JPH11205201A - 通信信号結合装置および方法 - Google Patents
通信信号結合装置および方法Info
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- JPH11205201A JPH11205201A JP36551797A JP36551797A JPH11205201A JP H11205201 A JPH11205201 A JP H11205201A JP 36551797 A JP36551797 A JP 36551797A JP 36551797 A JP36551797 A JP 36551797A JP H11205201 A JPH11205201 A JP H11205201A
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- signal
- communication signal
- coupling device
- communication
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、3相線間で漏洩が生じる電力線
(位相線)の少なくとも2本の線から信号を受信し、そ
の受信信号を結合させて、通信信号の信号対ノイズ比が
増加するように制御する通信信号結合装置を提供する。 【解決手段】 通信信号結合装置は、少なくとも2本の
位相線の各々から、必要な信号の少なくとも1つの成分
を含んだ無線周波(RF)信号を受信する手段と、必要
な信号対(干渉+ノイズ)比、すなわち、S/(I+
N)比を大きくするように受信信号に重み付けをする手
段とから構成される。無線周波(RF)信号と電力線と
の結合は、重み付け装置(WB、WR、WY)および加算
器(400)によって行われる。重み付けをすることに
よって受信信号の位相をシフトすると共に、振幅を変化
させる。
(位相線)の少なくとも2本の線から信号を受信し、そ
の受信信号を結合させて、通信信号の信号対ノイズ比が
増加するように制御する通信信号結合装置を提供する。 【解決手段】 通信信号結合装置は、少なくとも2本の
位相線の各々から、必要な信号の少なくとも1つの成分
を含んだ無線周波(RF)信号を受信する手段と、必要
な信号対(干渉+ノイズ)比、すなわち、S/(I+
N)比を大きくするように受信信号に重み付けをする手
段とから構成される。無線周波(RF)信号と電力線と
の結合は、重み付け装置(WB、WR、WY)および加算
器(400)によって行われる。重み付けをすることに
よって受信信号の位相をシフトすると共に、振幅を変化
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力線から通信信
号を抽出し、および通信信号を電力線に印加する通信信
号結合装置および方法に関するものである。
号を抽出し、および通信信号を電力線に印加する通信信
号結合装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力配電ネットワークまたは電力伝送ネ
ットワークを用いて、電気通信信号を伝送することは既
知である。ヨーロッパ特許出願番号WO94/0957
2A1(Norweb)においてそのような伝送ネットワーク
が開示されている。この方法で電気通信サービスを供給
するのは魅力的であり、特に、新しく電気通信ネットワ
ークを作るときに最も大きな費用、たとえば、各加入者
へケーブルを敷設する費用が大幅に削減される。既にあ
る電力配電ケーブルは、電気通信信号を送信するのに用
いる。
ットワークを用いて、電気通信信号を伝送することは既
知である。ヨーロッパ特許出願番号WO94/0957
2A1(Norweb)においてそのような伝送ネットワーク
が開示されている。この方法で電気通信サービスを供給
するのは魅力的であり、特に、新しく電気通信ネットワ
ークを作るときに最も大きな費用、たとえば、各加入者
へケーブルを敷設する費用が大幅に削減される。既にあ
る電力配電ケーブルは、電気通信信号を送信するのに用
いる。
【0003】図1は、電気通信信号を送信するように構
成された電力配電ネットワークの一例を示す。主電力線
は、11kVの送電線105から伝送ネットワークに入
り、サブステーション100はその電圧を415Vに変
圧し、この変圧された電圧がケーブル120を通じて加
入者S1、S2およびS3に供給される。基地局BS
は、印加点110において、音声信号やデータ信号など
の通信信号VBを配電ケーブル120に結合する。加入
者の家屋内S1、S2およびS3で、電気通信信号は無
線周波キャリアを用いてケーブル上を受送信装置TRX
へ伝搬される。上り方向では、通信信号は加入者の送受
信装置TRXから基地局へ送信される。
成された電力配電ネットワークの一例を示す。主電力線
は、11kVの送電線105から伝送ネットワークに入
り、サブステーション100はその電圧を415Vに変
圧し、この変圧された電圧がケーブル120を通じて加
入者S1、S2およびS3に供給される。基地局BS
は、印加点110において、音声信号やデータ信号など
の通信信号VBを配電ケーブル120に結合する。加入
者の家屋内S1、S2およびS3で、電気通信信号は無
線周波キャリアを用いてケーブル上を受送信装置TRX
へ伝搬される。上り方向では、通信信号は加入者の送受
信装置TRXから基地局へ送信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電気配電ケーブルを用
いて無線周波(RF)信号を送信する問題の1つは、ケ
ーブル構造に起因する。ケーブルの中心部は3相を形成
する3本の電力線(以下、位相線ともいう)から構成さ
れており、各位相線は3相電力のうち1つを送電する。
無線周波数では、各位相線間に存在するキャパシタンス
のために、ある位相線から来た信号が隣接した他の位相
線に漏洩し、または結合する。RF信号が結合するプロ
セスで、位相シフトが起きる。従って、通信信号が位相
線上を伝搬した後は、各線上の通信信号の成分はもはや
同相にならず、異なった位相と振幅を有するようにな
る。このために、受信装置において問題が生じる。
いて無線周波(RF)信号を送信する問題の1つは、ケ
ーブル構造に起因する。ケーブルの中心部は3相を形成
する3本の電力線(以下、位相線ともいう)から構成さ
れており、各位相線は3相電力のうち1つを送電する。
無線周波数では、各位相線間に存在するキャパシタンス
のために、ある位相線から来た信号が隣接した他の位相
線に漏洩し、または結合する。RF信号が結合するプロ
セスで、位相シフトが起きる。従って、通信信号が位相
線上を伝搬した後は、各線上の通信信号の成分はもはや
同相にならず、異なった位相と振幅を有するようにな
る。このために、受信装置において問題が生じる。
【0005】電力線を用いて電気通信信号を伝送する場
合のもう1つの問題は、電力線に接続された電気装置か
らの干渉によるものである。電力線上の熱ノイズは通常
広帯域干渉のような干渉を生じさせる他のソースよりか
なり低いレベルにある。通信信号を伝送するのに使用さ
れるRFキャリアと同じ周波数を占有し、さらに必要な
信号を劣化させるに十分なレベルの広帯域干渉は周期的
に発生する。干渉信号は必要なRF信号と共にネットワ
ーク上を伝搬し、基地局受信機の信号対干渉比を減少さ
せる。他に干渉のソースとなるのは、家庭電気装置、特
にモータを有する電気装置、電気機械を用いる工場、街
灯、その他道路上の設備などである。さらに、無線送信
機などの外部ソースからの放出がネットワークによって
拾われる場合もある。配電ネットワークの一部が架空線
を用いている場合は特に外部ソースが問題となる。
合のもう1つの問題は、電力線に接続された電気装置か
らの干渉によるものである。電力線上の熱ノイズは通常
広帯域干渉のような干渉を生じさせる他のソースよりか
なり低いレベルにある。通信信号を伝送するのに使用さ
れるRFキャリアと同じ周波数を占有し、さらに必要な
信号を劣化させるに十分なレベルの広帯域干渉は周期的
に発生する。干渉信号は必要なRF信号と共にネットワ
ーク上を伝搬し、基地局受信機の信号対干渉比を減少さ
せる。他に干渉のソースとなるのは、家庭電気装置、特
にモータを有する電気装置、電気機械を用いる工場、街
灯、その他道路上の設備などである。さらに、無線送信
機などの外部ソースからの放出がネットワークによって
拾われる場合もある。配電ネットワークの一部が架空線
を用いている場合は特に外部ソースが問題となる。
【0006】ヨーロッパ特許出願番号EP006329
6(ウエスティングハウス)は遠隔装置を有した3相電
力配電ネットワーク用の通信システムを開示しており、
ネット中の遠隔装置は3つの受信前端と、各線から受信
した3つの受信信号を独立して再構成する復調器を有し
ている。
6(ウエスティングハウス)は遠隔装置を有した3相電
力配電ネットワーク用の通信システムを開示しており、
ネット中の遠隔装置は3つの受信前端と、各線から受信
した3つの受信信号を独立して再構成する復調器を有し
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面によ
ると、線間で信号の漏洩が起きるように構成される電力
線中の無線周波(RF)キャリヤによって運ばれる通信
信号を抽出する通信信号結合装置は、少なくとも2本の
位相線の各々から必要な信号の少なくとも1つの成分を
含んだ無線周波(RF)信号を受信する手段と、必要な
信号対(干渉+ノイズ)比、すなわち、S/(I+N)
比を大きくするように受信信号に重み付けをする手段と
を備える。
ると、線間で信号の漏洩が起きるように構成される電力
線中の無線周波(RF)キャリヤによって運ばれる通信
信号を抽出する通信信号結合装置は、少なくとも2本の
位相線の各々から必要な信号の少なくとも1つの成分を
含んだ無線周波(RF)信号を受信する手段と、必要な
信号対(干渉+ノイズ)比、すなわち、S/(I+N)
比を大きくするように受信信号に重み付けをする手段と
を備える。
【0008】好ましくは、通信信号結合装置は、重み付
け手段の出力に結合され必要な信号対(干渉+ノイズ)
比を示す重み付けされた信号量を測定する測定ユニット
と、前記測定ユニットに結合され、重み付け手段を制御
することによって、測定量の値を増加させる制御手段と
をさらに含むように構成される。
け手段の出力に結合され必要な信号対(干渉+ノイズ)
比を示す重み付けされた信号量を測定する測定ユニット
と、前記測定ユニットに結合され、重み付け手段を制御
することによって、測定量の値を増加させる制御手段と
をさらに含むように構成される。
【0009】好ましくは、通信信号結合装置の重み付け
手段は、受信信号に同相の重み付けをする重み付け手段
と、重み付けされた信号を加算する加算器とをさらに含
むように構成される。また、通信信号結合装置の重み付
け手段は、さらに受信信号の振幅出力を調整できるよう
に構成される。
手段は、受信信号に同相の重み付けをする重み付け手段
と、重み付けされた信号を加算する加算器とをさらに含
むように構成される。また、通信信号結合装置の重み付
け手段は、さらに受信信号の振幅出力を調整できるよう
に構成される。
【0010】通信信号結合装置の制御手段は、反復技術
を実行し、それによって重み付け手段で摂動が行われる
ように構成される。
を実行し、それによって重み付け手段で摂動が行われる
ように構成される。
【0011】通信信号結合装置の測定ユニットは、重み
付けされた信号のビット誤り率を測定する。必要な信号
が存在しないときには、重み付けされた信号の所定の期
間、測定を行い、必要な信号のキャリアは存在するが変
調信号が存在しないときは、重み付けされた信号の所定
の期間、測定を行い、さらに、テスト信号が信号中に存
在するときは、その期間、測定を行うように構成され
る。
付けされた信号のビット誤り率を測定する。必要な信号
が存在しないときには、重み付けされた信号の所定の期
間、測定を行い、必要な信号のキャリアは存在するが変
調信号が存在しないときは、重み付けされた信号の所定
の期間、測定を行い、さらに、テスト信号が信号中に存
在するときは、その期間、測定を行うように構成され
る。
【0012】通信信号結合装置の重み付け手段は、複数
の期間のそれぞれにおいて、異なった方法で受信信号に
重み付けを行うように構成される。その各期間は、タイ
ムシェアリング・キャリア周波数上のタイムスロットに
対応するように構成される。
の期間のそれぞれにおいて、異なった方法で受信信号に
重み付けを行うように構成される。その各期間は、タイ
ムシェアリング・キャリア周波数上のタイムスロットに
対応するように構成される。
【0013】通信信号結合装置の重み付け手段は、電力
線に結合された特定の加入者からの信号に重み付けする
ための設定を記憶するように構成される。
線に結合された特定の加入者からの信号に重み付けする
ための設定を記憶するように構成される。
【0014】通信信号結合装置の通信信号結合装置は、
通信信号を少なくとも2本の位相線に印加するように構
成される。
通信信号を少なくとも2本の位相線に印加するように構
成される。
【0015】通信信号結合装置は、重み付け手段に結合
され干渉を受信するように動作するアンテナを含むよう
に構成される。
され干渉を受信するように動作するアンテナを含むよう
に構成される。
【0016】本発明の第2の側面によると、信号の漏洩
が位相線間で生じるような電力線に通信信号を印加し、
少なくとも1本の電力線には加入者が結合された通信信
号結合装置は、通信信号を分割する分割手段と、少なく
とも2本の電力線の各々に分割信号を印加する手段とか
ら構成され、分割手段は、加入者端末の受信機におい
て、各分割信号に重み付けをし、信号対(干渉+ノイ
ズ)比を増加させるように構成される。
が位相線間で生じるような電力線に通信信号を印加し、
少なくとも1本の電力線には加入者が結合された通信信
号結合装置は、通信信号を分割する分割手段と、少なく
とも2本の電力線の各々に分割信号を印加する手段とか
ら構成され、分割手段は、加入者端末の受信機におい
て、各分割信号に重み付けをし、信号対(干渉+ノイ
ズ)比を増加させるように構成される。
【0017】通信信号結合装置の分割手段は、加入者端
末での測定に応答するように構成される。
末での測定に応答するように構成される。
【0018】本発明の第3の側面によると、線間で信号
の漏洩が起きるように構成される電力線中の無線周波
(RF)キャリヤによって運ばれる通信信号を抽出する
方法は、少なくとも2本の位相線の各々から、必要な信
号の少なくとも1つの成分を含んだ無線周波(RF)信
号を受信するステップと、受信信号に重み付けをするス
テップとを備える。
の漏洩が起きるように構成される電力線中の無線周波
(RF)キャリヤによって運ばれる通信信号を抽出する
方法は、少なくとも2本の位相線の各々から、必要な信
号の少なくとも1つの成分を含んだ無線周波(RF)信
号を受信するステップと、受信信号に重み付けをするス
テップとを備える。
【0019】本発明の第4の側面によると、信号の漏洩
が位相線間で生じるような電力線に通信信号を印加し、
少なくとも1本の電力線には加入者が結合された通信信
号結合方法は、通信信号を分割する分割方法と、少なく
とも2本の電力線の各々に分割信号を印加する方法とか
ら構成され、前記分割方法は、加入者端末の受信機にお
いて、各分割信号に重み付けをする。
が位相線間で生じるような電力線に通信信号を印加し、
少なくとも1本の電力線には加入者が結合された通信信
号結合方法は、通信信号を分割する分割方法と、少なく
とも2本の電力線の各々に分割信号を印加する方法とか
ら構成され、前記分割方法は、加入者端末の受信機にお
いて、各分割信号に重み付けをする。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図2は、本発明の
実施の形態1のネットワークを示す図である。サブステ
ーション100は、青色、赤色、黄色の3本の位相線を
有する415Vの3相ネットワークを介して加入者S
1、S2に電気を配電する。ここでは、415Vの3相
電力配電線を例にとって説明するが、他の数の位相線を
有するネットワーク、または他の供給電圧で動作するネ
ットワークにも応用できることは明らかである。加入者
は、単相電力供給(240V)、または3相電力供給
(415V)を受電する。家庭の加入者は通常、単相電
力供給を受ける。道路沿いの加入者は、異なった位相線
に接続されている。図2において、加入者S1は赤色の
位相線に接続されており、加入者S2は黄色の位相線に
接続されている。こうすることによって、ネットワーク
の負荷を3相配分することができる。
実施の形態1のネットワークを示す図である。サブステ
ーション100は、青色、赤色、黄色の3本の位相線を
有する415Vの3相ネットワークを介して加入者S
1、S2に電気を配電する。ここでは、415Vの3相
電力配電線を例にとって説明するが、他の数の位相線を
有するネットワーク、または他の供給電圧で動作するネ
ットワークにも応用できることは明らかである。加入者
は、単相電力供給(240V)、または3相電力供給
(415V)を受電する。家庭の加入者は通常、単相電
力供給を受ける。道路沿いの加入者は、異なった位相線
に接続されている。図2において、加入者S1は赤色の
位相線に接続されており、加入者S2は黄色の位相線に
接続されている。こうすることによって、ネットワーク
の負荷を3相配分することができる。
【0021】各加入者は、支線210によって配電ケー
ブル120に結合される。電力は加入者の家屋内にある
内部配線を介して電気装置に給電される。
ブル120に結合される。電力は加入者の家屋内にある
内部配線を介して電気装置に給電される。
【0022】下りの方向では、通常サブステーション1
00の付近で、電気通信信号が配電ケーブル120に印
加され、上述の電力供給法と同様に、ケーブル120上
を伝搬し、加入者S1、S2に届く。加入者家屋内にあ
るネットワーク調整ユニット200では、ハイパスフィ
ルタが主電力から高周波電気通信信号を濾波し、濾波さ
れた信号が通信用送受信機TRXへ供給される。2方向
通信では、電気通信信号は通信用送受信機TRXから基
地局BSにも送られる。
00の付近で、電気通信信号が配電ケーブル120に印
加され、上述の電力供給法と同様に、ケーブル120上
を伝搬し、加入者S1、S2に届く。加入者家屋内にあ
るネットワーク調整ユニット200では、ハイパスフィ
ルタが主電力から高周波電気通信信号を濾波し、濾波さ
れた信号が通信用送受信機TRXへ供給される。2方向
通信では、電気通信信号は通信用送受信機TRXから基
地局BSにも送られる。
【0023】加入者の家屋内にある電気装置220は干
渉を生じ、その干渉は上りの方向に流れ、基地局へ向か
う。ネットワーク調整ユニット200は高周波干渉を減
衰させるフィルタの役目をするため、加入者の家屋内で
生じた干渉をいくらか取り除くが、この減衰は不十分で
ある場合もある。街灯など他の電気装置240がケーブ
ル120に接続されていて干渉を生じ、その干渉が基地
局に向かってケーブル120上を伝搬する場合もある。
渉を生じ、その干渉は上りの方向に流れ、基地局へ向か
う。ネットワーク調整ユニット200は高周波干渉を減
衰させるフィルタの役目をするため、加入者の家屋内で
生じた干渉をいくらか取り除くが、この減衰は不十分で
ある場合もある。街灯など他の電気装置240がケーブ
ル120に接続されていて干渉を生じ、その干渉が基地
局に向かってケーブル120上を伝搬する場合もある。
【0024】図3において、絶縁された赤色、青色、黄
色の位相線を有した3相電力ケーブルの一例を断面図で
示す。外周部300は接地されており、中性点として動
作する。無線周波数では、相互キャパシタンスC1、
C2、C3はケーブル中の3本の位相線の間に存在する。
このキャパシタンスのために、1本の位相線のRF信号
は他の位相線と結合し、他の位相線上に干渉信号として
現れる。このようにして、必要な電気通信信号と不要な
干渉の双方が結合される。たとえば、青色の位相線に接
続されている電気装置240(図2参照)から生じた干
渉信号は、ケーブル中で赤色および黄色の位相線に結合
される。位相線の結合は送電周波数、ケーブルの長さ、
ケーブルの種類、その他、接続に関する詳細によって異
なる。位相線間の結合は、第1の位相線上にある元の信
号と、第2の位相線上に誘起された信号の間の振幅関係
および位相関係に影響を与える。
色の位相線を有した3相電力ケーブルの一例を断面図で
示す。外周部300は接地されており、中性点として動
作する。無線周波数では、相互キャパシタンスC1、
C2、C3はケーブル中の3本の位相線の間に存在する。
このキャパシタンスのために、1本の位相線のRF信号
は他の位相線と結合し、他の位相線上に干渉信号として
現れる。このようにして、必要な電気通信信号と不要な
干渉の双方が結合される。たとえば、青色の位相線に接
続されている電気装置240(図2参照)から生じた干
渉信号は、ケーブル中で赤色および黄色の位相線に結合
される。位相線の結合は送電周波数、ケーブルの長さ、
ケーブルの種類、その他、接続に関する詳細によって異
なる。位相線間の結合は、第1の位相線上にある元の信
号と、第2の位相線上に誘起された信号の間の振幅関係
および位相関係に影響を与える。
【0025】従って、上り経路では、基地局BSは各位
相線から種々の大きさの必要な通信信号成分を受信す
る。また、ネットワーク上に干渉が存在する場合、基地
局は各位相線から種々の大きさの干渉信号成分を受信す
る。
相線から種々の大きさの必要な通信信号成分を受信す
る。また、ネットワーク上に干渉が存在する場合、基地
局は各位相線から種々の大きさの干渉信号成分を受信す
る。
【0026】図4において、干渉がない場合の上り経路
における典型的なケースを示す。加入者S1は赤い位相
線に接続されている。信号310は赤い位相線上を伝搬
する。赤色の位相線と隣接した線との結合(漏洩)は、
青色の線上に示される信号311と、黄色の線上に示さ
れる信号312のようになる。赤色の線上にある信号3
10に対して、青色の線上にある信号はφ1゜の位相シ
フトを有しており、黄色の線上にある信号はφ2゜の位
相シフトを有している。基地局で単に赤色、青色、黄色
の線上の信号を加算しても、青色の線と黄色の線にある
信号を完全に利用することができず、信号対ノイズ比を
悪化させる傾向にある。通常、3本の線上の信号間では
0゜から90゜の位相シフトが存在する。隣接した線上
で信号が逆相を有している場合もあり、この場合に、単
に信号を加算すると必要な信号がひどく劣化してしまっ
たり、必要な信号をキャンセルしてしまう場合さえあ
る。これは、2本の線に接続される終端が異なる場合に
生じる。例えば、図4において、加入者S1を接続する
サービス・ケーブルの接続点330での不整合のため
に、赤色の線における送信は、青色と黄色の線上の信号
に位相シフトを生じている。
における典型的なケースを示す。加入者S1は赤い位相
線に接続されている。信号310は赤い位相線上を伝搬
する。赤色の位相線と隣接した線との結合(漏洩)は、
青色の線上に示される信号311と、黄色の線上に示さ
れる信号312のようになる。赤色の線上にある信号3
10に対して、青色の線上にある信号はφ1゜の位相シ
フトを有しており、黄色の線上にある信号はφ2゜の位
相シフトを有している。基地局で単に赤色、青色、黄色
の線上の信号を加算しても、青色の線と黄色の線にある
信号を完全に利用することができず、信号対ノイズ比を
悪化させる傾向にある。通常、3本の線上の信号間では
0゜から90゜の位相シフトが存在する。隣接した線上
で信号が逆相を有している場合もあり、この場合に、単
に信号を加算すると必要な信号がひどく劣化してしまっ
たり、必要な信号をキャンセルしてしまう場合さえあ
る。これは、2本の線に接続される終端が異なる場合に
生じる。例えば、図4において、加入者S1を接続する
サービス・ケーブルの接続点330での不整合のため
に、赤色の線における送信は、青色と黄色の線上の信号
に位相シフトを生じている。
【0027】実施の形態1においては、一組の受信信号
を位相シフトし、同相になるようにすることによって受
信信号電力を最大にすることができる。例えば、図4の
場合では青色および黄色の線の位相をそれぞれ−φ1゜
および−φ2゜シフトする必要がある。
を位相シフトし、同相になるようにすることによって受
信信号電力を最大にすることができる。例えば、図4の
場合では青色および黄色の線の位相をそれぞれ−φ1゜
および−φ2゜シフトする必要がある。
【0028】図5〜7において、線上に干渉信号が存在
する場合の、上り経路における3つの典型的なケースを
示す。これらの例では、干渉をキャンセルし、同時に必
要な信号を残すような重み付け(例えば、各線用の位相
シフトおよび/または振幅の重み付け)を行っている。
受信機で用いられている適応アルゴリズムは信号対(干
渉+ノイズ)比、すなわち、S/(I+N)を最大にす
るよう、自動的に最適な解決を行う。
する場合の、上り経路における3つの典型的なケースを
示す。これらの例では、干渉をキャンセルし、同時に必
要な信号を残すような重み付け(例えば、各線用の位相
シフトおよび/または振幅の重み付け)を行っている。
受信機で用いられている適応アルゴリズムは信号対(干
渉+ノイズ)比、すなわち、S/(I+N)を最大にす
るよう、自動的に最適な解決を行う。
【0029】図5は、必要な信号と干渉信号が異なった
位相線上に生じている場合を示す。赤色の線上でみる
と、必要な信号「3A」は、赤色の線に結合されている
加入者S1から送信され、干渉信号「2B」は、黄色の
線に結合されている加入者S2から生じる。青色の線上
でみると、干渉信号「A」は、赤色の線に結合されてい
る加入者S1から送信され、干渉信号「2B」は、黄色
の線に結合されている加入者S2から生じる。黄色の線
上でみると、必要な信号「4B」は、黄色の線に結合さ
れている加入者S2から生じ、干渉信号「A」は、赤色
の線に結合されている加入者S1から送信される。信号
がケーブル120に沿って基地局BSに伝搬した後の信
号強度は以下のようになる。 青色の線: A+2B 赤色の線:3A+2B 黄色の線: A+4B
位相線上に生じている場合を示す。赤色の線上でみる
と、必要な信号「3A」は、赤色の線に結合されている
加入者S1から送信され、干渉信号「2B」は、黄色の
線に結合されている加入者S2から生じる。青色の線上
でみると、干渉信号「A」は、赤色の線に結合されてい
る加入者S1から送信され、干渉信号「2B」は、黄色
の線に結合されている加入者S2から生じる。黄色の線
上でみると、必要な信号「4B」は、黄色の線に結合さ
れている加入者S2から生じ、干渉信号「A」は、赤色
の線に結合されている加入者S1から送信される。信号
がケーブル120に沿って基地局BSに伝搬した後の信
号強度は以下のようになる。 青色の線: A+2B 赤色の線:3A+2B 黄色の線: A+4B
【0030】3相電力線では、位相線が相互に結合され
ているため、赤色の線上の必要な信号の一部が黄色およ
び青色の線上へ誘起され、同様に、黄色の線上の必要な
信号の一部が赤色および青色の線上へ誘起される。ここ
では、説明を明確にするため、各位相線上の信号成分は
同相であるとしているが、この装置は位相線上の信号成
分の位相がどのような関係にあっても動作できる。
ているため、赤色の線上の必要な信号の一部が黄色およ
び青色の線上へ誘起され、同様に、黄色の線上の必要な
信号の一部が赤色および青色の線上へ誘起される。ここ
では、説明を明確にするため、各位相線上の信号成分は
同相であるとしているが、この装置は位相線上の信号成
分の位相がどのような関係にあっても動作できる。
【0031】黄色の線上にある信号の重み付けされた部
分と赤色の線上の信号とを組み合わせる、つまり赤色の
線上の信号から黄色の線上の信号の1/2を差し引くこ
とによって、すなわち、(3A+2B)−(A+4B)
/2=2.5A+0Bのように、干渉信号がキャンセル
された状態が得られ、従って、信号対干渉比を最大にす
ることができる。この例では、黄色の線の振幅の重み付
けは1/2であり、位相の重み付けはゼロである。
分と赤色の線上の信号とを組み合わせる、つまり赤色の
線上の信号から黄色の線上の信号の1/2を差し引くこ
とによって、すなわち、(3A+2B)−(A+4B)
/2=2.5A+0Bのように、干渉信号がキャンセル
された状態が得られ、従って、信号対干渉比を最大にす
ることができる。この例では、黄色の線の振幅の重み付
けは1/2であり、位相の重み付けはゼロである。
【0032】図6は、必要な信号と干渉信号が、同じ位
相線に結合された異なる加入者から生じている場合を示
す。赤色の線上でみると、必要な信号「3A」は、赤色
の線に結合されている加入者S1から送信され、一方、
必要な信号「3C」は、赤色の線に結合されている他の
加入者S3から生じる。青色の線上でみると、干渉信号
「A」は、赤色の線に結合されている加入者S1から送
信され、干渉信号「2C」は、赤色の線に結合されてい
る加入者S3から生じる。黄色の線上でみると、干渉信
号「A」は、赤色の線に結合されている加入者S1から
生じ、一方、干渉信号「2C」は、赤色の線に結合され
ている他の加入者S3から送信される。信号がケーブル
120に沿って基地局BSに伝搬した後の信号強度は以
下のようになる。 青色の線: A+2C 赤色の線:3A+3C 黄色の線: A+2C
相線に結合された異なる加入者から生じている場合を示
す。赤色の線上でみると、必要な信号「3A」は、赤色
の線に結合されている加入者S1から送信され、一方、
必要な信号「3C」は、赤色の線に結合されている他の
加入者S3から生じる。青色の線上でみると、干渉信号
「A」は、赤色の線に結合されている加入者S1から送
信され、干渉信号「2C」は、赤色の線に結合されてい
る加入者S3から生じる。黄色の線上でみると、干渉信
号「A」は、赤色の線に結合されている加入者S1から
生じ、一方、干渉信号「2C」は、赤色の線に結合され
ている他の加入者S3から送信される。信号がケーブル
120に沿って基地局BSに伝搬した後の信号強度は以
下のようになる。 青色の線: A+2C 赤色の線:3A+3C 黄色の線: A+2C
【0033】3相電力線では、位相線が相互に結合され
ているため、赤色の線上の必要な信号の一部が黄色およ
び青色の線上へ誘起される。ここでは、説明を明確にす
るため、各位相線上の信号成分は同相であるとしている
が、この装置は位相線上の信号成分の位相がどのような
関係にあっても動作できる。
ているため、赤色の線上の必要な信号の一部が黄色およ
び青色の線上へ誘起される。ここでは、説明を明確にす
るため、各位相線上の信号成分は同相であるとしている
が、この装置は位相線上の信号成分の位相がどのような
関係にあっても動作できる。
【0034】黄色の線上にある信号の重み付けされた部
分と赤色の線上の信号とを組み合わせる、つまり赤色の
線上の信号から黄色の線上の信号の3/2を差し引くこ
とによって、すなわち、(3A+3C)−3(A+2
C)/2=1.5A+0Cのように、干渉信号がキャン
セルされた状態が得られ、従って信号対干渉比を最大に
することができる。青色の線の振幅の重み付けは3/2
であり、位相の重み付けはゼロである。
分と赤色の線上の信号とを組み合わせる、つまり赤色の
線上の信号から黄色の線上の信号の3/2を差し引くこ
とによって、すなわち、(3A+3C)−3(A+2
C)/2=1.5A+0Cのように、干渉信号がキャン
セルされた状態が得られ、従って信号対干渉比を最大に
することができる。青色の線の振幅の重み付けは3/2
であり、位相の重み付けはゼロである。
【0035】図7は、必要な信号は位相線の1本に結合
された加入者から送信され、外部から干渉信号が誘起さ
れた場合を示す。上記の場合と同様に、赤色の線上でみ
ると、必要な信号「3A」は、赤色の線に結合されてい
る加入者S1から送信され、干渉信号「D」は、無線送
信器などのネットワーク外部の装置から生じる。青色の
線上でみると、干渉信号「A」は、赤色の線に結合され
ている加入者S1から送信され、干渉信号「D」は、無
線送信器などのネットワーク外部の装置から生じる。ま
た、黄色の線上でみると、干渉信号「A」は、赤色の線
に結合されている加入者S1から送信され、干渉信号
「D」は、無線送信器などのネットワーク外部の装置か
ら生じる。信号がケーブル120に沿って基地局BSに
伝搬した後の信号強度は以下のようになる。 青色の線: A+D 赤色の線:3A+D 黄色の線: A+D
された加入者から送信され、外部から干渉信号が誘起さ
れた場合を示す。上記の場合と同様に、赤色の線上でみ
ると、必要な信号「3A」は、赤色の線に結合されてい
る加入者S1から送信され、干渉信号「D」は、無線送
信器などのネットワーク外部の装置から生じる。青色の
線上でみると、干渉信号「A」は、赤色の線に結合され
ている加入者S1から送信され、干渉信号「D」は、無
線送信器などのネットワーク外部の装置から生じる。ま
た、黄色の線上でみると、干渉信号「A」は、赤色の線
に結合されている加入者S1から送信され、干渉信号
「D」は、無線送信器などのネットワーク外部の装置か
ら生じる。信号がケーブル120に沿って基地局BSに
伝搬した後の信号強度は以下のようになる。 青色の線: A+D 赤色の線:3A+D 黄色の線: A+D
【0036】3相電力線では、位相線が相互に結合され
ているため、赤色の線上の必要な信号の一部および無線
送信器などのネットワーク外部の装置が黄色および青色
の線上へ誘起される。ここでは、説明を明確にするた
め、各位相線上の信号成分は同相であるとしているが、
この装置は位相線上の信号成分の位相がどのような関係
にあっても動作できる。
ているため、赤色の線上の必要な信号の一部および無線
送信器などのネットワーク外部の装置が黄色および青色
の線上へ誘起される。ここでは、説明を明確にするた
め、各位相線上の信号成分は同相であるとしているが、
この装置は位相線上の信号成分の位相がどのような関係
にあっても動作できる。
【0037】黄色の線および青色の線上にある信号の重
み付けされた部分と赤色の線上の信号とを組み合わせ
る、つまり赤色の線上の信号から黄色の線上の信号を差
し引くことによって、すなわち、(3A+D)−(A+
D)=2A+0Dのように、干渉信号がキャンセルされ
た状態が得られ、従って信号対干渉比を最大にすること
ができる。この場合は、黄色の線の振幅の重み付けは1
であり、位相の重み付けはゼロである。一方、この例で
は、青色の線および黄色の線の成分をそれぞれ1/2関
数で重み付けし引き算をすることにより、すなわち、
(3A+D)−(A+D)/2−(A+D)/2=2A
+0Dのような演算をすることによって、ノイズを最低
限にすることもできる。この場合は、青色および黄色の
線の振幅の重み付けは1/2であり、位相の重み付けは
ゼロである。
み付けされた部分と赤色の線上の信号とを組み合わせ
る、つまり赤色の線上の信号から黄色の線上の信号を差
し引くことによって、すなわち、(3A+D)−(A+
D)=2A+0Dのように、干渉信号がキャンセルされ
た状態が得られ、従って信号対干渉比を最大にすること
ができる。この場合は、黄色の線の振幅の重み付けは1
であり、位相の重み付けはゼロである。一方、この例で
は、青色の線および黄色の線の成分をそれぞれ1/2関
数で重み付けし引き算をすることにより、すなわち、
(3A+D)−(A+D)/2−(A+D)/2=2A
+0Dのような演算をすることによって、ノイズを最低
限にすることもできる。この場合は、青色および黄色の
線の振幅の重み付けは1/2であり、位相の重み付けは
ゼロである。
【0038】架空線は、地中線に比べて無線信号を拾い
やすい。この理由の1つに、架空線が遮蔽されていない
ことがあげられる。このような場合、アンテナから生じ
る干渉信号のサンプルとケーブルの位相線上にある1つ
以上の信号を組み合わせて、干渉をキャンセルできる。
やすい。この理由の1つに、架空線が遮蔽されていない
ことがあげられる。このような場合、アンテナから生じ
る干渉信号のサンプルとケーブルの位相線上にある1つ
以上の信号を組み合わせて、干渉をキャンセルできる。
【0039】図8は、以上に述べた最適な信号組み合わ
せ装置を示す。加算器400は3つの入力端子を有して
おり、各位相線からの信号をそれぞれ受信する。各入力
と加算器の間には重み付け装置WB、WR、WYが挿入さ
れている。重み付け装置の制御量は固定でもよく、マイ
クロプロセッサ430で制御するようにしてもよい。重
み付けはRF信号に応じて行われる。加算器400は3
つの入力の和を出力する。その出力は、スプリッタ41
0において出力信号とフィードバック信号に分岐され
る。フィードバック信号は測定ユニット420に供給さ
れる。測定ユニットは、信号対(干渉+ノイズ)比、す
なわち、S/(I+N)を示す信号の量を測定する。測
定された信号とS/(I+N)の関係は線形である必要
はない。
せ装置を示す。加算器400は3つの入力端子を有して
おり、各位相線からの信号をそれぞれ受信する。各入力
と加算器の間には重み付け装置WB、WR、WYが挿入さ
れている。重み付け装置の制御量は固定でもよく、マイ
クロプロセッサ430で制御するようにしてもよい。重
み付けはRF信号に応じて行われる。加算器400は3
つの入力の和を出力する。その出力は、スプリッタ41
0において出力信号とフィードバック信号に分岐され
る。フィードバック信号は測定ユニット420に供給さ
れる。測定ユニットは、信号対(干渉+ノイズ)比、す
なわち、S/(I+N)を示す信号の量を測定する。測
定された信号とS/(I+N)の関係は線形である必要
はない。
【0040】測定ユニット420の出力はマイクロプロ
セッサ430に送られ、マイクロプロセッサ430で
は、S/(I+N)を最大にする最適な重み付け値を設
定するアルゴリズムを実行する。測定ユニット420
は、ディジタル信号では、以下の方法のうち1つを用い
て、S/(I+N)の量を測定する。 (i)誤り検出コードを用いてビット誤り率(BER)
を測定する。 (ii)アイ波形上のアイパターンを測定する。ディジ
タル変調形式では、信号フェーザが、所定の時間に、多
くの状態の中の1つを占有しなければならない。該当の
時間に、このような状態から外れることは、干渉または
ノイズが存在することを示す。 (iii)必要な信号のキャリヤが存在しないことが分
かっているときには、干渉とノイズの和を測定する。時
分割2重化フォーマットにおいては、この状態は送信バ
ーストおよび受信バースト間に起きる。このような場
合、信号レベルに影響されずに、適応ループが干渉成分
を減少させる。 (iv)ある特定の周波数帯域にある干渉対熱ノイズ比
後検出(変調信号)を測するか、またはキャリアは存在
するが必要な信号が存在しないことが分かっているとき
は、特定の時に測定する。この場合、ノイズレベル後検
出を最小限にすることによって、キャリア対干渉比前検
出を最大にすることができる。 (v)信号中に所定のテスト信号が含まれていることが
分かっているときは、特定の時に信号対(干渉+ノイ
ズ)比を測定する。テスト信号は、測定ユニットが認識
できればトーン信号でも、ディジタルシーケンス信号で
もよい。
セッサ430に送られ、マイクロプロセッサ430で
は、S/(I+N)を最大にする最適な重み付け値を設
定するアルゴリズムを実行する。測定ユニット420
は、ディジタル信号では、以下の方法のうち1つを用い
て、S/(I+N)の量を測定する。 (i)誤り検出コードを用いてビット誤り率(BER)
を測定する。 (ii)アイ波形上のアイパターンを測定する。ディジ
タル変調形式では、信号フェーザが、所定の時間に、多
くの状態の中の1つを占有しなければならない。該当の
時間に、このような状態から外れることは、干渉または
ノイズが存在することを示す。 (iii)必要な信号のキャリヤが存在しないことが分
かっているときには、干渉とノイズの和を測定する。時
分割2重化フォーマットにおいては、この状態は送信バ
ーストおよび受信バースト間に起きる。このような場
合、信号レベルに影響されずに、適応ループが干渉成分
を減少させる。 (iv)ある特定の周波数帯域にある干渉対熱ノイズ比
後検出(変調信号)を測するか、またはキャリアは存在
するが必要な信号が存在しないことが分かっているとき
は、特定の時に測定する。この場合、ノイズレベル後検
出を最小限にすることによって、キャリア対干渉比前検
出を最大にすることができる。 (v)信号中に所定のテスト信号が含まれていることが
分かっているときは、特定の時に信号対(干渉+ノイ
ズ)比を測定する。テスト信号は、測定ユニットが認識
できればトーン信号でも、ディジタルシーケンス信号で
もよい。
【0041】最適重み付け値を設定する方法は摂動によ
る。マイクロプロセッサは1組みの重み付け制御信号を
出力し、各重み付け装置WB、WR、WYの同相成分
(I)および直交成分(Q)を制御する。同相成分と直
交成分を組み合わせることによって、重み付けの振幅と
位相が決定される。摂動処理は、一方のチャネル(「固
定」チャネル)の重み付けを1に設置し、他のチャネル
のIおよびQの重み付け値のサイズをステップで加える
ことによって行う。固定チャネルは任意に選択され、こ
うすることによって重み付け装置(WB、WR、WY)の
1つを省略化できる。摂動の効果は測定されたS/(I
+N)によって示される。アルゴリズムは、IおよびQ
を上下に変化させることによって実行される。この4つ
のステップを行った後、S/(I+N)に最適の影響を
与えたI値とQ値が採用される。最大S/(I+N)値
が得られるまでこの処理は続けられる。各摂動ステップ
のサイズは変えてもよい。
る。マイクロプロセッサは1組みの重み付け制御信号を
出力し、各重み付け装置WB、WR、WYの同相成分
(I)および直交成分(Q)を制御する。同相成分と直
交成分を組み合わせることによって、重み付けの振幅と
位相が決定される。摂動処理は、一方のチャネル(「固
定」チャネル)の重み付けを1に設置し、他のチャネル
のIおよびQの重み付け値のサイズをステップで加える
ことによって行う。固定チャネルは任意に選択され、こ
うすることによって重み付け装置(WB、WR、WY)の
1つを省略化できる。摂動の効果は測定されたS/(I
+N)によって示される。アルゴリズムは、IおよびQ
を上下に変化させることによって実行される。この4つ
のステップを行った後、S/(I+N)に最適の影響を
与えたI値とQ値が採用される。最大S/(I+N)値
が得られるまでこの処理は続けられる。各摂動ステップ
のサイズは変えてもよい。
【0042】線上に干渉が存在する場合、S/(I+
N)を最大にする重み付けの組みを設定することによっ
て、干渉を最小限にし、またはキャンセルすることがで
きる。
N)を最大にする重み付けの組みを設定することによっ
て、干渉を最小限にし、またはキャンセルすることがで
きる。
【0043】干渉が存在しない(および、線上には熱ノ
イズのみが存在する)場合、S/(I+N)を最大にす
る重み付けの組みを設定することによって、信号レベル
を最大にすることができる。
イズのみが存在する)場合、S/(I+N)を最大にす
る重み付けの組みを設定することによって、信号レベル
を最大にすることができる。
【0044】上記の2つの場合、通常異なった重み付け
の組みが必要となる。摂動処理は、常にS/(I+N)
を最大にするよう動作しており、従って、線上の変化す
る状態に重み付けの組みを適応させる。
の組みが必要となる。摂動処理は、常にS/(I+N)
を最大にするよう動作しており、従って、線上の変化す
る状態に重み付けの組みを適応させる。
【0045】実施の形態2.図9は本発明の実施の形態
2の通信信号結合装置を示す図である。図9の装置が図
8の装置と異なる点は、各入力チャネル(青色、赤色、
黄色)がスプリッタ440によってそれぞれ2つに分岐
されることにある。分岐信号の第1部分は、上記同様、
重み付け装置に供給される。分岐信号の他の部分は、第
2の加算器450に直接入力される。加算器450は、
入力信号上の同じ部分の信号を加算し、出力Aを生成す
る。摂動処理を続けて最適な重み付け値の組みを設定す
る間、この出力Aを後段の受信機で用いる。最適な重み
付け値の組みが設定されたら、出力Bを用いる。このよ
うにすることによって、摂動処理中の信号の妨害を防ぐ
ことができる。
2の通信信号結合装置を示す図である。図9の装置が図
8の装置と異なる点は、各入力チャネル(青色、赤色、
黄色)がスプリッタ440によってそれぞれ2つに分岐
されることにある。分岐信号の第1部分は、上記同様、
重み付け装置に供給される。分岐信号の他の部分は、第
2の加算器450に直接入力される。加算器450は、
入力信号上の同じ部分の信号を加算し、出力Aを生成す
る。摂動処理を続けて最適な重み付け値の組みを設定す
る間、この出力Aを後段の受信機で用いる。最適な重み
付け値の組みが設定されたら、出力Bを用いる。このよ
うにすることによって、摂動処理中の信号の妨害を防ぐ
ことができる。
【0046】基地局は通常、一度に1以上の呼を扱う。
基地局で処理しているある呼では3本の線から入力され
る信号に特定の重み付けをする必要があり、また他の呼
ではそれとは異なった重み付けが必要となる。この2つ
の通信プロトコルに必要な条件を以下に説明する。
基地局で処理しているある呼では3本の線から入力され
る信号に特定の重み付けをする必要があり、また他の呼
ではそれとは異なった重み付けが必要となる。この2つ
の通信プロトコルに必要な条件を以下に説明する。
【0047】CT2プロトコルでは、各呼は複数の周波
数チャネルの1組を占め、またそのシャネルは、時分割
2重化によって前後方向に交互に用いられ、2方向通信
をサポートする。各呼には信号結合器、すなわち、各周
波数チャネルに対して1つの結合器が必要となる。これ
は、通常どんな周波数分割多重化アクセスプロトコルに
ついても言えることである。
数チャネルの1組を占め、またそのシャネルは、時分割
2重化によって前後方向に交互に用いられ、2方向通信
をサポートする。各呼には信号結合器、すなわち、各周
波数チャネルに対して1つの結合器が必要となる。これ
は、通常どんな周波数分割多重化アクセスプロトコルに
ついても言えることである。
【0048】DECTプロトコルにおいては、制限され
た数の周波数キャリヤが時分割多重化されている。1つ
の呼は、キャリア上のタイムスロットの一対(またはそ
れ以上)を占める。他の呼は同じキャリヤまたは異なっ
たキャリアの異なった1対のタイムスロットを占める。
各周波数キャリアには信号結合器が必要である。これ
は、通常どんな周波数分割多重化アクセスプロトコルに
も言えることである。
た数の周波数キャリヤが時分割多重化されている。1つ
の呼は、キャリア上のタイムスロットの一対(またはそ
れ以上)を占める。他の呼は同じキャリヤまたは異なっ
たキャリアの異なった1対のタイムスロットを占める。
各周波数キャリアには信号結合器が必要である。これ
は、通常どんな周波数分割多重化アクセスプロトコルに
も言えることである。
【0049】各タイムスロットの間、重み付け装置に異
なった値を印加し、そのタイムスロットの間、結合器を
特定の呼に適応するようにしてもよい。これは、各タイ
ムスロットに対応する重み付け値をマイクロプロセッサ
430に接続されるメモリ460に記憶させ、適切な時
間に重み付け値を検索することによって可能である。
なった値を印加し、そのタイムスロットの間、結合器を
特定の呼に適応するようにしてもよい。これは、各タイ
ムスロットに対応する重み付け値をマイクロプロセッサ
430に接続されるメモリ460に記憶させ、適切な時
間に重み付け値を検索することによって可能である。
【0050】各呼には、最適なS/(I+N)を得るの
に必要な重み付け値の組が必要である。この重み付け値
の組は、各加入者によって異なり、また基地局からの距
離および加入者が結合されている位相線によって異な
る。各加入者に対する重み付け値は、マイクロプロセッ
サ430に接続されたメモリ460に記憶され、適切な
時間に検索される。1つの方法では、特定の加入者との
呼の終わりに1組の重み付け値を保存し、その加入者と
次に呼が始まるときに保存した重み付け値を検索する。
加入者の電話番号は、次の検索において対する重み付け
の組のラベル付けのための識別名として適している。
に必要な重み付け値の組が必要である。この重み付け値
の組は、各加入者によって異なり、また基地局からの距
離および加入者が結合されている位相線によって異な
る。各加入者に対する重み付け値は、マイクロプロセッ
サ430に接続されたメモリ460に記憶され、適切な
時間に検索される。1つの方法では、特定の加入者との
呼の終わりに1組の重み付け値を保存し、その加入者と
次に呼が始まるときに保存した重み付け値を検索する。
加入者の電話番号は、次の検索において対する重み付け
の組のラベル付けのための識別名として適している。
【0051】この方法を用いて、異なった加入者からの
データパケットを受信するために用いる異なった重み付
け値を決め、電力線を介してパケットデータを送信す
る。
データパケットを受信するために用いる異なった重み付
け値を決め、電力線を介してパケットデータを送信す
る。
【0052】上述のように、結合装置は、基地局におい
て、電力線上の上り信号を最適な状態で結合するのに用
いられる。図1に戻ると、基地局BSはケーブル120
だけでなくケーブル130、140からも干渉を受ける
ため、基地局での干渉がより大きな問題となる。しか
し、下り方向経路用に、結合装置を加入者の家屋内に設
置してもよい。このためには、加入者が少なくとも2本
の電力線に結合されていなければならない。これは、団
地など、3相接続された家屋ではうまく実現できる。
て、電力線上の上り信号を最適な状態で結合するのに用
いられる。図1に戻ると、基地局BSはケーブル120
だけでなくケーブル130、140からも干渉を受ける
ため、基地局での干渉がより大きな問題となる。しか
し、下り方向経路用に、結合装置を加入者の家屋内に設
置してもよい。このためには、加入者が少なくとも2本
の電力線に結合されていなければならない。これは、団
地など、3相接続された家屋ではうまく実現できる。
【0053】実施の形態3.図10は本発明の実施の形
態3の通信信号結合装置を示す図である。実施の形態1
および2は、1組の重み付け装置を用いて、基地局で上
り方向の送信の質を向上させるのに用いたが、この1組
の重み付け装置を用いて、基地局で下り方向の送信の質
を向上させるのに用いてもよい。図10は、実施の形態
3の通信信号結合装置を示す図であり、それは加入者が
赤色の線に結合された図4の構成に類似している。青色
の線と赤色の線の間、または黄色の線と赤色の線の間が
結合されると、それぞれ、φ1゜、φ2゜の位相シフトが
生じる。基地局において、信号320、321、322
を同相で各線に印加すると、赤色の線上の信号320に
対してそれぞれφ1゜、φ2゜の位相シフトを有する信号
321および322が赤色の線に漏洩する。基地局にお
いて、たとえば、赤色の線上の信号と90゜および−9
0゜だけ位相が異なった信号を青色の線と黄色の線に印
加することによって、加入者S1は同相の主成分および
漏洩した成分を受信し、漏洩した成分はそれぞれ打ち消
し合うので、最大信号電力が受信できる。
態3の通信信号結合装置を示す図である。実施の形態1
および2は、1組の重み付け装置を用いて、基地局で上
り方向の送信の質を向上させるのに用いたが、この1組
の重み付け装置を用いて、基地局で下り方向の送信の質
を向上させるのに用いてもよい。図10は、実施の形態
3の通信信号結合装置を示す図であり、それは加入者が
赤色の線に結合された図4の構成に類似している。青色
の線と赤色の線の間、または黄色の線と赤色の線の間が
結合されると、それぞれ、φ1゜、φ2゜の位相シフトが
生じる。基地局において、信号320、321、322
を同相で各線に印加すると、赤色の線上の信号320に
対してそれぞれφ1゜、φ2゜の位相シフトを有する信号
321および322が赤色の線に漏洩する。基地局にお
いて、たとえば、赤色の線上の信号と90゜および−9
0゜だけ位相が異なった信号を青色の線と黄色の線に印
加することによって、加入者S1は同相の主成分および
漏洩した成分を受信し、漏洩した成分はそれぞれ打ち消
し合うので、最大信号電力が受信できる。
【0054】上記を実現する方法の1つとして、上り回
線の重み付け値を下り方向の送信に用いることがあげら
れる。こうするには、図8の結合装置を逆に用いると良
い。再び図8に戻ると、下り方向の信号を加算器400
(この加算器は、信号が受動的であると、逆にスプリッ
タとして動作する)に印加し、その信号を3つに分岐
し、重み付け装置WB、WR、WYによって重み付けす
る。一方、下り方向の送信に別のスプリッタと重み付け
値を用いてもよい。
線の重み付け値を下り方向の送信に用いることがあげら
れる。こうするには、図8の結合装置を逆に用いると良
い。再び図8に戻ると、下り方向の信号を加算器400
(この加算器は、信号が受動的であると、逆にスプリッ
タとして動作する)に印加し、その信号を3つに分岐
し、重み付け装置WB、WR、WYによって重み付けす
る。一方、下り方向の送信に別のスプリッタと重み付け
値を用いてもよい。
【0055】両送信方向に同じ重み付け値を用いる場
合、下り方向の重み付け値は上り方向の重み付け値の変
化に応じて変化する。
合、下り方向の重み付け値は上り方向の重み付け値の変
化に応じて変化する。
【0056】両送信方向に同じ重み付け値を用いる代わ
りに、加入者端末で測定され、基地局に報告されたS/
(I+N)の測定値を用いても良い。CT2プロトコル
に基づいて動作している端末はRSSI報告装置を有し
ており、このRSSI報告装置は線上に干渉が存在しな
いとき、基地局にフィードバックする。しかしながら、
線上に干渉が存在するとき、RSSI測定値は必要な信
号電力と干渉信号電力を区別できないため、S/(I+
N)を最大にするのではなく、全信号電力を大きくする
傾向がある。
りに、加入者端末で測定され、基地局に報告されたS/
(I+N)の測定値を用いても良い。CT2プロトコル
に基づいて動作している端末はRSSI報告装置を有し
ており、このRSSI報告装置は線上に干渉が存在しな
いとき、基地局にフィードバックする。しかしながら、
線上に干渉が存在するとき、RSSI測定値は必要な信
号電力と干渉信号電力を区別できないため、S/(I+
N)を最大にするのではなく、全信号電力を大きくする
傾向がある。
【0057】
【発明の効果】本発明の第1の発明の通信信号結合装置
よれば、少なくとも2本の位相線の各々から、必要な信
号の少なくとも1つの成分を含んだ無線周波(RF)信
号を受信する手段と受信信号に重み付けをする手段とか
ら構成されるので、必要な信号対(干渉+ノイズ)比、
すなわち、S/(I+N)比を大きくすることができ
る。すなわち、結合された経路を介して装置に送られる
必要な通信信号は、最適に結合され、結合プロセス中に
生じる位相シフトを補償する効果が得られる。また、第
1の位相線上に必要な通信信号と不必要な通信信号が両
方ともに存在する場合、第2の位相線上の干渉を用いて
第1の位相線上の干渉をキャンセルし、または最小限に
することができる。
よれば、少なくとも2本の位相線の各々から、必要な信
号の少なくとも1つの成分を含んだ無線周波(RF)信
号を受信する手段と受信信号に重み付けをする手段とか
ら構成されるので、必要な信号対(干渉+ノイズ)比、
すなわち、S/(I+N)比を大きくすることができ
る。すなわち、結合された経路を介して装置に送られる
必要な通信信号は、最適に結合され、結合プロセス中に
生じる位相シフトを補償する効果が得られる。また、第
1の位相線上に必要な通信信号と不必要な通信信号が両
方ともに存在する場合、第2の位相線上の干渉を用いて
第1の位相線上の干渉をキャンセルし、または最小限に
することができる。
【0058】通信信号結合装置は、複数の期間のそれぞ
れにおいて、異なった方法で受信信号に重み付けを行う
ように構成され、その各期間は、タイムシェアリング・
キャリア周波数上のタイムスロットに対応するように構
成されるので、例えば、ディジタル欧州コードレス電話
(DECT)プロトコルのような複数のタイムシェアリ
ングキャリア周波数の各々に対応でき、設備を複数の加
入者間で共有できるので、必要とされる設備量を最小限
にすることができる。
れにおいて、異なった方法で受信信号に重み付けを行う
ように構成され、その各期間は、タイムシェアリング・
キャリア周波数上のタイムスロットに対応するように構
成されるので、例えば、ディジタル欧州コードレス電話
(DECT)プロトコルのような複数のタイムシェアリ
ングキャリア周波数の各々に対応でき、設備を複数の加
入者間で共有できるので、必要とされる設備量を最小限
にすることができる。
【0059】また、重み付け手段に結合され干渉を受信
するように動作するアンテナを含むように構成すること
によって、特にRF干渉信号を受信しやすい架空電力線
において本発明の通信信号結合装置を効果的に用いるこ
とができる。
するように動作するアンテナを含むように構成すること
によって、特にRF干渉信号を受信しやすい架空電力線
において本発明の通信信号結合装置を効果的に用いるこ
とができる。
【0060】本発明の第2の発明の通信信号結合装置よ
れば、通信信号を分割する分割手段と、少なくとも2本
の電力線の各々に分割信号を印加する手段とを含み、分
割手段は加入者端末の受信機において、各分割信号に重
み付けをするように構成されるので、効果的に干渉信号
をキャンセルすることができ、したがって、信号対(干
渉+ノイズ)比を増加させることができる。
れば、通信信号を分割する分割手段と、少なくとも2本
の電力線の各々に分割信号を印加する手段とを含み、分
割手段は加入者端末の受信機において、各分割信号に重
み付けをするように構成されるので、効果的に干渉信号
をキャンセルすることができ、したがって、信号対(干
渉+ノイズ)比を増加させることができる。
【0061】通信信号結合装置の重み付け手段は、電力
線に結合された特定の加入者からの信号に重み付けする
ための設定を記憶するメモリを有するように構成される
ので、すべての適応処理を行うことなく、その加入者と
の最後の通話に用いられた値のようなほぼ最適な受信信
号の組み合わせを即座に確立できる効果がある。
線に結合された特定の加入者からの信号に重み付けする
ための設定を記憶するメモリを有するように構成される
ので、すべての適応処理を行うことなく、その加入者と
の最後の通話に用いられた値のようなほぼ最適な受信信
号の組み合わせを即座に確立できる効果がある。
【図1】 電気通信信号を送信する従来の電力配電ネッ
トワークを示す図である。
トワークを示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の発明を説明する電力
配電ネットワークを示す図である。
配電ネットワークを示す図である。
【図3】 典型的な配電ケーブルの構造を示す図であ
る。
る。
【図4】 本発明の実施の形態1の発明における、線間
に生じる信号漏洩の一例を示す図である。
に生じる信号漏洩の一例を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の発明における、上り
方向の信号漏洩の一例を示す図である。
方向の信号漏洩の一例を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1の発明における、上り
方向の信号漏洩の他の例を示す図である。
方向の信号漏洩の他の例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1の発明における、上り
方向の信号漏洩のさらに他の例を示す図である。
方向の信号漏洩のさらに他の例を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態1の発明における、通信
信号結合装置を示す図である。
信号結合装置を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態2の発明における、通信
信号結合装置を示す図である。
信号結合装置を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態3の発明における、下
り方向の信号漏洩の一例を示す図である。
り方向の信号漏洩の一例を示す図である。
100・・・サブステーション、105・・・電力線、110
・・・印加点、120,130,140・・・電力線(また
は、ケーブル)、200・・・ネットワーク調整ユニッ
ト、210・・・支線、220,240・・・電気装置、30
0・・・外周部、330・・・接続点、400,450・・・加
算器、410,440・・・スプリッタ、420・・・測定ユ
ニット、430・・・マイクロプロセッサ、460・・・メモ
リ、600・・・通信信号結合装置、TRX・・・送受信装
置、WB,WR,WY ・・・重み付け装置、S1,S2,S
3・・・加入者、BS・・・基地局
・・・印加点、120,130,140・・・電力線(また
は、ケーブル)、200・・・ネットワーク調整ユニッ
ト、210・・・支線、220,240・・・電気装置、30
0・・・外周部、330・・・接続点、400,450・・・加
算器、410,440・・・スプリッタ、420・・・測定ユ
ニット、430・・・マイクロプロセッサ、460・・・メモ
リ、600・・・通信信号結合装置、TRX・・・送受信装
置、WB,WR,WY ・・・重み付け装置、S1,S2,S
3・・・加入者、BS・・・基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390023157 THE WORLD TRADE CEN TRE OF MONTREAL,MON TREAL,QUEBEC H2Y3Y 4,CANADA
Claims (20)
- 【請求項1】 線間で信号の漏洩が起きるように構成さ
れる電力線中の無線周波(RF)キャリヤによって運ば
れる通信信号を抽出および印加する通信信号結合装置に
おいて:少なくとも2本の位相線の各々から、必要な信
号の少なくとも1つの成分を含んだ無線周波(RF)信
号を受信する手段と、 必要な信号対(干渉+ノイズ)比、すなわち、S/(I
+N)比を大きくするように受信信号に重み付けをする
手段と、を備えたことを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の通信信号結合装置におい
て:重み付け手段の出力に結合され必要な信号対(干渉
+ノイズ)比を示す重み付けされた信号量を測定する測
定ユニットと、 前記測定ユニットに結合され、重み付け手段を制御する
ことによって、測定量の値を増加させる制御手段と、を
さらに含むことを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の通信信号結合装
置において:前記重み付け手段は、 受信信号に同相の重み付けをする重み付け手段と、 重み付けされた信号を加算する加算器と、をさらに含む
ことを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の通信信号結合装置におい
て:前記重み付け手段は、さらに受信信号の振幅出力を
調整できることを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の通信信号結合装置におい
て:前記制御手段は反復技術を実行し、それによって重
み付け手段で摂動が行われることを特徴とする通信信号
結合装置。 - 【請求項6】 請求項2記載の通信信号結合装置におい
て:前記測定ユニットは、重み付けされた信号のビット
誤り率を測定することを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項7】 請求項2乃至5のいずれかに記載の通信
信号結合装置において:前記測定ユニットは、必要な信
号が存在しないときには、重み付けされた信号の所定の
期間、測定を行うことを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項8】 請求項2乃至5のいずれかに記載の通信
信号結合装置において:前記測定ユニットは、必要な信
号のキャリアは存在するが変調信号が存在しないとき
は、重み付けされた信号の所定の期間、測定を行うこと
を特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項9】 請求項2乃至5のいずれかに記載の通信
信号結合装置において:前記測定ユニットは、テスト信
号が信号中に存在するときは、その期間、測定を行うこ
とを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の通
信信号結合装置において:前記重み付け手段は、複数の
期間のそれぞれにおいて、異なった方法で受信信号に重
み付けを行うことを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の通信信号結合装置に
おいて:前記各期間は、タイムシェアリング・キャリア
周波数上のタイムスロットに対応することを特徴とする
通信信号結合装置。 - 【請求項12】 請求項10記載の通信信号結合装置に
おいて:前記重み付け手段は、電力線に結合された特定
の加入者からの信号に重み付けするための設定を記憶す
るメモリを含むことを特徴とする通信信号結合装置 - 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
通信信号結合装置において:通信信号結合装置は、通信
信号を少なくとも2本の位相線に印加することを特徴と
する通信信号結合装置 - 【請求項14】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
通信信号結合装置において:重み付け手段に結合され、
干渉を受信するように動作するアンテナを含むことを特
徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項15】 信号の漏洩が位相線間で生じるような
電力線に通信信号を印加し、少なくとも1本の電力線に
は加入者が結合された通信信号結合装置において:通信
信号を分割する分割手段と、 少なくとも2本の電力線の各々に分割信号を印加する手
段とを備え、 前記分割手段は、加入者端末の受信機において、各分割
信号に重み付けをすることを特徴とする通信信号結合装
置。 - 【請求項16】 請求項15記載の通信信号結合装置に
おいて:前記分割手段は、請求項1の結合手段と同じ設
定で動作することを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項17】 請求項15記載の通信信号結合装置に
おいて:前記分割手段は、加入者端末での測定に応答す
ることを特徴とする通信信号結合装置。 - 【請求項18】 線間で信号の漏洩が起きるように構成
される電力線中の無線周波(RF)キャリヤによって運
ばれる通信信号を抽出および印加する方法において:少
なくとも2本の位相線の各々から、必要な信号の少なく
とも1つの成分を含んだ無線周波(RF)信号を受信す
るステップと、 受信信号に重み付けをするステップと、を備えたことを
特徴とする通信信号結合方法。 - 【請求項19】 信号の漏洩が位相線間で生じるような
電力線に通信信号を印加し、少なくとも1本の電力線に
は加入者が結合される通信信号結合方法において:通信
信号を分割する分割ステップと、 少なくとも2本の電力線の各々に分割信号を印加するス
テップとから構成され、 前記分割ステップは、加入者端末の受信機において、各
分割信号に重み付けをし、信号対(干渉+ノイズ)比を
増加させることを特徴とする通信信号結合方法。 - 【請求項20】 請求項1に記載の通信信号結合装置お
よび請求項15に記載の通信信号結合装置のうち、少な
くとも1つを含むことを特徴とする電力線通信システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36551797A JPH11205201A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 通信信号結合装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36551797A JPH11205201A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 通信信号結合装置および方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11205201A true JPH11205201A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=18484461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36551797A Pending JPH11205201A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 通信信号結合装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11205201A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020007441A (ko) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | 이기원 | 다중 반송파 변조방식을 이용한 전력선 통신 시스템 |
| JP2014511637A (ja) * | 2011-02-28 | 2014-05-15 | アクララ パワー−ライン システムズ インコーポレイテッド | 複数相電力配電回路網の全相における通信信号の同時検出 |
| JP2015208013A (ja) * | 2009-08-03 | 2015-11-19 | テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド | 3相モードのofdm伝送方法 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP36551797A patent/JPH11205201A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020007441A (ko) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | 이기원 | 다중 반송파 변조방식을 이용한 전력선 통신 시스템 |
| JP2015208013A (ja) * | 2009-08-03 | 2015-11-19 | テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド | 3相モードのofdm伝送方法 |
| JP2014511637A (ja) * | 2011-02-28 | 2014-05-15 | アクララ パワー−ライン システムズ インコーポレイテッド | 複数相電力配電回路網の全相における通信信号の同時検出 |
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