JPH11205235A - 空間光通信システム - Google Patents
空間光通信システムInfo
- Publication number
- JPH11205235A JPH11205235A JP10017805A JP1780598A JPH11205235A JP H11205235 A JPH11205235 A JP H11205235A JP 10017805 A JP10017805 A JP 10017805A JP 1780598 A JP1780598 A JP 1780598A JP H11205235 A JPH11205235 A JP H11205235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical axis
- optical
- light receiving
- spatial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 対向装置の探索による照準作業を緩い精度で
かつ短時間に光軸合わせができる。 【解決手段】 対向設置の際の光軸合わせにおいて、従
来例では通信時の伝送ビームLの強度分布曲線C1の強度
P1となる地点をR1としたときに、送信装置の送信光軸の
許容ずれ幅が中心Oから地点R1までの範囲以内になるよ
うに光軸合わせを行うのに対して、本実施例では、送信
装置が投光ビーム発散角である伝送ビーム径を大きくす
ることにより強度分布曲線C2となり、強度P1における送
信光の許容ずれ幅を中心Oから地点R2まで拡げることが
できる。
かつ短時間に光軸合わせができる。 【解決手段】 対向設置の際の光軸合わせにおいて、従
来例では通信時の伝送ビームLの強度分布曲線C1の強度
P1となる地点をR1としたときに、送信装置の送信光軸の
許容ずれ幅が中心Oから地点R1までの範囲以内になるよ
うに光軸合わせを行うのに対して、本実施例では、送信
装置が投光ビーム発散角である伝送ビーム径を大きくす
ることにより強度分布曲線C2となり、強度P1における送
信光の許容ずれ幅を中心Oから地点R2まで拡げることが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大気中で光ビーム
の投光・受光を行う空間光通信システムに関するもので
ある。
の投光・受光を行う空間光通信システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、光軸ずれ補正手段を備え大気中で
投光・受光を行う空間光通信装置が特開平5−1337
16号公報に開示されており、これは2台の同様な光通
信装置を空間を隔てて対向設置して双方向で通信を行う
ものである。
投光・受光を行う空間光通信装置が特開平5−1337
16号公報に開示されており、これは2台の同様な光通
信装置を空間を隔てて対向設置して双方向で通信を行う
ものである。
【0003】図8は従来例の空間光通信装置の構成図を
示し、架台に設けた光軸調整台1上に、通信光の送受信
を行う通信用光学系2と視準望遠鏡3とが固定され、通
信用光学系2の光軸O1と観察光学系である視準望遠鏡3
の光軸O2とが平行になるように組み立てられた自装置と
相手側装置が、所定距離隔てて対向して配置されてい
る。
示し、架台に設けた光軸調整台1上に、通信光の送受信
を行う通信用光学系2と視準望遠鏡3とが固定され、通
信用光学系2の光軸O1と観察光学系である視準望遠鏡3
の光軸O2とが平行になるように組み立てられた自装置と
相手側装置が、所定距離隔てて対向して配置されてい
る。
【0004】空間光通信装置には、送信光Laと受信光Lb
を送受する位置に光軸方向可変部4が設けられ、この光
軸方向可変部4内には光軸O1に対し略45度に光軸方向
可変ミラー5が斜設されている。光軸方向可変ミラー5
の反射方向には、偏光ビームスプリッタ6、受光光分岐
素子7、正のパワーを有するレンズ群8、本信号検出用
受光素子9が順次に配列され、受光光分岐素子7は図9
に示すように透明平行平板E1の中央部に入射光の殆どを
反射する楕円形ミラー部E2が設けられている。また、受
光光分岐素子7の反射方向には、正のパワーを有するレ
ンズ群10、4分割センサ11が配置され、偏光ビーム
スプリッタ6の入射方向には、正のパワーを有するレン
ズ群12、紙面に垂直方向に直線偏光となるレーザー光
を発する信号発生部の発光素子としてのレーザーダイオ
ード13が配置されている。
を送受する位置に光軸方向可変部4が設けられ、この光
軸方向可変部4内には光軸O1に対し略45度に光軸方向
可変ミラー5が斜設されている。光軸方向可変ミラー5
の反射方向には、偏光ビームスプリッタ6、受光光分岐
素子7、正のパワーを有するレンズ群8、本信号検出用
受光素子9が順次に配列され、受光光分岐素子7は図9
に示すように透明平行平板E1の中央部に入射光の殆どを
反射する楕円形ミラー部E2が設けられている。また、受
光光分岐素子7の反射方向には、正のパワーを有するレ
ンズ群10、4分割センサ11が配置され、偏光ビーム
スプリッタ6の入射方向には、正のパワーを有するレン
ズ群12、紙面に垂直方向に直線偏光となるレーザー光
を発する信号発生部の発光素子としてのレーザーダイオ
ード13が配置されている。
【0005】4分割センサ11の出力は信号処理部14
に接続され、信号処理部14の出力は光軸方向制御部1
5を介して光軸方向可変部4に接続されている。
に接続され、信号処理部14の出力は光軸方向制御部1
5を介して光軸方向可変部4に接続されている。
【0006】偏光ビームスプリッタ6として、例えばS
偏光の光の殆どを反射しP偏光の光の殆どを通過するよ
うな誘電体多層薄膜を貼り合わせ面に蒸着した光学素子
が用いられている。この偏光ビームスプリッタ6を使用
して最も効率の良い投光・受光を行うには、送信光Laを
S偏光としたときに受信光LbがP偏光となる関係にすれ
ばよく、また同一構造の受信装置を対向的に配置して最
も効率の良い投光・受光を行うためには、通信用光学系
2を紙面の後方に向けて垂直方向に対し45度に傾斜さ
せるようにすればよい。
偏光の光の殆どを反射しP偏光の光の殆どを通過するよ
うな誘電体多層薄膜を貼り合わせ面に蒸着した光学素子
が用いられている。この偏光ビームスプリッタ6を使用
して最も効率の良い投光・受光を行うには、送信光Laを
S偏光としたときに受信光LbがP偏光となる関係にすれ
ばよく、また同一構造の受信装置を対向的に配置して最
も効率の良い投光・受光を行うためには、通信用光学系
2を紙面の後方に向けて垂直方向に対し45度に傾斜さ
せるようにすればよい。
【0007】広帯域化や高速応答が可能な大容量通信を
行う場合には、本信号検出用受光素子9として、例えば
アバランシェフォトダイオードのように有効受光域が直
径1mm以下の小さな素子を使用することが多い。ま
た、4分割センサ11の中心に受光ビームスポットSの
中心が位置したときに、送信光Laが相手側装置を受信可
能な強度分布内で照射され、かつ相手側装置からの受信
光Lbが本信号検出用受光素子9の有効受光域を外れない
ようにするために、装置の組み立て段階において、本信
号検出用受光素子9と4分割センサ11の受光素子との
中心が、装置正面から見たときにレーザーダイオード1
3の発光点と一致するように調整する必要がある。
行う場合には、本信号検出用受光素子9として、例えば
アバランシェフォトダイオードのように有効受光域が直
径1mm以下の小さな素子を使用することが多い。ま
た、4分割センサ11の中心に受光ビームスポットSの
中心が位置したときに、送信光Laが相手側装置を受信可
能な強度分布内で照射され、かつ相手側装置からの受信
光Lbが本信号検出用受光素子9の有効受光域を外れない
ようにするために、装置の組み立て段階において、本信
号検出用受光素子9と4分割センサ11の受光素子との
中心が、装置正面から見たときにレーザーダイオード1
3の発光点と一致するように調整する必要がある。
【0008】レーザーダイオード13からの出射された
光束はレンズ群12によりほぼ平行光となり、偏光ビー
ムスプリッタ6の境界面で反射され、更に光軸方向可変
ミラー5によって反射されて、送信光Laとして自装置か
ら図示しない相手側装置に投光される。一方、相手側装
置からの投光光は自装置に受信光Lbとして入射し、ミラ
ー5で反射され、偏光ビームスプリッタ6を通過して受
光光分岐素子7に至り、全受光量の約90%の光束が受
光光分岐素子7を通過し、レンズ群8により本信号検出
用受光素子9に集光する。また、残りの全受光量の約1
0%の光束は受光光分岐素子7で反射され、レンズ群1
0により4分割センサ11に集光する。
光束はレンズ群12によりほぼ平行光となり、偏光ビー
ムスプリッタ6の境界面で反射され、更に光軸方向可変
ミラー5によって反射されて、送信光Laとして自装置か
ら図示しない相手側装置に投光される。一方、相手側装
置からの投光光は自装置に受信光Lbとして入射し、ミラ
ー5で反射され、偏光ビームスプリッタ6を通過して受
光光分岐素子7に至り、全受光量の約90%の光束が受
光光分岐素子7を通過し、レンズ群8により本信号検出
用受光素子9に集光する。また、残りの全受光量の約1
0%の光束は受光光分岐素子7で反射され、レンズ群1
0により4分割センサ11に集光する。
【0009】4分割センサ11の受光面上での受光ビー
ムスポットSの位置ずれ情報は、信号処理部14を介し
て光軸ずれ補正信号として光軸方向制御部15に送ら
れ、光軸方向制御部15から光軸方向可変部4の駆動部
にミラー駆動用信号が送られる。この信号に基づいて駆
動部のモータが回転し、光軸方向可変ミラー5が図10
に示すように軸Fと軸Gの回りに回動する。
ムスポットSの位置ずれ情報は、信号処理部14を介し
て光軸ずれ補正信号として光軸方向制御部15に送ら
れ、光軸方向制御部15から光軸方向可変部4の駆動部
にミラー駆動用信号が送られる。この信号に基づいて駆
動部のモータが回転し、光軸方向可変ミラー5が図10
に示すように軸Fと軸Gの回りに回動する。
【0010】図11、図12はこのときの4分割センサ
11の受光面上の受光ビームスポットSの動きを示して
おり、可変ミラー5の軸Fの回りの回動は、受光ビーム
スポットSを図11の矢印に示すように受光面の上下方
向に移動し、可変ミラー5の軸Gの周りの回動は、受光
ビームスポットSを図12の矢印に示すように受光面の
右上45度方向に移動する。このように、異なる2方向
へ受光ビームスポットSを移動する操作を繰り返して、
受光ビームスポットSの中心が4分割センサ11の受光
部有効域Uの中央の十字状分離体Tが交差する位置に至
るように制御する。
11の受光面上の受光ビームスポットSの動きを示して
おり、可変ミラー5の軸Fの回りの回動は、受光ビーム
スポットSを図11の矢印に示すように受光面の上下方
向に移動し、可変ミラー5の軸Gの周りの回動は、受光
ビームスポットSを図12の矢印に示すように受光面の
右上45度方向に移動する。このように、異なる2方向
へ受光ビームスポットSを移動する操作を繰り返して、
受光ビームスポットSの中心が4分割センサ11の受光
部有効域Uの中央の十字状分離体Tが交差する位置に至
るように制御する。
【0011】このような光軸ずれ補正制御を、空間を隔
てて対向する双方向光通信装置において互いに行うこと
により、双方の送信ビームの広がりの中央部が、対向す
る装置のビーム取込口に常に一致する状態に維持するこ
とができる。従来例の空間光通信装置では、装置を対向
設置して光軸合わせを行う際に、視準望遠鏡3を覗い
て、対向装置からのレーザー光Lb又は対向装置からの位
置確認用ストロボ光Lsが視準望遠鏡3内の十字線が交差
する点に位置するように、通信用光学系2と視準望遠鏡
3とを一体化した光軸調整台1の姿勢調整機構を使用し
て、水平・垂直の直交する2方向のあおり調整を行って
いる。
てて対向する双方向光通信装置において互いに行うこと
により、双方の送信ビームの広がりの中央部が、対向す
る装置のビーム取込口に常に一致する状態に維持するこ
とができる。従来例の空間光通信装置では、装置を対向
設置して光軸合わせを行う際に、視準望遠鏡3を覗い
て、対向装置からのレーザー光Lb又は対向装置からの位
置確認用ストロボ光Lsが視準望遠鏡3内の十字線が交差
する点に位置するように、通信用光学系2と視準望遠鏡
3とを一体化した光軸調整台1の姿勢調整機構を使用し
て、水平・垂直の直交する2方向のあおり調整を行って
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】(1) しかしながら、上
述の従来例の空間光通信システムにおいては、装置を対
向設置する際の光軸合わせ時に、装置に入射する全受光
量の10%しか利用できず、光軸合わせに利用可能なビ
ームと通信用ビームとが同じビーム径なので、視準望遠
鏡3等による対向装置の探索を十分慎重に行わないと、
精度良く位置合わせすることができないという問題があ
る。
述の従来例の空間光通信システムにおいては、装置を対
向設置する際の光軸合わせ時に、装置に入射する全受光
量の10%しか利用できず、光軸合わせに利用可能なビ
ームと通信用ビームとが同じビーム径なので、視準望遠
鏡3等による対向装置の探索を十分慎重に行わないと、
精度良く位置合わせすることができないという問題があ
る。
【0013】(2) また、2つの受光素子へ分岐する受光
量の配分が一定なために、環境条件の変化に応じて効率
的な受光量配分を設定することができないという問題が
ある。
量の配分が一定なために、環境条件の変化に応じて効率
的な受光量配分を設定することができないという問題が
ある。
【0014】本発明の目的は、上述の問題点(1) を解消
し、装置を設置する際に対向装置の探索による照準作業
を緩い精度で、かつ短時間で光軸合わせができる空間光
通信システムを提供することにある。
し、装置を設置する際に対向装置の探索による照準作業
を緩い精度で、かつ短時間で光軸合わせができる空間光
通信システムを提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、上述の問題点(2) を
解消し、通信時における環境の変化に応じて、2つの受
信光検出部への効率的な分岐受光量配分を設定して、よ
り多様な環境条件で通信可能な空間光通信システムを提
供することにある。
解消し、通信時における環境の変化に応じて、2つの受
信光検出部への効率的な分岐受光量配分を設定して、よ
り多様な環境条件で通信可能な空間光通信システムを提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る空間光通信システムは、第1及び第2の
空間光通信装置を所定距離を隔てて対向設置して通信を
行う空間光通信システムにおいて、信号発生部及び投光
光学系から成る投光手段と投光ビーム発散角可変手段と
を有する前記第1の空間光通信装置は、出力レベル可変
手段又は光軸方向制御用信号レベル可変手段を備え、第
1の受光光学系及び本信号検出部から成る本信号検出手
段と、第2の受光光学系及び受光ビームスポット位置検
出部から成る光軸ずれ検出手段と、前記第1及び第2の
受光光学系へ受信光を分岐する受信光分岐手段と、前記
第1及び第2の受光光学系の共有受光光軸の方向を可変
する光軸方向可変手段と、前記光軸ずれ検出手段で検出
した信号に基づき光軸ずれ信号を形成する信号処理手段
と、前記光軸ずれ信号に基づき前記光軸方向可変手段へ
制御信号を送る光軸方向制御手段とを有し、前記第1の
空間光通信装置からの投光光を受光して受光面上の受光
ビームスポットの基準位置からの位置ずれ情報に基づい
て、前記光軸ずれ検出手段が受信光の光軸と前記第2の
受光光学系の光軸との光軸ずれを検出する前記第2の空
間光通信装置が、前記受信光分岐手段において前記第1
及び第2の受光光学系に導く分岐受光量を可変する分岐
受光量可変手段を備えることを特徴とする。
の本発明に係る空間光通信システムは、第1及び第2の
空間光通信装置を所定距離を隔てて対向設置して通信を
行う空間光通信システムにおいて、信号発生部及び投光
光学系から成る投光手段と投光ビーム発散角可変手段と
を有する前記第1の空間光通信装置は、出力レベル可変
手段又は光軸方向制御用信号レベル可変手段を備え、第
1の受光光学系及び本信号検出部から成る本信号検出手
段と、第2の受光光学系及び受光ビームスポット位置検
出部から成る光軸ずれ検出手段と、前記第1及び第2の
受光光学系へ受信光を分岐する受信光分岐手段と、前記
第1及び第2の受光光学系の共有受光光軸の方向を可変
する光軸方向可変手段と、前記光軸ずれ検出手段で検出
した信号に基づき光軸ずれ信号を形成する信号処理手段
と、前記光軸ずれ信号に基づき前記光軸方向可変手段へ
制御信号を送る光軸方向制御手段とを有し、前記第1の
空間光通信装置からの投光光を受光して受光面上の受光
ビームスポットの基準位置からの位置ずれ情報に基づい
て、前記光軸ずれ検出手段が受信光の光軸と前記第2の
受光光学系の光軸との光軸ずれを検出する前記第2の空
間光通信装置が、前記受信光分岐手段において前記第1
及び第2の受光光学系に導く分岐受光量を可変する分岐
受光量可変手段を備えることを特徴とする。
【0017】また、本発明に係る空間光通信システム
は、信号発生部及び投光光学系から成る投光手段と、投
光ビーム発散角可変手段と、第1の受光光学系及び本信
号検出部から成る本信号検出手段と、第2の受光光学系
及び受光ビームスポット位置検出部から成る光軸ずれ検
出手段と、前記第1及び第2の受光光学系へ受信光を分
岐する受信光分岐手段と、前記投光光学系の光軸及び受
光光学系の光軸の平行性を維持しながら光軸方向に可変
可能な光軸方向可変手段と、前記光軸ずれ検出手段で検
出した信号に基づいて光軸ずれ信号を形成する信号処理
手段と、前記光軸ずれ信号に基づいて前記光軸方向可変
手段へ制御信号を送る光軸方向制御手段とを有する双方
向空間光通信装置を所定距離を隔てて対向設置して通信
を行う空間光通信システムにおいて、前記光軸ずれ検出
手段は対向装置からの投光光を受光し、受光面状の受光
ビームスポットの基準位置からの位置ずれ情報に基づい
て受信光の光軸と前記第2の受光光学系の光軸との光軸
ずれを検出し、前記投光手段は出力レベル可変手段又は
光軸方向制御用信号レベル可変手段を備え、前記受信光
分岐手段は前記第1及び第2の受光光学系へ導く分岐受
光量を可変する分岐受光量可変手段を備え、前記投光ビ
ーム発散角可変手段による投光ビーム発散角の設定と、
前記出力レベル又は光軸方向制御用信号レベルの設定
と、前記分岐受光量可変手段による分岐受光量の設定と
を連動して設定可能な連動操作手段を有することを特徴
とする。
は、信号発生部及び投光光学系から成る投光手段と、投
光ビーム発散角可変手段と、第1の受光光学系及び本信
号検出部から成る本信号検出手段と、第2の受光光学系
及び受光ビームスポット位置検出部から成る光軸ずれ検
出手段と、前記第1及び第2の受光光学系へ受信光を分
岐する受信光分岐手段と、前記投光光学系の光軸及び受
光光学系の光軸の平行性を維持しながら光軸方向に可変
可能な光軸方向可変手段と、前記光軸ずれ検出手段で検
出した信号に基づいて光軸ずれ信号を形成する信号処理
手段と、前記光軸ずれ信号に基づいて前記光軸方向可変
手段へ制御信号を送る光軸方向制御手段とを有する双方
向空間光通信装置を所定距離を隔てて対向設置して通信
を行う空間光通信システムにおいて、前記光軸ずれ検出
手段は対向装置からの投光光を受光し、受光面状の受光
ビームスポットの基準位置からの位置ずれ情報に基づい
て受信光の光軸と前記第2の受光光学系の光軸との光軸
ずれを検出し、前記投光手段は出力レベル可変手段又は
光軸方向制御用信号レベル可変手段を備え、前記受信光
分岐手段は前記第1及び第2の受光光学系へ導く分岐受
光量を可変する分岐受光量可変手段を備え、前記投光ビ
ーム発散角可変手段による投光ビーム発散角の設定と、
前記出力レベル又は光軸方向制御用信号レベルの設定
と、前記分岐受光量可変手段による分岐受光量の設定と
を連動して設定可能な連動操作手段を有することを特徴
とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図7に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の空
間光通信システムの構成図を示し、送信装置Aである第
1の空間光通信装置と受信装置Bである第2の空間光通
信装置が所定の距離隔てて対向配置されている。
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の空
間光通信システムの構成図を示し、送信装置Aである第
1の空間光通信装置と受信装置Bである第2の空間光通
信装置が所定の距離隔てて対向配置されている。
【0019】第1の空間光通信装置の送信装置Aには、
伝送ビームLを送信する位置に、正のパワーを有するレ
ンズ群20と発光素子21から成る投光手段が配置され
ており、発光素子21には合波器22の出力が接続され
ている。合波器22には本出信号出力端子23の出力が
増幅器24を介して接続され、また光軸方向制御用信号
レベル可変回路25を備えた光軸方向制御用信号発生器
26の出力が接続されている。そして、レンズ群20に
は図示しない投光ビーム発散角可変手段が接続され、レ
ンズ群20の全体又は一部のレンズを光軸に沿って移動
することによって受信地点のビーム径を変更するように
なっている。
伝送ビームLを送信する位置に、正のパワーを有するレ
ンズ群20と発光素子21から成る投光手段が配置され
ており、発光素子21には合波器22の出力が接続され
ている。合波器22には本出信号出力端子23の出力が
増幅器24を介して接続され、また光軸方向制御用信号
レベル可変回路25を備えた光軸方向制御用信号発生器
26の出力が接続されている。そして、レンズ群20に
は図示しない投光ビーム発散角可変手段が接続され、レ
ンズ群20の全体又は一部のレンズを光軸に沿って移動
することによって受信地点のビーム径を変更するように
なっている。
【0020】第2の空間光通信装置の受信装置Bには、
伝送ビームLを受信する位置に、受信光学系の光軸方向
を変更する光軸方向可変部27が配置され、光軸方向可
変部27の後方の光路上には、受信光分岐面28を有す
る分岐受光量可動部29が斜設して配置されている。分
岐受光量可動部29の受信光分岐面28は、図2に示す
ような入射光の殆どを通過する領域H1と入射光の約10
%を通過し約90%を反射する領域H2とを有し、分岐受
光量可動部29を受信光分岐面28に沿って平行移動す
ることにより、光路中に領域H1又は領域H2が挿入され
て、入射光の切換えを行うようになっている。
伝送ビームLを受信する位置に、受信光学系の光軸方向
を変更する光軸方向可変部27が配置され、光軸方向可
変部27の後方の光路上には、受信光分岐面28を有す
る分岐受光量可動部29が斜設して配置されている。分
岐受光量可動部29の受信光分岐面28は、図2に示す
ような入射光の殆どを通過する領域H1と入射光の約10
%を通過し約90%を反射する領域H2とを有し、分岐受
光量可動部29を受信光分岐面28に沿って平行移動す
ることにより、光路中に領域H1又は領域H2が挿入され
て、入射光の切換えを行うようになっている。
【0021】分岐受光量可動部29の透過方向には、正
のパワーを有するレンズ群30と4分割受光素子31か
ら成る光軸ずれ検出部が配置されており、分岐受光量可
動部29の反射方向には、正のパワーを有するレンズ群
32と本信号検出用受光素子33が配置されている。本
信号検出用受光素子33の出力は増幅器34を介して本
信号出力端子35に接続されており、4分割受光素子3
1の出力は、信号処理部36、光軸方向制御部37、光
軸方向可変部27に順次に接続されている。
のパワーを有するレンズ群30と4分割受光素子31か
ら成る光軸ずれ検出部が配置されており、分岐受光量可
動部29の反射方向には、正のパワーを有するレンズ群
32と本信号検出用受光素子33が配置されている。本
信号検出用受光素子33の出力は増幅器34を介して本
信号出力端子35に接続されており、4分割受光素子3
1の出力は、信号処理部36、光軸方向制御部37、光
軸方向可変部27に順次に接続されている。
【0022】第1の空間光通信装置の送信装置Aにおい
て、光軸方向制御用信号発生器26からの補助信号は本
信号と合波器22で合波され、発光素子21からレンズ
群20を介して伝送ビームLとして発信される。
て、光軸方向制御用信号発生器26からの補助信号は本
信号と合波器22で合波され、発光素子21からレンズ
群20を介して伝送ビームLとして発信される。
【0023】この伝送ビームLは、第2の空間光通信装
置の受信装置Bにおいて光軸方向可変部27に入射した
後に、分岐受光量可動部29において、受信光分岐面2
8の領域H1が光路中に挿入されている場合は、入射光の
殆どがレンズ群30を介して4分割受光素子31に集光
する。一方、受信光分岐面28の領域H2が光路中に挿入
されている場合は、入射光の約10%が4分割受光素子
31に集光し、約90%がレンズ群32を介して本信号
検出用受光素子33に集光する。
置の受信装置Bにおいて光軸方向可変部27に入射した
後に、分岐受光量可動部29において、受信光分岐面2
8の領域H1が光路中に挿入されている場合は、入射光の
殆どがレンズ群30を介して4分割受光素子31に集光
する。一方、受信光分岐面28の領域H2が光路中に挿入
されている場合は、入射光の約10%が4分割受光素子
31に集光し、約90%がレンズ群32を介して本信号
検出用受光素子33に集光する。
【0024】図3は送信装置Aからの伝送ビームLの光
軸が、受信装置Bの受信地点を含む垂直断面と交叉する
点を基準点Oとしたとき、垂直断面内における伝送ビー
ムLの強度分布を示し、曲線C1は通信時の伝送ビームL
の強度分布であり、曲線C2は対向設置の際の光軸合わせ
時の伝送ビームLの強度分布である。
軸が、受信装置Bの受信地点を含む垂直断面と交叉する
点を基準点Oとしたとき、垂直断面内における伝送ビー
ムLの強度分布を示し、曲線C1は通信時の伝送ビームL
の強度分布であり、曲線C2は対向設置の際の光軸合わせ
時の伝送ビームLの強度分布である。
【0025】対向設置の際の光軸合わせ時には、受信装
置Bの受信地点において伝送ビームLが曲線C2に示すよ
うな強度分布となるように、レンズ群20の全体又は一
部のレンズを移動操作することによって投光ビーム発散
角を設定し、光軸方向制御用信号レベル可変回路25に
おいて、光軸方向制御用信号レベルが通信時よりも大き
くなるように設定した後に、視準望遠鏡等により受信装
置Bを探索して投光光Lbの光軸合わせを行う。
置Bの受信地点において伝送ビームLが曲線C2に示すよ
うな強度分布となるように、レンズ群20の全体又は一
部のレンズを移動操作することによって投光ビーム発散
角を設定し、光軸方向制御用信号レベル可変回路25に
おいて、光軸方向制御用信号レベルが通信時よりも大き
くなるように設定した後に、視準望遠鏡等により受信装
置Bを探索して投光光Lbの光軸合わせを行う。
【0026】一方、受信装置B側では分岐受光量可変部
29において、受信光分岐面28の領域H1が光路内にあ
るように設定し、視準望遠鏡等により送信装置Aを探索
して光軸合わせを行い、4分割受光素子31が伝送ビー
ムLを受光するのを待つ。
29において、受信光分岐面28の領域H1が光路内にあ
るように設定し、視準望遠鏡等により送信装置Aを探索
して光軸合わせを行い、4分割受光素子31が伝送ビー
ムLを受光するのを待つ。
【0027】図3は受信地点での受信光の相対強度のグ
ラフ図を示し、従来例では対向設置の際の光軸合わせに
おいて、通信時の伝送ビームLの強度分布曲線C1の強度
P1となる地点をR1としたときに、送信装置Aの送信光軸
の許容ずれ幅が中心Oから地点R1までの範囲以内になる
ように光軸合わせを行う必要がある。一方で本実施例に
おいては、送信装置Aが投光ビーム発散角である伝送ビ
ーム径を大きくすることにより強度分布曲線C2となり、
強度P1における送信光の許容ずれ幅を中心Oから地点R2
まで拡げることができる。
ラフ図を示し、従来例では対向設置の際の光軸合わせに
おいて、通信時の伝送ビームLの強度分布曲線C1の強度
P1となる地点をR1としたときに、送信装置Aの送信光軸
の許容ずれ幅が中心Oから地点R1までの範囲以内になる
ように光軸合わせを行う必要がある。一方で本実施例に
おいては、送信装置Aが投光ビーム発散角である伝送ビ
ーム径を大きくすることにより強度分布曲線C2となり、
強度P1における送信光の許容ずれ幅を中心Oから地点R2
まで拡げることができる。
【0028】更に、受信装置Bが受信光分岐面28の領
域H1が光路内にあるようにすることにより、強度P1の1
0%程度の強度P2となる地点をR3としたときに、送信光
軸の許容ずれ幅を中心Oから地点R3まで拡げることがで
きる。また、送信装置Aにおいて、受信装置Bに対する
光軸制御用信号レベルを通信時よりも大きくなるように
設定することにより、送信光軸の許容ずれ幅を中心Oか
ら地点R4まで拡げることができる。これによって、簡便
かつ迅速に受信装置Bの光軸合わせを行うことができ
る。一方、対向する送信装置Aの光軸合わせに関して
は、従来例のように高精度に光軸合わせを行った視準望
遠鏡によって、本実施例の受信装置との光軸合わせを行
う。
域H1が光路内にあるようにすることにより、強度P1の1
0%程度の強度P2となる地点をR3としたときに、送信光
軸の許容ずれ幅を中心Oから地点R3まで拡げることがで
きる。また、送信装置Aにおいて、受信装置Bに対する
光軸制御用信号レベルを通信時よりも大きくなるように
設定することにより、送信光軸の許容ずれ幅を中心Oか
ら地点R4まで拡げることができる。これによって、簡便
かつ迅速に受信装置Bの光軸合わせを行うことができ
る。一方、対向する送信装置Aの光軸合わせに関して
は、従来例のように高精度に光軸合わせを行った視準望
遠鏡によって、本実施例の受信装置との光軸合わせを行
う。
【0029】このようにして、送・受信両装置A、Bの
光軸合わせが終了した後に、送信装置Aでレンズ群20
の全体又は一部のレンズの移動操作を行って投光ビーム
発散角を小さくし、図3の曲線C1に示す通信時の伝送ビ
ーム強度分布になるように設定すると共に、光軸方向制
御用信号レベル可変回路25において、光軸方向制御用
信号レベルを本信号に悪影響を与えない程度に小さく設
定し、本信号入力端子23から入力され増幅器24で増
幅された本信号と合波器26により合波した後に、発光
素子21から出力する。そして、受信装置Bの分岐受光
量可変手段29において、受信光分岐面28の領域H2が
光路内にあるように設定することにより、送・受信装置
A、Bは共に通信可能な状態となる。
光軸合わせが終了した後に、送信装置Aでレンズ群20
の全体又は一部のレンズの移動操作を行って投光ビーム
発散角を小さくし、図3の曲線C1に示す通信時の伝送ビ
ーム強度分布になるように設定すると共に、光軸方向制
御用信号レベル可変回路25において、光軸方向制御用
信号レベルを本信号に悪影響を与えない程度に小さく設
定し、本信号入力端子23から入力され増幅器24で増
幅された本信号と合波器26により合波した後に、発光
素子21から出力する。そして、受信装置Bの分岐受光
量可変手段29において、受信光分岐面28の領域H2が
光路内にあるように設定することにより、送・受信装置
A、Bは共に通信可能な状態となる。
【0030】本実施例では、光軸方向制御用信号レベル
可変回路25を使用したが、発光素子21の出力に余裕
があれば、出力レベル可変回路を設けて発光素子21の
出力レベルを変えるようにしてもよく、更に光軸方向制
御用信号レベル可変回路25と出力レベル可変回路とを
併用すれば、より効果を高めることができる。
可変回路25を使用したが、発光素子21の出力に余裕
があれば、出力レベル可変回路を設けて発光素子21の
出力レベルを変えるようにしてもよく、更に光軸方向制
御用信号レベル可変回路25と出力レベル可変回路とを
併用すれば、より効果を高めることができる。
【0031】図4は第2の実施例の受信光分岐面の正面
図を示し、受信装置Bに4つの領域M1〜M4から成る受光
分岐面38を有する分岐受光量可変部39を配置し、光
路中に各領域M1〜M4が入退出できるようにする。第1の
領域M1は図2の領域H1と同様に入射光の殆どを通過し、
第2〜第3の領域M2〜M3は、入射光束を殆ど通過する中
央部N1〜N3を有し、その他の斜線分は光束を殆ど反射す
る。そして、第3の領域M3の通過領域N2は第2の領域M2
の通過領域N1より小さくなっており、第4の領域M4の通
過領域N3は更に小さく、入射光の殆どを反射する。
図を示し、受信装置Bに4つの領域M1〜M4から成る受光
分岐面38を有する分岐受光量可変部39を配置し、光
路中に各領域M1〜M4が入退出できるようにする。第1の
領域M1は図2の領域H1と同様に入射光の殆どを通過し、
第2〜第3の領域M2〜M3は、入射光束を殆ど通過する中
央部N1〜N3を有し、その他の斜線分は光束を殆ど反射す
る。そして、第3の領域M3の通過領域N2は第2の領域M2
の通過領域N1より小さくなっており、第4の領域M4の通
過領域N3は更に小さく、入射光の殆どを反射する。
【0032】第1の領域M1と第3の領域M3との切換え
は、第1の実施例と同様に、装置A、Bを対向設置する
際の光軸合わせ時に利用する。第2から第4の領域M2〜
M4は、通信時における環境変化に応じて、円板状受光分
岐面の中心Kを回転軸として回転して、何れかの領域を
選択設定するようにする。
は、第1の実施例と同様に、装置A、Bを対向設置する
際の光軸合わせ時に利用する。第2から第4の領域M2〜
M4は、通信時における環境変化に応じて、円板状受光分
岐面の中心Kを回転軸として回転して、何れかの領域を
選択設定するようにする。
【0033】例えば、図5は通信時の対向装置間の伝送
空間の透明度が通信開始時に比べて向上した場合に、送
信装置Aからの伝送ビームLの光軸が受信地点を含む垂
直断面と交叉する点を基準点Oとしたときの、垂直断面
内における伝送ビームLの強度分布を示している。通信
開始時の伝送ビームLは曲線C3に示すような強度分布を
示し、受信装置Bの分岐受光量可変部39において、図
4の第3の領域M3が光路中に挿入されているときの受信
装置Bの本信号検出用受光素子33への入射光取入領域
を斜線部D1で示し、4分割受光素子31への入射光取入
領域を2つの斜線部D1に挟まされた点線部D2で示す。
空間の透明度が通信開始時に比べて向上した場合に、送
信装置Aからの伝送ビームLの光軸が受信地点を含む垂
直断面と交叉する点を基準点Oとしたときの、垂直断面
内における伝送ビームLの強度分布を示している。通信
開始時の伝送ビームLは曲線C3に示すような強度分布を
示し、受信装置Bの分岐受光量可変部39において、図
4の第3の領域M3が光路中に挿入されているときの受信
装置Bの本信号検出用受光素子33への入射光取入領域
を斜線部D1で示し、4分割受光素子31への入射光取入
領域を2つの斜線部D1に挟まされた点線部D2で示す。
【0034】いま、所定時間経過後に伝送空間の透明度
が向上し、伝送ビームLの強度分布が曲線C4のようにな
ったとすると、受信装置Bの分岐受光量可変部39にお
いて、第2の領域M2が光路中に入るように設定して、4
分割受光素子31への取込み入射光量を多くして点線部
D3のように広くし、本信号検出用受光素子33への取込
入射光量を少なくして斜線部D4となるように設定する。
そして、このとき送信装置Aから送信する光軸方向制御
用信号レベルを小さくすることによって、一層高品質な
本信号を得ることができる。
が向上し、伝送ビームLの強度分布が曲線C4のようにな
ったとすると、受信装置Bの分岐受光量可変部39にお
いて、第2の領域M2が光路中に入るように設定して、4
分割受光素子31への取込み入射光量を多くして点線部
D3のように広くし、本信号検出用受光素子33への取込
入射光量を少なくして斜線部D4となるように設定する。
そして、このとき送信装置Aから送信する光軸方向制御
用信号レベルを小さくすることによって、一層高品質な
本信号を得ることができる。
【0035】本実施例の機能をより効果的に発揮させる
ためには、4分割受光素子31で受光した受信光強度を
検出する受光強度検出回路を設けて、一定レベル以上の
光強度の受光状態が、一定時間以上継続したときに点灯
するアラームランプを確認した後に、上述の操作を行う
ようにするとよい。
ためには、4分割受光素子31で受光した受信光強度を
検出する受光強度検出回路を設けて、一定レベル以上の
光強度の受光状態が、一定時間以上継続したときに点灯
するアラームランプを確認した後に、上述の操作を行う
ようにするとよい。
【0036】次に、図6は例えば通信時の対向装置間の
伝送空間の透明度が通信時に比較して低下し、かつ対向
する両装置の揺れが小さい場合に通信を行うときの伝送
ビームLの強度分布のグラフ図を示す。図5と同様に、
曲線C3は通信開始時の伝送ビームLの強度分布、2つの
斜線部D1は本信号検出用受光素子33への入射光取入領
域、斜線部D1に挟まれた点線部D2は4分割受光素子31
への入射光取入領域である。
伝送空間の透明度が通信時に比較して低下し、かつ対向
する両装置の揺れが小さい場合に通信を行うときの伝送
ビームLの強度分布のグラフ図を示す。図5と同様に、
曲線C3は通信開始時の伝送ビームLの強度分布、2つの
斜線部D1は本信号検出用受光素子33への入射光取入領
域、斜線部D1に挟まれた点線部D2は4分割受光素子31
への入射光取入領域である。
【0037】通信開始から所定時間経過後に、伝送空間
の透明度が低下して伝送ビームLの強度分布が曲線C5の
ようになったとすると、受信装置Bの振動が小さい場合
には、受信装置Bの光軸方向制御を最終状態に保持制御
し、分岐受光量可変部39で第4の領域M4が光路に入る
ように切換えると、本信号検出部25への入射光取入領
域は斜線部D5に示すようになって、本信号検出部25に
おける受光量低下を補うことができる。このとき、受信
側から遠隔通話手段を用いて送信側の光軸方向制御用信
号レベルを小さくするよう指示して、信号合波による本
信号への悪影響を抑えることにより、本信号のS/Nを
向上することができる。
の透明度が低下して伝送ビームLの強度分布が曲線C5の
ようになったとすると、受信装置Bの振動が小さい場合
には、受信装置Bの光軸方向制御を最終状態に保持制御
し、分岐受光量可変部39で第4の領域M4が光路に入る
ように切換えると、本信号検出部25への入射光取入領
域は斜線部D5に示すようになって、本信号検出部25に
おける受光量低下を補うことができる。このとき、受信
側から遠隔通話手段を用いて送信側の光軸方向制御用信
号レベルを小さくするよう指示して、信号合波による本
信号への悪影響を抑えることにより、本信号のS/Nを
向上することができる。
【0038】本実施例の機能をより効果的に発揮させる
ためには、受信装置Bに4分割受光素子31の受信光強
度を検出する受光強度検出回路と、振動センサ等の振動
検出手段とを設ける。一定レベル以下の光強度の受光状
態が一定時間継続したときや、一定レベル以下の振動状
態が一定時間継続したときに点灯するアラームランプを
確認した後に遠隔通話手段を用いて双方の状態を連絡し
て、上述と同様の操作を行うようにしてもよい。
ためには、受信装置Bに4分割受光素子31の受信光強
度を検出する受光強度検出回路と、振動センサ等の振動
検出手段とを設ける。一定レベル以下の光強度の受光状
態が一定時間継続したときや、一定レベル以下の振動状
態が一定時間継続したときに点灯するアラームランプを
確認した後に遠隔通話手段を用いて双方の状態を連絡し
て、上述と同様の操作を行うようにしてもよい。
【0039】図7は第3の実施例の空間光通信システム
に用いる双方向空間光通信装置の構成図を示す。第1の
実施例に用いた送信装置Aと受信装置Bとを合体し、光
軸方向可変部39において、投光光軸と受光光軸との平
行性を維持しながら光軸方向を変えることができるよう
になっている。同様の構成の装置2台を所定距離隔てて
対向設置し、双方向空間光通信システムを構成する。
に用いる双方向空間光通信装置の構成図を示す。第1の
実施例に用いた送信装置Aと受信装置Bとを合体し、光
軸方向可変部39において、投光光軸と受光光軸との平
行性を維持しながら光軸方向を変えることができるよう
になっている。同様の構成の装置2台を所定距離隔てて
対向設置し、双方向空間光通信システムを構成する。
【0040】相手側装置と送・受信を行う位置に光軸方
向可変部40が配置されており、送信側には、光軸方向
可変部40の背後に正のパワーを有するレンズ群41を
組み込んだ鏡筒42が配置され、鏡筒42には駆動用モ
ータ43が接続されて、レンズ群41と鏡筒42を一体
で光軸に沿って移動するようになっている。
向可変部40が配置されており、送信側には、光軸方向
可変部40の背後に正のパワーを有するレンズ群41を
組み込んだ鏡筒42が配置され、鏡筒42には駆動用モ
ータ43が接続されて、レンズ群41と鏡筒42を一体
で光軸に沿って移動するようになっている。
【0041】レンズ群41の背後には発光素子44が配
置され、発光素子44には合波器45の出力が接続され
ている。合波器45には本信号入力端子46の出力が増
幅器47を介して接続され、また光軸方向制御信号レベ
ル可変回路48を備えた光軸方向制御信号発生器49の
出力が接続されている。
置され、発光素子44には合波器45の出力が接続され
ている。合波器45には本信号入力端子46の出力が増
幅器47を介して接続され、また光軸方向制御信号レベ
ル可変回路48を備えた光軸方向制御信号発生器49の
出力が接続されている。
【0042】受信側には、光軸方向可変部40の背後に
図2と同様の受信光分岐面49を有する分岐受光量可変
部50が配置され、この分岐受光量可変部50は駆動用
モータ51に接続され、受信光分岐面49に沿って移動
して、複数の分岐受光領域の何れかの領域を選択切換え
るようになっている。
図2と同様の受信光分岐面49を有する分岐受光量可変
部50が配置され、この分岐受光量可変部50は駆動用
モータ51に接続され、受信光分岐面49に沿って移動
して、複数の分岐受光領域の何れかの領域を選択切換え
るようになっている。
【0043】分岐受光量可変部50の反射方向には、正
のパワーを有するレンズ群52と本信号検出用受光素子
53が配置され、分岐受光量可変部50の透過方向に
は、正のパワーを有するレンズ群54と4分割受光素子
55が配置され、4分割受光素子55の出力は、信号処
理部56、光軸方向制御部57、光軸方向可変部40に
順次に接続されている。
のパワーを有するレンズ群52と本信号検出用受光素子
53が配置され、分岐受光量可変部50の透過方向に
は、正のパワーを有するレンズ群54と4分割受光素子
55が配置され、4分割受光素子55の出力は、信号処
理部56、光軸方向制御部57、光軸方向可変部40に
順次に接続されている。
【0044】また、連動操作回路58が設けられ、この
連動操作回路58の出力は駆動用モータ43、51及び
光軸方向制御用信号レベル可変回路48に接続されてお
り、複数操作による人為的設定ミスを防止するために、
駆動用モータ43、51の動作設定及び光軸方向制御用
信号のレベル設定を1つの操作で行うことができるよう
になっている。
連動操作回路58の出力は駆動用モータ43、51及び
光軸方向制御用信号レベル可変回路48に接続されてお
り、複数操作による人為的設定ミスを防止するために、
駆動用モータ43、51の動作設定及び光軸方向制御用
信号のレベル設定を1つの操作で行うことができるよう
になっている。
【0045】先ず、装置に電源を入れ、光軸合わせをす
る前に投光ビーム発散角と光軸方向制御用信号レベルを
通信時より大きく設定する。同時に、全受光量が4分割
受光素子55で受光できるように、分岐受光量可変部5
0において、受信光分岐面49を図2の領域H1又は図4
の領域M1が光路内にあるように設定し、駆動用モータ4
3、51の回転方向と回転量を予め決められている値と
し、連動操作部58において光軸合わせモードに設定す
る。
る前に投光ビーム発散角と光軸方向制御用信号レベルを
通信時より大きく設定する。同時に、全受光量が4分割
受光素子55で受光できるように、分岐受光量可変部5
0において、受信光分岐面49を図2の領域H1又は図4
の領域M1が光路内にあるように設定し、駆動用モータ4
3、51の回転方向と回転量を予め決められている値と
し、連動操作部58において光軸合わせモードに設定す
る。
【0046】次に、視準望遠鏡等の照準手段を用いて対
向装置を探索し、対向装置に照準がほぼ合致した所で、
対向装置に対する投光ビームの光軸が図3の地点R3又は
R4程度の光軸ずれの範囲内にする。この状態で4分割受
光素子55に、受光ビームスポット位置検出に必要な受
光量の受信光Lbが入射すると、信号処理部56により光
軸方向制御部57、更に光軸方向可変部40が作動し、
受信光Lbの光軸に対して受信光学系の光軸を合わせる。
向装置を探索し、対向装置に照準がほぼ合致した所で、
対向装置に対する投光ビームの光軸が図3の地点R3又は
R4程度の光軸ずれの範囲内にする。この状態で4分割受
光素子55に、受光ビームスポット位置検出に必要な受
光量の受信光Lbが入射すると、信号処理部56により光
軸方向制御部57、更に光軸方向可変部40が作動し、
受信光Lbの光軸に対して受信光学系の光軸を合わせる。
【0047】送信光学系の光軸と受信光学系の光軸は、
予め装置の組立段階において精度良く平行となるように
各素子が固定されているので、光軸制御動作が作動する
ことによって、送信光Laの光軸は受信光Lbの光軸とほぼ
平行になる。両対向装置において、光軸方向制御動作に
よる光軸補正状態に入ったことを示すアラームランプの
点灯を確認した後に、連動操作部58において通信モー
ドとし、投光ビーム発散角を小さくして、図3の曲線C1
の伝送ビーム径となるように設定し、更に光軸方向制御
用信号レベルを本信号に悪影響を与えない程度に小さく
設定する。同時に、分岐受光量可変部50において受信
光分岐面49の図2の領域H2が光路内となるようにす
る。このような動作及び操作により対向設置時の光軸合
わせを終了し、双方向通信を行うことができる状態とな
る。
予め装置の組立段階において精度良く平行となるように
各素子が固定されているので、光軸制御動作が作動する
ことによって、送信光Laの光軸は受信光Lbの光軸とほぼ
平行になる。両対向装置において、光軸方向制御動作に
よる光軸補正状態に入ったことを示すアラームランプの
点灯を確認した後に、連動操作部58において通信モー
ドとし、投光ビーム発散角を小さくして、図3の曲線C1
の伝送ビーム径となるように設定し、更に光軸方向制御
用信号レベルを本信号に悪影響を与えない程度に小さく
設定する。同時に、分岐受光量可変部50において受信
光分岐面49の図2の領域H2が光路内となるようにす
る。このような動作及び操作により対向設置時の光軸合
わせを終了し、双方向通信を行うことができる状態とな
る。
【0048】第1の実施例の場合は送信装置Aが受信手
段を装備していないために、送信装置Aの光軸合わせを
行う際には遠隔通話手段を必要としたが、本実施例によ
れば、遠隔通話手段を必要とすることなく、2台の装置
が独立した動作で対向装置の光軸合わせを行うことがで
きる。また、本実施例でも、発光素子55の出力に余裕
がある場合には、出力レベル可変回路を設けて発光素子
55の出力レベルの設定を変えることにより、同様の効
果を得ることができ、光軸方向制御用信号レベル可変回
路と出力レベル可変回路とを備えることによって、更に
効果を高めることができる。
段を装備していないために、送信装置Aの光軸合わせを
行う際には遠隔通話手段を必要としたが、本実施例によ
れば、遠隔通話手段を必要とすることなく、2台の装置
が独立した動作で対向装置の光軸合わせを行うことがで
きる。また、本実施例でも、発光素子55の出力に余裕
がある場合には、出力レベル可変回路を設けて発光素子
55の出力レベルの設定を変えることにより、同様の効
果を得ることができ、光軸方向制御用信号レベル可変回
路と出力レベル可変回路とを備えることによって、更に
効果を高めることができる。
【0049】なお、図4と同様の受信光分岐面49を有
する分岐受光量可変部50を用いて図7の構成の装置を
形成し、この装置を対向設置することにより双方向空間
光通信システムを構成してもよい。この場合は、第1の
領域M1と第3の領域M3との切換えは装置の対向設置の際
の光軸合わせに利用し、通信時における環境変化に応じ
て、円板状受光分岐面を中心Kを回転軸として回転し
て、第2の領域M2から第4の領域M4の何れかの領域を選
択して設定するようにする。
する分岐受光量可変部50を用いて図7の構成の装置を
形成し、この装置を対向設置することにより双方向空間
光通信システムを構成してもよい。この場合は、第1の
領域M1と第3の領域M3との切換えは装置の対向設置の際
の光軸合わせに利用し、通信時における環境変化に応じ
て、円板状受光分岐面を中心Kを回転軸として回転し
て、第2の領域M2から第4の領域M4の何れかの領域を選
択して設定するようにする。
【0050】第2の実施例と同様に、図5において通信
開始時には双方向の伝送ビームLは対向装置側において
曲線C3の強度分布を示し、受岐受光量可変部50におい
て、図4の第3の領域M3が光路内にある場合は、本信号
検出用受光素子33への入射光取入領域は斜線部D1、4
分割受光素子55への入射光取入領域は2つの斜線部に
挟まれた点線部D3で示される。
開始時には双方向の伝送ビームLは対向装置側において
曲線C3の強度分布を示し、受岐受光量可変部50におい
て、図4の第3の領域M3が光路内にある場合は、本信号
検出用受光素子33への入射光取入領域は斜線部D1、4
分割受光素子55への入射光取入領域は2つの斜線部に
挟まれた点線部D3で示される。
【0051】いま、通信時の対向装置間の伝送空間の透
明度が通信開始時に比べて向上し、伝送ビームLの強度
分布が曲線C4となると、連動操作部58で視程良好モー
ドに設定して、分岐受光量可変部50において図4の第
2の領域M2を光路中に挿入し、4分割受光素子55への
取込入射光量を多くして点線部D3のように広くし、本信
号検出用受光素子33への取込入射光量を少なくして斜
線部D4となるようにし、同時に光軸方向制御用信号レベ
ルを小さくする連動操作を行う。このようにして、光量
的に過剰な受信光を有効利用して、より高品質な本信号
を受信することができる。
明度が通信開始時に比べて向上し、伝送ビームLの強度
分布が曲線C4となると、連動操作部58で視程良好モー
ドに設定して、分岐受光量可変部50において図4の第
2の領域M2を光路中に挿入し、4分割受光素子55への
取込入射光量を多くして点線部D3のように広くし、本信
号検出用受光素子33への取込入射光量を少なくして斜
線部D4となるようにし、同時に光軸方向制御用信号レベ
ルを小さくする連動操作を行う。このようにして、光量
的に過剰な受信光を有効利用して、より高品質な本信号
を受信することができる。
【0052】この場合も、本実施例の機能をより効果的
に発揮させるために、4分割受光素子55の受信光強度
を検出する受光強度検出回路を設けて、一定レベル以上
の光強度の受光状態が一定時間以上継続した時に点灯す
るアラームランプを確認し、上述と同様の操作を行うと
よい。
に発揮させるために、4分割受光素子55の受信光強度
を検出する受光強度検出回路を設けて、一定レベル以上
の光強度の受光状態が一定時間以上継続した時に点灯す
るアラームランプを確認し、上述と同様の操作を行うと
よい。
【0053】次に、通信時の対向装置間の伝送空間の透
明度が通信時に比較して低下し、かつ対向する両装置の
揺れが小さい場合は、図6の曲線C3は通信開始時の伝送
ビームLの強度分布を示し、2つの斜線部D1は本信号検
出用受光素子33への入射光取入領域、斜線部D1に挟ま
れた点線部D3は4分割受光素子55への入射光取入領域
を示している。
明度が通信時に比較して低下し、かつ対向する両装置の
揺れが小さい場合は、図6の曲線C3は通信開始時の伝送
ビームLの強度分布を示し、2つの斜線部D1は本信号検
出用受光素子33への入射光取入領域、斜線部D1に挟ま
れた点線部D3は4分割受光素子55への入射光取入領域
を示している。
【0054】通信開始から所定時間経過後に伝送空間の
透明度が低下して、伝送ビームLの強度分布が曲線C5の
ようになると、対向する両装置の振動が小さい場合に
は、連動操作部58で視程不良かつ振動無しモードに設
定して、双方の光軸方向制御を最終状態に保持して、分
岐受光量可変部50で図4に示す第4の領域M4が光路中
に入るように切換え、光軸方向制御用信号レベルを小さ
くする連動操作を行う。なお、この操作は遠隔通話手段
を用いて、双方の伝送空間の透明度及び振動状況を確認
した上で行うと、より信頼性の高い通信を行うことがで
きる。
透明度が低下して、伝送ビームLの強度分布が曲線C5の
ようになると、対向する両装置の振動が小さい場合に
は、連動操作部58で視程不良かつ振動無しモードに設
定して、双方の光軸方向制御を最終状態に保持して、分
岐受光量可変部50で図4に示す第4の領域M4が光路中
に入るように切換え、光軸方向制御用信号レベルを小さ
くする連動操作を行う。なお、この操作は遠隔通話手段
を用いて、双方の伝送空間の透明度及び振動状況を確認
した上で行うと、より信頼性の高い通信を行うことがで
きる。
【0055】互いに対向設置する装置Xと装置Yにおい
て、装置Yは振動は小さいが装置Xは振動が大きい場合
に伝送空間の透明度が低下すると、装置Yは光軸方向制
御を最終状態に保持し、分岐受光量可変部50において
図4に示す領域M4が光路中に入るようにし、連動操作部
58で視程不良かつ対向装置振動有りモードに設定す
る。一方、装置Xは連動操作部58で視程不良かつ振動
無しモードに設定する。このようにして、光量的に無駄
な受信光を有効利用することによって、より高品質な本
信号を受信することができる。
て、装置Yは振動は小さいが装置Xは振動が大きい場合
に伝送空間の透明度が低下すると、装置Yは光軸方向制
御を最終状態に保持し、分岐受光量可変部50において
図4に示す領域M4が光路中に入るようにし、連動操作部
58で視程不良かつ対向装置振動有りモードに設定す
る。一方、装置Xは連動操作部58で視程不良かつ振動
無しモードに設定する。このようにして、光量的に無駄
な受信光を有効利用することによって、より高品質な本
信号を受信することができる。
【0056】この場合も、本実施例の機能をより効果的
に発揮させるために、4分割受光素子55の受信光強度
を検出する受光強度検出回路、及び振動センサ等の振動
検出手段を設けて、受光量情報と振動情を双方で送受信
して連動操作部58にフィードバックさせるようにし
て、上述と同様の操作を行うとよい。
に発揮させるために、4分割受光素子55の受信光強度
を検出する受光強度検出回路、及び振動センサ等の振動
検出手段を設けて、受光量情報と振動情を双方で送受信
して連動操作部58にフィードバックさせるようにし
て、上述と同様の操作を行うとよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る空間光
通信システムは、対向する通信装置の設置時の光軸合わ
せにおいて、対向装置の探索による照準作業を緩い精度
で行っても光軸合わせが可能なので、短時間で光軸合わ
せ作業を行うことができ、通信光学系の光軸と対向装置
探索用照準手段の光軸との平行度を要求精度より緩める
ことができ、製造コストを低げることが可能となる。
通信システムは、対向する通信装置の設置時の光軸合わ
せにおいて、対向装置の探索による照準作業を緩い精度
で行っても光軸合わせが可能なので、短時間で光軸合わ
せ作業を行うことができ、通信光学系の光軸と対向装置
探索用照準手段の光軸との平行度を要求精度より緩める
ことができ、製造コストを低げることが可能となる。
【0058】また、本発明に係る空間光通信システム
は、通信時における環境の変化に応じて、2つの受信光
検出部への最適な分岐受光量を設定できるようにしたこ
とにより、より多様な環境条件でより高品質な通信を行
うことができる。
は、通信時における環境の変化に応じて、2つの受信光
検出部への最適な分岐受光量を設定できるようにしたこ
とにより、より多様な環境条件でより高品質な通信を行
うことができる。
【図1】第1の実施例の空間光通信システムの構成図で
ある。
ある。
【図2】分岐受光量可変部の受信光分岐面の正面図であ
る。
る。
【図3】投光状況及び受光状況のグラフ図である。
【図4】第2の実施例の分岐受光量可変部の受信光分岐
面の正面図である。
面の正面図である。
【図5】投光状況及び受光状況のグラフ図である。
【図6】投光状況及び受光状況のグラフ図である。
【図7】第3の実施例の空間光通信システムの構成図で
ある。
ある。
【図8】従来例の空間光通信システムの構成図である。
【図9】受信光分岐素子の正面図である。
【図10】光軸方向可変ミラーの斜視図である。
【図11】4分割センサの正面図である。
【図12】4分割センサの正面図である。
21、44 発光素子 25、48 光軸方向制御用信号レベル可変回路 26、49 光軸方向制御用信号発生器 27、40 光軸方向可変部 29、50 分岐受光量可変部 31、55 4分割受光素子 33、53 本信号検出用受光素子 36、56 信号処理部 37、57 光軸方向制御部 43、51 駆動用モータ 58 連動操作回路
Claims (8)
- 【請求項1】 第1及び第2の空間光通信装置を所定距
離を隔てて対向設置して通信を行う空間光通信システム
において、信号発生部及び投光光学系から成る投光手段
と投光ビーム発散角可変手段とを有する前記第1の空間
光通信装置は、出力レベル可変手段又は光軸方向制御用
信号レベル可変手段を備え、第1の受光光学系及び本信
号検出部から成る本信号検出手段と、第2の受光光学系
及び受光ビームスポット位置検出部から成る光軸ずれ検
出手段と、前記第1及び第2の受光光学系へ受信光を分
岐する受信光分岐手段と、前記第1及び第2の受光光学
系の共有受光光軸の方向を可変する光軸方向可変手段
と、前記光軸ずれ検出手段で検出した信号に基づき光軸
ずれ信号を形成する信号処理手段と、前記光軸ずれ信号
に基づき前記光軸方向可変手段へ制御信号を送る光軸方
向制御手段とを有し、前記第1の空間光通信装置からの
投光光を受光して受光面上の受光ビームスポットの基準
位置からの位置ずれ情報に基づいて、前記光軸ずれ検出
手段が受信光の光軸と前記第2の受光光学系の光軸との
光軸ずれを検出する前記第2の空間光通信装置が、前記
受信光分岐手段において前記第1及び第2の受光光学系
に導く分岐受光量を可変する分岐受光量可変手段を備え
ることを特徴とする空間光通信システム。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の空間光通信装置を対
向設置する際の光軸合わせ時には、前記第1の空間光通
信装置において投光ビーム発散角を通信時よりも大きく
すると共に出力レベル又は光軸方向制御用信号レベルが
通信時よりも大きくなるように設定し、前記第2の空間
光通信装置において前記第1の受光光学系よりも前記第
2の受光光学系への分岐受光量が多くなるように設定
し、前記第1及び第2の空間光通信装置間の通信時に
は、前記第1の空間光通信装置において投光ビーム発散
角を光軸合わせ時よりも小さくすると共に出力レベル又
は光軸方向制御用信号レベルが光軸合わせ時よりも小さ
くなるように設定し、前記第2の空間光通信装置におい
て前記第1の受光光学系よりも前記第2の受光光学系へ
の分岐受光量が少なくなるように設定する請求項1に記
載の空間光通信システム。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の空間光通信装置によ
る通信中に、受光量が変化したときには、前記第1の空
間光通信装置において光軸方向制御用信号レベルを変化
させると共に前記第2の空間光通信装置において受光光
学系への分岐受光量を変化させる請求項1に記載の空間
光通信システム。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の空間光通信装置は、
受信光強度を検出する受光強度検出手段と、受信装置の
振動状況を検出する振動検出手段とを備えた請求項3に
記載の空間光通信システム。 - 【請求項5】 信号発生部及び投光光学系から成る投光
手段と、投光ビーム発散角可変手段と、第1の受光光学
系及び本信号検出部から成る本信号検出手段と、第2の
受光光学系及び受光ビームスポット位置検出部から成る
光軸ずれ検出手段と、前記第1及び第2の受光光学系へ
受信光を分岐する受信光分岐手段と、前記投光光学系の
光軸及び受光光学系の光軸の平行性を維持しながら光軸
方向に可変可能な光軸方向可変手段と、前記光軸ずれ検
出手段で検出した信号に基づいて光軸ずれ信号を形成す
る信号処理手段と、前記光軸ずれ信号に基づいて前記光
軸方向可変手段へ制御信号を送る光軸方向制御手段とを
有する双方向空間光通信装置を所定距離を隔てて対向設
置して通信を行う空間光通信システムにおいて、前記光
軸ずれ検出手段は対向装置からの投光光を受光し、受光
面状の受光ビームスポットの基準位置からの位置ずれ情
報に基づいて受信光の光軸と前記第2の受光光学系の光
軸との光軸ずれを検出し、前記投光手段は出力レベル可
変手段又は光軸方向制御用信号レベル可変手段を備え、
前記受信光分岐手段は前記第1及び第2の受光光学系へ
導く分岐受光量を可変する分岐受光量可変手段を備え、
前記投光ビーム発散角可変手段による投光ビーム発散角
の設定と、前記出力レベル又は光軸方向制御用信号レベ
ルの設定と、前記分岐受光量可変手段による分岐受光量
の設定とを連動して設定可能な連動操作手段を有するこ
とを特徴とする空間光通信システム。 - 【請求項6】 前記双方向空間光通信装置を対向設置す
る際の光軸合わせ時には、前記連動操作手段において、
前記投光ビーム発散角を通信時よりも大きく設定すると
共に前記出力レベル又は光軸方向制御用信号レベルを通
信時よりも大きく設定し、同時に前記第1の受光光学系
よりも前記第2の受光光学系への分岐受光量が多くなる
ように設定し、前記双方向空間光通信装置間の通信時に
は、前記連動操作手段において前記投光ビーム発散角を
光軸合わせ時よりも小さくすると共に前記出力レベル又
は光軸方向制御用信号レベルを光軸合わせ時よりも小さ
くなるように設定し、同時に前記第1の受光光学系より
も前記第2の受光光学系への分岐受光量が少なくなるよ
うに設定する請求項5に記載の空間光通信システム。 - 【請求項7】 前記双方向空間光通信装置による通信中
に、受光量が変化したときには、前記連動操作手段にお
いて、前記光軸方向制御用レベル変化させると共に受光
光学系への分岐受光量を変化させる請求項5に記載の空
間光通信システム。 - 【請求項8】 前記双方向空間光通信装置は、受信光強
度を検出する受光強度検出手段と、受信装置の振動状況
を検出する振動検出手段とを備えた請求項7に記載の空
間光通信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017805A JPH11205235A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 空間光通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017805A JPH11205235A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 空間光通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11205235A true JPH11205235A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11953953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10017805A Pending JPH11205235A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 空間光通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11205235A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022196337A1 (ja) * | 2021-03-16 | 2022-09-22 | キヤノン株式会社 | 光伝送装置 |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP10017805A patent/JPH11205235A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022196337A1 (ja) * | 2021-03-16 | 2022-09-22 | キヤノン株式会社 | 光伝送装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5627669A (en) | Optical transmitter-receiver | |
| US7473867B2 (en) | Laser machining apparatus | |
| US6384944B1 (en) | Integral transmitter-receiver optical communication apparatus | |
| US7554650B2 (en) | Laser beam projecting device | |
| US6222678B1 (en) | Automatic survey instrument | |
| US6618177B1 (en) | Light space-transmission device | |
| US20020186361A1 (en) | Surveying machine automatically adjusting optical axis | |
| US7092076B2 (en) | Surveying instrument | |
| AU2020219446B2 (en) | Injection of a beam of radiation into an optical fibre | |
| JPH11205235A (ja) | 空間光通信システム | |
| JP2001203641A (ja) | 空間光伝送装置 | |
| EP1041361A2 (en) | Tracking system for automatic survey instrument | |
| JP3192359B2 (ja) | 空間光通信装置 | |
| JPH08204644A (ja) | 光空間伝送装置およびその光軸調整方法 | |
| US7379674B2 (en) | Optical transmission device | |
| JP2006023626A (ja) | コリメーション調整機構、それを用いた光アンテナ装置およびコリメーション調整方法 | |
| JP2000147311A (ja) | 光導波路結合装置における位置合わせ方法及びそれを用いて実現される光導波路結合装置 | |
| JP2518066B2 (ja) | レ―ザビ―ム方向制御装置 | |
| JP3220344B2 (ja) | 空間光通信装置 | |
| JP3093237B2 (ja) | 光通信用端末装置 | |
| JPH0888602A (ja) | 空間光通信装置 | |
| JPH11205234A (ja) | 空間光受信装置 | |
| JP3870197B2 (ja) | 光空間伝送装置 | |
| JP2000171293A (ja) | 投受光装置 | |
| JP3870198B2 (ja) | 光空間伝送装置 |