JPH1120549A - 電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニット及びハーネス - Google Patents

電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニット及びハーネス

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JPH1120549A
JPH1120549A JP9176045A JP17604597A JPH1120549A JP H1120549 A JPH1120549 A JP H1120549A JP 9176045 A JP9176045 A JP 9176045A JP 17604597 A JP17604597 A JP 17604597A JP H1120549 A JPH1120549 A JP H1120549A
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harness
shaft
electronic unit
mirror
unit
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JP9176045A
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Ikuo Sakata
郁夫 坂田
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電格ユニットの小型化。 【解決手段】 電格ユニット2とハーネス4とを別個の
組み付け体となし、シャフトホルダ20、シャフト21
及びカバー23に挿通孔210及び中空状の筒部230
が設けられ、ハーネス4にアウターチューブ50が外嵌
されて、ハーネス4にコネクタ45、46が設けられて
いる。この結果、ハーネス4を挿通孔210及び筒部2
30中に挿通させ、アウターチューブ50の一端を筒部
230に水密に外嵌固定し、アウターチューブ50の他
端を下に向け、ハーネス4の両端のコネクタ45、46
をコントロールスイッチ装置及び電源側のコネクタと駆
動モータ及びスイッチ機構側のコネクタとにそれぞれ電
気的に接続することができる。このように、ハーネス4
を電格ユニット2の内部において保持させるものである
から、従来技術のものと比較して電格ユニットを小型化
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のド
アー等の車体に装備される電動格納式のドアーミラーに
おいて、それぞれ別個に組み付けられてなる別個の組み
付け体からなり、ドアーミラーに搭載する際に相互に組
み付けられる電格ユニット及びハーネスに係り、特に電
格ユニットの小型化が図られた電動格納式ドアーミラー
における電格ユニット及びハーネスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、電動格納式ドアーミラーについて
図12を参照して説明する。図において、1は自動車の
ドアー(図示せず)に固定されるミラーベースである。
このミラーベース1には電格ユニット2が固定される。
【0003】この電格ユニット2は、ミラーベース1に
固定されるシャフトホルダ20と、そのシャフトホルダ
20に一体に設けられた(固定された)シャフト21
と、そのシャフト21及びシャフトホルダ20の固定側
にシャフト21の軸回りに回動可能に取り付けられかつ
上部が開口されたギアケース22と、そのギアケース2
2の上部開口の縁に水密に取り付けられたカバー23
と、そのカバー23及びギアケース22中に収納された
駆動モータM及び減速機構24及びクラッチ機構25及
びスイッチ機構(図示せず)と、を具備するものであ
る。上述の減速機構24及びクラッチ機構25は駆動モ
ータMとシャフト21との間に介装されている。この電
格ユニット2のギアケース22等の回動側にはミラーア
センブリ3が取り付けられている。
【0004】このミラーアセンブリ3は、表面にミラー
面(鏡面)を有するミラーボディー30と、そのミラー
ボディー30の裏面に設けられたヒータ(例えば、PT
C面状発熱体)31及びミラーホルダ32と、前面に開
口部を有するミラーハウジング33と、そのミラーハウ
ジング33内に取り付けられたパワーユニット34とか
ら構成されている。上述のミラーボディー30等(ヒー
タ31及びミラーホルダ32を含む)は、上述のパワー
ユニット34に上下左右に傾動可能に取り付けられると
共に、上述のミラーハウジング33の前面開口部に配置
されている。
【0005】上述の駆動モータM及びスイッチ機構及び
パワーユニット34及びヒータ31側と運転席に設置さ
れたコントロールスイッチ装置(図示せず)及び電源
(図示せず)側とはハーネス(図示せず)により電気的
に接続されている。
【0006】次に、この電動格納式のドアーミラーの操
作作動について説明する。まず、コントロールスイッチ
装置を操作すると、駆動モータMが駆動して減速機構2
4及びクラッチ機構25の作用により、ミラーアセンブ
リ3が起立位置(使用位置)から格納位置(後方傾倒位
置)に、逆に格納位置(後方傾倒位置)から起立位置
(使用位置)にミラーベース1に対して回動する。その
ミラーアセンブリ3が所定の位置(起立位置又は格納位
置)に達したところで、スイッチ機構の作用により、駆
動モータMへの通電が遮断されてミラーアセンブリ3が
起立位置又は格納位置に位置することとなる。
【0007】また、ミラーアセンブリ32を手動により
回動させると、クラッチ機構25の作用でミラーアセン
ブリ3を起立位置、格納位置、前方傾倒位置に位置させ
ることができる。さらに、起立位置に位置するミラーア
センブリ3に外力がかかると、クラッチ機構25の作用
でミラーアセンブリ3が緩衝のために格納位置、前方傾
倒位置に回動位置する。上述の電動格納式ドアーミラー
としては、例えば本出願人が先に出願した特願平6−1
70874号(特開平8−34288号)に係るものが
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の電動格納式ドア
ーミラーにおいて、上述の電格ユニット2は車種が異な
っていても共通化された1種類のもので済むが、上述の
ハーネスは車種が異なると異なっており(例えば、ワイ
ヤハーネスの長さや本数がそれぞれ異なっており)車種
毎の複数種類のものを揃える必要がある。ところが、上
述の電動格納式ドアーミラーにおける従来の電格ユニッ
ト及びハーネスは、駆動モータM及びスイッチ機構及び
ハーネスの電気機器の防水のために、駆動モータM及び
スイッチ機構及びハーネスの電気機器が電格ユニット2
のギアケース22及びカバー23中において組み付けら
れていると共に電気的に接続されており、電格ユニット
2とハートが一体に組み付けられた1個の組み付け体か
らなるものである。この結果、上述の電動格納式ドアー
ミラーにおける従来の電格ユニット及びハーネスは、本
来1種類の電格ユニット2を1種類の部品として揃えて
おくだけで済むのにも拘らず、車種毎に異なったハーネ
スを一体に組み付けた電格ユニット2を車種毎の複数種
類の部品として揃える必要があるため、電格ユニット2
の部品点数が車種毎に増し、その分部品管理が煩雑であ
ると言う問題がある。
【0009】また、上述の電動格納式ドアーミラーにお
いて、上述の電格ユニット2の組み付け工程は、減速機
構24及びクラッチ機構25及びスイッチ機構及び駆動
モータMを機械により自動組み付けし、それから、駆動
モータM及びスイッチ機構及びハーネスの電気機器を手
動により電気的に接続する必要がある。ところが、上述
の電動格納式ドアーミラーにおける従来の電格ユニット
及びハーネスは、電格ユニット2とハーネスとが一体に
組み付けられた1個の組み付け体からなるものであるか
ら、本来電格ユニット2の減速機構24及びクラッチ機
構25及びスイッチ機構及び駆動モータMの組み付けが
自動化できるのにも拘らず、駆動モータM及びスイッチ
機構及びハーネスの電気機器の手動による電気的接続が
必要であるため、電格ユニット2の組み付け工程が煩雑
であると言う問題がある。
【0010】そこで、本出願人は、上述の問題を解決し
た電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニット及びハ
ーネス(特願平7−325845号)を先に出願した。
この電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニット及び
ハーネスは、図13及び図14(なお、図中、図12と
同符号は同一のものを示す)に示すように、電格ユニッ
ト2とハーネス4とはそれぞれ別個に組み付けられた別
個の組み付け体からなり、この別個の電格ユニット2と
ハーネス4を外付けしてなるものである。
【0011】すなわち、ギアケース22の一端側にはハ
ーネスホルダ部220が外側に一体に突設されており、
そのハーネスホルダ部220には長穴221が設けられ
ており、その長穴221中にハーネス4が挿通保持され
ている。このハーネス4は、スイッチ機構(図示せず)
及び駆動モータ(図示せず)と接続する第1ワイヤハー
ネス41と、パワーユニット(図示せず)と接続する第
2ワイヤハーネス42と、ヒータ(図示せず)と接続す
る第3ワイヤハーネス43とからなる。この各ワイヤハ
ーネス41、42、43の一端には、スイッチ機構及び
駆動モータ側のコネクタ44と接続するコネクタ45
と、パワーニットのコネクタ(図示せず)と接続するコ
ネクタ(図示せず)と、ヒータのコネクタ(図示せず)
と接続するコネクタ(図示せず)とがそれぞれ設けられ
ていると共に、このワイヤハーネス41、42、43の
他端には、運転席に設置されたコントロールスイッチ装
置(図示せず)及び図示しない電源(バッテリー)側の
コネクタと接続するコネクタ(図示せず)が設けられて
いる。上述の電格ユニット2及びハーネス4をドアーミ
ラーに搭載する際には、ハーネス4を電格ユニット2に
外付けして、ハーネス4の一端側のコネクタ44をスイ
ッチ機構及び駆動モータ、パワーユニット、ヒータ側の
コネクタ45に接続すると共に、ハーネス4の他端側の
コネクタをコントロールスイッチ装置及び電源側のコネ
クタに接続する。
【0012】このように、上述のの電動格納式ドアーミ
ラーにおける電格ユニット及びハーネスは、電格ユニッ
ト2に外付けしたハーネス4の第1ワイヤハーネス41
のコネクタ44とスイッチ機構及び駆動モータ側のコネ
クタ45とを接続することにより、駆動モータ及びスイ
ッチ機構及びハーネス4の電気機器が電気的に接続され
るので、駆動モータ及びスイッチ機構及びハーネス4の
電気機器の防水対策が取られている。この結果、上述の
電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニット及びハー
ネスは、それぞれ別個に組み付けられた別個の組み付け
体としてなすことができるので、車種毎に異なったハー
ネス4と別個に、1種類の電格ユニット2を共通化して
1種類の部品として揃えておくだけで済み、その分電格
ユニット2の部品管理が簡略化される。また、電格ユニ
ット2の減速機構及びクラッチ機構及びスイッチ機構及
び駆動モータの組み付けが自動化でき、電格ユニット2
の組み付け工程も簡略化される。
【0013】しかしながら、上述の電動格納式ドアーミ
ラーにおける電格ユニット及びハーネスは、電格ユニッ
ト2とハーネス4とを外付け構造となしたので、ハーネ
ス4を電格ユニット2に保持させるために、ハーネスホ
ルダ部220を必要とし、このハーネスホルダ部220
の突出量T分電格ユニット2が大型化する課題がある。
【0014】本発明は、上述の電動格納式ドアーミラー
における電格ユニット及びハーネスの改良に係り、その
目的とするところは、電格ユニットの小型化が図られた
電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニット及びハー
ネスを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、電格ユニットとハーネスとをそれぞれ
別個に組み付けられた別個の組み付け体となし、その電
格ユニットのシャフトホルダ、シャフト及びカバーに挿
通孔及び中空状の筒部がシャフトの軸方向に設けられて
おり、ハーネスにチューブが外嵌されており、そのハー
ネスを電格ユニットの外部においてコントロールスイッ
チ装置及び電源側と駆動モータ及びスイッチ機構側とに
それぞれ電気的に接続するためのコネクタが具備されて
いることを特徴とする。
【0016】本発明は、上記の構成により、電格ユニッ
ト及びハーネスをドアーミラーに搭載する際に、まず、
ハーネスを挿通孔及び筒部中に挿通させ、次に、ハーネ
スに外嵌されたチューブの一端を筒部に水密に外嵌固定
すると共に、そのチューブの他端を水の侵入を防ぐため
に下に向け、それから、ハーネスの両端のコネクタを電
格ユニットの外部においてコントロールスイッチ装置及
び電源側のコネクタと駆動モータ及びスイッチ機構側の
コネクタとにそれぞれ電気的に接続することによって、
駆動モータ及びスイッチ機構及びハーネスの電気機器が
電気的に接続される、しかも駆動モータ及びスイッチ機
構及びハーネスの電気機器の防水対策が取られることと
なる。
【0017】このように、電格ユニットとハーネスとを
それぞれ別個に組み付けられた別個の組み付け体となす
ことができるので、電格ユニットを共通化することがで
き、その分電格ユニットの部品管理が簡略化され、ま
た、電格ユニットの組み付け工程も簡略化される。特
に、本発明においては、ハーネスをシャフトホルダ、シ
ャフトの挿通孔及びカバーの筒部中に挿通させて電格ユ
ニットの内部において保持させるものであるから、ハー
ネスを電格ユニットの外部で保持させる従来技術と比較
して、従来技術のハーネスホルダ部を設けなかった分、
電格ユニットを小型化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動格納式ドアー
ミラーにおける電格ユニット及びハーネスの一実施の形
態を図1乃至図11を参照して説明する。図中、図12
乃至図14と同符号は同一のものを示す。なお、図6中
の、、、と図7中の′、′、′、′と
が繋げれば、電動格納式ドアーミラーの全体の分解斜視
図となる。
【0019】この実施の形態における本発明の電格ユニ
ット2及びハーネス4は、それぞれ別個に組み付けられ
た別個の組み付け体からなる。上述の電格ユニット2の
シャフトホルダ20及びシャフト21には挿通孔210
がシャフト21の軸方向に設けられている。所謂中空シ
ャフトである。また、この電格ユニット2のカバー23
の上部には中空状の筒部230がシャフト21の軸方向
に設けられている。
【0020】一方、ハーネス4のワイヤハーネス41、
42、43には第1インナーチューブ5が外嵌されてお
り、その第1インナーチューブ5にはアウターチューブ
(チューブ)50が外嵌されている。また、第2ワイヤ
ハーネス42及び第3ワイヤハーネス43には第2イン
ナーチューブ51が外嵌されている。上述のハーネス4
の各ワイヤハーネス41、42、43の一端には電格電
源用(スイッチ機構及び駆動モータ用)のコネクタ45
と、パワーユニット用のコネクタ(図示せず)と、ヒー
タ用のコネクタ46とがそれぞれ設けられている。この
電格電源用コネクタ45、パワーユニット用コネクタ、
ヒータ用コネクタ46は、電格ユニット2の外部におい
て、駆動モータ及びスイッチ機構側のコネクタ44、パ
ワーニット側のコネクタ(図示せず)、ヒータ側のコネ
クタ(図示せず)にそれぞれ電気的に接続されるもので
ある。上述のヒータ用コネクタ46は、電格ユニット2
のカバー23の上部に設けられているホルダ233に保
持されている。
【0021】電格ユニット2のギアケース22とカバー
23とは、ギアケース22側に設けられた係合爪225
とカバー23側に設けられた係合孔232との相互係合
により、水密に嵌合されている。すなわち、図3に示す
ように、ギアケース22の上部開口部の全周縁にはシー
ル凸部222が一体に設けられており、カバー23の下
部開口部の全周縁にはシール凹部231が設けられてお
り、このシール凸部222とシール凹部231との間に
はシール材223が全周に亘って塗布介在されている。
【0022】一方、上述のギアケース22の底面から下
部にかけて呼吸孔224が設けられている。この結果、
電格ユニット2のギアケース22及びカバー23中と外
部とは、シャフトホルダ20の上面とギアケース22の
底面との間の隙間S及び上述の呼吸孔224を介して連
通されていることとなる。
【0023】電格ユニット2のカバー23及びギアケー
ス22中に収納された減速機構24は、図6及び図7に
示すように、回転軸の一端(上端)が駆動モータMのシ
ャフトにジョイン240を介して取付けられた第1ウォ
ーム241と、その第1ウォーム241に噛み合わせら
れた第1ウォームホイールとしての第1ヘリカルギア2
42と、Dカット面により第1ヘリカルギア242の中
心透孔に回転軸の一端を軸方向に移動可能にかつ回転不
可能に装着された第2ウォーム243と、その第2ウォ
ーム243に噛み合わせられた第2ウォームホイールと
しての第2ヘリカルギア244と、その第2ヘリカルギ
ア244に同軸に固定されたスパーギアの出力ギア24
5と、その出力ギア245と後述する入力ギアとしての
クラッチギア252との間に介装され、かつその出力ギ
ア245とクラッチギア252とにそれぞれ噛み合わせ
られたスパーギアのアイドルギア246と、から構成さ
れている。
【0024】ここで、上述の第1ウォーム241及び第
1ウォームホイールとしての第1ヘリカルギア242
(1段目のウォームギア)と、第2ウォーム243及び
第2ウォームホイールとしての第2ヘリカルギア244
(2段目のウォームギア)とにより、2段のウォームギ
アを構成する。上述の第1ウォーム241の回転軸の両
端は、ギアケース22及びカバー23中に収納固定され
たプレート27とギアケース22に回転可能に軸支され
ている。また、上述の第2ウォーム243の回転軸の両
端部はプレート27に回転可能に軸支されており、かつ
このプレート14と第2ウォーム243の回転軸の両端
面との間にはスラスト軸受用のボール270が介装され
ている。さらに、上述の第2ヘリカルギア244及び出
力ギア245は、プレート27からギアケース22にね
じ込まれたスクリュウ(軸ねじ)271に回転可能に取
り付けられている。なお、このスクリュウ271はクリ
ップ272及びナット273によりプレート27及びギ
アケース22に回転不可能に取り付けられている。さら
にまた、上述のアイドルギア246は、プレート27と
ギアケース22とに固定されたピン274に回転可能に
軸支されている。上述の電格ユニット2のカバー23及
びギアケース22中に収納されたクラッチ機構25は、
ミラーアセンブリ(図示せず)を手動で回動させたり、
またはミラーアセンブリに何かが当ってその緩衝のため
にミラーアセンブリを回動させたりする時に、移動側の
ミラーアセンブリ等と固定側のミラーベース(図示せ
ず)等との間の縁を断つものである。
【0025】このクラッチ機構25は、図7に示すよう
に、シャフト21に上から順に外嵌したプッシュナット
250と、圧縮スプリング251と、クラッチギア25
2と、クラッチホルダー253と、ワッシャ254、2
55とからなる。上述のクラッチギア252は、スパー
ギアからなり、シャフト21に対して回転可能であり、
下面に係止溝を設ける。上述のクラッチホルダー253
はシャフト21に対して固定であり、上面に係止爪を設
ける。上述のプッシュナット250はシャフト21の上
端部の係合溝に係合して、上述の圧縮スプリング251
を圧縮する。この圧縮スプリング251の弾性力によ
り、クラッチギア252の下面の係止溝にクラッチホル
ダー253の上面の係止爪が係止して、クラッチギア2
52とクラッチホルダー253とが継状態にある。
【0026】上述の電格ユニット2のカバー23及びギ
アケース22中に収納された駆動モータMは、上述のプ
レート27にスクリュウ275により固定されている。
また、上述の電格ユニット2のカバー23及びギアケー
ス22中に収納されたスイッチ機構26は、プリントサ
ーキトボード(PCB)260と、そのプリントサーキ
トボード260に搭載されたサミスタ等の電子部品26
1と、プリントサーキトボード260に固定され上述の
駆動モータMに電気的に接続保持する第1コネクタ部2
62と、プリントサーキトボード260に固定された第
2コネクタ部440とから構成されている。このスイッ
チ機構26は、上述のカバー23とプレート27との間
に挟持固定される。このスイッチ機構26は、駆動モー
タMの駆動により、ミラーアセンブリがミラーベースに
対して回動して所定の位置に達した時に、後述するスト
ッパ機構28のストッパ作用により、駆動モータMへの
通電を遮断してミラーアセンブリを所定位置の起立位置
又は格納位置に位置させるものである。
【0027】一方、カバー23の側部にはコネクタ用の
筒部441が一体に設けられており、この筒部441に
上述の第2コネクタ部440が位置し、この第2コネク
タ部440と筒部441とが上述の駆動モータ及びスイ
ッチ機構側のコネクタ44を構成する。
【0028】上述の電格ユニット2のシャフトホルダ2
0の上面とギアケース22の底面との間にはストッパ機
構28が設けられている。このストッパ機構28は、シ
ャフトホルダ20の上面に設けられた円弧状の溝部28
0と、ギアケース22の底面に転動可能に設けたボール
281とから構成されている。このボール281は、上
述のクラッチ機構25の圧縮スプリング251の弾性力
により、シャフト21を介してシャフトホルダー20が
上方向(逆にクラッチ機構25を介してギアケース22
が下方向)に付勢されているために、溝部280の底面
に圧接されている。
【0029】上述のボール281が溝部280の両端の
段部に当接することにより、上述のストッパ作用をなし
て、ミラーアセンブリを所定位置の起立位置又は格納位
置に位置させる。このボール281と溝部280の両端
の段部の高さとは、駆動モータMのトルクでは乗り越え
られないが、ミラーアセンブリの手動回動や緩衝回動で
は乗り上げられる程度のものである。
【0030】そして、上述のシャフトホルダ20、シャ
フト21、ストッパ機構28、ギアケース22、減速機
構24、クラッチ機構25、プレート27、駆動モータ
M、スイッチ機構27、カバー23が順次機械により自
動的に組み付けられることにより、電格ユニット2が構
成される。
【0031】この実施の形態における本発明の電格ユニ
ット及びハーネスは、以上の如き構成からなるものであ
るから、電格ユニット2及びハーネス4をドアーミラー
に搭載する際には、まず、ハーネス4のワイヤハーネス
41、42、43の他端側を第1インナーチューブ5と
共に、カバー23の上方から筒部230及び挿通孔21
0中に挿通させてシャフトホルダ20から外部に引き出
す。次に、ハーネス4のアウターチューブ50の一端
(下端)を筒部230に水密にかつ一体に外嵌固定す
る。この水密かつ一体の外嵌固定の手段としては、例え
ば、テープ巻、接着、圧着、加熱収縮、溶着、圧入等が
ある。上述のアウターチューブ50の他端(上端)を水
の侵入を防ぐために下に向ける。それから、ハーネス4
の第1ワイヤハーネス41の一端の電格電源用コネクタ
45、第2ワイヤハーネス42のパワーユニット用コネ
クタ、第3ワイヤハーネス43のヒータ用コネクタ46
を、電格ユニット2の外部において、駆動モータ及びス
イッチ機構側のコネクタ44、パワーユニット側のコネ
クタ、ヒータ側のコネクタに、それぞれ電気的に接続す
る。一方、ハーネス4のワイヤハーネス41、42、4
3の他端にコントロールスイッチ装置及び電源用コネク
タ(図示せず)を接続し、そのコネクタを電格ユニット
2の外部においてコントロールスイッチ装置及び電源側
のコネクタに電気的に接続する。この結果、駆動モータ
M及びスイッチ機構26及びハーネス4の電気機器が電
気的に接続される、しかも駆動モータM及びスイッチ機
構26及びハーネス4の電気機器の防水対策が取られる
こととなる。
【0032】このように、この実施の形態における本発
明の電格ユニット及びハーネスは、電格ユニット2とハ
ーネス4とをそれぞれ別個に組み付けられた別個の組み
付け体となすことができるので、電格ユニット2を共通
化することができ、その分電格ユニット2の部品管理が
簡略化され、また、電格ユニット2の組み付け工程も簡
略化される。本発明においては、ハーネス4をシャフト
ホルダ20、シャフト21の挿通孔210及びカバー2
3の筒部230中に挿通させて電格ユニット2の内部に
おいて保持させるものであるから、図11に示すよう
に、ハーネスを電格ユニットの外部で保持させる従来技
術(二点鎖線にて示す)と比較して、従来技術のハーネ
スホルダ部を設けなかった分、本発明の電格ユニット
(実線にて示す)2を小型化することができる。
【0033】特に、この実施の形態において、電格ユニ
ット2のギアケース22及びカバー23中と外部とは、
シャフトホルダ20の上面とギアケース22の底面との
間の隙間S及び上述の呼吸孔224を介して連通されて
いる。このために、カバー23の筒部2320の内周面
と第1インナーチューブ5の外周面との間、カバー23
の筒部230の下端面とシャフト21の上端面との間、
シャフト21の内周面と第1位何アーマチャチューブ5
の外周面との間がスペース上及び組み付け上小さくなっ
て、ギアケース22及びカバー23中と外部との気圧差
によるアウターチューブ50の他端開口部及びシャフト
ホルダ20の底面からの水の吸込み現象を防止できる。
【0034】また、この実施の形態においては、ギアケ
ース22の底面から下部にかけて呼吸孔224が設けら
れているので、万が一水がギアケース22及びカバー2
3中に侵入しても、上述の呼吸孔224から隙間Sを介
して外部に排出される。
【0035】さらに、この実施の形態においては、ハー
ネス4のワイヤハーネス41、42、43に第1インナ
ーチューブ5を外嵌し、かつ第2ワイヤハーネス42及
び第3ワイヤハーネス43に第2インナーチューブ51
を外嵌したものであるから、ワイヤハーネス41、4
2、43のシャフト21の挿通孔210中への挿通が容
易となり、またミラーアセンブリの回動に伴うワイヤハ
ーネス41、42、43の捩れやからみを防ぐことがで
き、さらにアウターチューブ50との併用により水密性
がさらに向上される。なお、このこの第1インナーチュ
ーブ5及び又は第2インナーチューブ51は必ずしも必
要ない。
【0036】なお、上述の実施の形態おいて、電動格納
式ドアーミラーは、自動車のドアに固定されているが、
ドア以外の車体にも固定される場合がある。図1中にお
いて、符号10はミラーベース1のカバーである。
【0037】さらに、上述の実施の形態において、ミラ
ー面を上下左右に傾動させるパワーユニットを設けた
が、このパワーユニットは必ずしも必要ない。この場
合、ハーネス4の第2ワイヤハーネス42やコネクタ等
も不要となる。
【0038】さらにまた、上述の実施の形態において、
ミラー面に付着した水を蒸発除去するヒータを設けた
が、このヒータは必ずしも必要ない。この場合、ハーネ
ス4の第3ワイヤハーネス43やコネクタ46等も不要
となる。
【0039】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の電動
格納式ドアーミラーにおける電格ユニット及びハーネス
は、ハーネスをシャフトホルダ、シャフトの挿通孔及び
カバーの筒部中に挿通させて電格ユニットの内部におい
て保持させるものであるから、ハーネスを電格ユニット
の外部で保持させる従来技術と比較して、従来技術のハ
ーネスホルダ部を設けなかった分、電格ユニットを小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動格納式ドアーミラーにおける電格
ユニット及びハーネスの一実施の形態を示し、図8にお
けるI−I線断面に対応した要部の断面図である。
【図2】同じく図8におけるII−II線断面に対応し
た断面図である。
【図3】図1におけるIII部の拡大断面図である。
【図4】組み付けた状態の電格ユニット及びハーネスの
斜視図である。
【図5】電格ユニットとハーネスとの分解斜視図であ
る。
【図6】カバー、駆動モータ、スイッチ機構、プレート
の分解斜視図である。
【図7】シャフトホルダー、シャフト、ギアケース、減
速機構、クラッチ機構の分解斜視図である。
【図8】組み付けた状態の電格ユニット及びハーネスの
平面図である。
【図9】組み付けた状態の電格ユニット及びハーネスの
正面図である。
【図10】組み付けた状態の電格ユニット及びハーネス
の側面図である。
【図11】従来技術の電格ユニットと本発明の電格ユニ
ットの大きさを比較した説明図である。
【図12】一般の電動格納式ドアーミラーの概略を示し
た一部破断及び一部透視の平面図である。
【図13】従来の電動格納式ドアーミラーにおける電格
ユニット及びハーネスを示した平面図である。
【図14】同じく正面図である。
【符号の説明】
1…ミラーベース、2…電格ユニット、20…シャフト
ホルダ、21…シャフト、210…挿通孔、22…ギア
ケース、224…個急行、23…カバー、230…筒
部、24…減速機構、25…クラッチ機構、26…スイ
ッチ機構、27…プレート、28…ストッパ機構、M…
駆動モータ、3…ミラーアセンブリ、4…ハーネス、4
1、42、43…ワイヤハーネス、5…第1インナーチ
ューブ、50…アウターチューブ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアー等の車体に固定されるミ
    ラーベースと、 前記ミラーベースに固定されるシャフトホルダ、そのシ
    ャフトホルダに固定されたシャフト、そのシャフト及び
    シャフトホルダの固定側にシャフトの軸回りに回動可能
    に取り付けられたギアケース、そのギアケースに水密に
    取り付けられたカバー、そのカバー及びギアケース中に
    収納された駆動モータ及び減速機構及びクラッチ機構及
    びスイッチ機構、を具備する電格ユニットと、 運転席に設置されたコントロールスイッチ装置及び電源
    側と前記駆動モータ及び前記スイッチ機構側とを電気的
    に接続するハーネスと、 前記ギアケースの回動側に取り付けられたミラーアセン
    ブリと、 を備え、 前記コントロールスイッチ装置の操作で前記駆動モータ
    を駆動させることにより、前記ミラーアセンブリが前記
    ミラーベースに対して回動し、所定の位置で前記スイッ
    チ機構の作用により、前記駆動モータへの通電が遮断さ
    れて前記ミラーアセンブリが起立位置又は格納位置に位
    置する電動格納式ドアーミラーにおいて、 前記電格ユニットと前記ハーネスとはそれぞれ別個に組
    み付けられた別個の組み付け体からなり、 前記シャフトホルダ、前記シャフト及び前記カバーにシ
    ャフトの軸方向に設けられ、前記ハーネスが挿通されて
    いる挿通孔及び中空状の筒部と、 前記ハーネスに外嵌され、一端が前記筒部に水密に外嵌
    固定され、他端が水の侵入を防ぐために下に向けられた
    チューブと、 前記電格ユニットの挿通孔及び筒部中に水密に挿通され
    た前記ハーネスが前記電格ユニットの外部において前記
    コントロールスイッチ装置及び電源側と前記駆動モータ
    及びスイッチ機構側とにそれぞれ電気的に接続されるた
    めのコネクタと、 を有することを特徴とする電動格納式ドアーミラーにお
    ける電格ユニット及びハーネス。
  2. 【請求項2】 前記ギアケース及び前記カバー中と外部
    とは、前記シャフトホルダと前記ギアケースとの間の隙
    間及び前記ギアケースに設けられた呼吸孔を介して連通
    されていることを特徴とする請求項1に記載の電動格納
    式ドアーミラーにおける電格ユニット及びハーネス。
  3. 【請求項3】 前記ハーネスの一部はインナーチューブ
    中に挿通されており、前記インナーチューブは前記チュ
    ーブ及び挿通孔及び筒部中に挿通されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の電動格納式ドアーミラー
    における電格ユニット及びハーネス。
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