JPH11205616A - 画像評価方法、及びその装置 - Google Patents
画像評価方法、及びその装置Info
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- JPH11205616A JPH11205616A JP10002105A JP210598A JPH11205616A JP H11205616 A JPH11205616 A JP H11205616A JP 10002105 A JP10002105 A JP 10002105A JP 210598 A JP210598 A JP 210598A JP H11205616 A JPH11205616 A JP H11205616A
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- KNMAVSAGTYIFJF-UHFFFAOYSA-N 1-[2-[(2-hydroxy-3-phenoxypropyl)amino]ethylamino]-3-phenoxypropan-2-ol;dihydrochloride Chemical compound Cl.Cl.C=1C=CC=CC=1OCC(O)CNCCNCC(O)COC1=CC=CC=C1 KNMAVSAGTYIFJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】精度よく、かつ処理データ量やメモリ量を低減
することのできる画像評価方法、及び装置を提供する。 【解決手段】画像入力装置で読み取ったカラー情報を明
度と色度に関する情報に変換する。明度情報は、直交変
換を施し人間の視覚の空間周波数特性を掛け合わせて補
正し、さらに積分して明度成分の画像評価値とする。一
方、色度情報は、人間の視覚系に対応するフィルタリン
グ処理を行い補正し、さらに、色度情報は彩度、及び色
相を表す色彩情報に変換して画像評価量を求める。さら
に、前記明度成分の画像評価値、及び色彩成分の画像評
価値から総合的な画像評価値を算出する。
することのできる画像評価方法、及び装置を提供する。 【解決手段】画像入力装置で読み取ったカラー情報を明
度と色度に関する情報に変換する。明度情報は、直交変
換を施し人間の視覚の空間周波数特性を掛け合わせて補
正し、さらに積分して明度成分の画像評価値とする。一
方、色度情報は、人間の視覚系に対応するフィルタリン
グ処理を行い補正し、さらに、色度情報は彩度、及び色
相を表す色彩情報に変換して画像評価量を求める。さら
に、前記明度成分の画像評価値、及び色彩成分の画像評
価値から総合的な画像評価値を算出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーハードコピーな
どのカラー画像を評価するための画像評価方法、および
その方法を実施するための画像評価装置に関する。
どのカラー画像を評価するための画像評価方法、および
その方法を実施するための画像評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像品質の重要な要素に画像ノイズがあ
る。この画像ノイズを客観的な物理量として表現する尺
度として、粒状性という画質項目が知られている。この
粒状性の測定アルゴリズムとしては、濃度変化の標準偏
差を用いるRMS粒状度や、濃度変化分をフーリエ変換
して求めるウィナースペクトルなどが挙げられる。
る。この画像ノイズを客観的な物理量として表現する尺
度として、粒状性という画質項目が知られている。この
粒状性の測定アルゴリズムとしては、濃度変化の標準偏
差を用いるRMS粒状度や、濃度変化分をフーリエ変換
して求めるウィナースペクトルなどが挙げられる。
【0003】後者では、さらに心理評価と物理評価を結
合させて心理的粒状性を算出するアナログ画像に有用な
アルゴリズムが有名である(R.P.DooleyandR.Shaw:"Noi
sePerceptioninElectro-photography",J.Appl.Photogr.
Eng.,5,pp.190-196(1979).)。また、このアルゴリズム
を改良したデジタル画像特有のパターンの影響を受けな
い評価アルゴリズムも多く提案されている。
合させて心理的粒状性を算出するアナログ画像に有用な
アルゴリズムが有名である(R.P.DooleyandR.Shaw:"Noi
sePerceptioninElectro-photography",J.Appl.Photogr.
Eng.,5,pp.190-196(1979).)。また、このアルゴリズム
を改良したデジタル画像特有のパターンの影響を受けな
い評価アルゴリズムも多く提案されている。
【0004】さらに、画像の明度成分しか対象としない
これらのアルゴリズムを、色度成分や色彩成分にまで拡
張することにより、カラー画像に対してもその粒状性が
測定できるアルゴリズムも提案されている(特開平5−
284259)。
これらのアルゴリズムを、色度成分や色彩成分にまで拡
張することにより、カラー画像に対してもその粒状性が
測定できるアルゴリズムも提案されている(特開平5−
284259)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
のアルゴリズムは、明度情報に対して有用なアルゴリズ
ムをほぼそのまま色度情報や色彩情報にも応用したに過
ぎず、一般的に明度情報に比較して色彩成分はガウス分
布を示す特性を有しているが、このように特性の異なる
色度情報や色彩情報に対しても同様に有用であるかは精
度の面で疑わしい。
のアルゴリズムは、明度情報に対して有用なアルゴリズ
ムをほぼそのまま色度情報や色彩情報にも応用したに過
ぎず、一般的に明度情報に比較して色彩成分はガウス分
布を示す特性を有しているが、このように特性の異なる
色度情報や色彩情報に対しても同様に有用であるかは精
度の面で疑わしい。
【0006】また、明度情報と同様に、色度情報や色彩
情報にも直交変換を施す場合、変換結果を格納するため
のメモリ量も大きくしなければいけないという問題があ
った。このことは、読み取った画像情報に対して2次元
の直交変換を行う場合や、被評価画像を読み取る際のサ
ンプリング周波数を高くし、読み取る画素数を多く設定
した場合など、特に顕著である。
情報にも直交変換を施す場合、変換結果を格納するため
のメモリ量も大きくしなければいけないという問題があ
った。このことは、読み取った画像情報に対して2次元
の直交変換を行う場合や、被評価画像を読み取る際のサ
ンプリング周波数を高くし、読み取る画素数を多く設定
した場合など、特に顕著である。
【0007】本発明の目的は、精度よく、かつ処理デー
タ量やメモリ量を低減することのできる画像評価方法、
及び、装置を提供することにある。
タ量やメモリ量を低減することのできる画像評価方法、
及び、装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像評価方法
は、被評価画像の情報を各色度を表す情報に変換し、そ
の変換後の色度情報に人間の視覚系の空間周波数特性に
対応するようなフィルタリング処理を施した後、さらに
その彩度及び色相を表す色彩情報に変換した後、その各
平均値、及び各標準偏差の値を算出し、それらの値から
色度平面上における色彩情報の分布面積を計算すること
により色彩成分の画像評価量を算出するものである。
は、被評価画像の情報を各色度を表す情報に変換し、そ
の変換後の色度情報に人間の視覚系の空間周波数特性に
対応するようなフィルタリング処理を施した後、さらに
その彩度及び色相を表す色彩情報に変換した後、その各
平均値、及び各標準偏差の値を算出し、それらの値から
色度平面上における色彩情報の分布面積を計算すること
により色彩成分の画像評価量を算出するものである。
【0009】さらに詳細に説明すると、被評価画像はカ
ラー画像情報として入力され、入力されたカラー画像情
報は明度と色度を表わす画像情報に変換される。変換さ
れた画像情報のうち、明度を表わす画像情報は直交変換
を施し、そのスペクトルを算出することによって空間周
波数成分を表わす情報に変換される。この算出された入
力画像の明度の空間周波数成分は、明度の情報に対する
人間の視覚系の空間周波数特性を掛け合わせて補正され
る。この補正された空間周波数特性を積分することによ
り、明度の情報の画像評価量が算出される。一方、変換
された画像情報のうち色度を表わす画像情報は、各色度
の情報に対する人間の視覚系の空間周波数特性にそれぞ
れ対応するようなフィルタリング処理を行い補正され
る。さらに補正された色度を表わす画像情報は彩度及び
色相を表す色彩情報に変換された後、各平均値、及び各
標準偏差を算出し、それらの値から色度平面上における
色彩情報の分布面積を計算することにより画像評価量を
算出する。前記明度評価量算出手段と前記色彩評価量算
出手段の各出力に、それぞれの平均明度に対する人間の
視覚系の感度特性を補正してそれぞれ適当な重みをつけ
た演算処理を施すことにより総合的な画像評価値を算出
するものである。
ラー画像情報として入力され、入力されたカラー画像情
報は明度と色度を表わす画像情報に変換される。変換さ
れた画像情報のうち、明度を表わす画像情報は直交変換
を施し、そのスペクトルを算出することによって空間周
波数成分を表わす情報に変換される。この算出された入
力画像の明度の空間周波数成分は、明度の情報に対する
人間の視覚系の空間周波数特性を掛け合わせて補正され
る。この補正された空間周波数特性を積分することによ
り、明度の情報の画像評価量が算出される。一方、変換
された画像情報のうち色度を表わす画像情報は、各色度
の情報に対する人間の視覚系の空間周波数特性にそれぞ
れ対応するようなフィルタリング処理を行い補正され
る。さらに補正された色度を表わす画像情報は彩度及び
色相を表す色彩情報に変換された後、各平均値、及び各
標準偏差を算出し、それらの値から色度平面上における
色彩情報の分布面積を計算することにより画像評価量を
算出する。前記明度評価量算出手段と前記色彩評価量算
出手段の各出力に、それぞれの平均明度に対する人間の
視覚系の感度特性を補正してそれぞれ適当な重みをつけ
た演算処理を施すことにより総合的な画像評価値を算出
するものである。
【0010】さらに、本発明の画像評価装置は、カラー
画像入力装置で読み取ったカラー画像情報から、明度に
関する情報、及び色度に関する情報に変換し、明度の情
報に対しては直交変換を施し空間周波数成分に変換して
人間の視覚系の空間周波数特性を掛け合わせて各成分を
積分し、その平均明度に対する補正を行った値を明度成
分の画像評価値とする。各色度の情報に対しては、各色
度軸に対して人間の視覚系の空間周波数特性に対応する
ような、それぞれ異なる窓サイズのフィルタリング処理
を行い、処理後の各色度データから彩度、及び色相角に
関する色彩情報に変換し、各平均値、及び各標準偏差の
値から色彩成分の画像評価量を求め、さらにその平均明
度に対する補正を行った値を色彩成分の画像評価値とす
るものである。
画像入力装置で読み取ったカラー画像情報から、明度に
関する情報、及び色度に関する情報に変換し、明度の情
報に対しては直交変換を施し空間周波数成分に変換して
人間の視覚系の空間周波数特性を掛け合わせて各成分を
積分し、その平均明度に対する補正を行った値を明度成
分の画像評価値とする。各色度の情報に対しては、各色
度軸に対して人間の視覚系の空間周波数特性に対応する
ような、それぞれ異なる窓サイズのフィルタリング処理
を行い、処理後の各色度データから彩度、及び色相角に
関する色彩情報に変換し、各平均値、及び各標準偏差の
値から色彩成分の画像評価量を求め、さらにその平均明
度に対する補正を行った値を色彩成分の画像評価値とす
るものである。
【0011】
【作用】カラー画像入力装置で読み取ったカラー画像情
報は、例えば明度情報L*、及び色度情報a*、b*に変
換される。明度情報に対しては、直交変換を施し空間周
波数成分に変換して人間の視覚系の空間周波数特性を掛
け合わせた後、各成分を積分し、さらにその積分値に対
してその平均明度に対する補正を行った値を明度成分の
画像評価値とする。色度情報に対しては、各色度軸に対
して人間の視覚系の空間周波数特性に対応するような、
それぞれ異なる窓サイズの平滑化処理を行い、処理後の
各色度データから彩度、及び色相角に関する色彩情報を
計算する。なぜならば、人間の色知覚システムでは、画
像をその明るさ(明度)、鮮やかさ(彩度)、色味(色
相)の三つの成分として最終的に認識する、と言われて
いるためで、彩度及び色相角の情報から色彩成分の画像
評価量を算出するのが、最も主観的な評価に近い評価を
行うことができるためである。従って、計算された彩度
及び色相角それぞれの平均値、及び標準偏差の値から、
色彩成分の分布範囲を特定し、その面積から画像評価量
を求め、その平均明度に対する補正を行った値を色彩成
分の画像評価値とする。そのため、従来の評価方法のよ
うに色彩情報に対しては直交変換を行わないため、処理
結果を一時格納するためのメモリを減らすことが可能と
なり、より少ないメモリ量で人間の視覚に一致したカラ
ー画像品質の評価を行うことができる。
報は、例えば明度情報L*、及び色度情報a*、b*に変
換される。明度情報に対しては、直交変換を施し空間周
波数成分に変換して人間の視覚系の空間周波数特性を掛
け合わせた後、各成分を積分し、さらにその積分値に対
してその平均明度に対する補正を行った値を明度成分の
画像評価値とする。色度情報に対しては、各色度軸に対
して人間の視覚系の空間周波数特性に対応するような、
それぞれ異なる窓サイズの平滑化処理を行い、処理後の
各色度データから彩度、及び色相角に関する色彩情報を
計算する。なぜならば、人間の色知覚システムでは、画
像をその明るさ(明度)、鮮やかさ(彩度)、色味(色
相)の三つの成分として最終的に認識する、と言われて
いるためで、彩度及び色相角の情報から色彩成分の画像
評価量を算出するのが、最も主観的な評価に近い評価を
行うことができるためである。従って、計算された彩度
及び色相角それぞれの平均値、及び標準偏差の値から、
色彩成分の分布範囲を特定し、その面積から画像評価量
を求め、その平均明度に対する補正を行った値を色彩成
分の画像評価値とする。そのため、従来の評価方法のよ
うに色彩情報に対しては直交変換を行わないため、処理
結果を一時格納するためのメモリを減らすことが可能と
なり、より少ないメモリ量で人間の視覚に一致したカラ
ー画像品質の評価を行うことができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例によるカラー画像品質
評価装置の概略のハードウェア構成を示す図である。本
画像評価装置は、図1に示すように、CPU(中央演算
処理装置)201が搭載されて画像評価装置全体の動作
を制御する制御装置1を中心として、CRT(陰極線
管)2、キーボード3、マウス4、フロッピーディスク
ドライブ5、ハードディスク装置6、プリンタ7、スキ
ャナ8、及び、CD−ROMドライブ9等によって構成
される。
評価装置の概略のハードウェア構成を示す図である。本
画像評価装置は、図1に示すように、CPU(中央演算
処理装置)201が搭載されて画像評価装置全体の動作
を制御する制御装置1を中心として、CRT(陰極線
管)2、キーボード3、マウス4、フロッピーディスク
ドライブ5、ハードディスク装置6、プリンタ7、スキ
ャナ8、及び、CD−ROMドライブ9等によって構成
される。
【0013】上記CRT2には、評価する画像や、文字
情報等の操作に必要な各種情報が表示される。キーボー
ド3およびマウス4は、各種入力操作や指示操作の際に
使用される。フロッピーディスク5aは、制御装置1の
フロッピーディスクドライブ5に装着されてデータが記
憶再生される。ハードディスク装置6は、画像データを
記憶する。プリンタ7は、画像データに基づく画像や画
像編成によって作成した図面等を用紙上に出力する。ス
キャナ8は、シート状の原稿上の画像を読み取って画像
データを出力する。CD−ROM9aは、画像データを
所定のフォーマット形式で格納しており、CD−ROM
ドライブ9に装着されて画像データが再生される。ここ
で、スキャナ8およびCD−ROMドライブ9によって
読み取られた画像データはハードディスク装置6に記憶
される。
情報等の操作に必要な各種情報が表示される。キーボー
ド3およびマウス4は、各種入力操作や指示操作の際に
使用される。フロッピーディスク5aは、制御装置1の
フロッピーディスクドライブ5に装着されてデータが記
憶再生される。ハードディスク装置6は、画像データを
記憶する。プリンタ7は、画像データに基づく画像や画
像編成によって作成した図面等を用紙上に出力する。ス
キャナ8は、シート状の原稿上の画像を読み取って画像
データを出力する。CD−ROM9aは、画像データを
所定のフォーマット形式で格納しており、CD−ROM
ドライブ9に装着されて画像データが再生される。ここ
で、スキャナ8およびCD−ROMドライブ9によって
読み取られた画像データはハードディスク装置6に記憶
される。
【0014】図2は、図1を上記制御装置1に搭載され
たCPUを中心としたブロック図で表現している。上記
CPU201としては、例えばインテル社製の品番i8
0486DX等を用いる。そして、CPU201には、
データバス220を介して、本検索装置を制御するプロ
グラムが格納されるROM(リード・オンリ・メモリ)20
3、各種データおよびプログラムが格納されるRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)204、画像あるいは文字
等をCRT2に表示する表示制御回路205、キーボー
ド3からの入力を転送制御するキーボード制御回路20
6、マウス4からの入力を転送制御するマウス制御回路
207、フロッピーディスクドライブ5を制御するフロ
ッピーディスクドライブ制御回路208、ハードディス
ク装置6を制御するハードディスク制御回路209、プ
リンタ7の出力動作を制御するプリンタ制御回路21
0、スキャナ8の画像入力動作を制御するスキャナ制御
回路211、および、CD−ROMドライブ9を制御す
るCD−ROMドライブ制御回路212が接続される。
たCPUを中心としたブロック図で表現している。上記
CPU201としては、例えばインテル社製の品番i8
0486DX等を用いる。そして、CPU201には、
データバス220を介して、本検索装置を制御するプロ
グラムが格納されるROM(リード・オンリ・メモリ)20
3、各種データおよびプログラムが格納されるRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)204、画像あるいは文字
等をCRT2に表示する表示制御回路205、キーボー
ド3からの入力を転送制御するキーボード制御回路20
6、マウス4からの入力を転送制御するマウス制御回路
207、フロッピーディスクドライブ5を制御するフロ
ッピーディスクドライブ制御回路208、ハードディス
ク装置6を制御するハードディスク制御回路209、プ
リンタ7の出力動作を制御するプリンタ制御回路21
0、スキャナ8の画像入力動作を制御するスキャナ制御
回路211、および、CD−ROMドライブ9を制御す
るCD−ROMドライブ制御回路212が接続される。
【0015】図3は、本発明の実施例によるカラー画像
品質評価装置の概略の動作を示すブロック図である。本
発明においては、被評価画像は、画像情報入力手段11
によってRGBなどのカラー画像情報として入力され
る。ここで、前述のスキャナ8等で画像を読み取る場
合、画像入力装置の解像度は600dpi程度、1−c
hあたりの階調数は12bit程度あることが望まし
い。なぜならば、変換手段13の中で非線型演算が行わ
れるため、いわゆるビット落ちの影響を最小限にしたい
からである。また、読み取りサイズは直交変換(FF
T)を行うため2のべき乗であることが望ましいため、
256×256画素とした。解像度600dpiで読み
取った場合、実際の画像サイズは約10.8×10.8
mmになる。入力されたカラー画像データRGBは、画
像情報記憶手段12に一時記憶される。記憶された画像
データは、変換手段13によって三刺激値XYZを経て
CIE1976均等色空間として知られているL*a*b
*データに変換される。そのうちL*データは、スペクト
ル演算手段14で直交変換(FFT)が施され、空間周
波数の情報として一時画像情報記憶手段12に記憶され
る。記憶された空間周波数の情報は、空間周波数補正手
段15によってVTF(Visual Transfer Function)と
呼ばれる人間の視覚の空間周波数特性を掛けて補正され
る。明度評価量算出手段16にて各周波数成分を積分し
て得られた値を明度評価量とする。またa*、b*の各デ
ータは、各色度情報の空間周波数特性を補正するため、
フィルタリング処理手段17によって、それぞれ異なる
特性を示す平滑化フィルタが掛けられ、処理結果は再び
一時画像情報記憶手段12に記憶される。記憶された処
理後の各色度データは、色彩評価量算出手段18におい
て、さらに彩度、色相角の各色彩データに変換され、そ
れぞれの平均値、及び標準偏差の値を計算、それらの値
から色度平面上での分布範囲を特定し、その分布面積を
色彩評価量とする。明度評価量算出手段16、及び色彩
評価量算出手段18で計算された明度評価量と色彩評価
量は、感度補正手段19によって平均明度に対するそれ
ぞれ異なる感度補正が行われる。そして、画像評価値算
出手段20にて、それぞれ適当な重みがつけられた後、
総合的な画像評価値を算出する。
品質評価装置の概略の動作を示すブロック図である。本
発明においては、被評価画像は、画像情報入力手段11
によってRGBなどのカラー画像情報として入力され
る。ここで、前述のスキャナ8等で画像を読み取る場
合、画像入力装置の解像度は600dpi程度、1−c
hあたりの階調数は12bit程度あることが望まし
い。なぜならば、変換手段13の中で非線型演算が行わ
れるため、いわゆるビット落ちの影響を最小限にしたい
からである。また、読み取りサイズは直交変換(FF
T)を行うため2のべき乗であることが望ましいため、
256×256画素とした。解像度600dpiで読み
取った場合、実際の画像サイズは約10.8×10.8
mmになる。入力されたカラー画像データRGBは、画
像情報記憶手段12に一時記憶される。記憶された画像
データは、変換手段13によって三刺激値XYZを経て
CIE1976均等色空間として知られているL*a*b
*データに変換される。そのうちL*データは、スペクト
ル演算手段14で直交変換(FFT)が施され、空間周
波数の情報として一時画像情報記憶手段12に記憶され
る。記憶された空間周波数の情報は、空間周波数補正手
段15によってVTF(Visual Transfer Function)と
呼ばれる人間の視覚の空間周波数特性を掛けて補正され
る。明度評価量算出手段16にて各周波数成分を積分し
て得られた値を明度評価量とする。またa*、b*の各デ
ータは、各色度情報の空間周波数特性を補正するため、
フィルタリング処理手段17によって、それぞれ異なる
特性を示す平滑化フィルタが掛けられ、処理結果は再び
一時画像情報記憶手段12に記憶される。記憶された処
理後の各色度データは、色彩評価量算出手段18におい
て、さらに彩度、色相角の各色彩データに変換され、そ
れぞれの平均値、及び標準偏差の値を計算、それらの値
から色度平面上での分布範囲を特定し、その分布面積を
色彩評価量とする。明度評価量算出手段16、及び色彩
評価量算出手段18で計算された明度評価量と色彩評価
量は、感度補正手段19によって平均明度に対するそれ
ぞれ異なる感度補正が行われる。そして、画像評価値算
出手段20にて、それぞれ適当な重みがつけられた後、
総合的な画像評価値を算出する。
【0016】すなわち、本実施の形態においては、後述
の画像情報入力手段11はハードディスク装置6、スキ
ャナ8およびCD−ROMドライブ9で構成し、画像情
報記憶手段12をフロッピーディスク5およびハードデ
ィスク装置6で構成し、変換手段13、スペクトル演算
手段14、空間周波数補正手段15、明度評価量算出手
段16、フィルタリング処理手段17、色彩評価量算出
手段18、感度補正手段19、および、画像評価値算出
手段20をCPU201で構成しているのである。
の画像情報入力手段11はハードディスク装置6、スキ
ャナ8およびCD−ROMドライブ9で構成し、画像情
報記憶手段12をフロッピーディスク5およびハードデ
ィスク装置6で構成し、変換手段13、スペクトル演算
手段14、空間周波数補正手段15、明度評価量算出手
段16、フィルタリング処理手段17、色彩評価量算出
手段18、感度補正手段19、および、画像評価値算出
手段20をCPU201で構成しているのである。
【0017】本実施の形態においては、上述のように、
画像情報記憶手段12をフロッピーディスクドライブ
5、フロッピーディスク5a、およびハードディスク装
置6で構成しているが、光磁気ディスク装置等の他の記
憶媒体を用いても差し支えない。また、画像情報入力手
段11のうち画像データの入力部をハードディスク装置
6、スキャナ8、CD−ROMドライブ9およびCD−
ROM9aで構成しているが、スチルビデオカメラやデ
ィジタルカメラ等の他の入力装置を用いてもよい。ま
た、プリンタ7の代わりにディジタル複写機等の他の出
力装置を用いてもよい。
画像情報記憶手段12をフロッピーディスクドライブ
5、フロッピーディスク5a、およびハードディスク装
置6で構成しているが、光磁気ディスク装置等の他の記
憶媒体を用いても差し支えない。また、画像情報入力手
段11のうち画像データの入力部をハードディスク装置
6、スキャナ8、CD−ROMドライブ9およびCD−
ROM9aで構成しているが、スチルビデオカメラやデ
ィジタルカメラ等の他の入力装置を用いてもよい。ま
た、プリンタ7の代わりにディジタル複写機等の他の出
力装置を用いてもよい。
【0018】また、本画像評価装置では、画像評価処
理、評価値算出処理等のプログラムをROM203に記
憶するようにしている。しかしながら、上記プログラム
の一部あるいは全部をフロッピーディスク5aやハード
ディスク装置6等の外部記憶媒体に保管しておき、必要
に応じて上記プログラムをRAM204に読み込ませる
ようにしても差し支えない。
理、評価値算出処理等のプログラムをROM203に記
憶するようにしている。しかしながら、上記プログラム
の一部あるいは全部をフロッピーディスク5aやハード
ディスク装置6等の外部記憶媒体に保管しておき、必要
に応じて上記プログラムをRAM204に読み込ませる
ようにしても差し支えない。
【0019】図4は、本発明において、カラー画像品質
の評価に明度、彩度、色相角の3成分を用いる理由を示
す概念図である。人間の視覚システムにおける知覚モデ
ルとして、眼の光学系、網膜(錐体)系、視神経系の各
レベルに分けられることが知られている。この知覚モデ
ルにおいては、画像はまず、眼の光学系を介して網膜上
の3種類の錐体LMSで受光される。次に、視神経にお
いて、反対色(white-black, red-green, yellow-blu
e)に変換され、各々の空間周波数特性によるフィルタ
が掛けられる。そして、最終的には明度、彩度、色相と
して認識されるシステムが仮定されている。従って、こ
の色知覚モデルにマッチした定量化を目的として、カラ
ー画像のノイズに寄与する因子を明度、彩度、色相角の
3成分とした。
の評価に明度、彩度、色相角の3成分を用いる理由を示
す概念図である。人間の視覚システムにおける知覚モデ
ルとして、眼の光学系、網膜(錐体)系、視神経系の各
レベルに分けられることが知られている。この知覚モデ
ルにおいては、画像はまず、眼の光学系を介して網膜上
の3種類の錐体LMSで受光される。次に、視神経にお
いて、反対色(white-black, red-green, yellow-blu
e)に変換され、各々の空間周波数特性によるフィルタ
が掛けられる。そして、最終的には明度、彩度、色相と
して認識されるシステムが仮定されている。従って、こ
の色知覚モデルにマッチした定量化を目的として、カラ
ー画像のノイズに寄与する因子を明度、彩度、色相角の
3成分とした。
【0020】次に、変換手段13では、読み取ったRG
Bデータは行列演算等によってXYZデータに変換され
る。ここで用いる行列Aは、画像情報入力手段11に特
有なもので、例えば、入力用標準ターゲット(ISO1
2641準拠)の読み取り特性から最小二乗法などの手
法を用いて求められる。
Bデータは行列演算等によってXYZデータに変換され
る。ここで用いる行列Aは、画像情報入力手段11に特
有なもので、例えば、入力用標準ターゲット(ISO1
2641準拠)の読み取り特性から最小二乗法などの手
法を用いて求められる。
【0021】
【数1】
【0022】変換されたXYZデータは、さらに次式を
用いてCIE1976のL*a*b*データに変換され
る。 L*=116(Y/Y0)1/3−16 a*=500{(X/X0)1/3−(Y/Y0)1/3} b*=200{(Y/Y0)1/3−(Z/Z0)1/3} (但し、X/X0,Y/Y0,Z/Z0>0.00885
6の場合) ここで、X0、Y0、Z0は完全拡散反射面におけるXY
Z系における三刺激値である。X/X0,Y/Y0,Z/
Z0<0.008856の場合については特に省略す
る。
用いてCIE1976のL*a*b*データに変換され
る。 L*=116(Y/Y0)1/3−16 a*=500{(X/X0)1/3−(Y/Y0)1/3} b*=200{(Y/Y0)1/3−(Z/Z0)1/3} (但し、X/X0,Y/Y0,Z/Z0>0.00885
6の場合) ここで、X0、Y0、Z0は完全拡散反射面におけるXY
Z系における三刺激値である。X/X0,Y/Y0,Z/
Z0<0.008856の場合については特に省略す
る。
【0023】図5は、空間周波数補正手段15、及びフ
ィルタリング処理手段17によるL*a*b*の各データ
に対する空間周波数特性を示す。L*データに対しては
スペクトル演算手段14で空間周波数成分に変換される
ので、図5に示された空間周波数特性の関数(VTF:
u[cycles/mm])が掛けられる。 VTF=5.05exp(−0.138u){1−ex
p(−0.1u)} 例えば、読み取った画像データが2次元の場合、原点を
中心としてドーナツ状の関数を掛ければよい。また、a
*b*の各データは、フィルタリング処理手段17で平滑
化フィルタが掛けられた結果を示している。平滑化フィ
ルタのサイズは、画像情報入力手段11の読み取り解像
度に依存するが、解像度600dpiの場合、a*デー
タに対しては7×7、b*データに対しては13×13
程度が適当であった。
ィルタリング処理手段17によるL*a*b*の各データ
に対する空間周波数特性を示す。L*データに対しては
スペクトル演算手段14で空間周波数成分に変換される
ので、図5に示された空間周波数特性の関数(VTF:
u[cycles/mm])が掛けられる。 VTF=5.05exp(−0.138u){1−ex
p(−0.1u)} 例えば、読み取った画像データが2次元の場合、原点を
中心としてドーナツ状の関数を掛ければよい。また、a
*b*の各データは、フィルタリング処理手段17で平滑
化フィルタが掛けられた結果を示している。平滑化フィ
ルタのサイズは、画像情報入力手段11の読み取り解像
度に依存するが、解像度600dpiの場合、a*デー
タに対しては7×7、b*データに対しては13×13
程度が適当であった。
【0024】平滑化処理後のa*b*の各データは、次式
を用いてさらに彩度(C*)、及び色相角(H゜)の各
データに変換される。 C=(a*2+b*2)1/2 H=(180/π)tan-1(b*/a*) (但し、a*=0の場合、b*>0でH=90、b*<0
でH=270とする) 明度評価量算出手段16では、次式で示すようにスペク
トル演算手段14の出力であるウィナースペクトルWS
の平方根に、空間周波数補正手段15の空間周波数特性
VTFを掛け合わせた値を積算することで得られる。 明度評価値={(WS)1/2VTF} 図6は、色彩評価量算出手段18における色彩評価量
(ACN)の概念図を示す。フィルタリング処理手段1
7で平滑化されたa*、b*の各データから、さらに変換
されたC*、H゜に対して、各データの平均値Cavg,H
avg、標準偏差Cstd,Hstdを計算する。そして、a*b
*色度平面上で、極座標表示で(Cavg,Havg)となる
点を基準として、それぞれの標準偏差の±3倍の範囲が
色成分の変動範囲と考えることができる。なぜならば、
平滑化処理後のa*b*の各データの分布はほぼガウス分
布になることが確認でき、C*、H゜の各データの分布
もガウス分布になるためである。従って、各標準偏差の
±3倍の範囲内にほとんどの色彩成分が分布し、図示し
た面積が色彩成分の変動分と比例する。
を用いてさらに彩度(C*)、及び色相角(H゜)の各
データに変換される。 C=(a*2+b*2)1/2 H=(180/π)tan-1(b*/a*) (但し、a*=0の場合、b*>0でH=90、b*<0
でH=270とする) 明度評価量算出手段16では、次式で示すようにスペク
トル演算手段14の出力であるウィナースペクトルWS
の平方根に、空間周波数補正手段15の空間周波数特性
VTFを掛け合わせた値を積算することで得られる。 明度評価値={(WS)1/2VTF} 図6は、色彩評価量算出手段18における色彩評価量
(ACN)の概念図を示す。フィルタリング処理手段1
7で平滑化されたa*、b*の各データから、さらに変換
されたC*、H゜に対して、各データの平均値Cavg,H
avg、標準偏差Cstd,Hstdを計算する。そして、a*b
*色度平面上で、極座標表示で(Cavg,Havg)となる
点を基準として、それぞれの標準偏差の±3倍の範囲が
色成分の変動範囲と考えることができる。なぜならば、
平滑化処理後のa*b*の各データの分布はほぼガウス分
布になることが確認でき、C*、H゜の各データの分布
もガウス分布になるためである。従って、各標準偏差の
±3倍の範囲内にほとんどの色彩成分が分布し、図示し
た面積が色彩成分の変動分と比例する。
【0025】図7、図8は、感度補正手段19の明度軸
に対する感度補正方法を示す。図7は、明度評価量の明
度軸に対する感度補正方法で、図8は、色彩評価量(A
CN)の明度軸に対する感度補正方法である。
に対する感度補正方法を示す。図7は、明度評価量の明
度軸に対する感度補正方法で、図8は、色彩評価量(A
CN)の明度軸に対する感度補正方法である。
【0026】図7は、本発明者が、過去に学会発表した
感度補正方法(坂谷,廣田,伊藤:"デジタルハーフト
ーン画像における粒状性評価方法",Japan Hardcopy '9
6論文集,pp.185-188(1996))を明度に置き換えたもの説
明するグラフである。デジタル画像などの周期構造もノ
イズの一種であると仮定しデジタルパターンにも適用可
能で、縦軸が明度評価量で、横軸は画像の平均明度を表
し、平均明度にして約70ぐらいのところでピークを有
し、同じVの字のライン上の明度評価量は等しい明度ノ
イズ値(LN)に補正される。他のエリアについても、
これらの二つの直線と横軸との接点を通る直線を考え、
同ピークで交わる二つの直線を考えればよい。この明度
補正によって、主観的に知覚される濃淡成分のノイズ量
と良く一致させることができる。
感度補正方法(坂谷,廣田,伊藤:"デジタルハーフト
ーン画像における粒状性評価方法",Japan Hardcopy '9
6論文集,pp.185-188(1996))を明度に置き換えたもの説
明するグラフである。デジタル画像などの周期構造もノ
イズの一種であると仮定しデジタルパターンにも適用可
能で、縦軸が明度評価量で、横軸は画像の平均明度を表
し、平均明度にして約70ぐらいのところでピークを有
し、同じVの字のライン上の明度評価量は等しい明度ノ
イズ値(LN)に補正される。他のエリアについても、
これらの二つの直線と横軸との接点を通る直線を考え、
同ピークで交わる二つの直線を考えればよい。この明度
補正によって、主観的に知覚される濃淡成分のノイズ量
と良く一致させることができる。
【0027】図8は、縦軸が色彩評価量(ACN)で、
横軸は画像の平均明度を示す。本実施例に用いた画像情
報入力手段11の読み取り範囲の下限値8.42、上限
値97.36の二つの値を用いて、次式で表される上に
凸な2次関数を考え、同じ曲線上の値は等しい色彩ノイ
ズ値(CN)に補正されるため、主観的に知覚される色
彩成分のノイズと良く一致する。 CNACN/{(Lavg8.42)(97.36
Lavg)} 画像評価値算出手段20では、感度補正手段19の出力
である明度ノイズ値(LN)、及び色彩ノイズ値(C
N)から総合ノイズ値(ON)を計算する。
横軸は画像の平均明度を示す。本実施例に用いた画像情
報入力手段11の読み取り範囲の下限値8.42、上限
値97.36の二つの値を用いて、次式で表される上に
凸な2次関数を考え、同じ曲線上の値は等しい色彩ノイ
ズ値(CN)に補正されるため、主観的に知覚される色
彩成分のノイズと良く一致する。 CNACN/{(Lavg8.42)(97.36
Lavg)} 画像評価値算出手段20では、感度補正手段19の出力
である明度ノイズ値(LN)、及び色彩ノイズ値(C
N)から総合ノイズ値(ON)を計算する。
【0028】図9は、明度ノイズ値(LN)、及び色彩
ノイズ値(CN)の実際の測定例を示している。これら
二つの値はほぼ原点から放射状に分布していることがわ
かり、次式で示されるような、各々適当な係数α、βに
よる重み付けを行った後、2乗平均をとることで主観的
に知覚される総合的な画像ノイズと良く一致させること
ができる。 ON={(LN)2(CN)2}1/2
ノイズ値(CN)の実際の測定例を示している。これら
二つの値はほぼ原点から放射状に分布していることがわ
かり、次式で示されるような、各々適当な係数α、βに
よる重み付けを行った後、2乗平均をとることで主観的
に知覚される総合的な画像ノイズと良く一致させること
ができる。 ON={(LN)2(CN)2}1/2
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、被評価画像の情報を各
色度を表す情報に変換し、その変換後の色度情報に人間
の視覚系の空間周波数特性に対応するようなフィルタリ
ング処理を施した後、さらにその彩度及び色相を表す色
彩情報に変換した後、その各平均値、及び各標準偏差の
値を算出し、それらの値から色度平面上における色彩情
報の分布面積を計算することにより色彩成分の画像評価
量を算出するため、色彩成分に対しては直交変換による
複雑な演算を行う必要がなく、少ない記憶容量で、主観
的に知覚される色彩成分のノイズ量を定量化することが
できる。
色度を表す情報に変換し、その変換後の色度情報に人間
の視覚系の空間周波数特性に対応するようなフィルタリ
ング処理を施した後、さらにその彩度及び色相を表す色
彩情報に変換した後、その各平均値、及び各標準偏差の
値を算出し、それらの値から色度平面上における色彩情
報の分布面積を計算することにより色彩成分の画像評価
量を算出するため、色彩成分に対しては直交変換による
複雑な演算を行う必要がなく、少ない記憶容量で、主観
的に知覚される色彩成分のノイズ量を定量化することが
できる。
【0030】また、本発明の画像評価装置によれば、カ
ラー画像入力装置で読み取ったカラー画像情報から、明
度に関する情報、及び色度に関する情報に変換し、明度
の情報に対しては直交変換を施し空間周波数成分に変換
して人間の視覚系の空間周波数特性を掛け合わせて各成
分を積分し、その平均明度に対する補正を行った値を明
度成分の画像評価値とし、各色度の情報に対しては、各
色度軸に対して人間の視覚系の空間周波数特性に対応す
るような、それぞれ異なる窓サイズのフィルタリング処
理を行い、処理後の各色度データから彩度、及び色相角
に関する色彩情報に変換し、各平均値、及び各標準偏差
の値から色彩成分の画像評価量を求め、さらにその平均
明度に対する補正を行った値を色彩成分の画像評価値と
するため、これらの明度成分の画像評価値、及び色彩成
分の画像評価値から計算される総合的な画像評価値は主
観的に知覚される総合的な画像ノイズ量をよく表現する
ことができる。
ラー画像入力装置で読み取ったカラー画像情報から、明
度に関する情報、及び色度に関する情報に変換し、明度
の情報に対しては直交変換を施し空間周波数成分に変換
して人間の視覚系の空間周波数特性を掛け合わせて各成
分を積分し、その平均明度に対する補正を行った値を明
度成分の画像評価値とし、各色度の情報に対しては、各
色度軸に対して人間の視覚系の空間周波数特性に対応す
るような、それぞれ異なる窓サイズのフィルタリング処
理を行い、処理後の各色度データから彩度、及び色相角
に関する色彩情報に変換し、各平均値、及び各標準偏差
の値から色彩成分の画像評価量を求め、さらにその平均
明度に対する補正を行った値を色彩成分の画像評価値と
するため、これらの明度成分の画像評価値、及び色彩成
分の画像評価値から計算される総合的な画像評価値は主
観的に知覚される総合的な画像ノイズ量をよく表現する
ことができる。
【図1】本発明において、主要なハードウエア構成を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】本発明において、主要な構成を示す概略ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】本発明において、主要な動作を示す概略ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】本発明において、カラー画像品質の評価に明
度、彩度、色相角を用いる説明図である。
度、彩度、色相角を用いる説明図である。
【図5】本発明において、明度、及び色度に対して施さ
れる空間周波数特性を示すグラフである。
れる空間周波数特性を示すグラフである。
【図6】本発明において、色彩評価量ACNを算出する
ための説明図である。
ための説明図である。
【図7】本発明において、明度評価量の平均明度依存を
補正する感度補正方法を説明するグラフである。
補正する感度補正方法を説明するグラフである。
【図8】本発明において、色彩評価量の平均明度依存を
補正する感度補正方法を説明するグラフである。
補正する感度補正方法を説明するグラフである。
【図9】本発明において、実際の明度ノイズ値LN、色
彩ノイズ値CNの測定結果を示すグラフである。
彩ノイズ値CNの測定結果を示すグラフである。
1 … 制御装置 2 … CRT(陰極線管) 5 … フロッピーディスクドライブ 6 … ハードディスク装置 8 … スキャナ 9 … CD−ROMドライブ 11… 画像情報入力手段 12… 画像情報記憶手段 13… 変換手段 14… スペクトル演算手段 15… 空間周波数補正手段 16… 明度評価量算出手段 17… フィルタリング処理手段 18… 色彩評価量算出手段 19… 感度補正手段 20… 画像評価値算出手段
Claims (12)
- 【請求項1】 被評価画像の情報を色度を表す情報に変
換し、その変換後の情報に人間の視覚系の空間周波数特
性に対応するようなフィルタリング処理を施した後、さ
らにその彩度、及び色相を表す色彩情報に変換した後、
その各平均値、及び各標準偏差の値を算出し、それらの
値から色度平面上における色彩情報の分布面積を計算す
ることにより色彩成分の画像評価値を算出することを特
徴とする画像評価方法。 - 【請求項2】 被評価画像を、カラー画像情報として入
力する画像情報入力手段と、 前記画像情報入力手段により入力されたカラー画像情報
を明度、及び色度の情報からなる画像情報に変換し、さ
らに、前記色度を表わす画像情報を彩度及び色相を表す
色彩情報に変換する変換手段と、 前記明度を表わす画像情報の空間周波数成分を示す情報
を生成する空間周波数作成手段と、 前記空間周波数作成手段の出力を積分することにより、
明度の情報の画像評価量を算出する明度評価量算出手段
と、 前記色彩情報の各平均値、及び各標準偏差を算出し、そ
れらの値から色度平面上における色彩情報の分布面積を
計算することにより画像評価量を算出する色彩評価量算
出手段と、 前記明度評価量算出手段と前記色彩評価量算出手段の各
出力に基づいて総合的な画像評価値を算出する画像評価
値算出手段と、を有することを特徴とする画像評価装
置。 - 【請求項3】 前記色彩評価量算出手段における色彩情
報の分布面積は、色度平面上でその動径、及び角度が色
彩情報の彩度、及び色相角の平均値である点を基準とし
て、それぞれの標準偏差の±実数倍の範囲の面積で定義
されることを特徴とする請求項2記載の画像評価装置。 - 【請求項4】 前記空間周波数作成手段の出力に対し、
明度の情報に対する人間の視覚系の空間周波数特性を掛
け合わせて明度の情報の空間周波数特性を補正する空間
周波数補正手段と、 前記各色度を表わす画像情報に対し、人間の視覚系の空
間周波数特性にそれぞれ対応するようなフィルタリング
処理を行い、各色度の情報の空間周波数特性を補正する
フィルタリング処理手段と、 前記明度評価量と前記色彩評価量のそれぞれの平均明度
に対する人間の視覚系の感度特性を補正する感度補正手
段と、をさらに有することを特徴とする請求項2に記載
の画像評価装置。 - 【請求項5】 前記感度補正手段における前記色彩評価
量算出手段の出力に対する感度補正は、横軸に被評価画
像の平均明度をとった場合、前記画像情報入力手段の明
度の情報の読み取り範囲の値から計算される上に凸な関
数を用いることを特徴とする請求項4記載の画像評価装
置。 - 【請求項6】 前記画像評価値算出手段は、前記感度補
正手段の各出力にそれぞれ適当な重みを付けた後の各値
の2乗平均で定義されることを特徴とする請求項4記載
の画像評価装置。 - 【請求項7】 感度補正手段の各出力にそれぞれ適当な
重みをつけた演算処理を施すことを特徴とする請求項4
記載の画像評価装置。 - 【請求項8】 被評価画像を、カラー画像情報として入
力する入力ステップと、 前記入力されたカラー画像情報を明度、及び色度の情報
からなる画像情報に変換し、前記色度を表わす画像情報
を彩度、及び色相を表わす色彩情報に変換する画像情報
変換ステップと、 前記明度を表わす画像情報の空間周波数成分を積分する
ことにより、画像評価量を算出する明度評価量算出ステ
ップと、 前記色彩情報の各平均値、及び各標準偏差から色度平面
上における色彩情報の分布面積を計算することにより画
像評価量を算出する色彩評価量算出ステップと、 前記明度評価量と前記色彩評価量に基づいて総合的な画
像評価値を算出する画像評価値算出ステップと、からな
る画像評価方法。 - 【請求項9】 前記色彩評価量算出ステップにおける色
彩情報の分布面積は、色度平面上でその動径、及び角度
が色彩情報の彩度、及び色相角の平均値である点を基準
として、それぞれの標準偏差の±実数倍の範囲の面積で
定義される請求項8記載の画像評価方法。 - 【請求項10】 前記明度を表わす画像情報の空間周波
数成分に対し、明度に対する人間の視覚系の空間周波数
特性を掛け合わせて前記明度を表わす画像情報の空間周
波数特性を補正する空間周波数補正ステップと、 前記各色度を表わす画像情報に対し、色度に対する人間
の視覚系の空間周波数特性にそれぞれ対応するようなフ
ィルタリング処理を行い、各色度を表わす画像情報の空
間周波数特性を補正するフィルタリング処理ステップ
と、 前記明度評価量と前記色彩評価量のそれぞれの平均明度
に対する人間の視覚系の感度特性を補正する感度補正ス
テップと、からなるステップをさらに有する請求項8に
記載の画像評価方法。 - 【請求項11】 前記感度補正ステップにおける前記色
彩評価量に対する感度補正は、横軸に被評価画像の平均
明度をとった場合、前記入力ステップにおける明度の情
報の読み取り範囲の値から計算される上に凸な関数を用
いることを特徴とする請求項10記載の画像評価装置。 - 【請求項12】 被評価画像を、カラー画像情報として
入力する入力ステップと、 前記入力されたカラー画像情報を明度、及び色度の情報
からなる画像情報に変換し、前記色度を表わす画像情報
を彩度、及び色相を表わす色彩情報に変換する画像情報
変換ステップと、 前記明度を表わす画像情報の空間周波数成分を積分する
ことにより、画像評価量を算出する明度評価量算出ステ
ップと、 前記色彩情報の各平均値、及び各標準偏差から色度平面
上における色彩情報の分布面積を計算することにより画
像評価量を算出する色彩評価量算出ステップと、 前記明度評価量と前記色彩評価量に基づいて総合的な画
像評価値を算出する画像評価値算出ステップと、からな
る画像評価プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10002105A JPH11205616A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 画像評価方法、及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10002105A JPH11205616A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 画像評価方法、及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11205616A true JPH11205616A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11520077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10002105A Pending JPH11205616A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 画像評価方法、及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11205616A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002245446A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Nec Corp | カラー画像処理装置及びその方法 |
| JP2008199136A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Sharp Corp | 類似映像検索装置及び類似映像検索方法 |
| KR100944125B1 (ko) | 2008-11-03 | 2010-02-24 | 한국전자통신연구원 | 동영상 품질 평가 장치 및 그 방법 |
| CN105791817A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-07-20 | 北京牡丹视源电子有限责任公司 | 一种测评视频图像色彩还原度的方法及系统 |
| CN120975853A (zh) * | 2025-10-20 | 2025-11-18 | 江苏壹墨品牌发展有限公司 | 广告标识图案生成方法、装置、电子设备及存储介质 |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP10002105A patent/JPH11205616A/ja active Pending
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