JPH11204238A - セラミックスヒーター - Google Patents
セラミックスヒーターInfo
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- JPH11204238A JPH11204238A JP10002306A JP230698A JPH11204238A JP H11204238 A JPH11204238 A JP H11204238A JP 10002306 A JP10002306 A JP 10002306A JP 230698 A JP230698 A JP 230698A JP H11204238 A JPH11204238 A JP H11204238A
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- mesh
- ceramic heater
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- heating element
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/68—Heating arrangements specially adapted for cooking plates or analogous hot-plates
- H05B3/74—Non-metallic plates, e.g. vitroceramic, ceramic or glassceramic hobs, also including power or control circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/20—Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional [2D] plane, e.g. plate-heater
- H05B3/22—Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional [2D] plane, e.g. plate-heater non-flexible
- H05B3/28—Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional [2D] plane, e.g. plate-heater non-flexible heating conductor embedded in insulating material
- H05B3/283—Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional [2D] plane, e.g. plate-heater non-flexible heating conductor embedded in insulating material the insulating material being an inorganic material, e.g. ceramic
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B2203/00—Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
- H05B2203/014—Heaters using resistive wires or cables not provided for in H05B3/54
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】抵抗発熱体をセラミックス基体中に埋設したセ
ラミックスヒーターにおいて、セラミックス基体の厚さ
を小さくし、しかも高温領域と室温領域との間における
熱サイクルを加えたときの耐久性を向上させる。 【解決手段】セラミックスヒーター3は、加熱面3aを
備えているセラミックス基体4と、基体4内に埋設され
ている抵抗発熱体とを備えている。抵抗発熱体の少なく
とも一部が導電性の網状物8からなる。網状物8の網目
9の中に、基体4を構成するセラミックスが充填されて
いる。好ましくは、網状物8が細長い帯状の網状物であ
り、基体4の加熱面3aと網状物8の主面とが略平行で
あり、基体4が窒化アルミニウムによって形成されてお
り、抵抗発熱体がモリブデンまたはモリブデン合金によ
って形成されている。
ラミックスヒーターにおいて、セラミックス基体の厚さ
を小さくし、しかも高温領域と室温領域との間における
熱サイクルを加えたときの耐久性を向上させる。 【解決手段】セラミックスヒーター3は、加熱面3aを
備えているセラミックス基体4と、基体4内に埋設され
ている抵抗発熱体とを備えている。抵抗発熱体の少なく
とも一部が導電性の網状物8からなる。網状物8の網目
9の中に、基体4を構成するセラミックスが充填されて
いる。好ましくは、網状物8が細長い帯状の網状物であ
り、基体4の加熱面3aと網状物8の主面とが略平行で
あり、基体4が窒化アルミニウムによって形成されてお
り、抵抗発熱体がモリブデンまたはモリブデン合金によ
って形成されている。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、各種の半導体製造装置、
エッチング装置等に使用できる、セラミックスヒーター
の製造方法に関するものである。
エッチング装置等に使用できる、セラミックスヒーター
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、緻密質セラミックスからな
る円盤状基体の内部に、高融点金属からなるワイヤーを
埋設したセラミックスヒーターを開示した。このワイヤ
ーは、円盤状基体内部で螺旋状に巻回されており、かつ
このワイヤーの両端に端子を接続する。こうしたセラミ
ックスヒーターは、特に半導体製造用として、優れた特
性を備えていることが解った。しかし、このセラミック
スヒーターを製造するためには、まず高融点金属からな
るワイヤーを螺旋状に巻回させ、ワイヤーの両端に端子
(電極)を取り付け、真空中でアニールする。一方、プ
レス成形機内にセラミックス粉体を仕込み、ある程度の
硬さになるまで予備成形し、この際、予備成形体の表面
に凹みを設ける。そして、ワイヤーをこの凹部に収容
し、その上に更にセラミックス粉体を充填する。そし
て、セラミックス粉体を一軸加圧成形して円盤状成形体
を作製し、円盤状成形体をホットプレス焼結させる。
る円盤状基体の内部に、高融点金属からなるワイヤーを
埋設したセラミックスヒーターを開示した。このワイヤ
ーは、円盤状基体内部で螺旋状に巻回されており、かつ
このワイヤーの両端に端子を接続する。こうしたセラミ
ックスヒーターは、特に半導体製造用として、優れた特
性を備えていることが解った。しかし、このセラミック
スヒーターを製造するためには、まず高融点金属からな
るワイヤーを螺旋状に巻回させ、ワイヤーの両端に端子
(電極)を取り付け、真空中でアニールする。一方、プ
レス成形機内にセラミックス粉体を仕込み、ある程度の
硬さになるまで予備成形し、この際、予備成形体の表面
に凹みを設ける。そして、ワイヤーをこの凹部に収容
し、その上に更にセラミックス粉体を充填する。そし
て、セラミックス粉体を一軸加圧成形して円盤状成形体
を作製し、円盤状成形体をホットプレス焼結させる。
【0003】しかし、抵抗発熱体をアニール用装置から
予備成形体へと運ぶ際、抵抗発熱体の形状を崩さずに運
ぶことは極めて難しく、どうしても型崩れしてしまうこ
とが多い。また、予備成形体の凹みへ抵抗発熱体を設置
した後、その上にセラミックス粉体を充填し、一軸加圧
成形するのだが、この際にも粉体の充填密度が場所によ
って異なることから、抵抗発熱体が型崩れし易い。
予備成形体へと運ぶ際、抵抗発熱体の形状を崩さずに運
ぶことは極めて難しく、どうしても型崩れしてしまうこ
とが多い。また、予備成形体の凹みへ抵抗発熱体を設置
した後、その上にセラミックス粉体を充填し、一軸加圧
成形するのだが、この際にも粉体の充填密度が場所によ
って異なることから、抵抗発熱体が型崩れし易い。
【0004】この問題を解決するため、本出願人は、特
願平4−66157号明細書において、上記予備成形体
の表面に金属箔を設置し、この上に更にセラミックス粉
体を充填し、セラミックス粉体を一軸加圧成形して円盤
状成形体を作製する方法を提案した。この方法によれ
ば、抵抗発熱体が金属箔からなり、ワイヤーと異なり三
次元的に変形しないので、運搬時や設置時に型崩れしな
い。また、特開平6−260263号公報においては、
箔状抵抗体が埋設されたセラミックスヒーターを製造す
るのに際して、まずコールドアイソスタティックプレス
法によって複数のセラミックス成形体を作製し、高融点
金属からなる箔状抵抗体を複数のセラミックス成形体の
間に挟んだ状態で、複数のセラミックス成形体を積層
し、この積層体をホットプレス焼結させることにより、
緻密質のセラミックス基体の内部に箔状抵抗体を埋設す
ることを提案した。
願平4−66157号明細書において、上記予備成形体
の表面に金属箔を設置し、この上に更にセラミックス粉
体を充填し、セラミックス粉体を一軸加圧成形して円盤
状成形体を作製する方法を提案した。この方法によれ
ば、抵抗発熱体が金属箔からなり、ワイヤーと異なり三
次元的に変形しないので、運搬時や設置時に型崩れしな
い。また、特開平6−260263号公報においては、
箔状抵抗体が埋設されたセラミックスヒーターを製造す
るのに際して、まずコールドアイソスタティックプレス
法によって複数のセラミックス成形体を作製し、高融点
金属からなる箔状抵抗体を複数のセラミックス成形体の
間に挟んだ状態で、複数のセラミックス成形体を積層
し、この積層体をホットプレス焼結させることにより、
緻密質のセラミックス基体の内部に箔状抵抗体を埋設す
ることを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、種々のセ
ラミックスヒーターについて検討を進めており、特にセ
ラミックスヒーターの厚さを小さくすることを課題とし
て開発を進めていた。この際、前記した箔状の抵抗発熱
体を緻密質のセラミックス基体内に埋設したセラミック
スヒーターは、線状の抵抗発熱体を埋設したセラミック
スヒーターに比べてセラミックス基体の厚さを小さくで
きるものであった。しかし、箔状の抵抗発熱体をセラミ
ックス基体に埋設したヒーターには、新たに次の問題点
があることを発見した。即ち、セラミックスヒーターを
例えば300℃以上、更には300℃〜1100℃の高
温領域で運転し、次いで100℃以下の温度領域まで温
度を低下させるという熱サイクルを多数回繰り返して実
施すると、セラミックス基体に部分的にクラックが生ず
ることがあった。
ラミックスヒーターについて検討を進めており、特にセ
ラミックスヒーターの厚さを小さくすることを課題とし
て開発を進めていた。この際、前記した箔状の抵抗発熱
体を緻密質のセラミックス基体内に埋設したセラミック
スヒーターは、線状の抵抗発熱体を埋設したセラミック
スヒーターに比べてセラミックス基体の厚さを小さくで
きるものであった。しかし、箔状の抵抗発熱体をセラミ
ックス基体に埋設したヒーターには、新たに次の問題点
があることを発見した。即ち、セラミックスヒーターを
例えば300℃以上、更には300℃〜1100℃の高
温領域で運転し、次いで100℃以下の温度領域まで温
度を低下させるという熱サイクルを多数回繰り返して実
施すると、セラミックス基体に部分的にクラックが生ず
ることがあった。
【0006】本発明の課題は、抵抗発熱体をセラミック
ス基体中に埋設したセラミックスヒーターにおいて、セ
ラミックス基体の厚さを小さくすることができ、しかも
高温領域と室温領域との間における熱サイクルを加えた
ときの耐久性が高いセラミックスヒーターを提供するこ
とである。
ス基体中に埋設したセラミックスヒーターにおいて、セ
ラミックス基体の厚さを小さくすることができ、しかも
高温領域と室温領域との間における熱サイクルを加えた
ときの耐久性が高いセラミックスヒーターを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱面を備え
ているセラミックス基体と、このセラミックス基体内に
埋設されている抵抗発熱体とを備えているセラミックス
ヒーターであって、抵抗発熱体の少なくとも一部が網状
物からなり、この網状物の網目に、セラミックス基体を
構成するセラミックスが充填されていることを特徴とす
る。
ているセラミックス基体と、このセラミックス基体内に
埋設されている抵抗発熱体とを備えているセラミックス
ヒーターであって、抵抗発熱体の少なくとも一部が網状
物からなり、この網状物の網目に、セラミックス基体を
構成するセラミックスが充填されていることを特徴とす
る。
【0008】本発明者は、箔状の抵抗発熱体をセラミッ
クス基体中に埋設したときに、熱サイクルによってセラ
ミックス基体にクラックが発生する原因を調査した結
果、次のような暫定的な結論に達した。即ち、抵抗発熱
体として金属箔を埋設したヒーターにおいては、金属と
セラミックスとの密着性の悪さのために、金属箔の主面
とセラミックスとの間に微細な隙間が生ずる。こうした
微細な隙間においては熱伝導が阻害され、熱放射が支配
的になり易いため、金属箔の温度とセラミックスの温度
との温度差が大きくなる傾向がある。温度上昇時には、
金属箔の温度に比べてセラミックスの温度が低く、この
ために金属箔の熱膨張がセラミックスの熱膨張に比べて
顕著に大きくなり、金属箔からセラミックスに対して局
部的に熱応力が加わる。
クス基体中に埋設したときに、熱サイクルによってセラ
ミックス基体にクラックが発生する原因を調査した結
果、次のような暫定的な結論に達した。即ち、抵抗発熱
体として金属箔を埋設したヒーターにおいては、金属と
セラミックスとの密着性の悪さのために、金属箔の主面
とセラミックスとの間に微細な隙間が生ずる。こうした
微細な隙間においては熱伝導が阻害され、熱放射が支配
的になり易いため、金属箔の温度とセラミックスの温度
との温度差が大きくなる傾向がある。温度上昇時には、
金属箔の温度に比べてセラミックスの温度が低く、この
ために金属箔の熱膨張がセラミックスの熱膨張に比べて
顕著に大きくなり、金属箔からセラミックスに対して局
部的に熱応力が加わる。
【0009】一方、金属箔の主面は平面的に連続してお
り、セラミックス基体の中にはこれに対応して平たい面
積の大きな欠陥が存在している。こうした平面的な面積
の大きい欠陥があるときに、この平面的な欠陥に面する
セラミックス基体の一部に局所的に熱応力が加わると、
セラミックス基体に応力集中が生じ、これがクラックの
進展の起点になるものと考えられる。
り、セラミックス基体の中にはこれに対応して平たい面
積の大きな欠陥が存在している。こうした平面的な面積
の大きい欠陥があるときに、この平面的な欠陥に面する
セラミックス基体の一部に局所的に熱応力が加わると、
セラミックス基体に応力集中が生じ、これがクラックの
進展の起点になるものと考えられる。
【0010】本発明者は、こうしたクラックを防止でき
るような構造について種々検討した結果、セラミックス
基体内に網状物を埋設し、この網状物の網目にもセラミ
ックスを充填した構造が、特に高温領域と低温領域、特
に室温領域との間の熱サイクルの繰り返しに対して著し
い耐久性を示すことを発見し、本発明に到達した。
るような構造について種々検討した結果、セラミックス
基体内に網状物を埋設し、この網状物の網目にもセラミ
ックスを充填した構造が、特に高温領域と低温領域、特
に室温領域との間の熱サイクルの繰り返しに対して著し
い耐久性を示すことを発見し、本発明に到達した。
【0011】
【発明の実施形態】セラミックス基体を構成するセラミ
ックスとしては、窒化珪素、窒化アルミニウム、窒化ホ
ウ素、サイアロン等の窒化物系セラミックス、アルミナ
−炭化珪素複合材料が好ましい。本発明者の研究によれ
ば、耐熱衝撃性の観点からは、窒化珪素が特に好まし
く、ハロゲン系腐食性ガス等に対する耐蝕性の点では、
窒化アルミニウムが好ましい。
ックスとしては、窒化珪素、窒化アルミニウム、窒化ホ
ウ素、サイアロン等の窒化物系セラミックス、アルミナ
−炭化珪素複合材料が好ましい。本発明者の研究によれ
ば、耐熱衝撃性の観点からは、窒化珪素が特に好まし
く、ハロゲン系腐食性ガス等に対する耐蝕性の点では、
窒化アルミニウムが好ましい。
【0012】特に相対密度99%以上の窒化アルミニウ
ムを使用した場合には、セラミックス基体の表面領域
に、フッ素系の腐食性ガスを用いた場合、反応生成物層
としてAlF3 からなるパッシベーション層が生成し、
この層が耐蝕作用を有しているので、この層の内部へと
腐食が進行するのを防止することができる。特に99%
以上の相対密度を有した常圧焼結、ホットプレス焼成又
は熱CVDにより製造した緻密な窒化アルミニウムが好
ましい。
ムを使用した場合には、セラミックス基体の表面領域
に、フッ素系の腐食性ガスを用いた場合、反応生成物層
としてAlF3 からなるパッシベーション層が生成し、
この層が耐蝕作用を有しているので、この層の内部へと
腐食が進行するのを防止することができる。特に99%
以上の相対密度を有した常圧焼結、ホットプレス焼成又
は熱CVDにより製造した緻密な窒化アルミニウムが好
ましい。
【0013】窒化アルミニウムは、耐蝕性セラミックス
としては公知である。しかし、通常の耐蝕性セラミック
スというのは、酸、アルカリ溶液に対するイオン反応性
を指している。一方、本発明では、イオン反応性ではな
く、プラズマのイオンボンバードメントによる損傷を問
題としており、更には、水分のない環境におけるハロゲ
ン系腐食性ガスのプラズマとの反応性を問題としてい
る。
としては公知である。しかし、通常の耐蝕性セラミック
スというのは、酸、アルカリ溶液に対するイオン反応性
を指している。一方、本発明では、イオン反応性ではな
く、プラズマのイオンボンバードメントによる損傷を問
題としており、更には、水分のない環境におけるハロゲ
ン系腐食性ガスのプラズマとの反応性を問題としてい
る。
【0014】半導体製造装置用途においては、半導体の
重金属による汚染を防止する必要があり、特に高密度化
の進展によって重金属の排除に対する要求が極めて高度
になってきている。この観点からは、窒化アルミニウム
におけるアルミニウム以外の金属の含有量を1%以下に
抑制することが好ましい。
重金属による汚染を防止する必要があり、特に高密度化
の進展によって重金属の排除に対する要求が極めて高度
になってきている。この観点からは、窒化アルミニウム
におけるアルミニウム以外の金属の含有量を1%以下に
抑制することが好ましい。
【0015】セラミックス基体の内部に埋設する網状物
の材質は限定されないが、特に600°C以上の高温に
まで温度が上昇する用途においては、高融点金属で形成
することが好ましい。こうした高融点金属としては、タ
ンタル,タングステン,モリブデン,白金,レニウム、
ハフニウム及びこれらの合金を例示できる。半導体製造
装置内に設置する用途においては、半導体汚染防止の観
点から、更に、タンタル、タングステン、モリブデン、
白金及びこれらの合金が好ましい。
の材質は限定されないが、特に600°C以上の高温に
まで温度が上昇する用途においては、高融点金属で形成
することが好ましい。こうした高融点金属としては、タ
ンタル,タングステン,モリブデン,白金,レニウム、
ハフニウム及びこれらの合金を例示できる。半導体製造
装置内に設置する用途においては、半導体汚染防止の観
点から、更に、タンタル、タングステン、モリブデン、
白金及びこれらの合金が好ましい。
【0016】特に、少なくともモリブデンを含む金属が
好ましく、この金属は、純モリブデンであってよく、ま
たモリブデンと他の金属との合金であってよい。モリブ
デンと合金化するための金属としては、タングステン、
銅、ニッケルおよびアルミニウムが好ましい。金属以外
の導電性材料としては、カーボン、TiN、TiCを例
示することができる。
好ましく、この金属は、純モリブデンであってよく、ま
たモリブデンと他の金属との合金であってよい。モリブ
デンと合金化するための金属としては、タングステン、
銅、ニッケルおよびアルミニウムが好ましい。金属以外
の導電性材料としては、カーボン、TiN、TiCを例
示することができる。
【0017】網状物を構成する素材の形態は、繊維ない
し線材が好ましい。この際繊維ないし線材の断面を円形
にすると、熱膨張に起因する応力集中の低減の効果が特
に大きい。
し線材が好ましい。この際繊維ないし線材の断面を円形
にすると、熱膨張に起因する応力集中の低減の効果が特
に大きい。
【0018】本発明の好適な態様においては、抵抗発熱
体が、網状物と、この網状物に対して一体化されている
金属バルク体とからなる。この場合には、金属バルク体
が露出するように基体に孔を設け、別途、端子を接合
し、その端子に電源を結線することにより通電できる構
造となる。
体が、網状物と、この網状物に対して一体化されている
金属バルク体とからなる。この場合には、金属バルク体
が露出するように基体に孔を設け、別途、端子を接合
し、その端子に電源を結線することにより通電できる構
造となる。
【0019】また、網状物が例えば円形のものである場
合には、網状物のいずれの部分に電力供給用の端子を設
けた場合にも、最短の電流経路を通って電流が流れるこ
とから、網状物の一部に電流が集中し、網状物の一部が
過剰に発熱するために、ヒーターの加熱面の温度の均一
性に限界があった。
合には、網状物のいずれの部分に電力供給用の端子を設
けた場合にも、最短の電流経路を通って電流が流れるこ
とから、網状物の一部に電流が集中し、網状物の一部が
過剰に発熱するために、ヒーターの加熱面の温度の均一
性に限界があった。
【0020】このため、本発明の好適な態様において
は、網状物を細長い帯状の網状物とすることができる。
これによって、帯状の網状物の長手方向に向かって電流
が流れるために、例えば円形の網状物の場合に比べて電
流の集中による温度の不均一が生じにくい。特に、帯状
の網状物をセラミックス基体の各部分に均一に分布させ
ることによって、一層加熱面の温度を均一化させること
ができる。この観点からは、セラミックス基体の加熱面
と網状物の主面とを略平行とすることが一層好ましい。
は、網状物を細長い帯状の網状物とすることができる。
これによって、帯状の網状物の長手方向に向かって電流
が流れるために、例えば円形の網状物の場合に比べて電
流の集中による温度の不均一が生じにくい。特に、帯状
の網状物をセラミックス基体の各部分に均一に分布させ
ることによって、一層加熱面の温度を均一化させること
ができる。この観点からは、セラミックス基体の加熱面
と網状物の主面とを略平行とすることが一層好ましい。
【0021】網状物の平面形状、網状物を構成する線の
線径は特に限定しない。この線は、圧延引き抜き加工に
よって線材として成形された、純度99%以上の純金属
からなる金属線が特に好ましい。また、金属線を構成す
る金属の抵抗値は、室温で1.1×10-6Ω・cm以下
とすることが好ましく、6×10-6Ω・cm以下とする
ことが更に好ましい。
線径は特に限定しない。この線は、圧延引き抜き加工に
よって線材として成形された、純度99%以上の純金属
からなる金属線が特に好ましい。また、金属線を構成す
る金属の抵抗値は、室温で1.1×10-6Ω・cm以下
とすることが好ましく、6×10-6Ω・cm以下とする
ことが更に好ましい。
【0022】また、網状電極を構成する金属線の線幅が
0.8mm以下であり、1インチ当たり8本以上の線交
差を有していることが好ましい。線幅を0.8mm以下
とすることによって、線の発熱速度が早く、発熱量が適
切になる。また、線幅を0.02mm以上とすることに
よって、線の過剰な発熱による電流集中も生じにくくな
る。網状物を構成する線材の直径は0.013mm以上
のものが好ましく、0.02mm以上が更に好ましい。
0.8mm以下であり、1インチ当たり8本以上の線交
差を有していることが好ましい。線幅を0.8mm以下
とすることによって、線の発熱速度が早く、発熱量が適
切になる。また、線幅を0.02mm以上とすることに
よって、線の過剰な発熱による電流集中も生じにくくな
る。網状物を構成する線材の直径は0.013mm以上
のものが好ましく、0.02mm以上が更に好ましい。
【0023】また、1インチ当たりの線交差を8本以上
とすることによって、網状物の全体に均一に電流が流れ
やすくなり、網状物を構成する線の内部における電流集
中が生じにくくなった。実際の製造上の観点から見る
と、1インチ当たりの線交差の数は100本以下とする
ことが好ましい。
とすることによって、網状物の全体に均一に電流が流れ
やすくなり、網状物を構成する線の内部における電流集
中が生じにくくなった。実際の製造上の観点から見る
と、1インチ当たりの線交差の数は100本以下とする
ことが好ましい。
【0024】網状電極を構成する線材の幅方向断面形状
は、円形の他、楕円形、長方形等、種々の圧延形状であ
ってよい。
は、円形の他、楕円形、長方形等、種々の圧延形状であ
ってよい。
【0025】以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形
態を更に詳細に説明する。図1は、セラミックスヒータ
ー3をチャンバー1内に収容した状態を概略的に示す断
面図であり、図2(a)は、セラミックスヒーター3の
破断斜視図であり、図2(b)は、網状物8を示す斜視
図である。
態を更に詳細に説明する。図1は、セラミックスヒータ
ー3をチャンバー1内に収容した状態を概略的に示す断
面図であり、図2(a)は、セラミックスヒーター3の
破断斜視図であり、図2(b)は、網状物8を示す斜視
図である。
【0026】チャンバー1内に、アーム7を介してセラ
ミックスヒーター3が設置されている。略円盤形状のセ
ラミックス基体4の側周面4dにリング状のフランジ4
cが設けられており、基体4の内部に、網状物8からな
る抵抗発熱体が埋設されている。網状物8から見て、半
導体ウエハー等の被固定物の加熱面3a側には、表面層
4aが形成されており、背面4e側には裏面層4bが形
成されている。表面層4aと裏面層4bとは継ぎ目なく
一体化されており、この中に網状物8が包囲され、埋設
されている。加熱面3aには半導体ウエハー2が設置さ
れている。
ミックスヒーター3が設置されている。略円盤形状のセ
ラミックス基体4の側周面4dにリング状のフランジ4
cが設けられており、基体4の内部に、網状物8からな
る抵抗発熱体が埋設されている。網状物8から見て、半
導体ウエハー等の被固定物の加熱面3a側には、表面層
4aが形成されており、背面4e側には裏面層4bが形
成されている。表面層4aと裏面層4bとは継ぎ目なく
一体化されており、この中に網状物8が包囲され、埋設
されている。加熱面3aには半導体ウエハー2が設置さ
れている。
【0027】抵抗発熱体を構成する網状物8は、縦横に
編まれた線11と、網状物8の外周縁部を構成する円形
の線10とからなっている。線10、11の内側に形成
されている無数の網目9の中にもセラミックスが充填さ
れており、これによって表面層4aと裏面層4bとがつ
ながっている。
編まれた線11と、網状物8の外周縁部を構成する円形
の線10とからなっている。線10、11の内側に形成
されている無数の網目9の中にもセラミックスが充填さ
れており、これによって表面層4aと裏面層4bとがつ
ながっている。
【0028】セラミックス基体4の中に例えば一対の端
子5A、5Bが埋設されており、各端子5A、5Bの一
端が網状物8に対して電気的に接続されている。各端子
5A、5Bの他端が電力供給ケーブル6A、6Bに対し
て接合されている。
子5A、5Bが埋設されており、各端子5A、5Bの一
端が網状物8に対して電気的に接続されている。各端子
5A、5Bの他端が電力供給ケーブル6A、6Bに対し
て接合されている。
【0029】本発明のセラミックスヒーターは、例えば
次の方法によって製造することができる。
次の方法によって製造することができる。
【0030】(方法(1))セラミックスの予備成形体
を製造し、この予備成形体の上に網状物を設置する。次
いで、この予備成形体及び網状物の上にセラミックス粉
末を充填し、一軸プレス成形する。この成形体を、網状
物の厚さ方向に向かって加圧しながらホットプレス焼結
させる。
を製造し、この予備成形体の上に網状物を設置する。次
いで、この予備成形体及び網状物の上にセラミックス粉
末を充填し、一軸プレス成形する。この成形体を、網状
物の厚さ方向に向かって加圧しながらホットプレス焼結
させる。
【0031】このホットプレスの圧力は、50kg/c
m2 以上とする必要があり、100kg/cm2 以上と
することが好ましい。また、実際上の装置の性能等を考
慮すると、通常は2トン/cm2 以下とすることができ
る。
m2 以上とする必要があり、100kg/cm2 以上と
することが好ましい。また、実際上の装置の性能等を考
慮すると、通常は2トン/cm2 以下とすることができ
る。
【0032】例えば、まず図3(a)に概略的に示すプ
レス成形機を準備する。プレス成形機の下型17に、型
枠13が嵌め合わされている。セラミックス粉末15を
型枠13の内部空間14に充填し、下型17及び図示し
ない上型によって一軸プレス成形し、予備成形体19B
を製造する。予備成形体19Bの上に網状物20を設置
する。網状物20は、例えば図2(b)に示す網状物8
のように、線を編組したものである。
レス成形機を準備する。プレス成形機の下型17に、型
枠13が嵌め合わされている。セラミックス粉末15を
型枠13の内部空間14に充填し、下型17及び図示し
ない上型によって一軸プレス成形し、予備成形体19B
を製造する。予備成形体19Bの上に網状物20を設置
する。網状物20は、例えば図2(b)に示す網状物8
のように、線を編組したものである。
【0033】次いで、網状物20の上にセラミックス粉
末15を充填し、粉末の下に網状物8を埋設する。図示
しない上型によって粉末15を一軸加圧成形し、図3
(b)に示す成形体18を作成する。成形体18におい
ては、予備成形体19Aと19Bとの間に網状物20が
埋設された状態となっている。次いで、この成形体18
をホットプレス焼結し、所定の研削加工を施すことによ
って、セラミックスヒーターを製造できる。
末15を充填し、粉末の下に網状物8を埋設する。図示
しない上型によって粉末15を一軸加圧成形し、図3
(b)に示す成形体18を作成する。成形体18におい
ては、予備成形体19Aと19Bとの間に網状物20が
埋設された状態となっている。次いで、この成形体18
をホットプレス焼結し、所定の研削加工を施すことによ
って、セラミックスヒーターを製造できる。
【0034】(方法(2))コールドアイソスタティッ
クプレス法によって、平板状の成形体を2つ製造し、2
つの平板状成形体の間に電極を挟む。この状態で2つの
成形体及び電極を、電極の厚さ方向に向かって加圧しな
がらホットプレス焼結させる。
クプレス法によって、平板状の成形体を2つ製造し、2
つの平板状成形体の間に電極を挟む。この状態で2つの
成形体及び電極を、電極の厚さ方向に向かって加圧しな
がらホットプレス焼結させる。
【0035】例えば、セラミックス粉末15をコールド
アイソスタティックプレスによって成形し、図4に示す
ような平板形状の成形体21Aと21Bとを製造する。
次いで、成形体21Aと21Bとの間に網状物20を挟
み、この状態で、成形体21A、21Bをホットプレス
焼結させる。
アイソスタティックプレスによって成形し、図4に示す
ような平板形状の成形体21Aと21Bとを製造する。
次いで、成形体21Aと21Bとの間に網状物20を挟
み、この状態で、成形体21A、21Bをホットプレス
焼結させる。
【0036】図5(a)〜(c)は、それぞれ網状物の
各種の形態を例示する断面図である。図5(a)に示す
網状物22Aにおいては、縦線24Aと横線23Aとが
三次元的に交差するように編まれており、縦線24Aも
横線23Aも、それぞれ波うっている。図6(b)の網
状物22Bにおいては、横線23Bは真っ直ぐであり、
縦線24Bが折れ曲がっている。図6(c)の網状物2
2Cにおいては、縦線24Cと横線23Cとが三次元的
に交差するように編まれており、縦線24Cも横線23
Cも、それぞれ波うっている。そして、網状物22Cは
圧延加工されており、このため縦線および横線の外形が
一点鎖線AとBとに沿った形状となっている。
各種の形態を例示する断面図である。図5(a)に示す
網状物22Aにおいては、縦線24Aと横線23Aとが
三次元的に交差するように編まれており、縦線24Aも
横線23Aも、それぞれ波うっている。図6(b)の網
状物22Bにおいては、横線23Bは真っ直ぐであり、
縦線24Bが折れ曲がっている。図6(c)の網状物2
2Cにおいては、縦線24Cと横線23Cとが三次元的
に交差するように編まれており、縦線24Cも横線23
Cも、それぞれ波うっている。そして、網状物22Cは
圧延加工されており、このため縦線および横線の外形が
一点鎖線AとBとに沿った形状となっている。
【0037】図5(a)に示す網状物22Aを採用した
場合、例えば、窒化アルミニウム粉末中に純モリブデン
線からなる網状物22Aを埋設して1800℃でホット
プレス焼成した後に、網状物を構成するモリブデン線の
断面を観察した。この結果、横線23Aと縦線24Aが
交差し、接触している部分で、横線23Aと縦線24A
との界面が無く、一体になっていることが判った。
場合、例えば、窒化アルミニウム粉末中に純モリブデン
線からなる網状物22Aを埋設して1800℃でホット
プレス焼成した後に、網状物を構成するモリブデン線の
断面を観察した。この結果、横線23Aと縦線24Aが
交差し、接触している部分で、横線23Aと縦線24A
との界面が無く、一体になっていることが判った。
【0038】これらの各網状物は、いずれもセラミック
スヒーターの抵抗発熱体として好適に使用できる。しか
し、特に、例えば図5(c)に示すように、圧延された
形状の網状物が、平坦度が最も良好であり、かつ縦線と
横線との接触が最も確実であるので、特に好ましい。
スヒーターの抵抗発熱体として好適に使用できる。しか
し、特に、例えば図5(c)に示すように、圧延された
形状の網状物が、平坦度が最も良好であり、かつ縦線と
横線との接触が最も確実であるので、特に好ましい。
【0039】図6(a)は、他の実施形態のセラミック
スヒーターで使用する網状物26を示す平面図であり、
図6(b)は、この網状物26が埋設されているセラミ
ックスヒーター41を概略的に示す平面図である。
スヒーターで使用する網状物26を示す平面図であり、
図6(b)は、この網状物26が埋設されているセラミ
ックスヒーター41を概略的に示す平面図である。
【0040】この網状物26は、縦横に編まれた線27
からなる。網状物26の外周側は略円形をなしており、
内周側も略円形をなしており、網状物26の全体は円環
形状をなしており、この内側には円形の空間28が設け
られている。ただし網状物26には切れ目43が設けら
れており、網状物26の一対の端部29が、切れ目43
に面し、互いに対向している。
からなる。網状物26の外周側は略円形をなしており、
内周側も略円形をなしており、網状物26の全体は円環
形状をなしており、この内側には円形の空間28が設け
られている。ただし網状物26には切れ目43が設けら
れており、網状物26の一対の端部29が、切れ目43
に面し、互いに対向している。
【0041】セラミックスヒーター41においては、セ
ラミックス基体31の内部に網状物26が埋設されてい
る。網状物26の一対の各端部29に、端子30A、3
0Bが接続されている。これによって、端子30Aと3
0Bとの間で円環形状の網状物26の長手方向に沿って
円周状に電流が流れるので、電流の集中を防止できる。
ラミックス基体31の内部に網状物26が埋設されてい
る。網状物26の一対の各端部29に、端子30A、3
0Bが接続されている。これによって、端子30Aと3
0Bとの間で円環形状の網状物26の長手方向に沿って
円周状に電流が流れるので、電流の集中を防止できる。
【0042】図7(a)は、本発明の他の実施形態に係
るセラミックスヒーター32を示す平面図であり、図7
(b)は、図7(a)のVIIb−VIIb線断面図で
ある。セラミックスヒーター32においては、例えば円
盤形状の基体33の内部に網状物34が埋設されてい
る。
るセラミックスヒーター32を示す平面図であり、図7
(b)は、図7(a)のVIIb−VIIb線断面図で
ある。セラミックスヒーター32においては、例えば円
盤形状の基体33の内部に網状物34が埋設されてい
る。
【0043】基体33の中央部には、背面33b側に露
出する端子30Aが埋設されており、基体33の周縁部
にも、背面33b側に露出する端子30Bが埋設されて
いる。中央の端子30Aと端子30Bとが網状物34に
よって接続されている。33aは加熱面である。
出する端子30Aが埋設されており、基体33の周縁部
にも、背面33b側に露出する端子30Bが埋設されて
いる。中央の端子30Aと端子30Bとが網状物34に
よって接続されている。33aは加熱面である。
【0044】網状物34は、例えば図6(a)に示した
ような形態の網状体からなっている。ただし、図7
(a)、(b)においては、網状物34の細かい網目
は、図面の寸法上の制約のために図示していない。網状
物34は、端子30Aと30Bとの間で平面的に見て渦
巻き形状をなしている。端子30Aと30Bとは、図示
しない電力供給ケーブルに対して接続されている。
ような形態の網状体からなっている。ただし、図7
(a)、(b)においては、網状物34の細かい網目
は、図面の寸法上の制約のために図示していない。網状
物34は、端子30Aと30Bとの間で平面的に見て渦
巻き形状をなしている。端子30Aと30Bとは、図示
しない電力供給ケーブルに対して接続されている。
【0045】
【実施例】(実験A)図6(a)に示す網状物26を使
用し、図6(b)に示す、本発明の実施形態に係るセラ
ミックスヒーター41を製造した。セラミックス粉末1
5として、イットリアを5%含有する窒化アルミニウム
粉末を準備した。この粉末と網状物26とを、図3
(a)、(b)を参照しつつ説明した方法に従って一軸
加圧成形し、成形体18を製造した。
用し、図6(b)に示す、本発明の実施形態に係るセラ
ミックスヒーター41を製造した。セラミックス粉末1
5として、イットリアを5%含有する窒化アルミニウム
粉末を準備した。この粉末と網状物26とを、図3
(a)、(b)を参照しつつ説明した方法に従って一軸
加圧成形し、成形体18を製造した。
【0046】ただし、網状物の材質は純モリブデンとし
た。網状物を構成する線の線径、1インチ当たりの線の
交差本数は、表1に示すように変更した。網状物26の
外径を44mmとし、網状物26の内径を28mmとし
た。
た。網状物を構成する線の線径、1インチ当たりの線の
交差本数は、表1に示すように変更した。網状物26の
外径を44mmとし、網状物26の内径を28mmとし
た。
【0047】成形体18を、1900°C、200kg
/cm2 でホットプレス焼結した。これによって、相対
密度99.4%の窒化アルミニウム焼結体が得られた。
セラミックス基体の直径φを50mmとし、厚さを10
mmとした。基体の背面側より超音波加工によって基体
に孔をあけ、端子30A、30Bを網状物26に接合し
た。
/cm2 でホットプレス焼結した。これによって、相対
密度99.4%の窒化アルミニウム焼結体が得られた。
セラミックス基体の直径φを50mmとし、厚さを10
mmとした。基体の背面側より超音波加工によって基体
に孔をあけ、端子30A、30Bを網状物26に接合し
た。
【0048】各セラミックスヒーターについて熱サイク
ル試験を実施した。具体的には、室温から100℃/時
間の速度で700℃まで昇温させ、700℃で1時間保
持し、室温まで100℃/時間の速度で降温し、これを
一サイクルとした。この熱サイクルを最大200回繰り
返して行い、クラック発生の有無を検査した。
ル試験を実施した。具体的には、室温から100℃/時
間の速度で700℃まで昇温させ、700℃で1時間保
持し、室温まで100℃/時間の速度で降温し、これを
一サイクルとした。この熱サイクルを最大200回繰り
返して行い、クラック発生の有無を検査した。
【0049】
【表1】
【0050】表1からわかるように、本発明のセラミッ
クスヒーターは、いずれも高い耐熱サイクル性を示し
た。特に、線径を0.8mm〜0.02mmとすること
によって、耐熱サイクル性が顕著に向上することも判明
した。
クスヒーターは、いずれも高い耐熱サイクル性を示し
た。特に、線径を0.8mm〜0.02mmとすること
によって、耐熱サイクル性が顕著に向上することも判明
した。
【0051】(実験B)実験Aと同様にしてセラミック
スヒーターを製造し、熱サイクル試験を行った。ただ
し、抵抗発熱体として、外径φ44mm、内径28m
m、厚さ0.65mmの、モリブデンからなる箔を埋設
した。この結果、15回の熱サイクル後に、基体中にク
ラックが発生した。
スヒーターを製造し、熱サイクル試験を行った。ただ
し、抵抗発熱体として、外径φ44mm、内径28m
m、厚さ0.65mmの、モリブデンからなる箔を埋設
した。この結果、15回の熱サイクル後に、基体中にク
ラックが発生した。
【0052】(実験C)図7(a)、(b)に示す形態
を有する、本発明の実施形態に係るセラミックスヒータ
ー32を製造した。ただし、具体的製造プロセスは、実
験Aと同様とした。基体33の外径を200mmとし、
厚さを15mmとした。
を有する、本発明の実施形態に係るセラミックスヒータ
ー32を製造した。ただし、具体的製造プロセスは、実
験Aと同様とした。基体33の外径を200mmとし、
厚さを15mmとした。
【0053】網状物34は、図7(a)に示すように、
平面的に見て渦巻き形状となるように基体内に埋設し
た。ただし、網状物34の幅を1.5mm、9mm、1
5mmまたは30mmとした。網状物34の線径を0.
12mmとし、一インチ当たりの線の本数を50本とし
た。
平面的に見て渦巻き形状となるように基体内に埋設し
た。ただし、網状物34の幅を1.5mm、9mm、1
5mmまたは30mmとした。網状物34の線径を0.
12mmとし、一インチ当たりの線の本数を50本とし
た。
【0054】この結果、網状物34の幅が1.5mm〜
30mmである範囲で、各セラミックスヒーターについ
て、790℃まで発熱させることが可能であることを確
認した。また、前記した熱サイクル試験を実施し、10
0回の熱サイクルを実施した後にも基体にクラックが生
じないことを確認した。
30mmである範囲で、各セラミックスヒーターについ
て、790℃まで発熱させることが可能であることを確
認した。また、前記した熱サイクル試験を実施し、10
0回の熱サイクルを実施した後にも基体にクラックが生
じないことを確認した。
【0055】(実験D)実験Aと同様にして、図6
(a)、(b)に示す形態を有する、本発明の実施形態
に係る各セラミックスヒーター41を製造した。ただ
し、基体31の外径を50mmとし、基体31の厚さを
2mmまたは4mmとした。網状物26の外径を44m
mとし、網状物26の内径を28mmとした。網状物2
6の線径を0.12mmとし、一インチ当たりの線の本
数を50本とした。
(a)、(b)に示す形態を有する、本発明の実施形態
に係る各セラミックスヒーター41を製造した。ただ
し、基体31の外径を50mmとし、基体31の厚さを
2mmまたは4mmとした。網状物26の外径を44m
mとし、網状物26の内径を28mmとした。網状物2
6の線径を0.12mmとし、一インチ当たりの線の本
数を50本とした。
【0056】この結果、基体31の厚さが2mmまたは
4mmであるいずれのセラミックスヒーターにおいて
も、790℃まで発熱させることが可能であることを確
認した。また、前記した熱サイクル試験を実施し、10
0回の熱サイクルを実施した後にも基体にクラックが生
じないことを確認した。
4mmであるいずれのセラミックスヒーターにおいて
も、790℃まで発熱させることが可能であることを確
認した。また、前記した熱サイクル試験を実施し、10
0回の熱サイクルを実施した後にも基体にクラックが生
じないことを確認した。
【0057】(実験E)実験Cと同様にして、図7
(a)、(b)に示す形態を有する、本発明の実施形態
に係るセラミックスヒーター32を製造した。基体31
の外径を200mmとし、厚さを4mm、8mm、12
mmまたは20mmとした。
(a)、(b)に示す形態を有する、本発明の実施形態
に係るセラミックスヒーター32を製造した。基体31
の外径を200mmとし、厚さを4mm、8mm、12
mmまたは20mmとした。
【0058】網状物34は、図7(a)に示すように、
平面的に見て渦巻き形状となるように基体内に埋設し
た。網状物34の幅を8mmとした。網状物34の線径
を0.12mmとし、一インチ当たりの線の本数を50
本とした。
平面的に見て渦巻き形状となるように基体内に埋設し
た。網状物34の幅を8mmとした。網状物34の線径
を0.12mmとし、一インチ当たりの線の本数を50
本とした。
【0059】この結果、基体33の厚さが4mm、8m
m、12mmまたは20mmであるいずれのセラミック
スヒーターにおいても、790℃まで発熱させることが
可能であることを確認した。また、前記熱サイクル試験
を実施し、100回の熱サイクルを実施した後にも基体
にクラックが生じないことを確認した。
m、12mmまたは20mmであるいずれのセラミック
スヒーターにおいても、790℃まで発熱させることが
可能であることを確認した。また、前記熱サイクル試験
を実施し、100回の熱サイクルを実施した後にも基体
にクラックが生じないことを確認した。
【0060】(実験F)実験Aと同様に、図6(a)、
(b)に示す形態を有する、本発明の実施形態に係るセ
ラミックスヒーター4を製造した。ただし、抵抗発熱体
の材質は、モリブデン−タングステン合金(モリブデン
50重量%、タングステン50重量%)とし、抵抗発熱
体の形態は、線径が0.12mmで、1インチ当たり5
0本の線が交差している網とした。
(b)に示す形態を有する、本発明の実施形態に係るセ
ラミックスヒーター4を製造した。ただし、抵抗発熱体
の材質は、モリブデン−タングステン合金(モリブデン
50重量%、タングステン50重量%)とし、抵抗発熱
体の形態は、線径が0.12mmで、1インチ当たり5
0本の線が交差している網とした。
【0061】本ヒーターにおいても、790℃まで温度
上昇が可能であると共に、200回の熱サイクルを実施
した後にも、基体と抵抗発熱体に損傷がないことを確認
した。
上昇が可能であると共に、200回の熱サイクルを実施
した後にも、基体と抵抗発熱体に損傷がないことを確認
した。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、抵
抗発熱体をセラミックス基体中に埋設したセラミックス
ヒーターにおいて、セラミックス基体の厚さを小さくす
ることができ、しかも高温領域と室温領域との間におけ
る熱サイクルを加えたときの耐久性を向上させることが
できる。
抗発熱体をセラミックス基体中に埋設したセラミックス
ヒーターにおいて、セラミックス基体の厚さを小さくす
ることができ、しかも高温領域と室温領域との間におけ
る熱サイクルを加えたときの耐久性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るセラミックスヒータ
ー3をチャンバー1内に設置した状態を概略的に示す断
面図である。
ー3をチャンバー1内に設置した状態を概略的に示す断
面図である。
【図2】(a)は、セラミックスヒーター3の破断斜視
図であり、(b)は、網状物8の斜視図である。
図であり、(b)は、網状物8の斜視図である。
【図3】(a)は、一軸成形用の型の内部に網状物およ
びセラミックス粉末を充填し、成形している状態を概略
的に示す断面図であり、(b)は、成形体18を示す断
面図である。
びセラミックス粉末を充填し、成形している状態を概略
的に示す断面図であり、(b)は、成形体18を示す断
面図である。
【図4】コールドアイソスタティックプレス法によって
成形したCIP成形体21Aと21Bとの間に網状物2
0を挟んだ状態を示す断面図である。
成形したCIP成形体21Aと21Bとの間に網状物2
0を挟んだ状態を示す断面図である。
【図5】(a)、(b)、(c)は、本発明で使用でき
る各網状物の微構造を示す断面図である。
る各網状物の微構造を示す断面図である。
【図6】(a)は、網状物26を示す平面図であり、
(b)は、(a)の網状物がセラミックス基体中に埋設
されているセラミックスヒーター41を概略的に示す断
面図である。
(b)は、(a)の網状物がセラミックス基体中に埋設
されているセラミックスヒーター41を概略的に示す断
面図である。
【図7】(a)は、本発明の一実施形態に係るセラミッ
クスヒーター32の平面図であり、(b)は、(a)の
セラミックスヒーター32の概略断面図である。
クスヒーター32の平面図であり、(b)は、(a)の
セラミックスヒーター32の概略断面図である。
1、チャンバー 3、32、41、セラミックスヒ
ーター 3a、33a、加熱面 4、31、33、セラミッ
クス基体 5A、5B、30A、30B、端子
8、26、34、網状物(抵抗発熱体) 9、網目 10、11、27 線
ーター 3a、33a、加熱面 4、31、33、セラミッ
クス基体 5A、5B、30A、30B、端子
8、26、34、網状物(抵抗発熱体) 9、網目 10、11、27 線
Claims (5)
- 【請求項1】加熱面を備えているセラミックス基体と、
このセラミックス基体内に埋設されている抵抗発熱体と
を備えているセラミックスヒーターであって、前記抵抗
発熱体の少なくとも一部が導電性の網状物からなり、こ
の網状物の網目の中に前記セラミックス基体を構成する
セラミックスが充填されていることを特徴とする、セラ
ミックスヒーター。 - 【請求項2】前記抵抗発熱体が、前記網状物と、この網
状物に対して一体化されている金属バルク体とからなる
ことを特徴とする、請求項1記載のセラミックスヒータ
ー。 - 【請求項3】前記網状物が細長い帯状の網状物であるこ
とを特徴とする、請求項1または2記載のセラミックス
ヒーター。 - 【請求項4】前記セラミックス基体の前記加熱面と前記
網状物の主面とが略平行であることを特徴とする、請求
項1〜3のいずれか一つの請求項に記載のセラミックス
ヒーター。 - 【請求項5】前記セラミックス基体が窒化アルミニウム
によって形成されており、前記抵抗発熱体がモリブデン
またはモリブデン合金によって形成されていることを特
徴とする、請求項1〜4のいずれか一つの請求項に記載
のセラミックスヒーター。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10002306A JPH11204238A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | セラミックスヒーター |
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