ポリエチレン2,6−ナフタレート繊維、ナ
イロン繊維からなる群から選ばれる少なくとも1種の繊
維を撚り合わせた撚りコードを使用することができる。
【0019】
【実施例】タイヤサイズを195/60R14とし、ベ
ルト層以外の他のタイヤ構造及び寸法を共通にし、ベル
ト構造だけを下記のように異ならせた従来タイヤ及び本
発明タイヤ1,2を製作した。
ルト層以外の他のタイヤ構造及び寸法を共通にし、ベル
ト構造だけを下記のように異ならせた従来タイヤ及び本
発明タイヤ1,2を製作した。
【0020】従来タイヤ 複数本のスチールコードがタイヤ周方向に対して傾斜す
るようにバイアスカットしたベルト相当幅を有するベル
ト部材を、カーカス層の外周に巻き付けて2層のベルト
層を形成した。ベルト層のタイヤ周方向に対するコード
角度は24°にした。
るようにバイアスカットしたベルト相当幅を有するベル
ト部材を、カーカス層の外周に巻き付けて2層のベルト
層を形成した。ベルト層のタイヤ周方向に対するコード
角度は24°にした。
【0021】本発明タイヤ1 図1及び図2に示すように、複数本のスチールコードが
長手方向に対して傾斜するようにバイアスカットした幅
10mmのストリップ材を、カーカス層の外周にタイヤ
幅方向に並ぶように複数回巻き付けて2層のベルト層を
形成し、ストリップ材のタイヤ幅方向の位置を層間で一
致させた。ベルト層のタイヤ周方向に対するコード角度
は25°にした。
長手方向に対して傾斜するようにバイアスカットした幅
10mmのストリップ材を、カーカス層の外周にタイヤ
幅方向に並ぶように複数回巻き付けて2層のベルト層を
形成し、ストリップ材のタイヤ幅方向の位置を層間で一
致させた。ベルト層のタイヤ周方向に対するコード角度
は25°にした。
【0022】本発明タイヤ2 図3及び図4に示すように、複数本のスチールコードが
長手方向に対して傾斜するようにバイアスカットした短
冊状のストリップ材を、カーカス層の外周にタイヤ幅方
向に並ぶように複数回巻き付けて2層のベルト層を形成
し、ストリップ材のタイヤ幅方向の位置を層間でずらし
た。ベルト層のタイヤ周方向に対するコード角度は25
°にした。
長手方向に対して傾斜するようにバイアスカットした短
冊状のストリップ材を、カーカス層の外周にタイヤ幅方
向に並ぶように複数回巻き付けて2層のベルト層を形成
し、ストリップ材のタイヤ幅方向の位置を層間でずらし
た。ベルト層のタイヤ周方向に対するコード角度は25
°にした。
【0023】これら試験タイヤについて、下記の試験方
法により操縦安定性及び成形生産性を評価し、その結果
を表1に示した。操縦安定性: 各試験タイヤを排気量1600ccの国産
自動車に空気圧220kPaとして装着し、5人のテス
トドライバーによるフィーリングテストを行った。評価
結果は従来タイヤを100とする指数で示した。この指
数値が大きいほど操縦安定性が優れている。
法により操縦安定性及び成形生産性を評価し、その結果
を表1に示した。操縦安定性: 各試験タイヤを排気量1600ccの国産
自動車に空気圧220kPaとして装着し、5人のテス
トドライバーによるフィーリングテストを行った。評価
結果は従来タイヤを100とする指数で示した。この指
数値が大きいほど操縦安定性が優れている。
【0024】成形生産性:各試験タイヤについて、サイ
ズが異なる5種類のタイヤを連続的に製造するに際し、
ベルト切断工程での段取り替え時間及びタイヤ成形工程
でのベルト部材の架け替え時間を含む成形時間を測定し
た。評価結果は、従来タイヤの測定値の逆数を100と
する指数で示した。この指数値が大きいほど生産性が高
いことを示す。
ズが異なる5種類のタイヤを連続的に製造するに際し、
ベルト切断工程での段取り替え時間及びタイヤ成形工程
でのベルト部材の架け替え時間を含む成形時間を測定し
た。評価結果は、従来タイヤの測定値の逆数を100と
する指数で示した。この指数値が大きいほど生産性が高
いことを示す。
【0025】 この表1から明らかなように、本発明タイヤ1,2は、
いずれも従来タイヤと同等の操縦安定性を維持しなが
ら、従来タイヤに比べて成形生産性が優れていた。
いずれも従来タイヤと同等の操縦安定性を維持しなが
ら、従来タイヤに比べて成形生産性が優れていた。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
レッド部におけるカーカス層の外側にベルト層を配置し
た空気入りタイヤにおいて、複数本の補強コードが長手
方向に対して傾斜するようにバイアスカットしたストリ
ップ材を、カーカス層の外周にタイヤ幅方向に並ぶよう
に複数回巻き付けてベルト層を形成したことにより、多
種類のベルト幅に対して共通のストリップ材を使用する
ことができるので、ベルト切断工程での段取り替え作業
やタイヤ成形工程でのベルト部材の架け替え作業を削減
すると共に、タイヤ成形工程での部品切れを防止し、生
産性を大幅に向上することができる。
レッド部におけるカーカス層の外側にベルト層を配置し
た空気入りタイヤにおいて、複数本の補強コードが長手
方向に対して傾斜するようにバイアスカットしたストリ
ップ材を、カーカス層の外周にタイヤ幅方向に並ぶよう
に複数回巻き付けてベルト層を形成したことにより、多
種類のベルト幅に対して共通のストリップ材を使用する
ことができるので、ベルト切断工程での段取り替え作業
やタイヤ成形工程でのベルト部材の架け替え作業を削減
すると共に、タイヤ成形工程での部品切れを防止し、生
産性を大幅に向上することができる。
【図1】本発明の実施形態からなる空気入りラジアルタ
イヤのベルト構造を示す平面図である。
イヤのベルト構造を示す平面図である。
【図2】図1の実施形態からなるタイヤの子午線断面図
である。
である。
【図3】本発明の他の実施形態からなる空気入りラジア
ルタイヤのベルト構造を示す平面図である。
ルタイヤのベルト構造を示す平面図である。
【図4】図3の実施形態からなるタイヤの子午線断面図
である。
である。
2 カーカス層 4 トレッド部 5,6 ベルト層 7 ストリップ材
Claims (6)
- 【請求項1】 トレッド部におけるカーカス層の外側に
ベルト層を配置した空気入りタイヤにおいて、複数本の
補強コードが長手方向に対して傾斜するようにバイアス
カットしたストリップ材を、前記カーカス層の外周にタ
イヤ幅方向に並ぶように複数回巻き付けてベルト層を形
成した空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記ベルト層を少なくとも2層に積層
し、下層側のストリップ材に対する上層側のストリップ
材の重複率が20〜80%となる部分の積算幅が、該ベ
ルト層の重複幅の80%以上を占めている請求項1に記
載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記ストリップ材の補強コードがスチー
ルコードである請求項1又は2に記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項4】 前記ストリップ材の補強コードが有機繊
維コードである請求項1又は2に記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項5】 前記ストリップ材をタイヤ周方向に対し
て5°以下の角度で傾斜させて連続的に螺旋状に巻き付
けた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気入りタ
イヤ。 - 【請求項6】 前記ストリップ材の幅が10〜30mm
であり、かつ前記補強コードのタイヤ周方向に対する角
度が10〜30°である請求項1乃至5のいずれか1項
に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9179416A JPH1120406A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9179416A JPH1120406A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1120406A true JPH1120406A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16065492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9179416A Pending JPH1120406A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1120406A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003094908A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
| US20170144485A1 (en) * | 2015-11-24 | 2017-05-25 | Milliken & Company | Bidirectional monobelt construction for a pneumatic tire |
| WO2020084227A1 (fr) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Pneumatique comprenant des elements de renfort sous forme de bandelettes stratifiees |
| JP2021054344A (ja) * | 2019-10-01 | 2021-04-08 | Toyo Tire株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP9179416A patent/JPH1120406A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003094908A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
| US20170144485A1 (en) * | 2015-11-24 | 2017-05-25 | Milliken & Company | Bidirectional monobelt construction for a pneumatic tire |
| WO2020084227A1 (fr) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Pneumatique comprenant des elements de renfort sous forme de bandelettes stratifiees |
| JP2021054344A (ja) * | 2019-10-01 | 2021-04-08 | Toyo Tire株式会社 | 空気入りタイヤ |
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