JPH11205206A - 無線装置およびアンテナ - Google Patents
無線装置およびアンテナInfo
- Publication number
- JPH11205206A JPH11205206A JP10001848A JP184898A JPH11205206A JP H11205206 A JPH11205206 A JP H11205206A JP 10001848 A JP10001848 A JP 10001848A JP 184898 A JP184898 A JP 184898A JP H11205206 A JPH11205206 A JP H11205206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- switch
- feed line
- antennas
- receiving circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ダイバーシチアンテナ間の干渉による特性劣化
を軽減し、機器の小形化を可能とする。 【解決手段】筺体に内蔵された受信回路(13)と、第
1および第2のアンテナ(11、12)と、給電線路
(14)と、第1のアンテナと給電線路との接続をON
/OFFする第1のスイッチ(15)と、第2のアンテ
ナと給電線路のどちらか一方を受信回路に接続する第2
のスイッチ(16)と、第1のアンテナと第2のアンテ
ナによって受信される電波の強度に応じて第1のスイッ
チと第2のスイッチとの切り替え制御を行う制御回路
(17)とを備え、受信電波の強度に応じて一方のアン
テナが受信回路と接続されるとき、他方のアンテナは給
電線路または整合回路に関係なく開放で終端を行う。ま
た、アンテナ自体に整合素子を含んでいるようなアンテ
ナの場合には、アンテナの一部にスイッチを設けること
で、給電線路や整合素子に関係なく開放終端を行う。
を軽減し、機器の小形化を可能とする。 【解決手段】筺体に内蔵された受信回路(13)と、第
1および第2のアンテナ(11、12)と、給電線路
(14)と、第1のアンテナと給電線路との接続をON
/OFFする第1のスイッチ(15)と、第2のアンテ
ナと給電線路のどちらか一方を受信回路に接続する第2
のスイッチ(16)と、第1のアンテナと第2のアンテ
ナによって受信される電波の強度に応じて第1のスイッ
チと第2のスイッチとの切り替え制御を行う制御回路
(17)とを備え、受信電波の強度に応じて一方のアン
テナが受信回路と接続されるとき、他方のアンテナは給
電線路または整合回路に関係なく開放で終端を行う。ま
た、アンテナ自体に整合素子を含んでいるようなアンテ
ナの場合には、アンテナの一部にスイッチを設けること
で、給電線路や整合素子に関係なく開放終端を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナ切り替
え式の無線装置およびアンテナに関する。
え式の無線装置およびアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば携帯無線機のような無線
装置では、ダイバーシチ受信方式を実現させるために筺
体上に異なったアンテナを組み合わせて搭載し、受信す
る電波の強度に応じてアンテナを選択し切り替える方式
が知られている。しかし、近年の無線機においては、筐
体が比較的小形であるためにアンテナ間の距離が近くな
り、アンテナ間で干渉を生じてアンテナ特性を低下させ
ることがある。
装置では、ダイバーシチ受信方式を実現させるために筺
体上に異なったアンテナを組み合わせて搭載し、受信す
る電波の強度に応じてアンテナを選択し切り替える方式
が知られている。しかし、近年の無線機においては、筐
体が比較的小形であるためにアンテナ間の距離が近くな
り、アンテナ間で干渉を生じてアンテナ特性を低下させ
ることがある。
【0003】そこで、このアンテナ間の干渉を抑えるた
めに選択されていない側のアンテナの終端を開放するこ
とが一般的に行われている。アンテナ終端を開放するこ
とにより、アンテナ素子は高いインピーダンス値を持つ
ようになり、干渉が抑圧される。ところが、携帯無線機
のような無線装置では、アンテナと受信回路を給電線路
を介して接続しているので、選択されていない側のアン
テナの終端を開放する条件のために給電線路の長さに自
由度がなく、また、場合によっては長くなるために、実
装および伝送損失に関して問題があった。以下、従来の
技術において発生している問題点について図を用いて説
明する。
めに選択されていない側のアンテナの終端を開放するこ
とが一般的に行われている。アンテナ終端を開放するこ
とにより、アンテナ素子は高いインピーダンス値を持つ
ようになり、干渉が抑圧される。ところが、携帯無線機
のような無線装置では、アンテナと受信回路を給電線路
を介して接続しているので、選択されていない側のアン
テナの終端を開放する条件のために給電線路の長さに自
由度がなく、また、場合によっては長くなるために、実
装および伝送損失に関して問題があった。以下、従来の
技術において発生している問題点について図を用いて説
明する。
【0004】従来、一般的に用いられていたダイバーシ
チアンテナ方式を実現している携帯無線機のような無線
装置によると、図9に示すようにアンテナ101には給
電線路104が接続されスイッチ105を介して受信回
路103に接続される。アンテナ102はスイッチ10
5を介して受信回路103に接続される。スイッチ10
5は受信回路103を給電線路104とアンテナ102
に接続する接点を有し、コントローラ106がテストモ
ード時に受信回路103により受信されるアンテナ10
1,102の各々の受信電波強度の大小を比較して電波
強度の大きな方のアンテナを受信回路103に接続する
ように、スイッチ105の切り替え制御を行う。スイッ
チ105が受信回路103を給電線路104に接続する
ときには、アンテナ102は開放終端されている。逆
に、スイッチ105が受信回路103をアンテナ102
に接続するときには、アンテナ101は端部を開放され
た給電線路を介して終端されている。端部を開放された
給電線路104はリアクタンス素子として働き、給電線
路104の長さを2分の1波長の整数倍とすることで、
アンテナ101を開放終端することができる。したがっ
て、いずれのアンテナで受信する場合でも、アンテナの
終端を開放することができるのでアンテナの放射特性を
低下きせることなく無線通信を行うことができる。
チアンテナ方式を実現している携帯無線機のような無線
装置によると、図9に示すようにアンテナ101には給
電線路104が接続されスイッチ105を介して受信回
路103に接続される。アンテナ102はスイッチ10
5を介して受信回路103に接続される。スイッチ10
5は受信回路103を給電線路104とアンテナ102
に接続する接点を有し、コントローラ106がテストモ
ード時に受信回路103により受信されるアンテナ10
1,102の各々の受信電波強度の大小を比較して電波
強度の大きな方のアンテナを受信回路103に接続する
ように、スイッチ105の切り替え制御を行う。スイッ
チ105が受信回路103を給電線路104に接続する
ときには、アンテナ102は開放終端されている。逆
に、スイッチ105が受信回路103をアンテナ102
に接続するときには、アンテナ101は端部を開放され
た給電線路を介して終端されている。端部を開放された
給電線路104はリアクタンス素子として働き、給電線
路104の長さを2分の1波長の整数倍とすることで、
アンテナ101を開放終端することができる。したがっ
て、いずれのアンテナで受信する場合でも、アンテナの
終端を開放することができるのでアンテナの放射特性を
低下きせることなく無線通信を行うことができる。
【0005】しかしながら、給電線路104を2分の1
波長の整数倍の長さにするためには、無線機の基板上に
給電線路104を引き回す必要がある。その結果とし
て、特に小形の無線機では、給電線路104を引き回す
ことによって基板上の電子回路の実装を妨げるといった
問題点が発生する。
波長の整数倍の長さにするためには、無線機の基板上に
給電線路104を引き回す必要がある。その結果とし
て、特に小形の無線機では、給電線路104を引き回す
ことによって基板上の電子回路の実装を妨げるといった
問題点が発生する。
【0006】さらに、給電線路104の長さが長くなる
事により、コントローラ106がアンテナ101を選択
し、受信機103を給電線路104に接続するようにス
イッチ105を制御したときに、給電線路104におけ
る伝送損失が増大するといった問題点が発生する。同様
の問題点は、給電線路104にアンテナインピーダンス
調整用の整合回路が含まれている場合にも発生してい
る。この時には、給電線路104の長さを適切に選んだ
としても、整合回路のために、アンテナの終端が開放状
態にならなくなる問題点が生じる。
事により、コントローラ106がアンテナ101を選択
し、受信機103を給電線路104に接続するようにス
イッチ105を制御したときに、給電線路104におけ
る伝送損失が増大するといった問題点が発生する。同様
の問題点は、給電線路104にアンテナインピーダンス
調整用の整合回路が含まれている場合にも発生してい
る。この時には、給電線路104の長さを適切に選んだ
としても、整合回路のために、アンテナの終端が開放状
態にならなくなる問題点が生じる。
【0007】また一方、アンテナ101に整合回路が含
まれているようなアンテナがある。このようなアンテナ
の一例としては、逆Fアンテナがある。逆Fアンテナは
携帯無線機のような無線装置の内蔵アンテナとしてよく
用いられるアンテナ素子であり、アンテナ切り替えダイ
バーシチ方式におけるアンテナ間干渉が問題点となって
いる。
まれているようなアンテナがある。このようなアンテナ
の一例としては、逆Fアンテナがある。逆Fアンテナは
携帯無線機のような無線装置の内蔵アンテナとしてよく
用いられるアンテナ素子であり、アンテナ切り替えダイ
バーシチ方式におけるアンテナ間干渉が問題点となって
いる。
【0008】以下に逆Fアンテナについて説明する。図
8は線状逆Fアンテナの構造である。線状逆Fアンテナ
は線状素子から構成され、即ちL字型アンテナ111お
よび112と整合素子113の組み合わせにより構成す
ることができる。
8は線状逆Fアンテナの構造である。線状逆Fアンテナ
は線状素子から構成され、即ちL字型アンテナ111お
よび112と整合素子113の組み合わせにより構成す
ることができる。
【0009】給電位置はアンテナ111とグランド11
5の接続点にあり、給電点を114と表している。整合
素子113は、L字型アンテナ111および112とグ
ランド115にショートしている。実際、この整合素子
113はL字型アンテナ111および112の入カイン
ピーダンス整合用として用いられている。
5の接続点にあり、給電点を114と表している。整合
素子113は、L字型アンテナ111および112とグ
ランド115にショートしている。実際、この整合素子
113はL字型アンテナ111および112の入カイン
ピーダンス整合用として用いられている。
【0010】アンテナ切り替えダイバーシチを行う際
に、逆Fアンテナが選択されなかった場合、一般的に逆
Fアンテナの給電点を開放終端することになる。このと
きL字型アンテナ111および112は、整合素子11
3の存在のために、実際には終端開放とならない問題が
生じる。
に、逆Fアンテナが選択されなかった場合、一般的に逆
Fアンテナの給電点を開放終端することになる。このと
きL字型アンテナ111および112は、整合素子11
3の存在のために、実際には終端開放とならない問題が
生じる。
【0011】そこで、本発明者らは、アンテナ間の干渉
について、モノポールアンテナと逆Fアンテナとを組み
合わせたアンテナ切り替えダイバーシチにおけるモノポ
ールアンテナと逆Fアンテナとの間の干渉による放射特
性の劣化について実験した。この実験に用いたモデルは
図6に示す構造のもので、無線機の基板を模擬した導体
板121の上端部にモノポールアンテナ122と逆Fア
ンテナ123を取り付けている。また導体板121の長
さは約3分の1波長程度とし、モノポールアンテナ12
2の長さは発信する波長のほぼ4分の1で、逆Fアンテ
ナの高さは70分の1波長程度とした。また、逆Fアン
テナの給電点にはリアクタンス素子125を接続し、モ
ノポールアンテナ122の給電点124と逆Fアンテナ
の給電点126は導体板121の上端で近接した位置に
配置した。
について、モノポールアンテナと逆Fアンテナとを組み
合わせたアンテナ切り替えダイバーシチにおけるモノポ
ールアンテナと逆Fアンテナとの間の干渉による放射特
性の劣化について実験した。この実験に用いたモデルは
図6に示す構造のもので、無線機の基板を模擬した導体
板121の上端部にモノポールアンテナ122と逆Fア
ンテナ123を取り付けている。また導体板121の長
さは約3分の1波長程度とし、モノポールアンテナ12
2の長さは発信する波長のほぼ4分の1で、逆Fアンテ
ナの高さは70分の1波長程度とした。また、逆Fアン
テナの給電点にはリアクタンス素子125を接続し、モ
ノポールアンテナ122の給電点124と逆Fアンテナ
の給電点126は導体板121の上端で近接した位置に
配置した。
【0012】このような構造の無線機モデルを用いた実
験方法は、モノポールアンテナ122に給電し、逆Fア
ンテナ123の終端条件を変えながら放射効率(:放射
電力/入力電力)を測定するものであり、終端条件は給
電点126のリアクタンス素子125として種々の値の
コンデンサまたはコイルを接続することによって変更し
た。
験方法は、モノポールアンテナ122に給電し、逆Fア
ンテナ123の終端条件を変えながら放射効率(:放射
電力/入力電力)を測定するものであり、終端条件は給
電点126のリアクタンス素子125として種々の値の
コンデンサまたはコイルを接続することによって変更し
た。
【0013】この実験によって得られたアンテナ特性の
変化の結果は、図7に示すグラフのようになり、今回の
モデルでは逆Fアンテナの終端条件によって最大で放射
効率が一2dB程度劣化することが分かった。また、放
射効率の最大値が得られる終端条件は開放条件でないこ
とがわかる。すなわち、逆Fアンテナでは整合素子11
3の存在のために、入力端を開放したとしても、逆Fア
ンテナ全体としては開放終端とならずに、アンテナ間干
渉を生じていることが分かった。アンテナに含まれる整
合回路とは、そのアンテナが選択されていないときに、
アンテナ入力端を開放した場合にその整合回路がリアク
タンス素子として働き、アンテナの入力端が開放になら
ない働きをする。
変化の結果は、図7に示すグラフのようになり、今回の
モデルでは逆Fアンテナの終端条件によって最大で放射
効率が一2dB程度劣化することが分かった。また、放
射効率の最大値が得られる終端条件は開放条件でないこ
とがわかる。すなわち、逆Fアンテナでは整合素子11
3の存在のために、入力端を開放したとしても、逆Fア
ンテナ全体としては開放終端とならずに、アンテナ間干
渉を生じていることが分かった。アンテナに含まれる整
合回路とは、そのアンテナが選択されていないときに、
アンテナ入力端を開放した場合にその整合回路がリアク
タンス素子として働き、アンテナの入力端が開放になら
ない働きをする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のアンテナ切り替えダイバーシチを具備する携帯無
線機のような無線装置では、アンテナ間の干渉を抑える
ために選ばれなかったアンテナの終端を開放することが
行われているが、給電線路の長さを所望の長さにしよう
とすると、設計の自由度が妨げられ小形化ができなくな
る間題点があった。
従来のアンテナ切り替えダイバーシチを具備する携帯無
線機のような無線装置では、アンテナ間の干渉を抑える
ために選ばれなかったアンテナの終端を開放することが
行われているが、給電線路の長さを所望の長さにしよう
とすると、設計の自由度が妨げられ小形化ができなくな
る間題点があった。
【0015】また、アンテナ自体に整合回路が含まれて
いるようなアンテナにおいては、アンテナ入力端におい
て終端を開放したとしても、実際には整合回路の存在の
ためにアンテナ全体として開放終端とならない問題があ
った。
いるようなアンテナにおいては、アンテナ入力端におい
て終端を開放したとしても、実際には整合回路の存在の
ためにアンテナ全体として開放終端とならない問題があ
った。
【0016】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、アンテナに生じていた放射特性の劣化
を防ぐことができ、また給電線路の引き回しに対する設
計の自由度を損なうことなく、小形化が図れる無線装置
およびアンテナを提供することを目的とする。
なされたもので、アンテナに生じていた放射特性の劣化
を防ぐことができ、また給電線路の引き回しに対する設
計の自由度を損なうことなく、小形化が図れる無線装置
およびアンテナを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、筺体と、前記
筺体に内蔵された受信回路と、前記筺体に設置された第
1および第2のアンテナと、給電線路と、前記第1のア
ンテナと前記給電線路との接続をON/OFFする第1
のスイッチと、前記第2のアンテナと前記給電線路のど
ちらか一方を前記受信回路に接続する第2のスイッチ
と、前記第1および第2のアンテナの各々が受信する電
波の強度に応じて前記第1のスイッチと第2のスイッチ
との切り替え制御を行う制御回路とで構成される無線装
置を提供する。
筺体に内蔵された受信回路と、前記筺体に設置された第
1および第2のアンテナと、給電線路と、前記第1のア
ンテナと前記給電線路との接続をON/OFFする第1
のスイッチと、前記第2のアンテナと前記給電線路のど
ちらか一方を前記受信回路に接続する第2のスイッチ
と、前記第1および第2のアンテナの各々が受信する電
波の強度に応じて前記第1のスイッチと第2のスイッチ
との切り替え制御を行う制御回路とで構成される無線装
置を提供する。
【0018】本発明の無線装置では、受信電波との対応
で一方のアンテナが受信回路と接続されるときに、他方
のアンテナはアンテナ給電点直下で給電線路から切り離
され開放終端を行うことにより、給電線路または整合素
子によらずに、受信回路と接続されていないアンテナの
終端条件を開放終端として放射特性の劣化を防止するこ
とが出来る。
で一方のアンテナが受信回路と接続されるときに、他方
のアンテナはアンテナ給電点直下で給電線路から切り離
され開放終端を行うことにより、給電線路または整合素
子によらずに、受信回路と接続されていないアンテナの
終端条件を開放終端として放射特性の劣化を防止するこ
とが出来る。
【0019】また、本発明は、地板と、この地板に対し
て垂直方向に延び給電点に接続されている第1の線状素
子と、前記第1の線状素子の先端と前記地板とを接続す
る第2の線状素子と、前記第1の線状素子の先端にスイ
ッチを介して接続され開放終端される第3の線状素子に
よって構成されるアンテナを提供する。
て垂直方向に延び給電点に接続されている第1の線状素
子と、前記第1の線状素子の先端と前記地板とを接続す
る第2の線状素子と、前記第1の線状素子の先端にスイ
ッチを介して接続され開放終端される第3の線状素子に
よって構成されるアンテナを提供する。
【0020】本発明のアンテナでは、受信電波との対応
で一方のアンテナが受信回路と接続されるときに、本発
明のアンテナはアンテナ素子の一部分で給電線路から切
り離され開放終端を行うことにより、給電線路または整
合素子によらずに、受信回路と接続されていないアンテ
ナの終端条件を開放終端として放射特性の劣化を防止す
ることが出来る。
で一方のアンテナが受信回路と接続されるときに、本発
明のアンテナはアンテナ素子の一部分で給電線路から切
り離され開放終端を行うことにより、給電線路または整
合素子によらずに、受信回路と接続されていないアンテ
ナの終端条件を開放終端として放射特性の劣化を防止す
ることが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0022】図1に示す第1の実施形態の無線装置によ
ると、アンテナ11はスイッチ15の一端に直接接続さ
れ、このスイッチ15、給電線路14およびスイッチ1
6を介して受信回路13に接続される。また、アンテナ
12はスイッチ16を介して受信回路13に接続され
る。スイッチ16は受信回路13を給電線路14および
アンテナ2に選択的に接続する接点を有している。スイ
ッチ15は、アンテナ11と給電線路14との接続を0
N/0FFする接点を有している。
ると、アンテナ11はスイッチ15の一端に直接接続さ
れ、このスイッチ15、給電線路14およびスイッチ1
6を介して受信回路13に接続される。また、アンテナ
12はスイッチ16を介して受信回路13に接続され
る。スイッチ16は受信回路13を給電線路14および
アンテナ2に選択的に接続する接点を有している。スイ
ッチ15は、アンテナ11と給電線路14との接続を0
N/0FFする接点を有している。
【0023】制御回路、即ちコントローラ17は、スイ
ッチ16が受信回路13を給電線路14に接続したとき
にスイッチ15をONにし、スイッチ16が受信回路1
3をアンテナ12に接続したときにスイッチ15をOF
Fにする2つのスイッチの制御を行う。また、コントロ
ーラ17は、テストモード時に受信回路13からの受信
信号を受け、受信回路13によって受信されるアンテナ
11、12の各々の受信電波強度の大小を比較して電波
強度の大きな方のアンテナを受信回路13に接続するよ
うに、これらのスイッチ15、16の切り替え制御を行
う。
ッチ16が受信回路13を給電線路14に接続したとき
にスイッチ15をONにし、スイッチ16が受信回路1
3をアンテナ12に接続したときにスイッチ15をOF
Fにする2つのスイッチの制御を行う。また、コントロ
ーラ17は、テストモード時に受信回路13からの受信
信号を受け、受信回路13によって受信されるアンテナ
11、12の各々の受信電波強度の大小を比較して電波
強度の大きな方のアンテナを受信回路13に接続するよ
うに、これらのスイッチ15、16の切り替え制御を行
う。
【0024】上記の構成の無線装置は筺体(図示せず)
に収納されており、コントローラ17は高速でアンテナ
11とアンテナ12とのそれぞれの受信電波強度を比較
し、電波強度の強い側のアンテナを受信回路13に接続
し、他方のアンテナの終端を開放条件となるようにスイ
ッチの切り替え制御を行う。
に収納されており、コントローラ17は高速でアンテナ
11とアンテナ12とのそれぞれの受信電波強度を比較
し、電波強度の強い側のアンテナを受信回路13に接続
し、他方のアンテナの終端を開放条件となるようにスイ
ッチの切り替え制御を行う。
【0025】通常、携帯電話機では、20msのサイク
ルで送受信モードが高速に切り替えられており、コント
ローラ17はその切り替えタイミングにその数十〜数百
分の一、例えば10分の1〜100分の1の時間のうち
に両アンテナの受信電波をそれぞれ同時に積分し、積分
値の大きい方を受信電波強度が高いものとして選択し、
スイッチ15、16の切り替え制御を行う。
ルで送受信モードが高速に切り替えられており、コント
ローラ17はその切り替えタイミングにその数十〜数百
分の一、例えば10分の1〜100分の1の時間のうち
に両アンテナの受信電波をそれぞれ同時に積分し、積分
値の大きい方を受信電波強度が高いものとして選択し、
スイッチ15、16の切り替え制御を行う。
【0026】スイッチ16が受信回路13を給電線路1
4に接続し、スイッチ15がアンテナ11と給電線路1
4の接続をONにするときには、アンテナ12は開放終
端となる。逆に、スイッチ16は受信回路13をアンテ
ナ12に接続し、スイッチ15がアンテナ1と給電線路
14の接続をOFFにするときには、アンテナ11は開
放終端となる。したがって、いずれのアンテナで受信す
る場合でも、給電線路14に関係することなく、アンテ
ナの終端を開放することができるので、アンテナの放射
特性を低下させることなく無線通信を行うことができ
る。
4に接続し、スイッチ15がアンテナ11と給電線路1
4の接続をONにするときには、アンテナ12は開放終
端となる。逆に、スイッチ16は受信回路13をアンテ
ナ12に接続し、スイッチ15がアンテナ1と給電線路
14の接続をOFFにするときには、アンテナ11は開
放終端となる。したがって、いずれのアンテナで受信す
る場合でも、給電線路14に関係することなく、アンテ
ナの終端を開放することができるので、アンテナの放射
特性を低下させることなく無線通信を行うことができ
る。
【0027】ここで、スイッチ15,16は現在市販さ
れているPINダイオードなどを用いた部品で容易に構
成することができる。なお、本発明は上記の実施形態に
限定されることなく、特に給電線路14はアンテナ11
の入カインビーダンス整合用回路素子を含めることがで
きる。この場合にも、スイッチ15をOFFにすること
によってアンテナ11の終端は開放終端となるために、
いずれのアンテナで受信する場合でも、整合回路を含ん
だ給電線路14に関係することなく、アンテナの放射特
性を低下させずに無線通信を行うことができる。
れているPINダイオードなどを用いた部品で容易に構
成することができる。なお、本発明は上記の実施形態に
限定されることなく、特に給電線路14はアンテナ11
の入カインビーダンス整合用回路素子を含めることがで
きる。この場合にも、スイッチ15をOFFにすること
によってアンテナ11の終端は開放終端となるために、
いずれのアンテナで受信する場合でも、整合回路を含ん
だ給電線路14に関係することなく、アンテナの放射特
性を低下させずに無線通信を行うことができる。
【0028】さらに、本発明は上記の実施形態に限定さ
れることなく、アンテナ11およびアンテナ2の両方に
給電線路が接続されている場合にも適用できる。
れることなく、アンテナ11およびアンテナ2の両方に
給電線路が接続されている場合にも適用できる。
【0029】図2を参照して本発明の第2の実施形態の
無線装置を説明する。この無線装置によると、アンテナ
21はスイッチ26の一端に直接接続され、このスイッ
チ26、給電線路24および切り替えスイッチ28を介
して受信回路に接続される。アンテナ22はスイッチ2
7の一端に直接接続され、このスイッチ27、給電線路
25および切り替えスイッチ28を介して受信回路23
に接続される。
無線装置を説明する。この無線装置によると、アンテナ
21はスイッチ26の一端に直接接続され、このスイッ
チ26、給電線路24および切り替えスイッチ28を介
して受信回路に接続される。アンテナ22はスイッチ2
7の一端に直接接続され、このスイッチ27、給電線路
25および切り替えスイッチ28を介して受信回路23
に接続される。
【0030】受信回路23の出力は制御回路、即ちコン
トローラ29に接続され、このコントローラ29は受信
回路23の出力に応じてスイッチ26、27のON,O
FFおよびスイッチ28の切り替えを制御する。
トローラ29に接続され、このコントローラ29は受信
回路23の出力に応じてスイッチ26、27のON,O
FFおよびスイッチ28の切り替えを制御する。
【0031】図2の無線装置において、アンテナ21が
選ばれた場合にはスイッチ27がOFFにされ、アンテ
ナ22が選ばれた場合にはスイッチ26がOFFにされ
る。これにより、どちらのアンテナが選ばれたとして
も、選ばれない方のアンテナは給電線路または整合回路
に関係しないで開放終端を行うことができる。従って、
アンテナの放射特性を低下させずに無線通信を行うこと
ができる。
選ばれた場合にはスイッチ27がOFFにされ、アンテ
ナ22が選ばれた場合にはスイッチ26がOFFにされ
る。これにより、どちらのアンテナが選ばれたとして
も、選ばれない方のアンテナは給電線路または整合回路
に関係しないで開放終端を行うことができる。従って、
アンテナの放射特性を低下させずに無線通信を行うこと
ができる。
【0032】以下、本発明の第3の実施形態を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0033】図3に示す第3の実施形態の無線装置によ
ると、アンテナ31aはスイッチ35aの一端に直接接
続され、このスイッチ35a、給電線路34a、スイッ
チ35bの接点Aを介して受信回路32に接続される。
アンテナ31bは切り替えスイッチ35cの共通端子に
直接接続され、このスイッチ35c、給電線路34b、
スイッチ35bの接点Bを介して受信回路32に接続さ
れ、また給電線路34cを介して送信回路33に接続さ
れ、さらにスイッチ35cを介して高抵抗素子37に接
続される。即ち、切り替えスイッチ35cは3つの切り
替え接点C、D、Eを有し、アンテナ31bをこれら端
子を介して選択的に受信回路32、送信回路33、高抵
抗素子37に接続される。
ると、アンテナ31aはスイッチ35aの一端に直接接
続され、このスイッチ35a、給電線路34a、スイッ
チ35bの接点Aを介して受信回路32に接続される。
アンテナ31bは切り替えスイッチ35cの共通端子に
直接接続され、このスイッチ35c、給電線路34b、
スイッチ35bの接点Bを介して受信回路32に接続さ
れ、また給電線路34cを介して送信回路33に接続さ
れ、さらにスイッチ35cを介して高抵抗素子37に接
続される。即ち、切り替えスイッチ35cは3つの切り
替え接点C、D、Eを有し、アンテナ31bをこれら端
子を介して選択的に受信回路32、送信回路33、高抵
抗素子37に接続される。
【0034】コントローラ36bは、送信モードと受信
モードの切り替えを制御しており、受信回路32、送信
回路33、コントローラ36aへ送信モード、受信モー
ドの切り替え信号を送っている。
モードの切り替えを制御しており、受信回路32、送信
回路33、コントローラ36aへ送信モード、受信モー
ドの切り替え信号を送っている。
【0035】送信モードでは、コントローラ36aはス
イッチ35cを給電線路34cに接続し、アンテナ31
aと給電線路34aの接続をOFFにする。受信モード
では、コントローラ36aはスイッチ35bが受信回路
32を給電線路34aに接続したときにはスイッチ35
aをONにし、アンテナ31bを高抵抗素子37に接続
するようにスイッチ35cを切り替え、スイッチ35b
が受信回路32を給電線路34bに接続したときにはス
イッチ35aをOFFにし、アンテナ31bを給電線路
34bに接続するようにスイッチ35cを切り替えるよ
うスイッチ35a,35cを制御する。即ち、コントロ
ーラ36aは、テストモード時に受信回路32により受
信されるアンテナ31a,31bの受信電波強度の大小
を比較して、電波強度の大きな方のアンテナを受信回路
32に接続するように、これらのスイソチ35a,35
b,35cの切り替え制御を行う。
イッチ35cを給電線路34cに接続し、アンテナ31
aと給電線路34aの接続をOFFにする。受信モード
では、コントローラ36aはスイッチ35bが受信回路
32を給電線路34aに接続したときにはスイッチ35
aをONにし、アンテナ31bを高抵抗素子37に接続
するようにスイッチ35cを切り替え、スイッチ35b
が受信回路32を給電線路34bに接続したときにはス
イッチ35aをOFFにし、アンテナ31bを給電線路
34bに接続するようにスイッチ35cを切り替えるよ
うスイッチ35a,35cを制御する。即ち、コントロ
ーラ36aは、テストモード時に受信回路32により受
信されるアンテナ31a,31bの受信電波強度の大小
を比較して、電波強度の大きな方のアンテナを受信回路
32に接続するように、これらのスイソチ35a,35
b,35cの切り替え制御を行う。
【0036】上記の構成の無線装置では、送信モードと
受信モードが交互に切り替わっており、送信モードおよ
び受信モードのどちらの場合でも、選択されていないア
ンテナの終端が開放条件となるようにスイッチの切り替
え制御が行われている。通常、携帯電話機では、20m
sのサイクルで送受信モードが交互に切り替えられてい
る。コントローラ36bはそのタイミングに、送信モー
ドと受信モードの切り替えを行っている。また、コント
ローラ36aはその切り替えタイミングにその10分の
1〜100分の1の時間のうちに両アンテナの受信電波
をそれぞれ同時に積分し、積分値の大きい方を受信電波
強度が高いものとして選択し、スイッチ35a,35
b,35cの切り替え制御を行う。
受信モードが交互に切り替わっており、送信モードおよ
び受信モードのどちらの場合でも、選択されていないア
ンテナの終端が開放条件となるようにスイッチの切り替
え制御が行われている。通常、携帯電話機では、20m
sのサイクルで送受信モードが交互に切り替えられてい
る。コントローラ36bはそのタイミングに、送信モー
ドと受信モードの切り替えを行っている。また、コント
ローラ36aはその切り替えタイミングにその10分の
1〜100分の1の時間のうちに両アンテナの受信電波
をそれぞれ同時に積分し、積分値の大きい方を受信電波
強度が高いものとして選択し、スイッチ35a,35
b,35cの切り替え制御を行う。
【0037】送信モードでは、スイッチ35cはアンテ
ナ31bを給電線路34cに接続し、スイッチ35aを
OFFするので、アンテナ31aは開放終端となる。な
お、携帯無線機のような無線装置では、送信時には、ア
ンテナ切り替えダイバーシチを行っていないので、アン
テナ31aは、常に開放終端となっている。また、スイ
ッチ35bは、受信回路32の接続切り替えを行うもの
なので、送信モードでは制御を行っていない。ただし送
信モードにおいても、実際にはスイッチ35bは接点A
またはBに接続することになるが、スイッチ35aがO
FFにされ、アンテナ31bはスイッチ35cによって
受信回路33へ接続されているために、アンテナ特性の
低下を引き起こすことはない。
ナ31bを給電線路34cに接続し、スイッチ35aを
OFFするので、アンテナ31aは開放終端となる。な
お、携帯無線機のような無線装置では、送信時には、ア
ンテナ切り替えダイバーシチを行っていないので、アン
テナ31aは、常に開放終端となっている。また、スイ
ッチ35bは、受信回路32の接続切り替えを行うもの
なので、送信モードでは制御を行っていない。ただし送
信モードにおいても、実際にはスイッチ35bは接点A
またはBに接続することになるが、スイッチ35aがO
FFにされ、アンテナ31bはスイッチ35cによって
受信回路33へ接続されているために、アンテナ特性の
低下を引き起こすことはない。
【0038】受信モードでは、スイッチ35bが受信回
路32を給電線路34aに接続し、スイッチ35aがア
ンテナ31aと給電線路34aとを接続し、スイッチ3
5cがアンテナ31bを高抵抗素子に接続するときに
は、アンテナ31bは開放終端となる。逆に、スイッチ
35bが受信回路32を給電線路34bに接続し、スイ
ッチ35aがアンテナ31aと給電線路34aとの接続
をOFFにし、スイッチ35cがアンテナ31bを給電
線路34bに接続するときには、アンテナ31aは開放
終端となる。したがって、送信および受信時のいずれに
おいても、給電線路に関係することなく、選択されてい
ないアンテナ素子の終端を開放することができるので、
アンテナの放射特性を低下させることなく無線通信を行
うことができる。
路32を給電線路34aに接続し、スイッチ35aがア
ンテナ31aと給電線路34aとを接続し、スイッチ3
5cがアンテナ31bを高抵抗素子に接続するときに
は、アンテナ31bは開放終端となる。逆に、スイッチ
35bが受信回路32を給電線路34bに接続し、スイ
ッチ35aがアンテナ31aと給電線路34aとの接続
をOFFにし、スイッチ35cがアンテナ31bを給電
線路34bに接続するときには、アンテナ31aは開放
終端となる。したがって、送信および受信時のいずれに
おいても、給電線路に関係することなく、選択されてい
ないアンテナ素子の終端を開放することができるので、
アンテナの放射特性を低下させることなく無線通信を行
うことができる。
【0039】受信モードと送信モードにおけるスイッチ
35a,35b,35cの動作および選択されていない
アンテナの終端の関係を表1に示す。
35a,35b,35cの動作および選択されていない
アンテナの終端の関係を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】スイッチの切り替えはコントローラ36a
が行うことになる。実際のスイッチの構成は、市販され
ているピンダイオードを用いたスイッチによって形成す
ることができ、コントローラ36aによって制御するこ
とができる。
が行うことになる。実際のスイッチの構成は、市販され
ているピンダイオードを用いたスイッチによって形成す
ることができ、コントローラ36aによって制御するこ
とができる。
【0042】なお、この発明は上記の実施例3に限定さ
れることなく、特に給電線路34a,34b,34cは
アンテナ31a,31bの入カインピーダンス整合用回
路素子を含めることができる。この場合にもアンテナ3
1a,31bの終端は開放終端となる。したがって、送
信および受信時のいすれにおいても給電線路に関係する
ことなく、選択されていないアンテナ素子の終端を開放
することができる。このため、アンテナの放射特性を低
下させることなく無線通信を行うことができる。
れることなく、特に給電線路34a,34b,34cは
アンテナ31a,31bの入カインピーダンス整合用回
路素子を含めることができる。この場合にもアンテナ3
1a,31bの終端は開放終端となる。したがって、送
信および受信時のいすれにおいても給電線路に関係する
ことなく、選択されていないアンテナ素子の終端を開放
することができる。このため、アンテナの放射特性を低
下させることなく無線通信を行うことができる。
【0043】以下、本発明の第4の実施形態に係るアン
テナを図4を参照して説明する。この実施形態は、アン
テナ自体に整合素子が含まれている場合に係わるアンテ
ナである。このようなアンテナの実施形態として、逆F
アンテナがある。逆Fアンテナは携帯無線機のような無
線装置の内蔵アンテナとしてよく用いられるアンテナ素
子であり、アンテナ切り替えダイバーシチ方式における
一方のアンテナとして用いられるが、この場合にアンテ
ナ間干渉が問題となっている。
テナを図4を参照して説明する。この実施形態は、アン
テナ自体に整合素子が含まれている場合に係わるアンテ
ナである。このようなアンテナの実施形態として、逆F
アンテナがある。逆Fアンテナは携帯無線機のような無
線装置の内蔵アンテナとしてよく用いられるアンテナ素
子であり、アンテナ切り替えダイバーシチ方式における
一方のアンテナとして用いられるが、この場合にアンテ
ナ間干渉が問題となっている。
【0044】図4に示す実施形態では、この問題を解決
するように線状素子41と整合素子43の交点と線状素
子42の間にスイッチ46を設けている。即ち、この実
施形態によると、第1の線状素子41が地板45に対し
て垂直方向に延び給電点に接続され、第2の線状素子4
3が線状素子41の先端と地板45とを接続するよう設
けられる。そして、スイッチ46は線状素子41と整合
素子43の交点と線状素子42との接続をON/OFF
するように設けられる。
するように線状素子41と整合素子43の交点と線状素
子42の間にスイッチ46を設けている。即ち、この実
施形態によると、第1の線状素子41が地板45に対し
て垂直方向に延び給電点に接続され、第2の線状素子4
3が線状素子41の先端と地板45とを接続するよう設
けられる。そして、スイッチ46は線状素子41と整合
素子43の交点と線状素子42との接続をON/OFF
するように設けられる。
【0045】アンテナ切り替えダイバーシチを行う際
に、逆Fアンテナが選択されなかった場合、コントロー
ラ47はスイッチ46をOFFにし、逆Fアンテナが選
択された場合、コントローラ47はスイッチ46をON
にする。
に、逆Fアンテナが選択されなかった場合、コントロー
ラ47はスイッチ46をOFFにし、逆Fアンテナが選
択された場合、コントローラ47はスイッチ46をON
にする。
【0046】線状素子41は逆Fアンテナの高さ部分で
あり、携帯無線機のような無線装置に内蔵される逆Fア
ンテナの場合、アンテナの小形化、低姿勢化のために、
線状素子41の長さは使用周波数の70分の1波長程度
のものとなっている。ところが、線状素子42の長さは
使用周波数の4分の1波長程度となっているために、線
状素子41はスイッチ46によって開放終端されていな
いが線状素子42に比べて十分短いので、アンテナ間干
渉に対する影響量は非常に小さい。
あり、携帯無線機のような無線装置に内蔵される逆Fア
ンテナの場合、アンテナの小形化、低姿勢化のために、
線状素子41の長さは使用周波数の70分の1波長程度
のものとなっている。ところが、線状素子42の長さは
使用周波数の4分の1波長程度となっているために、線
状素子41はスイッチ46によって開放終端されていな
いが線状素子42に比べて十分短いので、アンテナ間干
渉に対する影響量は非常に小さい。
【0047】したがって、整合素子43そして逆Fアン
テナの終端に関係なく線状素子42が開放終端されるこ
とになり、アンテナ間の干渉を抑え、アンテナの放射特
性を低下させることなく無線通信を行うことができる。
テナの終端に関係なく線状素子42が開放終端されるこ
とになり、アンテナ間の干渉を抑え、アンテナの放射特
性を低下させることなく無線通信を行うことができる。
【0048】図5には、図4に示したスイッチ46を具
体的に示した第5の実施形態が示されている。これによ
ると、線状素子41と整合素子43の交点と線状素子4
2の間にダイオード51が設けられている。また、高周
波信号を通過させ、直流をカットするためにキャパシタ
53a,53bが線状素子41と給電点44との間およ
び線状素子42と接地極との間にそれぞれ挿入される。
また、直流を通過させ、高周波信号をカットするために
チョークコイル54a,54bが線状素子42とキャパ
シタ53bとの間およびコントローラ53bとキャパシ
タ52との間にそれぞれ挿入される。
体的に示した第5の実施形態が示されている。これによ
ると、線状素子41と整合素子43の交点と線状素子4
2の間にダイオード51が設けられている。また、高周
波信号を通過させ、直流をカットするためにキャパシタ
53a,53bが線状素子41と給電点44との間およ
び線状素子42と接地極との間にそれぞれ挿入される。
また、直流を通過させ、高周波信号をカットするために
チョークコイル54a,54bが線状素子42とキャパ
シタ53bとの間およびコントローラ53bとキャパシ
タ52との間にそれぞれ挿入される。
【0049】キャパシタ53a,53bの容量およびチ
ョークコイル54a、54bのインダクタンスは使用す
る周波数帯によって適切に選定される。例えば、1GH
z程度の周波数帯の電波通信では、キャパシタ53a,
53bに100pF、チョークコイル54a,54bに
47nHの部品を用いると、高周波的にキャパシタはー
j1.6Ω、チョークコイルは十j300Ω程度になる
ので、それぞれ直流阻止および高周波阻止に十分であ
る。
ョークコイル54a、54bのインダクタンスは使用す
る周波数帯によって適切に選定される。例えば、1GH
z程度の周波数帯の電波通信では、キャパシタ53a,
53bに100pF、チョークコイル54a,54bに
47nHの部品を用いると、高周波的にキャパシタはー
j1.6Ω、チョークコイルは十j300Ω程度になる
ので、それぞれ直流阻止および高周波阻止に十分であ
る。
【0050】図5に示す回路の動作について説明する
と、コントローラ52が正の直流電圧をダイオード51
に印加すると、ダイオード51には正のバイアスがかけ
られ、ダイオード51のインピーダンスはほとんどOに
近くなる。逆に、コントローラ52が負の直流電圧をダ
イオード51に印加すると、ダイオード51には負のバ
イアスがかけられ、ダイオード51のインピーダンスは
非常に大きくなる。
と、コントローラ52が正の直流電圧をダイオード51
に印加すると、ダイオード51には正のバイアスがかけ
られ、ダイオード51のインピーダンスはほとんどOに
近くなる。逆に、コントローラ52が負の直流電圧をダ
イオード51に印加すると、ダイオード51には負のバ
イアスがかけられ、ダイオード51のインピーダンスは
非常に大きくなる。
【0051】したがって、コントローラ52が正または
負の直流電圧をダイオード51にかけることによってダ
イオード51が高周波的に短絡と開放のスイッチの役割
をしている。また、キャパシタ53a,53bとチョー
クコイル54a,54bを適切な箇所に挿入しているた
めに、高周波信号の不要個所への漏洩と直流電流の不要
個所への漏洩を防止している。
負の直流電圧をダイオード51にかけることによってダ
イオード51が高周波的に短絡と開放のスイッチの役割
をしている。また、キャパシタ53a,53bとチョー
クコイル54a,54bを適切な箇所に挿入しているた
めに、高周波信号の不要個所への漏洩と直流電流の不要
個所への漏洩を防止している。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受信電波
との対応で一方のアンテナが受信回路と接続されるとき
に、他方のアンテナはアンテナ給電点直下で給電線路か
ら切り離されて開放終端を行うことにより、受信回路と
接続されていないアンテナの終端条件を給電線路または
整合回路に依存しないで開放終端とすることができ、ま
た放射特性の劣化防止のために筺体内に給電線路を長く
引き回す必要がなく、そして給電線路を長く引き回す必
要がないために伝送損失を少なくすることができ、それ
だけ設計の自由度が制限されず、筺体の小形化が可能と
なる。また、選ばれない側のアンテナに整合回路が含ま
れている場合でも、給電線路や整合回路に関係しない
で、終端を開放条件にすることが可能となる。
との対応で一方のアンテナが受信回路と接続されるとき
に、他方のアンテナはアンテナ給電点直下で給電線路か
ら切り離されて開放終端を行うことにより、受信回路と
接続されていないアンテナの終端条件を給電線路または
整合回路に依存しないで開放終端とすることができ、ま
た放射特性の劣化防止のために筺体内に給電線路を長く
引き回す必要がなく、そして給電線路を長く引き回す必
要がないために伝送損失を少なくすることができ、それ
だけ設計の自由度が制限されず、筺体の小形化が可能と
なる。また、選ばれない側のアンテナに整合回路が含ま
れている場合でも、給電線路や整合回路に関係しない
で、終端を開放条件にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる無線装置の回
路図。
路図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係わる無線装置の回
路図。
路図。
【図3】本発明の第3の実施形態に係わる無線装置の回
路図。
路図。
【図4】本発明の第4の実施形態に係わる逆Fアンテナ
の構成図。
の構成図。
【図5】本発明の第5の実施形態に係わる逆Fアンテナ
の構成図。
の構成図。
【図6】アンテナ放射効率の測定に用いたモデル無線機
の斜視図。
の斜視図。
【図7】図6のモデル無線機によって得たアンテナ放射
効率の特性図。
効率の特性図。
【図8】従来の逆Fアンテナの構成図
【図9】従来例の無線装置
11,12,21,22,31a,31b…アンテナ 13,23,32…受信回路 33…送信回路 14,24、25、34a、34b,34c…給電線路 15、16,26,28,35a,35b,35c、4
6…スイッチ 17、29、36a、36b,47,52…コントロー
ラ 37…高抵抗素子 41、42、43…線状素子 44…給電点 45…地板 51…ダイオード 53a、53b…キャパシタ 54a、54b…チョークコイル
6…スイッチ 17、29、36a、36b,47,52…コントロー
ラ 37…高抵抗素子 41、42、43…線状素子 44…給電点 45…地板 51…ダイオード 53a、53b…キャパシタ 54a、54b…チョークコイル
Claims (5)
- 【請求項1】受信回路と、第1および第2のアンテナ
と、給電線路と、前記第1のアンテナと前記給電線路と
の接続をON/OFFする第1のスイッチと、前記第2
のアンテナと前記給電線路のどちらか一方を前記受信回
路に接続する第2のスイッチと、前記第1および第2の
アンテナの各々が受信する電波の強度に応じて前記第1
のスイッチと第2のスイッチとの切り替え制御を行う制
御回路と、前記受信回路、前記第1及び第2のアンテ
ナ、前記第1及び第2のスイッチ並びに前記制御回路を
収納する筺体とで構成される無線装置。 - 【請求項2】前記第2のアンテナと前記第2のスイッチ
との間に接続される第2の給電線路とこの第2の給電線
路と前記第2のアンテナの接続をON/OFFする第3
のスイッチとを更に有し、前記制御回路は前記第1のア
ンテナが選択されたとき前記第3のスイッチをOFFに
し、前記第2のアンテナが選択されたとき前記第1のス
イッチ26をOFFにする請求項1に記載の無線装置。 - 【請求項3】受信回路と、送信回路と、第1および第2
のアンテナと、第1、第2及び第3の給電線路と、前記
第1のアンテナと前記第1の給電線路との接続をON/
OFFする第1のスイッチと、前記第2のアンテナを前
記第2の給電線路、前記第3の給電線路または高抵抗素
子のいずれかに切り替える第2のスイッチと、前記第1
の給電線路と前記第2の給電線路の一方に前記受信回路
を切り替える第3のスイッチと、送信モードと受信モー
ドとを切り替え、前記第1および第2のアンテナの各々
が受信する電波の強度に応じて前記第1及び第2のアン
テナの一方を対応する給電線路を介して前記受信回路に
接続するように前記第1、第2のスイッチおよび第3の
スイッチの切り替え制御を行う制御回路と、前記受信回
路、前記送信回路、前記第1及び第2のアンテナ、前記
第1、第2及び第3の給電線路及び前記制御回路を収納
する筺体とで構成される無線装置。 - 【請求項4】前記制御回路は送受信モードが高速に切り
替えられる切り替えサイクルの数十ないし数百分の1の
時間のうちに前記第1及び第2のアンテナの受信電波を
それぞれ同時に積分し、積分値の大きい方を受信電波強
度が高いアンテナとして前記第1、第2および第3のス
イッチの切り替えを行う請求項1乃至3項のいずれか1
に記載の無線装置。 - 【請求項5】地板と、この地板に対して垂直方向に延び
給電点に接続されている第1の線状素子と、前記第1の
線状素子の先端と前記地板とを接続する第2の線状素子
と、前記第1の線状素子の先端にスイッチを介して接続
され開放終端される第3の線状素子とによって構成され
るアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10001848A JPH11205206A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 無線装置およびアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10001848A JPH11205206A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 無線装置およびアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11205206A true JPH11205206A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11512983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10001848A Pending JPH11205206A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | 無線装置およびアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11205206A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014045484A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | ▲華▼▲為▼終端有限公司 | 二重給電アンテナ及び給電部切替方法 |
| JP2014064130A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Panasonic Corp | アンテナ装置 |
| JP2014064132A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Panasonic Corp | アンテナ装置 |
| CN108321543A (zh) * | 2015-04-03 | 2018-07-24 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种天线及电子设备 |
-
1998
- 1998-01-07 JP JP10001848A patent/JPH11205206A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014045484A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | ▲華▼▲為▼終端有限公司 | 二重給電アンテナ及び給電部切替方法 |
| US9172138B2 (en) | 2012-08-27 | 2015-10-27 | Huawei Device Co., Ltd. | Dual-feedpoint antenna system and method for feedpoint switchover of dual-feedpoint antenna system |
| JP2014064130A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Panasonic Corp | アンテナ装置 |
| JP2014064132A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Panasonic Corp | アンテナ装置 |
| CN108321543A (zh) * | 2015-04-03 | 2018-07-24 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种天线及电子设备 |
| CN108321543B (zh) * | 2015-04-03 | 2021-04-16 | Oppo广东移动通信有限公司 | 一种天线及电子设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6693594B2 (en) | Optimal use of an electrically tunable multiband planar antenna | |
| US5420599A (en) | Antenna apparatus | |
| US7760150B2 (en) | Antenna assembly and wireless unit employing it | |
| KR100783634B1 (ko) | Rf파를 송신, 수신 또는 송수신하기 위한 안테나 장치, 이를 포함하는 무선 통신 장치 및 rf파를 송신, 수신 또는 송수신하기 위한 방법 | |
| US5701603A (en) | Radio apparatus having a plurality of antennas | |
| JP2000114856A (ja) | 逆fアンテナおよびそれを用いた無線装置 | |
| JP2008017352A (ja) | 無線モジュール | |
| JP3899429B2 (ja) | アンテナ装置 | |
| JP2001136019A (ja) | 逆fアンテナおよびそれを用いた無線装置 | |
| WO2007136330A2 (en) | Antenna device and portable radio communication device comprising such an antenna device | |
| EP1039576B1 (en) | Antenna apparatus and communication apparatus using the antenna apparatus | |
| JP3098430B2 (ja) | 携帯無線機用ヘリカルアンテナ | |
| US6885346B2 (en) | Built-in single band antenna device and operating method thereof in mobile terminal | |
| US20070161419A1 (en) | Mobile telephone device | |
| JP3383046B2 (ja) | 無線装置 | |
| JP2004040524A (ja) | 無線通信装置 | |
| JPWO2006030708A1 (ja) | 周波数可変型アンテナ及び無線通信機 | |
| JPH11205206A (ja) | 無線装置およびアンテナ | |
| JP2007068153A (ja) | アンテナ装置および携帯無線機 | |
| WO2004023598A1 (en) | Antenna device | |
| JP2001057529A (ja) | 無線装置 | |
| JP3581607B2 (ja) | 送受切替スイッチ | |
| JP2989850B2 (ja) | 携帯無線通信装置 | |
| JP3226897B2 (ja) | 携帯無線機用アンテナ | |
| JP4274904B2 (ja) | アンテナ装置及び通信端末 |