JPH1120462A - 車両用デュアルエアコン - Google Patents
車両用デュアルエアコンInfo
- Publication number
- JPH1120462A JPH1120462A JP18918797A JP18918797A JPH1120462A JP H1120462 A JPH1120462 A JP H1120462A JP 18918797 A JP18918797 A JP 18918797A JP 18918797 A JP18918797 A JP 18918797A JP H1120462 A JPH1120462 A JP H1120462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- low
- compressor
- pressure pipe
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロント側のエバポレータから延びる低圧配
管からリア側のエバポレータから延びる低圧配管にオイ
ルが流入するのを許容しつつ、オイルのコンプレッサへ
の循環率を高め、コンプレッサの焼き付きを防止する。 【解決手段】 フロント側エバポレータ9から延びる低
圧配管34を高位に維持し、この低圧配管34にリア側
エバポレータ19から延びる低圧配管36を立ち上げて
接合させることにより高位で合流部37を構成し、この
合流部37にかかる合流部37よりも低位に位置したコ
ンプレッサ25へ延びる低圧配管38を接合する。そし
て、前記低圧配管の立ち上げ部36aと前記低圧配管の
下降部38のうちコンプレッサ25に近接する部位とを
これらの低圧配管34、36、38よりも細いバイパス
管39で連結したものとする。
管からリア側のエバポレータから延びる低圧配管にオイ
ルが流入するのを許容しつつ、オイルのコンプレッサへ
の循環率を高め、コンプレッサの焼き付きを防止する。 【解決手段】 フロント側エバポレータ9から延びる低
圧配管34を高位に維持し、この低圧配管34にリア側
エバポレータ19から延びる低圧配管36を立ち上げて
接合させることにより高位で合流部37を構成し、この
合流部37にかかる合流部37よりも低位に位置したコ
ンプレッサ25へ延びる低圧配管38を接合する。そし
て、前記低圧配管の立ち上げ部36aと前記低圧配管の
下降部38のうちコンプレッサ25に近接する部位とを
これらの低圧配管34、36、38よりも細いバイパス
管39で連結したものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、運転席及び助手
席(前席側)を空調するフロント側エアコンと後部座席
(後席側)を空調するリア側エアコンとによって構成さ
れる車両用デュアルエアコンに関する。
席(前席側)を空調するフロント側エアコンと後部座席
(後席側)を空調するリア側エアコンとによって構成さ
れる車両用デュアルエアコンに関する。
【0002】
【従来の技術】ワンボックスカー等の車両においては、
前席側と後席側とを適宜空調するために、デュアルエア
コンが用いられるのが一般的である。このデュアルエア
コンは、例えば、前席側を空調するためのフロント側エ
アコンと後席側を空調するためのリア側エアコンとを備
えたもので、この両エアコンの冷房サイクルは、コンプ
レッサ、コンデンサ、リキッドタンクを共通とし、フロ
ント側エアコン用の膨張弁及びエバポレータとリア側エ
アコン用の膨張弁及びエバポレータとを並列に配管接続
した構成となっている。
前席側と後席側とを適宜空調するために、デュアルエア
コンが用いられるのが一般的である。このデュアルエア
コンは、例えば、前席側を空調するためのフロント側エ
アコンと後席側を空調するためのリア側エアコンとを備
えたもので、この両エアコンの冷房サイクルは、コンプ
レッサ、コンデンサ、リキッドタンクを共通とし、フロ
ント側エアコン用の膨張弁及びエバポレータとリア側エ
アコン用の膨張弁及びエバポレータとを並列に配管接続
した構成となっている。
【0003】そして、リア側のエアコンを車両の床下に
配置した場合には、リア側のエバポレータ及びかかるエ
バポレータから延びる低圧配管は、コンプレッサ及びフ
ロント側エバポレータよりも低位になるため、図3に示
される様に、リア側エバポレータ100から延びる低圧
配管101をフロント側のエバポレータ102からの延
びる低圧配管103と合流させるためには、前記リア側
のエバポレータ100から延びる低圧配管101を高い
位置まで立ち上げる必要がある。
配置した場合には、リア側のエバポレータ及びかかるエ
バポレータから延びる低圧配管は、コンプレッサ及びフ
ロント側エバポレータよりも低位になるため、図3に示
される様に、リア側エバポレータ100から延びる低圧
配管101をフロント側のエバポレータ102からの延
びる低圧配管103と合流させるためには、前記リア側
のエバポレータ100から延びる低圧配管101を高い
位置まで立ち上げる必要がある。
【0004】一方で、コンプレッサを焼き付きから保護
するためにコンプレッサの内部に潤滑用のオイルを配し
ているが、このオイルは、コンプレッサから流出して冷
媒とともに冷房サイクル内を流れることは避けられない
ものである。
するためにコンプレッサの内部に潤滑用のオイルを配し
ているが、このオイルは、コンプレッサから流出して冷
媒とともに冷房サイクル内を流れることは避けられない
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、コ
ンプレッサから流出したオイルが適度にコンプレッサに
還流すれば問題ないが、デュアルエアコンがフロント側
エアンコンのみを稼働させるシングル運転時において
は、オイルは、比重が大きいので、図3に示される様
に、例えばフロント側エバポレータ102から延びる低
圧配管103とリア側エバポレータ100から延びる低
圧配管101との合流部104から低位側の低圧配管1
01にその一部が流れて、当該低圧配管101のうち上
方に曲折する手前側からエバポレータまでの部位で溜ま
り易い。尚、実験により、全体量の約53パーセントの
オイル寝込みが確認されている。
ンプレッサから流出したオイルが適度にコンプレッサに
還流すれば問題ないが、デュアルエアコンがフロント側
エアンコンのみを稼働させるシングル運転時において
は、オイルは、比重が大きいので、図3に示される様
に、例えばフロント側エバポレータ102から延びる低
圧配管103とリア側エバポレータ100から延びる低
圧配管101との合流部104から低位側の低圧配管1
01にその一部が流れて、当該低圧配管101のうち上
方に曲折する手前側からエバポレータまでの部位で溜ま
り易い。尚、実験により、全体量の約53パーセントの
オイル寝込みが確認されている。
【0006】従って、リア側エアコンから延びる低圧配
管でのオイル寝込みを放置したのでは、オイルの循環率
が低くなるため、時間の経過にともないコンプレッサに
還流されるオイルの量が少なくなるので、コンプレッサ
の焼き付き防止を十分に図ることが困難であるという不
具合があった。
管でのオイル寝込みを放置したのでは、オイルの循環率
が低くなるため、時間の経過にともないコンプレッサに
還流されるオイルの量が少なくなるので、コンプレッサ
の焼き付き防止を十分に図ることが困難であるという不
具合があった。
【0007】そこで、この発明は、フロント側のエアコ
ンのシングル運転時に、フロント側のエバポレータから
延びる低圧配管から、リア側のエバポレータから延びる
低圧配管にオイルが流入しても、オイル寝込みをなくし
て、オイルの循環率を高めることができる車両用デュア
ルエアコンを提供することを目的とする。
ンのシングル運転時に、フロント側のエバポレータから
延びる低圧配管から、リア側のエバポレータから延びる
低圧配管にオイルが流入しても、オイル寝込みをなくし
て、オイルの循環率を高めることができる車両用デュア
ルエアコンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明に係
る車両用デュアルエアコンは、フロント側の空調ダクト
内に、冷却手段としてのフロント側エバポレータを有す
るフロント側エアコンと、リア側の空調ダクト内に、冷
却手段としてのリア側エバポレータを有するリア側エア
コンとを備えると共に、コンプレッサ、コンデンサを共
用し、前記フロント側エバポレータこれに連接されたフ
ロント側膨張弁に対し前記リア側エバポレータ及びこれ
に連接されたリア側膨張弁を並列に配管接続した構成の
冷房サイクルを有するものであって、前記フロント側エ
バポレータから延びる低圧配管を高位に維持し、このフ
ロント側エバポレータから延びる低圧配管にリア側エバ
ポレータから延びる低圧配管を上方向に曲折して接合さ
せることにより高位で合流部を構成し、この合流部にか
かる合流部よりも低位に位置したコンプレッサへ延びる
低圧配管を接合すると共に、前記リア側エバポレータか
ら延びる低圧配管の立ち上がり始めとなる部位と前記コ
ンプレッサへ延びる低圧配管のうちコンプレッサに近接
する部位とをこれらの低圧配管よりも細いバイパス管で
連結したものとしている(請求項1)。
る車両用デュアルエアコンは、フロント側の空調ダクト
内に、冷却手段としてのフロント側エバポレータを有す
るフロント側エアコンと、リア側の空調ダクト内に、冷
却手段としてのリア側エバポレータを有するリア側エア
コンとを備えると共に、コンプレッサ、コンデンサを共
用し、前記フロント側エバポレータこれに連接されたフ
ロント側膨張弁に対し前記リア側エバポレータ及びこれ
に連接されたリア側膨張弁を並列に配管接続した構成の
冷房サイクルを有するものであって、前記フロント側エ
バポレータから延びる低圧配管を高位に維持し、このフ
ロント側エバポレータから延びる低圧配管にリア側エバ
ポレータから延びる低圧配管を上方向に曲折して接合さ
せることにより高位で合流部を構成し、この合流部にか
かる合流部よりも低位に位置したコンプレッサへ延びる
低圧配管を接合すると共に、前記リア側エバポレータか
ら延びる低圧配管の立ち上がり始めとなる部位と前記コ
ンプレッサへ延びる低圧配管のうちコンプレッサに近接
する部位とをこれらの低圧配管よりも細いバイパス管で
連結したものとしている(請求項1)。
【0009】これにより、デュアルエアコンのシングル
運転時において、オイルはフロント側エバポレータから
延びる低圧配管とリア側エバポレータから延びる低圧配
管との合流部より低位側のリア側エバポレータから延び
る低圧配管にその一部が流れるが、その流れたオイル
は、低位側のリア側エバポレータから延びる低圧配管の
立ち上がり始めとなる部位からバイパス管を通ってコン
プレッサへ延びる低圧配管に流入して、終局的にはコン
プレッサに回帰するので、リア側配管の立ち上がり始め
となる部位におけるオイル寝込みによるオイルのコンプ
レッサ循環率の低下を回避することが可能となる。
運転時において、オイルはフロント側エバポレータから
延びる低圧配管とリア側エバポレータから延びる低圧配
管との合流部より低位側のリア側エバポレータから延び
る低圧配管にその一部が流れるが、その流れたオイル
は、低位側のリア側エバポレータから延びる低圧配管の
立ち上がり始めとなる部位からバイパス管を通ってコン
プレッサへ延びる低圧配管に流入して、終局的にはコン
プレッサに回帰するので、リア側配管の立ち上がり始め
となる部位におけるオイル寝込みによるオイルのコンプ
レッサ循環率の低下を回避することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
面により説明する。
【0011】図1において示される車両用デュアルエア
コン1は、この実施形態では、少なくとも、運転席及び
助手席側(前席側)の空調を行うフロント側エアコン2
と、後部座席側(後席側)の空調を行うリア側エアコン
3にて構成されている。
コン1は、この実施形態では、少なくとも、運転席及び
助手席側(前席側)の空調を行うフロント側エアコン2
と、後部座席側(後席側)の空調を行うリア側エアコン
3にて構成されている。
【0012】フロント側エアコン2は、例えばファイア
ーボードの車室内側に配置されるもので、フロント側空
調ダクト4の最上流側に開口した外気導入口5及び内気
導入口6と、これら外気導入口5と内気導入口6とを適
宜選択的に開口して、外気モード、内気循環モード、混
合モードを設定するインテークドア7とを有する。この
下流側には送風機8が設けられている。尚、この送風機
8は、通常ブラシレスータ等によって駆動されるシロッ
コファンであるが、前記外気導入口5及び内気導入口6
から空気を吸入して下流側に送風するものであれば特に
限定しない。
ーボードの車室内側に配置されるもので、フロント側空
調ダクト4の最上流側に開口した外気導入口5及び内気
導入口6と、これら外気導入口5と内気導入口6とを適
宜選択的に開口して、外気モード、内気循環モード、混
合モードを設定するインテークドア7とを有する。この
下流側には送風機8が設けられている。尚、この送風機
8は、通常ブラシレスータ等によって駆動されるシロッ
コファンであるが、前記外気導入口5及び内気導入口6
から空気を吸入して下流側に送風するものであれば特に
限定しない。
【0013】この送風機8の下流側には、冷房サイクル
の一部を構成するエバポレータ(フロント側エバポレー
タ)9が配され、このエバポレータ9の下流には、走行
用エンジンの冷却水を熱源とするヒータコア10が配さ
れている。また、ヒータコア10の上流側には、エバポ
レータ9を通過した空気をヒータコア10を通過する空
気とバイパスする空気とに分流するミックスドア11が
設けられている。
の一部を構成するエバポレータ(フロント側エバポレー
タ)9が配され、このエバポレータ9の下流には、走行
用エンジンの冷却水を熱源とするヒータコア10が配さ
れている。また、ヒータコア10の上流側には、エバポ
レータ9を通過した空気をヒータコア10を通過する空
気とバイパスする空気とに分流するミックスドア11が
設けられている。
【0014】そして、前記空調ダクト4の最下流側に
は、デフ吹出口12、ベント吹出口13、フット吹出口
14が開口し、吹出モードドア15によって手動モード
又は自動モードにおいて適宜選択的に開口されるもので
ある。
は、デフ吹出口12、ベント吹出口13、フット吹出口
14が開口し、吹出モードドア15によって手動モード
又は自動モードにおいて適宜選択的に開口されるもので
ある。
【0015】以上の構成のフロント側エアコン2におい
て、インテークドア7によって選択された空気が送風機
8の駆動によって吸入されて空調ダクト4の下流側に送
風される。この空気は、まずエバポレータ9を通過する
ことで冷却され、ミックスドア11の開度によってヒー
タコア10を通過する空気とヒータコア10をバイパス
する空気とに分流される。このヒータコア10を通過し
て加熱された空気とヒータコア10をバイパスする冷却
されたままの空気は、ヒータコア10の下流側空間で混
合されて、所望の温度に温調された空気となり、吹出モ
ードドア15によって選択された吹出口12、13、1
4から車室内に吹き出して、車室内の特に前席側の空間
を温調するものである。
て、インテークドア7によって選択された空気が送風機
8の駆動によって吸入されて空調ダクト4の下流側に送
風される。この空気は、まずエバポレータ9を通過する
ことで冷却され、ミックスドア11の開度によってヒー
タコア10を通過する空気とヒータコア10をバイパス
する空気とに分流される。このヒータコア10を通過し
て加熱された空気とヒータコア10をバイパスする冷却
されたままの空気は、ヒータコア10の下流側空間で混
合されて、所望の温度に温調された空気となり、吹出モ
ードドア15によって選択された吹出口12、13、1
4から車室内に吹き出して、車室内の特に前席側の空間
を温調するものである。
【0016】リア側エアコン3は、例えば車両の床下等
に配置されるもので、リア側空調ダクト16の最上流側
に内気導入口17のみが開口し、この内気導入口17の
下流側に送風機18を有している。この送風機18の下
流側には、冷房サイクルの一部を構成するエバポレータ
(リア側エバポレータ)19が配され、更にその下流に
は走行用エンジンの冷却水を熱源とするヒータコア20
が配されている。また、このヒータコア20の上流側に
は、エバポレータ19を通過した空気を、ヒータコア2
0を通過する空気とバイパスする空気とに分流するミッ
クスドア21が設けられている。
に配置されるもので、リア側空調ダクト16の最上流側
に内気導入口17のみが開口し、この内気導入口17の
下流側に送風機18を有している。この送風機18の下
流側には、冷房サイクルの一部を構成するエバポレータ
(リア側エバポレータ)19が配され、更にその下流に
は走行用エンジンの冷却水を熱源とするヒータコア20
が配されている。また、このヒータコア20の上流側に
は、エバポレータ19を通過した空気を、ヒータコア2
0を通過する空気とバイパスする空気とに分流するミッ
クスドア21が設けられている。
【0017】そして、前記空調ダクト16の最下流側に
は、図示しないダクトと連接された上吹出口22、下吹
出口23が開口し、この上吹出口22と下吹出口23と
の選択は、手動モード若しくは自動モードにおいて吹出
モードドア24を動かすことによって行われるものであ
る。以上の構成のリア側エアコン3においても、フロン
ト側エアコン2と同様の動作によって車室内の特に後席
側の空間を温調するものである。
は、図示しないダクトと連接された上吹出口22、下吹
出口23が開口し、この上吹出口22と下吹出口23と
の選択は、手動モード若しくは自動モードにおいて吹出
モードドア24を動かすことによって行われるものであ
る。以上の構成のリア側エアコン3においても、フロン
ト側エアコン2と同様の動作によって車室内の特に後席
側の空間を温調するものである。
【0018】以上の構成の車両用デュアルエアコン1の
冷房サイクルは、走行エンジンにて回転するコンプレッ
サ25と、コンデンサ26と、レシーバタンク27とを
直列に配管接合して形成された共通経路28と、フロン
ト側膨張弁29及びフロント側エバポレータ9とを直列
に配管結合して形成されたフロント側経路30と、リア
側膨張弁31及びリア側エバポレータ19を直列に配管
結合して形成されるリア側経路32とを備えたもので、
前記フロント側経路30を構成するフロント側膨張弁2
8及びフロント側エバポレータ9と前記リア側経路32
を構成するリア側膨張弁31及びリア側エバポレータ1
9とは並列となるように共通経路28に結合されてい
る。尚、リア側経路32は、リア側膨張弁31の上流側
に、リア側膨張弁31及びリア側エバポレータ19に送
られる冷媒の通量を制御できる電磁弁33が配置されて
いる。
冷房サイクルは、走行エンジンにて回転するコンプレッ
サ25と、コンデンサ26と、レシーバタンク27とを
直列に配管接合して形成された共通経路28と、フロン
ト側膨張弁29及びフロント側エバポレータ9とを直列
に配管結合して形成されたフロント側経路30と、リア
側膨張弁31及びリア側エバポレータ19を直列に配管
結合して形成されるリア側経路32とを備えたもので、
前記フロント側経路30を構成するフロント側膨張弁2
8及びフロント側エバポレータ9と前記リア側経路32
を構成するリア側膨張弁31及びリア側エバポレータ1
9とは並列となるように共通経路28に結合されてい
る。尚、リア側経路32は、リア側膨張弁31の上流側
に、リア側膨張弁31及びリア側エバポレータ19に送
られる冷媒の通量を制御できる電磁弁33が配置されて
いる。
【0019】この冷房サイクルにおいては、フロント側
エアコン2とリア側エアコン3の双方が稼働するデュア
ル運転時においては、電磁弁33は当然ながら開の常態
にあるので、コンプレッサ25で圧縮した気体冷媒をコ
ンデンサ26で放熱して凝縮し、リキッドタンク27で
気液分離して高圧の液状冷媒として、フロント側経路3
0とリア側経路32とに供給する。高圧の液状冷媒は、
膨張弁29、31を通過することにより断熱膨張して低
圧の液状冷媒となり、更にエバポレータ9、19におい
て吸熱して蒸発することで気体冷媒となって、コンプレ
ッサ25に回帰する。また、フロント側エアコン2のみ
が稼働するシングル運転時においては、電磁弁33が閉
の状態になり、リア側エバポレータ19には、冷媒が供
給されない。
エアコン2とリア側エアコン3の双方が稼働するデュア
ル運転時においては、電磁弁33は当然ながら開の常態
にあるので、コンプレッサ25で圧縮した気体冷媒をコ
ンデンサ26で放熱して凝縮し、リキッドタンク27で
気液分離して高圧の液状冷媒として、フロント側経路3
0とリア側経路32とに供給する。高圧の液状冷媒は、
膨張弁29、31を通過することにより断熱膨張して低
圧の液状冷媒となり、更にエバポレータ9、19におい
て吸熱して蒸発することで気体冷媒となって、コンプレ
ッサ25に回帰する。また、フロント側エアコン2のみ
が稼働するシングル運転時においては、電磁弁33が閉
の状態になり、リア側エバポレータ19には、冷媒が供
給されない。
【0020】ところで、リア側エバポレータ19は、こ
の実施形態では例えば車両の床面下に配置された構成と
なるので、フロント側エバポレータ9からファイアーボ
ード35の通孔を通って延びる低圧配管34が高位を維
持した状態となる場合には、図2に示される様に、リア
側エバポレータ19から延びる低圧配管36を低圧配管
34と合流させるためには、上方向に立ち上げる必要が
ある。この低圧配管34と低圧配管36との合流部37
には、コンプレッサ25にその一方端が接続される低圧
配管38の他方側端が接続されている。尚、コンプレッ
サ25は、合流部37よりも低位に位置しているので、
低圧配管38は、下方向に下りる縦管部38aを備えた
ものとなっている。
の実施形態では例えば車両の床面下に配置された構成と
なるので、フロント側エバポレータ9からファイアーボ
ード35の通孔を通って延びる低圧配管34が高位を維
持した状態となる場合には、図2に示される様に、リア
側エバポレータ19から延びる低圧配管36を低圧配管
34と合流させるためには、上方向に立ち上げる必要が
ある。この低圧配管34と低圧配管36との合流部37
には、コンプレッサ25にその一方端が接続される低圧
配管38の他方側端が接続されている。尚、コンプレッ
サ25は、合流部37よりも低位に位置しているので、
低圧配管38は、下方向に下りる縦管部38aを備えた
ものとなっている。
【0021】そして、図2に示される様に、当該低圧配
管36の立ち上がり始めの部位である立ち上げ部36a
の下部から低圧配管38の縦管部38aのコンプレッサ
25に近接する部位に延びるバイパス管39が設けられ
たものとなっており、かかるバイパス管39は低位の位
置にある。また、バイパス管39は、低圧配管34、3
6、38よりも小径の配管が用いられる。
管36の立ち上がり始めの部位である立ち上げ部36a
の下部から低圧配管38の縦管部38aのコンプレッサ
25に近接する部位に延びるバイパス管39が設けられ
たものとなっており、かかるバイパス管39は低位の位
置にある。また、バイパス管39は、低圧配管34、3
6、38よりも小径の配管が用いられる。
【0022】しかるに、上記構成によれば、図3に示さ
れる従来例と同様にシングル運転時において、低圧配管
36の立ち上がり部36aに低圧配管34からオイルが
流入してくるが、かかるオイルは、立ち上げ部36aの
下部に設けられたバイパス管39に流入した後、当該バ
イパス管39を通ってコンプレッサ25の吸引力により
低圧配管38の縦管部38aのうちコンプレッサ25に
近接した部位に流出し、終局的にはコンプレッサ25に
回帰する。
れる従来例と同様にシングル運転時において、低圧配管
36の立ち上がり部36aに低圧配管34からオイルが
流入してくるが、かかるオイルは、立ち上げ部36aの
下部に設けられたバイパス管39に流入した後、当該バ
イパス管39を通ってコンプレッサ25の吸引力により
低圧配管38の縦管部38aのうちコンプレッサ25に
近接した部位に流出し、終局的にはコンプレッサ25に
回帰する。
【0023】このため、オイルのコンプレッサ25への
循環率は高まり、オイル不足によるコンプレッサ25の
焼き付きをより良く防止することが可能となる。
循環率は高まり、オイル不足によるコンプレッサ25の
焼き付きをより良く防止することが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上により、請求項1に記載の車両用デ
ュアルエアコンによれば、シングル運転時には、オイル
がフロント側エバポレータから延びる低圧配管とリア側
エバポレータから延びる低圧配管との合流部から低位側
のリア側エバポレータから延びる低圧配管にその一部が
流れるが、その流れたオイルは、低位側のリア側エバポ
レータから延びる低圧配管の立ち上がり始めとなる部位
からバイパス管を通ってコンプレッサへ延びる低圧配管
に流入して、終局的にはコンプレッサに回帰するので、
オイルのコンプレッサへの循環率が向上してオイル不足
によるコンプレッサの焼き付きをより良く防止すること
ができる。
ュアルエアコンによれば、シングル運転時には、オイル
がフロント側エバポレータから延びる低圧配管とリア側
エバポレータから延びる低圧配管との合流部から低位側
のリア側エバポレータから延びる低圧配管にその一部が
流れるが、その流れたオイルは、低位側のリア側エバポ
レータから延びる低圧配管の立ち上がり始めとなる部位
からバイパス管を通ってコンプレッサへ延びる低圧配管
に流入して、終局的にはコンプレッサに回帰するので、
オイルのコンプレッサへの循環率が向上してオイル不足
によるコンプレッサの焼き付きをより良く防止すること
ができる。
【図1】図1は、この発明に係る車両用デュアルエアコ
ンの全体構成の概略を示す模式図である。
ンの全体構成の概略を示す模式図である。
【図2】図2は、同上の車両用デュアルエアコンの共通
経路、フロント側経路及びリア側経路を構成する低圧側
配管の構成を示す部分説明図である。
経路、フロント側経路及びリア側経路を構成する低圧側
配管の構成を示す部分説明図である。
【図3】図3は、従来の同上の車両用デュアルエアコン
の共通経路、フロント側経路及びリア側経路を構成する
低圧側配管の構成を示す部分説明図である。
の共通経路、フロント側経路及びリア側経路を構成する
低圧側配管の構成を示す部分説明図である。
1 車両用デュアルエアコン 2 フロント側エアコン 3 リア側エアコン 4 空調ダクト 5 外気導入口 6 内気導入口 7 インテークドア 9 エバポレータ(フロント側エバポレータ) 16 空調ダクト 17 内気導入口 18 送風機 19 エバポレータ(リア側エバポレータ) 25 コンプレッサ 28 共通経路 29 膨張弁(フロント側膨張弁) 30 フロント側経路 31 膨張弁(リア側膨張弁) 32 リア側経路 34 低圧配管 36 低圧配管 36a 立ち上げ部(立ち上がり始めの部位) 37 合流部 38 低圧配管 38a 縦管部 39 バイパス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 光義 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 フロント側の空調ダクト内に、冷却手段
としてのフロント側エバポレータを有するフロント側エ
アコンと、リア側の空調ダクト内に、冷却手段としての
リア側エバポレータを有するリア側エアコンとを備える
と共に、コンプレッサ、コンデンサを共用し、前記フロ
ント側エバポレータこれに連接されたフロント側膨張弁
に対し前記リア側エバポレータ及びこれに連接されたリ
ア側膨張弁を並列に配管接続した構成の冷房サイクルを
有する車両用デュアルエアコンにおいて、 前記フロント側エバポレータから延びる低圧配管を高位
に維持し、このフロント側エバポレータから延びる低圧
配管にリア側エバポレータから延びる低圧配管を上方向
に曲折して接合させることにより高位で合流部を構成
し、この合流部にかかる合流部よりも低位に位置したコ
ンプレッサへ延びる低圧配管を接合すると共に、前記リ
ア側エバポレータから延びる低圧配管の立ち上がり始め
となる部位と前記コンプレッサへ延びる低圧配管のうち
コンプレッサに近接する部位とをこれらの低圧配管より
も細いバイパス管で連結したことを特徴とする車両用デ
ュアルエアコン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18918797A JPH1120462A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 車両用デュアルエアコン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18918797A JPH1120462A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 車両用デュアルエアコン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1120462A true JPH1120462A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16236972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18918797A Pending JPH1120462A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 車両用デュアルエアコン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1120462A (ja) |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP18918797A patent/JPH1120462A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1321011C (zh) | 用于机动车辆的空调系统 | |
| WO2000061395A1 (en) | Air conditioner for vehicle | |
| US7527091B2 (en) | Vehicular air conditioner | |
| CN112477543A (zh) | 分体式汽车空调器 | |
| JP2010111222A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP6658600B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2000052757A (ja) | 自動車用冷暖房装置 | |
| JP4508483B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| CN111372798A (zh) | 车用空调 | |
| EP1046526A2 (en) | Air condenser, coolant system, and on vehicle air conditioning system | |
| CN111315603B (zh) | 车辆空调装置 | |
| JP2008126800A (ja) | 自動車用空調装置 | |
| JPH09109669A (ja) | 電気自動車用冷暖房装置 | |
| JP2001080339A (ja) | 空気調和ユニット及び車両用空気調和装置 | |
| KR102686595B1 (ko) | 블로어 유닛이 구비된 차량용 공조장치 | |
| US6942564B1 (en) | Passenger foot duct | |
| JP4161457B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP6634106B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPS6015217A (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| JP2001001750A (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| JPH1120462A (ja) | 車両用デュアルエアコン | |
| JPH11105541A (ja) | ヒートポンプ式自動車用空気調和装置 | |
| JPH0671220U (ja) | 自動車用空調制御装置 | |
| JPH1120463A (ja) | 車両用デュアルエアコン | |
| JP2000016072A (ja) | 自動車用冷暖房装置 |