JPH112042A - 立体駐車場 - Google Patents
立体駐車場Info
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- JPH112042A JPH112042A JP15250297A JP15250297A JPH112042A JP H112042 A JPH112042 A JP H112042A JP 15250297 A JP15250297 A JP 15250297A JP 15250297 A JP15250297 A JP 15250297A JP H112042 A JPH112042 A JP H112042A
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- Japan
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- driving
- conveyor
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- traveling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】走行台車に、上方への突出部分などを設けるこ
となく、しかも大きな押しつけ力を発生することなく且
つ簡単な機構で確実に走行台車側の駆動ギヤを受動ギヤ
に噛合できる立体駐車場を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 各駐車床部にそれぞれ当該駐車床部に設
けたコンベヤと連動連結した受動ギヤ41を設け且つ走
行台車に対をなす駆動ギヤ32を設ける。その対をなす
駆動ギヤ32は、車幅方向に延在する支持棒33に支持
される。その支持棒33は、シリンダ装置35によって
車幅方向にのみ進退する。また、ピストンロッド35b
と支持棒33との連結部には、駆動ギヤ32を、受動ギ
ヤ41に向けて後退可能状態で付勢する付勢手段が設け
られ、また上記シリンダ装置35の作動時に上記駆動ギ
ヤ32を回転させる回転付与手段とを備える。
となく、しかも大きな押しつけ力を発生することなく且
つ簡単な機構で確実に走行台車側の駆動ギヤを受動ギヤ
に噛合できる立体駐車場を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 各駐車床部にそれぞれ当該駐車床部に設
けたコンベヤと連動連結した受動ギヤ41を設け且つ走
行台車に対をなす駆動ギヤ32を設ける。その対をなす
駆動ギヤ32は、車幅方向に延在する支持棒33に支持
される。その支持棒33は、シリンダ装置35によって
車幅方向にのみ進退する。また、ピストンロッド35b
と支持棒33との連結部には、駆動ギヤ32を、受動ギ
ヤ41に向けて後退可能状態で付勢する付勢手段が設け
られ、また上記シリンダ装置35の作動時に上記駆動ギ
ヤ32を回転させる回転付与手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車を駐車させ
る駐車フロアが上下に積層して配設される立体駐車場に
関する。
る駐車フロアが上下に積層して配設される立体駐車場に
関する。
【0002】
【従来の技術】立体駐車場としては、例えばパレット方
式がある。このパレット方式は、入出庫の際に自動車を
パレットに載置して各階の駐車フロアに搬入、搬出する
ものである。しかし、このパレット方式では、一の駐車
フロアに駐車させる自動車が多くなる程、つまり大規模
の立体駐車場になるほど、使用するパレットの数が多く
なり、また、空パレットの搬送に時間がかかることとな
るために、連続した入庫や出庫時には待ち時間が長くな
るという問題点がある。
式がある。このパレット方式は、入出庫の際に自動車を
パレットに載置して各階の駐車フロアに搬入、搬出する
ものである。しかし、このパレット方式では、一の駐車
フロアに駐車させる自動車が多くなる程、つまり大規模
の立体駐車場になるほど、使用するパレットの数が多く
なり、また、空パレットの搬送に時間がかかることとな
るために、連続した入庫や出庫時には待ち時間が長くな
るという問題点がある。
【0003】従来、このような問題点に着目し、例えば
特開平5−239951号公報などに開示されているよ
うな、パレットを使用しないコンベヤ方式の立体駐車場
が提案されている。
特開平5−239951号公報などに開示されているよ
うな、パレットを使用しないコンベヤ方式の立体駐車場
が提案されている。
【0004】このコンベヤ方式の立体駐車場では、各駐
車フロア毎に、その中央部に走行通路を設け該走行通路
に走行台車を配置し、且つ上記走行通路の両側にそれぞ
れ走行台車の走行方向に沿って車両格納部を設けてい
る。その各車両格納部は、それぞれ走行台車の走行方向
に沿って複数個の駐車床部に区分けされると共に、その
駐車床部の一つの位置が、自動車用エレベータ装置の昇
降台の昇降用空間として使用され、その昇降台によって
自動車を目的とする駐車フロアに搬送可能となってい
る。
車フロア毎に、その中央部に走行通路を設け該走行通路
に走行台車を配置し、且つ上記走行通路の両側にそれぞ
れ走行台車の走行方向に沿って車両格納部を設けてい
る。その各車両格納部は、それぞれ走行台車の走行方向
に沿って複数個の駐車床部に区分けされると共に、その
駐車床部の一つの位置が、自動車用エレベータ装置の昇
降台の昇降用空間として使用され、その昇降台によって
自動車を目的とする駐車フロアに搬送可能となってい
る。
【0005】上記走行台車には、前輪用スラットコンベ
ヤ及び後輪用スラットコンベヤが対をなして配置されて
いる。その両コンベヤの搬送方向は、それぞれ走行台車
の車幅方向、つまり走行方向と直交する方向に向いてい
る。また、両コンベヤの駆動スプロケットが、上記走行
台車に搭載された駆動モータに連動連結し、もってその
駆動モータによって、上記両コンベヤは駆動されるよう
になっている。
ヤ及び後輪用スラットコンベヤが対をなして配置されて
いる。その両コンベヤの搬送方向は、それぞれ走行台車
の車幅方向、つまり走行方向と直交する方向に向いてい
る。また、両コンベヤの駆動スプロケットが、上記走行
台車に搭載された駆動モータに連動連結し、もってその
駆動モータによって、上記両コンベヤは駆動されるよう
になっている。
【0006】上記各駐車床部にも、それぞれ、前輪用ス
ラットコンベヤ及び後輪用スラットコンベヤが対をなし
て配置されている。但し、各駐車床部には、そのスラッ
トコンベヤを駆動する駆動モータは存在しない。
ラットコンベヤ及び後輪用スラットコンベヤが対をなし
て配置されている。但し、各駐車床部には、そのスラッ
トコンベヤを駆動する駆動モータは存在しない。
【0007】代わりに、走行台車に設けた上記駆動モー
タの駆動力を、対象とする駐車床部のスラットコンベヤ
に伝達するための伝達機構を備える。これによって、各
駐車床部毎の駆動モータの設置を不要としている。
タの駆動力を、対象とする駐車床部のスラットコンベヤ
に伝達するための伝達機構を備える。これによって、各
駐車床部毎の駆動モータの設置を不要としている。
【0008】次に、特開平5−239951号公報等で
開示されている従来の伝達機構を、図13を参照しつつ
説明する。なお、次に説明する伝達機構を備えた駐車場
の例を第1従来例と呼ぶ。
開示されている従来の伝達機構を、図13を参照しつつ
説明する。なお、次に説明する伝達機構を備えた駐車場
の例を第1従来例と呼ぶ。
【0009】上記走行台車80に設けられたコンベヤの
駆動スプロケットの連動軸83に、駆動ギヤ82が固定
されている。これによって、駆動ギヤ82は、走行台車
80に設けた駆動モータに連動軸83を通じて連動連結
される。ここで、上記駆動ギヤ82は、走行台車80の
車幅方向両端部にそれぞれ配置される。
駆動スプロケットの連動軸83に、駆動ギヤ82が固定
されている。これによって、駆動ギヤ82は、走行台車
80に設けた駆動モータに連動軸83を通じて連動連結
される。ここで、上記駆動ギヤ82は、走行台車80の
車幅方向両端部にそれぞれ配置される。
【0010】また、駆動ギヤ82の軸方向両側には、そ
れぞれ揺動アーム84の中間部が上下方向に揺動自在に
支持されている。その揺動アーム84の一端部(上端
部)には伝動ギヤ85が回転自在に軸支され、その伝動
ギヤ85は、上記駆動ギヤ82に遊星歯車状態で噛合し
ている。また、上記揺動アーム84の他端部(下端部)
には、走行台車80に固定されたジャッキ装置86のロ
ッド86a先端部が連結している。そして、上記ジャッ
キ装置86のロッド86aが伸縮することによって揺動
アーム84が上下に揺動変位し、これに追従して、上記
伝動ギヤ85は、駆動ギヤ82に噛合した状態を維持し
つつ上記連動軸83を中心として上下に揺動し、もって
走行台車80の車幅方向に進退する。
れぞれ揺動アーム84の中間部が上下方向に揺動自在に
支持されている。その揺動アーム84の一端部(上端
部)には伝動ギヤ85が回転自在に軸支され、その伝動
ギヤ85は、上記駆動ギヤ82に遊星歯車状態で噛合し
ている。また、上記揺動アーム84の他端部(下端部)
には、走行台車80に固定されたジャッキ装置86のロ
ッド86a先端部が連結している。そして、上記ジャッ
キ装置86のロッド86aが伸縮することによって揺動
アーム84が上下に揺動変位し、これに追従して、上記
伝動ギヤ85は、駆動ギヤ82に噛合した状態を維持し
つつ上記連動軸83を中心として上下に揺動し、もって
走行台車80の車幅方向に進退する。
【0011】ここで、上記伝動ギヤ85やジャッキ装置
86等の伝達機構を構成する部品は、走行台車80の車
幅方向両端部にそれぞれ独立して設けられている。図1
3では、その一方のみを図示している。
86等の伝達機構を構成する部品は、走行台車80の車
幅方向両端部にそれぞれ独立して設けられている。図1
3では、その一方のみを図示している。
【0012】また、各駐車床部81には、上記走行台車
80の駆動ギヤ82と対向可能な位置に受動ギヤ87が
配設されている。この受動ギヤ87の回転軸87aは、
駐車床部81側のコンベヤに連動連結して、伝動ギヤ8
5からの駆動力を当該コンベヤに伝達可能となってい
る。
80の駆動ギヤ82と対向可能な位置に受動ギヤ87が
配設されている。この受動ギヤ87の回転軸87aは、
駐車床部81側のコンベヤに連動連結して、伝動ギヤ8
5からの駆動力を当該コンベヤに伝達可能となってい
る。
【0013】そして、自動車を格納する場合には、自動
車をコンベヤ上に積載した走行台車80を、対象とする
駐車床部81の位置まで走行させて、走行台車80側の
各コンベヤの搬送方向と、対象とする駐車床部81側の
各コンベヤの搬送方向とをそれぞれ一致させる。この状
態では、駆動ギヤ82が受動ギヤ87に対向する。
車をコンベヤ上に積載した走行台車80を、対象とする
駐車床部81の位置まで走行させて、走行台車80側の
各コンベヤの搬送方向と、対象とする駐車床部81側の
各コンベヤの搬送方向とをそれぞれ一致させる。この状
態では、駆動ギヤ82が受動ギヤ87に対向する。
【0014】次に、走行台車の車幅方向両端部に設けら
れた2台のジャッキ装置86のうち自動車を格納する駐
車床部側に位置するジャッキ装置86のロッド86aを
収縮させて、揺動アーム84を上から下に向けて揺動さ
せる。これによって、当該揺動アーム84に支持された
伝動ギヤ85が、下方に揺動しつつ駐車床部81側に変
位して上記受動ギヤ87にも上側から噛み合う。
れた2台のジャッキ装置86のうち自動車を格納する駐
車床部側に位置するジャッキ装置86のロッド86aを
収縮させて、揺動アーム84を上から下に向けて揺動さ
せる。これによって、当該揺動アーム84に支持された
伝動ギヤ85が、下方に揺動しつつ駐車床部81側に変
位して上記受動ギヤ87にも上側から噛み合う。
【0015】この状態で、上記駆動モータを作動させる
と、その駆動力によって走行台車80側のコンベヤが作
動し、当該コンベヤの上行き側のスラットが目的の駐車
床部81側に移動すると共に、連動軸83を通じて駆動
ギヤ82に伝達された駆動力が、伝動ギヤ85を介して
受動ギヤ87に伝達され、該受動ギヤ87に連動連結し
た駐車床部81側のコンベヤも同期をとって作動する。
この結果、走行台車80側のコンベヤに載っていた自動
車は、駐車床部81側のコンベヤに移送され当該駐車床
部81に格納される。
と、その駆動力によって走行台車80側のコンベヤが作
動し、当該コンベヤの上行き側のスラットが目的の駐車
床部81側に移動すると共に、連動軸83を通じて駆動
ギヤ82に伝達された駆動力が、伝動ギヤ85を介して
受動ギヤ87に伝達され、該受動ギヤ87に連動連結し
た駐車床部81側のコンベヤも同期をとって作動する。
この結果、走行台車80側のコンベヤに載っていた自動
車は、駐車床部81側のコンベヤに移送され当該駐車床
部81に格納される。
【0016】駐車床部81に格納した自動車を走行台車
80側に移送させるときには、上記と同様な操作を行う
ことで駐車床部81側のコンベヤに駆動力を伝達可能と
した後に、出庫作業を行う。
80側に移送させるときには、上記と同様な操作を行う
ことで駐車床部81側のコンベヤに駆動力を伝達可能と
した後に、出庫作業を行う。
【0017】なお、上記特開平5−239951号公報
に記載の伝達機構では、走行台車側のコンベヤの駆動ス
プロケットと駆動ギヤ82との間の位置で、上記連動軸
83にクラッチ装置を設けてある。そして、伝動ギヤ8
5を、揺動させて上記受動ギヤ87に噛み合わせる際
に、当該クラッチを作動させて上記伝動ギヤ85を負荷
の小さい遊転状態として、つまり伝動ギヤ85が小さい
力が掛かるだけで回転するようにして、当該伝動ギヤ8
5と受動ギヤ87との噛み合いの確率を高くしている。
に記載の伝達機構では、走行台車側のコンベヤの駆動ス
プロケットと駆動ギヤ82との間の位置で、上記連動軸
83にクラッチ装置を設けてある。そして、伝動ギヤ8
5を、揺動させて上記受動ギヤ87に噛み合わせる際
に、当該クラッチを作動させて上記伝動ギヤ85を負荷
の小さい遊転状態として、つまり伝動ギヤ85が小さい
力が掛かるだけで回転するようにして、当該伝動ギヤ8
5と受動ギヤ87との噛み合いの確率を高くしている。
【0018】また、従来の伝達機構としては、例えば、
特開平8−232496号公報等に記載されているもの
がある。なお、次に説明する伝達機構を備えた駐車場の
例を第2従来例と呼ぶ。
特開平8−232496号公報等に記載されているもの
がある。なお、次に説明する伝達機構を備えた駐車場の
例を第2従来例と呼ぶ。
【0019】この伝達機構では、走行台車に、該走行台
車の車幅方向に進退する可動フレームが配置されてい
る。その可動フレームの両端部には、動力伝達ローラが
設けられ、そのローラは、走行台車に設けたコンベヤを
駆動するための駆動モータに連動連結している。また、
各駐車床部には、上記動力伝達ローラと圧接可能な従動
ローラが設けられ、そのローラは、該駐車床部のコンベ
ヤに連動連結している。
車の車幅方向に進退する可動フレームが配置されてい
る。その可動フレームの両端部には、動力伝達ローラが
設けられ、そのローラは、走行台車に設けたコンベヤを
駆動するための駆動モータに連動連結している。また、
各駐車床部には、上記動力伝達ローラと圧接可能な従動
ローラが設けられ、そのローラは、該駐車床部のコンベ
ヤに連動連結している。
【0020】そして、可動フレームを従動ローラに向け
て移動させることで、動力伝達ローラを従動ローラに圧
接する。これによって、動力伝達ローラに伝達された動
力を、摩擦伝動によって、従動ローラさらには目的とす
る駐車床部のコンベヤに伝達する。
て移動させることで、動力伝達ローラを従動ローラに圧
接する。これによって、動力伝達ローラに伝達された動
力を、摩擦伝動によって、従動ローラさらには目的とす
る駐車床部のコンベヤに伝達する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1従来例の立体駐車場では、上記伝動ギヤ85を、駆動
ギヤ82や受動ギヤ87よりも上側、つまりスラットコ
ンベヤの上面よりも高い位置に配置させる必要がある。
このとき、走行台車80に載置する自動車の最底地上高
はその車種や積載荷重等により異なるために、走行台車
80に積載する全ての自動車の車体下面に干渉しないよ
うな位置に、上記駆動ギヤ82等を配置する必要があ
り、当該駆動ギヤ82等の配置の自由度が制限される。
1従来例の立体駐車場では、上記伝動ギヤ85を、駆動
ギヤ82や受動ギヤ87よりも上側、つまりスラットコ
ンベヤの上面よりも高い位置に配置させる必要がある。
このとき、走行台車80に載置する自動車の最底地上高
はその車種や積載荷重等により異なるために、走行台車
80に積載する全ての自動車の車体下面に干渉しないよ
うな位置に、上記駆動ギヤ82等を配置する必要があ
り、当該駆動ギヤ82等の配置の自由度が制限される。
【0022】また、上記伝動ギヤ85は、左右に並ぶ駆
動ギヤ82及び受動ギヤ87に上側から噛み合わせて当
該二つのギヤ82,87と噛合状態にしておく必要があ
るので、この噛合状態を保持するためには、ジャッキ装
置86の駆動力を大きくするか、またはモーメントアー
ム(揺動アーム84における揺動中心からロッドとの連
結部までの部分)を長く設計する必要がある。駆動力を
大きくする場合にはジャッキ装置86を大型化する必要
がある。また、上記モーメントアームを長くした場合に
は、上記伝動ギヤ85を必ず上下方向に揺動させる必要
があるので、その分、上下方向に斜めに配置される上記
揺動アーム84をさらに長く設計せざるを得なくなる。
また、駆動ギヤ82及び受動ギヤ87と噛合した伝動ギ
ヤ85に付与する押圧力を、大きく設定するということ
は、その分,車体フレーム等を強固に設計する必要があ
る。
動ギヤ82及び受動ギヤ87に上側から噛み合わせて当
該二つのギヤ82,87と噛合状態にしておく必要があ
るので、この噛合状態を保持するためには、ジャッキ装
置86の駆動力を大きくするか、またはモーメントアー
ム(揺動アーム84における揺動中心からロッドとの連
結部までの部分)を長く設計する必要がある。駆動力を
大きくする場合にはジャッキ装置86を大型化する必要
がある。また、上記モーメントアームを長くした場合に
は、上記伝動ギヤ85を必ず上下方向に揺動させる必要
があるので、その分、上下方向に斜めに配置される上記
揺動アーム84をさらに長く設計せざるを得なくなる。
また、駆動ギヤ82及び受動ギヤ87と噛合した伝動ギ
ヤ85に付与する押圧力を、大きく設定するということ
は、その分,車体フレーム等を強固に設計する必要があ
る。
【0023】ここで、特公平6−89607号公報の記
載には、伝動ギヤ85を、駆動ギヤ82及び受動ギヤ8
7よりも下方に配置する例が記載されているが、この場
合には、伝動ギヤ85が駆動ギヤ82よりも下方に配置
されると共に当該伝動ギヤ85を上下に揺動させる分だ
け、走行台車80の車高を高く設計せざるを得ない。
載には、伝動ギヤ85を、駆動ギヤ82及び受動ギヤ8
7よりも下方に配置する例が記載されているが、この場
合には、伝動ギヤ85が駆動ギヤ82よりも下方に配置
されると共に当該伝動ギヤ85を上下に揺動させる分だ
け、走行台車80の車高を高く設計せざるを得ない。
【0024】さらに、通常、走行台車80の車幅方向端
部位置には、走行台車80の走行方向に沿って車体フレ
ームが設置されているため、当該車体フレームとロッド
86aが干渉し、もってジャッキ装置86のロッド86
aの配置が困難なものとなる。このため、上記特開平5
−239951号公報に記載されているように、伝動ギ
ヤ85は、実際には駆動ギヤ82よりも上側に配置され
る。
部位置には、走行台車80の走行方向に沿って車体フレ
ームが設置されているため、当該車体フレームとロッド
86aが干渉し、もってジャッキ装置86のロッド86
aの配置が困難なものとなる。このため、上記特開平5
−239951号公報に記載されているように、伝動ギ
ヤ85は、実際には駆動ギヤ82よりも上側に配置され
る。
【0025】さらに、上述のような駐車床部81側のコ
ンベヤへの駆動力の伝達機構では、走行台車80の両側
に、必ず個々独立して、駆動ギヤ82の駆動力を受動ギ
ヤ87に伝達するための伝動ギヤ85及びジャッキ装置
86を設ける必要がある。
ンベヤへの駆動力の伝達機構では、走行台車80の両側
に、必ず個々独立して、駆動ギヤ82の駆動力を受動ギ
ヤ87に伝達するための伝動ギヤ85及びジャッキ装置
86を設ける必要がある。
【0026】また、第2従来例の伝達機構では、動力伝
達ローラと従動ローラとの間の摩擦伝動で動力を伝達す
るので、滑りにより動力伝達が不十分となるおそれがあ
る。また、動力を十分に伝達させるためには、大きな圧
接力が生じるように、大きな押しつけ力で、動力伝達ロ
ーラを従動ローラに押しつける必要がある。このため、
動力伝達ローラを支持した可動フレームを移動させるた
めのシリンダ装置等を大型化する必要がある。
達ローラと従動ローラとの間の摩擦伝動で動力を伝達す
るので、滑りにより動力伝達が不十分となるおそれがあ
る。また、動力を十分に伝達させるためには、大きな圧
接力が生じるように、大きな押しつけ力で、動力伝達ロ
ーラを従動ローラに押しつける必要がある。このため、
動力伝達ローラを支持した可動フレームを移動させるた
めのシリンダ装置等を大型化する必要がある。
【0027】さらに、上記押しつけ力が大きくなると車
体フレーム等が撓んでしまい十分な圧接力が得られない
おそれがあるので、車体フレームを強固にしたり、上記
特開平8−232496号公報に記載のフック機構等
で、上記動力伝達ローラの近傍及び従動ローラの近傍の
フレーム間を一時的に連結する等の措置を必要とする。
体フレーム等が撓んでしまい十分な圧接力が得られない
おそれがあるので、車体フレームを強固にしたり、上記
特開平8−232496号公報に記載のフック機構等
で、上記動力伝達ローラの近傍及び従動ローラの近傍の
フレーム間を一時的に連結する等の措置を必要とする。
【0028】本発明は、上記のような問題点に着目した
もので、走行台車に、上方への突出部分などを設けるこ
となく、しかも大きな押しつけ力を発生することなく且
つ簡単な機構で確実に走行台車側の駆動ギヤを受動ギヤ
に噛合できる立体駐車場を提供することを課題としてい
る。
もので、走行台車に、上方への突出部分などを設けるこ
となく、しかも大きな押しつけ力を発生することなく且
つ簡単な機構で確実に走行台車側の駆動ギヤを受動ギヤ
に噛合できる立体駐車場を提供することを課題としてい
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のうち請求項1の立体駐車場は、各駐車フロ
アに、走行台車が走行する走行通路を設けると共に該走
行通路に沿って複数の駐車床部を配列し、且つ、上記走
行台車及び各駐車床部にそれぞれ両者間で自動車を移送
可能なコンベヤを配設して、上記走行台車側のコンベヤ
を自走式とすると共に、各駐車床部側のコンベヤは、走
行台車に設けた回転駆動装置の駆動力で駆動される立体
駐車場において、上記各駐車床部には、それぞれ上記駐
車床部側のコンベヤと連動連結した受動ギヤを設け、上
記走行台車には、上記回転駆動装置に連動連結し且つ上
記受動ギヤと対向可能な位置に配置されて該受動ギヤに
噛合可能な駆動ギヤと、上記駆動ギヤを支持する駆動ギ
ヤ支持体と、その駆動ギヤ支持体を受動ギヤに向け又は
該受動ギヤから離れる方向に進退させる支持体駆動装置
と、上記駆動ギヤが受動ギヤに向けて前進し噛合すると
きに当該駆動ギヤを回転させる回転付与手段と、受動ギ
ヤに当接した上記駆動ギヤに負荷される押圧力を、所定
値以下に規制する押圧力規制手段とを備えることを特徴
とするものである。
に、本発明のうち請求項1の立体駐車場は、各駐車フロ
アに、走行台車が走行する走行通路を設けると共に該走
行通路に沿って複数の駐車床部を配列し、且つ、上記走
行台車及び各駐車床部にそれぞれ両者間で自動車を移送
可能なコンベヤを配設して、上記走行台車側のコンベヤ
を自走式とすると共に、各駐車床部側のコンベヤは、走
行台車に設けた回転駆動装置の駆動力で駆動される立体
駐車場において、上記各駐車床部には、それぞれ上記駐
車床部側のコンベヤと連動連結した受動ギヤを設け、上
記走行台車には、上記回転駆動装置に連動連結し且つ上
記受動ギヤと対向可能な位置に配置されて該受動ギヤに
噛合可能な駆動ギヤと、上記駆動ギヤを支持する駆動ギ
ヤ支持体と、その駆動ギヤ支持体を受動ギヤに向け又は
該受動ギヤから離れる方向に進退させる支持体駆動装置
と、上記駆動ギヤが受動ギヤに向けて前進し噛合すると
きに当該駆動ギヤを回転させる回転付与手段と、受動ギ
ヤに当接した上記駆動ギヤに負荷される押圧力を、所定
値以下に規制する押圧力規制手段とを備えることを特徴
とするものである。
【0030】この発明によれば、支持体駆動装置を作動
させて、駆動ギヤ支持体を受動ギヤに向けて直線的に前
進させることで、駆動ギヤは、受動ギヤに接近し続いて
当該受動ギヤに噛み合う。これによって、回転駆動装置
の駆動力は、駆動ギヤから直接受動ギヤに伝達可能とな
る。
させて、駆動ギヤ支持体を受動ギヤに向けて直線的に前
進させることで、駆動ギヤは、受動ギヤに接近し続いて
当該受動ギヤに噛み合う。これによって、回転駆動装置
の駆動力は、駆動ギヤから直接受動ギヤに伝達可能とな
る。
【0031】このとき、ギヤ同士の噛合によって駐車床
部側に動力を伝達するので、ローラによる摩擦伝動と異
なり、確実に動力を伝達可能となる。また、ギヤの噛合
によって動力を伝達するので、駆動ギヤの受動ギヤに対
する押しつけ力は、ローラによる動力伝達に比べてはる
かに小さくて済む。
部側に動力を伝達するので、ローラによる摩擦伝動と異
なり、確実に動力を伝達可能となる。また、ギヤの噛合
によって動力を伝達するので、駆動ギヤの受動ギヤに対
する押しつけ力は、ローラによる動力伝達に比べてはる
かに小さくて済む。
【0032】ここで、ローラを圧接させて動力伝達させ
る場合とは異なり、確実に両ギヤを噛み合わせる必要が
ある。本発明においては、駆動ギヤを、回転させながら
受動ギヤに接近させて当該受動ギヤに噛合させる構成を
採用し、たとえ、両ギヤが噛合する際に両ギヤの歯先同
士が当接しても、その両ギヤ間に生じる力は押圧力規制
手段で規制され、この状態で、回転付与手段による回転
トルクで駆動ギヤが回転変位して、受動ギヤの歯先に対
する駆動ギヤの歯先がずれ、駆動ギヤは確実に受動ギヤ
に噛み合う。
る場合とは異なり、確実に両ギヤを噛み合わせる必要が
ある。本発明においては、駆動ギヤを、回転させながら
受動ギヤに接近させて当該受動ギヤに噛合させる構成を
採用し、たとえ、両ギヤが噛合する際に両ギヤの歯先同
士が当接しても、その両ギヤ間に生じる力は押圧力規制
手段で規制され、この状態で、回転付与手段による回転
トルクで駆動ギヤが回転変位して、受動ギヤの歯先に対
する駆動ギヤの歯先がずれ、駆動ギヤは確実に受動ギヤ
に噛み合う。
【0033】ここで、駆動ギヤは、支持体駆動装置の駆
動力で受動ギヤ側に向けて移動するが、当接した両ギヤ
間の接触圧は、上述のように押圧力規制手段で規制され
るので、両ギヤの歯先同士が当接しても、駆動ギヤが回
転変位できるだけの接触圧に容易に調整できる。
動力で受動ギヤ側に向けて移動するが、当接した両ギヤ
間の接触圧は、上述のように押圧力規制手段で規制され
るので、両ギヤの歯先同士が当接しても、駆動ギヤが回
転変位できるだけの接触圧に容易に調整できる。
【0034】またこのことは、押圧力規制手段によっ
て、噛合する際及び噛合した後の両ギヤ間に生じる力
が、過大となることが防止されて、駐車床部への動力伝
達のために、走行台車のフレームを強固にする必要がな
くなり、もって当該走行台車の小型・軽量化に繋がる。
て、噛合する際及び噛合した後の両ギヤ間に生じる力
が、過大となることが防止されて、駐車床部への動力伝
達のために、走行台車のフレームを強固にする必要がな
くなり、もって当該走行台車の小型・軽量化に繋がる。
【0035】次に、請求項2に記載した発明は、請求項
1の構成に対して、上記回転付与手段は、上記回転駆動
装置からなることを特徴とするものである。本発明によ
れば、噛合した駆動ギヤ及び受動ギヤを介して駐車床部
側のコンベヤに駆動力を伝達するときばかりではなく、
駆動ギヤを受動ギヤに噛合させる際にも、当該駆動ギヤ
に駆動力を伝達することで、噛合前の駆動ギヤに回転ト
ルクが付与されて上記回転駆動装置が回転付与手段を構
成する。
1の構成に対して、上記回転付与手段は、上記回転駆動
装置からなることを特徴とするものである。本発明によ
れば、噛合した駆動ギヤ及び受動ギヤを介して駐車床部
側のコンベヤに駆動力を伝達するときばかりではなく、
駆動ギヤを受動ギヤに噛合させる際にも、当該駆動ギヤ
に駆動力を伝達することで、噛合前の駆動ギヤに回転ト
ルクが付与されて上記回転駆動装置が回転付与手段を構
成する。
【0036】次に、請求項3に記載した発明は、請求項
1又は請求項2に記載された構成に対して、上記回転駆
動装置は、走行台車側のコンベヤを駆動するコンベヤ駆
動装置と、そのコンベヤ駆動装置に連動連結する駆動側
プーリと、上記駆動ギヤに連動連結する伝動側プーリ
と、上記駆動側プーリ及び伝動側プーリ間に巻き掛けら
れたベルトと、そのベルトの弛みをとる弛み除去手段と
を備えることを特徴とするものである。
1又は請求項2に記載された構成に対して、上記回転駆
動装置は、走行台車側のコンベヤを駆動するコンベヤ駆
動装置と、そのコンベヤ駆動装置に連動連結する駆動側
プーリと、上記駆動ギヤに連動連結する伝動側プーリ
と、上記駆動側プーリ及び伝動側プーリ間に巻き掛けら
れたベルトと、そのベルトの弛みをとる弛み除去手段と
を備えることを特徴とするものである。
【0037】ここで、上記弛み除去手段は、例えば、二
つの駆動ギヤを駆動ギヤ支持体の進退方向両端部に支持
させて、同期をとって移動するスプロケットを2つ設け
ることで実現したり、別途テンショナーを設けることで
実現される。
つの駆動ギヤを駆動ギヤ支持体の進退方向両端部に支持
させて、同期をとって移動するスプロケットを2つ設け
ることで実現したり、別途テンショナーを設けることで
実現される。
【0038】また、上記プーリにはスプロケットを含
み、上記ベルトにはタイミングベルトやチェーンベルト
を含む。そして、例えば、プーリとしてスプロケットを
使用し且つ上記ベルトとしてチェーンベルトを使用する
ことで、伝動時の滑りを確実に防止されて伝達効率の劣
化を抑えることができる。
み、上記ベルトにはタイミングベルトやチェーンベルト
を含む。そして、例えば、プーリとしてスプロケットを
使用し且つ上記ベルトとしてチェーンベルトを使用する
ことで、伝動時の滑りを確実に防止されて伝達効率の劣
化を抑えることができる。
【0039】本発明の立体駐車場においては、駆動ギヤ
を車幅方向に進退させる必要があるが、チェーン伝動に
よって動力を伝達することで、駆動側スプロケットの回
転軸の位置を変位させることことなく、確実に進退する
駆動ギヤに駆動力を伝達可能となる。
を車幅方向に進退させる必要があるが、チェーン伝動に
よって動力を伝達することで、駆動側スプロケットの回
転軸の位置を変位させることことなく、確実に進退する
駆動ギヤに駆動力を伝達可能となる。
【0040】このとき、駆動ギヤを受動ギヤに接近させ
て噛合させる際に、同期をとって回転駆動装置の駆動力
を駆動ギヤに伝達することで、上記駆動ギヤが回転す
る。また、回転駆動装置から駆動ギヤに駆動力を伝達し
ない場合には、駆動側スプロケットが非回転状態となっ
ている、つまりチェーンベルトが循環しない状態となっ
ている。従って、駆動ギヤが移動して、当該駆動ギヤに
連動連結する伝動側スプロケットが移動すると、当該伝
動側スプロケットが循環しないチェーンベルトとの噛み
合いによって相対的に回転し、駆動ギヤが回転する。
て噛合させる際に、同期をとって回転駆動装置の駆動力
を駆動ギヤに伝達することで、上記駆動ギヤが回転す
る。また、回転駆動装置から駆動ギヤに駆動力を伝達し
ない場合には、駆動側スプロケットが非回転状態となっ
ている、つまりチェーンベルトが循環しない状態となっ
ている。従って、駆動ギヤが移動して、当該駆動ギヤに
連動連結する伝動側スプロケットが移動すると、当該伝
動側スプロケットが循環しないチェーンベルトとの噛み
合いによって相対的に回転し、駆動ギヤが回転する。
【0041】次に、請求項4に記載した発明は、請求項
1から請求項3のいずれかに記載された構成に対して、
上記押圧力規制手段は、上記駆動ギヤ支持体に支持され
た駆動ギヤを、上記受動ギヤから離れる方向へ後退可能
な状態で、受動ギヤ側に付勢する付勢手段とからなるこ
とを特徴とするものである。
1から請求項3のいずれかに記載された構成に対して、
上記押圧力規制手段は、上記駆動ギヤ支持体に支持され
た駆動ギヤを、上記受動ギヤから離れる方向へ後退可能
な状態で、受動ギヤ側に付勢する付勢手段とからなるこ
とを特徴とするものである。
【0042】この発明においては、支持体駆動装置の駆
動力によって、駆動ギヤが受動ギヤに接近し当該受動ギ
ヤに当接すると、駆動ギヤを受動ギヤに押しつける力
は、付勢手段による付勢力によって規制される。
動力によって、駆動ギヤが受動ギヤに接近し当該受動ギ
ヤに当接すると、駆動ギヤを受動ギヤに押しつける力
は、付勢手段による付勢力によって規制される。
【0043】また、駆動ギヤが受動ギヤに接近し当該受
動ギヤに噛合する際に、両ギヤ同士の歯先が当接した場
合には、上述のように両ギヤ間に生じる力は、付勢手段
による付勢力に規制されると共に、駆動ギヤは、付勢手
段の基点に対して相対的に後退し(受動ギヤ側からみれ
ば前進が停止した状態となる)、続いて、駆動ギヤが揺
動変位して当接していた両ギヤの歯先同士がずれると、
付勢手段の付勢力で駆動ギヤは前進して受動ギヤに確実
に噛み合う。次に、請求項5に記載した発明は、請求項
1から請求項4のいずれかに記載した構成に対して、上
記走行台車側のコンベヤを駆動するコンベヤ駆動装置
に、上記駆動ギヤを連動連結すると共に、そのコンベヤ
駆動装置と走行台車側のコンベヤとをクラッチを介して
連動連結することを特徴とするものである。
動ギヤに噛合する際に、両ギヤ同士の歯先が当接した場
合には、上述のように両ギヤ間に生じる力は、付勢手段
による付勢力に規制されると共に、駆動ギヤは、付勢手
段の基点に対して相対的に後退し(受動ギヤ側からみれ
ば前進が停止した状態となる)、続いて、駆動ギヤが揺
動変位して当接していた両ギヤの歯先同士がずれると、
付勢手段の付勢力で駆動ギヤは前進して受動ギヤに確実
に噛み合う。次に、請求項5に記載した発明は、請求項
1から請求項4のいずれかに記載した構成に対して、上
記走行台車側のコンベヤを駆動するコンベヤ駆動装置
に、上記駆動ギヤを連動連結すると共に、そのコンベヤ
駆動装置と走行台車側のコンベヤとをクラッチを介して
連動連結することを特徴とするものである。
【0044】この発明によれば、クラッチ装置を作動さ
せて、コンベヤ駆動装置から走行台車側のコンベヤへの
駆動力の伝達を切断することで、走行台車に設けたコン
ベヤの駆動とは独立して、駆動ギヤに動力を伝達可能と
なる。即ち負荷の小さい状態で駆動ギヤを回転させるこ
とができる。
せて、コンベヤ駆動装置から走行台車側のコンベヤへの
駆動力の伝達を切断することで、走行台車に設けたコン
ベヤの駆動とは独立して、駆動ギヤに動力を伝達可能と
なる。即ち負荷の小さい状態で駆動ギヤを回転させるこ
とができる。
【0045】しかもこのとき、走行台車側のコンベヤに
は動力が伝達されることがないので、該コンベヤに載っ
ている車の位置が不要にずれることがない。また、クラ
ッチ装置を作動させて、コンベヤ駆動装置と走行台車側
のコンベヤの駆動スプロケット等とを接続すると、走行
台車に設けたコンベヤと駆動ギヤとが同期を取って駆動
される。
は動力が伝達されることがないので、該コンベヤに載っ
ている車の位置が不要にずれることがない。また、クラ
ッチ装置を作動させて、コンベヤ駆動装置と走行台車側
のコンベヤの駆動スプロケット等とを接続すると、走行
台車に設けたコンベヤと駆動ギヤとが同期を取って駆動
される。
【0046】次に、請求項6に記載した発明は、請求項
1から請求項5のいずれかに記載した構成に対して、上
記各駐車床部側のコンベヤは、無端状のベルトに沿った
一部の位置で且つ積載する自動車の車輪を載置可能な位
置にのみスラットを配設したスラットコンベヤであるこ
とを特徴とするものである。
1から請求項5のいずれかに記載した構成に対して、上
記各駐車床部側のコンベヤは、無端状のベルトに沿った
一部の位置で且つ積載する自動車の車輪を載置可能な位
置にのみスラットを配設したスラットコンベヤであるこ
とを特徴とするものである。
【0047】駐車床部側のスラットコンベヤが軽量化さ
れて、当該駐車床部側のスラットコンベヤを回転駆動す
るための回転駆動装置の負荷が低減される。次に、請求
項7に記載した発明は、請求項1から請求項6のいずれ
かに記載した構成に対して、上記駆動ギヤの回転軸と受
動ギヤの回転軸とは、両ギヤの噛み合いの際に該駆動ギ
ヤの進退方向からみて互いにオフセットしていることを
特徴とするものである。
れて、当該駐車床部側のスラットコンベヤを回転駆動す
るための回転駆動装置の負荷が低減される。次に、請求
項7に記載した発明は、請求項1から請求項6のいずれ
かに記載した構成に対して、上記駆動ギヤの回転軸と受
動ギヤの回転軸とは、両ギヤの噛み合いの際に該駆動ギ
ヤの進退方向からみて互いにオフセットしていることを
特徴とするものである。
【0048】本発明によれば、上記のように両ギヤの回
転軸を互いにオフセットさせることで、駆動ギヤが前進
して当該駆動ギヤと受動ギヤとが接触したときに、駆動
ギヤと受動ギヤとを結ぶ上記接触の法線方向と駆動ギヤ
の前進方向が異なるので、駆動ギヤの回転方向を適当に
選択することで、駆動ギヤの歯先と受動ギヤの歯先とが
当接してもずれ易くなる。
転軸を互いにオフセットさせることで、駆動ギヤが前進
して当該駆動ギヤと受動ギヤとが接触したときに、駆動
ギヤと受動ギヤとを結ぶ上記接触の法線方向と駆動ギヤ
の前進方向が異なるので、駆動ギヤの回転方向を適当に
選択することで、駆動ギヤの歯先と受動ギヤの歯先とが
当接してもずれ易くなる。
【0049】次に、請求項8に記載した発明は、請求項
1から請求項7のいずれかに記載した構成に対して、上
記走行台車側のコンベヤは、その延在方向両端部にある
スプロケットを共に駆動スプロケットとし、その二つの
駆動スプロケットに対して上記走行台車側のコンベヤを
駆動するコンベヤ駆動装置が連動連結することを特徴と
するものである。
1から請求項7のいずれかに記載した構成に対して、上
記走行台車側のコンベヤは、その延在方向両端部にある
スプロケットを共に駆動スプロケットとし、その二つの
駆動スプロケットに対して上記走行台車側のコンベヤを
駆動するコンベヤ駆動装置が連動連結することを特徴と
するものである。
【0050】本発明によれば、延在方向両端部にある両
スプロケットに駆動トルクが伝達されるため、走行台車
側のコンベヤを正転させる場合も逆転させる場合にもコ
ンベヤが弛むことが防止される。
スプロケットに駆動トルクが伝達されるため、走行台車
側のコンベヤを正転させる場合も逆転させる場合にもコ
ンベヤが弛むことが防止される。
【0051】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。本実施形態は、図1に示すよ
うに、地下立体駐車場であり、地上部には、図示しない
建物が設けられている。即ち、上下に積層する地下一階
及び二階のフロアがそれぞれ駐車フロア1を形成してい
る。勿論、地上部に建てられた図示しない建物の各階を
駐車フロアとして使用する立体駐車場であってもよい。
面を参照しつつ説明する。本実施形態は、図1に示すよ
うに、地下立体駐車場であり、地上部には、図示しない
建物が設けられている。即ち、上下に積層する地下一階
及び二階のフロアがそれぞれ駐車フロア1を形成してい
る。勿論、地上部に建てられた図示しない建物の各階を
駐車フロアとして使用する立体駐車場であってもよい。
【0052】各駐車フロア1は、平面図である図2に示
すように、走行台車3が走行する走行通路2が直線状に
設けられ、その走行通路2の両側が、それぞれ自動車を
駐車させる車両格納部4となっている。
すように、走行台車3が走行する走行通路2が直線状に
設けられ、その走行通路2の両側が、それぞれ自動車を
駐車させる車両格納部4となっている。
【0053】ここで、本実施形態では、一方の車両格納
部4(図2中上側)は、一台の自動車を駐車できるだけ
の幅を有し、他方の車両格納部4(図2中下側)は、2
台の自動車を駐車できるだけの幅を有する。
部4(図2中上側)は、一台の自動車を駐車できるだけ
の幅を有し、他方の車両格納部4(図2中下側)は、2
台の自動車を駐車できるだけの幅を有する。
【0054】各車両格納部4は、それぞれ、走行台車3
の走行方向に沿って複数個の駐車床部5に区画されて、
当該駐車床部5が配列している。但し、自動車を垂直方
向に移動するため、その複数個の駐車床部5の一つ、本
実施例では図2中右端上側の駐車床部の位置5aを、自
動車用エレベータ装置6の昇降台6aの昇降用空間とし
て使用している。
の走行方向に沿って複数個の駐車床部5に区画されて、
当該駐車床部5が配列している。但し、自動車を垂直方
向に移動するため、その複数個の駐車床部5の一つ、本
実施例では図2中右端上側の駐車床部の位置5aを、自
動車用エレベータ装置6の昇降台6aの昇降用空間とし
て使用している。
【0055】また、上記走行通路2には、左右一対の案
内レール(図示しない)が走行通路2の延在方向に沿っ
て敷設されて、上記走行台車3は、その一対の案内レー
ルに案内されつつ走行通路2に沿って移動するようにな
っている。
内レール(図示しない)が走行通路2の延在方向に沿っ
て敷設されて、上記走行台車3は、その一対の案内レー
ルに案内されつつ走行通路2に沿って移動するようにな
っている。
【0056】また、上記走行台車3、各駐車床部5、及
びエレベータ装置6の昇降台6aには、それぞれ自動車
を移送するためのスラットコンベヤ7〜12が配設され
ている。
びエレベータ装置6の昇降台6aには、それぞれ自動車
を移送するためのスラットコンベヤ7〜12が配設され
ている。
【0057】上記走行台車3等に配設されるコンベヤ
は、それぞれ走行台車3の走行方向に所定間隔を開けて
配置された後輪用コンベヤ8,10,12と前輪用コン
ベヤ7,9,11とから構成される。その各コンベヤ7
〜12は、走行台車3の走行方向に直交する方向(車幅
方向)に搬送方向を向けて延在している。なお、図2で
は、駐車床部5側のコンベヤ9,10の一部のみ図示し
てある。
は、それぞれ走行台車3の走行方向に所定間隔を開けて
配置された後輪用コンベヤ8,10,12と前輪用コン
ベヤ7,9,11とから構成される。その各コンベヤ7
〜12は、走行台車3の走行方向に直交する方向(車幅
方向)に搬送方向を向けて延在している。なお、図2で
は、駐車床部5側のコンベヤ9,10の一部のみ図示し
てある。
【0058】次に、走行台車3に設けられたコンベヤ
7,8の駆動装置などについて、図3などを参照しつつ
説明する。走行台車3の走行方向に所定距離を隔てて、
前輪用コンベヤ7及び後輪用コンベヤ8が配置されてい
る。ここで、後輪用コンベヤ8の幅を広く設定して各種
のホイールベースの自動車に対応可能としている。
7,8の駆動装置などについて、図3などを参照しつつ
説明する。走行台車3の走行方向に所定距離を隔てて、
前輪用コンベヤ7及び後輪用コンベヤ8が配置されてい
る。ここで、後輪用コンベヤ8の幅を広く設定して各種
のホイールベースの自動車に対応可能としている。
【0059】そして、上記前輪用コンベヤ7の駆動用ス
プロケット13が、走行台車3の車幅方向両端部(前輪
用コンベヤの延在方向両端部)にそれぞれ配置され、そ
の駆動用スプロケット13の回転軸13aは、それぞれ
走行台車3の走行方向に向いている。そして、上記対を
なす駆動用スプロケット13間に無端環状の一対のチェ
ーンベルト14が架け渡されると共に、その一対のチェ
ーンベルト14の延在方向に沿って全周に、図示しない
複数個のスラットが配設されている。
プロケット13が、走行台車3の車幅方向両端部(前輪
用コンベヤの延在方向両端部)にそれぞれ配置され、そ
の駆動用スプロケット13の回転軸13aは、それぞれ
走行台車3の走行方向に向いている。そして、上記対を
なす駆動用スプロケット13間に無端環状の一対のチェ
ーンベルト14が架け渡されると共に、その一対のチェ
ーンベルト14の延在方向に沿って全周に、図示しない
複数個のスラットが配設されている。
【0060】また、上記前輪用コンベヤ7の各駆動用ス
プロケット13と同軸に、後輪用コンベヤ8の駆動用ス
プロケット15がそれぞれ配置されて、その各後輪用コ
ンベヤ8の駆動用スプロケット15の回転軸15aはそ
れぞれ、上記前輪用コンベヤ7の各駆動用スプロケット
13の回転軸13aに同軸且つ一体的に連結している。
そして、対をなす後輪用コンベヤ8の駆動用スプロケッ
ト15間に、無端環状の一対のチェーンベルト16が架
け渡されると共に、そのチェーンベルト16の延在方向
に沿って全周に図示しない複数個のスラットが配置され
ている。
プロケット13と同軸に、後輪用コンベヤ8の駆動用ス
プロケット15がそれぞれ配置されて、その各後輪用コ
ンベヤ8の駆動用スプロケット15の回転軸15aはそ
れぞれ、上記前輪用コンベヤ7の各駆動用スプロケット
13の回転軸13aに同軸且つ一体的に連結している。
そして、対をなす後輪用コンベヤ8の駆動用スプロケッ
ト15間に、無端環状の一対のチェーンベルト16が架
け渡されると共に、そのチェーンベルト16の延在方向
に沿って全周に図示しない複数個のスラットが配置され
ている。
【0061】また、走行台車3の中央部に、コンベヤ駆
動装置を構成する駆動モータ17が配設され、その駆動
モータ17の駆動軸18は、前輪用コンベヤ7側で且つ
走行台車3の走行方向に沿って延設されている。
動装置を構成する駆動モータ17が配設され、その駆動
モータ17の駆動軸18は、前輪用コンベヤ7側で且つ
走行台車3の走行方向に沿って延設されている。
【0062】その駆動軸18に、一対のコンベヤ駆動用
スプロケット19のハブ19aが軸受を介して回転自在
に支持されている。ここで、上記一対のコンベヤ駆動用
スプロケット19の両ハブ19aは一体となっている。
スプロケット19のハブ19aが軸受を介して回転自在
に支持されている。ここで、上記一対のコンベヤ駆動用
スプロケット19の両ハブ19aは一体となっている。
【0063】そのコンベヤ駆動用スプロケット19と車
幅方向で対向する位置で、上記各回転軸13aには、そ
れぞれコンベヤ従動用スプロケット26が固定されてい
る。この各コンベヤ従動用スプロケット26と上記コン
ベヤ駆動用スプロケット15との間には、図4に示すよ
うに、それぞれ、無端環状のチェーンベルト27が架け
渡され、当該対をなすチェーンベルト27によって、左
右の回転軸13aにそれぞれ駆動モータ17の駆動力が
伝達可能となっている。即ち、該駆動モータ17に上記
両駆動用スプロケット13が連動連結される。なお、図
4中、60はチェーンテンショナーを示している。
幅方向で対向する位置で、上記各回転軸13aには、そ
れぞれコンベヤ従動用スプロケット26が固定されてい
る。この各コンベヤ従動用スプロケット26と上記コン
ベヤ駆動用スプロケット15との間には、図4に示すよ
うに、それぞれ、無端環状のチェーンベルト27が架け
渡され、当該対をなすチェーンベルト27によって、左
右の回転軸13aにそれぞれ駆動モータ17の駆動力が
伝達可能となっている。即ち、該駆動モータ17に上記
両駆動用スプロケット13が連動連結される。なお、図
4中、60はチェーンテンショナーを示している。
【0064】このように駆動軸18から車幅方向に対を
なして、対称的にチェーンベルト27を延在させること
で、コンベヤ7,8を駆動する際に駆動軸18に負荷さ
れる車幅方向の負荷のバランスを取っている。
なして、対称的にチェーンベルト27を延在させること
で、コンベヤ7,8を駆動する際に駆動軸18に負荷さ
れる車幅方向の負荷のバランスを取っている。
【0065】ここで、上記一対のコンベヤ駆動用スプロ
ケット19は、上記駆動軸18外周に配置された電磁式
ツースクラッチ20を介して駆動軸18に連結してい
る。上記クラッチ20は、図5に示すように、駆動軸1
8外周に固定された環状のクラッチ本体21と、駆動軸
18の軸線方向で当該クラッチ本体21と対向配置され
る環状の可動体22とを備え、そのクラッチ本体21と
可動体22との互いに対向する端面には、互いに噛み合
い可能な歯(不図示)が周方向に沿って複数個設けられ
ている。
ケット19は、上記駆動軸18外周に配置された電磁式
ツースクラッチ20を介して駆動軸18に連結してい
る。上記クラッチ20は、図5に示すように、駆動軸1
8外周に固定された環状のクラッチ本体21と、駆動軸
18の軸線方向で当該クラッチ本体21と対向配置され
る環状の可動体22とを備え、そのクラッチ本体21と
可動体22との互いに対向する端面には、互いに噛み合
い可能な歯(不図示)が周方向に沿って複数個設けられ
ている。
【0066】上記クラッチ本体21内には、上記可動体
22を吸引可能な電磁コイル23が配置される。また、
上記可動体22は、スプライン24を介して、上記コン
ベヤ駆動用スプロケット19のハブ19aに支持される
ことで、駆動軸18に沿って進退可能となっていると共
に、その可動体22は、図示しないコイルスプリングに
よってコンベヤ駆動用スプロケット19側に付勢されて
いる。
22を吸引可能な電磁コイル23が配置される。また、
上記可動体22は、スプライン24を介して、上記コン
ベヤ駆動用スプロケット19のハブ19aに支持される
ことで、駆動軸18に沿って進退可能となっていると共
に、その可動体22は、図示しないコイルスプリングに
よってコンベヤ駆動用スプロケット19側に付勢されて
いる。
【0067】以上の構成によって、電磁コイル23に通
電すると、可動体22がクラッチ本体21に吸引されて
両者22,21が噛み合い、クラッチ本体21と可動体
22とが連結する。また、上記コイル23の励磁を切る
と、図外のコイルスプリングにより可動体22が後退し
て連結が切断される。
電すると、可動体22がクラッチ本体21に吸引されて
両者22,21が噛み合い、クラッチ本体21と可動体
22とが連結する。また、上記コイル23の励磁を切る
と、図外のコイルスプリングにより可動体22が後退し
て連結が切断される。
【0068】また、上記駆動軸18の先端部には、駆動
側プーリを構成する駆動側スプロケット28が同軸に固
定されている。また、走行台車3の車幅方向両端部位置
であって、上記駆動側スプロケット28と走行台車3の
車幅方向で対向する位置には、それぞれ伝動側プーリを
構成する伝動側スプロケット29が配置されている。ま
た、その二つの伝動側スプロケット29と駆動側スプロ
ケット28との間にベルトを構成するチェーンベルト3
0が架け渡されて、当該チェーンベルト30によって駆
動側スプロケット28の駆動力が伝動側スプロケット2
9に伝動可能となっている。なお、上記ベルト伝動の機
構は、上記テェーンベルト機構に限定されず、タイミン
グベルト機構等の他の公知のベルト伝動機構から構成さ
れていてもよい。
側プーリを構成する駆動側スプロケット28が同軸に固
定されている。また、走行台車3の車幅方向両端部位置
であって、上記駆動側スプロケット28と走行台車3の
車幅方向で対向する位置には、それぞれ伝動側プーリを
構成する伝動側スプロケット29が配置されている。ま
た、その二つの伝動側スプロケット29と駆動側スプロ
ケット28との間にベルトを構成するチェーンベルト3
0が架け渡されて、当該チェーンベルト30によって駆
動側スプロケット28の駆動力が伝動側スプロケット2
9に伝動可能となっている。なお、上記ベルト伝動の機
構は、上記テェーンベルト機構に限定されず、タイミン
グベルト機構等の他の公知のベルト伝動機構から構成さ
れていてもよい。
【0069】ここで、上記駆動側スプロケット28と伝
動側スプロケット29との間には、図6に示すように、
4個の遊び車31が配設されている。この遊び車31
は、二つずつ組を成して連結棒61で連結されて、図7
に示すようなチェーンテンショナーを構成する。そし
て、上記連結棒61の長手方向中央部を中心として、上
記対をなす遊び車31を上下方向に揺動変位させること
でチェーンベルト30に所定の張力を与えている。ま
た、上記遊び車31は、駆動側スプロケット28,29
へのチェーンベルト30の巻付け角を稼ぐ役割も持つ。
動側スプロケット29との間には、図6に示すように、
4個の遊び車31が配設されている。この遊び車31
は、二つずつ組を成して連結棒61で連結されて、図7
に示すようなチェーンテンショナーを構成する。そし
て、上記連結棒61の長手方向中央部を中心として、上
記対をなす遊び車31を上下方向に揺動変位させること
でチェーンベルト30に所定の張力を与えている。ま
た、上記遊び車31は、駆動側スプロケット28,29
へのチェーンベルト30の巻付け角を稼ぐ役割も持つ。
【0070】ここで、上記のように対称的に二つの伝動
側スプロケット29を設け、この対をなす伝動側スプロ
ケット29を後述のように同方向に移動させることで、
駆動側スプロケット28を止めた状態で当該伝動側スプ
ロケット29が横移動しても、チェーンベルト30に弛
みが生じることが防止される。即ち、上記2つの伝動側
スプロケット29の上記取付けによって弛み除去手段が
構成される。なお、上記伝動側スプロケット29を一つ
しか設けない場合には、上記チェーンテンショナーに別
途,バネ等からなる付勢手段を設けて、チェーンベルト
30の弛みをとるようにして、当該チェーンテンショナ
ーを弛み除去手段とすればよい。
側スプロケット29を設け、この対をなす伝動側スプロ
ケット29を後述のように同方向に移動させることで、
駆動側スプロケット28を止めた状態で当該伝動側スプ
ロケット29が横移動しても、チェーンベルト30に弛
みが生じることが防止される。即ち、上記2つの伝動側
スプロケット29の上記取付けによって弛み除去手段が
構成される。なお、上記伝動側スプロケット29を一つ
しか設けない場合には、上記チェーンテンショナーに別
途,バネ等からなる付勢手段を設けて、チェーンベルト
30の弛みをとるようにして、当該チェーンテンショナ
ーを弛み除去手段とすればよい。
【0071】ここで、上記チェーンベルト30の巻き掛
けかたを、上記コンベヤ7,8を駆動するためのチェー
ンベルト27の巻き掛けかたと違えることで、上記コン
ベヤ従動用スプロケット26の回転方向と伝動側スプロ
ケット29の回転方向とが逆方向となるようにしてい
る。これは、走行台車側のコンベヤ7,8の搬送方向と
駐車床部側のコンベヤ9,10の搬送方向とを同一方向
に設定するためである。
けかたを、上記コンベヤ7,8を駆動するためのチェー
ンベルト27の巻き掛けかたと違えることで、上記コン
ベヤ従動用スプロケット26の回転方向と伝動側スプロ
ケット29の回転方向とが逆方向となるようにしてい
る。これは、走行台車側のコンベヤ7,8の搬送方向と
駐車床部側のコンベヤ9,10の搬送方向とを同一方向
に設定するためである。
【0072】また、上記各伝動側スプロケット29と同
軸にそれぞれ駆動ギヤ32が配置され、その駆動ギヤ3
2の回転軸32aと伝動側スプロケット29の回転軸2
9aとが一体となることで、当該各伝動側スプロケット
29に伝達された駆動力を各駆動ギヤ32に伝達可能と
なっている。
軸にそれぞれ駆動ギヤ32が配置され、その駆動ギヤ3
2の回転軸32aと伝動側スプロケット29の回転軸2
9aとが一体となることで、当該各伝動側スプロケット
29に伝達された駆動力を各駆動ギヤ32に伝達可能と
なっている。
【0073】上記構成のように走行台車3の車幅方向両
端部に配置された一対の駆動ギヤ32は、走行台車3に
設けたコンベヤ7,8の搬送方向と平行な方向、つまり
車幅方向に延在する支持棒33によって支持されてい
る。この支持棒33は、駆動ギヤ支持体を構成する。
端部に配置された一対の駆動ギヤ32は、走行台車3に
設けたコンベヤ7,8の搬送方向と平行な方向、つまり
車幅方向に延在する支持棒33によって支持されてい
る。この支持棒33は、駆動ギヤ支持体を構成する。
【0074】即ち、車幅方向に延在する支持棒33の各
端部に、軸受を介して各駆動ギヤ32の回転軸32aを
支持させることで、各駆動ギヤ32は回転自在な状態で
当該支持棒33の端部に軸支されていると共に、当該支
持棒33の車幅方向への移動に従って、両駆動ギヤ32
は一緒に車幅方向に且つ同方向に移動するようになって
いる。
端部に、軸受を介して各駆動ギヤ32の回転軸32aを
支持させることで、各駆動ギヤ32は回転自在な状態で
当該支持棒33の端部に軸支されていると共に、当該支
持棒33の車幅方向への移動に従って、両駆動ギヤ32
は一緒に車幅方向に且つ同方向に移動するようになって
いる。
【0075】上記支持棒33は、図8に示すように、走
行台車3の車体フレーム3aに支持されている。即ち、
車幅方向両側に配設された各車体フレーム3aの上面
に、車幅方向に延在する案内レール34が設けられ、そ
の対をなす案内レール34によって、上記支持棒33
は、走行台車3の幅方向にのみ移動可能に規制された状
態となっている。
行台車3の車体フレーム3aに支持されている。即ち、
車幅方向両側に配設された各車体フレーム3aの上面
に、車幅方向に延在する案内レール34が設けられ、そ
の対をなす案内レール34によって、上記支持棒33
は、走行台車3の幅方向にのみ移動可能に規制された状
態となっている。
【0076】また、上記支持棒33の長手方向途中位置
の下部が、シリンダ装置35のピストンロッド35bに
連結している。シリンダ装置35は、支持体駆動装置を
構成し、シリンダ本体35aが上記車体フレーム3aに
支持されている。そして、ピストンロッド35bを走行
台車3の車幅方向、つまり上記支持棒33と平行な方向
に向け、その先端部を、支持棒33から下側に突設した
一対のブラケット36に連結している。
の下部が、シリンダ装置35のピストンロッド35bに
連結している。シリンダ装置35は、支持体駆動装置を
構成し、シリンダ本体35aが上記車体フレーム3aに
支持されている。そして、ピストンロッド35bを走行
台車3の車幅方向、つまり上記支持棒33と平行な方向
に向け、その先端部を、支持棒33から下側に突設した
一対のブラケット36に連結している。
【0077】上記ピストンロッド35bとブラケット3
6との連結部は、上側からみた断面図である図9や車幅
方向からみた図10に示すような構造になっている。即
ち、一対のブラケット36間に、上下方向に揺動可能に
スライダ37が支持されている。そのスライダ37に
は、走行台車3の略車幅方向に軸を向けた貫通孔37a
が開設され、その貫通孔37aへ相対的に上記ピストン
ロッド35bが挿通されることで、当該スライダ37
は、ピストンロッド35bに案内され、該ピストンロッ
ド35bの軸方向にのみ移動可能となっている。
6との連結部は、上側からみた断面図である図9や車幅
方向からみた図10に示すような構造になっている。即
ち、一対のブラケット36間に、上下方向に揺動可能に
スライダ37が支持されている。そのスライダ37に
は、走行台車3の略車幅方向に軸を向けた貫通孔37a
が開設され、その貫通孔37aへ相対的に上記ピストン
ロッド35bが挿通されることで、当該スライダ37
は、ピストンロッド35bに案内され、該ピストンロッ
ド35bの軸方向にのみ移動可能となっている。
【0078】また、上記ピストンロッド35bに対し、
上記スライダ37を挟んで一対の筒部材38が固定され
ている。各筒部材38は、それぞれ有底の筒部材38で
あって上記ピストンロッド35bの軸と同軸に配設され
て、その開口部を所定間隔を開けて上記スライダ37側
に向けている。
上記スライダ37を挟んで一対の筒部材38が固定され
ている。各筒部材38は、それぞれ有底の筒部材38で
あって上記ピストンロッド35bの軸と同軸に配設され
て、その開口部を所定間隔を開けて上記スライダ37側
に向けている。
【0079】そして、上記スライダ37から、上記筒部
材38の内径の断面に略等しい断面を有するガイド部材
37bが、上記各筒部材38に向けて同軸に突出し、そ
の各ガイド部材37bの先端部が対応する筒部材38内
に同軸に挿入されている。さらに、上記ガイド部材37
bと筒部材38の底部との間には、それぞれコイルスプ
リング39が介装されている。
材38の内径の断面に略等しい断面を有するガイド部材
37bが、上記各筒部材38に向けて同軸に突出し、そ
の各ガイド部材37bの先端部が対応する筒部材38内
に同軸に挿入されている。さらに、上記ガイド部材37
bと筒部材38の底部との間には、それぞれコイルスプ
リング39が介装されている。
【0080】以上の構成によって、スライダ37は、上
記一対のバネの付勢力によってピストンロッド35b上
の所定の位置に規制される。ここで、上記スライダ3
7、及び一対の筒部材38、コイルスプリング39によ
って、押圧力規制手段及び付勢手段が構成される。
記一対のバネの付勢力によってピストンロッド35b上
の所定の位置に規制される。ここで、上記スライダ3
7、及び一対の筒部材38、コイルスプリング39によ
って、押圧力規制手段及び付勢手段が構成される。
【0081】また、各駐車床部5に設けられる前輪用コ
ンベヤ9及び後輪用コンベヤ10も、上記走行台車3に
設けられるコンベヤ7,8と同様な構成を備えている。
即ち、各駐車床部5の各コンベヤ9,10は、その搬送
方向を走行台車3の幅方向に向けて延設され、その各コ
ンベヤ9,10の駆動用スプロケット40の回転軸40
aは、走行通路2側の端部で、該走行台車3の走行方向
に延設される。そして、両コンベヤ9,10の駆動用ス
プロケット40の回転軸40aは、一体に連結されて、
前輪用コンベヤ9に駆動力が伝達されると、当該前輪用
コンベヤ9の作動と同期を取って、後輪用コンベヤ10
も作動するようになっている。
ンベヤ9及び後輪用コンベヤ10も、上記走行台車3に
設けられるコンベヤ7,8と同様な構成を備えている。
即ち、各駐車床部5の各コンベヤ9,10は、その搬送
方向を走行台車3の幅方向に向けて延設され、その各コ
ンベヤ9,10の駆動用スプロケット40の回転軸40
aは、走行通路2側の端部で、該走行台車3の走行方向
に延設される。そして、両コンベヤ9,10の駆動用ス
プロケット40の回転軸40aは、一体に連結されて、
前輪用コンベヤ9に駆動力が伝達されると、当該前輪用
コンベヤ9の作動と同期を取って、後輪用コンベヤ10
も作動するようになっている。
【0082】また、上記駐車床部5に設けたコンベヤ
9,10の駆動用スプロケット40の回転軸40aに
は、受動ギヤ41が同軸に固定されている。その受動ギ
ヤ41は、走行台車3のコンベヤ7,8の搬送方向を駐
車床部5のコンベヤ9,10の搬送方向と一致させた場
合に、車幅方向で、走行台車3側の駆動ギヤ32と対向
する位置に配置されている。即ち、駆動ギヤ32が受動
ギヤ41に向け又は該受動ギヤから離れる方向に相対的
に進退可能な配置となっている。但し、若干、受動ギヤ
41の回転軸41aの高さが、駆動ギヤ32の回転軸3
2aの高さよりもδだけ上下にオフセットして高く設定
されている(図8参照)。なお、上記のように設定する
ことで、駆動ギヤ32と受動ギヤ41の対向方向は、走
行台車3の車幅方向となる。
9,10の駆動用スプロケット40の回転軸40aに
は、受動ギヤ41が同軸に固定されている。その受動ギ
ヤ41は、走行台車3のコンベヤ7,8の搬送方向を駐
車床部5のコンベヤ9,10の搬送方向と一致させた場
合に、車幅方向で、走行台車3側の駆動ギヤ32と対向
する位置に配置されている。即ち、駆動ギヤ32が受動
ギヤ41に向け又は該受動ギヤから離れる方向に相対的
に進退可能な配置となっている。但し、若干、受動ギヤ
41の回転軸41aの高さが、駆動ギヤ32の回転軸3
2aの高さよりもδだけ上下にオフセットして高く設定
されている(図8参照)。なお、上記のように設定する
ことで、駆動ギヤ32と受動ギヤ41の対向方向は、走
行台車3の車幅方向となる。
【0083】ここで、上記駐車床部5に設けられたスラ
ットコンベヤ9,10は、無端環状に配置されたコンベ
ヤ9,10のチェーンベルト42に沿った半分にのみス
ラットが配設されている。つまり、例えば、コンベヤ
9,10の下行き側に全スラットが位置する場合には、
後述の図12に示すように、上行き側のチェーンベルト
14間にはスラットが存在しない。
ットコンベヤ9,10は、無端環状に配置されたコンベ
ヤ9,10のチェーンベルト42に沿った半分にのみス
ラットが配設されている。つまり、例えば、コンベヤ
9,10の下行き側に全スラットが位置する場合には、
後述の図12に示すように、上行き側のチェーンベルト
14間にはスラットが存在しない。
【0084】また、図3中、符号の43は、走行台車3
の車体フレーム3aに回転自在に支持されている遊びコ
ロで、そのコロ43は、コンベヤ7,8の上行きから下
行きに変換される部分の上方に位置する。
の車体フレーム3aに回転自在に支持されている遊びコ
ロで、そのコロ43は、コンベヤ7,8の上行きから下
行きに変換される部分の上方に位置する。
【0085】また、図3中、符号の44は走行台車3用
の走行レールを示し、符号の45はその走行レール44
上に乗る走行台車3の車輪位置を、46は走行台車3に
軸支されてレール44に側方から接触する補助車を表し
ている。
の走行レールを示し、符号の45はその走行レール44
上に乗る走行台車3の車輪位置を、46は走行台車3に
軸支されてレール44に側方から接触する補助車を表し
ている。
【0086】さらに、走行台車3には、駐車床部5に自
動車が格納されているかどうかの有無を確認する自動車
有無確認センサ、移送する自動車のコンベヤ間の通過を
確認する自動車通過確認センサ、自動車を、走行台車3
や駐車床部5における定位置に導くための誘導センサの
ほか、走行台車3を、各駐車床部5やエレベータ装置の
昇降台6a前の所定位置に停止するためのリミットスイ
ッチ等からなる走行台車3の位置決めセンサ等が設けら
れている。
動車が格納されているかどうかの有無を確認する自動車
有無確認センサ、移送する自動車のコンベヤ間の通過を
確認する自動車通過確認センサ、自動車を、走行台車3
や駐車床部5における定位置に導くための誘導センサの
ほか、走行台車3を、各駐車床部5やエレベータ装置の
昇降台6a前の所定位置に停止するためのリミットスイ
ッチ等からなる走行台車3の位置決めセンサ等が設けら
れている。
【0087】また、駐車床部5の各コンベヤ9,10の
スラット位置を検出する光電管等からなるセンサも備
え、走行台車3側から、目的とする駐車床部5に配置さ
れているスラットコンベヤ9,10のスラット位置を検
出可能となっている。さらに、駆動ギヤ32と受動ギヤ
41の正常な噛合を検出するセンサも備える。
スラット位置を検出する光電管等からなるセンサも備
え、走行台車3側から、目的とする駐車床部5に配置さ
れているスラットコンベヤ9,10のスラット位置を検
出可能となっている。さらに、駆動ギヤ32と受動ギヤ
41の正常な噛合を検出するセンサも備える。
【0088】次に、上記構成の立体駐車場における駐車
床部5に自動車を格納する場合について説明する。ま
ず、自動車をエレベータ装置6の昇降台6a上に移動し
て載置した後に、昇降台6aを下降させて、目的とする
駐車フロア1まで移動する。このとき、上記駐車フロア
1の走行台車3をエレベータ前に待機させておく。
床部5に自動車を格納する場合について説明する。ま
ず、自動車をエレベータ装置6の昇降台6a上に移動し
て載置した後に、昇降台6aを下降させて、目的とする
駐車フロア1まで移動する。このとき、上記駐車フロア
1の走行台車3をエレベータ前に待機させておく。
【0089】次に、昇降台6a、及び走行台車3に設け
たコンベヤ11,12,7,8を駆動して、昇降台6a
上の自動車を走行台車3側に移載する。自動車の移載が
完了したら、コンベヤ11,12,7,8を停止して走
行台車3を目的とする駐車床部5の前まで移動させる。
たコンベヤ11,12,7,8を駆動して、昇降台6a
上の自動車を走行台車3側に移載する。自動車の移載が
完了したら、コンベヤ11,12,7,8を停止して走
行台車3を目的とする駐車床部5の前まで移動させる。
【0090】次に、クラッチ20を切断状態として駆動
モータ17を作動させる。すると、駆動モータ17の駆
動力が駆動軸18を介して駆動側スプロケット28に伝
達され、駆動側スプロケット28に伝達された駆動力
は、チェーン伝動によって伝動側スプロケット29に伝
達され、さらに伝動側スプロケット29に連結する駆動
ギヤ32に駆動力が伝達されて、当該駆動ギヤ32が回
転する。
モータ17を作動させる。すると、駆動モータ17の駆
動力が駆動軸18を介して駆動側スプロケット28に伝
達され、駆動側スプロケット28に伝達された駆動力
は、チェーン伝動によって伝動側スプロケット29に伝
達され、さらに伝動側スプロケット29に連結する駆動
ギヤ32に駆動力が伝達されて、当該駆動ギヤ32が回
転する。
【0091】ここで、自動車を格納する駐車床部5を、
図2中下側の駐車床部5とする。上記状態でシリンダ装
置35を作動してピストンロッド35bを後退させる
と、該ピストンロッド35bに連結する支持棒33は、
対象とする駐車床部5側に水平移動して、一方の駆動ギ
ヤ32が、対向する受動ギヤ41に接近し、続いて噛み
合う。
図2中下側の駐車床部5とする。上記状態でシリンダ装
置35を作動してピストンロッド35bを後退させる
と、該ピストンロッド35bに連結する支持棒33は、
対象とする駐車床部5側に水平移動して、一方の駆動ギ
ヤ32が、対向する受動ギヤ41に接近し、続いて噛み
合う。
【0092】ここで、上記ピストンロッド35bのスト
ローク量は、上記駆動ギヤ32が待機位置から対向する
受動ギヤ41にP.C.D.で噛合する位置までの距離
に設定しておく。なお、上記ストローク量を若干,大き
く設定しておいても、駆動ギヤ32から受動ギヤ41に
負荷される押圧力は、付勢手段のコイルスプリング39
で規制されるので当該押圧が過大となることはない。
ローク量は、上記駆動ギヤ32が待機位置から対向する
受動ギヤ41にP.C.D.で噛合する位置までの距離
に設定しておく。なお、上記ストローク量を若干,大き
く設定しておいても、駆動ギヤ32から受動ギヤ41に
負荷される押圧力は、付勢手段のコイルスプリング39
で規制されるので当該押圧が過大となることはない。
【0093】上記のように駆動ギヤ32が、水平移動し
て受動ギヤ41に噛合させる際に、図11に示すよう
に、駆動ギヤ32の歯先と受動ギヤ41の歯先とが当接
した場合には、ピストンロッド35bは所定ストローク
となるまで後退するが、その後退分がコイルスプリング
39の縮みで吸収されて、相対的に駆動ギヤ32が後退
(受動ギヤ41から見ると停止)する。これによって、
駆動ギヤ32と受動ギヤ41との間に生じる力は、コル
スプリング39で規制される付勢力に規制される。即
ち、当接した駆動ギヤ32の歯先と受動ギヤ41の歯先
との間の接触圧は、所定値以上とならないようにコイル
スプリング39で規制された状態となる。
て受動ギヤ41に噛合させる際に、図11に示すよう
に、駆動ギヤ32の歯先と受動ギヤ41の歯先とが当接
した場合には、ピストンロッド35bは所定ストローク
となるまで後退するが、その後退分がコイルスプリング
39の縮みで吸収されて、相対的に駆動ギヤ32が後退
(受動ギヤ41から見ると停止)する。これによって、
駆動ギヤ32と受動ギヤ41との間に生じる力は、コル
スプリング39で規制される付勢力に規制される。即
ち、当接した駆動ギヤ32の歯先と受動ギヤ41の歯先
との間の接触圧は、所定値以上とならないようにコイル
スプリング39で規制された状態となる。
【0094】このとき、駆動ギヤ32には回転トルクが
伝達されているので、上記付勢力で規制される押圧力に
勝って、当該駆動ギヤ32は回転変位して両ギヤ32,
41の歯先がずれ、歯先がずれるのと同時に、駆動ギヤ
32はコイルスプリング39で規制される付勢力によっ
て受動ギヤ41側に前進して当該受動ギヤ41に噛み合
う。
伝達されているので、上記付勢力で規制される押圧力に
勝って、当該駆動ギヤ32は回転変位して両ギヤ32,
41の歯先がずれ、歯先がずれるのと同時に、駆動ギヤ
32はコイルスプリング39で規制される付勢力によっ
て受動ギヤ41側に前進して当該受動ギヤ41に噛み合
う。
【0095】ここで、上記連結作業の際には、走行台車
側のコンベヤ7,8は駆動されないので、該走行台車側
のコンベヤ7,8に載っている車の位置が不用意にずれ
ることは回避される。
側のコンベヤ7,8は駆動されないので、該走行台車側
のコンベヤ7,8に載っている車の位置が不用意にずれ
ることは回避される。
【0096】また、駆動ギヤ32と受動ギヤ41とは上
下にδだけオフセットしているので、駆動ギヤ32の回
転方向を適当に設定することで、さらに噛み合い易くな
っている。
下にδだけオフセットしているので、駆動ギヤ32の回
転方向を適当に設定することで、さらに噛み合い易くな
っている。
【0097】これによって、確実に、駆動ギヤ32から
受動ギヤ41に回転トルクが伝達され、受動ギヤ41に
連結する駐車床部5側のコンベヤ9,10の駆動用スプ
ロケット40が回転駆動される。
受動ギヤ41に回転トルクが伝達され、受動ギヤ41に
連結する駐車床部5側のコンベヤ9,10の駆動用スプ
ロケット40が回転駆動される。
【0098】ここで、上記駆動ギヤ32の進退によっ
て、当該駆動ギヤ32に連結する伝動側スプロケット2
9も車幅方向に進退するが、一対の駆動ギヤ32が同期
をとって同方向に移動すると共に駆動側スプロケット2
8と伝動側スプロケット29とはチェーンベルト30で
連結されているため、移動中に多少の回転速度の変化は
あるものの、駆動側スプロケット28の回転に追従して
伝動側スプロケット29も回転し、もって確実に駆動ギ
ヤ32に駆動力が伝達される。
て、当該駆動ギヤ32に連結する伝動側スプロケット2
9も車幅方向に進退するが、一対の駆動ギヤ32が同期
をとって同方向に移動すると共に駆動側スプロケット2
8と伝動側スプロケット29とはチェーンベルト30で
連結されているため、移動中に多少の回転速度の変化は
あるものの、駆動側スプロケット28の回転に追従して
伝動側スプロケット29も回転し、もって確実に駆動ギ
ヤ32に駆動力が伝達される。
【0099】続いて、駆動ギヤ32を正逆回転させて、
当該駐車床部5のスラットコンベヤ9,10に設けたス
ラット位置を調整し、該コンベヤ9,10のスラットの
上に、移動してくる自動車の車輪を確実に載置可能とす
る。
当該駐車床部5のスラットコンベヤ9,10に設けたス
ラット位置を調整し、該コンベヤ9,10のスラットの
上に、移動してくる自動車の車輪を確実に載置可能とす
る。
【0100】例えば、図12に示すように、スラットの
列50をほぼ全部,下行き側に位置させると共に、その
先端部に位置するスラット50aを、走行台車3側に対
向する位置での上行き側に転換する位置に調整する。ま
た、既に一台自動車がコンベヤ9,10に積載されてい
る場合には、スラットの列50のほぼ中央位置が、走行
台車3に対向する位置での上行き側への転換位置に設定
する。
列50をほぼ全部,下行き側に位置させると共に、その
先端部に位置するスラット50aを、走行台車3側に対
向する位置での上行き側に転換する位置に調整する。ま
た、既に一台自動車がコンベヤ9,10に積載されてい
る場合には、スラットの列50のほぼ中央位置が、走行
台車3に対向する位置での上行き側への転換位置に設定
する。
【0101】次に、クラッチ20を作動して、つまりク
ラッチ20のコイル23に通電して可動体22をクラッ
チ本体21側に吸引し、クラッチ本体21と可動体22
とを噛合させて、駆動軸18にコンベヤ駆動用スプロケ
ット19を連結する。これによって、駆動モータ17の
駆動力は、走行台車3側のコンベヤ7,8に伝達可能に
なると同時に、駆動ギヤ32及び受動ギヤ41を通じて
駐車床部5のコンベヤ9,10にも伝達可能となる。
ラッチ20のコイル23に通電して可動体22をクラッ
チ本体21側に吸引し、クラッチ本体21と可動体22
とを噛合させて、駆動軸18にコンベヤ駆動用スプロケ
ット19を連結する。これによって、駆動モータ17の
駆動力は、走行台車3側のコンベヤ7,8に伝達可能に
なると同時に、駆動ギヤ32及び受動ギヤ41を通じて
駐車床部5のコンベヤ9,10にも伝達可能となる。
【0102】そして、この状態で駆動モータ17を作動
すると、走行台車3側及び駐車床部5側のコンベヤ7,
8,9,10が作動して、走行台車3側に載っていた自
動車は、走行台車3のスラットコンベヤ7,8から駐車
床部5側のスラットコンベヤ9,10に移載される。
すると、走行台車3側及び駐車床部5側のコンベヤ7,
8,9,10が作動して、走行台車3側に載っていた自
動車は、走行台車3のスラットコンベヤ7,8から駐車
床部5側のスラットコンベヤ9,10に移載される。
【0103】このとき、走行台車3側のコンベヤ7,8
と駐車床部5側のコンベヤ9,10との対向部には、倒
立山形の凹部(10中B部分)が存在するが、その凹部
位置上方にはコロ43が配置されているために、上記移
載中の自動車の車輪が、その凹部内に入り込むようなこ
とはない。
と駐車床部5側のコンベヤ9,10との対向部には、倒
立山形の凹部(10中B部分)が存在するが、その凹部
位置上方にはコロ43が配置されているために、上記移
載中の自動車の車輪が、その凹部内に入り込むようなこ
とはない。
【0104】またこのとき、駐車床部5側のスラットコ
ンベヤ9,10には、無端環状のチェーンベルト42に
沿った半分の位置にしかスラットが配置されていないた
めに、当該コンベヤ9,10を駆動するための負荷がそ
の分だけ小さくなり、駆動モータ17で駐車床部5側の
コンベヤ9,10を駆動する際の負荷が低減する。
ンベヤ9,10には、無端環状のチェーンベルト42に
沿った半分の位置にしかスラットが配置されていないた
めに、当該コンベヤ9,10を駆動するための負荷がそ
の分だけ小さくなり、駆動モータ17で駐車床部5側の
コンベヤ9,10を駆動する際の負荷が低減する。
【0105】また、各駐車床部5単位に設けるコンベヤ
9,10のスラットの数が半分で済むので、駐車場建設
のコスト低減につながる。上述のように自動車の格納が
完了したら、シリンダ装置35を作動させて、ピストン
ロッド35bを初期位置まで伸展させ、駆動ギヤ32を
待機位置まで戻す。
9,10のスラットの数が半分で済むので、駐車場建設
のコスト低減につながる。上述のように自動車の格納が
完了したら、シリンダ装置35を作動させて、ピストン
ロッド35bを初期位置まで伸展させ、駆動ギヤ32を
待機位置まで戻す。
【0106】上記説明は、自動車を格納する場合につい
て説明しているが、自動車を駐車床部5から出庫させる
場合にも、同様な操作で、駆動ギヤ32を受動ギヤ41
に噛合させて駐車床部側のコンベヤ9,10に駆動力を
伝達可能とした後に、当該駐車床部5側のコンベヤ9,
10に載置された自動車を、走行台車3側のコンベヤ
7,8に移送させればよい。
て説明しているが、自動車を駐車床部5から出庫させる
場合にも、同様な操作で、駆動ギヤ32を受動ギヤ41
に噛合させて駐車床部側のコンベヤ9,10に駆動力を
伝達可能とした後に、当該駐車床部5側のコンベヤ9,
10に載置された自動車を、走行台車3側のコンベヤ
7,8に移送させればよい。
【0107】ここで、上記のように自動車を格納する場
合と出庫させる場合とでは、走行台車側のコンベヤ7,
8はそれに応じて正転又は逆転するが、本実施形態で
は、該コンベヤ7,8は、両端に配置された二つのスプ
ロケット13を共に同期をとって駆動するダブル駆動方
式であるため、正転及び逆転させて、コンベヤが弛むこ
とが防止される。
合と出庫させる場合とでは、走行台車側のコンベヤ7,
8はそれに応じて正転又は逆転するが、本実施形態で
は、該コンベヤ7,8は、両端に配置された二つのスプ
ロケット13を共に同期をとって駆動するダブル駆動方
式であるため、正転及び逆転させて、コンベヤが弛むこ
とが防止される。
【0108】もっとも、コスト等の見地から、該走行台
車側のコンベヤ7,8を従来と同様に、上記二つのスプ
ロケット13のうちの一方のスプロケットのみを駆動す
るシングル駆動方式としてもよい。但し、この場合に
は、駆動スプロケットの位置に応じて、正転又は逆転の
一方の場合にコンベヤを押すようにして該コンベヤを搬
送させることとなって自動車を格納又は出庫させる際に
コンベヤが若干弛むようになる。
車側のコンベヤ7,8を従来と同様に、上記二つのスプ
ロケット13のうちの一方のスプロケットのみを駆動す
るシングル駆動方式としてもよい。但し、この場合に
は、駆動スプロケットの位置に応じて、正転又は逆転の
一方の場合にコンベヤを押すようにして該コンベヤを搬
送させることとなって自動車を格納又は出庫させる際に
コンベヤが若干弛むようになる。
【0109】なお、上記実施形態では、負荷軽減やコス
ト低減のために、駐車床部5側のスラットコンベヤ9,
10に設けるスラットの量を半分としているが、スラッ
トコンベヤ9,10の駆動チェーンベルト42に沿って
全周に設けてあってもよい。
ト低減のために、駐車床部5側のスラットコンベヤ9,
10に設けるスラットの量を半分としているが、スラッ
トコンベヤ9,10の駆動チェーンベルト42に沿って
全周に設けてあってもよい。
【0110】また、上記実施形態では、駆動モータ17
を作動させることで、駆動側スプロケット28を回転さ
せながら、駆動ギヤ32を受動ギヤ41に向けて水平移
動させているが、これに限定されない。例えば、駆動モ
ータ17を停止した状態で支持体33を進退させて、両
駆動ギヤ32の一方を受動ギヤ41に向けて前進させて
もよい。
を作動させることで、駆動側スプロケット28を回転さ
せながら、駆動ギヤ32を受動ギヤ41に向けて水平移
動させているが、これに限定されない。例えば、駆動モ
ータ17を停止した状態で支持体33を進退させて、両
駆動ギヤ32の一方を受動ギヤ41に向けて前進させて
もよい。
【0111】このときには、駆動側スプロケット28は
固定(非回転状態)されているので、チェーンベルト3
0は循環しないが、二つの駆動ギヤ32の水平移動、つ
まり一対の伝動側スプロケット29が同期をとって横移
動することで、当該伝動側スプロケット29は回転しな
がら移動、つまり駆動ギヤ32は回転しながら移動し
て、上述と同様な作用で確実に駆動ギヤ32は受動ギヤ
41に噛み合う。
固定(非回転状態)されているので、チェーンベルト3
0は循環しないが、二つの駆動ギヤ32の水平移動、つ
まり一対の伝動側スプロケット29が同期をとって横移
動することで、当該伝動側スプロケット29は回転しな
がら移動、つまり駆動ギヤ32は回転しながら移動し
て、上述と同様な作用で確実に駆動ギヤ32は受動ギヤ
41に噛み合う。
【0112】また、上記実施形態では、付勢手段を、シ
リンダ装置35のピストンロッド35bと支持棒33と
の連結位置に設けているが、これに限定されない。例え
ば、支持棒33における、ピストンロッド35bへの連
結部と各支持棒33の両端部との中途部分を、それぞれ
軸方向にのみ移動可能な入れ子状の筒部材とし、その筒
部材の連結部に、バネ等の弾性体をそれぞれ介装させて
付勢手段としてもよい。
リンダ装置35のピストンロッド35bと支持棒33と
の連結位置に設けているが、これに限定されない。例え
ば、支持棒33における、ピストンロッド35bへの連
結部と各支持棒33の両端部との中途部分を、それぞれ
軸方向にのみ移動可能な入れ子状の筒部材とし、その筒
部材の連結部に、バネ等の弾性体をそれぞれ介装させて
付勢手段としてもよい。
【0113】また、押圧力規制手段は、上記のような付
勢手段に限定されず、例えば、支持棒等に設置した荷重
センサ等で駆動ギヤに負荷される実際の荷重を検出し、
その荷重に基づきシリンダ装置のシリンダ圧等をコント
ロール弁等で調整する構成を採用することで押圧力制御
手段を構成してもよい。
勢手段に限定されず、例えば、支持棒等に設置した荷重
センサ等で駆動ギヤに負荷される実際の荷重を検出し、
その荷重に基づきシリンダ装置のシリンダ圧等をコント
ロール弁等で調整する構成を採用することで押圧力制御
手段を構成してもよい。
【0114】また、上記実施形態では、真っ直ぐな棒体
からなる支持棒33により、駆動ギヤ支持体を構成して
いるが、これに限定されない。例えば、板部材などによ
って駆動ギヤ支持体を構成してもよい。要は、車幅方向
両端部に、一対の駆動ギヤ32を回転可能に軸支できれ
ばよい。
からなる支持棒33により、駆動ギヤ支持体を構成して
いるが、これに限定されない。例えば、板部材などによ
って駆動ギヤ支持体を構成してもよい。要は、車幅方向
両端部に、一対の駆動ギヤ32を回転可能に軸支できれ
ばよい。
【0115】また、上記実施形態では、支持棒33の下
側にシリンダ装置35を配置しているが、この位置に限
定されない。従来例のような伝動ギヤを上下方向に揺動
する必要はなく、単に駆動ギヤ32を支持する支持棒3
3を直線的に進退できればよいので、支持棒33の横方
向にシリンダ装置35を配置してもよい。
側にシリンダ装置35を配置しているが、この位置に限
定されない。従来例のような伝動ギヤを上下方向に揺動
する必要はなく、単に駆動ギヤ32を支持する支持棒3
3を直線的に進退できればよいので、支持棒33の横方
向にシリンダ装置35を配置してもよい。
【0116】なお、上記例では支持棒33の下側にシリ
ンダ装置35を配置しているが、走行台車3の車幅方向
端部にシリンダ装置35を配置する必要はないため、車
体フレーム3aとの干渉が回避される。また、シリンダ
装置35のピストンロッド35b及び支持棒33は水平
方向に進退するだけであるので、本実施例のようにギヤ
を使用した動力伝達機構のために従来のように車高を高
くする必要もない。
ンダ装置35を配置しているが、走行台車3の車幅方向
端部にシリンダ装置35を配置する必要はないため、車
体フレーム3aとの干渉が回避される。また、シリンダ
装置35のピストンロッド35b及び支持棒33は水平
方向に進退するだけであるので、本実施例のようにギヤ
を使用した動力伝達機構のために従来のように車高を高
くする必要もない。
【0117】また、支持棒33の途中を屈曲させてその
間にシリンダ装置を配設したり、シリンダ装置を両ロッ
ド形式として、当該シリンダ装置のピストンロッドの両
端部に駆動ギヤを支持させてもよい。
間にシリンダ装置を配設したり、シリンダ装置を両ロッ
ド形式として、当該シリンダ装置のピストンロッドの両
端部に駆動ギヤを支持させてもよい。
【0118】また、上記実施形態では、支持体駆動装置
をシリンダ装置35で構成した場合を例に説明している
が、これに限定されない。例えば、ラックアンドピニオ
ン方式で支持体駆動装置を構成してもよい。
をシリンダ装置35で構成した場合を例に説明している
が、これに限定されない。例えば、ラックアンドピニオ
ン方式で支持体駆動装置を構成してもよい。
【0119】また、上記実施形態では、駆動軸18とコ
ンベヤ駆動用スプロケット19をクラッチ20を介して
接続しているが、クラッチ20を設けずに、コンベヤ駆
動用スプロケット19を駆動軸18に直接固定してもよ
い。但し、この場合には、単独して駆動ギヤ32を回転
させることはできず、常にコンベヤ7,8が作動する。
ンベヤ駆動用スプロケット19をクラッチ20を介して
接続しているが、クラッチ20を設けずに、コンベヤ駆
動用スプロケット19を駆動軸18に直接固定してもよ
い。但し、この場合には、単独して駆動ギヤ32を回転
させることはできず、常にコンベヤ7,8が作動する。
【0120】また、上記実施形態では、走行台車側のコ
ンベヤ7,8を駆動する駆動モータ17を回転駆動装置
としているが、上記駆動モータ17とは別に回転駆動装
置を設けてもよい。
ンベヤ7,8を駆動する駆動モータ17を回転駆動装置
としているが、上記駆動モータ17とは別に回転駆動装
置を設けてもよい。
【0121】また、上記クラッチ20を、駆動側スプロ
ケット29の位置に設けてもよい。この場合には、例え
ば、クラッチを作動させることで駆動軸18と駆動側ス
プロケット29との間の連結を切断して該駆動側スプロ
ケット29の負荷を小さくした状態で駆動ギヤ32を前
進させ、該駆動ギヤ32が受動ギヤ41と噛み合う直前
又は両者32,41が当接した際に上記クラッチを作動
させて駆動軸18と駆動側スプロケット29とを連結さ
せ且つ駆動モータ17を駆動させることで該駆動ギヤ3
2を回転状態として該駆動ギヤ32と受動ギヤ41とを
確実に噛み合わせる。但し、この場合には、駆動ギヤ3
2と受動ギヤ41との連結の際に走行台車側のコンベヤ
7,8が若干動くようになる。
ケット29の位置に設けてもよい。この場合には、例え
ば、クラッチを作動させることで駆動軸18と駆動側ス
プロケット29との間の連結を切断して該駆動側スプロ
ケット29の負荷を小さくした状態で駆動ギヤ32を前
進させ、該駆動ギヤ32が受動ギヤ41と噛み合う直前
又は両者32,41が当接した際に上記クラッチを作動
させて駆動軸18と駆動側スプロケット29とを連結さ
せ且つ駆動モータ17を駆動させることで該駆動ギヤ3
2を回転状態として該駆動ギヤ32と受動ギヤ41とを
確実に噛み合わせる。但し、この場合には、駆動ギヤ3
2と受動ギヤ41との連結の際に走行台車側のコンベヤ
7,8が若干動くようになる。
【0122】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の立体
駐車場では、駐車床部側に、当該駐車床部に設けたコン
ベヤを駆動する駆動装置を設けなくても、駆動ギヤを対
象とする受動ギヤに向けて前進させ噛合させるという簡
単な機構で、走行台車に設けた回転駆動装置による駆動
力を、確実に駐車床部側のコンベヤに伝達できるという
効果がある。
駐車場では、駐車床部側に、当該駐車床部に設けたコン
ベヤを駆動する駆動装置を設けなくても、駆動ギヤを対
象とする受動ギヤに向けて前進させ噛合させるという簡
単な機構で、走行台車に設けた回転駆動装置による駆動
力を、確実に駐車床部側のコンベヤに伝達できるという
効果がある。
【0123】このとき、上記移動する駆動ギヤ及び駆動
ギヤ支持体は上下に揺動する要素がないので、走行台車
上方に突出させる必要もなく、また、走行台車の車高を
高くする必要もない。
ギヤ支持体は上下に揺動する要素がないので、走行台車
上方に突出させる必要もなく、また、走行台車の車高を
高くする必要もない。
【0124】また、動力伝達機構にギヤを使用しても、
本発明では、その駆動ギヤと従動ギヤとを確実に噛合さ
せることができると共に、その噛合の際に及び噛合中
(動力伝達中)に、過大な負荷を走行台車の車体フレー
ムなどに与えることが防止される。このことは、走行台
車の小型化や軽量化に繋がる。
本発明では、その駆動ギヤと従動ギヤとを確実に噛合さ
せることができると共に、その噛合の際に及び噛合中
(動力伝達中)に、過大な負荷を走行台車の車体フレー
ムなどに与えることが防止される。このことは、走行台
車の小型化や軽量化に繋がる。
【0125】また、請求項2に記載の発明を採用する
と、回転付与手段のためだけの駆動源を独立して設ける
必要がない。また、請求項3に記載の発明を採用する
と、駆動ギヤが進退しても確実に駆動力を上記駆動ギヤ
に伝達可能となる。
と、回転付与手段のためだけの駆動源を独立して設ける
必要がない。また、請求項3に記載の発明を採用する
と、駆動ギヤが進退しても確実に駆動力を上記駆動ギヤ
に伝達可能となる。
【0126】また、駆動側スプロケットを停止した状態
で、上述のように一対の駆動ギヤを進退させたときも、
当該駆動ギヤを回転させながら進退させることができる
ので、走行台車側のコンベヤの作動をさせない状態で
も、確実に移動中の駆動側スプロケットを回転させるこ
とが可能となる。
で、上述のように一対の駆動ギヤを進退させたときも、
当該駆動ギヤを回転させながら進退させることができる
ので、走行台車側のコンベヤの作動をさせない状態で
も、確実に移動中の駆動側スプロケットを回転させるこ
とが可能となる。
【0127】また、請求項4に記載の発明によって、押
圧力規制手段を実現可能となる共に、駆動ギヤを受動ギ
ヤに噛合させる際に、駆動ギヤの歯先が受動ギヤの歯先
が当接し、続いて当該駆動ギヤが回動変位して歯先同士
がずれたときに、付勢手段の付勢力によって駆動ギヤを
受動ギヤに噛み合わせることができる。
圧力規制手段を実現可能となる共に、駆動ギヤを受動ギ
ヤに噛合させる際に、駆動ギヤの歯先が受動ギヤの歯先
が当接し、続いて当該駆動ギヤが回動変位して歯先同士
がずれたときに、付勢手段の付勢力によって駆動ギヤを
受動ギヤに噛み合わせることができる。
【0128】また、請求項5に記載した発明を採用する
と、走行台車に設けたコンベヤを駆動することなく、駆
動ギヤだけに駆動力を伝達可能となって、負荷の小さい
状態で駆動ギヤを回転させることができる。
と、走行台車に設けたコンベヤを駆動することなく、駆
動ギヤだけに駆動力を伝達可能となって、負荷の小さい
状態で駆動ギヤを回転させることができる。
【0129】このため、例えば、駆動ギヤを確実に受動
ギヤに噛合させるために駆動ギヤを回転駆動する際の回
転駆動装置の負荷の低減が図られる。また、走行台車側
のコンベヤとは独立して、駐車床部側のコンベヤのみを
駆動することができる。
ギヤに噛合させるために駆動ギヤを回転駆動する際の回
転駆動装置の負荷の低減が図られる。また、走行台車側
のコンベヤとは独立して、駐車床部側のコンベヤのみを
駆動することができる。
【0130】次に、請求項6に記載した発明を採用する
と、駐車床部側のコンベヤを駆動するための負荷が軽減
されると共に、立体駐車場で使用するスラットの量が約
半分となってコスト低減を図ることができる。
と、駐車床部側のコンベヤを駆動するための負荷が軽減
されると共に、立体駐車場で使用するスラットの量が約
半分となってコスト低減を図ることができる。
【0131】このとき、請求項5の発明と組み合わせる
ことで、スラットの位置の調整が容易となる。次に、請
求項7に記載した発明を採用すると、駆動ギヤの前進方
向と当該駆動ギヤと受動ギヤとの接触による接触圧の方
向とが異なることで、当該駆動ギヤが回動変位しやすく
なり、その分だけ駆動ギヤや受動ギヤに噛み合い易くな
る。
ことで、スラットの位置の調整が容易となる。次に、請
求項7に記載した発明を採用すると、駆動ギヤの前進方
向と当該駆動ギヤと受動ギヤとの接触による接触圧の方
向とが異なることで、当該駆動ギヤが回動変位しやすく
なり、その分だけ駆動ギヤや受動ギヤに噛み合い易くな
る。
【0132】さらに、請求項8に記載の発明を採用する
と、自動車の格納及び出庫作業の際に走行台車側のコン
ベヤが弛むことが防止され、該コンベヤ上の自動車の位
置がより精度よく制御可能となる。
と、自動車の格納及び出庫作業の際に走行台車側のコン
ベヤが弛むことが防止され、該コンベヤ上の自動車の位
置がより精度よく制御可能となる。
【図1】本発明の実施の形態に係る立体駐車場を示す側
面構成図である。
面構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る駐車フロアを示す平
面構成図である。
面構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る駆動系を示す構成図
である。
である。
【図4】本発明の実施の形態に係る走行台車を駆動する
ためのチェーン伝動の構造を示すための図である。
ためのチェーン伝動の構造を示すための図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るクラッチを示す図で
ある。
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係る動力伝達機構を示す
図である。
図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るチェーンテンショナ
ーを示す図である。
ーを示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る支持体駆動装置など
を示す図である。
を示す図である。
【図9】図8におけるA−A図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る支持棒とピストン
ロッドとの連結部を示す図である。
ロッドとの連結部を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る駆動ギヤと受動ギ
ヤとが当接した状態を示す図である。
ヤとが当接した状態を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係るスラットの列の状
態の例を示す図である。
態の例を示す図である。
【図13】従来の動力伝達機構を示す図である。
1 駐車フロア 2 走行通路 4 車両格納部 5 駐車床部 6 エレベータ装置 6a 昇降台 7 前輪用コンベヤ 8 後輪用コンベヤ 9 前輪用コンベヤ 10 後輪用コンベヤ 17 駆動モータ 18 駆動軸 19 コンベヤ駆動用スプロケット 20 クラッチ 28 駆動側スプロケット 29 伝動側スプロケット 32 駆動ギヤ 33 支持棒 35 シリンダ装置 35b ピストンロッド 36 ブラケット 37 スライダ 38 筒部材 39 コイルスプリング 41 受動ギヤ 50 スラットの列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 孝之 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内 (72)発明者 前野 順一 東京都千代田区神田須田町2丁目11番地 川鉄マシナリー株式会社内 (72)発明者 吉田 房夫 東京都千代田区神田須田町2丁目11番地 川鉄マシナリー株式会社内 (72)発明者 渡辺 雅仁 東京都千代田区神田須田町2丁目11番地 川鉄マシナリー株式会社内 (72)発明者 赤城 啓允 東京都千代田区神田須田町2丁目11番地 川鉄マシナリー株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 各駐車フロアに、走行台車が走行する走
行通路を設けると共に該走行通路に沿って複数の駐車床
部を配列し、且つ、上記走行台車及び各駐車床部にそれ
ぞれ両者間で自動車を移送可能なコンベヤを配設して、
上記走行台車側のコンベヤを自走式とすると共に、各駐
車床部側のコンベヤは、走行台車に設けた回転駆動装置
の駆動力で駆動される立体駐車場において、 上記各駐車床部には、それぞれ上記駐車床部側のコンベ
ヤと連動連結した受動ギヤを設け、 上記走行台車には、上記回転駆動装置に連動連結し且つ
上記受動ギヤと対向可能な位置に配置されて該受動ギヤ
に噛合可能な駆動ギヤと、上記駆動ギヤを支持する駆動
ギヤ支持体と、その駆動ギヤ支持体を受動ギヤに向け又
は該受動ギヤから離れる方向に進退させる支持体駆動装
置と、上記駆動ギヤが受動ギヤに向けて前進し噛合する
ときに当該駆動ギヤを回転させる回転付与手段と、受動
ギヤに当接した上記駆動ギヤに負荷される押圧力を、所
定値以下に規制する押圧力規制手段とを備えることを特
徴とする立体駐車場。 - 【請求項2】 上記回転付与手段は、上記回転駆動装置
で構成されることを特徴とする請求項1に記載された立
体駐車場。 - 【請求項3】 上記回転駆動装置は、走行台車側のコン
ベヤを駆動するコンベヤ駆動装置と、そのコンベヤ駆動
装置に連動連結する駆動側プーリと、上記駆動ギヤに連
動連結する伝動側プーリと、上記駆動側プーリ及び伝動
側プーリ間に巻き掛けられたベルトと、そのベルトの弛
みをとる弛み除去手段とを備えることを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載された立体駐車場。 - 【請求項4】 上記押圧力規制手段は、上記駆動ギヤ支
持体に支持された駆動ギヤを、上記受動ギヤから離れる
方向へ後退可能な状態で、受動ギヤ側に付勢する付勢手
段とからなることを特徴とする請求項1から請求項3の
いずれかに記載された立体駐車場。 - 【請求項5】 上記走行台車側のコンベヤを駆動するコ
ンベヤ駆動装置に、上記駆動ギヤを連動連結すると共
に、そのコンベヤ駆動装置と走行台車側のコンベヤとを
クラッチを介して連動連結することを特徴とする請求項
1から請求項4のいずれかに記載された立体駐車場。 - 【請求項6】 上記各駐車床部側のコンベヤは、無端状
のベルトに沿った一部の位置で且つ積載する自動車の車
輪を載置可能な位置にのみスラットを配設したスラット
コンベヤであることを特徴とする請求項1から請求項5
のいずれかに記載された立体駐車場。 - 【請求項7】 上記駆動ギヤの回転軸と受動ギヤの回転
軸とは、両ギヤの噛み合いの際に該駆動ギヤの進退方向
からみて互いにオフセットしていることを特徴とする請
求項1から請求項6のいずれかに記載された立体駐車
場。 - 【請求項8】 上記走行台車側のコンベヤは、その延在
方向両端部にあるスプロケットを共に駆動スプロケット
とし、その二つの駆動スプロケットに対して上記走行台
車側のコンベヤを駆動するコンベヤ駆動装置が連動連結
することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか
に記載された立体駐車場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15250297A JPH112042A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 立体駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15250297A JPH112042A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 立体駐車場 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH112042A true JPH112042A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15541872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15250297A Pending JPH112042A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 立体駐車場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH112042A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009263924A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Tokyu Car Corp | 機械式駐車装置及びその制御方法 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP15250297A patent/JPH112042A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009263924A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Tokyu Car Corp | 機械式駐車装置及びその制御方法 |
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